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JP6470569B2 - 担架ロック機構、及び、入浴システム - Google Patents
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JP6470569B2 - 担架ロック機構、及び、入浴システム - Google Patents

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Description

本発明は、担架ロック機構、及び、入浴システムに関する。
従来、病人、老人、身体障害者等の介助が必要な者(要介助者)を入浴させる入浴システムとして、次のような入浴システムが知られている。当該入浴システムでは、ストレッチャー上の担架に要介助者を載せ、ストレッチャーを浴槽装置(浴槽を含む)に横付けし、要介助者が載せられた担架をストレッチャーから浴槽装置に設けられる担架台へと移動し、浴槽と担架台のうちのいずれか一方を上下させて、要介助者を入浴させる(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に開示されるように、浴槽装置及びストレッチャーには、担架台の所定位置に載せられた担架が移動して落下しないように、担架を所定位置に固定する担架ロック機構が備えられている。
特開2005−143721号公報
図15は、従来の担架ロック機構に備えられるキャッチャー部101の構成を説明するための概略上面図である。キャッチャー部101は、図15に示すように、担架支持台200上に立設される第1の部材101a及び第2の部材101bを含む。互いに対称配置される第1の部材101aと第2の部材101bとは、いずれも、図16に示す形状を有する。なお、図16は、従来の担架ロック機構のキャッチャー部101が備える2つの部材101a、101bの構成を示す概略正面図である。なお、ここでは、2つの部材101a、101bが互いに対向する面側を正面側としている。
図16に示すように、第1の部材101aと第2の部材101bとは、いずれも、担架支持台200の上面に固着されるプレート部1011と、プレート部1011に対して立設される立設部1012と、立設部1012の上部に設けられる案内規制部1013とを備えている。案内規制部1013は、立設部1012から対向配置される他方の部材側へと突出し、正面視略逆三角形状に設けられている。また、案内規制部1013の中央部には、下端から上方に向けて延在するスリット1014が設けられている。
図17は、従来の担架ロック機構に備えられるロックピン102及びその周辺の構成を示す概略断面図である。図17に示すように、担架(不図示)の下面には、担架に固着される支持部材300に上下動可能に配設されるロックピン102が存在している。ロックピン102は、不図示の付勢部材の付勢力によって上向きに付勢されている。ロックピン102の上部には、ロックピン102を押し下げるための押し下げ部材103が配置されている。押し下げ部材103の操作は、担架に取り付けられる不図示の操作部を利用して行われる。
図18は、従来の担架ロック機構100におけるキャッチャー部101とロックピン102との関係を説明するための概略側面図である。図19は、従来の担架ロック機構100におけるキャッチャー部101とロックピン102との関係を説明するための概略正面図である。不図示の担架が担架支持台200の所定位置に配置されると、図18(a)及び図19(a)に示すように、ロックピン102が第1の部材101a及び第2の部材101bのスリット1014に嵌り込む。このために、担架は、担架支持台200に対して固定される(ロックされる)。
図18(a)及び図19(a)に示すロック状態から不図示の操作部を利用して押し下げ部材103を下方に下げるための操作を行うと、押し下げ部材103が不図示の付勢部材の付勢力に反してロックピン102を押し下げる。この結果、図18(b)及び図19(b)に示すように、ロックピン102は、スリット1014から抜け出して第1の部材101a及び第2の部材101bに衝突することなく動けるようになる。すなわち、担架のロックが解除される。
ところで、ロックピン102が押し下げられた状態では、担架支持台200に載った担架は、図19(b)に示す破線矢印P1とP2とのいずれの方向にも移動可能である。このような場合、本来、担架を動かすべき方向(一例としてP1方向とする)と逆方向(P2方向)に移動してしまう可能性がある。担架が逆方向に動くと落下のおそれがある。また、担架を動かす方向が正しい場合でも、担架がキャッチャー部101を通り過ぎてしまって転落する可能性もある。
このようなことを考慮して、従来の担架ロック機構100のキャッチャー部101には、図15や図18に示すように、上面視コの字状のストッパー部材101cが設けられている。図20は、従来の担架ロック機構100が備えるストッパー部材101cの機能を説明するための図である。図20に破線矢印で示すように、押し下げられたままのロックピン102はストッパー部材101cに衝突する。このために、担架が誤って転落する可能性を低減できる。
従来の担架ロック機構100は、担架の転落の可能性を低減できて安全である。しかしながら、従来の構成では、介助者は、担架の移動に合わせて押し下げ部材103を適切に上下させる操作を行う必要があり、必ずしも操作が容易とは言えない。また、ロックピン102とストッパー部材101cとの衝突は、担架に載る要介助者(入浴者)に不快感や恐怖感を与えることが懸念される。
その他、従来においては、上述したようなストッパー部材を、必要に応じてストッパーとしての機能を発揮しない位置に移動する構成も開発されているが、このような構成の採用は、装置の製造コストを上昇させるためにできるだけ避けたい。
以上の点に鑑みて、本発明の目的は、操作性が良く、安全性の高い担架ロック機構を提供することである。また、本発明の他の目的は、担架に載る者に不快感や恐怖感を与え難い担架ロック機構を提供することである。また、本発明の他の目的は、低コストで安全性の高い担架ロック機構を提供することである。更に本発明の他の目的は、そのような担架ロック機構を備え、介助者及び入浴者が安全快適に利用できる入浴システムを提供することである。
上記目的を達成するために本発明の担架ロック機構は、担架を担架支持部に固定可能とする担架ロック機構であって、前記担架に傾斜角を変更可能に配設されるロック部材と、前記担架に設けられて前記ロック部材の傾斜角を操作する傾斜操作部と、前記担架支持部に設けられて前記ロック部材の傾斜に応じて前記担架の固定及び固定解除を行うロック部材受け部と、を備える構成(第1の構成)になっている。なお、前記ロック部材は、前記担架の下面に設けられるのが好ましく、前記ロック部材受け部は、前記担架支持部の上面に設けられるのが好ましい。
本構成によれば、ロック部材の傾斜を変更することで、担架支持部に対する担架の固定及び固定解除をできるために操作性が良く、安全性の高いロック機構を安価に製造することが可能である。また、本構成によれば、担架に載る者に対して不快感や恐怖感を与える原因となる部材の導入を避けることが可能であり、担架に載る者に不快感等を与え難い。
上記第1の構成の担架ロック機構において、前記ロック部材が第1の姿勢である場合に、前記担架が前記担架支持部に対して固定され、前記固定状態において前記ロック部材が前記第1の姿勢から傾けられて第2の姿勢になった場合に、前記固定状態が解除されて前記担架が前記担架支持部に対して移動可能になる構成(第2の構成)を採用するのが好ましい。なお、前記第1の姿勢は、略水平姿勢であるのが好ましい。
上記第2の構成の担架ロック機構において、前記ロック部材は、第1の方向と第2の方向とに傾斜可能に設けられ、前記第2の姿勢には互いに傾く方向が異なる第1の傾斜姿勢と第2の傾斜姿勢とが含まれ、前記ロック部材が前記第1の傾斜姿勢になって前記固定状態が解除された場合と、前記ロック部材が前記第2の傾斜姿勢になって前記固定状態が解除された場合とで、前記担架が移動可能となる方向が異なる構成(第3の構成)を採用しても良い。本構成によれば、担架支持部から担架を複数方向に移動することが可能であるので便利であり、更に、意図しない方向に担架が移動して落下するという事態を防げるために安全である。
上記第3の構成の担架ロック機構において、前記傾斜操作部は、前記ロック部材を前記第1の方向に傾ける第1の操作部と、前記ロック部材を前記第2の方向に傾ける第2の操作部と、を含む構成(第4の構成)であってよい。本構成によれば、ロック部材を操作する操作部を複数に分けているために、誤操作の発生を防ぎやすい。
上記第1から第4のいずれかの構成の担架ロック機構において、前記ロック部材受け部は、前記担架支持部上に立設されると共に対向配置される第1の部材及び第2の部材を含み、前記ロック部材は、前記担架に揺動可能に取り付けられるピン部材である構成(第5の構成)であってよい。本構成によれば、担架ロック機構を安価に製造しやすい。
上記第5の構成の担架ロック機構において、前記第1の部材及び前記第2の部材には、前記ピン部材の移動を案内すると共に規制する案内規制部が含まれ、前記第1の部材と前記第2の部材とで、前記案内規制部の向きが逆である構成(第6の構成)を採用するのが好ましい。
また、上記目的を達成するために本発明の入浴システムは、担架と、前記担架を載せる第1の担架支持部を有する浴槽装置と、前記担架を載せる第2の担架支持部を有する移送車と、前記担架に傾斜角を変更可能に配設されるロック部材と、前記担架に設けられて前記ロック部材の傾斜角を操作する傾斜操作部と、前記第1の担架支持部に設けられて前記ロック部材の傾斜に応じて前記担架の固定及び固定解除を行う第1のロック部材受け部と、前記第2の担架支持部に設けられて前記ロック部材の傾斜に応じて前記担架の固定及び固定解除を行う第2のロック部材受け部と、を備える構成(第7の構成)になっている。
本構成によれば、ロック部材の傾斜を変更することで、浴槽装置及び移送車の担架支持部に対する担架の固定及び固定解除をできる。このために、介助者が操作しやすい担架ロック機構を備えた入浴システムを提供できる。また、本構成によれば、担架を浴槽装置と移送車との間で移動する際に担架に対して衝撃を与える可能性がある部材の導入を低減できるので、担架に載る入浴者に対して不快感や恐怖感を与え難い。
上記第7の構成の入浴システムにおいて、前記第1のロック部材受け部と前記第2のロック部材受け部とが互いに逆向きに配設されている構成(第8の構成)を採用するのが好ましい。本構成によれば、誤操作によって担架を転落させる可能性が低く、安全性の高い入浴システムを提供可能である。
本発明によれば、操作性が良く、安全性の高い担架ロック機構を提供できる。また、本発明によれば、担架に載る者に不快感や恐怖感を与え難い担架ロック機構を提供できる。また、本発明によれば、低コストで安全性の高い担架ロック機構を提供できる。更に本発明によれば、介助者及び入浴者が安全快適に利用できる入浴システムを提供できる。
本発明の実施形態に係る入浴システムが備える担架の構成を示す概略図 本発明の実施形態に係る入浴システムが備える浴槽装置の構成を示す概略図 本発明の実施形態に係る入浴システムが備える移送車の構成を示す概略図 本発明の実施形態に係る入浴システムを用いて入浴者を入浴させる手順を説明するための模式図 本発明の実施形態に係る担架が備えるロックピン及びその周辺の構成を示す概略断面図 本発明の実施形態に係る担架が備えるロックピン及びその周辺を下側から見た概略平面図 左右のロック操作レバーを操作した時の第1及び第2の回動部材の動作について説明するための模式図 左右のロック操作レバーを操作した時のロックピンの動作について説明するための模式図 本発明の実施形態に係る浴槽装置に設けられる第1のロックピン受け部の構成を示す概略図 本発明の実施形態に係る移送車に設けられる第2のロックピン受け部の構成を示す概略図 本発明の実施形態に係る担架が移送車の所定位置に載っている場合の担架ロック機構の状態を示す概略図 図11に示す状態から左側ロック操作レバーを操作した場合の担架ロック機構の状態を示す概略図 本発明の実施形態に係る担架が移送車から浴槽装置へと移動する場合の担架ロック機構の状態を示す概略図 本発明の実施形態に係る担架を浴槽装置から移送車へと移動開始させる場合の担架ロック機構の状態を示す概略図 従来の担架ロック機構に備えられるキャッチャー部の構成を説明するための概略上面図 従来の担架ロック機構のキャッチャー部が備える2つの部材の構成を示す概略正面図 従来の担架ロック機構に備えられるロックピン及びその周辺の構成を示す概略断面図 従来の担架ロック機構におけるキャッチャー部とロックピンとの関係を説明するための概略側面図 従来の担架ロック機構におけるキャッチャー部とロックピンとの関係を説明するための概略正面図 従来の担架ロック機構が備えるストッパー部材の機能を説明するための図
以下、本発明の実施形態に係る担架ロック機構、及び、入浴システムについて、図面を参照しながら詳細に説明する。
<入浴システムの概要>
図1から図3に示すように、本発明の実施形態に係る入浴システムは、担架1と、浴槽装置2と、移送車3とを備えている。これらの構成について順を追って説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る入浴システムが備える担架1の構成を示す概略図である。図1(a)は、担架1の構成を示す上面図である。図1(b)は、担架1の構成を示す側面図である。
図1に示されるように、担架1は、入浴者が載せられる担架本体10と、担架本体10の長手方向の両側面に設けられるサイドフェンス11とを備えている。担架本体10は、複数のフレームで構成され、長手方向の両端部側(頭側及び脚側)が折り曲げ可能になっている。なお、折り曲げ可能とするか否かは適宜変更して構わない。担架本体10上には、例えばマット12、枕13、安全ベルト14等が適宜設けられる。サイドフェンス11は、担架本体10に載った入浴者の脱落を防止するために設けられている。サイドフェンス11は、起立状態(図1に示す状態)と、起立状態から外方に向けて90°以上回動された倒れた状態とに切り換えられる。
担架本体10の下面には、その長手方向に一定の間隔をあけて配置される一対のローラー部15が設けられている。また、担架本体10の下面の適所には、ロックピン16が揺動可能に配設されている。ロックピン16は、担架本体10の長手方向に延在しており、ロック操作レバー17を操作することによって傾斜角が変更されるように設けられている。ロック操作レバー17は、担架1の短手方向の端部寄りに配設されている。
なお、ロックピン16及びロック操作レバー17は、本実施形態の担架ロック機構を構成する。本実施形態の担架ロック機構については、後に詳細に説明する。また、ロックピン16は、本発明のロック部材及びピン部材の一例である。また、ロック操作レバー17は、本発明の傾斜操作部の構成要素である。
図2は、本発明の実施形態に係る入浴システムが備える浴槽装置2の構成を示す概略図である。図2(a)は、浴槽装置2の構成を示す上面図である。図2(b)は、浴槽装置2の構成を示す側面図である。図1(c)は、浴槽装置2の構成を示す正面図である。
図2に示すように、浴槽装置2は、床上に載置される架台20と、この架台20に対して昇降可能に設けられる浴槽21とを備えている。なお、図2(b)の二点鎖線は、浴槽21が上昇した状態を示している。架台20には、上下方向(鉛直方向)に延びる支柱22が立設されている。支柱22は、浴槽21の底壁を液密に貫通している。浴槽21は、支柱22に沿って昇降動する。浴槽21の昇降は、架台20上に設けられる不図示の昇降手段によって行われる。なお、昇降手段の構成は特に限定されるものではない。例えば、昇降手段は、Xリンク機構と昇降シリンダー(例えば油圧シリンダー)とを用いて構成できる。
支柱22の上部には、担架1を載せられる略矩形状の第1の担架支持台23が固設されている。第1の担架支持台23の長手方向の両端部には、それぞれ、担架1が備えるローラー部15と係合するレール24が設けられている。一対のレール24は、浴槽21の短手方向に延在している。一対のレール14のレール間隔は、一対のローラー部15のローラー部間の間隔と略同一に設けられている。第1の担架支持台23の上面には、第1の担架支持台23に載せられた担架1を固定する担架ロック機構を構成する第1のロックピン受け部25が設けられている。本実施形態の担架ロック機構の詳細については、後述する。なお、第1のロックピン受け部25は、本発明のロック部材受け部及び第1のロック部材受け部の一例である。
浴槽21の長手方向の2つの側面には、それぞれ、詳細は後述する移送車3の連結部と連結する機能を備える2つのキャッチャー26が設けられている。キャッチャー26は、架台20に固定されており、浴槽21が昇降しても動かない。キャッチャー26は、浴槽21に横付けされる移送車3の位置決めを行う機能も有する。
なお、本実施形態においては、浴槽21の長手方向の2つの側面のそれぞれに移送車3を横付けできるように、両側面にキャッチャー26を設けているが、これは一例にすぎない。浴槽21の長手方向の2つの側面のうちの一方にのみ移送車3を横付けできれば良い場合には、キャッチャー26は、長手方向の一の側面にのみ設ければ良い。
その他、浴槽装置2には、当該装置の操作を行うための操作部27、浴槽21内に湯を溜めるための蛇口28、シャワー装置29等が備えられている。
図3は、本発明の実施形態に係る入浴システムが備える移送車3の構成を示す概略図である。図3(a)は、移送車3の構成を示す上面図である。図3(b)は、移送車3の構成を示す側面図である。図3(c)は、移送車3の構成を示す正面図である。
移送車3は、下フレーム30と、下フレーム30に立設される4つの支柱31と、を備えている。4つの支柱31の各上部からは、長手方向の一方側、或いは、他方側にフレーム部材が延出しており、これら延出したフレーム部材によって上フレーム32が構成されている。また、移送車3には、4つの支柱31に支持される第2の担架支持台33も備えられている。第2の担架支持台33には、適宜、担架1が載せられる。
下フレーム30の長手方向の両端部には、それぞれ、短手方向に間隔をおいて配置される2つのキャスター34(車輪の一例)が設けられている。移送車3は、計4個設けられるキャスター34によって床面を走行可能になっている。なお、移送車3には、キャスター34による移動を禁止する公知のキャスターロック機構が設けられている。上フレーム32の長手方向の両端部には、それぞれ、移送車3の走行方向を操作するためのハンドル35が取り付けられている。
上面視略H字形状に設けられる第2の担架支持台33には、移送車3の長手方向に一定の間隔をあけて配置される一対のレール36が設けられている。一対のレール36は、移送車3の短手方向に延在している。当該一対のレール36は、担架1に設けられる一対のローラー部15と係合可能に設けられている。一対のローラー部15が一対のレール36上を走行することによって、担架1は、移送車3から分離したり、外部から移送車3上に載せられたりする。なお、一対のレール36のレール間隔は、浴槽装置2に設けられる一対のレール24のレール間隔と同一である。
また、第2の担架支持台33の上面には、本実施形態の担架ロック機構を構成する第2のロックピン受け部37も設けられているが、この点の詳細については後述する。なお、第2のロックピン受け部37は、本発明のロック部材受け部及び第2のロック部材受け部の一例である。
その他、下フレーム30には、浴槽装置2のキャッチャー26に設けられる係合凹部26a(図2(b)参照)と協働して、浴槽装置2に対して移送車3の位置を適切な位置へと導く案内円盤38が設けられている。案内円盤38は、浴槽装置2に設けられるキャッチャー26の構成に対応して、移送車3の長手方向の両側面に、それぞれ2つずつ設けられている。
また、下フレーム30には、案内円盤38によって浴槽装置2に対して適切な位置に配置された移送車3を、浴槽装置2に連結する一対の連結部39が設けられている。一対の連結部39は、浴槽装置2の長手方向の各側面に設けられる一対のキャッチャー26の間隔に対応して、移送車3の長手方向に所定の間隔離された状態になっている。また、下フレーム30には、連結部39の浴槽装置2への連結を解除するための操作を行うペダル40が設けられている。浴槽装置2と移送車3とが連結された状態でペダル40を踏むことによって、両者の連結を解除できる。
図4は、本発明の実施形態に係る入浴システムを用いて入浴者を入浴させる手順を説明するための模式図である。入浴手順は、図4の(a)、(b)、(c)の順に進む。なお、図4では、担架1と他の部分との関係を理解し易くするために、担架1を便宜的に破線で示している。
まず、図4(a)に示すように、担架1(入浴者が載せられていることを想定しているが入浴者は図示していない)が載せられた移送車3が、浴槽装置2の長手方向の一の側面に近づけられる。なお、本実施形態の入浴システムでは、浴槽装置2の長手方向の両側面に移送車3を連結できるために、移送車3をいずれの側面に近づけてもよい。ここでは、図4における下側の側面に移送車3が連結される場合を例に説明する。
図4(a)の状態から、浴槽装置2に設けられるキャッチャー26の係合凹部26aと、移送車3に設けられる案内円盤38とを利用して、浴槽装置2に対して適切な位置に移送車3を配置する。そして、移送車3の連結部39と浴槽装置2のキャッチャー26に含まれる被連結部(不図示)とを係合させて、移送車3と浴槽装置2とを連結する。これにより、図4(b)の状態が得られる。なお、本実施形態においては、適所に配置された移送車3を浴槽装置2の短手方向に向けて押し込むことによって、連結部39は浴槽装置2の被連結部に自動的に連結される。
図4(b)の状態では、浴槽装置2側の一対のレール24と、移送車3側の一対のレール36とは、位置(高さ位置及び長手方向の位置)が揃えられている。このために、図4(b)の状態が得られた後に、担架1をレール24、36に沿って走行させることによって、図4(c)に示すように、担架1を第2の担架支持台33(移送車3)から第1の担架支持台23(浴槽装置2)へと移動することができる。
図4(c)に示すように担架1が浴槽装置2に移動されると、操作部27を操作して浴槽21を上昇させる。これにより、担架1に載った入浴者は、浴槽21に溜められた湯に浸かることができる。出浴の場合(入浴が終了し、浴槽21から出る場合)には、以上と逆の手順が行われる。なお、本実施形態では、浴槽21を昇降させることによって、担架1に載った入浴者が湯に浸かることができる構成になっているが、これは一例である。第1の担架支持台23を昇降させることによって、担架1に載った入浴者が湯に浸かることができるようにしてもよい。
<担架ロック機構について>
以下、本実施形態の入浴システムが備える担架ロック機構について詳細に説明する。
図5は、本発明の実施形態に係る担架1が備えるロックピン16及びその周辺の構成を示す概略断面図である。なお、図5は、図1(b)のA−A位置における概略断面図である。また、図6は、本発明の実施形態に係る担架1が備えるロックピン16及びその周辺を下側から見た概略平面図である。
図5及び図6に示すように、ロックピン16は、担架本体10の下面側に配設される。ロックピン16の長手方向の中央部には、対称配置される2つの付勢部材50a、50b(本実施形態では、一例として引っ張りバネを採用している)の各一端が取り付けられている。付勢部材50a、50bの各他端は、担架本体10を構成するフレーム10aに固定されている。ロックピン16には、付勢部材50a、50bによって上向きの力が加わっている。また、ロックピン16は、フレーム10aに形成されるスリット10bに挿通されている。
フレーム10aには、ロックピン16を基準として対称配置される一対の回動部材51a、51bが取り付けられている。第1の回動部材51aには、ロックピン16の長手方向の中央部から一端部方向にずれた上面部に当接する第1の押圧片51aaが含まれる。また、第2の回動部材51bには、ロックピン16の長手方向の中央部から他端部方向にずれた上面部に当接する第2の押圧片51bbが含まれる。なお、ロックピン16は、付勢部材50a、50bによって上向きに付勢されているので、押圧片51aa、51bbが当接しているにもかかわらず、通常は、その両端がスリット10bの上端部に存在して略水平姿勢になっている。
担架1には、上述のように、ロックピン16を操作するためのロック操作レバー17が含まれるが、詳細には、このロック操作レバー17には、右側ロック操作レバー17aと、左側ロック操作レバー17bとがある。右、左の表現は、担架1に載った入浴者を基準としたものである。なお、右側ロック操作レバー17aは、本発明の第1の操作部を構成する。また、左側ロック操作レバー17bは、本発明の第2の操作部を構成する。
図7は、左右のロック操作レバー17a、17bを操作した時の第1及び第2の回動部材51a、51bの動作について説明するための模式図である。図5及び図7に示すように、各ロック操作レバー17a、17bには、可動部材17aa、17bbが連結されている。
図7に示すように、右側ロック操作レバー17aの一端が持ち上げられる(介助者の手で握られる)と、第1の可動部材17aaが第1の回動部材51aを押圧し、付勢部材50a、50bの付勢力に反して第1の回動部材51aが回動する。また、左側ロック操作レバー17bの一端が持ち上げられる(介助者の手で握られる)と、第2の可動部材17bbが第2の回動部材51bを押圧し、付勢部材50a、50bの付勢力に反して第2の回動部材51bが回動する。なお、右側ロック操作レバー17aを握った場合における第1の回動部材51aの回動方向と、左側ロック操作レバー17bを握った場合における第1の回動部材51bの回動方向は逆である。
図8は、左右のロック操作レバー17a、17bを操作した時のロックピン16の動作について説明するための模式図である。なお、図8は、図5に示す矢印Bに沿ってロックピン16を見た場合を想定した図である。左右のロック操作レバー17a、17bを操作していない(握っていない)場合には、図8(a)に示すように、ロックピン16は、付勢部材50a、50bの付勢力の存在により略水平姿勢(本発明の第1の姿勢の一例)になっている。
ロックピン16が略水平姿勢である状態から右側ロック操作レバー17aを操作すると、ロックピン16は、長手方向の中央部から一端部側にずれた位置を第1の押圧片51aaに押圧されて、第1の方向に傾いて第1の傾斜姿勢(第2の姿勢の一例)になる(図8(b)に示す状態)。また、ロックピン16が略水平姿勢である状態から左側ロック操作レバー17bを操作すると、ロックピン16は、長手方向の中央部から他端部側にずれた位置を第2の押圧片51bbに押圧されて、第2の方向に傾いて第2の傾斜姿勢(第2の姿勢の一例)になる(図8(c)に示す状態)。
図9は、本発明の実施形態に係る浴槽装置2に設けられる第1のロックピン受け部25の構成を示す概略図である。図9(a)は、図2(a)における第1のロックピン受け部25を拡大して示した上面図である。図9(b)は図9(a)のC−C矢視図、図9(c)は図9(a)のD−D矢視図である。
図9に示すように、第1のロックピン受け部25には、第1の担架支持台23上に立設される第1の部材251及び第2の部材252が含まれる。図9(a)に示すように、互いに対向配置される第1の部材251と第2の部材252とは、第1の担架支持台23の長手方向を二等分する中心線CL1を基準として線対称な位置に配置されている。
図9(b)に示すように、第1の部材251は、第1の担架支持台23の上面に固着されるプレート部251aと、プレート部251aに対して立設される立設部251bと、立設部251bの上部に設けられる案内規制部251cとを備えている。案内規制部251cは、立設部251bから第2のストッパー部材252側へと突出し、正面視略矢印形状に設けられている。
図9(c)に示すように、第2の部材252も、第1の部材251と同様に、プレート部252aと、立設部252bと、案内規制部252cとを備えている。ただし、第2の部材252に設けられる案内規制部252cは、第1の部材251に設けられる案内規制部251cとは逆向き(矢印形状の向きが逆向き)に、立設部252bに配設されている。図9(a)において、第1の部材251の案内規制部251cの矢印は下向きであり、第2の部材252の案内規制部252cの矢印は上向きである。
なお、図9では、図9(b)と図9(c)で矢視の方向が反対であることを断っておく。また、案内規制部251c、252cは、ロックピン16の移動を案内すると共に規制する機能を有する。
図10は、本発明の実施形態に係る移送車3に設けられる第2のロックピン受け部37の構成を示す概略図である。図10(a)は、図3(a)における第2のロックピン受け部37を拡大して示した上面図である。図10(b)は図10(a)のE−E矢視図、図10(c)は図10(a)のF−F矢視図である。
図10に示すように、第2のロックピン受け部37には、第2の担架支持台33上に立設される第1の部材371及び第2の部材372が含まれる。図10(a)に示すように、互いに対向配置される第1の部材371と第2の部材372とは、第2の担架支持台33の長手方向を二等分する中心線CL2を基準として線対称な位置に配置されている。
図10(b)に示すように、第1の部材371は、第2の担架支持台33の上面に固着されるプレート部371aと、プレート部371aに対して立設される立設部371bと、立設部371bの上部に設けられる案内規制部371cとを備えている。案内規制部371cは、立設部371bから第2のストッパー部材372側へと突出し、正面視略矢印形状に設けられている。
図10(c)に示すように、第2の部材372も、第1の部材371と同様に、プレート部372aと、立設部372bと、案内規制部372cとを備えている。ただし、第2の部材372に設けられる案内規制部372cは、第1の部材371に設けられる案内規制部371cとは逆向き(矢印形状の向きが逆向き)に、立設部372bに配設されている。図10(a)において、第1の部材371の案内規制部371cの矢印は上向きであり、第2の部材372の案内規制部372cの矢印は下向きである。
なお、図10では、図10(b)と図10(c)で矢視の方向が反対であることを断っておく。また、案内規制部371c、372cは、ロックピン16の移動を案内すると共に規制する機能を有する。更に、浴槽装置2と移送車3では、図9と図10を比較すればわかるように、ロックピン受け部25、37が逆向きに配設されている。
次に、主に図11から図14を参照しながら、本実施形態の入浴システムに備えられる担架ロック機構の動作について説明する。なお、以下では、図4に示す流れに沿って入浴者を入浴させる場合に、担架ロック機構がどのように動くかという観点で説明する。
図11は、本発明の実施形態に係る担架1が移送車3の所定位置に載っている場合の担架ロック機構の状態を示す概略図である。図11(a)は、担架1及び移送車3の短手方向(図4において上下方向)に沿って担架ロック機構を見た図である。図11(b)は図11(a)のG−G矢視図、図11(c)は図11(a)のH−H矢視図である。また、ここで言う所定位置とは、担架1の短手方向を二等分する中心線と、移送車3の短手方向を二等分する中心線とが略一致する位置である。
図11に示す状態では、担架1が図11(a)の紙面奥側(図11(b)では右側、図11(c)では左側)に移動しようとすると、ロックピン16が第2のロックピン受け部37の第1の部材371(案内規制部371c)に当接する。また、担架1が図11(a)の紙面手前側(図11(b)では左側、図11(c)では右側)に移動しようとすると、ロックピン16が第2のロックピン受け部37の第2の部材372(案内規制部372c)に当接する。
このために、図11に示す状態では、担架1は移送車3の所定位置に固定された状態(ロックされた状態)になっている。そして、このように担架1が移送車3に固定された状態で(すなわち安全な状態で)、入浴者は、ベッド等から移送車3上の担架1に移乗される。担架1上に入浴者が載せられると、移送車3は、浴槽装置2に横付けされて連結される(図4(a)、図4(b)参照)。移送車3が浴槽装置2に連結されると、介助者は、担架1を浴槽装置2に移動させることになる。
図12は、図11に示す状態から左側ロック操作レバー17bを操作した場合の担架ロック機構の状態を示す概略図である。図12(a)〜(c)は、それぞれ、図11(a)〜(c)に対応した図である。移送車3が浴槽装置2に連結されて介助者が左側ロック操作レバー17bを操作すると、図12(a)に示すように、ロックピン16が第2の傾斜姿勢になる。ロックピン16が第2の傾斜姿勢になると、ロックピン16が第1の部材371の案内規制部371cと係合しない状態になる。このために、担架1を図12(a)の紙面奥側(すなわち浴槽装置2が存在する側、図12(b)の右側、図12(c)の左側)に移動することが可能になる。
図13は、本発明の実施形態に係る担架1が移送車3から浴槽装置2へと移動する場合の担架ロック機構の状態を示す概略図である。図13(a)は、浴槽装置2が備える第1の部材251とロックピン16との関係を示す平面図である。図13(b)は、浴槽装置2が備える第2の部材252とロックピン16との関係を示す平面図である。
図4(b)の状態から担架1が浴槽装置2へ移動を開始すると、その途中(図4(b)の状態から図4(c)の状態に至る途中)で、図13に示すように、ロックピン16の一端部が第1の部材251に衝突する。この時点では、ロックピン16の他端部は、第2の部材252に衝突しない。第1の部材251の案内規制部251cがテーパー部を有するために、図13に示すように、担架1はそのまま移動を続けることができる。この際、ロックピン16の一端部は、案内規制部251cの形状にしたがって下がり、ロックピン16は傾く。
担架1が第1の担架支持台23の所定位置に到達する(図4(c)の状態)と、ロックピン16の一端部は、テーパー部分の先端部を超えるために、付勢部材50a、50bの付勢力によって上に持ち上げられる。すなわち、ロックピン16は略水平姿勢になる。図13において、略水平姿勢におけるロックピン16の位置は実線で表されている。
また、担架1が第1の担架支持台23の所定位置に到達すると、ロックピン16の他端部が、第2の部材252の案内規制部252cと衝突する。このために、担架1は、所定位置を通り過ぎることがない。また、担架1が第1の担架支持台23の所定位置に到達すると、逆方向に担架1を動かそうとしても、ロックピン16の一端部が、第1の部材251の案内規制部251cと衝突する。この結果、担架1は、第1の担架支持台23の所定位置に固定されることになる。
なお、ここでの所定位置は、担架1の短手方向を二等分する中心線と、浴槽装置2の短手方向を二等分する中心線とが略一致する位置である。
また、以上では、移送車3における担架ロック機構によるロックが解除された後は、介助者が左側ロック操作レバー17bの操作を行わない(レバーを離す)ことを前提に話を進めた。しかし、場合によっては、介助者は、左側ロック操作レバー17bを握ったままの状態で担架1の移動作業を行うかもしれない。本実施形態の構成では、このような場合でも、担架1を第1の担架支持台23の所定位置に向けて移動できる。そして、担架1が第1の担架支持台23の所定位置に到達すると、いずれの方向に動かそうとしても、ロックピン16が、第1の部材251又は第2の部材252と衝突する。すなわち、担架1は、第1の担架支持台23の所定位置に固定されることになる。
図14は、本発明の実施形態に係る担架1を浴槽装置2から移送車3へと移動開始させる場合の担架ロック機構の状態を示す概略図である。図14(a)は、担架1及び浴槽装置2の短手方向(図4において上下方向)に沿って担架ロック機構を見た図である。図14(b)は図14(a)のI−I矢視図、図14(c)は図14(a)のJ−J矢視図である。
出浴時には、介助者は、左側ロック操作レバー17bを操作する。これにより、ロックピン16は、水平姿勢から図14に示す第2の傾斜姿勢になる。ロックピン16は、担架1を移送車3側に戻す(図14(a)の紙面手前側、図14(b)の左側、図14(c)の右側に移動する)際に、第1の担架支持台23上の第1のロックピン受け部25に衝突しない。このために、担架1を移送車3にスムーズに戻すことができる。担架1が移送車3の所定位置に到達すると、移送車3から浴槽装置2へと担架1を移動した場合と同様に、担架1は、担架ロック機構によって移送車3上に固定される。
なお、以上では、図4における浴槽装置1の下側となる位置に移送車3を横付けして、浴槽装置2と移送車3との間で担架1のやり取りを行う場合を例に担架ロック機構の説明を行った。図4における浴槽装置1の上側となる位置に移送車3を横付けして、浴槽装置2と移送車3との間で担架1のやり取りを行う場合には、右側ロック操作レバー17aを利用することになる。この場合、担架1の浴槽装置2及び移送車3に対する移動方向やロックピン16の傾斜方向が、上記の例と逆になる等の違いが生じるが、基本的な動作は上述の場合と同様である。このために、図4における浴槽装置1の上側となる位置に移送車3を横付けする場合の、担架ロック機構の動作説明は省略する。
以上からわかるように、本実施形態の担架ロック機構を用いると、誤操作によって担架1を転落させる可能性が低い。また、担架ロック機構の操作も単純であり、介助者にとって操作性が良い。また、担架ロック機構の構成も、従来の構成(図15から図20に示す構成)に比べて単純にできるために、低コスト化を図れる。また、従来安全性を向上するために設けられ、入浴者に不快感等をもたらす原因にもなっていたストッパー部材101c(図15等参照)を省くことができるために、入浴者を快適に入浴させることが可能になる。
なお、本実施形態の構成では、例えば浴槽装置2と移送車3とが連結された状態で、仮に、浴槽装置2や移送車3が無い側に担架1を転落させようとすると、介助者は、自身から遠い側にあるロック操作レバー17a、17bを操作する必要がある。このような操作は非常に行い難いために、誤って反対側のロック操作レバー17a、17bを操作するという事態が発生する可能性は極めて低くなることが期待できる。この点からも、本実施形態の担架ロック機構は安全である。
<その他>
以上に示した実施形態は、本発明の例示にすぎない。以上に示した実施形態の構成は、本発明の技術的思想を超えない範囲で適宜変更されて構わない。
例えば、以上においては、浴槽装置2及び移送車3に、本発明の担架ロック機構が適用される構成を示した。しかし、これは、一例にすぎず、場合によっては、浴槽装置2と移送車3とのいずれか一方にのみ、本発明の担架ロック機構が適用されても構わない。
なお、以上示した実施形態においては、浴槽21の長手方向の2つの側面のそれぞれに移送車3を横付けできる構成を採用していることに鑑みて、浴槽装置2や移送車3に搭載される担架1を短手方向の両側に移動できる構成を採用している。この構成ではなく、浴槽21の長手方向の2つの側面のうちの一方にのみ移送車3を横付けできる構成とする場合には、ロックピン受け部25、37を構成する2つの部材の形状等を適宜変更して構わない。また、この場合、ロックピン16を傾斜できる方向を一方向として構わない。また、この場合、ロック操作レバーの数を1つにし、それに関わる機械要素の構成を適宜変更して構わない。
また、以上に示した浴槽装置2や移送車3の構成は例示にすぎず、これらの構成は適宜変更されて構わない。
1 担架
2 浴槽装置
3 移送車
16 ロックピン(ロック部材、ピン部材)
17a 右側ロック操作レバー(傾斜操作部、第1の操作部)
17b 左側ロック操作レバー(傾斜操作部、第2の操作部)
23 第1の担架支持台(担架支持部、第1の担架支持部)
25 第1のロックピン受け部(ロック部材受け部、第1のロック部材受け部)
33 第2の担架支持台(担架支持部、第2の担架支持部)
37 第2のロックピン受け部(ロック部材受け部、第2のロック部材受け部)
251 第1の部材
251c 案内規制部
252 第2の部材
252c 案内規制部
371 第1の部材
371c 案内規制部
372 第2の部材
372c 案内規制部

Claims (6)

  1. 担架を担架支持部に固定可能とする担架ロック機構であって、
    前記担架に鉛直面内の傾斜角を変更可能に配設されるロック部材と、
    前記担架に設けられて前記ロック部材の傾斜角を操作する傾斜操作部と、
    前記担架支持部に設けられて前記ロック部材の傾斜に応じて前記担架の固定及び固定解除を行うロック部材受け部と、
    を備え
    前記ロック部材は、前記担架に揺動可能に取り付けられるピン部材であり、
    前記ロック部材受け部は、前記担架支持部上に立設されると共に対向配置される第1の部材及び第2の部材を含み、
    前記第1の部材及び前記第2の部材には、前記ピン部材の移動を案内すると共に規制する案内規制部が含まれ、
    前記第1の部材と前記第2の部材とで、前記案内規制部の前記ピン部材の水平面内における案内方向が逆であることを特徴とする担架ロック機構。
  2. 前記ロック部材が第1の姿勢である場合に、前記担架が前記担架支持部に対して固定され、
    前記固定状態において前記ロック部材が前記第1の姿勢から傾けられて第2の姿勢になった場合に、前記固定状態が解除されて前記担架が前記担架支持部に対して移動可能になることを特徴とする請求項1に記載の担架ロック機構。
  3. 前記ロック部材は、互いに反対向きである第1の方向と第2の方向とに傾斜可能に設けられ、
    前記第2の姿勢には、前記第1の方向に傾く第1の傾斜姿勢と、前記第2の方向に傾く第2の傾斜姿勢とが含まれ、
    前記ロック部材が前記第1の傾斜姿勢になって前記固定状態が解除された場合と、前記ロック部材が前記第2の傾斜姿勢になって前記固定状態が解除された場合とで、前記担架が移動可能となる方向が互いに逆向きであり、
    前記担架が移動可能となる方向は、前記案内方向と平行な方向であることを特徴とする請求項2に記載の担架ロック機構。
  4. 前記傾斜操作部は、前記ロック部材を前記第1の方向に傾ける第1の操作部と、前記ロック部材を前記第2の方向に傾ける第2の操作部と、を含むことを特徴とする請求項3に記載の担架ロック機構。
  5. 担架と、
    前記担架を載せる第1の担架支持部を有する浴槽装置と、
    前記担架を載せる第2の担架支持部を有する移送車と、
    前記担架に鉛直面内の傾斜角を変更可能に配設されるロック部材と、
    前記担架に設けられて前記ロック部材の傾斜角を操作する傾斜操作部と、
    前記第1の担架支持部に設けられて前記ロック部材の傾斜に応じて前記担架の固定及び固定解除を行う第1のロック部材受け部と、
    前記第2の担架支持部に設けられて前記ロック部材の傾斜に応じて前記担架の固定及び固定解除を行う第2のロック部材受け部と、
    を備え
    前記ロック部材は、前記担架に揺動可能に取り付けられるピン部材であり、
    前記第1のロック部材受け部および前記第2のロック部材受け部は、前記担架支持部上に立設されると共に対向配置される第1の部材及び第2の部材を含み、
    前記第1の部材及び前記第2の部材には、前記ピン部材の移動を案内すると共に規制する案内規制部が含まれ、
    前記第1の部材と前記第2の部材とで、前記案内規制部の前記ピン部材の水平面内における案内方向が逆であることを特徴とする入浴システム。
  6. 前記第1のロック部材受け部と前記第2のロック部材受け部とで、前記第1の部材と前記第2の部材との間における前記案内方向の関係が逆になっていることを特徴とする請求項に記載の入浴システム。
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