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JP6487799B2 - 通信システム、及び制御装置 - Google Patents
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JP6487799B2 - 通信システム、及び制御装置 - Google Patents

通信システム、及び制御装置 Download PDF

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本発明は、通信システム、及び制御装置に関する。
従来から、監視領域における火災発生を監視して、火災発生を報知するための無線防災システムが知られている。この無線防災システムは、無線式感知器と、無線受信用中継器と、受信機とを備えており、無線受信用中継器は、無線式感知器との間で1種類のみの通信方式(例えば、FSK変調方式を用いた通信方式)にて無線通信を行い、火災を感知した場合に無線式感知器から無線送信される火災電文を受信機に対して中継することにより、火災発生を報知していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−38681号公報
本発明者は、システムの汎用性及び利便性を向上させるという観点から、従来の無線防災システムにおいて、FSK変調方式を用いた通信方式(以下、第1通信方式)にて無線送信を行う無線式感知器からの電文に加えて、FSK変調方式を用いた通信方式とは異なる通信方式(例えば、MSK変調方式とFM変調方式を用いた通信方式)(以下、第2通信方式)にて無線通信を行う端末装置からの電文も解析することに想到した。
しかしながら、従来の無線防災システムにおいては、当該システムを構成している装置は、第1通信方式のみにて通信するように構成されているために、第1通信方式にて送信された電文及び第2通信方式にて送信された電文の双方を解析するためには、無線受信用中継器及び受信機を通信方式に応じて複数(例えば、2つ)ずつ設けることが必要となり、無線防災システムの構成が複雑になってしまう可能性があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、通信方式が互いに異なる複数種類の無線信号を、1つのみの制御装置を用いて解析することが可能になる、通信システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の通信システムは、第1無線端末と、前記第1無線端末とは異なる第2無線端末と、制御装置と、を備える通信システムであって、前記第1無線端末は、第1デジタルデータに基づくMSK変調によって生成される被変調アナログ信号であって、第1周波数の信号と前記第1周波数とは異なる第2周波数の信号とを含む前記被変調アナログ信号に基づくFM変調によって第1無線信号を生成する第1無線信号生成手段と、前記第1無線端末の前記第1無線信号生成手段が生成した前記第1無線信号を無線送信する第1送信手段と、を備え、前記第2無線端末は、第2デジタルデータに基づくFSK変調によって第2無線信号を生成する第2無線信号生成手段と、前記第2無線端末の前記第2無線信号生成手段が生成した前記第2無線信号を無線送信する第2送信手段と、を備え、前記制御装置は、前記第1無線端末の前記第1送信手段が無線送信した前記第1無線信号、又は、前記第2無線端末の前記第2送信手段が無線送信した前記第2無線信号を無線受信する受信手段と、前記制御装置の前記受信手段が無線受信した信号を復調することにより、復調信号を生成する復調信号生成手段と、前記第1周波数の値、前記第2周波数の値、及び前記第2デジタルデータのデータレートの値の公倍数に対応するサンプリングレートにて、前記制御装置の前記復調信号生成手段が生成した前記復調信号を解析する解析手段と、を備える。
請求項2に記載の通信システムは、請求項1に記載の通信システムにおいて、前記制御装置は、前記被変調アナログ信号又は前記第2デジタルデータに対応する照合データを格納する格納手段、を備え、前記制御装置の前記解析手段は、前記制御装置の前記復調信号生成手段が生成した前記復調信号と所定の閾値とを比較して、当該比較結果に基づいて2値信号を生成する2値信号生成手段と、前記制御装置の前記2値信号生成手段が生成した前記2値信号を、前記サンプリングレートにてサンプリングすることによりサンプリングデータを取得する取得手段と、前記制御装置の前記取得手段が取得した前記サンプリングデータと、前記制御装置の前記格納手段が格納している前記照合データとに基づいて、前記制御装置の前記受信手段が前記第1無線信号又は前記第2無線信号のうちの何れの信号を受信したかを判定する判定手段と、を備える。
請求項3に記載の通信システムは、第1無線端末と、第2無線端末と、制御装置と、を備える通信システムであって、前記第1無線端末は、第1デジタルデータに基づくMSK変調によって生成される被変調アナログ信号であって、第1周波数の信号と前記第1周波数とは異なる第2周波数の信号とを含む前記被変調アナログ信号に基づくFM変調によって第1無線信号を生成する第1無線信号生成手段と、前記第1無線端末の前記第1無線信号生成手段が生成した前記第1無線信号を無線送信する第1送信手段と、を備え、前記第2無線端末は、第2デジタルデータに基づくFSK変調によって第2無線信号を生成する第2無線信号生成手段と、前記第2無線端末の前記第2無線信号生成手段が生成した前記第2無線信号を無線送信する第2送信手段と、を備え、前記制御装置は、前記第1無線端末の前記第1送信手段が無線送信した前記第1無線信号、又は、前記第2無線端末の前記第2送信手段が無線送信した前記第2無線信号を無線受信する受信手段と、前記制御装置の前記受信手段が無線受信した信号を復調することにより、復調信号を生成する復調信号生成手段と、前記第1周波数の値、前記第2周波数の値、及び前記第2デジタルデータのデータレートの値の公倍数に対応するサンプリングレートにて、前記制御装置の前記復調信号生成手段が生成した前記復調信号を解析する解析手段と、前記被変調アナログ信号又は前記第2デジタルデータに対応する照合データを格納する格納手段と、を備え、前記制御装置の前記解析手段は、前記制御装置の前記復調信号生成手段が生成した前記復調信号と所定の閾値とを比較して、当該比較結果に基づいて2値信号を生成する2値信号生成手段と、前記制御装置の前記2値信号生成手段が生成した前記2値信号を、前記サンプリングレートにてサンプリングすることによりサンプリングデータを取得する取得手段と、前記制御装置の前記取得手段が取得した前記サンプリングデータと、前記制御装置の前記格納手段が格納している前記照合データとに基づいて、前記制御装置の前記受信手段が前記第1無線信号又は前記第2無線信号のうちの何れの信号を受信したかを判定する判定手段と、を備える。
請求項に記載の通信システムは、請求項1から3の何れか一項に記載の通信システムにおいて、前記公倍数は、前記第1周波数の値、前記第2周波数の値、及び前記第2デジタルデータのデータレートの値の最小公倍数である。
請求項に記載の制御装置は、第1無線端末と、前記第1無線端末とは異なる第2無線端末と、制御装置と、を備える通信システムにおける前記制御装置であって、前記第1無線端末は、第1デジタルデータに基づくMSK変調によって生成される被変調アナログ信号であって、第1周波数の信号と前記第1周波数とは異なる第2周波数の信号とを含む前記被変調アナログ信号に基づくFM変調によって第1無線信号を生成する第1無線信号生成手段と、前記第1無線端末の前記第1無線信号生成手段が生成した前記第1無線信号を無線送信する第1送信手段と、を備え、前記第2無線端末は、第2デジタルデータに基づくFSK変調によって第2無線信号を生成する第2無線信号生成手段と、前記第2無線端末の前記第2無線信号生成手段が生成した前記第2無線信号を無線送信する第2送信手段と、を備え、前記制御装置は、前記第1無線端末の前記第1送信手段が無線送信した前記第1無線信号、又は、前記第2無線端末の前記第2送信手段が無線送信した前記第2無線信号を無線受信する受信手段と、前記制御装置の前記受信手段が無線受信した信号を復調することにより、復調信号を生成する復調信号生成手段と、前記第1周波数の値、前記第2周波数の値、及び前記第2デジタルデータのデータレートの値の公倍数に対応するサンプリングレートにて、前記制御装置の前記復調信号生成手段が生成した前記復調信号を解析する解析手段と、を備える。
請求項6に記載の制御装置は、第1無線端末と、第2無線端末と、制御装置と、を備える通信システムにおける前記制御装置であって、前記第1無線端末は、第1デジタルデータに基づくMSK変調によって生成される被変調アナログ信号であって、第1周波数の信号と前記第1周波数とは異なる第2周波数の信号とを含む前記被変調アナログ信号に基づくFM変調によって第1無線信号を生成する第1無線信号生成手段と、前記第1無線端末の前記第1無線信号生成手段が生成した前記第1無線信号を無線送信する第1送信手段と、を備え、前記第2無線端末は、第2デジタルデータに基づくFSK変調によって第2無線信号を生成する第2無線信号生成手段と、前記第2無線端末の前記第2無線信号生成手段が生成した前記第2無線信号を無線送信する第2送信手段と、を備え、前記制御装置は、前記第1無線端末の前記第1送信手段が無線送信した前記第1無線信号、又は、前記第2無線端末の前記第2送信手段が無線送信した前記第2無線信号を無線受信する受信手段と、前記制御装置の前記受信手段が無線受信した信号を復調することにより、復調信号を生成する復調信号生成手段と、前記第1周波数の値、前記第2周波数の値、及び前記第2デジタルデータのデータレートの値の公倍数に対応するサンプリングレートにて、前記制御装置の前記復調信号生成手段が生成した前記復調信号を解析する解析手段と、前記被変調アナログ信号又は前記第2デジタルデータに対応する照合データを格納する格納手段と、を備え、前記制御装置の前記解析手段は、前記制御装置の前記復調信号生成手段が生成した前記復調信号と所定の閾値とを比較して、当該比較結果に基づいて2値信号を生成する2値信号生成手段と、前記制御装置の前記2値信号生成手段が生成した前記2値信号を、前記サンプリングレートにてサンプリングすることによりサンプリングデータを取得する取得手段と、前記制御装置の前記取得手段が取得した前記サンプリングデータと、前記制御装置の前記格納手段が格納している前記照合データとに基づいて、前記制御装置の前記受信手段が前記第1無線信号又は前記第2無線信号のうちの何れの信号を受信したかを判定する判定手段と、を備える。
請求項1に記載の通信システムによれば、被変調アナログ信号における第1周波数の値、当該被変調アナログ信号における第2周波数の値、及び第2デジタルデータのデータレートの値の公倍数に対応するサンプリングレートにて復調信号を解析するので、例えば、復調信号に対して適切なサンプリングレートにてサンプリングデータを取得することができ、MSK変調及びFM変調に基づく第1無線信号及びFSK変調に基づく第2無線信号を、1つのみ制御装置を用いて解析することが可能になる。
請求項2に記載の通信システムによれば、サンプリングデータと照合データとに基づいて、第1無線信号又は第2無線信号のうちの何れの信号を受信したかを判定するので、例えば、データの照合という比較的簡便で単純な手法を用いて判定することができるために、煩雑な判定処理を省略することができ、第1無線信号又は第2無線信号のうちの何れの信号を受信したかの判定を容易に行うことが可能になる。
請求項に記載の通信システムによれば、サンプリングレートに対応する公倍数が、被変調アナログ信号における第1周波数の値、当該被変調アナログ信号における第2周波数の値、及び第2デジタルデータのデータレートの値の最小公倍数であるので、例えば、処理するべきデータ量を減少させることができ、第1無線信号及び第2無線信号の解析を迅速に行うことが可能になる。
請求項に記載の制御装置によれば、被変調アナログ信号における第1周波数の値、当該被変調アナログ信号における第2周波数の値、及び第2デジタルデータのデータレートの値の公倍数に対応するサンプリングレートにて復調信号を解析するので、例えば、復調信号に対して適切なサンプリングレートにてサンプリングデータを取得することができ、MSK変調及びFM変調に基づく第1無線信号及びFSK変調に基づく第2無線信号を、1つのみ制御装置を用いて解析することが可能になる。
本発明の実施の形態に係る通信システムの構成を示す概略図である。 照合データの一例を示す図である。 各種信号の波形図であり、(a)は第1無線端末のMSK変調部において生成された被変調アナログ信号を例示した図であり、(b)は波形整形部において第1復調信号に対して用いられる波形整形用閾値を用いて(a)の被変調アナログ信号を2値化した2値信号を例示した図であり、(c)は第2無線端末が受信した第2デジタルデータを示す信号を例示した図である。 通信システムの制御処理のフローチャートである。 第1無線信号に関する各種信号の波形図であり、(a)は復調部において生成された第1復調信号を例示した図であり、(b)は(a)の第1復調信号に基づいて波形整形部において生成された2値信号を例示した図である。 第2無線信号に関する各種信号の波形図であり、(a)は復調部において生成された第2復調信号を例示した図であり、(b)は(a)の第2復調信号に基づいて波形整形部において生成された2値信号を例示した図である。
以下、本発明に係る通信システムの実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。ただし、実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
〔実施の形態の基本的概念〕
まずは、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、第1無線端末が無線送信した第1無線信号、又は、第2無線端末が無線送信した第2無線信号を無線受信し、無線受信した信号を復調することにより復調信号を生成し、生成した当該復調信号を解析する通信システムに関するものである。
ここで、「通信システム」は、通信を行うシステムであって、少なくとも、第1無線端末と、第2無線端末と、制御装置とを備えて構成されている。
「第1無線端末」は、無線信号を無線送信する無線信号送信手段であり、例えば、人感センサ、扉開閉センサ、感知器、及び無線送信機等が該当する。「人感センサ」は、監視領域における人体を感知する装置であり、「扉開閉センサ」は、監視領域における扉の開閉状態を感知する装置であり、「感知器」は、監視領域における異常の有無を感知する感知手段であり、例えば、煙や熱を感知して火災を火災感知器、ガスを感知するガス漏れ感知器等が該当する。「無線送信機」は、無線信号を送信する装置であり、例えば、人感センサ、扉開閉センサ、又は感知器からのデータを受け付けて、当該受け付けたデータに基づいて無線信号を無線送信する装置等が該当する。「監視領域」は、監視対象となっている領域であり、例えば、建築物の部屋、廊下、階段等を含む概念である。
「第2無線端末」は、無線信号を無線送信する無線信号送信手段であって、第1無線端末が無線送信する無線信号とは少なくとも変調方式が異なる無線信号を無線送信するものであり、例えば、人感センサ、扉開閉センサ、感知器、及び無線送信機等が該当する。
「制御装置」は、第1無線端末又は第2無線端末からの無線信号に基づいて制御処理を行う制御手段であって、例えば、受信機、中継装置等が該当する。「受信機」は、信号を受信して、当該受信した信号に基づいて防災処理を行う防災受信手段であり、例えば、異常発生を外部へ報知する機能(つまり、移報機能)を有している装置、移報機能を有しておらずに異常発生の外部への報知を行わない装置等が該当する。「異常」は、通常とは違っていることであり、例えば、監視領域における火災の発生、ガス漏れの発生等が該当する。「中継装置」は、信号を中継する装置であり、例えば、受信した信号を解析して、解析結果の信号を送信する装置等が該当する。
本実施の形態では、「第1無線端末」が「人感センサからのデータを受け付けて、無線信号を無線送信する無線送信機」であり、「第2無線端末」が「扉開閉センサからのデータを受け付けて、無線信号を無線送信する無線送信機」であり、「制御装置」が「中継装置」であり、「第1無線端末における変調方式」が「MSK(Minimum Shift Keying)及びFM(Frequency Modulation)」であり、「第2無線端末における変調方式」が「FSK(Frequency Shift Keying)」である場合について説明する。
〔実施の形態の具体的内容〕
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
(構成)
まず、実施の形態に係る通信システムの構成について説明する。図1は、実施の形態に係る通信システムの構成を示す概略図である。この図1に示すように、通信システム100は、通信を行うシステムであり、第1無線端末1、第2無線端末2、及び制御装置3を備えており、これらの装置が無線にて通信可能となっている。なお、通信システム100には、通信の対象となっているデータの内容及び量等に基づいて、第1無線端末1、第2無線端末2、及び制御装置3を任意の個数(つまり、1つのみ又は複数)だけ設けることができるが、以下では、第1無線端末1及び第2無線端末2各々が複数の装置の総称であり、制御装置3が1つのみの装置である場合について説明する。
(構成−第1無線端末)
最初に、第1無線端末1の構成について説明する。第1無線端末1は、無線信号を無線送信する無線信号送信手段であって、不図示の人感センサからの後述する第1デジタルデータを受け付けて、後述の第1無線信号を無線送信する無線送信機であり、図1に示すように、有線通信部11、無線通信部12、記憶部13、及び制御部14を備えている。
(構成−第1無線端末−有線通信部)
有線通信部11は、不図示の人感センサとの有線通信を行う通信手段であり、特に、後述の第1デジタルデータを受信する受信手段であり、例えば、有線通信用の接続端子及び通信回路等を備えて構成されている。この有線通信部11における有線通信用の接続端子については、任意の個数設けることが可能であるが、ここで、1つのみ接続端子が設けられており、この1つのみの接続端子を介して不図示の人感センサと第1無線端末1とが接続されているものとして、以下説明する。
(構成−第1無線端末−無線通信部)
無線通信部12は、制御装置3との無線通信を行う通信手段であり、特に、後述の第1無線信号を無線送信する第1送信手段であり、例えば、無線通信用の通信回路等を備えて構成されている。
(構成−第1無線端末−記憶部)
記憶部13は、第1無線端末1の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記憶する記憶手段である。この記憶部13は、例えば、外部記憶装置としてのハードディスク(図示省略)を用いて構成されているが、ハードディスクに代えてあるいはハードディスクと共に、磁気ディスクの如き磁気的記憶媒体、又はDVDやブルーレイディスクの如き光学的記憶媒体を含む、その他の任意の記憶媒体を用いることができる(この点については、他の装置や機器の記憶部も同様)。
(構成−第1無線端末−制御部)
制御部14は、第1無線端末1を制御する制御手段である。この制御部14は、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである。特に、本実施の形態に係るプログラムは、任意の記憶媒体又はネットワークを介して第1無線端末1にインストールされることで、制御部14の各部を実質的に構成する(これらの点は他の装置や機器の制御部も同様)。
この制御部14は、機能概念的に、MSK変調部141、及びFM変調部142を備えている。MSK変調部141は、後述の第1デジタルデータに基づくMSK変調を行って、後述の被変調アナログ信号を生成する信号生成手段である。FM変調部142は、MSK変調部141が生成した後述の被変調アナログ信号に基づくFM変調を行って、後述の第1無線信号を生成する第1無線信号生成手段である。
ここで、「第1デジタルデータ」とは、離散化されたデータであり、具体的には、不図示の人感センサによって出力される2値(例えば、「0」、「1」)に離散化されたデータの集合である。この第1デジタルデータのデータレート(つまり、有線通信部11の通信速度)については、任意に設定することが可能であるが、ここでは、「1200」(bps)に設定されているものとして、以下説明する。
「被変調アナログ信号」とは、変調することにより生成された信号であり、具体的には、MSK変調部141によって生成された信号であって、第1周波数のアナログ信号と当該第1周波数とは異なる周波数である第2周波数のアナログ信号とが含まれている信号である。「第1周波数」とは、被変調信号に含まれている2種類の信号の周波数のうちの一方の信号の周波数であり、「第2周波数」とは、当該2種類の信号の周波数のうちの他方の信号の周波数である。この第1周波数及び第2周波数は、所定の規則(例えば、変調指数が「0.5」であること)に沿って任意の値の周波数に設定することができるが、ここでは、「第1周波数の値」=「1800(Hz)」及び「第2周波数の値」=「1200(Hz)」に設定されているものとして、以下説明する。
「第1無線信号」とは、変調することにより生成された信号であり、具体的には、FM変調部142によって生成された無線信号である。この第1無線信号の周波数帯については、通信距離又は所定の法規等に基づいて任意に設定することが可能であるが、ここでは、「426(MHz)帯」に設定されているものとして、以下説明する。
(構成−第2無線端末)
次に、第2無線端末2の構成について説明する。第2無線端末2は、無線信号を無線送信する無線信号送信手段であって、不図示の扉開閉センサからの後述する第2デジタルデータを受け付けて、後述の第2無線信号を無線送信する無線送信機であり、図1に示すように、有線通信部21、無線通信部22、記憶部23、及び制御部24を備えている。
(構成−第2無線端末−有線通信部)
有線通信部21は、不図示の扉開閉センサとの有線通信を行う通信手段であり、特に、後述の第2デジタルデータを受信する受信手段であり、例えば、有線通信用の接続端子及び通信回路等を備えて構成されている。この有線通信部21における有線通信用の接続端子については、任意の個数設けることが可能であるが、ここで、1つのみ接続端子が設けられており、この1つのみの接続端子を介して不図示の扉開閉センサと第2無線端末2とが接続されているものとして、以下説明する。
(構成−第2無線端末−無線通信部)
無線通信部22は、制御装置3との無線通信を行う通信手段であり、特に、後述の第2無線信号を無線送信する第2送信手段であり、例えば、無線通信用の通信回路等を備えて構成されている。
(構成−第2無線端末−記憶部)
記憶部23は、第2無線端末2の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記憶する記憶手段である。
(構成−第2無線端末−制御部)
制御部24は、第2無線端末2を制御する制御手段である。この制御部24は、機能概念的に、FSK変調部241を備えている。FSK変調部241は、後述の第2デジタルデータに基づくFSK変調を行って、後述の第2無線信号を生成する第2無線信号生成手段である。
ここで、「第2デジタルデータ」とは、離散化されたデータであり、具体的には、不図示の扉開閉センサによって出力される2値(例えば、「0」、「1」)に離散化されたデータの集合である。この第2デジタルデータのデータレート(つまり、有線通信部21の通信速度)については、任意に設定することが可能であるが、ここでは、前述の第1デジタルデータにおける「1200」(bps)よりも高いデータレートレートである「4800」(bps)に設定されているものとして、以下説明する。
「第2無線信号」とは、変調することにより生成された信号であり、具体的には、FSK変調部241によって生成された無線信号であって、第1FSK周波数の信号と当該第1FSK周波数とは異なる周波数である第2FSK周波数の信号とが含まれている信号である。「第1FSK周波数」とは、第2無線信号に含まれている2種類の信号の周波数のうちの一方の信号の周波数であり、「第2FSK周波数」とは、当該2種類の信号の周波数のうちの他方の信号の周波数である。この第1FSK周波数及び第2FSK周波数は、前述の第1無線信号と第2無線信号とが互いに同一チャネルの無線信号となるように、前述の第1無線信号の周波数帯の周波数のうちの任意の値の周波数に設定することができるが、ここでは、「第1FSK周波数の値」=「426.247(MHz)」及び「第2FSK周波数の値」=「426.253(MHz)」に設定されているものとして、以下説明する。
(構成−制御装置)
次に、制御装置3の構成について説明する。制御装置3は、第1無線端末1からの第1無線信号又は第2無線端末2からの第2無線信号に基づいて後述の制御処理を行う制御手段であり、図1に示すように、無線通信部31、有線通信部32、記憶部33、及び制御部34を備えている。
(構成−制御装置−無線通信部)
無線通信部31は、第1無線端末1及び第2無線端末2との無線通信を行う通信手段であり、特に、第1無線信号又は第2無線信号を無線受信する受信手段であり、例えば、無線通信用の通信回路等を備えて構成されている。
(構成−制御装置−有線通信部)
有線通信部32は、不図示の管理装置との有線通信を行う通信手段であり、例えば、有線通信用の通信回路等を備えて構成されている。
(構成−制御装置−記憶部)
記憶部33は、制御装置3の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記憶する記憶手段(格納手段)である。この記憶部33には、照合データが格納されている。
「照合データ」とは、無線通信部31が無線受信した信号を照合するデータであり、具体的には、後述するサンプリングデータを照合するデータである。図2は、照合データの一例を示す図である。この図2に示すように、照合データは、項目「無線信号」、項目「データ」、項目「被変調アナログ信号」及び項目「基準データ列」と、各項目に対応する情報とを、相互に関連付けて構成されている。
ここで、項目「無線信号」に対応する情報は、制御装置3が受信する無線信号を特定する情報である(図2では、「第1無線信号」及び「第2無線信号」)。
項目「データ」に対応する情報は、制御装置3が受信する無線信号によって伝達される情報である(図2では、「第1デジタルデータの「0」」、「第1デジタルデータの「1」」、「第2デジタルデータの「0」」、及び「第2デジタルデータの「1」」)。なお、図2における「第1デジタルデータの「0」」は、図1の第1無線端末1の有線通信部11が受信する1200(bps)の第1デジタルデータにおける「0」を示しており、図2における「第1デジタルデータの「1」」は、当該第1デジタルデータにおける「1」を示しているものとする。また、図2における「第2デジタルデータの「0」」は、図1の第2無線端末2の有線通信部21が受信する4800(bps)の第2デジタルデータにおける「0」を示しており、図2における「第2デジタルデータの「1」」は、当該第2デジタルデータにおける「1」を示しているものとする。
項目「被変調アナログ信号」に対応する情報は、制御装置3が受信する無線信号の基となっている被変調アナログ信号である(図2では、「1800(Hz)の信号」、「1200(Hz)の信号」及び「なし」)。なお、図2における「1800(Hz)の信号」は、前述したMSK変調部141によって生成された被変調アナログ信号のうちの、第1周波数(つまり、1800(Hz))の信号を示しており、図2における「1200(Hz)の信号」は、当該被変調アナログ信号のうちの、第2周波数(つまり、1200(Hz))の信号を示しており、図2における「なし」は、無線信号の基となっている被変調アナログ信号が存在しないこと(つまり、被変調アナログ信号を生成することなく、デジタルデータ(ここでは、第2デジタルデータ)から無線信号(ここでは、第2無線信号)が直接生成されていること)を示しているものとする。
項目「基準データ列」に対応する情報(以下、基準データ列情報)は、後述するサンプリングデータを照合する基準となるデータ列である(図2では2値(例えば、「0」、「1」)データの集合であり、「111100001111」、「000000111111」、「000」及び「111」)。この基準データ列情報は、後述する解析部342において設定されている波形整形用閾値及びサンプリングレートに基づいて設定されるが、具体的な設定手法について後述する。そして、このような図2の照合データについては、ユーザが不図示の入力手段を介して入力することにより記憶される。
(構成−制御装置−制御部)
制御部34は、制御装置3を制御する制御手段である。この制御部34は、機能概念的に、復調部341、及び解析部342を備えている。復調部341は、無線通信部31が無線受信した無線信号を復調することにより、後述の復調信号を生成する復調信号生成手段である。ここで、「復調信号」とは、無線信号を復調することにより生成された信号であり、具体的には、第1無線信号を復調することにより生成された第1復調信号(つまり、第1無線端末1のFM変調部142において用いられる被変調アナログ信号に対応する信号)、又は、第2無線信号を復調することにより生成された第2復調信号(つまり、第2無線端末2のFSK変調部241において用いられる第2デジタルデータに対応する信号)である。解析部342は、復調部341が生成した復調信号を、後述のサンプリングレートにて解析する解析手段であり、図1に示すように、波形整形部342A、取得部342B、判定部342Cを備えている。
波形整形部342Aは、復調部341が生成した復調信号の値と、後述の波形整形用閾値とを比較して、当該比較結果に基づいて2値信号(つまり、「0」又は「1」の少なくとも一方からなる信号)を生成する2値信号生成手段であり、例えば、コンパレータ回路等を備えて構成されている。ここで、「波形整形用閾値」とは、2値信号を生成するための閾値であり、具体的な値については、各復調信号(つまり、第1復調信号、第2復調信号)毎に任意に設定することができるが、ここでは、各復調信号の振幅の最大値と最小値との間における中央の値が、各復調信号の波形整形用閾値として設定されているものとして、以下説明する。
取得部342Bは、波形整形部342Aが生成した2値信号を、後述のサンプリングレートにてサンプリングすることにより後述のサンプリングデータを取得する取得手段である。ここで、「サンプリングレート」とは、2値信号に対応するデータを取得するサンプリング周波数であり、具体的な値については、制御装置3が受信する無線信号によって伝達される情報(つまり、1200(bps)の第1デジタルデータにおける「0」及び「1」、及び4800(bps)の第2デジタルデータにおける「0」及び「1」)を照合することが可能な周波数であれば任意に設定することができる。つまり、「サンプリングレート」の値としては、1200(bps)の第1デジタルデータに基づく被変調アナログ信号に含まれている信号の周波数の値である「1200」、「1800」及び第2デジタルデータのデータレートの値である「4800」の公倍数を用いることができる。ここでは、具体的には、処理するべきデータ量を減少させるという観点から、前述の「1200」、「1800」及び「4800」の最小公倍数である「14400」をサンプリングレートの値に設定する場合について、以下説明する。また、「サンプリングデータ」とは、取得部342Bがサンプリングレートにて2値信号をサンプリングすることにより取得したデータである。
判定部342Cは、取得部342Bが取得したサンプリングデータと、記憶部33に記憶されている照合データとに基づいて、無線通信部31が第1無線信号又は第2無線信号のうちの何れの信号を受信したかを判定する判定手段である。なお、この制御部34の各部による具体的な処理内容については後述する。
(構成−図2の基準データ列情報の設定手法)
次に、前述した図2の基準データ列情報の具体的な設定手法について説明する。図2の基準データ列情報は、波形整形部342Aにおいて用いられる波形整形用閾値、及び取得部342Bにおいて用いられるサンプリングレートに基づいて、制御装置3が受信する無線信号によって伝達される情報(つまり、被変調アナログ信号のうちの1200(Hz)の信号、1800(Hz)の信号、4800(bps)の第2デジタルデータにおける「0」及び「1」)に対応するように設定される。図3は、各種信号の波形図であり、(a)は第1無線端末1のMSK変調部141において生成された被変調アナログ信号を例示した図であり、(b)は波形整形部342Aにおいて第1復調信号に対して用いられる波形整形用閾値を用いて(a)の被変調アナログ信号を2値化した2値信号を例示した図であり、(c)は第2無線端末2が受信した4800(bps)の第2デジタルデータを示す信号を例示した図である。なお、MSK変調部141において生成された被変調アナログ信号については、実際には、所定の遅延等によって波形が歪んでいるが、図3(a)においては、説明の便宜上、当該歪については表示が省略されている(後述する図5(a)、図6(a)も同様)。図3の(a)〜(c)の横軸における時間t1〜t24は各図相互間において対応しており、サンプリングレートに基づくサンプリング時間(つまり、データを取得する時間)を示しているものとして説明する。図3(a)は具体的には、第1無線端末1が受信した1200(bps)の第1デジタルデータの2ビット分(具体的には紙面左側から右側に向かって「0」、「1」)に対応する被変調アナログ信号を示しており、当該図3(a)中の「第1周波数(1800(Hz))の信号」に対応する部分は「第1デジタルデータ」=「0」に対応しており、「第2周波数(1200(Hz))の信号」に対応する部分は「第1デジタルデータ」=「1」に対応している。また、図3(c)は具体的には、第2無線端末2が受信した4800(bps)の第2デジタルデータの8ビット分(具体的には紙面左側から右側に向かって「1」、「0」、「1」、「0」、「1」、「0」、「1」、「0」)に対応する信号を示している。
図2の基準データ列情報の設定について具体的には、図3(b)のt1〜t12に対応するデータを図2の項目「データ」=「第1デジタルデータの「0」」に対応する基準データ列情報として登録し、また、図3(b)のt13〜t24に対応するデータを図2の項目「データ」=「第1デジタルデータの「1」」に対応する基準データ列情報として登録し、図3(c)のt1〜t3に対応するデータを図2の項目「データ」=「第2デジタルデータの「1」」に対応する基準データ列情報として登録し、図3(c)のt4〜t6に対応するデータを図2の項目「データ」=「第2デジタルデータの「0」」に対応する基準データ列情報として登録する。
(処理)
次に、このように構成される通信システム100によって実行される制御処理について説明する。「制御処理」とは、通信システム100に関する制御を行う処理であり、第1無線端末1からの第1無線信号又は第2無線端末からの第2無線信号に基づいて行われる処理であり、具体的な処理内容は任意であるが、ここでは、第1無線信号又は第2無線信号によって伝達される情報を中継する処理について説明する。図4は、通信システム100の制御処理のフローチャートである。なお、以下では、「ステップ」を「S」と略記する。図5は、第1無線信号に関する各種信号の波形図であり、(a)は復調部341において生成された第1復調信号を例示した図であり、(b)は(a)の第1復調信号に基づいて波形整形部342Aにおいて生成された2値信号を例示した図である。図6は、第2無線信号に関する各種信号の波形図であり、(a)は復調部341において生成された第2復調信号を例示した図であり、(b)は(a)の第2復調信号に基づいて波形整形部342Aにおいて生成された2値信号を例示した図である。これら図5及び図6の時間スケール(具体的には、図5及び図6に示されている互いに隣接する一点鎖線の間の時間)は、図3の時間スケール(具体的には、図3に示されている互いに隣接する一点鎖線の間の時間)と同じスケールを示しているものとして、以下説明する。
(処理−第1無線端末の処理)
最初に、第1無線端末1の処理について説明する。まず、図4のSA1において第1無線端末1の制御部14は、第1デジタルデータを受信したか否かを判定する。具体的には、不図示の人感センサからの第1デジタルデータを、有線通信部11を介して受信したか否かを判定する。そして、第1デジタルデータを受信しなかったと判定した場合(SA1のNO)、SA1を繰り返し実行する。また、第1デジタルデータを受信したと判定した場合(SA1のYES)、SA2に移行する。
次に、SA2において第1無線端末1のMSK変調部141は、被変調アナログ信号を生成する。具体的には、SA1において受信した第1デジタルデータに基づくMSK変調によって、第1デジタルデータにおける「0」を「1800(Hz)のアナログ信号」に変換し、且つ、第1デジタルデータにおける「1」を「1200(Hz)のアナログ信号」に変換することにより、これらの「1800(Hz)のアナログ信号」及び「1200(Hz)のアナログ信号」を含む被変調アナログ信号を生成する。さらに具体的には、「1800(Hz)のアナログ信号」及び「1200(Hz)のアナログ信号」各々を、基準時間に対応する周期分だけ含む被変調アナログ信号を生成する。ここで、「基準時間」とは、第1デジタルデータの1ビットに対応する被変調アナログ信号の時間長を定める一定時間であって、被変調アナログ信号に含まれている各アナログ信号の周期を定める基準となる一定時間である。この基準時間については、任意の時間を用いることが可能であるが、ここでは、第1周波数のアナログ信号と第2周波数との間における低い方の周波数のアナログ信号(つまり、1200(Hz)のアナログ信号)の1周期分の時間を基準時間として用いる場合について、以下説明する。
ここでは、例えば、SA1において「1」、「0」の2ビット分の第1デジタルデータを受信した場合には、図3(a)に示すように、1周期分の1200(Hz)のアナログ信号と、1.5周期分の1800(Hz)のアナログ信号とを含む被変調アナログ信号を生成する。
図4に戻って、SA3において第1無線端末1のFM変調部142は、第1無線信号を生成する。具体的には、SA2において生成した被変調アナログ信号に基づくFM変調によって、426(MHz)帯の第1無線信号を生成する。
次に、SA4において第1無線端末1の制御部14は、第1無線信号を無線送信した後、制御処理を終了する。具体的には、SA3において生成した第1無線信号を、無線通信部12を介して送信する。
(処理−第2無線端末の処理)
次に、第2無線端末2の処理について説明する。まず、図4のSB1において第2無線端末2の制御部14は、第2デジタルデータを受信したか否かを判定する。具体的には、不図示の扉開閉センサからの第2デジタルデータを、有線通信部21を介して受信したか否かを判定する。そして、第2デジタルデータを受信しなかったと判定した場合(SB1のNO)、SB1を繰り返し実行する。また、第2デジタルデータを受信したと判定した場合(SB1のYES)、SB2に移行する。
次に、SB2において第2無線端末2のFSK変調部241は、第2無線信号を生成する。具体的には、SB1において受信した第2デジタル信号に基づくFSK変調によって、第2デジタル信号における「0」を前述の第1FSK周波数(つまり、426.247(MHz))の信号に変換し、且つ、第2デジタル信号における「1」を前述の第2FSK周波数(つまり、426.253(MHz))の信号に変換することにより、第2無線信号を生成する。なお、前述したように、第1FSK周波数及び第2FSK周波数が、第1無線信号の周波数帯の周波数に設定されている(つまり、第1無線信号と第2無線信号とが同一チャネルの無線信号となっている)ので、これらの信号双方を図1の制御装置3において無線受信することが可能になる。
図4に戻って、SB3において第2無線端末2の制御部24は、第2無線信号を無線送信した後、制御処理を終了する。具体的には、SB2において生成した第2無線信号を、無線通信部22を介して送信する。
(処理−制御装置の処理)
次に、制御装置3の処理について説明する。ここでは、図1の第1無線端末1が受信する第1デジタルデータ及び第2無線端末2が受信する第2デジタルデータには、制御装置3が受信した無線信号を判定するために用いられる所定ビット数(例えば、8ビット)のプリアンブルデータであって、「0」及び「1」が交互に繰り返されている当該プリアンブルデータが少なくとも含まれており、当該プリアンブルデータに着目して処理する場合について、以下説明する。
まず、図4のSC1において制御装置3の制御部34は、無線信号を無線受信したか否かを判定する。具体的には、第1無線信号又は第2無線信号を、無線通信部31を介して受信したか否かを判定する。そして、第1無線信号又は第2無線信号を受信しなかったと判定した場合(つまり、第1無線信号又は第2無線信号の何れの信号も受信しなかったと判定した場合)(SC1のNO)、SC1を繰り返し実行する。また、第1無線信号又は第2無線信号を受信したと判定した場合(SC1のYES)、SC2に移行する。
次に、SC2において制御装置3の復調部341は、復調信号を生成する。具体的には、SC1において受信した無線信号を、所定の方式により復調することにより、復調信号を生成する。ここで、「所定の方式」とは、図1の第1無線端末1のFM変調部142における変調方式、及び、第2無線端末2のFSK変調部241における変調方式に対応する復調方式であり、公知の復調回路(つまり、検波回路)によって実現される復調方式である。
ここでは、例えば、図3(a)に示す被変調アナログ信号に基づくFM変調によって生成された第1無線信号が、図4のSC1において受信された場合には、SC2においては、図5(a)に示す第1復調信号が生成される。また、例えば、図3(c)に示す信号に対応する第2デジタルデータに基づくFSK変調によって生成された第2無線信号が、図4のSC1において受信された場合には、SC2においては、図6(a)に示す第2復調信号が生成される。
図4に戻って、SC3において制御装置3の波形整形部342Aは、2値信号を生成する。具体的には、SC2において生成された復調信号の値と、波形整形用閾値とを比較して、当該比較結果に基づいて2値信号を生成する。生成する2値信号については、復調信号の値が波形整形用閾値以上となっている場合に一方の論理値(例えば「1」)に対応する信号を生成し、復調信号の値が波形整形用閾値未満となっている場合に他方の論理値(例えば「0」)に対応する信号を生成することにより、2値信号を生成する。この2値信号の具体的な生成手法については、任意の手法を用いることができるが、以下に示すようにコンパレータ回路を用いて生成してもよい。この手法について具体的には、コンパレータ回路の一方の入力に対してSC2において生成された復調信号を入力し、当該コンパレータ回路の他方の入力に対して波形整形用閾値に対応する信号(つまり、0(V)の信号)を入力し、当該コンパレータ回路から出力される信号を、2値信号として用いる。
ここでは、例えば、SC2において図5(a)に示す第1復調信号が生成された場合、SC3においては、図5(b)に示す2値信号を生成する。また、例えば、SC2において図6(a)に示す第2復調信号が生成された場合、SC3においては、図6(b)に示す2値信号を生成する。
図4に戻って、SC4において制御装置3の取得部342Bは、サンプリングデータを取得して、当該取得したサンプリングデータを記憶部33に記憶する。具体的には、SC3において生成した2値信号を、前述したように設定されているサンプリングレート(つまり、第1無線端末1のMSK変調部141において生成される被変調アナログ信号における第1周波数の値と、当該被変調アナログ信号における第2周波数の値と、第2無線端末2のFSK変調部241で用いられる第2デジタルデータのデータレートの値との最小公倍数に対応するサンプリングレート)にてサンプリングすることにより、サンプリングデータを取得して記憶する。
ここでは、例えば、「被変調アナログ信号における第1周波数」=「1800(Hz)」、「被変調アナログ信号における第2周波数」=「1200(Hz)」、及び「第2デジタルデータのデータレート」=「4800(bps)」に定められているので、「サンプリングレート」=「14400(Hz)」が用いられ、SC3において図5(b)に示す2値信号が生成された場合、図5(b)の一点鎖線に示す時間に対応するデータ(「0」又は「1」)をサンプリングデータとして取得する。図5(b)の場合について具体的には、図5(b)の紙面左側から右側に向かって「111100001111000000111111」をサンプリングデータとして取得して記憶する。また、例えば、SC3において図6(b)に示す2値信号が生成された場合、同様にして、図6(b)の紙面左側から右側に向かって「111000111000111000111000」をサンプリングデータとして取得して記憶する。
図4に戻って、SC5において制御装置3の判定部342Cは、無線通信部31が第1無線信号又は第2無線信号のうちの何れの信号を受信したかを判定する。具体的には、SC4において取得して記憶したサンプリングデータと、図1の制御装置3の記憶部33に記憶されている照合データとに基づいて判定する。具体的な判定手法については、任意の手法を用いることができるが、以下に示す手法を用いることもできる。
この判定手法は具体的には、同じデータの連続数(以下、データ連続数)に着目して判定する手法であり、記憶部33に記憶されている照合データにおいて、第1無線信号に対応するデータ連続数と、第2無線信号に対応するデータ連続数とを特定し、また、サンプリングデータにおけるデータ連続数を特定し、これらの特定結果を照合することにより判定する手法である。図2の照合データにおいてこの判定手法を適用して判定する場合について具体的には、まず、図2の項目「無線信号」=「第1無線信号」に対応する項目「基準データ列」=「111100001111」及び項目「基準データ列」=「000000111111」を取得し、取得結果に基づいて「第1無線信号に対応するデータ連続数」=「4」又は「6」を特定する。次に、図2の項目「無線信号」=「第2無線信号」に対応する項目「基準データ列」=「000」及び項目「基準データ列」=「111」を取得し、取得結果に基づいて「第2無線信号に対応するデータ連続数」=「3」を特定する。次に、サンプリングデータにおけるデータ連続数を特定し、特定結果に「4」又は「6」が含まれており、且つ、「3」が含まれていない場合には、第1無線信号を受信したものと判定し、特定結果に「3」が含まれている場合には、第2無線信号を受信したものと判定する。ここでは、例えば、SC4の説明において示したサンプリングデータである「111100001111000000111111」については、連続数が「4」又は「6」となっているので、第1無線信号を受信したものと判定し、例えば、SC4の説明において示したサンプリングデータである「111000111000111000111000」については、連続数が「3」となっているので、第2無線信号を受信したものと判定する。このように、ここでは、前述したように第1デジタルデータ及び第2デジタルデータにプリアンブルデータ(つまり、「0」及び「1」が交互に繰り返されているデータ)が含まれているので、前述の判定手法を用いて、無線通信部31が第1無線信号又は第2無線信号のうちの何れの信号を受信したかを確実に判定することが可能になる。
図4に戻って、SC6において制御装置3の制御部34は、第1無線信号又は第2無線信号によって伝達される情報を中継した後、処理を終了する。具体的には、SC5の判定結果等に基づいて、SC4において取得して記憶したサンプリングデータから、第1デジタルデータ又は第2デジタルデータに対応するデジタルデータを生成し、当該生成したデジタルデータを、有線通信部32を介して不図示の管理装置に送信することにより中継する。ここでは、例えば、SC5において第1無線信号を受信したものと判定した場合、図2の照合データにおいて項目「データ」及び項目「基準データ列」に着目し、サンプリングデータにおける「111100001111」及びこのデータの反転データである「000011110000」を「0」に変換し、「000000111111」及びこのデータの反転データである「111111000000」を「1」に変換することにより第1デジタルデータに対応するデジタルデータを生成し、当該生成したデータを送信する。また、例えば、SC5において第2無線信号を受信したものと判定した場合、図2の照合データにおいて項目「データ」及び項目「基準データ列」に着目し、サンプリングデータにおける「000」、「111」各々を「0」、「1」に変換することにより第2デジタルデータに対応するデジタルデータを生成し、当該生成したデータを送信する。
(実施の形態の効果)
このように本実施の形態によれば、被変調アナログ信号における第1周波数の値、当該被変調アナログ信号における第2周波数の値、及び第2デジタルデータのデータレートの値の公倍数に対応するサンプリングレートにて復調信号を解析するので、例えば、復調信号に対して適切なサンプリングレートにてサンプリングデータを取得することができ、MSK変調及びFM変調に基づく第1無線信号及びFSK変調に基づく第2無線信号を、1つのみ制御装置3を用いて解析することが可能になる。
また、通信システム100によれば、サンプリングデータと照合データとに基づいて、第1無線信号又は第2無線信号のうちの何れの信号を受信したかを判定するので、例えば、データの照合という比較的簡便で単純な手法を用いて受信した無線信号を判定することができるために、煩雑な判定処理を省略することができ、第1無線信号又は第2無線信号のうちの何れの信号を受信したかの判定を容易に行うことが可能になる。
また、通信システム100によれば、サンプリングレートに対応する公倍数が、被変調アナログ信号における第1周波数の値、当該被変調アナログ信号における第2周波数の値、及び第2デジタルデータのデータレートの値の最小公倍数であるので、例えば、処理するべきデータ量を減少させることができ、第1無線信号及び第2無線信号の解析を迅速に行うことが可能になる。
〔実施の形態に対する変形例〕
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の細部に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏したりすることがある。
(分散や統合について)
また、上述した各電気的構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。例えば、第1無線端末1、第2無線端末2、及び制御装置3の各機能をそれぞれ複数の装置に分散して構成したり、当該各装置を統合したりしてもよい。具体的には、第1無線端末1のMSK変調部141が第1無線端末1以外の装置であるMSK信号生成装置に設けられており、且つ、第1無線端末1においてMSK変調部141を省略してもよい。この場合、MSK信号生成装置が第1デジタルデータを受信して被変調アナログ信号を生成し、当該生成した被変調アナログ信号を第1無線端末1に対して送信するようにし、第1無線端末1は、当該送信された被変調アナログ信号に基づいて第1無線信号を生成するようにしてもよい。
(形状、数値、構造、時系列について)
また、実施の形態や図面において例示した構成要素に関して、形状、数値、又は複数の構成要素の構造若しくは時系列の相互関係については、本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。
(通信システムの各装置について)
また、上記実施の形態においては、第1無線端末1が人感センサからのデジタルデータを受信し、第2無線端末2が扉開閉センサからのデジタルデータを受信する場合について説明したが、これに限られない。例えば、第1無線端末1が扉開閉センサからのデジタルデータを受信し、第2無線端末2が人感センサからのデジタルデータを受信するようにしてもよいし、第1無線端末1及び第2無線端末2が、人感センサ及び扉開閉センサ以外の装置からデジタルデータを受信するようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、第1無線端末1が人感センサからのデータを受け付けて、無線信号を無線送信する無線送信機であり、第2無線端末2が扉開閉センサからのデータを受け付けて、無線信号を無線送信する無線送信機であり、制御装置3が中継を行う中継装置である場合について説明したが、これに限られない。例えば、第1無線端末1及び第2無線端末2が「感知器」であり、制御装置3が「受信機」であるものとし、第1無線端末1及び第2無線端末2が、異常を感知した場合に自己のIDを含む発報信号を無線送信し、制御装置3が、当該発報信号を無線受信し、当該無線受信した発報信号を解析することにより発報信号の送信元を特定して、異常を報知するようにしてもよい。この場合において、制御装置3については、異常発生を外部へ報知するように構成してもよいし、当該異常発生を外部へ報知せず内部のみに報知するように構成してもよい。
(サンプリングレートについて)
また、上記実施の形態においては、図1における制御装置3の取得部342Bにおいて用いられるサンプリングレートとして、第1無線端末1のMSK変調部141において生成される被変調アナログ信号における第1周波数の値と、当該被変調アナログ信号における第2周波数の値と、第2無線端末2のFSK変調部241で用いられる第2デジタルデータのデータレートの値との公倍数に対応する値が設定されている場合について説明したが、これに限られない。例えば、制御装置3の取得部342Bにおいて用いられるサンプリングレートとして、制御装置3の復調部341において生成される復調信号の周波数の値に対して充分大きい(例えば、100倍程度等)値を設定してもよい。
(論理について)
また、上記実施の形態の各種デジタルデータ又は2値信号として、論理値である「1」と「0」とを入れ替えたデータ又は信号を用いてもよい。
(無線信号の判定について)
また、上記実施の形態においては、図4のSC5の判定で「データ連続数」に着目して判定する場合について説明したが、これに限られない。例えば、第1無線信号及び第2無線信号の各々に、各々の信号の種類を識別できるビット列や情報を含むデータが含まれており、この含まれているデータ(つまり、各々の信号の種類を識別できるビット列や情報)に基づいて判定してもよい。
(付記)
付記1の通信システムは、第1無線端末と、第2無線端末と、制御装置と、を備える通信システムであって、前記第1無線端末は、第1デジタルデータに基づくMSK変調によって生成される被変調アナログ信号であって、第1周波数の信号と前記第1周波数とは異なる第2周波数の信号とを含む前記被変調アナログ信号に基づくFM変調によって第1無線信号を生成する第1無線信号生成手段と、前記第1無線端末の前記第1無線信号生成手段が生成した前記第1無線信号を無線送信する第1送信手段と、を備え、前記第2無線端末は、第2デジタルデータに基づくFSK変調によって第2無線信号を生成する第2無線信号生成手段と、前記第2無線端末の前記第2無線信号生成手段が生成した前記第2無線信号を無線送信する第2送信手段と、を備え、前記制御装置は、前記第1無線端末の前記第1送信手段が無線送信した前記第1無線信号、又は、前記第2無線端末の前記第2送信手段が無線送信した前記第2無線信号を無線受信する受信手段と、前記制御装置の前記受信手段が無線受信した信号を復調することにより、復調信号を生成する復調信号生成手段と、前記第1周波数の値、前記第2周波数の値、及び前記第2デジタルデータのデータレートの値の公倍数に対応するサンプリングレートにて、前記制御装置の前記復調信号生成手段が生成した前記復調信号を解析する解析手段と、を備える。
付記2の通信システムは、付記1に記載の通信システムにおいて、前記制御装置は、前記被変調アナログ信号又は前記第2デジタルデータに対応する照合データを格納する格納手段、を備え、前記制御装置の前記解析手段は、前記制御装置の前記復調信号生成手段が生成した前記復調信号と所定の閾値とを比較して、当該比較結果に基づいて2値信号を生成する2値信号生成手段と、前記制御装置の前記2値信号生成手段が生成した前記2値信号を、前記サンプリングレートにてサンプリングすることによりサンプリングデータを取得する取得手段と、前記制御装置の前記取得手段が取得した前記サンプリングデータと、前記制御装置の前記格納手段が格納している前記照合データとに基づいて、前記制御装置の前記受信手段が前記第1無線信号又は前記第2無線信号のうちの何れの信号を受信したかを判定する判定手段と、を備える。
付記3の通信システムは、付記1又は2に記載の通信システムにおいて、前記公倍数は、前記第1周波数の値、前記第2周波数の値、及び前記第2デジタルデータのデータレートの値の最小公倍数である。
付記4の制御装置は、第1無線端末と、第2無線端末と、制御装置と、を備える通信システムにおける前記制御装置であって、前記第1無線端末は、第1デジタルデータに基づくMSK変調によって生成される被変調アナログ信号であって、第1周波数の信号と前記第1周波数とは異なる第2周波数の信号とを含む前記被変調アナログ信号に基づくFM変調によって第1無線信号を生成する第1無線信号生成手段と、前記第1無線端末の前記第1無線信号生成手段が生成した前記第1無線信号を無線送信する第1送信手段と、を備え、前記第2無線端末は、第2デジタルデータに基づくFSK変調によって第2無線信号を生成する第2無線信号生成手段と、前記第2無線端末の前記第2無線信号生成手段が生成した前記第2無線信号を無線送信する第2送信手段と、を備え、前記制御装置は、前記第1無線端末の前記第1送信手段が無線送信した前記第1無線信号、又は、前記第2無線端末の前記第2送信手段が無線送信した前記第2無線信号を無線受信する受信手段と、前記制御装置の前記受信手段が無線受信した信号を復調することにより、復調信号を生成する復調信号生成手段と、前記第1周波数の値、前記第2周波数の値、及び前記第2デジタルデータのデータレートの値の公倍数に対応するサンプリングレートにて、前記制御装置の前記復調信号生成手段が生成した前記復調信号を解析する解析手段と、を備える。
(付記の効果)
付記1に記載の通信システムによれば、被変調アナログ信号における第1周波数の値、当該被変調アナログ信号における第2周波数の値、及び第2デジタルデータのデータレートの値の公倍数に対応するサンプリングレートにて復調信号を解析するので、例えば、復調信号に対して適切なサンプリングレートにてサンプリングデータを取得することができ、MSK変調及びFM変調に基づく第1無線信号及びFSK変調に基づく第2無線信号を、1つのみ制御装置を用いて解析することが可能になる。
付記2に記載の通信システムによれば、サンプリングデータと照合データとに基づいて、第1無線信号又は第2無線信号のうちの何れの信号を受信したかを判定するので、例えば、データの照合という比較的簡便で単純な手法を用いて判定することができるために、煩雑な判定処理を省略することができ、第1無線信号又は第2無線信号のうちの何れの信号を受信したかの判定を容易に行うことが可能になる。
付記3に記載の通信システムによれば、サンプリングレートに対応する公倍数が、被変調アナログ信号における第1周波数の値、当該被変調アナログ信号における第2周波数の値、及び第2デジタルデータのデータレートの値の最小公倍数であるので、例えば、処理するべきデータ量を減少させることができ、第1無線信号及び第2無線信号の解析を迅速に行うことが可能になる。
付記4に記載の制御装置によれば、被変調アナログ信号における第1周波数の値、当該被変調アナログ信号における第2周波数の値、及び第2デジタルデータのデータレートの値の公倍数に対応するサンプリングレートにて復調信号を解析するので、例えば、復調信号に対して適切なサンプリングレートにてサンプリングデータを取得することができ、MSK変調及びFM変調に基づく第1無線信号及びFSK変調に基づく第2無線信号を、1つのみ制御装置を用いて解析することが可能になる。
1 第1無線端末
2 第2無線端末
3 制御装置
11 有線通信部
12 無線通信部
13 記憶部
14 制御部
21 有線通信部
22 無線通信部
23 記憶部
24 制御部
31 無線通信部
32 有線通信部
33 記憶部
34 制御部
100 通信システム
141 MSK変調部
142 FM変調部
241 FSK変調部
341 復調部
342 解析部
342A 波形整形部
342B 取得部
342C 判定部
t1 時間
t2 時間
t3 時間
t4 時間
t5 時間
t6 時間
t7 時間
t8 時間
t9 時間
t10 時間
t11 時間
t12 時間
t13 時間
t14 時間
t15 時間
t16 時間
t17 時間
t18 時間
t19 時間
t20 時間
t21 時間
t22 時間
t23 時間
t24 時間

Claims (6)

  1. 第1無線端末と、前記第1無線端末とは異なる第2無線端末と、制御装置と、を備える通信システムであって、
    前記第1無線端末は、
    第1デジタルデータに基づくMSK変調によって生成される被変調アナログ信号であって、第1周波数の信号と前記第1周波数とは異なる第2周波数の信号とを含む前記被変調アナログ信号に基づくFM変調によって第1無線信号を生成する第1無線信号生成手段と、
    前記第1無線端末の前記第1無線信号生成手段が生成した前記第1無線信号を無線送信する第1送信手段と、を備え、
    前記第2無線端末は、
    第2デジタルデータに基づくFSK変調によって第2無線信号を生成する第2無線信号生成手段と、
    前記第2無線端末の前記第2無線信号生成手段が生成した前記第2無線信号を無線送信する第2送信手段と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記第1無線端末の前記第1送信手段が無線送信した前記第1無線信号、又は、前記第2無線端末の前記第2送信手段が無線送信した前記第2無線信号を無線受信する受信手段と、
    前記制御装置の前記受信手段が無線受信した信号を復調することにより、復調信号を生成する復調信号生成手段と、
    前記第1周波数の値、前記第2周波数の値、及び前記第2デジタルデータのデータレートの値の公倍数に対応するサンプリングレートにて、前記制御装置の前記復調信号生成手段が生成した前記復調信号を解析する解析手段と、を備える、
    通信システム。
  2. 前記制御装置は、
    前記被変調アナログ信号又は前記第2デジタルデータに対応する照合データを格納する格納手段、を備え、
    前記制御装置の前記解析手段は、
    前記制御装置の前記復調信号生成手段が生成した前記復調信号と所定の閾値とを比較して、当該比較結果に基づいて2値信号を生成する2値信号生成手段と、
    前記制御装置の前記2値信号生成手段が生成した前記2値信号を、前記サンプリングレートにてサンプリングすることによりサンプリングデータを取得する取得手段と、
    前記制御装置の前記取得手段が取得した前記サンプリングデータと、前記制御装置の前記格納手段が格納している前記照合データとに基づいて、前記制御装置の前記受信手段が前記第1無線信号又は前記第2無線信号のうちの何れの信号を受信したかを判定する判定手段と、を備える、
    請求項1に記載の通信システム。
  3. 第1無線端末と、第2無線端末と、制御装置と、を備える通信システムであって、
    前記第1無線端末は、
    第1デジタルデータに基づくMSK変調によって生成される被変調アナログ信号であって、第1周波数の信号と前記第1周波数とは異なる第2周波数の信号とを含む前記被変調アナログ信号に基づくFM変調によって第1無線信号を生成する第1無線信号生成手段と、
    前記第1無線端末の前記第1無線信号生成手段が生成した前記第1無線信号を無線送信する第1送信手段と、を備え、
    前記第2無線端末は、
    第2デジタルデータに基づくFSK変調によって第2無線信号を生成する第2無線信号生成手段と、
    前記第2無線端末の前記第2無線信号生成手段が生成した前記第2無線信号を無線送信する第2送信手段と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記第1無線端末の前記第1送信手段が無線送信した前記第1無線信号、又は、前記第2無線端末の前記第2送信手段が無線送信した前記第2無線信号を無線受信する受信手段と、
    前記制御装置の前記受信手段が無線受信した信号を復調することにより、復調信号を生成する復調信号生成手段と、
    前記第1周波数の値、前記第2周波数の値、及び前記第2デジタルデータのデータレートの値の公倍数に対応するサンプリングレートにて、前記制御装置の前記復調信号生成手段が生成した前記復調信号を解析する解析手段と、
    前記被変調アナログ信号又は前記第2デジタルデータに対応する照合データを格納する格納手段と、を備え、
    前記制御装置の前記解析手段は、
    前記制御装置の前記復調信号生成手段が生成した前記復調信号と所定の閾値とを比較して、当該比較結果に基づいて2値信号を生成する2値信号生成手段と、
    前記制御装置の前記2値信号生成手段が生成した前記2値信号を、前記サンプリングレートにてサンプリングすることによりサンプリングデータを取得する取得手段と、
    前記制御装置の前記取得手段が取得した前記サンプリングデータと、前記制御装置の前記格納手段が格納している前記照合データとに基づいて、前記制御装置の前記受信手段が前記第1無線信号又は前記第2無線信号のうちの何れの信号を受信したかを判定する判定手段と、を備える、
    通信システム。
  4. 前記公倍数は、前記第1周波数の値、前記第2周波数の値、及び前記第2デジタルデータのデータレートの値の最小公倍数である、
    請求項1から3の何れか一項に記載の通信システム。
  5. 第1無線端末と、前記第1無線端末とは異なる第2無線端末と、制御装置と、を備える通信システムにおける前記制御装置であって、
    前記第1無線端末は、
    第1デジタルデータに基づくMSK変調によって生成される被変調アナログ信号であって、第1周波数の信号と前記第1周波数とは異なる第2周波数の信号とを含む前記被変調アナログ信号に基づくFM変調によって第1無線信号を生成する第1無線信号生成手段と、
    前記第1無線端末の前記第1無線信号生成手段が生成した前記第1無線信号を無線送信する第1送信手段と、を備え、
    前記第2無線端末は、
    第2デジタルデータに基づくFSK変調によって第2無線信号を生成する第2無線信号生成手段と、
    前記第2無線端末の前記第2無線信号生成手段が生成した前記第2無線信号を無線送信する第2送信手段と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記第1無線端末の前記第1送信手段が無線送信した前記第1無線信号、又は、前記第2無線端末の前記第2送信手段が無線送信した前記第2無線信号を無線受信する受信手段と、
    前記制御装置の前記受信手段が無線受信した信号を復調することにより、復調信号を生成する復調信号生成手段と、
    前記第1周波数の値、前記第2周波数の値、及び前記第2デジタルデータのデータレートの値の公倍数に対応するサンプリングレートにて、前記制御装置の前記復調信号生成手段が生成した前記復調信号を解析する解析手段と、を備える、
    制御装置。
  6. 第1無線端末と、第2無線端末と、制御装置と、を備える通信システムにおける前記制御装置であって、
    前記第1無線端末は、
    第1デジタルデータに基づくMSK変調によって生成される被変調アナログ信号であって、第1周波数の信号と前記第1周波数とは異なる第2周波数の信号とを含む前記被変調アナログ信号に基づくFM変調によって第1無線信号を生成する第1無線信号生成手段と、
    前記第1無線端末の前記第1無線信号生成手段が生成した前記第1無線信号を無線送信する第1送信手段と、を備え、
    前記第2無線端末は、
    第2デジタルデータに基づくFSK変調によって第2無線信号を生成する第2無線信号生成手段と、
    前記第2無線端末の前記第2無線信号生成手段が生成した前記第2無線信号を無線送信する第2送信手段と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記第1無線端末の前記第1送信手段が無線送信した前記第1無線信号、又は、前記第2無線端末の前記第2送信手段が無線送信した前記第2無線信号を無線受信する受信手段と、
    前記制御装置の前記受信手段が無線受信した信号を復調することにより、復調信号を生成する復調信号生成手段と、
    前記第1周波数の値、前記第2周波数の値、及び前記第2デジタルデータのデータレートの値の公倍数に対応するサンプリングレートにて、前記制御装置の前記復調信号生成手段が生成した前記復調信号を解析する解析手段と、
    前記被変調アナログ信号又は前記第2デジタルデータに対応する照合データを格納する格納手段と、を備え、
    前記制御装置の前記解析手段は、
    前記制御装置の前記復調信号生成手段が生成した前記復調信号と所定の閾値とを比較して、当該比較結果に基づいて2値信号を生成する2値信号生成手段と、
    前記制御装置の前記2値信号生成手段が生成した前記2値信号を、前記サンプリングレートにてサンプリングすることによりサンプリングデータを取得する取得手段と、
    前記制御装置の前記取得手段が取得した前記サンプリングデータと、前記制御装置の前記格納手段が格納している前記照合データとに基づいて、前記制御装置の前記受信手段が前記第1無線信号又は前記第2無線信号のうちの何れの信号を受信したかを判定する判定手段と、を備える、
    制御装置。
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