JP6521852B2 - 検査装置 - Google Patents
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Description
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、被検体の良否を適切に検査できる検査装置を提供することを目的とする。
<全体構成>
以下、図1に示す模式図を参照し、本発明の一実施形態による容器詰め液製品検査装置(検査装置)Aについて説明する。なお、以下の説明では、検査対象となる容器詰め液製品(以下、「被検体」という)は、点滴ボトル等の軟質材料の容器に入れられた薬液製品を主として想定しているが、アンプル、バイアル等、硬質材料の容器に入れられた薬液製品を被検体にしてもよい。
検査ロータ10は、全体として円板または円筒状の形状を有しており、その周縁部において、被検体130を保持する凹部である複数の収納部11が等間隔に形成されている。検査ロータ10は、円板または円筒の中心を軸に一方向に回転し、被検体130を、例えば、右回り(時計回り)の方向に搬送する。被検体130が搬送される経路を「搬送路K」と呼び、図1では、矢印つきの太線で表示する。
次に、図2を参照し、外観検査装置20の詳細構成を説明する。なお、図2は、外観検査装置20の側面図である。
図2において外観検査装置20は、カメラユニット(撮影部)100と、外観検査制御部110(判別部)とを有している。また、カメラユニット100は、略円板状のフレーム106と、開口部101aを下方に向けつつフレーム106の中央部分に固定されたカメラ101と、開口部101aの周辺部分においてフレーム106に固定された複数の照明灯104と、照明灯104の外側においてフレーム106に固定された複数のミラー102と、フレーム106の位置を上下方向に調節する高さ調節部108と、を有している。
上述したように、検査ロータ10には被検体130を保持する複数の収納部11が形成されており、検査ロータ10の周囲には、被検体130が収納部11から飛び出さないように、ガイド部材12が適宜配置されている。外観検査装置20のカメラユニット100は、その略中央部下方を被検体130が通過する位置に配置されている。図2について、カメラユニット100は複数のミラー102を備える旨を説明したが、これらは図3に示す4枚のミラー102A〜102Dである。
<全体動作>
次に、図4を参照し、本実施形態の全体動作を説明する。なお、図4は、外観検査制御部110において実行される制御プログラムのフローチャートである。なお、この制御プログラムは、各被検体130が上述した撮影位置に達する毎に起動される。
図4において処理がステップS10に進むと、画像取得部111からカメラ101に対して、画像の撮影が指示される。これにより、カメラ101によって、被検体130と、ミラー102A〜102Dとが撮影され、撮影結果の画像データがカメラ101から画像取得部111に供給される。なお、このステップS10においては、画像取得部111によって、照明灯104も点灯状態にされる。
(傾きの正規化)
カメラ101から外観検査制御部110に供給される画像データには、ミラー102A〜102Dの画像が含まれる。これらを「ミラー画像」と呼ぶ。ミラー画像には、キャップ部132およびネック部134付近の画像が含まれている。このうち、キャップ部132の画像(ミラー画像中のキャップ部132の領域)を「キャップ部画像」と呼び、ネック部134の画像を「ネック部画像」と呼ぶ。被検体130が、軟質材料の容器に入れられた薬液製品である場合、本体部136の形状が一定ではないため、キャップ部132が傾く場合がある。また、容器詰め液製品検査装置Aの構造上、ミラー102A〜102Dを配置できる箇所に制約があり、キャップ部132そのものが傾いていない場合であっても、ミラー画像中のキャップ部画像が傾く場合がある。
また、被検体130の形状が一定にならない場合、キャップ部132とミラー102A〜102Dとの距離も一定にはならないため、ミラー画像中のキャップ部画像の大きさも一定にはならない。キャップ部画像が様々な大きさを有する場合のミラー画像の例を図6に示す。図6において、ミラー画像VX4,VX5,VX6は、それぞれキャップ部画像240,242,244と、ネック部画像250,252,254とを含んでいる。キャップ部画像240,244の幅(画素数)はL1であり、キャップ部画像242の幅(画素数)はL2である(但し、L2>L1)。
(キャップ部132に付着した異物の検査)
画像処理部112によって正規化された画像データが不良品判定部114に供給されると、まず、キャップ部132に付着した異物に対する検査が行われる。すなわち、ミラー画像VX4,VX5,VX6を正規化処理した画像データにおいて、異物画像230,232,234の面積が所定の閾値を超えるか否かが検査され、超える場合には、当該被検体130は外観不良品であると判定される。
次に、不良品判定部114では、正規化された画像データに基づいて、キャップ部132の装着状態が検査される。図7を参照し、その詳細を説明する。まず、図7のミラー画像VX1に示すように、不良品判定部114は、キャップ部132およびネック部134(図2参照)の画像によって占められる矩形領域220,222を検出する。なお、図示のように、ミラー画像VX1中のキャップ部画像およびネック部画像が傾いている場合には、その傾きを考慮して矩形領域220,222を定めるとよい。
このように、本実施形態によれば、ミラー画像VA,VB,VC,VD中のキャップ部画像の傾きや大きさ等、複数の被検体130のそれぞれについて、当該被検体130の変形に基づく画像データのゆらぎ(傾きのゆらぎ、サイズのゆらぎ等)を補償しつつ、当該画像データに基づいて、当該被検体130の良否を判別することができる。
以上のように、本実施形態による容器詰め液製品検査装置Aは、被検体(130)を複数の撮影方向から撮影し、撮影結果を画像データとして出力する撮影部(100)と、前記被検体(130)の変形に基づく前記画像データのゆらぎを補償しつつ、前記画像データに基づいて前記被検体(130)の良否を判別する判別部(110)と、を有することを特徴とする。
これにより、点滴ボトル(または点滴パック)等、変形する被検体(130)に対しても、その良否を適切に検査できる。
これにより、搬送路(K)に沿って搬送される複数の被検体(130)を、連続的に検査することができる。
これにより、一台のカメラ(101)によって、被検体(130)を複数の撮影方向から同時に撮影することができる。
これにより、被検体(130)の搬送を妨げることなく、複数の被検体(130)を連続して検査することができる。
これにより、被検体(130)の高さに応じて、高さ調節部(108)によってフレーム(106)の高さを調節すると、カメラ(101)、ミラー(102)、照明灯(104)の位置を適切に調節することができる。
これにより、キャップ部(132)の周辺部分の画像を適切に撮影することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。上述した実施形態は本発明を理解しやすく説明するために例示したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について削除し、若しくは他の構成の追加・置換をすることが可能である。上記実施形態に対して可能な変形は、例えば以下のようなものである。
100 カメラユニット(撮影部)
101 カメラ
101a 開口部
102,102A〜102D ミラー
102a 下端部
104 照明灯
106 フレーム
108 高さ調節部
110 外観検査制御部(判別部)
111 画像取得部
112 画像処理部
114 不良品判定部
130 被検体
132 キャップ部
132a プルタブ(上端部)
134 ネック部
136 本体部(収容部)
A 容器詰め液製品検査装置(検査装置)
CS1〜CS5,SS1〜SS3 スターホイール
K 搬送路
Claims (4)
- 被検体を複数の撮影方向から撮影し、撮影結果を画像データとして出力する撮影部と、
前記被検体の変形に基づく前記画像データのゆらぎを補償しつつ、前記画像データに基づいて前記被検体の良否を判別する判別部と、
前記被検体を搬送路に沿って搬送する搬送機構と、
を有し、
前記被検体は、内容液を収容する収容部に連通する筒状のネック部と、前記ネック部を封止する筒状のキャップ部と、を有し、
前記撮影部は、前記搬送路に沿って設けられ、前記被検体が前記搬送路上の所定の撮影位置に達したとき、複数の前記撮影方向から、前記キャップ部を同時に撮影するものであり、
前記撮影部は、開口部を有する1台のカメラと、前記開口部と前記キャップ部とに対向し、1台の前記カメラによって共に撮影されるように配置された複数のミラーと、を有する
ことを特徴とする検査装置。 - 前記搬送機構は、前記キャップ部を上に向けた状態で前記被検体を搬送するものであり、
前記カメラは、前記キャップ部の上方に配置され、
前記複数のミラーは、前記カメラの下方かつ前記キャップ部の周辺に配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の検査装置。 - 前記撮影部は、
前記カメラと複数の前記ミラーとを装着するフレームと、
前記フレームに装着され前記被検体を照明する照明灯と、
前記フレームの上下方向の位置を調節する高さ調節部と、
を有することを特徴とする請求項2に記載の検査装置。 - 複数の前記ミラーの下端部は、前記キャップ部の上端部よりも下方に位置し、複数の前記ミラーは、前記搬送路以外の位置に設けられている
ことを特徴とする請求項3に記載の検査装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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| JP2015246870A JP6521852B2 (ja) | 2015-12-18 | 2015-12-18 | 検査装置 |
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Family Applications (1)
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