以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。また、同一構成部材については同一の符号を用い、詳細な説明は適宜省略する。
本実施形態に係る洗車機WAは、図2の概略正面図および図3の概略側面図に示すように、左右の対向する2つのスタンド部90の上端を連結する天井部91を有して門型に形成される洗車機本体(本体部)1を備える。被洗浄車両CAが洗車機本体1に進入する進入経路上にはリモートパネル7Aが配される。被洗浄車両CAはリモートパネル7Aの面前で停車し、リモートパネル7Aの操作によって洗車の受け付け等を行う。
洗車機本体1の底面には、地面に設けられた左右一対のレール2上に配される車輪3が設けられる。これにより、洗車機本体1はレール2上を走行して被洗浄車両CAに対して前後に相対移動するように立設される。
洗車機本体1には被洗浄車両CAをブラッシングする複数の回転するブラシを設けている。ブラシはトップブラシ4、サイドブラシ5及びロッカーブラシ6から成っている。トップブラシ4は被洗浄車両CAの上面をブラッシングして洗浄し、布(織布、編布、不織布等)や樹脂繊維から成るブラシ体を放射状に固着して形成される。
サイドブラシ5は左右一対設けられ、被洗浄車両CAの両側面と後面に摺動して被洗浄車両CAを洗浄する。ロッカーブラシ6は左右一対設けられ、被洗浄車両CAのタイヤを含む側面下部を洗浄する。サイドブラシ5及びロッカーブラシ6もトップブラシ4と同様の回転軸及びブラシ体を有している。
洗車機本体1の一方の側方には洗剤やワックス等の各種液剤を貯液する複数の貯液タンク(不図示)を収納するタンク収納部17が配される。タンク収納部17の上方には市水及び各貯液タンクからの液剤を電磁弁等を介して分配する分配配管部18が設けられる。分配配管部には第1、第2浄水ノズル11、13、洗剤ノズル12、撥水コートやワックスを噴射する液剤ノズル14などが導出される。洗車機本体1の後方には洗浄液や高圧空気を供給する供給部(不図示)が設けられ、分配配管部に接続される。洗浄液は市水だけでなく、洗剤やワックス等の各種液剤と混合されてもよい。
また、洗車機本体1には被洗浄車両CAを乾燥させる送風ノズルとしてトップ送風ノズル21とサイド送風ノズル22とを設けている。洗車機本体1の手前側上部にはトップ送風ノズル21が設けられ、両側方にサイド送風ノズル22が設けられる。トップ送風ノズル21及びサイド送風ノズル22はブロワ20からの送風を被洗浄車両CAに対して吹き付けて乾燥させる。
洗車機本体1の前面上部には車両センサ8(車形検知部)が設けられている。車両センサ8は光電センサや超音波センサ等から成り、洗車機本体1に進入する被洗浄車両CAを検知し車体の幅方向突出した装備品も検知する。また、洗車機本体1の入り口部には、被洗浄車両CAの車形を検知する車形検知センサ9(車形検知部)を設けている。この車形検知センサ9は、透過式光電センサからなるエリアセンサであって、洗車機本体1の一方の側部の上下方向に投光器を併設し、これらの投光器に対向する他方の側部の上下方向に受光器を併設することで、洗浄位置に進入してくる被洗浄車両の車形を検知して、その先端部と後端部および車高や形状を検知する。この車両センサ8と車形検知センサ9とで車両の有無と車形を検知する。
洗車機本体1の一方の側方の前面には操作パネル7が配される。操作パネル7はリモートパネル7Aと同様の操作ボタンを備え、被洗浄車両CAから降車したユーザ等の操作により洗車の受け付けや洗車条件の設定を行う。
洗車条件の設定としてはシャンプー、ワックス掛け、撥水コート等を水洗いに追加するボタンが操作パネル7及びリモートパネル7Aに設けられる。また、高級なシャンプー、高級なワックス(例えば、艶出しコーティング)、高級な撥水コート、特殊なコート等を行うボタンも設けられている。さらに、フロントガード有り、フェンダーポール有り、ドアミラー有り、リヤワイパー有り、該当装備品無し等の装備品設定ボタンが設けられている。
また、図1に示すように、本実施形態に係る洗車機WAは、自走式の洗車機本体1とは別体の被洗浄車両CAを載置して前後方向に移動させる車両移動装置30を備えた構成とされる。洗車機本体1は被洗浄車両CAを跨ぐ門型とされ、車両移動装置30は門型の内部に設置される。
車両移動装置30は、例えば、被洗浄車両CAを載置する移動台車30A、30Bを有し、移動台車30A、30Bは床面に設置する床板上を滑って移動するようにしている。例えば、移動台車30A、30Bの床板に対面する下面側に、耐熱性と低摩擦特性と自己潤滑性を備えた潤滑性樹脂32やリニアガイドを介装して、床板上を滑って移動する構成としている。
図1に示すように、洗車機本体1は被洗浄車両CAの前後方向に距離L1走行可能とされる。車両移動装置30は、移動台車30A、30B上に載置した被洗浄車両CAを距離L2移動可能とされる。距離L2は距離L1よりも短くて、例えば、距離L1が5.5mで距離L2が1.5m程度である。
例えば、図1に示す矢印D2方向に被洗浄車両CAが進入してスロープ31から車両移動装置30の移動台車30A、30B上に乗って停止する。すると、待機状態にある洗車機本体1Aが矢印D1方向に移動して洗車操作を開始する。洗車機本体1は距離L1移動して移動端の洗車機本体1B位置に到達する。この際に、車両移動装置30を介して被洗浄車両CAを距離L2移動させることができる。
従って、洗車機本体1が移動する距離L1(例えば、5.5m)に、車両移動装置30を介して被洗浄車両CAを移動させる距離L2(例えば、1.5m)を加えた距離(例えば、7m)が洗車機WAの洗車領域となる。すなわち、洗車領域が7m必要な場合に実際の洗車機本体1の移動距離L1は5.5mでよいことになり、洗車機WAを設置する際に省スペース化を図ることができる。
上記したように車両移動装置30は、床板上を滑って移動する移動台車30A、30Bに被洗浄車両CAを載置するので、床面にレールを敷設して台車側に車輪やローラ等を配設する構成と比較して被洗浄車両CAの高さを低く抑えることができる。従って、洗車機本体側の設備を高くする必要がなくなって、洗車機本体1の低床化を図ることが可能になる。また、駆動モータやチェーンやプーリなどが不要になるので、設備コストを低減可能になる。従って、設備コストを低減でき、さらに、洗車機本体1の低床化を図ることが可能な洗車機WAを得ることができる。
〈第1実施形態〉
次に、車両移動装置30の第1実施形態について図4、図5を用いてさらに説明する。
車両移動装置30は、例えば図4に示すように、被洗浄斜用の車輪の一側方側の車輪が乗る左側移動台車30Aと、他の側方側の車輪が乗る右側移動台車30Bとの左右一対の台車を有する。また、それぞれに直動移動手段41(41A、41B)を配設して、左右同時に進退駆動可能とされる。この構成であれば、被洗浄車両CAの左右の車輪をそれぞれ左右の移動台車30A、30Bに載せた後、直動移動手段41(41A、41B)を介して一体に駆動して、被洗浄車両CAを洗車機本体1に対して前後に移動できる。
すなわち、移動台車30A、30Bは被洗浄車両CAの4輪が載置可能な間隔と長さを有する。例えば、小型乗用車のトレッド幅とホイールベース長さ、および、大型乗用車のトレッド幅とホイールベース長さに共に対応可能なサイズとされる。また、直動移動手段41(41A、41B)を介して移動台車30A、30B上に載置した被洗浄車両CAを1500mm移動させることができる。
床面には床板33(33A)が敷設されており、移動台車30A、30Bは、床板33Aに対面する断面コの字状の板金製の上板34の下面側に耐熱性と低摩擦特性と自己潤滑性を備えた潤滑性樹脂32を備えた構成として、直動移動手段41(41A、41B)を介して床板33上を滑って移動する。直動移動手段41(41A、41B)はそれぞれ支持部42に支持固定され、駆動端部を駆動締結部36に連結している。
すなわち、移動台車30Aは、直動移動手段41Aを介して距離L2直動移動され、移動台車30Bは、直動移動手段41Bを介して距離L2直動移動される。また、移動台車30Aは、スロープ31と上板34と連結補強板35、37と駆動締結部36とを備え、駆動締結部36にて直動移動手段41Aと連結される。移動台車30Bも同様に、スロープ31と上板34と連結補強板35、37と駆動締結部36とを備え、駆動締結部36にて直動移動手段41Bと連結される。
本実施形態においては直動移動手段41(41A、41B)としてエアシリンダーを用いている。例えば、内径80×ストローク1500mmのエアシリンダーを用いるとよい。また、エアシリンダーを図に示す姿勢で配設して、ピストン軸が短縮した状態で被洗浄車両CAを移動台車30A、30B上に載置している。
すなわち、エアシリンダーは、被洗浄車両CAの進入方向に沿って平行に配設されると共に、進入方向に沿ってシリンダー軸を伸長して被洗浄車両CAを移動させるようにしている。この構成であれば、被洗浄車両CAの進入動作に伴ってエアシリンダーに負荷が掛かっても、負荷はシリンダー軸を伸ばす方向に掛かるので、エアクッションを利用して負荷を減衰させることができる。
従って、移動台車30A、30B上に被洗浄車両CAが進入して停止する際には、ピストン軸をシリンダー本体部から押し出す力が作用するが、エア圧がクッション力として作用して被洗浄車両CAを安全に停車させる構成となる。すなわち、直動移動手段41(41A、41B)としてエアシリンダーを用いているので、被洗浄車両CAを移動台車30A、30Bに載置する際にエアクッションを利用できて、車両を安全に移動させることができる構成となる。
上記したように、エアシリンダーは、移動台車30A、30Bを移動させる駆動源であると共に、被洗浄車両CAの乗り込み時には、ブレーキ停止時の衝撃を吸収する作用を発揮する。この構成であれば、被洗浄車両CAが移動台車30A、30Bに乗り込んで停止する際に、ブレーキ停止時の衝撃を吸収することにより、被洗浄車両CAを安全に停止させることができる。
移動台車30A、30Bは床面に設置した床板33(33A)上を摺動移動する。図5に示すように、床板33(33A)は、床面に設置する底板と長手方向の両側を上方に折り曲げた側板を有する断面コの字状の板金製とされ、側板部に移動台車の移動をガイドする直動ガイド部材38を設けた構成としている。直動ガイド部材38は例えばリニアガイドから成る。この構成であれば、直動移動手段41を駆動して移動台車を前後方向に移動させる際に、直動ガイド部材38を介して被洗浄車両CAを載置した移動台車30A、30Bをガタツキなくスムーズに移動させることができる。
直動移動手段41(41A、41B)のストローク長が1500mmであるが、直動ガイド部材38の設置長さは約3000mmとしている。これは、移動台車30A、30Bが1500mm移動する際に直動ガイド部材38を介してガタツキなくガイドするためである。これにより、移動台車30A、30Bの摺動移動を安定して行うことが可能になる。
潤滑性樹脂32は摺動移動し易いように短冊状の潤滑性樹脂片32a、32b、32cを複数配設する構成でよい。また、車幅が異なり左右の車輪間寸法であるトレッド幅が異なる各種タイプの被洗浄車両CAに対応させるために、それぞれの車輪位置に応じた部位には、左右方向に複数列の潤滑性樹脂片を並設していることが好ましい。この構成であれば、車幅の異なる複数タイプの被洗浄車両CAに対して、それぞれの被洗浄車両CAの荷重をバランスよく均等に受けることができて、スムーズな摺動移動を行うことが可能になる。
床板33(33A)の上を移動台車30A、30Bが摺動移動するので、移動台車30A、30Bの移動方向の端部に、床板33(33A)に接触する清掃部材を配設していることが好ましい。この構成であれば、移動台車30A、30Bが移動する度に、潤滑性樹脂32が当接する床板上を清掃するので、移動台車30A、30Bのスムーズな摺動移動を持続できる。
例えば、図6に示すようなゴム板から成る清掃部材39を上板34に取り付けるとよい。清掃部材39は布製であってもブラシであってもよく、特には限定されない。いずれにしても、移動台車30A、30Bの往復移動の際に、床板33(33A)に当接して、床上のごみや砂などの異物を除去できる構成であればよい。例えば、上板34が図中の矢印D3方向に移動すると清掃部材39を介して床板33(33A)上の異物を除去できる。また、清掃部材39は上板34の前方側に設けるだけでもよいが、後方側に設けてもよい。すなわち、移動方向の両端部に設けることができる。
次に、図7A、図7Bを用いて潤滑性樹脂片の配置構成について説明する。図7Aは、移動台車に装着する潤滑性樹脂の第1の配置構成例を示す平面図であり、図7Bは第2の配置構成例を示す平面図である。
移動台車30A、30Bの上板34の下面側に装着する短冊状の潤滑性樹脂片の配置構成は、被洗浄車両CAを載置した状態で、移動台車30A、30Bがスムーズに摺動移動できる構成であることが好ましい。例えば、所定厚み(例えば30mm程度)の矩形状の樹脂片を移動方向に揃えて直線状に並設する構成が好ましい。また、移動方向に揃えて直線状に並設する直線片に加えて、直線的に移動する際に、移動方向に調心するように傾斜させた傾斜片を設置した構成であってもよい。
図7Aには移動方向に揃えて直線状に並設した潤滑性樹脂の第1の配置構成例である配置構成PC1を示し、図7Bに移動方向に揃えて直線状に並設する直線片に加えて、直線的に移動する際に、移動方向に調心するように傾斜させた傾斜片を設置した潤滑性樹脂の第2の配置構成例である配置構成PC2を示す。
図7Aに示すように、移動方向に揃えて直線状に並設する場合には、前輪が乗る部位の先端側には、左右3列(中央部樹脂片32a、側部樹脂片32b、32b)を設置し、後輪が乗る部位の後端側にも左右3列(中央部樹脂片32g、側部樹脂片32f、32f)を設置する。また、その間の中間部は、左右2列の長尺な直線状樹脂片でもよいが、本実施形態では、長さ方向に分断して、前方側から順に、直線状樹脂片32c、32d、32e、を設置している。
32cは、中央部樹脂片32aと側部樹脂片32bとの間に相当する部位に設置される直線状樹脂片であり、32dは、側部樹脂片32bに相当する部位に設置される直線状樹脂片であり、32eは、中央部樹脂片32gと側部樹脂片32fとの間に相当する部位に設置される直線状樹脂片である。
図7Aに示す配置構成PC1によれば、移動方向に沿って複数の直線片を直線状に並設すると共に、車輪が載置する部位の左右方向の3列配置とその後方の左右2列とが段ちになって、併せると左右方向に5列に配置された構成となる。従って、移動台車30A、30Bの上板34の全面に付加される被洗浄車両CAの荷重をバランスよく均等に受けることができて、スムーズな摺動移動を行うことが可能になる。
図7Bに示すように、移動方向に揃えて直線状に並設する樹脂片に加えて、移動方向に調心するように傾斜させた傾斜片を設置した第2の配置構成例の場合には、前輪が乗る部位の先端側には、左右両側の側部樹脂片32b、32bと中央部のハ型に設置される傾斜樹脂片32aa、32abを設置し、後輪が乗る部位の後端側にも左右両側の側部樹脂片32f、32fと中央部のハ型に設置される傾斜樹脂片32ga、32gbを設置する。また、その間の中間部は、中央部にハ型に設置される長尺な傾斜樹脂片32Ca、32eaと、左右両側の側部樹脂片32cb、32d、32eb、を設置している。
中央部の長尺な傾斜樹脂片32caと32eaとでは、その傾斜の向きを逆方向にしており、共に中央部が開いて、端部側に向かうにつれて閉じるハ型としている。これにより、前進・後進の移動の際の調心効果を得ると共に、車輪載置部領域の潤滑性樹脂32の高密度化を図ることが可能になる。
従って、図7Bに示す配置構成PC2によれば、車輪載置部領域の重量負担力が高くなって項重量の被洗浄車両CAに対して有効になり、大型車であっても確実に載置して前後に摺動移動させることが可能になる。
上記の配置構成PC1と配置構成PC2は車両移動装置30の移動台車30A、30Bにそれぞれ採用できる。すなわち、左右両方に配置構成PC1の潤滑性樹脂32を設けた構成でもよく、左右の片方に配置構成PC1の潤滑性樹脂32を設け、他方に配置構成PC2の潤滑性樹脂32を設けた構成でもよい。また、左右両方に配置構成PC2の潤滑性樹脂32を設けた構成であってもよい。
次に、図8を用いて移動台車30A、30Bの上に被洗浄車両CAが載置した際の、前輪および後輪の載置部位と潤滑性樹脂32を構成する各潤滑性樹脂片の配設部位について説明する。また、移動台車30A側に配置構成PC2タイプを採用し、移動台車30B側に配置構成PC1タイプを採用した例を用いて説明する。
被洗浄車両CAとして、トレッド幅が狭くホイールベース長さも短い小型の被洗浄車両CA1と、トレッド幅が広くホイールベース長さも長い大型の被洗浄車両CA2との2種類のタイプを示し、それぞれの車輪位置について考察する。
小型の被洗浄車両CA1が移動台車30A、30B上に載置して所定の停止位置に停車すると、移動台車30B上の前輪の下側には中央部樹脂片32aと側部樹脂片32bと内側の直線状樹脂片32cとが位置して、これらの3つの樹脂片を介して荷重を負担する構成となる。
また、移動台車30B上の後輪の下側には中央部樹脂片32gと側部樹脂片32fと内側の直線状樹脂片32eとが位置して、これらの3つの樹脂片を介して荷重を負担する構成となる。
また、配置構成PC2タイプの移動台車30A上の前輪の下側には傾斜樹脂片32abと側部樹脂片32bと傾斜樹脂片32ca、32caの閉じた部分とが位置しており、これらの4つの樹脂片を介して荷重を負担する構成となる。
同じく、移動台車30A上の後輪の下側には傾斜樹脂片32gbと側部樹脂片32fと傾斜樹脂片32ea、32eaの閉じた部分とが位置しており、これらの4つの樹脂片を介して荷重を負担する構成となる。
大型の被洗浄車両CA2の場合は、被洗浄車両CA2が移動台車30A、30B上に載置して所定の停止位置に停車すると、移動台車30B上の前輪の下側には中央部樹脂片32aと外側の側部樹脂片32bと外側の直線状樹脂片32cとが位置して、これらの3つの樹脂片を介して荷重を負担する構成となる。
また、移動台車30B上の後輪の下側には中央部樹脂片32gと外側の側部樹脂片32fと直線状樹脂片32eとが位置して、これらの3つの樹脂片を介して荷重を負担する構成となる。
また、配置構成PC2タイプの移動台車30A上の前輪の下側には傾斜樹脂片32aaと外側の側部樹脂片32bと傾斜樹脂片32ca、32caの閉じた部分とが位置しており、これらの4つの樹脂片を介して荷重を負担する構成となる。
同じく、移動台車30A上の後輪の下側には傾斜樹脂片32gaと外側の側部樹脂片32fと傾斜樹脂片32ea、32eaの閉じた部分とが位置しており、これらの4つの樹脂片を介して荷重を負担する構成となる。
上記したように、トレッド幅が狭くホイールベース長さも短い小型の被洗浄車両CA1であっても、トレッド幅が広くホイールベース長さも長い大型の被洗浄車両CA2であっても、それぞれの前後輪の4輪部分を3個以上の潤滑性樹脂片を介して支持する構成となる。また、前後輪の間にも複数の潤滑性樹脂片を配設しているので、それぞれの被洗浄車両CA(CA1、CA2)の荷重をバランスよく均等に受けることができて、スムーズな摺動移動を行うことが可能になる。
複数の樹脂片から成る潤滑性樹脂32を配設した移動台車30A、30Bがスムーズに摺動移動するためには、潤滑性樹脂32が接する面が平滑で滑りやすい面であることが好ましい。また、被洗浄車両CAの荷重が付加されても凹んだり変形したりせずに堅固な面であることが好ましい。
そこで、本実施形態においてはコンクリート製の床に所定厚み(例えば、2〜3mm)のステンレス板を引いて摺動面を形成している。すなわち、図5に示すように、断面コの字状のステンレス板金製の床板33をコンクリート床の上に敷設して移動台車30A、30Bの摺動面を形成している。
潤滑性樹脂32は低摩擦係数を有し、滑りやすく、機械的強度も有することが求められるので、本実施形態ではMCナイロン(登録商標)を採用している。従って、床板33はステンレス板から成り、潤滑性樹脂32はMCナイロン(登録商標)から成る。この構成であれば、コンクリート床の上にステンレス板を敷設することにより、移動台車30A、30Bが摺動移動する床板33を容易に形成できる。また、MCナイロン(登録商標)は、低摩擦特性と自己潤滑性を備えて高い潤滑性能を有することに加えて、機械的強度を有し、耐薬品性、耐熱性及び耐摩耗性等に優れているので、所定厚みの矩形状(例えば30mm×30mm程度)のMCナイロン(登録商標)から成る潤滑性樹脂32は、洗車に用いる液剤に侵されず、車両などの重量物であっても確実に支持して容易に摺動移動できる。
また、上記した潤滑性樹脂32に替えて、または、上記した潤滑性樹脂32に加えて床板33と移動台車との間にリニアガイドを介装して直動移動させるようにしてもよい。そのために、リニアガイドを介装した実施形態について以下説明する。
〈第2実施形態〉
図9A〜図9Dを用いて車両移動装置30の第2実施形態について説明する。この第2実施形態の車両移動装置30は図9Aに示す移動台車30Cを備えており、潤滑性樹脂32に加えてリニアガイドを介装した例である。移動台車30Cがエアシリンダーから成る直動移動手段41を介して移動される構成や、被洗浄車両CAの乗り込み時には、ブレーキ停止時の衝撃を吸収する作用を発揮することは同じであるので、ここでは詳述しない。
本実施形態に係る移動台車30Cは、図9Aと図9Cに示す潤滑性樹脂ガイド32hに加えて図9BのA−A断面に示すように床板33(33B)と上板34との間にリニアガイド43を介装している。すなわち本実施形態の車両移動装置30は、移動台車30Cと床板33Bのいずれか一方に設けるレール45といずれか他方に設けるスライダー44とで構成されるリニアガイド43を介装している。この構成であれば、移動台車30Cはリニアガイド43を介して容易に摺動移動できるので、潤滑性樹脂32のみを介して摺動移動させることに比べてよりスムーズに移動できる。
リニアガイド43はスライダー44とレール45とから構成されており、移動台車30C側にいずれか一方を配設し、床板33B側にいずれか他方を配設する。例えば、図9Bに示すように、床板33Bは底面平坦部33Baと左右に離れた帯状の突部33Bb、33Bcを有する。そして、この突部33Bb、33Bcの上面側にスライダー44を配設し、上板34の下面側にレール45を配設している。図中に示す符号46はアンカー固定部であって、例えば、左右の幅方向に4箇所、長手方向にも複数個所に設けて床板33(33B)を床面に固定している。
レール45は長尺な1本ものでよく、スライダー44は所定長さのものを複数個用いることが好ましい。例えば、長手方向の適当な個所に複数(例えば、3個)のスライダー44を装着しておき、これに沿ってレール45が摺動移動するようにしておくとよい。この構成であれば、床板33B側に配設するスライダー44に係合してレール45を配設した上板34が容易に摺動移動するので、上板34を備えた移動台車30Cがスライダー44に沿って容易に摺動移動する構成となる。
この際に、リニアガイド43を設ける領域は摺動移動する前後方向の一部、例えば、中央部領域でよく、中央部領域の前後の前部領域と後部領域は、潤滑性樹脂ガイド32hを設けてこの上面に沿って上板が摺動移動する構成としておけばよい。また、潤滑性樹脂ガイド32hは左右の移動台車30Cにそれぞれ左右2列設けている。
また、図9Aに示すスロープ31から進入してくる被洗浄車両CAの前輪部分が載る中央部領域CRに左右4列のリニアガイド43を設け、前部領域FRと後部領域RRには左右2列の潤滑性樹脂ガイド32hを設ける構成であれば、別々のレール45を介して前部領域と後部領域とを摺動移動可能になるので、レールの消耗度や耐久性に対して効果的であり好ましいといえる。
すなわち、図9Aに示すように、前部領域FRには幅方向に2列の潤滑性樹脂ガイド32hを設け、後部領域RRにも幅方向に2列の潤滑性樹脂ガイド32hを設けている。この際に、前部領域FRに設ける2列の潤滑性樹脂ガイド32hは、中央部領域CRに設ける左右4列のリニアガイド43の内側の2列に対応した小さい幅H1に設定され、後部領域RRに設ける2列の潤滑性樹脂ガイド32hは、中央部領域CRに設ける左右4列のリニアガイド43の外側の2列に対応した大きい幅H2に設定されるようにしている。
図9Bに示すように、左右4列のリニアガイド43は内側の小さい幅H1と外側の大きい幅H2に設置されており、上板34の下面側にレール45を下向きに配設している。このような構成であれば、被洗浄車両CAから落下する砂埃などの異物がレールに付着しないようにできる。また、前部領域FRや後部領域RRに配設する潤滑性樹脂ガイド32hの上面に沿ってレール45が摺動移動する構成にしている。
従って、床板33Bは左側台車に対応した左側床板と右側台車に対応した右側床板とを有し、左右の移動台車30Cにそれぞれ左右4列のレール45を設けると共に、左右の床板33Bは、左右4列のスライダー44を設けた領域と該スライダー44に連接され耐熱性と低摩擦特性と自己潤滑性を備えた潤滑性樹脂から成りレール45が当接して摺動する潤滑性樹脂ガイド32hを設けた領域とを有することを特徴とする。この構成であれば、中央部領域CRにおいては左右4列のリニアガイド43を介して、前部領域FRや後部領域RRにおいては、潤滑性樹脂ガイド32h上をレール45が摺動移動することにより、移動台車30Cをスムーズに移動させることができる。
すなわち、被洗浄車両CAを載置して移動する移動台車30Cは、左右4列のリニアガイド43を介して摺動する領域と潤滑性樹脂ガイド32h上をレール45が摺動移動する領域とを有しており、移動台車30Cが移動する際には、台車の略半分の領域が左右4列のリニアガイド43を介して摺動する領域となり、残り半分の領域が潤滑性樹脂ガイド32hを介して摺動する領域となる。従って、これらを共同して用いることにより、移動台車30Cをスムーズに移動させることができ、設備コストを低減することも可能になる。
潤滑性樹脂ガイド32hは左右4列のレール45のうち左右2列に対応して設けられている。また、前部領域FRに設ける左右一対の潤滑性樹脂ガイド32hは小さい幅H1に設定され、後部領域RRに設ける左右一対の潤滑性樹脂ガイド32hは大きい幅H2に設定される。このように、前部樹脂ガイドと後部樹脂ガイドはそれぞれ左右2列であるので、少ない部品点数を用いて移動台車30Cをスムーズに移動させることができる。
リニアガイド43や潤滑性樹脂ガイド32hに加えて、上板34と床板33Bの底面平坦部33Ba間に前述した潤滑性樹脂片を介装して摺動可能に構成してもよいが、潤滑性樹脂片を介装せず、床板33Bの前部領域FRに左右一対の潤滑性樹脂ガイド32hを配設するだけでよい場合には、図9Dに示す変形例のように、幅H1離間した左右の潤滑性樹脂ガイド32hをそれぞれ独立して支持する突部床板33Bd、33Bdを設ける構成であってもよい。
上記した本実施形態でも、駆動モータやチェーンやプーリなどを用いていないので低床化を図ることが可能になり設備コストを低減可能になる。従って、設備コストを低減でき、さらに、洗車機本体1の低床化を図ることが可能な洗車機WAを得ることができる。
〈第3実施形態〉
次に、図10A〜図10Cを用いて車両移動装置30の第3実施形態について説明する。この第3実施形態の車両移動装置30は図10Aに示す移動台車30Dを備えており、潤滑性樹脂32に替えてリニアガイド43を介装した例である。移動台車30Dがエアシリンダーから成る直動移動手段41を介して移動される構成や、被洗浄車両CAの乗り込み時には、ブレーキ停止時の衝撃を吸収する作用を発揮することは同じであるので、ここでは詳述しない。
本実施形態に係る移動台車30Dは、潤滑性樹脂32は用いずにリニアガイド43のみを用いる例である。例えば、前部領域FRと後部領域RRに左右2列のリニアガイド43を設け、中央部領域CRには別の左右2列のリニアガイド43を設けている。そして、中央部領域CRに設けるリニアガイド43と前部領域FRに設けるリニアガイド43とが中央部領域CRで重複し、中央部領域CRに設けるリニアガイド43と後部領域RRに設けるリニアガイド43とが中央部領域CRで重複するようにして、結果的に中央部領域CRに左右4列のリニアガイド43を設ける構成としている。
左右4列のリニアガイド43を設ける構成は、例えば、図10BのA−A断面図に示すように、床板33(33C)の中央部分に設ける突部33Cb、33Cc上に配設するリニアガイド43と、床板33Cの両側部33Cd、33Ceの折り返し部に下向きに配設するリニアガイド43の計4列のリニアガイド43を有する。
また、突部33Cb、33Cc上には上向きにレール45を設け、両側部33Cd、33Ceの折り返し部には、下向きにレール45を設けている。そして、上板34の中央部の下面側にスライダー44を下向きに配設し、その両側には、スライダー取付部34A、34Bを介してスライダー44を上向きに配設している。
図10BのA−A断面図に示すように、床板33Cは床面にアンカー止めされる底面平坦部33Caと、突部33Cb、33Cc、両側部33Cd、33Ceを備えており、突部33Cb、33Cc上にレール45を幅H1aに設け、両側部33Cd、33Ceの下向きにレール45を幅H2aに設けている。また、中央部領域CRではこれらが重複する構成となって、合計4列のリニアガイド43を介装した左右一対の移動台車30Dを介して被洗浄車両CAを移動させることになる。
図10Cに示す前部領域FRのB−B断面に示すように、この前部領域FRには、両側部33Cd、33Ceの折り返し部に下向きにレール45を設けており、中央部の底面平坦部33Caには何も設けていない。両側部33Cd、33Ceに設けるレール45は折り返し部に下向きに設けられるので、洗車中に砂埃等の異物が付着せず、綺麗な状態を維持でき、繰り返し洗車操作を行った場合でも移動台車30Dの摺動移動を阻害しないようにできる。
後部領域RRも図10Cに示す前部領域FRと同じ構成であり、両側部33Cd、33Ceの折り返し部に下向きにレール45を設けている。
上記したように、本実施形態に係る移動台車30Dは、左右4列のリニアガイド43を設けた領域と、左右2列のリニアガイド43を設けた領域とを有する。また、床板33Cにレール45を配設し、上板34にスライダー44を配設している。床板33Cに設ける4列のレール45のうち、中央部の2列は上向きにレール45を設け、両側の左右2列は上向きに折り曲げて水平に延設した部位に下向きにレール45を設けている。
すなわち、移動台車30Dは、床板33Cの中央部分の左右2列のリニアガイド43と、床板33Cの両側部33Cd、33Ceの左右2列のリニアガイド43の計4列のリニアガイド43を設けた中央部領域CRと、両側部33Cd、33Ceのみの左右2列のリニアガイド43を設けた前部領域FRと後部領域RRとを有する。
従って、洗車開始時ではオープン状態となる前部領域FRに配設するリニアガイド43(床板33Cの左右両端部に設けるレール45)は、上向きに折り曲げて水平延設部を設けた構成の両側部33Cd、33Ceにより被覆されており、さらに、水平延設部の裏側に下向きに配設されるので、待機状態においても洗車操作中であっても、砂埃等の異物が付着し難い構成となって、移動操作を繰り返し行ってもレール45とスライダー44との摺動関係は悪化せず、移動台車30Dはスムーズに摺動移動可能になる。
本実施形態でも、駆動モータやチェーンやプーリなどを用いていないので低床化を図ることが可能になり設備コストを低減可能になる。従って、設備コストを低減でき、さらに、洗車機本体1の低床化を図ることが可能な洗車機WAを得ることができる。
また、レール45とスライダー44を備えたリニアガイド43を介して摺動移動する移動台車30C、30Dであっても、移動台車の移動方向の端部に、床板33(33B、33C)に接触する清掃部材39を配設しておくことが好ましい。清掃部材39はゴム製でも布製でもブラシであってもよく、特には限定されない。いずれにしても、移動台車30A〜30Dの往復移動の際に、床板33(33A〜33C)に当接して、床上のごみや砂などの異物を除去できる構成であればよい。
上記で説明した移動台車30A〜30Dはそれぞれを左右一対用いて1台の車両移動装置30を構成できる。また、それぞれを互いに組み合わせた構成の車両移動装置30であってもよい。いずれにしても、ステンレス板から成る床板33(33A〜33C)上を滑らせるようにして被洗浄車両CAを載置した移動台車30A〜30Dを移動させることにより、低床化が可能になると共に、駆動モータやチェーンやプーリなどを用いないことにより、設備コストを低減可能になる。
上記したように本発明に係る洗車機WAは、被洗浄車両CAと洗車機本体1を前後方向に相対移動させながら被洗浄車両CAの洗車を行う洗車機WAであって、洗車機本体1とは別体の被洗浄車両CAを載置して前後方向に移動させる車両移動装置30を備え、車両移動装置30は、被洗浄車両CAを載置する移動台車30A〜30Dと該移動台車を移動させる直動移動手段41(41A、41B)とを有し、前記直動移動手段41(41A、41B)としてエアシリンダーを用いたことを特徴としている。
この構成であれば、車両移動装置30は、直動移動手段41(41A、41B)としてエアシリンダーを用いているので、省スペース化を図れると共に被洗浄車両CAを移動台車30A〜30Dに載置する際にエアクッションを利用できる。従って、省スペース化を図りながら設備コストを低減でき、さらに、車両を安全に移動させることができる洗車機WAを得ることができる。
また、移動台車30A、30Bは床面に設置する床板33上を滑って移動すると共に、床板33に対面する下面側に、耐熱性と低摩擦特性と自己潤滑性を備えた潤滑性樹脂32を備えることが好ましい。この構成であれば、車両移動装置30は、床板33上を滑らせるようにして被洗浄車両CAを載置した移動台車30A、30Bを移動させるので、駆動モータやチェーンやプーリなどが不要になり、設備コストを低減可能になる。
すなわち、本実施形態に係る洗車機WAは、洗車機本体1の移動距離を小さくしても通常の洗車を行えるので、省スペース化を実現できる構成となる。また、洗車機本体1とは別置の車両移動装置30を介して被洗浄車両CAを移動できるので、洗車機本体1と被洗浄車両CAとの相対位置を適宜変更して各種の洗車条件を容易に遂行可能になる。
また、エアシリンダーは、被洗浄車両CAの進入方向に沿って平行に配設されると共に、前記進入方向に沿ってシリンダー軸を伸長して被洗浄車両CAを移動させるようにしているので、被洗浄車両CAが進入して停止する動作に伴ってエアシリンダーに負荷が掛かっても、負荷はシリンダー軸を伸ばす方向に掛かるので、エアクッションを利用して負荷を減衰させることができる。
従って、直動移動手段41(41A、41B)としてエアシリンダーを採用した本実施形態によれば、被洗浄車両CAを車両移動装置30に安全に載置可能になり、エアシリンダーによる推力を用いて移動台車30A〜30Dを容易に摺動移動させることができる。
以上、車両移動装置30は左右一対の移動台車30A〜30Dを備え、直動移動手段41(41A、41B)と潤滑性樹脂32やリニアガイド43を介して摺動移動可能に構成されるとして説明したが、1台の移動台車に被洗浄車両CAを載置して摺動移動させる構成であってもよい。例えば、1枚の上板34に被洗浄車両CAを載置する構成でもよい。
また、床板33の側部にリニアガイドから成る直動ガイド部材38を設けて移動台車30A、30Bの移動をガイドするとして説明したが、これ以外の構成であってもよい。例えば、床板33の側部もしくは上板34の側部の前後方向に複数配設するベアリング部材を介して移動台車30A、30Bの移動をガイドする構成であってもよい。
また、潤滑性樹脂32は、移動台車30A、30Bの上板34には装着されているとして説明したが、潤滑性樹脂32は、床板33の上、および、移動台車の下面(上板34の下面)、のいずれか一方、もしくは両方に配置できる。いずれの場合であっても、床板33と移動台車30A、30Bの下面との間に潤滑性樹脂が介装される構成であれば、移動台車30A、30Bは容易に床板33上を滑って移動できる。
また、潤滑性樹脂32に加えて、床板33と移動台車との間にリニアガイド43を介装して直動移動させるようにしてもよく、または、潤滑性樹脂32に替えて、床板33と移動台車との間にリニアガイド43を介装して直動移動させるようにしてもよい。
また、リニアガイド43を介装する際には、移動台車の下側に配設するなどしてレール45部に砂埃等の異物が付着し難い構成であることが好ましい。
いずれにしても、洗車機本体1とは別に、被洗浄車両CAを移動可能な車両移動装置30を備え、車両移動装置30が洗車機本体1の門型の内部および移動範囲内に納まる大きさの洗車機WAであれば、省スペース化を図ることが可能になる洗車機WAを得ることができる。