JP6518262B2 - 棒材供給機 - Google Patents
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Description
また、案内部が設けられているので、供給案内アームが棒材取出位置から供給位置に回転移動する間に、受入部に受け入れられた棒材が落下するのが防止される。
したがって、この実施の形態によれば、供給案内アームを棒材取出位置に移動させることによって棒材を押し上げて棒材を取り出すことが可能となるので、棒材の取出構造が簡単になる。
この別の実施の形態においては、供給案内アームが棒材取出位置から供給位置まで回転移動する際、案内部が、受入部に受け入れられた棒材を案内する。
したがって、この別の実施の形態によれば、供給位置において、供給案内アームと案内部との間に、ガイドレールから材料棚に至るまで棒材が通過可能な隙間が形成されるので、棒材をガイドレールから材料棚に戻す際には、案内部に沿って棒材を戻すことが可能になり、棒材を戻す作業がよりスムーズになる。
この更に別の実施の形態においては、押上部の押上面が棒材を下方から押し上げる。このとき、材料棚に載置された棒材は、係止部によって所定位置に係止される。したがって、押上面が棒材を押し上げるのと同時に材料棚上の棒材を係止することができるので、材料棚上の棒材の落下が防止される。また、棒材が材料棚上を転がるのが防止されるので、棒材の損傷が最小限に抑制される。
この他の実施の形態においては、供給案内アームが棒材取出位置に移動する際、押上面によって棒材を押し上げる。このとき、押上面と係止部との交点は、材料棚に載置された次の棒材に接触せず、係止部のみが次の棒材に接触する。このため、材料棚に載置された次の棒材を、押上面と係止部との交点で押し上げたり、棒材を傷つける等の不具合発生が防止される。
この更に他の実施の形態においては、係止部が、供給案内アームの回転中心近傍を中心とする円弧状に形成されているので、押上面が棒材を押し上げる間に係止部が材料棚に載置された次の棒材を係止する際、係止した棒材の位置が変化しない。したがって安定した棒材の係止が実現される。
図1は、本発明の一実施形態に係る棒材供給機1の構造を示す図である。図1は、給送軸線に沿った方向から棒材供給機1を見た断面図であり、図1において、図1の紙面に対して垂直手前側(表側)が棒材供給機1の上流側であり、図1の紙面に対して垂直奥側(裏側)が、棒材加工機が配置された、棒材供給機1の下流側である。
図1に示すように、棒材供給機1は、棒材Wを給送軸線Aに沿って給送するためのガイドレール2と、棒材Wを載置するための材料棚4と、材料棚4から棒材Wを1本ずつ取り出してガイドレール2に供給する供給案内アーム6と、供給案内アーム6を駆動するための供給案内アーム駆動機構8(図2)と、材料棚4に取り付けられ、供給案内アーム6によって材料棚4から取り出された棒材Wをガイドレール2へ案内する案内部10と、を備える。
材料棚フレーム14は、棒材供給機1の本体下部に設けられたオイルパン3から立設しており、上面が棒材Wを載置するための載置面14Aとなっており、載置面14Aは、ガイドレール2から遠い上流側からガイドレール2に近い下流側に向かって下方に傾斜している。
ストッパ部材16は、細長いプレート状に形成されており、材料棚フレーム14の側面に固定されている。ストッパ部材16の最下流側の端部には、載置面14Aから上方に突出するストッパ部16Aが形成されており、載置面14Aに載置された棒材Wのうち最も下流側の棒材Wを留め、所定位置に位置決めしている。また、ストッパ部材16には、長孔16Bが形成されており、材料棚フレーム14に対するストッパ部材16の位置が調整可能となっている。
棒材規制プレート18は、棒材供給機1の材料棚フレーム14に固定され、材料棚フレーム14の上方に複数設けられ、載置面14Aに平行な傾斜面18Aを有する。棒材規制プレート18は、傾斜面18Aが載置面14Aに対して近接離間可能なように、棒材供給機1のフレームに固定されている。棒材規制プレート18は、傾斜面18Aが載置面14Aとの間に棒材Wの直径にほぼ等しい間隔を有する位置に固定される。
受入部22は、供給案内アーム6の上面に形成された、上方に開口する凹部で構成され、略U字形に形成されている。受入部22よりも回転軸20の内周側、つまり回転軸20に近い側には、棒材Wが受入部22から転がり落ちるのを防止するために、凹部よりも高く上方に突出した凸部26が形成されている。
傾斜部24Aは、供給案内アーム6が棒材取出位置にある状態で、材料棚4の上流側から下流側に向かって下方に傾斜しており、この傾斜角度は、傾斜部24Aが材料棚4の載置面14Aと同じ高さに位置するとき、載置面14Aの傾斜角度と一致するように設定されている。
係止部24Bは、供給案内アーム6の先端部に形成され、回転軸20近傍を中心とする円弧状に形成されている。また、係止部24Bは、供給案内アーム6が棒材取出位置にあるとき、材料棚4に載置された次の棒材Wを係止できるように、係止部24Bの下端が載置面14Aよりも下方に位置する長さに形成されている。
供給案内アーム駆動機構8は、棒材供給機1の上流側において棒材供給機1のフレームに固定されたシリンダ28と、回転軸20に固定されたリンクアーム30と、回転軸20の回転を制限するストッパ32と、を有する。
シリンダ28は、ピストン28Aが材料棚4の載置面14Aの傾斜の方向にほぼ沿う向きに固定されている。ピストン28Aの先端は、リンクアーム30の先端に回転可能に接続されている。
ストッパ32は、回転軸20を挟んで、材料棚4とは反対側の位置に配置されており、棒材供給機1の材料棚フレーム14に固定された支持ブラケット34と、支持ブラケット34に固定されたストッパボルト36とを有する。ストッパ32は、ピストン28Aが伸長すると、リンクアーム30がストッパボルト36の頭に当接する位置に配置されている。
なお、供給案内アーム駆動機構8は、本実施形態ではシリンダを用いているが、例えばモータを用いて回転軸20を所定角度回転させる構造であってもよい。
図4に示すように、供給案内アーム駆動機構8のピストン28Aが収縮してリンクアーム30が材料棚4側に回動した位置にあるとき、供給案内アーム6は、図3に示すように、供給位置に位置する。供給位置では、押上部24の傾斜部24Aがガイドレール2に向かってほぼ鉛直方向に配置される。このとき、傾斜部24Aの先端部と案内部10の傾斜部10Bとの間には、棒材供給機1が取り扱う棒材Wのうち最も直径が大きい棒材Wの直径よりも大きな距離が確保されている。また、傾斜部24Aの先端部と案内部10の傾斜部10Bとの間に限らず、傾斜部24Aと案内部10の傾斜部10Bとの間、受入部22と案内部10の傾斜部10Bまたは凹部10Aとの間、及び凸部26と案内部10の凹部10Aとの間にも、棒材Wが通過可能な隙間38が形成される。要するに、供給案内アーム6と案内部10との間には、ガイドレール2の凹部12から材料棚4の載置面14Aに至る全ての位置において、棒材供給機1が取り扱う棒材Wのうち最も直径が大きい棒材Wの直径よりも大きな距離が確保されている。これにより、供給案内アーム6と案内部10との間には、棒材Wが1本通過可能な隙間38が形成される。
また、押上面24Aと係止部24Bとの交点Pは、載置面14A上の最も下流側の棒材Wが持ち上げられるとき、載置面14A上の次の棒材に接触しないように、その形状や、ストッパ部16Aからの突出量L等が設定されている。
図6から図10は、本発明の一実施形態に係る棒材供給機の動作を示す図である。
先ず、図6に示すように、複数の棒材Wを材料棚4の載置面14A上に載置しておく。載置面14Aは下流側に向かって下方に傾斜しているので、棒材Wは下流側に移動し、最も下流側の棒材Wがストッパ部材16のストッパ部16Aに係止された状態で停止する。棒材規制プレート18が載置面14Aから所定距離をあけて載置面14Aの上方に位置しているので、載置面14A上の棒材Wは上下に重なることなく、1本ずつ載置面14Aに沿って並ぶ。
図8に示すように、供給案内アーム6が移動を始めると、受入部22に受け入れられた棒材Wは、供給案内アーム6の移動に伴って移動する。このとき、受入部22が徐々に傾くが、受入部22の端部付近に案内部10が位置するため、棒材Wは受入部22から落下するのが防止される。棒材Wが案内部10の凹部10Aの下端まで移動すると、受入部22の端部と案内部10との間の距離が開き始め、棒材Wは受入部22から離れ、案内部10の傾斜部10Bによって案内される。また、材料棚4では、供給案内アーム6が供給位置に移動するのにしたがって係止部24Bが載置面14Aよりも下方に下がり、係止部124Bによって係止されていた次の棒材Wが係止を解除され、載置面14A上を転がってストッパ16Aに当たるまで下流側に移動する。
図9に示すように、供給案内アーム6が供給位置に位置する状態では、棒材Wは案内部10の傾斜部10Bによって案内されて、ガイドレール2の凹部12に落下している。ガイドレール2の凹部12に落下した棒材Wは、図示しない送り機構によって棒材加工機に給送される。
供給案内アーム6の供給位置において、供給案内アーム6と案内部10との間に、ガイドレール2から材料棚4に至るまで棒材Wが通過可能な幅の隙間38が形成されるので、ガイドレール2内に収容された棒材Wを材料棚4に戻すことができる。
図11に示したような従来の棒材供給機では、割出板102の凹部106に棒材を入れ、割出板102を回転させて割出板102の凹部106の開口がガイド部108によって塞がれるまで、棒材を手で押さえていなければならなかった。このような作業は手間であると共に、棒材を押さえた状態で割出板102を回転させなければならず、作業に注意が必要であった。本実施形態の棒材供給機1によれば、隙間38を通して棒材Wをガイドレール2から材料棚4に戻すことができるので、作業を簡単に行うことができる。また、棒材Wを材料棚4に戻す際、棒材供給機1を作動させる必要がないため、作業を安全に行うことができる。
更に、供給案内アーム6と案内部10との間に棒材Wが通過可能な隙間38が形成されるから、棒材Wを材料棚4に戻す際には、案内部10に沿って棒材Wを上方に移動させることができる。したがって作業をより簡単に且つスムーズに行うことができる。
供給案内アームの形状、構造は任意に設定することができ、例えば押上部及び受入部の形状、位置は、加工する棒材の種類や形状に応じて任意に設定することができる。また、供給案内アームは、押上部によって棒材を押し上げることによって材料棚から取り出す構造でなくてもよく、例えば棒材を把持する方式等、任意の方式を採用することができる。
供給案内アームの回転軸は、材料棚の載置面を含む平面に対して上方に位置していたが、これに限らず、材料棚の載置面を含む平面上あるいは下方に位置していてもよい。
2 ガイドレール
4 材料棚
6 供給案内アーム
8 供給案内アーム駆動機構
10 案内部
20 回転軸
22 受入部
24 押上部
Claims (6)
- 給送軸線に沿って棒材を棒材加工機に給送する棒材供給機であって、
棒材を前記給送軸線に沿って案内するためのガイドレールと、
前記ガイドレールから遠い上流側から前記ガイドレールに近い下流側まで複数の棒材を載置可能な材料棚と、
前記材料棚から棒材を1本ずつ取り出して前記ガイドレールに補給するための供給案内アームであって、前記材料棚に載置された棒材のうち最も下流側の棒材を1本だけ取り出す棒材取出位置と、取り出された棒材を前記ガイドレールに供給する供給位置との間で回転可能であるとともに、取り出した棒材を受け入れる凹状の受入部を有する供給案内アームと、
前記供給案内アームを、前記棒材取出位置と前記供給位置との間で回転駆動する供給案内アーム駆動機構と、を備え、
前記供給案内アームの回転軸は、前記材料棚の下流側の端部よりも下流側で且つ前記ガイドレールの上方に位置し、
前記供給案内アームは、前記供給位置において、前記供給案内アームと前記材料棚との間に、前記ガイドレールから前記材料棚に至るまで棒材が通過可能な隙間が形成されるように構成され、
前記材料棚は、前記供給案内アームが前記供給位置に移動する際に、前記受入部に受け入れられた棒材を案内する案内部を有し、
前記案内部は、前記回転軸の回転中心を中心とする円弧状の凹部と、前記凹部の下方に連続して形成されるとともに前記ガイドレールに向かって下方に傾斜する傾斜部とを有する、
ことを特徴とする棒材供給機。 - 前記供給案内アームは、前記棒材取出位置において前記材料棚に載置された棒材のうち最も下流側の棒材を1本だけ押し上げる押上部と、前記押上部によって押し上げられた棒材を受け入れる受入部とを有する、
請求項1に記載の棒材供給機。 - 前記供給案内アームは、前記供給位置において、前記供給案内アームと前記案内部との間に、前記ガイドレールから前記材料棚に至るまで棒材が通過可能な隙間が形成されるように構成されている、
請求項2に記載の棒材供給機。 - 前記押上部は、前記材料棚に載置された棒材を下方から押し上げる押上面と、前記押上面によって棒材を押し上げている間、次に前記材料棚に載置された棒材を所定位置に係止する係止部と、を有する、
請求項2または3に記載の棒材供給機。 - 前記押上部は、前記供給案内アームが前記棒材取出位置に移動する際、前記押上面と前記係止部との交点が、押し上げられる棒材の次に前記材料棚に載置された棒材に接触しない位置及び形状に形成されている、
請求項4に記載の棒材供給機。 - 前記係止部は、前記供給案内アームの回転中心近傍を中心とする円弧状に形成されている、
請求項4または5に記載の棒材供給機。
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| PCT/JP2014/078409 WO2016063422A1 (ja) | 2014-10-24 | 2014-10-24 | 棒材供給機 |
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| JP6518262B2 true JP6518262B2 (ja) | 2019-05-22 |
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Family Applications (1)
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| JP2016555040A Active JP6518262B2 (ja) | 2014-10-24 | 2014-10-24 | 棒材供給機 |
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- 2014-10-24 WO PCT/JP2014/078409 patent/WO2016063422A1/ja not_active Ceased
Also Published As
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