Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP6505873B2 - ジクロロ酢酸を含む供給材料の水素化脱塩素方法 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP6505873B2 - ジクロロ酢酸を含む供給材料の水素化脱塩素方法 - Google Patents

ジクロロ酢酸を含む供給材料の水素化脱塩素方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6505873B2
JP6505873B2 JP2017563129A JP2017563129A JP6505873B2 JP 6505873 B2 JP6505873 B2 JP 6505873B2 JP 2017563129 A JP2017563129 A JP 2017563129A JP 2017563129 A JP2017563129 A JP 2017563129A JP 6505873 B2 JP6505873 B2 JP 6505873B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reactor
catalyst
acid
liquid feed
hydrogen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2017563129A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018518482A (ja
Inventor
マグナス トリン,ラース
マグナス トリン,ラース
コーイジュマン,コルネリス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nouryon Chemicals International BV
Original Assignee
Akzo Nobel Chemicals International BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Akzo Nobel Chemicals International BV filed Critical Akzo Nobel Chemicals International BV
Publication of JP2018518482A publication Critical patent/JP2018518482A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6505873B2 publication Critical patent/JP6505873B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/347Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups
    • C07C51/377Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups by splitting-off hydrogen or functional groups; by hydrogenolysis of functional groups

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

本発明は、ジクロロ酢酸(DCA)を含む供給材料の水素化脱塩素方法に関する。
モノクロロ酢酸を製造するための主たる工業的方法は酢酸を塩素と反応させることである。かかる方法はよく知られており、一般に、触媒として塩化アセチルを用いて無水条件下で液体酢酸(HAc)の混合物を塩素と反応させる反応器を使用する。塩化アセチルは、好ましくは、たとえば無水酢酸の添加によりその場で形成される。塩素化反応器内では、モノクロロ酢酸(MCA)および気体状HClが、たとえばジクロロ酢酸(DCA)およびトリクロロ酢酸(TCA)のような副生成物と共に形成される。
MCAを含有する反応生成物の混合物が反応器および触媒回収セクションを通過した後、DCAはかなりの量、通例約3−10%存在する。MCA中のDCAの量を低減するために、MCA/DCAを含有する生成物の混合物を続いて精製プロセスに供する。精製プロセスは、結晶化もしくは蒸留のような物理的な分離、または水素化触媒、たとえば金属をベースとする触媒の存在下水素でDCAを還元する還元のような化学的な変換のいずれかであることができる。
モノクロロ酢酸とジクロロ酢酸の沸点は極めて近い(それぞれ189°および194℃)ので、MCAから蒸留によってDCAを除去するのは費用がかかり非経済的である。
結晶化の場合、未精製のモノクロロ酢酸供給材料中のジクロロ酢酸の濃度は、一段階の再結晶化でおよそ4分の1に、すなわち、たとえば3重量%から0.7−0.8重量%に低下することができるだけである。したがって、純粋なモノクロロ酢酸の製造のための空間と時間の要件は相当なものである。その上、数回の結晶化後、母液はモノクロロ酢酸とジクロロ酢酸の混合物を含んだままである。この母液はまだ冷却条件に応じて少なくとも30重量%のモノクロロ酢酸を含んでいるが、さらなる結晶化によっても販売できる製品に変換することはできず、廃棄物と考えざるを得ない。
未精製のモノクロロ酢酸中のジクロロ酢酸の濃度は接触水素化脱塩素により(たとえば米国特許第5,191,118号明細書および米国特許第5,356,850号明細書に従って)かなり低減することができるということは公知である。
この反応は(たとえばオランダ国特許第109,769号明細書および独国特許第1,072,980号明細書に従って)蒸気相で行うことができる。しかし、この蒸気相反応は供給材料の水素化脱塩素反応器への蒸発を必要とし、これは熱伝達装置に必要とされるエネルギー消費と投資コストの点で魅力がない。
あるいは、水素化脱塩素は液相で行われる。この場合MCA/DCA供給材料は液相である。前記液体供給材料を触媒の存在下で水素ガスと接触させてモノクロロ酢酸と塩化水素を形成する。得られる生成物ストリームはモノクロロ酢酸を含み、オフガスストリームは塩化水素と未反応の水素ガスを含む。
液体プロセスは確かに蒸気相でのプロセスより利点があるが、液体プロセスの欠点は少量の水素が生成物ストリームに溶解するリスクがあることである。その結果、下流のプロセッシングの真空系に水素ガスが蓄積し、爆発の危険性が生じる可能性がある。
本発明の目的は、工業規模で実施することができる、液相中でのジクロロ酢酸(および場合によりトリクロロ酢酸)の接触水素化脱塩素によるモノクロロ酢酸の精製のための安全な方法を提供することである。
「工業規模の方法」とは、接触水素化脱塩素ステップが、工業規模のサイズの垂直管型反応器(以下、0.4m以上の直径を有する垂直管型反応器を意味する)で行われることを意味する。
この目的で、本発明は、ジクロロ酢酸の接触水素化脱塩素であって、水素ガスをジクロロ酢酸およびモノクロロ酢酸を含む液体供給材料と接触させて、モノクロロ酢酸を含む生成物ストリームならびに塩化水素および水素を含むオフガスストリームを形成し、生成物ストリームを窒素ガスと接触させて、生成物ストリーム内に存在する水素ガスを除去する、ジクロロ酢酸の接触水素化脱塩素方法に関する。
液体の生成物ストリームを窒素ガスと接触させると、生成物ストリームに溶解していた水素ガスは窒素ガス中に取り込まれる。これは、単に液体の生成物ストリームに窒素ガスを泡立てて通すことで行ってもよいが、生成物ストリームを窒素ガスストリッパーに通して供給するのが好ましい。
ストリッピングは、1または複数の成分が液体ストリームから蒸気ストリームによって除去される物理的な分離プロセスである。工業的用途において液体および蒸気ストリームは並流または向流を有することができる。ストリッピングは通常充填または棚段式カラム(trayed column)のいずれかで行われる。
ストリッピングは主として棚段式塔(trayed tower)(プレート付カラム)および充填カラムで実施され、頻度は低いが噴霧塔、気泡塔、および遠心抽出機で行われることもある。
棚段式塔は垂直のカラムからなり、液体は頂部から流入し、底部から流出する。蒸気相はカラムの底部から入り、頂部から出て行く。カラムの内側には棚段またはプレートがある。これらの棚段は液体を水平方向で前後に強制的に流し、一方蒸気泡は棚段内の穴を通って上昇する。これらの棚段の目的は液相と蒸気相との接触面積の量を増大することである。
充填カラムは、液体および蒸気ストリームが同じように出入りするという点で棚段式カラムと同様である。違いは、充填塔には棚段がないということである。代わりにパッキンを用いて液相と蒸気相との接触面積を増大させている。多くの異なるタイプのパッキンが使用され、各々が利点と不利点を有する。
前述したように、ストリッパーは棚段式または充填式であることができる。充填カラムが、特にランダムパッキンを使用する場合、0.6m未満の直径および6m以下の充填高さを有する小さめのカラムでは通常好ましい。充填カラムはまた腐食性の流体、高発泡性流体、流体速度が速いとき、および特に小さい圧力低下が所望のときにも有利であることができる。棚段式ストリッパーは設計およびスケールアップの容易さから有利である。構造化パッキンは不規則(ランダム)パッキンと同一の材料である可能性にもかかわらず棚段と同様に使用することができる。構造化パッキンを使用することは、分離の能力を増大するかまたは傷んだ棚段を交換するための一般的な方法である。
棚段式ストリッパーは篩、弁、またはバブルキャップ棚段を有することができ、一方充填ストリッパーは構造化パッキンまたはランダムパッキンのいずれかを有することができる。棚段およびパッキンは、質量移動理論が示すように質量移動が起こる可能性がある接触面積を増大するために使用される。パッキンは変化する材料、表面積、流量範囲、および関連する圧力低下を有することができる。旧世代パッキンにはセラミックラシヒリングおよびベルルサドルが含まれる。より一般的なパッキン材料は金属およびプラスチックポールリング、金属およびプラスチックZbigniew Bialeckiリング、ならびにセラミックインタロックスサドルである。この新世代の各パッキン材料は表面積、流量範囲、および/またはパッキンを横切る関連する圧力低下を改良する。また、パッキン材料が自身の上に重ならない能力も重要である。かかる重なり合いが起こると、材料の表面積が劇的に低下する。
従来のガスストリッパーを窒素ガスストリッパーとして使用してもよい。これらは当技術分野で公知であり、ここでさらに説明する必要はない。
上で述べたように、水素化脱塩素は触媒の存在下で起こる。前記触媒は(たとえば、米国特許第2,863,917号明細書、独国特許第1,816,931号明細書および国際公開第2008/025758号パンフレットに従って)液相に微細に分散させ得る。しかし、微細に分散した触媒の液相からの面倒な分離、高度の逆混合を避けるために、これらのスラリー反応器の連続作動の場合、触媒が固定床に収容された反応器の使用が好ましい。固定床を用いる水素化脱塩素の方法は国際公開第2013/057126号パンフレットに記載されている。
触媒を固定床に収容する際、好ましくは不均一系触媒を水素化脱塩素に使用する。
ジクロロ酢酸およびモノクロロ酢酸を含む液体供給材料を垂直管型反応器の頂部に供給するのがさらに好ましく、その反応器内において供給材料は固定床に収容された不均一系触媒の上に滴り落ち、一方水素は(たとえば米国特許第3,754,029号明細書に従って)垂直管型反応器の頂部または底部に供給される。これらの反応器は一般にトリクルベッド反応器として知られている。垂直管型反応器では、より速い質量移動速度を栓流に近い滞留時間分布と共に達成することができ、より高い変換が達成される。
流体力学の観点からみると水素ガスの向流は、フラッディングによって反応器カラムの能力が限定されるので不利である。
したがって、ジクロロ酢酸およびモノクロロ酢酸を含む液体供給材料を、水素の並流下降流と共に、垂直管型反応器の頂部に供給するのが好ましい。
この操作方式は、液体供給材料の反応器カラムへの蒸発のためのエネルギーの過度の使用を防止し、スラリー反応器内の微細に分散した触媒の面倒な分離を回避し、水素の向流で作動するトリクルベッド反応器と比較してより広い操作ウィンドウを可能にし、とりわけ、爆発のリスクがない安全なプロセッシングを可能にする。
これらのトリクルベッド反応器(本明細書を通じて垂直管型反応器ともいう)の設計およびスケールアップは、たとえばShah (Y.T. Shah, Gas-liquid-solid reactor design, McGraw-Hill Inc., 1979, p.93), Westerterp & Wammes (K. Roel Westerterp, Wino J.A. Wammes: "Three-Phase Trickle-Bed Reactors" in Ullmann's Encyclopedia of Industrial Chemistry, Wiley-VCH Verlag GmbH & Co. KGaA, weinheim, 2005, and Hofmann (Hans Hofmann, "Hydrodynamics and hydrodynamic models of fixed bed reactors" in Agostini Gianetto and Peter L. Silveston (eds.), Multiphase chemical reactors - theory, design, scale-up, Hemishere Publishing Co., 1986)で論じられているように、複雑な流体力学のために非常に複雑である。また、実験室用垂直管型反応器および工業用垂直管型反応器を同時に同一の液空間速度(すなわち、1時間に付き触媒の単位体積当たり反応器に供給される液体の量)および空塔質量速度(すなわち、1平方メートルの断面当たり反応器に供給される液体の量)で作動させることは、かかる装置の幾何学に大きな差があるため不可能である(Mary et al., "Trickle-Bed Laboratory Reactors for Kinetic Studies," International Journal of Chemical Reactor Engineering, Vol. 7: R2, 2009参照)。
本発明のもう1つ別の目的は、必要とされる触媒の量を最小にしながら垂直管型反応器でジクロロ酢酸(および場合によりトリクロロ酢酸)の接触水素化脱塩素によりモノクロロ酢酸を精製するための工業規模の方法を提供することである。
本発明による方法は触媒の存在下で起こる。適切な触媒は担体上に堆積した元素の周期表の第VIII族の1種または複数の金属を含む固体の不均一系水素化触媒である。
好ましくは、接触水素化脱塩素は垂直管型反応器で行われ、ここで液体供給材料は前記垂直管型反応器の頂部に供給され、水素は垂直管型反応器の頂部または底部に供給され、垂直管型反応器の頂部の温度は100〜200℃であり、垂直管型反応器の頂部の圧力は0.2〜1.0MPaである。より好ましくは、垂直管型反応器は0.4mを超える直径で使用され、固体の不均一系水素化触媒は固定触媒床に位置する。
より好ましくは、液体供給材料は、垂直管型反応器の水平断面の1平方メートル当たり1〜10kg/sの空塔質量速度および前記触媒床の1m当たり250〜3000kg/hrの速度で前記垂直管型反応器の頂部に供給され、水素は、前記触媒床の1メートル当たり少なくとも2kPaの平均軸方向圧力勾配が得られるように、垂直管型反応器の水平断面の1平方メートル当たり0.025〜0.25Nm/sの空塔ガス速度で垂直管型反応器の頂部または底部に供給される。
好ましい実施形態において、垂直管型反応器の頂部に供給される液体供給材料は少なくとも5.5重量%の酢酸を含む。酢酸はトリクルベッド反応器で部分的に蒸発し、したがって反応器前後の圧力低下を増大し、結果としてより大きい質量移動係数となる。
本発明による方法で使用される不均一系水素化触媒は、不均一系触媒の総重量に対して、好ましくは0.1〜3重量%、より好ましくは0.5〜2重量%の元素の周期表の第VIII族の1種または複数の金属を含む。好ましくは、不均一系触媒はルテニウム、ロジウム、パラジウムおよび/または白金を含む。より好ましくは、不均一系触媒はパラジウム、白金またはこれらの組合せを含む。最も好ましくは、不均一系触媒はパラジウム(Pd)およびイオウまたはイオウ化合物のいずれかを含む。たとえば、欧州特許出願公開第0557169号明細書に記載されている触媒または欧州特許出願公開第0453690号明細書に記載されている触媒が本方法で使用するのに適している。
元素の周期表の第VIII族の1種または複数の金属が堆積する担体は好ましくは活性炭、シリカ、アルミナ、酸化ジルコニウム、および酸化チタンからなる群から選択される。活性炭が最も好ましい。担体はイオウまたはイオウ含有成分(有機または無機性のいずれか)を含んでもよい。
好ましい実施形態において、本発明による方法で使用される不均一系触媒は活性炭担体上のパラジウムであるが、CSのようなイオウまたはイオウ含有成分が供給材料に加えられてもよい。
1つの実施形態において、不均一系水素化触媒の1種または複数の金属は活性炭、シリカ、またはアルミナから製造された粒子上に堆積されており、前記粒子は不規則形状の顆粒、球、リング、三葉形、四葉形、または押出物の形態である。より好ましくは、前記粒子は0.5〜5mm、好ましくは0.8〜3mmの直径、および1〜10mmの長さを有する押出物、三葉形、または四葉形の形態である。
触媒は好ましくは固定触媒床に配置される。この固定床はただ単一の床からなることができ、または全体で「固定触媒床」と呼ばれる複数のサブ床に細分されていてもよい。触媒床または各々のサブ床は支持格子によって支持されている。さらに、前記触媒床の直径全体にわたって良好な液体の分配を提供するために、触媒床全体の表面の上方および/または1または複数のサブ床の表面の上方に液体分配器が取り付けられていてもよい。
これらのカラム内蔵物(すなわち、支持格子および液体分配器)に適切な構成材料には、ガラスライニング鋼;タンタルおよびタンタル合金、たとえば、鋼またはステンレス鋼上のタンタルクラッディングまたはコーティング;白金および白金合金、たとえば、鋼またはステンレス鋼上の白金クラッディングまたはコーティング;ジルコニウムおよびジルコニウム合金、たとえば、鋼またはステンレス鋼上のジルコニウムクラッディングまたはコーティング;グラファイトまたは含浸グラファイト;たとえば炭化ケイ素(SiC)、ジルコニア(ZrO)、アルミナ(Al)、ガラス、または石英のようなセラミック;耐酸レンガ;ポリテトラフルオロエチレン(PTFE);鋼、ステンレス鋼、または繊維強化プラスチック上のフルオロポリマー、たとえばPTFE、ペルフルオロアルコキシポリマー(PFA)、フッ素化エチレン−プロピレン(FEP)またはポリエチレンクロロトリフルオロエチレン(ECTFE)−ライニングまたはコーティング;ニッケル−クロム合金;ニッケル−クロム−モリブデン合金;ニッケル−銅合金;鋼またはステンレス鋼上の銀、たとえば、銀クラッディングまたは銀コーティング;ニオブおよびニオブ合金;ならびにポリエーテルエーテルケトンおよびPEEK−被覆鋼がある。
内蔵物として好ましい構成材料は、ガラスライニング鋼;タンタルおよびタンタル合金、たとえば、鋼またはステンレス鋼上のタンタルクラッディングまたはコーティング;白金および白金合金、たとえば、鋼またはステンレス鋼上の白金クラッディングまたはコーティング;ジルコニウムおよびジルコニウム合金、たとえば、鋼またはステンレス鋼上のジルコニウムクラッディングまたはコーティング;グラファイトまたは含浸グラファイト;炭化ケイ素(SiC)、ジルコニア(ZrO)、アルミナ(Al)、ガラス、または石英のようなセラミック;耐酸レンガ;ポリテトラフルオロエチレン(PTFE);鋼、ステンレス鋼、または繊維強化プラスチック上のフルオロポリマー、たとえば、PTFE、ペルフルオロアルコキシポリマー(PFA)、フッ素化エチレン−プロピレン(FEP)またはポリエチレンクロロトリフルオロエチレン(ECTFE)−ライニングまたはコーティングである。
内蔵物のより好ましい構成材料は、ガラスライニング鋼;グラファイトまたは含浸グラファイト;タンタルおよびタンタル合金、たとえば、鋼またはステンレス鋼上のタンタルクラッディングまたはコーティング;ならびにジルコニウムおよびジルコニウム合金、たとえば、鋼またはステンレス鋼上のジルコニウムクラッディングまたはコーティングである。
最も好ましくは、内蔵物のための構成材料はグラファイトまたは含浸グラファイトである。
本発明に従って精製プロセスに供給される水素は、実質的に純粋な水素ガスまたは水素ガスおよび50モル%までの窒素、塩化水素、もしくはこれらの混合物を含むガスのいずれかであることができる水素ガス源を用いて供給される。
水素化脱塩素は垂直管型反応器を用いて行われる。適切な反応器の構成材料には、ガラスライニング鋼;タンタルおよびタンタル合金、たとえば、鋼またはステンレス鋼上のタンタルクラッディングまたはコーティング;白金および白金合金、たとえば、鋼またはステンレス鋼上の白金クラッディングまたはコーティング;ジルコニウムおよびジルコニウム合金、たとえば、鋼またはステンレス鋼上のジルコニウムクラッディングまたはコーティング;グラファイトまたは含浸グラファイト;セラミック、たとえば、炭化ケイ素(SiC)、ジルコニア(ZrO)、アルミナ(Al)、ガラスおよび石英;耐酸レンガ、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE);鋼、ステンレス鋼、または繊維強化プラスチック上のフルオロポリマー、たとえば、PTFE、ペルフルオロアルコキシポリマー(PFA)、フッ素化エチレン−プロピレン(FEP)またはポリエチレンクロロトリフルオロエチレン(ECTFE)−ライニングまたはコーティング;ニッケル−クロム合金;ニッケル−クロム−モリブデン合金;ニッケル−銅合金;鋼またはステンレス鋼上の銀、たとえば、銀クラッディングまたは銀コーティング;ニオブおよびニオブ合金;ならびにポリエーテルエーテルケトンまたはPEEK被覆鋼がある。
好ましい構成材料は、ガラスライニング鋼;タンタルおよびタンタル合金、たとえば、鋼またはステンレス鋼上のタンタルクラッディングまたはコーティング;白金および白金合金、たとえば、鋼またはステンレス鋼上の白金クラッディングまたはコーティング;ジルコニウムおよびジルコニウム合金、たとえば、鋼またはステンレス鋼上のジルコニウムクラッディングまたはコーティング;グラファイトまたは含浸グラファイト;炭化ケイ素(SiC)、ジルコニア(ZrO)、アルミナ(Al)、ガラスおよび石英のようなセラミック;耐酸レンガ;ポリテトラフルオロエチレン(PTFE);鋼、ステンレス鋼、または繊維強化プラスチック上のフルオロポリマー、たとえば、PTFE、ペルフルオロアルコキシポリマー(PFA)、フッ素化エチレン−プロピレン(FEP)、またはポリエチレンクロロトリフルオロエチレン(ECTFE)ライニングまたはコーティングである。
より好ましくは、構成材料は、ガラスライニング鋼;タンタルおよびタンタル合金、たとえば、鋼またはステンレス鋼上のタンタルクラッディングまたはコーティング;ならびにジルコニウムおよびジルコニウム合金、たとえば、鋼またはステンレス鋼上のジルコニウムクラッディングまたはコーティングからなる群から選択される。
最も好ましい構成材料はガラスライニング鋼である。
上で述べたように、液体供給材料は、前記反応器の水平断面の1平方メートル当たり1〜10kg/sの空塔質量速度(用語空塔質量速度(kg/m/s)とは、質量流を前記反応器の水平断面積で割った値を意味する)で前記垂直管型反応器の頂部に供給される。好ましくは、液体供給材料は、前記反応器の水平断面の1平方メートル当たり少なくとも2kg/s、より好ましくは前記反応器の水平断面の1平方メートル当たり少なくとも2.5kg/s、最も好ましくは前記反応器の水平断面の1平方メートル当たり少なくとも3kg/sの空塔質量速度で前記垂直管型反応器の頂部に供給される。好ましくは、液体供給材料は、前記反応器の水平断面の1平方メートル当たり最大で8kg/sの空塔質量速度で、より好ましくは前記反応器の水平断面の1平方メートル当たり最大で7kg/sの空塔質量速度で、最も好ましくは前記反応器の水平断面の1平方メートル当たり最大で6kg/sの空塔質量速度で前記垂直管型反応器の頂部に供給される。
水素は、垂直管型反応器の水平断面の1平方メートル当たり0.025〜0.25Nm/sの空塔ガス速度(用語空塔ガス速度(m/s)とは、前記垂直管型反応器の水平断面に基づくガス速度をいう)で垂直管型反応器の頂部に供給される。好ましくは、水素は、垂直管型反応器の水平断面の1平方メートル当たり少なくとも0.03Nm/sの空塔ガス速度で、より好ましくは垂直管型反応器の水平断面の1平方メートル当たり少なくとも0.035Nm/sの空塔ガス速度で、最も好ましくは垂直管型反応器の水平断面の1平方メートル当たり少なくとも0.04Nm/sの空塔ガス速度で垂直管型反応器の頂部または底部に供給され、好ましくは垂直管型反応器の水平断面の1平方メートル当たり最大で0.25Nm/s、より好ましくは垂直管型反応器の水平断面の1平方メートル当たり最大で0.20Nm/s、最も好ましくは垂直管型反応器の水平断面の1平方メートル当たり最大で0.15Nm/sの空塔ガス速度で供給される。
反応器の頂部の温度は好ましくは100〜200℃、より好ましくは145〜175℃に維持される。垂直管型反応器の頂部の圧力は好ましくは0.2〜1.0MPa、好ましくは0.3〜0.6MPaに保たれる。
トリクルベッド反応器内の液体の不均等分布のリスクを最小にするために(たとえば、Saroha & Nigam, "Trickle-bed reactors," Reviews in Chemical Engineering, 12, 3-4, 207-347, 1996参照)、不均一系水素化触媒が位置する固定床は濃密装填技術を用いて垂直管型反応器に不均一系水素化触媒を装填することによって製造されているのが好ましい。触媒床内の不均等分布は反応器の性能および実行時間を大幅に低下させることが知られている。濃密装填技術は慣用の装填技術であり、それにより垂直管型反応器は前記反応器の断面全体にわたって同時に触媒の粒子で装填される。結果として、均一に装填され、他の反応器装填技術と比較して密度が増大した触媒床が得られる。周知の装填技術であるソックローディングと比較して、Gert Griffioen and Michel Wijbrands, "Caring for Catalysts," Hydrocarbon Engineering, June 2010に見ることができるように、触媒床の密度は平均して少なくとも10%増大している。本発明に従って濃密に装填された触媒を有する固定床は、たとえば、周知のDensicat(登録商標)またはCatapac(商標)技術を用いて製造することができる。適切な濃密装填技法および装置は欧州特許出願公開第769,462号明細書、米国特許第4,051,019号明細書、米国特許第4,159,785号明細書、欧州特許出願公開第0727250号明細書、国際公開第2008/109671号パンフレット、および米国特許第5,449,501号明細書に記載されている。
本発明による方法に供される液体供給材料は、好ましくは、液体供給材料の総重量に対して、
(i)60〜99.5重量%のモノクロロ酢酸、
(ii)0.05〜20重量%、好ましくは1〜12重量%のジクロロ酢酸、
(iii)0〜30重量%の酢酸、
(iv)0.1〜5重量%の水、好ましくは0.1〜1重量%の水、最も好ましくは0.1〜0.5重量%の水、および
(v)0〜5重量%のその他の成分、総計100%まで
を含む。
その他の成分としては、少量の酸無水物、トリクロロ酢酸、ブロモ酢酸、およびアルファ−クロロプロピオン酸が挙げられる。水が存在するため、酸塩化物は前記液体供給材料中に存在することができないことが留意される。
本発明による方法に供される液体供給材料は、好ましくは、液体供給材料の総重量に対して、少なくとも5.5重量%の酢酸、より好ましくは少なくとも6重量%の酢酸、最も好ましくは少なくとも8重量%の酢酸を含む。好ましくは、液体供給材料の総重量に対して20%以下の酢酸が液体供給材料中に存在し、より好ましくは12重量%以下の酢酸が液体供給材料中に存在する。
本発明による方法では、非常に少量のジクロロ酢酸を有する生成物ストリームを得ることができる。得られる生成物ストリームは1重量%未満のジクロロ酢酸、好ましくは0.5重量%未満、より好ましくは0.1重量%未満のジクロロ酢酸、最も好ましくは0.05重量%未満のジクロロ酢酸を含む。
本発明による方法を、以下の非限定的実施例によってさらに例証する。
実施例1
88.1%のモノクロロ酢酸、4.1%のジクロロ酢酸、5.4%の酢酸、1.9%のHCl、および0.5%の水を含む液体供給材料1,620kg/hを3.86kg/hの水素と混合した。得られた気液混合物を171℃に加熱し、直径0.8mおよび長さ16mの垂直なカラムの頂部に供給した。垂直なカラムに活性炭支持体上1%のPdを含む触媒(欧州特許出願公開第0557169号明細書の実施例1に記載されているものに相当する触媒粒子)を充填した。触媒粒子は、まず反応器に水を満たし、触媒を(ゆっくりと)添加することによって反応器に装填した。必要に応じて、反応器の底部から水を抜いて、触媒を反応器に充填する間の反応器のオーバーフローを防止した。所要の触媒が全て添加された後反応器から水を完全に抜く。触媒粒子は直径1.5mmおよび平均の長さ/直径比1.84を有する押出物の形態であった。カラムの頂部内の圧力は0.32MPaに維持した。垂直なカラム全体の圧力低下は4kPaであった。反応器の底部からのガス流を凝縮器に通し、凝縮した蒸気を反応器の底部から出る液体と混合して、0.19%のジクロロ酢酸を含む粗製混合物を得た。この粗製混合物を窒素ガスストリッパーに通した。軽質および重質留分を留去した後最終のモノクロロ酢酸生成物は0.20%のジクロロ酢酸を含んでいた。
実施例2
88.1%のモノクロロ酢酸、4.1%のジクロロ酢酸、5.4%の酢酸、1.9%のHCl、および0.5%の水を含む液体供給材料1,620kg/hを3.86kg/hの水素と混合した。得られた気液混合物を171℃に加熱し、直径0.6mおよび長さ16mの垂直なカラムの頂部に供給し、触媒の量を8mから4.5mに減らした。垂直なカラムに活性炭支持体上1%のPdを含む触媒(欧州特許出願公開第0557169号明細書の実施例1に記載されているものに相当する触媒粒子)を充填した。触媒粒子は、まず反応器に水を満たし、触媒を(ゆっくりと)添加することによって反応器に装填した。必要に応じて、反応器の底部から水を抜いて、反応器に触媒を充填する間の反応器のオーバーフローを防止した。所要の触媒の全てを添加した後反応器の水を完全に抜く。触媒粒子は直径1.5mmおよび平均の長さ/直径比1.84を有する押出物の形態であった。カラムの頂部内の圧力は0.32MPaに維持した。垂直なカラム全体の圧力低下は27kPaであった。反応器の底部からのガス流を凝縮器に通し、凝縮した蒸気を反応器の底部から出る液体と混合して、0.11%のジクロロ酢酸を含む粗製混合物を得た。この粗製混合物を窒素ガスストリッパーに通した。軽質および重質留分を留去した後最終のモノクロロ酢酸生成物は0.11%のジクロロ酢酸を含んでいた。
実施例1および実施例2に示されている結果は、より少ない触媒(より小さい直径を有するカラム内)でより純粋な生成物が得られることを明らかに示している。
実施例3
88.1%のモノクロロ酢酸、4.1%のジクロロ酢酸、8.5%の酢酸、1.9%のHCl、および0.5%の水を含む液体供給材料1,620kg/hを3.86kg/hの水素と混合した。得られた気液混合物を171℃に加熱し、直径0.6mおよび長さ16mの垂直なカラムの頂部に供給した。垂直なカラムに活性炭支持体上1%のPdを含む触媒(欧州特許出願公開第0557169号明細書の実施例1に記載されているものに相当する触媒粒子)を充填した。触媒粒子は、まず反応器に水を満たし、触媒を(ゆっくりと)添加することによって反応器に装填した。必要に応じて、反応器の底部から水を抜いて、反応器に触媒を充填する間のオーバーフローを防止した。所要の触媒の全てが添加された後反応器から水を完全に抜く。触媒粒子は直径1.5mmおよび平均の長さ/直径比1.84を有する押出物の形態であった。カラムの頂部内の圧力は0.32MPaに維持した。垂直なカラム全体の圧力低下は32kPaであった。反応器の底部からのガス流を凝縮器に通し、凝縮した蒸気を反応器の底部から出る液体と混合して、0.083%のジクロロ酢酸を含む粗製混合物を得た。この粗製混合物を窒素ガスストリッパーに通した。軽質および重質留分を留去した後最終のモノクロロ酢酸生成物は0.093%のジクロロ酢酸を含んでいた。
この実施例は、供給材料中の酢酸含量が増大し、その結果として平均軸方向圧力勾配がより大きくなると、さらにより純粋な生成物が得られることを示している。
実施例4
85%のモノクロロ酢酸、4.1%のジクロロ酢酸、8.5%の酢酸、1.9%のHCl、および0.5%の水を含む液体供給材料1,620kg/hを3.86kg/hの水素と混合した。得られた気液混合物を171℃に加熱し、直径0.6mおよび長さ16mの垂直なカラムの頂部に供給した。垂直なカラムに活性炭支持体上1%のPdを含む触媒(欧州特許出願公開第0557169号明細書の実施例1に記載されているものに相当する触媒粒子)を充填した。反応器にDensicat(登録商標)濃密装填技術を用いて触媒を充填した。たとえばCatapac(商標)濃密装填技術を含めて他の濃密装填技術も適している。触媒粒子は直径1.5mmおよび平均の長さ/直径比1.84を有する押出物の形態であった。カラムの頂部内の圧力は0.32MPaに維持した。垂直なカラム全体の圧力低下は137kPaであった。反応器の底部からのガス流を凝縮器に通し、凝縮した蒸気を反応器の底部から出る液体と混合して、0.008%のジクロロ酢酸を含む粗製混合物を得た。粗製混合物を窒素ガスストリッパーに通した。軽質および重質留分を留去した後最終のモノクロロ酢酸生成物は0.008%のジクロロ酢酸を含んでいた。
実施例4は、濃密装填技術を用いて触媒を装填する(結果として平均軸方向圧力勾配がさらに大きくなる)と、さらに一層純粋な生成物が得られることを示している。
実施例5
上述の実施例を繰り返した。この場合のみ供給材料中の酢酸レベルを0.5%に低減し、結果として93%のモノクロロ酢酸、4.1%のジクロロ酢酸、0.5%の酢酸、1.9%のHCl、および0.5%の水を含む液体供給材料1,620kg/hを3.86kg/hの水素と混合した。得られた気液混合物を171℃に加熱し、直径0.6mおよび長さ16mの垂直なカラムの頂部に供給した。垂直なカラムに活性炭支持体上1%のPdを含む触媒(欧州特許出願公開第0557169号明細書の実施例1に記載されているものに相当する触媒粒子)を充填した。Densicat(登録商標)濃密装填技術を用いて反応器に触媒を充填した。たとえばCatapac(商標)濃密装填技術を含めて他の濃密装填技術も適している。触媒粒子は直径1.5mmおよび平均の長さ/直径比1.84を有する押出物の形態であった。カラムの頂部内の圧力は0.32MPaに維持した。垂直なカラム全体の圧力低下は88kPaであった。反応器の底部からのガス流を凝縮器に通し、凝縮した蒸気を反応器の底部から出る液体と混合して、0.006%のジクロロ酢酸を含む粗製混合物を得た。粗製混合物を窒素ガスストリッパーに通した。軽質および重質留分を留去した後最終のモノクロロ酢酸生成物は0.006%のジクロロ酢酸を含んでいた。
実施例6
88.1%のモノクロロ酢酸、4.1%のジクロロ酢酸、5.4%の酢酸、1.9%のHCl、および0.5%の水を含む液体供給材料4,043kg/hを8.91kg/hの水素と混合した。得られた気液混合物を171℃に加熱し、直径0.8mおよび長さ16mの垂直なカラムの頂部に供給した。垂直なカラムに活性炭支持体上1%のPdを含む触媒(欧州特許出願公開第0557169号明細書の実施例1に記載されているものに相当する触媒粒子)を充填した。触媒粒子は、まず反応器を水で満たし、触媒を(ゆっくりと)添加することによって反応器に装填した。必要に応じて、反応器の底部から水を抜き、反応器に触媒を充填する間の反応器のオーバーフローを防止した。所要の触媒が全て添加された後反応器の水を完全に抜く。触媒粒子は直径1.5mmおよび平均の長さ/直径比1.84を有する押出物の形態であった。カラムの頂部内の圧力は0.4MPaに維持した。垂直なカラム全体の圧力低下は31kPaであった。反応器の底部からのガス流を凝縮器に通し、凝縮した蒸気を反応器の底部から出る液体と混合して、0.074%のジクロロ酢酸を含む粗製混合物を得た。粗製混合物を窒素ガスストリッパーに通した。軽質および重質留分を留去した後最終のモノクロロ酢酸生成物は0.080%のジクロロ酢酸を含んでいた。
実施例7
87.0%のモノクロロ酢酸、4.1%のジクロロ酢酸、6.5%の酢酸、1.9%のHCl、および0.5%の水を含む液体供給材料4,043kg/hを8.91kg/hの水素と混合した。得られた気液混合物を171℃に加熱し、直径0.8mおよび長さ16mの垂直なカラムの頂部に供給した。垂直なカラムに活性炭支持体上1%のPdを含む触媒(欧州特許出願公開第0557169号明細書の実施例1に記載されているものに相当する触媒粒子)を充填した。触媒粒子は、まず反応器に水を満たし、触媒を(ゆっくりと)添加することによって反応器に装填した。必要に応じて、反応器の底部から水を抜いて、反応器に触媒を充填する間反応器のオーバーフローを防止した。所要の触媒が全て添加された後反応器から水を完全に抜く。触媒粒子は直径1.5mmおよび平均の長さ/直径比1.84を有する押出物の形態であった。カラムの頂部内の圧力は0.4MPaに維持した。垂直なカラム全体の圧力低下は33kPaであった。反応器の底部からのガス流を凝縮器に通し、凝縮した蒸気を反応器の底部を出る液体と混合して、0.068%のジクロロ酢酸を含む粗製混合物を得た。粗製混合物を窒素ガスストリッパーに通した。軽質および重質留分を留去した後最終のモノクロロ酢酸生成物は0.074%のジクロロ酢酸を含んでいた。
実施例6および実施例7に示されている結果もまた、供給材料中の酢酸含量が増大すると、さらに一層純粋な生成物が得られることを示している。
実施例8
87.0%のモノクロロ酢酸、4.1%のジクロロ酢酸、6.5%の酢酸、1.9%のHCl、および0.5%の水を含む液体供給材料4,043kg/hを8.91kg/hの水素と混合した。得られた気液混合物を171℃に加熱し、直径0.6mおよび長さ20mの垂直なカラムの頂部に供給した。垂直なカラムに活性炭支持体上1%のPdを含む触媒(欧州特許出願公開第0557169号明細書の実施例1に記載されているものに相当する触媒粒子)を充填した。触媒粒子は、まず反応器に水を満たし、触媒を(ゆっくりと)添加することによって反応器に装填した。必要に応じて、反応器の底部から水を抜いて、反応器に触媒を充填する間反応器のオーバーフローを防止した。所要の触媒が全て添加された後反応器の水を完全に抜く。触媒粒子は直径1.5mmおよび平均の長さ/直径比1.84を有する押出物の形態であった。カラムの頂部内の圧力は0.4MPaに維持した。垂直なカラム全体の圧力低下は165kPaであった。反応器の底部からのガス流を凝縮器に通し、凝縮した蒸気を反応器の底部から出る液体と混合して、0.041%のジクロロ酢酸を含む粗製混合物を得た。粗製混合物を窒素ガスストリッパーに通した。軽質および重質留分を留去した後最終のモノクロロ酢酸生成物は0.046%のジクロロ酢酸を含んでいた。
実施例7および実施例8に示されている結果は、より少ない触媒(より小さい直径のカラム内)で、さらに一層純粋な生成物が得られることを示している。
実施例9
上述の実施例を繰り返した。この場合のみ供給材料中の酢酸レベルを0.5%に低減し、その結果として93.0%のモノクロロ酢酸、4.1%のジクロロ酢酸、0.5%の酢酸、1.9%のHCl、および0.5%の水を含む液体供給材料4,043kg/hを8.91kg/hの水素と混合した。得られた気液混合物を171℃に加熱し、直径0.6mおよび長さ20mの垂直なカラムの頂部に供給した。垂直なカラムに活性炭支持体上1%のPdを含む触媒(欧州特許出願公開第0557169号明細書の実施例1に記載されているものに相当する触媒粒子)を充填した。触媒粒子は、まず反応器に水を満たし、触媒を(ゆっくりと)添加することによって反応器に装填した。必要に応じて、反応器の底部から水を抜いて、反応器に触媒を充填する間反応器のオーバーフローを防止した。所要の触媒が全て添加された後反応器の水を完全に抜く。触媒粒子は直径1.5mmおよび平均の長さ/直径比1.84を有する押出物の形態であった。カラムの頂部内の圧力は0.4MPaに維持した。垂直なカラム全体の圧力低下は125kPaであった。反応器の底部からのガス流を凝縮器に通し、凝縮した蒸気を反応器の底部から出る液体と混合して、0.037%のジクロロ酢酸を含む粗製混合物を得た。粗製混合物を窒素ガスストリッパーに通した。軽質および重質留分を留去した後最終のモノクロロ酢酸生成物は0.038%のジクロロ酢酸を含んでいた。
この実施例は、供給材料中のずっと低い酢酸含量でも純粋な生成物を得ることができるということを示している。供給材料中の酢酸の量が低いため、より少ない気化熱が必要とされ、水素化反応器内の温度がより高くなり、反応速度が増大し、DCA変換が改良される。
実施例10
87.0%のモノクロロ酢酸、4.1%のジクロロ酢酸、6.5%の酢酸、1.9%のHCl、および0.5%の水を含む液体供給材料4,043kg/hを8.91kg/hの水素と混合した。得られた気液混合物を171℃に加熱し、直径0.8mおよび長さ12mの垂直なカラムの頂部に供給した。垂直なカラムに活性炭支持体上1%のPdを含む触媒(欧州特許出願公開第0557169号明細書の実施例1に記載されているものに相当する触媒粒子)を充填した。Densicat(登録商標)濃密装填技術を用いて反応器に触媒を充填した。たとえばCatapac(商標)濃密装填技術を含めて他の濃密装填技術も適している。触媒粒子は直径1.5mmおよび平均の長さ/直径比1.84を有する押出物の形態であった。カラムの頂部内の圧力は0.4MPaに維持した。垂直なカラム全体の圧力低下は97kPaであった。反応器の底部からのガス流を凝縮器に通し、凝縮した蒸気を反応器の底部から出る液体と混合して、0.027%のジクロロ酢酸を含む粗製混合物を得た。粗製混合物を窒素ガスストリッパーに通した。軽質および重質留分を留去した後最終のモノクロロ酢酸生成物は0.030%のジクロロ酢酸を含んでいた。
実施例6、7、8と実施例10との違いは、実施例10では濃密装填技術を用いて触媒を装填し、高い平均軸方向圧力勾配を適用したことである。この結果純粋な生成物が得られた。
なお、本発明には以下の実施形態が包含される。
[1]ジクロロ酢酸の接触水素化脱塩素方法であって、水素ガスをジクロロ酢酸およびモノクロロ酢酸を含む液体供給材料と接触させて、モノクロロ酢酸を含む生成物ストリームならびに塩化水素および水素を含むオフガスストリームを形成し、前記生成物ストリームを窒素ガスと接触させて前記生成物ストリーム中に存在する水素ガスを除去する、方法。
[2]前記生成物ストリームを窒素ガスストリッパーに通して供給することによって前記生成物ストリームを窒素ガスと接触させる、[1]に記載の方法。
[3]前記液体供給材料と接触させる前記水素ガスが、純粋な水素ガスまたは水素ガスおよび50モル%以下の窒素、塩化水素、もしくはこれらの混合物を含むガスのいずれかであることができる水素ガス源によって供給される、[1]または[2]に記載の方法。
[4]水素化脱塩素が垂直管型反応器で行われる、[1]〜[3]のいずれか一項に記載の方法。
[5]前記触媒が固定床に収容される、[1]〜[4]のいずれか一項に記載の方法。
[6]触媒が配置される固定床が、濃密装填技術を用いて前記触媒を垂直管型反応器に装填することによって調製されたものである、[1]〜[5]のいずれか一項に記載の方法。
[7]不活性担体上の不均一系貴金属触媒を前記水素化脱塩素に使用する、[1]〜[6]のいずれか一項に記載の方法。
[8]ジクロロ酢酸およびモノクロロ酢酸を含む前記液体供給材料が水素の並流下降流と共に垂直管型反応器の頂部に供給され、前記反応器内において固定床に収容された不均一系触媒の上に滴り落ちる、[1]〜[7]のいずれか一項に記載の方法。
[9]触媒が、担体上に堆積された元素の周期表の第VIII族の1種または複数の金属を含む固体の不均一系水素化触媒である、[1]〜[8]のいずれか一項に記載の方法。
[10]ジクロロ酢酸およびモノクロロ酢酸を含む前記液体供給材料が垂直管型反応器の頂部に供給され、前記水素が前記垂直管型反応器の頂部または底部に供給され、前記垂直管型反応器の前記頂部の温度が100〜200℃であり、前記垂直管型反応器の前記頂部の圧力が0.2〜1.0MPaである、[1]〜[9]のいずれか一項に記載の方法。
[11]ジクロロ酢酸およびモノクロロ酢酸を含む前記液体供給材料が垂直管型反応器の水平断面の1平方メートル当たり1〜10kg/sの空塔質量速度および触媒床の1m 当たり250〜3000kg/hrの速度で前記垂直管型反応器の頂部に供給され、前記水素が前記垂直管型反応器の水平断面の1平方メートル当たり0.025〜0.25Nm /sの空塔ガス速度で前記垂直管型反応器の頂部または底部に供給されて、前記触媒床の1メートル当たり少なくとも2kPaの平均軸方向圧力勾配を得る、[1]〜[10]のいずれか一項に記載の方法。
[12]接触水素化脱塩素ステップが0.4mを超える直径の垂直管型反応器で行われる、[1]〜[11]のいずれか一項に記載の方法。
[13]垂直管型反応器の頂部に供給されるジクロロ酢酸およびモノクロロ酢酸を含む前記液体供給材料が少なくとも5.5重量%の酢酸を含む、[1]〜[12]のいずれか一項に記載の方法。
[14]本発明による前記方法に供されるジクロロ酢酸およびモノクロロ酢酸を含む前記液体供給材料が、好ましくは、前記液体供給材料の総重量に対して、
(i)60〜99.5重量%のモノクロロ酢酸、
(ii)0.05〜20重量%、好ましくは1〜12重量%のジクロロ酢酸、
(iii)0〜30重量%の酢酸、
(iv)0.1〜5重量%の水、好ましくは0.1〜1重量%の水、最も好ましくは0.
1〜0.5重量%の水、および
(v)0〜5重量%の他の成分を、総計100%まで
含む、[1]〜[13]のいずれか一項に記載の方法。
[15]得られる前記生成物ストリームが1重量%未満のジクロロ酢酸、好ましくは0.5重量%未満、より好ましくは0.1重量%未満のジクロロ酢酸、最も好ましくは0.05重量%未満のジクロロ酢酸を含む、[1]〜[14]のいずれか一項に記載の方法。

Claims (21)

  1. ジクロロ酢酸の接触水素化脱塩素方法であって、水素ガスをジクロロ酢酸およびモノクロロ酢酸を含む液体供給材料と接触させて、モノクロロ酢酸を含む生成物ストリームならびに塩化水素および水素を含むオフガスストリームを形成し、前記生成物ストリームを窒素ガスと接触させて前記生成物ストリーム中に存在する水素ガスを除去する、方法。
  2. 前記生成物ストリームを窒素ガスストリッパーに通して供給することによって前記生成物ストリームを窒素ガスと接触させる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記液体供給材料と接触させる前記水素ガスが、純粋な水素ガスまたは水素ガスおよび50モル%以下の窒素、塩化水素、もしくはこれらの混合物を含むガスのいずれかであることができる水素ガス源によって供給される、請求項1または2に記載の方法。
  4. 水素化脱塩素が垂直管型反応器で行われる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記触媒が固定床に収容される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 触媒が配置される固定床が、濃密装填技術を用いて前記触媒を垂直管型反応器に装填することによって調製されたものである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 不活性担体上の不均一系貴金属触媒を前記水素化脱塩素に使用する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. ジクロロ酢酸およびモノクロロ酢酸を含む前記液体供給材料が水素の並流下降流と共に垂直管型反応器の頂部に供給され、前記反応器内において固定床に収容された不均一系触媒の上に滴り落ちる、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 触媒が、担体上に堆積された元素の周期表の第VIII族の1種または複数の金属を含む固体の不均一系水素化触媒である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. ジクロロ酢酸およびモノクロロ酢酸を含む前記液体供給材料が垂直管型反応器の頂部に供給され、前記水素が前記垂直管型反応器の頂部または底部に供給され、前記垂直管型反応器の前記頂部の温度が100〜200℃であり、前記垂直管型反応器の前記頂部の圧力が0.2〜1.0MPaである、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. ジクロロ酢酸およびモノクロロ酢酸を含む前記液体供給材料が垂直管型反応器の水平断面の1平方メートル当たり1〜10kg/sの空塔質量速度および触媒床の1m当たり250〜3000kg/hrの速度で前記垂直管型反応器の頂部に供給され、前記水素が前記垂直管型反応器の水平断面の1平方メートル当たり0.025〜0.25Nm/sの空塔ガス速度で前記垂直管型反応器の頂部または底部に供給されて、前記触媒床の1メートル当たり少なくとも2kPaの平均軸方向圧力勾配を得る、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 接触水素化脱塩素ステップが0.4mを超える直径の垂直管型反応器で行われる、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 垂直管型反応器の頂部に供給されるジクロロ酢酸およびモノクロロ酢酸を含む前記液体供給材料が少なくとも5.5重量%の酢酸を含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 本発明による前記方法に供されるジクロロ酢酸およびモノクロロ酢酸を含む前記液体供給材料が、前記液体供給材料の総重量に対して、
    (i)60〜99.5重量%のモノクロロ酢酸、
    (ii)0.05〜20重量%のジクロロ酢酸、
    (iii)0〜30重量%の酢酸、
    (iv)0.1〜5重量%の水、および
    (v)0〜5重量%の他の成分を、総計100%まで
    含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記液体供給材料が、前記液体供給材料の総重量に対して、
    (ii)1〜12重量%のジクロロ酢酸
    を含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記液体供給材料が、前記液体供給材料の総重量に対して、
    (iv)0.1〜1重量%の水
    を含む、請求項14または15に記載の方法。
  17. 前記液体供給材料が、前記液体供給材料の総重量に対して、
    (iv)0.1〜0.5重量%の水
    を含む、請求項14または15に記載の方法。
  18. 得られる前記生成物ストリームが1重量%未満のジクロロ酢酸を含む、請求項1〜17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 得られる前記生成物ストリームが0.5重量%未満のジクロロ酢酸を含む、請求項18に記載の方法。
  20. 得られる前記生成物ストリームが0.1重量%未満のジクロロ酢酸を含む、請求項18に記載の方法。
  21. 得られる前記生成物ストリームが0.05重量%未満のジクロロ酢酸を含む、請求項18に記載の方法。
JP2017563129A 2015-06-12 2016-06-09 ジクロロ酢酸を含む供給材料の水素化脱塩素方法 Expired - Fee Related JP6505873B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP15171965 2015-06-12
EP15171965.5 2015-06-12
PCT/EP2016/063102 WO2016198495A1 (en) 2015-06-12 2016-06-09 Process for the hydrodechlorination of a feed comprising dichloroacetic acid

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018518482A JP2018518482A (ja) 2018-07-12
JP6505873B2 true JP6505873B2 (ja) 2019-04-24

Family

ID=53396383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017563129A Expired - Fee Related JP6505873B2 (ja) 2015-06-12 2016-06-09 ジクロロ酢酸を含む供給材料の水素化脱塩素方法

Country Status (11)

Country Link
US (1) US10131611B2 (ja)
EP (1) EP3307703A1 (ja)
JP (1) JP6505873B2 (ja)
CN (2) CN115160124A (ja)
AR (1) AR104892A1 (ja)
AU (1) AU2016277357B2 (ja)
CO (1) CO2017011626A2 (ja)
MX (1) MX2017015733A (ja)
RU (1) RU2724102C2 (ja)
WO (1) WO2016198495A1 (ja)
ZA (1) ZA201707708B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108383716B (zh) * 2018-04-26 2020-08-04 西安凯立新材料股份有限公司 一种一氯乙酸的选择性合成方法
CN108906045B (zh) * 2018-07-12 2021-05-04 西安凯立新材料股份有限公司 一种催化剂及使用该催化剂进行选择性加氢去除多氯乙酸的方法
CN118162180A (zh) * 2024-03-29 2024-06-11 唐山旭阳化工有限公司 一种焦化粗苯加氢脱氯催化剂及使用其的焦化粗苯加氢脱氯方法

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2863917A (en) 1954-03-31 1958-12-09 Hooker Chemical Corp Method for reducing dichloroacetic acid in the presence of monochloro-acetic acid
DE1072980B (de) 1958-07-22 1960-01-14 Knapsack-Griesheim Aktiengesellschaft, Knapsack bei Köln Verfahren zum partiellen Dehalogenieren von Di- und Trihalogenessigsäure
NL109769C (ja) 1962-05-25 1964-10-15
NL6812630A (ja) 1967-09-19 1969-03-21
DE1816931B2 (de) 1968-12-24 1973-08-23 Verfahren zur reinigung eines bei der chlorierung von essigsaeure unter bildung von monochloressigsaeure anfallenden rohproduktes
DE1915037C3 (de) * 1969-03-25 1975-10-30 Hoechst Ag, 6000 Frankfurt Verfahren zur Reinigung von technischer Monochloressigsäure durch selektive katalytische Dehalogenierung des darin enthaltenen Dl- und Trichloressigsäure
US4051019A (en) 1974-04-22 1977-09-27 Uop Inc. Method for loading finely divided particulate matter into a vessel
US4159785A (en) 1976-06-01 1979-07-03 Uop Inc. Method for loading particulate matter in a vessel
FR2645531B1 (fr) 1989-04-07 1991-06-07 Atochem Procede et catalyseur de deshalogenation d'acides carboxyliques alphahalogenes
FR2682616B1 (fr) 1991-10-18 1993-12-10 Atochem Catalyseurs de deshalogenation d'acides carboxyliques alphahalogenes.
ES2095589T3 (es) 1992-02-19 1997-02-16 Atochem Elf Sa Catalizador de deshalogenacion de acidos carboxilicos alfahalogenados y su utilizacion para purificar el acido monocloroacetico.
US5449501A (en) 1994-03-29 1995-09-12 Uop Apparatus and process for catalytic distillation
US5731994A (en) 1995-02-16 1998-03-24 Japan Energy Corporation Method of packing particles into vessels and apparatus therefor
FR2740123B1 (fr) 1995-10-20 1998-01-02 Total Raffinage Distribution Procede et dispositif pour la distribution uniforme d'un solide sous forme divisee dans une enceinte
ES2211506T3 (es) * 1999-01-11 2004-07-16 Texaco Development Corporation Integracion de operaciones de desasfaltado con disolvente, gasificacion e hidrotratamiento.
DE60236617D1 (de) * 2001-12-04 2010-07-15 Akzo Nobel Nv Verfahren zur herstellung von monochloressigsäure
EP1900719A1 (en) * 2006-09-01 2008-03-19 BUSS ChemTech AG Manufacture of substantially pure monochloroacetic acid
US20100305339A1 (en) * 2006-10-18 2010-12-02 Basf Se Method for producing lactones from diols
US7987879B2 (en) 2007-03-07 2011-08-02 Cat Tech, Inc. Methods and apparatus for dense particle loading
WO2010022880A1 (en) * 2008-08-29 2010-03-04 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Offgas cleanup in olefin hydroformylation
IN2014CN03586A (ja) * 2011-10-20 2015-10-09 Akzo Nobel Chemicals Int Bv

Also Published As

Publication number Publication date
US20180170852A1 (en) 2018-06-21
MX2017015733A (es) 2018-04-26
RU2017145578A3 (ja) 2019-12-05
WO2016198495A1 (en) 2016-12-15
AU2016277357A1 (en) 2017-11-30
CN106795085A (zh) 2017-05-31
CN115160124A (zh) 2022-10-11
AR104892A1 (es) 2017-08-23
JP2018518482A (ja) 2018-07-12
RU2017145578A (ru) 2019-07-15
AU2016277357B2 (en) 2020-02-27
US10131611B2 (en) 2018-11-20
EP3307703A1 (en) 2018-04-18
CO2017011626A2 (es) 2018-01-31
RU2724102C2 (ru) 2020-06-22
ZA201707708B (en) 2018-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5829340B2 (ja) Mcaおよびdcaを含む液体供給材料の精製方法
JP5870199B2 (ja) ジクロロ酢酸を含む液体供給材料の水素化脱塩素方法
JP6505873B2 (ja) ジクロロ酢酸を含む供給材料の水素化脱塩素方法
EP3362429B1 (en) Process for the preparation of monochloroacetic acid
TWI547478B (zh) 乙酸正丙酯之製法和乙酸烯丙酯之製法
US10442750B2 (en) Method for producing vinyl acetate

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190319

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190327

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6505873

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees