JP6499457B2 - 医療用活栓 - Google Patents
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Description
栓部材が他の回動位置にある時、流入ポートが主通路を介して供給ポートに連なり、流出ポートは主通路と遮断される。この状態でシリンジを吸引操作することにより、造影剤供給ラインからの造影剤を供給ポート、主通路、流入ポートを経てシリンジに補充することができる。
収容空間と、シリンジからの注入剤が流入される1つまたは複数の流入ポートと、患者側に連なる流出ポートを有するボデイと、
主通路を有し、上記ボデイの収容空間内に第1回動位置と第2回動位置との間で回動可能に収容される栓部材と、
を備えた医療用活栓において、
上記栓部材はさらにエア抜き通路を有し、このエア抜き通路の上流端は、上記栓部材の周面において上記主通路の開口端から周方向に離れた位置で開口し、その下流端は外部に連なり、
上記1つの流入ポートまたは上記複数の流入ポートのうちの1つは、上記栓部材が第1回動位置にある時に、上記主通路と遮断されて上記エア抜き通路の上流端に連なり、上記栓部材が第2回動位置にある時に、上記主通路を介して上記流出ポートに連なることを特徴とする。
この構成により、三方活栓において、エア抜き通路を用いて第1、第2の2つのポートでのエア抜きを行うことができる、
上記活栓の第1流入ポートに直接または間接的に第1シリンジを接続し、上記流出ポートを患者側注入ラインを介して患者に接続し、上記栓部材を上記第1回動位置に位置させた状態で、上記第1シリンジに充填された注入剤を、上記第1流入ポート、上記主通路、上記流出ポート、上記患者側注入ラインを経て患者に注入する第1注入工程。
上記栓部材を上記第1回動位置に位置させ、上記第2流入ポートに第2シリンジを直接または間接的に接続した状態で、この第2シリンジに充填された注入剤を押し出すことにより、この注入剤を第2流入ポートおよび上記エア抜き通路を介して漏出させ、これと同時に上記第2流入ポート内のエアを排出するエア抜き工程。
上記エア抜き工程の後で、上記栓部材を上記第2回動位置まで回動させ、上記第2シリンジに充填された注入剤を、上記第2流入ポート、上記主通路、上記流出ポート、上記患者側注入ラインを経て患者に注入する第2注入工程。
上記栓部材が第2回動位置にある状態で、上記第1シリンジを上記第1流入ポートから取り外し、注入剤を再充填した上記第1シリンジまたは注入剤を充填した他のシリンジを、上記第1流入ポートに接続する再接続工程と、
上記再接続工程の後で、上記栓部材を第2回動位置に維持したまま、上記第1シリンジまたは他のシリンジから注入剤を押し出し、この注入剤を第1流入ポートおよび上記エア抜き通路を介して漏出させ、これと同時に上記第1流入ポート内のエアを排出するエア抜き工程と、
上記エア抜き工程の後で、上記栓部材を上記第1回動位置まで回動させ、上記第1シリンジまたは他のシリンジに充填された注入剤を、上記第1流入ポート、上記主通路、上記流出ポート、上記患者側注入ラインを経て患者に注入する第3注入工程。
ボデイ10は樹脂製であり、主筒部11と、この主筒部11から直交する方向に突出する第1流入側筒部12(第1シリンジ接続筒部)、第2流入側筒部13(第2シリンジ接続筒部)および流出側筒部14とを一体に有している。これら筒部12〜14の軸線は主筒部11の軸線と直交する平面上にあり、第2流入側筒部13は第1流入側筒部12と直交し、流出側筒部14は第1流入側筒部12と一直線上に配置されている。
生理食塩水の注入工程の際に外気がエア通路23から第1流入ポート12aに入り込む可能性がある場合には、生理食塩水の注入工程が終了した後、造影剤の注入再開に先立って、エア抜きを行う。すなわち、栓部材20の角度位置を生理食塩水注入工程のまま変えずに(図7A〜図7Cの位置)、第1シリンジ2を操作して造影剤を押し出す。すると、造影剤は図7Cの矢印D4で示すように、第1流入ポート12a、エア抜き通路23を経て外部に漏れ出る。これにより、第1流入ポート12aのエア抜きを行うことができる。
次に、第1シリンジ2を第1流入ポート12aに再接続し、上述と同様にして第1流入ポート12aのエア抜きを行った後で、栓部材20を回動させて図4A〜図4Cの位置に戻し、造影剤の再注入を行う。
なお、第1シリンジ2を再接続する代わりに、造影剤を充填した他の新しいシリンジを第1流入ポート12aに再接続してもよい。
栓部材20は、図14A,図14Bに示す連通位置(第2回動位置)と、図15A、図15Bに示す遮断位置(第1回動位置)との間で回動可能である。
なお、この連通位置では、エア抜き通路23の上流端23aはボデイ10の収容空間11aの内周面によって塞がれている。
生理食塩水の注入が求められる場合には、栓部材20を図15A,図15Bに示す遮断位置にし、流入ポート12aを主通路22から遮断し、エア抜き通路23の上流端23aに連ねる。この状態で第1シリンジを流入側筒部12から外し、この流入側筒部12に第2シリンジを接続する。この状態で第2シリンジから生理食塩水を押し出す。すると、生理食塩水は、図15Bの矢印D6に示すように、流入ポート12aおよびエア抜き通路23を通って外部に漏れ出る。この時、流入ポート12aのエア抜きが行われる。
次に、第1シリンジを流入ポート12aに再接続し、上述と同様にして流入ポート12aのエア抜きを行った後で、栓部材20を回動させて連通位置に戻し、造影剤の再注入を行う。なお、第1シリンジを再接続する代わりに、造影剤を充填した他の新しいシリンジを流入ポート12aに再接続してもよい。
患者に注入される注入剤は造影剤、生理食塩水以外の薬剤であってもよい。
血圧モニタリングラインを三方活栓等を介して上記実施形態の医療用活栓の上流側または下流側に接続してもよい。上流側に接続する場合には、医療用活栓の流入ポートにはシリンジがチューブ等を介して間接的に接続される。
患者側注入ラインは例えば冠動脈まで延びるカテーテルであってもよい。
1’ 二方活栓(医療用活栓)
2 第1シリンジ
3 患者側注入ライン
4 第2シリンジ
10 ボデイ
12a 第1流入ポート(流入ポート)
13a 第2流入ポート
14a 流出ポート
20 栓部材
22 主通路
22a〜22c 主通路の開口端
23 エア抜き通路
23a エア抜き通路の上流端
23b、23b’ エア抜き通路の下流端
40、50、60、70、80 逆流防止構造
Claims (4)
- 収容空間と、互いに周方向に90°離間しシリンジからの注入剤が流入される第1、第2流入ポートと、上記第1流入ポートから周方向に180°離間し患者側に連なる流出ポートと、を有するボデイと、
主通路を有し、上記ボデイの収容空間内に少なくとも第1回動位置と第2回動位置との間で回動可能に収容される栓部材と、
を備え、上記栓部材の上記主通路は、上記栓部材を貫通し上記栓部材の周面に開口する2つの開口端を有する第1通路部分と、上記第1通路部分に連なり上記栓部材の周面に開口する1つの開口端を有する第2通路部分とを含み、上記第1通路部分の上記2つの開口端が周方向に180°離間し、上記第2通路部分の上記開口端が上記第1通路部分の上記2つの開口端から周方向に90°離間している三方活栓としての医療用活栓において、
上記栓部材はさらにエア抜き通路を有し、
上記エア抜き通路の上流端は、上記栓部材の周面に開口し、上記主通路の上記第1通路部分の上記2つの開口端から90°離間し、上記第2通路部分の上記開口端から周方向に180°離間しており、
上記エア抜き通路の下流端は上記栓部材における回動軸線方向の端面に開口して外部に連なっており、
上記栓部材が上記第1回動位置にある時、上記第1流入ポートが上記主通路の第1通路部分を介して上記流出ポートに連なり、上記第2流入ポートが上記主通路と遮断されて上記エア抜き通路の上流端に連なり、
上記栓部材が上記第2回動位置にある時、上記第2流入ポートが上記主通路の第1通路部分の2つの開口端のうちの一方の開口端と上記第2通路部分を介して上記流出ポートに連なり、上記第1流入ポートが上記主通路と遮断されて上記エア抜き通路の上流端に連なることを特徴とする医療用活栓。 - 上記エア抜き通路の流通断面積が上記主通路の流通断面積より小さいことを特徴とする請求項1に記載の医療用活栓。
- 上記栓部材は上記回動軸線方向の一端側に操作部を有し、他端側の端面に上記エア抜き通路の下流端が開口していることを特徴とする請求項1または2に記載の医療用活栓。
- さらに、上記エア抜き通路の下流端を覆うエア逆流防止構造を備え、このエア逆流防止構造は、上記エア抜き通路から外部へのエアの排出を許容し、外部からエア抜き通路へのエアの逆流を防止することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の医療用活栓。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015012909A JP6499457B2 (ja) | 2015-01-27 | 2015-01-27 | 医療用活栓 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015012909A JP6499457B2 (ja) | 2015-01-27 | 2015-01-27 | 医療用活栓 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2016137030A JP2016137030A (ja) | 2016-08-04 |
| JP2016137030A5 JP2016137030A5 (ja) | 2018-02-08 |
| JP6499457B2 true JP6499457B2 (ja) | 2019-04-10 |
Family
ID=56558240
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2015012909A Active JP6499457B2 (ja) | 2015-01-27 | 2015-01-27 | 医療用活栓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6499457B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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-
2015
- 2015-01-27 JP JP2015012909A patent/JP6499457B2/ja active Active
Also Published As
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| JP2016137030A (ja) | 2016-08-04 |
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