Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP6502701B2 - 要素画像群生成装置及びそのプログラム、並びにデジタル放送受信装置 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP6502701B2 - 要素画像群生成装置及びそのプログラム、並びにデジタル放送受信装置 - Google Patents

要素画像群生成装置及びそのプログラム、並びにデジタル放送受信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6502701B2
JP6502701B2 JP2015036438A JP2015036438A JP6502701B2 JP 6502701 B2 JP6502701 B2 JP 6502701B2 JP 2015036438 A JP2015036438 A JP 2015036438A JP 2015036438 A JP2015036438 A JP 2015036438A JP 6502701 B2 JP6502701 B2 JP 6502701B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
viewpoint
video
view
element image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015036438A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016158213A (ja
Inventor
一宏 原
一宏 原
洗井 淳
淳 洗井
三科 智之
智之 三科
岩舘 祐一
祐一 岩舘
片山 美和
美和 片山
人誌 日浦
人誌 日浦
三浦 雅人
雅人 三浦
直人 岡市
直人 岡市
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Japan Broadcasting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Broadcasting Corp filed Critical Japan Broadcasting Corp
Priority to JP2015036438A priority Critical patent/JP6502701B2/ja
Publication of JP2016158213A publication Critical patent/JP2016158213A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6502701B2 publication Critical patent/JP6502701B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Description

本発明は、任意の視点から視認することができるインテグラル方式を用いた立体テレビ用の要素画像群生成装置及びそのプログラム、並びにデジタル放送受信装置に関する。
立体映像方式は、例えば、二眼方式、多眼方式、空間像再生方式に大別することができる。ここで、空間像再生方式は、被写体を光学的な空間像として再現する方式であり,インテグラル方式やホログラフィー方式が代表的な方式である。
二眼方式は、左右の目にそれぞれ対応した映像を提示することで立体像を知覚させている。二眼方式は、左右の眼に対応した1対の映像だけを用いるため運動視差を再現できない欠点がある。
多眼方式は、横に並んだ多視点の映像をレンチキュラーレンズなどを用いて左右の眼に提示する方式であり、水平方向の視点移動に伴った運動視差を再現することができる。この多眼方式は、視点数は8視点程度の場合が多く、視差画像の数が二眼方式よりも多いが、その原理は二眼方式と同様である。
ホログラフィー方式は、被写体からの光の波面を記録・再生する方式であり,理想的な空間像を再現することができる利点があるものの、ディスプレイにはインテグラル方式より多数の画素数を必要とする欠点がある。
インテグラル方式は、高精細映像システムとレンズ群(レンズアレイ)で構成される撮像・表示装置を用いて被写体の光学的な空間像を記録・再生する方式である。空間像が再現されるため、水平・垂直方向の運動視差を再現することができる。また、多眼方式の視点数が8視点程度であるのに比べ、インテグラル方式の視点数は例えば20×20視点と桁外れに多く、実物を見るのと同様の条件が整うため、輻輳点と調節点が一致する。
また、立体映像表示方式は、3D眼鏡といった特殊な眼鏡を必要とする表示方式なのか、又は裸眼立体表示方式なのかといった分類もすることができる。これに伴い、立体映像表示方式で再生される映像コンテンツも同様に分類することができる。例えば、3D映画を視聴するために3D眼鏡を用いる二眼方式は、実用化されている立体表示方式であり、実用化されている3D映画は、特殊な眼鏡を必要とする表示方式の映像コンテンツである。
一方、インテグラル方式は裸眼立体表示方式である。そして、インテグラル方式は、任意視点から視認することができる将来の立体テレビ用の撮像方式の1つとして期待されているものであり、使用されるレンズアレイには平面上または球面上にレンズ群が配列されている。図15は、インテグラル方式を採用した立体テレビシステムの撮影から表示に至るまでの構成を模式的に示す説明図である。なお、近年、複数台のカメラで撮影した多視点映像から要素画像群を生成する方法も提案されている。
図15に示す立体テレビシステムでは、凸レンズ202を介して被写体201の像をレンズアレイ203の近辺に結像させる。また、この結像を、テレビカメラ204で撮影し、画像信号の出力に変換した後の出力信号を、液晶パネル205に表示している。この液晶パネル205の近傍にもレンズアレイ206が設けられているので、操作者は、このレンズアレイ206を介した画像により、特殊な眼鏡を掛けることなく、立体画像を視認することができる。この例では、レンズアレイ206の手前に見える像(被写体201の像)が、インテグラル方式の映像コンテンツである。
図15の符号207は、例えばレンズアレイ206上に得られる画像の映像拡大図を示す。この映像拡大図207からも分かるように、レンズアレイ206が具備する要素レンズの各々には、被写体201を様々な角度から撮影した画像の1つが要素画像として写し出されている。つまり、テレビカメラ204の出力信号は、レンズアレイ203のレンズ群から得られる要素画像信号が集積されたものとなっている。
ここで、撮影される際の立体像の解像度は、撮影に使用するテレビカメラ204の個数、又は、テレビカメラ204の撮像素子の個数及びレンズアレイ203のレンズ群を構成するレンズ(以下、要素レンズと表記)の個数に関係することが知られている。
将来、例えば、レンズアレイ203のレンズ群を構成する要素レンズの個数が増大していき、また、その1つの要素レンズに割り当てられる複数の画素(以下、要素画像と表記)の個数(画素数)が多くなれば、撮影される際の立体像の解像度も増大することになる。同様に、インテグラル方式による立体像の表示の際にも、自然な立体像を表示するために、レンズアレイ206のレンズ群にはより多くの要素レンズが必要になり、また、その要素画像にはより多くの画素が必要になると考えられている。
また、従来、提案や試作がされている裸眼立体表示方式のうち、インテグラル方式以外の裸眼立体方式としては、例えば、二眼方式の立体視が基本であるパララックスバリア方式や、多眼方式の立体視が基本であるレンチキュラー方式が知られている。
このようなレンチキュラーレンズを通して立体像を表示する為に例えばスクリーンに投射される画像や、パララックスバリアを通して立体像を表示する為に例えば液晶パネルに表示される画像は、それぞれ提示しようとする映像コンテンツの元となる被写体の多視点映像をもとに生成されている。そのため、元になる多視点画像から各方式の表示装置に合った画像に変換するための画像処理が必要とされている。同様に、特殊な眼鏡を必要とする二眼方式であっても、元になる多視点画像からActive方式やPassive方式に適合した画像に変換する処理が必要とされる。このような画像処理は表示装置の仕様に大きく影響される。
レンチキュラーレンズを用いた場合、横(水平方向)に並んだ例えば8視点の映像は、レンチキュラー方式の表示装置に合った画像に変換する前の元の多視点画像である。この多視点画像は映像コンテンツの元であるが、ここでは、この元になる多視点画像自体も映像コンテンツと呼ぶことにする。インテグラル方式以外の裸眼立体方式(レンチキュラー方式、パララックスバリア方式)の映像コンテンツは、インテグラル方式の映像コンテンツと同様に、二眼方式の映像コンテンツと比較してコンテンツ数が少ないのが現状である。
一方、従来、3D視聴モードに応じて、立体映像表示方式として、二眼方式又は3視差以上の多眼方式を選択できる映像処理装置が知られている(特許文献1参照)。特許文献1に記載された映像処理装置は、液晶パネルとレンチキュラーレンズとを備えており、二眼方式の映像コンテンツの入力信号が入力された場合、そのまま二眼方式の映像で再生したり、又は、入力信号を変換した上で3視差以上の多眼方式に適した映像として再生したりする。この技術を用いることで、レンチキュラー方式の映像コンテンツ数を(見かけ上)増加させることが可能である。
特許第5129376号公報
将来のテレビ放送では、デジタル放送を受信するインテグラル方式のディスプレイによって表示できる多数の映像コンテンツを必要とすることが予想される。そこで、コンテンツ数の多い二眼方式等の映像コンテンツを画像処理してインテグラル方式のディスプレイで表示できる映像コンテンツに変換し、インテグラル方式で提示できるような映像コンテンツの数を増加させることが考えられる。しかしながら、従来、二眼方式等の入力信号からインテグラル方式のディスプレイに適した映像に変換する技術は知られていなかった。
特許文献1に記載された映像処理装置はレンチキュラー方式に関するものであり、インテグラル方式とは原理が大きく異なるため、インテグラル方式のディスプレイに適した映像に変換することはできない。その理由は、インテグラル方式のディスプレイは図15の符号207で示すように多数の要素画像(要素画像群)の存在を前提としているのに対して、二眼方式や多眼方式の映像コンテンツは水平視差のみに対応しているコンテンツだからである。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、インテグラル方式のディスプレイに表示できる映像コンテンツの数を効率よく増加させることのできる要素画像群生成装置及びそのプログラム、並びにデジタル放送受信装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る要素画像群生成装置は、レンズアレイを介して立体映像を提示するために表示パネルに表示するインテグラル方式の複数の要素画像である要素画像群を生成する要素画像群生成装置であって、視点合成処理手段と、多視点映像補正手段と、映像切替手段と、要素画像生成手段と、多視点映像記録転送手段と、を備えることとした。
かかる構成によれば、要素画像群生成装置は、視点合成処理手段によって、視点間の水平視差のみに対応している複数視点のそれぞれの視点映像で構成された映像が入力されたときに、前記レンズアレイのレンズピッチの情報を含むレンズアレイ情報に基づいて当該水平視差を持った複数の視点映像から視点を合成し、前記入力された映像よりも視点数を増加させた視点映像で構成された多視点映像を生成する。
そして、要素画像群生成装置は、多視点映像補正手段によって、前記視点合成処理手段により生成された多視点映像をインテグラル方式の要素画像生成法に適した投影方式の映像に補正する。
そして、要素画像群生成装置は、映像切替手段によって、所定の多視点映像を選択して単位時間毎の多視点映像である多視点画像を、メモリ上に定められた多視点画像配置領域の水平方向及び垂直方向に割り当てて複数の多視点画像からなる多視点画像群を生成する処理を時分割で繰り返し行う。
そして、要素画像群生成装置は、要素画像生成手段によって、前記多視点画像群から前記インテグラル方式の要素画像生成法によって要素画像を生成する処理を繰り返すことで前記要素画像群を生成する。
そして、要素画像群生成装置は、多視点映像記録転送手段によって、前記多視点映像補正手段の補正により生成された多視点映像を記録バッファに記録すると共に前記記録バッファから前記映像切替手段に転送する。
そして、要素画像群生成装置は、映像切替手段によって、前記多視点映像記録転送手段から転送される多視点映像に基づき、前記多視点画像配置領域の水平方向に対しては、前記視点合成処理手段により生成された水平成分の視点映像を割り当てると共に、前記多視点画像配置領域の垂直方向に対しては、同じ水平位置の視点映像を繰り返し割り当てることで前記多視点画像群を生成する処理を行うことを特徴とする。
また、本発明は、コンピュータを、前記要素画像群生成装置として機能させるための要素画像群生成プログラムで実現することもできる。
また、前記課題を解決するために、本発明に係るデジタル放送受信装置は、前記要素画像群生成装置と、前記表示パネルと、前記レンズアレイと、放送波を受信する放送受信手段と、通信ネットワークを介して外部との間で情報を送受信する通信手段と、を備えるデジタル放送受信装置であって、表示切替手段を備えることとした。
かかる構成によれば、デジタル放送受信装置は、表示切替手段によって、前記放送受信手段によって放送波から水平視差のみの多視点映像を受信するときに、当該放送受信した水平視差のみの多視点映像に基づいて生成した垂直視差の無いインテグラル立体像の表示と、前記放送波で受信する水平視差のみの多視点映像以外の多視点映像を前記通信手段によって前記通信ネットワークを介して受信して当該ネットワーク受信した多視点映像も併用して生成した水平視差及び垂直視差の両方を有するインテグラル立体像の表示と、を切り替える。
なお、水平視差及び垂直視差の両方を有するインテグラル立体像を生成するにあたり、前記放送波で受信する水平視差のみの多視点映像をHDD等の記録装置にあらかじめ録画し、録画された水平視差のみの多視点映像と、放送波の受信とは異なる時間において前記通信ネットワークを介して受信して当該ネットワーク受信した多視点映像とを併用しても良い。
本発明によれば、水平視差のみに対応している映像からインテグラル方式の要素画像群を生成することができる。したがって、本発明によれば、将来のテレビ放送で必要とされるインテグラル方式のディスプレイに表示できるような映像コンテンツの数を効率よく増加させることができる。
本発明の第1実施形態に係る要素画像群生成装置の構成を模式的に示すブロック図である。 図1の要素画像群生成装置の動作の説明図であって、(a)は入力映像の一例、(b)は記録バッファの記憶構造の一例、(c)は視点映像の割り当て例を示している。 図1の要素画像群生成装置の映像切替手段の動作の説明図であって、多視点画像群の一例の模式図である。 図1の要素画像群生成装置の要素画像生成手段の動作の説明図であって、要素画像群の一例の模式図である。 図1の要素画像群生成装置の動作の説明図であって、(a)〜(c)は垂直成分の視点映像割当ての遷移の一例を示している。 視域の境目での立体像の見え方の一例を示す概念図である。 右目と左目の間に視域の境目が位置するときの様子を模式的に示す平面図である。 多視点映像中の視点映像が視域の境目で不連続に切り替わる様子を模式的に示すグラフである。 本発明の第2実施形態に係る要素画像群生成装置の構成を模式的に示すブロック図である。 図9の要素画像群生成装置によって仮想空間で要素画像を生成する手法の説明図であって、(a)は要素レンズを通過する光線毎の斜投影、(b)は複数の要素レンズを通過する平行光を示している。 図9の要素画像群生成装置によって視域の境目で連続性を持たせるように多視点映像を選択して映像を差替える一例を模式的に示すグラフである。 図9の要素画像群生成装置によって視域の境目で連続性を持たせるように多視点映像を選択して映像を差替える他の例を模式的に示すグラフである。 本発明の実施形態に係るデジタル放送受信装置を含む放送通信連携システムを模式的に示す構成図である。 本発明の第3実施形態に係る要素画像群生成装置を含むデジタル放送受信装置を模式的に示すブロック図である。 従来のインテグラル方式の立体テレビカメラの構造を模式的に示す図である。
以下、図面を参照して本発明の要素画像群生成装置を実施するための形態(以下「実施形態」という)について詳細に説明する。
[1−1.要素画像群生成装置の構成]
図1に示す要素画像群生成装置10は、立体映像を提示するためにインテグラル方式にとって必要な複数の要素画像である要素画像群を生成するものである。この要素画像群生成装置10は、例えば一般的なコンピュータに組み込まれる要素画像群生成プログラム又コンピュータで構成され、モニタ(表示パネル)とレンズアレイとを併せて利用することで立体映像を提示することができる。あるいは、詳細は後記するが、図14に示すように、例えばモニタ70とレンズアレイ80とを備えたデジタル放送受信装置3(インテグラル立体テレビ)として利用することもできる。
以下では、要素画像群生成装置10は、一般的なコンピュータと同様な構成要素、すなわち、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等を備えていることとする。ここでは、要素画像群生成装置10は、その機能を果たすために、図1に示すように、入力インタフェイス11と、レンズアレイ情報記憶手段12と、視点合成処理手段13と、多視点映像補正手段14と、多視点映像記録転送手段15と、映像切替手段16と、要素画像生成手段17と、出力インタフェイス18と、を備えている。
入力インタフェイス11は、外部から入力映像Vを入力するための所定のインタフェイスである。入力映像Vは、例えば、ディスクドライブ装置、所定のケーブル等を用いた有線通信、無線通信、あるいは放送波等によって入力される。
入力映像Vは、動画であってもよいし静止画であってもよい。この入力映像Vは、例えば二眼方式、多眼方式、あるいはインテグラル方式等の視点映像の集合である多視点映像である。
ここで、視点映像は、ある1つの視点から被写体を見たときのカメラ映像又は仮想カメラの映像である。視点映像は、二眼方式では、両眼に対応した2つの視差映像のうちの1つである。多眼方式では、水平視差を有した視点映像が3つ以上、例えば8つの視差映像のうちの1つである。インテグラル方式では、視点映像は、水平及び垂直方向にそれぞれ複数存在している。例えば、縦横3×3視点、それ以上の視点、あるいは、下段が2視点:中段が3視点:上段が2視点である3段構成のカメラアレイや仮想カメラが想定される。
なお、ここでは、多視点とは2視点以上であるものとする。多視点映像というとき、上記3視点以上の視点数の視点映像があることを前提にしている立体表示方式の場合のほか、二眼方式であっても、視点合成処理をして視点数を増やした場合、多視点映像という。さらに、その立体表示方式、又は視点数を増やした系において空間上で想定している複数の多視点映像の組を、(同一フレームの)多視点映像群ともいう。
入力映像Vがインテグラル方式の多視点映像の場合、その入力映像Vは、水平視差及び垂直視差の両方を有している。入力映像Vが二眼方式の多視点映像(2つの視差映像)や多眼方式の多視点映像の場合、その入力映像Vは、水平視差のみを有している。
なお、視点映像や多視点映像に関して、記憶された画像やフレーム単位の画像等を特に指す場合、視点画像や多視点画像と呼ぶ場合もある。
レンズアレイ情報記憶手段12は、レンズアレイ80のレンズピッチの情報を含むレンズアレイ情報を記憶するものであり、例えば、半導体メモリ等の一般的な記憶媒体で構成することができる。レンズアレイ情報としては、レンズピッチのほか、例えば各レンズの中心の位置、レンズの大きさ、レンズの個数、レンズ配置パターン、仮想カメラの視点からレンズアレイ面までの距離等を挙げることができる。
視点合成処理手段13は、視点間の水平視差のみに対応している複数視点のそれぞれの視点映像で構成された映像が入力されたときに、レンズアレイのレンズピッチの情報を含むレンズアレイ情報に基づいて当該水平視差を持った複数の視点映像から視点を合成し、入力映像Vよりも視点数を増加させた視点映像で構成された多視点映像を生成するものである。なお、増加させた後の合計の視点数についてはレンズアレイの情報(インテグラル方式の表示情報)を元に予め決めておくことができる。
本実施形態では、視点合成処理手段13は、入力映像Vから視点合成の必要を判断することとした。この判定方法としては、例えば、入力映像Vの同一フレームに含まれる視点映像の個数が、後段で生成する多視点映像群を構成する多視点映像の設定数に満たない場合、視点合成が必要であると判定すればよい。一例を挙げれば、多視点映像の設定数を、予めインテグラル方式の多視点映像の個数(例えば水平方向20個×垂直方向20個)の条件に設定しておき、入力映像Vの同一フレームに含まれる視点映像の個数が条件を満たせば、入力映像Vに視点合成処理は不要と判断し、条件を満たさなければ視点合成処理は必要と判断することができる。なお、上記判断は必須ではなく、視点合成処理手段13に対して、予め視点合成が必要か否かの情報を与えてもよい。
そして、視点合成処理手段13は、視点合成処理が不要の場合、すなわち入力映像Vがインテグラル方式の多視点映像の場合、視点合成をすることなく、処理を多視点映像補正手段14に渡す。
一方、視点合成処理が必要の場合、すなわち入力映像Vが二眼方式や多眼方式の多視点映像の場合、視点合成処理手段13は、二眼方式や多眼方式の映像コンテンツの元となる多視点画像からインテグラル方式の映像コンテンツの元となる多視点画像へ変換するために、水平視差を持った複数の映像を基に、レンズアレイの情報を参照して、視点合成を行って視点数を増やす。そして、生成した多視点映像を、多視点映像補正手段14に出力する。
ここで、視点合成とは、入力映像Vの各視点映像の間に1つの補間映像を作成したり、各視点映像の間に複数の補間映像を作成したりする視点内挿の処理を行うことである。なお、視点数はレンズアレイの情報を元に決めればよい。視点内挿の処理としては例えばデプスマップを利用する方法などが知られており、これを利用することができる。なお、デプスマップを利用する方法については、例えば下記参考文献に記載されているので、ここでは説明を省略する。
(参考文献)ISO/IEC JTC1/SC29/WG11 MPEG2013/M31520
多視点映像補正手段14は、視点合成処理手段13により生成された多視点映像をインテグラル方式の要素画像生成法に適した投影方式の映像に補正するものである。インテグラル方式の要素画像生成法では、例えば斜投影で取得した画像をもとに要素画像を生成する。そこで、本実施形態では、一例として、視点内挿処理で視点数を増やした多視点映像の各視点映像を斜投影画像に変換する補正処理を施すこととした。
多視点映像補正手段14は、斜投影処理手段141と、第1判定手段142と、を備えている。
斜投影処理手段141は、透視投影から平行投影の画像に変換する処理を行うものである。これは、二眼方式や多眼方式のコンテンツはカメラから取得した映像であるため通常は正射影であることが多いためである。
斜投影処理手段141は、視点合成処理手段13で生成された多視点映像を、レンズピッチなどのレンズアレイ情報に基づいて、透視投影の画像から平行投影の画像に変換し、変換された映像信号を、多視点映像記録転送手段15及び映像切替手段16に送る。
第1判定手段142は、記録バッファ151を参照して、着目する多視点映像と、当該多視点映像に時間的に隣接するフレームの画像データ、又は空間的に隣接する画像データとを比較することで、当該要素画像群生成装置10にフレーム毎に入力する、視点映像の集合である多視点映像に、当該映像を構成する視点映像の欠落があるか否か判定するものである。第1判定手段142は、比較の結果、着目する多視点映像のデータが存在しない場合、視点映像の欠落があると判定する。第1判定手段142は、欠落の有無の情報を多視点映像記録転送手段15に通知する。なお、このような判定を行う理由は、要素画像群生成装置10へ入力する入力映像Vのうち一部の情報が、要素画像群生成装置10へ入力する前の伝送などにて欠落する虞があるからである。
多視点映像補正手段14は、インテグラル方式の多視点映像が入力された場合、斜投影処理手段141による処理を行うことなく、第1判定手段142の処理を行った上で映像信号を、多視点映像記録転送手段15及び映像切替手段16に送る。
多視点映像記録転送手段15は、多視点映像補正手段14の補正により生成された多視点映像を記録バッファ151に記録する共に多視点映像を記録バッファ151から映像切替手段16に転送するものである。
この多視点映像記録転送手段15は、入力映像Vのうち二眼方式や多眼方式の映像コンテンツの元となる多視点映像については、多視点映像補正手段14で補正処理が施された多視点映像を記録バッファ151に記録する。
本実施形態では、多視点映像記録転送手段15は、記録バッファ151と、画像出力手段152と、補正手段153と、を備えることとした。
記録バッファ151は、多視点映像を記録するものであり、例えば、半導体メモリ等の一般的な記憶媒体で構成することができる。なお、記録バッファ151への多視点映像の記録は一時的なものである。
画像出力手段152は、記録バッファ151から多視点映像(多視点画像)を読み出して映像切替手段16に出力するものである。
記録バッファ151と画像出力手段152との関係は、所謂スキップバックレコーダーのようなもので、多視点映像記録転送手段15に対して時系列に入力される多視点映像を、記録バッファ151に一時的に記憶し、予め定められた時間だけ(例えば数秒)遅延させて多視点映像(多視点画像)を映像切替手段16に出力する。
補正手段(第1補正手段)153は、視点映像に不具合がある場合、記録バッファ151に記憶された情報を用いて補正するものである。なお、補正された情報は画像出力手段152によって出力される。
本実施形態では、補正手段153は、第1判定手段142によって視点映像の欠落があると判定された場合、当該欠落箇所に対して時間的に隣接するフレームの画像データ、又は空間的に隣接する画像データを記録バッファ151から読み出して用いて当該欠落箇所の画像を補正する。例えば、補正手段153は、記録バッファ151上で、所定フレームにおいて欠落となっている視点画像が配置されるメモリ領域のデータ(null)を、当該フレームに隣接する前のフレームの視点画像と後のフレームの視点画像とを用いて補間し生成した視点画像のデータで差し替える。
映像切替手段16は、多視点映像補正手段14又は多視点映像記録転送手段15から送られる映像(所定の多視点映像)が入力され、要素画像生成手段17に出力するものである。
映像切替手段16は、多視点映像補正手段14から送られる映像についてはそのまま要素画像生成手段17に出力する。
映像切替手段16は、多視点映像記録転送手段15から送られる多視点映像を選択して単位時間毎の多視点映像である多視点画像を、メモリ上に定められた多視点画像配置領域の水平方向及び垂直方向に割り当てて複数の多視点画像からなる多視点画像群を生成する処理を時分割で繰り返し行う。
本実施形態では、映像切替手段16は、多視点映像記録転送手段15から転送される多視点映像に基づき、多視点画像配置領域の水平方向に対しては、視点合成処理手段13により生成された水平成分の視点映像を割り当てると共に、多視点画像配置領域の垂直方向に対しては、同じ水平位置の視点映像を繰り返し割り当てることで多視点画像群を生成する処理を行う。なお、具体例については後記する。
要素画像生成手段17は、多視点画像群からインテグラル方式の要素画像生成法によって要素画像を生成する処理を繰り返すことで要素画像群を生成するものである。インテグラル方式の要素画像生成法については、例えば斜投影によるインテグラル立体像の生成手法を用いることができる。この手法は、特開2012−84105号公報に詳細に記載されているので、ここでは説明を省略する。
出力インタフェイス18は、要素画像生成手段17で生成された要素画像群を、例えば、液晶ディスプレイ等の表示パネル(モニタ70)に出力したり、ハードディスクレコーダ等の蓄積手段に出力したりする。なお、表示パネル(モニタ70)には、インテグラル方式のレンズアレイ80が設置され、表示パネルが要素画像群を表示すると、立体像が再生される。
[1−2.要素画像群生成装置による処理の全体の流れ]
第1実施形態に係る要素画像群生成装置10による処理の全体の流れについて図1を参照して説明する。
要素画像群生成装置10の視点合成処理手段13は、レンズアレイ情報記憶手段12からのレンズピッチなどの情報を受けて、入力映像Vから、視点合成の必要を判断する。
視点合成処理手段13は、判定の結果、視点合成が必要な場合、合成処理を行い、例えば、視点映像を作成後、多視点映像補正手段14に映像を出力し、視点合成が不要な場合、合成処理をせずに、多視点映像補正手段14に映像を出力する。視点合成処理手段13は、入力映像Vが入力されている間、上記処理を順次繰り返す。
多視点映像補正手段14は、視点合成処理手段13で視点合成された映像を受けると、レンズアレイ情報記憶手段12からレンズピッチなどの情報をもとに、視点合成された映像について、透視投影から平行投影に変換を行い、変換された映像信号を、多視点映像記録転送手段15に送る。また、多視点映像補正手段14は、視点合成が不要な映像を受けると、多視点映像記録転送手段15及び映像切替手段16に送る。さらに、多視点映像補正手段14は、視点合成処理手段13から映像を受けると、視点映像の欠落がないか否かを判定し、判定結果を多視点映像記録転送手段15に通知する。多視点映像補正手段14は、入力映像Vが入力されている間、上記処理を順次繰り返す。
多視点映像記録転送手段15は、多視点映像補正手段14から送られてきた映像を、記録バッファ151に記録すると共に、その映像を映像切替手段16に送る。また、多視点映像記録転送手段15は、多視点映像補正手段14から、視点映像の欠落が通知された場合、記録バッファ151に記録したデータを用いて視点映像を補正してから映像切替手段16に送る。多視点映像記録転送手段15は、入力映像Vが入力されている間、上記処理を順次繰り返す。
映像切替手段16は、多視点映像記録転送手段15から多視点映像を受けると、時分割で多視点画像として配置し、多視点画像を繰り返し要素画像生成手段17に出力する。映像切替手段16は、入力映像Vが入力されている間、上記処理を順次繰り返す。また、映像切替手段16は、多視点映像補正手段14から受ける多視点映像と、多視点映像記録転送手段15から受ける多視点映像とを切り替えて出力する。この映像切り替えは、要素画像群生成装置10の操作者による指示操作により、動作を行う前等の所定のタイミングに切り替えればよい。
要素画像生成手段17は、映像切替手段16から受け取った多視点画像からインテグラル方式の要素画像生成法によって要素画像を生成する処理を繰り返すことで要素画像群を生成する。要素画像生成手段17は、映像切替手段16から多視点画像が入力している間、上記処理を順次繰り返す。
[1−3.入力映像がインテグラル方式の多視点映像の場合の処理の流れ]
この場合の要素画像群生成装置10による処理の流れについて図2乃至図4を参照(適宜図1参照)して説明する。ここでは、一例として、9台のカメラを垂直方向に3行、水平方向に3列となるように並べたカメラアレイを用意して、円柱とその手前に配置された立方体とを被写体として撮影した3×3視点の映像を想定する。このときの入力映像の一例を図2(a)に示す。ここでは、カメラアレイの側から被写体を見たときに、左上(座標=(1,1);以下同様)、正面上(1,2)、右上(1,3)、左中(2,1)、正面中(2,2)、右中(2,3)、左下(3,1)、正面下(3,2)、右下(3,3)のそれぞれに写った視点映像を入力映像V1〜V9とする。これら入力映像V1〜V9は、同じフレームの映像である。
インテグラル方式の多視点映像の場合、図2(a)に示すように、多視点映像は、水平視差及び垂直視差の両方を有している。そこで、要素画像群生成装置10は、視点合成や斜投影の処理を行わず、多視点映像記録転送手段15は、図2(b)に模式的に示すように、入力映像(多視点映像)V1〜V9を記録バッファ151に記録すると共に、その映像を映像切替手段16に送る。そして、映像切替手段16は、撮影に用いたカメラアレイのカメラ配置に対応させてメモリ上に形成された、図2(c)に模式的に示す多視点画像配置領域61の水平方向及び垂直方向の3行3列の領域に、入力映像(多視点映像)V1〜V9を並び変えながら割り当てる。
図3は、このときに映像切替手段16がメモリ上で入力映像(多視点映像)V1〜V9を割り当てることで生成された多視点画像群62の模式図である。要素画像生成手段17は、映像切替手段16から取得する多視点画像群62から要素画像群を生成する。なお、その途中には後記する正規化要素画像を生成してもよい。
ここで、多視点画像群から要素画像を生成する方法について図3及び図4を参照して説明する。図4は、あるフレームに対応する、完成した要素画像群63の一例の模式図である。図4に表示された太い実線で囲まれた6個の正方形は、要素画像群63を構成する要素画像の一例である。各要素画像は3ピクセル×3ピクセルの要素画像で構成されている。図4の各要素画像において破線で区切られた領域は、図3に示す多視点画像群を構成する画素を示している。また、図4の各要素画像において被写体の絵の代わりに記入された数字は、図3に示す多視点画像群を構成する画素の位置を表している。
図3の多視点画像群62において、左上(1,1)に配置された多視点画像の一部の矩形領域を拡大して示すように、当該矩形領域には、2ピクセル×3ピクセルの画素が配置されている。この拡大した矩形領域において被写体の絵の代わりに記入された数字は、当該矩形領域における画素の位置を表している。多視点画像群62において、その他の多視点画像についても同様なので詳細な説明は省略する。
要素画像生成手段17は、多視点画像群62を構成する各多視点画像から互いに同じ座標位置にある画素を集めることで、1つの要素画像を生成する。具体的には、図3の各多視点画像の矩形領域の左上に配置された画素を、多視点画像群62の全体の配置を保ったまま集積すると、図4の要素画像群63を構成する左上隅の要素画像を生成することができる。他の要素画像も同様に生成することができる。
[1−4.入力映像が多眼方式の多視点映像の場合の処理の流れ]
この場合の要素画像群生成装置10による処理の流れについて図5を参照(適宜図1乃至図4参照)して説明する。ここでは、前提として、仮にインテグラル方式であれば例えば6×6視点の映像を用いるような場合を想定する。すなわち、要素画像群生成装置10の映像切替手段16は、図5(a)に模式的に示すように多視点画像配置領域64の水平方向及び垂直方向の6行6列の領域に、入力映像(多視点映像)を並び変えながら割り当てることになる。なお、視点数はレンズアレイの情報を元に決めればよい。
この前提の下、多眼方式の撮影のために水平方向に3台のカメラを用意して、円柱とその手前に配置された立方体とを被写体として撮影した3視点の映像を想定する。ここで、これら多視点映像を、左の映像(1,1)、中央の映像(1,3)、右の映像(1,6)と呼ぶ。この場合、要素画像群生成装置10の視点合成処理手段13は、例えば次のように視点数を増やす。左の映像(1,1)と中央の映像(1,3)との間の中点に内挿により映像(1,2)を生成する。また、中央の映像(1,3)と右の映像(1,6)と間の2箇所に例えば線形補間により映像(1,4)と映像(1,5)を生成する。以上の視点合成により生成された、合計6視点の多視点映像群は、多視点映像補正手段14によって、透視投影の画像から平行投影の画像に変換される。そして、多視点映像記録転送手段15は、多視点映像補正手段14で補正処理が施された多視点映像を記録バッファ151に一時的に記録する。
そして、映像切替手段16は、レンズアレイの情報で決められる視点数(ここでは6×6)に対応させてメモリ上に形成された、図5(a)に模式的に示す多視点画像配置領域64の水平方向及び垂直方向の6行6列の領域に、多視点映像を並び変えながら割り当てる。このとき、要素画像群生成装置10は、要素画像を生成する際に、水平成分の視点映像については、視点合成により既に生成しているため、映像切替手段16は、図5(b)に示すように容易に割り当てることができる。ただし、多眼方式の視点映像の場合、そもそも視点映像は水平視差のみの映像であり、垂直成分の視点映像はそれぞれの水平成分で1点しかないため正確な視点内挿も難しい。仮に図5(b)の多視点画像群65をもとにした場合、要素画像生成手段17は、図3及び図4を参照して説明した方法では要素画像群を生成できないことになる。
しかしながら、要素画像群生成装置10では、水平視差のみの視点映像については、映像切替手段16は、記録バッファ151に記録してある同じ映像を垂直成分の視点映像として割り当てる。こうして図5(c)に模式的に示す多視点画像群65が生成される。これにより、要素画像生成手段17は、図3及び図4を参照して説明した方法によって要素画像群を生成することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る要素画像群生成装置10は、二眼方式や多眼方式のコンテンツのように水平視差を持った視点映像を基に視点合成を行い、その画像をインテグラル方式の斜投影による要素画像生成法に適した画像に補正処理を行った上で、記録バッファ151に一時的に保存し、保存された映像を割り当てて要素画像を生成する。ここで、垂直成分の映像の割り当てについては同じ水平位置の視点映像を繰り返し使用している。
したがって、要素画像群生成装置10によれば、水平視差映像にのみ対応している映像コンテンツをインテグラル立体用ディスプレイで表示することができる。要するに、二眼方式や多眼方式の映像コンテンツをインテグラル方式のディスプレイに表示することが可能となる。その結果、インテグラル方式のディスプレイに表示できる映像コンテンツの数を効率よく増加させることができる。
また、要素画像群生成装置10は、記録バッファ151を備えており、これをスキップバックレコーダーのように利用することで、入力映像Vのうち、要素画像群生成装置10へ入力する前の伝送などにて多視点映像の一部の情報(視点映像)が欠落した場合であってもその視点映像を補間して生成することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る要素画像群生成装置は、第1実施形態に係る要素画像群生成装置の構成に加えて、より自然な立体像を表示する機能を付加したものである。装置構成を説明する前に、この付加機能の背景及び解決しようとする課題について詳細に説明する。
将来の立体テレビ用の表示方式として、個人視聴者宅での視聴形態以外にも、例えば人々が通行する場所に、平面ディスプレイやプロジェクタなどを用いたデジタル・サイネージを設置して、立体映像を表示することも期待されている。インテグラル方式による立体像を正しく見ることができる範囲を視域という。視域は要素画像が要素レンズによって投影される角度に相当し、要素レンズの焦点距離と要素画像サイズに関係している。インテグラル方式による立体像を表示したモニタの前を観測者が横切りながらモニタを見ると二重像が見えてしまうことがある(図6参照)。
ここで、二重像が発生する主な理由として考えられる2つの原因について図6及び図7を参照して説明する。図6は、立体像の見え方の一例を示す概念図であり、図7は、右目と左目の間に視域の境目が位置するときの様子を模式的に示す平面図である。図7の説明図の前提をいくつか説明する。
モニタ(表示パネル)70には、水平方向(図7において上下方向)に、例えば8個の要素画像の部分が表示されている。モニタ70の前(図7において右)には、所定距離だけ離間してレンズアレイ80が配置されている。ここでは、水平方向に例えば8個の要素レンズ81が所定のレンズピッチで配置されている部分が記載されている。また、1つの視域には、一例として水平方向に左(図7において下)から視点1〜視点11の11個の視点映像が連続的に観測できるようになっている。1つの視域の左右には、隣の視域が存在している。図示した状態では、観測者の左目の位置は視域内の視点11の近傍にあり、観測者の右目の位置は、その右隣の視域内の視点1の近傍にある。つまり、観測者の右目と左目の間には2つの視域の境目が位置している。なお、要素画像71、要素レンズ81及び視域についての観測者にとっての水平方向の関係は、観測者にとっての上下方向(紙面に垂直な方向)においても同様に成り立っている。
二重像が発生する1つ目の原因は、図6及び図7に示すように、右目と左目の間に視域の境目が位置することであり、そのタイミングでは右目と左目とで異なる視域の映像が観測されるため、観測者には二重像が視認される。つまり、図6のように視域の境目をまたいで提示される2つの映像67が同時に観測されるため、観測者にとって二重像68となって視認される。視域は、立体像を表示するモニタやレンズ構造によって限られることから、例えばデジタル・サイネージのモニタの前を観測者が横切る時には、どうしてもインテグラル立体像の視域の境目を通過してしまう。そのため、ちょうど観測者の視点が視域の境目にあるときにモニタを見ると、右目と左目とで異なる視域の映像が観測されるため、二重像が見えてしまうことになる。そして、右目と左目に映る映像が異なっていれば異なっているほど二重像が二重に見える度合いがそれだけ大きくなってしまう。
次にもう1つの原因について図10(a)を参照して説明する。図10(a)の説明図の前提をいくつか説明する。ここでは仮想空間(CG空間)を想定している。この仮想空間にはレンズアレイ180が配置されている。ここでは、水平方向(図10(a)において上下方向)に例えば2個の要素レンズ181が所定のレンズピッチで配置されている部分が記載されている。被写体182は、3次元CGで作成されたものであり、被写体182の表面を構成する画素に所定の画素値(輝度値)が与えられている。この例では、図示しない観測者の視点は、図10(a)において左側に位置しており、要素レンズ181の右側に要素画像が位置するものとしている。なお、水平方向の関係は垂直方向においても同様に成り立っているが、以下では水平方向の関係だけを用いて説明する。
インテグラル方式による要素画像の生成では、レンズピッチとモニタの画素ピッチが整数比になっていない場合、要素画像群生成処理の過程において、レンズピッチとモニタの画素ピッチとが整数比になるような正規化要素画像という大きな画像を、仮想空間上で一時的に生成する。なお、正規化要素画像については、例えば特開2012−84105号公報に詳細に記載されているので、ここでは説明を省略する。
そして、最終的にモニタに表示される要素画像群は、この正規化要素画像を縮小することで求められている。そして、縮小するために、視域の境目での映像を構成する要素画像の端にある画素部分は、例えば右に隣接する要素画像の逆側の端にある画素との間で内挿処理が施される。
具体的には、例えば、図10(a)において下に位置する要素レンズ181を介して生成される要素画像は、11個の画素、すなわち、光線1a〜光線11aの照射先で表される。同様に、図10(a)において上に位置する要素レンズ181を介して生成される要素画像は、11個の画素、すなわち、光線1b〜光線11bの照射先で表される。そして、正規化要素画像を縮小するために、一方の要素画像の端の画素(光線1aの先)と、他方の要素画像の端の画素(光線11bの先)との間で内挿処理を施すと、その際に、図10(a)に示された光線1aから得られる映像の成分と、光線11bから得られる映像の成分との両方を含むことになる。そのため、二重像が発生してしまう原因となる。
また、レンズピッチとモニタの画素ピッチとの関係によっては、視域の境目でワイプがかかったように視点が切り替わることがある。このワイプ発生時の立体像は、2つの視点映像が同時に表示されるため、ワイプ部分では立体像にずれが生じ、表示コンテンツによっては二重像のように見えてしまうことがある。
図7において観測者(右目、左目)の代わりにカメラを用い、このカメラで得られる視点映像が、視域の境目で不連続に切り替わる様子について図7及び図8を参照して説明する。図8において、横軸は観測位置を表し図7の説明図に対応しており、横軸の左側は観測位置も左であることを示し、横軸の右側は観測位置も右であることを示している。縦軸は、視点1〜視点11に対応してカメラでそれぞれ得られる映像(視点映像n;n=1〜11)を示している。つまり、図8は、インテグラル方式のディスプレイ(図7のモニタ70、レンズアレイ80)を向いたカメラがディスプレイ面に対して平行であって左から右に移動したときに映る視点映像の切り替わりをグラフで示したものである。
図8では、横軸には約4つの視域に相当する観測位置を表示している。例えば、ディスプレイの視域角が約10〜30°程度となっている場合、ディスプレイの前を観測者(ここではカメラ)が横切るように移動すると、視域の境目が何度か発生する。図8に示すように、視域の境目では映像が不連続に切替わっている。
ここで、映像が連続であるとは、例えば視点映像6とそのすぐ左に隣接する視点映像5との関係、又は視点映像6とすぐ右に隣接する視点映像7との関係を意味する。また、視点映像6と例えば左へ1つ飛ばした視点映像4との関係や、視点映像6と例えば右へ2つ飛ばした視点映像8との関係は、ほぼ連続するとも言える。
そして、視域の両端においては、片側だけ2つの視点映像が連続することになる。図8の例の場合、例えば視点映像1はすぐ右に隣接する視点映像2との関係だけが連続であるといい、視点映像11はすぐ左に隣接する視点映像10との関係だけが連続であるという。したがって、図8の例の場合、視域の境目において、視点映像11のすぐ右に視点映像1が観測されることは、視点映像が不連続に切り替わるというのである。
要するに、展示会などにおいて、展示に適したインテグラル立体コンテンツを空中浮遊させるディスプレイをデモンストレーションする表示の場合や、コンテンツ本来の魅力を引き出すために運動視差による表現を多く必要としないコンテンツの場合に、従来は観測位置と視点映像の関係が図8のように視域の境目で不連続になってしまうことがあった。
[2−1.要素画像群生成装置の構成]
図9に示す第2実施形態に係る要素画像群生成装置10Aにおいて、図1に示す要素画像群生成装置10と同じ構成には同じ符号を付して説明を適宜省略する。
要素画像群生成装置10Aは、図9に示すように、入力インタフェイス11と、レンズアレイ情報記憶手段12と、視点合成処理手段13と、多視点映像補正手段14と、多視点映像記録転送手段15と、映像切替手段16Aと、要素画像生成手段17と、出力インタフェイス18と、三次元モデル生成手段19と、斜投影処理手段20とを備えている。
三次元モデル生成手段19は、三次元スキャナの入力信号又は、3以上の複数視点のそれぞれの視点映像の集合である多視点映像で構成された入力映像V、を受けてCG上で三次元モデルを生成するものである。三次元モデルの生成方法は、本発明では特に限定されないため、ここでは説明を省略する。なお、例えば特開2012−84105号公報及び当該公報記載の先行文献に詳細に記載されている。
本実施形態では、三次元モデル生成手段19は、第2判定手段191を備えている。
第2判定手段191は、生成された三次元モデルにおいて被写体の重なり等のオクルージョンが発生しているか否かを判定するものである。第2判定手段191は、オクルージョンが発生しているか否かを多視点映像記録転送手段15に通知する。
ここでの判定方法は特に限定されないが、例えば、前フレームに表示されている被写体(3次元CG)の領域の形状情報と、現時点での当該被写体(3次元CG)の領域の形状情報とを比較し、その変化量が予め設定されている閾値よりも大きくなったときにオクルージョンが発生したと判断し、それ以外はオクルージョンが発生していないと判断すればよい。ここで、被写体(3次元CG)の領域の形状情報としては、例えば、被写体(3次元CG)の領域の囲む外接矩形の面積等を用いることができる。
本実施形態では、多視点映像記録転送手段15の補正手段153は、第1実施形態で説明した機能(第1補正手段の機能)に加えて次の機能(第2補正手段の機能)を有する。すなわち、補正手段153は、第2判定手段191でオクルージョンが発生していると判定した場合、オクルージョンが発生している三次元モデルを投影して生成されたオクルージョンが発生している視点映像に対して時間的に隣接するフレームの画像データ、又は空間的に隣接する画像データを記録バッファ151から読み出して用いて当該オクルージョンが発生している視点映像を補正することとした。
斜投影処理手段20は、インテグラル方式の要素画像生成法において斜投影で取得した画像を用いているので、レンズアレイ情報に基づいて、平行投影による手法を用いて任意の視点から三次元モデルを投影して多視点映像を生成するものである。
ここで、斜投影による要素画像の生成手法について図10(b)を参照して簡単に説明する。図10(b)の説明図の前提は図10(a)と概ね同様であり、仮想空間内に、基準となるレンズアレイ180を配置する際には、被写体の3次元モデルをレンズアレイ180付近に配置する。図10(b)では、要素レンズ181の光軸を破線で示している。
この例では、図示しない観測者の視点は、図10(b)において左側に位置しているものとしている、そして、3次元モデルである被写体182は、レンズアレイ180の手前(図10(b)において左)に配置されており、他の3次元モデルである被写体183は、レンズアレイ180の手前と奥(図10(b)において右)とをまたぐように配置されている。なお、3次元モデルはレンズアレイ180の奥に配置してもよい。
要素画像群の表示面(仮想ディスプレイ)184は、レンズアレイ180から、レンズアレイ180の焦点距離だけ(図10(b)において右に)離した位置に設置される。
例えば、斜投影による要素画像の生成手法では、図10(b)に示すように、要素レンズ181の中心を通過する光線の方向、すなわち要素レンズ181の光軸の向きから角度θだけ傾いた方向に着目し、その光線の方向から要素画像内の画素位置を求めることができ、また、その光線の強度から画素値を求めることができる。さらに、図10(b)の斜投影による方法を、図10(a)に示された光線1a〜光線11aのように光線の角度毎に繰り返すことで、要素画像の全画素値を求めることできる。
言い換えて要素画像群の表示面184上の画素の側から説明すると、当該画素とその画素から最近傍の要素レンズ181の中心(光学主点)とを結ぶ直線(図10(a)の光線)を想定し、この直線と対象の3次元モデルとが交差する交点のうち、最も視点に近い交点の画素値を、要素画像の画素に付与する。そして、この処理を全ての画素について実行すると、要素画像群を生成することができる。
多視点映像記録転送手段15は、三次元モデルを投影して生成された多視点映像を記録バッファ151に一時的に記録する機能も有している。
映像切替手段16Aは、三次元モデルを投影して生成された多視点映像、視点合成処理手段13で生成された多視点映像、多視点映像補正手段14の補正により生成された多視点映像、記録バッファ151に記録した多視点映像のうちのいずれか1つを選択して出力することを時分割で繰り返し行う。これらの映像切り替えは、要素画像群生成装置10Aの操作者による指示操作により、動作を行う前等の所定のタイミングに切り替えればよい。
映像切替手段16Aは、多視点映像記録転送手段15から転送される多視点映像を選択する際、つまり、多視点画像を要素画像生成手段17に出力する際に、次の(第1のケース)、(第2のケース)もしくは(第3のケース)のようにして多視点映像を選択する。なお、ここで、図3及び図4を参照(適宜図9参照)して要素画像の画素の位置について補足的に例示しながら説明する。
(第1のケース)
映像切替手段16Aは、後段の要素画像生成手段17が、図4の例えば左上の要素画像を生成する際に、当該要素画像の左端(例えば図3の画素位置11)と右端(例えば図3の画素位置31)にそれぞれ位置する画素の各画素値が連続性のある値を持つような要素画像となるように、多視点映像を選択してメモリ上で割り当て多視点画像群を生成する(図3参照)。
(第2のケース)
映像切替手段16Aは、後段の要素画像生成手段17が、図4の例えば左上の要素画像を生成する際に、当該要素画像の上端(例えば図3の画素位置11)と下端(例えば図3の画素位置71)にそれぞれ位置する画素の各画素値が連続性のある値を持つような要素画像となるように、多視点映像を選択してメモリ上で割り当て多視点画像群を生成する(図3参照)。
(第3のケース)
映像切替手段16Aは、後段の要素画像生成手段17が、図4の例えば左上の要素画像を生成する際に、当該要素画像の上下左右のうちのいずれか3つの端部として、例えば上端(例えば図3の画素位置11)と、下端(例えば図3の画素位置71)と、上端に対する右端(例えば図3の画素位置31)と、にそれぞれ位置する画素の各画素値が連続性のある値を持つような要素画像となるように、多視点映像を選択してメモリ上で割り当て多視点画像群を生成する(図3参照)。
映像切替手段16Aのこれらの機能は、第1実施形態に係る要素画像群生成装置10の構成に対して、より自然な立体像を表示するために付加した機能である。なお、この付加機能の具体例については、後記する。
[2−2.要素画像群生成装置による処理の全体の流れ]
第2実施形態に係る要素画像群生成装置10Aによる処理の全体の流れについて、図9を参照して第1実施形態との重複を除いて説明する。第1実施形態では、多視点映像からの要素画像生成例を説明したが、ここでは、3次元モデルから要素画像を生成する処理について説明する。
要素画像群生成装置10Aの三次元モデル生成手段19は、3次元スキャナの入力信号Sや多視点映像などの入力映像Vが入力されると、3次元モデルを生成する。そして、斜投影処理手段20は、レンズアレイ情報記憶手段12からレンズピッチなどの情報を受け、生成された3次元モデルに対してある視点からの斜投影を行い、斜投影によって得られた視点画像を映像切替手段16と多視点映像記録転送手段15に出力する。
そして、多視点映像記録転送手段15の記録バッファ151では一時的に視点映像の集合である多視点映像を記録する。そして、映像切替手段16Aは、三次元モデルにおいてオクルージョンの発生がなければ、多視点映像をそのまま要素画像生成手段17に出力する。一方、オクルージョンが発生していた場合、多視点映像記録転送手段15では、記録バッファ151から呼び出した隣接するフレームからの視点画像などと比較し映像を補正処理した上で要素画像生成手段17に出力する。
[2−3.映像切替手段の付加機能の処理]
映像切替手段の付加機能の処理について、以下、図10〜図12を参照(適宜図7及び図8参照)して説明する。斜投影による要素画像の生成手法では、図10(b)に示すように、要素レンズ181の中心を通過する光線の方向、すなわち要素レンズ181の光軸の向きから角度θだけ傾いた方向に着目している。ここで、図10(a)に示すように、光線1aと、光線1aの隣の要素レンズ181を通過する光線1bとは同じ向きとなり、視点1を平行投影したときの一部分と考えることができる。同様に、光線11aと光線11bとは、視点11を平行投影したときの一部分と考えることができる。
一方で、要素画像群生成装置10Aは、斜投影処理手段20によって、平行投影による手法を用いて任意の視点(例えば上記視点1や視点11)から三次元モデルを投影して多視点画像を生成している。そのため、多視点映像記録転送手段15の記録バッファ151には、この例の上記の視点1から視点11までの平行光の映像が一時的に記録されることになる。したがって、映像切替手段16Aは、記録バッファ151に記録された視点1から視点11までの平行光の映像、すなわち、11視点の多視点画像群の中から、必要な分だけ多視点画像を選択してメモリ上でその配置を並べ替えて割り当てることが可能である。
言い換えると、映像切替手段16Aは、記録バッファ151に記録された多視点画像が不連続にならないように映像を差替える処理を行うことができる。図11は、連続性を持たせるように映像を差替えた場合のグラフである。図11のグラフの見方は、図8のグラフと同様である。比較例となる図8のグラフの場合、前記したように、図7の水平方向の視域の1区切りに対応した視点1〜視点11までの合計11枚の多視点映像を順番に11回分読み込むことを前提としたグラフを表している。これに対して、映像切替手段16Aは、図11に示すように、視域の1区切りに対応して、多視点画像を「視点1→視点2→視点3→視点4→視点5→視点6→視点7→視点8→視点6→視点4→視点2」として読み込み要素画像を生成することとしている。
つまり、視域の1区切りに対応したすべての視点を用いているわけではないが、多視点映像が、連続又はほぼ連続するように合計11回分読み込んでいる。これにより、一部の区間で、例えば「視点8→視点6」のように逆視になることもある。ただし、その代わりとして、視域の境目で右目と左目に入る映像の視差は、図8の場合には「視点11→視点1」であったのに対して、図11の場合には「視点2→視点1」のようになったので、視差を少なくする効果を奏する。加えて、この映像切替手段16Aの処理によれば、正規化要素画像から縮小して要素画像群を生成する際の要素画像両端の画素値の差分を小さくすることができ、結果的に二重像を低減できている。
図12は、視域の境目での二重像を完全に消すことを目的として映像を差替えた場合のグラフである。図12のグラフの見方は、図8のグラフと同様である。この場合、映像切替手段16Aは、図12に示すように、多視点画像を、「視点4→視点5→視点6→視点7→視点8→視点9→視点8→視点7→視点6→視点5→視点4」として読み込み要素画像を生成する。つまり、視域の1区切りに対応した11視点すべてを用いているわけではないが、多視点映像が連続するように合計11回分読み込んでいる。
また、図12のグラフにおいて、視域の境目に注目すると、視点映像4の次に同じ視点映像4が配置されることになる。このような配置も、視点映像の「連続」とみなすことができる。映像切替手段16Aが、このように多視点映像を選択してメモリ上で割り当て多視点画像群を生成することによって、例えば図4の要素画像を構成する画素群の中で両端に配置される画素の画素値(以下、単に、要素画像両端の画素値という)が、同じ視点映像(ここでは、視点映像4)を用いて生成されることになる。
図12の場合も図11と同様に一部の区間で逆視になるデメリットもあるが、右目と左目に映る視域差をほぼ連続的なものにすることができる効果を奏する。さらに、二重像の発生の2つ目の原因に正規化要素画像から要素画像群に縮小により生じるものがあるが、図12の例では、要素画像両端の画素値を同じ値にすることで、二重像を消すことが可能になる。
以上説明したように本実施形態に係る要素画像群生成装置10Aによれば、比較例となる図8のグラフ中の視域の境目で例えば視点1から視点11へと不連続に切り替わるようなことを避けるように、例えば視点1から視点11までの映像を多視点映像記録転送手段15の記録バッファ151に一時的に記録し、視域の境目で視点映像が連続的に切替わるように映像を差替える処理を行う。これにより、視域の境目の二重像を低減させている。
同様に、要素画像群生成装置10Aによれば、例えば視点1から視点11までの平行光の映像を多視点映像記録転送手段15の記録バッファ151に一時的に記録し、平行光の映像を適宜差し替えることで、2つ目の原因となる「レンズピッチとモニタの画素ピッチが整数比でないことから正規化要素画像を生成し更に正規化要素画像を縮小すること」によって生じる二重像についても低減することができる。
また、要素画像群生成装置10Aによれば、上記のような記録バッファ151を用いた差し替え処理によって、ワイプ発生時にワイプ部で発生する立体像のずれによる二重像も同様に低減することができる。
さらに、要素画像群生成装置10Aによれば、3次元モデルにオクルージョンが発生した場合であっても視点映像を補正して生成することができる。
(第3実施形態)
[3−1.放送通信連携システム]
本発明の実施形態に係るデジタル放送受信装置を含む放送通信連携システムについて図13を参照して説明する。図13に示すように、放送通信連携システム1は、サービス提供システム2と、デジタル放送受信装置3(3a,3b)とを備える。視聴者は、デジタル放送受信装置3によって番組コンテンツを視聴する。以下、ユーザという場合、視聴者を指す。
サービス提供システム2は、所定のサービスとして通信ネットワークNを用いた立体映像コンテンツを視聴者に提供するシステムであり、放送局で使用され映像コンテンツを放送するデジタル放送送信装置4と、放送コンテンツを補う通信コンテンツを提供するWebサーバ5とを備える。
放送局側のデジタル放送送信装置4及びWebサーバ5と、視聴者側のデジタル放送受信装置3は、例えば図14に示すような機能ブロックで構成される。以下、各装置の構成の詳細について説明する。
[3−2.デジタル放送送信装置]
デジタル放送送信装置4は、番組コンテンツを放送するものであって、1サービスとして立体映像コンテンツを視聴者に提供する。このデジタル放送送信装置4は、コンテンツ記憶手段41と、放送制御手段42と、放送送出手段43と、を備えている。
コンテンツ記憶手段41は、デジタル放送の番組コンテンツやデータ放送コンテンツ等の各種コンテンツを記憶するものであって、ハードディスク等の記憶装置である。このコンテンツ記憶手段41は、番組コンテンツとして、例えば水平視差及び垂直視差を有した多視点映像(映像コンテンツ)や、水平視差のみの視点映像の集合である多視点映像(映像コンテンツ)を記憶している。
放送制御手段42は、コンテンツ記憶手段41から、番組コンテンツ、データ放送コンテンツ等を読み出して、放送送出手段43に出力するものである。なお、放送制御手段42は、詳細な説明は省略するが、デジタル放送の限定受信システムに対応してコンテンツのスクランブル、鍵情報の暗号化等の各種の制御を行う。
放送送出手段43は、放送制御手段42から出力される番組コンテンツ、データ放送のデータ等を多重化して、データカルーセルで伝送(配信)するものである。
[3−3.Webサーバ]
Webサーバ5は、サービス事業者によって用意され、CGI(Common Gateway Interface)やPHP(Hypertext Preprocessor)といったサーバである。なお、本実施形態では、放送局(放送事業者)がサービス事業者を兼ねている。
Webサーバ5は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の演算装置と、メモリ、ハードディスク等の記憶装置(記憶手段)と、外部との各種情報の送受信を行うインタフェイス装置と、を備え、前記したハードウェア資源がプログラムによって制御されることにより実現され、図14に示すように、コンテンツ記憶手段51と、コンテンツ配信手段52と、を備える。
コンテンツ記憶手段51は、通信コンテンツを記憶するものであり、メモリやハードディスク等の記憶装置から構成される。ここでは、放送波Wで水平視差のみの視点映像の集合である多視点映像(映像コンテンツ)が提供されるときのその映像コンテンツの垂直視差のある視点映像の集合である多視点映像を通信コンテンツとして記憶する。
コンテンツ配信手段52は、通信ネットワークNに接続されたデジタル放送受信装置3aに対して通信コンテンツを配信するものである。なお、放送波Wで伝送される映像コンテンツと、通信ネットワークNで配信される映像コンテンツは、協定世界時刻(UTC:Coordinated Universal Time)をベースとした時刻を用いることにより、同期を取って再生することが可能である。また、コンテンツ配信手段52はデジタル放送受信装置3の操作者の操作によるリクエストを受けることで、任意のタイミングにおいて映像コンテンツを配信する機能を持つ。
[3−4.デジタル放送受信装置]
デジタル放送受信装置3は、放送波W等により、番組コンテンツおよびデータ放送を受信するものである。ここでは、デジタル放送受信装置3は、放送受信手段31と、ユーザ操作手段32と、通信手段33と、コンテンツ蓄積手段34と、プログラム記憶手段35と、受信制御手段36と、モニタ70と、レンズアレイ80と、を備えている。そして、デジタル放送受信装置3は、セキュリティモジュールである個別情報記憶カード37を装着されることで、デジタル放送の受信を可能としている。個別情報記憶カード37は、例えば、B−CASカードである。
放送受信手段31は、デジタル放送送信装置4から送出されるデジタル放送を受信するチューナ等から構成され、個別情報記憶カード37の装着時に受信したデジタル信号を受信制御手段36に出力するものである。
ユーザ操作手段32は、ユーザの操作により指定されるコマンドを受信制御手段36に出力するものであり、例えば、リモコン装置等である。
通信手段33は、通信ネットワークNを介して外部との間で情報を送受信するものである。通信手段33は、放送波Wで水平視差のみの視点映像の集合である多視点映像(映像コンテンツ)が提供されるときのその映像コンテンツの垂直視差の視点映像の集合である多視点映像をWebサーバ5から受信し、要素画像群生成装置10Bに出力する。
コンテンツ蓄積手段34は、放送受信手段31で受信したデジタル放送番組等のコンテンツを記憶するものであり、ハードディスク等で構成される。
プログラム記憶手段35は、受信制御手段36等の動作プログラムやその処理結果等を記憶するものであり、メモリやハードディスク等で構成される。
受信制御手段36は、放送受信手段31や通信手段33で受信したデジタル信号の再生・表示を制御するものである。ここでは、受信制御手段36は、コンテンツ再生制御手段361と、表示制御手段362と、要素画像群生成装置10Bと、を備えている。
コンテンツ再生制御手段361は、例えば放送波Wで受信した多重化されたデジタル信号から暗号化鍵情報やコンテンツ等を分離し、鍵情報を復号して、コンテンツをデスクランブルすることでコンテンツを再生する制御を行うものである。
表示制御手段362は、コンテンツ再生制御手段361で再生されたコンテンツをモニタ70に表示させるものである。なお、表示制御手段362は、データ放送の電子文書であるBMLを解析し、表示制御を行う。また、表示制御手段362は、ハイブリッドキャストのHTML5を解析し、番組の追加情報を表示してもよい。
要素画像群生成装置10Bは、表示切替手段21以外の構成は図9の要素画像群生成装置10Aと同様なものとしたので、詳細な説明は省略する。なお、要素画像群生成装置10Bにおけるレンズアレイ情報記憶手段12や記録バッファ151は、例えばプログラム記憶手段35と兼用することとする。
当該デジタル放送受信装置3は、この要素画像群生成装置10Bで生成された要素画像群からインテグラル方式の立体像を表示する。
表示切替手段21は、垂直視差の無いインテグラル方式の立体像の表示と、水平視差及び垂直視差の両方を有するインテグラル方式の立体像の表示と、を切り替えるものである。ここでは、垂直視差の無いインテグラル方式の立体像を表示するモードを第1モード、水平視差及び垂直視差の両方を有するインテグラル方式の立体像を表示するモードを第2モードと呼ぶ。
第1モードでは、デジタル放送受信装置3は、放送受信手段31によって放送波Wから水平視差のみの多視点映像を受信するときに、当該放送受信した水平視差のみの多視点映像に基づいて要素画像群生成装置10Bで生成した垂直視差の無いインテグラル方式の立体像を表示する。
また、第2モードでは、デジタル放送受信装置3は、放送受信手段31によって放送波Wから水平視差のみの多視点映像を受信するときに、それ以外の多視点映像を通信手段33によって通信ネットワークNを介して受信して当該ネットワーク受信した多視点映像と放送波Wから受信する多視点映像とを併用して要素画像群生成装置10Bで生成された水平視差及び垂直視差の両方を有するインテグラル方式の立体像を表示する。
受信制御手段36は、デジタル放送受信装置3に内蔵されたコンピュータを、前記した各手段として機能させる受信機プログラムにより動作させることで実現することができる。この受信機プログラムは、デジタル放送送信装置4からデータ放送を介して提供される。また、受信機プログラムのうちの一部である要素画像群生成プログラムは、コンピュータを、要素画像群生成装置10Bとして機能させるためのプログラムである。
モニタ(表示パネル)70は、受信制御手段36の処理結果として復号されたデジタル放送番組、データ放送を画面上に表示するものであり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等である。レンズアレイ80は、インテグラル方式に適用できるレンズ群を備えていれば特に限定されない。
[3−5.要素画像群生成装置の動作]
第1モードでは、要素画像群生成装置10Bは、第1実施形態の要素画像群生成装置10と同様の動作を行う。
第2モードでは、要素画像群生成装置10Bは、通信手段33によって受信した通信コンテンツ(垂直視差のある視点映像の集合である多視点映像)を、多視点映像記録転送手段15に出力する。なお、必要があれば、視点合成処理手段13及び/又は多視点映像補正手段14を経由してそれぞれの処理を行う。そして、要素画像群生成装置10Bは、映像切替手段16によって、記録バッファ151(プログラム記憶手段35)に記録された、垂直視差のある視点映像と、同様に記録バッファ151に記録された、水平視差のみの視点映像とを併用して、例えば図2(c)の多視点画像配置領域61に割り当てる。そして、要素画像群生成装置10Bは、要素画像生成手段17によって、水平視差及び垂直視差のある多視点画像から要素画像を生成する。
以上説明したように、本実施形態によれば、将来のテレビ放送で必要とされるインテグラル方式のディスプレイに表示できるような映像コンテンツの数を効率よく増加させることができる。
以上、実施形態に基づいて本発明に係る要素画像群生成装置について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。例えば、前記実施形態では、インテグラル方式の要素画像生成法として例えば斜投影で取得した画像をもとに要素画像を生成することとしたが、投影法は斜投影に限定されるものではない。
また、視点映像の欠落判定やオクルージョンの発生判定を行う手段は、実施形態に係る装置のブロック構成の位置に設けることに限定されず、また、第2実施形態では、2つの手段を集約して1つのブロック構成として配置してもよい。
また、第2実施形態では、補正手段153の機能を分けて、視点映像の欠落があるときに補正する第1補正手段と、オクルージョンが発生しているときに補正する第2補正手段とを備えるようにしてもよい。
また、図2の説明では、3×3視点の映像をカメラアレイで撮影してインテグラル方式の多視点映像を説明したが、視点数は、これに限定されるものではなく、例えば20×20視点や、それ以上であってもよい。
インテグラル方式の立体表示に用いるレンズアレイにおいて、要素レンズの配列は、縦横に揃った正方配列に限らず、ある1列の要素レンズの配列に対して垂直方向および水平方向それぞれに要素レンズをずらして俵積み状態になるように配列されたものでもよい。
図4の要素画像は正方形であるものとしたが、円形等の他の形状であってもよい。
また、要素画像の配列方向に対して傾けた方向にレンズ配列方向が向くようにレンズアレイ全体を傾けて配置してもよい。
また、レンズアレイは、図7に示した平面状に配列された凸レンズ群に限らず、他のレンズ群あるいはピンホール群を配設したものでもよい。
第3実施形態に係るデジタル放送受信装置3は、垂直視差の無いインテグラル方式の立体像の表示と、水平視差及び垂直視差の両方を有するインテグラル方式の立体像の表示と、を切り替えるために表示切替手段21を備えることとしたが、デジタル放送受信装置3が自動で判定する構成を持っていてもよいし、又は、通信ネットワークNから受信するデータに切り替えフラグを重畳しておいてこのフラグにより切り替えるようにしてもよい。
第3実施形態に係るデジタル放送受信装置3は、水平視差及び垂直視差の両方を有するインテグラル方式の立体像を表示するために、放送波Wから取得する情報と、通信ネットワークNから取得する情報との両方を用いることとして説明したが、その表示のために必要な全ての情報を、通信ネットワークNから取得してもよい。
同様に、水平視差及び垂直視差の両方を有するインテグラル方式の立体像の表示のために必要な全ての情報を放送波Wから取得してもよい。このようにした場合、図13のデジタル放送受信装置3bのように、インターネットなどの通信ネットワークNに接続されていなくてもよい。
1 放送通信連携システム
2 サービス提供システム
3,3a,3b デジタル放送受信装置
4 デジタル放送送信装置
5 Webサーバ
10,10A,10B 要素画像群生成装置
11 入力インタフェイス
12 レンズアレイ情報記憶手段
13 視点合成処理手段
14 多視点映像補正手段
141 斜投影処理手段
142 第1判定手段
15 多視点映像記録転送手段
151 記録バッファ
152 画像出力手段
153 補正手段(第1補正手段、第2補正手段)
16 映像切替手段
17 要素画像生成手段
18 出力インタフェイス
19 三次元モデル生成手段
191 第2判定手段
20 斜投影処理手段
21 表示切替手段
31 放送受信手段
32 ユーザ操作手段
33 通信手段
34 コンテンツ蓄積手段
35 プログラム記憶手段
36 受信制御手段
361 コンテンツ再生制御手段
362 表示制御手段
37 個別情報記憶カード
41 コンテンツ記憶手段
42 放送制御手段
43 放送送出手段
51 コンテンツ記憶手段
52 コンテンツ配信手段
61,64 多視点画像配置領域
62,65,66 多視点画像群
63 要素画像群
70 モニタ(表示パネル)
71 要素画像
80,180 レンズアレイ
81,181 要素レンズ
182,183 被写体(3次元CG)
184 要素画像群の表示面(仮想ディスプレイ)

Claims (7)

  1. レンズアレイを介して立体映像を提示するために表示パネルに表示するインテグラル方式の複数の要素画像である要素画像群を生成する要素画像群生成装置であって、
    視点間の水平視差のみに対応している複数視点のそれぞれの視点映像で構成された映像が入力されたときに、前記レンズアレイのレンズピッチの情報を含むレンズアレイ情報に基づいて当該水平視差を持った複数の視点映像から視点を合成し、前記入力された映像よりも視点数を増加させた視点映像で構成された多視点映像を生成する視点合成処理手段と、
    前記視点合成処理手段により生成された多視点映像をインテグラル方式の要素画像生成法に適した投影方式の映像に補正する多視点映像補正手段と、
    所定の多視点映像を選択して単位時間毎の多視点映像である多視点画像を、メモリ上に定められた多視点画像配置領域の水平方向及び垂直方向に割り当てて複数の多視点画像からなる多視点画像群を生成する処理を時分割で繰り返し行う映像切替手段と、
    前記多視点画像群から前記インテグラル方式の要素画像生成法によって要素画像を生成する処理を繰り返すことで前記要素画像群を生成する要素画像生成手段と、
    前記多視点映像補正手段の補正により生成された多視点映像を記録バッファに記録すると共に前記記録バッファから前記映像切替手段に転送する多視点映像記録転送手段と、を備え、
    前記映像切替手段は、
    前記多視点映像記録転送手段から転送される多視点映像に基づき、前記多視点画像配置領域の水平方向に対しては、前記視点合成処理手段により生成された水平成分の視点映像を割り当てると共に、前記多視点画像配置領域の垂直方向に対しては、同じ水平位置の視点映像を繰り返し割り当てることで前記多視点画像群を生成する処理を行うことを特徴とする要素画像群生成装置。
  2. 前記映像切替手段は、
    前記多視点映像記録転送手段から転送される前記多視点映像を選択する際に、
    前記要素画像の左端と右端にそれぞれ位置する画素の各画素値、または、上端と下端にそれぞれ位置する画素の各画素値、もしくは、上下左右のうちのいずれか3つの端部にそれぞれ位置する画素の各画素値が、連続性のある値を持つような要素画像となるように、前記多視点映像を選択して前記要素画像生成手段に出力することを特徴とする請求項1に記載の要素画像群生成装置。
  3. 前記記録バッファを参照して、着目する多視点映像と、当該多視点映像に時間的に隣接するフレームの画像データ、又は空間的に隣接する画像データとを比較することで、当該要素画像群生成装置にフレーム毎に入力する前記視点映像で構成された映像に、当該映像を構成する視点映像の欠落があるか否か判定する第1判定手段と、
    前記視点映像の欠落がある場合、当該欠落箇所に対して時間的に隣接するフレームの画像データ、又は空間的に隣接する画像データを前記記録バッファから読み出して用いて当該欠落箇所の画像を補正する第1補正手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の要素画像群生成装置。
  4. 三次元スキャナの入力信号又は3以上の複数視点のそれぞれの視点映像の集合である多視点映像で構成された入力映像を受けてCG上で三次元モデルを生成する三次元モデル生成手段と、
    前記レンズアレイ情報に基づいて、平行投影による手法を用いて任意の視点から前記三次元モデルを投影して多視点映像を生成する投影処理手段と、を備え、
    前記多視点映像記録転送手段は、前記三次元モデルを投影して生成された多視点映像を前記記録バッファに記録し、
    前記映像切替手段は、
    前記三次元モデルを投影して生成された多視点映像、前記視点合成処理手段で生成された多視点映像、前記多視点映像補正手段の補正により生成された多視点映像、前記記録バッファに記録した多視点映像のうちのいずれか1つを選択して出力することを時分割で繰り返し行うことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の要素画像群生成装置。
  5. 前記生成された三次元モデルにオクルージョンが発生しているか否かを判定する第2判定手段と、
    前記オクルージョンが発生している三次元モデルを投影して生成されたオクルージョンが発生している視点映像に対して時間的に隣接するフレームの画像データ、又は空間的に隣接する画像データを前記記録バッファから読み出して用いて当該オクルージョンが発生している視点映像を補正する第2補正手段と、
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の要素画像群生成装置。
  6. コンピュータを、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の要素画像群生成装置として機能させるための要素画像群生成プログラム。
  7. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の要素画像群生成装置と、前記表示パネルと、前記レンズアレイと、放送波を受信する放送受信手段と、通信ネットワークを介して外部との間で情報を送受信する通信手段と、を備え、前記要素画像群生成装置で生成された要素画像群からインテグラル方式の立体像を表示するデジタル放送受信装置であって、
    前記放送受信手段によって放送波から水平視差のみの多視点映像を受信するときに、
    当該放送受信した水平視差のみの多視点映像に基づいて生成した垂直視差の無いインテグラル方式の立体像の表示と、
    前記放送波で受信する水平視差のみの多視点映像以外の多視点映像を前記通信手段によって前記通信ネットワークを介して受信して当該ネットワーク受信した多視点映像と放送波から受信する多視点映像とを併用して生成した水平視差及び垂直視差の両方を有するインテグラル方式の立体像の表示と、
    を切り替える表示切替手段を備えることを特徴とするデジタル放送受信装置。
JP2015036438A 2015-02-26 2015-02-26 要素画像群生成装置及びそのプログラム、並びにデジタル放送受信装置 Active JP6502701B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015036438A JP6502701B2 (ja) 2015-02-26 2015-02-26 要素画像群生成装置及びそのプログラム、並びにデジタル放送受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015036438A JP6502701B2 (ja) 2015-02-26 2015-02-26 要素画像群生成装置及びそのプログラム、並びにデジタル放送受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016158213A JP2016158213A (ja) 2016-09-01
JP6502701B2 true JP6502701B2 (ja) 2019-04-17

Family

ID=56826786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015036438A Active JP6502701B2 (ja) 2015-02-26 2015-02-26 要素画像群生成装置及びそのプログラム、並びにデジタル放送受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6502701B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6814036B2 (ja) * 2016-12-07 2021-01-13 日本放送協会 要素画像群生成装置及びそのプログラム
JP6427258B1 (ja) * 2017-12-21 2018-11-21 キヤノン株式会社 表示制御装置、表示制御方法
JP7416573B2 (ja) * 2018-08-10 2024-01-17 日本放送協会 立体画像生成装置及びそのプログラム
JP7389565B2 (ja) * 2019-05-29 2023-11-30 日本放送協会 符号化装置、復号装置、及びプログラム
KR20250086131A (ko) * 2023-12-06 2025-06-13 한국전자기술연구원 움직이는 3차원 이미지 홀로그램 렌더링 및 프린팅 방법 및 시스템

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4614612B2 (ja) * 2002-06-25 2011-01-19 ソニー株式会社 画像表示システム
JP2006211383A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Konica Minolta Photo Imaging Inc 立体画像処理装置、立体画像表示装置、及び立体画像生成方法
JP5522794B2 (ja) * 2010-10-15 2014-06-18 日本放送協会 立体像生成装置およびそのプログラム
JP5129376B1 (ja) * 2011-08-31 2013-01-30 株式会社東芝 映像処理装置および映像処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016158213A (ja) 2016-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050185711A1 (en) 3D television system and method
CN100512453C (zh) 具有观察者跟踪的自动立体显示器
KR101340102B1 (ko) 영상 부호화 장치, 영상 부호화 방법, 영상 재생 장치 및 영상 재생 방법
JP4295711B2 (ja) イメージ変換及び符号化技術
US6108005A (en) Method for producing a synthesized stereoscopic image
RU2528080C2 (ru) Кодирующее устройство для сигналов трехмерного видеоизображения
US8416284B2 (en) Stereoscopic image capturing apparatus and stereoscopic image capturing system
CN102123291B (zh) 智能型裸眼立体显示系统及其控制方法
JP6502701B2 (ja) 要素画像群生成装置及びそのプログラム、並びにデジタル放送受信装置
US9740015B2 (en) Three-dimensional imaging system based on stereo hologram having nine-to-one microlens-to-prism arrangement
US20120148173A1 (en) Method and device for generating multi-viewpoint image
KR20140041489A (ko) 스테레오스코픽 이미지의 동시적인 스테레오스코픽 및 모노스코픽 디스플레이를 가능하게 하기 위한 스테레오스코픽 이미지의 자동 컨버전
KR20100112940A (ko) 데이터 처리방법 및 수신 시스템
JP4991930B2 (ja) 立体映像信号処理装置及び方法
JP4908624B1 (ja) 立体映像信号処理装置及び方法
KR100496513B1 (ko) 영상변환방법및영상변환시스템과,부호화방법및부호화시스템
US20150130897A1 (en) Method for generating, transporting and reconstructing a stereoscopic video stream
Cellatoglu et al. Autostereoscopic imaging techniques for 3D TV: proposals for improvements
JP2012138655A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP4966941B2 (ja) 3次元映像データ生成方法、3次元映像データ生成システム、及び3次元映像データ生成プログラム
Arai Three-dimensional television system based on spatial imaging method using integral photography
JPH11103473A (ja) 立体映像表示装置
JP2012134885A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
KR101556149B1 (ko) 수신 시스템 및 데이터 처리 방법
Kawakita et al. Glasses-free 200-view 3D video system for highly realistic communication

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180104

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180925

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190322

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6502701

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250