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JP6466705B2 - 車載装置 - Google Patents
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Description

本発明は、車載装置に関する。
本技術分野の背景技術として、特開平6−60471号公報(特許文献1)がある。この公報には、「電源スイッチ7により電源オン指令が発せられラストモードが演奏モードである場合に演奏機器43,44に記録媒体が装着されていないときはその未装着状態を報知し所定時間が経過してもその記録媒体の装着操作を含む新たな操作指令がなければその演奏機器とは別の音響及び/または映像出力機器41,42によって音響及び/または映像出力をし、演奏機器43,44を選択するソース選択スイッチ13,14により電源オン指令が発せられた場合に記録媒体が装着されていないときはその未装着状態を報知しその記録媒体の装着操作を含む新たな操作指令を待機する。」と記載されている。
特開平6−60471号公報
特許文献1では、電源をオンにすると共にラストソースを実行する場合、電源スイッチを操作することが前提であり、電源スイッチ以外のスイッチを考慮しておらず、利便性の向上の余地がある。
そこで、本発明は、ユーザの利便性の高い車載装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、車載装置は、電源をオン又はオフにする電源スイッチ以外の複数のスイッチと、電源をオフにする際に実行していたソースであるラストソースを記憶する記憶部と、電源がオフである際に、複数の前記スイッチのうち、いずれかの前記スイッチが操作された場合、電源をオンにし、前記記憶部が記憶する前記ラストソースを実行する制御部と、を備え、前記制御部は、電源がオフである際に、複数の前記スイッチのうち、所定の前記スイッチが所定の態様で操作された場合、電源をオンにし、所定の前記スイッチに対応するソースを実行し、電源がオフである際に、所定の前記スイッチが前記所定の態様以外の態様で操作された場合、電源をオンにし、前記記憶部が記憶する前記ラストソースを実行し、電源がオフである際に、複数の前記スイッチのうち、所定の前記スイッチ以外の前記スイッチが、前記所定の態様で操作された場合、電源をオンにし、前記記憶部が記憶する前記ラストソースを実行する、
ことを特徴とする。



本発明によれば、ユーザの利便性を高めることができる。
本実施形態に係る車載オーディオ装置の外観斜視図である。 車載オーディオ装置の機能ブロック図である。 電源オフ状態になる際の車載オーディオ装置の動作を示すフローチャートである。 車載オーディオ装置の動作を示す機能ブロック図である。
図1は、本実施形態に係る車載オーディオ装置1(車載装置)の外観斜視図である。
車載オーディオ装置1は、車両に搭載される装置であり、車両に乗車しているユーザの操作に従って、車両内にCDやラジオ等の音声を出力する。車載オーディオ装置1は、車両のアクセサリ電源(以下、ACC電源と表現する。)がオンの間、車両から電力が供給されて動作する。
図1に示すように、車載オーディオ装置1は、CDを挿入するための挿入口SGを備える。
また、車載オーディオ装置1は、表示パネルHPを備える。表示パネルHPは、各種情報を表示する。例えば、表示パネルHPは、再生しているCDに関する情報(アルバムの名称や、楽曲の名称、アーティストの名称等)や、視聴しているラジオに関する情報(バンドや、受信周波数等)を表示する。
また、車載オーディオ装置1は、フォーンプラグのメス端子であるジャックJを備える。携帯端末やポータブルオーディオプレーヤー等の外部装置が接続されたプラグコードをジャックJに接続することによって、車載オーディオ装置1は、外部装置が再生する楽曲の音声データに基づく音声を、車両内に出力する。
図1に示すように、車載オーディオ装置1は、ユーザが車載オーディオ装置1を操作するための操作パネルSP(前面)を備える。操作パネルSPは、以下の複数のスイッチを備える。
電源スイッチDSは、車載オーディオ装置1の電源をオン又はオフにするためのスイッチである。換言すると、電源スイッチDSは、車載オーディオ装置1の電源がオンである状態(以下、「電源オン状態」と表現する。)と、電源がオフである状態(以下、「電源オフ状態」と表現する。)とを切り替えるスイッチである。電源オン状態と電源オフ状態とについては、後述する。
ロータリースイッチRSは、車両内に出力する音声の音量を調整するスイッチである。図1に示すように、ロータリースイッチRSは、操作パネルSPから前方へ向かって突出した円柱状のつまみ部を有し、つまみ部を回動させることによって操作される。車載オーディオ装置1は、ロータリースイッチRSのつまみ部が所定の方向に回すよう操作されることによって、出力する音声の音量を変える。例えば、車載オーディオ装置1は、ロータリースイッチRSを左に回すよう操作されると出力する音声の音量を下げ、右に回すよう操作されると出力する音声の音量を上げる。また、ロータリースイッチRSは、押下の操作も可能なスイッチである。車載オーディオ装置1は、ロータリースイッチRSが押下されると、音声の出力を止める。
スイッチS1は、及び、スイッチS2は、車載オーディオ装置1が再生しているCDのトラックの早送りや、巻き戻し、変更等を行うためのスイッチである。スイッチS3は、ラジオのバンドを切り替えるためのスイッチである。スイッチS4は、車載オーディオ装置1が実行可能な動作をメニューとして表示パネルHPに表示するためのスイッチである。スイッチS5は、出力する音声の音質を調整するためのスイッチである。スイッチS6は、受信可能なラジオの周波数を、低い順に検出し、後述するスイッチS8〜スイッチS13に割り当てるためのスイッチである。スイッチS7は、車載オーディオ装置1の各種設定を行うためのスイッチである。スイッチS8〜スイッチS13は、ラジオを出力するためのスイッチである。スイッチS8〜スイッチS13は、スイッチS6によって受信可能なラジオの周波数がそれぞれに割り当てられ、スイッチS8〜スイッチS13のそれぞれにユーザが希望するラジオ局を設定できる。スイッチS14は、ハイウェイラジオを出力するためのスイッチである。スイッチS15は、挿入口SGに挿入されたCDを排出するためのスイッチである。
図2は、本実施形態に係る車載オーディオ装置1の機能ブロック図である。
図2に示すように、車載オーディオ装置1は、制御部2と、記憶部3と、表示部4と、操作部5と、スイッチ操作検出部6と、近距離無線通信部7と、ラジオ受信部8と、メディア装置9と、外部装置通信部10と、音声処理部11、電力供給部13とを備える。
制御部2は、図示しないCPUや、ROM、RAM等を備えており、車載オーディオ装置1の各部を制御する。
記憶部3は、ハードディスクや、EEPROM等の不揮発性メモリーを備え、データを書き換え可能に記憶する。
表示部4は、表示パネルHPを備え、制御部2の制御に従って、各種情報を表示パネルHPに表示する。
操作部5は、複数のスイッチを備える。操作部5が備えるスイッチは、図1で示す操作パネルSPに設けられるスイッチと対応する。操作部5は、スイッチに対する操作を検出し、制御部2に出力する。制御部2は、操作部5からの入力に基づいて、スイッチに対する操作に対応する処理を実行する。
近距離無線通信部7は、制御部2の制御の下、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信に係る通信規格に従って、携帯端末等と通信リンクを確立し、当該通信規格に従って通信する。近距離無線通信部7は、例えば、携帯端末等から音声データを受信し、制御部2に出力する。制御部2は、音声データに基づく音声信号を音声処理部11に出力する。
ラジオ受信部8は、受信アンテナ8aを介してAMラジオ、FMラジオ、ハイウェイラジオ、又は、衛星ラジオの放送波を受信する。ラジオ受信部8は、受信した放送波を音声データに変換して、制御部2に出力する。
メディア装置9は、CDを再生する装置であり、制御部2の制御に従って、CDに記録された音声データの読出しを行い、制御部2に出力する。
なお、本実施形態では、メディア装置9を、CDを再生する装置と例示しているが、これに限られずMDやDVD等の各種メディアを再生する装置であってもよい。
外部装置通信部10は、制御部2の制御に従って、ジャックJを介して接続された外部装置と通信する。外部装置通信部10は、例えば、外部装置から音声データを受信し、制御部2に出力する。制御部2は、音声データに基づく音声信号を、後述する音声処理部11に出力する。
音声処理部11は、D/Aコンバータや、ボリューム、アンプ等を備え、制御部2から入力された音声信号をデジタル/アナログ変換した後、増幅し、所定の音量でスピーカー12から出力する。
電力供給部13は、ACC電源14と接続され、ACC電源14がオンである場合に、ACC電源14から供給される電力を、車載オーディオ装置1の各部に供給する。
次に、電源オン状態、及び、電源オフ状態を説明すると共に、スイッチ操作検出部6の機能について説明する。
本実施形態に係る車載オーディオ装置1は、ACC電源14のオンによるACC電源14からの電力供給に伴って自動で起動し、電源オン状態となる。電源オン状態は、車載オーディオ装置1の各部に電力が供給されている状態であり、車載オーディオ装置1は、通常の動作を実行可能である。通常の動作とは、CDやラジオ等の音声の出力や、表示パネルHPへの各種情報の表示等である。
電源オン状態の場合に、電源スイッチDSが操作されると、車載オーディオ装置1は、電源オン状態から電源オフ状態へと移行する。電源オフ状態は、電力供給部13からの電力の供給が制限された状態であり、車載オーディオ装置1は、上述した通常の動作を実行できない。従って、電源オフ状態の場合、車載オーディオ装置1は、CDやラジオ等の音声の出力や、表示パネルHPへの各種情報の表示を実行しない。なお、本実施形態に係る車載オーディオ装置1は、電源スイッチDSがユーザによって1秒以上押下されると電源オフ状態に移行する一方、電源スイッチDSが継続して押下された時間が1秒未満の場合には、ソースが切り替わる。
電源オフ状態の時に、電源スイッチDSが操作されると、車載オーディオ装置1は、電源オフ状態から電源オン状態へと移行する。
スイッチ操作検出部6は、上述した電源オフ状態の場合に以下の処理を実行する。すなわち、スイッチ操作検出部6は、電源オフ状態の場合であっても電力が供給された状態が維持され、操作パネルSPに設けられたいずれかのスイッチが操作された場合、スイッチに対応する所定の信号がスイッチ操作検出部6に入力される。この構成の下、スイッチ操作検出部6は、電源オフ状態のときに、いずれかのスイッチが操作された場合、そのことを検出し、対応する信号を制御部2に出力する。特に、電源オフ状態のときに、ロータリースイッチRSのつまみ部が回動する操作が行われた場合、ロータリースイッチRSからスイッチ操作検出部6に対して所定の信号が出力される。スイッチ操作検出部6は、電源オフ状態のときにロータリースイッチRSに対する操作が行われた場合、ロータリースイッチRSからの入力に基づいて、そのことを検出し、対応する信号を制御部2に出力する。電源オフ状態のときにスイッチ操作検出部6から入力があった場合の制御部2の処理については後述する。
ここで、従来、車載オーディオ装置1が電源オフ状態のときに、当該装置を電源オン状態へと移行させるためには、ユーザは、電源スイッチDSを操作する必要があった。電源スイッチDSを操作するために、ユーザは、電源スイッチDSの位置を確認した上で、的確に電源スイッチDSを押下する必要があり、車載オーディオ装置1が車両に搭載された装置であるという特性上、ユーザの利便性の向上の余地があった。以上を踏まえ、車載オーディオ装置1は、以下の処理を実行する。
上述したように、車載オーディオ装置1は、電源スイッチDSの操作に基づき、電源オン状態から電源オフ状態になる。ここで、車載オーディオ装置1は、電源オン状態から電源オフ状態になる際に、ソースを実行している場合、以下の動作を実行する。
図3は、電源オフ状態になる際の車載オーディオ装置1の動作を示すフローチャートである。図3のフローチャートの開始時点では、車載オーディオ装置1は電源オン状態である。
図3に示すように、電源オン状態の場合、車載オーディオ装置1の制御部2は、電源スイッチDSが操作され、電源オフ状態への移行が指示されたか否かを監視する(ステップSA1)。
電源スイッチDSが操作されたことを検出した場合(ステップSA1:YES)、制御部2は、電源スイッチDSが操作された際に実行していたソース(以下、「ラストソース」という。)に関する情報(以下、「ラストソース情報」という。)を記憶部3に記憶する(ステップSA2)。ソースとは、車載オーディオ装置1が出力する音声の出力元のことをいい、本実施形態では、CD、又は、ラジオである。
ステップSA2において、制御部2は、ラストソースがラジオである場合、ラストソースがラジオであることを示す情報や、再生していたラジオのバンド、受信周波数等の情報を、ラストソース情報として記憶部3に記憶する。また、制御部2は、ラストソースがCDである場合、ラストソースがCDであることを示す情報や、再生を中断した停止位置等の情報を、ラストソース情報として記憶部3に記憶する。
ラストソース情報を記憶部3に記憶した後、制御部2は、電力供給部13を制御し、車載オーディオ装置1を電源オフ状態にする(ステップSA3)。
このように、制御部2は、電源オフ状態への移行が指示された場合、ラストソース情報を記憶部3に記憶する。
次いで、ユーザによりスイッチが操作れた場合の車載オーディオ装置1の動作について図4のフローチャートを用いて説明する。
図4に示すように、操作パネルSPに設けられたスイッチが操作された場合、制御部2は、そのことを検出する(ステップSB1)。上述したように、電源オフ状態のときにスイッチが操作された場合、制御部2は、スイッチ操作検出部6からの入力に基づいて、そのことを検出する。
ステップSB1において、制御部2は、操作されたスイッチが何であるかを検出し、また、ロータリースイッチRS以外の押下型のスイッチについては、スイッチが押下された時間を検出する。
スイッチが操作されたことを検出すると、制御部2は、車載オーディオ装置1が電源オフ状態であるか否かを判別する(ステップSB2)。
電源オフ状態でないと判別した場合(ステップSB2:NO)、制御部2は、通常の処理を実行する(ステップSB3)。この場合、通常の処理とは、ユーザが操作したスイッチに対応する処理である。例えば、ユーザがスイッチS2を操作した場合、制御部2は、メディア装置9を制御し、再生しているCDのトラックの早送りや変更等の処理を実行する。
一方で、電源オフ状態であると判別した場合(ステップSB2:YES)、制御部2は、どのスイッチでも操作することによって電源オン状態となる設定(以下、「オン設定」と表現する。)であるか否かを判別する(ステップSB4)。オン設定は、操作パネルSPに設けられる所定のスイッチを操作することによって予め設定可能である。
オン設定とは、電源オフ状態のときに電源スイッチDS以外のスイッチが操作された場合に、車載オーディオ装置1が電源オン状態となる設定である。オン設定が設定された場合の車載オーディオ装置1の動作、及び、その効果については後述する。
制御部2は、オン設定でないと判別すると(ステップSB4:NO)、通常の処理を実行する(ステップSB3)。この場合の通常の処理とは、電源スイッチDS以外のスイッチが操作された場合、電源オフ状態を継続する処理である。つまり、車載オーディオ装置1は、電源スイッチDS以外のスイッチを操作された場合、当該スイッチに対応する動作を実行しない。電源スイッチDSが操作された場合、通常の処理とは、電源オン状態にする処理である。つまり、車載オーディオ装置1は、制御部2の制御の下、電力供給部13によって各部に電力が供給され、通常の動作が実行可能な状態になる。
一方、オン設定であると判別すると(ステップSB4:YES)、制御部2は、スイッチが長押しされたか否かを判別する(ステップSB5)。長押しとは、押下型のスイッチが所定期間以上(例えば、2秒以上)の間、継続して押下されることをいう。
制御部2は、スイッチが長押しされていないと判別した場合(ステップSB5:NO)、電力供給部13によって電力を各部に供給し、車載オーディオ装置1を電源オン状態にする(ステップSB6)。
次いで、制御部2は、記憶部3に記憶したラストソース情報に基づいて、ラストソースを実行する(ステップSB7)。例えば、ラストソース情報がラジオに係る情報である場合、制御部2は、ラストソース情報に基づいて、電源オフ状態とされたときに出力していたバンド、受信周波数のラジオを出力する。また例えば、ラストソース情報がCDに係る情報である場合、制御部2は、ラストソース情報に基づいて、再生を中断した停止位置の続きからCDを再生する。
このように、制御部2は、電源スイッチDS以外のスイッチが操作されることによって、車載オーディオ装置1が電源オン状態になると共にラストソースを実行でき、ユーザの利便性が向上する。また、制御部2は、電源オン状態になると共に、ラストソースを実行する。換言すると、制御部2は、少なくとも電源オフ状態になる際にユーザが関心のあったソースを、電源オン状態にすると共に実行する。そのため、制御部2は、意図しないスイッチを操作することに起因する、ユーザが関心のないソースの実行を抑制することができ、よりユーザの利便性を向上する。また、電源オン状態になると共にラストソースを実行するため、電源オン状態となった後にユーザがラストソースに対応するスイッチを探す手間を省くことができ、操作性が向上する。また、車両に搭載される装置であることから、ラストソースに対応するスイッチを探す手間を省くことにより、車両の運転に対する注意の散漫を抑制することができる。
一方、制御部2は、スイッチが長押しされたと判別した場合(ステップSB8:YES)、操作されたスイッチがソースに関するスイッチであるか否かを判別する(ステップSB8)。本実施形態において、ソースに関するスイッチとは、CDに関するスイッチ、又は、ラジオに関するスイッチである。CDに関するスイッチとは、再生するCDのトラックを操作するためのスイッチであり、本実施形態では、スイッチS1と、スイッチS2である。ラジオに関するスイッチとは、出力するラジオを操作するためのスイッチであり、本実施形態では、スイッチS8〜スイッチS14である。
制御部2は、スイッチ操作検出部6からの入力信号に基づき、操作されたスイッチがソースに関するスイッチでないと判別した場合(ステップSB8:NO)、電力供給部13によって各部に電力を供給し、車載オーディオ装置1を電源オン状態にする(ステップSB6)。そして、制御部2は、記憶部3が記憶するラストソース情報に基づくラストソースを実行する(ステップSB7)。
一方、制御部2は、スイッチ操作検出部6からの入力信号に基づき、操作されたスイッチがソースに関するスイッチであると判別した場合(ステップSB8:YES)、電力供給部13によって各部に電力を供給し、車載オーディオ装置1を電源オン状態にする(ステップSB9)。
次いで、制御部2は、操作されたスイッチに対応するソースを実行する(ステップSB10)。例えば、スイッチS2が操作された場合、スイッチS2がCDに関するスイッチであるため、制御部2は、CDのトラックの再生を実行する。前述した通り、スイッチS2は、再生するCDのトラックの早送りや変更等を行うスイッチである。しかしながら、制御部2は、ステップSB10において、再生するCDのトラックの早送りや変更等を実行せず、CDのトラックの再生を実行する。また、例えば、スイッチS8が操作された場合、スイッチS8がラジオに関するスイッチであるため、制御部2は、スイッチS8に割り当てられたラジオを出力する。このように、制御部2は、ソースに関するスイッチが長押しされることによって、車載オーディオ装置1を電源オン状態にし、当該スイッチに対応付くソースを実行する。そのため、制御部2は、車載オーディオ装置1を電源オン状態にすると共に、ラストソース以外のソースを実行することができる。特に、ユーザが特定のスイッチを長押しするという簡易な操作によって、所望のソースを実行させることができ、利便性が向上する。
ところで、本実施形態における車載オーディオ装置1は、ロータリースイッチRSを操作することによって、車載オーディオ装置1を電源オン状態にし、ラストソースを実行することができる。前述したように、ロータリースイッチRSは、操作パネルSPから突出して設けられるスイッチである。したがって、ロータリースイッチRSは、ユーザが位置を視認しなくとも操作が可能なスイッチである。また、前述した通り、ロータリースイッチRSは、回動型のスイッチである。押下型のスイッチは、操作するスイッチを的確に捉え、操作しなければならないスイッチである一方、回動型のスイッチは、操作するスイッチを的確に捉えなくとも、当該スイッチを所定の方向に回すだけで操作することができるスイッチである。
つまり、ロータリースイッチRSは、ユーザが操作し易いスイッチである。したがって、ロータリースイッチRSを操作することによって、車載オーディオ装置1を電源オン状態にしラストソースを実行する構成は、ユーザの利便性をより向上する。
また、ロータリースイッチRSは、図1に示すように、操作パネルSPに設けられるスイッチのうち操作パネルSPの領域を最も占めるスイッチ、換言すると、最もサイズの大きいスイッチである。つまり、ロータリースイッチRSは、ユーザが操作のし易いスイッチである。したがって、ロータリースイッチRSのサイズが大きいことに対する効果は、ロータリースイッチRSが操作パネルSPから突出したスイッチであることと、回動するスイッチであることとに対する効果と同様の効果を奏する。
以上、説明したように、本実施形態に係る車載オーディオ装置1(車載装置)は、電源をオン又はオフにする電源スイッチDS以外の複数のスイッチと、電源オフ状態にする際に実行していたソースであるラストソースを記憶する記憶部3と、電源オフ状態である際に、複数のスイッチのうち、いずれかのスイッチが操作された場合、電源オン状態にし、記憶部3が記憶するラストソースを実行する制御部2と、を備える。
これにより、電源スイッチ以外のスイッチを操作した場合でも、電源オン状態にし、ラストソースを実行できるため、ユーザの利便性が向上する。
また、本実施形態に係る車載オーディオ装置1の制御部2は、電源オフ状態である際に、所定のスイッチが、所定の態様で操作された場合、電源オン状態にし、所定のスイッチに対応するソースを実行する。特に、制御部2は、所定のスイッチが、長押しされた場合に、電源オン状態にし、所定のスイッチに対応するソースを実行する。
これにより、制御部2は、ラストソース以外のソースを実行することができる。特に、制御部2は、ユーザが長押しという簡易な操作することによって、ユーザが所望するソースを実行するため、利便性が向上する。
また、本実施形態に係る車載オーディオ装置1において、スイッチが、回動するロータリースイッチRSを含み、スイッチの操作は、ロータリースイッチRSに対する操作を含む。
これにより、ロータリースイッチRSが、ユーザの操作のし易いスイッチであるため、ユーザの利便性を向上する。
また、本実施形態に係る車載オーディオ装置1において、ロータリースイッチRSは、筐体の操作パネルSP(前面)に突出して設けられている。
これにより、ロータリースイッチRSが、ユーザの操作のし易いスイッチであるため、ユーザの利便性を向上する。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を例示するものであって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
また、例えば、上述した実施形態では、アナログのスイッチを操作し、車載オーディオ装置1を電源オン状態にすると共に、ラストソースを実行する場合を例示したが、これに限られず、例えばタッチパネルに表示されるアイコン等のデジタルのスイッチを操作する構成でもよい。しかしながら、デジタルのスイッチを操作する構成よりも、アナログのスイッチを操作する構成のほうが、車載オーディオ装置1を稼動する際に消費される電力を抑えることができる。
例えば、上述した実施形態では、スイッチを長押しすることによって、車載オーディオ装置1を電源オン状態にすると共にラストソース以外のソースを実行する場合を例示した。しかしながら、長押しに限られない。例えば、ダブルクリックによって、車載オーディオ装置1を電源オン状態にしラストソース以外のソースを実行する構成であってもよい。
また、例えば、図3及び図4のフローチャートの処理単位は、制御部2の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものであり、処理単位の分割の仕方や名称によって、本発明が限定されることはない。制御部2の処理は、処理内容に応じて、されに多くの処理単位に分割してもよい。また、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割してもよい。
1 車載オーディオ装置(車載装置)
2 制御部
3 記憶部
DS 電源スイッチ
RS ロータリースイッチ
SP 操作パネル(前面)

Claims (5)

  1. 電源をオン又はオフにする電源スイッチ以外の複数のスイッチと、
    電源をオフにする際に実行していたソースであるラストソースを記憶する記憶部と、
    電源がオフである際に、複数の前記スイッチのうち、いずれかの前記スイッチが操作された場合、電源をオンにし、前記記憶部が記憶する前記ラストソースを実行する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    電源がオフである際に、複数の前記スイッチのうち、所定の前記スイッチが所定の態様で操作された場合、電源をオンにし、所定の前記スイッチに対応するソースを実行し、
    電源がオフである際に、所定の前記スイッチが前記所定の態様以外の態様で操作された場合、電源をオンにし、前記記憶部が記憶する前記ラストソースを実行し、
    電源がオフである際に、複数の前記スイッチのうち、所定の前記スイッチ以外の前記スイッチが、前記所定の態様で操作された場合、電源をオンにし、前記記憶部が記憶する前記ラストソースを実行する、
    とを特徴とする車載装置。
  2. 前記制御部は、
    電源がオフである際に、複数の前記スイッチのいずれかを操作することにより電源をオンにするオン設定であるか否かを判別し、前記オン設定でないと判別した場合、複数の前記スイッチに対応する動作を実行せず、前記オン設定であると判別した場合、複数の前記スイッチのうち、いずれかの前記スイッチが操作された場合、電源をオンにし、前記記憶部が記憶する前記ラストソースを実行する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車載装置。
  3. 前記所定の態様は、所定の前記スイッチが長押しされる操作である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車載装置。
  4. 前記スイッチが、回動するロータリースイッチを含み、
    前記スイッチの操作は、前記ロータリースイッチに対する操作を含む
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車載装置。
  5. 前記ロータリースイッチは、筐体の前面に突出して設けられている
    ことを特徴とする請求項4に記載の車載装置。
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