JP6480193B2 - 管材構造物相互の連結用継手及び管材構造物 - Google Patents
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Description
例えば、下記の特許文献1に開示された「立ち上がり動作補助具」も、上記の管材を用いて組み立てられた管材構造物の有用な一種として知られている。すなわち、介護、介助が必要とされる病弱者、要介護者らのベッド脇に設置して、ベッドから下りて歩行する際に、自助動作の目的で掴まり立ちをするため、又は逆に歩行してきた要介護者らがベッドへ横たわる際などに掴まり、自助動作として姿勢、体勢を変換する際の補助具として便利に使用されている。
しかし、更なる改善、改良の余地があることも、現状で色々知得されている。
例えば上記の「立ち上がり動作補助具」を、介護や介助が必要とされる病弱者、要介護者らのベッド脇に設置して、要介護者らがベッドから下りて歩行する際に掴まり、自助動作として床上に立ったり、又は逆に床を歩行してきた要介護者らがベッドへ座ったり横たわる目的で掴まり、姿勢、体勢を変える動作の際にも、上記「立ち上がり動作補助具」は、単に垂直に立っている補助具として静止しているだけにすぎない。
そのため病弱者、要介護者らにとっては、使用上になお物足りないものがあり、要介護者らの自助動作の助けに更なる改良、改善の余地があると考えられている。
例えば利用者たる要介護者らが掴まり立ちを行いつつ、ベッドから立ち上がって、更に水平方向へ回りつつ歩行動作へ移る際に、「立ち上がり動作補助具」が、水平2次元方向へ掴まり歩く動作を助ける「補助手すり」を備えて、しかも前記動作を助けるのに好ましい高さ、向きに付属していると、一層、要介護者らの自助動作を助ける補助具として、要介護者らの利用意欲、意気込みを高め、要介護者らによる「立ち上がり動作補助具」の利用頻度が高まる。ひいては要介護者らの機能回復に作用、効果が高いものになると考えられる。
すなわち、「補助手すり」を如何様に構成し、既存の「立ち上がり動作補助具」に対して如何なる態様で付設するかということである。付設する手段が容易で、実用性と自在性に既往の技術で対応が可能であることが望まれる。そして、要介護者らに自助動作の意識向上を促し、その使用に至便な構成を実現することが望まれるからである。
管材を用いて組み立てられた少なくとも二つの管材構造物1、2を相互に一定の姿勢に連結する連結用継手3であって、
前記二つの管材構造物1、2それぞれの略平行に相対峙させた2本の管材10、20の外周部を個別に抱持する2条の半割り形状の凹溝部311、312を形成された主部材31と、
前記主部材31の2条の凹溝部311、312のうち一方の凹溝部312のみを筒状に補完する半割り形状の凹溝部321を備えた副部材32と、
前記主部材31の残る他方の凹溝部311を筒状に補完する半割り形状の凹溝部331を備えた第三の部材33とで構成され、
前記主部材31と副部材32は、前記一方の管材構造物1の前記管材10に一定の傾斜角度で連なる第二の管材12の外周を相互に抱持する半割り形状の凹溝部313’、323’が形成された半割ソケット313、323をそれぞれ繋ぎ腕部314、324を介して一体的に備えており、
前記半割ソケット313、323同士を構造的に一体化結合する手段、及び前記繋ぎ腕部314、324同士を構造的に一体化結合する手段を具備しており、
上記第三の部材33は、一側を前記主部材31の半割形状の凹溝部311が形成された部位より先側の部分及び凹溝部312と凹溝部311との連接部分、即ちその手前側の中間部分と結合する手段をそれぞれ備えている構成を特徴とする。
主部材31の2条の半割り形状の凹溝部311、312は、管材の横断面方向に見た形状がS字形状に形成されていることを特徴とする。
一方の管材構造物1の管材10に一定の傾斜角度で連なる第二の管材12の外周部を相互に抱持する半割り形状の凹溝部313’、323’が形成された主部材31及び副部材32は、それぞれの繋ぎ腕部314、324に設けた半割ソケット部313、323を一体化結合する手段として、一方の半割ソケット313の先端部に凸部又は凹部316が形成され、
他方の半割ソケット323の先端部には前記凸部又は凹部316と結合する凹部又は凸部325が形成され、
前記双方の凹凸部316、325を嵌め合わせ結合することにより半割ソケット部313、323同士が第二の管材12の外周部を抱持して構造的に一体化結合され、
また、繋ぎ腕部314、324同士は、ねじ止め手段により構造的に一体化結合する構成とされていることを特徴とする。
上記第三の部材33は、その一側縁部に、前記主部材31の分割形状の凹溝部311が形成された先端縁部に凹部332又は凸部が形成され、
主部材31の対応する先端縁部には逆に凸部317又は凹部が形成され、
前記両部材の凹凸部317、332を嵌め合わせることによって構造的に一体化結合する構成とされており、
同第三の部材33の他端部は止めボルト34が主部材31の中間部位に設けたボルト孔319へ通され、反対側からナット部材をねじ込み固定され、又は前記止めボルト34を主部材31の中間部位に設けたねじ孔319へねじ込んで結合する構成であることを特徴とする。
主部材31と第三の部材33及び副部材32とに共通する貫通孔に止めボルト34を一方から差し込んで通し、前記止めボルト34のねじ部に他方側からナット部材をねじ込み、主部材31へ第三の部材33を固定する構成であることを特徴とする。
前記床置き型手すり1の一つの管材10と、補助手すり2の対応する一つの管材20との双方が略平行な配置に相対峙され、
前記2本の管材10、20は、それぞれの外周を、前記連結用継手3を構成する主部材31の2条の半割り形状の凹溝部311、312へそれぞれはめ込んで個別に抱持させ、
前記主部材31の一方の凹溝部312へ嵌めた管材10は、副部材32の半割り形状の凹溝部321を組み付けて拘束させ、
同じ主部材31の残る他方の凹溝部311へ嵌めた管材20も、半割り形状の凹溝部331を備えた第三の部材33の凹溝部331を組み付けて抱持させ、
前記主部材31と副部材32は更に、前記床置き型手すり1を構成する一つの管材10に対して一定の傾斜角度で連ならせた第二の管材11の外周部を、各々の繋ぎ腕部314、324の他端に形成された双方の半割ソケット313、323で抱持させ、
前記半割ソケット313、323同士は構造的に一体化結合されること、及び前記繋ぎ腕部314、324同士も構造的に一体化結合する処理が行なわれ、
更に、上記第三の部材33の一側端部が、前記主部材31の半割形状の凹溝部311が形成された部分の先端部と結合され、他側端部は同主部材31の中間部と結合する処理によって、床置き型手すり1に補助手すり2が複合化されて成ることを特徴とする。
補助手すり2の垂直な管材20における連結用継手3の取り付け位置に、同管材20の横断面における外周面に管軸方向への平面部21が形成され、同管材20を抱持する管材連結用継手3の抱持部の内周面にも、前記管材20の平面部21と合致する平面部315が管軸方向へ形成され、前記管材20に形成した平面部21へ、管材連結用継手の抱持部内周面に形成した平面部315の位置を合致させて同管材連結用継手3を組み付けることにより、床置き型手すり1の管材10に対して、補助手すり2の向きが特定された構成であることを特徴とする。
本発明による管材連結用継手3によれば、上記の立ち上がり動作補助具1に対する補助手すり2の後付けによる付設(併設)が容易であるが、もとより管材構造物の組み合わせは上述の適用例に限らない。しかも付設する補助手すり2の向き(回転角度)の設定は、管材20の平面部21と管材連結用継手3の平面部315を設ける位置の選択によって自在に決められる使い勝手の良さがある。勿論、連結用継手3による連結作業も少ない手数で確実に行える。
その結果、補助手すり2が付設された立ち上がり動作補助具1を利用することによって、要介護者らの自助動作が大いに助勢され、その度合いが高められる結果、要介護者らの利用意欲、自助動作の意気込みを高揚でき、要介護者らの自助による「立ち上がり動作補助具」の利用頻度が一層高くなる。ひいては要介護者らの自助による機能回復に寄与する作用、効果が高いものになる。
即ち、要介護者らが立ち上がり動作補助具1へ掴まり立ちを行いつつ、ベッドから立ち上がって、更に付設された補助手すり2へ掴まりつつ床上を水平方向へ歩行する動作を続けることが可能になる。しかも前記補助手すり2を水平2次元方向の望ましい向きへの歩行動作を助けるのに好ましい高さ、向きに固定化して付属させることにより、要介護者らの自助動作を助ける安全機能が高まり、ひいては要介護者らの利用意欲、意気込みを高める効果が生まれ、要介護者らによる「立ち上がり動作補助具」の利用頻度が高まる。ひいては要介護者らの機能回復に寄与する作用、効果が優れたものになる。
本発明は、上記のように使い勝手と機能性に優れ、要介護者らの自助動作を補助するに足る構成の介助用具を実現できる。場合によっては補助手すり2を立ち上がり動作補助具1から分離する事も容易に可能であり、補助手すり2及び立ち上がり動作補助具1の利用目的を効果的にできる。
この連結用継手3は、二つの管材構造物1、2それぞれの略平行に相対峙させた2本の管材10と20の外周部を個別に抱持する2条の半割り形状の凹溝部311と312を形成された主部材31と、
前記主部材311の2条の凹溝部311と312のうち、一方の凹溝部312のみを筒状に補完する半割り形状の凹溝部321を備えた副部材32と、
前記主部材31の残る他方の凹溝部311を筒状に補完する半割り形状の凹溝部331を備えた第三の部材33とで構成される。
前記主部材31と副部材32は、前記一方の管材構造物1の管材10に対して一定の傾斜角度で連なる第二の管材12の外周部を相互に抱持する半割り形状の凹溝部313’と323’を形成された半割ソケット313、323が、それぞれ繋ぎ腕部314、324を介して一体的に備えている。
更に、前記半割ソケット313、323同士を構造的に一体化結合する手段、及び前記繋ぎ腕部314、324同士を構造的に一体化結合する手段を具備し、
上記第三の部材33は、一側を前記主部材31の半割形状の凹溝部311が形成された部位よりも先側の部分及び手前側の中間部分と結合する手段をそれぞれ備えている。
即ち、前記床置き型手すり1の一つの管材10と、補助手すり2の対応する管材20との双方を略平行な配置に相対峙させる。
その上で、前記2本の管材10と20は、各々の外周を上記管材連結用継手3を構成する主部材31の2条の半割り形状の凹溝部311と312へはめ込んで個別に抱持させる。
そして、前記主部材31の一方の凹溝部312へ嵌めた床置き型手すり1の管材10は、副部材32の半割り形状の凹溝部321を組み付けて拘束する。
同じ主部材31の残る凹溝部311へ嵌めた管材20は、第三の部材33の半割り形状の凹溝部331へ組み付けて抱持せしめる。
前記主部材31と副部材32は更に、前記床置き型手すり1を構成する一つの支柱用管材10に対して一定の傾斜角度で連ならせた第二の管材12の外周部を、各々の繋ぎ腕部314、324の他端に形成された半割りソケット313、323の各抱持部313’、323’で抱持させる。
前記半割りソケット313、323同士は構造的に一体化結合し、前記繋ぎ腕部314、324同士も構造的に一体化結合する。
更に、上記第三の部材33の一側端部を、前記主部材31の半割形状の凹溝部311を形成した部分の先端部と結合し、他側の端部は前記主部材31の中間部と結合する処理によって、床置き型手すり1へ補助手すり2を連結し複合化される。
因みに、図7A〜Cは、上記床置き型手すり1へ、同床置き型手すり1の介助機能を補完し又は高める補助手すり2を、上記の管材連結用継手3で連結して付設した複合型介助用具の異なる実施態様を示している。
図示した連結用継手3は、図1と図4に組み立て完成の状態を例示し、図3に各構成要素を関係配置に分離して示したとおり、管材を用いて組み立てられた床置き型手すり1の垂直な支柱用管材10へ、補助手すり2の縦管材20を、事後的に相互に一定の取り付け姿勢に連結することが可能に構成されている。
因みに、補助手すり2は、四隅位置のL型継手22で縦辺の管材20及び24と横辺の管材23とをそれぞれ連結して構成されている。
また、床置き型手すり1は、図1Cに例示し、上記特許文献1に開示されたとおり、平行に相対峙する配置とした2本の支柱管材10、10を、平板形状のベース板11の上に垂直に固定して立て、前記支柱管材10、10の上下方向に間隔をあけて配置した複数本の横桟12をエルボ型継手13、及びT型継手14を使用して接合し組み立てられている。
その故に、管材連結用継手3を構成する主部材31には、図3に示したとおり、前記連結するべき2本の管材10と20の外周部を、個別に平行状態に抱持することが可能な2条の半割り形状の凹溝部311と312が形成されている。よって、この主部材31は、図3、図4に示したとおり、前記2条の半割り形状の凹溝部311と312が形成された結果として、管材の横断面方向に見た平面形状がS字形状に形成されている。
この連結用継手3は、上記主部材31の2条の凹溝部311、312のうち、一方(中央寄り)の凹溝部312のみを筒状に補完する半割り形状の凹溝部321を備えた副部材32と、前記主部材31の残る他方(端寄り)の凹溝部311を筒状に補完する半割り形状の凹溝部331を備えた第三の部材33との組み合わせとして構成されている。
従って、管材10と管材20とを個別に抱持する構成となり、管材20は個別に着脱自在であり、ひいては補助手すり2の取り付け、取り外しは一元的な手間で自在に可能となっている。
そして、前記主部材31の残る他方の凹溝部311を筒状に補完する半割り形状の凹溝部331を備えた第三の部材33と組み合わせる構成とされている。
更に、双方の繋ぎ腕部314と324には、各半割ソケット313、323のおよそ付け根の位置に、一方には通孔326を、他方にはねじ孔316が形成されている。従って、ねじ36を通孔326の側からねじ孔316へ向けてねじ込み締結することにより、双方の繋ぎ腕部314と324を一体的に緊結できる構成とされている。
そして、主部材31の一方の凹溝部312へ、床置き型手すり1の垂直な支柱用管材10を横方向から嵌め込み、同時に反対側から副部材32の凹溝部321を前記凹溝部312へ組み合わせて支柱用管材10を支持させる。
その上で、上記ねじ36を繋ぎ腕部324の通孔326の側から、主部材31の繋ぎ腕部314のネジ孔316へねじ込み締結することにより、双方の半割ソケット313と323同士を仮に緊結して、第二の管材12との結合を先ずは達成する。
他方、第三の部材33における外側縁部には、上記主部材31の外寄り縁部に位置するダブテール形状の凸部317へ嵌まり結合されるダブテール形状の凹部332が形成されている。
そして、図4で類推可能なように、第三の部材33の中央側端部は、主部材31の上記中間部に形成された受け段部318へ密接する形態とされ、更に手動操作用のハンドル340をねじ込む止めボルト34を通す通孔333が設けられている。これに対応して、前記主部材31の中央部位には、上述した副部材32を主部材31の前記受け段部318へ固定する止めボルト35用に設けた上下2箇のねじ孔310の中間部位に、1箇の貫通孔
319を設けて、この貫通孔319へ止めボルト34を外側から通して、その先端のねじ部へハンドル340(ナット部材)のネジ孔をねじ込むことで、強固に締結する構成とされている。止めボルト34の頭34’は六角形状で、差し込む貫通孔319の入り口319’も同形状とされ、ボルト34の頭34’が同所に嵌まって収まり、止めボルト34の回転止め作用を働く構成とされている。
その手順としては、まず前記床置き型手すり1の垂直な支柱用管材10へ、補助手すり2の縦辺である管材20を略平行な配置に相対峙させる。
そして、主部材31の半割形状の凹溝部311の外側縁部に設けた、一例としてのダブテール形状の凸部317へ、第三の部材33の一側縁に設けたダブテール形状の凹部332を嵌め付けて結合する。と同時に、前記主部材31の凹溝部311へ嵌めた管材20の残り半周分を第三の部材33の半割形状の凹溝部331で抱持させる。
そして、前記主部材31の半割形状の凹溝部311が形成された部分よりも中央側の中間部位318に設けた貫通孔319へ、更に副部材32の該貫通孔319と共通する孔329を通って、第三の部材33の通孔333を通じて挿入したボルト34の先端側へハンドル340のネジ孔をねじ込み強固に締め付けることで、床置き型手すり1の支柱用管材10へ補助手すり2を連結して複合化した介助用具を実現することができる。又は、ネジを切った貫通孔319にして、それに第三の部材33の通孔333に通して挿入したボルトをねじ込んで、補助手すり2を固定する形態にも出来る。
もとより、上記の作業手順を逆に進めることで、床置き型手すり1から補助手すり2を分離すること、或いは補助手すり2の連結位置や連結態様(向き)を変更すること、その他の調節を自在に行うことができる。
また、図1Cに例示したようにベッド100に対してセットした使用状態の床置き型手すり1に対して、上記のハンドル340を突き出した向きが悪く、使用者の邪魔になることもあるが、この場合には上記第三の部材33を貫通させる止めボルトの頭34’の向き(図2を参照)を反対側に変えた構成でも同様に実施できる。
そこで、本発明では、上記の不具合の対策手段として、二つの管材構造物の略平行に相対峙する位置の管材同士を合一に抱き込むべく、二つ平行に並んだ各ソケット部に挿入することで二つの構造物の連結を達成する構成であるが、凹溝部の形状が丸管形なので容易に管軸回りに回転し、連結した側の管材構造物1が容易に回転してしまう不具合を生ずる。
そこで、そのソケット部から繋ぎ腕部を延ばし、同繋ぎ腕部の先端部にもソケット部を設けて、前記一定の傾斜角で連なる第二の管材12(例えば図2を参照)を、その繋ぎ腕部先端のソケットで抱持させる構成(例えば図5A、Bなど参照)に管材連結用継手を構成したから、前記支柱支持管材10(図2)が挿入されるソケット部の管軸回りの回転は止められる。
そして、もう一方の抱持部に連結された管材構造物2の回転を止める手段として、そのソケット部の抱持部内周面に管軸方向への平面部315(図3、図4参照)を設け、管材構造物2を構成する管材の外周面にも前記ソケット部の平面部315と合致する管軸方向への平面部21(図1A参照)が形成されている。
そして、管材構造物2を前記管材の平面部21へ、ソケット部の抱持部内周面に形成した前記平面部315の位置を合わせて、この管材連結用継手3を組み付けることにより、床置き型手すり1の支柱用管材10に対して、補助手すり2の水平方向の向きが回転しないように固定した構成で連結することができる。
こうして補助手すり2の水平方向の向きを異ならせて連結した実施態様を、図7A〜Cに例示している。
もとより、補助手すり2の連結は、1個の限りではない。必要に応じて2個を適宜の態様で連結し組み合わせても良い。
上記の構成であるから、図8に示したように、第二の管材12に対して並行する配置に補助手すり2を所望する水平角度、又は一定の傾斜角度に取り付けて使用の便利に供することも容易に可能である。
例えば、半割形状の抱持部(半割ソケット)を相互に結合する手段としては、上述したダブテール形状の凸部と凹部の組み合わせには限らない。意匠登録第1406181号に示されたような鍵型の凹凸の組み合わせ、その他の適宜な構成を採用して実施することも好ましい。
2 補助手すり(管材構造物)
3 連結用継手
10、20 管材
31 主部材
32 副部材
33 第三の部材
34 止めボルト
313、323 半割りソケット
311、312 凹溝部
314、324 繋ぎ腕部
317 凸部
332 凹部
340 ハンドル(ナット部材)
Claims (7)
- 管材を用いて組み立てられた少なくとも二つの管材構造物を相互に一定の姿勢に連結する連結用継手であって、
前記二つの管材構造物の略平行に相対峙させた2本の管材それぞれの外周部を個別に抱持する2条の半割り形状の凹溝部が形成された主部材と、
前記主部材の2条の凹溝部のうち一方の凹溝部のみを筒状に補完する半割り形状の凹溝部を備えた副部材と、
同じ主部材の残る他方の凹溝部を筒状に補完する半割り形状の凹溝部を備えた第三の部材とで構成され、
前記主部材と副部材は、前記一方の管材構造物の管材に一定の角度で連なる第二の管材の外周を相互に抱持する半割り形状の凹溝部を形成された半割ソケットをそれぞれ繋ぎ腕部を介して一体的に備えており、
前記半割ソケット同士を構造的に一体化結合する手段、及び前記繋ぎ腕部同士を構造的に一体化結合する手段を具備しており、
上記第三の部材は、一側を前記主部材の半割形状の凹溝部が形成された部位より先側の部分及び凹溝部と凹溝部との連接部分、即ちその手前側の中間部分と結合する手段をそれぞれ備えている構成を特徴とする、管材の連結用継手。 - 主部材の2条の半割り形状の凹溝部は、管材の横断面方向に見た形状がS字形状に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載した少なくとも二つの管材構造物を相互に連結する管材の連結用継手。
- 一方の管材構造物の管材に一定の角度で連なる第二の管材の外周を相互に抱持する半割り形状の凹溝部が形成された主部材及び副部材は、それぞれの繋ぎ腕部に設けた半割ソケット部を一体化結合する手段として、一方の半割ソケットの先端部に凸部又は凹部が形成され、
他方の半割ソケットの先端部には前記凸部又は凹部へ結合する凹部又は凸部が形成され、
前記双方の凹凸部を嵌め合わせ結合することにより半割ソケット部同士が第二の管材の外周部を抱持して構造的に一体化結合され、
また、繋ぎ腕部同士は、ねじ止めにより構造的に一体化結合する構成とされていることを特徴とする、請求項1に記載した少なくとも二つの管材構造物を相互に連結する管材の連結用継手。 - 上記第三の部材は、その一側縁部に、前記主部材の半割形状の凹溝部が形成された先端縁部に凹部又は凸部が形成され、
主部材の対応する先端縁部には逆に凸部又は凹部が形成され、
前記両部材の凹凸部を嵌め合わせることによって構造的に一体化結合する手段とされており、
同第三の部材の他端部は止めボルトが主部材の中間部位に設けたボルト孔へ通され、反対側からナット部材をねじ込み固定され、又は前記止めボルトを主部材の中間部位に設けたねじ孔へねじ込んで固定する構成であることを特徴とする、請求項1に記載した少なくとも二つの管材構造物を相互に連結する管材の連結用継手。 - 主部材と第三の部材及び副部材とに共通する貫通孔に止めボルトを一方から差し込んで通し、前記止めボルトのねじ部に他方側からナット部材をねじ込み、主部材へ第三の部材を固定する構成であることを特徴とする、請求項4に記載した少なくとも二つの管材構造物を相互に連結する管材の連結用継手。
- 管材を用いて組み立てられた床置き型手すりと、前記床置き型手すりの介助機能を補完する構成に同じく管材を用いて組み立てられた少なくとも一つの補助手すりとを、上記請求項1〜5のいずれか一に記載した管材の連結用継手で連結して成る介助用具であって、
前記床置き型手すりの一つの管材と、補助手すりの対応する一つの管材との双方が略平行な配置に相対峙され、
前記2本の管材は、それぞれの外周を、前記連結用継手を構成する主部材の2条の半割り形状の凹溝部へそれぞれはめ込んで個別に抱持させ、
前記主部材の一方の凹溝部へ嵌めた管材は、副部材の半割り形状の凹溝部を組み付けて拘束させ、
同じ主部材の残る他方の凹溝部へ嵌めた管材も、半割り形状の凹溝部を備えた第三の部材の凹溝部を組み付けて抱持させ、
前記主部材と副部材は更に、前記床置き型手すりを構成する一つの管材に対して一定の角度で連ならせた第二の管材の外周を、それぞれの繋ぎ腕部の他端に形成した半割ソケットで抱持させ、
前記半割ソケット同士を構造的に一体化結合すること、及び前記繋ぎ腕部同士も構造的に一体化結合する処理を行い、
更に、上記第三の部材の一側端部が、前記主部材の半割形状の凹溝部を形成された部分の先端側と結合され、他側端部は同主部材の中間部と結合する処理により、床置き型手すりに補助手すりが複合化されて成ることを特徴とする介助用具。 - 補助手すりの垂直な管材における連結用継手の取り付け位置に、同管材の横断面における外周面に管軸方向への平面部が形成され、同管材を抱持する管材連結用継手の抱持部の内周面にも、前記管材の平面部と合致する平面部が管軸方向へ形成され、同管材に形成した平面部へ、管材連結用継手の抱持部内周面に形成した平面部の位置を合致させて同管材連結用継手を組み付けることにより、床置き型手すりの支柱用管材に対して、補助手すりの向きが特定される構成であることを特徴とする、請求項6に記載した介助用具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2015010200A JP6480193B2 (ja) | 2015-01-22 | 2015-01-22 | 管材構造物相互の連結用継手及び管材構造物 |
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