Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP6504499B2 - 軟弱土に対する改質材混合方法 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP6504499B2 - 軟弱土に対する改質材混合方法 - Google Patents

軟弱土に対する改質材混合方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6504499B2
JP6504499B2 JP2015066533A JP2015066533A JP6504499B2 JP 6504499 B2 JP6504499 B2 JP 6504499B2 JP 2015066533 A JP2015066533 A JP 2015066533A JP 2015066533 A JP2015066533 A JP 2015066533A JP 6504499 B2 JP6504499 B2 JP 6504499B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soft soil
modifier
soil
dropping
mixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015066533A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016186167A (ja
Inventor
裕一 田中
裕一 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Penta Ocean Construction Co Ltd
Original Assignee
Penta Ocean Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Penta Ocean Construction Co Ltd filed Critical Penta Ocean Construction Co Ltd
Priority to JP2015066533A priority Critical patent/JP6504499B2/ja
Publication of JP2016186167A publication Critical patent/JP2016186167A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6504499B2 publication Critical patent/JP6504499B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)

Description

本発明は、浚渫土等の軟弱土に鉄鋼の精製過程で副産物として生じる製鋼スラグやセメント等の改質材を混合させて軟弱土の強度を改良するための軟弱土に対する改質材混合方法に関する。
浚渫土等の軟弱土に鉄鋼精製の過程で副産物として生じる製鋼スラグやセメント等の改質材を混合させることにより軟弱土を強度改良してなる改質土を地盤材、干潟・浅場造成材等の土木材料として使用する方法が提案されている(例えば、特許文献1、段落0035を参照)。
二つの物質を簡易且つ大量に混合する方法としては、ベルトコンベアの乗継ぎを利用して混合する方法が知られているが、この方法は、主に乾燥した状態又は含水比の低い砂質土とセメント等との混合を対象とするものであって、シルト・粘土分が多い浚渫土等の含水比が高い軟弱土と製鋼スラグとの混合には適していなかった(例えば、非特許文献1を参照)。
また、軟弱土と添加物とを混合する他の方法としては、添加物を添加した軟弱土を背の高い塔型筒状の混練装置に投入して装置内を落下させ、その際の落下エネルギを活用して軟弱土と添加物とを混合することも考えられる(例えば、特許文献2を参照)。
しかしながら、落下エネルギを活用して軟弱土と添加物とを混合する方法においては、背の高い不安定な塔型の混練装置を使用するため、当該混練装置を安定した状態に設置する必要があり、設備が大掛かりとなり且つ、設置場所に制限があるという課題があり、また、このような混練装置には、十分な混合状態を得る為に電力で動作するパドル等の攪拌手段を備える場合が多々あり、より簡便な構造で軟弱土と製鋼スラグとの混合が可能な装置の開発が望まれていた。
そこで、新たな改質材混合方法として、ベルトコンベアの乗継ぎを利用した混合方法と落下エネルギを活用して軟弱土と添加物とを混合する方法の利点を活用し、浚渫土等の軟弱土と製鋼スラグ等の改質材とを簡易且つ安価に混合することができる混合方法の開発に至っている(特許文献3を参照)。
この混合方法は、適度な粘性及び流動性となるよう調整した軟弱土に所定の比率で製鋼スラグを添加し、その製鋼スラグが添加された軟弱土を、各ベルトコンベアを乗り継がせて下流側に向けて移送しつつ、各ベルトコンベア間の乗継ぎ毎に製鋼スラグが添加された軟弱土をベルトコンベアの排出側端部より一定高さより落下させて混合用反発体と衝突させ、その衝撃により製鋼スラグと軟弱土とを混合するようになっている。
特開2009−121167号公報 特開平11 −028719号公報 特開2014−173285号公報 事前混合処理工法技術マニュアル(改訂版) 沿岸技術研究センター 平成20年12月 61頁
しかしながら、上述の如き従来の技術では、軟弱土に製鋼スラグ等の改質材を投入した後、複数回(少なくとも3回以上)のベルトコンベア間の乗り継ぎと、その際の落下及び混合用反発体との衝突とを繰り返す必要があり、軟弱土に製鋼スラグ等の改質材を投入した位置から最終的な打設位置まで一定の距離を確保する必要があることから、施工上の適用範囲に制限があり、例えば、護岸背面部のようにリクレーマ船に近い場所に改質土を直接打設する場合には不向きであった。
そこで、本発明は、このような従来の問題に鑑み、適用の自由度が高く、浚渫土等の軟弱土と製鋼スラグ等の改質材とを簡易且つ安価に混合することができる軟弱土に対する改質材混合方法の提供を目的としてなされたものである。
上述の如き従来の問題を解決するための請求項1に記載の発明の特徴は、 軟弱土に所定の比率で改質材を混合させ、それを法肩手前より投入し、法面を流下させるようにした軟弱土に対する改質材混合方法において、投下側端部が前記法肩手前の投下先地面より所望の落下高さ分だけ高くなるように投下用コンベアを設置するとともに、前記投下先地面に投下地点から流下方向下流側に延長された一対の流下規制側壁を設置し、所望の含水比に調整した一定量の軟弱土に所定の比率で改質材を添加した改質材添加軟弱土を前記投下用コンベアより前記流下規制側壁間に投下し、該流下規制側壁間に前記改質材添加軟弱土を一定の混合有効厚を維持させつつ貯留させ、且つ、該流下規制側壁間に貯留された前記改質材添加軟弱土上に前記投下用コンベアから改質材添加軟弱土を順次投下することにより、前記改質材と軟弱土とを混合させるとともに、該改質材と軟弱土とが混合されてなる改質土を前記流下規制側壁に沿って流下方向に押し出し、該改質土を前記法面に沿って流下させる軟弱土に対する改質材混合方法にある。
請求項2に記載の発明の特徴は、請求項1の構成に加え、前記流下規制側壁の流下方向長さと壁高さとの比を前記法面の勾配よりも大きく形成しておくことにある。
請求項3に記載の発明の特徴は、請求項1又は2の構成に加え、前記流下規制側壁に沿って流下方向に押し出し、法面に沿って流下させた前記改質土が一定量に到達する毎に前記投下用コンベアの投下地点と前記流下規制側壁とを法肩に沿って移動させることにある。
請求項4に記載の発明の特徴は、請求項1〜3の何れか1の構成に加え、前記所望の含水比は、液性限界の1.36〜1.85倍、前記混合有効厚が30cm〜1.5mであることにある。
本発明に係る軟弱土に対する改質材混合方法は、上述したように、軟弱土に所定の比率で改質材を混合させ、それを法肩手前より投入し、法面を流下させるようにした軟弱土に対する改質材混合方法において、投下側端部が前記法肩手前の投下先地面より所望の落下高さ分だけ高くなるように投下用コンベアを設置するとともに、前記投下先地面に投下地点から流下方向下流側に延長された一対の流下規制側壁を設置し、所望の含水比に調整した一定量の軟弱土に所定の比率で改質材を添加した改質材添加軟弱土を前記投下用コンベアより前記流下規制側壁間に投下し、該流下規制側壁間に前記改質材添加軟弱土を一定の混合有効厚を維持させつつ貯留させ、且つ、該流下規制側壁間に貯留された前記改質材添加軟弱土上に前記投下用コンベアから改質材添加軟弱土を順次投下することにより、前記改質材と軟弱土とを混合させるとともに、該改質材と軟弱土とが混合されてなる改質土を前記流下規制側壁に沿って流下方向に押し出し、該改質土を前記法面に沿って流下させることにより、複数のベルトコンベアを乗り継ぐ必要が無く、簡易な構造で投下用コンベアから地面に投下した時点で軟弱土と製鋼スラグ等の改質材とを混合することができ、法面に向けて高品質の改質土を供給することができる。
また、本発明において、前記流下規制側壁の流下方向長さと壁高さとの比を前記法面の勾配よりも大きく形成しておくことにより、流下を促しつつ、流下規制側壁間に一定の混合有効厚で改質材添加軟弱土を一時的に貯留することができる。
更に、本発明において、前記流下規制側壁に沿って流下方向に押し出し、法面に沿って流下させた前記改質土が一定量に到達する毎に前記投下用コンベアの投下地点と前記流下規制側壁とを法肩に沿って移動させることにより、施工適用範囲が広範囲に及ぶ場合にも対応することができる。
更にまた、本発明において、前記所望の含水比は、液性限界の1.36〜1.85倍、前記混合有効厚が30cm〜1.5mであることにより、本発明方法を効果的に実施できる。
本発明に係る軟弱土に対する改質材混合方法の実施態様の一例を示す概略側面図である。 図1中の混合部分の概略を示す部分拡大断面図である。 (a)〜(d)は同上の混合原理を説明する為の断面図である。 本発明における流下規制側壁の移動工程を説明する為の断面図である。
次に、本発明に係る軟弱土に対する改質材混合方法の実施態様を図1〜図4に示した実施例に基づいて説明する。尚、図中符号Aは改質土を打設する埋立て地である。
埋立て地Aは、護岸構造物1によって沖側と隔てられ、護岸構造物1の背面側に打設された改質土によって埋立て地A内側に向けて緩やかに傾斜した法面2(斜面)が形成されており、法肩2a、即ち、法面2の上縁手前より軟弱土3に所定の比率で製鋼スラグ等の改質材4,4...を添加・混合させた改質土を投入し、法面2に沿って流下させることにより改質土を打設するようになっている。
本発明方法は、この改質土の打設に際し、浚渫土等の軟弱土3に所定の比率で製鋼スラグ等の改質材4,4...を添加し、それを混合して改質土を生成するものである。
本発明方法に使用する装置は、埋立て地Aへ浚渫土等の軟弱土3を投入する投下用コンベア5を含む移送手段6と、移送手段6に投入される軟弱土3の含水比を調整する含水比調整手段(図示せず)と、移送手段6を移動する軟弱土3に製鋼スラグ等の改質材4,4...を添加する改質材供給手段7と、投下先地面に設置される一対の流下規制側壁8,9とを備え、改質材4,4...を添加した軟弱土3(以下、改質材添加軟弱土17という)が流下規制側壁8,9間に投下されるようになっている。
また、この装置では、流下規制側壁8,9間より法面2側への流下を促進する為の流下促進手段10を備え、流下促進手段10には例えば泥上掘削機を使用する。
移送手段6には、例えば、図1に示すように、水上に浮かべた揚土船(リクレーマ船)を使用し、バックホウ11等により土運船12より浚渫土等の軟弱土3を揚土し、それを一定量毎に切り出して手前側ベルトコンベア13に順次供給し、手前側ベルトコンベア13上で製鋼スラグ等の改質材4,4...を添加した上でそれを投下用コンベア5に供給するようになっている。
投下用コンベア5は、船体に水平及び上下に回動可能に設置されており、投下側端部が法肩2a手前の投下先地面より所望の落下高さh分だけ高く、法肩2aより流下方向手前側に位置するように設置されるようになっている。
尚、図中符号14は、吐出量を調節可能なフィーダを備えた軟弱土供給用ホッパであって、バックホウ11等により土運船12より揚土した浚渫土等の軟弱土3を軟弱土供給用ホッパ14に投入し、それを一定量毎に切り出して手前側ベルトコンベア13に順次供給するようになっている。
含水比調整手段は、土運船12に搭載された軟弱土3に加水する加水装置等のように手前側ベルトコンベア13の上流側に配置され、軟弱土3を製鋼スラグ等の改質材4,4...との混合に最適な含水比に調整するようになっている。
軟弱土3は、含水比を液性限界(wL)の1.36〜1.85倍、即ち、1.36wL〜1.85wL(%)とし、軟弱土3が適度な粘性及び流動性を有する状態に調整されるようになっている。
改質材供給手段7は、例えば、吐出量を調節可能なフィーダを備えた改質材供給用ホッパ15と、手前側ベルトコンベア13上に配置された改質材供給用ベルトコンベア16とを備え、フィーダにより一定量毎に切り出した製鋼スラグ等の改質材4,4...を改質材供給用ベルトコンベア16により手前側ベルトコンベア13上の軟弱土3に順次投入し、軟弱土3上に所定の比率(10〜40vol%)で製鋼スラグ等の改質材4,4...を添加するようになっている。
流下規制側壁8,9は、図2、図3に示すよう、法肩2aより手前の投下先地面の平坦部分に投下地点から流下方向下流側に延長され、流下方向と交差する方向で互いに所望の間隔Wを置いて対向するように設置されている。尚、流下規制側壁8,9の間隔Wは、含水比1.36wL〜1.85wL(%)に調整された軟弱土を一定の混合有効厚D(30cm〜1.5m)を維持できるように設定している。
ここで混合有効厚Dとは、落下時の衝撃による影響が及ぶ厚みであって、改質材4,4...の拡散を妨げないために十分な厚みをいう。尚、混合有効厚Dは、一定(30cm)以上の厚みを維持できれば所定の混合効果を得ることができるが、必要(1.5m)以上に厚くするとその分落下高さhが低くなり、衝突時の速度が低下し、混合範囲も小さくなることから、混合有効厚Dの上限は1.5m程度にすることが好ましい。
この流下規制側壁8,9は、例えば、鋼板等を建て込むことにより形成され、容易にその設置位置を変更できるようになっている。
流下規制側壁8,9の流下方向長さLと壁高さHとの比は、法面2の勾配よりも大きく形成され、投下用コンベア5より投下された改質材添加軟弱土17が流下規制側壁8,9間の流下方向手前側部おいて一定の混合有効厚D(30cm〜1.5m)を維持しつつ貯留できるようにしている。
また、この両流下規制側壁8,9の海側端部には、両流下規制側壁8,9間の海側の開口を塞ぐ閉塞体18が配置され、投下された改質材添加軟弱土17が法面2側にのみ流下できるようになっており、本実施例では、図1、図2に示すように、流下規制側壁8,9の海側端部を護岸構造物1の裏込部1aの端面に当接させ、裏込部1aの端面を閉塞体18としている。尚、閉塞体18は、鋼板等の板材によって構成し、この閉塞体18と両流下規制側壁8,9とで流下方向下流側が開口した平面視コ字状の枠体を成すようにしてもよい。
更に、両流下規制側壁8,9は、例えば、法肩2aより手前の裏込石や固化した改質土からなる裏込部1a上に設置することにより、両流下規制側壁8,9間の底部に強度を確保することが好ましく、固化前の改質土層上に設置する等で両流下規制側壁8,9間の底部の強度が不足している場合には、両流下規制側壁8,9間の底部に鋼板を配置し、両流下規制側壁8,9間の底部に強度を確保するようにしている。
次に、軟弱土に対する改質材混合方法の具体的手順について説明する。
まず、図1に示すように、移送手段(リクレーマ船)6を護岸近傍の所定の位置まで移動させ、投下用コンベア5の投下側端部を法肩2a手前の位置に地面より所望の落下高さh分だけ高くなるように設置する。
また、投下用コンベア5の設置に合わせ、法肩2aより手前の投下先地面の平坦部分に投下地点から流下方向下流側に延長され、流下方向と交差する方向で互いに所望の間隔Wで対向するように一対の流下規制側壁8,9を設置する。
次に、土運船12にて運搬された浚渫土等の軟弱土3の含水比を事前に計測した上で、含水比調節手段により加水する等して、軟弱土3を製鋼スラグ等の改質材4,4...の混合に適した状態、即ち、適度な粘性及び流動性を有する状態(軟弱土3が含水比1.36wL〜1.85wL(%))となるように調整する。
次に、含水比が調整された軟弱土3をバックホウ11等により揚土し、それを軟弱土供給用ホッパ14に投入する。
軟弱土供給用ホッパ14に投入された軟弱土3は、一定量毎に切り出されて手前側ベルトコンベア13に投入され、手前側ベルトコンベア13上を均された状態で移送される。
そして、この移送される一定量の軟弱土3に改質材供給手段7より所定の比率で製鋼スラグ等の改質材4,4...を添加する。即ち、改質材4,4...を改質材供給用ホッパ15より一定量毎に切り出し、それを改質材供給用ベルトコンベア16で手前側ベルトコンベア13上に順次移送し、軟弱土3上に所定の比率で添加する。その際、軟弱土3は一定以上の含水比であるので、軟弱土3に比べ比重の大きい改質材4,4...が軟弱土3にめり込んだ状態となる。
そして、この製鋼スラグ等の改質材4,4...が添加された軟弱土3(以下、改質材添加軟弱土17という)を、投下用コンベア5上に乗り継がせ、図2に示すように、投下用コンベア5の端部より投下先地面の両流下規制側壁8,9間に順次投下する。
投下された改質材添加軟弱土17は、流下規制側壁8,9により側方への流動が規制されているので、投下地点、即ち、流下規制側壁8,9間の流下方向手前側部において順次重ね合わされ、一定の混合有効厚D(30cm〜1.5m)を維持しつつ一次的に貯留され、混合有効厚Dを超えると、新たに投下された改質材添加軟弱土17の重みによって既に混合されている部分の改質土が法肩2a側に向けて押し出される。
その際、まず、図3(a)〜図3(b)に示すように、投下された改質材添加軟弱土17aは、投下地点に一次貯留された改質材添加軟弱土層20上に落下し、その際の衝撃により軟弱土3が既存の軟弱土3の上層部と混合されるとともに、軟弱土3よりも比重の大きい改質材4,4...が既存の軟弱土3中に拡散する。
次に、図3(c)〜図3(d)に示すように、新たな改質材添加軟弱土17bが投下されると、その前に投下された既存の改質材添加軟弱土17aと重なる部分に落下し、その衝撃によって互いの軟弱土3が混合されるとともに、新たな改質材添加軟弱土17bの改質材4,4...が既存の改質材添加軟弱土17aに向けて拡散するとともに既存の改質材添加軟弱土層17a部分の改質材4,4...が更にその外側に向けて拡散する。
よって、図3(a)〜図3(d)に示す一連の所作が繰り返されることにより、順次投下される新たな改質材添加軟弱土17bがその前に投下された既存の改質材添加軟弱土17a部分への衝突を繰り返し、その衝撃により軟弱土3中に改質材4,4...が満遍なく拡散し、軟弱土3と改質材4,4...とが混合されて改質土が生成される。
一方、改質材添加軟弱土層20が一定の混合有効厚Dを超えると、新たに投下された改質材添加軟弱土17の重み及び両流下規制側壁8,9からの圧力によって、改質材4,4...の拡散を繰り返し十分に混合された状態にある既存部分の改質土から順次法肩2a側に向けて押し出される。
この一連の混合工程では、例えば、混合有効厚Dを30cmに設定し、投下され各改質材添加軟弱土17a毎の平均体積が5リットルの場合において、落下の影響範囲面積を50×50cmと仮定すると、一定の混合有効厚D=30cmを維持すれば、混合される部分の体積は、各改質材添加軟弱土17aの体積(5リットル)の15倍(75リットル)に保たれ、新たな改質材添加軟弱土17aを投入する毎にその分の既存の改質材添加軟弱土17が流下方向に押し出されるので、新たに投下された5リットルの改質材添加軟弱土17が流下方向に押し出されるまでに新たな改質材添加軟弱土17の投下が15回繰り返される計算となり、そのたびに混練がされるので改質材添加軟弱土17は、投下されてから押し出されるまでに15回の混練が繰り返されることになる。
次に、泥上掘削機等の流下促進手段10を使用して流下規制側壁8,9間より法面2側に向けた生成された改質土の流下を促進し、改質土を所謂法肩流下方式によって法面2に沿って流下させて埋立て地Aに打設する。
また、打設範囲が広範囲に亘る場合等には、必要に応じて、図4に示すように、法面2に沿って流下させた改質土が一定量に到達する毎に投下用コンベア5の投下地点と流下規制側壁8,9とを法肩2aに沿って移動させ、上述の一連の作業を繰り返すようにしてもよい。
このように構成された軟弱土に対する改質材混合方法では、軟弱土3が混合に適した含水比(1.36wL〜1.85wL(%))に調整され、軟弱土3が適度な粘性及び流動性を備えているので、流下規制側壁8,9間に一定の混合有効厚D(30cm〜1.5m)を維持しつつ貯留され、その既存の改質材添加軟弱土層20上に新たな改質材添加軟弱土17が投下されると、図3に示すように、滝壺で水が撹乱されるように、軟弱土3が改質材添加軟弱土層20の上層に取り込まれるとともに、既存の改質材添加軟弱土層20に衝突した際の衝撃により改質材4,4...が拡散されて混合され、当該混合が改質材添加軟弱土17投下毎に繰り返される。
よって、投下用コンベア5より投下された地点で所定の混練効果が得られ、複数のコンベアを乗り継ぐ必要もなく、護岸構造物1の背面側等のリクレーマ船に近い場所であっても好適に高品質の改質土を供給することができる。
次に、本発明に係る軟弱土に対する改質材混合方法の効果を検証した参考実験について説明する。尚、上述の実施例と同様の構成には同一符号を付して説明する。
本実験は、浚渫土等の軟弱土3(液性限界wL=101.3%)に加水等によって含水比を調整し、そこに所定の比率(本実験では、30vol%)で製鋼スラグ等の改質材4,4...を添加してなる改質材添加軟弱土17(サンプル1〜7)を落下高さh(h=5m)より、流下規制側壁8,9間に投下して混合作業を行い、それにより生成された改質土の材令28日目の一軸圧縮強さを測定し、その平均圧縮強さと目視により軟弱土3と製鋼スラグ等の改質材4,4...との混合状態を評価した。
また、流下規制側壁8,9間に一次的に貯留される改質材添加軟弱土層20の厚みDを違えた場合(D=10cm、30cm、50cm)についても同様に生成された改質土の材令28日目の一軸圧縮強さを測定し、その平均強度と目視により混合状態を評価した。
尚、本実験においては、上記の各ケースと同様の配合で均一に混合させた供試体の一軸圧縮強さ(以下、室内配合強度という)を予め計測しておき、各サンプルの平均強度について室内配合強度に対する強度比β(=各サンプル毎の平均強度/室内配合強度)が0.7以上を満たすか否かで評価した。
即ち、生成された改質土の一軸圧縮強さは、軟弱土と改質材との混練度に依存するため、均一に混合されて所望の強度が発現している室内配合強度に対し、各サンプルの一軸圧縮強度、即ち、強度比βによって各サンプルの軟弱土と改質材との混練度を評価する。
尚、基準となる強度比βは、この種の事前混合処理工法における過去の施工データに基づき基準化されており、改質土の使用目的がそれぞれ液状化防止のみを目的とする場合には強度比β=0.5、土圧低減も目的にする場合には強度比β=0.7に設定されている。本発明の評価については、より混練性の良い工法を目標とし、強度比β=0.7以上を満たす条件を設定した。
その結果を表1に示す。
Figure 0006504499
軟弱土3の含水比が低い場合(含水比1.23wL(%))では、何れの有効混合厚Dの場合も強度比0.7未満であって十分な強度が発現せず、十分に混合されていないことが確認された。
また、含水比が高い場合(含水比1.97wL(%))でも、何れの有効混合厚Dの場合も強度比0.7未満であって十分な強度が発現せず、十分に混合されていないことが確認された。
更に、軟弱土3の含水比が1.36wL〜1.85wL(%)の場合であっても、改質材添加軟弱土層20の有効混合厚Dが10cmの場合には、その強度比が0.7未満であって、室内配合強度の半分以下に留まった。
一方、軟弱土3の含水比が1.36wL〜1.85wL(%)であって、改質材添加軟弱土17の有効混合厚Dが30cm以上(D=30cm及び50cm)の場合では、何れの場合も強度比βが0.7以上であり、目視による確認でも、軟弱土3中に製鋼スラグ等の改質材4,4...が万遍無く混合されていることが確認された。
このことから、本発明の軟弱土3と改質材4,4...との混合においては、軟弱土3を所望の含水比を調整し、軟弱土3を適度な粘性及び流動性を有する状態とすること、即ち、軟弱土3の含水比を1.36wL〜1.85wL(%)となるように調整することで好適な混合状態を得られることが確認できた。
また、本発明の軟弱土3と製鋼スラグ等の改質材4,4...との混合においては、投下地点において一定以上の混合有効厚D(30cm以上)を確保することにより、十分な強度が確保されることも確認できた。
尚、上述の実施例では、手前側ベルトコンベア13上を流れる軟弱土3に改質材供給用ベルトコンベア16を用いて製鋼スラグを添加するようにした例について説明したが、軟弱土3に製鋼スラグを添加する手段は上述の実施例に限定されず、例えば、投下用コンベア5に直接一定量毎に切り出した軟弱土3を投入し、投下用コンベア5上を流れる軟弱土3上に一定量毎に切り出した製鋼スラグ等の改質材4,4...を投入するようにしてもよい。
また、上述の実施例では、改質材4,4...に製鋼スラグを適用した例について説明したが、改質材4,4...は製鋼スラグに限定されず、例えば、セメントであってもよい。
A 埋立て地
1 護岸構造物
2 法面
3 軟弱土
4 改質材
5 投下用コンベア
6 移送手段
7 改質材供給手段
8,9 流下規制側壁
10 流下促進手段
11 バックホウ
12 土運船
13 手前側ベルトコンベア
14 軟弱土供給用ホッパ
15 改質材供給用ホッパ
16 改質材供給用ベルトコンベア
17 改質材添加軟弱土
18 閉塞体
20 改質材添加軟弱土層

Claims (4)

  1. 軟弱土に所定の比率で改質材を混合させ、それを法肩手前より投入し、法面を流下させるようにした軟弱土に対する改質材混合方法において、
    投下側端部が前記法肩手前の投下先地面より所望の落下高さ分だけ高くなるように投下用コンベアを設置するとともに、前記投下先地面に投下地点から流下方向下流側に延長された一対の流下規制側壁を設置し、
    所望の含水比に調整した一定量の軟弱土に所定の比率で改質材を添加した改質材添加軟弱土を前記投下用コンベアより前記流下規制側壁間に投下し、該流下規制側壁間に前記改質材添加軟弱土を一定の混合有効厚を維持させつつ貯留させ、且つ、該流下規制側壁間に貯留された前記改質材添加軟弱土上に前記投下用コンベアから改質材添加軟弱土を順次投下することにより、前記改質材と軟弱土とを混合させるとともに、該改質材と軟弱土とが混合されてなる改質土を前記流下規制側壁に沿って流下方向に押し出し、該改質土を前記法面に沿って流下させることを特徴とする軟弱土に対する改質材混合方法。
  2. 前記流下規制側壁の流下方向長さと壁高さとの比を前記法面の勾配よりも大きく形成しておく請求項1に記載の軟弱土に対する改質材混合方法。
  3. 前記流下規制側壁に沿って流下方向に押し出し、法面に沿って流下させた前記改質土が一定量に到達する毎に前記投下用コンベアの投下地点と前記流下規制側壁とを法肩に沿って移動させる請求項1又は2に記載の軟弱土に対する改質材混合方法。
  4. 前記所望の含水比は、液状限界の1.36〜1.85倍、前記混合有効厚が30cm〜1.5mである請求項1〜3の何れか1に記載の軟弱土に対する改質材混合方法。
JP2015066533A 2015-03-27 2015-03-27 軟弱土に対する改質材混合方法 Active JP6504499B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015066533A JP6504499B2 (ja) 2015-03-27 2015-03-27 軟弱土に対する改質材混合方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015066533A JP6504499B2 (ja) 2015-03-27 2015-03-27 軟弱土に対する改質材混合方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016186167A JP2016186167A (ja) 2016-10-27
JP6504499B2 true JP6504499B2 (ja) 2019-04-24

Family

ID=57202900

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015066533A Active JP6504499B2 (ja) 2015-03-27 2015-03-27 軟弱土に対する改質材混合方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6504499B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6997425B2 (ja) * 2017-11-10 2022-01-17 五洋建設株式会社 軟弱土の混合装置
JP6997424B2 (ja) * 2017-11-10 2022-01-17 五洋建設株式会社 軟弱土の混合装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4975704U (ja) * 1972-10-18 1974-07-01
JPH09264028A (ja) * 1996-03-29 1997-10-07 Maeda Seikan Kk 緑化用法面ブロック及びその施工方法
JP2003055932A (ja) * 2001-08-20 2003-02-26 Kojimagumi:Kk 河川浚渫土砂を利用した土手の補強工法
JP6210400B2 (ja) * 2013-03-07 2017-10-11 五洋建設株式会社 軟弱土に対する製鋼スラグ混合方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016186167A (ja) 2016-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200116022A1 (en) Methods and systems for foam mine fill
CN103133033A (zh) 一种矿山磷石膏胶结充填制浆工艺法
CN102918001B (zh) 人造石材及其制造方法
JP6210400B2 (ja) 軟弱土に対する製鋼スラグ混合方法
JP6504499B2 (ja) 軟弱土に対する改質材混合方法
CN102351477B (zh) 用于制备c55高强度超高泵送混凝土的混合物
JP2023033380A (ja) 中性固化材及び土の処理方法
JP6997425B2 (ja) 軟弱土の混合装置
KR101233690B1 (ko) 개질유황 고화체 제조시스템
EP2708293B1 (en) Method for the storage of contaminated material generated by waste processing plants
KR101574299B1 (ko) 표층개량용 지반개량재 제조장치
JP6997424B2 (ja) 軟弱土の混合装置
CN103588381A (zh) 一种粘塑性淤泥连续均匀计量供料的方法及装置
US20050031414A1 (en) Method and device for filling a cavity with mortar
JP5571219B1 (ja) シールド掘削残土の処理方法及び処理システム
JP2019093558A (ja) 砂防ソイルセメントの製造方法
JP2005330731A (ja) 浚渫粘性土を利用した人工干潟材料、同製造装置及び人工干潟造成方法。
JP2005179428A (ja) 建設排出物の流動化処理方法
US20120090509A1 (en) Method for making concrete from drilling waste byproducts
JP2004044328A (ja) ソイルモルタルの配合管理方法
JP2000355930A (ja) 土質改良装置
JP7185484B2 (ja) 粘性土と鉄鋼スラグの落下混合方法およびシステム
KR101090201B1 (ko) 하수 슬러지 및 각종 슬러지를 이용한 개량 토양 생성 방법
US20150298184A1 (en) Storage of Contaminated Material
FI130600B (fi) Nesteen avulla kovetettava seos, menetelmä seoksen valmistamiseksi ja seoksen käyttö

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180912

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181004

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190315

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6504499

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250