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JP6486352B2 - コンテンツを再配置し、かつ表示するためのハンドヘルド・コンパニオン・デバイス、システム、方法、およびコンピュータ・プログラム - Google Patents
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JP6486352B2 - コンテンツを再配置し、かつ表示するためのハンドヘルド・コンパニオン・デバイス、システム、方法、およびコンピュータ・プログラム - Google Patents

コンテンツを再配置し、かつ表示するためのハンドヘルド・コンパニオン・デバイス、システム、方法、およびコンピュータ・プログラム Download PDF

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Description

本発明は、一般に、セキュア・デバイス、ユーザに信頼されるデバイス、もしくは同様のものなどのハンドヘルド・コンパニオン・デバイス、ならびに関連するデバイス、システム、および方法の分野に関する。特に、ハンドヘルド・モバイル・デバイスに剛性的に取り付けられたとき、このようなデバイス上で表示されるコンテンツを自動的に回転させるための方法を対象とする。
スマートフォンおよびタブレット(ハンドヘルド・デバイス、ハンドヘルド・コンピュータ、または単にハンドヘルドとしても知られている)などの数多くのハンドヘルド・モバイル・デバイスが知られており、例えば、Wikipedia contributors. "Mobile device." Wikipedia, TheFree Encyclopedia. Wikipedia, The Free Encyclopedia, 24 Jun. 2013. Web. 27 Jun.2013を参照のこと。
ホストに接続または結合されることを意味するハンドヘルド・コンパニオン・デバイスである「セキュア・デバイス」、または「信頼されるデバイス」、または「ユーザに信頼されるデバイス」なども知られている。このようなデバイスは、通常、USBキーのサイズのセキュリティ・トークン(またはハードウェア・トークン、または認証トークン、USBトークン)など、通常、USBデバイスである。教本にはセキュア・デバイスの一般的な定義はない。これはおそらく、デバイスに対するセキュリティが、絶対的な用語で定義することができず、「セキュリティ・モデル」と呼ばれる所与の状況においてのみ定義され得ることによる。このようなモデルは、全体のシステムと、その構成要素(例えば、セキュア・デバイス、ホスト、サーバ、通信プロトコルなど)のセキュリティ仮定(assumption)とを記述している。さらにこのモデルは、システムが攻撃され得るシナリオを記述している(「脅威モデル」)。その場合、「セキュリティ・モデル」、すなわち、システムの一部は、セキュリティ仮定が維持されるものとして、脅威に対して、すなわち所与の脅威モデルにおいて、その機能を達成できる場合に安全であると見なされることになる。その意味で、「セキュア・デバイス」は、所与の脅威モデルにおける1つまたは複数のタイプの脅威に関して安全にその機能のうちの少なくとも1つを実施できるデバイスである。したがって、それは、この機能を実施する信頼されるデバイスと見なすことができる。読者は、コンピュータ・セキュリティ・システム(ハードウェアまたはソフトウェアあるいはその両方)に対するセキュリティの認証レベルを目標とする、「共通標準(Common Criteria)」として知られている以下の組の標準を参照することができる。例えば、Wikipedia contributors. "Common Criteria." Wikipedia, TheFree Encyclopedia. Wikipedia, The Free Encyclopedia, 18 Jun. 2013. Web. 27 Jun.2013を参照のこと。
例えば、セキュア・デバイスは、「外部」に向けて非常に限られたインターフェースを装備しており、かつ機密資料を保護するための手段を備えているときに安全であることが当業者により広く認められている。それは、例えば、秘密の認証情報を記憶するために耐改ざん性ハードウェアを使用することができる。これらのインターフェースを介して流れる情報は、(その発信元に対して)認証されていること、およびいつ受け取られるかが予測されることを保証するために注意深いセキュリティ検査を受ける。そうではない場合、デバイスによるアクションは何も行われない。同様に、何らかの情報がデバイスから送られるとき、いくつかの外部エンティティが、同様の(セキュリティに関連する)妥当性検査を実施できるようにパッケージングされる。
オンラインのトランザクションに対して、開発された解決策は、いわゆるZone Trusted Information Channel(または短くして、ZTIC)である。ZTICは、脅威の1つのタイプに対して少なくとも1つのその機能を安全に実施できるので、セキュア・デバイスであるハンドヘルド・コンパニオン・デバイスの例である。それはトランザクション・データの認証用に設計された非プログラム可能デバイスである。ZTICは、サーバへの安全な端末間ネットワーク接続を維持するので、ZTICそれ自体は、悪意のあるソフトウェア攻撃に対して改ざん防止性があり、またそれが接続されたホストとは独立したそれ自体の入力および出力コンポーネントを有するので、ZTICディスプレイ上に示されたデータは真正のものである。ZTICセキュリティ概念は、通常、例えば、オンライン・バンキングの場合のトランザクション・データなど、ホスト・デバイスの画面上で視認できるデータの適度に小さいサブセットの識別に依存している。通常、サーバは、どのデータが重要であると見なされ(したがって、明示的なオフホスト検証が必要である)、かつどのデータが重要ではないかを指定する。より詳細には、例えば、「The Zurich Trusted Information Channel - An Efficient Defenceagainst Man-in-the-Middle and Malicious Software Attacks」, by T. Weigold, T. Kramp, R. Hermann, F. Horing, P. Buhler, and M.Baentsch. In P. Lipp, A.-R. Sadeghi, and K.-M. Koch (Eds.): TRUST2008,LNCS4968, pp. 75-91, 2008. Springer-Verlag Berlin Heidelberg 2008で見出すことができる。
スマートフォンおよびタブレットなどのハンドヘルド・モバイル・デバイス(以下、MD)は、ユーザが自分のアプリケーションを実行するための最適なプラットフォームにますますなりつつある。これらのモバイル・デバイスのプラットフォームは、通常、ユーザがデバイスを方向付けする方法に応じて、画面コンテンツを回転させることができる。画面の(再)方向付けは、通常、センサ出力に基づく。MDがサポートする画面の再方向付けは、通常、空間における物理的な方向を求めるために、静的な加速度を測定できる3D加速度計を含む。3D加速度計のx、y、およびz軸出力に基づき、プラットフォームのオペレーティング・システムは、画面コンテンツを自律的に再方向付けする、またはアプリケーションが利用できる方向変化イベントを生成する、あるいはその両方を行って再方向付けを実施する、またはまれであるがいくつかの望ましくない場合には、自律的な再方向付けを抑制する。
Wikipedia contributors."Mobile device." Wikipedia, The Free Encyclopedia. Wikipedia, TheFree Encyclopedia, 24 Jun. 2013. Web. 27 Jun. 2013 Wikipedia contributors."Common Criteria." Wikipedia, The Free Encyclopedia. Wikipedia, TheFree Encyclopedia, 18 Jun. 2013. Web. 27 Jun. 2013 「The Zurich Trusted InformationChannel - An Efficient Defence against Man-in-the-Middle and Malicious SoftwareAttacks」, by T. Weigold, T. Kramp, R. Hermann, F.Horing, P. Buhler、and M. Baentsch. In P. Lipp, A.-R.Sadeghi, and K.-M. Koch (Eds.): TRUST2008, LNCS4968, pp. 75-91,2008.Springer-Verlag Berlin Heidelberg 2008
コンテンツを再配置し、かつ表示するためのハンドヘルド・コンパニオン・デバイス、システム、方法、およびコンピュータ・プログラムを提供する。
第1の態様によれば、本発明は、
画面と、
コンパニオン・デバイスをモバイル・デバイスに剛性的に取り付けるように適合された剛性のある物理的な接続手段と、
1つまたは複数の外部のコンピュータ化システムと1つまたは複数の通信リンクを設定し、かつサポートするように適合された通信手段と、
コンピュータ化された方法を記憶するメモリであって、方法が、コンパニオン・デバイスで実行されたとき、
前記1つまたは複数の通信リンクを設定し、かつ前記1つまたは複数の外部のコンピュータ化システムから、前記1つまたは複数の通信リンクを介して、モバイル・デバイスの方向データおよびコンテンツを受け取るように、前記通信手段と協動するステップと、
前記方向データに従って、前記画面上で前記コンテンツを再配置し、かつ表示するステップと
を実施するように適合されている、メモリと
を備えるハンドヘルド・コンパニオン・デバイスとして具現化される。
好ましくは、剛性のある物理的な接続手段は通信回路を備え、通信回路は通信手段の一部を形成し、前記通信回路が、1つまたは複数の通信リンクをサポートするように適合される。
実施形態では、前記コンピュータ化された方法は、コンパニオン・デバイスで実行されたとき、
モバイル・デバイスが、基準方向に対して回転する動的な回転角、および、好ましくは、
コンパニオン・デバイスがモバイル・デバイスに取り付けられたとき、モバイル・デバイスの基準軸と、コンパニオン・デバイスの基準軸との間の固定された相対角、またはより好ましくは、
例えば、γ=−(α+β)mod2πなど、動的な回転角と固定された相対角の両方に応じた合計角
に従って、前記コンテンツを再配置するように設計される。
実施形態では、コンパニオン・デバイスの画面は、本質的に正方形の縦横比を有する。
変形形態では、コンピュータ化された方法は、表示されるコンテンツを、コンパニオン・デバイスの画面の画面領域内に提供される正方形領域などの、n≧1である少なくとも4n回の回転対称を有する領域に制限するようにさらに適合され、n≧1である少なくとも4n回の回転対称を有する前記領域は、ユーザ・インターフェース・コントロールを備えるコンパニオン・デバイスの縁面の方向に中心からずれていることが好ましい。
実施形態では、コンパニオン・デバイスは、剛性のある物理的な接続手段が位置する縁面とは反対側の縁面に設けられたユーザ・インターフェース・コントロールをさらに備え、またコンパニオン・デバイスの大部分またはすべての物理的なユーザ・インターフェース・コントロールが、前記反対側の縁面にだけ設けられることが好ましい。
好ましい実施形態では、剛性のある物理的な接続手段は、好ましくは、チップ−リング−リング−スリーブ(tip-ring-ring-sleeve)、すなわちTRRS、3.5mmのオーディオ・コネクタである双方向通信コネクタであり、通信手段は、TRRS双方向オーディオ・リンクにわたるオーディオ・シグナリングを介してモバイル・デバイスと通信するように適合される。
他の態様によれば、本発明は、このようなコンパニオン・デバイスおよび前記モバイル・デバイスを備えるシステムとして具現化され、コンパニオン・デバイスは、前記モバイル・デバイスに剛性的に取り付けられる。
他の態様によれば、本発明は、このようなコンパニオン・デバイスの画面上で、コンテンツを再配置し、かつ再配置されたコンテンツを表示するためのコンピュータ化された方法として具現化され、方法は、
コンパニオン・デバイスをモバイル・デバイスに取り付けたとき、前記1つまたは複数の通信リンクを設定し、かつ前記1つまたは複数の外部のコンピュータ化システムから、コンテンツおよびモバイル・デバイスの方向データを受け取るように、前記通信手段と協動するステップと、
前記方向データに従って、前記画面上で前記コンテンツを再配置し、かつ表示するステップと
を含む。
実施形態では、前記通信手段と協動するステップは、コンテンツおよびモバイル・デバイスの方向データを受け取るために、モバイル・デバイスまたはサーバあるいはその両方と通信するステップを含む。
前記通信手段と協動するステップは、モバイル・デバイスを介してサーバと通信するステップを含むことが好ましい。
好ましい実施形態では、前記通信手段と協動するステップは、方向データを受け取るためにモバイル・デバイスと通信し、かつコンテンツを受け取る、またはクロスチェックするためにサーバと通信するステップを含む。
実施形態では、再配置されたコンテンツを表示するステップは、表示されるコンテンツを、コンパニオン・デバイスの画面の画面領域に適合する、n≧1である少なくとも4n回の回転対称を有する領域に制限し、好ましくは、少なくとも4n回の回転対称を有する前記領域の中心をずらすように命令するステップを含む。
好ましくは、前記通信手段と協動するステップは、モバイル・デバイスと、またはモバイル・デバイスを介して、あるいはその両方により双方向通信リンクを確立するステップを含み、方法は、コンパニオン・デバイスのユーザ・インターフェースを介してユーザ命令を受け取ったとき、ユーザ命令を、モバイル・デバイスに、またはモバイル・デバイスを介してサーバに、あるいはその両方に伝達するステップをさらに含む。
最後の態様によれば、本発明は、上記のコンピュータ化された方法のいずれか1つのステップを実施するためのプログラム・コード手段を含むコンピュータ・プログラム製品として具現化される。
次に、本発明を具現化するデバイス、システム、および方法を、添付図面を参照して、非限定的な例として述べる。図面で示された技術的な特徴は、正確な縮尺ではない。
実施形態に含まれる、モバイル・デバイスに剛性的に取り付けられたコンパニオン・デバイスを備えるシステムの回転と、回転に関する角度とを概略的に示す図である。 実施形態に含まれる、モバイル・デバイスに剛性的に取り付けられたコンパニオン・デバイスを備えるシステムの回転と、回転に関する角度とを概略的に示す図である。 モバイル・デバイスに剛性的に取り付けられたコンパニオン・デバイスを備えるシステムであって、コンパニオン・デバイスおよびモバイル・デバイスのそれぞれがディスプレイを有するシステムの画面コンテンツの回転を概略的に示す図である。 モバイル・デバイスに剛性的に取り付けられたコンパニオン・デバイスを備えるシステムであって、コンパニオン・デバイスおよびモバイル・デバイスのそれぞれがディスプレイを有するシステムの画面コンテンツの回転を概略的に示す図である。 モバイル・デバイスに剛性的に取り付けられたコンパニオン・デバイスを備えるシステムであって、コンパニオン・デバイスおよびモバイル・デバイスのそれぞれがディスプレイを有するシステムの画面コンテンツの回転を概略的に示す図である。 実施形態に従って、表示されるコンテンツが、コンパニオン・デバイスの画面に提供された本質的に正方形の領域に制限される、図3〜図5などで示されたコンパニオン・デバイスを概略的に示す図である。 本発明の実施形態による、モバイル・デバイスに剛性的に取付け可能なコンパニオン・デバイスとサーバとを備える汎用のコンピュータ化システムであって、コンパニオン・デバイスの画面上でコンテンツを再配置し、かつ再配置されたコンテンツを表示するための方法を実施するのに適しているシステムを概略的に示す図である。 実施形態によるコンパニオン・デバイスの選択されたコンポーネントを概略的に示すブロック図である。 実施形態による方法の高水準ステップを示す流れ図である。 実施形態による方法の高水準ステップを示す流れ図である。 実施形態による方法の高水準ステップを示す流れ図である。
以下の記述は次のように構成される。まず、全体的な実施形態および高水準の変形形態が述べられる(セクション1)。次のセクションは、より具体的な態様、実施形態、および技術的な実装形態の詳細を扱う(セクション2)。
1.全体的な実施形態および高水準の変形形態
多くのユーザにとって、自分のハンドヘルド・モバイル・デバイス(MD)と共にコンパニオン・デバイス(CD)を使用できることは有利であろう。しかし、このことは、本発明の実施形態により扱われるハンドリングおよび人間工学の点で特に、いくつかの実際的な問題を提示する。
最初に、また背景セクションで説明したように、MDの画面(再)方向付けは、3D加速度計の出力に基づくことができる。このような再方向付け機構は、大部分の状況に対して高い信頼性で動作する。しかし、それらは、例えば、MDが非常にゆっくり回転したとき、または回転が平坦な表面上で行われたときに動作しないことがある。CDをMDに接続できるものとする。CD画面コンテンツの再方向付けは、MDに関するものと同様に達成することができる、すなわち、CDが3D加速度計を備えることも可能である。しかし、これには次の欠点がある、すなわち、3D加速度計は、CDのコスト、製作の複雑さ、寸法、および重量を増加させることになる。さらに、物理的なデバイス方向を計算するための処理機能がCDのコストに加えられる。しかし、さらに重要なことには、(CDまたはMDの)いずれかのデバイスで時折生ずる再方向付け機構の誤動作により、2つの画面上のコンテンツ方向が常に一致するとは限らない状況を生ずることになる。このことが生ずる可能性は、2つの独立した不完全なセンサ・デバイスが組み合わされたときに、より高くなる。このアーティファクトは、ユーザに受け入れられない可能性がある。
以下では、モバイル・デバイスに加えてコンパニオン・デバイスを含むアプリケーション・シナリオを考えるものとし、コンパニオン・デバイスはそれ自体、ディスプレイを有する。CDは、剛性のある方法で物理的にMDに取り付けることができ、したがって、2つのデバイスの動作は、それらが単一の集約されたデバイスである場合と同様に実行できるものとする。最後に、MDとCDの両方にわたるアプリケーション・シナリオ、すなわち、そのコンテンツを提示するために両方のデバイスのディスプレイを協調させて使用するアプリケーションのシナリオが述べられる。この分散アプリケーションの性質は、MDおよびCDが互いに通信する、またはそれぞれが、例えば、同じネットワークベースのエンティティなどのネットワーク・エンティティと通信できることを示唆している。このようなシナリオでは、MDおよびCDのディスプレイ上のコンテンツ方向が一致すること、およびそれらの再方向付けが同期して実行されることが非常に望ましい。
以下で述べる実施形態は、マスタ/スレーブ概念により画面コンテンツの同期を達成する。指摘したように、アプリケーションの分散された性質は、MDとCDとの間の直接的または間接的な通信能力を示唆している。提案される方法は、簡単なシグナリング機構を使用し、それにより、MDは、方向変更イベントをCDに伝達する。シグナリングは、共通のネットワークベースのエンティティを介して、直接的または間接的に、MDとCDとの間の通信リンクを介して行われる。コンテンツは、セキュリティのために、ネットワーク・エンティティから提供され得る、またはネットワーク・エンティティによりクロスチェックされ得る。
図1から図11を参照すると、以下でCDと呼ぶハンドヘルド・コンパニオン・デバイス10に関する本発明の第1の態様が次に詳細に述べられる。CDは、画面19を有するものとし、それは通常、ボタン18a、18bなど普通のユーザ・インターフェース・コントロールを含むことができる。CD10は、CDをMD20に剛性的に取り付け、それによりCDとMDとの間の相対的な方向付けが維持されるように適合された剛性のある物理的な接続手段13をさらに備える。それはまた、通信手段13、13a、14を含む。このような通信手段は、1つまたは複数の外部のコンピュータ化システム20、30と1つまたは複数の通信リンクを設定し、かつサポートするように構成される。それは、特にいくつかのコンピュータ化された方法162を記憶するメモリ16をさらに有する。実行されると、前記コンピュータ化された方法162は通信手段と協動して、MD20の方向データα、γ、ならびに表示されるコンテンツを含む入力を受け取るために必要な前記1つまたは複数の通信リンクを設定する。このような入力は、外部のコンピュータ化システム(複数可)20、30から、それに対して確立された通信リンク(複数可)を介して受け取られる。前記方法162はさらに、実行される間に、受け取ったコンテンツを画面19上で再配置し、かつ表示するが、これは、受け取った方向データα、γに従って行われる。
剛性のある物理的な接続は、本明細書では、例えば、TRRSオーディオ・コネクタ、またはUSBコネクタなど、CDがモバイル・デバイスMDに剛性的に取り付けられた状態のままにする非恒久的な固定(それにより、MDを動かしたときであっても、CDとMDとの間の相対的な方向が維持される)を意味する。例えば、TRRSコネクタの主軸周りの自由回転など、何らかの自由度を残すことができ、したがって、接続されたシステム(すなわち、MDおよびCDを含むシステム、CDがMDに剛性的に接続されている)の人間工学が改善される。剛性のある物理的な接続手段13はさらに、使用した後にCDをMDから取外し可能であることを理解されたい。
通信手段は、TRRSまたはUSBのインターフェースなどの1つまたは複数の通信インターフェース13a、ならびにネットワーク・カード14を含むことができる。通信インターフェース13aは、例えば、特に信号レベルをプロセッサ12に適合させるためにいくつかの電子装置を含むことができる。
前記コンピュータ化された方法162は、アプリケーション・プログラムまたはファームウェアとして記憶することができる。それらは、本明細書で企図されるCDが、本質的に組込みデバイスから構成される可能性が高いため、ファームウェアとして記憶されることが好ましい。さらに本CDは、ユーザによりプログラムできないことが非常に好ましい。そうではあるが、MDとCDの両方にわたるシナリオが企図される、すなわち、アプリケーションは、そのコンテンツを提示するために協調して両方のデバイスのディスプレイを使用する。
ユーザ・デバイス10で実行されると、コンピュータ化された方法162は、通信手段と協動して、1つまたは複数の外部のコンピュータ化システム20、30と通信することになり、図7を参照のこと。「外部のシステム」とは、本明細書では、サーバ30またはMD20あるいはその両方を、すなわち、CDに対して外部にあるコンピュータ化された装置を含むことのできる広い意味で解釈されるべきである。これらのコンピュータ化された方法162は、CDで局所的に実行されるが、局所的にまたは外部のコンピュータ化システムで、あるいはその両方で動作するアプリケーションと協調して動作することができる。したがって、アプリケーションはCDで、かつ外部のコンピュータ化システム、例えば、サーバまたはMDあるいはその両方で同時に動作して、特に、CDで表示されるコンテンツ、およびMDの方向データを伝達することができる。
図3〜図5で示されるように、方法162と通信手段との間の協動により、コンテンツをCDの画面19上で再配置し、かつ表示することが行われ、それによりコンテンツは、例えば、ユーザとの対話に従って、通常、動的に変化する。つまり、コンピュータ化された方法162は、通信手段と協動して、外部のコンピュータ化システム20、30から、(必要であれば要求に応じて)コンテンツおよび方向データを受け取り、方向データは、受け取ったコンテンツをCD画面19上で再配置する(例えば、改変する、リフローする(re-flow)、または回転させる、あるいはそれらすべてを実施する)ために使用される。
CDで表示されるコンテンツは、MDで表示されるコンテンツとは異なることができる、または少なくとも独立して構築できるものであり、本明細書で企図されるいくつかのセキュリティ・アプリケーションに対して重要なものであることに留意されたい。さらに、コンテンツは、その全体がCDに渡される必要はない。そうではなくて、簡単なコードが送信されて、CDで解釈された後に表示することができる。例えば、これらのコンテンツは、サーバと対話することにより簡単にクロスチェックされ得る。
方向データは、MDの実際の方向に、すなわち、生のセンサ出力データに対応することができるか、あるいはMDの基準方向に対するMD画面コンテンツの別の方向付けに対応することができる。これらの2つの例のほかに、いくつかのタイプの方向データを使用することもできる。しかし、良好な同期を可能にするので、MD画面コンテンツの別の方向付けを使用することが好ましい。
次に図8をより詳細に参照すると、実施形態では、剛性のある物理的な接続手段13は、通信回路を、すなわち、その他の形で形成される前述の通信手段の一部を備える。この通信回路は、例えば、MDへの、またはMD20を介するサーバへの、あるいはその両方への通信リンクをサポートするように適合される。
剛性のある物理的な接続手段13は、例えば、好ましくは、チップ−リング−リング−スリーブ、すなわちTRRS、3.5mmのオーディオ・コネクタである双方向通信コネクタとすることができ、通信手段は、TRRS双方向オーディオ・リンクにわたるオーディオ・シグナリングを介してモバイル・デバイス20と通信するように適合される。多くのハンドヘルド・デバイスがTRRSソケットを備えているので、互換性のために、TRRSコネクタが好ましい。TRRS接続は、通常、オーディオ・コンテンツを伝達するように意図されているが、MDへの双方向通信リンクを可能にするために、マイクロフォン回線とヘッドフォン回線を共に使用できることから得られる利点がある。TRRSオーディオ・コネクタはさらに、その主軸周りで取り付けられたCDの回転を行うことが可能になり、それは、ユーザの人間工学の点から有利である(ユーザは特に、良好な対話を楽しむためにデバイス10の傾斜を補正することができる)。TRRSコネクタは、4つの電気的な接続を備える。1つは共用アースであり、他の1つはCDからMDへの出力チャネルを提供するマイクロフォン回線であり、2つはMDからCDへの入力チャネルを提供するスピーカ回線である。マイクロフォン回線に加えて、双方向通信をサポートするためには、スピーカ回線の一方だけが必要となる。しかし、スピーカ回線を共に使用することにより、さらなるスループットを得ることが可能になる。さらに、TRRSオーディオ・インターフェースは、接続と通信を共に提供するインターフェースの一例に過ぎない。明らかに、接続は、代替的にUSBとして、または任意の適切な所有権のあるドッキング・コネクタとして具現化することもできる。
このコネクタ13に対する変形形態、または補足するものとして、CD10は、それ自体のネットワーク・アクセス手段14を備えることができる。
実施形態では、前述のコンピュータ化された方法162は、図1および図2を参照して次に論ずるように、対象とする1つまたは複数の角度に従って、前記コンテンツを再配置するように設計されることが好ましい。図1は、最初の方向で(MDの自然の向きと一致する)、MDに取り付けられたCDを概略的に表している。図2は、π/2の時計回り回転後の同じシステムを表している。三角法とは対照的に、この例ならびに図3〜図5では角度は時計回りに測定されることに留意されたい(しかし、これは本発明の範囲を限定するものではない)。方向データは特に、CDがモバイル・デバイスに取り付けられたとき、モバイル・デバイスの基準軸zと、CD10の基準軸xとの間の固定された相対角β、すなわち、β=∠(z、x)を含むことができる。図1および図2では、β=π/2(時計回りに測定)であり、図3〜図5では、β=πであることに留意されたい。例えば、β=πまたは3π/2などの他の値も企図され得る。
方向データは、動的な回転角αをさらに含むことができ、回転角αにより、MD、または等価的にシステムS10(MD20およびCD10から構成される)は、図2で示されるように、最初の方向zに対してその新しい方向z’へと回転させる、すなわち、α=∠(z、z’)である。システムS10のこのような回転が行われた後、MDは、そのディスプレイのコンテンツを−α(または最も近い別の値)だけ回転させる。CDディスプレイのコンテンツは常に、MDディスプレイ29とCDディスプレイ19のコンテンツの方向が一致するように、γ=−(α+β)mod2πだけ回転させることができる。変形形態では、送信される方向データは、前述の動的な回転角αと固定された相対角βの両方に依存する現在の合計角γから構成され得る。代替的には、CDに−(α+β)を送信することができ、モジュロ演算は、CDで、またはサーバ30などで実施することができる。他の変形形態では、相対角βは、方法162により独立して知られており、したがって、CDに渡す必要のないこともあり得る。
考慮されている基準方向は、通常、図1〜図6で想定されている、例えば、スマートフォンの長手方向主軸zなど、MDの自然の方向である。基準方向/自然の方向の概念は、それ自体知られている。各MDは自然の方向を有する。MD内に統合された適切なセンサにより生成されたデータに基づいて、MDは、ユーザがMDを保持し動かしたときに変化する動的な回転角αを評価し、それに従って−αだけその画面コンテンツを回転させることができる。上記で導いたように、画面コンテンツの逆回転角γは、通常、実際の回転α+βの反対である。
さらに、角度γは、好ましくは、−(α+β)mod2πの別のバージョン、すなわち、大部分の場合π/2の倍数に、またはより一般的に、n回の回転機能を可能にするCD画面に対して2π/nの倍数に最も近いものである(長方形画面は4回の回転対称を有していないが、長方形画面に対してはn=4である)。CDに関しては、画面コンテンツの正しい回転を行ってMDとの同期した方向付けを達成するために、さらなる角度、すなわち、固定角βが適切に識別され、かつ考慮される必要があるが、それ以外は、同様の検討がMDに対しても実際に適用される。
αおよびβはMDの画面パネルの平面内における2D回転角であることに留意されたい。それに代えて、生の加速度計データ、またはおそらく加速度計もしくは他のセンサにより生成された任意のデータを使用する場合、CDの画面コンテンツを再方向付けするために、厳密に必要な2D情報を超える任意の情報は、無視できることが理解されよう。
図3から図5は、CDおよびMDを備えるシステムにおける画面コンテンツの回転を明示的に示している。図3は、MDおよびCDの自然の方向を示している。CDがMDに取り付けられた後(図4)、モバイル・デバイスの基準軸とCDの基準軸との間の固定された相対角βは、この例ではπであることは明らかである(β=π/2である図1とは異なっている)。したがって、図4では、CD上に表示されるコンテンツは、−βだけ回転する(今のところα=0)。システムをα=−π/2(図5、時計回りに測定)だけ回転させた後、MDは、そのディスプレイのコンテンツをπ/2だけ回転させ、矛盾することなく、CDディスプレイのコンテンツは、−(α+β)mod2πに最も近いπ/2の倍数、すなわち、−π/2(これも時計回りに測定)だけ、MDおよびCDの方向に適合するように、(図3で示された)その自然の方向に対して回転させる。
次に、実施形態では、CDの画面は、画面コンテンツの再方向付けに容易に適合するように、ハンドヘルド・デバイスに通常提供される長方形の縦横比ではなく、本質的に正方形の縦横比を有することができる。これは、例えば、図3〜図5で示された実施形態の場合である。理想的には、例えば、0.9〜1.1:0.9〜1.1など、わずかな偏差を条件として、1:1の比が好ましい。この理想的な縦横比からの逸脱は、不必要なリフロー、またはより一般的に、CD上に表示すべきコンテンツの再配置を示唆することになり、プロセスは、より多くの計算資源を必要とすることになる。しかし、再配置が、サーバなどの外部のエンティティで、すなわち、CDよりも通常かなり多くの計算資源を有するエンティティで決定される場合、コンテンツを再配置するのに必要なさらなる資源は問題ではない。変形形態では(図3〜図5で示されていない)、画面19は(正方形であろうとなかろうと)、ユーザ体験を改善するために、例えば、その対応するコントロール/ボタンに近接してアイコンを配置できるようにするために、ユーザ・インターフェース・コントロール(ボタン18a、18bなど)、またはコントロールの大部分を備えるその縁面の方向に中心をずらすことができる。
変形形態では、また図6で示すように、コンピュータ化された方法162は、CDで画面コンテンツを再配置する必要性を制限または抑制するために、表示されるコンテンツを、CD10の画面の画面領域19内に提供される対称的な領域19a、例えば、画面よりも高い対称性を有する領域に制限するように適合され得る。対称的な領域は、例えば、正方形領域(または本質的に正方形)など、n≧1の少なくとも4回の回転対称を有する領域とすることができる。その場合、MDがその画面コンテンツを再方向付けするためにπ/2の倍数である別の値を使用すると仮定すると、リフローの必要はないことが分かる。より一般的には、MDが、例えば、π/mの倍数など他の別の値を使用する場合、対称的な領域19aは、少なくとも2mn回の回転対称を有することができる。nの大きな値の限界では、制限される領域19は円板に近づくことに留意されたい。対称性が高すぎることは、コンテンツを表示するために利用可能なスペースが失われることを示唆している。したがって、例えば、n=1などのnの小さな値が好ましい。すべての場合において、デバイス10が、デフォルトで非正方形の画面を備えている場合であっても、CDで画面コンテンツをリフローさせる必要性を抑制するためになど、表示されるコンテンツを、画面19上の低減された適切に対称性のある表示領域19aに制限することが可能であることが理解されよう。さらに前記対称的な領域19aは、前に示したように、例えば、ユーザ体験を改善するために、ユーザ・インターフェース・コントロール(ボタン18a、18bなど)、または大部分のコントロールを備えるその縁面の方向に中心をずらすことが好ましい。図6では、画面19および表示領域19aは、共に中心がずれていることに留意されたい。
次に図3と図6を共に参照すると、いくつかのユーザ・インターフェース・コントロール18a、18bが、剛性のある物理的な接続手段13が位置する縁面とは反対側の縁面上に設けられることが好ましい。CD10の大部分もしくはすべての物理的なユーザ・インターフェース・コントロールは、画面を含むパネル上ではなく、前記反対側の縁面上にだけ設けられることがより好ましい。例えば、CDのボタンは、TRRSオーディオ・コネクタが突き出ている縁部の反対側の縁部上に設けることができる。こうすることにより、CD上に必要となる表面を最小化する(また可能な限り表示用にその多くを使用する)ことが可能になる。さらに、こうすることは、前記コントロールを作動させている間に、ユーザに画面が見えるようにし、かつユーザにより物理的なコネクタ13に対して加えられる力のモーメントを最小化することが可能になる。これは、次いで、コネクタの摩耗、損傷、破断の危険を低下させる。
他の態様によれば、本発明は、上記で述べたように、システム100として、すなわち、CD10だけではなく、さらにMD20を備えるシステムとして具現化することができ、CDは剛性的にMD20に取り付けられる。システムは、図7で示すようにサーバをさらに含むことができる。システムの詳細な記述は、セクション2.2で与えられる。
さらに他の態様によれば、本発明は、前に述べたものなど、CD10の画面上でコンテンツを再配置し、かつ再配置されたコンテンツを表示するためのコンピュータ化された方法と見なすことができる。図9〜図11(さらに図3〜図5)を参照すると、このような方法は、基本的に以下のステップを含む。すなわち、
・CD10をモバイル・デバイス20に取り付けたとき、またはそれに応じて、適切なエンティティ162は、CD10の通信手段と協動して、必要な通信リンクを設定し(ステップS28、S30)、これは、1つまたは複数の外部のシステム20、30から、表示されるコンテンツ、ならびにモバイル・デバイス20の方向データα、γを受け取ることができるようにするためである(ステップS60、S65)。また
・このエンティティ162は続いて、CDの画面19上で前記コンテンツを再配置し、かつ表示し(ステップS70)、これは、受け取った方向データα、γに従って行われる。
対話シナリオの例が、図9〜図11で提案されている。図9では、CDおよびMDだけが含まれる(ただし、検査するステップS67はサーバを含むことができる)。その場合、コンテンツと方向データは共に、MD20により提供される。図10〜図11では、サーバがさらに含まれ、サーバは、ステップS65で、CDで表示されるコンテンツを送る(またはクロスチェックする)。図10と図11の方式間の主な差は、図10では、MDが、ステップS60で、方向データをサーバに送り、サーバは、次いでステップS62で、それらをCDに提供することであり、したがって、その場合、MDとCDとの間に通信リンクを確立する必要がない。そうではなくて、CDおよびMDは、それぞれがサーバ30に接続される。図11では、2つの別個のリンクが確立され、第1のものは、方向データを渡す(ステップS60)ためのMDとCDとの間のリンクであり、第2のものは、ステップS65で、CDで表示されるコンテンツを提供する、またはその妥当性を検査するための、サーバとCDと間のリンクである。
したがって、エンティティ162とCD10の通信手段との間の協動は、表示されるコンテンツとモバイル・デバイス20の方向データα、γとを共に受け取るために、モバイル・デバイス20またはサーバ30あるいはその両方と通信することを含むことができる。コンテンツの再配置は、エンティティ162(すなわち、アプリケーションもしくはファームウェアとすることのできる、CD上で実行されるコンピュータ化された方法)により管理される。しかし、必要な再配置は、コンテンツを生成するアプリケーションによって示唆することができ、またこのアプリケーションは、MD、CD、もしくはMDとCDの両方で動作する、または主としてサーバ上で動作する、あるいは同時に、サーバ、MD、およびCD(分散アプリケーション)のうちの任意の2つで、またはそれらのそれぞれで動作することができる。さらに、伝達されるコンテンツおよび方向データは、簡単なコードとすることができ、最終的なコンテンツは、CD上で実行されるコンピュータ化された方法162により解釈される。
サーバが含まれる場合、図10で示すように、MDは、方向データをサーバに送ることができ、サーバは、コンテンツに加えて、それらをCDに転送する。その場合、MDへの接続は物理的なものだけであるが、CDは、MD20またはネットワーク・カード14を介して、かつネットワーク165を介してサーバ30にアクセスすることができる。
変形形態では、図9で示すように、コンテンツは、MDから受け取ることができ、次いで、ステップS67で、セキュリティ検査を受ける。しかしそれらのコンテンツ(またはそのハッシュ値)をクロスチェックするためにサーバ30に渡すことが最も有利である。しかし、おそらくCDだけで局所的に行われる、他のタイプの検査オペレーションを含めることもできる。
CDは、MD20を介してサーバ30と通信することができる(図9〜図11でステップS28、S30、S67、およびS90)。その場合、CDの通信手段は、MD20を介して、サーバ30と適切な通信リンクを設定するように、方法162により促されるようにすべきである。CDは、例えば、MD20に接続され、次いで、MDにより提供されたインターネット接続を介してサーバ30に接続することができる。それは、例えば、インターネット・アクセスを必要とするMD上で動作する任意のアプリケーションと同様に、ネットワーク・ソケットを開くことができる。この選択肢は、MDのオペレーティング・システムに応じて、ユーザ確認を含むことができる。サーバは、次いで、セキュリティ目的で、例えば、SSL/TLS接続を用いてCDにより安全にアクセスされることが好ましい。
図11の実施形態では、CDは、一方で、方向データを受け取るためにS60、MD20と通信し、他方では、コンテンツを受け取るためにS65、またはクロスチェックするためにS67、サーバ30と通信する。その場合、CDの通信手段は、各通信リンクを設定するように、エンティティ162により促されることになる。
したがって、混成手法が企図され得る。例えば、表示されるコンテンツは、サーバによりCDに、例えば、直接提供される、またはMDを介して暗号化されて提供されるが、方向データは、図11で示すように、MDからCDへと直接流れることができる。前述のように、変形形態では、コンテンツは、MDから送られるが、なお、サーバでクロスチェックされ得る(図9のステップS67)。このような機構は、安全なコンテンツを提供するので安全であり、コンテンツは、サーバから送られる、またはサーバでクロスチェックされる。なお、方向は、セキュリティの影響を受けるものではないので、図11で示されるように、CDに直接渡すことができる。
上記の方法は、デバイス10を参照してすでに述べた機能を反映するステップをさらに含むことができる。例えば、図6を参照すると、再配置されたコンテンツを表示するステップS70は、表示されるコンテンツを、CDの画面19の画面領域内に適合する、例えば、4回の回転対称領域など、対称的な領域19aに制限するステップを含むことができる。このステップは、前記対称的な領域を、例えば、ユーザ・コントロール18a、18bの方向に中心をずらすように命令するステップをさらに含むことができる。変形形態では、全体の画面を使用することができ、またコンテンツを、CDまたは外部エンティティ20、30で必要に応じて、リフローさせる、またはより一般的に、再配置することができる。さらに、前に示したように、エンティティ162は、MD20と、またはMD20を介して、あるいはその両方で双方向通信リンクを確立することができる。最後に、ユーザ対話が望ましい可能性があり、したがって、本方法は、CDで受け取ったユーザ命令を、MD20に、またはMDを介してサーバ30に、あるいはその両方に伝達するステップS90をさらに含むことができる。
次に最後の態様によれば、本発明は、上記で述べたコンピュータ化された方法の諸ステップを実施するためのプログラム・コード手段162を含むコンピュータ・プログラム製品として具現化することができる。
上記の実施形態は、添付図面を参照して簡潔に述べられてきており、いくつかの変形形態を含むことができる。上記の特徴のいくつかの組合せも企図され得る。次のセクションで例を示す。
2.具体的な実施形態/技術的な実装形態の詳細
CD10(セクション2.1)、図7のシステム100(セクション2.2)、および図9〜図11の方法(セクション2.3)の可能な実施形態に関する現在のさらなる詳細が示される。
2.1ハンドヘルド・コンパニオン・デバイスに関するさらなる検討
ハンドヘルド・コンパニオン・デバイス10は、例えば、セキュア・メモリを備えたセキュア・デバイスであることが好ましい。このデバイスは、通常、会社または個人のセキュア・デバイスである、すなわち、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)デバイス、好ましくは、USBフラッシュ・ドライブ(統合されたUSBインターフェースに加えて、フラッシュ・メモリを含むデータ記憶デバイス)などの会社もしくはユーザが所有し、かつ管理するハンドヘルド・デバイスであって、このユーザだけが使用する、またはこのユーザが働いている、もしくは電子バンキング・シナリオの場合にその顧客である会社により所有され、かつ管理されるハンドヘルド・デバイスである。
前述のように、このデバイスは、軽量のファームウェア(600KBまたはそれ以下の程度、例えば、300KBなど)により動作されることが好ましく、デバイス10は、本格的なオペレーティング・システムを備えていないことが好ましい。それは、ユーザによりプログラム可能ではないことがさらに好ましい。それは、特にコンピュータ化された方法162、ならびに他のファイル164(例えば、復号鍵、パラメータ、ファイルなど)を記憶する恒久的なメモリ16、好ましくは、セキュア・メモリを含む。メモリは、特に方法162を実行するための処理手段12に適切に結合される。処理手段12は、あるとすれば、例えば、オーディオ・コネクタ13のためのプロセッサおよびデジタル・アナログ変換器(すなわち、DAC)およびアナログ・デジタル変換器(すなわち、ADC)を含むシステム・オン・チップ(すなわち、SOC)の形態で提供されることが好ましい。前に論じたように、CD10は、実際には、例えば、コネクタ13を介して外部エンティティと通信するためのTRRSもしくはUSB通信インターフェースなど、少なくとも1つの接続インターフェース13aを備えることができる。
通常、このデバイスは、200g未満、好ましくは60g未満、より好ましくは40g未満の重さがある。取り扱いを容易にするために、CD10は、それが接続される典型的なMD20よりも、(実質的に)小型であり、かつ軽量であることが好ましい。
デバイス10は、例えば、スタンダードSIMフォーマット、または好ましくは、マイクロSIMフォーマットさらにナノSIMフォーマットなどの、スマート・カード40上に記憶されたユーザ認証情報を読み取るためのスマート・カード・リーダ17をさらに備えることができる。適切な使用は、例えば、カード上に記憶されたユーザ認証情報など、このようなデータから安全に行うことができる。特に、信頼できる接続は、おそらくMD20を介して、ユーザ、すなわち、厳密にはCD10と、例えば、図7で示されたサーバ30などのサーバであるサードパーティ20、30との間で確立することができ、その信頼できる接続は、このようなデータを用いることが必要になる可能性がある。変形形態では、ユーザ認証情報は、セキュア・デバイス10の恒久的なメモリ16上に直接記憶することができる。その点において、デバイスで表示されかつ署名される、セキュリティに影響を受ける情報を符号化/復号するために、任意の適切な暗号化プロトコルを設計または再使用することができる。
ユーザとの直接対話を可能にするために、制御ボタン18a、18bなどのさらなるユーザ・インターフェースが提供される。さらに、デバイスは、オン・オフ・スイッチ15を備えることができるが、変形形態では、ボタン18a、18bの一方を、オン/オフするために、例えば、長押しを用いて再使用することもできる。デバイスは、その他に、コネクタ13を介して、挿入および取外し時に、電源をオン/オフすることができる。変形形態では、デバイス10は電池11を含むことができ、おそらく電池を充電するための1つまたは複数の太陽電池を備えることもできる(図示せず)。
CD10は、遠隔サーバ30との、すなわち、ネットワーク165を介した、安全な接続を可能にするために、処理手段12に動作可能に結合されたネットワーク接続手段14をさらに備えることができる。図7で示されるように、このようなネットワーク接続手段は、MD20を介する接続とは独立して、またはそれに加えて、サーバ30との接続を可能にすることができる。
様々なタイプの接続が企図され得る。例えば、MD20とは独立した接続手段14により使用可能にされ、かつ維持される別個の接続、または共有される接続である。ネットワーク接続手段14は実際に接続を共有することができる、すなわち、例えば、MD20により使用可能にされる接続を介するテザリングによるなど、近隣デバイス20により、または実際にそのようにすることが可能な任意の近隣デバイスにより、使用可能にされるネットワーク接続を使用することができる。共有接続は、一般にそれ自体知られている。本件では、それは、例えば、接続パッケージなどの手段14を、処理手段12に適切に接続することが必要なだけである。当技術分野で知られているように、共有接続を許可するためには、例えば、MDもしくは任意の近隣デバイスにより、またおそらく同様にCDにより、追加のデバイス構成ステップがさらに必要になり得る。
例えば、他のデバイスを有する移動電話など、インターネット可能なPDAのインターネット接続を共有できる技法が一般に知られている。このような共有は、無線LAN Wi−Fiを介して、またはBluetoothを介して、あるいはさらに前に論じたようにMD20とデバイス10を物理的に接続し、かつコネクタ13を介してMD20と確立された双方向リンクを利用することにより提供することができる。その目的のために、CD10のTRRS/USB機能13を利用することができる。例えば、無線LANを介するテザリングなどの無線接続は、人間工学の点で有利である。しかし、それは、リンクが、コネクタ13を介し、MD20を経由してサーバへと確立される解決策よりも費用がかかる。例えば、インターネットで接続されたMD20は、CD10に対してテザリング・サービスを提供するとき、可搬形のルータとして動作することもできる。したがって、本件では、CDは、無線であろうとなかろうと、近隣デバイスと接続を共有することができる。その結果、安全な接続が、MD20により使用可能にされるネットワーク接続を介してサーバ30と確立され得る。
デバイス10とサーバ30との間のデータ通信は、好ましくは、
− コンピュータMD20を介するサーバ30からデバイス10へのHTTPS接続、
− 端末間の相互認証、および
− 必要に応じて、送信されるデータのデータ・シグネチャおよび暗号化
により実行されるべきである。
さらなる詳細は、特に導入部で引用したT.Weigoldの論文で見出すことができる。
変形形態では、接続手段14は、それ自体が知られている、例えば、GPRS、WLANなど、それ自体のネットワーク・アクセスを維持する。この場合、安全な接続は、同様にサーバ30と確立することができるが、MD20とは独立している。このような解決策は、再度、MD20を介してサーバに接続するために物理的なコネクタ13を含む解決策よりも費用がかかる。しかし、サーバ30に接続するためのMD20とのさらなる対話は不要なので、待ち時間が低減される。本明細書ではまた、サーバ30との通信は、端末間の相互認証および暗号化を使用することもできる。
2.2図7のシステムの詳細な説明
図7は、本発明の実施形態に含まれる方法ステップを実施するのに適した一般的なコンピュータ化システムを表している。
本明細書で述べられる方法は、大部分が非対話式のものであり、またサーバ30、CD10、およびMD20などのコンピュータ化システムにより自動化されることが理解されよう。例示的な実施形態では、本明細書で述べる方法は、(部分的に)対話式または非対話式システムで実施することができる。これらの方法は、ソフトウェア(例えば、ファームウェア)、ハードウェア、またはそれらの組合せでさらに実施することができる。例示的な実施形態では、本明細書で述べる方法は、実行可能なプログラムとして、ファームウェアで実施され、またCDの処理手段12により実行される。同時に、アプリケーションは、エンティティ162と対話する、MD20またはサーバ30あるいはその両方で実行され得る。
最小のシステム100は、CD10およびMD20を含み、CD10はMD20に剛性的に接続される。それはまた、ネットワーク165、およびサーバ30、または任意の適切なネットワーク・エンティティ30を含むことが好ましい。
例示的な実施形態では、図7で示すように、ハードウェア・アーキテクチャの点で、MD20は、プロセッサ105、メモリ・コントローラ115に結合されたメモリ110を含む。入力または出力あるいはその両方(I/O)のデバイス、または周辺装置(例えば、CD10)は、ローカルな入力/出力コントローラ135を介して通信可能に結合され得る。入力/出力コントローラ135は、当技術分野で知られているように、これだけに限らないが、1つもしくは複数のバス、または他の有線接続もしくは無線接続を含むことができる。入力/出力コントローラ135は、通信を可能にするためのコントローラ、バッファ(キャッシュ)、ドライバ、中継器、および受信器など、簡単化のために除外したさらなる要素を有することができる。さらに、局所的なインターフェースは、前述の構成要素の間で適切な通信を可能にするために、アドレス、コントロール、またはデータ接続、あるいはそれらのすべてを含むことができる。
プロセッサ105は、ソフトウェアを、特にメモリ110に記憶されたソフトウェアを実行するためのハードウェア・デバイスである。プロセッサ105は、任意の特注の、または市販されているプロセッサ、中央処理装置(CPU)、MD20に関連するいくつかのプロセッサの中の補助的なプロセッサ、半導体ベースのマイクロプロセッサ(マイクロチップもしくはチップセットの形で)、または一般にソフトウェア命令を実行するための任意のデバイスとすることができる。
メモリ110は、揮発性のメモリ要素(例えば、ランダム・アクセス・メモリ)、および例えば、EEPROMなどの不揮発性の(恒久的な)メモリ要素のいずれか、またはそれらの組合せを含むことができる。特に、メモリ110は、必要に応じて、CD10における方法162の実行と同時に、または後で実行するために、ソフトウェア・モジュールを全体的もしくは部分的にCD10から転送できるメモリ部分121を含むものとする。メモリ110におけるソフトウェアは、特に、1つまたは複数の別々のプログラムを含むことができ、そのそれぞれは、CD10に、例えば、方向データ、もしくはさらにコンテンツも提供するためになど、論理的な機能を、特に本発明の実施形態に含まれる機能を実施するための実行可能な命令のリスティングを含む。図7の例では、メモリ110は、その目的に沿った命令、ならびにデバイス10とサーバ30との間で、ネットワーク165を介する通信を開始するための命令を含むソフトウェアをロードすることができる。
メモリ110におけるソフトウェアはまた、通常、適切なオペレーティング・システム(OS)111を含むことができる。ロードされた後(および場合)、OS111は、本質的に、他のプログラムの実行を制御し、かつスケジューリング、入力−出力制御、ファイルおよびデータの管理、メモリ管理、ならびに通信制御および関連するサービスを提供する。
本明細書で述べるコンピュータ化された方法の少なくとも一部は、ソース・プログラム、実行可能なプログラム(オブジェクト・コード)、スクリプト、または実施すべき1組の命令を含む任意の他のエンティティの形態とすることができる。ソース・プログラムである場合、プログラムは、コンパイラ、アセンブラ、インタプリタ、または同様のものにより変換される必要があり、それらは、デバイス10、ホスト20、またはサーバ30、あるいはそれらのすべてのメモリ内に含めることも含めないこともあり得る。さらに方法は、データおよびメソッドのクラスを有するオブジェクト指向プログラミング言語、またはルーチン、サブルーチン、または関数、あるいはそれらのすべてを有する手続き形プログラミング言語として記述することができる。
MD20は、ディスプレイ29に結合されたディスプレイ・コントローラ125をさらに含む。例示的な実施形態では、MDは、ネットワーク165に結合するためのネットワーク・インターフェース124をさらに含むことができる。ネットワーク165は、ブロードバンド接続を介してMD20と、任意の外部サーバ、クライアント、および同様のものとの間の通信のためのIPベースのネットワークとすることができる。ネットワーク165は、MD20と、例えば、サーバ30などの外部システムとの間でデータを送信し、かつ受信する。例示的な実施形態では、ネットワーク165は、サービス・プロバイダにより運営される管理されたIPネットワークとすることができる。ネットワーク165は、例えば、WiFi、WiMaxなどの無線プロトコルおよび無線技術を用いるなど、無線で実施することができる。ネットワーク165はまた、ローカル・エリア・ネットワーク、広域ネットワーク、都市圏ネットワーク、インターネット・ネットワークなどのパケット交換網、または他の同様のタイプのネットワーク環境とすることができる。ネットワーク165は、固定された無線ネットワーク、無線ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、無線広域ネットワーク(WAN)、パーソナル・エリア・ネットワーク(PAN)、仮想私設網(VPN)、イントラネット、または他の適切なネットワーク・システムとすることができ、また信号を受信し、かつ送信するための機器を含む。
MD20が動作しているとき、プロセッサ105は、メモリ110内に記憶されたソフトウェアを実行し、メモリ110との間でデータを通信し、かつソフトウェアに従って、MD20の動作を概して制御するように構成される。
当業者であれば理解されるように、本発明の態様は、デバイス10、システム100、方法、またはコンピュータ・プログラム製品として具現化することができる。したがって、本発明の態様は、全体的にハードウェア実施形態、全体的にファームウェアまたはソフトウェアあるいはその両方の実施形態(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなど)、あるいはファームウェア/ソフトウェアおよびハードウェアの態様を組み合わせた実施形態の形態をとることができ、それらはすべて本明細書において、概して「回路」、「モジュール」、または「システム」と呼ぶことができる。さらに本発明の態様は、コンピュータ可読プログラム・コードが具現化された1つまたは複数のコンピュータ可読媒体に具現化されるコンピュータ・プログラム製品の形態をとることができる。
1つまたは複数のコンピュータ可読媒体の任意の組合せを使用することができる。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体、あるいはコンピュータ可読記憶媒体、すなわち、命令実行システム、装置、もしくはデバイスにより、またはそれらとの接続状態で使用されるプログラムを含む、または記憶することのできる、任意の有形の媒体とすることができる。
コンピュータ可読信号媒体は、例えば、ベースバンドで、または搬送波の一部としてコンピュータ可読プログラム・コードが具現化された伝播データ信号を含むことができる。このような伝播信号は、これだけに限らないが、電磁的、光学的、またはそれらの任意の適切な組合せを含む任意の様々な形態のいずれかをとることができる。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体ではなく、命令実行システム、装置、もしくはデバイスにより、またはそれらとの接続状態で使用されるプログラムを伝達する、伝播する、または移送することのできる任意のコンピュータ可読媒体とすることができる。
コンピュータ可読媒体上で具現化されるプログラム・コードは、これだけに限らないが、無線、有線、光ファイバ・ケーブル、RFなど、または前述のものの任意の適切な組合せを含む任意の適切な媒体を用いて送信することができる。
本発明の諸態様に対してオペレーションを実施するためのコンピュータ・プログラム・コードは、Java(R)、Smalltalk(R)、C++、または同様のものなどのオブジェクト指向プログラミング言語、および「C」プログラミング言語もしくは同様のプログラミング言語などの従来の手続き形プログラミング言語を含む1つまたは複数のプログラミング言語の任意の組合せで記述することができる。プログラム・コードは、CD10ですべて実行することができるが、さらに以下のもの、すなわち、CD10、MD20、および他のネットワーク・エンティティ(複数可)30のうちの2つ以上のもので実行されるコードを含むことができる。
本発明の態様は、本発明の実施形態による方法、デバイス(システム)、およびコンピュータ・プログラム製品の流れ図またはブロック図あるいはその両方を参照して以下で述べられる。流れ図またはブロック図あるいはその両方の各ブロック、および流れ図またはブロック図あるいはその両方におけるブロックの組合せは、コンピュータ・プログラム命令により実施され得ることが理解されよう。これらのコンピュータ・プログラム命令は、プロセッサ、または他のプログラム可能なデータ処理装置により実行される命令が、流れ図またはブロック図あるいはその両方の1つまたは複数のブロックで指定された機能/動作を実施するための手段を生成するように、デバイス10,20、30のプロセッサ12、105、または他のプログラム可能なデータ処理装置に提供されて、マシンを生成することができる。
これらのコンピュータ・プログラム命令はまた、コンピュータ可読媒体に記憶された命令が、流れ図またはブロック図あるいはその両方の1つまたは複数のブロックで指定された機能/動作を実施する命令を含む製品を作成するように、コンピュータ可読媒体に記憶され、コンピュータ化デバイス10、20、30、またはシステム100に、特定の方法で機能するように指示することができる。
コンピュータ・プログラム命令はまた、デバイス10〜30、または他のプログラム可能な装置上で実行される命令が、流れ図またはブロック図あるいはその両方の1つまたは複数のブロックで指定された機能/動作を実施するためのプロセスを提供するように、コンピュータで実施されるプロセスを生成するべく、コンピュータ化デバイスもしくはシステム、他のプログラム可能なデータ処理装置、または他のデバイス上にロードされ、一連の動作ステップを実施させることができる。
諸図における流れ図およびブロック図は、本発明の様々な実施形態によるデバイス、システム、方法、およびコンピュータ・プログラム製品の可能な実装形態のアーキテクチャ、機能性、およびオペレーションを示している。この点において、流れ図もしくはブロック図における各ブロックは、指定された論理的な機能(複数可)を実施するための1つまたは複数の実行可能命令を含むモジュール、セグメント、またはコードの一部を表すことができる。いくつかの代替の実装形態では、ブロックで記された機能は、図で記された順序を変えて実行できることにも留意すべきである。例えば、連続して示された2つのブロックは、実際に、実質的に同時に実行することが可能であり、あるいはブロックを、含まれている機能に応じて、時には逆の順序で実行することもできる。ブロック図または流れ図あるいはその両方における各ブロック、およびブロック図または流れ図あるいはその両方におけるブロックの組合せは、指定された機能もしくは動作を実施する専用のハードウェアベースのシステムにより、または専用のハードウェアおよびコンピュータ命令の組合せにより実施され得ることにも留意されよう。
2.3図9〜図11の流れ図の詳細な説明
図9は以下のステップを示す。
・S10:CDおよびMDが提供される。
・S15:MDはMDの自然の方向を求める。
・S20:CDはMDに剛性的に接続される。
・S30:CDはMDとの協動を開始する。
・S40:MDは相対角βを求める。
・S50:MDはその現在の方向αを求める。
・S60:MDは方向データをCDに送る。
・S70:CDは、したがって、このような方向データに基づいてコンテンツを再配置し、表示することができる。
・S80:方向が変化した場合、ステップS50で、新しい現在の方向が求められる。次いで、MDは新しい方向データをCDに送り、CDは、したがって、ステップS60〜S70で、新しい方向データに基づき、コンテンツを再配置し、表示することができる。
・ステップS30〜S60とは並列に、ステップS63で、新しいコンテンツがCDに送られるべきと判定された場合、ステップS65で、MDは新しいコンテンツを送る。
・S67:CDは次に進んで、コンテンツを検査することができる。前に言及したように、ステップは、外部エンティティ30を介して検証/クロスチェックすることを含むことができる、
・プロセスはステップS70へと進み、ステップS70で、CDは、受け取った最近の方向データに基づき、新しいコンテンツを再配置し、表示することができる。
・S90:最後に、コントロール18a、18bによるユーザ対話は、CDに、ユーザ入力(妥当/無効)をMDに伝達するように促すことができる。
図10は、以下のものを除いて図9と同様である。すなわち、
・ステップS10で、CDおよびMDに加えて、サーバが提供される。
・新しいステップS28が提供され、MDは、サーバとの接続を確立するためにサーバとの協動を開始し、それにより、ステップS30で、CDは、サーバから方向データを受け取る(ステップS62)、およびコンテンツを受け取る(ステップS65)ために、サーバとの協動を開始することができる。これは、ステップS60で、MDが、CDにではなくサーバにその方向データを送ることを示唆している。
・S70:CDは、したがって、方向データに基づいてコンテンツを再配置し、表示し、すべてはサーバから受け取られる。
図11は、ステップS60で、MDは、図10とは対称的に、図9で示すように、方向データを直接CDに送ること以外は、図10に最も類似している。
したがって、前に示したように、図9は、主としてCDおよびMDを含み(ステップS67は、さらにサーバを含むことができるが)、コンテンツと方向データは共に、MD20によりCDへと提供される。図10〜図11では、さらにサーバが含まれ、サーバは、CDで表示されるコンテンツを送る。図10では、MDは、S60で、方向データをサーバに送り、サーバは、S62で、方向データをCDに提供し、したがって、MDとCDとの間に通信リンクが確立される必要はない。そうではなくて、CDおよびMDは、それぞれサーバ30に接続される。図11では、2つの別個のリンクが確立され、第1のものはMDとCDとの間で、方向データを渡すためのものであり(ステップS60)、第2のものは、ステップS65で、サーバとCDとの間で、CDで表示されるコンテンツを提供する、またはその妥当性を検査するためのものである。
2.4最終的な特記事項
本発明は、限られた数の実施形態、変形形態、および添付図面を参照して述べられてきたが、本発明の範囲から逸脱することなく様々な変更を行うことができること、および等価な形態で置き換え得ることを当業者であれば理解されよう。特に、所与の実施形態、変形形態で記載された、または図面で示された(デバイスもしくは方法などの)特徴は、技術的に正しいものであれば、本発明の範囲を逸脱することなく、他の実施形態、変形形態、または図面における他の特徴と組み合わせる、または置き換えることができる。したがって、添付の特許請求の範囲になお含まれる上記の実施形態または変形形態のいずれかに関して述べられた特徴の様々な組合せも企図され得る。さらに、特定の状況に適合させるために、本発明の範囲から逸脱することなく、本発明の教示に対して、多くのわずかな修正を加えることができる。したがって、本発明は、開示された特定の実施形態に限定されるのではなく、添付の特許請求の範囲に含まれるすべての実施形態を含むように意図されている。さらに、上記で明示的に言及したもの以外の多くの他の変形形態も企図され得る。例えば、さらなるユーザ・コントロールを、コントロール18a、18bに隣接して設けることができる。
10 ハンドヘルド・コンパニオン・デバイス(CD)
12 CDの処理手段
13、13a、14 CDの通信手段
13 剛性のある物理的な接続手段(例えば、TRRSオーディオ・コネクタ)
13a CDの接続インターフェース
14 CDのネットワーク接続手段
16 CDの(恒久的な)メモリ
18a、18b ユーザ・インターフェース・コントロール
19 CDの画面
19a 画面内の正方形領域(19a)
20 ハンドヘルド・モバイル・デバイス(MD)
29 MDのディスプレイ
30 サーバ
100 一般的なコンピュータ化システム
105 MDのプロセッサ
110 MDの主メモリ
111 オペレーティング・システム(OS)
115 メモリ・コントローラ
120 MDの物理的な記憶媒体
124 ネットワーク・カード
125 ディスプレイ・コントローラ
162 CD(で実行されるエンティティ)上に記憶されるコンピュータ化された方法
165 ネットワーク
z MDの基準軸
α、β、γ MDの方向データ
α 動的な回転角
β MDに対するCDの固定された相対角
γ 合計角

Claims (15)

  1. ハンドヘルド・コンパニオン・デバイスであって、
    画面と、
    前記コンパニオン・デバイスを、前記コンパニオン・デバイスの前記画面が視認できる状態でモバイル・デバイスに剛性的に取り付けるように適合された剛性のある物理的な接続手段と、
    前記モバイル・デバイスを含む1つまたは複数の外部のコンピュータ化システムと1つまたは複数の通信リンクを設定し、かつサポートするように適合された通信手段と、
    コンピュータ化された方法を記憶するメモリであって、前記方法が、前記コンパニオン・デバイスで実行されたとき、
    前記1つまたは複数の通信リンクを設定し、かつ前記1つまたは複数の外部のコンピュータ化システムから、前記1つまたは複数の通信リンクを介して、前記モバイル・デバイスの方向データおよびコンテンツを受け取るように、前記通信手段と協動するステップと、
    前記方向データに従って、前記コンパニオン・デバイスの前記画面上の前記コンテンツの方向、前記モバイル・デバイスの画面上のコンテンツの方向とが、両方の画面を同時に見た状態で一致するように、前記コンパニオン・デバイスの前記画面上で前記コンテンツを再配置し、かつ表示するステップと
    を実施するように適合されている、前記メモリと
    を備えるハンドヘルド・コンパニオン・デバイス。
  2. 前記剛性のある物理的な接続手段は通信回路を備え、前記通信回路は前記通信手段の一部を形成し、前記通信回路が、1つまたは複数の通信リンクをサポートするように適合される、請求項1に記載のコンパニオン・デバイス。
  3. 前記コンピュータ化された方法は、前記コンパニオン・デバイスで実行されたとき、
    前記モバイル・デバイスが、基準方向に対して回転する動的な回転角(α)、好ましくは、
    前記コンパニオン・デバイスが前記モバイル・デバイスに取り付けられたとき、前記モバイル・デバイスの基準軸と、前記コンパニオン・デバイスの基準軸との間の固定された相対角(β)、またはより好ましくは、
    例えば、γ=−(α+β)mod2πなど、動的な回転角(α)と固定された相対角(β)の両方に応じた合計角(γ)
    に従って前記コンテンツを再配置するように設計される、請求項1または2に記載のコンパニオン・デバイス。
  4. 前記コンパニオン・デバイスの前記画面が、正方形の縦横比を有する、請求項1ないし3のいずれか一項に記載のコンパニオン・デバイス。
  5. 前記コンピュータ化された方法は、表示される前記コンテンツを、前記コンパニオン・デバイスの前記画面の画面領域内で、正方形領域など、n≧1である少なくとも4n回の回転対称を有する領域に制限するようにさらに適合され、少なくとも4n回の回転対称を有する前記領域が、ユーザ・インターフェース・コントロールを備える前記コンパニオン・デバイスの縁面の方向に中心がずれている、請求項1ないし3のいずれか一項に記載のコンパニオン・デバイス。
  6. 前記剛性のある物理的な接続手段が位置する縁面とは反対側の縁面上に設けられたユーザ・インターフェース・コントロールをさらに備え、前記コンパニオン・デバイスのすべての物理的なユーザ・インターフェース・コントロールが、前記反対側の縁面にのみ設けられる、請求項1ないし5のいずれか一項に記載のコンパニオン・デバイス。
  7. 前記剛性のある物理的な接続手段が、TRRSのオーディオ・コネクタである双方向通信コネクタであり、前記通信手段が、TRRS双方向オーディオ・リンクにわたるオーディオ・シグナリングを介して前記モバイル・デバイスと通信するように適合される、請求項1ないし6のいずれか一項に記載のコンパニオン・デバイス。
  8. 請求項1ないし7のいずれか一項に記載のコンパニオン・デバイスと、前記モバイル・デバイスとを備えるシステムであって、前記コンパニオン・デバイスが、前記モバイル・デバイスに剛性的に取り付けられる、システム。
  9. 請求項1ないし7のいずれか一項に記載のコンパニオン・デバイスの画面上で、コンテンツを再配置し、かつ再配置されたコンテンツを表示するためのコンピュータ化された方法であって、
    コンパニオン・デバイスが、前記コンパニオン・デバイスの画面が視認可能な状態でモバイル・デバイスに取り付けられることに応答して、前記1つまたは複数の通信リンクを設定し、かつ前記モバイル・デバイスを含む前記1つまたは複数の外部のコンピュータ化システムから、コンテンツおよび前記モバイル・デバイスの方向データを受け取るように、前記通信手段と協動するステップと、
    前記方向データに従って、前記コンパニオン・デバイスの前記画面上の前記コンテンツの方向、前記モバイル・デバイスの画面上のコンテンツの方向とが、両方の画面を同時に見た状態で一致するように、前記コンパニオン・デバイスの前記画面上で前記コンテンツを再配置し、かつ表示するステップと
    を含むコンピュータ化された方法。
  10. 前記通信手段と協動する前記ステップが、前記コンテンツおよび前記モバイル・デバイスの方向データを受け取るために、前記モバイル・デバイスまたはサーバあるいはその両方と通信するステップを含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記通信手段と協動する前記ステップは、前記モバイル・デバイスを介してサーバと通信するステップを含む、請求項9または10に記載のコンピュータ化された方法。
  12. 前記通信手段と協動する前記ステップは、方向データを受け取るために前記モバイル・デバイスと通信し、かつコンテンツを受け取るまたはクロスチェックするために前記サーバと通信するステップを含む、請求項11に記載のコンピュータ化された方法。
  13. 前記再配置されたコンテンツを表示する前記ステップは、表示される前記コンテンツを、前記コンパニオン・デバイスの前記画面の画面領域に適合する、n≧1である少なくとも4n回の回転対称を有する領域に制限し、好ましくは、少なくとも4n回の回転対称を有する前記領域の中心をずらすように命令するステップを含む、請求項9ないし12のいずれか一項に記載のコンピュータ化された方法。
  14. 前記通信手段と協動する前記ステップは、前記モバイル・デバイスと、または前記モバイル・デバイスを介して、あるいはその両方により双方向通信リンクを確立するステップを含み、前記方法が、前記コンパニオン・デバイスのユーザ・インターフェースを介してユーザ命令を受け取ったとき、前記モバイル・デバイスに、または前記モバイル・デバイスを介してサーバに、あるいはその両方に前記ユーザ命令を伝達するステップをさらに含む、請求項9ないし13のいずれか一項に記載のコンピュータ化された方法。
  15. 請求項9ないし14のいずれか一項に記載のコンピュータ化された方法のステップをコンピュータに実行させるコンピュータ・プログラム。
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