JP6506192B2 - 通信制御システムおよび通信制御方法 - Google Patents
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Description
まず、図14を参照し、実施形態に係る通信制御システム及び通信制御方法の前提として、従来のTCPを用いたコネクションの確立処理について説明する。図14は、ユーザ端末からAPLサーバにSYNパケットが送信される場合の処理の例を説明するための図である。
図1は、第1の実施形態に係る通信制御システムの構成の一例を示す図である。第1の実施形態に係る通信制御システム1Aにおいては、通信制御装置10は、ユーザ端末20A,20B,20C,20DおよびAP(Access Point)30と、ネットワーク40を介して接続される。ユーザ端末20B,20C,20Dは、AP30およびネットワーク40を介して通信制御装置10と接続される。また、通信制御装置10は、サーバ50とネットワーク60を介して接続される。なお、図1に示す構成は一例にすぎず、通信制御装置10が、ユーザ端末20A,20B,20C,20Dとサーバ50とを接続するネットワーク上に配置されればよく、具体的な構成や各装置の数は特に限定されない。
図2は、第1の実施形態に係る通信制御装置の構成の一例を示す図である。通信制御装置10は、図1に示すように、ユーザ端末20A,20B,20C,20Dとサーバ50との間の通信経路上に配置される。通信制御装置10は、ユーザ端末20A,20B,20C,20Dとサーバ50との間の通信を制御する。たとえば、通信制御装置10は、ユーザ端末20A,20B,20C,20Dから送信されるSYNパケットをサーバ50に転送する。また、通信制御装置10は、ユーザ端末20A,20B,20C,20Dから再送されるSYNパケットによる、サーバ50とユーザ端末20A,20B,20C,20D間の単位時間当たりのコネクション数の減少を抑制するよう通信を制御する。
図3は、第1の実施形態に係る通信制御システムにおける処理の流れの一例を示すシーケンス図である。図3に示すように、ユーザ端末#1がSYN#1パケットをパケット識別部122を介してバッファ管理部124に通知し、ユーザ端末#2がSYN#2パケットをパケット識別部122を介してバッファ管理部124に通知する(ステップS101〜S104)。バッファ管理部124は、パケット識別部122が識別したSYN#1パケットおよびSYN#2パケットを受け取ると、バッファ131に格納する。
第1の実施形態に係る通信制御システムの通信制御装置10は、ネットワーク上でTCPを用いてコネクションを確立するユーザ端末とサーバとの間で送受信されるパケットを受信し、受信するパケットのうち、ユーザ端末20からサーバへ送信されるSYNパケットをバッファ131に振り分ける。そして、通信制御装置10は、バッファ131に格納されるSYNパケットをサーバ50に所定の時間間隔で繰り返し送信する。また、通信制御装置10は、受信したパケットが所定の条件を満たす場合に、バッファ131に格納されるSYNパケットを破棄する。このため、通信制御システムでは、コネクション解放レートを用いることなく、APLサーバの使用率が低下したり、コネクション確率までに時間が掛かったりすることができる。
第1の実施形態においては、通信制御装置10は、バッファ131に格納されるSYNパケットを、通信部110を介してサーバ50に所定の時間間隔で繰り返し送信するものとした。第2の実施形態の通信制御システムは、サーバ50A側でコネクションの空き状況を監視し、コネクションが空き状況を通信制御装置10Aに通知する。以下では、第2の実施形態の通信制御システムについて説明するが、第1の実施形態と同様の構成および処理については説明を省略する。
図7は、第2の実施形態に係る通信制御システムにおける処理の流れの一例を示すシーケンス図である。図7に示すように、サーバ50Aは、コネクション数が上限に到達しているため、空きが0であることをバッファ管理部124に通知する(ステップS301)。また、ユーザ端末#1がSYN#1パケットをパケット識別部122を介してバッファ管理部124に通知し、ユーザ端末#2がSYN#2パケットをパケット識別部122を介してバッファ管理部124に通知し、ユーザ端末#3がSYN#3パケットをパケット識別部122を介してバッファ管理部124に通知する(ステップS302〜S307)。バッファ管理部124は、パケット識別部122が識別したSYN#1パケット、SYN#2およびSYN#3パケットを受け取ると、バッファ131に格納する。
第2の実施形態に係る通信制御システムでは、サーバ50Aが、サーバのコネクションの空き状況を監視し、該空きがあるコネクション数を特定し、特定された空きがあるコネクション数を通信制御装置10Aに通知し、通知された空きがあるコネクション数が1以上である場合には、バッファ131に格納されるSYNパケットのサーバ50Aへ送信する。このため、コネクションに空きがない間のSYNパケット送信を防ぎつつ、新たなコネクションをすばやく確立できるため、サーバの利用効率を向上できる。
第2の実施形態においては、サーバ50A側でコネクションの空き状況を監視し、コネクションが空き状況を通信制御装置10Aに通知するものとした。第3の実施形態の通信制御システでムは、サーバ50B側でサーバ50Bが確立したコネクション数を監視し、コネクション数が上限に到達していると判定された場合には、SYNパケットを受け付けることがないことを示すバックオフ通知を行う。以下では、第3の実施形態の通信制御システムについて説明するが、第1の実施形態、第2の実施形態と同様の構成および処理については説明を省略する。
図11は、第3の実施形態に係る通信制御システムにおける処理の流れの一例を示すシーケンス図である。図11に示すように、ユーザ端末#1がSYN#1パケットをパケット識別部122を介してバッファ管理部124に通知し、ユーザ端末#2がSYN#2パケットをパケット識別部122を介してバッファ管理部124に通知し、ユーザ端末#3がSYN#3パケットをパケット識別部122を介してバッファ管理部124に通知する(ステップS501〜S506)。バッファ管理部124は、パケット識別部122が識別したSYN#1パケット、SYN#2パケットおよびSYN#3パケットを受け取ると、バッファ131に格納する。
第3の実施形態に係る通信制御システムでは、サーバ50Bが、サーバが確立したコネクション数を監視し、該コネクション数が上限に到達しているかを判定し、コネクション数が上限に到達していると判定された場合には、SYNパケットを受け付けることができないことを示す通知であって、タイマ値が設定されたバックオフ通知を通知する。そして、通信制御装置10Bは、SYNパケットを受け付けることがないことを示すバックオフ通知を受信すると、該通知に設定されたタイマ値の時間を経過した後に、バッファ131に格納されるSYNパケットをサーバ50Bへ送信する。このため、第3の実施形態に係る通信制御システムでは、サーバ30Bが、コネクション数が上限に到達したことを契機にバックオフ通知し、通信制御装置10Bが、バックオフ通知に含まれるバックオフタイマ値だけ待機する。これにより、通信制御装置10Bはサーバ50Bからの通知を待たずにパケットを送信できるため、効率低下を抑制できる。
上記実施形態においては、通信制御システムが備える通信制御装置内に、パケット識別部とバッファ管理部とを設けるものとした。しかし、これに限定されず、パケット識別部とバッファ管理部とをそれぞれ独立の装置としてネットワーク上に配置してもよい。また、パケット識別部とバッファ管理部とをサーバに組み入れてもよい。受信部、送信部も同様に、独立の装置としてもよく、また、パケット識別部およびバッファ管理部とともにサーバに組み入れてもよい。すなわち、通信制御システムにおいて、TCPを用いてコネクションを確立する情報処理装置とサーバとの通信経路上に通信制御装置が備える各機能部が配置されればよい。
また、上記実施形態において説明した通信制御システムが実行する処理をコンピュータが実行可能な言語で記述したプログラムを作成することもできる。例えば、実施形態に係る通信制御装置が実行する処理をコンピュータが実行可能な言語で記述した通信制御プログラムを作成することもできる。この場合、コンピュータが通信制御プログラムを実行することにより、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、かかる通信制御プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録された通信制御プログラムをコンピュータに読み込ませて実行することにより上記実施形態と同様の処理を実現してもよい。
20A、20B、20C、20D ユーザ端末
30 AP
40、60 ネットワーク
50、50A、50B サーバ
110、510 通信部
120、520 制御部
121 受信部
122 パケット識別部
123、123A、123B 送信部
124 バッファ管理部
130、530 記憶部
131 バッファ
521、521A、521B 監視部
522、522A、522B 通知部
Claims (7)
- ネットワーク上でTCPを用いてコネクションを確立するユーザ端末とサーバとの間で送受信されるパケットを受信する受信部と、
前記受信部が受信するパケットのうち、前記ユーザ端末から前記サーバへ送信されるSYNパケットをバッファに振り分けるパケット識別部と、
前記サーバが確立しているコネクションの空き状況、または、前記サーバが確立したコネクション数を監視する監視部と、
前記監視部によって監視されたコネクションの空き状況、または、前記コネクション数が所定の条件を満たした場合に、SYNパケットの受付が可能であるか否かを示す情報を通知する通知部と、
前記通知部によって通知された情報に基づいて、前記バッファに格納されるSYNパケットの前記サーバへの送信を制御する送信部と、
前記受信部が受信したパケットが所定の条件を満たす場合に、前記バッファに格納されるSYNパケットを破棄するバッファ管理部と、
を備えることを特徴とする通信制御システム。 - ネットワーク上でTCPを用いてコネクションを確立するユーザ端末とサーバとの間で送受信されるパケットを受信する受信部と、
前記受信部が受信するパケットのうち、前記ユーザ端末から前記サーバへ送信されるSYNパケットをバッファに振り分けるパケット識別部と、
前記サーバのコネクションの空き状況を監視し、該空きがあるコネクション数を特定する監視部と、
前記監視部によって特定された空きがあるコネクション数を通知する通知部と、
前記通知部から通知された空きがあるコネクション数が1以上である場合には、前記バッファに格納されるSYNパケットを前記サーバへ送信する送信部と、
前記受信部が受信したパケットが所定の条件を満たす場合に、前記バッファに格納されるSYNパケットを破棄するバッファ管理部と、
を備えることを特徴とする通信制御システム。 - ネットワーク上でTCPを用いてコネクションを確立するユーザ端末とサーバとの間で送受信されるパケットを受信する受信部と、
前記受信部が受信するパケットのうち、前記ユーザ端末から前記サーバへ送信されるSYNパケットをバッファに振り分けるパケット識別部と、
前記サーバが確立したコネクション数を監視し、該コネクション数が上限に到達しているかを判定する監視部と、
前記監視部によってコネクション数が上限に到達していると判定された場合には、SYNパケットを受け付けることができないことを示す通知であって、タイマ値が設定された通知を通知する通知部と、
前記通知部からSYNパケットを受け付けることがないことを示す通知を受信すると、該通知に設定されたタイマ値の時間を経過した後に、前記バッファに格納されるSYNパケットを前記サーバへ送信する送信部と、
前記受信部が受信したパケットが所定の条件を満たす場合に、前記バッファに格納されるSYNパケットを破棄するバッファ管理部と、
を備えることを特徴とする通信制御システム。 - 前記バッファ管理部は、前記受信部が受信したパケットのうち、前記サーバから前記ユーザ端末に送信されるSYN/ACKパケットのシーケンス番号が、前記バッファに格納されるSYNパケットのシーケンス番号と同一である場合、前記バッファに格納されるSYNパケットを破棄することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の通信制御システム。
- ネットワーク上でTCPを用いてコネクションを確立するユーザ端末とサーバとの間の通信を制御する通信制御方法であって、
前記ユーザ端末と前記サーバとの間で送受信されるパケットを受信する受信工程と、
前記受信工程が受信するパケットのうち、前記ユーザ端末から前記サーバへ送信されるSYNパケットをバッファに振り分けるパケット識別工程と、
前記サーバが確立しているコネクションの空き状況、または、前記サーバが確立したコネクション数を監視する監視工程と、
前記監視工程によって監視されたコネクションの空き状況、または、前記コネクション数が所定の条件を満たした場合に、SYNパケットの受付が可能であるか否かを示す情報を前記バッファに通知する通知工程と、
前記通知工程によって通知された情報に基づいて、前記バッファに格納されるSYNパケットの前記サーバへの送信を制御する送信工程と、
前記受信工程が受信したパケットが所定の条件を満たす場合に、前記バッファに格納されるSYNパケットを破棄するバッファ管理工程と、
を含んだことを特徴とする通信制御方法。 - ネットワーク上でTCPを用いてコネクションを確立するユーザ端末とサーバとの間の通信を制御する通信制御方法であって、
前記ユーザ端末とサーバとの間で送受信されるパケットを受信する受信工程と、
前記受信工程が受信するパケットのうち、前記ユーザ端末から前記サーバへ送信されるSYNパケットをバッファに振り分けるパケット識別工程と、
前記サーバのコネクションの空き状況を監視し、該空きがあるコネクション数を特定する監視工程と、
前記監視工程によって特定された空きがあるコネクション数を通知する通知工程と、
前記通知工程から通知された空きがあるコネクション数が1以上である場合には、前記バッファに格納されるSYNパケットを前記サーバへ送信する送信工程と、
前記受信工程が受信したパケットが所定の条件を満たす場合に、前記バッファに格納されるSYNパケットを破棄するバッファ管理工程と、
を含んだことを特徴とする通信制御方法。 - ネットワーク上でTCPを用いてコネクションを確立するユーザ端末とサーバとの間の通信を制御する通信制御方法であって、
前記ユーザ端末とサーバとの間で送受信されるパケットを受信する受信工程と、
前記受信工程が受信するパケットのうち、前記ユーザ端末から前記サーバへ送信されるSYNパケットをバッファに振り分けるパケット識別工程と、
前記サーバが確立したコネクション数を監視し、該コネクション数が上限に到達しているかを判定する監視工程と、
前記監視工程によってコネクション数が上限に到達していると判定された場合には、SYNパケットを受け付けることができないことを示す通知であって、タイマ値が設定された通知を通知する通知工程と、
前記通知工程からSYNパケットを受け付けることがないことを示す通知を受信すると、該通知に設定されたタイマ値の時間を経過した後に、前記バッファに格納されるSYNパケットを前記サーバへ送信する送信工程と、
前記受信工程が受信したパケットが所定の条件を満たす場合に、前記バッファに格納されるSYNパケットを破棄するバッファ管理工程と、
を含んだことを特徴とする通信制御方法。
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| JP2016027399A JP6506192B2 (ja) | 2016-02-16 | 2016-02-16 | 通信制御システムおよび通信制御方法 |
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