JP6501413B2 - 細胞培養用組成物 - Google Patents
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Description
したがって、多能性幹細胞の実用化に向け、多能性幹細胞の未分化状態を保持したまま、簡便にかつ安定的に細胞を培養・維持することができる培地ないし方法が求められている。
R1は、水素原子又は炭素数1〜5のアルキルを表し、
R2は、水素原子又は水酸基を表し、
R3は、水素原子又は水酸基を表し、
R4及びR5は、同一又は異なって、水素原子又は炭素数1〜5のアルキルを表し、
R6は、水素原子又は炭素数1〜15のアルキルを表し、
R7は、水素原子又は−O−CO−R9(式中、R9は、水素原子、炭素数1〜5のアルキル、又は炭素数2〜5のアルケニルを表す)を表し、
R8は、水素原子又は炭素数1〜5のアルキルを表し、
−X−Y−は、−CR10=CH−(式中、R10は、水素原子又は炭素数1〜5のヒドロキシアルキルを表す)、又は−CR11R12−CHR13−(式中、R11は、水素原子又は炭素数1〜5のヒドロキシアルキルを表し、R12及びR13は、一緒になって隣接する炭素原子と共にエポキシ基を形成している)を表す)、
次の構造式(1)で表される化合物(以下「化合物1」という):
次の構造式(2)で表される化合物(以下「化合物2」という):
次の構造式(3)で表される化合物(以下「化合物3」という):
[1]化合物A、化合物1、化合物2、及び化合物3からなる群より選択される少なくとも1種の化合物又はその塩を含有することを特徴とする細胞培養用組成物。
[2]上記[1]記載の細胞培養用組成物を含むことを特徴とする多能性幹細胞維持培養用培地。
[3]多能性幹細胞の未分化状態を維持させつつ、該多能性幹細胞を増殖させるための多能性幹細胞の培養方法であって、かかる培養を、化合物A、化合物1、化合物2、及び化合物3からなる群より選択される少なくとも1種の化合物又はその塩の存在下で行うことを特徴とする、培養方法。
[4]多能性幹細胞の未分化状態を維持させつつ、該多能性幹細胞を増殖させるための、化合物A、化合物1、化合物2、及び化合物3からなる群より選択される少なくとも1種の化合物又はその塩の使用。
[5]体細胞からiPS細胞を製造する方法であって、初期化因子を導入した体細胞を、化合物A、化合物1、化合物2、及び化合物3からなる群より選択される少なくとも1種の化合物又はその塩の存在下で培養することを特徴とする、方法。
(I)本発明に係る化合物について
化合物A中の各用語の意義は下記の通りである。
R1、R4、R5、及びR8に係る「アルキル」としては、例えば、直鎖状又は分枝鎖状の炭素数1〜5のアルキルを挙げることができ、具体的には例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、1−メチルブチル、2−メチルブチル、n−ペンチル、イソペンチル、1,1−ジメチルプロピル、1,2−ジメチルプロピル、2,2−ジメチルプロピル、1−エチルプロピルを挙げることができる。
R1、R4、R5、及びR8は、好ましくは炭素数1〜5のアルキルであり、より好ましくは炭素数1〜3のアルキルであり、更に好ましくはメチルである。
R10は、好ましくは炭素数1〜3のヒドロキシアルキルであり、より好ましくはヒドロキシメチルである。R11は、好ましくは炭素数1〜3のヒドロキシアルキルであり、より好ましくはヒドロキシメチルである。
化合物Aの中、化合物4〜10以外の化合物についても、化合物1〜10の合成方法に準じて適宜製造することができる。
本発明に係る細胞培養用組成物は、化合物A、化合物1、化合物2、及び化合物3からなる群より選択される少なくとも1種の化合物又はその塩を含有するものである。当該組成物は、そのまま細胞培養用の培地として使用することもできるが、培地補充物又は培地用添加物として使用することもできる。
特に好ましい多能性幹細胞は、ヒト由来のES細胞又はiPS細胞である。
「多能性幹細胞維持培養用培地」とは、多能性幹細胞の培養に適した培養用培地又はその組成物をいい、多能性幹細胞の未分化状態を維持しつつ、その増殖を可能とするものである。
本発明の細胞培養用組成物又は多能性幹細胞維持培養用培地を用いることにより、フィーダーフリーで、かつ動物由来成分を含まないゼノフリーの条件で、多能性かつ増殖性の未分化状態で多能性幹細胞を維持培養することができる。
また、培地基礎成分には、非必須アミノ酸、ピルビン酸ナトリウム等の成分を加えることもできる。
抗酸化剤は特に限定されず、例えば、2−メルカプトエタノール、ジチオスレイトール、アスコルビン酸又はそのエステルを用いることができる。アスコルビン酸又はそのエステルは、塩を形成していてもよい。中でも、アスコルビン酸又はそのエステルが好ましい。抗酸化剤の添加量は特に限定されず、抗酸化剤の種類に応じて適宜選択することができる。例えば、培地中において、抗酸化剤の濃度が通常10〜100mg/L、好ましくは50〜75mg/Lとなるように添加することができる。
市販されているES細胞用の血清代替添加物、例えば、ノックアウト(登録商標)血清代替添加物(KSR)(Invitrogen社)を使用することもできる。
本発明は、多能性幹細胞の未分化状態を維持させつつ、該多能性幹細胞を増殖又は樹立させるための多能性幹細胞の培養方法も包含する。本発明の培養方法においては、多能性幹細胞の培養を、化合物A、化合物1、化合物2、及び化合物3からなる群より選択される少なくとも1種の化合物又はその塩の存在下で行う。
本発明の培養方法は、好ましくは、多能性幹細胞の未分化状態を維持させつつ、該多能性幹細胞を増殖させるための多能性幹細胞の培養方法である。
多能性幹細胞の培養を、化合物A、化合物1、化合物2、及び化合物3からなる群より選択される少なくとも1種の化合物又はその塩の存在下で行うことにより、多能性幹細胞の未分化状態を維持させつつ、該多能性幹細胞を増殖又は樹立させることができる。
本発明の方法は、フィーダーフリーかつゼノフリーの培養条件で多能性幹細胞(好ましくは、上述したヒトiPS細胞又はES細胞)を維持培養する場合に使用することが好ましい。
例えば、上記多能性幹細胞維持培養用培地を培地として使用して、多能性幹細胞の維持培養に通常使用されている条件で培養を行うことにより、多能性幹細胞の未分化状態を維持させつつ、多能性幹細胞を増殖させることができる。
また、本発明の培養方法は、例えば1個の多能性幹細胞を培養して増殖させることができるため、クローン細胞集団を形成させることを可能とするものである。
培養に供する多能性幹細胞は、未分化状態のものである。培養する多能性幹細胞の調製方法は特に限定されず、例えば、フィーダーレスの条件で樹立された多能性幹細胞、フィーダー細胞との共培養系で樹立された多能性幹細胞のいずれも用いることができる。具体的には、例えば、公知の方法で樹立又は継代培養された多能性幹細胞を用いることができる。また、後述する本発明の方法により培養を行って樹立された多能性幹細胞を用いることができる。また、フィーダー細胞との共培養系から多能性幹細胞を回収し、回収した多能性幹細胞をそのまま培養に供することができるが、回収した多能性幹細胞を数次にわたって継代培養したものを培養に供することもできる。この場合の継代培養は、フィーダーフリーの条件で行うことが好ましい。
培地の交換は、通常1日〜2日ごと、好ましくは毎日行うことが好ましい。
また、多能性幹細胞は適宜継代することできる。例えばES細胞であれば、通常3〜4日おきに継代することが好ましい。継代は、公知の方法により行うことができる。
多能性幹細胞は、上述したものと同様であり、iPS細胞又はES細胞であることが好ましい。また、多能性幹細胞は哺乳動物由来のものであることが好ましく、さらに、多能性幹細胞はヒト由来のものであることが好ましい。中でも、ヒト由来のiPS細胞が特に好ましい。
培地の交換は、通常1日〜2日ごと、好ましくは毎日行う。
好ましくは、iPS細胞誘導のための培地(培養液)として、上記細胞培養用組成物又は多能性幹細胞維持培養用培地を用いる。
さらに、樹立効率を上げるため、低酸素条件(0.1%以上、15%以下の酸素濃度)によりiPS細胞を樹立しても良い(Yoshida Y, et al. (2009), Cell Stem Cell. 5:237−241またはWO2010/013845)。
また、例えばnt ES細胞の作製のためには、通常、核移植技術(J.B. Cibelli et al. (1998), Nature Biotechnol., 16:642−646)とES細胞作製技術との組み合わせが利用される(若山清香ら(2008),実験医学,26巻,5号(増刊), 47〜52頁)。核移植においては、哺乳動物の除核した未受精卵に、体細胞の核を注入し、本発明に係る化合物又はその塩の存在下、好ましくは多能性幹細胞維持培養用培地を用いて数時間培養することで初期化することができる。
ヒトiPS細胞は、4因子(OCT3/4、SOX2、KLF4及びc−MYC)をレトロウィルスを用いて、ヒト線維芽細胞へ導入することで作製した201B7株を次の条件で培養した後に用いた(Takahashi K, et al, Cell. 131:861−872, 2007.)。201B7株を、0.5μg/cm2のラミニン511E8フラグメント(商品名「iMatrix−511」、ニッピ社)をコーティングしたディッシュに播種し、64mg/L L−アスコルビン酸−2−リン酸マグネシウム、14μg/L 亜セレン酸ナトリウム(sodium selenium)、19.4mg/L インスリン、543mg/L NaHCO3、10.7mg/L トランスフェリン、100μg/L bFGF及び2μg/L TGFβ1を添加したDMEM/F12中で培養し、フィーダー細胞を用いない培養方法にて継代を続けた。
本実施例で用いた化合物1〜10の化学構造を表1〜表3に示す。化合物1〜10は、AnalytiCon Discovery GmbHから購入した。
iPS細胞が未分化状態である(多能性を有している)ことの確認は、Oct−3/4の発現を確認することにより行った。
以下の実施例において、抗Oct3/4抗体を用いる免疫染色及びHoechst33342を用いての核染色は、Nakagawa M, et al. Sci Rep. 4:3594, 2014に記載の方法で行った。
bFGFの代替化合物の検討
0.5μg/cm2のラミニン511E8フラグメント(商品名「iMatrix−511」、ニッピ社)をコーティングした96wellプレートへ、1,300細胞/wellにて前記ヒトiPS細胞を播種した。64mg/L L−アスコルビン酸−2−リン酸マグネシウム、14μg/L 亜セレン酸ナトリウム、19.4mg/L インスリン、543mg/L NaHCO3、10.7mg/L トランスフェリン、及び2μg/L TGFβ1を添加したDMEM/F12を、bFGFの対照培地とした。この対照培地へ表1〜3に示す各被験化合物(化合物1、2、4、5、6、7、8、9及び10)を1μM添加し、培地を調製した。得られた各培地を、播種したヒトiPS細胞に添加して37℃で培養を行った。陽性対照には、対照培地に100μg/LのbFGFを添加した培地を用いた。1週間後、細胞を固定し、抗Oct3/4抗体による免疫染色及び核染色を行った。
図2及び図3は、各被験化合物を添加した培地を用いて培養したヒトiPS細胞の蛍光顕微鏡像である。
TGFβ1の代替化合物の検討
0.5μg/cm2のラミニン511E8フラグメント(商品名「iMatrix−511」、ニッピ社)をコーティングした96wellプレートへ、1,300細胞/wellにて前記ヒトiPS細胞を播種した。64mg/L L−アスコルビン酸−2−リン酸マグネシウム、14μg/L 亜セレン酸ナトリウム、19.4mg/L インスリン、543mg/L NaHCO3、10.7mg/L トランスフェリン、及び100μg/L bFGFを添加したDMEM/F12を、TGFβ1の対照培地とした。この対照培地へ、表1〜3に示す各被験化合物(1、2、4及び5)を1μM添加し、培地を調製した。得られた各培地を、播種したヒトiPS細胞に添加して37℃で培養を行った。陽性対照として、対照培地に2μg/L TGFβ1を添加した培地(実施例1で陽性対照として用いた培地と同じもの)を用いた。1週間後、細胞を固定し、抗Oct3/4抗体による免疫染色及び核染色を行った。
続いて、実施例2で用いた対照培地(TGFβ1の対照培地)を用いて、化合物1及び2について、有効な濃度を検討した。陽性対照として、実施例2で用いた対照培地にTGFβ1を2μg/L添加した培地を使用し(図5のAの「TGFβ1+」)、対照には、実施例2で用いた対照培地を使用した(図5のAの「TGFβ1−」)。
実施例2と同条件にて、化合物1を100nM又は10nMの濃度にして培養を行ったところ、TGFβ1を添加した場合(陽性対照)と同等の効果が得られることが確認された。これらの結果を、図5のAに示す。
以上より、化合物1及び化合物2については、培地中に10nMの濃度で添加すれば、多能性幹細胞を未分化状態で培養することができることが確認された。
bFGF及びTGFβ1の代替化合物の検討
0.5μg/cm2のラミニン511E8フラグメント(商品名「iMatrix−511」、ニッピ社)をコーティングした96wellプレートへ、1,300細胞/wellにて前記ヒトiPS細胞を播種した。64mg/L L−アスコルビン酸−2−リン酸マグネシウム、14μg/L 亜セレン酸ナトリウム、19.4mg/L インスリン、543mg/L NaHCO3及び10.7mg/L トランスフェリンを添加したDMEM/F12を、bFGF及びTGFβ1の対照培地とした。この対照培地へ各被験化合物(化合物3、6、7、8、9及び10)1μMを添加し、培地を調製した。得られた各培地を、播種したヒトiPS細胞に添加して37℃で培養を行った。1週間後、細胞を固定し、抗Oct3/4抗体による免疫染色及び核染色を行った。なお、陽性対照として、対照培地にbFGFを100μg/L及びTGFβ1を2μg/Lを添加した培地を使用した(図6中の「bFGF+ TGFβ1+」)。対照には、上記のbFGF及びTGFβ1の対照培地(bFGF、TGFβ1及び各化合物を添加しない培地)を使用した(図6中の「bFGF− TGFβ1−」)。
Claims (16)
- 次の一般式(A)で表される化合物:
R1は、メチルを表し、
R2は、水素原子又は水酸基を表し、
R3は、水素原子又は水酸基を表し、
R4及びR5は、ともにメチルを表し、
R6は、炭素数1〜12のアルキルを表し、
R7は、水素原子又は−O−CO−R9(式中、R9は、炭素数1〜3のアルキル、又は1−メチル−1−プロペニルを表す)を表し、
R8は、メチルを表し、
−X−Y−は、−CR10=CH−(式中、R10は、ヒドロキシメチルを表す)、又は−CR11R12−CHR13−(式中、R11は、ヒドロキシメチルを表し、R12及びR13は、一緒になって隣接する炭素原子と共にエポキシ基を形成している)を表す)、
次の構造式(1)で表される化合物:
、
次の構造式(2)で表される化合物:
、及び
次の構造式(3)で表される化合物:
からなる群より選択される少なくとも1種の化合物又はその塩を含有することを特徴とする、多能性幹細胞培養用組成物。 - 一般式(A)で表される化合物が、次の構造式(4)〜(10)のいずれかで表される化合物である、請求項1に記載の多能性幹細胞培養用組成物。
- 多能性幹細胞の未分化状態を維持させつつ、該多能性幹細胞を増殖させるために使用されるものである、請求項1又は2に記載の多能性幹細胞培養用組成物。
- 多能性幹細胞がヒト由来の細胞である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の多能性幹細胞培養用組成物。
- 多能性幹細胞がES細胞又はiPS細胞である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の多能性幹細胞培養用組成物。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の多能性幹細胞培養用組成物を含むことを特徴とする多能性幹細胞維持培養用培地。
- 血清を含まない、請求項6に記載の多能性幹細胞維持培養用培地。
- 一般式(A)で表される化合物、構造式(1)で表される化合物、構造式(2)で表される化合物、及び構造式(3)で表される化合物、並びにこれらの塩の合計濃度が、10nM〜1μMである請求項6又は7に記載の多能性幹細胞維持培養用培地。
- 多能性幹細胞の未分化状態を維持させつつ、該多能性幹細胞を増殖させるための多能性幹細胞の培養方法であって、かかる培養を、次の一般式(A)で表される化合物:
(式中、
R1は、メチルを表し、
R2は、水素原子又は水酸基を表し、
R3は、水素原子又は水酸基を表し、
R4及びR5は、ともにメチルを表し、
R6は、炭素数1〜12のアルキルを表し、
R7は、水素原子又は−O−CO−R9(式中、R9は、炭素数1〜3のアルキル、又は1−メチル−1−プロペニルを表す)を表し、
R8は、メチルを表し、
−X−Y−は、−CR10=CH−(式中、R10は、ヒドロキシメチルを表す)、又は−CR11R12−CHR13−(式中、R11は、ヒドロキシメチルを表し、R12及びR13は、一緒になって隣接する炭素原子と共にエポキシ基を形成している)を表す)、
次の構造式(1)で表される化合物:
、
次の構造式(2)で表される化合物:
、及び
次の構造式(3)で表される化合物:
からなる群より選択される少なくとも1種の化合物又はその塩の存在下で行うことを特徴とする、培養方法。 - 一般式(A)で表される化合物が、次の構造式(4)〜(10)のいずれかで表される化合物である、請求項9に記載の培養方法。
- 多能性幹細胞がヒト由来の細胞である、請求項9又は10に記載の培養方法。
- 多能性幹細胞がES細胞又はiPS細胞である、請求項9〜11のいずれか一項に記載の培養方法。
- 多能性幹細胞をフィーダー細胞を含まない条件で培養する、請求項9〜12のいずれか一項に記載の培養方法。
- 多能性幹細胞を血清の非存在下で培養する、請求項9〜13のいずれか一項に記載の培養方法。
- 一般式(A)で表される化合物、構造式(1)で表される化合物、構造式(2)で表される化合物、及び構造式(3)で表される化合物、並びにこれらの塩の合計濃度が10nM〜1μMの条件で培養を行う、請求項9〜14のいずれか一項に記載の培養方法。
- 多能性幹細胞の未分化状態を維持させつつ、該多能性幹細胞を増殖させるための、次の一般式(A)で表される化合物:
(式中、
R1は、メチルを表し、
R2は、水素原子又は水酸基を表し、
R3は、水素原子又は水酸基を表し、
R4及びR5は、ともにメチルを表し、
R6は、炭素数1〜12のアルキルを表し、
R7は、水素原子又は−O−CO−R9(式中、R9は、炭素数1〜3のアルキル、又は1−メチル−1−プロペニルを表す)を表し、
R8は、メチルを表し、
−X−Y−は、−CR10=CH−(式中、R10は、ヒドロキシメチルを表す)、又は−CR11R12−CHR13−(式中、R11は、ヒドロキシメチルを表し、R12及びR13は、一緒になって隣接する炭素原子と共にエポキシ基を形成している)を表す)、
次の構造式(1)で表される化合物:
、
次の構造式(2)で表される化合物:
、及び
次の構造式(3)で表される化合物:
からなる群より選択される少なくとも1種の化合物又はその塩の使用。
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