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JP6459840B2 - 管理装置、画像形成装置、画像処理システム、管理方法、および制御プログラム - Google Patents
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管理装置、画像形成装置、画像処理システム、管理方法、および制御プログラム Download PDF

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Description

この開示は管理装置、画像形成装置、画像処理システム、管理方法、および制御プログラムに関し、特に、ユーザーの使用制限を行なう管理装置、画像形成装置、画像処理システム、管理方法、および制御プログラムに関する。
MFP(Multi-Functional Peripheral)などの画像形成装置のユーザーに対して、利用可能な機能が制限されていることがある。たとえば、ユーザーによっては印刷枚数が制限されたり、印刷設定(カラー/モノクロ、集約印刷)が制限されたり、送信先が制限されたりしている場合がある。オフィス環境においてユーザーに対して利用制限を課す場合、制限サーバーなどの管理装置に各ユーザーの制限情報を予め登録しておく。そして、当該オフィス環境に設置されたMFPは、ログインユーザーの制限情報を制限サーバーから取得することによって、ログインユーザーの制限内で当該ユーザー操作に従う画像形成処理を実行する。
画像形成装置の機能の制限や選択に関しては、たとえば、特開2015−72678号公報や特開2009−123012号公報や特開2013−222307号公報や特開2008−108010号公報などに様々な技術が開示されている。
特開2015−72678号公報 特開2009−123012号公報 特開2013−222307号公報 特開2008−108010号公報
昨今、複数の企業や不特定多数のユーザーが使用可能な環境である公共の環境にMFPを設置して用いる場合がある。たとえば、複数の企業で共同でオフィスを借りてMFPを共有したり、コンビニエンスストアなどの店舗にMFPを設置したりする例がある。また、一企業が専用で利用するオフィス環境に設置されたMFPであっても、各ユーザー端末が市販の印刷アプリケーションをインストールするなどして当該MFPにインターネット経由で画像形成処理を指示可能となると、制限サーバーから制限情報を取得することなくMFPにおいて画像形成処理がなされることになる。
こういった場合、MFPではユーザーに課されている利用制限が実現されない。
この課題に対して、MFP側に予め制限情報を設定しておくことも考えられる。しかしながら、上記のようにMFPが複数の企業や不特定多数のユーザーが使用可能な状態に設置される場合、当該MFPを使用する可能性のあるすべてのユーザーの制限情報を設定することが難しい。
また、他の例として、ユーザー装置でジョブを発行する際にユーザーの制限情報を制限サーバーから読み出して当該ユーザーが利用可能な機能の中で画像形成処理の設定を行なうことも考えられる。しかしながら、この手法では、ユーザー装置と制限サーバーとの間の通信が不通であった場合にジョブの発行ができなかったり遅れたりしてしまう。
本開示のある局面における目的は、公共の環境に設置した画像形成装置であってもユーザーに課せられた利用制限を適切に実現できる管理装置を提供することである。また、他の局面における目的は、公共の環境に設置した画像形成装置であってもユーザーに課せられた利用制限を適切に実現できる画像形成装置を提供することである。また、他の局面における目的は、公共の環境に設置した画像形成装置であってもユーザーに課せられた利用制限を適切に実現できる画像処理システムを提供することである。また、他の局面における目的は、公共の環境に設置した画像形成装置であってもユーザーに課せられた利用制限を適切に実現できる管理方法を提供することである。また、他の局面における目的は、公共の環境に設置した画像形成装置であってもユーザーに課せられた利用制限を適切に実現できる制御プログラムを提供することである。
ある実施の形態に従うと、管理装置は画像形成装置における画像形成処理を管理するための装置であって、画像形成装置が他の装置から受け付けたジョブに含まれる情報から特定される、画像形成装置とは異なるメモリー装置から、ジョブに関連付けられたユーザーについての画像形成装置の機能の利用制限を表わした制限情報を取得するための取得手段と、メモリー装置から取得した制限情報とジョブに対して設定された処理内容とを比較することで、ジョブに対して設定された処理内容に従う画像形成処理の可否を判断するための判断手段と、判断に従ってジョブの画像形成処理を画像形成装置に指示するための指示手段とを備える。
好ましくは、管理装置は、判断手段によってジョブに対して設定された処理内容に従う画像形成処理が否と判断された場合に、ジョブに関連付けられたユーザーに判断の結果を通知するための通知手段をさらに備える。
好ましくは、管理装置は、判断手段によってジョブに対して設定された処理内容に従う画像形成処理が否と判断された場合に、ジョブに対して設定された処理内容を制限情報に従って変更するための変更手段をさらに備える。
他の実施の形態に従うと、画像形成装置は上記の管理装置を搭載し、指示手段からの指示に従ってジョブに対する画像形成処理を実行するための処理手段と、ジョブにメモリー装置を特定するための情報が含まれない場合に、ジョブを破棄するための破棄手段とを備える。
他の実施の形態に従うと、画像処理システムは、画像形成装置とサーバーとを備える。サーバーは、ユーザーごとの、画像形成装置の機能の利用制限を表わした制限情報を記憶するためのメモリーを含む。画像形成装置が他の装置からジョブの入力を受け付けるための入力手段と、画像形成装置がジョブに含まれる情報からサーバーを特定するための特定手段と、サーバーのメモリーからジョブに関連付けられたユーザーについての画像形成装置の機能の利用制限を表わした制限情報を取得するための取得手段と、メモリーから取得した制限情報とジョブに対して設定された処理内容とを比較することで、ジョブに対して設定された処理内容に従う画像形成処理の可否を判断するための判断手段と、判断に従ってジョブの画像形成処理を画像形成装置に指示する指示手段と、指示手段からの指示に従って画像形成装置がジョブに対する画像形成処理を実行するための処理手段とをさらに備える。
他の実施の形態に従うと、管理方法は画像形成装置とサーバーとを含む画像処理システムでの画像形成処理の管理方法である。サーバーは、ユーザーごとの、画像形成装置の機能の利用制限を表わした制限情報を記憶するためのメモリーを含む。この方法は、画像形成装置が他の装置からジョブの入力を受け付けるステップと、画像形成装置がジョブに含まれる情報からサーバーを特定するステップと、サーバーのメモリーからジョブに関連付けられたユーザーについての画像形成装置の機能の利用制限を表わした制限情報を取得するステップと、メモリーから取得した制限情報とジョブに対して設定された処理内容とを比較することで、ジョブに対して設定された処理内容に従う画像形成処理の可否を判断するステップと、判断に従ってジョブの画像形成処理を画像形成装置に指示するステップと、指示に従って画像形成装置がジョブに対する画像形成処理を実行するステップとを備える。
他の実施の形態に従うと、制御プログラムは管理装置に搭載されたコンピューターに画像形成装置における画像形成処理を管理する処理を実行させる。このプログラムはコンピューターに、画像形成装置が他の装置から受け付けたジョブに含まれる情報から、ジョブに関連付けられたユーザーについての画像形成装置の機能の利用制限を表わした制限情報を記憶している、画像形成装置とは異なるメモリー装置を特定し、制限情報を取得するステップと、メモリー装置から取得した制限情報とジョブに対して設定された処理内容とを比較することで、ジョブに対して設定された処理内容に従う画像形成処理の可否を判断するステップと、判断に従ってジョブの画像形成処理を画像形成装置に指示するステップとを実行させる。
他の実施の形態に従うと、制御プログラムは端末装置に搭載されたコンピューターに画像形成装置に対してジョブを発行する処理を実行させるプログラムである。このプログラムはコンピューターに、画像形成装置に対するジョブの発行を指示する操作を受け付けるステップと、ジョブに関連付けられたユーザーについての画像形成装置の機能の利用制限を表わした制限情報を記憶する、画像形成装置とは異なる装置に搭載されているメモリー装置を特定する情報をメモリーから読み出すステップと、ジョブにメモリー装置を特定する情報を付加して、画像形成装置にジョブを発行するステップとを実行させる。
この開示によると、公共の環境に設置した画像形成装置であっても、ユーザーに課せられた利用制限を適切に実現することができる。
実施の形態にかかる画像処理システム(以下、システム)の構成を説明するための概略図である。 システムに含まれるMFP(Multi-Functional Peripheral)の装置構成の一例を表わしたブロック図である。 制限サーバーの装置構成の一例を表わしたブロック図である。 システムに含まれる端末装置の装置構成の一例を表わしたブロック図である。 印刷アプリの設定画面の具体例を表わした図である。 第1の実施の形態にかかるシステムの動作概要を表わした図である。 端末装置の機能構成の一例を表わしたブロック図である。 第1の実施の形態にかかるMFPの機能構成の一例を表わしたブロック図である。 制限サーバーの機能構成の一例を表わしたブロック図である。 第1の実施の形態にかかる端末装置およびMFPの動作の流れを表わしたフローチャートである。 制限サーバーでの動作の流れを表わしたフローチャートである。 第2の実施の形態にかかるシステムの動作概要を表わした図である。 第2の実施の形態にかかるMFPの機能構成の一例を表わしたブロック図である。 第2の実施の形態にかかるMFPの動作の流れを表わしたフローチャートである。 第3の実施の形態にかかる端末装置の動作の流れを表わしたフローチャートである。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
<システム構成>
図1は、本実施の形態にかかる画像処理システム(以下、システム)の構成を説明するための概略図である。図1を参照して、本システムは、画像形成装置の一例としてのMFP(Multi-Functional Peripheral)100と、ジョブを発行するユーザー装置としての端末装置500とを含む。
端末装置500は、ジョブを発行可能な装置であればどのような装置であってもよい。端末装置500は、たとえば、タブレット装置やスマートフォンやパーソナルコンピューターなどである。
MFP100と端末装置500とは、インターネットを介して通信可能である。また、MFP100と端末装置500とは、互いに無線通信も可能である。無線通信は、Wifi(Wireless Fidelity)などの無線LAN(Local Area Network)を介した通信や、Bluetooth(登録商標)や赤外線通信などの直接の無線通信などである。
本システムに含まれるMFP100は公共の環境に設置される。公共の環境は、たとえば、複数の企業が共同で使用しているオフィスや、不特定多数のユーザーが利用する店頭などである。端末装置500のユーザーは、上記複数の企業のいずれかの企業に属する社員や、上記不特定多数のユーザーのうちの1人のユーザーなどである。
MFP100は、インターネットを介して他の装置と通信可能である。他の装置として、たとえば、制限サーバー300A,300B,300C…が挙げられる。制限サーバー300A,300B,300C…を代表させて制限サーバー300とも称する。
制限サーバー300は、ユーザーごとの、MFP100の機能の利用制限を表わした制限情報を記憶している。利用制限は、たとえば、カラー印刷の可/不可、モノクロ印刷の可/不可、海外へのファクシミリ送信の可/不可、などの各機能の使用の可/不可や、1月の印刷可能枚数などの消耗品の利用量の上限などである。利用制限は、たとえば企業など、ユーザーの属するグループによって、ユーザーごとに課せられる。各グループは、当該グループに属するユーザーごとに制限情報を設定し、制限サーバー300A,300B,300C…のうちの当該グループに対して規定された制限サーバー300に制限情報を格納する。
<装置構成>
図2は、MFP100の装置構成の一例を表わしたブロック図である。図2を参照して、MFP100は、装置全体を制御するためのCPU(Central Processing Unit)10と、CPU10で実行されるプログラムを記憶するためのROM(Read Only Memory)11と、CPU10でプログラムを実行する際の作業領域となるRAM(Random Access Memory)12と、画像データなどを記憶するためのHDD(Hard Disk Drive)13と含む。MFP100は、さらに、画像形成処理を実行するためのハードウェアの一例として、プリンター14と、スキャナー15と、ファクシミリ(FAX)装置16とを含む。MFP100は、その他、操作パネル17と、インターネットを介して他の装置と通信するための第1通信部18と、無線通信によって端末装置500と通信するための第2通信部19とを含む。
図3は、制限サーバー300の装置構成の一例を表わしたブロック図である。制限サーバー300は、一般的なサーバーであってよい。すなわち、図3を参照して、制限サーバー300は、装置全体を制御するためのCPU30と、CPU30で実行されるプログラムを記憶するためのROM31と、CPU30でプログラムを実行する際の作業領域となるRAM32と、制限情報などの各種情報を記憶するためのHDD33と、インターネットを介して他の装置と通信するための通信部34とを含む。
図4は、端末装置500の装置構成の一例を表わしたブロック図である。図4を参照して、端末装置500は、装置全体を制御するためのCPU50と、CPU50で実行されるプログラムを記憶するためのROM51と、CPU50でプログラムを実行する際の作業領域となったり各種情報を記憶するためのRAM52とを含む。端末装置500は、さらに、操作部53とディスプレイ54とを含んでもよい。これらは、タッチパネルを構成してもよい。また、端末装置500は、インターネットを介して他の装置と通信するための第1通信部55と、無線通信によってMFP100と通信するための第2通信部56とをさらに含む。
[第1の実施の形態]
<動作概要>
本システムでは、端末装置500がMFP100に対してジョブを発行し、MFP100が当該ジョブを処理する。端末装置500からMFP100へは、インターネットを介してジョブが発行されてもよいし、無線通信によってジョブが発行されてもよい。
端末装置500からMFP100に対して無線通信によってジョブが発行される場合であって、オフィス内に構築された無線LANなどを経由して端末装置500からMFP100に対してジョブが発行された場合、MFP100は、当該無線LANによって接続されている、図示されていない社内の制限サーバーなどにアクセスし、当該ジョブに関連付けられているユーザー(たとえば端末装置500のユーザー)の制限情報を制限サーバーなどから取得し、該制限サーバーに発行されたジョブに対して設定された処理内容に従う画像形成処理が当該ジョブに関連付けられているユーザーに許可されているか否かを判断することができる。または、MFP100は該制限サーバーに発行されたジョブに対して設定された処理内容を渡して、当該処理内容に従う画像形成処理が当該ジョブに関連付けられているユーザーに許可されているか否かを問い合わせることができる。これにより、当該ジョブに関連付けられたユーザーに対して設定されているMFP100の機能の利用制限を実現することができる。
一方、端末装置500からMFP100に対して無線通信によってジョブが発行される場合であっても、無線LANなどのネットワークを介さずに直接端末装置500からMFP100に対してジョブが発行された場合や、インターネットを介して端末装置500からMFP100に対してジョブが発行された場合、MFP100は、当該ユーザーが当該オフィスを所有する企業などのグループに属するユーザーであるか否かが判断できない。つまり、MFP100は、当該ジョブに関連付けられたユーザーについての制限情報を記憶している制限サーバーを特定することができない。または、MFP100がコンビニエンスストアなどの公共のスペースに配備されている場合にも、発行されたジョブに関連付けられたユーザーについての制限情報を記憶している制限サーバーを特定することができない。そのため、この場合、MFP100は、制限情報を取得することなく、つまり、機能制限を行なうことなくジョブ処理を行なうことになる。そのために、当該ジョブに関連付けられたユーザーに対して設定されているMFP100の利用制限が適切に実現されない。
そこで、本実施の形態にかかるシステムでは、端末装置500はジョブを発行する際に当該ジョブに、当該ジョブに関連付けられたユーザーについての制限情報を記憶する制限サーバー300を特定する情報を付加して、MFP100に発行する。MFP100はジョブに含まれる情報から制限サーバー300を特定し、ジョブに対して設定された処理内容に従う画像形成処理が当該ジョブに関連付けられたユーザーに許可されているか否かを制限サーバー300に問い合わせる。制限サーバー300は、記憶している制限情報とジョブに対して設定された処理内容とを比較することで当該ジョブに対して設定された処理内容に従う画像形成処理の可否を判断し、当該判断に従ってジョブの画像形成処理をMFP100に対して指示する。したがって、第1の実施の形態にかかるシステムでは、制限サーバー300が、MFP100での画像形成処理を管理するための管理装置として機能する。
上記のようなジョブの発行処理を実現するための、端末装置500には、ジョブ発行のためのアプリケーションがインストールされている。以下、このアプリケーションを印刷アプリとも称する。
図5(A)および図5(B)は、それぞれ、印刷アプリの設定画面の具体例を表わした図である。図5(A)は端末装置500がタブレットなどの装置である場合の設定画面の具体例を表わし、図5(B)は印刷アプリがパーソナルコンピューターにインストールされているプリンタードライバーに組み込まれている場合のプリンタードライバーの設定画面における印刷アプリの設定を行なうページの具体例を表わしている。
図5(A)および図5(B)を参照して、印刷アプリは、ジョブの発行者となるユーザーについての制限情報を記憶する制限サーバーを特定するための情報の入力を受け付けて、予め記憶しておく。制限サーバーを特定するための情報は、たとえば当該サーバーへのアクセス情報(URL(Uniform Resource Locators)など)である。制限サーバーを特定するための情報は、その他、当該ユーザーの属するグループを特定する情報であってもよい。また、印刷アプリは、さらに、ユーザーを特定する情報(ユーザーID)や制限情報を取得するために必要な場合にはパスワードなどの入力を受け付けて、予め記憶しておいてもよい。
図6は、第1の実施の形態にかかるシステムの動作概要を表わした図である。図6を参照して、始めに、端末装置500は上記印刷アプリを用いてMFP100にジョブを発行する(ステップS1)。上記印刷アプリを用いて発行されたジョブには、当該ジョブに関連付けられたユーザーである端末装置500のユーザーについての制限情報を記憶する制限サーバー300を特定する情報が付加されている。
ステップS1で発行されたジョブを受け付けたMFP100は、ジョブに含まれている情報に基づいて制限サーバー300を特定する(ステップS2)。好ましくは、MFP100は、受け付けたジョブに制限サーバー300を特定する情報が含まれていない場合、当該ジョブを破棄する(ステップS3)。または、MFP100は端末装置500に対して制限サーバー300を特定する情報を要求してもよい。さらに、MFP100は制限サーバー300を特定する情報が含まれていないジョブの処理の可否が設定可能であってもよい。つまり、当該MFPに対して制限サーバー300を特定する情報が含まれていないジョブを処理してもよいと設定されている場合には、MFP100は制限サーバー300を特定する情報が含まれていないジョブであっても処理する。制限サーバー300を特定する情報が含まれていないジョブの処理が不可と設定されている場合には、MFP100は制限サーバー300を特定する情報が含まれていないジョブを破棄したり、端末装置500に対して制限サーバー300を特定する情報を要求したりする。
MFP100は、特定された制限サーバー300に対して、ジョブに対して設定された処理内容を渡して、当該ジョブに関連付けられた当該処理内容に従う画像形成処理が許可されているか否かを問い合わせる(ステップS4)。
ステップS4の問い合わせを受けた制限サーバー300は、メモリーの一例であるHDD33に記憶されている制限情報群の中から該当するユーザーについての制限情報を特定して読み出し(ステップS5)、これらを比較することによって、ジョブに対して設定された処理内容に従う画像形成処理の可否を判断する(ステップS6)。たとえば、当該ジョブに関連付けられたユーザーに対してカラー印刷が許可されていない場合であって、ジョブにカラー印刷が設定されている場合は、制限サーバー300は、当該ジョブに対して設定された処理内容に従う画像形成処理が許可されていないと判断する。
好ましくは、制限サーバー300は、ステップS6の判断においてジョブに対して設定された処理内容に従う画像形成処理が許可されていないと判断された場合に、ジョブに対して設定された処理内容を制限情報に従って変更する(ステップS7)。たとえば、上記の例の場合、制限サーバー300は、ジョブに対して設定されているカラー印刷をモノクロ印刷に変更する。また、好ましくは、制限サーバー300は、ステップS6の判断においてジョブに対して設定された処理内容に従う画像形成処理が否と判断された場合に、端末装置500に判断の結果を通知する。さらには、制限サーバー300は、上記のようにジョブに対して設定された処理内容を制限情報に基づいて変更した場合に、端末装置500に変更を通知してもよい。または、制限サーバー300は、端末装置500に判断の結果を通知し、端末装置500のユーザーからの承諾があった場合に、ジョブに対して設定された処理内容を制限情報に基づいて変更してもよい。
制限サーバー300は、ステップS6の判断の結果に従ってジョブの画像形成処理をMFP100に対して指示する(ステップS8)。ジョブに対して設定された処理内容に従う画像形成処理が許可されていると判断された場合には、ステップS8で制限サーバー300はMFP100に対して、ジョブに対して設定された処理内容に従う画像形成処理の実行を指示する。ジョブに対して設定された処理内容に従う画像形成処理が許可されていないと判断された場合には、ステップS8で制限サーバー300はMFP100に対して、ステップS7で変更された画像形成処理の実行、または、ジョブに対して設定された処理内容に従う画像形成処理の実行の禁止を指示する。
ステップS8の指示を受けたMFP100は、当該指示に従ってジョブに対する画像形成処理を実行する(ステップS9)。このとき、好ましくはMFP100は、上記のようにジョブに対して設定されている処理内容が変更された場合、端末装置500に変更を通知する(ステップS10)。または、MFP100は、ステップS8でジョブに対して設定された処理内容に従う画像形成処理の実行の禁止が指示された場合、端末装置500に画像形成処理ができないことを通知してもよい。
<機能構成>
図7は、上記動作を行なうための端末装置500の機能構成の一例を表わしたブロック図である。図7の各機能は、端末装置500のCPU50がROM51に記憶されているプログラム(印刷アプリ)をRAM52上に読み出して実行することによって、主にCPU50によって実現される。
図7を参照して、端末装置500のCPU50は、指示入力部501と、ジョブ生成部502と、読出部503と、付加処理部504と、発行部505とを含む。
メモリーの一例であるRAM52は、印刷アプリの設定画面に従って入力される、ユーザーの制限情報を記憶する制限サーバー300を特定する情報を記憶するための記憶領域である制限サーバー情報記憶部521を含む。上記設定画面に従ってURLなどの情報が入力されると、制限サーバー情報記憶部521に格納される。
指示入力部501は操作部53からユーザー操作に従うユーザー指示の入力を受け付ける。ユーザー指示がジョブの発行であった場合、ジョブ生成部502は指定されたジョブを読み出し、またはジョブを生成する。また、ユーザー指示がジョブの発行であった場合、読出部503はユーザーの制限情報を記憶する制限サーバー300を特定する情報を制限サーバー情報記憶部521から読み出す。
付加処理部504は、読み出された制限サーバー300を特定する情報を発行するジョブに付加し、発行部505が当該ジョブを発行する。
図8は、上記動作を行なうためのMFP100の機能構成の一例を表わしたブロック図である。図8の各機能は、MFP100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行することによって、主にCPU10によって実現される。
図8を参照して、MFP100のCPU10は、ジョブ入力部101と、格納部102と、特定部103と、問い合わせ部104とを含む。
ジョブ入力部101は、端末装置500から発行されたジョブの入力を受け付ける。入力されたジョブは格納部102によって、メモリーの一例であるHDD13に含まれている記憶領域であるジョブ記憶部131に格納される。
特定部103は、ジョブに含まれる情報に基づいて、当該ジョブに関連付けられたユーザーについての制限情報を記憶する制限サーバー300を特定する。問い合わせ部104は、特定された制限サーバー300に当該ジョブに設定された処理内容を渡して、当該処理内容に従う画像形成処理の可否を問い合わせる。
CPU10は、さらに、指示入力部105と処理部106とを含む。指示入力部105は、制限サーバー300から、当該制限サーバー300での画像形成処理の可否の判断に従った画像形成処理の指示の入力を受け付ける。処理部106は、当該指示に従って、印刷などの画像形成処理を実行する。
好ましくは、CPU10は、さらに、破棄処理部107を含む。破棄処理部107は、端末装置500から入力されたジョブに制限サーバー300を特定する情報が付加されていない場合に、当該ジョブを破棄する処理を行なう。また、破棄処理部107には、ジョブに制限サーバー300を特定する情報が付加されていない場合に当該ジョブを破棄するか否かを設定可能であってもよい。
好ましくは、CPU10は、さらに、通知部110を含む。通知部110は、制限サーバー300からジョブに対して設定された処理内容に従う画像形成処理が許可されていないとの判断結果に従って画像形成処理の禁止や変更された画像形成処理が指示された場合に、端末装置500に通知する。処理部106は、当該通知に基づいて画像形成処理の実行が指示されてから画像形成処理を実行するようにしてもよい。
図9は、上記動作を行なうための制限サーバー300の機能構成の一例を表わしたブロック図である。図9の各機能は、制限サーバー300のCPU30がROM31に記憶されているプログラムをRAM32上に読み出して実行することによって、主に、CPU30によって実現される。
図9を参照して、制限サーバー300のCPU30は、問い合わせ入力部301と、読出部302と、判断部303と、指示出力部304とを含む。
メモリーの一例であるHDD33は、ユーザーごとに制限情報を記憶するための記憶領域である制限情報記憶部331を含む。
問い合わせ入力部301は、MFP100からジョブに設定された処理内容を受信し、当該ジョブに関連付けられたユーザーに上記処理内容に従う画像形成処理が許可されているか否かの問い合わせを受け付ける。読出部302は、上記問い合わせの対象であるジョブに関連付けられたユーザーについての制限情報を制限情報記憶部331から読み出す。判断部303は、制限情報とジョブに設定された処理内容とを比較することで、当該処理内容に従う画像形成処理が当該ユーザーに許可されているか否かを判断する。指示出力部304は、当該判断に従ってMFP100に画像形成処理の実行を指示する。
好ましくは、CPU30は変更部305をさらに含む。変更部305は、判断部303においてジョブに設定された処理内容に従う画像形成処理が否と判断された場合に、ジョブに設定された処理内容を制限情報に基づいて変更する。この場合、指示出力部304は、変更された処理内容に従う画像形成処理の実行を指示する。
<動作フロー>
図10は、端末装置500およびMFP100の動作の流れを表わしたフローチャートである。図10の左側のフローチャートに表わされた端末装置500の動作は、端末装置500のCPU50がROM51に記憶されているプログラム(印刷アプリ)をRAM52上に読み出して実行し、図7の各機能を発揮することによって実現される。また、図10の右側のフローチャートに表わされたMFP100の動作は、MFP100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行し、図8の各機能を発揮することによって実現される。
図10を参照して、端末装置500のCPU50は、ジョブの発行を指示するユーザー操作を受け付けると(ステップS101でYES)、メモリーから制限サーバー300を特定する情報を読み出して(ステップS103)、発行するジョブに付加する(ステップS105)。そして、CPU50は、制限サーバー300を特定する情報が付加されたジョブをMFP100に発行する(ステップS107)。
当該ジョブを受信したMFP100のCPU10は(ステップS201)、ジョブを解析して制限サーバー300を特定する情報が付加されているか否かを判断する。該情報が付加されていない場合に(ステップS203)、CPU10は、ジョブを破棄して(ステップS205)、以降の動作をスキップして終了してもよい。
入力されたジョブに該情報が付加されている場合(ステップS203でYES)、CPU10は、当該情報から制限サーバー300を特定し(ステップS207)、特定された制限サーバー300にジョブに設定されている処理内容を渡して当該処理内容に従う画像形成処理の可否を問い合わせる(ステップS209)。
CPU10は、ステップS209での問い合わせに対する制限サーバー300からの指示に従って画像形成処理を実行する(ステップS213,S217)。すなわち、ステップS209での問い合わせに対する制限サーバー300からの指示がジョブに設定されている処理内容に従う画像形成処理が許可されており、当該画像形成処理の実行を指示するものであった場合(ステップS211でYES)、CPU10は、ジョブに設定された処理内容に従う画像形成処理を実行する(ステップS213)。
ステップS209での問い合わせに対する制限サーバー300からの指示がジョブに設定されている処理内容に従う画像形成処理が許可されていないという判断に基づく指示である場合(ステップS211でNO)、CPU10は、制限サーバー300から指示された、変更された処理内容に従う画像形成処理を実行する(ステップS217)。または、CPU10は、制限サーバー300から画像形成処理の禁止が指示された場合には、ジョブに設定された処理内容に従う画像形成処理を行なわない。好ましくは、CPU10は、制限サーバー300からの指示がジョブに設定されている処理内容に従う画像形成処理が許可されていないという判断に基づく指示であった場合に、その判断結果、または設定された処理内容が変更されたことを端末装置500に通知する(ステップS215)。または、CPU10は、当該通知の後に端末装置500のユーザーから画像形成処理を実行しないこと、または設定された処理内容を変更することの承諾が得られた場合に、制限サーバー300からの指示に従う画像形成処理(ステップS217)を実行してもよい。
図11は、制限サーバー300での動作の流れを表わしたフローチャートである。図11のフローチャートに表わされた動作は、制限サーバー300のCPU30がROM31に記憶されているプログラムをRAM32上に読み出して実行し、図9の各機能を発揮することによって実現される。
図11を参照して、制限サーバー300のCPU30は、上記ステップS209で行なわれた端末装置500からの問い合わせを受け付けると(ステップS301)、当該ジョブに関連付けられたユーザーの制限情報をメモリーから読み出して(ステップS303)、ジョブに設定された処理内容と比較する。その結果、ジョブに設定された処理内容に従う画像形成処理が当該ユーザーに許可されている場合には(ステップS305でYES)、CPU30は、ジョブに設定された処理内容に従う画像形成処理の実行をMFP100に指示する(ステップS307)。
ジョブに設定された処理内容に従う画像形成処理が当該ユーザーに許可されていない場合(ステップS305でNO)、CPU30は、制限情報に基づいてジョブに設定された処理内容を変更し(ステップS309)、変更された処理内容に従う画像形成処理の実行をMFP100に指示する(ステップS311)。
<第1の実施の形態の効果>
本実施の形態にかかるシステムが以上の動作を行なうことで、MFP100が、ユーザーごとに当該ユーザーが属するグループにおいて設定されたMFP100の機能の利用制限を示す制限情報を記憶した制限サーバー300のアクセス先を記憶させられないような公共の環境に設置されたものであった場合であっても、MFP100は制限サーバー300を特定する情報をジョブから取得することができるために、MFP100での画像形成処理において制限情報に基づいて当該ユーザーに対して設定された機能制限を適用することができる。
このシステムは、たとえば、複数の企業が共同で使用している環境にMFP100が設置されている場合などに好適に適用される。この場合、MFP100は共同で使用されるものであるため、MFP100にユーザーごとの制限情報や、制限情報を記憶する制限サーバー300の情報を登録することは適切ではない。しかしながら、ジョブに制限サーバー300を特定する情報が付加されていることによってMFP100は当該制限サーバー300と協働してジョブの画像形成処理に当該ユーザーの利用制限を適用することができる。
また、1つの企業が使用するオフィスに本システムが構築されている場合であって、MFP100に無線LANなどの制限サーバー300を含むネットワークを介さずに端末装置500からジョブが発行された場合であっても、MFP100は制限サーバー300と協働してジョブの画像形成処理に当該ユーザーの利用制限を適用することができる。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態にかかるシステムにおいては、MFP100での画像形成処理を管理するための管理装置が制限サーバー300であるものとしている。しかしながら、管理装置はシステムに含まれるいずれの装置であってもよい。第2の実施の形態にかかるシステムは、MFP100が管理装置として機能する。第2の実施の形態にかかるシステムに含まれる各装置の構成は、第1の実施の形態にかかるシステムに含まれる各装置の構成と同様である。
<動作概要>
図12は、第2の実施の形態にかかるシステムの動作概要を表わした図である。図12を参照して、始めに、端末装置500は印刷アプリを用いて、制限サーバー300を特定する情報が付加されたジョブをMFP100に発行する(ステップS11)。
ステップS11で発行されたジョブを受け付けたMFP100は、ジョブに含まれている情報に基づいて制限サーバー300を特定する(ステップS12)。好ましくは、MFP100は、受け付けたジョブに制限サーバー300を特定する情報が含まれていない場合、当該ジョブを破棄する(ステップS13)。
MFP100は、特定された制限サーバー300に対して、ジョブに対して、当該ジョブに関連付けられたユーザーの制限情報を要求する(ステップS14)。ステップS14の要求に応じて制限サーバー300は、メモリーの一例であるHDD33に記憶されている制限情報群の中から該当するユーザーについての制限情報を特定して読み出し(ステップS15)、MFP100に渡す(ステップS16)。
MFP100から制限情報を受け取ったMFP100は、制限情報とジョブに対して設定された処理内容とを比較することによって、ジョブに対して設定された処理内容に従う画像形成処理の可否を判断する(ステップS17)。好ましくは、MFP100は、ステップS17の判断においてジョブに対して設定された処理内容に従う画像形成処理が許可されていないと判断された場合に、ジョブに対して設定された処理内容を制限情報に従って変更する(ステップS18)。また、好ましくは、MFP100は、ステップS17の判断においてジョブに対して設定された処理内容に従う画像形成処理が許可されていないと判断された場合に、端末装置500に判断の結果を通知する(ステップS21)。さらには、MFP100は、上記のようにジョブに対して設定された処理内容を制限情報に基づいて変更した場合に、端末装置500に変更を通知してもよい。または、MFP100は、端末装置500に判断の結果を通知し、端末装置500のユーザーからの承諾があった場合に、ジョブに対して設定された処理内容を制限情報に基づいて変更してもよい。
MFP100は、ステップS17の判断の結果に従ってジョブの画像形成処理をMFP100の画像形成処理を実行するための処理部106(図13)に対して指示する(ステップS19)。ステップS19の指示に従ってMFP100の処理部106はジョブに対する画像形成処理を実行する(ステップS20)。
<機能構成>
上記動作を行なうための端末装置500の機能構成は、図7に表わされた第1の実施の形態にかかる端末装置500の機能構成と同じである。
図13は、上記動作を行なうための、第2の実施の形態にかかるMFP100の機能構成の一例を表わしたブロック図である。図13の各機能は、MFP100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行することによって、主にCPU10によって実現される。図13において、図8に表わされた第1の実施の形態にかかるMFP100の機能と同じ参照符号が付された機能は、第1の実施の形態にかかるMFP100の機能と同じであるため説明を繰り返さない。
図13を参照して、第2の実施の形態にかかるMFP100のCPU10は、問い合わせ部104に替えて、制限サーバー300に制限情報を要求するための要求部115を含む。
また、CPU10は、指示入力部105に替えて、制限情報入力部116、判断部117、および指示部119を含む。好ましくは、CPU10は、変更部118をさらに含む。
制限情報入力部116は、上記要求に応じた制限サーバー300からの制限情報の入力を受け付ける。判断部117は、制限情報とジョブに設定された処理内容とを比較することで、当該処理内容に従う画像形成処理が当該ユーザーに許可されているか否かを判断する。指示部119は、当該判断に従って処理部106に画像形成処理の実行を指示する。好ましくは、変更部118は、判断部117においてジョブに設定された処理内容に従う画像形成処理が許可されていないと判断された場合に、ジョブに設定された処理内容を制限情報に基づいて変更する。
<動作フロー>
図14は、第2の実施の形態にかかるMFP100の動作の流れを表わしたフローチャートである。図14のフローチャートに表わされたMFP100の動作は、MFP100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行し、図13の各機能を発揮することによって実現される。
図14を参照して、MFP100のCPU10は、端末装置500から発行されたジョブを受信すると(ステップS401)、ジョブを解析して制限サーバー300を特定する情報が付加されているか否かを判断する。該情報が付加されていない場合に(ステップS403)、CPU10は、ジョブを破棄して(ステップS405)、以降の動作をスキップして終了してもよい。
入力されたジョブに該情報が付加されている場合(ステップS403でYES)、CPU10は、当該情報から制限サーバー300を特定し(ステップS407)、特定された制限サーバー300に当該ジョブに関連付けられたユーザーの制限情報を要求することによって制限サーバー300から当該ユーザーの制限情報を取得する(ステップS409)。
CPU10は、取得した制限情報とジョブに設定された処理内容と比較する。その結果、ジョブに設定された処理内容に従う画像形成処理が当該ユーザーに許可されている場合には(ステップS411でYES)、CPU10は、ジョブに設定された処理内容に従う画像形成処理の実行を処理部106に指示する(ステップS413)。ジョブに設定された処理内容に従う画像形成処理が当該ユーザーに許可されていない場合(ステップS411でNO)、CPU10は、制限情報に基づいてジョブに設定された処理内容を変更し(ステップS415)、変更された処理内容に従う画像形成処理の実行を処理部106に指示する(ステップS417)。
<第2の実施の形態の効果>
第2の実施の形態にかかるシステムによっても、MFP100が公共の環境に設置されたものであった場合であっても、MFP100での画像形成処理において制限情報に基づいて当該ユーザーに対して設定された機能制限を適用することができる。
[第3の実施の形態]
なお、このようなシステムにおいては、端末装置500がMFP100にジョブを発行する際に制限サーバー300にアクセスして制限情報を取得して付加する、または、端末装置500が上記の管理装置として機能して、制限サーバー300に記憶されている制限情報に基づいて利用可能な画像形成処理に処理内容を変更する、ということが考えられる。
第3の実施の形態においては、端末装置500が、MFP100での画像形成処理を管理するための管理装置として機能する。そのために、第3の実施の形態にかかる端末装置500のCPU50は、付加処理部504に替えて、第2の実施の形態にかかるMFP100のCPU10に含まれる要求部115、制限情報入力部116、および判断部117と同様の機能含む。また、第3の実施の形態にかかる端末装置500において、ジョブ生成部502は、上記判断に従う処理内容をジョブに設定する。
しかしながら、端末装置500が制限サーバー300と通信不可な環境にあった場合や、端末装置500と制限サーバー300との通信が不通であった場合では、端末装置500はMFP100にジョブを発行することができない。そういった場合に、第3の実施の形態にかかる端末装置500は、第1の実施の形態および第2の実施の形態にかかる端末装置500と同様に、制限サーバー300を特定する情報をジョブに付加する。すなわち、この場合、MFP100や制限サーバー300がMFP100での画像形成処理を管理するための管理装置として機能する。つまり、第3の実施の形態では、第1の実施の形態または第2の実施の形態において、さらに、端末装置500が、MFP100での画像形成処理を管理するための管理装置として機能するように構成されている。
図15は、第3の実施の形態にかかる端末装置500の動作の流れを表わしたフローチャートである。図15のフローチャートに表わされた動作は、端末装置500のCPU50がROM51に記憶されている上記のプログラム(印刷アプリ)をRAM52上に読み出して実行することによって実現される。
図15を参照して、端末装置500のCPU50は、ジョブの発行を指示するユーザー操作を受け付けると(ステップS501でYES)、メモリーから制限サーバー300を特定する情報を読み出して(ステップS503)、当該情報から制限サーバー300を特定する(ステップS505)。そして、CPU50は、特定された制限サーバー300に当該ジョブに関連付けられたユーザーの制限情報を要求する(ステップS507)。
上記要求に応じて制限サーバー300から制限情報が取得された場合(ステップS509でYES)、CPU50は、第1の実施の形態にかかる制限サーバー300での判断処理、または第2の実施の形態にかかるMFP100での判断処理と同様の処理を実行する。すなわち、CPU50は、取得した制限情報とジョブに設定された処理内容と比較し、設定された処理内容に従う画像形成処理が許可されている場合は(ステップS515でYES)、上記ステップS501で指示された処理内容の設定をジョブに付加してMFP100に対してジョブを発行する(ステップS517)。ジョブに設定された処理内容に従う画像形成処理が許可されていない場合には(ステップS515でNO)、CPU50は、上記ステップS501で指示された処理内容を制限情報に基づいて変更し(ステップS519)、または、変更するユーザー指示をさらに受け付けて、変更された処理内容の設定をジョブに付加してMFP100に対してジョブを発行する(ステップS521)。
端末装置500が制限サーバー300と通信不可な環境にあったり、端末装置500と制限サーバー300との通信が不通であったりして、制限サーバー300から制限情報が取得されなかった場合(ステップS509でNO)、CPU50は、上記ステップS503でメモリーから読み出した制限サーバー300を特定する情報を発行するジョブに付加する(ステップS511)。そして、CPU50は、制限サーバー300を特定する情報が付加されたジョブをMFP100に発行する(ステップS513)。この場合、当該ジョブは、第1の実施の形態または第2の実施の形態において説明されたように、制限サーバー300またはMFP100において当該ジョブに設定された処理内容に従う画像形成処理が当該ユーザーに許可されているか否かが判断され、その判断に従ってMFP100で画像形成処理が実行される。
<第3の実施の形態の効果>
端末装置500側で制限情報を取得して当該情報に応じた処理内容をジョブに対して設定するように構成されている場合において、端末装置500が制限サーバー300から制限情報を取得できない場合においても、第3の実施の形態にかかるシステムにおいて上記のような動作が行なわれることで、MFP100での画像形成処理において制限情報に基づいて当該ユーザーに対して設定された機能制限を適用することができる。
[その他]
開示された特徴は、1つ以上のモジュールによって実現される。たとえば、当該特徴は、回路素子その他のハードウェアモジュールによって、当該特徴を実現する処理を規定したソフトウェアモジュールによって、または、ハードウェアモジュールとソフトウェアモジュールとの組み合わせによって実現され得る。
上述の動作をシステムに含む各装置に実行させるための、1つ以上のソフトウェアモジュールの組み合わせであるプログラムとして提供することもできる。このようなプログラムは、コンピューターに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピューター読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピューターに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本開示にかかるプログラムは、コンピューターのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本開示にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本開示にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本開示にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10,30,50 CPU、11,31,51 ROM、12,32,52 RAM、13,33 HDD、14 プリンター、15 スキャナー、16 FAX装置、17 操作パネル、18,55 第1通信部、19,56 第2通信部、34 通信部、53 操作部、54 ディスプレイ、100 MFP、101 ジョブ入力部、102 格納部、103 特定部、104 問い合わせ部、105,501 指示入力部、106 処理部、107 破棄処理部、110 通知部、115 要求部、116 制限情報入力部、117,303 判断部、118,305 変更部、119 指示部、131 ジョブ記憶部、300,300A,300B,300C 制限サーバー、301 問い合わせ入力部、302,503 読出部、304 指示出力部、331 制限情報記憶部、500 端末装置、502 ジョブ生成部、504 付加処理部、505 発行部、521 制限サーバー情報記憶部。

Claims (8)

  1. 画像形成装置における画像形成処理を管理するための管理装置であって、
    前記画像形成装置が他の装置から受け付けたジョブに含まれる情報から特定される、前記画像形成装置とは異なるメモリー装置から、前記ジョブに関連付けられたユーザーについての前記画像形成装置の機能の利用制限を表わした制限情報を取得するための取得手段と、
    前記メモリー装置から取得した前記制限情報と前記ジョブに対して設定された処理内容とを比較することで、前記ジョブに対して設定された処理内容に従う画像形成処理の可否を判断するための判断手段と、
    前記判断に従って前記ジョブの画像形成処理を前記画像形成装置に指示するための指示手段と、を備える、管理装置。
  2. 前記判断手段によって前記ジョブに対して設定された処理内容に従う画像形成処理が否と判断された場合に、前記ジョブに関連付けられたユーザーに前記判断の結果を通知するための通知手段をさらに備える、請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記判断手段によって前記ジョブに対して設定された処理内容に従う画像形成処理が否と判断された場合に、前記ジョブに対して設定された処理内容を前記制限情報に従って変更するための変更手段をさらに備える、請求項1または2に記載の管理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の管理装置を搭載した画像形成装置であって、
    前記指示手段からの指示に従って前記ジョブに対する画像形成処理を実行するための処理手段と、
    前記ジョブに前記メモリー装置を特定するための情報が含まれない場合に、前記ジョブを破棄するための破棄手段と、を備える、画像形成装置。
  5. 画像形成装置と、
    サーバーとを備え、
    前記サーバーは、ユーザーごとの、前記画像形成装置の機能の利用制限を表わした制限情報を記憶するためのメモリーを含み、
    前記画像形成装置が他の装置からジョブの入力を受け付けるための入力手段と、
    前記画像形成装置が前記ジョブに含まれる情報から前記サーバーを特定するための特定手段と、
    前記サーバーの前記メモリーから前記ジョブに関連付けられたユーザーについての前記画像形成装置の機能の利用制限を表わした制限情報を取得するための取得手段と、
    前記メモリーから取得した前記制限情報と前記ジョブに対して設定された処理内容ととを比較することで、前記ジョブに対して設定された処理内容に従う画像形成処理の可否を判断するための判断手段と、
    前記判断に従って前記ジョブの画像形成処理を前記画像形成装置に指示する指示手段と、
    前記指示手段からの指示に従って前記画像形成装置が前記ジョブに対する画像形成処理を実行するための処理手段とをさらに備える、画像処理システム。
  6. 画像形成装置とサーバーとを含む画像処理システムでの画像形成処理の管理方法であって、
    前記サーバーは、ユーザーごとの、前記画像形成装置の機能の利用制限を表わした制限情報を記憶するためのメモリーを含み、
    前記画像形成装置が他の装置からジョブの入力を受け付けるステップと、
    前記画像形成装置が前記ジョブに含まれる情報から前記サーバーを特定するステップと、
    前記サーバーの前記メモリーから前記ジョブに関連付けられたユーザーについての前記画像形成装置の機能の利用制限を表わした制限情報を取得するステップと、
    前記メモリーから取得した前記制限情報と前記ジョブに対して設定された処理内容とを比較することで、前記ジョブに対して設定された処理内容に従う画像形成処理の可否を判断するステップと、
    前記判断に従って前記ジョブの画像形成処理を前記画像形成装置に指示するステップと、
    前記指示に従って前記画像形成装置が前記ジョブに対する画像形成処理を実行するステップと、を備える、管理方法。
  7. 管理装置に搭載されたコンピューターに、画像形成装置における画像形成処理を管理する処理を実行させるプログラムであって、
    前記プログラムは前記コンピューターに、
    前記画像形成装置が他の装置から受け付けたジョブに含まれる情報から、前記ジョブに関連付けられたユーザーについての前記画像形成装置の機能の利用制限を表わした制限情報を記憶している、前記画像形成装置とは異なるメモリー装置を特定し、前記制限情報を取得するステップと、
    前記メモリー装置から取得した前記制限情報と前記ジョブに対して設定された処理内容とを比較することで、前記ジョブに対して設定された処理内容に従う画像形成処理の可否を判断するステップと、
    前記判断に従って前記ジョブの画像形成処理を前記画像形成装置に指示するステップと、を実行させる、制御プログラム。
  8. 端末装置に搭載されたコンピューターに、画像形成装置に対してジョブを発行する処理を実行させるプログラムであって、
    前記プログラムは前記コンピューターに、
    前記画像形成装置に対するジョブの発行を指示する操作を受け付けるステップと、
    前記ジョブに関連付けられたユーザーについての前記画像形成装置の機能の利用制限を表わした制限情報を記憶する、前記画像形成装置とは異なる装置に搭載されているメモリー装置を特定する情報をメモリーから読み出すステップと、
    前記ジョブに前記メモリー装置を特定する情報を付加して、前記画像形成装置に前記ジョブを発行するステップとを実行させる、制御プログラム。
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