JP6489691B2 - 押出成形用金型 - Google Patents
押出成形用金型 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6489691B2 JP6489691B2 JP2015130187A JP2015130187A JP6489691B2 JP 6489691 B2 JP6489691 B2 JP 6489691B2 JP 2015130187 A JP2015130187 A JP 2015130187A JP 2015130187 A JP2015130187 A JP 2015130187A JP 6489691 B2 JP6489691 B2 JP 6489691B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- resin
- extrusion
- pressing
- resin passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
図2は、長尺状樹脂部材55の断面斜視図である。本実施形態に係る押出成形用金型1では、前後方向に細長い長尺状樹脂部材55が形成される。長尺状樹脂部材55は、図2に示すように、長手方向に垂直な断面が略T字状となるように形成された、いわゆる異形押出成形品である。長尺状樹脂部材55は、下面56aが平坦状に形成された前後方向に延びる第1部分56と、該第1部分56の上面56bにおける左右方向中央部を前後方向に延びる第2部分57とを有し、これらが一体に形成されている。
図3は、押出成形用金型1を上方から視た図である。また、図4は、図3のIV-IV線における断面図であり、図5は、図3のV-V線における断面図であり、図6は、図3のVI-VI線における断面図である。
上型3は、図4から図6を参照して、上外型5及び上中型6を有している。
下型4は、図4から図6を参照して、下外型7及び下中型8を有している。
型締めボルト27は、押出成形用金型1の型締めを行うためのボルトである。押出成形用金型1では、下型4に上型3が重ねられ、各型締めボルト用ネジ孔13,33及び型締めボルト用貫通孔23,43が上下方向に重なった状態で、型締めボルト27が、図4に示すように、型締めボルト用ネジ孔13,33に跨るように螺合される。
押出成形用金型1のPL面(具体的には上型3の下面及び下型4の上面)には、樹脂通路18が形成されている。樹脂通路18は、上外型5及び下外型7のそれぞれに形成された溝状の部分により構成された上流側樹脂通路18a(図4参照)と、上中型6に形成された溝状の部分と下中型8の上面とにより構成された下流側樹脂通路18b(図5及び図6参照)と、を有している。
図1から図8を参照して、本実施形態に係る押出成形用金型1では、型締めボルト27による上型3及び下型4の型締め、面圧調整ボルト28による上中型6と下中型8との間の面圧調整、押圧ボルト29による隙間Gの調整、その他の成形条件(金型温度等)が適切に設定された後、押出機50による樹脂材料Mの押し出しが行われる。ピストン51によって押し出された樹脂材料Mは、加熱されて溶融されつつ、上流側樹脂通路18a(すなわち、押出機側樹脂通路20a及び分岐路)を通過し、各分岐路の下流端から各下流側樹脂通路18bへ流れ込む。
ところで、本実施形態に係る押出成形用金型1で生成される長尺状樹脂部材55は、いわゆる異形押出成形品であり、丸棒状或いは板状の押出成形品と比べて形状が複雑であるため、押出成形後の後加工が非常に困難である。すなわち、異形押出成形品では、押出成形された寸法及び外観性状が、そのまま製品の寸法及び外観性状となる。
以上説明したように、上記実施形態に係る押出成形用金型1では、押出機50によって押し出された溶融樹脂が樹脂通路18を通過しつつ、該樹脂通路18の下流側に設けられた冷却領域CZによって冷却されて固化されることにより、長尺状樹脂部材55が形成される。このようにして形成された長尺状樹脂部材55は、樹脂通路出口19から順次流出され、所望の長さに切断されることにより、押出成形品が生成される。
本変形例に係る押出成形用金型1aでは、長尺状樹脂部材55と樹脂通路18との間の摺動抵抗を調整するための隙間Gの調整は、以下のようにして行われる。具体的には、隙間Gの調整は、図13を参照して、調整ボルト30の突出量dを調整することにより行うことができる。
以上説明したように、本変形例に係る押出成形用金型1aでは、可動側上中型6cを固定側上中型6bに対して上下方向に移動させて隙間Gを調整することにより、上記実施形態の場合と同様、所望の寸法精度及び外観性状を有する押出成形品を比較的容易に形成可能な押出成形用金型であって、コスト面及び設置スペースの観点において優れた押出成形用金型を提供できる。
押出成形品の原料となる樹脂として、粉末状の超高分子量ポリエチレン(UHMW−PE)を使用した。また、押出機50の可塑化シリンダー52の温度を約170℃、金型1の加熱領域HZにおける温度を約150℃とした。このような条件下で、溶融した樹脂を金型1内の樹脂通路18を通過させ、冷却水によって冷却して固化させることで所定形状の長尺状樹脂部材55を約300m成形(異形成形)した。このように成形した長尺状樹脂部材55から長さ1mの部位をランダムに7箇所から採取して試験片60とした(図15参照)。
図15は、試験片60の形状を模式的に示す断面斜視図である。本試験では、7箇所から採取した各試験片60の長さ方向(前後方向)の中央付近の断面において、d1〜d5の位置の寸法をマイクロメーターで測定し、7本の試験片60の平均値および標準偏差を算出した。寸法が狙い値に近く、標準偏差(=ばらつき)が小さいほど、樹脂の収縮が少なく、寸法精度が良好と判定した。
7箇所から採取した各試験片60の突出部61の上面61aと、各試験片60の下面62とで発生した試験片1mあたりのヒケ63の個数を目視で数え、試験片7本の平均値を算出した。試験片70の単位長さあたりのヒケ63の数が少ないほど外観性状が良好と判定した。
表1は、比較例に係る各試験片60の寸法データを纏めた表である。また、表2は、実施例に係る各試験片60の寸法データを纏めた表である。
表3は、比較例に係る各試験片60のヒケ63の数を纏めた表である。また、表4は、実施例に係る各試験片60のヒケ63の数を纏めた表である。
3,3a 上型
4,4a 下型
18 樹脂通路
19 樹脂通路出口
29 押圧ボルト(押圧部)
50 押出機
55 長尺状樹脂部材
CZ 冷却領域
HZ 加熱領域
G 隙間
Claims (6)
- 上型及び下型を備え、前記上型及び前記下型が互いに型締めされた状態で押出機によって押し出された溶融樹脂が通過する樹脂通路が形成され、当該溶融樹脂が冷却されて前記樹脂通路の下流端に形成された樹脂通路出口から外部へ流出することにより長尺状樹脂部材が形成される押出成形用金型であって、
前記上型及び前記下型は、前記押出機によって押し出された前記溶融樹脂が加熱される領域である加熱領域と、前記加熱領域を通過した後の前記溶融樹脂が冷却される冷却領域と、を含み、
前記樹脂通路における前記樹脂通路出口側の部分には、前記上型と前記下型との間に隙間が形成され、
前記冷却領域において、前記上型を前記下型側へ押圧して前記隙間を狭くすることにより、前記樹脂通路における前記樹脂通路出口側の部分の長手方向に垂直な通路断面を小さくする押圧部、を更に備え、
前記上型及び前記下型のうちの一方には、他方との間に形成される前記隙間が前記長尺状樹脂部材の進行方向に沿って徐々に大きくなる傾斜面が形成され、
前記押圧部は、前記上型を前記下型側へ押圧して、該上型における前記樹脂通路出口側の部分を撓ませることを特徴とする、押出成形用金型。 - 請求項1に記載の押出成形用金型において、
前記上型は、
前記上型のうち下側の金型であって、前記下型との間で前記隙間を形成する上中型と、
前記上型のうち上側の金型であって、前記上中型を保持する上外型と、
を有し、
前記押圧部は、前記上外型に形成されたネジ孔に螺合する押圧ボルトで構成され、先端部が前記上外型の下面から下方へ突出することにより、前記上中型を前記下型側へ押圧することを特徴とする、押出成形用金型。 - 上型及び下型を備え、前記上型及び前記下型が互いに型締めされた状態で押出機によって押し出された溶融樹脂が通過する樹脂通路が形成され、当該溶融樹脂が冷却されて前記樹脂通路の下流端に形成された樹脂通路出口から外部へ流出することにより長尺状樹脂部材が形成される押出成形用金型であって、
前記上型及び前記下型は、前記押出機によって押し出された前記溶融樹脂が加熱される領域である加熱領域と、前記加熱領域を通過した後の前記溶融樹脂が冷却される冷却領域と、を含み、
前記樹脂通路における前記樹脂通路出口側の部分には、前記上型と前記下型との間に隙間が形成され、
前記冷却領域において、前記上型を前記下型側へ押圧して前記隙間を狭くすることにより、前記樹脂通路における前記樹脂通路出口側の部分の長手方向に垂直な通路断面を小さくする押圧部、を更に備え、
前記上型は、
固定側部位と、
前記固定側部位とは別の部材として設けられた前記樹脂通路出口側の部位であって、前記固定側部位に対して上下方向に移動可能な可動側部位とを有し、
前記押圧部は、前記可動側部位を押圧して該可動側部位を前記下型側へ移動させるように構成され、
前記押出成形用金型は、前記下型に固定され、先端部が前記下型の上面から上方へ突出して前記可動側部位の下面に当接する突出部を更に備えていることを特徴とする、押出成形用金型。 - 請求項3に記載の押出成形用金型において、
前記突出部は、前記先端部の前記上面に対する突出量を調整可能な調整ボルトであることを特徴とする、押出成形用金型。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の押出成形用金型において、
前記樹脂通路の内周面には、硬質メッキが施されていることを特徴とする、押出成形用金型。 - 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の押出成形用金型において、
複数の前記樹脂通路が形成され、
複数の前記樹脂通路の配列方向に沿って並ぶ複数の前記押圧部を更に備えていることを特徴とする、押出成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015130187A JP6489691B2 (ja) | 2015-06-29 | 2015-06-29 | 押出成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015130187A JP6489691B2 (ja) | 2015-06-29 | 2015-06-29 | 押出成形用金型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017013285A JP2017013285A (ja) | 2017-01-19 |
| JP6489691B2 true JP6489691B2 (ja) | 2019-03-27 |
Family
ID=57828705
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2015130187A Active JP6489691B2 (ja) | 2015-06-29 | 2015-06-29 | 押出成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6489691B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7130585B2 (ja) * | 2018-03-27 | 2022-09-05 | 三ツ星ベルト株式会社 | 押出成形用金型 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5084569U (ja) * | 1973-12-12 | 1975-07-19 | ||
| JPS5763230A (en) * | 1980-10-03 | 1982-04-16 | Nippon Petrochem Co Ltd | Extrusion foaming equipment |
| JPH045017A (ja) * | 1990-04-24 | 1992-01-09 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 固化押出成形装置 |
| JP2968576B2 (ja) * | 1990-11-14 | 1999-10-25 | 三菱樹脂株式会社 | 固化押出成形装置 |
| WO2008009150A1 (en) * | 2006-07-21 | 2008-01-24 | Quadrant Epp Ag | Production of uhmwpe panels |
-
2015
- 2015-06-29 JP JP2015130187A patent/JP6489691B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2017013285A (ja) | 2017-01-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5824143B2 (ja) | 低一定圧力での射出成形のための装置 | |
| RU2009133826A (ru) | Совместное литье металлов с прямым охлаждением | |
| KR102226560B1 (ko) | 고무 압출 장치 및 고무 압출물의 제조 방법 | |
| JP6489691B2 (ja) | 押出成形用金型 | |
| CN102292205A (zh) | 带有调节背压的制动装置的挤压设备 | |
| CN103847042A (zh) | 用于连续纤维及树脂合成的专用模具及浸渍方法 | |
| TW200702146A (en) | Multilayered film/sheet molding die | |
| CN101678589A (zh) | 由热塑性塑料挤出面状或带状预成型件的装置和挤出这种预成型件的方法 | |
| JP6710593B2 (ja) | 押出成形用金型 | |
| JP3550682B2 (ja) | 押出しダイス | |
| JP6874444B2 (ja) | 押出成形装置及びシートの製造方法 | |
| KR101134945B1 (ko) | 압출다이유닛 | |
| KR102242301B1 (ko) | 고무 압출 장치 및 고무 압출물의 제조 방법 | |
| JP2006231805A (ja) | 押出成形方法および押出成形装置 | |
| US3000054A (en) | Extrusion die device | |
| KR101435093B1 (ko) | 사출 성형 장치 및 장척 성형품의 제조 방법 | |
| CA2998791C (en) | Device for producing plastic pipes | |
| JPS59114027A (ja) | 押出成形用ダイ | |
| JP7130585B2 (ja) | 押出成形用金型 | |
| AT412771B (de) | Extrusionswerkzeug für eine kunststoffschmelze | |
| JP6665840B2 (ja) | ゴム押出装置およびゴム押出物の製造方法 | |
| JP2013103451A (ja) | 熱可塑性樹脂成形体の製造方法 | |
| JP4613971B2 (ja) | 樹脂成形方法および樹脂成形品および金型 | |
| JP4566184B2 (ja) | 複合樹脂材料からなるグレーチング用メインバー、及びその製造方法 | |
| JP2016041497A (ja) | 合成樹脂製成形体の製造方法、合成樹脂製成形体製造用金型 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180115 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181109 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181120 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190115 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190220 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190225 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6489691 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |