Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP6478310B2 - 反応性界面活性剤組成物 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP6478310B2 - 反応性界面活性剤組成物 - Google Patents

反応性界面活性剤組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP6478310B2
JP6478310B2 JP2014026946A JP2014026946A JP6478310B2 JP 6478310 B2 JP6478310 B2 JP 6478310B2 JP 2014026946 A JP2014026946 A JP 2014026946A JP 2014026946 A JP2014026946 A JP 2014026946A JP 6478310 B2 JP6478310 B2 JP 6478310B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reactive surfactant
reactive
dispersion
surfactant
surfactant composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014026946A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014176844A (ja
Inventor
達生 丸山
達生 丸山
崇文 本庄
崇文 本庄
大村 貴宏
貴宏 大村
中壽賀 章
章 中壽賀
和田 拓也
拓也 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe University NUC
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Kobe University NUC
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe University NUC, Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Kobe University NUC
Priority to JP2014026946A priority Critical patent/JP6478310B2/ja
Publication of JP2014176844A publication Critical patent/JP2014176844A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6478310B2 publication Critical patent/JP6478310B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

本発明は、特に疎水性物質の乳化分散に使用する場合に、被分散体からの界面活性剤の遊離を防止しつつ、充分な乳化分散を可能とした反応性界面活性剤及び該反応性界面活性剤を用いた反応性界面活性剤組成物に関する。
界面活性剤は、例えば、塗料、印刷インキ、接着剤等ではその製品の製造時、或いは製品の安定化、更には作業性等の点で欠かすことができない成分として製品中に含有されている。
また、界面活性剤は、乳化重合によってポリマーを製造する際に使用される乳化重合用乳化剤としても用いられ、重合の開始反応や成長反応に関与するだけでなく、生成したエマルジョンの機械安定性、化学的安定性、凍結安定性及び貯蔵安定性等にも関与し、更にエマルジョンの粒子径、粘性及び起泡性等のエマルジョン物性、フィルム化した時の耐水性、耐候性、接着性、耐熱性等のフィルム物性にも大きな影響を及ぼすことが知られている。
しかしながら、上記のように界面活性剤を乳化剤として使用した場合、乳化重合法により製造した樹脂エマルジョン中に、界面活性剤が遊離した状態で存在するため、エマルジョンの泡立ち、樹脂の耐水性、接着性等に悪影響を及ぼすことが、問題点として指摘されている。
このような問題点を改善すべく、従来の界面活性剤が有する疎水基と親水基とに加え、ラジカル重合性の二重結合を有する反応性界面活性剤が開発されている。このような反応性界面活性剤は、乳化重合の際に生成ポリマー鎖中に共重合するため、遊離した状態の界面活性剤による物性低下を防ぐことが出来る。
例えば、特許文献1には、ジオキソラン環と、共重合性の不飽和基を合わせ持つ化合物からなる新規な反応性乳化剤が開示されており、特許文献2には、疎水基として分岐の脂肪族炭化水素基を有する反応性界面活性剤が開示されている。
一方で、近年は反応性界面活性剤を疎水性物質等の分散に使用することが行われているが、上述のような主に重合乳化剤に使用される反応性界面活性剤は、エマルジョンとの吸着性は充分であるが、疎水性物質の分散に使用する場合は、疎水性物質への吸着性が不充分であるため、好適な分散性を確保できないという問題があった。
また、乳化重合用乳化剤だけでなく、樹脂改質剤等にも使用される反応性界面活性剤として、特許文献3に疎水基としてフッ素原子を有する炭化水素基を有する反応性界面活性剤が開示されている。このような反応性界面活性剤は、従来よりも疎水性の強い分子鎖を有するので、疎水性物質への物理的吸着性は多少改善されるものの、化学結合に由来する疎水性物質表面への固定化が不充分であるため、界面活性剤の遊離防止効果についても満足な結果が得られないという問題があった。
特開2000−136205号公報 特開2002−265505号公報 特開2008−24942号公報
本発明は、特に疎水性物質の乳化分散に使用する場合に、被分散体からの界面活性剤の遊離を防止しつつ、充分な乳化分散を可能とした反応性界面活性剤及び該反応性界面活性剤を用いた反応性界面活性剤組成物を提供することを目的とする。
本発明は、下記式(1)で表される構造を有する応性界面活性剤及び下記式(2)で表される構造を有する架橋性界面活性剤を含有することを特徴とする反応性界面活性剤組成物である。
Figure 0006478310
式(1)中、Rは(メタ)アクリロイル基を有する重合反応性ユニット、Xは炭素数8〜20の炭化水素からなる疎水性ユニット、Yは分子量1000以下であり、ポリエチレングリコール骨格又はポリプロピレングリコール骨格を有する直鎖状の親水性ユニットを表す。
Figure 0006478310
式(2)中、R及びRは(メタ)アクリロイル基を有する重合反応性ユニット、Xは炭素数8〜20の炭化水素からなる疎水性ユニット、Yは分子量1000以下であり、ポリエチレングリコール骨格又はポリプロピレングリコール骨格を有する直鎖状の親水性ユニットを表す。
以下、本発明を詳述する。
本発明の反応性界面活性剤は、(メタ)アクリロイル基を有する重合反応性ユニットであるRを有する。上記Rを有することで、本発明の反応性界面活性剤は、高い重合反応性を示す。
本発明の反応性界面活性剤において、Rの(メタ)アクリロイル基を有する重合反応性ユニットとしては、例えば、(メタ)アクリロイルメチン、(メタ)アクリロイルアミン、(メタ)アクリロイルエトキシメチン、(メタ)アクリロイルエトキシアミン等が好ましい。
本発明の反応性界面活性剤において、Xとしては、直鎖状の炭化水素を用いることが好ましい。具体的には、直鎖のアルキル基が好ましい。直鎖状とすることで、疎水性物質への吸着性を向上させることができる。分岐鎖状のアルキル基を用いた場合、重合反応性基の立体障害となって反応性が低下するだけでなく、疎水性物質上に配向を持って吸着するのが困難となり、界面活性剤の吸着密度が低下して、分散安定化効果が低下する。
上記Xは、炭素数が8〜20である。上記炭素数が8未満であると、疎水性が低下して、疎水性物質への吸着性に劣るものとなり、上記炭素数が20を超えると、重合性反応基がアルキル鎖中に埋没してしまい、重合反応性が低下する。好ましくは炭素数12〜18であり、より好ましくは炭素数14〜18である。
上記Xとしては、例えば、オクチル基、ノニル基、デシル基、 ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、エイコシル基等が好ましい。なかでも、ヘキサデシル基とオクタデシル基が好ましい。
本発明の反応性界面活性剤では、Yとして分子量1000以下の親水性ユニットを用いる。
上記親水性ユニットの分子量の上限は1000である。分子量1000を超えると、親水性/疎水性のバランスが悪くなり、界面活性能力が低下する。好ましい上限は600であり、より好ましい上限は300である。なお、下限については特に限定されないが、100が好ましい。
上記Yとしては、ポリエチレングリコール骨格又はポリプロピレングリコール骨格を有するものを用いることが好ましい。
上記ポリエチレングリコール骨格又はポリプロピレングリコール骨格を有することで、分子運動の自由度が高く、溶媒和し易い分子形態をとることができるという利点がある。また、上記親水性ユニットは直鎖状であることが好ましい。直鎖状とすることで、溶媒和がしやすく、極性溶媒中で優れた分散性を発現する。なお一分子あたりの親水基の本数は、1ないし2本であることが好ましい。
この様な特徴はエーテル結合を有する直鎖状分子に共通するものである。
上記ポリエチレングリコール骨格又はポリプロピレングリコール骨格における重合度が2〜15であることが好ましい。上記重合度が2未満であると、極性溶媒が溶媒和されにくく不安定となることがあり、15を超えると親水性の分子量が大きくなり、親水性/疎水性のバランスが悪くなって界面活性能力が低下することがある。より好ましくは4〜10である。
本発明の反応性界面活性剤は、従来、反応性界面活性剤が用いられてきた用途、即ち、乳化重合用乳化剤、懸濁重合用分散剤等以外にも、疎水性物質の表面改質剤等に使用することができる。特に、カーボンナノチューブや天然黒鉛、グラフェン等の疎水性物質の分散剤として好適に使用することができる。
本発明の反応性界面活性剤を作製する方法としては、例えば、炭素数8〜20の炭化水素を有するアミン等と、ポリアルキレングリコールのハロゲン化物等を反応させた後、(メタ)アクリロイル基を有する化合物を添加して、(メタ)アクリロイル基を付加する方法等が挙げられる。
上記(メタ)アクリロイル基を有する化合物としては、メタクリロイルクロリド、アクリロイルクロリド、2−クロロエチルアクリレート、2−クロロエチルメタクリレート等が挙げられる。
また、上記(メタ)アクリロイル基を有する化合物に加えて、アリル基又はスチレン基を有する化合物を添加してもよい。
上記アリル基又はスチレン基を有する化合物としては、例えば、臭化アリル、塩化アリル、3−ブルモ−2−メチル−1−プロペン、クロロメチルスチレン等が挙げられる。
本発明の反応性界面活性剤は、下記式(2)で表される構造を有する架橋性界面活性剤と併用することで、反応性界面活性剤と架橋性界面活性剤とが共重合して、強固な架橋構造が形成され、界面活性剤の遊離を効果的に防止して、更に高い分散安定性を実現することができる。このように、本発明の反応性界面活性剤及び下記式(2)で表される構造を有する架橋性界面活性剤を含有する反応性界面活性剤組成物もまた、本発明の1つである。
Figure 0006478310
式(2)中、R及びRは(メタ)アクリロイル基を有する重合反応性ユニット、Xは炭素数8〜20の炭化水素からなる疎水性ユニット、Yは分子量1000以下の親水性ユニットを表す。
上記架橋性界面活性剤中のR、R、X及びYとしては、上述したR、X及びYと同様のものが例示できる。なお、上記R、X及びYと、R、R、X及びYとは、同じものであってもよく、異なるものであってもよい。
本発明の反応性界面活性剤組成物において、上記架橋性界面活性剤の添加量の好ましい下限は、反応性界面活性剤100モル部に対して0.1モル部、好ましい上限は30モル部である。架橋性界面活性剤の添加量が0.1モル部未満であると、反応性界面活性剤の遊離防止効果が弱くなり、30モル部を超えると、被分散体の凝集を招く。より好ましい下限は0.5モル部、より好ましい上限は10モル部である。
上記架橋性界面活性剤を作製する方法としては、例えば、炭素数8〜20の炭化水素を有するジアミン等と、ポリアルキレングリコールのハロゲン化物等を反応させた後、(メタ)アクリロイル基を有する化合物を添加して、(メタ)アクリロイル基を付加する方法等が挙げられる。
本発明の反応性界面活性剤組成物に、更に、分散媒体、重合開始剤及び被分散体を添加し、反応性界面活性剤を重合することで、被分散体に極めて高い分散安定性を付与することができ、更に、反応性界面活性剤組成物を洗浄した後でも、被分散体の高い分散性を維持することが可能となる。
上記分散媒体としては、例えば、水、エタノール、メタノール、トルエン、クロロホルム等が挙げられる。本発明では、特に水およびトルエンを使用する場合に好適に使用することができる。
本発明の反応性界面活性剤を分散剤として使用する場合は、重合開始剤を添加することで、反応性界面活性剤を反応させることが可能となる。
上記重合開始剤としては、例えば、アゾビスイソブチロニトリル、2,2′−アゾビス(2−アミノプロパン)ジハイドロクロライド等のアゾ系開始剤、および例えば、ベンゾイルパーオキサイド、ドデシルパーオキサイド等の過酸化物系開始剤が挙げられる。
上記被分散体としては、黒鉛粒子、グラファイト粒子、カーボンナノチューブ、グラフェン、ポリマー粒子、線維、金属微粒子等が挙げられる。
特に、カーボンナノチューブや天然黒鉛、グラフェン等の疎水性物質に使用する場合に、本発明の優れた効果を充分に発揮することができる。
本発明の反応性界面活性剤を疎水性物質の分散剤として使用する場合は、疎水性物質の種類にもよるが、該疎水性物質に対して、好ましくは10〜10000重量%使用することが好ましい。
また、本発明の反応性界面活性剤組成物には、重合性のモノマーを添加してもよい。
上記重合性モノマーとしては、特に限定されないが、(メタ)アクリレート、スチレンおよびスチレン誘導体、ビニルエーテル等が挙げられ、これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
さらに、本発明の反応性界面活性剤組成物には、架橋性の多官能性モノマーを添加してもよい。
上記架橋性の多官能性モノマーとしては、特に限定されないが、例えばジ(メタ)アクリレート、トリ(メタ)アクリレート、ジアリル化合物、トリアリル化合物、ジビニル化合物が挙げられ、これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明の反応性界面活性剤組成物としては、本発明の反応性界面活性剤とカーボン材料を含有し、カーボン材料の表面に本発明の反応性界面活性剤が存在する反応性界面活性剤組成物も含まれる。
このような構成とすることで、疎水性のカーボン材料を親水性の溶媒に容易に分散させることができ、水等の安価な溶液にカーボン材料が分散した分散液を得ることが出来る。
上記カーボン材料としては、特に限定されないが黒鉛粒子、カーボンナノチューブ、グラフェン等が挙げられる。
本発明の反応性界面活性剤によれば、特に疎水性物質の乳化分散に使用する場合に、被分散体からの界面活性剤の遊離を防止しつつ、充分な乳化分散を可能となる。特に、本発明の反応性界面活性剤によれば、反応後に洗浄した場合でも、優れた分散安定性を維持することができる。
以下に実施例を掲げて本発明の態様を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されない。
(合成例1)
Octadecylamine(1.0mmol)とtriethyleneglycol2-bromoethylmethylether(1.1mmol)とをN,N-dimethylformamide(DMF、20ml)に溶解させた後、potassiumcarbonate(1.2mmol)を加え、110℃、窒素雰囲気下の条件で三つ口フラスコを用いて24時間反応させた。反応終了後、固体成分を熱時ろ過し、溶媒を減圧留去した。残留成分をethylacetate(20ml)に溶かし、サンプル瓶中で水と接触させ2層が混合しないように穏やかに撹拌した。水相は約30分毎に交換し、3回交換を行った。洗浄後のethylacetate層を回収し、magnesiumsulfateを加え、冷蔵庫で一晩静置した。静置後、magnesiumsulfateをろ過で除き、溶媒を減圧留去し、改めてethylacetate (20ml)に溶かしpotassiumcarbonate(1.2mmol)を加えた後、少量のethylacetateに溶かしたmethacryloyl chloride(1.3mmol)を平衡滴下漏斗で滴下し、滴下終了後2時間反応させた。
反応終了後、固体成分をろ過し、溶媒を減圧留去した。残留成分をethylacetate(20ml)に溶かし、サンプル瓶中で水と接触させ2層が混合しないように穏やかに撹拌した。水相は約30分毎に交換し、3回交換を行った。洗浄後のethylacetate層を回収し、magnesiumsulfateを加え、冷蔵庫で一晩静置した。静置後、magnesiumsulfateをろ過で除き、溶媒を減圧留去し、反応性界面活性剤(A)を得た。
なお、得られた反応性界面活性剤(A)について、NMR、MALDI−TOF−MSを用いて確認したところ、式(3)に示す構造を有することが確認できた。
Figure 0006478310
(合成例2)
1,12-Diaminododecane(1.0mmol)とtriethyleneglycol2-bromoethylmethylether
(2.2mmol)をN,N-dimethylformamide(DMF、20ml)に溶かし、potassiumcarbonate(3.0mmol)を加え、110℃、窒素雰囲気下の条件で三つ口フラスコを用いて24時間反応させた。反応終了後、固体成分を熱時ろ過し、溶媒を減圧留去した。残留成分をethylacetate(20ml)に溶かし、サンプル瓶中で水と接触させ2層が混合しないように穏やかに撹拌した。水相は約30分毎に交換し、3回交換を行った。洗浄後のethylacetate層を回収し、magnesiumsulfateを加え、冷蔵庫で一晩静置した。静置後、magnesiumsulfateをろ過で除き、溶媒を減圧留去し、残留成分をdichloromethane(D
CM,20ml)に溶かし、potassiumcarbonate(3.0mmol)を加えた後、少量のDCMに溶かしたmethacryloyl chloride(2.2mmol)を平衡滴下漏斗で滴下した
。滴下終了後2時間反応させた。反応終了後、固体成分をろ過し、溶媒を減圧留去した。残留成分をethylacetate(20ml)に溶かし、サンプル瓶中で水と接触させ2層が混合しないように穏やかに撹拌した。水相は約30分毎に交換し、3回交換を行った。洗浄後のethylacetate層を回収し、magnesiumsulfateを加え、冷蔵庫で一晩静置した。静置後、magnesiumsulfateをろ過で除き、溶媒を減圧留去し、架橋性界面活性剤(A)を得た。
なお、得られた架橋性界面活性剤(A)について、NMR、MALDI−TOF−MSを用いて確認したところ、式(4)に示す構造を有することが確認できた。
Figure 0006478310
(合成例3)
Octadecylamine(1.0mmol)に代えて、Dodecylamine(1.0mmol)を用いた以外は合成例1と同様にして、反応性界面活性剤(F)を得た。
なお、得られた反応性界面活性剤(F)は、式(1)に示す構造を有するものであり、Xはドデシル基であった。
参考例1)
(カーボンナノチューブ分散液の調製)
合成例1で得られた反応性界面活性剤(A)100mg、カーボンナノチューブ(アルドリッチ社製)1mg、重合開始剤として2,2′−アゾビス(2−アミノプロパン)ジハイドロクロライド(V−50、和光純薬工業社製)1mgを、イオン交換水1mLに添加し、超音波によってカーボンナノチューブを水溶液中に分散させることで、カーボンナノチューブ分散液を作製した。
参考例2)
参考例1において、V−50に代えてアゾビスイソブチロニトリル、イオン交換水に代えてトルエンを使用した以外は参考例1と同様にしてカーボンナノチューブ分散液を作製した。
(実施例3)
(カーボンナノチューブ分散液の調製)
合成例1で得られた反応性界面活性剤(A)100mg、合成例2で得られた架橋性界面活性剤(A)1mg、カーボンナノチューブ(アルドリッチ社製)1mg、V−50(重合開始剤)1mgをイオン交換水1mLに添加し、超音波によってカーボンナノチューブを水溶液中に分散させることで、カーボンナノチューブ分散液を作製した。なお、反応性界面活性剤(A)100モル部に対する架橋性界面活性剤(A)の添加量は1モル部であった。
(実施例4)
実施例3において、V−50に代えてアゾビスイソブチロニトリル、イオン交換水に代えてトルエンを使用した以外は実施例3と同様にしてカーボンナノチューブ分散液を作製した。
参考例5)
(天然黒鉛分散液の調製)
参考例1において、カーボンナノチューブ1mgに代えて天然黒鉛粉末(SECカーボン社製 SNO−15)10mgを使用した以外は参考例1と同様にして天然黒鉛分散液を作製した。
(実施例6)
実施例3において、カーボンナノチューブ1mgに代えて天然黒鉛粉末(SECカーボン社製 SNO−15)10mgを使用した以外は実施例3と同様にして天然黒鉛分散液を作製した。
参考例7)
参考例5において、合成例1で得られた反応性界面活性剤(A)100mgに代えて、合成例3で得られた反応性界面活性剤(F)100mgを使用した以外は参考例5と同様にして天然黒鉛分散液を作製した。
(比較例1〜4)
参考例1において、合成例1で得られた反応性界面活性剤(A)100mgに代えて、下記に示す反応性界面活性剤(B)〜(E)100mgを使用した以外は参考例1と同様にしてカーボンナノチューブ分散液を作製した。
反応性界面活性剤(B):ポリオキシエチレンノニルプロペニルフェニルエーテル硫酸アンモニウム(アクアロンHS−10、第一工業製薬社製)
反応性界面活性剤(C):ポリオキシエチレン−1−(アリルオキシメチル)アルキルエーテル硫酸アンモニウム(アクアロンKH−10、第一工業製薬社製)
反応性界面活性剤(D):ポリオキシエチレンノニルプロペニルフェニルエーテル硫酸アンモニウム(アクアロンBC−10、第一工業製薬社製)
反応性界面活性剤(E):ポリオキシエチレンノニルプロペニルフェニルエーテル(アクアロンRN−50、第一工業製薬社製)
(比較例5〜8)
比較例1〜4において、V−50に代えてアゾビスイソブチロニトリル、イオン交換水に代えてトルエンを使用した以外は比較例1〜4と同様にしてカーボンナノチューブ分散液を作製した。
(評価方法)
上記で得られた反応性界面活性剤の性能を以下の方法で評価した。結果を表1に示した。
(1)重合前の分散安定性評価
実施例、参考例及び比較例で得られたカーボンナノチューブ分散液あるいは天然黒鉛分散液について、30分間静置した後、固形の沈降堆積物が目視で確認できなかった場合を「○(分散)」、固形の沈降堆積物は確認できないが、やや濁りが見られた場合を「△」、固形の沈降堆積物が確認できた場合を「×(沈殿)」として評価した。
(2)重合後の分散安定性評価
実施例、参考例及び比較例で得られたカーボンナノチューブ分散液あるいは天然黒鉛分散液を、溶媒がイオン交換水である場合は50℃(溶媒がトルエンである場合は80℃)で120分間加熱した後、30分間静置し、固形の沈降堆積物が目視で確認できなかった場合を「○(分散)」、固形の沈降堆積物は確認できないが、やや濁りが見られた場合を「△」、固形の沈降堆積物が確認できた場合を「×(沈殿)」として評価した。
(3)洗浄後の分散安定性評価
「(2)重合後の分散安定性評価」を行った後のカーボンナノチューブ分散液あるいは天然黒鉛分散液30mlを遠心分離機にて20000回転30分間遠心沈降させた。上層の溶媒(イオン交換水またはトルエン)を除去した後、沈降物に再び分散に用いたのと同じ溶媒(イオン交換水またはトルエン)30mlを加え、超音波分散を行った。上記の洗浄操作を3回繰り返した後、30分間静置し、様子を目視で観察してカーボンナノチューブあるいは天然黒鉛分散液の分散性を確認した。固形の沈降堆積物が目視で確認できなかった場合を「○(分散)」、固形の沈降堆積物は確認できないが、やや濁りが見られた場合を「△」、固形の沈降堆積物が確認できた場合を「×(沈殿)」として評価した。
Figure 0006478310
本発明によれば、特に疎水性物質の乳化分散に使用する場合に、被分散体からの界面活性剤の遊離を防止しつつ、充分な乳化分散を可能とした反応性界面活性剤及び該反応性界面活性剤を用いた反応性界面活性剤組成物を提供することができる。

Claims (5)

  1. 下記式(1)で表される構造を有する反応性界面活性剤及び下記式(2)で表される構造を有する架橋性界面活性剤を含有することを特徴とする反応性界面活性剤組成物。
    Figure 0006478310
    式(1)中、Rは(メタ)アクリロイル基を有する重合反応性ユニット、Xは炭素数8〜20の炭化水素からなる疎水性ユニット、Yは分子量1000以下であり、ポリエチレングリコール骨格又はポリプロピレングリコール骨格を有する直鎖状の親水性ユニットを表す。
    Figure 0006478310
    式(2)中、R及びRは(メタ)アクリロイル基を有する重合反応性ユニット、Xは炭素数8〜20の炭化水素からなる疎水性ユニット、Yは分子量1000以下であり、ポリエチレングリコール骨格又はポリプロピレングリコール骨格を有する直鎖状の親水性ユニットを表す。
  2. は、直鎖状の炭化水素であることを特徴とする請求項1記載の反応性界面活性剤組成物。
  3. は、直鎖状の炭化水素であることを特徴とする請求項1又は2記載の反応性界面活性剤組成物。
  4. 更に、分散媒体、重合開始剤及び被分散体を含有することを特徴とする請求項1、2記載の反応性界面活性剤組成物。
  5. 更に、カーボン材料を含有する反応性界面活性剤組成物であって、前記カーボン材料の表面に前記反応性界面活性剤が存在することを特徴とする請求項1、2、3記載の反応性界面活性剤組成物。
JP2014026946A 2013-02-15 2014-02-14 反応性界面活性剤組成物 Expired - Fee Related JP6478310B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014026946A JP6478310B2 (ja) 2013-02-15 2014-02-14 反応性界面活性剤組成物

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013028230 2013-02-15
JP2013028230 2013-02-15
JP2014026946A JP6478310B2 (ja) 2013-02-15 2014-02-14 反応性界面活性剤組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014176844A JP2014176844A (ja) 2014-09-25
JP6478310B2 true JP6478310B2 (ja) 2019-03-06

Family

ID=51697366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014026946A Expired - Fee Related JP6478310B2 (ja) 2013-02-15 2014-02-14 反応性界面活性剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6478310B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105576284A (zh) * 2016-02-18 2016-05-11 福建蓝海黑石科技有限公司 一种锂离子电池负极水性粘合剂及其制备方法
CN116355454A (zh) * 2023-02-13 2023-06-30 杭州烯创科技有限公司 石墨烯树脂分散体、耐腐蚀石墨烯电泳漆及其制备方法

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6222803A (ja) * 1985-07-24 1987-01-31 Asahi Denka Kogyo Kk 乳化重合用乳化剤
JP2611776B2 (ja) * 1987-07-20 1997-05-21 第一工業製薬株式会社 乳化重合用乳化剤
JP2684072B2 (ja) * 1988-10-20 1997-12-03 ライオン株式会社 反応性界面活性剤およびこれを乳化剤として用いたポリマーラテックス
US5563214A (en) * 1994-08-09 1996-10-08 Henkel Corporation Aqueous compositions containing polymerizable surfactant compounds
JPH09299782A (ja) * 1996-05-17 1997-11-25 Mitsui Toatsu Chem Inc 両親媒性ポリマーを分散剤とした水分散型樹脂組成物
JPH10296068A (ja) * 1997-04-25 1998-11-10 Kao Corp 有機粉末の分散安定剤及びこれを含有する分散体組成物
JP2000117087A (ja) * 1998-10-19 2000-04-25 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 新規分解型反応性乳化剤、及びこれを用いたポリマー改質方法
JP2000198782A (ja) * 1998-10-30 2000-07-18 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 新規分解型反応性乳化剤、及びこれを用いたポリマ―改質方法
JP2000136205A (ja) * 1998-10-30 2000-05-16 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 新規分解型反応性乳化剤、及びこれを用いたポリマー改質方法
JP2000319307A (ja) * 1999-05-12 2000-11-21 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 新規分解型反応性乳化剤、及びこれを用いたポリマー改質方法
JP2000319306A (ja) * 1999-05-12 2000-11-21 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 新規分解型反応性乳化剤、及びこれを用いたポリマー改質方法
AU2003244464A1 (en) * 2002-02-04 2003-09-02 Asahi Kasei Kabushiki Kaisha Antifouling water-based coating composition
EP1510252A4 (en) * 2002-05-10 2008-08-06 Daikin Ind Ltd SURFACTANTS AND DISPERSION AID, WHICH INCLUDE A PROPF LUBRICANT
JP2007146108A (ja) * 2005-10-24 2007-06-14 Kazuyuki Tsubone 重合性2鎖2親水基含有陰イオン界面活性剤及びその製造方法
JP2008111031A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Sanyo Chem Ind Ltd ビニル重合性乳化剤
JP2008184573A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Sanyo Chem Ind Ltd カチオン性ビニルモノマー
KR100847987B1 (ko) * 2007-02-27 2008-07-22 삼성전자주식회사 탄소나노튜브용 분산제 및 이를 포함하는 탄소나노튜브조성물
JP5769930B2 (ja) * 2010-05-14 2015-08-26 日本製紙株式会社 分散剤
JP5759770B2 (ja) * 2011-03-31 2015-08-05 シーシーアイ株式会社 ナノカーボン用分散剤およびナノカーボン分散液
JP2013053082A (ja) * 2011-09-01 2013-03-21 Fujifilm Corp 重合性化合物及びそれを含有する組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014176844A (ja) 2014-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103339216B (zh) 表面活性剂、含该表面活性剂的组合物、该表面活性剂的用途及含氟化合物
JP5133606B2 (ja) 界面活性剤
CN113667051B (zh) 一种含有全氟聚醚结构的高疏水疏油乳液的制备方法
CN105418826A (zh) 一种自乳化全氟聚醚单体的制备及利用其合成含氟细乳液的应用
JP6478310B2 (ja) 反応性界面活性剤組成物
WO2008004614A1 (en) Aqueous fluorine-containing polymer dispersion
US20110160328A1 (en) Process for making uniform polymer beads
CN102471405A (zh) 含有氟烷基的n-取代(甲基)丙烯酰胺化合物、其聚合物及其用途
CN102596891A (zh) 含氟化合物及含氟聚合物
JP6119568B2 (ja) 高強度ゲル
Bao et al. Stabilization of CO2-in-water emulsions by nonfluorinated surfactants with enhanced CO2-philic tails
JP5641532B2 (ja) アクリルエマルジョンの製造方法
JP3864089B2 (ja) 油中水滴型ポリマーエマルジョン及びその製造方法
KR20150018560A (ko) 혼합염 현탁 중합방법 및 그로부터 제조된 수지 및 촉매
CN102812057B (zh) 含氟化合物及含氟聚合物
JP2016222755A (ja) コア粒子、及びそれを用いたコア−シェル粒子
CN102224175B (zh) 非烃基疏水改性的羧酸聚合物
JP2010100744A (ja) アクリルエマルジョンの製造方法
JP5936187B2 (ja) 反応性界面活性剤
JP6072483B2 (ja) 反応性乳化剤を用いたポリマーディスパージョン
WO2021235540A1 (ja) 重合体粒子およびそれを含む分散液
JP6604778B2 (ja) 樹脂微粒子および分散液
JP2018001101A (ja) カーボン用分散剤およびカーボン分散物
WO2021200646A1 (ja) フッ素含有重合体粒子およびそれを含む分散液
JP2014162912A (ja) 水中摩擦抵抗低減用樹脂粒子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20161110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180216

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180710

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20181004

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20181025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6478310

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees