JP6505873B2 - ジクロロ酢酸を含む供給材料の水素化脱塩素方法 - Google Patents
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Description
(i)60〜99.5重量%のモノクロロ酢酸、
(ii)0.05〜20重量%、好ましくは1〜12重量%のジクロロ酢酸、
(iii)0〜30重量%の酢酸、
(iv)0.1〜5重量%の水、好ましくは0.1〜1重量%の水、最も好ましくは0.1〜0.5重量%の水、および
(v)0〜5重量%のその他の成分、総計100%まで
を含む。
88.1%のモノクロロ酢酸、4.1%のジクロロ酢酸、5.4%の酢酸、1.9%のHCl、および0.5%の水を含む液体供給材料1,620kg/hを3.86kg/hの水素と混合した。得られた気液混合物を171℃に加熱し、直径0.8mおよび長さ16mの垂直なカラムの頂部に供給した。垂直なカラムに活性炭支持体上1%のPdを含む触媒(欧州特許出願公開第0557169号明細書の実施例1に記載されているものに相当する触媒粒子)を充填した。触媒粒子は、まず反応器に水を満たし、触媒を(ゆっくりと)添加することによって反応器に装填した。必要に応じて、反応器の底部から水を抜いて、触媒を反応器に充填する間の反応器のオーバーフローを防止した。所要の触媒が全て添加された後反応器から水を完全に抜く。触媒粒子は直径1.5mmおよび平均の長さ/直径比1.84を有する押出物の形態であった。カラムの頂部内の圧力は0.32MPaに維持した。垂直なカラム全体の圧力低下は4kPaであった。反応器の底部からのガス流を凝縮器に通し、凝縮した蒸気を反応器の底部から出る液体と混合して、0.19%のジクロロ酢酸を含む粗製混合物を得た。この粗製混合物を窒素ガスストリッパーに通した。軽質および重質留分を留去した後最終のモノクロロ酢酸生成物は0.20%のジクロロ酢酸を含んでいた。
88.1%のモノクロロ酢酸、4.1%のジクロロ酢酸、5.4%の酢酸、1.9%のHCl、および0.5%の水を含む液体供給材料1,620kg/hを3.86kg/hの水素と混合した。得られた気液混合物を171℃に加熱し、直径0.6mおよび長さ16mの垂直なカラムの頂部に供給し、触媒の量を8m3から4.5m3に減らした。垂直なカラムに活性炭支持体上1%のPdを含む触媒(欧州特許出願公開第0557169号明細書の実施例1に記載されているものに相当する触媒粒子)を充填した。触媒粒子は、まず反応器に水を満たし、触媒を(ゆっくりと)添加することによって反応器に装填した。必要に応じて、反応器の底部から水を抜いて、反応器に触媒を充填する間の反応器のオーバーフローを防止した。所要の触媒の全てを添加した後反応器の水を完全に抜く。触媒粒子は直径1.5mmおよび平均の長さ/直径比1.84を有する押出物の形態であった。カラムの頂部内の圧力は0.32MPaに維持した。垂直なカラム全体の圧力低下は27kPaであった。反応器の底部からのガス流を凝縮器に通し、凝縮した蒸気を反応器の底部から出る液体と混合して、0.11%のジクロロ酢酸を含む粗製混合物を得た。この粗製混合物を窒素ガスストリッパーに通した。軽質および重質留分を留去した後最終のモノクロロ酢酸生成物は0.11%のジクロロ酢酸を含んでいた。
88.1%のモノクロロ酢酸、4.1%のジクロロ酢酸、8.5%の酢酸、1.9%のHCl、および0.5%の水を含む液体供給材料1,620kg/hを3.86kg/hの水素と混合した。得られた気液混合物を171℃に加熱し、直径0.6mおよび長さ16mの垂直なカラムの頂部に供給した。垂直なカラムに活性炭支持体上1%のPdを含む触媒(欧州特許出願公開第0557169号明細書の実施例1に記載されているものに相当する触媒粒子)を充填した。触媒粒子は、まず反応器に水を満たし、触媒を(ゆっくりと)添加することによって反応器に装填した。必要に応じて、反応器の底部から水を抜いて、反応器に触媒を充填する間のオーバーフローを防止した。所要の触媒の全てが添加された後反応器から水を完全に抜く。触媒粒子は直径1.5mmおよび平均の長さ/直径比1.84を有する押出物の形態であった。カラムの頂部内の圧力は0.32MPaに維持した。垂直なカラム全体の圧力低下は32kPaであった。反応器の底部からのガス流を凝縮器に通し、凝縮した蒸気を反応器の底部から出る液体と混合して、0.083%のジクロロ酢酸を含む粗製混合物を得た。この粗製混合物を窒素ガスストリッパーに通した。軽質および重質留分を留去した後最終のモノクロロ酢酸生成物は0.093%のジクロロ酢酸を含んでいた。
85%のモノクロロ酢酸、4.1%のジクロロ酢酸、8.5%の酢酸、1.9%のHCl、および0.5%の水を含む液体供給材料1,620kg/hを3.86kg/hの水素と混合した。得られた気液混合物を171℃に加熱し、直径0.6mおよび長さ16mの垂直なカラムの頂部に供給した。垂直なカラムに活性炭支持体上1%のPdを含む触媒(欧州特許出願公開第0557169号明細書の実施例1に記載されているものに相当する触媒粒子)を充填した。反応器にDensicat(登録商標)濃密装填技術を用いて触媒を充填した。たとえばCatapac(商標)濃密装填技術を含めて他の濃密装填技術も適している。触媒粒子は直径1.5mmおよび平均の長さ/直径比1.84を有する押出物の形態であった。カラムの頂部内の圧力は0.32MPaに維持した。垂直なカラム全体の圧力低下は137kPaであった。反応器の底部からのガス流を凝縮器に通し、凝縮した蒸気を反応器の底部から出る液体と混合して、0.008%のジクロロ酢酸を含む粗製混合物を得た。粗製混合物を窒素ガスストリッパーに通した。軽質および重質留分を留去した後最終のモノクロロ酢酸生成物は0.008%のジクロロ酢酸を含んでいた。
上述の実施例を繰り返した。この場合のみ供給材料中の酢酸レベルを0.5%に低減し、結果として93%のモノクロロ酢酸、4.1%のジクロロ酢酸、0.5%の酢酸、1.9%のHCl、および0.5%の水を含む液体供給材料1,620kg/hを3.86kg/hの水素と混合した。得られた気液混合物を171℃に加熱し、直径0.6mおよび長さ16mの垂直なカラムの頂部に供給した。垂直なカラムに活性炭支持体上1%のPdを含む触媒(欧州特許出願公開第0557169号明細書の実施例1に記載されているものに相当する触媒粒子)を充填した。Densicat(登録商標)濃密装填技術を用いて反応器に触媒を充填した。たとえばCatapac(商標)濃密装填技術を含めて他の濃密装填技術も適している。触媒粒子は直径1.5mmおよび平均の長さ/直径比1.84を有する押出物の形態であった。カラムの頂部内の圧力は0.32MPaに維持した。垂直なカラム全体の圧力低下は88kPaであった。反応器の底部からのガス流を凝縮器に通し、凝縮した蒸気を反応器の底部から出る液体と混合して、0.006%のジクロロ酢酸を含む粗製混合物を得た。粗製混合物を窒素ガスストリッパーに通した。軽質および重質留分を留去した後最終のモノクロロ酢酸生成物は0.006%のジクロロ酢酸を含んでいた。
88.1%のモノクロロ酢酸、4.1%のジクロロ酢酸、5.4%の酢酸、1.9%のHCl、および0.5%の水を含む液体供給材料4,043kg/hを8.91kg/hの水素と混合した。得られた気液混合物を171℃に加熱し、直径0.8mおよび長さ16mの垂直なカラムの頂部に供給した。垂直なカラムに活性炭支持体上1%のPdを含む触媒(欧州特許出願公開第0557169号明細書の実施例1に記載されているものに相当する触媒粒子)を充填した。触媒粒子は、まず反応器を水で満たし、触媒を(ゆっくりと)添加することによって反応器に装填した。必要に応じて、反応器の底部から水を抜き、反応器に触媒を充填する間の反応器のオーバーフローを防止した。所要の触媒が全て添加された後反応器の水を完全に抜く。触媒粒子は直径1.5mmおよび平均の長さ/直径比1.84を有する押出物の形態であった。カラムの頂部内の圧力は0.4MPaに維持した。垂直なカラム全体の圧力低下は31kPaであった。反応器の底部からのガス流を凝縮器に通し、凝縮した蒸気を反応器の底部から出る液体と混合して、0.074%のジクロロ酢酸を含む粗製混合物を得た。粗製混合物を窒素ガスストリッパーに通した。軽質および重質留分を留去した後最終のモノクロロ酢酸生成物は0.080%のジクロロ酢酸を含んでいた。
87.0%のモノクロロ酢酸、4.1%のジクロロ酢酸、6.5%の酢酸、1.9%のHCl、および0.5%の水を含む液体供給材料4,043kg/hを8.91kg/hの水素と混合した。得られた気液混合物を171℃に加熱し、直径0.8mおよび長さ16mの垂直なカラムの頂部に供給した。垂直なカラムに活性炭支持体上1%のPdを含む触媒(欧州特許出願公開第0557169号明細書の実施例1に記載されているものに相当する触媒粒子)を充填した。触媒粒子は、まず反応器に水を満たし、触媒を(ゆっくりと)添加することによって反応器に装填した。必要に応じて、反応器の底部から水を抜いて、反応器に触媒を充填する間反応器のオーバーフローを防止した。所要の触媒が全て添加された後反応器から水を完全に抜く。触媒粒子は直径1.5mmおよび平均の長さ/直径比1.84を有する押出物の形態であった。カラムの頂部内の圧力は0.4MPaに維持した。垂直なカラム全体の圧力低下は33kPaであった。反応器の底部からのガス流を凝縮器に通し、凝縮した蒸気を反応器の底部を出る液体と混合して、0.068%のジクロロ酢酸を含む粗製混合物を得た。粗製混合物を窒素ガスストリッパーに通した。軽質および重質留分を留去した後最終のモノクロロ酢酸生成物は0.074%のジクロロ酢酸を含んでいた。
87.0%のモノクロロ酢酸、4.1%のジクロロ酢酸、6.5%の酢酸、1.9%のHCl、および0.5%の水を含む液体供給材料4,043kg/hを8.91kg/hの水素と混合した。得られた気液混合物を171℃に加熱し、直径0.6mおよび長さ20mの垂直なカラムの頂部に供給した。垂直なカラムに活性炭支持体上1%のPdを含む触媒(欧州特許出願公開第0557169号明細書の実施例1に記載されているものに相当する触媒粒子)を充填した。触媒粒子は、まず反応器に水を満たし、触媒を(ゆっくりと)添加することによって反応器に装填した。必要に応じて、反応器の底部から水を抜いて、反応器に触媒を充填する間反応器のオーバーフローを防止した。所要の触媒が全て添加された後反応器の水を完全に抜く。触媒粒子は直径1.5mmおよび平均の長さ/直径比1.84を有する押出物の形態であった。カラムの頂部内の圧力は0.4MPaに維持した。垂直なカラム全体の圧力低下は165kPaであった。反応器の底部からのガス流を凝縮器に通し、凝縮した蒸気を反応器の底部から出る液体と混合して、0.041%のジクロロ酢酸を含む粗製混合物を得た。粗製混合物を窒素ガスストリッパーに通した。軽質および重質留分を留去した後最終のモノクロロ酢酸生成物は0.046%のジクロロ酢酸を含んでいた。
上述の実施例を繰り返した。この場合のみ供給材料中の酢酸レベルを0.5%に低減し、その結果として93.0%のモノクロロ酢酸、4.1%のジクロロ酢酸、0.5%の酢酸、1.9%のHCl、および0.5%の水を含む液体供給材料4,043kg/hを8.91kg/hの水素と混合した。得られた気液混合物を171℃に加熱し、直径0.6mおよび長さ20mの垂直なカラムの頂部に供給した。垂直なカラムに活性炭支持体上1%のPdを含む触媒(欧州特許出願公開第0557169号明細書の実施例1に記載されているものに相当する触媒粒子)を充填した。触媒粒子は、まず反応器に水を満たし、触媒を(ゆっくりと)添加することによって反応器に装填した。必要に応じて、反応器の底部から水を抜いて、反応器に触媒を充填する間反応器のオーバーフローを防止した。所要の触媒が全て添加された後反応器の水を完全に抜く。触媒粒子は直径1.5mmおよび平均の長さ/直径比1.84を有する押出物の形態であった。カラムの頂部内の圧力は0.4MPaに維持した。垂直なカラム全体の圧力低下は125kPaであった。反応器の底部からのガス流を凝縮器に通し、凝縮した蒸気を反応器の底部から出る液体と混合して、0.037%のジクロロ酢酸を含む粗製混合物を得た。粗製混合物を窒素ガスストリッパーに通した。軽質および重質留分を留去した後最終のモノクロロ酢酸生成物は0.038%のジクロロ酢酸を含んでいた。
87.0%のモノクロロ酢酸、4.1%のジクロロ酢酸、6.5%の酢酸、1.9%のHCl、および0.5%の水を含む液体供給材料4,043kg/hを8.91kg/hの水素と混合した。得られた気液混合物を171℃に加熱し、直径0.8mおよび長さ12mの垂直なカラムの頂部に供給した。垂直なカラムに活性炭支持体上1%のPdを含む触媒(欧州特許出願公開第0557169号明細書の実施例1に記載されているものに相当する触媒粒子)を充填した。Densicat(登録商標)濃密装填技術を用いて反応器に触媒を充填した。たとえばCatapac(商標)濃密装填技術を含めて他の濃密装填技術も適している。触媒粒子は直径1.5mmおよび平均の長さ/直径比1.84を有する押出物の形態であった。カラムの頂部内の圧力は0.4MPaに維持した。垂直なカラム全体の圧力低下は97kPaであった。反応器の底部からのガス流を凝縮器に通し、凝縮した蒸気を反応器の底部から出る液体と混合して、0.027%のジクロロ酢酸を含む粗製混合物を得た。粗製混合物を窒素ガスストリッパーに通した。軽質および重質留分を留去した後最終のモノクロロ酢酸生成物は0.030%のジクロロ酢酸を含んでいた。
なお、本発明には以下の実施形態が包含される。
[1]ジクロロ酢酸の接触水素化脱塩素方法であって、水素ガスをジクロロ酢酸およびモノクロロ酢酸を含む液体供給材料と接触させて、モノクロロ酢酸を含む生成物ストリームならびに塩化水素および水素を含むオフガスストリームを形成し、前記生成物ストリームを窒素ガスと接触させて前記生成物ストリーム中に存在する水素ガスを除去する、方法。
[2]前記生成物ストリームを窒素ガスストリッパーに通して供給することによって前記生成物ストリームを窒素ガスと接触させる、[1]に記載の方法。
[3]前記液体供給材料と接触させる前記水素ガスが、純粋な水素ガスまたは水素ガスおよび50モル%以下の窒素、塩化水素、もしくはこれらの混合物を含むガスのいずれかであることができる水素ガス源によって供給される、[1]または[2]に記載の方法。
[4]水素化脱塩素が垂直管型反応器で行われる、[1]〜[3]のいずれか一項に記載の方法。
[5]前記触媒が固定床に収容される、[1]〜[4]のいずれか一項に記載の方法。
[6]触媒が配置される固定床が、濃密装填技術を用いて前記触媒を垂直管型反応器に装填することによって調製されたものである、[1]〜[5]のいずれか一項に記載の方法。
[7]不活性担体上の不均一系貴金属触媒を前記水素化脱塩素に使用する、[1]〜[6]のいずれか一項に記載の方法。
[8]ジクロロ酢酸およびモノクロロ酢酸を含む前記液体供給材料が水素の並流下降流と共に垂直管型反応器の頂部に供給され、前記反応器内において固定床に収容された不均一系触媒の上に滴り落ちる、[1]〜[7]のいずれか一項に記載の方法。
[9]触媒が、担体上に堆積された元素の周期表の第VIII族の1種または複数の金属を含む固体の不均一系水素化触媒である、[1]〜[8]のいずれか一項に記載の方法。
[10]ジクロロ酢酸およびモノクロロ酢酸を含む前記液体供給材料が垂直管型反応器の頂部に供給され、前記水素が前記垂直管型反応器の頂部または底部に供給され、前記垂直管型反応器の前記頂部の温度が100〜200℃であり、前記垂直管型反応器の前記頂部の圧力が0.2〜1.0MPaである、[1]〜[9]のいずれか一項に記載の方法。
[11]ジクロロ酢酸およびモノクロロ酢酸を含む前記液体供給材料が垂直管型反応器の水平断面の1平方メートル当たり1〜10kg/sの空塔質量速度および触媒床の1m 3 当たり250〜3000kg/hrの速度で前記垂直管型反応器の頂部に供給され、前記水素が前記垂直管型反応器の水平断面の1平方メートル当たり0.025〜0.25Nm 3 /sの空塔ガス速度で前記垂直管型反応器の頂部または底部に供給されて、前記触媒床の1メートル当たり少なくとも2kPaの平均軸方向圧力勾配を得る、[1]〜[10]のいずれか一項に記載の方法。
[12]接触水素化脱塩素ステップが0.4mを超える直径の垂直管型反応器で行われる、[1]〜[11]のいずれか一項に記載の方法。
[13]垂直管型反応器の頂部に供給されるジクロロ酢酸およびモノクロロ酢酸を含む前記液体供給材料が少なくとも5.5重量%の酢酸を含む、[1]〜[12]のいずれか一項に記載の方法。
[14]本発明による前記方法に供されるジクロロ酢酸およびモノクロロ酢酸を含む前記液体供給材料が、好ましくは、前記液体供給材料の総重量に対して、
(i)60〜99.5重量%のモノクロロ酢酸、
(ii)0.05〜20重量%、好ましくは1〜12重量%のジクロロ酢酸、
(iii)0〜30重量%の酢酸、
(iv)0.1〜5重量%の水、好ましくは0.1〜1重量%の水、最も好ましくは0.
1〜0.5重量%の水、および
(v)0〜5重量%の他の成分を、総計100%まで
含む、[1]〜[13]のいずれか一項に記載の方法。
[15]得られる前記生成物ストリームが1重量%未満のジクロロ酢酸、好ましくは0.5重量%未満、より好ましくは0.1重量%未満のジクロロ酢酸、最も好ましくは0.05重量%未満のジクロロ酢酸を含む、[1]〜[14]のいずれか一項に記載の方法。
Claims (21)
- ジクロロ酢酸の接触水素化脱塩素方法であって、水素ガスをジクロロ酢酸およびモノクロロ酢酸を含む液体供給材料と接触させて、モノクロロ酢酸を含む生成物ストリームならびに塩化水素および水素を含むオフガスストリームを形成し、前記生成物ストリームを窒素ガスと接触させて前記生成物ストリーム中に存在する水素ガスを除去する、方法。
- 前記生成物ストリームを窒素ガスストリッパーに通して供給することによって前記生成物ストリームを窒素ガスと接触させる、請求項1に記載の方法。
- 前記液体供給材料と接触させる前記水素ガスが、純粋な水素ガスまたは水素ガスおよび50モル%以下の窒素、塩化水素、もしくはこれらの混合物を含むガスのいずれかであることができる水素ガス源によって供給される、請求項1または2に記載の方法。
- 水素化脱塩素が垂直管型反応器で行われる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
- 前記触媒が固定床に収容される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
- 触媒が配置される固定床が、濃密装填技術を用いて前記触媒を垂直管型反応器に装填することによって調製されたものである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
- 不活性担体上の不均一系貴金属触媒を前記水素化脱塩素に使用する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
- ジクロロ酢酸およびモノクロロ酢酸を含む前記液体供給材料が水素の並流下降流と共に垂直管型反応器の頂部に供給され、前記反応器内において固定床に収容された不均一系触媒の上に滴り落ちる、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
- 触媒が、担体上に堆積された元素の周期表の第VIII族の1種または複数の金属を含む固体の不均一系水素化触媒である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
- ジクロロ酢酸およびモノクロロ酢酸を含む前記液体供給材料が垂直管型反応器の頂部に供給され、前記水素が前記垂直管型反応器の頂部または底部に供給され、前記垂直管型反応器の前記頂部の温度が100〜200℃であり、前記垂直管型反応器の前記頂部の圧力が0.2〜1.0MPaである、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
- ジクロロ酢酸およびモノクロロ酢酸を含む前記液体供給材料が垂直管型反応器の水平断面の1平方メートル当たり1〜10kg/sの空塔質量速度および触媒床の1m3当たり250〜3000kg/hrの速度で前記垂直管型反応器の頂部に供給され、前記水素が前記垂直管型反応器の水平断面の1平方メートル当たり0.025〜0.25Nm3/sの空塔ガス速度で前記垂直管型反応器の頂部または底部に供給されて、前記触媒床の1メートル当たり少なくとも2kPaの平均軸方向圧力勾配を得る、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
- 接触水素化脱塩素ステップが0.4mを超える直径の垂直管型反応器で行われる、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
- 垂直管型反応器の頂部に供給されるジクロロ酢酸およびモノクロロ酢酸を含む前記液体供給材料が少なくとも5.5重量%の酢酸を含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法。
- 本発明による前記方法に供されるジクロロ酢酸およびモノクロロ酢酸を含む前記液体供給材料が、前記液体供給材料の総重量に対して、
(i)60〜99.5重量%のモノクロロ酢酸、
(ii)0.05〜20重量%のジクロロ酢酸、
(iii)0〜30重量%の酢酸、
(iv)0.1〜5重量%の水、および
(v)0〜5重量%の他の成分を、総計100%まで
含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。 - 前記液体供給材料が、前記液体供給材料の総重量に対して、
(ii)1〜12重量%のジクロロ酢酸
を含む、請求項14に記載の方法。 - 前記液体供給材料が、前記液体供給材料の総重量に対して、
(iv)0.1〜1重量%の水
を含む、請求項14または15に記載の方法。 - 前記液体供給材料が、前記液体供給材料の総重量に対して、
(iv)0.1〜0.5重量%の水
を含む、請求項14または15に記載の方法。 - 得られる前記生成物ストリームが1重量%未満のジクロロ酢酸を含む、請求項1〜17のいずれか一項に記載の方法。
- 得られる前記生成物ストリームが0.5重量%未満のジクロロ酢酸を含む、請求項18に記載の方法。
- 得られる前記生成物ストリームが0.1重量%未満のジクロロ酢酸を含む、請求項18に記載の方法。
- 得られる前記生成物ストリームが0.05重量%未満のジクロロ酢酸を含む、請求項18に記載の方法。
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