JP6450276B2 - 集約経路計算システムおよび集約経路計算方法 - Google Patents
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Description
図9は、比較例のIPネットワーク7の構成図である。
IPネットワーク7は、ルータ9dと、このルータ9dにスター接続されたエッジルータ9a,9b,9cとを含んで構成される。このIPネットワーク7では、経路数を削減するために、複数の経路を1つの経路に置きかえる経路集約が行われる。比較例では、効率的に集約できるように経路が設計され、予めエッジルータ61a〜61cに経路集約する設定がされている。
エッジルータ9aは、内部ネットワーク6aのエッジルータ61aに接続され、このエッジルータ61aは、10.1.1.0/24から10.1.100.0/24までの経路を管理している。エッジルータ9aは、これら内部ネットワーク6aの各経路の集約経路である10.1.0.0/16が設定されており、この集約経路を広告する。
同様にエッジルータ9bは、内部ネットワーク6bのエッジルータ61bに接続され、このエッジルータ61bは、10.2.1.0/24から10.2.100.0/24までの経路を管理している。エッジルータ9bは、これら内部ネットワーク6bの各経路の集約経路である10.2.0.0/16が設定されており、この集約経路を広告する。
更にエッジルータ9cは、内部ネットワーク6cのエッジルータ61cに接続され、このエッジルータ61cは、10.3.1.0/24から10.3.100.0/24までの経路を管理している。エッジルータ9cは、これら内部ネットワーク6cの各経路の集約経路である10.3.0.0/16が設定されており、この集約経路を広告する。
比較例のIPネットワーク7は、ルータ9dと、このルータ9dにスター接続されたエッジルータ9a,9b,9cとを含んで構成される。
エッジルータ9aは、外部の拠点群81に接続され、この拠点群81は、10.1.1.0/24から10.1.100.0/24までの経路を含んでいる。外部から広告される経路は予め把握することができないので、これらの外部の経路を集約することができない。エッジルータ9aは、拠点群81の各経路を広告する。
各エッジルータ9a,9b,9cは、10.1.1.0/24から10.1.100.0/24までの経路、10.2.1.0/24から10.2.100.0/24までの経路、10.3.1.0/24から10.2.100.0/24までの経路をそれぞれの経路エントリテーブルに格納するので、この経路テーブルエントリが溢れて通信不能となるおそれがある。
図1は、本実施形態における集約経路計算システム1の一例の構成図である。
集約経路計算システム1は、ルータ9dと、このルータ9dにスター接続されたエッジルータ9a,9b,9cと、これらの通信ノードを制御するコントローラ2を含んで構成され、自身のネットワークの外部の経路の集約を行う。ルータ9dと、このルータ9dにスター接続されたエッジルータ9a,9b,9cとは、IPネットワーク7を構成する。
エッジルータ9aは、外部の拠点8a,8b,8cに接続される。拠点8aは10.1.1.0/24の経路を有し、拠点8bは10.1.7.0/24の経路を有し、拠点8cは、10.1.100.0/24の経路を有する。このエッジルータ9aは、集約計算においてノード#1として処理される。
エッジルータ9cは、外部の拠点8f,8gに接続される。拠点8fは10.3.1.0/24の経路を有し、拠点8gは10.3.1.0/24の経路を有する。このエッジルータ9cは、集約計算においてノード#3として処理される。
経路収集部21が通信ノードからの通知を受信する形態としては、コントローラ2と通信ノード間でBGP(Border Gateway Protocol:RFC4271)やBMP(BGP Monitoring Protocol:draft-ietf-grow-bmp-08)といったプロトコルによって実現できる。また、コントローラ2が定期的に情報を取得する形態は、SNMP(Simple Network Management Protocol)によって実現できる。
集約経路設定部23は、集約計算部22で作成した集約経路テーブル24により、経路を通信ノードに通知する。経路通知方法は、通信ノードへ集約経路を広告させる設定を実施する方法と、集約経路の広告先通信ノードへ経路情報を直接通知する方法のうちいずれでもよく、限定されない。
通信ノードへ集約経路を広告させる設定は、netconf(RFC6241等)を始めとする通信ノードの設定を変更するプロトコルで実現可能である。また、集約経路の広告先通信ノードへの経路情報の直接通知は、BGPのプロトコルで実現可能である。
GP欄には、広告されたノードの組み合わせ単位でグルーピングされたグループ番号が格納される。
ノード欄には、各エッジルータ9a〜9cを示すノード番号が格納される。
詳細経路アドレス欄には各ノードが収集する経路のアドレスが格納され、詳細経路サブネットマスク欄には、各ノードが収集する経路のアドレスサブネットマスクが格納される。
経路収集部21が各エッジルータ9a〜9cから詳細経路を収集したのち、集約計算部22が図3の処理を開始する。
集約計算部22は最初、広告されたノードの組み合わせ単位でグルーピングする(ステップS10)。例えばノード#1,#2に同一経路が広告された場合は、これら経路を同一グループとする。次いで集約計算部22は、一次集約経路計算により他グループの詳細経路を含まない集約経路を作成し(ステップS11)、二次集約経路計算により他グループの詳細経路が含まれる集約経路を作成する(ステップS12)。二次集約経路が他グループの詳細経路を含んでいる場合でも、通信パケットは、ロンゲストマッチによって適切な宛先に転送される。
各ステップS10〜S12の詳細を以下図4、図5、図8で説明する。
集約計算部22は、所定のルールに従って、収容する通信ノードの組み合わせで詳細経路をグルーピングし、集約経路テーブル24(図1参照)に出力する(ステップS20)。ここで集約計算部22は、各グループをノード数が少ない順に並べるルールと、ノード数が同数の場合には、より若いノード番号を持つものから順番に並べるルールに従ってグルーピングする。
集約計算部22は更に、各グループの詳細経路をアドレスの昇順にソートし(ステップS21)、図4のグルーピング処理を終了する。ここで集約計算部22は、アドレスの数字が小さいものから大きいものまで順番に並べ、アドレスが同一の場合は、サブネットマスクの数字が大きいものから小さいものまで順番に並べる。
集約計算部22は、この一次集約経路計算により、集約経路テーブル24(図1参照)に一次集約経路(図2参照)を出力する。
集約計算部22は、グループgのi番目の詳細経路をX_g_iとしたのち、各変数g,s,tに、g=1,s=1,t=2を設定する(ステップS30)。ここで変数gはグループを示すインデックスである。変数s,tは、各詳細経路を示すインデックスである。
集約計算部22は、詳細経路X_g_s,X_g_tのアドレスの排他的論理和を算出してT_stに代入し(ステップS50)、T_stのビットを反転する(ステップS51)。具体的にいうと、詳細経路が10.1.1.0/24と10.1.7.0/24のとき、T_stは255.255.249.255となる。
具体的にいうと、ステップS54にてT_stが255.255.249.255のとき、ステップS57にてT_stは255.255.248.0となり、Y_stは10.1.0.0となる。
ステップS59にて、集約計算部22は、集約サブネットマスクをT_st、集約アドレスY_stとして出力し、図6の処理を終了する。
ここでは、交差判定元経路のアドレスをXとし、サブネットマスクをT_xとする。その他経路のアドレスをG_iとし、サブネットマスクをT_g_iとする。ここで変数iは、その他経路のうち1つを示すインデックスであり、変数gはグループのインデックスである。
最初、集約計算部22は、変数iを1に初期化する(ステップS70)。
集約計算部22は、二次集約経路計算により集約経路テーブル24(図3参照)に二次集約経路を出力する。ここではグループgのi番目の一次集約経路をX1_g_i、二次集約経路をX2_iとする。
未処理グループが有れば、集約計算部22は、二次集約を作成していないグループの中で一次集約経路が最も多いグループgを選択し(ステップS81)、グループの一次集約経路が同数の場合は、若番のグループを選択する。具体的にいうと、図2に示す各詳細経路では、グループ3が最初に選択される。
これら一連の処理により、集約計算部22は、二次集約経路を導出することができる。なお、本実施形態の集約経路設定部23は、各通信ノードに二次集約経路を広告させる設定を実施するが、集約経路の広告先通信ノードに経路情報を通知してもよく、限定されない。
本実施の形態に係る集約経路計算システムは、前記したような処理を実行させるプログラムによって実現することができ、そのプログラムをコンピュータによる読み取り可能な記録媒体(CD−ROM等)に記憶して提供することが可能である。また、そのプログラムを、インターネット等のネットワークを通して提供することも可能である。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能であり、例えば、次の(a)〜(c)のようなものがある。
(b) 集約経路計算システム1は、任意のタイミングで集約処理を実行してよい。例えば集約経路計算システム1は、定期的に集約処理を実行してもよく、外部から新たな経路情報を取得する度に集約処理を実行してもよく、限定されない。
(c) 二次集約処理における最初の処理グループは、一次集約経路が最多のグループに限定されない。
2 コントローラ
21 経路収集部
22 集約計算部
23 集約経路設定部
24 集約経路テーブル
8a〜8g 拠点
6a〜6c 内部ネットワーク
61a〜61c エッジルータ
7 IPネットワーク
81〜83 拠点群
9a〜9c エッジルータ (エッジ装置)
9d ルータ
Claims (8)
- 外部と接続する各エッジ装置と、
各前記エッジ装置で受信した経路を集約するコントローラとを含んで構成される集約経路計算システムであって、
前記コントローラは、
各前記エッジ装置から経路を収集する経路収集部と、
前記エッジ装置ごとに、前記経路収集部が収集した経路をアドレスの昇順にソートし、ソートした第1番目から順番に経路を集約し、第1番目から第i番目までの経路の集約が他のエッジ装置から収集した経路と交差した場合、第1番目から第(i−1)番目までの経路を集約して集約経路を算出する集約計算部と、
前記集約計算部が計算した集約経路がネットワークに広告されるように各前記エッジ装置を設定する集約経路設定部と、
を備えることを特徴とする集約経路計算システム。 - 外部と接続する各エッジ装置と、
各前記エッジ装置で受信した経路を集約するコントローラとを含んで構成される集約経路計算システムであって、
前記コントローラは、
各前記エッジ装置から経路を収集する経路収集部と、
前記エッジ装置ごとに、前記経路収集部が収集した経路をアドレスの昇順にソートし、ソートした第1番目から順番に経路を集約し、第1番目から第i番目までの経路の集約が他のエッジ装置から収集した経路と交差した場合、第1番目から第(i−1)番目までの経路を集約して集約経路を算出する集約計算部と、
前記集約計算部が計算した集約経路をネットワークに広告する集約経路設定部と、
を備えることを特徴とする集約経路計算システム。 - 前記集約計算部は、前記エッジ装置ごとに、前記経路収集部が収集した経路を全て集約しても、他のエッジ装置から収集した経路と交差しなかった場合、全ての経路を集約した集約経路を算出する、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の集約経路計算システム。 - 前記集約計算部は、各前記エッジ装置が収集した経路から集約経路を計算したのち、最も多くの集約経路を有する一のエッジ装置につき、当該一のエッジ装置が有する集約経路を更に集約した二次集約経路を計算する、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の集約経路計算システム。 - 前記集約計算部は、前記一のエッジ装置以外の他のエッジ装置につき、当該他のエッジ装置が有する集約経路から、既に作成した二次集約経路の生成に使用した集約経路と互いに交差しないように集約した二次集約経路を計算する、
ことを特徴とする請求項4に記載の集約経路計算システム。 - 前記集約計算部は、複数の経路のアドレスのビットパターンに共通する上位部分が1、共通しない下位部分が0のサブネットマスク、および、当該サブネットマスクと経路との論理積であるアドレスを計算して集約経路とする、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の集約経路計算システム。 - 外部と接続する各エッジ装置で受信した経路を集約するコントローラが実行する集約経路計算方法であって、
前記コントローラは、
各前記エッジ装置から経路を収集するステップと、
前記エッジ装置ごとに、収集した経路をアドレスの昇順にソートするステップと、
ソートした第1番目から順番に経路を集約するステップと、
第1番目から第i番目までの経路の集約が他のエッジ装置から収集した経路と交差した場合、第1番目から第(i−1)番目までの経路を集約して集約経路を計算するステップと、
計算した集約経路が広告されるように各前記エッジ装置を設定するステップと、
を実行することを特徴とする集約経路計算方法。 - 外部と接続する各エッジ装置で受信した経路を集約するコントローラが実行する集約経路計算方法であって、
前記コントローラは、
各前記エッジ装置から経路を収集するステップと、
前記エッジ装置ごとに、収集した経路をアドレスの昇順にソートするステップと、
ソートした第1番目から順番に経路を集約するステップと、
第1番目から第i番目までの経路の集約が他のエッジ装置から収集した経路と交差した場合、第1番目から第(i−1)番目までの経路を集約して集約経路を計算するステップと、
計算した集約経路をネットワークに広告するステップと、
を実行することを特徴とする集約経路計算方法。
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| JP2015149095A JP6450276B2 (ja) | 2015-07-29 | 2015-07-29 | 集約経路計算システムおよび集約経路計算方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2015149095A JP6450276B2 (ja) | 2015-07-29 | 2015-07-29 | 集約経路計算システムおよび集約経路計算方法 |
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| JP2015149095A Active JP6450276B2 (ja) | 2015-07-29 | 2015-07-29 | 集約経路計算システムおよび集約経路計算方法 |
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