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JP6506638B2 - 基板高さ解析装置、基板高さ解析方法および基板高さ解析プログラム - Google Patents
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基板高さ解析装置、基板高さ解析方法および基板高さ解析プログラム Download PDF

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Description

本発明は、基板高さ解析装置、基板高さ解析方法および基板高さ解析プログラムに関する。
反り等の基板の変形が考慮された基準面を基準とした高さのマップを作成する技術が知られている(特許文献1、参照)。基準面とは、基板上の領域のうち部品やリードが存在していない部分の表面である。
特開2014−106113号公報
しかしながら、基板の反り等の態様は基板ごとに異なるため、実際の基板に即した基準面を得ることができないという問題があった。すなわち、実際の基板に即した基準面が得られないため、高さのマップを適正に作成できないという問題があった。
本発明は、前記課題にかんがみてなされたものであり、実際の基板の状態に即した基板の基準の高さを得ることが可能な技術を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明の基板高さ解析装置は、厚み方向における設計高さが基準設計高さである基板の領域である基準領域と、設計高さが基準設計高さでない基板の領域である非基準領域とを有する基板の高さを解析する基板高さ解析装置であって、基板の高さの計測値を示す計測高さ情報を取得する計測高さ情報取得手段と、計測高さ情報から、基準領域の高さを示す基準高さ情報を抽出する抽出手段と、基準高さ情報に基づいて、設計高さが基準設計高さであると仮定した場合の非基準領域の高さを推定する推定手段と、を備える。
前記の構成において、計測高さ情報から、設計高さが基準設計高さである基準領域の高さを示す基準高さ情報を抽出し、さらに基準高さ情報に基づいて、設計高さが基準設計高さであると仮定した場合の非基準領域の高さを推定する。これにより、設計高さが基準高でない非基準領域についても、基板の基準の高さを得ることができる。さらに、実際に高さを計測して得られた計測高さ情報に基づいて、設計高さが基準設計高さであると仮定した場合の非基準領域の高さを推定するため、実際の基板の状態に即した基板の基準の高さを得ることができる。
ここで、基準領域とは、基板上の平坦な領域であってもよく、設計高さが同一の領域のうち最も面積が大きくなる領域であってもよいし、設計高さが同一の領域のうち実際の高さのばらつきが最も小さくなる領域であってもよい。基準設計高さとは、実装部品や半田やインクやスルーホール等の基板要素が形成されていない領域の設計高さであってもよく、永久レジスト等によって高さがレベリングされた領域であってもよい。
また、抽出手段は、非基準領域の高さを示す情報を、計測高さ情報から除去することにより、基準高さ情報を抽出してもよい。すなわち、高さを計測した領域全体の計測高さ情報から、設計高さが基準設計高さでない基板の領域である非基準領域の高さを示す情報を除去することにより、残りの基準高さ情報を抽出してもよい。
ここで、非基準領域の高さを示す情報を除去するにあたり、非基準領域を特定しておく必要がある。非基準領域を特定する手法の一例として、抽出手段は、基板を撮影した画像の色に基づいて非基準領域を特定してもよい。すなわち、非基準領域が特定の色彩的特徴を有している場合には、基板を撮影した画像の色に基づいて非基準領域を特定してもよい。ここで、基板を撮影した画像の色とは、カラー画像における色(明度・彩度・色相)であってもよいし、グレースケール画像における輝度(明度)であってもよい。例えば、抽出手段は、基板を撮影した画像の色に基づいて非基準領域のうち、印字がされた領域を特定してもよい。文字や図形等を視覚的に認識させるために形成された印字は、他の領域とは異なる色彩的特徴を有している可能性が大きいため、基板を撮影した画像の色に基づいて非基準領域を特定できる。印字とは、必ずしも文字を表す領域でなくてもよく、図形を表す領域であってもよいし、一次元または二次元のバーコードが形成された領域であってもよい。なお、基板を撮影した画像の色に基づいて非基準領域のうちの少なくとも一部が特定されればよく、非基準領域のうち残りの部分が別の手法によって特定されてもよい。
非基準領域を特定する手法の別の一例として、抽出手段は、基板の設計情報に基づいて非基準領域を特定してもよい。すなわち、抽出手段は、基板の設計情報に基づいて設計高さが基準設計高さとならない特定の基板要素が配置される領域を特定し、当該領域を非基準領域として特定してもよい。特定の基板要素とは、例えば半田であってもよいし、スルーホールであってもよいし、印字であってもよい。また、抽出手段は、基板の設計情報に基づいて非基準領域のうち、部品が実装された領域を特定してもよい。
さらに、非基準領域を特定する手法の別の一例として、抽出手段は、基準領域であることが既知である位置の高さを標準高さとして取得し、計測高さ情報が示す高さが標準高さから閾値以上乖離している領域を非基準領域として特定してもよい。すなわち、抽出手段は、基準領域の実際の高さである標準高さから、あまりにもかけ離れた高さが計測された領域を非基準領域として特定してもよい。基準領域であることが既知である位置は、基準領域内の位置であると断定できる位置であればよい。例えば、基板の高さを計測する装置が基板の基準領域をクランプする構成において、当該クランプの付近の位置にて計測した高さを標準高さとしてもよい。また、抽出手段は、計測高さ情報が示す高さが標準高さから閾値以上乖離している領域を、非基準領域のうち、スルーホールが形成された領域として特定してもよい。スルーホールは基板を貫通する穴であるため、標準高さから、あまりにもかけ離れた高さが計測された領域をスルーホールが形成された領域として特定できる。
さらに、推定手段は、基準高さ情報に基づく補間演算によって、設計高さが基準設計高さであると仮定した場合の非基準領域の高さを推定してもよい。すなわち、推定手段は、基準高さ情報が示す基準領域の高さに基づいて周辺の非基準領域内の画素の高さを推定してもよい。推定手段は、基準領域内の複数の画素の高さに基づく補間演算を行うことにより、非基準領域内の画素の高さを推定すればよく、各種補間演算の手法を採用できる。例えば、補間演算の手法とし、線形補間を採用してもよいし、非線形補間を採用してもよい。
さらに、計測高さ情報が示す非基準領域の高さと、設計高さが基準設計高さであると仮定した場合の非基準領域の高さと、の差に基づいて基板の良否を判定する良否判定手段をさらに備えてもよい。例えば、永久レジストの高さを基準設計高さとした場合、実装部品が存在する領域は、永久レジストと高さが異なり非基準領域となる。このように、実装部品が実装された非基準領域についても、計測高さ情報が示す実装部品の実際の高さが、永久レジストが存在すると仮定した場合の永久レジストの高さに対して適正な高さとなっているか否かを判定できる。
以上は、本発明が装置として実現される場合について説明したが、かかる装置を実現する方法やプログラムにおいても本発明を適用可能である。以上のような基板高さ解析装置は単独で実現される場合もあるし、ある方法に適用され、あるいは同方法が他の機器に組み込まれた状態で利用されることもあるなど、発明の思想としてはこれに限らず、各種の態様を含むものである。むろん、発明の実施態様がソフトウェアであったりハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。また、ソフトウェアの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。一次複製品、二次複製品などの複製段階についても同等である。その他、供給装置として通信回線を利用して行う場合でも本発明が利用されていることにはかわりない。さらに、一部がソフトウェアであって、一部がハードウェアで実現されている場合においても発明の思想において全く異なるものではなく、一部を記録媒体上に記憶しておいて必要に応じて適宜読み込まれるような形態であってもよい。
基板高さ解析装置の概略ブロック図である。 (2A)は高さ計測部の模式図、(2B)は透過率のグラフである。 基板高さ解析処理のフローチャートである。 基板の側面図である。 基板の平面図である。 補間演算の模式図である。 補間演算を模式的に説明するグラフである。 良否判定の模式図である。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)基板高さ解析装置の構成:
(2)他の実施形態:
(1)基板高さ解析装置の構成:
図1は、本発明の一実施形態にかかる基板高さ解析装置1の概略ブロック図である。基板高さ解析装置1は、高さ計測部10と制御部20と記録媒体30と表示装置40とを備えている。高さ計測部10は、保持部11と光源12と投影板13と撮像板14とを備えている。保持部11は、基板BDの端部をクランプする。
図2Aは、高さ計測部10の光学系を説明する模式図である。本実施形態において、保持部11は、上クランプ11aと下クランプ11bとを有し、これらが基板BDの端部を厚み方向に挟み込むことにより基板BDの両端をクランプする。なお、図1と図2Aにおいて基板BDの右端をクランプする保持部11の図示を省略している。
なお、保持部11が基板BDを挟み込む方向であるZ軸方向を基板BDの高さ方向と定義し、Z軸方向に直交し、かつ、互いに直交する2個の方向をX軸方向,Y軸方向と定義する。基板BDが保持部11にクランプされた場合、基板BDの面内方向はXY方向とほぼ一致することとなる。ただし、基板BDの反りがある場合や、傾いた状態で基板BDがクランプされた場合、基板BDの面内方向がXY方向からずれ得る。基板BDの面内方向とは厚み方向に直交する方向である。保持部11が基板BDをクランプしている状態において、Z軸方向における上クランプ11aの下端の高さを標準高さとする。Z軸方向の高さZが0であることは、高さZが上クランプ11aの下端と同じ高さであることを意味する。本実施形態では、基板BDの左端をクランプしている上クランプ11aの下端の高さを標準高さとする。
図示しないが、高さ計測部10の光学系にはレンズやミラー等が含まれ得るが、説明の簡略化のため省略する。光源12は、基板BDに投射する投射光の光源である。光源12は点光源であると見なすことができる。本実施形態において投射光は可視光であるが、赤外光や紫外光を投射光として採用してもよい。投影板13は、板上の画素(x1,y1)ごとに液晶素子が配置された液晶パネルであり、液晶素子が駆動することにより画素ごとに投射光の透過率lを変化させることができる。投影板13は、制御部20から出力された投射画像データに基づいて各画素の液晶素子を駆動する。投射画像データとは、投影板13上の画素(x1,y1)ごとに液晶素子の透過率lを示す画像データである。投影板13は、画素ごとに投射光の明るさを調整可能な素子であればよく、DMD(Digital Micromirror Device)であってもよい。
撮像板14は、板上の画素(x2,y2)ごとに撮像素子が配置されたイメージセンサーであり、撮像素子に入射した反射光の輝度を検出する。反射光とは、投影板13を透過した投射光が基板BDの表面にて反射した光である。撮像板14は、板上の画素(x2,y2)ごとに輝度bを示す撮像画像データ30aを生成し、当該撮像画像データ30aを制御部20に出力する。以上の構成により、制御部20は、撮像画像データ30aを取得することが可能となる。本実施形態において、基板BDの全体が一枚の撮像画像データ30aによって撮像できることとする。ただし、高さ計測部10の光学系と基板BDとがXY方向において相対的に移動可能に構成されてもよく、基板BD上の領域ごとに撮像画像データ30aが撮像されてもよい。
次に、制御部20の構成および処理について説明する。制御部20は、CPU、ROM、RAMを備えたコンピュータであり、記録媒体30等に記録された制御プログラムを読み込んでCPUにて実行する。制御部20と制御プログラムとが協働することにより、機能構成としての計測高さ情報取得部21aと抽出部21bと推定部21cと良否判定部21dとが実現される。
図3は、制御部20が実行する基板高さ解析処理のフローチャートである。まず、計測高さ情報取得部21aは、撮像画像データ30aを取得する(ステップS100)。すなわち、制御部20は、高さ計測部10に撮像を行わせることにより、撮像画像データ30aを取得する。撮像画像データ30aは、複数の高さ評価画像データ30a1と、色評価画像データ30a2とを含む。
まず、高さ評価画像データ30a1について説明する。高さ評価画像データ30a1のための撮像を行うにあたり、計測高さ情報取得部21aは、時刻tに応じて変化する投射画像データを投影板13に出力する。図2Bは、投射画像データを説明するグラフである。同図の縦軸は透過率lであり、横軸は投影板13上のx1軸方向の位置x1である。同図において、時刻t=0における透過率lを実線で示し、時刻t=t1における透過率lを破線で示している。透過率lは、位置x1や時刻t応じて位相θが変化する正弦波成分sinθと、位置x1や時刻tに非依存の直流成分Vとによって構成される。時刻t=0における各位置x1における位相θを初期位相θ0と表記する。なお、x1軸方向の位置x1が同一であれば、y1軸方向の位置y1にかかわらず同一の透過率lとなる。
図2Bにて実線で示すように、位置x1が大きいほど進んだ初期位相θ0とされている。計測高さ情報取得部21aは、位置x1と初期位相θ0との対応関係を規定した初期位相情報30bを記録媒体30に記録しておく。任意の時刻tにおける各位置x1の正弦波成分sinθの位相θはθ=θ0+ωtによって与えられる。ωは角周波数を表す。以上の構成により、位置x1と時刻t応じて、正弦波成分sinθの位相θを変化させることができる。計測高さ情報取得部21aは、図2Bのように投影板13を制御している期間内の複数の時刻tにおいて撮像板14に撮像を行わせることにより、複数の高さ評価画像データ30a1を取得する。
次に、色評価画像データ30a2について説明する。色評価画像データ30a2のための撮像を行うにあたり、計測高さ情報取得部21aは、透過率lが均一(例えば100%)の投射画像データを投影板13に出力する。計測高さ情報取得部21aは、透過率lが均一の投射画像データによって投影板13を制御している状態において撮像板14に撮像を行わせることにより、色評価画像データ30a2を取得する。高さ評価画像データ30a1と色評価画像データ30a2は、撮像時の投影板13の状態が異なるものであり、いずれも撮像板14上の画素(x2,y2)ごとに輝度bを示す画像データである。
次に、計測高さ情報取得部21aは、高さ評価画像データ30a1に基づいて、基板BDの高さの計測値を示す計測高さ情報30cを取得する(ステップS110)。以下、計測高さ情報30cを取得する手順を説明する。計測高さ情報取得部21aは、公知の位相シフト法によって基板BD上の各位置における高さの計測値を導出する。図2Aに示す光学系において、光源12の位置である光源位置Gと、投影板13の各画素(x1,y1)の位置である透過位置Tと、撮像板14の各画素(x2,y2)の位置である撮像位置Pと、撮像板14の光学中心の位置である中心位置Cとが既知であることとする。
まず、計測高さ情報取得部21aは、ある画素(x2,y2)に注目し、複数の時刻tにおける当該画素(x2,y2)の輝度bに近似する近似関数を特定し、当該近似関数に含まれる正弦波成分sin(α0+ωt)の初期位相α0を特定する。近似関数は、直流成分と正弦波成分sin(α0+ωt)とによって構成される。なお、近似関数を高精度に特定するために、より多くの時刻tにおける高さ評価画像データ30a1を取得しておくことが望ましい。
注目している画素(x2,y2)について初期位相α0を特定すると、計測高さ情報取得部21aは、注目している画素(x2,y2)の撮像位置Pを通過して撮像板14の光学中心の位置である中心位置Cに到達する光線の光路Eを特定する。計測高さ情報取得部21aは、初期位相情報30bを参照することにより、注目している画素(x2,y2)について特定した初期位相α0と同一の初期位相θ0が対応付けられている投影板13上の画素(x1,y1)の位置である透過位置Tを取得する。y1軸方向において初期位相θ0は一定であるため、投影板13上におけるy1軸方向の直線A(破線)を構成する透過位置Tが取得されることとなる。次に、計測高さ情報取得部21aは、光源12の位置である光源位置Gから直線Aを通過する光線の光路面Fを特定する。そして、計測高さ情報取得部21aは、光路Eと光路面Fとの交点Mの位置(X,Y,Z)を特定する。光路Eと光路面Fとの交点Mの位置(X,Y,Z)は、基板BD上において投射光が反射した位置であり、基板BDの表面の位置である。以上の処理を、撮像板14上の各画素(x2,y2)について行うことにより、撮像板14上の各画素(x2,y2)と基板BDの表面の位置(X,Y,Z)との対応関係(x2,y2,X,Y,Z)を得ることができる。
さらに、計測高さ情報取得部21aは、X軸方向とY軸方向において正方格子状に配列した画素(X,Y)を定義し、上述した対応関係(x2,y2,X,Y,Z)に基づいて補間演算を行うことにより各画素(X,Y)について高さZを特定する。以上により、計測高さ情報取得部21aは、XY方向の画素(X,Y)ごとに高さZと輝度bの計測値を示す計測高さ情報30cを取得できる。計測高さ情報取得部21aは、計測高さ情報30cを記録媒体30に記録しておく。
なお、計測高さ情報取得部21aは、保持部11の上クランプ11aの表面の高さの計測値から、上クランプ11aの厚みを減算した高さを標準高さとして取得する。そして、計測高さ情報取得部21aは、標準高さを基準(0)として各画素(X,Y)について高さZを規定する。ここで、高さZが0であることは標準高さであることを意味し、高さZが正であることは標準高さよりも高いことを意味し、高さZが負であることは標準高さよりも低いことを意味する。
次に、計測高さ情報取得部21aは、色情報30dを取得する(ステップS120)。色評価画像データ30a2が示す対応関係(x2,y2,b)に基づいて補間演算を行うことにより、計測高さ情報30cと同一の各画素(X,Y)について輝度bを特定する。そして、計測高さ情報取得部21aは、計測高さ情報30cと同一の各画素(X,Y)について輝度bを示す色情報30dを生成し、記録媒体30に記録しておく。
以上のようにして計測高さ情報30cと色情報30dが取得できると、抽出部21bは、計測高さ情報30cから、基準領域の高さを示す基準高さ情報30fを抽出する処理(ステップS130〜S150)を実行する。抽出部21bは、計測高さ情報30cを構成する画素から、基準領域に属する画素のみを抽出することにより基準高さ情報30fを生成する。具体的に、抽出部21bは、非基準領域の高さZを示す情報を、計測高さ情報30cから除去することにより、基準高さ情報を抽出する。すなわち、抽出部21bは、計測高さ情報30cを構成する画素から、非基準領域に属する画素を除去することにより基準高さ情報30fを生成する。本実施形態において、基準領域とは、基板BD上の永久レジストの領域である。非基準領域とは、基準領域以外の領域である。
図4は、基板BDの設計高さを説明する側面図である。本実施形態において、基板BDのうち、グレーで示す永久レジストPRの表面の高さが基準設計高さであることとする。永久レジストPRは部分的に開口しており、当該開口部に一部が露出した導体の配線パターンPTに形成されたパッドPDに対して実装部品MPのリードLDが半田付けされる。永久レジストPRの下層には配線パターンPTが形成されるが、永久レジストPRによって配線パターンPTの凹凸がほぼレベリングされると考えることができる。パッドPDは、永久レジストよりも設計高さが低い領域であるとともに、半田SDやリードLDが存在し得るため非基準領域となる。また、基板BDを貫通するスルーホールTHも非基準領域となる。さらに、実装部品MPが存在する領域も永久レジストPRと同一の高さとならないため非基準領域となる。永久レジストPR上にシルク印刷等によって形成された印字SIもインクの分だけ永久レジストPRよりも高くなるため非基準領域となる。なお、基準領域と非基準領域とが存在することが既知であればよく、必ずしも基準領域と非基準領域とが基板BD上のどの部分を占めるかが設計上において既知でなくてもよい。
本実施形態において、基板BDの面内方向において、パッドPDが存在する領域と実装部品MPが存在する領域とを特定する設計情報30eが記録媒体30に記録されている。例えば、設計情報30eは基板BDを製造するために使用されるデータ(部品マウンタ用データ、半田ペーストの印刷マスクデータ、永久レジストPRの印刷マスクデータや露光マスクデータ等)であってもよい。
まず、抽出部21bは、基板BDの設計情報30eに基づいて、計測高さ情報30cから非基準領域についての情報を除去する(ステップS130)。そのために、抽出部21bは、基板BDの設計情報30eに基づいて非基準領域を特定する。具体的に、抽出部21bは、基板BDの設計情報30eに基づいて非基準領域のうち、パッドPDが存在する領域と実装部品MPが存在する領域(第1非基準領域)を特定する。そして、抽出部21bは、計測高さ情報30cの画素(X,Y)のうち、第1非基準領域に属する画素を計測高さ情報30cから除去する。非基準領域に属する画素を計測高さ情報30cから除去するとは、当該画素の高さZとして無効な値を記録したり、当該画素が無効であることを示す情報を添付したりすることを意味する。
上述したように、計測高さ情報30cの画素(X,Y)が配列するXY方向は、基板BDの面内方向とほぼ一致するため、基板BDの面内方向においてパッドPDが存在する領域と実装部品が存在する領域とを特定する設計情報30eに基づいて第1非基準領域を特定できる。なお、基板BDは、XY平面内においてずれたり回転した状態でクランプされ得る。そのため、抽出部21bは、基板BD上の基準点(例えば高さZが急激に変化する基板BDの隅や端)の画素(X,Y)を計測高さ情報30cにおいて特定し、当該画素の位置が設計情報30eにおける基準点の位置と整合するように計測高さ情報30cを回転補正・移動補正してもよい。
図5は、設計情報30eが示す基板BDの平面図である。抽出部21bは、XY方向において実装部品MP(右肩上がりハッチング)とパッドPD(右肩下がりハッチング)が存在する領域に外接する矩形R(破線)を設定し、当該矩形Rから予め決められた幅Wだけ外側に拡幅した矩形状の領域を第1非基準領域O(一点鎖線)として特定する。なお、図5において実装部品MPを含む領域のように、複数の実装部品MPやパッドPDが存在する領域が結合して1個の領域を形成する場合、抽出部21bは、当該結合した領域に外接する1個の矩形Rを設定する。以上により、実装部品MPやリードLDや半田SDやパッドPDに対応する画素が存在する領域を第1非基準領域Oとして特定できる。また、実装部品MPとパッドPDが存在する領域に外接する矩形Rから幅Wだけ外側に拡幅した領域を第1非基準領域Oとすることにより、実際に実装部品MP等が存在する画素が誤差等によって除去しきれない可能性を低減できる。
なお、設計情報30eに基づいて第1非基準領域として特定される領域は、パッドPDが存在する領域と実装部品MPが存在する領域に限られない。例えば、設計情報30eに基づいてスルーホールTHが形成された領域や印字SIが形成された領域を第1非基準領域として特定してもよい。また、実装部品MPは、基板BD上に実装される部品であれば特に種類は限定されない。例えば、実装部品MPは、IC(Integrated Circuit)や抵抗やコンデンサやインダクタやヒートシンク等であってもよい。
次に、抽出部21bは、基板BDの高さZに基づいて、計測高さ情報30cから非基準領域についての情報を除去する(ステップS140)。具体的に、抽出部21bは、計測高さ情報30cが示す高さZが標準高さから閾値以上乖離している領域を非基準領域として特定する。本実施形態において、抽出部21bは、計測高さ情報30cが示す高さが標準高さから閾値以上乖離している領域を、非基準領域のうち、スルーホールTHが形成された領域(第2非基準領域)として特定する。上述したように、計測高さ情報30cにおける高さZは、標準高さを原点とした高さである。また、標準高さは、基板BDのうち、保持部11がクランプしている部分の高さであり、永久レジストPRが形成された基準領域の高さであると断定できる。標準高さは、実際に計測された基準領域の高さZであればよく、基準領域の全域の高さZの平均値や中央値であってもよい。なお、標準高さは必ずしも0でなくてもよく、例えば5mm等であってもよい。この場合、抽出部21bは、高さ情報30cが示す高さZと、標準高さとしての5mm等との差の絶対値が閾値以上であるか否かを判定すればよい。
抽出部21bは、計測高さ情報30cが示す高さZが−5mm以下である領域をスルーホールTHが形成された第2非基準領域として特定する。なお、基板BDの厚みは1.6mm程度であり、基板BDの反りの最大値は2mm程度である。閾値を、基板BDの厚みと反りの最大値よりも大きくすることにより、基板BDを貫通するスルーホールTHが形成された第2非基準領域を特定できる。
以上により、基準領域とあまりにも高さZが異なるスルーホールTH等の基板要素が形成された領域を第2非基準領域として特定できる。また、設計情報30eが用意されていなくても第2非基準領域を除去できるとともに、スルーホールTH等の位置が設計上の位置から大幅にずれていたとしても第2非基準領域を除去できる。なお、スルーホールTHにおいては輝度bが小さくなる傾向があるため、高さZが閾値以下、かつ、色情報30dが示す輝度bが予め決められた基準値以下である画素が属する領域を第2非基準領域として特定してもよい。
なお、基板BDの高さZに基づいて特定される第2非基準領域はスルーホールTHが形成された領域に限られない。例えば、抽出部21bは、高さZが標準高さから閾値としての5mm以上高くなっている領域も第2非基準領域として特定してもよい。これにより、高さの大きい実装部品MPが存在する領域も第2非基準領域として特定することができる。閾値を基板BDの反りの最大値よりも大きい値に設定することにより、基準領域が誤って第2非基準領域として特定される可能性を低減できる。
次に、抽出部21bは、基板BDを撮影した画像の色に基づいて、計測高さ情報30cから非基準領域についての情報を除去する(ステップS150)。すなわち、抽出部21bは、基板BDを撮影した画像の色に基づいて非基準領域を特定する。具体的に、抽出部21bは、基板BDを撮影した画像の色に基づいて、非基準領域のうち、印字SIが形成された領域(第3非基準領域)を特定する。抽出部21bは、色情報30dが示す輝度bが判定値以上となっている画素(X,Y)を特定し、当該画素および当該画素からの距離が予め決められた距離(例えば1mm)以内の画素で構成される領域を第3非基準領域として特定する。判定値は、予め決められた値であってもよいし、輝度bのヒストグラム等に基づいて動的に設定される値であってもよい。例えば、印字SIが永久レジストPRよりも明るい色(例えば白)で行われている場合、判定値は永久レジストPRの輝度よりも大きく、印字SIの輝度よりも小さい値に設定されればよい。一方、印字SIが永久レジストPRよりも暗い色(例えば黒)で行われている場合、判定値は永久レジストPRの輝度よりも小さく、印字SIの輝度よりも大きい値に設定されればよい。
以上により、永久レジストPRと輝度bが大きく異なる印字SI等の基板要素が存在する領域を第3非基準領域として特定できる。また、設計情報30eが用意されていなくても第3非基準領域を除去できるとともに、印字SI等の位置が設計上の位置から大幅にずれていたとしても第3非基準領域を除去できる。
抽出部21bは、基板BDを撮影した画像の色に基づいて、基準領域の色と異なる色の基板要素が存在する第3非基準領域を特定すればよく、輝度bだけでなくカラー画像における色相や彩度に基づいて第3非基準領域を特定してもよい。さらに、基準領域の色以外の色の画素が存在する領域のすべてを第3非基準領域として特定することにより、永久レジストPR以外のすべての基板要素(印字SI、実装部品MP、パッドPD、半田SD、スルーホールTH等)が存在するすべての領域を一括して第3非基準領域として特定してもよい。さらに、抽出部21bは、輝度bのエッジを検出し、当該エッジによって囲まれた領域を第3非基準領域として特定してもよい。
また、基準領域と色が大きく異なる物体が存在する領域であれば第3非基準領域として特定でき、第3非基準領域は必ずしも設計上何らかの基板要素が存在する領域でなくてもよい。例えば、基準領域と色が大きく異なる未知の異物が存在する領域も第3非基準領域として特定され得る。また、抽出部21bは、同一の色となっている領域のうち最も面積が大きい領域を基準領域と見なしてもよい。例えば、抽出部21bは、輝度bのヒストグラムにおいて最も度数が大きい輝度bの画素が占める領域を基準領域と見なし、当該基準領域以外の領域を非基準領域と見なしてもよい。
抽出部21bは、計測高さ情報30cから非基準領域(第1〜3非基準領域)に属する画素を除去したデータを基準高さ情報30fとして生成し、記録媒体30に記録する。なお、抽出部21bは、必ずしもステップS130〜S150のすべてを実行しなくてもよく、基板BDの設計等に応じてステップS130〜S150のいずれかを省略してもよい。例えば、設計上スルーホールTHが存在しないことが判明している基板BDにおいてステップS140を省略したり、印字SIが存在しないことが判明している基板BDにおいてステップS150を省略したりしてもよい。
次に、推定部21cは、基準高さ情報30fをブロックごとの画像データに変換する(ステップS160)。推定部21cは、X軸方向の1辺がN画素(Nは2以上の自然数)であり、Y軸方向の1辺がN画素の正方形状(例えば1辺の長さが数百μm)のブロックを定義する。そして、推定部21cは、ブロックごとに当該ブロックに属する画素の高さZを平均した平均高さZaを算出する。なお、ブロック内には除去された画素(高さZが無効な画素)が存在し得るが、推定部21cは、ブロック内にて除去されていない画素の高さZの平均値を平均高さZaとして算出する。ただし、推定部21cは、ブロック内において除去された画素の個数が過半数を占めるのであれば、当該ブロックの平均高さZaとして無効な値を記録する。
次に、推定部21cは、非基準領域のブロックについて平均高さZaを推定する(ステップS170)。非基準領域のブロックとは、無効な平均高さZaが記録されたブロックである。推定部21cは、基準高さ情報30fに基づいて、設計高さが基準設計高さであると仮定した場合の非基準領域の高さを推定する。具体的に、推定部21cは、基準高さ情報30fに基づく補間演算によって、設計高さが基準設計高さであると仮定した場合の非基準領域内のブロックの高さを推定する。
図6は、補間演算を模式的に説明するXY平面の模式図である。推定部21cは、平均高さZaとして無効な値が記録されたブロック(白)のいずれかを注目ブロックUとして選択し、平均高さZaとして有効な値が記録されたブロック(ハッチング)のうち、注目ブロックUに対して方向D1〜D8のそれぞれにおいて最も近いブロックである周辺ブロックB1〜B8を特定する。さらに、推定部21cは、周辺ブロックB1〜B8の平均高さZaを、注目ブロックUから周辺ブロックB1〜B8までの距離が大きいほど重みが小さくなる重み付けによって加重平均することにより、注目ブロックUの推定高さZcを推定する。なお、いずれかの方向D1〜D8において周辺ブロックB1〜B8が存在しない場合、推定部21cは、残りの方向D1〜D8において周辺ブロックB1〜B8の平均高さZaを加重平均することにより推定高さZcを推定する。推定部21cは、平均高さZaとして無効な値が記録されたすべてのブロックについて推定高さZcを推定する。
図7は、補間演算を模式的に説明するグラフである。同図の横軸はX軸またはY軸であり、縦軸はZ軸である。図7において、実線は有効な値が記録されたブロックの平均高さZaを示し、破線は無効な値が記録されたブロックの推定高さZcを示している。実線は基準領域としての永久レジストPRの表面の高さを意味する。X軸方向における注目ブロックUから周辺ブロックB1,B5までの距離をL1,L5とし、周辺ブロックB1,B5の平均高さをZa1,Za5とすると、推定高さZcは、以下の(1)式によって算出される。
c=(L5×Za1+L1×Za5)/(L1+L5) ・・(1)
前記の(1)式によって推定高さZcを算出することにより、周辺ブロックB1,B5の間において永久レジストPRの表面が連続的な直線(平面)状に形成されたと仮定した場合の注目ブロックUの高さ推定高さZcを推定できる。以上により、すべてのブロックについて平均高さZcまたは推定高さZcを得ることができる。なお、推定部21cは、図7に示すような線形補間に限らず、スプライン補間等の非線形補間を行ってもよい。すなわち、推定部21cは、永久レジストPRの表面が連続的な曲線(曲面)状に形成されたと仮定した場合の注目ブロックUの高さZを推定してもよい。
また、注目ブロックUの推定高さZcを推定する手法は、周辺ブロックB1〜B8の高さに基づいて注目ブロックUの推定高さZcを推定する手法であればよく、補間演算に使用するに周辺ブロックB1〜B8の数は8個よりも大きくても8個よりも小さくてもよい。
ステップS170において、推定部21cは、画素(X,Y)が属するブロックの平均高さZcまたは推定高さZcを基板面高さZsとして取得し、当該基板面高さZsを各画素に対応付けた基板面高さ情報30gを生成し、記録媒体30に記録する。以上のように、実際に高さを計測して得られた計測高さ情報30cに基づいて、設計高さが基準設計高さであると仮定した場合の非基準領域の高さを推定するため、実際の基板BDの状態に即した基板BDの基準の高さを得ることができる。
次に、良否判定部21dは、基板BDの良否判定を行う(ステップS180)。すなわち、良否判定部21dは、計測高さ情報30cが示す非基準領域の高さZと、設計高さが基準設計高さであると仮定した場合の非基準領域の高さと、の差に基づいて基板BDの良否を判定する。本実施形態において、良否判定部21dは、各画素(X,Y)について計測高さ情報30cが示す基板BDの実際の高さZから、基板面高さ情報30gが示す基板面高さZsを減算することにより、各画素(X,Y)について面上高さZuを取得する。そして、良否判定部21dは、面上高さZuのプロファイルが正常であるか否かを判定する。
図8は、計測高さ情報30cが示す基板BDの実際の高さZと、基板面高さ情報30gが示す基板面高さZsと、面上高さZuとを説明する模式図である。図8の上段に示す実際の高さZのうち、破線の部分は実装部品MP(例えばチップ抵抗)が実装された領域であり、非基準領域である。図8の中段に示す基板面高さZsのうち、破線の部分は非基準領域について推定された推定高さZcを表す。図8の下段に示す面上高さZuのうち、破線の部分は永久レジストSRが存在すると仮定した場合の永久レジストSRの高さに対する、実装部品MPの高さを表す。良否判定部21dは、図8の下段にて破線で示す実装部品MPの高さのプロファイルが正常であるか否かを判定する。
例えば、良否判定部21dは、実装部品MPが存在する領域における面上高さZuの各種指標(最大値、最小値、平均値、傾き、ばらつき等)に基づいて、実装部品MPの高さのプロファイルが正常であるか否かを判定できる。具体的に、良否判定部21dは、実装部品MPが存在する領域における面上高さZuの傾きを算出し、当該傾きが閾値以下である場合に、実装部品MPが永久レジストSRに対して平行に実装された良品であると判定してもよい。また、良否判定部21dは、実装部品MPが存在する領域における面上高さZuの平均値を算出し、当該平均値が実装部品MPの高さと同程度であれば、良品であると判定してもよい。図8に示すように、実装部品MPが存在する領域における仮想的な永久レジストSRの高さを基準に実装部品MPの高さを評価できるため、基板BDが反っていたり、左右の保持部11の高さの誤差やクランプ不良等によって基板BDが傾いていたりする場合でも精度よく良否判定を行うことができる。
良否判定部21dは、表示装置40に良否判定の結果を示す画像を表示する。良否判定部21dは、基準領域に対する理想的な高さや傾きが決まっている基板要素について良否判定を行えばよく、良否判定の対象となる基板要素は実装部品MPに限定されない。例えば、良否判定部21dは、半田SDの形状(フィレット形状)を良否判定してもよい。さらに、良否判定部21dは、基板面高さ情報30gに基づいて基板BDの反りを良否判定してもよい。
(2)他の実施形態:
高さ計測部10は基板BDの実際の高さが計測できる構成であれよく、必ずしも位相シフト法によって基板BDの実際の高さが計測するものでなくてもよい。例えば、高さ計測部10は、ステレオ法やレンズ焦点法や光切断法や光レーダ法や干渉法等によって基板BDの実際の高さが計測できるように構成されてもよい。また、基板BD高さ解析装置1は、基板BDの高さの計測値を示す計測高さ情報30cを取得することが可能であればよく、高さ計測部10は通信を介して他の装置から計測高さ情報30cを取得してもよい。また、基板BD高さ解析装置1は、必ずしも良否判定部21dを備えていなくてもよい。また、基準設計高さは必ずしも永久レジストPRの高さでなくてもよく、例えばLGA(Land Grid Array)のランドの高さであってもよい。例えば、永久レジストPRとLGAのうち、面積が大きい方の高さが基準設計高さとして選択されてもよい。
1…基板高さ解析装置、10…高さ計測部、11…保持部、11a…上クランプ、11b…下クランプ、12…光源、13…投影板、14…撮像板、20…制御部、21a…計測高さ情報取得部、21b…抽出部、21c…推定部、21d…良否判定部、30…記録媒体、30a…撮像画像データ、30a1…高さ評価画像データ、30a2…色評価画像データ、30b…初期位相情報、30c…計測高さ情報、30d…色情報、30e…設計情報、30f…基準高さ情報、30g…基板面高さ情報、BD…基板、b…輝度、B1〜B8…周辺ブロック、C…中心位置、D1〜D8…方向、E…光路、F…光路面、G…光源位置、SD…半田、A…直線、l…透過率、L1〜L5…距離、O…非基準領域、P…撮像位置、R…矩形、t…時刻、U…注目ブロック、T…透過位置、W…幅、V…直流成分

Claims (11)

  1. 厚み方向における設計高さが基準設計高さである基板の領域である基準領域と、前記設計高さが基準設計高さでない前記基板の領域である非基準領域とを有する前記基板の高さを解析する基板高さ解析装置であって、
    前記基板の高さの計測値を示す計測高さ情報を取得する計測高さ情報取得手段と、
    前記計測高さ情報から、前記基準領域の高さを示す基準高さ情報を抽出する抽出手段と、
    前記基準高さ情報に基づいて、前記設計高さが前記基準設計高さであると仮定した場合の前記非基準領域の高さを推定する推定手段と、
    を備え、
    前記抽出手段は、前記非基準領域の高さを示す情報を、前記計測高さ情報から除去することにより、前記基準高さ情報を抽出する、
    基板高さ解析装置。
  2. 前記抽出手段は、前記基板を撮影した画像の色に基づいて前記非基準領域を特定する、
    請求項1に記載の基板高さ解析装置。
  3. 前記抽出手段は、前記基板を撮影した画像の色に基づいて前記非基準領域のうち、印字がされた領域を特定する、
    請求項2に記載の基板高さ解析装置。
  4. 前記抽出手段は、前記基板の設計情報に基づいて前記非基準領域を特定する、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の基板高さ解析装置。
  5. 前記抽出手段は、前記基板の設計情報に基づいて前記非基準領域のうち、部品が実装された領域を特定する、
    請求項4に記載の基板高さ解析装置。
  6. 前記抽出手段は、前記基準領域であることが既知である位置の高さの計測値を標準高さとして取得し、前記計測高さ情報が示す高さが前記標準高さから閾値以上乖離している領域を前記非基準領域として特定する、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の基板高さ解析装置。
  7. 前記抽出手段は、前記計測高さ情報が示す高さが前記標準高さから閾値以上乖離している領域を、前記非基準領域のうち、スルーホールが形成された領域として特定する、
    請求項6に記載の基板高さ解析装置。
  8. 前記推定手段は、前記基準高さ情報に基づく補間演算によって、前記設計高さが前記基準設計高さであると仮定した場合の前記非基準領域の高さを推定する、
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の基板高さ解析装置。
  9. 前記計測高さ情報が示す前記非基準領域の高さと、前記設計高さが前記基準設計高さであると仮定した場合の前記非基準領域の高さと、の差に基づいて前記基板の良否を判定する良否判定手段をさらに備える、
    請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の基板高さ解析装置。
  10. 厚み方向における設計高さが基準設計高さである基板の領域である基準領域と、前記設計高さが基準設計高さでない前記基板の領域である非基準領域とを有する前記基板の高さを解析する基板高さ解析方法であって、
    前記基板の高さの計測値を示す計測高さ情報を取得する計測高さ情報取得工程と、
    前記計測高さ情報から、前記基準領域の高さを示す基準高さ情報を抽出する抽出工程と、
    前記基準高さ情報に基づいて、前記設計高さが前記基準設計高さであると仮定した場合の前記非基準領域の高さを推定する推定工程と、
    を含み、
    前記抽出工程において、前記非基準領域の高さを示す情報を、前記計測高さ情報から除去することにより、前記基準高さ情報が抽出される、
    基板高さ解析方法。
  11. 厚み方向における設計高さが基準設計高さである基板の領域である基準領域と、前記設計高さが基準設計高さでない前記基板の領域である非基準領域とを有する前記基板の高さを解析する機能をコンピュータに実現させる基板高さ解析プログラムであって、
    前記基板の高さの計測値を示す計測高さ情報を取得する計測高さ情報取得機能と、
    前記計測高さ情報から、前記基準領域の高さを示す基準高さ情報を抽出する抽出機能と、
    前記基準高さ情報に基づいて、前記設計高さが前記基準設計高さであると仮定した場合の前記非基準領域の高さを推定する推定機能と、
    をコンピュータに実現させ、
    前記抽出機能によりコンピュータは、前記非基準領域の高さを示す情報を、前記計測高さ情報から除去することにより、前記基準高さ情報を抽出する、
    基板高さ解析プログラム。
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