JP6522948B2 - 貯湯式給湯システム - Google Patents
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Description
つまり、運転計画処理には、水質維持運転を実施するための熱及び電力が考慮されていないため、最適な熱電併給装置の運転が行われていないと言える。その結果、水質維持運転を実施することで運転メリットが低下することになる。
前記運転制御装置は、電力需要部での電力需要の時系列的な予測値及び熱需要部での熱需要の時系列的な予測値に基づいて、前記電力需要部に電力を供給し及び前記熱需要部に熱を供給するための前記熱電併給装置の時系列的な出力計画値を導出する運転計画処理を行い、前記水質低下条件が満たされると、将来の仮想の実施時期に仮想の動作状態で前記熱電併給装置及び前記水温調節装置を動作させて前記水質向上運転を実施するとの仮定に基づいて、前記運転計画処理によって導出された前記熱電併給装置の出力計画値を変更させたときに予測される運転メリットの値を前記仮想の実施時期及び前記仮想の動作状態を異ならせて複数導出し、当該運転メリットの値が大きいと見なすことができる前記仮想の実施時期及び前記仮想の動作状態を、前記水質向上運転の計画上の実施時期及び計画上の動作状態に決定する決定処理を実施し、
前記運転制御装置は、前記水質低下条件が満たされると、前記熱需要部での熱需要の時系列的な予測値を参照し、現時点から設定期間内での前記熱需要が所定の下限値以上であれば、前記決定処理に従って前記熱電併給装置及び前記水温調節装置を動作させて前記貯湯槽に貯えられている湯水を加熱することで前記水質向上運転を実施し、現時点から前記設定期間内での前記熱需要が前記所定の下限値未満であれば、前記貯湯槽に貯えている湯水を新たに給水される水と入れ替えることで前記水質向上運転を実施する点にある。
加えて、運転制御装置は、現時点から設定期間内での熱需要が所定の下限値以上であるとの予測であれば、熱電併給装置及び水温調節装置を動作させて貯湯槽に貯えられている湯水を加熱することで水質向上運転を実施する。つまり、水質向上運転によって加熱された湯水が、現時点から設定期間内での熱需要によって有効に利用される。
これに対して、運転制御装置は、現時点から設定期間内での熱需要が所定の下限値未満であるとの予測であれば、貯湯槽に貯えている湯水を新たに給水される水と入れ替えることで水質向上運転を実施する。つまり、熱需要として利用されない加熱された湯水が貯湯槽に貯えられるという無駄が発生しないようにできる。
従って、運転メリットが高い状態を確保しつつ、水質向上運転も行うことができる貯湯式給湯システムを提供できる。
ところが本特徴構成によれば、運転制御装置は、過去の直近の判定期間内に下限量以上の湯水が貯湯槽から熱需要部に供給されていないとき水質低下条件が満たされたと判定して、その後、水質向上運転によって貯湯槽が貯えている湯水の水質を向上させることができる。
図1は、貯湯式給湯システムを備えるコージェネレーションシステムの全体構成を示す図である。
図1に示すように、貯湯式給湯システムは、熱と電気とを併せて発生する熱電併給装置1と、給湯部3aへと供給される湯水を貯える貯湯槽2と、熱電併給装置1で発生した熱及び電気のうちの少なくとも熱電併給装置1で発生した熱を利用して、貯湯槽2に貯える湯水の温度を調節する水温調節装置Cと、熱電併給装置1及び水温調節装置Cの運転制御を行う運転制御装置5とを備える。そして、詳細は後述するように、運転制御装置5が、貯湯槽2に貯えられている湯水の水質が低下したと見なすことができる水質低下条件が満たされると、熱電併給装置1及び水温調節装置Cの運転制御を行って、貯湯槽2に貯えられている湯水の水質を向上させるための水質向上運転を行う。
冷却水循環路13の途中には、貯湯用熱交換器22と熱回収用熱交換器33とが設けられる。熱回収用熱交換器33は、熱電併給装置1に付随して或いはその内部に設けられており、熱電併給装置1で発生した熱を外部(即ち、冷却水循環路13を流れる水)に放出するためのものである。つまり、冷却水循環路13を流れる水は、熱電併給装置1にとっての冷却水として作用する。貯湯用熱交換器22は、冷却水循環路13を通流する熱電併給装置1の冷却水と貯湯用循環路18を通流する湯水とを熱交換させる。その結果、熱電併給装置1で発生した熱が貯湯用循環路18を通流する湯水に与えられることになる。
尚、この給水切換三方弁28は、給湯路17における給水切換三方弁28よりも貯湯槽2側の部分及び槽迂回給水路27の両方を給湯路17における給水切換三方弁28よりも給湯用補助加熱器24側の部分に連通させた状態で、給湯路17からの湯水と槽迂回給水路27からの水との混合比率を調節自在な混合比調節状態にも切り換え可能なように構成されている。
つまり、給水切換三方弁28が、給湯路17を通しての貯湯槽2の湯水の送出を停止する湯水送出停止状態に切り換え自在な湯水送出停止手段に相当する。
尚、給湯用補助加熱器24の熱交換器hは、給湯路17を通流する湯水を加熱するように設けられ、熱媒用補助加熱器25の熱交換器hは、熱媒循環路20を通流する熱媒を加熱するように設けられている。
給湯用補助加熱器24における目標加熱温度は、このコージェネレーションシステムが備える例えば浴室リモコンや台所リモコン等の情報入出力装置34の温度設定部にて設定される目標給湯温度に基づいて設定される。熱媒用補助加熱器25における目標加熱温度は、予め設定された所定の温度(例えば、60℃)に設定される。
又、貯湯槽2には、その上部の湯水の温度を検出する槽上部湯水温度センサSt、貯湯槽2を上下方向に概ね3等分した等分部分の中層部における上端部分の湯水の温度を検出する中間上位湯水温度センサSm、貯湯槽2の中層部における下端部分の湯水の温度を検出する中間下位湯水温度センサSn、及び、貯湯槽2の底部の湯水の温度を検出する槽底部湯水温度センサSbが設けられている。
槽上部湯水温度センサSt、中間上位湯水温度センサSm、中間下位湯水温度センサSn、槽底部湯水温度センサSb夫々にて検出される貯湯槽2の湯水の温度を、夫々、Tt、Tm、Tn、Tbとし、給水温度センサSiにて検出される給水温度をTiとし、上層部、中層部、下層部夫々の容量をV(リットル)とする。
又、上層部における重み係数をA1とし、中層部における重み係数をA2とし、下層部における重み係数をA3とすると、貯湯熱量(kcal)は、下記の(式1)にて演算することができる。尚、この実施形態では、熱量の単位をkcalにて示す場合があるが、1kWh=860kcalの関係に基づいて860に設定される係数αにて各値を除することにより、kWhの単位として求めることができる。
+(A2×Tm+(1−A2)×Tn−Ti)×V
+(A3×Tn+(1−A3)×Tb−Ti)×V……………(式1)
更に、運転制御装置5は、熱媒供給運転の実行中に運転指令部から運転の停止が指令されると、加熱切換用三方弁26を熱媒非加熱状態に切り換え、熱媒循環ポンプ21を停止させることにより、熱媒供給運転から貯湯運転に切り換えるように構成されている。
運転制御装置5は、電力需要部9での電力需要の時系列的な予測値を、過去の電力需要部9での時系列的な電力需要データを参照して導出する。例えば、受電電力供給ライン8に設けられる電力需要計測手段11が、電力需要部9での実際の電力需要データを計測し、そのデータを記憶装置Mに記憶させておく。そして、運転制御装置5は、記憶装置Mに記憶されている過去の電力需要部9での時系列的な電力需要データを参照して、電力需要部9での電力需要の時系列的な予測値を導出する。
運転制御装置5は、熱需要部3での熱需要の時系列的な予測値を、記憶装置Mに記憶されている過去の熱需要部3での時系列的な熱需要データを参照して導出する。
本実施形態では、運転制御装置5は、水質低下条件が満たされると、将来の仮想の実施時期に仮想の動作状態で熱電併給装置1及び水温調節装置Cを動作させて水質向上運転を実施するとの仮定に基づいて、運転計画処理によって導出された熱電併給装置1の出力計画値を変更させたときに予測される運転メリットの値を仮想の実施時期及び仮想の動作状態を異ならせて複数導出し、当該運転メリットの値が大きいと見なすことができる仮想の実施時期及び仮想の動作状態を、水質向上運転の計画上の実施時期及び計画上の動作状態に決定する水質向上運転決定処理を実施する。
具体的には、運転制御装置5は、上記水質低下条件が満たされたと判定した場合、槽迂回給水路27を介して供給される水のみが給水切換三方弁28から下流側に流れるように給水切換三方弁28の切替状態を固定し、その切替状態のまま維持させる。その結果、給水切換三方弁28の下流側には、貯湯槽2に貯えられている湯水が送出されないようになる。この場合、槽迂回給水路27を介して供給される水は、給湯用補助加熱器24によって加熱された後、給湯部3aに送出されることになる。その後、運転制御装置5は、水質向上運転が完了したと判定すると、上述した給水切換三方弁28の切替状態の固定を解除する。つまり、貯湯槽2に貯えられている湯水が、給水切換三方弁28の下流側に流れ、給湯部3aに送出されることが許容される。
図3に示した運転例1において、水質向上運転の仮想の実施時期は、時刻4時から時刻11時の間である。つまり、時刻11時の時点で、貯湯槽2に蓄えられている貯湯熱量が7500kcalになっている。
そして、水質向上運転のための熱電併給装置1の仮想の動作状態は、時刻4時から時刻10時の間、700Wの一定の電気出力で運転させる状態である。ここで、貯湯槽2の湯水は熱電併給装置1の冷却水でもあるため、熱電併給装置1が運転するに際し、貯湯槽2の湯水の温度に上限が設定されているため、水質向上運転に要する熱量すべてを熱電併給装置1の運転で賄うことはできない。そのため、貯湯槽2に蓄えられている貯湯熱量が7500kcalになる直前1時間前に熱電併給装置1の運転を停止して、その1時間は購入電力を電気ヒーター部12で消費して熱を発生させる運転を想定している。水質向上運転のための水温調節装置Cのうちの排熱回収部C1の仮想の動作状態は、時刻4時から時刻10時の間、熱電併給装置1で発生した全ての熱を貯湯槽2に貯える湯水で回収する状態である。水質向上運転のための水温調節装置Cのうちの電熱変換部C2の仮想の動作状態は、時刻4時から時刻10時の間は700Wの電力を電気ヒーター部12で消費して熱に変換させ、時刻10時から時刻11時の間は600Wの購入電力を電気ヒーター部12で消費して熱に変換させる状態である。
図4に示した運転例2において、水質向上運転の仮想の実施時期は、時刻17時から時刻24時の間である。この例も、時刻24時の時点で、貯湯槽2に蓄えられている貯湯熱量が7500kcalになっている。
そして、水質向上運転のための熱電併給装置1の仮想の動作状態は、時刻17時から時刻23時の間、700Wの一定の電気出力で運転させる状態である。水質向上運転のための水温調節装置Cのうちの排熱回収部C1の仮想の動作状態は、時刻17時から時刻23時の間、熱電併給装置1で発生した全ての熱を貯湯槽2に貯える湯水で回収する状態である。水質向上運転のための水温調節装置Cのうちの電熱変換部C2の仮想の動作状態は、時刻17時から時刻23時の間は700Wの電力を電気ヒーター部12で消費して熱に変換させ、時刻23時から時刻24時の間は600Wの購入電力を電気ヒーター部12で消費して熱に変換させる状態である。
図5に示した運転例3において、水質向上運転の仮想の実施時期は、時刻4時から時刻13時の間である。この例も、時刻13時の時点で、貯湯槽2に蓄えられている貯湯熱量が7500kcalになっている。
そして、水質向上運転のための熱電併給装置1の仮想の動作状態は、時刻4時から時刻12時の間、700Wの一定の電気出力で運転させる状態である。水質向上運転のための水温調節装置Cのうちの排熱回収部C1の仮想の動作状態は、時刻4時から時刻12時の間、熱電併給装置1で発生した全ての熱を貯湯槽2に貯える湯水で回収する状態である。水質向上運転のための水温調節装置Cのうちの電熱変換部C2の仮想の動作状態は、時刻4時から時刻12時の間は、予測電気負荷を熱電併給装置1の電気出力で賄い、余剰の電力を電気ヒーター部12で消費して熱に変換させ、時刻12時から時刻13時の間は600Wの購入電力を電気ヒーター部12で消費して熱に変換させる状態である。
図6に示した運転例4において、水質向上運転の仮想の実施時期は、時刻4時から時刻21時の間である。この例も、時刻21時の時点で、貯湯槽2に蓄えられている貯湯熱量が7500kcalになっている。
そして、水質向上運転のための熱電併給装置1の仮想の動作状態は、時刻4時から時刻20時の間、500Wの一定の電気出力で運転させる状態である。水質向上運転のための水温調節装置Cのうちの排熱回収部C1の仮想の動作状態は、時刻4時から時刻20時の間、熱電併給装置1で発生した全ての熱を貯湯槽2に貯える湯水で回収する状態である。水質向上運転のための水温調節装置Cのうちの電熱変換部C2の仮想の動作状態は、時刻4時から時刻20時の間は、予測電気負荷を熱電併給装置1の電気出力で賄い、余剰の電力を電気ヒーター部12で消費して熱に変換させ、時刻20時から時刻21時の間は600Wの購入電力を電気ヒーター部12で消費して熱に変換させる状態である。
運転例1及び運転例2では、熱電併給装置1を700Wの一定の電気出力で運転させ、その電気出力を電熱変換部C2で優先して消費させているため、電力需要部9での電力需要を賄うための購入電力が大きくなっている。それに対して、運転例3では、熱電併給装置1を700Wの一定の電気出力で運転させるのは同様であるが、その電気出力の一部だけを電熱変換部C2で消費させているため、電力需要部9での電力需要を賄うための購入電力が相対的に小さくなっている。また、運転例4では、熱電併給装置1を500Wの一定の電気出力で運転させているために熱電併給装置1の運転期間が相対的に長くなっており、その分だけ電力需要部9に対して熱電併給装置1から電力を供給できる期間が長くなっている、即ち、購入電力が小さくなっている。
<1>
上記実施形態では、貯湯式給湯システムの構成について具体例を挙げて説明したが、その構成は適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、燃料を燃焼して熱を発生するタイプの補助加熱器BUを例示したが、ジュール熱を発生する電気式の補助加熱器を採用してもよい。その場合、電気式の補助加熱器は電力需要部9を構成する装置群の一つになる。
上記実施形態では、幾つかの具体的な数値を例示しながら水質向上運転決定処理について説明したが、それらの数値は例示目的で記載したものであり実際の数値と異なる場合もある。例えば、上記実施形態では、貯湯槽2に蓄えられている貯湯熱量が7500kcalになった時点を水質向上運転が完了した時点として例示したが、貯湯槽2に蓄えられている貯湯熱量がどのような値になった時点を水質向上運転が完了した時点とするのかは適宜変更可能である。
以下の表2に示すのは、予測電力需要が上述した運転例1〜運転例4の1.5倍であるときの例である。具体的には、運転例5は、運転例3の変更例であり、運転例3で示した予測電力需要が各時間帯で1.5倍になったときの例である。また、運転例6は、運転例4の変更例であり、運転例4で示した予測電力需要が各時間帯で1.5倍になったときの例である。運転例5と運転例6を比較すると、運転例6の方がより省エネルギ量が大きい。従って、熱電併給装置1が電力需要に対して寄与する割合が大きいほど省エネルギ量も増加することがわかる。
この場合、運転制御装置5は、一次エネルギ消費量の削減量(即ち、運転メリット)の値が最も大きい(即ち、最も合計一次エネルギ消費量が小さく及び最も省エネルギ量が大きく及び最も省エネルギ率が大きい)と見なすことができる運転例6の仮想の実施時期及び仮想の動作状態を、水質向上運転の計画上の実施時期及び計画上の動作状態に決定する。
上記実施形態において、熱電併給装置1の動作状態や水温調節装置Cの動作状態に制約を設けてもよい。例えば、熱電併給装置1を一定出力(例えば、700W、500Wなど)で運転させるという制約を設けた上で、運転制御装置5が熱電併給装置1の実際の動作状態又は上記仮想の動作状態を決定してもよい。或いは、電気ヒーター部12(電熱変換部C2)で消費する電力に制約を設けた上で、運転制御装置5が水温調節装置Cの実際の動作状態又は上記仮想の動作状態を決定してもよい。
上記実施形態では、貯湯槽2に蓄えられている貯湯熱量が7500kcalになった時点を、水質向上運転が完了した時点としているが、他の基準で水質向上運転が完了したと判定してもよい。例えば、槽底部湯水温度センサSbが検出する貯湯槽2の底部の湯水の温度が所定の完了判定温度(例えば、75℃など)以上になったときに、運転制御装置5が、水質向上運転が完了したと判定するような改変を行ってもよい。
上記実施形態で例示した図3〜図6では、「(5)熱需要部3での予測熱需要(kcal)」が生じる前に水質向上運転が完了する場合の例を示しているが、「(5)熱需要部3での予測熱需要(kcal)」が生じている途中に水質向上運転が行われる場合もある。
上記実施形態では、水質低下条件として、過去の直近の判定期間内に下限量以上の湯水が貯湯槽2から熱需要部3に供給されていないことを例示したが、その条件は適宜変更可能である。例えば、貯湯槽2に貯えられている湯水の温度を参照して、水質の低下が発生したか否か(即ち、水質低下条件が満たされたか否か)を判定してもよい。
2 貯湯槽
3 熱需要部
3a 給湯部
3b 暖房部
5 運転制御装置
7 商用電源
9 電力需要部
12 電気ヒーター部
C 水温調節装置
C1(C) 排熱回収部
C2(C) 電熱変換部
Claims (4)
- 熱と電気とを併せて発生する熱電併給装置と、給湯用途へと供給される湯水を貯える貯湯槽と、前記熱電併給装置で発生した熱及び電気のうちの少なくとも前記熱電併給装置で発生した熱を利用して、前記貯湯槽に貯える湯水の温度を調節する水温調節装置と、前記熱電併給装置及び前記水温調節装置の運転制御を行う運転制御装置とを備え、前記運転制御装置が、前記貯湯槽に貯えられている湯水の水質が低下したと見なすことができる水質低下条件が満たされると、前記熱電併給装置及び前記水温調節装置の運転制御を行って、前記貯湯槽に貯えられている湯水の水質を向上させるための水質向上運転を行う貯湯式給湯システムであって、
前記運転制御装置は、
電力需要部での電力需要の時系列的な予測値及び熱需要部での熱需要の時系列的な予測値に基づいて、前記電力需要部に電力を供給し及び前記熱需要部に熱を供給するための前記熱電併給装置の時系列的な出力計画値を導出する運転計画処理を行い、
前記水質低下条件が満たされると、将来の仮想の実施時期に仮想の動作状態で前記熱電併給装置及び前記水温調節装置を動作させて前記水質向上運転を実施するとの仮定に基づいて、前記運転計画処理によって導出された前記熱電併給装置の出力計画値を変更させたときに予測される運転メリットの値を前記仮想の実施時期及び前記仮想の動作状態を異ならせて複数導出し、当該運転メリットの値が大きいと見なすことができる前記仮想の実施時期及び前記仮想の動作状態を、前記水質向上運転の計画上の実施時期及び計画上の動作状態に決定する決定処理を実施し、
前記運転制御装置は、前記水質低下条件が満たされると、前記熱需要部での熱需要の時系列的な予測値を参照し、
現時点から設定期間内での前記熱需要が所定の下限値以上であれば、前記決定処理に従って前記熱電併給装置及び前記水温調節装置を動作させて前記貯湯槽に貯えられている湯水を加熱することで前記水質向上運転を実施し、
現時点から前記設定期間内での前記熱需要が前記所定の下限値未満であれば、前記貯湯槽に貯えている湯水を新たに給水される水と入れ替えることで前記水質向上運転を実施する貯湯式給湯システム。 - 前記運転制御装置は、過去の直近の判定期間内に下限量以上の湯水が前記貯湯槽から前記熱需要部に供給されていないとき、前記水質低下条件が満たされたと判定する請求項1に記載の貯湯式給湯システム。
- 前記水温調節装置は、前記熱電併給装置で発生した熱を前記貯湯槽に貯える湯水で回収することで、前記貯湯槽に貯える湯水の温度を調節する排熱回収部と、前記熱電併給装置で発生した電気を消費して熱を発生し、その熱を利用して前記貯湯槽に貯える湯水の温度を調節する電気ヒーター部とを備える請求項1又は2に記載の貯湯式給湯システム。
- 前記運転制御装置は、前記水質低下条件が満たされた後は、前記水質向上運転が完了したと判定するまでは、前記貯湯槽内の湯水が給湯部に送出されることを禁止する請求項1〜3の何れか一項に記載の貯湯式給湯システム。
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| JP2015000407A JP6522948B2 (ja) | 2015-01-05 | 2015-01-05 | 貯湯式給湯システム |
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