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JP6513466B2 - 通信端末、通信端末の制御方法、および制御プログラム - Google Patents
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JP6513466B2 - 通信端末、通信端末の制御方法、および制御プログラム - Google Patents

通信端末、通信端末の制御方法、および制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線通信を行う通信部と、設定されたクロック周波数で動作する動作部と、を備えた通信端末に関し、より詳細には、動作部のクロック周波数と無線通信の使用周波数とが干渉しないようにする機能を備えた通信端末に関する。
携帯電話機のように、無線通信を行う通信部に加えて各種デバイスを備えた通信端末では、デバイスを動作させるクロック信号が無線通信に使用する周波数に干渉して通信障害が生じることが知られており、このような障害を回避するための技術が開発されている。例えば、下記の特許文献1には、基地局から通信チャネルが指定された際に、その通信チャネルと相互干渉が起きないように、CPU(Central Processing Unit)のクロック信号周波数を調整する技術が開示されている。
特開平7−303079号公報(1995年11月14日公開)
近時では、MVNO(Mobile Virtual Network Operator)等が通信事業に参入を進めており、通信端末の購入時には存在しなかった通信事業者が利用されることもある。また、近時ではSIM(Subscriber Identity Module)ロックフリーの通信端末も普及しつつあり、購入当所には使用されていなかった通信事業者が、後になって使用されることも一般的になりつつある。
このように、近時では、1つの通信端末が利用可能な通信事業者が増加したり、利用される通信事業者が切り替えられたりするケースが増えつつある。しかしながら、特許文献1の技術では、予め適切なクロック信号周波数を記録しておく必要があるため、通信事業者の増加や切り替えに対応することが難しい。
本発明は、この問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、通信事業者の増加や切り替えにも柔軟に対応して、動作部を動作させるクロック周波数を、通信周波数帯域と干渉しない周波数に調整することのできる通信端末等を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る通信端末は、無線通信を行う通信部と、設定されたクロック周波数で動作する動作部と、を備えた通信端末であって、通信事業者の使用する通信周波数帯域と干渉しないクロック周波数を通信事業者毎に管理する管理サーバにアクセスすることにより、上記通信部を介した無線通信に利用する通信事業者に応じたクロック周波数を特定する周波数特定部と、上記周波数特定部が特定したクロック周波数で上記動作部を動作させる動作クロック設定部と、を備えている。
また、本発明の一態様に係る通信端末の制御方法は、上記の課題を解決するために、無無線通信を行う通信部と、設定されたクロック周波数で動作する動作部と、を備えた通信端末の制御方法であって、通信事業者の使用する周波数帯域と干渉しないクロック周波数を通信事業者毎に管理する管理サーバにアクセスすることにより、上記通信部を介した無線通信に利用する通信事業者に応じたクロック周波数を特定する周波数特定ステップと、上記周波数特定ステップにて特定したクロック周波数で上記動作部を動作させる動作クロック設定ステップと、を含む。
本発明の上記各態様によれば、通信事業者の増加や切り替えにも柔軟に対応して、動作部を動作させるクロック周波数を、通信周波数帯域と干渉しない周波数に調整することができるという効果を奏する。
本発明の一参考例に係る通信端末の要部構成の例を示すブロック図である。 上記通信端末がクロック周波数の設定に用いる対応周波数情報の一例を示す図である。 上記通信端末の起動時に行われる処理の一例を示すフローチャートである。 SIMカードが装着されていない場合でもクロック周波数の設定が可能な通信端末の起動時に行われる処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る通信システムを構成する通信端末と管理サーバの要部構成の一例を示すブロック図である。 上記管理サーバが格納するサーバ側対応周波数情報の一例を示す図である。 上記通信端末の起動時に行われる処理の一例を示すフローチャートである。 ローミングに対応したサーバ側対応周波数情報の一例を示す図である。
〔参考例1〕
以下、本発明の参考例について、図1から4に基づいて詳細に説明する。
〔通信端末の構成〕
まず、本参考例に係る通信端末1の構成を図1に基づいて説明する。図1は、通信端末1の要部構成の一例を示すブロック図である。図示のように、通信端末1は、制御部10、記憶部(所定の記録媒体)20、SIMカード(所定の記録媒体)30、基準クロック生成部40、無線通信部(通信部)50、および動作部60を備えている。なお、同図ではSIMカード30を通信端末1の構成要素である他のブロックと同様に記載しているが、厳密には、通信端末1は図示しないSIMカードスロットを備えており、SIMカード30はここに装着されている。
通信端末1は、無線通信機能を備えた端末装置である。より詳細には、通信端末1は、装着しているSIMカード30に記録された通信事業者の基地局を介して他の装置と無線通信する。通信端末1は、所定の通信事業者の基地局を介して他の装置と無線通信する機能を備えていればよく、例えば、携帯電話機やスマートフォン等の装置であってもよい。
制御部10は、通信端末1の各部を統括して制御するものであり、識別情報取得部(識別情報記録処理部)11、周波数特定部12、動作クロック設定部13、および無線制御部14を含む。
識別情報取得部11は、国を識別する国識別情報と通信事業者を識別する事業者識別情報とを所定の記録媒体から取得する。より詳細には、識別情報取得部11は、SIMカード30に記録されている国コードを上記国識別情報として取得し、同じくSIMカード30に記録されている通信事業者コードを上記事業者識別情報として取得する。そして、識別情報取得部11は、取得した情報(国コードおよび通信事業者コード)を周波数特定部12に出力する。
周波数特定部12は、動作部60を動作させるクロック周波数を特定する。具体的には、周波数特定部12は、通信端末1が起動されると、対応周波数情報22に含まれるクロック周波数の初期値を、動作部60を動作させるクロック周波数として特定する。また、周波数特定部12は、識別情報取得部11から国コードおよび通信事業者コードが出力されると、対応周波数情報22を参照して、出力された国コードおよび通信事業者コードに対応するクロック周波数を特定する。そして、周波数特定部12は、上記のようにして特定したクロック周波数を動作クロック設定部13に出力する。
動作クロック設定部13は、無線通信に使用する周波数帯域と干渉しない(無線通信部50が使用する周波数チャネルに影響を与えない)周波数で動作部60を動作させるものであり、1つの動作部60に対して1つ設けられている。つまり、動作部60を複数備えている場合には、そのそれぞれについて動作クロック設定部13が設けられる。具体的には、動作クロック設定部13は、基準クロック生成部40が生成する基準クロック信号を入力として、通信周波数帯域と干渉しない周波数のクロック信号である入力クロックを生成し、動作部60へ入力する。そして、動作部60は、図示しない動作クロック生成部により、上記の入力クロックを逓倍した動作クロックを生成し、この動作クロックにて動作する。なお、複数の動作部60が同じクロック周波数で動作する場合、これらの複数の動作部60に対して一つの動作クロック設定部13が設けられていてもよい。
無線制御部14は、通信事業者の基地局に通信端末1の位置登録を行う。この位置登録により、通信端末1は、無線通信部50を介して他の装置と無線通信することが可能になる。
記憶部20は、通信端末1にて扱われる各種データを記憶する。図示の例では、国・事業者識別情報21と対応周波数情報22が記憶部20に記憶されている。なお、記憶部20は、通信端末1から着脱可能な記録媒体(記録装置)であってもよい。国・事業者識別情報21は、通信端末1が無線通信する際に所在する国、および無線通信に利用する通信事業者を示す情報(事業者識別情報)である。国・事業者識別情報21の詳細は参考例2で説明する。また、対応周波数情報22は、各通信事業者についてその通信事業者が使用する通信周波数帯域と干渉しないクロック周波数を示す情報である。
SIMカード30は、通信端末1が無線通信部50を介した無線通信を行うために必要な各種情報を記録した記録媒体である。SIMカード30には、電話番号等の情報の他に、国コードおよび通信事業者コードが記録されている。
基準クロック生成部40は、動作部60を動作させるクロック信号の基準となる基準クロック信号を生成し、制御部10に出力する。
無線通信部50は、通信端末1が他の装置と無線通信するためのものであり、無線周波数信号の送受信に関する各種処理を行う。なお、無線通信部50は、他の装置との無線通信を開始するに先立ち、図示しないアンテナを介して無線通信の基地局にアクセスして通信端末1の位置登録を行う。これにより、通信端末1の現在位置に応じた基地局を介して、他の装置と無線通信を行うことが可能になる。
動作部60は、制御部10の制御に従って動作するものである。なお、図示の例では、1つの動作部60を示しているが、上述のように、動作部60の数は特に限定されない。また、動作部60は、設定されたクロック周波数で動作するもの(デバイス)であればよく、例えばLCD(Liquid Crystal Display)やカメラであってもよい。
〔対応周波数情報の例〕
対応周波数情報22は、各通信事業者について、その通信事業者が使用する通信周波数帯域と干渉しないクロック周波数を示すものであれば特に限定されないが、例えば図2のような情報であってもよい。図2は、対応周波数情報22の一例を示す図である。図示の対応周波数情報22は、国コードと通信事業者コードの組み合わせ(国別事業者コード)に対応する、各動作部60用のクロック周波数を示す情報である。なお、図示の例では、LCDおよびカメラのクロック周波数をそれぞれ示しているが、対応周波数情報22は、通信端末1の備える動作部60に対応したクロック周波数を示すものであればよい。
また、図示の対応周波数情報22には、国コードおよび通信事業者コードに対応付けられていないクロック周波数も含まれている。これらのクロック周波数は、上述の「初期値」であり、通信端末1の起動時には、まずこの初期値で各動作部60を動作させる。そして、SIMカード30から国コードおよび通信事業者コードが読み出されると、読み出されたコードの組み合わせに対応するクロック周波数が対応周波数情報22から特定され、これにより、各動作部60を動作させるクロック周波数が切り替えられる。
例えば、SIMカード30から読み出された国コードがA、通信事業者コードが002であれば、LCD(動作部60)を動作させるクロック周波数が、初期値の「f000」から、「f002」に切り替えられる。また同様に、カメラ(動作部60)を動作させるクロック周波数が、初期値の「f010」から、「f012」に切り替えられる。これらの切り替え後のクロック周波数は、無線周波数帯域と干渉しない周波数であるから、この切り替えを行うことにより、干渉の問題が生じることのない良好な通信環境で無線通信を行うことができるようになる。なお、LCDは、通信端末1の起動時に動作開始させる必要があり、上記のような切り替えを行う必要がある。しかし、通信端末1の起動時に動作開始させる必要のない動作部60(例えばカメラ)については、初期値で動作開始させることなく、無線周波数帯域と干渉しない周波数で動作開始させてもよい。
〔処理の流れ〕
次に、通信端末1が実行する処理(通信端末の制御方法)の流れを図3に基づいて説明する。図3は、通信端末1の起動時に行われる処理の一例を示すフローチャートである。なお、ここでは簡単のため、1つの動作部60についてクロック周波数の設定を行う例を説明するが、クロック周波数の設定は各動作部60のそれぞれについて行われる。
通信端末1が起動されると、周波数特定部12は、対応周波数情報22からクロック周波数の初期値を読み出して動作クロック設定部13に通知し、動作部60を動作させるクロック周波数に設定する(S1)。続いて、動作クロック設定部13は、動作部60を起動して(S2)、通知されたクロック周波数(初期値)で動作させる。なお、通信端末1の起動時に起動する必要のない、例えばカメラのような動作部60については、S1およびS2の処理を省略してもよい。
また、通信端末1が起動されると、識別情報取得部11は、SIMカード30から国コードおよび通信事業者コードを取得して(S3、識別情報取得ステップ)、周波数特定部12に通知する。そして、周波数特定部12は、通知された両コードに対応するクロック周波数が対応周波数情報22に登録されているか判定する(S4)。
ここで、登録されていないと判定した場合(S4でNO)、無線制御部14は、動作部60のクロック周波数は初期値のまま基地局と通信し、通信端末1の位置登録を行う(S8)。これにより、通信端末1は無線通信が可能な状態となり、図示の処理は終了する。
一方、S4で登録されていると判定した場合(S4でYES)、周波数特定部12は対応周波数情報22に登録されているクロック周波数を特定し(S5)、特定したクロック周波数が初期値に等しいか判定する(S6)。
ここで、初期値に等しいと判定した場合(S6でYES)、処理は上述のS8に進む。一方、初期値とは異なる値であると判定した場合(S6でNO)、周波数特定部12は、S5で特定したクロック周波数を動作クロック設定部13に通知する。そして、動作クロック設定部13は、動作部60を動作させるクロック周波数を、通知されたクロック周波数に変更する(S7、動作クロック設定ステップ)。
また、S7の後、無線制御部14は、基地局と通信し、通信端末1の位置登録を行う(S8)。S7の後のS8では、動作部60のクロック周波数が、無線通信に使用する周波数帯域と干渉しない周波数に切り替え済みであるから、短時間で確実に位置登録を完了させることができる。なお、無線通信に使用する周波数帯域と干渉しない周波数に切り替えたことによる効果は、位置登録のみならず、例えば着信の待ち受け、通話、あるいはその他の通信全般に及ぶ。つまり、上記の切り替えにより、通信端末1は、あらゆる通信を、干渉のない(あるいは干渉の少ない)状態で行うことが可能になる。
〔参考例2〕
本発明の他の参考例について、図4に基づいて説明する。なお、説明の便宜上、前記参考例にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。本参考例では、例えばSIMカード30が通信端末1に装着されていない場合等のように、SIMカード30から国コードおよび通信事業者コードを取得することができない場合に、所定のデータ領域からこれらのコードを取得する例を説明する。なお、本参考例の通信端末1の構成は、参考例1と同様である(図1参照)。
〔処理の流れ〕
本参考例の通信端末1が実行する処理(通信端末の制御方法)の流れを図4に基づいて説明する。図4は、通信端末1の起動時に行われる処理の一例を示すフローチャートである。なお、図4において、図3と同様の処理には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。また、図4では、図3と同様に、1つの動作部60についてクロック周波数の設定を行う例を説明するが、クロック周波数の設定は各動作部60のそれぞれについて行われる。そして、図4の例では図3のS6を省略しているが、この処理も実行してもよい。
通信端末1が起動されると、識別情報取得部11は、SIMカード30を認識しているか否かを判定する(S10)。ここで、認識していると判定した場合(S10でYES)、SIMカード30から国コードおよび通信事業者コードを取得する(S3、識別情報取得ステップ)。この後の処理は、図3と同様であり、動作部60を動作させるクロック周波数が、取得した国コードおよび通信事業者コードに対応する周波数に変更され、その後で位置登録が行われる(S4〜S8)。なお、図4では省略しているが、図4においても、図3の例と同様に、通信端末1が起動されるとクロック周波数が初期値に設定され、動作部60が起動される。
一方、S10において、SIMカード30を認識していないと判定した場合(S10でNO)、識別情報取得部11は、SIMカード30が装着されていない状態であっても位置登録を行うか(SIMカード30なしでも通信可能か)判定する(S11)。なお、この判定は、例えば、予め設定したフラグ(位置登録を行う場合の値がON、行わない場合の値がOFF)に基づいて行ってもよい。また、S10より先にS11の判定を行ってもよい。
ここで、位置登録を行わない設定となっていた場合(S11でNO)、位置登録を行わずに処理を終了する。一方、位置登録を行う設定となっていた場合(S11でYES)、識別情報取得部11は、所定のデータ領域から国コードおよび通信事業者コードを取得する(S12、識別情報取得ステップ)。この後の処理は、図3と同様であり、動作部60を動作させるクロック周波数が、取得した国コードおよび通信事業者コードに対応する周波数に変更され、その後で位置登録が行われる(S4〜S8)。
なお、S12の「所定のデータ領域」は、記憶部20内のデータ領域であってもよい。例えば、図1の例のように、国コードおよび通信事業者コードを、国・事業者識別情報21として記憶部20に記憶させておいた場合、記憶部20における国・事業者識別情報21の格納領域が、上記所定のデータ領域となる。また、所定のデータ領域の国コードおよび通信事業者コードは、識別情報取得部11が、SIMカード30が装着された際に読み出して記録したものであってもよい。なお、この記録処理の実行主体は、識別情報取得部11とは別のブロックであってもよい。さらに、この場合、SIMカード30から所定のデータ領域に上記各コードを記録(コピー)するか否かを、例えば書き込みフラグ等によって設定してもよい。これにより、書き込みフラグがONの状態でSIMカード30が装着されたときに、自動的に各コードを所定のデータ領域に記憶させることができる。
また、上記所定のデータ領域に記録する国コードおよび通信事業者コードの取得元はSIMカード30に限られない。例えば、NFC(Near Field Communication)タグやUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の記録媒体にこれらのコードが格納されている場合、そのような記録媒体から取得して、所定のデータ領域に記憶しておいてもよい。また、通信端末1が無線通信可能な状態となった後で、通信事業者の基地局から取得してもよい。なお、上記所定のデータ領域は、通信端末1の外部に存在してもよく、この場合、S12では、通信端末1の外部にある所定のデータ領域にアクセスして、各コードを取得することになる。
〔実施形態1〕
本実施形態では、管理サーバにアクセスすることにより、動作部を動作させるクロック周波数を特定することを可能にした通信システムの例を図5〜8に基づいて説明する。なお、説明の便宜上、前記参考例にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
〔システム構成〕
本実施形態の通信システムの構成を図5に基づいて説明する。図5は、通信システム300を構成する通信端末100と管理サーバ200の要部構成の一例を示すブロック図である。通信システム300は、通信ネットワークを介して相互に通信可能な通信端末100と管理サーバ200を含む。なお、図示の例では、通信端末100を1つのみ示しているが、通信システム300に含まれる通信端末100の数は特に限定されず、2以上であってもよい。また、上記通信ネットワークは、通信端末100と管理サーバ200がこの通信ネットワークを介して相互に通信可能なものであればよく、例えばインターネット等であってもよい。
通信端末100は、上記参考例の通信端末1と概ね同様の構成であるが、周波数特定部12が周波数特定部112に、動作クロック設定部13が動作クロック設定部113に、国・事業者識別情報21が端末識別情報121に変わっている点で相違している。なお、通信端末100の記憶部20にも、国・事業者識別情報21が記憶されていてもよい。
周波数特定部112は、動作部60を動作させるクロック周波数を特定する。周波数特定部112は、上記参考例の周波数特定部12と同様に、動作部60を対応周波数情報22に含まれるクロック周波数の初期値で動作させる。また、周波数特定部112は、識別情報取得部11から国コードおよび通信事業者コードが出力されると、対応周波数情報22を参照して、出力された国コードおよび通信事業者コードに対応するクロック周波数を特定する。
周波数特定部112は、対応するクロック周波数が対応周波数情報22に登録されていなかった場合に、管理サーバ200にアクセスし、該管理サーバ200に登録されているクロック周波数を特定する点で周波数特定部12と相違している。具体的には、周波数特定部112は、識別情報取得部11が出力した国コード、通信事業者コード、および端末識別情報121を管理サーバ200に送信し、これらの情報に対応するクロック周波数を管理サーバ200から受信する。このクロック周波数は、無線通信に使用する周波数帯域と干渉しない周波数である。そして、周波数特定部112は、取得したクロック周波数を動作クロック設定部113に出力する。なお、アクセス先である管理サーバ200の所在は、例えばURI(Uniform Resource Identifier)等で特定されてもよい。
また、周波数特定部112は、クロック周波数を管理サーバ200から取得した場合に、取得したクロック周波数を対応周波数情報22に追加する情報更新部としても機能する。これにより、これ以降に同じ通信事業者を利用して無線通信を行う場合に、管理サーバ200にアクセスすることなく、クロック周波数を設定することが可能になる。
動作クロック設定部113は、動作クロック設定部13と同様に、通信周波数帯域と干渉しないクロック周波数で動作部60を動作させる。また、動作クロック設定部113は、周波数特定部112が管理サーバ200にアクセスしてクロック周波数を特定するまでの期間中、動作部60の動作を停止させる停止制御部としても機能する。これにより、動作部60の動作クロックの干渉により管理サーバ200へのアクセスが妨げられることがなくなる。無論、全ての動作部60を停止させる必要はなく、無線通信の周波数帯域と干渉するクロック周波数で動作する動作部60のみを停止すればよい。この場合、各動作部60について干渉の有無を判定し、干渉が生じると判定した動作部を停止させる。なお、停止制御部としての機能は、動作クロック設定部113とは別のブロックで実現してもよい。
端末識別情報121は、通信端末100を識別する情報である。ここでは、端末識別情報121として、通信端末100の機種を識別可能な、端末固有の製造番号情報であるIMEI(International Mobile Equipment Identity)を用いる例を説明する。ただし、端末識別情報121は、通信端末100を識別できる情報であればよく、IMEIに限られない。
管理サーバ200は、通信事業者の使用周波数帯域と干渉しないクロック周波数を通信事業者毎に管理するサーバであり、制御部210、記憶部220、および通信部250を備えている。
制御部210は、管理サーバ200の各部を統括して制御するものであり、周波数通知部211を含む。周波数通知部211は、通信端末100が無線通信に利用する通信事業者に応じたクロック周波数を、当該通信端末100に通知する。具体的には、周波数通知部211は、通信端末100の周波数特定部112が送信する、国コード、通信事業者コード、および端末識別情報121を受信する。そして、サーバ側対応周波数情報221を参照して、受信した上記の情報に対応するクロック周波数を特定し、特定したクロック周波数を通信端末100に通知する。
記憶部220は、管理サーバ200にて扱われる各種データを記憶する。図示の例では、サーバ側対応周波数情報221が記憶部220に記憶されている。サーバ側対応周波数情報221は、対応周波数情報22と同様に、各通信事業者について、その通信事業者が使用する通信周波数帯域と干渉しないクロック周波数を示す情報である。ただし、サーバ側対応周波数情報221では、通信端末100の機種に応じたクロック周波数が示されている点で対応周波数情報22と相違している。これは、管理サーバ200には様々な機種の通信端末100がアクセス可能であり、サーバ側対応周波数情報221を参照することにより、アクセスした通信端末100の機種に応じたクロック周波数を特定できるようするためである。
サーバ側対応周波数情報221は、新たな通信事業者(例えば仮想移動体事業者:MVNO:Mobile Virtual Network Operator)が登録される毎に更新される。これにより、通信端末100の対応周波数情報22に登録されていない通信事業者が利用される場合にも、クロック周波数を調整することが可能になる。
通信部250は、管理サーバ200がネットワークを介して通信するための各種処理を行う。なお、上記ネットワークとの接続は、無線であっても有線であってもよい。
〔サーバ側対応周波数情報の例〕
サーバ側対応周波数情報221は、国、通信事業者、および通信端末100の機種に応じたクロック周波数を示すものであれば特に限定されないが、例えば図6のような情報であってもよい。
図6は、サーバ側対応周波数情報221の一例を示す図である。図示のサーバ側対応周波数情報221は、国別事業者コード(国コードと通信事業者コードの組み合わせ)と、機種との組み合わせに対応する、各動作部60用のクロック周波数を示す情報である。また、図示のサーバ側対応周波数情報221には、機種の情報として、「IMEI」と、IMEIに対応する「対応機種」(具体的には通信端末100の機種を識別する識別情報)とが含まれている。
よって、図示のサーバ側対応周波数情報221を参照することにより、国コード、通信事業者コード、およびIMEIから、各動作部60用のクロック周波数を特定することができる。例えば、国コードがA、通信事業者コードが002、IMEIがI00112であった場合、LCDを動作させるクロック周波数がf002101であり、カメラを動作させるクロック周波数がf002111であると特定できる。
なお、上記の例のようにIMEIを用いてクロック周波数を特定する場合には「対応機種」の情報は不要である。また、機種の識別情報を記憶部20等に予め記憶しておき、この識別情報からクロック周波数を特定してもよく、この場合にはIMEIの情報は不要である。例えば、記憶しておいた識別情報がU0010である場合、IMEIの代わりにこの識別情報を用いて、図示のサーバ側対応周波数情報221から、LCDおよびカメラのクロック周波数をそれぞれf001001およびf001011と特定することができる。
また、管理サーバ200を通信端末100の機種ごとに設け、通信端末100にその機種に応じた管理サーバ200にアクセスさせるようにしてもよく、この場合、サーバ側対応周波数情報221において、機種に関する情報を省略することができる。
〔処理の流れ〕
本実施形態の通信端末100が実行する処理(通信端末の制御方法)の流れを図7に基づいて説明する。図7は、通信端末100の起動時に行われる処理の一例を示すフローチャートである。なお、図7において、図3と同様の処理には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。また、図7では、図3と同様に、1つの動作部60についてクロック周波数の設定を行う例を説明するが、クロック周波数の設定は各動作部60のそれぞれについて行われる。そして、図7の例では図3のS6を省略しているが、この処理も実行してもよい。
S4において、S3で取得された国コードおよび通信事業者コードに対応するクロック周波数が対応周波数情報22に登録されていないと判定した場合(S4でNO)、周波数特定部112は、動作クロック設定部113にその旨を通知する。そして、この通知を受信した動作クロック設定部113は、S2で起動した動作部60の動作を停止させる(S20)。なお、S2で起動した動作部60が、ノイズを発生しない(クロック周波数が通信周波数帯域に干渉しない)ものであれば、S20の処理は省略してもよい。
続いて、無線制御部14は、基地局と通信して通信端末100の位置登録を行う(S21)。S20でノイズを発生する動作部60を停止しているため、S21では、短時間で確実に位置登録を完了させることができる。
S21の位置登録により、無線通信が可能な状態となると、周波数特定部112は、管理サーバ200にアクセスし、該管理サーバ200に登録されているクロック周波数を取得する(S22、周波数特定ステップ)。また、周波数特定部112は、S22で取得したクロック周波数を動作クロック設定部113に通知する。そして、動作クロック設定部113は、S20で停止された動作部60のクロック周波数を、S22で取得したクロック周波数に切り替えて(S23、動作クロック設定ステップ)再起動する(S24)。また、周波数特定部112は、S22で取得したクロック周波数と、S3で取得した国コードおよび通信議場者コードとを対応付けて対応周波数情報22に登録する。これにより、対応周波数情報22が更新され(S25)、図示の処理は終了する。
なお、上記のS3では、SIMカード30から国コードおよび通信事業者コードを取得しているが、基地局との通信が可能な状態であれば、基地局から国コードおよび通信事業者コードを取得してもよい。この構成は、クロック周波数の調整前における干渉が、基地局と通信が可能な程度であることが前提となるが、SIMカード30に記録されているものとは異なる通信事業者の利用時にもクロック周波数が可能であるという利点がある。なお、SIMカード30に記録されているものとは異なる通信事業者は、例えばローミング時等に利用される。
〔ローミング対応〕
通信端末100を海外等に持ち出したときには、ローミングが行われて、国内で使用していたものとは異なる通信周波数で通信が行われるようになる。このため、ある地域では干渉が生じていなかった場合であっても、通信端末100を移動させたときには、干渉が生じて通信に支障が生じる可能性がある。
そこで、ここでは、ローミング先においても適切にクロック周波数を調整することを可能にしたサーバ側対応周波数情報221の例を図8に基づいて説明する。図8は、ローミングに対応したサーバ側対応周波数情報221の一例を示す図である。図8のサーバ側対応周波数情報221は、図6の例と比べて、ローミング先に関する情報が追加されている点で相違している。
より詳細には、図8の例では、各機種に対して、国コードが対応付けられており、さらに、国コードに対して通信事業者コードが対応付けられている。例えば、図示の例では、U0010の機種に対して、Cの国コードが対応付けられており、この国コードに対して、004〜006の3つの通信事業者コードが対応付けられている。これは、U0010の機種は、A国以外にC国で使用可能な機種であり、C国においては004〜006の通信事業者を利用可能であることを示している。なお、何れの通信事業者を利用しているかは、例えば通信端末100がGPS(Global Positioning System)を利用可能であれば、GPSで取得した位置情報に基づいて特定してもよい。また、例えば、過去に当該国で通信事業者を利用したことがあれば、その履歴情報を用いて特定してもよいし、その通信事業者の基地局にアクセスすることによって特定してもよい。なお、1つの国コードに対応する通信事業者コードを1つ登録しておいてもよく、この場合には上記のような特定は不要である。
そして、各通信事業者コードに対して、LCDとカメラのそれぞれのクロック周波数が対応付けられている。これらのクロック周波数は、当該通信事業者コードの通信事業者が使用する通信周波数帯域に干渉しない周波数である。これにより、ローミング先においても、通信周波数帯域に干渉しないクロック周波数で動作部60を動作させることができる。例えば、A国において通信事業者001を利用して通信を行っていたU0011の機種の通信端末100をD国に持ち込んで、過去にD国で利用したことのある通信事業者008を利用して通信する場合を考える。この場合、通信端末100は、ローミングの検出を契機として図7のS20以降の処理を実行する。この際、S22では、周波数特定部112は、管理サーバ200にアクセスして通信端末100の機種に対応するクロック周波数を特定する。具体的には、周波数特定部112は、通信端末100の機種、ローミングした旨を管理サーバ200に通知する。そして、管理サーバ200の周波数通知部211は、図8のサーバ側対応周波数情報221を参照して、通知された機種に対応付けられたローミング先のクロック周波数(LCD:f001105、カメラ:f001115)を特定し、通信端末100に通知する。なお、1つの国コードに複数の通信事業者コードが対応付けられている場合、通信端末100から位置情報や履歴情報等を取得して、1つの通信事業者コードを特定すればよい。これにより、D国においても動作部60のクロック周波数を適切に調整し、良好な通信環境を維持することができる。
また、図2に示したような対応周波数情報22においても、ローミング先の情報を含めてもよい。この場合、通信端末1の周波数特定部12は、対応周波数情報22を参照して、ローミング前の通信事業者コードに対応付けられた、ローミング後のクロック周波数を特定することができる。これにより、管理サーバ200にアクセスすることなく、ローミング先に応じたクロック周波数を特定することが可能になる。
〔変形例〕
上記各参考例および実施形態では、国コードと通信事業者コードの両方を用いて、動作部60を動作させるクロック周波数を特定する例を説明した。しかし、国を跨いだ移動を考慮する必要がなければ、通信事業者コード(事業者識別情報)のみからクロック周波数を特定してもよい。
また、上記各参考例および実施形態では、通信端末1または100の起動時にクロック周波数の設定を行う例を説明したが、この設定は初回の起動時に行えばよく、起動の度に設定を行う必要はない。ただし、SIMカードの差し替えや、ローミングが行われたときには、クロック周波数の再設定が必要になることがある。このため、一度クロック周波数の設定が行われた後は、SIMカードの差し替えや、ローミングの実行を契機として、クロック周波数の設定を行うことが好ましい。
〔ソフトウェアによる実現例〕
通信端末1および100の制御ブロック(特に制御部10)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、通信端末1および100は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る通信端末(100)は、無線通信を行う通信部(無線通信部50)と、設定されたクロック周波数で動作する動作部(60)と、を備えた通信端末であって、通信事業者の使用する通信周波数帯域と干渉しないクロック周波数を通信事業者毎に管理する管理サーバ(200)にアクセスすることにより、上記通信部を介した無線通信に利用する通信事業者に応じたクロック周波数を特定する周波数特定部(112)と、上記周波数特定部が特定したクロック周波数で上記動作部を動作させる動作クロック設定部(113)と、を備えている。
上記の構成によれば、管理サーバにアクセスすることにより、通信部を介した無線通信に利用する通信事業者に応じたクロック周波数(該通信事業者の使用する通信周波数帯域と干渉しないクロック周波数)を特定し、そのクロック周波数で動作部を動作させる。よって、対応するクロック周波数が通信端末に登録されていない通信事業者が利用される場合にも、クロック周波数を適切に設定することが可能になる。つまり、上記の構成によれば、通信事業者の増加や切り替えにも柔軟に対応して、動作部を動作させるクロック周波数を、通信周波数帯域と干渉しない周波数に調整することができるという効果を奏する。なお、上記動作クロック設定部は、上記動作部が動作中であればクロック周波数の切り替えを行い、上記動作部が動作していなければ動作開始までにクロック周波数を設定すればよい。
本発明の態様2に係る通信端末は、上記態様1において、上記動作クロック設定部が上記周波数特定部の特定したクロック周波数を特定するまでの期間中、上記動作部の動作を停止させる停止制御部(動作クロック設定部113)を備えている。
上記の構成によれば、クロック周波数の設定までの期間中、動作部の動作を停止させる。よって、クロック周波数の設定までの期間中の無線通信(管理サーバへのアクセス等)に、動作部のクロック周波数が干渉することを防ぐことができ、これにより、クロック周波数の設定を迅速かつ確実に行うことができる。
本発明の態様3に係る通信端末は、上記態様1または2において、通信周波数帯域と干渉しないクロック周波数を通信事業者毎に示す対応周波数情報(22)を記憶する記憶部(20)を備え、上記周波数特定部は、上記対応周波数情報から上記通信部を介した無線通信に利用する通信事業者に応じたクロック周波数を特定できる場合には、上記対応周波数情報からクロック周波数を特定する。
上記の構成によれば、管理サーバにアクセスする場合と比べて短時間でクロック周波数を特定することが可能であり、また、管理サーバとの通信が困難な程度に干渉が生じている場合であってもクロック周波数を設定することが可能である。
なお、本発明の一態様に係る通信端末は、上記態様3において、上記管理サーバにアクセスして特定したクロック周波数を上記対応周波数情報に追加する情報更新部(周波数特定部112)を備えていてもよい。
上記の構成によれば、次に同じ通信事業者を利用する際に、管理サーバにアクセスすることなく、上記対応周波数情報から適切なクロック周波数を特定することができる。
また、本発明の一態様に係る通信端末は、上記態様の何れかにおいて、上記周波数特定部は、ローミングが行われた場合に、上記管理サーバにアクセスして、ローミング先の通信事業者に応じたクロック周波数を特定してもよい。
上記の構成によれば、ローミング時に、ローミング先の通信事業者に応じたクロック周波数を特定するので、ローミング後においても、動作部のクロック周波数が通信周波数帯域に干渉することを防ぐことができる。
本発明の態様4に係る通信端末の制御方法は、無線通信を行う通信部(50)と、設定されたクロック周波数で動作する動作部(60)と、を備えた通信端末(100)の制御方法であって、通信事業者の使用する周波数帯域と干渉しないクロック周波数を通信事業者毎に管理する管理サーバ(200)にアクセスすることにより、上記通信部を介した無線通信に利用する通信事業者に応じたクロック周波数を特定する周波数特定ステップ(S22)と、上記周波数特定ステップにて特定したクロック周波数で上記動作部を動作させる動作クロック設定ステップ(S23)と、を含む。該制御方法によれば、上記態様1と同様の作用効果を奏する。
本発明の各態様に係る通信端末は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記通信端末が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記通信端末をコンピュータにて実現させる通信端末の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、無線通信を行う通信端末に利用することができる。
1 通信端末
11 識別情報取得部(識別情報記録処理部)
12 周波数特定部
13 動作クロック設定部
20 記憶部(所定の記録媒体)
21 国・事業者識別情報(事業者識別情報)
22 対応周波数情報
30 SIMカード(所定の記録媒体)
50 無線通信部(通信部)
60 動作部
100 通信端末
112 周波数特定部(情報更新部)
113 動作クロック設定部(停止制御部)

Claims (4)

  1. 無線通信を行う通信部と、設定されたクロック周波数で動作する動作部と、を備えた通信端末であって、
    通信事業者の使用する通信周波数帯域と干渉しないクロック周波数を通信事業者毎に管理する管理サーバにアクセスすることにより、上記通信部を介した無線通信に利用する通信事業者に応じたクロック周波数を特定する周波数特定部と、
    上記周波数特定部が特定したクロック周波数で上記動作部を動作させる動作クロック設定部と、
    上記動作部の動作を停止させる停止制御部と、を備え、
    上記動作クロック設定部は、上記動作部のうち、当該通信端末の起動時に動作を開始させる必要がある動作部については上記クロック周波数として初期値を用いて起動させ、
    上記停止制御部は、起動させた動作部が無線通信の周波数帯域と干渉するクロック周波数で動作する動作部であるかを判定し、干渉する動作部である場合は、該動作部を上記周波数特定部にてクロック周波数が特定されるまでの期間中停止させる、ことを特徴とする通信端末。
  2. 通信周波数帯域と干渉しないクロック周波数を通信事業者毎に示す対応周波数情報を記憶する記憶部と、
    上記管理サーバにアクセスして特定したクロック周波数を上記対応周波数情報に追加する情報更新部と、を備え、
    上記周波数特定部は、上記対応周波数情報から上記通信部を介した無線通信に利用する通信事業者に応じたクロック周波数を特定できる場合には、上記対応周波数情報からクロック周波数を特定することを特徴とする請求項に記載の通信端末。
  3. 無線通信を行う通信部と、設定されたクロック周波数で動作する動作部と、を備えた通信端末の制御方法であって、
    通信事業者の使用する周波数帯域と干渉しないクロック周波数を通信事業者毎に管理する管理サーバにアクセスすることにより、上記通信部を介した無線通信に利用する通信事業者に応じたクロック周波数を特定する周波数特定ステップと、
    上記周波数特定ステップにて特定したクロック周波数で上記動作部を動作させる動作クロック設定ステップと、
    上記動作部の動作を停止させる停止制御ステップと、を含み、
    上記動作クロック設定ステップでは、上記動作部のうち、当該通信端末の起動時に動作を開始させる必要がある動作部については上記クロック周波数として初期値を用いて起動させ、
    上記停止制御ステップでは、起動させた動作部が無線通信の周波数帯域と干渉するクロック周波数で動作する動作部であるかを判定し、干渉する動作部である場合は、該動作部を上記周波数特定ステップにてクロック周波数が特定されるまでの期間中停止させる、ことを特徴とする通信端末の制御方法。
  4. 請求項1に記載の通信端末としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、上記周波数特定部および上記動作クロック設定部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
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