JP6498706B2 - スケーラブルビデオコード化におけるビットストリーム適合制約 - Google Patents
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Description
[0030]ビデオ画像、TV画像、静止画像又はビデオレコーダ若しくはコンピュータによって生成された画像などの、デジタル画像は、水平ライン及び垂直ラインで構成された画素又はサンプルを含み得る。単一の画像中の画素の数は一般に数万個である。各画素は、一般に、ルミナンス情報とクロミナンス情報とを含んでいる。圧縮がなければ、画像エンコーダから画像デコーダに搬送されるべき情報の純粋な量は、リアルタイム画像伝送を実行不可能にすることになる。送信されるべき情報の量を低減するために、JPEG、MPEG及びH.263規格など、幾つかの異なる圧縮方法が開発された。
[0033]新規のシステム、装置及び方法の様々な態様は、これ以降、添付図面を参照しながら、より十分に説明される。しかしながら、本開示は、多くの異なる形態で実施可能であり、本開示の全体を通して示される任意の特定の構造又は機能に限定されるものと解釈されるべきでない。むしろ、本開示が、入念で完全であり、本開示の範囲を当業者に十分に伝達するように、これらの態様が提供される。本明細書の教示に基づいて、本開示の範囲は、本開示の他の態様と無関係に実装されるにせよ、本開示の他の態様と組み合わせて実装されるにせよ、本明細書で開示する新規のシステム、装置及び方法のいかなる態様をもカバーするものであることを、当業者なら諒解されたい。例えば、本明細書に記載される任意の数の態様を使用して装置が実装されてよく又は方法が実施されてもよい。更に、本開示の範囲は、本明細書に記載する本開示の様々な態様に加えて又はそれらの態様以外に、他の構造、機能又は構造及び機能を使用して実施されるそのような装置又は方法をカバーするものとする。本明細書で開示する任意の態様は、特許請求の範囲の1つ又は複数の要素により実施されてもよいことを理解されたい。
[0050]上記で簡略に述べられたように、ビデオエンコーダ20はビデオデータを符号化する。ビデオデータは、1つ又は複数のピクチャを備え得る。ピクチャの各々は、ビデオの一部を形成する静止画像である。幾つかの事例では、ピクチャは、ビデオ「フレーム」と呼ばれることがある。ビデオエンコーダ20がビデオデータを符号化するとき、ビデオエンコーダ20は、ビットストリームを生成し得る。ビットストリームは、ビデオデータのコード化された表現を形成するビットのシーケンスを含み得る。ビットストリームは、コード化ピクチャと、関連するデータとを含み得る。コード化ピクチャは、ピクチャのコード化された表現である。
[0074]図2Aは、本開示で説明する態様による技法を実装し得るビデオエンコーダ20の一例を示すブロック図である。ビデオエンコーダ20は、HEVCの場合など、ビデオフレームの単一のレイヤを処理するように構成され得る。更に、ビデオエンコーダ20は、本開示の技法のいずれか又は全てを実行するように構成され得る。幾つかの例では、本開示で説明する技法は、ビデオエンコーダ20の様々な構成要素間で共有され得る。幾つかの例では、追加又は代替として、プロセッサ(図示せず)が、本開示で説明する技法のいずれか又は全てを実行するように構成され得る。
[0107]図2Bは、本開示で説明する態様による技法を実装し得るマルチレイヤビデオエンコーダ23(単にビデオエンコーダ23とも呼ばれる)の一例を示すブロック図である。ビデオエンコーダ23は、SHVC及びマルチビューコード化の場合など、マルチレイヤビデオフレームを処理するように構成され得る。更に、ビデオエンコーダ23は、本開示の技法のいずれか又は全てを実行するように構成され得る。
[0114]図3Aは、本開示で説明する態様による技法を実装し得るビデオデコーダ30の一例を示すブロック図である。ビデオデコーダ30は、HEVCの場合など、ビデオフレームの単一のレイヤを処理するように構成され得る。更に、ビデオデコーダ30は、本開示の技法のいずれか又は全てを実行するように構成され得る。幾つかの例では、本開示で説明する技法は、ビデオデコーダ30の様々な構成要素の間で共有され得る。幾つかの例では、追加又は代替として、プロセッサ(図示せず)が、本開示で説明する技法のいずれか又は全てを実行するように構成され得る
[0115]説明の目的で、本開示は、HEVCコード化のコンテキストにおいてビデオデコーダ30を説明する。しかしながら、本開示の技法は他のコード化規格又は方法に適用可能であり得る。図3Aに示す例は、シングルレイヤコーデックのためのものである。しかしながら、図3Bに関して更に説明するように、ビデオデコーダ30の一部又は全部は、マルチレイヤコーデックの処理のために複製され得る。
[0130]図3Bは、本開示で説明する態様による技法を実装し得るマルチレイヤビデオデコーダ33(単にビデオデコーダ33とも呼ばれる)の一例を示すブロック図である。ビデオデコーダ33は、SHVC及びマルチビューコード化の場合など、マルチレイヤビデオフレームを処理するように構成され得る。更に、ビデオデコーダ33は、本開示の技法のいずれか又は全てを実行するように構成され得る。
[0136]ビデオコード化規格は、そのような規格に適合するビットストリームが従うべきビットストリーム適合制約を規定し得る。言い換えれば、規格に適合するビットストリーム(例えば、適合ビットストリーム)を有するために、ビットストリームは、規格によって規定された全てのビットストリーム適合制約を満たす必要がある。幾つかのビデオコード化規格では、適合ビットストリームは、エンコーダの出力に概念的に接続されている仮想デコーダによって復号されるべきと言われる。そのような仮想デコーダは、デコーダバッファ、デコーダ及び/又は表示ユニットからなり得る。この仮想デコーダは、既存のコード化方式(例えば、H.264、HEVCなど)において仮想参照デコーダ(HRD)と呼ばれることがある。所与の規格のビットストリーム適合制約は、所与の規格に適合する任意のデコーダによって正しく復号され得るビットストリームをエンコーダが生成することを確実にする。
[0138]上記で説明したように、ビットストリームは、2つ以上のビデオレイヤ(例えば、BL、ELなど)を含み得る。幾つかの実装形態では、ビットストリームは、複数のビットストリームパーティションに分割されてよく、ここで、各ビットストリームパーティションは、ビットストリームの中の少なくとも1つのビデオレイヤを含む。例えば、ビットストリームがレイヤA、B及びCを有する場合、ビットストリームはパーティションX及びYに分割されてよく、ここで、パーティションXはレイヤA及びBを含み、パーティションYはレイヤCを含む。ビデオレイヤが1つ又は複数のビットストリームパーティションに分割される方法は、区分方式と呼ばれることがある。例えば、エンコーダは、ビットストリームに対して(例えば、各区分方式に関連するパラメータを規定することによって)1つ又は複数の区分方式を規定し得る。幾つかの実施形態では、ビットストリームは、少なくとも2つのビットストリームパーティションを含み得る。
[0140]幾つかの既存のコード化方式では、ビットストリーム全体が、単一のパイプラインの中で一緒にトランスポートされる。ビットストリームの中のピクチャは、コード化ピクチャバッファ(CPB)に記憶され、デコーダへ出力され、復号ピクチャバッファ(DPB)に記憶される。
[0144]図5を参照しながら、ビットストリームパーティションに関連するパラメータを処理するための例示的なルーチンが説明される。図5は、本開示の一実施形態による、ビデオ情報をコード化するための方法500を示すフローチャートである。方法500は、エンコーダ(例えば、図2A又は図2Bに示すようなビデオエンコーダ)、デコーダ(例えば、図3A又は図3Bに示すようなビデオデコーダ)又は任意の他の構成要素によって実行され得る。便宜上、方法500は、エンコーダ、デコーダ又は別の構成要素であり得る、コーダによって実行されるものとして説明される。
[0148]幾つかの実装形態では、ビットストリームは、複数の復号単位に分割され、ここで、各復号単位は、AU全体又はAUの中の連続したVCL NAL単位のセットのいずれか及びそれらの関連する非VCL NAL単位として定義される。2つの隣接するレイヤ(例えば、連続したレイヤIDを有するレイヤ)を異なるビットストリームパーティションの中に配置する区分方式の下で、AU全体に広がる所与の復号単位は、所与の復号単位に含まれるVCL NAL単位を含む任意のビットストリームパーティションに対して、ビットストリームパーティションがどのようにトランスポートされるべきか(例えば、それらが別個にトランスポートされてよいかどうか又はそれらが一緒にトランスポートされる必要があるかどうか)に関するあいまいさを持ち込む場合がある。
[0151]幾つかの実装形態では、SEIメッセージがビットストリームに関する幾つかの追加情報を提供し得、そのうちの幾つかは随意であり得る。そのようなSEIメッセージのうちの幾つかは、バッファリング期間SEIメッセージ、ピクチャタイミングSEIメッセージ、復号単位情報SEIメッセージなどの、ビットストリーム適合制約を提供し得、それらはビットストリームが所与の規格(例えば、SHVC)に適合するか否かを決定するために存在することが必要とされる場合がある。例えば、ピクチャタイミングSEIメッセージは、単一のAUの中に存在し得る復号単位の数を規定し得る。例えば、ビットストリームが単一のレイヤを有する事例では、レイヤの中の各ピクチャが640画素×640画素としてのサイズを有し、個別に復号可能な最小単位である各コード化ツリーブロック(CTB)が64画素×64画素としてのサイズを有する場合、任意のAUの中の復号単位の最大数は10*10=100であり得る。従って、単一のAUの中の復号単位の数を示す、ピクチャタイミングSEIメッセージの中で規定される値は、両端値を含む1〜(CTBの中のピクチャサイズ)としての範囲の中にあるように制約され得る。言い換えれば、ピクチャタイミングSEIメッセージが、この範囲の外側である、単一のAUの中の復号単位の数に対する値を規定する場合、ピクチャタイミングSEIメッセージを含むビットストリームは、特定の規格(例えば、SHVC)に適合しないものと決定されてよい。
[0153]幾つかの実装形態では、ビットストリームが固定されたビットレートで到達する固定ビットレートCPBモデルが使用される。他の実装形態では、ビットストリームが可変ビットレートで到達する可変ビットレートCPBモデルが使用される。例えば、可変ビットレートCPBモデルを使用するそのような実装形態では、ビットストリームがデコーダ側において受信されるレートは、ある時間期間の間は一定であり得及び/又は、更に別の時間期間の間は0になり得る。
[0156]幾つかのビデオコード化方式は、ビットストリームが、ビットストリームの中のそれらのランダムアクセスポイントに先行するいかなるピクチャも復号する必要なく、それらのランダムアクセスポイントのいずれかから始めて復号され得るような、様々なランダムアクセスポイントをビットストリーム全体にわたって提供し得る。そのようなビデオコード化方式では、出力順序においてランダムアクセスポイントに追従する全てのピクチャ(例えば、ランダムアクセスポイントを提供するピクチャと同じアクセス単位の中にあるピクチャを含む)は、ランダムアクセスポイントに先行するいかなるピクチャも使用することなく正しく復号され得る。例えば、ビットストリームの一部分が送信の間又は復号の間に失われても、デコーダは、次のランダムアクセスポイントから始めてビットストリームの復号を再開することができる。ランダムアクセスのサポートは、例えば、動的なストリーミングサービス、シーク動作、チャネル切替えなどを容易にし得る。
[0159]スケーラブルビデオコード化の幾つかの実装形態では、IRAPピクチャは、異なるレイヤにわたって位置合わせされる(例えば、同じアクセス単位に含まれる)ことを必要とされない場合がある。例えば、IRAPピクチャが位置合わせを必要とされるのであれば、少なくとも1つのIRAPピクチャを含むいかなるアクセス単位もIRAPピクチャのみを含むはずである。一方、IRAPピクチャが位置合わせを必要とされないのであれば、単一のアクセス単位の中で、1つのピクチャ(例えば、第1のレイヤの中の)がIRAPピクチャであってよく、別のピクチャ(例えば、第2のレイヤの中の)が非IRAPピクチャであってよい。ビットストリームの中にそのような非整合IRAPピクチャを有することは、幾つかの利点をもたらすことがある。例えば、2レイヤビットストリームの中で、エンハンスメントレイヤの中よりも多くのIRAPピクチャがベースレイヤの中にある場合、ブロードキャスト及びマルチキャストの適用例において、小さい同調遅延及び高いコード化効率が達成され得る。
[0160]図6を参照しながら、接合点を有する例示的なビットストリームが説明される。図6は、ビットストリーム610及び620を接合することによって作り出されたマルチレイヤビットストリーム600を示す。ビットストリーム610は、エンハンスメントレイヤ(EL)610Aとベースレイヤ(BL)610Bとを含み、ビットストリーム620は、EL620AとBL620Bとを含む。EL610AはELピクチャ612Aを含み、BL610BはBLピクチャ612Bを含む。EL620Aは、ELピクチャ622A、624A及び626Aを含み、BL620Bは、BLピクチャ622B、624B及び626Bを含む。マルチレイヤビットストリーム600は、アクセス単位(AU)630〜660を更に含む。AU630は、ELピクチャ612AとBLピクチャ612Bとを含み、AU640は、ELピクチャ622AとBLピクチャ622Bとを含み、AU650は、ELピクチャ624AとBLピクチャ624Bとを含み、AU660は、ELピクチャ626AとBLピクチャ626Bとを含む。図6の例では、BLピクチャ622BはIRAPピクチャであり、AU640の中の対応するELピクチャ622Aは末尾のピクチャ(例えば、非IRAPピクチャ)であり、その結果として、AU640は非整合IRAP AUである。また、AU640が接合点670の直後にくるアクセス単位であることに留意されたい。
[0162]幾つかのビデオコード化方式では、復号ピクチャが出力される相対順序を追跡するためにPOCが使用され得る。この値は極めて大きい数(例えば、32ビット)であってよく、各スライスヘッダは、スライスに関連するピクチャのPOCを含み得る。従って、幾つかの実装形態では、POCの最下位ビット(LSB)だけがビットストリームの中で信号伝達され、POCの最上位ビット(MSB)はPOC導出プロセスに基づいて計算される。例えば、ビットを節約するために、LSBがスライスヘッダの中で信号伝達されてよく、MSBは、現在ピクチャのNAL単位タイプ及び(i)RASL又はRADLピクチャでなく、(ii)廃棄可能(例えば、他のピクチャがそれらに依存せず、それによって、帯域幅制約を満たすようにそれらが落とされることを可能にすることを示す「廃棄可能」としてマークされたピクチャ)でなく、(iii)サブレイヤ非参照ピクチャ(例えば、同じ時間サブレイヤ又は同じレイヤの中の他のピクチャによる参照のために使用されないピクチャ)でなく、(iv)0に等しい時間ID(例えば、時間サブレイヤID)値を有する、1つ又は複数の復号順序における前のピクチャのMSB及びLSBに基づいて、エンコーダ又はデコーダによって計算され得る。
[0165]図7を参照しながら、ビットストリーム適合制約が満たされているかどうかを決定するための例示的なルーチンが説明される。図7は、本開示の一実施形態による、ビデオ情報をコード化するための方法700を示すフローチャートである。図7に示すステップは、エンコーダ(例えば、図2A又は図2Bに示すようなビデオエンコーダ)、デコーダ(例えば、図3A又は図3Bに示すようなビデオデコーダ)又は任意の他の構成要素によって実行され得る。便宜上、方法700は、エンコーダ、デコーダ又は別の構成要素であり得る、コーダによって実行されるものとして説明される。
[0169]幾つかの実装形態では、幾つかのタイプのピクチャがビットストリームの中に現れるときはいつでも、POCの値はリセットされ得る(例えば、ゼロに設定され得る、ビットストリームの中で信号伝達される何らかの値に設定され得る、又はビットストリームの中に含まれる情報から導出され得る)。例えば、幾つかのランダムアクセスポイントピクチャがビットストリームの中に現れるとき、POCはリセットされてよい。特定のピクチャのPOCがリセットされると、復号順序において特定のピクチャに先行するいかなるピクチャのPOCも、例えば、それらのピクチャが出力される、又は表示されるべき相対順序を維持するようにリセットされてよい。また、その各々が特定のPOC値に関連し得る復号ピクチャは、後でDPBから除去されてよい。
[0170]図8〜図11を参照すると、POC値(例えば、LSB及びMSB)をリセットするための例示的なプロセスが説明される。上述されたように、幾つかのコード化方式では、単一のAUの中の全てのコード化ピクチャのPOCが同じであるべきであることを、幾つかの適合制約が規定することがある。POC値の適切なリセットを伴わないと、ビットストリームの中の非整合IRAP AUは、そのような適合制約に違反するPOC値を生み出すことがある。
[0176]幾つかの実装形態では、ビットストリーム適合制約は、コード化ビデオシーケンス(CVS)内の2つのピクチャm及びnに対して、DpbOutputTime[m]がDpbOutputTime[n]よりも大きい場合、ピクチャmのPicOrderCntValもピクチャnのPicOrderCntValよりも大きくなければならないことを規定する。但し、制約をテストするためにピクチャのPicOrderCntValのどんな値が使用されるべきかを制約が規定しないので、ピクチャm又はピクチャn若しくは中間のピクチャのPicOrderCntValがリセットされた場合、そのような制約が満たされるかどうかが不明瞭になる。更に、テストされるべきピクチャのうちの1つがテストする時間においてDPBから除去された場合、どのようにビットストリーム適合制約が満たされるべきなのかが不明瞭であり得る。その上、POCチェーンがCVS境界を越えてさえエンハンスメントレイヤの中で継続することができるので、PicOrderCntValの幾つかの制限はコード化ビデオシーケンスにわたってさえ適用可能であるべきである。例えば、所与のAUは、ベースレイヤの中のIDRピクチャとエンハンスメントレイヤの中の非IRAPピクチャとを含み得る。ベースレイヤの中のIDRピクチャは、ベースレイヤの中のPOCチェーンを分断するが、エンハンスメントレイヤの中の非IRAPピクチャは、エンハンスメントレイヤの中のPOCチェーンを分断しない(非IRAPピクチャに復号順序において後続する非IRAPピクチャ又は他のエンハンスメントレイヤピクチャを予測するために、所与のAUに復号順序において先行するエンハンスメントレイヤピクチャを使用することが望ましい場合がある)。
[0178]幾つかの実装形態では、ビットストリーム適合制約(例えば、DpbOutputTime[]又はピクチャごとに導出される他の変数)は、出力ピクチャの実際のフレームレートが、規定された最大フレームレート(例えば、300fps)を上回らないことを確実にするために、連続ピクチャの出力時間(例えば、ピクチャがDPBから除去されるとき)の下限を規定する。しかしながら、マルチレイヤビットストリームは、(例えば、単一のAUの中で)同じ出力時間に対応する2つ以上のピクチャを含む必要がある場合がある。従って、単一レイヤ事例の上記のビットストリーム適合制約がマルチレイヤ事例に適用されれば各AUが単一のピクチャしか含まない場合があり、そのことは望ましくない場合がある。従って、異なるAUの中のピクチャに出力時間制約が適用されるべきである。
[0179]本明細書で開示された情報及び信号は、多種多様な技術及び技法のいずれかを使用して表され得る。例えば、上記の説明全体にわたって参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル及びチップは、電圧、電流、電磁波、磁場若しくは磁性粒子、光場若しくは光学粒子又はそれらの任意の組合せによって表され得る。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ビットストリームの中のビデオ情報をコード化するための装置であって、
第1のピクチャを含む第1のレイヤ及び第2のピクチャを含む第2のレイヤに関連するビデオ情報を記憶するように構成されたメモリと、前記第1のピクチャが、現在アクセス単位(AU)に関連し、
前記メモリと通信するプロセッサと、
を備え、前記プロセッサは、
前記現在AUが前記第1のレイヤに関連する第1の条件を満たしているかどうかを決定することと、
前記現在AUが前記第1のレイヤに関連する前記第1の条件を満たしていないという決定に基づいて、復号ピクチャバッファ(DPB)の中の複数のピクチャの最高ピクチャ順序カウント(POC)と最低POCとの間の差分が閾値よりも小さいかどうかを決定することと
を行うように構成される、装置。
[C2]
前記プロセッサが、少なくとも部分的には、前記第1のピクチャが、前記第1のピクチャに復号順序において後続するが、前記第1のピクチャに復号順序において先行するピクチャを使用し得る、いかなるピクチャも出力されるべきでないことを示すフラグに関連するイントラランダムアクセスポイント(IRAP)ピクチャであるかどうかを決定することによって、前記現在AUが前記第1のレイヤに関連する前記第1の条件を満たしているかどうかを決定するように構成される、C1に記載の装置。
[C3]
前記プロセッサが、少なくとも部分的には、前記第2のピクチャに関連するフラグ又はシンタックス要素を処理することによって、前記現在AUが前記第1のレイヤに関連する前記第1の条件を満たしているかどうかを決定するように構成され、ここにおいて、前記第2のレイヤが、最低レイヤID値を有するベースレイヤである、C1に記載の装置。
[C4]
前記DPBの中の前記複数のピクチャが、前記第1のピクチャと、前記第1のレイヤに属するピクチャの第1のセットとを含む、C1に記載の装置。
[C5]
ピクチャの前記第1のセットが、前記第1のピクチャに復号順序において先行し、0に等しい時間ID値を有し、RASLピクチャ、RADLピクチャ又はサブレイヤ非参照ピクチャでない、1つ以上のピクチャを含む、C4に記載の装置。
[C6]
ピクチャの前記第1のセットが、前記第1のピクチャの短期参照ピクチャを含む、C4に記載の装置。
[C7]
ピクチャの前記第1のセットが、前記第1のピクチャに復号順序において先行するとともにそれぞれ前記ピクチャが出力されるべきことを示すフラグに関連する全てのピクチャを含む、C4に記載の装置。
[C8]
前記プロセッサが、前記現在AUが前記第1のレイヤに関連する前記第1の条件を満たしているという決定に基づいて、前記DPBの中の前記複数のピクチャの前記最高POCと前記最低POCとの間の前記差分が閾値よりも小さいかどうかを決定することを控えるようにさらに構成される、C1に記載の装置。
[C9]
前記プロセッサが、第5のピクチャに復号順序において後続するか、又は前記第5のピクチャと同じAUの中にあり、第2の条件を満たしている第7のピクチャに復号順序において先行し、前記第5のピクチャに復号順序において後続するか、又は前記第5のピクチャと同じAUの中にあり前記第7のピクチャに復号順序において先行する第4のピクチャのDPB出力時間よりも大きいDPB出力時間を有するところの第3のピクチャが、前記第4のピクチャのPOCよりも大きいPOCを有するかどうかを決定するようにさらに構成される、C1に記載の装置。
[C10]
前記第3及び第4のピクチャが前記第1のレイヤに属し、前記第3のピクチャが前記第4のピクチャに復号順序において先行する、C9に記載の装置。
[C11]
前記プロセッサが、
前記第4のピクチャを復号することと、
前記第4のピクチャを復号した直後に、前記第4のピクチャのDPB出力時間よりも大きいDPB出力時間を有する、前記第1のレイヤの中の前記第3のピクチャが、前記第4のピクチャのPOCよりも大きいPOCを有するかどうかを決定することと
を行うようにさらに構成される、C9に記載の装置。
[C12]
前記プロセッサが、
前記第4のピクチャを復号することと、
前記第4のピクチャに復号順序において後続する、前記第1のレイヤの中の1つ以上の他のピクチャを復号することと、
前記第4のピクチャのDPB出力時間よりも大きいDPB出力時間を有する、前記第1のレイヤの中の前記第3のピクチャが、前記第4のピクチャのPOCよりも大きいPOCを有するかどうかを決定することを控えることと
を行うようにさらに構成される、C9に記載の装置。
[C13]
前記プロセッサが、前記現在AUの中の第6のピクチャのDPB出力時間が、前記第1のピクチャのDPB出力時間から離れた閾値よりも小さいかどうかを決定することを控えるようにさらに構成される、C1に記載の装置。
[C14]
ビットストリームの中のビデオ情報をコード化するための方法であって、
第1のレイヤの中の第1のピクチャを含む現在AUが、前記第1のレイヤに関連する第1の条件を満たしているかどうかを決定することと、
前記現在AUが前記第1のレイヤに関連する前記第1の条件を満たしていないという決定に基づいて、復号ピクチャバッファ(DPB)の中の複数のピクチャの最高ピクチャ順序カウント(POC)と最低POCとの間の差分が閾値よりも小さいかどうかを決定することと、
前記ビットストリームの中の前記現在AUに関連するシンタックス要素をコード化することと
を備える方法。
[C15]
前記現在AUが前記第1のレイヤに関連する前記第1の条件を満たしているかどうかを決定することが、前記第1のピクチャが、前記第1のピクチャに復号順序において後続するが、前記第1のピクチャに復号順序において先行するピクチャを使用する、いかなるピクチャも出力されるべきでないことを示すフラグに関連するイントラランダムアクセスポイント(IRAP)ピクチャであるかどうかを決定することを備える、C14に記載の方法。
[C16]
前記現在AUが前記第1のレイヤに関連する前記第1の条件を満たしているかどうかを決定することが、第2のピクチャに関連するフラグ又はシンタックス要素を処理することを備え、ここにおいて、前記第2のピクチャが、最低レイヤID値を有するベースレイヤの中にある、C14に記載の方法。
[C17]
前記DPBの中の前記複数のピクチャが、前記第1のピクチャと、前記第1のレイヤに属するピクチャの第1のセットとを含む、C14に記載の方法。
[C18]
ピクチャの前記第1のセットが、前記第1のピクチャに復号順序において先行し、0に等しい時間ID値を有し、RASLピクチャ、RADLピクチャ又はサブレイヤ非参照ピクチャでない、1つ以上のピクチャを含む、C17に記載の方法。
[C19]
ピクチャの前記第1のセットが、前記第1のピクチャの短期参照ピクチャを含む、C17に記載の方法。
[C20]
ピクチャの前記第1のセットが、前記第1のピクチャに復号順序において先行するとともにそれぞれ前記ピクチャが出力されるべきことを示すフラグに関連する全てのピクチャを含む、C17に記載の方法。
[C21]
前記現在AUが前記第1のレイヤに関連する前記第1の条件を満たしているという決定に基づいて、前記DPBの中の前記複数のピクチャの前記最高POCと前記最低POCとの間の前記差分が閾値よりも小さいかどうかを決定することを控えることをさらに備える、C14に記載の方法。
[C22]
第5のピクチャに復号順序において後続するか又は前記第5のピクチャと同じAUの中にあり、第2の条件を満たしている第7のピクチャに復号順序において先行し、前記第5のピクチャに復号順序において後続するか、又は前記第5のピクチャと同じAUの中にあり前記第7のピクチャに復号順序において先行する第4のピクチャのDPB出力時間よりも大きいDPB出力時間を有するところの第3のピクチャが、前記第4のピクチャのPOCよりも大きいPOCを有するかどうかを決定することをさらに備える、C14に記載の方法。
[C23]
前記第3及び第4のピクチャが前記第1のレイヤに属し、前記第3のピクチャが前記第4のピクチャに復号順序において先行する、C22に記載の方法。
[C24]
前記第4のピクチャを復号することと、
前記第4のピクチャを復号した直後に、前記第4のピクチャのDPB出力時間よりも大きいDPB出力時間を有する、前記第1のレイヤの中の前記第3のピクチャが、前記第1のピクチャのPOCよりも大きいPOCを有するかどうかを決定することと
をさらに備える、C22に記載の方法。
[C25]
前記第4のピクチャを復号することと、
前記第4のピクチャに復号順序において後続する、前記第1のレイヤの中の1つ以上の他のピクチャを復号することと、
前記第4のピクチャのDPB出力時間よりも大きいDPB出力時間を有する、前記第1のレイヤの中の前記第3のピクチャが、前記第4のピクチャのPOCよりも大きいPOCを有するかどうかを決定することを控えることと
をさらに備える、C22に記載の方法。
[C26]
前記現在AUの中の第6のピクチャのDPB出力時間が、前記第1のピクチャのDPB出力時間から離れた閾値よりも小さいかどうかを決定することを控えることをさらに備える、C14に記載の方法。
[C27]
実行されたとき、装置に、
第1のピクチャを含む第1のレイヤ及び第2のピクチャを含む第2のレイヤに関連するビデオ情報を記憶することと、前記第1のピクチャが、現在アクセス単位(AU)に関連する、
前記現在AUが前記第1のレイヤに関連する第1の条件を満たしているかどうかを決定することと、
前記現在AUが前記第1のレイヤに関連する前記第1の条件を満たしていないという決定に基づいて、復号ピクチャバッファ(DPB)の中の複数のピクチャの最高ピクチャ順序カウント(POC)と最低POCとの間の差分が閾値よりも小さいかどうかを決定することと
を行わせるコードを備える非一時的コンピュータ可読媒体。
[C28]
前記コードが、前記装置に、第5のピクチャに復号順序において後続するか又は前記第5のピクチャと同じAUの中にあり、第2の条件を満たしている第7のピクチャに復号順序において先行し、前記第5のピクチャに復号順序において後続するか又は前記第5のピクチャと同じAUの中にあり前記第7のピクチャに復号順序において先行する第4のピクチャのDPB出力時間よりも大きいDPB出力時間を有する、第3のピクチャが、前記第4のピクチャのPOCよりも大きいPOCを有するかどうかをさらに決定させる、C27に記載のコンピュータ可読媒体。
[C29]
ビットストリームの中のビデオ情報をコード化するように構成されたビデオコード化機器であって、
第1のピクチャを含む第1のレイヤ及び第2のピクチャを含む第2のレイヤに関連するビデオ情報を記憶するための手段と、前記第1のピクチャが、現在アクセス単位(AU)に関連する、
前記現在AUが前記第1のレイヤに関連する第1の条件を満たしているかどうかを決定するための手段と、
前記現在AUが前記第1のレイヤに関連する前記第1の条件を満たしていないという決定に基づいて、復号ピクチャバッファ(DPB)の中の複数のピクチャの最高ピクチャ順序カウント(POC)と最低POCとの間の差分が閾値よりも小さいかどうかを決定するための手段と
を備えるビデオコード化機器。
[C30]
第5のピクチャに復号順序において後続するか又は前記第5のピクチャと同じAUの中にあり、第2の条件を満たしている第7のピクチャに復号順序において先行し、前記第5のピクチャに復号順序において後続するか、又は前記第5のピクチャと同じAUの中にあり前記第7のピクチャに復号順序において先行する第4のピクチャのDPB出力時間よりも大きいDPB出力時間を有する、第3のピクチャが、前記第4のピクチャのPOCよりも大きいPOCを有するかどうかを決定することをさらに備える、C29に記載のビデオコード化機器。
Claims (30)
- ビットストリームの中のビデオ情報をコード化するための装置であって、
複数のピクチャのうちの現在ピクチャを含む現在レイヤ、および前記現在レイヤとは異なるベースレイヤに関連するビデオ情報を記憶するように構成されたメモリと、
前記メモリと通信するプロセッサと、
を備え、前記プロセッサは、
前記現在ピクチャが、(i)前記ベースレイヤ中にあり、(ii)特定のフラグ値に関連するイントラランダムアクセスポイント(IRAP)ピクチャに後続する現在レイヤ中の最初のピクチャであるかどうかを決定することと、
前記現在ピクチャが、(i)前記ベースレイヤ中にあり、(ii)前記特定のフラグ値に関連するIRAPピクチャに後続する前記現在レイヤ中の最初のピクチャでないことに基づいて、前記複数のピクチャのそれぞれのピクチャ順序カウント(POC)を、前記それぞれのPOCの最高POCと前記それぞれのPOCの最低POCとの間の差分が閾値よりも小さくなるように信号伝達することと
を行うように構成される、装置。 - 前記プロセッサが、前記現在ピクチャが、前記現在ピクチャに復号順序において後続するが、参照のために前記現在ピクチャに復号順序において先行するピクチャを使用し得る、いかなるピクチャも出力されるべきでないことを示すフラグに関連するIRAPピクチャでないという決定に基づいて、前記最高POCと前記最低POCとの間の前記差分が前記閾値よりも小さくなるように、前記それぞれのPOCを信号伝達するようにさらに構成される、請求項1に記載の装置。
- 前記プロセッサが、前記現在ピクチャのPOCの最上位ビット(MSB)がシグナリングされるべきでなく、前記現在ピクチャが、前記現在ピクチャに復号順序において後続するが、参照のために前記現在ピクチャに復号順序において先行するピクチャを使用し得る、いかなるピクチャも出力されるべきでないことを示すフラグに関連するIRAPピクチャでないという決定に基づいて、前記最高POCと前記最低POCとの間の前記差分が前記閾値よりも小さくなるように、前記それぞれのPOCを信号伝達するようにさらに構成される、請求項1に記載の装置。
- 前記複数のピクチャが、前記現在ピクチャと同じアクセス単位(AU)中にない少なくとも1つのピクチャを含む、請求項1に記載の装置。
- 前記複数のピクチャが、前記現在ピクチャに復号順序において先行し、0に等しい時間ID値を有し、ランダムアクセススキップド進み(RASL)ピクチャ、ランダムアクセス復号可能進み(RADL)ピクチャ又はサブレイヤ非参照ピクチャでない、1つ以上のピクチャを含む、請求項1に記載の装置。
- 前記複数のピクチャが、前記現在ピクチャの短期参照ピクチャを含む、請求項1に記載の装置。
- 前記複数のピクチャが、前記現在ピクチャに復号順序において先行するとともにそれぞれ前記ピクチャが出力されるべきことを示すフラグに関連する全てのピクチャを含む、請求項1に記載の装置。
- 前記プロセッサが、前記現在ピクチャが、(i)前記ベースレイヤ中にあり、前記特定のフラグ値に関連する前記IRAPピクチャに後続する前記現在レイヤ中の前記最初のピクチャ、又は(ii)前記現在ピクチャに復号順序において後続するが、参照のために前記現在ピクチャに復号順序において先行するピクチャを使用し得る、いかなるピクチャも出力されるべきでないことを示すフラグに関連するIRAPピクチャ、のどちらかであるという決定に基づいて、前記複数のピクチャの前記最高POCと前記最低POCとの間の前記差分が前記閾値よりも小さいかどうかを決定することを控えるようにさらに構成される、請求項1に記載の装置。
- 前記プロセッサが、第5のピクチャに復号順序において後続するか又は前記第5のピクチャと同じアクセス単位(AU)の中にあるかのどちらかであり、条件を満たしている現在AUに復号順序において先行し、前記第5のピクチャに復号順序において後続するか又は前記第5のピクチャと同じAUの中にあるかのどちらかであり前記現在AUに復号順序において先行する第4のピクチャの復号ピクチャバッファ(DPB)出力時間よりも大きいDPB出力時間を有するところの第3のピクチャが、前記第4のピクチャのPOCよりも大きいPOCを有するかどうかを決定するようにさらに構成される、請求項1に記載の装置。
- 前記第3及び第4のピクチャが前記現在レイヤに属し、前記第3のピクチャが前記第4のピクチャに復号順序において先行する、請求項9に記載の装置。
- 前記プロセッサが、
前記第4のピクチャを復号することと、
前記第4のピクチャを復号した直後に、前記第4のピクチャのDPB出力時間よりも大きいDPB出力時間を有する、前記現在レイヤの中の前記第3のピクチャが、前記第4のピクチャのPOCよりも大きいPOCを有するかどうかを決定することと
を行うようにさらに構成される、請求項9に記載の装置。 - 前記プロセッサが、
前記第4のピクチャを復号することと、
前記第4のピクチャに復号順序において後続する、前記現在レイヤの中の1つ以上の他のピクチャを復号することと、
前記第4のピクチャのDPB出力時間よりも大きいDPB出力時間を有する、前記現在レイヤの中の前記第3のピクチャが、前記第4のピクチャのPOCよりも大きいPOCを有するかどうかを決定することを控えることと
を行うようにさらに構成される、請求項9に記載の装置。 - 前記プロセッサが、前記現在ピクチャと同じアクセス単位(AU)の中の第6のピクチャの復号ピクチャバッファ(DPB)出力時間が、前記現在ピクチャのDPB出力時間から離れた閾値よりも小さいかどうかを決定することを控えるようにさらに構成される、請求項1に記載の装置。
- ビットストリームの中のビデオ情報をコード化するための方法であって、
現在レイヤの中にある複数のピクチャのうちの現在ピクチャを含む現在AUが、(i)ベースレイヤ中にあり、(ii)特定のフラグ値に関連するイントラランダムアクセスポイント(IRAP)ピクチャに後続する前記現在レイヤ中の最初のピクチャであるかどうかを決定することと、ここにおいて、前記ベースレイヤは、前記現在レイヤとは異なる、
前記現在ピクチャが、(i)前記ベースレイヤ中にあり、(ii)前記特定のフラグ値に関連するIRAPピクチャに後続する前記現在レイヤ中の最初のピクチャでないという決定に基づいて、前記複数のピクチャのそれぞれのピクチャ順序カウント(POC)を、前記それぞれのPOCの最高POCと前記それぞれのPOCの最低POCとの間の差分が閾値よりも小さくなるように信号伝達することと、
前記ビットストリームの中の前記現在AUに関連するシンタックス要素をコード化することと
を備える方法。 - 前記現在ピクチャが、前記現在ピクチャに復号順序において後続するが、参照のために前記現在ピクチャに復号順序において先行するピクチャを使用する、いかなるピクチャも出力されるべきでないことを示すフラグに関連するIRAPピクチャでないという決定に基づいて、前記最高POCと前記最低POCとの間の前記差分が前記閾値よりも小さくなるように、前記それぞれのPOCを信号伝達することをさらに備える、請求項14に記載の方法。
- 前記現在ピクチャのPOCの最上位ビット(MSB)がシグナリングされるべきでなく、前記現在ピクチャが、前記現在ピクチャに復号順序において後続するが、参照のために前記現在ピクチャに復号順序において先行するピクチャを使用し得る、いかなるピクチャも出力されるべきでないことを示すフラグに関連するIRAPピクチャでないという決定に基づいて、前記最高POCと前記最低POCとの間の前記差分が前記閾値よりも小さくなるように、前記それぞれのPOCを信号伝達することをさらに備える、請求項14に記載の方法。
- 前記複数のピクチャが、前記現在ピクチャと同じアクセス単位(AU)中にない少なくとも1つのピクチャを含む、請求項14に記載の方法。
- 前記複数のピクチャが、前記現在ピクチャに復号順序において先行し、0に等しい時間ID値を有し、ランダムアクセススキップド進み(RASL)ピクチャ、ランダムアクセス復号可能進み(RADL)ピクチャ又はサブレイヤ非参照ピクチャでない、1つ以上のピクチャを含む、請求項14に記載の方法。
- 前記複数のピクチャが、前記現在ピクチャの短期参照ピクチャを含む、請求項14に記載の方法。
- 前記複数のピクチャが、前記現在ピクチャに復号順序において先行するとともにそれぞれ前記ピクチャが出力されるべきことを示すフラグに関連する全てのピクチャを含む、請求項14に記載の方法。
- 前記現在ピクチャが、(i)前記ベースレイヤ中にあり、前記特定のフラグ値に関連する前記TRAPピクチャに後続する前記現在レイヤ中の最初のピクチャ、又は(ii)前記現在ピクチャに復号順序において後続するが、参照のために前記現在ピクチャに復号順序において先行するピクチャを使用し得る、いかなるピクチャも出力されるべきでないことを示すフラグに関連するIRAPピクチャ、のどちらかであるという決定に基づいて、前記複数のピクチャの前記最高POCと前記最低POCとの間の前記差分が前記閾値よりも小さいかどうかを決定することを控えることをさらに備える、請求項14に記載の方法。
- 第5のピクチャに復号順序において後続するか又は前記第5のピクチャと同じアクセス単位(AU)の中にあるかのどちらかであり、条件を満たしている現在AUに復号順序において先行し、前記第5のピクチャに復号順序において後続するか又は前記第5のピクチャと同じAUの中にあるかのどちらかであり前記現在AUに復号順序において先行する第4のピクチャの復号ピクチャバッファ(DPB)出力時間よりも大きいDPB出力時間を有するところの第3のピクチャが、前記第4のピクチャのPOCよりも大きいPOCを有するかどうかを決定することをさらに備える、請求項14に記載の方法。
- 前記第3及び第4のピクチャが前記現在レイヤに属し、前記第3のピクチャが前記第4のピクチャに復号順序において先行する、請求項22に記載の方法。
- 前記第4のピクチャを復号することと、
前記第4のピクチャを復号した直後に、前記第4のピクチャのDPB出力時間よりも大きいDPB出力時間を有する、前記現在レイヤの中の前記第3のピクチャが、前記現在ピクチャのPOCよりも大きいPOCを有するかどうかを決定することと
をさらに備える、請求項22に記載の方法。 - 前記第4のピクチャを復号することと、
前記第4のピクチャに復号順序において後続する、前記現在レイヤの中の1つ以上の他のピクチャを復号することと、
前記第4のピクチャのDPB出力時間よりも大きいDPB出力時間を有する、前記現在レイヤの中の前記第3のピクチャが、前記第4のピクチャのPOCよりも大きいPOCを有するかどうかを決定することを控えることと
をさらに備える、請求項22に記載の方法。 - 前記現在ピクチャと同じアクセス単位(AU)の中の第6のピクチャの復号ピクチャバッファ(DPB)出力時間が、前記現在ピクチャのDPB出力時間から離れた閾値よりも小さいかどうかを決定することを控えることをさらに備える、請求項14に記載の方法。
- 実行されたとき、装置に、
複数のピクチャのうちの現在ピクチャを含む現在レイヤ、および前記現在レイヤとは異なるベースレイヤに関連するビデオ情報を記憶することと、
前記現在ピクチャが、(i)前記ベースレイヤ中にあり、(ii)特定のフラグ値に関連するイントラランダムアクセスポイント(IRAP)ピクチャに後続する前記現在レイヤ中の最初のピクチャであるかどうかを決定することと、
前記現在ピクチャが、(i)前記ベースレイヤ中にあり、(ii)前記特定のフラグ値に関連するIRAPピクチャに後続する前記現在レイヤ中の最初のピクチャでないという決定に基づいて、前記複数のピクチャのそれぞれのピクチャ順序カウント(POC)を、前記それぞれのPOCの最高POCと前記それぞれのPOCの最低POCとの間の差分が閾値よりも小さくなるように信号伝達することと
を行わせるコードを備える非一時的コンピュータ可読媒体。 - 前記コードが、前記装置に、第5のピクチャに復号順序において後続するか又は前記第5のピクチャと同じアクセス単位(AU)の中にあるかのどちらかであり、条件を満たしている現在AUに復号順序において先行し、前記第5のピクチャに復号順序において後続するか又は前記第5のピクチャと同じAUの中にあるかのどちらかであり前記現在AUに復号順序において先行する第4のピクチャの復号ピクチャバッファ(DPB)出力時間よりも大きいDPB出力時間を有するところの第3のピクチャが、前記第4のピクチャのPOCよりも大きいPOCを有するかどうかをさらに決定させる、請求項27に記載のコンピュータ可読媒体。
- ビットストリームの中のビデオ情報をコード化するように構成されたビデオコード化機器であって、
複数のピクチャのうちの現在ピクチャを含む現在レイヤ、および前記現在レイヤとは異なるベースレイヤに関連するビデオ情報を記憶するための手段と、
前記現在ピクチャが、(i)前記ベースレイヤ中にあり、(ii)特定のフラグ値に関連するイントラランダムアクセスポイント(IRAP)ピクチャに後続する前記現在レイヤ中の最初のピクチャであるかどうかを決定するための手段と、
前記現在ピクチャが、(i)前記ベースレイヤ中にあり、(ii)前記特定のフラグ値に関連するIRAPピクチャに後続する前記現在レイヤ中の最初のピクチャでないという決定に基づいて、前記複数のピクチャのそれぞれのピクチャ順序カウント(POC)を、前記それぞれのPOCの最高POCと前記それぞれのPOCの最低POCとの間の差分が閾値よりも小さくなるように信号伝達するための手段と
を備えるビデオコード化機器。 - 第5のピクチャに復号順序において後続するか又は前記第5のピクチャと同じアクセス単位(AU)の中にあるかのどちらかであり、条件を満たしている現在AUに復号順序において先行し、前記第5のピクチャに復号順序において後続するか又は前記第5のピクチャと同じAUの中にあるかのどちらかであり前記現在AUに復号順序において先行する第4のピクチャの復号ピクチャバッファ(DPB)出力時間よりも大きいDPB出力時間を有するところの第3のピクチャが、前記第4のピクチャのPOCよりも大きいPOCを有するかどうかを決定するための手段をさらに備える、請求項29に記載のビデオコード化機器。
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