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JP6457771B2 - 実効値測定方法およびその装置 - Google Patents
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Description

本発明は、実効値測定方法およびその装置に関し、さらに詳しく言えば、測定された実効値に対するサンプリング端数の影響を最小限に抑える技術に関するものである。
被測定信号の実効値を測定する方法の一つとして、図6に示すように、第1ステップ(予備ステップ)として、あらかじめ被測定信号Wの周期を測定したのち、第2ステップ(本ステップ)として、実効値を測定方法がある(類例として、特許文献1参照)。
すなわち、この実効値測定方法においては、まず、測定開始後の例えば最初のゼロクロス点Zaを検出したらタイマーをスタートさせ、1周期となる次のゼロクロス点Zbが検出されるまで待つ。
なお、次のゼロクロス点Zbは、最初のゼロクロス点Zaが立ち上がり時のものであれば、次の同じく立ち上がり時のゼロクロス点、最初のゼロクロス点Zaが立ち下がり時のものであれば、次の同じく立ち下がり時のゼロクロス点であり、最初のゼロクロス点Zaから一つ飛びのゼロクロス点である。
次のゼロクロス点Zbを検出したらタイマーを停止し、最初(前回)のゼロクロス点Zaから次のゼロクロス点Zbまでの間に計時された時間を、被測定信号Wの1周期とし、その整数倍の周期にわたって一定の時間間隔で被測定信号Wのサンプリングを開始する。
サンプリング回数は、設定された整数倍の周期をサンプリング周期で割ることにより求められる。例えば、1周期が20ms,その整数倍の周期が3周期,サンプリング周期が0.25msの場合、サンプリング回数は、20ms×3÷0.25ms=240回となる。
このようにして、被測定信号を所定回数(この例では240回)分サンプリングしたのち、サンプリングデータの二乗平均平方根により実効値を算出する。
特開2007−232571号公報
上記の実効値測定方法によれば、あらかじめ被測定信号の1周期を計測し、その整数倍の周期にわたって所定のサンプリング周期で被測定信号をサンプリングすることにより、短時間で比較的正確な実効値を算出することができる。
また、第2ステップでの実効値測定は、常にゼロクロス点からサンプリングを開始することにより、被測定波形の位相差によるばらつきを抑えることができる。
しかしながら、1周期がサンプリング周期の整数倍にならない場合、サンプリング回数の端数が測定誤差となる。これにより、被測定信号の周波数の小さなずれによる実効値のばらつきが発生してしまう。
例えば、1周期が20.1msで、その整数倍の周期が3周期,サンプリング周期が0.25msであるとすると、サンプリング回数は、20.1ms×3÷0.25ms=241.2回となり、サンプリング回数を241回に丸めると0.2回が端数となる。
この端数による影響を小さくするには、サンプリング周期を短くする方法と、測定時間を長くする方法とがあるが、サンプリング周期を短くすると、ハードウェア、ソフトウェアの負担が大きくなり、コストや消費電力の面で好ましくなく、また、測定時間を長くすることは、消費電力の面のみならず、測定結果が表示されるまでの待ち時間が長くなり、ユーザーに製品性能が悪いイメージを与え兼ねないことからしても好ましくない。
そこで、本発明の課題は、予め被測定信号の1周期を測定し、その1周期の整数倍の周期にわたって所定のサンプリング周期で被測定信号をサンプリングし、それらの測定データから実効値を求めるにあたって、測定周期(1周期の整数倍周期)とサンプリング周期とのずれによりサンプリング回数に端数が生ずる場合、その端数の実効値に対する影響を最小限に抑えることにある。
上記課題を解決するため、本発明の実効値測定方法は、予め被測定信号の周期を測定する第1ステップと、上記第1ステップ後において上記被測定信号の1周期の整数倍の周期にわたって上記被測定信号を所定のサンプリング周期でサンプリングし、そのサンプリングによる測定データから上記被測定信号の実効値Vrmsを求める第2ステップとを含み、
上記第1ステップでの周期測定時に、上記被測定信号を所定のサンプリング周期でサンプリングし、そのサンプリングによる測定データから上記被測定信号の仮実効値TVrmsを算出した後上記第2ステップを実行するにあたって、上記被測定信号W≒上記仮実効値TVrmsになった時点SSを上記第2ステップでのサンプリング開始時点とすることを特徴としている。
上記第1ステップで、上記被測定信号の1周期を求めるには、上記被測定信号のゼロクロス点を基点としてもよいし、ゼロクロス点以外の所定の振幅値を基点として上記被測定信号の1周期を求めてもよい。
本発明によると、上記仮実効値TVrmsには+仮実効値TVrmsと−仮実効値TVrmsとが含まれ、上記第1ステップ終了後で、上記被測定信号が上記+仮実効値TVrmsもしくは上記仮実効値TVrmsのいずれかの値とほぼ等しくなった時点SSで上記第2ステップでのサンプリングを開始する。
また、少なくとも上記第1ステップでサンプリングされた測定データは所定の記憶部に格納されており、上記第1ステップで上記仮実効値TVrmsを算出した後、上記記憶部に格納されている測定データのうち、上記仮実効値TVrmsとほぼ等しい測定データが得られた時点SSを上記第2ステップの開始点とする態様も本発明に含まれる。
本発明の実効値測定方法には、アナログの被測定信号をデジタルの測定データに変換するA/D変換手段と、上記測定データから上記被測定信号の実効値Vrmsを算出する実効値演算手段と、上記被測定信号Wの周期を測定する周期測定手段と、上記測定データのサンプリング開始時点、終了時点およびサンプリング周期を制御する制御手段とを含む実効値測定装置が好ましく適用され、
上記実効値測定装置において、上記制御手段は、上記周期測定手段により予め被測定信号の少なくとも1周期を測定する第1ステップと、上記第1ステップで測定された1周期の整数倍の周期にわたって上記被測定信号を所定のサンプリング周期でサンプリングし、そのサンプリングによる測定データから上記実効値演算手段により上記被測定信号の実効値Vrmsを求める第2ステップとを実行するにあたって、
上記第1ステップでの周期測定時に、上記被測定信号を所定のサンプリング周期でサンプリングし、そのサンプリングによる測定データから上記被測定信号の仮実効値TVrmsを算出し、上記仮実効値TVrmsとほぼ等しい測定データが得られた時点SSを上記第2ステップでのサンプリング開始時点とすることを特徴としている。
本発明によれば、第1ステップで被測定信号の周期を測定する際、少なくともその1周期から仮実効値を求め、この仮実効値を第2ステップの実効値測定でのサンプリング開始時点とすることにより、測定周期とサンプリング周期とのずれによりサンプリング回数に端数が生ずる場合、その端数の実効値に対する影響を最小限に抑えることができる。
本発明による実効値測定装置の一実施形態を示す模式図。 本発明の動作を説明するために示した被測定信号の波形図。 別の例として、第2ステップでのサンプリング開始時点を説明するための被測定信号の波形図。 さらに別の例として、第2ステップでのサンプリング開始時点を説明するための被測定信号の波形図。 本発明の実施例と比較例とで測定された実効値を示すグラフ。 従来の実効値の求め方を説明するための被測定信号の波形図。
次に、図1ないし図3により、本発明の実施形態について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1に示すように、この実施形態に係る実効値測定装置10は、基本的な構成として、A/D変換手段12と、実効値演算手段13と、ゼロクロス検出手段14と、操作部15と、制御手段16と、表示手段17とを備えている。
A/D変換手段12は、入力端子11から入力されるアナログの被測定信号をデジタルの測定データに変換する。その変換速度(サンプリング速度(サンプリング周期))は、制御手段16からの指示による。
実効値演算手段13は、A/D変換された測定データの二乗平均平方根により被測定信号の実効値Vrmsを算出する。実効値演算は、被測定信号の1周期の整数倍周期にわたって行われるが、その周期指定は制御手段16からの指示による。
ゼロクロス検出手段14は、入力端子11から入力されるアナログの被測定信号のゼロクロス点を検出して、そのゼロクロス検出情報を制御手段16に与える。ゼロクロス検出手段14は、信号立ち上がり時のゼロクロス点、信号立ち下がり時のゼロクロス点のいずれも検出する。
操作部15は、キーボードやタッチ式入力パネル等からなる入力手段を備え、制御手段16に対して、測定開始、終了の指示、A/D変換のサンプリング速度(サンプリング周期)、実効値演算を行う整数倍周期の周期数等を設定する。
制御手段16には、CPU(中央演算処理ユニット)やマイクロコンピュータが用いられ、操作部15からの設定事項に基づいて、A/D変換のサンプリング速度、実効値演算を行う周期数等を設定する。また、演算結果等を表示手段17に表示する。
なお、制御手段16に実効値演算手段13を含ませてもよい。また、制御手段16の出力をLANやGP−IB等の通信手段を介してパソコン等の外部機器に与えるようにしてもよく、また、所定のインターフェイスを介してHDDやUSBメモリ等に保存するようにしてもよい。
次に、図2を参照して、上記実効値測定装置10の動作について説明する。本発明による実効値測定には、第1ステップと第2ステップとが含まれている。
〔第1ステップ〕
測定が開始されると、制御手段16は、第1ステップとして、ゼロクロス検出手段14からのゼロクロス検出情報に基づいて被測定信号Wの1周期を計測するとともに、その1周期について仮実効値TVrmsを得る。
すなわち、制御手段16は、測定開始後においてゼロクロス検出手段14からの例えば最初のゼロクロス点Zaの検出信号を受けると、図示しないタイマーをスタートさせるとともに、A/D変換手段12を動作させて被測定信号Wを所定のサンプリング周期でサンプリングを開始する。
そして、ゼロクロス検出手段14にて1周期となる次のゼロクロス点Zb(ゼロクロスZaから一つ飛びのゼロクロス点)が検出されると、タイマーを停止して、最初(前回)のゼロクロス点Zaから計時された時間を被測定信号Wの1周期Taとし、また、実効値演算手段13より、その1周期Ta中にA/D変換(サンプリング)された測定データから仮実効値TVrmsを得て、第1ステップを終了する。
この実施形態では、ゼロクロス検出手段14からのゼロクロス検出情報に基づいて被測定信号Wの1周期を計測するようにしているが、必ずしもゼロクロス点から1周期を計測する必要はなく、ゼロクロス点以外の所定の振幅値(測定値)を基点として被測定信号の1周期を求めるようにしてもよい。
また、第1ステップでの測定周期を被測定信号の1周期としているが、第1ステップでの測定周期を2周期、3周期等の複数周期として、それらの周期から得られた測定データにより仮実効値TVrmsを求めてもよい。
〔第2ステップ〕
次に、制御手段16は、第2ステップを実行するが、仮実効値TVrmsを第2ステップでのサンプリング開始時点とする。また、実効値演算する周期を第1ステップで計測した1周期Taの整数倍周期とするが、この実施形態では、その周期をサンプリング開始時点から3周期(3×Ta)とする。
第2ステップに入ると、制御手段16は、被測定信号Wが仮実効値TVrmsとほぼ等しくなるまで待つ。W≒TVrmsかどうかは、ハードウェア的なコンパレータが用いられてもよいし、サンプリングを継続してソフトウェア的な手法により測定データが仮実効値TVrmsに近くなる時点を検出してもよい。
そして、W≒TVrmsになった時点SSで、所定のサンプリング周期でのサンプリングを開始し、そのサンプリング時点SSから3×Ta周期を経過した時点SEでサンプリングを終了する。この間のサンプリング回数は、3×Taをサンプリング周期で割ることにより求められ、実効値演算手段13にて、この間にサンプリングされた測定データにより被測定信号Wの実効値Vrmsを算出する。
この実施形態では、A/D変換手段12を第1ステップでの最初のゼロクロス点Zaの検出時から第2ステップのサンプリング終了時点SEまで動作させており、第1ステップの終了時点であるゼロクロス点Zbから、第2ステップのサンプリング開始時点SSまでの間にサンプリングされた測定データがある場合には、その測定データは実効値演算に算入しない。
これとは別の実施形態として、A/D変換手段12の動作を第1ステップ終了時点であるゼロクロス点Zbで一旦停止し、W≒TVrmsになった時点SSで動作を再開させてサンプリングを開始する態様も本発明に含まれる。
いずれの実施形態においても、第1ステップと第2ステップとで、サンプリング周期は同じであることが好ましいが、異なる周期としてもよい。
また、上記実施形態では、第2ステップでのサンプリング開始時点を、第1ステップ終了後で最初にW≒TVrmsになった時点SSとしているが、別の態様として、図3に示すように、最初の時点SSを見送り、その後にW≒TVrmsになった時点、例えばSSa,SSb,SSc時点をサンプリング開始時点としてもよい。
すなわち、仮実効値TVrmsには、+(プラス)TVrmsと−(マイナス)TVrmsとが含まれ、第2ステップでのサンプリング開始時点を、+TVrms,−TVrmsのいずれかで、その立ち上がり,立ち下がりのいずれかとしてもよい。
ちなみに、図3において、SSaは+TVrmsの立ち下がり時点、SSbは−TVrmsの立ち下がり時点、SScは+TVrmsの立ち上がり時点である。
さらに別の態様として、図4に示すように、第1ステップでの周期測定の当初から、被測定信号Wを所定のサンプリング周期でサンプリングし、それらの測定データを制御手段16の図示しない記憶部に格納しながら、例えば、最初の1周期を経過した時点で、第1ステップとして、記憶部から最初の1周期分の測定データを読み出して仮実効値±TVrmsを算出した後、最初の1周期分の測定データの中から、+TVrmsもしくは−TVrmsとほぼ等しい測定データを探しだし、その測定データを第2ステップの開始点としてもよい。
図4の例示において、+TVrmsとほぼ等しい測定データは、SSd,SSeの各時点での測定データであり、−TVrmsとほぼ等しい測定データは、SSf,SSgの各時点での測定データである。
そこで、SSd〜SSgのいずれか一つの時点を第2ステップの開始点とし、その時点から例えば3周期分の測定データを上記記憶部から読み出して被測定信号Wの実効値Vrmsを算出する。これによれば、第2ステップでの実効値Vrms演算に用いる測定データの一部に第1ステップでサンプリングされた測定テータが含まれるため、その分、測定時間を短縮することができる。
本発明によれば、上記のように、第1ステップで仮実効値TVrmsを算出し、第2ステップでは仮実効値TVrmsの時点から実効値演算のサンプリングを開始するようにしたことにより、測定周期とサンプリング周期とのずれによりサンプリング回数に端数が生ずる場合、その端数の実効値に対する影響を最小限に抑えることができる。
その理由は、実効値は測定値の二乗平均平方根であり、平均演算においては平均値から遠い測定値ほど平均値に与える影響が大きく、平均値に近い測定値ほど平均値に与える影響は小さい。このことから、もっとも実効値に与える影響が小さい測定値は実効値付近の値である。したがって、サンプリング回数に端数が生ずる場合、その端数を実効値付近に存在するようにすることが好ましい。
ちなみに、先の図6で説明した従来技術のように、ゼロクロス点(0V)付近から実効値演算のサンプリングを開始すると、サンプリング回数に端数が生ずる場合、その端数が0V付近の値になるが、0V付近はもっとも実効値から遠い測定値である(クレストファクタ2以下ならば一番遠い)ため、実効値に与える影響は大きい。
次に、上記従来技術による実効値演算をゼロクロス方式、これに対して本発明の実効値演算を実効値クロス方式として、サンプリング回数の端数が実効値に与える影響を検証するが、これに先だって、実効値の求め方について説明する。
周期Tの波形f(t)の1周期における実効値Vrmsは、次式(1)で定義される。
説明の便宜上、波形f(t)を振幅A,初期位相θの正弦波とすると、次式(2)で表される。
式(2)を式(1)に代入すると次式(3)となる(途中式は省略)。
A/D変換を伴うソフトウェア処理の場合、上記式(3)はサンプリング速度が無限大の場合にしか成り立たず、現実的にはサンプリング速度によって制限される。
ここで、サンプリング間隔(周期)をTsampとして、サンプリング回数NをN=T/Tsampを四捨五入して整数にしたものとすると、A/D変換を伴うソフトウェア処理による実効値は、次式(4)によって表される。
式(4)に式(2)を代入すると次式(5)が得られる。
式(5)において、i=0のときの初期位相をθ=0゜とするのが従来のゼロクロス方式であり、これに対して、i=0のときの初期位相をθ=45゜(実効値になる時点)とするのが本発明による実効値クロス方式である。なお、この例では波形f(t)を正弦波としているため、このような位相となるが、波形が異なれば、それに応じた位相となる。
波形f(t)の周波数を49.5〜50.5Hzまで0.1Hz刻みで変化させたときのゼロクロス方式(式5にθ=0゜を代入)と、実効値クロス方式(式5にθ=45゜を代入)とで実効値がどの程度変化するかを比較した表を次表に示し、図5にそのグラフを示す(なお、実効値1V(振幅1.414V),サンプリング速度は4096Hz)。
この比較により、ゼロクロス方式に比べて、実効値クロス方式は10倍程度の安定度があることが分かる。これにより、測定値のばらつきが少ない(測定確度の向上)、演算時間を短くできる(データ収集の高速化、省電力化)、サンプリング周波数を下げることができる(省電力化、CPUやA/D変換器のコストダウン)等の効果が奏される。
10 実効値測定装置
11 入力端子
12 A/D変換手段
13 実効値演算手段
14 ゼロクロス検出手段
15 操作部
16 制御手段
17 表示手段

Claims (8)

  1. 予め被測定信号の周期を測定する第1ステップと、上記第1ステップ後において上記被測定信号の1周期の整数倍の周期にわたって上記被測定信号を所定のサンプリング周期でサンプリングし、そのサンプリングによる測定データから上記被測定信号の実効値Vrmsを求める第2ステップとを含み、
    上記第1ステップでの周期測定時に、上記被測定信号を所定のサンプリング周期でサンプリングし、そのサンプリングによる測定データから上記被測定信号の仮実効値TVrmsを算出した後上記第2ステップを実行するにあたって、上記被測定信号W≒上記仮実効値TVrmsになった時点SSを上記第2ステップでのサンプリング開始時点とすることを特徴とする実効値測定方法。
  2. 上記第1ステップにおいて、上記被測定信号の一つ飛びのゼロクロス点から上記被測定信号の1周期を求めることを特徴とする請求項1に記載の実効値測定方法。
  3. 上記第1ステップにおいて、上記被測定信号のゼロクロス点以外の所定の振幅値を基点として上記被測定信号の1周期を求めることを特徴とする請求項1に記載の実効値測定方法。
  4. 上記仮実効値TVrmsには+仮実効値TVrmsと−仮実効値TVrmsとが含まれ、上記第1ステップ終了後で、上記被測定信号が上記+仮実効値TVrmsもしくは上記仮実効値TVrmsのいずれかの値とほぼ等しくなった時点SSで上記第2ステップでのサンプリングを開始することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の実効値測定方法。
  5. 少なくとも上記第1ステップでサンプリングされた測定データは所定の記憶部に格納されており、上記第1ステップで上記仮実効値TVrmsを算出した後、上記記憶部に格納されている測定データのうち、上記仮実効値TVrmsとほぼ等しい測定データが得られた時点SSを上記第2ステップの開始点とすることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の実効値測定方法。
  6. 上記第1ステップにおけるサンプリング周期と上記第2ステップにおけるサンプリング周期は同一周期であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の実効値測定方法。
  7. 上記第1ステップにおけるサンプリング周期と上記第2ステップにおけるサンプリング周期は異なる周期であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の実効値測定方法。
  8. アナログの被測定信号をデジタルの測定データに変換するA/D変換手段と、上記測定データから上記被測定信号の実効値Vrmsを算出する実効値演算手段と、上記被測定信号Wの周期を測定する周期測定手段と、上記測定データのサンプリング開始時点、終了時点およびサンプリング周期を制御する制御手段とを含む実効値測定装置において、
    上記制御手段は、上記周期測定手段により予め被測定信号の少なくとも1周期を測定する第1ステップと、上記第1ステップで測定された1周期の整数倍の周期にわたって上記被測定信号を所定のサンプリング周期でサンプリングし、そのサンプリングによる測定データから上記実効値演算手段により上記被測定信号の実効値Vrmsを求める第2ステップとを実行するにあたって、
    上記第1ステップでの周期測定時に、上記被測定信号を所定のサンプリング周期でサンプリングし、そのサンプリングによる測定データから上記被測定信号の仮実効値TVrmsを算出し、上記仮実効値TVrmsとほぼ等しい測定データが得られた時点SSを上記第2ステップでのサンプリング開始時点とすることを特徴とする実効値測定装置。
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