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JP6510190B2 - 収納型フレキシブル取っ手 - Google Patents
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JP6510190B2 - 収納型フレキシブル取っ手 - Google Patents

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Description

本出願発明は収納型取っ手に関する。
本発明は特に、皮革製品やラゲージからなる品物のための収納型取っ手に関する。これは、例えばソフトラゲージタイプの皮革製品であって、例えばバッグ、特にハンドバッグからなる品物である。
皮革製品やラゲージなどの品物を使用する際には、視覚的及び/又は物理的に最小限の空間を占有するために、少なくとも1つの取っ手を収納できるようにすると都合の良い場合が往々にしてある。
取っ手にとっては、品物を支持したり、必要ならばその中身も支持したりするのに充分なほど頑丈であることが更に望ましい。
このような性質、皮革や繊維や同様の材料から作られる品物にとっては特に重要なことである。何故なら、例えば仮に破れたりした場合、往々にして修理不可能となったり、特に縫合修理跡が残ってしまうような場合には、美観上受け入れられないばかりか品物の堅牢性という点でも局部的に脆弱な部分を生んでしまい、結果としてより容易く新たな亀裂を生じてしまうからである。
現在、数多くの収納型取っ手が存在しているが、その中の1つを図1に示す。この取っ手1は、支持部5に固定されるストラップ環(例えば、ストラップ環4)内でのスライドに適した握り2を備える。握り2の各端部(例えば、端部3)は通常、槍の先端のような形をしており、握り2が携行位置にある時、即ち少なくともその一部に支持部5が含まれるような品物を運ぶ際にストッパとなっている。バッグ不使用時、握り2は、少なくともその一部が支持部5の面に沿って延びる収納位置を選択されることができる。
しかしながら、そのような取っ手は、特に堅牢性の観点から、また実用性という点でも欠点を有している。
本発明の目的は、上述した欠点の少なくとも一部を克服することにあり、更に別の長所を導くことにある。
この目的を達成するため、第1の態様によれば、外面、内面及び少なくとも1つの貫通スロットを備える支持部と、前記少なくとも1つの貫通スロットを通過すると共に、前記支持部の内面側にある第1部分と前記支持部の外面側にある第2部分とを備えるフレキシブルな握りであって、前記握りの前記第1部分は少なくとも1つのストラップ環を備える、フレキシブルな握りと、少なくとも部分的に前記支持部の内面側に配置されると共に、前記握りの第1部分の前記少なくとも1つのストラップ環と協働する、少なくとも1つのガイドタブと、
少なくとも1つのストッパとを備える収納型取っ手であって、
前記握りは、少なくとも2つの位置、即ち、前記握りの第1部分の少なくとも1つのストラップ環が、前記少なくとも1つのストッパに接触する携行位置と、前記握りの第2部分が実質的に前記支持部の外面に沿って延びる収納位置と、のうちの一方を選択されるように構成され、前記握りは、握りの第1部分の前記少なくとも1つのストラップ環が前記少なくとも1つのガイドタブ上をスライドすることにより、前記携行位置から前記収納位置に移行する、収納型取っ手が提案される。
したがって、そのような取っ手は堅牢性を維持しながらも容易にスライドすることに適している。そのような取っ手は更に、使用後、握りの一端部が端部で巻き上がるのを防ぐことができる。
ストッパがあることで、特に握りが携行位置にある時、ストラップ環に対して移動の終了を成すことが可能となる。そのようなストッパは更に、支持部の内面側に形成されることが好ましい。
ガイドタブは、例えば縫製、リベット、飾り鋲、或いは接着剤によって支持部に固定される。ガイドタブが堅い場合には、その両端の内の一方によって固定される可能性がある。ガイドタブがフレキシブルな場合、同タブはその両端部で固定されることが好ましい。
実施形態によれば、前記少なくとも1つのストッパは、少なくとも部分的に前記少なくとも1つのスロットによって形成される。
別実施形態によれば、前記少なくとも1つのストッパは、少なくとも部分的に、例えば二角帽の形状をした前記少なくとも1つのガイドタブの突起によって形成される。このようなストッパを設けることで、特にその取っ手の対象とする品物が非常に重い場合、ともするとスロットを引き裂いてしまうような恐れのあるスロットへの引っ張りを防止することができる。
特別な実施形態によれば、前記少なくとも1つのガイドタブの突起は前記少なくとも1つのスロットに近接して形成される。これによりスロットによって作られる如何なる間隙も閉じることができ、取っ手の外観を向上することができる。
例えば、前記少なくとも1つのガイドタブの少なくとも一部分は、前記少なくとも1つのストラップ環と協働し、支持部の少なくとも内面に対して平行である。
好ましくは、前記握り、前記支持部、及び前記少なくとも1つのガイドタブの内の少なくとも1つは、少なくともその一部が皮革によって作られる。
取っ手の他端は如何なる手段によって支持部に取り付けることが可能である。他端は固定しても、或いは任意の手段によりスライドするように構成しても良い。必要ならば、他端は、先に提示したものと同一の手段によってスライドするように構成されることが好ましい。それ故、本発明の有益な態様によれば、先に説明した各特徴と全て、或いはそれらの内の幾つかを有する収納型取っ手であって、前記支持部は、第1スロットを形成する前記少なくとも1つの貫通スロットと、第2貫通スロットとを備え、
前記フレキシブルな握りは、前記第1スロットを通過する一方で第2スロットをも通過し、さらに前記第1スロットの手前側において前記支持部の内面側にある第1部分と、前記第1スロットと前記第2スロットとの間にあって前記支持部の外面側にある第2部分と、前記第2スロットの手前側において前記支持部の内面側にある第3部分とを備え、前記握りの前記第1部分は第1ストラップ環を形成する前記少なくとも1つのストラップ環を備え、前記握りの前記第3部分は第2ストラップ環を形成する少なくとも1つのストラップ環を備え、前記少なくとも1つのガイドタブは、少なくともその一部分が前記支持部の内面に配置され、少なくとも一部分が前記支持部の内面に配置される第1ガイドタブ及び第2ガイドタブを形成し、前記第1ガイドタブは前記握りの第1部分の前記第1ストラップ環と協働し、前記第2ガイドタブは前記握りの第3部分の前記第2ストラップ環と協働し、
前記少なくとも1つのストッパは第1ストッパ及び第2ストッパを形成し、
前記握りは、少なくとも2つの位置、即ち、前記握りの第1部分の第1ストラップ環が前記第1ストッパに接触すると共に、前記握りの第3部分の第2ストラップ環が前記第2ストッパに接触する携行位置と、前記握りの第2部分が実質的に前記支持部の外面に沿って延びる収納位置と、のうちの一方を選択されるように構成され、
前記握りは、前記握りの第1部分の前記第1ストラップ環が前記第1ガイドタブ上を、前記握りの第3部分の前記第2ストラップ環が前記第2ガイドタブ上を、共にスライドすることにより、前記携行位置から前記収納位置に移行する、収納型取っ手が提案される。
本発明の別の態様によれば、前述した特徴の全て、又はその幾つかを有した収納型取っ手を少なくとも1つ備え、少なくとも一部分がフレキシブルであるバッグも提案される。
特定実施形態によれば、前記少なくとも1つの収納型取っ手は、バッグの中身へのアクセスを可能にする開口部の第1の側部に位置される第1収納型取っ手を形成し、そのバッグは更に、前述した特徴の全て又はその幾つかを有して開口部の第2の側部に位置される第2収納型取っ手を少なくとも1つ備える。
第1収納型取っ手及び第2収納型取っ手は、夫々が開口部の端縁部に対して平行であることが好ましい。そのような位置関係により、特にバッグ携行時、開口部を閉じるために各端縁部は互いに対して踏み留まるといったような、開口部端縁部の構造化を可能にする。
好ましい実施形態によれば、バッグは更に、第3取っ手及び第4取っ手と呼ばれる2つの追加取っ手を備える。これにより、必要に応じて異なった状態でバッグを携行できるような4つの取っ手をバッグに設けることが可能になる。
その際、収納型取っ手は“内取っ手”として知られる取っ手を構成すると共に、追加の取っ手は“外取っ手”として知られる取っ手を構成する。“内(の)”によってここで意味するものは、取っ手が別の取っ手とバッグの開口部との間に位置するということである(取っ手がバッグの内側に位置するという意味ではない)。バッグが(内の)取っ手によって携行される際には、内取っ手は高い位置にある取っ手であり、外取っ手は低い位置にある取っ手となる。
例えば、第1収納型取っ手は第3取っ手と開口部との間に位置し、第2収納型取っ手は第4取っ手と開口部との間に位置する。
好ましくは、(携行位置における)第1収納型取っ手の握り及び第2収納型取っ手の握りは、第3取っ手の握り及び第4取っ手の握りの長さに等しいか又はそれより大きい長さを有する。このようにして、携行位置では、そのような内取っ手の長さによって、特に“腕曲げフック”スタイルでの携行が可能となる。
特に有益な実施形態によれば、第1収納型取っ手の握りと第2収納型取っ手の握りは、バッグが第3取っ手と第4取っ手によって携行されている状態では収納位置が選択される。この位置において、収納型取っ手は例えば、開口部を閉じることに貢献し、バッグの携行の邪魔はしない。加えて、内取っ手が収納可能であるという事実は、審美的な配慮、即ち内取っ手でバッグを持たない場合のバッグ上部の優雅さにも対応している。
実施形態によれば、直説的かつ非限定的に添付図面を参照することを前提とし、以下の詳細な説明を読むことで、本発明がより理解されその利点がさらに明らかとなるであろう。
従来技術による収納型取っ手を示した図である。 本発明の実施形態による収納型取っ手の上面斜視図である。 図2に示した収納型取っ手の下面斜視図である。 図2及び図3に示す収納型取っ手のスライドアクションの断面を示し、その握りが携行位置にある状態を示す図である。 図2及び図3に示す収納型取っ手のスライドアクションの断面を示し、その握りが携行位置にある状態を示す図である。 図2及び図3に示す収納型取っ手のスライドアクションの断面を示し、その握りが携行位置にある状態を示す図である。 本発明の第2実施形態の断面図である。 本発明の第3実施形態の断面図である。 図2から図4に示した本発明の実施形態による収納型取っ手によって形成された2つの外取っ手と2つの内取っ手から成る4つの取っ手を備えた、本発明の実施形態によるバッグの上部を示す図である。 図7に示したバッグの前方図である。 図7に示したバッグの前方図である。 図7から図9に示したバッグの上面斜視図である。 外取っ手を用いて携行位置にある、図7から図10に示したバッグを示す図である。
図1から図11までに示された同一要素は同一番号によって識別される。
ここで留意すべきことは、図2から図6は本発明による収納型取っ手の一端、例えば左端だけを示しているということである。他方の端部については、例えば固定されたものであるか、或いは任意システムを用いた収納型となる。その端部は特に、以下に説明する端部と同じものである可能性もある。
図2から図4を参照するに、本発明の実施形態による収納型取っ手10は、支持部50、握り20、及びガイドタブ40を備える。
支持部50は外面51、内面52、及び握り20が通過する貫通スロット60を備える。スロット60は握り20の一部分を覆う舌部61を形成するため、ここでは半月形状を有する。舌部は、スロット60内での握り20のスライドを容易にし、かつガイドすることを可能にすると共に、間隙の発生を防止して外観を向上する。
当然ながら“外(の)”と“内(の)”という用語は、以下の説明を容易ならしめるため、通常の使用に従って、ここでは慣例によって使用される。したがって、“外面”として記述される支持部の面は、通常、握られることを目的とする取っ手部分、即ち握りの中央部分が位置するような物品の側として方向付けされる。
ここではフレキシブルな握り20は、支持部50の内面52側に位置する第1部分21と、支持部50の外面51側に位置する第2部分22とを備える。第2部分22は少なくとも部分的に、握られることを目的とした取っ手部分を形成する。
握り20の第1部分21は、ここではガイドタブ40を取り囲むストラップ環30を備える。ストラップ環30はここでは握り20の第1部分21の自由端に位置する。このストラップ環は特に、材料を節約すること、握り20に長い移動を設けること、及び/又はストラップ環30を超えて延びてしまうような握り20の任意部分が端部で丸まってしまったり握り20のスライドを邪魔したりするのを防止することを可能にする。図示した例によれば、ストラップ環30は握り20の第1部分21よりも幅広である。更に、ストラップ環30はスロット60通過を防止するため、スロット60よりも幅広であることが好ましい。
特定の実施形態によれば、握り20はその両端に対し中央域に向けて、即ちその第2部分22において拡大化される。そのような拡大化は人間工学上、改善をもたらすものである。このような改善は又、握り20のスロット60通過をチェックすることを可能にしたり、特に握りがその両端部の少なくとも一方によって、例えばガイドタブのような別の要素に取り付けられていない場合には握り20がスロット60を完全に通過できてしまうのを回避することを可能にする。
図示するように、ガイドタブ40はここでは支持部50の内面52の側に配置される。本実施形態では、ガイドタブ40はその第1端部41と第2端部42によって支持部50の内面52上に縫い付けられる。そのガイドタブの少なくとも一部は、例えばタブ自体に一定の堅牢性とフレキシビリティを与える皮革から製造される。別の実施形態としては、図示しないが、仮にガイドタブが例えば金属棒によって実現されるのであれば、単一の端部による固定で充分となるであろう。
したがって、ガイドタブ40はここでは支持部50の内面52に対して実質上、平行である。支持部50がピンと張ったものであったり平坦に配置された場合、ガイドタブは例えば支持部50の内面52に対して押し付けられる。
ガイドタブ40はその2端部41、42間に少なくとも1つの部分45を有する。この部分の幅はここでは一定であり、ストラップ環30がタブ上を自由にスライドできるように、握り20の第1部分21にあるストラップ環30と協働する。図示しないが、想定し得る別の実施形態によれば、ガイドタブ40の前記部分45を(その幅に関して)楕円形、又は(厚みに関して)ドーム型にすることで、実質上その中間部に向けて拡大化してチェック部を成し、握り20を携行位置や収納位置に保持するのをアシストするようにしても良い。ここでは第2端部42は、ストラップ環がガイドタブ40の前記部分45上をスライドする際にストラップ環30の移動ストッパとして作用する二角帽形状の突起43を有する。
更に、第2端部42は、ここでは前記突起43が少なくともスロット60を内面52側で覆うように、スロット60近くで支持部50の内面52に縫い付けられる。これにより特に、スロット60を一方の側からマスクすることができ、間隙が生じるのを回避することができる。この縫い付けはスロット60に舌部61があることによって補強される。
更に、突起43はこのようにして、ガイドタブ40上でのストラップ環30の移動に関してスロット60よりも上流側に位置することとなり、これによりストラップ環30がスロット60に突き当たって、これを引っ張り、スロットにダメージを与えたり裂いたりするようなことを回避することができる。しかるに、ここで説明し、特に図3に示した実施形態では、ガイドタブ40の部分45は突起43から第1端部41へと延びる。尚、第1端部41は丸みを帯びた形か曲線状、或いはカットオフされた角部を伴う長方形であることが好ましい。同端部は他の形状を有することも可能である。
したがって、収納型取っ手10はここでは突起43によって形成されるストッパを備える。とは言っても、ストッパはこれらとは異なる形、例えばスロット60のリムや何らかの追加要素によって形成される場合もある。そのストッパにより、握り20が携行位置にある時、概ねストラップ環30に対して移動に終点を成すことが可能となる。ストッパは支持部50の内面52側に形成されることが好ましい。
オプションとして、ここでは図示したように、ガイドタブ40は支持部50の端縁部53に対して平行に位置決めされる。そのような配置により、特に端縁部53を構造化することができる。
本発明の実施形態によれば、握り20は少なくとも2つの位置、即ち、
握り20の第1部分21のストラップ環30がストッパと接触する携行位置と、
握り20の第2部分22が実質的に支持部50の外面51に沿って延びる収納位置と、を選択されるよう構成され、握り20の第1部分21のストラップ環30がガイドタブ40上をスライドすることで、握り20が携行位置から収納位置にと通過する。並行して、その際スロット60内では握り20のスライドが行われる。
ストラップ環30とガイドタブ40との協働により、特に、取っ手20の端部が摩耗状態にあるガイドタブ両端部において巻き上がるのを防止することができる。取っ手は(少なくともタブ部分45を介して)支持部50の内面52に追随するガイドタブ40によってガイド(即ち、拘束)される。支持部50の内面52に追随するガイドタブ40の部分45は、取っ手20の携行位置と収納位置との間で定められたストラップ環の移動距離に等しいか、或いはそれより大きい長さを持つことが好ましい。
これらの位置と一方から他方への経過を図4aから図4cに示す。
図4aは携行位置を示している。この位置では握り20の第1部分21のストラップ環30は、ここではガイドタブ40の突起43によって形成されるストッパと接触状態にある。そのような突起43はガイドタブ40の端部42で形成されるため、仮に携行物が非常に重い場合に、例えばスロットを引き裂くようなダメージを与えることになる、携行の際のスロット60への引っ張りを防止することができる。
この位置では、握り20の第1部分21(即ち、支持部50の内面側に位置する握り部分)は、特に突起43によって形成されるストッパがスロット60に極めて接近して位置するために非常に小さい。これにより、握り20の第2部分22が可能な限り長くなるように、ユーザーにための握り20の長さを可能な限り最大にすることが可能となる。これは又、支持部50を重さの影響下に置くというリスクを限定することも可能になる。即ち、そのようなガイドタブ40の一端に位置する突起は、スロット60を貫く間隙の発生を回避することに貢献しつつ握り20に対し長い移動距離を与えることを可能にする。
図4bは、ストラップ環30がガイドタブ40、正確に言えば部分45上をスライドしている瞬間に対応する中間位置を示している。これは、同時にスロット60を通過して握り20をスライドさせることにもなる。結果として、握り20の第1部分21は、握り20の第2部分22が小さくなるに伴って大きくなる。
そして図4cは収納型取っ手の収納位置を示している。この位置では、握り20の第1部分21のストラップ環30とストッパ(ここでは、突起53)とは、携行位置でのそれらの配置に対して、互いから離れている。この位置では、握り20の第2部分22は、出来るだけ遠くの見えないところに位置させるため、ここでは支持部50の外面51に対して圧迫された形で平坦な状態に置かれる。
ここではストラップ環30の動作は、ガイドタブ40の長さと位置に対する握り20の長さによって、収納位置において制限される。
特定実施形態によれば、ストラップ環30は、収納位置において、例えばガイドタブ40の端部41近くに形成されることになる別の突起からなる別のストッパに当接する。
図5及び図6は本発明のその他の好ましい実施形態を示している。簡略にするため、これまで説明したものと共通の要素については再度説明を行わず、同じ参照番号を付すこととする。
図5の実施形態は、ここではガイドタブ40の第2端部42が位置決め固定され、例えば支持部50の外面51に縫い付けられている点で異なっている。したがって、ここではガイドタブ40はスロット60を通過している。そして、ここではストッパはスロット60の縁だけでなく、ガイドタブ40の折り曲げ部44によっても形成される。したがって本例によれば、支持部50の内面52に対して平行であってかつ支持部50がピンと張られて平坦な状態になった時に支持部50の内面52に押し付けられるガイドタブ40の部分45は、第1端部41と折り曲げ部44との間からなるガイドタブ40部分から形成される。ガイドタブ40の部分45はストラップ環30のスライドを可能にするため、これまでと同様に一定幅を有し、握り20の第1部分21にあるストラップ環30と協働する。加えて、ガイドタブ40の部分45は少なくともストラップ環30の移動距離に等しい長さを有する。
図6の実施形態は、ここでは第1端部41と第2端部42とが支持部50の外面51上に、例えば縫われるなどして位置決め・固定されるという点で異なったものとなっている。したがって、ガイドタブ40の第1端部41は第2スロット62を通り、ガイドタブ40の第2端部42は第3スロット63を通る。とはいえ、特定の実施形態によってはガイドタブ40の第2端部42を通す第3スロット63はスロット60と統合することも可能である。
ここではストッパは又、スロット60の縁によって形成される。支持部50の内面52に平行であってかつ、支持部50がピンと張って平坦な状態に置かれた時に支持部50の内面52に対して押圧されるガイドタブ40の部分45は、本実施形態によれば、第2スロット62から少なくともスロット60まで延びるガイドタブ40の部分によって形成されるか、或いは、第3スロット63はここでは収納位置から携行位置までのストラップ環30の移動方向においてスロット60の後に位置することになるため、第2スロット62から第3スロット63まで延びるガイドタブ40の一部分によって形成される。したがって、ガイドタブ40の部分45はストラップ環30の移動長さよりも大きな長さを有し、好ましくは、握り20の第1部分21のストラップ環30がタブ上を自由にスライドできるように一定幅を有する。
特に好ましい本発明の実施形態において、図2から図6に示されない収納型取っ手10の他の部分は、前述したそれと同様となる。したがってその要素についてはここでは詳細には説明せず、対応する前述要素については同じ参照番号に“’”という追加表記を付して以下、説明する。
図7から図11は、2つの同一端部を伴って例えば、前述したような収納型取っ手を備えたバッグの例を示している。より正確に言えば、同バッグは第1パネル71−1上に10−1の参照番号を付けた第1の収納型取っ手と、第2パネル71−2上に10−2の参照番号を付けた第2の収納型取っ手とを備える。このため、第2収納型取っ手10−2はパネル71−2の外面から見ることができ、第1収納型取っ手10−1は、第2パネル71−2の反対側で、スライドシステムを見せるバッグ開口部70を通して第1パネル71−1の内面から見ることができる。
本実施形態によれば、バッグは概してフレキシブルなものである。例として、ベースはフレキシブルでも、堅くても、反剛性を持つものでも良い。ベースは主として、第1パネル71−1と第2パネル71−2とから成り、それらは好ましくは同一であって、夫々、バッグ中身へのアクセスを可能にする開口部70を画定する端縁部72−1、72−2を有する。
このため、第1収納型取っ手10−1はバッグ中身へのアクセスを可能にする前記開口部70の第1の側に位置し、第2収納型取っ手10−2は開口部70の第2の側に位置する。
明瞭化のため、第1収納型取っ手10−1に関係した要素は、図2から図6に示した要素の説明に用いられたそれらのものと同じ参照番号に“−1”の添え字を付けて表示されており、第2収納型取っ手10−2に関係した要素は、以前と同じ参照番号に“−2”の添え字を付けて表示される。以下、概して1つの要素に対し説明がなされる場合、当該要素が属する収納型取っ手にかかわらず、要素は添え字なしで参照される。
したがって、第1パネル71−1は第1収納型取っ手10−1の支持部50−1を形成する。第1パネル71−1は第1スロット60−1と第2スロット60’−1を備える。フレキシブルな握り20−1は第1スロット60−1を通過する一方、第2スロット60’−1をも通過する。握りは、第1スロット60−1の手前側において支持部50−1の内面52−1側に第1部分21−1と、第1スロット60−1と第2スロット60’−1との間において支持部50−1の外面51−1側に第2部分22−1と、第2スロット60’−1の手前側において支持部50−1の内面52−1側に第3部分21’−1とを備える。握り20−1の第1部分21−1は第1ストラップ環30−1を備え、握り20−1の第2部分21’−1は第2ストラップ環30’−1を備える。
第1ガイドタブ40−1と第2ガイドタブ40’−1は、少なくとも部分的に支持部50−1の内面52−1上に配置される。第1ガイドタブ40−1は握り20−1の第1部分21−1の第1ストラップ環30−1を通過し、第2ガイドタブ40’−1は握り20−1の第3部分21’−1の第2ストラップ環30’−1を通過する。
前述したように、第1収納型取っ手10−1は、ここでは第1ガイドタブ40−1の突起43−1から形成される第1ストッパだけでなく、ここでは第2ガイドタブ40’−1の突起43’−1から形成される第2ストッパを備える。
このようにして握り20−1は携行位置と収納位置のいずれか一方を選択されるように構成される。携行位置においては、握り20−1の第1部分21−1の第1ストラップ環30−1は第1ストッパと接触すると共に、握り20−1の第3部分21’−1の第2ストラップ環30’−1が第2ストッパと接触する。収納位置においては、握り20−1の第2部分22−1が実質上、支持部50−1の外面51−1に沿って延びる状態となる。
その時、握り20−1が第1スロット60−1と第2スロット60’−1の中でスライドすると共に、握り20−1の第1部分21−1の第1ストラップ環30−1が第1ガイドタブ40−1上をスライドし、握り20−1の第3部分21’−1の第2ストラップ環30’−1が第2ガイドタブ40’−1上をスライドすることで、握り20−1は携行位置から収納位置へと通過する。
第1収納型取っ手10−1の第1ガイドタブ40−1と第2ガイドタブ40’−1は、握りがその携行位置から収納位置へと移った際に、握り20−1が同じ長手軸線を保持するように、一方のガイドタブが他方のガイドタブからつながるように位置決めされることが好ましい。更に、それらのガイドタブはパネル71−1の端縁部72−1に対して平行になるように有利に配置されており、それにより開口部70の端縁部72−1の構造化を可能にしている。
ここでは、第2収納型取っ手10−2は第1収納型取っ手10−1と同一である(即ち、添え字“−1”を添え字“−2”で置き換えることで、後者の説明が収納型取っ手10−2に適用される)。
収納型取っ手10を開口部70の各端縁部72に平行に位置決めすることは、特に収納位置では、端縁部72の構造化を可能にし、したがって開口部70を閉じ位置に保持するのに貢献することができる。
本実施形態では、バッグは更に第3の追加取っ手100−3と第4の追加取っ手100−4とを備える。
第3追加取っ手100−3は握り200−3を備え、第4追加取っ手100−4は握り200−4を備える。追加取っ手100は例えば図1に示したような標準的な取っ手とすることができる。しかしながら、追加取っ手は如何なる種類のものでも良く、特に本発明の実施形態による収納型取っ手に適合させ、それと同様なものでも、或いは異なるものでも良い。
ここでは追加取っ手100の各々は、各パネル71上で、収納型取っ手10が追加取っ手100と開口部70の端縁部72との間に位置するようにパネル71上に配置される。
このようにして本実施形態によれば、収納型取っ手10は内取っ手として知られる取っ手を成し、追加取っ手100は外取っ手として知られる取っ手を成す。“内(の)”によってここで意味するものは、取っ手が別の取っ手とバッグの開口部との間に位置するということである(取っ手がバッグの内側に位置するという意味ではない)。図示されたバッグの形状を参照するに、バッグが内取っ手によって携行される際には、内取っ手は高い位置にある取っ手であり、外取っ手は低い位置にある取っ手となる。
内取っ手の握りの外部分の(携行位置での)長さは、特に人間工学的理由から外取っ手の握りの長さよりも大きいことが好ましい。即ち、そのような内取っ手の長さにより、特に“腕曲げフック”スタイルでの携行が可能となる。
図示されたバッグは、このようにして4つの取っ手、即ち2つの内取っ手と2つの外取っ手を備える。バッグは、内取っ手によってバッグが携行される際には大容積として知られるような容積を提供するためと、外取っ手によってバッグが携行される際には小容積として知られる容積を提供するため、このように構成される。即ち、バッグの容積は必要に応じて調整可能である。
バッグがかなり満杯の状態で、往々にして更に重量が加わる程、利用可能な大容積を必要とする場合には、より大きな応力に対抗できることから内取っ手(収納型取っ手10)を使用することが可能である。
図8及び図9は、図7を参照して説明したバッグであって、携行位置にある収納型取っ手10である内取っ手によって携行されるように構成されたバッグを示している。その際の追加取っ手100は、出っ張りを出来るだけ小さく抑えるべく収納されることが好ましい。
図10は、図7を参照して説明したバッグの斜視上面図であって、ここでは収納型取っ手10である内取っ手を使用する携行位置と、ここでは追加取っ手100である外取っ手を使用する携行位置との間の中間位置にある状態を示している。尚、後者の携行位置では、収納型取っ手10は収納位置にあることが好ましい。
図11は、図7を参照して説明したバッグの、外取っ手を用いて携行される状態を示している。この時、内取っ手(好ましくは、収納型取っ手10)は収納されている。バッグのこの状態では、内取っ手は、例えば開口部70の閉じに更に貢献しており、バッグの携行に邪魔となることはない。加えて、内取っ手が収納可能であるという事実は、審美的な配慮、即ち内取っ手でバッグを持たない場合のバッグ上部の優雅さにも対応している。
この位置ではバッグのパネル71は湾曲しており、その際には外取っ手が最高点を形成する。
尚、前述した例は内取っ手を引用しており、それが本発明の実施形態による収納型取っ手となっているが、他の種類の取っ手も使用可能であることに留意されたい。
特定の実施形態によれば、例えば前述したようなバッグは少なくともその一部分が皮革、模造皮革、繊維、又はその他のフレキシブル材料から作られるか、或いはそのような材料同士を組み合わせたものから作られる。
オプションとして、バッグは更に、バッグを携行する別のオプションを提供する肩ストラップ80を備える。
当然ながら、本発明は以上の説明や添付図面のどちらにも限定されず、特に特定の要求を満足するために当業者の範囲内で如何なる変形例に対しても展開するものである。

Claims (14)

  1. 外面(51)、内面(52)及び少なくとも1つの貫通スロット(60)を備える支持部(50)であって、前記貫通スロット(60)は該支持部の外面から内面まで貫通する、支持部(50)と、
    前記少なくとも1つの貫通スロット(60)を通過すると共に、前記支持部(50)の内面(52)側にある第1部分(21)と前記支持部(50)の外面(51)側にある第2部分(22)とを備えるフレキシブルな握り(20)であって、前記握り(20)の前記第1部分(21)は少なくとも1つのストラップ環(30)を備える、フレキシブルな握り(20)と、
    少なくとも部分的に前記支持部(50)の内面(52)側に配置されると共に、前記握り(20)の第1部分(21)の前記少なくとも1つのストラップ環(30)と協働する少なくとも1つのガイドタブ(40)であって、前記ストラップ環は該ガイドタブを取り囲んでいる、少なくとも1つのガイドタブ(40)と
    少なくとも1つのストッパと
    を備える収納型取っ手(10)であって、
    前記握り(20)は、少なくとも2つの位置、即ち、
    前記握り(20)の第1部分(21)の少なくとも1つのストラップ環(30)が、前記少なくとも1つのストッパに接触する携行位置と、
    前記握り(20)の第2部分(22)が実質的に前記支持部(50)の外面(51)に沿って延びる収納位置と、
    のうちの一方を選択されるように構成され、
    前記握り(20)は、前記握り(20)の前記第1部分(21)の前記少なくとも1つのストラップ環(30)が前記少なくとも1つのガイドタブ(40)上をスライドすることにより、前記携行位置から前記収納位置に移行する、収納型取っ手(10)。
  2. 前記少なくとも1つのストッパの少なくとも一部分は、前記少なくとも1つのスロット(60)より形成される、請求項1に記載の収納型取っ手(10)。
  3. 前記少なくとも1つのストッパの少なくとも一部分は、前記少なくとも1つのガイドタブ(40)の突起(43)より形成される、請求項1に記載の収納型取っ手(10)。
  4. 前記少なくとも1つのガイドタブ(40)の前記突起(43)は、前記少なくとも1つのスロット(60)に近接して形成される、請求項3に記載の収納型取っ手(10)。
  5. 前記少なくとも1つのガイドタブ(40)の少なくとも一部分(45)は、前記少なくとも1つのストラップ環(30)と協働し、前記支持部(50)の少なくとも前記内面(52)に対して平行である、請求項1から4の何れか一項に記載の収納型取っ手(10)。
  6. 前記握り(20)、前記支持部(50)及び前記少なくとも1つのガイドタブ(40)のうちの少なくとも1つは、少なくとも部分的に皮革から作られる、請求項1から5の何れか一項に記載の収納型取っ手(10)。
  7. 前記支持部(50)は、第1スロットを形成する前記少なくとも1つの貫通スロット(60)と、第2貫通スロット(60’)とを備え、
    前記フレキシブルな握り(20)は、前記第1スロット(60)を通過する一方で第2スロット(60’)をも通過し、さらに前記第1スロット(60)の手前側において前記支持部(50)の内面(52)側にある第1部分(21)と、前記第1スロット(60)と前記第2スロット(60’)との間にあって前記支持部(50)の外面(51)側にある第2部分(22)と、前記第2スロット(60’)の手前側において前記支持部(50)の内面(52)側にある第3部分(21’)とを備え、前記握り(20)の前記第1部分(21)は第1ストラップ環(30)を形成する前記少なくとも1つのストラップ環(30)を備え、前記握り(20)の前記第3部分(21’)は第2ストラップ環(30’)を形成する少なくとも1つのストラップ環(30)を備え、
    前記少なくとも1つのガイドタブ(40)は少なくともその一部分が前記支持部(50)の内面(52)に配置され、少なくとも一部分が前記支持部(50)の内面(52)に配置される第1ガイドタブ(40)及び第2ガイドタブ(40’)を形成し、前記第1ガイドタブ(40)は前記握り(20)の第1部分(21)の前記第1ストラップ環(30)と協働し、前記第2ガイドタブ(40’)は前記握り(20)の第3部分(21’)の前記第2ストラップ環(30’)と協働し、
    前記少なくとも1つのストッパは第1ストッパ及び第2ストッパを形成し、
    前記握り(20)は、少なくとも2つの位置、即ち、
    前記握り(20)の第1部分(21)の第1ストラップ環(30)が前記第1ストッパに接触すると共に、前記握り(20)の第3部分(21’)の第2ストラップ環(30’)が前記第2ストッパに接触する携行位置と、前記握り(20)の第2部分(22)が実質的に前記支持部(50)の外面(51)に沿って延びる収納位置と、
    のうちの一方を選択されるように構成され、
    前記握り(20)は、前記握り(20)の第1部分(21)の前記第1ストラップ環(30)が前記第1ガイドタブ(40)上を、前記握り(20)の第3部分(21’)の前記第2ストラップ環(30’)が前記第2ガイドタブ(40’)上を、共にスライドすることにより、前記携行位置から前記収納位置に移行する、請求項1から6の何れか一項に記載の収納型取っ手(10)。
  8. 請求項1から7の何れか一項に記載の収納型取っ手(10)を少なくとも1つ備え、少なくとも部分的にフレキシブルなバッグ。
  9. 請求項8に記載のバッグであって、前記少なくとも1つの収納型取っ手(10)は、前記バッグの中身へのアクセスを可能にする開口部(70)の第1の側部に位置される第1収納型取っ手(10−1)を形成し、前記バッグは更に、前記開口部(70)の第2の側部に位置される、請求項1から7の何れか一項に記載の第2収納型取っ手(10−2)を少なくとも1つ備える、バッグ。
  10. 前記第1収納型取っ手(10−1)及び前記第2収納型取っ手(10−2)は夫々、前記開口部(70)の端縁部(72−1、72−2)に対して平行である、請求項9に記載のバッグ。
  11. 更に、第3取っ手(100−3)及び第4取っ手(100−4)と呼ばれる、2つの追加取っ手(100)を備える、請求項8から10の何れか一項に記載のバッグ。
  12. 前記第1収納型取っ手(10−1)は前記第3取っ手(100−3)と前記開口部(70)との間に位置し、前記第2収納型取っ手(10−2)は前記第4取っ手(100−4)と前記開口部(70)との間に位置する、請求項9に従属する請求項11に記載のバッグ。
  13. 前記第1収納型取っ手(10−1)の握り(20−1)及び前記第2収納型取っ手(10−2)の握り(20−2)は、前記第3取っ手(100−3)の握り(200−3)及び前記第4取っ手(100−4)の握りの長さに等しいか又はそれより大きい長さを有する、請求項12に記載のバッグ。
  14. 前記第1収納型取っ手(10−1)の握り(20−1)及び前記第2収納型取っ手(10−2)の握り(20−2)は、前記第3取っ手(100−3)及び前記第4取っ手(100−4)を使用してバッグが携行される状況では、前記収納位置に選択される、請求項12又は13に記載のバッグ。
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