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JP6507313B2 - Gtpでのieタイプを拡張するためのメカニズム - Google Patents
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JP6507313B2 - Gtpでのieタイプを拡張するためのメカニズム - Google Patents

Gtpでのieタイプを拡張するためのメカニズム Download PDF

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Description

本開示は、汎用パケット無線サービス(GPRS)トンネリングプロトコル(GTP)メッセージを作成および送信するための方法およびコアネットワークノードに関する。このGTPメッセージは、GTPヘッダと、その後に続く少なくとも1つの情報要素(IE)を含み、このIEは複数のフィールドを含む。
汎用パケット無線サービス(GPRS)トンネリングプロトコル(GTP)は、各ノード間にGTPトンネルをセットアップして、トラフィックを様々な通信フローに分離するために使用される、よく知られたプロトコルである。
よく知られているように、GTPバージョン1(GTPv1)では、GTPトンネルは、たとえば、公衆陸上移動網(PLMN)内のサービングGPRSサポートノード(SGSN)やゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)など、GPRSサポートノード(GSN)間のGnインターフェース上、および様々なPLMN内のGSN間のGpインターフェース上にセットアップされる。
2Gおよび3Gのモバイルネットワークで使用されるGTPv1を修正および強化し、Long−Term Evolution(LTE)システムでのエボルブドパケットコア(EPC)ネットワークで使用するためのエボルブドGTP(eGTP)と一般に呼ばれるGTPバージョン2(GTPv2)では、サービングゲートウェイ(SGW)とパケットデータネットワークゲートウェイ(PGW)の間のS5/S8インターフェース、移動管理エンティティ(MME)とSGWの間のS11インターフェース、エボルブドパケットデータゲートウェイ(ePDG)とPGWの間のSbインターフェースなど、様々なインターフェースの間にGTPトンネルがセットアップされる。
GTPメッセージは、ヘッダと、その後に続くゼロ以上の情報要素(IE)からなる。このヘッダは、たとえば、GTPのバージョン、メッセージの全長、およびトンネル終端点識別子を規定する。GTPv2では、256個の異なるIEタイプが存在し、それぞれのIEタイプは、0〜255のIEタイプ値によって識別される。
このIEタイプ値は、たとえば、携帯機器識別番号(MEI)の値75、ユーザ位置情報(ULI)の値86、ベアラコンテキストの値93、パケットフローIDの値123などによって例示される非常に様々なメッセージ特性を規定する。これは、たとえば技術仕様書3GPP TS 29.274 V13.2.0を参照されたい。
最近、GTPv1およびGTPv2のプロトコルでの第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)の新機能を実装するために、多数の新規のIEタイプが指定され、これにより、予備のIEとして残っている新規のIEタイプが次第に減少していく(場合によっては、GTPv1では20タイプ未満であり、おそらくGTPv2では50タイプ未満である)。これによって、将来は、GTPv2プロトコルにおいてより多くの機能を効率的にサポートできなくなる恐れもある。
本開示の目的は、前述の通り、当技術分野における1つまたは複数の問題を解決するか、または少なくとも軽減すること、ならびにGTPメッセージでのIEの利用率を改善するための方法およびコアネットワークノードを実現することである。
この目的は、コアネットワークノードで実行されて、GTPメッセージを作成するための方法によって、本開示の第1の態様において実現され、このGTPメッセージは、GTPヘッダと、その後に続く、事前規定されたIEタイプのセット内の特別なIEタイプに関連付けられた少なくとも1つのIEを含み、このIEは、複数のフィールドを含み、ここで、この特別なIEタイプが、IEの第1のオクテットでの事前規定されたIEタイプフィールドにおいて符号化された値によって識別される。この方法は、特別なIEタイプの拡張である新規のIEタイプの追加セットの規定を可能にするように、IEの第4および第5のオクテット、またはIEの第5および第6のオクテットにおいてIEタイプ拡張フィールドを予約することと、事前規定されたIEタイプのセットに加えて、少なくとも1つの新規のIEタイプを規定するように予約済みのIEタイプ拡張フィールドを設定することとを含む。
この目的は、GTPメッセージを動作可能に作成するように設定されたコアネットワークノードによって、本開示の第2の態様において実現され、このGTPメッセージは、GTPヘッダと、その後に続く、事前規定されたIEタイプのセット内の特別なIEタイプに関連付けられた少なくとも1つのIEを含み、このIEは、複数のフィールドを含み、ここで、この特別なIEタイプが、IEの第1のオクテットでの事前規定されたIEタイプフィールドにおいて符号化された値によって識別される。このコアネットワークノードは、命令を有するメモリと、この各命令を動作可能に実行して、特別なIEタイプの拡張である新規のIEタイプの追加セットの規定を可能にするように、IEの第4および第5のオクテット、またはIEの第5および第6のオクテットにおいてIEタイプ拡張フィールドを予約し、事前規定されたIEタイプのセットに加えて、少なくとも1つの新規のIEタイプを規定するように予約済みのIEタイプ拡張フィールドを設定するように設定されたプロセッサとを含む。
したがって、特別なIEタイプの拡張である新規のIEタイプの追加セットの規定を可能にするように、各フィールドのうち1つまたは複数を予約することと、事前規定されたIEタイプのセットに加えて、少なくとも1つの新規のIEタイプを規定するように、予約された1つまたは複数のフィールドを設定することとにより、有利には、さらなるIEタイプを規定するための、より多くのバイナリビットを提供することができる。
本明細書に記載の解決策は、各実施形態を例示することに関連して、特許請求の範囲に記載の特徴の実現可能な全ての組合せに関することに留意されたい。添付の特許請求の範囲および以下の説明を検討すれば、この解決策のさらなる特徴およびその利点が明白になろう。この解決策の様々な特徴を組み合わせて、以下に説明する実施形態以外の実施形態を作成できることが当業者には理解できる。
前述の説明は、添付図面に示す例示的な実施形態のより具体的な以下の説明から明白になろう。添付図面においては、様々な図を通して同じ参照文字は同じ部品を指す。
エボルブドパケットシステム(EPS)内の3GPPアクセス用の例示的なよく知られたLTEアーキテクチャの概略図である。 よく知られた例示的なLTEアーキテクチャの別の概略図である。 GTPv1ヘッダの概略図である。 GTPv1ヘッダと、その後に続く1つまたは複数の後続のIEの概略図である。 GTPv2−Cヘッダの概略図である。 EPC固有のGTPv2−Cヘッダの概略図である。 GTPv2−Cヘッダと、その後に続くゼロ、または1つもしくは複数の後続のIEの概略図である。 例示的なGTPv2の情報要素(IE)のフォーマットの概略図である。 新規のIEタイプ拡張フィールドを有する、例示的なGTPv1の情報要素(IE)タイプの概略図である。 新規のIEタイプ拡張フィールドを有する、例示的なGTPv2の情報要素(IE)タイプの概略図である。 本明細書に記載の例示的な実施形態を概略的に示す、例示的な流れ図である。 本明細書に記載の例示的な実施形態の各動作を、動作可能に実行するように設定された例示的な移動管理ユニット200の概略図である。
以下の説明では、限定するためではなく説明するために、具体的な構成要素、要素、技法などの具体的な詳細を記載して、例示的な実施形態の十分な理解を可能にする。しかし、これらの具体的な詳細から逸脱する他の方式で、例示的な実施形態を実施してもよいことが、当業者には明白になろう。他の例では、例示的な実施形態の説明を曖昧にしないように、よく知られた方法および要素の詳細な説明を省く。本明細書において使用される専門用語は、例示的な実施形態を説明するためのものであり、本明細書において提示される実施形態を限定するものではない。
図1には、よく知られた例示的な無線通信システムの概略図が示してある。このシステムは、いわゆるLTEベースのシステムである。「LTE」および「LTEベース」のシステムという用語は、本明細書においては、たとえば高度なLTEシステムなど、現在と将来両方のLTEベースのシステムを含むように使用されることを念押ししなければならない。さらに、図1には、LTEベースのシステムの形態での無線通信システムが示してあるが、本明細書における例示的な実施形態は、図1のシステムの各ノードおよび機能に対応する各ノードおよび機能を含む他の無線通信システムに関連して利用してもよいことを理解されたい。
図2には、例示的なLTEベースのアーキテクチャの形態での、よく知られた無線通信システムの別の概略図が示してある。図2を見て分かるように、このシステムは、サービングゲートウェイ(SGW)に接続され、さらに移動管理エンティティ(MME)およびPDNゲートウェイ(PGW)に接続される、eNodeBの形態の基地局を備え、このPDNゲートウェイは、ポリシーおよび課金ルール機能(PCRF)に接続される。
このeNodeBは、無線端末とインターフェースする無線アクセスノードであり、LTEにおけるユーザ機器(UE)と表される。実際、システムのeNodeBは、LTE用の無線アクセスネットワークE−UTRANを形成する。
SGW200は、ユーザデータパケットをルーティングおよび転送し、eNB間のハンドオーバの際にユーザプレーンでの移動アンカとして、またLTEと他の3GPP技術との間の移動性のためのアンカとしての機能も果たす(Sインターフェースを終了し、2G/3GシステムとPDN GWとの間のトラフィックを中継する)。アイドル状態のUEでは、DLデータがUEに到達すると、SGWは、DLデータ経路を終了し、ページングをトリガする。これが、UEコンテキスト、たとえばIPベアラサービスのパラメータ、ネットワーク内部ルーティング情報を管理および格納する。これはまた、合法的傍受の場合にはユーザトラフィックの複製を実行する。
MME400は、LTEアクセスネットワークにおいて重要な制御ノードである。これは、再伝送を含む、アイドルモードUEの追跡およびページングの手順について役割を担う。これは、ベアラ起動/動作停止プロセスに関わっており、初期接続時、およびコアネットワーク(CN)ノードの再配置を伴うLTE内ハンドオーバ時に、UE用のSGWを選択する役割をも担う。これは、(HSSと対話することによって)ユーザを認証する役割を担う。非アクセス層(NAS)のシグナリングがMMEにおいて終了し、このMMEは、一時的な識別番号を生成し、それを各UEに割り当てる役割をも担う。これは、サービスプロバイダの公衆陸上移動網(PLMN)にキャンプオンするためのUEの許可を検査し、UEローミング制限を強制する。MMEは、NASシグナリング用の暗号化/完全性の保護のためのネットワーク内の終端点であり、セキュリティキー管理を処理する。シグナリングの合法的傍受も、MMEによってサポートされる。MMEはまた、LTEと、SGSNからMMEで終了するSインターフェースを有する2G/3Gアクセスネットワークとの間の移動性のための制御プレーン機能を提供する。MMEはまた、UEをローミングするために、ホームHSSへ向かうS6aインターフェースを終端する。
PGW300は、UEのためのトラフィックの出口点および入口点であることにより、外部パケットデータネットワーク250をUEに接続する。UEは、複数のPDNにアクセスするため、2つ以上のPGWとの同時接続を有してもよい。通常、PGWは、ポリシー強制、各ユーザ向けのパケットフィルタリング、課金サポート、合法的傍受、およびパケットスクリーニングのうちの1つまたは複数を実行する。PGWの別の重要な役割は、3GPPと、WiMAXや3GPP2(CDMA 1XおよびEvDO)などの非3GPP技術との間での移動用のアンカの役割を果たすことである。
PCRF500は、システムの無線端末に対してリアルタイムでポリシールールを決定する。これは、たとえば、システムのコアネットワークおよび運用支援システムなどとの間の情報をリアルタイムにアグリゲートして、ルールの作成を支援すること、および/またはこのようなルールもしくは類似のものに基づいて、システム内で現在稼働中のユーザ無線端末のポリシー決定を自動的におこなうことを含んでもよい。PCRFは、ポリシーおよび課金施行機能(PCEF)として働くことによって使用されるルールおよび/またはポリシーもしくは同様のものをPGWに提供する。
SGW、MME、PGW、およびPCRFは全て、コアネットワークノードの例であり、eNodeBは、無線アクセスネットワーク(RAN)ノードの例である。コアネットワークノードは、GTPメッセージによって互いに通信する。
背景技術の段落で既に示したように、GTPv1およびGTPv2を使用して、コアネットワーク内のコアネットワークノード間でGTPトンネルをセットアップし、様々なGTPメッセージを通信することがよく知られている。一般に、GTPメッセージは、ヘッダと、その後に続くゼロ個以上の情報要素(IE)からなる。
以下に、GTPv1メッセージ内のGTPv1ヘッダおよびGTPv1 IE、ならびにGTPv2メッセージ内のGTPv2ヘッダおよびGTPv2 IEを多少詳しく説明する。
GTPv1ヘッダ
GTPv1メッセージ内のGTPv1ヘッダは、GTP−CプロトコルとGTP−Uプロトコル、すなわちGTP制御プレーンプロトコルとGTPユーザプレーンプロトコルの両方に使用される、可変長ヘッダである。
図3を見て分かるように、GTPv1ヘッダには、追加の任意選択フィールドの存在を通知するのに使用される3つのフラグ、すなわちPNフラグ、Sフラグ、およびEフラグがある。PNフラグを使用して、N−PDU番号の存在を通知する。Sフラグを使用して、GTPシーケンス番号フィールドの存在を通知する。Eフラグを使用して、拡張ヘッダフィールドの存在を通知する。このフィールドを使用して、GTPヘッダの将来の拡張を可能にする。これら3つのフラグが設定される場合に限り、フィールドシーケンス番号、N−PDU、および拡張ヘッダが存在することになる。よく知られた方式では、GTPv1ヘッダ内に存在する、いくつかのトンネル終端点識別子(TEID)もある。
GTP−C(制御プレーン)およびGTP−U(ユーザプレーン)は、GTPヘッダ内のフィールドのいくつかを別々に使用する。
GTPv1−Cヘッダおよび情報要素(IE)
図4を見て分かるように、制御プレーンメッセージのタイプに応じて、GTP−Cヘッダの後に、1つまたは複数の後続のIEが続く場合がある。それぞれのタイプがいくつか存在していてもよい、認証3ビットバイト、PDPコンテキスト、トンネル終端点識別子データII、NSAPI、PSハンドオーバXIDパラメータ、パケットフローID、RFSPインデックス、PDU番号、エボルブドアロケーション/リテンション優先順位II、NSAPI付きのAPN−AMBR、NSAPI付きのシグナリング優先順位指示、NSAPI付きのローカルホームネットワークID(LHN−ID)、課金特性、およびFQDN情報要素を除いて、単一のGTPv1−Cメッセージには、それぞれのタイプで1つのIEしか許可されない。
GTPv1情報要素(IE)
GTP(シグナリング)メッセージは、いくつかのIEを含んでもよい。IEは、GTPシグナリングメッセージにおいて、タイプフィールドが昇順にソーティングされることが好ましい。IE内では、ある特定のフィールドを予備として記述してもよい。将来の機能を可能にするため、受信機はこれらのビットを評価してはならない。しかし、この解決策の実施形態によれば、こうしたいくつかのフィールドを使用してもよい。
以下の表には、現在利用可能なGTPv1情報要素(IE)が示してある。この表では、長さタイプは、固定、可変、または拡張可能でもよい。これらは、以下の通りに規定される。
− 長さタイプが固定の情報要素は、固定セットのフィールドおよび固定数のオクテットを有する。これらは、たとえば「4」の固定値を有する、最後のオクテットの番号を有する。
− 長さタイプが可変の情報要素は、固定セットのフィールドおよび可変数のオクテットを有する。これらは、たとえば「n」の可変値を有する、最後のオクテットの番号を有する。可変長の情報要素は、最後の可変オクテットを超えて、いかなる新規のオクテットフィールドも追加してはならない。
− 長さタイプが拡張可能な情報要素は、可変数のフィールドおよび可変数のオクテットを有する。これらは、たとえば「n」の可変値を有する、最後のオクテットの番号を有し、以下の記述も有する。「これら(1つまたは複数)のオクテットは、明示的に指定された場合にのみ存在する」。
TVフォーマットの情報要素は、常に、長さタイプが固定でなければならない。TLVフォーマットの情報要素は、長さタイプが固定、可変、または拡張可能でもよい。
表1
Figure 0006507313
Figure 0006507313
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TVおよびTLVタイプのフィールドでの最大有効ビットは、IE向けにTVフォーマットが使用される場合は0に設定され、TLVフォーマットの場合は1に設定される。
表2
Figure 0006507313
制御プレーンでのGTPv2ヘッダ
図5には、GTPv2−Cメッセージでの制御プレーンGTPv2ヘッダ(GTPv2−Cヘッダ)の一般的なフォーマットが示してある。GTPv2−Cは、可変長のヘッダを使用する。制御プレーンGTPヘッダ長は、4オクテットの倍数とする。EPC固有のインターフェース全体にわたるGTPv2−Cヘッダの使用法が、3GPP TS 29274の5.5項「Usage of the GTPv2−C Header]に規定されている。
GTPv2−Cヘッダにおいては、
− T=0の場合、TEIDフィールドが存在せず、k=0、m=0、およびn=5である。
− T=1の場合、TEIDフィールドは存在し、k=1、m=5、およびn=9である。
オクテット1の各ビットは、以下のように符号化されるものとする。
− ビット6〜8は、バージョンフィールドを表す。
− ビット5は、ピギーバッキングフラグ(P)を表す。
− ビット4は、TEIDフラグ(T)を表す。
− ビット3〜1は予備であり、送信側がこれを「0」に設定し、受信側がこれを無視するものとする。
図6には、EPC固有のGTP−Cヘッダの概略図が示してある。エコー要求、エコー応答、およびバージョン非サポート指示メッセージは別にして、GTP−Cメッセージヘッダが、TEIDおよびシーケンス番号のフィールドと、その後に続く1つの予備オクテットを含むものとする。予備ビットは、送信側でゼロに設定され、受信側で無視されるものとする。
図7には、制御プレーンメッセージのタイプに応じて、GTPv2−Cヘッダと、その後に続くゼロ、または1つもしくは複数の後続のIEの概略図が示してある。
GTPv2−C情報要素(IE)
GTPv2制御プレーン(シグナリング)メッセージは、いくつかのIEを含むことがある。GTPv2のIEに対して前方互換性のあるタイプ規定を有するように、この全てが、TLIV(タイプ、長さ、インスタンス、値)符号化されるものとする。
以下の表には、現在利用可能なGTPv2情報要素(IE)が示してある。この表の最後の列は、情報要素が以下の通りかどうか示す。
− 固定長:IEは、固定セットのフィールドおよび固定数のオクテットを有する。
− 可変長:IEは、固定セットのフィールドおよび可変数のオクテットを有する。たとえば、最後のオクテットは、「5〜(n+4)」と同様に番号付けしてもよい。この例では、長さフィールドの値nが0の場合、最後のフィールドは存在しない。
− 拡張可能:IEは、可変数のフィールドおよび可変数のオクテットを有する。最後のフィールドは通常、以下の記述で指定される。「これら(1つまたは複数)のオクテットは、明示的に指定された場合にのみ存在する」。従来型の受信側は、未知のオクテットを無視するものとする。
表3
Figure 0006507313
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図8には、例示的なGTPv2の情報要素(IE)のフォーマットが示してある。通常、IEは以下のフィールドを有する。
− タイプフィールド:このフィールドは情報要素のタイプを示す。現在利用可能なGTPv2−CのIEタイプの有効な値は、上記の表において規定される。
− 長さ:このフィールドは、第1の4つのオクテットを除く情報要素の長さを含み、これらのオクテットは、全ての情報要素(タイプ、長さ、およびオクテット4の内容)に共通であり、図8.2−1に「n」で表してある。全ての長さフィールドにおいて、最小番号のオクテットのビット8が最大有効ビットであり、最大番号のオクテットのビット1が最小有効ビットである。
− IEはまた、インスタンスフィールドを有してもよい:このフィールドは、同じ情報要素タイプを使用する、ある特定のメッセージ内の様々なパラメータを区別するのに使用されるものとする。
通常IEは、符号化されたTLIV(タイプ、長さ、インスタンス、値)である。
GTPv1 IEタイプ拡張フィールド
背景技術の段落で既に示したように、3GPPで新規に導入された機能に対応するために、GTPv1において非常に多くの新規のIEタイプが作成される。新規の機能に新規のIEタイプを導入するとき、予備のIEタイプ(たとえば、GTPv1 IEタイプの上記表でのIEタイプ217〜238参照)を使用することが望ましいが、その理由は、これにより、通常、より完全なプロトコル仕様書、およびより良好な後方互換性のある手法が実現できるからである。たとえば、新規のIEタイプは、従来型の受信機によって安全に破棄することができる。しかし、これによって、予備として残っている新規のIEタイプが次第に少なくなっていく。したがって、予備のIEタイプの数が減少すると、GTPv1プロトコルでのより多くの機能の効率的なサポートが危うくなる場合もあり、これは深刻な欠点である。
したがって、3GPPで新規に導入される機能に対応するためには、予備のIEタイプが不足していることを考慮すれば、GTPv1プロトコルでより多くの機能を効率的にサポートすることが危うくなる場合があり、好ましくは後方互換性のある方式で既存のIEタイプの範囲を拡張するメカニズムが望まれる。
図9には、IEタイプの範囲が拡張された新規のIEタイプ拡張フィールドを有する、例示的なGTPv1 IEタイプの概略図が示してある。新規のIEタイプは、IEの第1の(1st)オクテットにおける既存の事前規定されたIEタイプフィールド内に符号化された値と、これに加えてIEタイプ拡張フィールド内に符号化された追加の新規値とによって識別される。この例では、特別なIEタイプ、すなわちGTPv1 IEタイプの上記表での予備のIEタイプ217〜238のうちの1つとして、既存の事前規定されたGTPv1 IEタイプ238が選択される。しかし、上記のGTPv1 IEタイプの上記表での任意の適切な既存の事前規定されたIEタイプ、たとえば、予備のIEタイプ217〜237のうちの他の任意のタイプなどを使用してもよい。新規のIEタイプは、一般に知られているように、IEの第1の(1st)オクテットにおいて符号化された既存の事前規定されたIEタイプによって規定されるが、ここでは、予約されたIEタイプ拡張フィールド、好ましくはIEのオクテット4および5において設定される追加の値とともに規定される。特別なIEタイプ238は、GTPv1 IEタイプの上記表でのIEタイプ238「将来の使用のための予備」に対応する。前述の通り、既存の事前規定された予備のIEタイプ(たとえば、IEタイプ238)を使用することによって、ソリューションは後方互換性を有するようになるが、その理由は、このような新規のIEタイプは、従来型の受信機によって安全に破棄できるからである。しかし、予備のIEタイプ以外のIEタイプを使用してもよいが、このような実施形態は後方互換性がなくてもよいことを付け加えなければならない。
GTPv2 IEタイプ拡張フィールド
背景技術の段落で既に示したように、3GPPで新規に導入された機能に対応するために、GTPv2において非常に多くの新規のIEタイプが作成される。新規の機能に新規のIEタイプを導入するとき、予備のIEタイプ(たとえば、GTPv2 IEタイプの上記表でのIEタイプ187〜254参照)を使用することが望ましいが、その理由は、これにより、通常、より完全なプロトコル仕様書、およびより良好な後方互換性のある手法が実現できるからである。たとえば、新規のIEタイプは、従来型の受信機によって安全に破棄することができる。しかし、これによって、予備として残っている新規のIEタイプが次第に少なくなっていく。したがって、予備のIEタイプの数が減少すると、GTPv1プロトコルでのより多くの機能の効率的なサポートが危うくなる場合もあり、これは深刻な欠点である。
したがって、3GPPで新規に導入される機能に対応するためには、予備のIEタイプが不足していることを考慮すれば、GTPv2プロトコルでより多くの機能を効率的にサポートすることが危うくなる場合があり、好ましくは後方互換性のある方式で既存のIEタイプの範囲を拡張するメカニズムが望まれる。
図10には、IEタイプの範囲が拡張された新規のIEタイプ拡張フィールドを有する、例示的なGTPv2 IEタイプの概略図が示してある。新規のIEタイプは、IEの第1の(1st)オクテットにおける既存の事前規定されたIEタイプフィールド内に符号化された値と、これに加えてIEタイプ拡張フィールド内に符号化された追加の新規値とによって識別される。この例では、特別なIEタイプ、すなわちGTPv2 IEタイプの上記表での予備のIEタイプ187〜254のうちの1つとして、既存の事前規定されたGTPv2 IEタイプ254が選択される。しかし、上記のGTPv2 IEタイプの上記表での任意の適切な既存の事前規定されたIEタイプ、たとえば、予備のIEタイプ187〜253のうちの他の任意のタイプなどを使用してもよい。新規のIEタイプは、一般に知られているように、IEの第1の(1st)オクテットにおいて符号化された既存の事前規定されたIEタイプによって規定されるが、ここでは、予約されたIRタイプ拡張フィールド、好ましくはIEのオクテット5および6において設定される追加の値とともに規定される。特別なIEタイプ254は、GTPv2 IEタイプの上記表でのIEタイプ254「将来の使用のための予備」に対応する。前述の通り、既存の事前規定された予備のIEタイプ(たとえば、IEタイプ254)を使用することによって、ソリューションは後方互換性を有するようになるが、その理由は、このような新規のIEタイプは、従来型の受信機によって安全に破棄できるからである。しかし、予備のIEタイプ以外のIEタイプを使用してもよいが、このような実施形態は後方互換性がなくてもよいことを付け加えなければならない。
図11には、本明細書に記載の例示的な実施形態を概略的に示す、例示的な流れ図が示してある。
図11には、コアネットワークノード(200、300、400、500)がGTPメッセージを作成する方法が示してある。GTPメッセージは、GTPヘッダと、その後に続く、事前規定されたIEタイプのセット内の特別なIEタイプに関連付けられた少なくとも1つのIEとを含む。IEは複数のフィールドを含み、ここで、特別なIEタイプは、IEの第1のオクテットでの既存の事前規定されたIEタイプフィールドにおいて符号化された値によって識別され、この方法は以下の動作を含んでいる。
特別な事前規定されたIEタイプの拡張である新規のIEタイプの追加セットの規定を可能にするように、IEの第4および第5のオクテット、またはIEの第5および第6のオクテットにおいてIEタイプ拡張フィールドが予約される、第1の動作1110。および、
事前規定されたIEタイプのセットに加えて、少なくとも1つの新規のIEタイプを規定するように予約済みのIEタイプ拡張フィールドが設定される、第2の動作1120。
GTOメッセージが、たとえば、コアネットワーク内の別のコアネットワークノード送信される、第3の動作1130。この動作は、任意選択でもよい。
図12には、本明細書に記載の例示的な実施形態の各動作を、動作可能に実行するように設定された例示的なコアネットワークノードが示してある。図9に示すように、コアネットワークノードは、プロセッサ装置910およびメモリ装置920を備えてもよい。このプロセッサ装置は、他のコアネットワークノードおよびユニットと動作可能に通信して、たとえば、図2に示すように、メモリ装置に記憶された命令を動作可能に実行するように設定されることが好ましい。このメモリ装置は、前記プロセッサ装置によって実行可能な命令を含んでおり、したがって本明細書に記載の例示的な実施形態の動作を実行するように例示的なネットワークノードが設定される。プロセッサ装置910は、本明細書に記載の例示的な実施形態の動作および機能を実行するように、メモリ装置に記憶された命令を実行できるようにする、任意の適切なデジタルおよびアナログの回路を備えてもよい。プロセッサ装置910およびメモリ装置920のデジタルおよびアナログの回路は、たとえば、SGW、PGW、MME、またはPCRFなどの既知のコアネットワークノードでのものと同じまたは類似のものでもよいが、各命令は、本明細書に記載の実施形態に固有のものである。
上で開示した例示的な実施形態のいくつかは、以下のように要約することができる。
第1の例示的な実施形態は、GTPメッセージを作成するためにコアネットワークノードにおいて実行される方法を対象としており、このGTPメッセージは、GTPヘッダと、その後に続く、事前規定されたIEタイプのセット内の特別なIEタイプに関連付けられた少なくとも1つのIEとを含み、このIEは複数のフィールドを含み、ここで特別なIEタイプは、IEの第1のオクテット内の事前規定されたIEタイプフィールド内で符号化された値によって識別され、この方法は、特別なIEタイプの拡張である新規のIEタイプの追加セットの規定を可能にするように、IEの第4および第5のオクテット、またはIEの第5および第6のオクテットにおいてIEタイプ拡張フィールドを予約することと、事前規定されたIEタイプのセットに加えて、少なくとも1つの新規のIEタイプを規定するように予約済みのIEタイプ拡張フィールドを設定することとを含む。
この方法はさらに、GTPメッセージを送信することを含む。
事前規定された特別なIEタイプは、将来使用するように予約された予備のIEタイプでもよい。
事前規定された特別なIEタイプは、プライベート拡張IEタイプでもよい。
コアネットワークノードは、SGWまたはPGWまたはMMEまたはPCRFのうちいずれか1つでもよい。
別の例示的な実施形態は、GTPメッセージを動作可能に生成するように設定されたコアネットワークノードを対象としており、このGTPメッセージは、GTPヘッダと、その後に続く、事前規定されたIEタイプのセット内の特別なIEタイプに関連付けられた少なくとも1つの情報要素(IE)とを含み、このIEは複数のフィールドを含み、ここで、特別なIEタイプは、IEの第1のオクテット内の事前規定されたIEタイプフィールド内で符号化された値によって識別され、ここで、このコアネットワークノードは、命令を含む持続的なメモリと、特別なIEタイプの拡張である新規のIEタイプの追加セットの規定を可能にするように、IEの第4および第5のオクテット、またはIEの第5および第6のオクテットにおいてIEタイプ拡張フィールドを予約し、事前規定されたIEタイプのセットに加えて、少なくとも1つの新規のIEタイプを規定するように予約済みのIEタイプ拡張フィールドを設定するための命令を動作可能に実行するように設定されたプロセッサとを含む。
コアネットワークノードは、GTPメッセージを動作可能に送信するように設定してもよい。
事前規定された特別なIEタイプは、将来使用するように予約された予備のIEタイプでもよい。
事前規定された特別なIEタイプは、プライベート拡張IEタイプでもよい。
コアネットワークノードは、SGWまたはPGWまたはMMEまたはPCRFのうちいずれか1つでもよい。
予備のIEタイプと予約済みのプライベート拡張IEタイプ(および、他のほとんどの事前規定されたIEも同様)との間の違いは、送信者が予約済みのIEタイプを使用している場合は、従来型の受信機がエラー処理をトリガするが、IEタイプが分からない場合には、予備のIEタイプを通知することなく破棄することである。
上記の例示的な実施形態に示すように、新規の予約済みIEタイプ拡張フィールドは、IE内のオクテット4および5、またはオクテット5および6を含んでもよく、各オクテットが、それぞれ8つのバイナリビットを含む。したがって、予約済みフィールドは、2オクテット、すなわち2×8=16ビットを含むことができる。これらの16ビットによって、特別なIEタイプの拡張である、216=65536個の新規のIEタイプの追加セットの規定が可能になる。
さらに、実施形態によっては、特別なIEタイプの拡張である新規のIEタイプの追加セットの規定を可能にするための、さらなるフィールドを予約してもよい。たとえば、オクテット7および8は、既に第1のフィールド内に予約されているオクテット5および6に加えて、第2のフィールド内に予約してもよい。ここで、例示的な2つの予約済みフィールドは、p(2n×8)個の新規のIEタイプの追加セットの規定を可能にするように互いに加算してもよく、ここで、予約済みフィールドの数はp=2であり、各フィールド内のオクテットの数はn=2である。これにより、2(22×8))=2(216)=2×65536=131072個の新規のIEタイプの追加セットの規定が可能になる。あるいは、例示的な2つの予約済みフィールドを互いに連結して、2pn8個の新規のIEタイプの追加セットの規定を可能にしてもよく、ここで、フィールドの数はp=2であり、各フィールド内のオクテットの数はn=2である。これにより、2(2×2×8)=232=4294967296個の新規のIEタイプの追加セットの規定が可能になる。予約済みのフィールドを互いに加算することは、より容易で、より後方互換性があるように思えるが、予約済みのフィールドを連結した場合のように多くの新規のIEタイプを規定することはできない。
IEは、符号化されたタイプ/値(TV)、または符号化されたタイプ/長さ/値(TLV)、または符号化されたタイプ/長さ/インスタンス/値(TLIV)でもよい。
事前規定されたIEタイプのセットは、256個の事前規定された異なるIEタイプのセットを提供する、8バイナリビットの1オクテットを含むタイプフィールド内で規定してもよい。

Claims (10)

  1. 汎用パケット無線サービス(GPRS)トンネリングプロトコル(GTP)メッセージを作成するためにコアネットワークノード(200、300、400、500)において実行される方法であって、前記GTPメッセージが、GTPヘッダと、その後に続く、事前規定された情報要素(IE)タイプのセット内の特別なIEタイプに関連付けられた少なくとも1つのIEとを含み、前記IEが複数のフィールドを含み、前記特別なIEタイプが、前記IEの第1のオクテット内の事前規定されたIEタイプフィールド内で符号化された値によって識別される、方法において、
    前記特別なIEタイプの拡張である新規のIEタイプの追加セットの規定を可能にするように、前記IEの第4および第5のオクテット、または前記IEの第5および第6のオクテットにおいてIEタイプ拡張フィールドを予約すること(1110)と、
    前記事前規定されたIEタイプのセットに加えて、少なくとも1つの新規のIEタイプを規定するように予約済みのIEタイプ拡張フィールドを設定すること(1120)と
    を含む、方法。
  2. 前記GTPメッセージを送信すること(1130)をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記事前規定された特別なIEタイプが、将来使用するように予約された予備のIEタイプである、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記事前規定された特別なIEタイプが、プライベート拡張IEタイプである、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記コアネットワークノードが、サービングゲートウェイ(SGW)(200)、PDNゲートウェイ(PGW)(300)、移動管理エンティティ(MME)(400)、またはポリシーおよび課金ルール機能(PCRF)(500)のうちのいずれか1つである、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 汎用パケット無線サービス(GPRS)トンネリングプロトコル(GTP)メッセージを動作可能に生成するように設定されたコアネットワークノード(200、300、400、500)であって、前記GTPメッセージが、GTPヘッダと、その後に続く、事前規定されたIEタイプのセット内の特別なIEタイプに関連付けられた少なくとも1つの情報要素(IE)とを含み、前記IEが複数のフィールドを含み、前記特別なIEタイプが、前記IEの第1のオクテット内の事前規定されたIEタイプフィールド内で符号化された値によって識別され、前記コアネットワークノード(200、300、400、500)が、
    命令を含むメモリ(920)と、
    前記特別なIEタイプの拡張である新規のIEタイプの追加セットの規定を可能にするように、前記IEの第4および第5のオクテット、または前記IEの第5および第6のオクテットにおいてIEタイプ拡張フィールドを予約し、
    前記事前規定されたIEタイプのセットに加えて、少なくとも1つの新規のIEタイプを規定するように予約済みのIEタイプ拡張フィールドを設定する
    ための命令を動作可能に実行するように設定されたプロセッサ(910)と
    を含む、コアネットワークノード(200、300、400、500)。
  7. 前記GTPメッセージを動作可能に送信するように設定される、請求項6に記載のコアネットワークノード。
  8. 前記事前規定された特別なIEタイプが、将来使用するように予約された予備のIEタイプである、請求項6または7に記載のコアネットワークノード。
  9. 前記事前規定された特別なIEタイプが、プライベート拡張IEタイプである、請求項6または7に記載のコアネットワークノード。
  10. サービングゲートウェイ(SGW)(200)、PDNゲートウェイ(PGW)(300)、移動管理エンティティ(MME)(400)、またはポリシーおよび課金ルール機能(PCRF)(500)のうちのいずれか1つである、請求項6から9のいずれか一項に記載のコアネットワークノード。
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