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JP6454563B2 - 外科用処置具用補助具 - Google Patents
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JP6454563B2 - 外科用処置具用補助具 - Google Patents

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Description

本発明は、外科用処置具の進退操作を補助するための外科用処置具用補助具に関する。
従来、穿刺針や鉗子等の処置具のシャフト部を進退自在に挿通したガイドチューブを、内視鏡のシャフト状の軟性部とともに患者の腹腔内に挿入し、その処置具を用いて組織の採取、異物摘出、止血、砕石又は採石等の処置を行う方法が知られている。
そのような処置の方法を行う際には、使用者は、一方の手で内視鏡の撮影等の操作を行うための操作部を把持しつつ、内視鏡の操作を行う場合があるので、他方の手で内視鏡の軟性部及び処置具のシャフト部を把持しつつ、処置具の進退操作を行いたいという要望があった。
そこで、そのような操作を可能とするために、内視鏡の軟性部の使用者が把持する部分に、処置具の進退を補助する外科用処置具用補助具を取り付けるという方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
従来の外科用処置具用補助具は、ガイドチューブの端部に接続され、軸方向に沿って延びる窓部が形成され、内視鏡の軟性部に固定される筒状の本体と、窓部に沿って摺動自在に設けられた第1固定具及び第2固定具とを備えている。
第1固定具及び第2固定具は、その相対距離が所定の距離よりも大きい場合には、独立して窓部に沿って移動させることができる。一方で、第1固定具及び第2固定具は、その相対距離が所定の距離以下になった場合には、第2固定具によって第1固定具が処置具に圧接固定され、第1固定具と第2固定具と処置具とを一体的に窓部に沿って移動させることができるようになる。
そのため、従来の外科用処置具用補助具は、第1固定具と第2固定具との相対距離を小さくするという簡単な操作を行うだけで、第1固定具及び第2固定具を任意の場所で処置具のシャフト部に固定させることができる。また、固定状態では、第1固定具及び第2固定具を移動させるという簡単な操作で、処置具の進退操作を行うことができる。これらの操作は、いずれも使用者が片手で、内視鏡の軟性部を保持しつつ行うことができる。
国際公開第2013/065509号
しかし、特許文献1に記載の外科用処置具用補助具は、第1固定具及び第2固定具を処置具のシャフト部に固定した後、それらを移動させる際に、第1固定具及び第2固定具の一方にのみ大きく力が加わってしまった場合等には、第1固定具及び第2固定具と処置具との固定が解除されてしまうおそれがあった。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、簡易な操作で、固定具と処置具との固定及び解除を確実に行うことができる外科用処置具用補助具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の外科用処置具用補助具は、外科用処置具のシャフト部が進退自在に挿通されるガイドチューブの端部に接続され、軸方向に沿って延びる窓部が形成された筒状の本体と、窓部に沿って摺動自在に設けられた第1固定具及び第2固定具とを備え、第1固定具は、シャフト部を挟み込む挟持部を有し、第2固定具は、第1固定具と第2固定具との相対距離が所定の距離以下になった場合に、シャフトに挟持部を解除自在に圧接固定させる圧接部を有し、圧接部によるシャフト部への圧接固定を維持すべく、第1固定具と第2固定具とを連結する連結機構を備えていることを特徴とする。
このように、本発明の外科用処置具用補助具は、固定具同士の相対位置を固定する(すなわち、処置具のシャフト部に対する2つの固定具の圧接固定を維持する)連結機構を備えているので、使用者が連結を解除する操作を行わなければ、固定具と処置具のシャフト部との固定も解除されることがない。また、連結機構は、固定具同士の相対距離を小さくするという簡易な操作だけで連結状態となる。したがって、本発明の外科用処置具用補助具によれば、簡易な操作で、固定具と処置具との固定を確実に行うことができる。
また、本発明の外科用処置具用補助具においては、連結機構は、第1固定具及び第2固定具の一方に設けられた第1係合部と、第1固定具及び第2固定具の他方に回動可能に設けられ、第1係合部に係合する第2係合部とを有し、第2係合部の回動によって、第1係合部と第2係合部との係合が解除されることが好ましい。
このように、連結機構を構成する部材の1つである第2係合部の回動によって、連結機構の連結状態(係合状態)を解除できる構成にすれば、使用者の行う操作をさらに簡易なものにすることができる。
また、本発明の外科用処置具用補助具においては、連結機構の連結状態を回動によって解除できる構成である場合、第2係合部の第1係合部側から離れた側の端部は、第2係合部の第1係合部側の端部が第2係合部の本体側とは反対側に向かって本体から離れるように、第1固定具及び第2固定具の一方に回動可能に設けられ、第2係合部の回動軸線と交わる側面には、第2係合部の回動方向に沿って延びる溝が設けられ、第1係合部は、溝の縁に係合する爪が設けられていることが好ましい。
このように連結機構を構成すれば、第1係合部の他方の端部を跳ね上げるように操作することによって、固定具同士の係合を解除できるので、使用者の行う操作をさらに簡易なものにすることができる。
また、本発明の外科用処置具用補助具においては、連結機構は、第1固定具及び第2固定具の一方に設けられた第1係合部と、第1固定具及び第2固定具の他方に設けられ、第1係合部に係合する第2係合部とを有し、第1係合部と第2係合部とは、第1係合部と第2係合部との相対距離が所定の距離以下になった場合に、係合することが好ましい。
このように、連結機構を構成する部材同士の相対距離を小さくするだけで連結機構を係合状態にすることができる構成にすれば、使用者の行う操作をさらに簡易なものにすることができる。
また、本発明の外科用処置具用補助具においては、連結機構は、第1固定具及び第2固定具の一方に設けられた第1係合部と、第1固定具及び第2固定具の他方に設けられ、第1係合部に係合する第2係合部とを有し、第1係合部と第2係合部との係合位置は、本体の軸方向における複数の位置に設けられ、第1固定具の挟持部は、第2固定具側に延び、シャフト部が挿通される筒状の弾性部材であり、第2固定具の圧接部は、シャフト部及び挟持部が挿通される環状の部材であり、圧接部の内周面は、第1固定具側ほど拡径するテーパ面であることが好ましい。
このように、処置具と固定具とを固定する機構をテーパ面と弾性部材とを利用した構成にすれば、第1固定具と第2固定具との相対距離が小さくなるにつれて、テーパ面によって弾性部材がシャフト部に徐々に押し付けられることになる。そのため、処置具のシャフト部の径の大きさが異なっている場合でも、処置具と固定具との固定を確実に行うことができる。
また、この固定のための機構とともに、連結機構による固定具同士の固定位置を多数設ければ、処置具の径の大きさが異なっていることによって固定具同士が接近し得る距離が変化したとしても、固定具同士の連結を確実に行うことができる。
本発明の実施形態に係る外科用処置具用補助具の側面図。 図1の外科用処置具用補助具の平面図。 図1の外科用処置具用補助具が装着される内視鏡の挿入部の先端の形状を示す断面図。 図1の外科用処置具用補助具の使用時の状態を断面として示す側面図であり、図4Aは非固定・非係合状態、図4Bは固定・係合状態、図4Cは係合を解除した際の状態、図4Dは固定を解除した際の状態を示す。 図1の外科用処置具用補助具の使用時の状態を平面図であり、図5Aは非固定・非係合係合状態、図5Bは固定・係合状態、図5Cは係合を解除した際の状態、図5Dは固定を解除した際の状態を示す。 図1の外科用処置具用補助具の係合溝及び爪を示す拡大図。 図1の外科用処置具用補助具の他の使用方法を示す側面図。
まず、図1〜図3を参照して、本実施形態に係る外科用処置具用補助具10の全体の構成について説明する。
図1に示すように、外科用処置具用補助具10の筒状の本体11の一端側の端部には、ガイドチューブ20の挿入端部(患者の腹腔内に挿入される側の端部)とは反対側の端部が接続されている。本体11の他端側の周面には、指掛部12が形成されている。
図2に示すように、本体11の側方には、内視鏡の軟性部30に、軟性部30の軸方向に沿うようにして本体11を固定するための2つの接続部13が設けられている。接続部13は、断面が円弧状の部材であり、軟性部30に係止される。ただし、接続部13の形状は軟性部30に固定できる形状であればよい。例えば、環状であってもよい。
本体11は、本体11の軸方向(すなわち、本体11及びガイドチューブ20に進退自在に挿通されている処置具40(図3参照。)のシャフト部40aの軸方向)に沿って延びる窓部11aが形成されている。窓部11aには、第1固定具14及び第2固定具15が摺動自在に設けられている。
ここで、図3を参照しガイドチューブ20の先端部及び内視鏡の軟性部30の先端部分について説明する。
ガイドチューブ20の先端部及び内視鏡の軟性部30の先端部は、筒状のフード50に挿入される。内視鏡の軟性部30の先端部には弾性部材で形成された筒状の位置決め部材30aが嵌着されている。位置決め部材30aは、ガイドチューブ20の先端部及び内視鏡の軟性部30の先端部のフード50内における相対位置を固定するとともに、フード50の脱落を防止している。
なお、このフード50の形状は一例であり、フード50はガイドチューブ20の先端部及び内視鏡の軟性部30の先端部を相対移動しないように固定できるものであればよい。また、内視鏡としては、軟性部の先端に処置具を挿通するための挿通孔が形成されているものがある。そのような内視鏡を用いる場合には、フードを用いる必要はない。
ガイドチューブ20の先端部からは、処置具40の処置部40bが突出している。使用者が外科用処置具用補助具10によって処置具40のシャフト部40aの進退操作を行うと、処置部40bがフード50に対して、軸方向に移動する。
次に、図4〜図6を参照して、外科用処置具用補助具10が備える連結機構について説明する。連結機構は、第1固定具14と第2固定具15とで構成されている。
図4Aに示すように、第1固定具14は、処置具40のシャフト部40aが挿通され、本体11の窓部11aに摺動可能に取り付けられた第1基体部14aと、本体11の内部で第1基体部14aから第2固定具15側に延びる筒状の挟持部14bと、本体11の外部で第1基体部14aから第2固定具15側に延びる第1係合部14cとを有している。
挟持部14bは、弾性材料で形成され、軸方向に沿って切れ目(図2参照。)の入れられた筒状の部材である。その内部には処置具40のシャフト部40aが挿通されている。挟持部14bは、後述する第2固定具の環状の第2基体部15aと協働して、第1固定具14及び第2固定具15をシャフト部40aに固定する。なお、本実施形態においては、挟持部14bを筒状の部材として形成したが、シャフト部40aを挟み込むことが可能な形状であればよい。
図5Aに示すように、第1係合部14cは、合成樹脂等の可撓性の材料によって、第1基体部14aの両側面から第2固定具15側に延びる一対の部材として構成されている。第1係合部14cの先端部には、内側に向けて爪14c1が形成されている。爪14c1は、後述する第2固定具の第2係合部15bの溝15b1の縁に係合する。
図4Aに示すように、第2固定具15は、処置具40のシャフト部40aが挿通され、本体11の窓部11aに摺動可能に取り付けられた第2基体部15aと、第2基体部15aの外部で第2基体部15aに回動可能に固定された第2係合部15bとを有している。
第2基体部15a(圧接部)は、処置具40のシャフト部40a及び第1固定具14の挟持部14bが挿通される孔15a1が形成された環状の部材として形成されている。孔15a1の内周面は、第1固定具14側ほど拡径するテーパ面となっている。
第2係合部15bの第1係合部14c側から離れた側の端部(図4における左側の端部)は、第2係合部15bの第1係合部14c側の端部(図4における右側の端部)が第2係合部15bの本体11側(図4において下方側)とは反対側(図4における上方側)に向かって本体11から離れるように(図4Cの矢印方向に)、第2固定具15の第2基体部15aに回動軸線P周りに回動可能に連結されている。
また、第2係合部15bの回動軸線Pと交わる側面には、第2係合部15bの回動方向に略一致するように延びる溝15b1が多数設けられている。溝15b1は、第1固定具14の爪14c1と係合可能に形成されている。そのため、第1固定具14と第2固定具15とは、本体11の軸方向における複数の位置において係合する。
図6に示すように、溝15b1の縁は、第1係合部14c側(図6において右側)の角部のみが円弧状に形成されている。そのため、第1固定具14と第2固定具15とが近づく際には、第1固定具14の第1係合部14cの爪14c1が、撓みつつ溝15b1の縁を乗り越える。一方、第1固定具14と第2固定具15とが離れる際には、爪14c1と溝15b1とが係合し、第1固定具14と第2固定具15との距離が変化しないように固定する。
次に、図4及び図5を参照して、第1固定具14及び第2固定具15と処置具40のシャフト部40aとの圧接固定、並びに、第1固定具14と第2固定具15との連結(結合)について説明する。
図4A及び図5Aに示すように、相対距離が所定の距離よりも大きい場合には、第1固定具14及び第2固定具15は、本体11の窓部11aに沿って独立して摺動可能となっている。
図4B及び図5Bに示すように、第1固定具14及び第2固定具15と処置具40のシャフト部40aとの圧接固定、並びに、第1固定具14と第2固定具15との連結を行う場合には、第1固定具14及び第2固定具15を、その相対距離が所定の距離以下になるように近づける。
具体的には、例えば、使用者が指掛部(図1参照。)に小指及び薬指を掛けている場合には、親指の付け根で第1固定具14の位置を固定したまま、第2固定具15を親指で第1固定具14に引き寄せるように動かす。
このとき、第1固定具14の挟持部14bは、第2固定具15の第2基体部15aの孔15a1に挿通される。孔15a1の内周面は第1固定具14側ほど拡径するテーパ面であるので、挟持部14bの先端部は、第1固定具14と第2固定具15との相対距離が小さくなるほど、処置具40のシャフト部40aに押し付けられる。
そのため、その相対距離が所定の距離以下となった際に、第2基体部15aによって、挟持部14bは処置具40のシャフト部40aに圧接固定される(すなわち、第1固定具14及び第2固定具15とシャフト部40aとが圧接固定される。)。なお、圧接固定がなされる所定の距離は、挟持部14bの肉厚、孔15a1のテーパ面の角度及びシャフト部40aの径の大きさによって定まる。
このように、本実施形態の外科用処置具用補助具10では、第1固定具14及び第2固定具15とシャフト部40aとを固定する機構を、テーパ面と弾性部材とを利用した構成としているので、第1固定具14と第2固定具15との相対距離が小さくなるにつれて、孔15a1のテーパ面によって弾性部材である挟持部14bがシャフト部40aに徐々に押し付けられることになる。そのため、シャフト部40aの径の大きさが異なっている場合でも、固定を確実に行うことができる。
また、このとき、第1固定具14と第2固定具15との相対距離を小さくするだけで、第1固定具14の第1係合部14cの爪14c1は、第2固定具15の第2係合部15bに多数設けられている溝15b1のうち、第1固定具14及び第2固定具15と処置具40のシャフト部40aとが圧接固定された位置に対応するものと係合する。
この状態になると、第1固定具14及び第2固定具15の相対距離を大きくしようとする動きは、爪14c1と溝15b1との係合によって阻止される。一方、相対距離を小さくしようとする動きは、第1固定具14の弾性部材である挟持部14bと第2固定具15の軸に沿って拡径する孔15a1との嵌め合いによって阻止される。すなわち、第1固定具14と第2固定具15との相対距離が固定される。
なお、径が異なるシャフト部40aを用いたことによって第1固定具14及び第2固定具15と処置具40のシャフト部40aとが圧接固定される位置が異なった場合であっても、爪14c1に係合する溝15b1は多数設けられているので(すなわち、圧接固定された位置に対応するための係合位置が多数設けられているので)、第1固定具14と第2固定具15との連結が確実に行われる。
このようにして、第1固定具14及び第2固定具15と処置具40のシャフト部40aとが圧接固定、並びに、第1固定具14と第2固定具15との連結がなされた後は、第1固定具14、第2固定具15及びシャフト部40aは、一体的に移動する。すなわち、第1固定具14又は第2固定具15を移動させることによって、処置具40の処置部40bを進退させることができる(図3参照。)。
図4C及び図5Cに示すように、第1固定具14と第2固定具15との連結を解除する場合には、第2固定具15の第2係合部15bを回動させる。
具体的には、例えば、使用者が指掛部(図1参照。)に小指及び薬指を掛けている場合には、第2係合部15bの第1係合部14c側の端部を、親指で跳ね上げるようにして、回動軸線P周りに回動させる。
このようにして第2係合部15bを回動させると、第2係合部15bの両側面に形成されている溝15b1は第2係合部15bの回動方向に略一致するように延びているので、溝15b1とその溝15b1に係合していた爪14c1との係合が解除される。
図4D及び図5Dに示すように、第1固定具14及び第2固定具15と処置具40のシャフト部40aとの圧接固定を解除する場合には、第1固定具14及び第2固定具15を、その相対距離が所定の距離よりも大きくなるように移動させる。
具体的には、例えば、使用者が指掛部(図1参照。)に小指及び薬指を掛けている場合には、親指の付け根で第1固定具14の位置を固定したまま、第2固定具15を親指で第1固定具14に押し出すように動かす。
以上説明したように、本実施形態の外科用処置具用補助具10は、第1固定具14と第2固定具15との相対位置を固定する(すなわち、処置具40のシャフト部40aに対する1固定具14及び第2固定具15の圧接固定を維持する)連結機構を備えているので、使用者が連結を解除する操作を行わなければ、第1固定具14と第2固定具15と処置具40のシャフト部40aとの固定も解除されることがない。
また、第1固定具14と第2固定具15とで構成される連結機構は、第1固定具14と第2固定具15とを近づけるという簡易な操作だけで連結状態となる。一方、連結状態の解除は、第2係合部15bを回動させるだけで容易に行うことができる。
したがって、本実施形態の外科用処置具用補助具10によれば、簡易な操作で、第1固定具14と第2固定具15と処置具40のシャフト部40aとの固定及びその解除を確実に行うことができる。
また、本実施形態の外科用処置具用補助具10を用いた場合には、第1固定具14と第2固定具15と処置具40のシャフト部40aとの固定及びその解除が容易な操作で行うことができるので(すなわち、操作に必要となる時間が短くて済むので)、外科用処置具用補助具10を用いて処置の行われる患者への負担を軽減することが可能となる。同時に、処置を行う使用者へのストレスも軽減することが可能となる。
以上、図示の実施形態について説明したが、本発明はこのような形態に限られるものではない。
例えば、上記実施形態においては、フード50を、ガイドチューブ20の先端部及び内視鏡の軟性部30の先端部に嵌着する構成としている。しかし、図7に示すように、本体11を内視鏡の操作部31から延びる軟性部30に沿うようにして固定するとともに、内視鏡の操作部31に設けられた処置具取付孔32に、ガイドチューブ20の外科用処置具用補助具10に接続されている端部とは反対側の端部を接続して、内視鏡の軟性部30の内部に処置具40を挿通させるようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、本体11を内視鏡の軟性部30に固定しているが、必ずしもそのように固定する必要はなく、ガイドチューブを内視鏡とは独立して患者の腹腔内に挿入するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、第1固定具14に爪14c1を有する第1係合部14cを設け、第2固定具15に爪14c1に係合する多数の溝15b1を有する第2係合部15bを回動可能に設けている。
しかし、本実施形態の連結機構は、係合が可能なものであれば良いので、必ずしも爪と溝とを用いて、一方を解除する際に回動させるものである必要はなく、周知の異なる連結機構を用いてもよい。例えば、磁性体を用いた機構を用いてもよい。また、回動した際に係合し、反対方向に回動した際に係合が解除されるものであってもよい。
また、第1基体部に第2係合部を設け、第2基体部に第1係合部を設けるようにしてもよい。
また、複数の溝は、複数種類のシャフト部の径に対応可能な固定機構を採用したことに伴い、連結機構の固定位置を複数設けるために形成されている。そのため、シャフト部の径が一定である場合には、連結機構の固定位置は1つだけでもよい。
10…外科用処置具用補助具、11…本体、11a…窓部、12…指掛部、13…接続部、14…第1固定具、14a…第1基体部、14b…挟持部、14c…第1係合部、14c1…爪、15…第2固定具、15a…第2基体部、15a1…孔、15b…第2係合部、15b1…溝、20…ガイドチューブ、30…軟性部、30a…位置決め部材、31…操作部、32…処置具取付孔、40…処置具、40a…シャフト部、40b…処置部、50…フード、P…第2係合部の回動軸線。

Claims (4)

  1. 外科用処置具のシャフト部が進退自在に挿通されるガイドチューブの端部に接続され、軸方向に沿って延びる窓部が形成された筒状の本体と、
    前記窓部に沿って摺動自在に設けられた第1固定具及び第2固定具とを備え、
    前記第1固定具は、前記シャフト部を挟み込む挟持部を有し、
    前記第2固定具は、前記第1固定具と前記第2固定具との相対距離が所定の距離以下になった場合に、前記シャフト部に前記挟持部を解除自在に圧接固定させる圧接部を有し、
    前記圧接部による前記シャフト部への圧接固定を維持すべく、前記第1固定具と前記第2固定具とを連結する連結機構を備えている外科用処置具用補助具において、
    前記連結機構は、前記第1固定具及び前記第2固定具の一方に設けられた第1係合部と、前記第1固定具及び前記第2固定具の他方に回動可能に設けられ、前記第1係合部に係合する第2係合部とを有し、
    前記第2係合部の回動によって、前記第1係合部と前記第2係合部との係合が解除されることを特徴とする外科用処置具用補助具。
  2. 請求項に記載の外科用処置具用補助具であって、
    前記第2係合部の前記第1係合部側から離れた側の端部は、前記第2係合部の前記第1係合部側の端部が前記第2係合部の前記本体側とは反対側に向かって前記本体から離れるように、前記第1固定具及び前記第2固定具の一方に回動可能に設けられ、
    前記第2係合部の回動軸線と交わる側面には、前記第2係合部の回動方向に沿って延びる溝が設けられ、
    前記第1係合部は、前記溝の縁に係合する爪が設けられていることを特徴とする外科用処置具用補助具。
  3. 請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の外科用処置具用補助具であって、
    前記連結機構は、前記第1固定具及び前記第2固定具の一方に設けられた第1係合部と、前記第1固定具及び前記第2固定具の他方に設けられ、前記第1係合部に係合する第2係合部とを有し、
    前記第1係合部と前記第2係合部とは、前記第1係合部と前記第2係合部との相対距離が所定の距離以下になった場合に、係合することを特徴とする外科用処置具用補助具。
  4. 請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の外科用処置具用補助具であって、
    前記連結機構は、前記第1固定具及び前記第2固定具の一方に設けられた第1係合部と、前記第1固定具及び前記第2固定具の他方に設けられ、前記第1係合部に係合する第2係合部とを有し、
    前記第1係合部と前記第2係合部との係合位置は、前記本体の軸方向における複数の位置に設けられ、
    前記第1固定具の前記挟持部は、前記第2固定具側に延び、前記シャフト部が挿通される筒状の弾性部材であり、
    前記第2固定具の前記圧接部は、前記シャフト部及び前記挟持部が挿通される環状の部材であり、
    前記圧接部の内周面は、前記第1固定具側ほど拡径するテーパ面であることを特徴とする外科用処置具用補助具。
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