JP6501398B2 - 概念処理装置およびプログラム - Google Patents
概念処理装置およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6501398B2 JP6501398B2 JP2015092331A JP2015092331A JP6501398B2 JP 6501398 B2 JP6501398 B2 JP 6501398B2 JP 2015092331 A JP2015092331 A JP 2015092331A JP 2015092331 A JP2015092331 A JP 2015092331A JP 6501398 B2 JP6501398 B2 JP 6501398B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concept
- path
- weight
- concepts
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Description
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態による概念処理装置の概略機能構成を示すブロック図である。図示するように、概念処理装置1は、概念重み算出部12と、パス重み算出部14と、関連度算出部16と、パラメーター設定部18と、概念マップ記憶部20と、作業記憶部22と、関連度記憶部30と、を含んで構成される。これらの各部は、例えば電子回路(コンピューターを含む)を用いて実現される。また、概念マップ記憶部20と作業記憶部22と関連度記憶部30とは、情報を記憶するための手段として例えば磁気ハードディスク装置や半導体メモリー等を用いて実現される。
また、概念重み算出部12は、特に、前記概念から前記他の概念との間の前記リンクの数の逆数の対数を計算することにより前記概念の重みの値を算出する。
また、パス重み算出部14は、特に、前記パス上に含まれる各々の概念についての前記概念の重みの値の調和平均や相乗平均を取ることによって当該パスの重みの値を算出する。
また、パス重み算出部14は、特に具体的な手順として、計算対象の概念から開始して、前記概念マップデータを探索する探索処理を行いながら、前記計算対象の概念と、前記探索処理において到達する概念との間のパスについて前記パスの重みの値を算出し、当該パスについて算出された前記パスの重みの値が、前記計算対象の概念と当該到達した概念との間を連結させる他のパスについて既に算出していたパスの重みの値よりも大きい場合に、前記算出されたパスの重みの値を、前記計算対象の概念と当該到達した概念との間の最大重みのパスについての重みの値として記憶手段に書き込む。
また、関連度算出部16は、特に、前記ある概念と前記他の概念との間を前記リンクで連結させてなるパスが複数存在する場合に、それら複数のパスの数に、それら複数のパスの重みの値のうちの最大の前記パスの重みの値を乗じることによって、当該概念と当該他の概念との間の関連度を算出する。
本実施形態において、概念間の関連度は、概念マップにおけるそれらの概念間のつながり方に応じて算出される。概念処理装置1による処理において、概念は既に述べたようにグラフ上のノードに対応している。また、概念間はリンクで結ばれている場合と結ばれていない場合とがある。1本のリンクは、隣接する概念同士をつなぐものであり、且つそれら隣接する概念同士のみをつなぐものである。ある概念から他のある概念に、概念マップ上を辿って到達できるとき、それら概念は互いに連結の状態にある。概念間が連結の状態にあることの条件は、その一方の概念から他方の概念に、1本以上のリンクを辿って到達できることである。そのときに辿るルートを、ここではパスと呼ぶ。パスは、1本または複数本のリンクによって成る。リンクが複数本の場合、パスは、それらのリンクを直列に連結させてなるものである。ある概念と他の概念が連結の状態にあるとき、それら両概念をつなぐパスは1本とは限らない。複数の異なるパスを通って、辿りつくこともできる場合もある。なお、1本のパスは、同じ概念を2度以上通らない。つまり、パスが途中で閉路を形成したり、後戻りしたりすることはない。本実施形態では、概念の重みに基づいて、その概念を含むパスの重みが算出される。また、パスの重みに基づいて、概念間の関連度が算出される。概念間の関連度は、また、当該概念間をつなぐパスの本数によっても決まる。
このように概念処理装置1が算出する概念間の関連度は、当該概念間に存在するパスの本数に応じて求められる。つまり、パスの本数が多いほど、関連度の値は大きい。これは、様々なパスでつながっている概念同士は、互いに関連が高いという想定に整合する。
また、概念処理装置1が算出する概念間の関連度は、パスの重み(の最大値)に応じて求められる。つまり、パスの重みの最大値が大きいほど、関連度の値は大きい。これは、重要性の高いパスによってつながっている概念同士は、互いに関連が高いという想定に整合する。
また、概念処理装置1が算出するパスの重みは、そのパスが含む概念の重みに応じて求められる。概念の重みが大きいほど、パスの重みは大きい。パスの重みとして、概念の重みの調和平均を用いることが好ましいが、概念の重みの相乗平均を用いても良い。
図3は、概念の重みを説明するための概略図であり、概念マップの一部分を示している。同図において、「A」、「C」、「D」、「E」というラベルが付けられた丸印は、それぞれ概念に相当するノードである。また、ノードから伸びる線は、ノード間のリンクであり、概念と概念との間の直接の関係を表している。同図では、概念マップの一部分のみを示しているが、実際の概念マップは同図に示す範囲外にも伸びている。
概念の重み=log(N/n)
ここで、Nは、上記の通り、概念マップ全体に含まれる全概念数である。また、nは、当該概念に直接つながる概念の数である。なお、対数の底は適宜定めればよいが、ここでは底を10とする。図示した例において、ノード「C」に直接つながる他のノードの数は3(n=3)であり、概念マップに含まれる全ノード数は10000(N=10000)である。よって、上の式により、ノード「C」に相当する概念の重みは、次のように計算される。
ノード「C」の概念の重み=log10(10000/3)=3.52
ただし、小数点第3位を四捨五入して丸めている。
図5は、パスの重みを説明するための概略図であり、概念マップの一部分を示している。同図において、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」というラベルが付けられた丸印は、それぞれ概念に相当するノードである。また、ノードから伸びる線は、ノード間のリンクであり、概念と概念との間の直接の関係を表している。同図では、概念マップの一部分のみを示しているが、実際の概念マップは同図に示す範囲外にも伸びている。
(第1のパスの重み)=4/(1/wn1+1/wn2+1/wn3+1/wn5)
(第2のパスの重み)=4/(1/wn1+1/wn2+1/wn4+1/wn5)
データ項目「起点概念の配列」は、計算対象の概念から所定の距離(変数Dによって保持される値の距離)のパスを探索するときに起点となる概念を要素として持つ配列である。
データ項目「辿った概念数」は、その時点での計算対象の概念からの距離を保持するデータであり、上記の変数Dに対応するものである。
データ項目「隣接概念の配列」は、上記の起点の概念に隣接する概念を要素として持つ配列である。ここで、概念が「隣接する」とは、ある概念と他の1つの概念とが、単一のリンクを隔ててつながっていることを意味する。例えば、図2で示した概念マップの例において、概念「病気」と概念「高血圧」とは互いに隣接する概念である。また、概念「発熱」と概念「風邪」とは互いに隣接する概念である。また、概念「糖尿病」と概念「風邪」とは、リンクによって直接つながっている関係にないため、これら両者は互いに隣接する概念ではない。なお、隣接概念(つまり、隣接概念の配列の一要素)を、以下において便宜上、「概念B」と呼ぶことがある。
データ項目「MAX_Path」は、上記の「MAX_Weight」に対応するパスの情報を格納する。つまり、データ項目「MAX_Path」は、概念Aと概念Bとの間のパスのうち、既に計算された重みが最大であるパスの情報を保持するためのものである。具体的には、データ項目「MAX_Path」は、そのパス上に含まれる概念(パスの両端の概念を含む)の列を、そのパスの情報として保持する。このような、パス上に含まれる概念の列の情報は、概念マップ上におけるパスをユニークに特定する。
図8および図9は、概念処理装置1による処理の手順を示すフローチャートである。これら両図は、フローチャートの結合子によって互いに結合されている。以下、このフローチャートに沿って、手順を説明する。
なお、MAX_Weight(A,B)として計算済の値がまだなかった場合には、今回計算された値を、パスの重み値MAX_Weight(A,B)として記憶するようにする。また、その重みに対応するパスを、MAX_Path(A,B)として記憶するようにする。
(1)概念Aから概念Bへの関連度は、概念Aから概念BへのMAX_Weightの値に、概念Aから概念Bへのパスの数NUM_Pathの値を乗じたものとする。つまり、概念Aから概念Bへの関連度は、MAX_Weight(A,B)×NUM_Path(A,B)とする。
(2)ただし、上記(1)で算出される関連度を、次のように正規化する。つまり、正規化後の概念Aから概念Bへの関連度は、上記(1)の式で計算された概念Aから概念Bへの関連度を、概念Aから各概念への関連度の総和で除したものとする。つまり、この正規化後の関連度は、{MAX_Weight(A,B)×NUM_Path(A,B)}/(概念Aから概念マップ上の各概念への関連度の総和)である。このように正規化することにより、概念マップのサイズに依存しない値を算出することができる。
次に、処理の実例について説明する。なお、以下の説明の中で、図11,図12,図13,図14に言及する。これらの図面は、下で述べる処理実例の過程におけるメモリー(作業記憶部22)の状態を示す概略図である。図11は、図6で説明した記憶領域が保持する値の推移を示すものである。また、図12,図13,図14は、図7で説明した記憶領域が保持する値の推移を示すものである。
ステップS10:まず、概念処理装置1のパラメーター設定部18は、パラメーターMAX_Distanceの値を、本処理例では、2に設定する。
概念(ノード)は、その概念を表す言葉である。本例では、「病気」、「成人病」などといった言葉がこの欄に格納されている。
つながる概念(ノード)は、当該概念から直接のリンクでつながっている先の概念(ノード)のリストである。例えば、ノード「病気」から直接のリンクでつながるノードは5個あり、それらは、「高血圧」、「成人病」、「糖尿病」、「風邪」、「インフルエンザ」である。概念「病気」についての、つながる概念の欄には、これら5個のリンク先の概念が列挙されたリストが格納されている。
重みは、当該概念(ノード)についての重みの値を格納する。この概念マップに現れる全概念数が7であるため、例えば、概念「病気」(直接つながる先の概念数が5)についての重みは、前述の定義log(N/n)により、log(7/5)、つまり0.15(小数点第3位を四捨五入して丸めている)である。また例えば、概念「高血圧」(直接つながる先の概念数が5)についての重みは、同様に、log(7/2)、つまり0.54である。他の概念についての重みも同様である。
ステップS30:次に、パス重み算出部14は、計算対象の概念を1個選び、その概念を、メモリー内の、計算対象の概念の領域に格納する。また、概念処理装置1は、起点からの距離として、辿った概念数の値を初期化する。即ち、メモリー内の辿った概念数の領域に、D=0という値を書き込む。また、概念処理装置1は、ここで選択された計算対象の概念のみを、メモリー内の起点概念の配列の要素として格納する。
ステップS40:次に、パス重み算出部14は、メモリー内の起点概念の配列からひとつ選んだ概念を、起点の概念とする。そして、概念処理装置1は、その選ばれた概念をメモリー内の起点の概念の領域に書き込む。現在、起点概念の配列に書き込まれている要素は「病気」のみであるため、概念処理装置1は、メモリー内の起点の概念の領域に「病気」を書き込む。さらに、概念処理装置1は、その起点の概念から直接つながる概念をすべて、隣接概念の配列に書き込む。具体的には、「病気」から直接つながる概念は、「高血圧」、「成人病」、「糖尿病」、「風邪」、「インフルエンザ」の5個であるので、概念処理装置1は、これら5個の概念を隣接概念の配列の領域に書き込む。
上記のステップS30およびS40の処理を終えた時点でのメモリー内の状態は、図11のaの行に示すとおりである。
ステップS50:計算対象の概念「病気」と、隣接概念の配列に格納されている要素である概念(概念B)「高血圧」との間の関連度は、「病気」の重みである0.15(図10を参照。以下においても同様。)と、「高血圧」の重みである0.54との調和平均として求められる。そして、その値は0.23(小数点第3位を四捨五入して丸めている。以下においても同様。)である。また、この関連度に対応するパスは、病気−高血圧というパスである。つまり、概念「高血圧」に関しては、MAX_Weight=0.23であり、MAX_Path=「病気,高血圧」である。
ステップS60:ここで、パス数(NUM_Path)を更新する。D=0の場合のみ特殊であり、ここでは、NUM_Path(A,C)=NUM_Path(病気,病気)=1として計算する。つまり、概念「高血圧」に関して、NUM_Pathの値は1に更新される。
ステップS50:計算対象の概念「病気」と、隣接概念の配列から選んだ概念Bである「成人病」との間の関連度は、「病気」の重みである0.15と、「成人病」の重みである0.37との調和平均として求められる。そして、その値は0.21である。また、この関連度に対応するパスは、病気−成人病というパスである。つまり、概念「成人病」に関しては、MAX_Weight=0.21であり、MAX_Path=「病気,成人病」である。
ステップS60:上記の「高血圧」の場合と同様に、D=0の場合のみ特殊であり、NUM_Path(A,C)=NUM_Path(病気,病気)=1として計算する。つまり、「成人病」についても、NUM_Pathの値は1に更新される。
ステップS50:計算対象の概念「病気」と、隣接概念の配列から選んだ概念Bである「糖尿病」との間の関連度は、「病気」の重みである0.15と、「糖尿病」の重みである0.54との調和平均として求められる。そして、その値は0.23である。また、この関連度に対応するパスは、病気−糖尿病というパスである。つまり、概念「糖尿病」に関しては、MAX_Weight=0.23であり、MAX_Path=「病気,糖尿病」である。
ステップS60:上記の「高血圧」の場合と同様に、D=0の場合のみ特殊であり、NUM_Path(A,C)=NUM_Path(病気,病気)=1として計算する。つまり、「糖尿病」についても、NUM_Pathの値は1に更新される。
ステップS50:計算対象の概念「病気」と、隣接概念の配列から選んだ概念Bである「風邪」との間の関連度は、「病気」の重みである0.15と、「風邪」の重みである0.54との調和平均として求められる。そして、その値は0.23である。また、この関連度に対応するパスは、病気−風邪というパスである。つまり、「風邪」に関しては、MAX_Weight=0.23であり、MAX_Path=「病気,風邪」である。
ステップS60:上記の「高血圧」の場合と同様に、D=0の場合のみ特殊であり、NUM_Path(A,C)=NUM_Path(病気,病気)=1として計算する。つまり、「風邪」についても、NUM_Pathの値は1に更新される。
ステップS50:計算対象の概念「病気」と、隣接概念の配列から選んだ概念Bである「インフルエンザ」との間の関連度は、「病気」の重みである0.15と、「インフルエンザ」の重みである0.54との調和平均として求められる。そして、その値は0.23である。また、この関連度に対応するパスは、病気−インフルエンザというパスである。つまり、「インフルエンザ」に関しては、MAX_Weight=0.23であり、MAX_Path=「病気,インフルエンザ」である。
ステップS60:上記の「高血圧」の場合と同様に、D=0の場合のみ特殊であり、NUM_Path(A,C)=NUM_Path(病気,病気)=1として計算する。つまり、「インフルエンザ」についても、NUM_Pathの値は1に更新される。
図12は、この段階での各概念についての計算結果を格納するテーブル(図7に示したテーブル)の状態を示す概略図である。図示するように、1行目の「高血圧」、2行目の「成人病」、3行目の「糖尿病」、4行目の「風邪」、5行目の「インフルエンザ」のそれぞれについて、MAX_Weightと、MAX_Pathと、NUM_Pathの値が格納されている。
ステップS90:MAX_Distance=2と設定されているため、D<MAX_Distanceの条件を満たす。よって、ステップS100に進む。
ステップS50:パス重み算出部14は、辿って来た「病気−高血圧−成人病」というパスについて重みを計算する。それは0.15(概念「病気」の重み)と0.54(概念「高血圧」の重み)と0.37(概念「成人病」の重み)の調和平均であり、その値は0.27である。
この0.27という値は、これまでに計算した「病気」から「成人病」までの重みである0.21(図12の第2行目を参照)よりも大きい(重い)ので、MAX_Weight(A,B)を更新する。また、合わせて、MAX_Pathを、この0.27という新たな重みに対応するパスで更新する。つまり、MAX_Weight=0.27とし、MAX_Path=「病気,高血圧,成人病」とする。
図13は、このときのテーブル(図7に示したテーブル)の状態を示す概略図である。図示するように、概念「成人病」について、MAX_WeightとMAX_Pathが更新されている。
図14は、このときのテーブル(図7に示したテーブル)の状態を示す概略図である。図示するように、概念「成人病」について、NUM_Pathも更新されている。
ステップS90:MAX_Distance=2と設定されているため、D<MAX_Distanceの条件を満たさない。よって、ステップS110に進む。
そして、概念処理装置1は、上記の乗算MAX_Weight×NUM_Pathによって計算された、概念「病気」と各概念との間の関連度(正規化済)を出力する。
これで、計算対象の概念「病気」についての処理を終えた。
なお、関連度算出部16は、算出した関連度の情報を、関連度記憶部30に書き込む。
また、第1実施形態の概念処理装置1によれば、現実的に妥当な限られた計算量で、上記の関連度を算出することができる。その要因の一つは、概念マップを探索する際の距離の上限(MAX_Distance)を設けていることである。
また、第1実施形態の概念処理装置1が算出する概念間の関連度は、現実の概念マップに適用したときに良好な値として計算される。これは、算出のための処理手順や計算方法を特に工夫したことによる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、前述の実施形態と共通する事項については説明を省略する場合があり、本実施形態特有の事項を中心に説明する。
図15は、本実施形態による概念処理装置の概略機能構成を示すブロック図である。図示するように、概念処理装置2は、概念重み算出部112と、パス重み算出部114と、関連度算出部116と、パラメーター設定部18と、概念マップ記憶部20と、作業記憶部22と、関連度記憶部30と、類似度取得部140と、を含んで構成される。
本実施形態の特徴は、類似度取得部140を備えている点と、重みの計算方法および関連度の計算方法が第1実施形態と異なる点である。
概念重み算出部112は、次の式により、概念の重みを算出する。
(概念の重み)=log(N/n)
ここで、nは当該概念から他の概念に直接つながるリンク数である。また、Nは概念マップ内に含まれる全概念数である。
式(A1): (隣接する概念間のパスの重み)=sim(A,B)×(概念Aの重み+概念Bの重み)
式(A2): (隣接する概念間のパスの重み)=sim(A,B)×(概念Aの重み×概念Bの重み)
式(A3): (隣接する概念間のパスの重み)=sim(A,B)×min(概念Aの重み,概念Bの重み)
なお、パス重み算出部114は、上の式(A1),(A2),(A3)のいずれかを用いるが、これらいずれかのうち選択された式を一貫して用いる。つまり、概念間の関連度を算出するときに、途中で概念間のパスの重みの計算式を変更することはない。
また、min(概念Aの重み,概念Bの重み)は、引数の中の最小値を返す最小値関数を、各重みに適用したものである。つまり、min(概念Aの重み,概念Bの重み)は、概念Aの重みと概念Bの重みのいずれか小さいほうの値を返す。
例えば、距離が2の概念間の重みは、下の式(B1),(B2)のいずれかによって計算される。
式(B2): (概念AからBへの重み)=SQRT(概念AからCへの重み×概念CからBへの重み)
なお、パス重み算出部114は、上の式(B1),(B2)のいずれかを用いるが、これらいずれかのうち選択された式を一貫して用いる。つまり、概念間の関連度を算出するときに、途中でこの重みの計算式(調和平均か相乗平均のいずれか)を変更することはない。
また、上の式(B2)におけるSQRT()は、引数の平方根を返す関数である。
概念Aから概念Bの距離が2より大きい場合にも、パス重み算出部114は、上記の式(B1)または(B2)をそれぞれ拡張して、調和平均または相乗平均により、パスの重みを算出する。
(C1)パス重み算出部114が算出した概念AからBへのパスの重みを、そのまま概念AからBへの関連度として出力する(関連度記憶部30に書き込む)。なお、概念AからBへのパスが複数存在するときには、次のいずれかの方法により、代表のパスを選択する。
(C1−1)最も短いパスを採用する。
(C1−2)重み(パスの重み)が最も大きいパスを採用する。
なお、関連度算出部116は、上の(C1),(C2)のいずれかの方法を用いる((C1)の場合にはさらに(C1−1),(C1−2)のいずれかの方法を用いる)が、これらのうち選択された方法を一貫して用いる。つまり、概念間の関連度を算出するときに、途中でこの関連度の求め方を変更することはない。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。なお、前述の実施形態と共通する事項については説明を省略する場合があり、本実施形態特有の事項を中心に説明する。
本実施形態による概念処理装置の機能構成を示すブロック図は、図1として示したブロック図と同様である。
第1実施形態の概念処理装置は、概念間のパスの重みの最大値(複数あるパスのうちの、重みが最大であるパスの重み)と、当該概念間のパスの数とを乗算することによって当該概念間の関連度を算出した。これに対して、本実施形態では、概念Aから概念Bに至るパスが複数存在する場合、それら各々のパスの重みの総和に基づいて関連度を求める。
本実施形態の、概念重み算出部12は、第1実施形態と同様の方法により、各概念の重みを計算する。
次に、パス重み算出部14は、概念Aと概念Bとの間のすべてのパスについて、それぞれパスの重みを計算する。ある一つのパスの重み自体は、第1実施形態と同様に、そのパスに含まれるすべての概念(両端の概念を含む)の重みの調和平均である。なお、ここで計算対象としている概念Aと概念Bとの間のパスは、途中で同じ概念を2度以上通らないようなパスである。つまり、パスの一部に閉路を含んだり、パスの途中での後戻りを含んだりしない。
なお、概念マップのサイズが有限である(概念マップに含まれる概念の数が有限である)とき、概念Aと概念Bとの間のパスの数は有限である。
また、ここで計算対象とする概念Aと概念Bとの間のパスに関して、その長さに制約を設けるようにしても良い。つまりこのとき、パラメーター設定部18によって設定されるパラメーターMAX_Distanceの値のリンク数で辿り着かないようなパスについては、計算から除外する。
2位 関連度:0.00325 概念:炎症
3位 関連度:0.00314 概念:薬
4位 関連度:0.00309 概念:風邪
5位 関連度:0.00307 概念:身体
6位 関連度:0.00300 概念:感染症
7位 関連度:0.00296 概念:ガン
8位 関連度:0.00278 概念:感染
9位 関連度:0.00267 概念:アレルギー
10位 関連度:0.00258 概念:癌
12,112 概念重み算出部
14,114 パス重み算出部
16,116 関連度算出部
18 パラメーター設定部
20 概念マップ記憶部
22 作業記憶部
30 関連度記憶部
140 類似度取得部
Claims (6)
- 概念間の関係の有無を表す概念マップデータを読み込み、ある概念と他の概念との間の関係を表すリンクの数が少ないほど当該概念について大きな値となるような前記概念の重みの値を算出する概念重み算出部と、
前記概念マップデータにおいて、ある概念と他の概念との間を前記リンクで連結させてなるパスについて、当該パス上に含まれる概念についての前記概念の重みの値に応じた当該パスの重みの値を算出するパス重み算出部と、
ある概念と他の概念との間を結ぶパスについての前記パスの重みの値に応じた、当該概念と当該他の概念との間の関連度を算出する関連度算出部と、
を具備することを特徴とする概念処理装置。 - 前記パス重み算出部は、前記パス上に含まれる各々の概念についての前記概念の重みの値の調和平均または相乗平均を取ることによって当該パスの重みの値を算出する、
ことを特徴とする請求項1に記載の概念処理装置。 - 前記概念重み算出部は、前記概念から前記他の概念との間の前記リンクの数の逆数の対数を計算することにより前記概念の重みの値を算出する、
ことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の概念処理装置。 - 前記関連度算出部は、前記ある概念と前記他の概念との間を前記リンクで連結させてなるパスが複数存在する場合に、それら複数のパスの数に、それら複数のパスの重みの値のうちの最大の前記パスの重みの値を乗じることによって、当該概念と当該他の概念との間の関連度を算出するか、またはそれら複数のパスの重みの総和を関連度として算出する、
ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか一項に記載の概念処理装置。 - 概念間の類似度を表す類似度データを取得する類似度取得部を具備し、
前記パス重み算出部は、前記パスについて、当該パス上に含まれるリンクが結ぶ概念の対に関する類似度を前記類似度データから取得し、取得した前記類似度にも応じて前記パスの重みの値を算出する、
ことを特徴とする請求項1から4までのいずれか一項に記載の概念処理装置。 - コンピューターを、請求項1から5までのいずれか一項に記載の概念処理装置として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015092331A JP6501398B2 (ja) | 2015-04-28 | 2015-04-28 | 概念処理装置およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015092331A JP6501398B2 (ja) | 2015-04-28 | 2015-04-28 | 概念処理装置およびプログラム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2016212461A JP2016212461A (ja) | 2016-12-15 |
| JP6501398B2 true JP6501398B2 (ja) | 2019-04-17 |
Family
ID=57551794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2015092331A Expired - Fee Related JP6501398B2 (ja) | 2015-04-28 | 2015-04-28 | 概念処理装置およびプログラム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6501398B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018159237A1 (ja) * | 2017-02-28 | 2018-09-07 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 | 探索方法、探索装置および探索システム |
| CN111241380B (zh) * | 2018-11-28 | 2023-10-03 | 富士通株式会社 | 用于生成推荐的方法和设备 |
| CN115840849A (zh) * | 2022-10-17 | 2023-03-24 | 北京达佳互联信息技术有限公司 | 知识点信息的推荐方法、装置、电子设备和存储介质 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006215936A (ja) * | 2005-02-07 | 2006-08-17 | Hitachi Ltd | 検索システム及び検索方法 |
| JP5131923B2 (ja) * | 2008-11-11 | 2013-01-30 | 日本電信電話株式会社 | 単語間関連度判定装置、単語間関連度判定方法、プログラムおよび記録媒体 |
| JP2013242626A (ja) * | 2012-05-18 | 2013-12-05 | Sony Corp | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
-
2015
- 2015-04-28 JP JP2015092331A patent/JP6501398B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2016212461A (ja) | 2016-12-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US10310812B2 (en) | Matrix ordering for cache efficiency in performing large sparse matrix operations | |
| Goasdoué et al. | RDF graph summarization for first-sight structure discovery: F. Goasdoué et al. | |
| CN104412265B (zh) | 更新用于促进应用搜索的搜索索引 | |
| CN110990579B (zh) | 跨语言的医学知识图谱构建方法、装置与电子设备 | |
| JP5995409B2 (ja) | コンピュータ解析のためにテキスト文書を表現するためのグラフィカル・モデル | |
| CN110909015B (zh) | 微服务的拆分方法、装置、设备及存储介质 | |
| CN110597969A (zh) | 一种农业知识智能问答方法、系统以及电子设备 | |
| CN108604318A (zh) | 用于动态自主事务性身份管理的系统和方法 | |
| US8521724B2 (en) | Processing search queries using a data structure | |
| US9710470B2 (en) | Social recommendation across heterogeneous networks | |
| US20180144424A1 (en) | Method and system for content processing to query multiple healthcare-related knowledge graphs | |
| CN120296139B (zh) | 一种自然语言语句转换sql的方法、装置及存储介质 | |
| JP6501398B2 (ja) | 概念処理装置およびプログラム | |
| CN113033205A (zh) | 实体链接的方法、装置、设备以及存储介质 | |
| US9092547B2 (en) | Transforming a graph to a tree in accordance with analyst guidance | |
| CN116842124A (zh) | 一种基于知识图谱的企业查询方法与系统 | |
| Techentin et al. | Implementing Iterative Algorithms with SPARQL. | |
| CN115344714A (zh) | 一种基于语义组件的学术知识问答方法、系统、设备及存储介质 | |
| CN106294688A (zh) | 一种基于用户特征分析的查询扩展方法、装置和系统 | |
| US8965910B2 (en) | Apparatus and method of searching for instance path based on ontology schema | |
| US20170039036A1 (en) | Correlation based instruments discovery | |
| JP6005583B2 (ja) | 検索装置、検索方法および検索プログラム | |
| CN109582953B (zh) | 一种资讯的言据支撑评分方法、设备和存储介质 | |
| CN116383412B (zh) | 基于知识图谱的功能点扩增方法和系统 | |
| Xu et al. | An upper-ontology-based approach for automatic construction of IOT ontology |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180226 |
|
| RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181026 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190207 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190219 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190318 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6501398 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |