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JP6500532B2 - 車両用衝突検知装置 - Google Patents
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JP6500532B2 - 車両用衝突検知装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の歩行者等との衝突を検知するための車両用衝突検知装置に関する。
従来、歩行者が車両に衝突した際、歩行者への衝撃を軽減するための歩行者保護装置を備えた車両がある。この車両では、バンパ部にセンサを備えた衝突検知装置を設け、このセンサにより車両に歩行者等が衝突したことが検知された場合、歩行者保護装置を作動させ、歩行者への衝撃を和らげる構成となっている。この歩行者保護装置には、例えばポップアップフードと呼ばれるものがある。このポップアップフードは、車両の衝突検知時に、エンジンフードの後端を上昇させ、歩行者とエンジン等の硬い部品との間隔(クリアランス)を増加させ、そのスペースを用いて歩行者の頭部への衝突エネルギーを吸収し、頭部への衝撃を低減させるものである。
上記した車両用衝突検知装置には、車両のバンパ内におけるバンパレインフォースメントの前面に、チャンバ空間を内部に有するチャンバ部材を配設し、このチャンバ空間内の圧力を圧力センサにより検出するようにしたものがある。この構成のものでは、バンパ(バンパカバー)へ歩行者等の物体が衝突すると、バンパカバーの変形に伴ってチャンバ部材が変形し、チャンバ空間に圧力変化が発生する。この圧力変化を圧力センサが検出することで歩行者の衝突を検知している。
近年、上記したチャンバ式の車両用衝突検知装置よりも、小型で搭載性に優れたチューブ部材を用いて衝突を検知するチューブ式の車両用衝突検知装置が提案されている。この車両用衝突検知装置は、車両のバンパ内に配設されたバンパアブソーバと、バンパアブソーバに車幅方向に沿って形成された溝部に装着される中空のチューブ部材と、チューブ部材内の圧力を検出する圧力センサとを備えて構成される。そして、車両前方に歩行者等が衝突した際には、バンパアブソーバが衝撃を吸収しながら変形すると同時にチューブ部材も変形する。このとき、チューブ部材内の圧力が上昇し、この圧力変化を圧力センサにより検出することに基づいて、車両の歩行者との衝突を検知する。
特表2014−505629号公報
しかしながら、上記した構成の車両用衝突検知装置では、例えば、バンパ(バンパカバー)の車幅方向端部側(コーナ部分)において、車両前方の歩行者等との衝突に伴う衝撃(外力)が車両側方へ逃げることにより、衝突時にチューブ部材が充分に変形せず、圧力センサの出力が小さくなる可能性がある。このため、圧力センサにより検出される圧力の出力がバンパの車幅方向における衝突位置(車幅方向位置)によってばらつくことを少なくすることが、一つの課題となっている。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、バンパの車幅方向における衝突位置に拘わらず高精度に衝突検知を行うことができる車両用衝突検知装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の車両用衝突検知装置(1)は、車両のバンパ(7)内においてバンパレインフォースメント(9)の車両前方側に配設されたバンパアブソーバ(2)と、バンパアブソーバに車幅方向に延びて形成された溝部(2c)に装着される内部に中空部(3a,31a)が形成された検出用チューブ部材(3,31)と、検出用チューブ部材の中空部内の圧力を検出する圧力センサ(4)とを有し、圧力センサによる圧力検出結果に基づいてバンパへの物体(歩行者)の衝突を検知する。検出用チューブ部材は、バンパアブソーバの前面(2a)から当該検出用チューブ部材までの第1の距離(La,La1,La2)が車幅方向位置にて異なると共に、バンパアブソーバの後面(2b)から当該検出用チューブ部材までの第2の距離(Lb,Lb1,Lb2)が車幅方向位置にて異なる状態で溝部に装着され、第1の距離は、バンパ及び/又はバンパ内の部品の剛性が相対的に高くなる車幅方向位置において、短くなるように設定されていることを特徴とする。
上記課題を解決するためになされた請求項2に記載の車両用衝突検知装置(1)は、車両のバンパ(7)内においてバンパレインフォースメント(9)の車両前方側に配設されたバンパアブソーバ(2)と、バンパアブソーバに車幅方向に延びて形成された溝部(2c)に装着される内部に中空部(3a,31a)が形成された検出用チューブ部材(3,31)と、検出用チューブ部材の中空部内の圧力を検出する圧力センサ(4)とを有し、圧力センサによる圧力検出結果に基づいてバンパへの物体(歩行者)の衝突を検知する。検出用チューブ部材は、バンパアブソーバの前面(2a)から当該検出用チューブ部材までの第1の距離(La,La1,La2)が車幅方向位置にて異なると共に、バンパアブソーバの後面(2b)から当該検出用チューブ部材までの第2の距離(Lb,Lb1,Lb2)が車幅方向位置にて異なる状態で溝部に装着され、バンパアブソーバの車両前後方向の長さ(A,A1,A2)は、車幅方向位置にて異なるものであり、溝部は、バンパアブソーバの車両前後方向の長さに応じて、第1の距離が設定されるように形成されたことを特徴とする。
この構成によれば、バンパアブソーバの前面から検出用チューブ部材までの第1の距離及びバンパアブソーバの後面2bから検出用チューブ部材までの第2の距離、即ちバンパアブソーバにおける溝部の前後位置を車幅方向位置で異なるようにすることで、圧力センサにより検出される圧力の出力が、バンパの車幅方向における衝突位置(車幅方向位置)によってばらつくことを少なくすることができる。つまり、圧力センサにより検出される圧力の出力が小さくなる可能性がある位置(車幅方向端部側など)では、バンパアブソーバにおける溝部の前後位置を車両前方側に配置させ、圧力センサの出力を充分に発生させることができる。これにより、バンパの車幅方向における衝突位置に拘わらず高精度に衝突検知を行うことができる。なお、この欄及び特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1の実施形態の車両用衝突検知装置の全体構成を示す図である。 図1のバンパ部の拡大図である。 図2のバンパ部のIII−III断面図である。 図2のバンパ部のIV−IV断面図である。 第2の実施形態におけるバンパ部の拡大図である。 図5のVI−VI断面図である。 図5のVII−VII断面図である。 第3の実施形態におけるバンパ部の拡大図である。 図8のIX−IX断面図である。 図8のX−X断面図である。
[第1の実施形態]
以下、本発明の第1の実施形態の車両用衝突検知装置について、図1〜図4を参照して説明する。図1及び図2に示すように、本実施形態の車両用衝突検知装置1は、バンパアブソーバ2、中空の検出用チューブ部材3、圧力センサ4、速度センサ5、衝突検知ECU6等を備えて構成される。この車両用衝突検知装置1は、車両前方に設けられたバンパ7への物体(歩行者等)の衝突を検知するものである。バンパ7は、図3及び図4に示すように、バンパカバー8、バンパアブソーバ2、バンパレインフォースメント9を主体として構成されている。
バンパアブソーバ2は、バンパ7において衝撃吸収の作用を受け持つ部材であり、例えば発泡ポリプロピレン等からなる。このバンパアブソーバ2は、図3及び図4に示すように、バンパレインフォースメント9の前面9aに対向する位置(車両前方側)に、車幅方向に延びて配設される。このバンパアブソーバ2は、車両前方側の面である前面2aと、車両後方側の面である後面2bとを有している。なお、図示しないが、バンパアブソーバ2とバンパレインフォースメント9とは、それぞれに設けられた嵌合部により嵌合固定されているものとする。また、バンパアブソーバ2の後面2bと、バンパレインフォースメント9の前面9aは当接している。
また、バンパアブソーバ2の内部には、検出用チューブ部材3を装着するための溝部2cが形成されている。この溝部2cは、矩形の断面形状を有し、車両前後方向に湾曲した湾曲状部21を形成しながら、車幅方向に沿って設けられている。なお、溝部2cの断面形状は、矩形に限られず、他にも、円形や楕円形であってもよいものとする。
本実施形態では、溝部2cは、バンパアブソーバ2の前面2aから当該溝部2cの車両前方側の内壁面までの距離La(第1の距離)、及び、バンパアブソーバ2の後面2bから当該溝部2cの車両後方側の内壁面までの距離Lb(第2の距離)が車幅方向位置にて異なるように形成されている。具体的には、図2に示すように、車幅方向両端部(コーナ部分)の2箇所と、車両前方に設置されたヘッドライト(図示しない)付近の2箇所との計4箇所において、第1の距離Laが短くなるように溝部2cが形成されている。また、湾曲状部21は、溝部2cの前後位置が変化する位置に左右5箇所ずつ計10箇所設けられている(図2の丸い囲い線参照)。
本実施形態では、バンパ7の車幅方向端部側(コーナ部分)、及び車両前方のヘッドライト、ラジエータグリル等の剛性が高い部品が配置された部分では、衝突時に検出用チューブ部材3へ負荷される荷重が小さくなり、圧力センサ4の出力が小さくなる場合を想定している。即ち、車幅方向端部側(コーナ部分)では、バンパ7(バンパカバー8)が角張った形状となっているため、衝突時にバンパカバー8が変形し難い場合がある。また、車両前方のヘッドライト、ラジエータグリル等の剛性が高い部品が配置された部分では、当該部品の存在により衝突時におけるバンパアブソーバ2の変形量が小さくなる場合がある。
そこで、図3に示す車幅方向中央側(センター部分)等における第1の距離La1よりも、図4に示す車幅方向端部側(コーナ部分)、及びヘッドライト付近における第1の距離La2を短くしている。このように、衝突時の検出用チューブ部材3に対する負荷荷重が小さくなる部分において、検出用チューブ部材3が車両前方側に配置されるように溝部2cの前後位置を調節している。これにより、車幅方向全体に亘って圧力センサ4の出力が充分に発生するようにしている。
一方、バンパアブソーバ2の後面2bから当該溝部2cの車両後方側の内壁面までの距離Lb(第2の距離)に関しては、図3に示す車幅方向中央側(センター部分)等における第2の距離Lb1が、図4に示す車幅方向端部側(コーナ部分)、及びヘッドライト付近における第2の距離Lb2よりも短くなっている。
また、湾曲状部21を有する溝部2cが形成されたバンパアブソーバ2の製造方法については、例えば、上下に分割された2つのバンパアブソーバを接着固定することによって行うものとする。この場合、一方のバンパアブソーバの下面に湾曲状部21を有する溝部2cを形成し、この下面に他方のバンパアブソーバの上面を接着することで、本実施形態のバンパアブソーバ2が製造される。また、1つのバンパアブソーバに湾曲した貫通孔を設けることにより、本実施形態のバンパアブソーバ2を成形してもよい。
検出用チューブ部材3は、図1及び図2に示すように、内部に中空部3aが形成され、車幅方向(車両左右方向)に延びている部材である。この検出用チューブ部材3は、車両のバンパ7内におけるバンパレインフォースメント9の前面9aに対向する位置(車両前方側)に配設される。検出用チューブ部材3の両端部は、バンパレインフォースメント9の車幅方向左右の外側にて、略コ字状に湾曲して後述する圧力センサ4に接続される。
この検出用チューブ部材3は、円形の断面形状を有し、合成ゴム、例えばシリコーンゴムからなる。検出用チューブ部材3の外形寸法は、例えば、外径8mm程度、内径4mm程度、肉厚2mm程度である。なお、検出用チューブ部材3の材質としては、他にもエチレンプロピレンゴム(EPDM)等でもよい。
本実施形態では、検出用チューブ部材3は、車両前後方向に湾曲した湾曲部3bを有する状態で溝部2cに装着される(図2の丸い囲い線参照)。具体的には、検出用チューブ部材3は、バンパアブソーバ2の前面2aから当該検出用チューブ部材3までの第1の距離Laが車幅方向位置にて異なると共に、バンパアブソーバ2の後面2bから当該検出用チューブ部材3までの第2の距離Lbが車幅方向位置にて異なる状態で溝部2cに装着される。具体的には、上述したように、バンパ7(バンパカバー8)のコーナ部分、及び車両前方のヘッドライト付近等における第1の距離La2が、他の部分(センター部分等)の第1の距離La1よりも短くなっている。また、検出用チューブ部材3は、溝部2c内において車幅方向全体が全周に亘って溝部2cの内壁面に囲まれた状態で装着される。
圧力センサ4は、バンパレインフォースメント9の前面9aよりも車両後方側に配置される。具体的には、圧力センサ4は、バンパカバー8内の左右両端部側に2つ設置され、バンパレインフォースメント9の後面9bにボルト(図示しない)等で締結することにより固定されて取り付けられる。本実施形態では、このように圧力センサ4を2つ設置することにより、冗長性及び検出精度を確保している。
この圧力センサ4は、図2に示すように、検出用チューブ部材3の左右両端部に接続され、検出用チューブ部材3の中空部3a内の圧力を検出するように構成されている。具体的には、圧力センサ4は、気体の圧力変化を検出するセンサ装置であり、検出用チューブ部材3の中空部3a内の空気の圧力変化を検出する。圧力センサ4は、図1に示すように、伝送線を介して衝突検知ECU(Electronic Control Unit)6に電気的に接続され、圧力に比例した信号を衝突検知ECU6へ出力する。衝突検知ECU6は、圧力センサ4による圧力検出結果に基づいて、バンパ7への歩行者等の衝突を検知する。また、衝突検知ECU6は、歩行者保護装置10に電気的に接続されている。
速度センサ5は、車両の速度を検出するセンサ装置であり、衝突検知ECU6に信号線を介して電気的に接続されている。この速度センサ5は、車両速度に比例した信号を衝突検知ECU6へ送信する。
衝突検知ECU6は、CPUを主体として構成され、車両用衝突検知装置1の動作全般を制御するものであり、圧力センサ4、速度センサ5、歩行者保護装置10のそれぞれに電気的に接続されている(図1参照)。衝突検知ECU6には、圧力センサ4からの圧力信号(圧力データ)、速度センサ5からの速度信号(速度データ)等が入力される。衝突検知ECU6は、圧力センサ4による圧力検出結果(入力信号)及び速度センサ5による速度検出結果(入力信号)に基づいて、所定の衝突判定処理を実行し、バンパ7への歩行者等の物体の衝突を検知した場合には歩行者保護装置10を作動させる。
バンパ7は、車両の衝突時における衝撃を和らげるためのものであり、バンパカバー8、バンパアブソーバ2、バンパレインフォースメント9等から構成される。バンパカバー8は、バンパ7の構成部品を覆うように設けられ、ポリプロピレン等の樹脂製の部材である。このバンパカバー8は、バンパ7の外観を構成すると同時に、車両全体の外観の一部を構成するものとなっている。
バンパレインフォースメント9は、バンパカバー8内に配設されて車幅方向に延びるアルミニウム等の金属製の剛性部材であって、図3及び図4に示すように、内部中央に梁が設けられた中空部材である。また、バンパレインフォースメント9は、車両前方側の面である前面9aと、車両後方側の面である後面9bとを有している。このバンパレインフォースメント9は、図1及び図2に示すように、車両前後方向に延びる一対の金属製部材であるサイドメンバ11の前端に取り付けられる。
通常、車両の衝突事故においては、車両の進行方向(車両前方)に存在する歩行者や車両と衝突する場合が多い。このため、本実施形態では、圧力センサ4をバンパレインフォースメント9の後面9bに配設して、車両前方の歩行者や車両との衝突に伴う衝撃(外力)が、車両前方に設けられたバンパカバー8等から圧力センサ4に直接伝わることをバンパレインフォースメント9の存在によって保護している。
歩行者保護装置10としては、例えばポップアップフードを用いる。このポップアップフードは、車両の衝突検知後瞬時に、エンジンフードの後端を上昇させ、歩行者とエンジン等の硬い部品との間隔(クリアランス)を増加させ、そのスペースを用いて歩行者の頭部への衝突エネルギーを吸収し、歩行者の頭部への衝撃を低減させるものである。なお、ポップアップフードの代わりに、車体外部のエンジンフード上からフロントウインド下部にかけてエアバッグを展開させて歩行者の衝撃を緩衝するカウルエアバッグ等を用いてもよい。
次に、本実施形態における車両用衝突検知装置1の衝突時の動作について説明する。車両前方に歩行者等の物体が衝突した際には、バンパ7のバンパカバー8が歩行者等との衝突による衝撃により変形する。続いて、バンパアブソーバ2が衝撃を吸収しながら変形すると同時に、検出用チューブ部材3も変形する。このとき、検出用チューブ部材3の中空部3a内の圧力が急上昇し、この圧力変化が圧力センサ4に伝達する。
本実施形態では、上述の通り、バンパ7の車幅方向端部側(コーナ部分)、及び、車両前方のラジエータグリル付近において、圧力センサ4の出力が小さくなる場合を想定して、これらの部分の検出用チューブ部材3(溝部2c)の前後位置を車両前方側に配置している。これにより、車幅方向全体に亘って圧力センサ4の出力が充分に発生するようにしている。
車両用衝突検知装置1の衝突検知ECU6は、圧力センサ4の検知結果に基づいて、所定の衝突判定処理を実行する。この衝突判定処理では、例えば圧力センサ4及び速度センサ5の検出結果に基づいて、衝突物の有効質量を算出し、この有効質量が所定の閾値より大きい場合、歩行者との衝突が発生したものと判定する。更に、車両速度が所定の範囲(例えば時速25km〜55kmの範囲)内である場合に、歩行者保護装置10の作動を要する歩行者との衝突が発生したものと判定する。
ここで、「有効質量」とは、衝突時における圧力センサ4の検出値より、運動量と力積の関係を利用して算出する質量をいう。車両と物体との衝突が発生した場合、歩行者とは質量の異なる衝突物では、検知される圧力センサ4の値が異なる。このため、人体の有効質量と、想定される他の衝突物の質量との間に閾値を設定することにより、衝突物の種類を切り分けることが可能となる。この有効質量は、次式に示すように、圧力センサ4により検出される圧力の値の所定時間における定積分値を、速度センサ5により検出される車両速度で割ることにより算出される。
M=(∫P(t)dt)/V・・・(式1)
なお、Mは有効質量、Pは所定時間における圧力センサ4による検出値、tは所定時間(例えば、数ms〜数十ms)、Vは速度センサ5により検出される衝突時の車両速度を示している。有効質量を算出する方法には、他にも、衝突した物体の運動エネルギーEを表す式E=1/2・MV2を用いて算出することが可能である。この場合、有効質量は、M=2・E/V2により算出される。
そして、衝突検知ECU6は、歩行者保護装置10の作動を要する歩行者との衝突が発生したと判定した場合、歩行者保護装置10を作動させる制御信号を出力し、歩行者保護装置10を作動させて、上記したように歩行者への衝撃を低減させる。
以上説明したように、第1の実施形態の車両用衝突検知装置1は、車両のバンパ7内においてバンパレインフォースメント9の車両前方側に配設されたバンパアブソーバ2と、バンパアブソーバ2に車幅方向に延びて形成された溝部2cに装着される内部に中空部3aが形成された検出用チューブ部材3,31と、検出用チューブ部材3の中空部3a内の圧力を検出する圧力センサ4とを有し、圧力センサ4による圧力検出結果に基づいてバンパ7への物体(歩行者)の衝突を検知する。
そして、検出用チューブ部材3は、バンパアブソーバ2の前面2aから当該検出用チューブ部材3までの第1の距離Laが車幅方向位置にて異なると共に、バンパアブソーバ2の後面2bから当該検出用チューブ部材3までの第2の距離Lbが車幅方向位置にて異なる状態で溝部2cに装着される。具体的には、第1の距離Laは、バンパ7及び/又はバンパ7内の部品の剛性が相対的に高い車幅方向位置において、当該第1の距離Laが短く設定されたことを特徴とする。
この構成によれば、検出用チューブ部材3は、バンパアブソーバ2の前面2aから当該検出用チューブ部材3までの第1の距離La及びバンパアブソーバ2の後面2bから当該検出用チューブ部材3までの第2の距離Lb、即ちバンパアブソーバ2における溝部2cの前後位置を車幅方向位置で異なるようにすることで、圧力センサ4により検出される圧力の出力が、バンパ7の車幅方向における衝突位置(車幅方向位置)によってばらつくことを少なくすることができる。具体的には、バンパ7(バンパカバー8)、及びバンパ7内の部品(ラジエータグリル、ヘッドライト等)の剛性が相対的に高い車幅方向位置における第1の距離La2を、他の部分の第1の距離La1よりも短く設定することで、圧力センサ4により検出される圧力の出力が小さくなる可能性がある位置において、バンパアブソーバ2における溝部2cの前後位置を車両前方側に配置させ、圧力センサ4の出力を充分に発生させることができる。これにより、バンパ7の車幅方向における衝突位置に拘わらず高精度に衝突検知を行うことができる。
また、検出用チューブ部材3は、車両前後方向に湾曲した湾曲部3bを有する状態で溝部2cに装着されることを特徴とする。この構成によれば、検出用チューブ部材3を車両前後方向に湾曲した湾曲部3bを有する状態で溝部2cに装着することで、バンパアブソーバ2における検出用チューブ部材3の前後位置を適宜変更させることが可能となる。
また、検出用チューブ部材3は、溝部2c内において車幅方向全体が全周に亘って当該溝部2cの内壁面に囲まれた状態で装着されることを特徴とする。この構成によれば、溝部2c内において検出用チューブ部材3の車幅方向全体が全周に亘って溝部2cの内壁面に囲まれているので、検出用チューブ部材3を複数箇所で湾曲させても、検出用チューブ部材3が湾曲に伴って生じる弾性力によって溝部2cの外側へはみ出してしまうことを防止でき、検出用チューブ部材3を所定の位置に確実に配置させることができる。
また、溝部2cは、矩形の断面形状を有していることを特徴とする。この構成によれば、溝部2cの車両前方側の内壁面とバンパアブソーバ2の前面2aとが略平行になるように溝部2cを配置できるので、バンパアブソーバ2における溝部2cの前後位置(第1の距離La及び第2の距離Lb)の調節を正確に行うことができる。
また、圧力センサ4をバンパレインフォースメント9の後面9bに固定しているので、バンパ7の左右端部付近に歩行者等の物体が衝突しても、バンパレインフォースメント9によって衝撃が低減され、圧力センサ4にバンパカバー8からの衝撃が直接伝わらない。このため、バンパカバー8の変形により圧力センサ4に外力が加わり、圧力センサ4が外力により損傷してしまうことを防止できる。これにより、車両用衝突検知装置1の耐性を改善できるとともに、車両用衝突検知装置1による衝突検知の信頼性を向上させることができる。
また、圧力センサ4をバンパレインフォースメント9の後面9bの左右両端部側に2つ配設することにより、検出用チューブ部材3における圧力変化を高い精度で検知できるとともに、冗長性を確保できる。即ち、2つの圧力センサ4の出力を用いて衝突判定を行うことによって、誤検知を防止して正確な衝突検知を行うことができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について、図5〜図7を参照して説明する。なお、図5〜図7において上記第1の実施形態と同一部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてだけ説明する。
第2の実施形態においては、図5に示すように、バンパアブソーバ2の車両前後方向の長さA(厚さ)が、車幅方向位置で異なるものとなっている。具体的には、図6に示す車幅方向中央側(センター部分など)におけるバンパアブソーバ2の車両前後方向の長さA1(厚さ)が、図7に示す車幅方向端部側(コーナ部分)におけるバンパアブソーバ2の車両前後方向の長さA2よりも長く(厚く)なっている。
また、溝部2cは、バンパアブソーバ2の前面2aから当該溝部2cの車両前方側の内壁面までの第1の距離Laが車幅方向位置で異なると共に、バンパアブソーバ2の後面2bから当該溝部2cの車両後方側の内壁面までの第2の距離Lbが車幅方向位置で異なるように形成されている。本実施形態では、第1の距離Laは、バンパアブソーバ2の車両前後方向の長さAに応じて設定されている。具体的には、図6に示す車幅方向中央側(センター部分)における第1の距離La1が、図7に示す車幅方向端部側(コーナ部分)における第1の距離La2よりも短くなっている。また、湾曲状部21は、溝部2cの前後位置が変化する位置に左右1箇所ずつ計2箇所設けられている(図5の丸い囲い線参照)。
従って、第2の施形態では、検出用チューブ部材3は、車幅方向中央側における第1の距離La1が車幅方向端部側における第1の距離La2よりも短くなった状態で、溝部2cに装着される。即ち、検出用チューブ部材3は、センター部分とコーナ部分との左右2箇所の境界部分(湾曲状部21)において車両前後方向に湾曲した湾曲部3bを有する状態で溝部2cに装着される(図5の丸い囲い線参照)。なお、バンパ7の車幅方向端部側(コーナ部分)においては、バンパアブソーバ2の後面2bに、溝部2cが車幅方向に沿って形成されている。つまり、車幅方向端部側では、バンパアブソーバ2の後面2bから検出用チューブ部材3までの第2の距離Lbが0となっている。
上記第2の実施形態では、バンパアブソーバ2の車両前後方向の長さAが長い位置(車幅方向中央側)の方が、バンパアブソーバ2の車両前後方向の長さAが短い位置(車幅方向端部側)よりも、圧力センサ4の出力が小さくなることを想定している。これは、バンパアブソーバ2の車両前後方向の長さAが長い位置の方が短い位置よりも、同じバンパアブソーバ2の変形量に対する検出用チューブ部材3の変形量が小さくなることに基づいている。
第2の実施形態では、バンパ7の車幅方向中央側(センター部分など)におけるバンパアブソーバ2の車両前後方向の長さA1が、車幅方向端部側(コーナ部分)におけるバンパアブソーバ2の車両前後方向の長さA2よりも長くなっている。このことを考慮して、車幅方向中央側部分の溝部2c(検出用チューブ部材3)の前後位置を車両前方側に配置して、車幅方向中央側部分における圧力センサ4の出力が大きくなるようにしている。これにより、車幅方向全体に亘って圧力センサ4の出力が充分に発生するようにしている。
以上説明した第2の実施形態の車両用衝突検知装置1では、バンパアブソーバ2の車両前後方向の長さAは、車幅方向位置にて異なるものであり、溝部2cは、バンパアブソーバ2の車両前後方向の長さAに応じて、バンパアブソーバ2の前面2aからの距離Lが設定されている。具体的には、溝部2cは、バンパアブソーバ2の車両前後方向の長さAが長い位置ほどバンパアブソーバ2の前面2aからの距離Lが短くなるように形成されたことを特徴とする。
つまり、第2の実施形態の車両用衝突検知装置1では、バンパアブソーバ2の車両前後方向の長さA1が長い位置(車幅方向中央側)において、バンパアブソーバ2の前面2aから溝部2cまでの距離L1を、バンパアブソーバ2の車両前後方向の長さAが短い位置(車幅方向端部側)におけるバンパアブソーバ2の前面2aから溝部2cまでの距離L2よりも短くしている。
この第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。即ち、第2の実施形態では、圧力センサ4により検出される圧力の出力が小さくなる可能性がある位置として、バンパアブソーバ2の車両前後方向の長さAが長い位置である車幅方向中央側を想定し、この車幅方向中央側における距離L1を、車幅方向端部側における距離L2よりも短くさせている。これにより、バンパアブソーバ2の車両前後方向の長さAが長い位置であっても、圧力センサ4の出力が充分に発生できるようにしている。従って、バンパ7の車幅方向における衝突位置に拘わらず高精度に衝突検知を行うことができる。
また、検出用チューブ部材3は、溝部2c内において車幅方向における少なくとも一部(車幅方向中央側など)が全周に亘って当該溝部2cの内壁面に囲まれた状態で装着されることを特徴とする。この構成によれば、左右の湾曲状部21を含む車幅方向中央側の溝部2c内において、検出用チューブ部材3がその全周に亘って溝部2cの内壁面に囲まれているので、検出用チューブ部材3の湾曲部3bが湾曲に伴って生じる弾性力によって溝部2cの外側へはみ出してしまうことを防止できる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について、図8〜図10を参照して説明する。なお、図8〜図10において上記第1の実施形態と同一部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてだけ説明する。
第3の実施形態においては、断面形状が略四角形の検出用チューブ部材31が溝部2cに装着されている(図9及び図10参照)。検出用チューブ部材31は、内部に中空部31aを有し、縦横の長さ(円管の場合の外径に相当)が例えば10mm程度である。
また、検出用チューブ部材31は、図8に示すように、車幅方向中央側(センター部分)と車幅方向端部側(コーナ部分)との左右2箇所の境界部分に車両前後方向に湾曲した湾曲部31bを有する状態で溝部2cに装着される。溝部2cは、バンパアブソーバ2の前面2aから当該溝部2cの車両前方側の内壁面までの距離La(第1の距離)に関して、図9に示す車幅方向中央側(センター部分)における第1の距離La1よりも、図10に示す車幅方向端部側(コーナ部分)における第1の距離La2の方が短くなるように形成されている。即ち、溝部2cには、当該溝部2cの前後位置の変化に対応するように2箇所の湾曲状部21が設けられている(図8の丸い囲い線参照)。
上記第3の実施形態では、バンパ7における車幅方向端部側(コーナ部分)では、バンパ7(バンパカバー8)が丸みを帯びた形状となっているため、車両の歩行者等との衝突時に衝突に伴う衝撃(外力)が車両側方へ逃げることにより、検出用チューブ部材3が充分に変形せず、圧力センサ4の出力が小さくなる可能性があることを想定している。
そこで、第3の実施形態では、車幅方向端部側部分(コーナ部分)の検出用チューブ部材3(溝部2c)の前後位置を車両前方側に配置して、車幅方向端部側部分における圧力センサ4の出力が大きくなるようにしている。これにより、車幅方向全体に亘って圧力センサ4の出力が充分に発生するようにしている。
なお、バンパアブソーバ2の後面2bから溝部2cの車両後方側の内壁面までの距離Lb(第2の距離)に関しては、図9に示す車幅方向中央側(センター部分)における第2の距離Lb1よりも、図10に示す車幅方向端部側(コーナ部分)における第2の距離Lb2の方が長くなっている。
以上説明した第3の実施形態の車両用衝突検知装置1では、第1の距離Laは、バンパへ7の物体(歩行者)の衝突時に負荷される荷重が小さくなる車幅方向位置において、当該第1の距離が短く設定されている。具体的には、溝部2cは、バンパアブソーバ2の前面2aから当該溝部2cの車両前方側の内壁面までの距離La(第1の距離)が、車幅方向中央側よりも車幅方向端部側の方が短くなるように形成されたことを特徴とする。
この第3の実施形態においても、上記した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。即ち、バンパへ7の物体(歩行者)の衝突時に負荷される荷重が小さくなる可能性がある車幅方向端部側における第1の距離La2を車幅方向中央側における第1の距離La1よりも短く設定することで、車幅方向端部側においても圧力センサ4の出力が充分に発生するようにしている。これにより、バンパ7の車幅方向における衝突位置に拘わらず高精度に衝突検知を行うことができる。
[その他の実施形態]
本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変形又は拡張を施すことができる。例えば、バンパアブソーバ2における溝部2cの前後位置は、車両形状及び圧力センサ4の出力特性に応じて適宜設定可能であるとし、車幅方向各位置における第1の距離La及び第2の距離Lb2の長さの設定及び湾曲状部21の数や配置位置は適宜変更可能であるとする。また、検出用チューブ部材3,31が車両前後方向に湾曲した湾曲部3b,31bを有する状態で溝部2cに装着される構成であればよく、溝部2cに湾曲状部21はなくてもよい。この場合、例えば固定用部材等を用いて湾曲部3b,31bにおいて検出用チューブ部材3,31を固定することにより、溝部2c内における検出用チューブ部材3,31の前後位置を変化させればよい。また、溝部2cの前後長さは、バンパアブソーバ2の前後長さから第1の距離Laを差し引いた長さ以上であればよい。
また、上記実施形態では、衝突判定処理において、有効質量が所定の閾値以上になった場合に歩行者保護装置10の作動を要する歩行者との衝突が発生したと判定するものとしたが、これに限られず、例えば、圧力センサ4により検出された圧力の値、圧力変化率等を衝突判定の閾値として用いてもよい。また、圧力センサ4をバンパレインフォースメント9の後面9bに取り付けるものとしたが、これに限られず、圧力センサ4の配置位置は適宜変更可能であるとする。
1 車両用衝突検知装置
2 バンパアブソーバ
21 湾曲状部
2a 前面
2b 後面
2c 溝部
3b,31b 湾曲部
3,31 検出用チューブ部材
3a,31a 中空部
4 圧力センサ
7 バンパ
9 バンパレインフォースメント
9a 前面
9b 後面
La,La1,La2 第1の距離
Lb,Lb1,Lb2 第2の距離
A,A1,A2 バンパアブソーバの前後長さ

Claims (10)

  1. 車両のバンパ(7)内においてバンパレインフォースメント(9)の車両前方側に配設されたバンパアブソーバ(2)と、前記バンパアブソーバに車幅方向に延びて形成された溝部(2c)に装着される内部に中空部(3a,31a)が形成された検出用チューブ部材(3,31)と、前記検出用チューブ部材の前記中空部内の圧力を検出する圧力センサ(4)とを有し、前記圧力センサによる圧力検出結果に基づいて前記バンパへの物体の衝突を検知する車両用衝突検知装置(1)において、
    前記検出用チューブ部材は、前記バンパアブソーバの前面(2a)から当該検出用チューブ部材までの第1の距離(La,La1,La2)が車幅方向位置にて異なると共に、前記バンパアブソーバの後面(2b)から当該検出用チューブ部材までの第2の距離(Lb,Lb1,Lb2)が車幅方向位置にて異なる状態で前記溝部に装着され
    前記第1の距離は、前記バンパ及び/又は前記バンパ内の部品の剛性が相対的に高くなる車幅方向位置において、短くなるように設定されていることを特徴とする車両用衝突検知装置。
  2. 車両のバンパ(7)内においてバンパレインフォースメント(9)の車両前方側に配設されたバンパアブソーバ(2)と、前記バンパアブソーバに車幅方向に延びて形成された溝部(2c)に装着される内部に中空部(3a,31a)が形成された検出用チューブ部材(3,31)と、前記検出用チューブ部材の前記中空部内の圧力を検出する圧力センサ(4)とを有し、前記圧力センサによる圧力検出結果に基づいて前記バンパへの物体の衝突を検知する車両用衝突検知装置(1)において、
    前記検出用チューブ部材は、前記バンパアブソーバの前面(2a)から当該検出用チューブ部材までの第1の距離(La,La1,La2)が車幅方向位置にて異なると共に、前記バンパアブソーバの後面(2b)から当該検出用チューブ部材までの第2の距離(Lb,Lb1,Lb2)が車幅方向位置にて異なる状態で前記溝部に装着され
    前記バンパアブソーバの車両前後方向の長さ(A,A1,A2)は、車幅方向位置にて異なるものであり、
    前記溝部は、前記バンパアブソーバの車両前後方向の長さに応じて、前記第1の距離が設定されるように形成されたことを特徴とする車両用衝突検知装置。
  3. 前記溝部は、前記バンパアブソーバの車両前後方向の長さが長い位置ほど前記第1の距離が短くなるように形成されたことを特徴とする請求項に記載の車両用衝突検知装置。
  4. 前記検出用チューブ部材は、車両前後方向に湾曲した湾曲部(3b,31b)を有する状態で前記溝部に装着されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用衝突検知装置。
  5. 前記第1の距離は、前記バンパへの前記物体の衝突時に負荷される荷重が相対的に小さくなる車幅方向位置において、短くなるように設定されたことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の車両用衝突検知装置。
  6. 前記溝部は、前記第1の距離が車幅方向中央側よりも車幅方向端部側の方が短くなるように形成されたことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の車両用衝突検知装置。
  7. 前記検出用チューブ部材は、前記溝部内において車幅方向における少なくとも一部が全周に亘って当該溝部の内壁面に囲まれた状態で装着されることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の車両用衝突検知装置。
  8. 前記検出用チューブ部材は、前記溝部内において車幅方向全体が全周に亘って当該溝部の内壁面に囲まれた状態で装着されることを特徴とする請求項に記載の車両用衝突検知装置。
  9. 前記溝部は、前記バンパアブソーバの前面から当該溝部の車両前方側の内壁面までの距離(La,La1,La2)が車幅方向位置にて異なるように形成されたことを特徴とする請求項7または8に記載の車両用衝突検知装置。
  10. 前記溝部は、矩形の断面形状を有していることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の車両用衝突検知装置。
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