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JP6524643B2 - スイングデータ生成システム、リスト機器 - Google Patents
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本発明は、スイングデータ生成システム、リスト機器に関する。
従来、ゴルフプレーのサポート機器として、打撃用具としてのゴルフクラブによる打撃回数を計測し、例えばラウンドにおけるプレーヤーの打数を自動集計する機器が知られている。例えば特許文献1に、打撃用具としてのパターの打撃面(フェイス)と球との衝突のインパクトを検出し、検出されたインパクトの回数をカウントして回数データとして記憶し、記憶された回数データを出力する打数カウント装置が紹介されている。
特開2002−017932号公報
特許文献1に記載の打数カウント装置はパッティング専用である。しかし、ゴルフの打撃はパッティングだけではない。ゴルフのショットにおける打撃のインパクトはパッティングのインパクトよりも強いが、特許文献1ではこの点が考慮されていない。このため、ショットとパッティングとを含むゴルフのラウンドに特許文献1の打数カウント装置を用いたときに、インパクトの強さの差が大きく異なることによって誤検出が生じたり、ショットおよびパッティングのいずれかのインパクトが検出できなかったりして打数のカウントが正確にできない虞があるという課題があった。
本発明は、判定基準に基づいて打撃用具によるスイングの物理量を検出するスイング検出をするときに、ショットとパッティングとの打撃のインパクトの差が比較的大きいことにより起こり得るスイング検出の誤差を低減できるパッティング検出装置、パッティング検出システム、および、パッティング検出装置およびパッティング検出システムのパッティング検出を実行させるプログラムを提供することを目的とする。
[適用例1] 本適用例にかかるパッティング検出装置は、判定基準に基づいて打撃用具のスイングに係る物理量の検出を行うスイング検出部を備え、前記スイング検出部は、前記判定基準がパッティング用の判定基準であるパッティングモードと、前記判定基準が前記パッティングとは異なるショット用の判定基準であるショットモードとを有し、前記打撃用具によるスイングが前記パッティングである場合に、前記判定基準を前記パッティング用の判定基準に切り替える切り替え手段を有することを特徴とする。
本適用例によれば、打撃用具によるスイングがパッティングである場合に、スイング検出の判定基準をショット用の判定基準であるショットモードから、パッティング用の判定基準であるパッティングモードに切り替える構成となっている。これにより、パッティングに適したスイング検出の判定基準(パッティングモード)により、パッティングのスイング検出を精度よく行うことができる。
また、打撃用具によるスイングがパッティングとは異なるショットのスイング検出を行う場合においても、ショットに適したスイング検出の判定基準(ショットモード)により、ショットのスイング検出を精度よく行うことができる。
[適用例2] 上記適用例にかかるパッティング検出装置において、前記切り替え手段は、プレーヤーが操作する操作部であることを特徴とする。
本適用例によれば、これから行うスイングがパッティングであることを検出したプレーヤー自身が、操作部を操作することによってパッティングモードに切り替えることができる。
[適用例3] 上記適用例にかかるパッティング検出装置において、前記切り替え手段は、取り付け部に取り付けられた所定の部材が取り外された場合に前記パッティングモードに切り替えることを特徴とする。
本適用例によれば、パッティングに切り替わる際に取り付け部から取り外す部材を所定の部材として適用することにより、取り付け部から部材を取り外す操作によってショットからパッティングに切り替わったことを検出し、ショットモードからパッティングモードへの判定基準の切り替えを自動で確実に行うことができる。
[適用例4] 上記適用例にかかるパッティング検出装置において、前記切り替え手段は、前記所定の部材との通信であることを特徴とする。
本適用例によれば、操作部、または、パッティングになったことを検出させることが可能な所定の部材との通信により、パッティングを検出して判定基準をパッティングモードへ切り替えるパッティング検出装置を、多様なバリエーションにて構成することができる。
[適用例5] 上記適用例にかかるパッティング検出装置において、前記所定の部材は、ボールマーカー、及びゴルフボールのうちのいずれかであることを特徴とする。
本適用例によれば、各部材が取り付け部から取り外されたことなどによって、パッティングに切り替わったことを検出し、スイング検出部の判定基準をパッティングモードに切り替えることができる。
例えば、ボールマーカーは、パッティング直前までにボールの位置をマークするために必ずグリーン上に置かれるものなので、プレーヤーがボールマーカーを取り付け部に取り付けられた状態で携帯し、グリーン上にマーカーを置く際に取り付け部からマーカーが取り外されることによりパッティングであることを検出することができる。
また、ボールは、パッティング時にグリーン上のボールの位置をボールマーカーでマークした後、パッティング専用のボールに切り替えることを周知してプレー可能な練習ラウンドなどの場合に限るが、パッティング専用のボールを取り付け部としてのボールケースなどに収納して携帯し、パッティングするときにグリーンに置くためにパッティング専用ボールをボールケースから取り出すことによりパッティングであることを検出することができる。
[適用例6] 上記適用例にかかるパッティング検出装置において、前記切り替え手段は、撮像装置を有する撮像部であることを特徴とする。
本適用例によれば、グリーン上で行うパッティングに用いられる物や場所、あるいはそれらの特徴的な状態を撮像装置により撮像したときにパッティングを検出し、スイング検出部の判定基準をパッティングモードに切り替えることができる。
[適用例7] 本適用例にかかるパッティング検出システムは、判定基準に基づいて打撃用具のスイングに係る物理量の検出を行うスイング検出部を備え、前記スイング検出部は、前記判定基準がパッティング用の判定基準であるパッティングモードと、前記判定基準が前記パッティングとは異なるショット用の判定基準であるショットモードとを有する第1検出装置と、前記打撃用具によるスイングが、前記パッティングであるか否かを検出する第2検出装置と、を備え、前記第2検出装置が、前記打撃用具によるスイングが前記パッティングであると検出した場合に、前記第1検出装置の前記判定基準を前記パッティングモードに切り替えることを特徴とする。
本適用例によれば、打撃用具によるスイングがパッティングであるか否かを検出する第2検出装置を有し、第2検出装置が打撃用具によるスイングをパッティングであると判断した場合に、第1検出装置によるスイング検出の判定基準をショットモードからパッティングモードに切り替える構成となっている。これにより、パッティングに適したスイング検出の判定基準(パッティングモード)により、パッティングのスイング検出を精度よく行うことができるとともに、パッティングとは異なるショットのスイング検出をする場合においても、ショットに適したスイング検出の判定基準(ショットモード)により、ショットのスイング検出を精度よく行うことができる。
[適用例8] 上記適用例にかかるパッティング検出システムにおいて、前記第2検出装置は、取り付け部と、該取り付け部に取り付け可能な所定の部材とを含み、前記取り付け部から前記所定の部材が取り外されたときにパッティングであると検出することを特徴とする。
本適用例によれば、パッティングに切り替わる際に取り付け部から取り外す部材を所定の部材として適用することにより、取り付け部から部材を取り外す操作によってショットからパッティングに切り替わったことを検出し、パッティングモードへの切り替えを自動で確実に行うことができる。
[適用例9] 上記適用例にかかるパッティング検出システムにおいて、前記所定部材は、ボールマーカー、旗竿、ボールのうちのいずれかであることを特徴とする。
本適用例によれば、操作部、または、パッティングになったことを検出させることが可能な所定の部材との通信によりパッティングモードに切り替えることが可能なパッティングを検出してパッティングモードへ切り替えるパッティング検出システムを、多様なバリエーションにて構成することができる。
[適用例10] 上記適用例にかかるパッティング検出システムにおいて、前記第2検出装置は、撮像装置を有する撮像部を含むことを特徴とする。
本適用例によれば、グリーン上で行うパッティングに用いられる物や場所、あるいはそれらの特徴的な状態が撮像装置により撮像されたことによりパッティングを検出し、スイング検出部の判定基準をパッティングモードに切り替えることができる。
[適用例11] 上記適用例にかかるパッティング検出システムにおいて、前記第2検出装置は、前記撮像部が、前記打撃用具がパターであること、グリーン上にボールマーカーまたはボールがあること、カップがあること、旗竿がホールに立てられた状態と異なる状態であること、のうちのいずれかを検出した場合にパッティングであると検出することを特徴とする。
本適用例によれば、いずれも、パッティング直前までに必ず用いられる物や場所、またはパッティング時に取り外されるなどの状態の変化がある物や場所であるため、これらの物や場所、あるいは状態の変化が撮像装置により撮像されたことによりパッティングを検出して、スイング検出部の判定基準をパッティングモードに切り替えることができる。
[適用例12] 上記適用例にかかるパッティング検出システムにおいて、前記第2検出装置は、前記第1検出装置と通信する通信手段を含むことを特徴とする。
本適用例によれば、操作部、または、パッティングになったことを検出させることが可能な所定の部材との通信によりパッティングを検出してパッティングモードへ切り替えるパッティング検出システムを、多様なバリエーションにて構成することができる。
[適用例13] 上記適用例にかかるパッティング検出システムにおいて、前記第2検出装置は、パター、ボールマーカー、ボール、カップのうちのいずれかに備えられたことを特徴とする。
本適用例によれば、パター、ボールマーカー、ボール(但し、パッティング専用ボール)、およびカップは、いずれもグリーン上で行うパッティングに用いられる物や場所であるため、これらの所在や状態を検出したり、これらとの通信を行なったりすることにより、パッティングに切り替わったことを検出して、スイング検出部の判定基準をパッティングモードに切り替えることができる。
[適用例14] 適用例にかかるプログラムは、上記適用例にかかるパッティング検出システムにパッティング検出を実行させることを特徴とする。
本適用例によれば、上記適用例に記載のパッティング検出システムにより、パッティングに切り替わったことを確実に検出して、スイング検出部の判定基準をパッティングに適したパッティングモードに切り替え、パッティングのスイング検出を精度よく行うことができる。
実施形態1に係るパッティング検出システムの概要について説明するための図。 実施形態1に係るパッティング検出システムの構成例を示す機能ブロック図。 パッティング検出システムの第2検出装置の一実施形態の概要について説明するための部。 実施形態2に係る第2検出装置の構成例を示すブロック図。 実施形態3に係る第2検出装置の構成例を示すブロック図。 変形例1に係る所定の部材のバリエーションを示す説明図。 変形例2に係る第2検出装置の基本構成を説明する図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、各層や各部材を検出可能な程度の大きさにするため、各層や各部材について実際とは異なる尺度で示している場合がある。
(実施形態1)
まず、実施形態1に係るパッティング検出システムの概略構成について図面に沿って説明する。
〔1.パッティング検出システム〕
1.システムの概要
図1は、本実施形態のパッティング検出システム1の概要について説明するための図である。図1に示すように、本実施形態のパッティング検出システム1は、第1検出装置2A、慣性計測ユニット110、切り替え手段21、および表示部170を有する表示装置50を含むリスト機器3と、第2検出装置2Bとを含んで構成されている。
慣性計測ユニット110は図示を省略した慣性センサーを備え、本実施形態ではリスト機器3に内蔵される。ただし、慣性計測ユニット110は、ゴルフクラブ90による打撃動作に連動して且つゴルフクラブ90による打撃のインパクトを検出できる位置に装着されていればよく、例えば、グローブ98を介してプレーヤーの手の甲に取り付けてもよく、また、ゴルフクラブ90の例えばシャフト93やグリップ92に装着してもよい。
第1検出装置2Aは、スイング検出部20と、スイングの判定基準23とを有している。スイング検出部20は、慣性計測ユニット110からプレーヤーの打撃のスイングやインパクトに関するデータを受信し、判定基準23に基づいてスイングに係る物理量の検出(スイング検出)を行う。
判定基準23は、パッティング用の判定基準であるパッティングモード25と、パッティングとは異なるショット用の判定基準であるショットモード26とを少なくとも有している。
第2検出装置2Bは、後述する種々の部材や操作部などにより、プレーヤーがこれから行うスイングが、パッティングであるか否かの検出を行う。第2検出装置2Bは通信部40を有し、パッティングであるか否かの検出結果を、通信部40を介して第1検出装置2Aに出力する。第1検出装置2Aは、通信部140を有し、第2検出装置2の通信部40から出力された検出結果のデータを受信して、その検出結果のデータに基づいて、切り替え手段21により判定基準23をパッティングモード25またはショットモード26に切り替える。
第1検出装置2Aにおいて、判定基準23がパッティングモード25およびショットモード26のいずれであるかを、リスト機器3の表示部170に文字や図形、あるいはリスト機器3が発する音や振動等、様々な形態でプレーヤーに提示することができる。これにより、プレーヤーは、ラウンド中、あるいは練習中に、これから行うスイングがパッティングであるか否か、また、第1検出装置2Aの判定基準23が正確に切り替わっているか否かを確認することができる。
なお、第1検出装置2Aと第2検出装置2Bとの間のデータ通信は、通信部40と通信部140との間の無線通信でもよいし、有線通信でもよい。
2.パッティング検出システムの構成
図2は、パッティング検出システム1の構成例を示す機能ブロック図である。
図2に示すように、第1検出装置2Aは、スイング検出部20、記憶部30、判定基準23、通信部40、および表示装置50を含んで構成されている。ただし、本実施形態の第1検出装置2Aは、これらの構成要素の一部を削除又は変更し、あるいは、他の構成要素を追加した構成であってもよい。
スイング検出部20は、慣性計測ユニット110に備わる慣性センサーの出力からゴルフクラブ90による打撃のスイングの状態を検出するスイング状態検出部12、ゴルフクラブ90による打撃のインパクトを検出するインパクト検出部14、及びスイングデータ生成部16を含んで構成されている。
慣性計測ユニット110が有する慣性センサーとしては、例えば、加速度や角速度のような物理量を検出する加速度センサーや角速度センサーを用いることができる。加速度センサーは、互いに交差する(理想的には直交する)3軸方向の各々の加速度を検出し、検出した3軸加速度の大きさ及び向きに応じたデジタル信号(加速度データ)を出力する。また、角速度センサーは、互いに交差する(理想的には直交する)3軸方向の各々の角速度を検出し、計測した3軸角速度の大きさ及び向きに応じたデジタル信号(角速度データ)を出力する。本実施形態においては、慣性計測ユニット110が有する慣性センサー(物理量センサー)により、スイングの幅の大きさや軌道などを含むスイング状態や、インパクトの強さなどを検出する。
判定基準23は、スイング検出部20が行うスイング検出の判定基準であって、パッティングにおける判定基準であるパッティングモード25と、パッティングとは異なるショットにおける判定基準であるショットモード26とを有している。スイング検出の判定基準において、パッティングモードのスイング幅の大きさやインパクトの強さは、ショットモードに比べて閾値が小さく(弱く)設定される。
スイングデータ生成部16は、スイング状態検出部12及びインパクト検出部14から、それぞれスイングの状態に関するデータとインパクトに関するデータを受け取って、判定基準23のパッティングモード25またはショットモード26のうち、第2検出装置2Bによる検出結果に基づいて切り替え手段21を介して選択されたモードの判定基準を参照して、所定のフォーマットに合わせたスイングデータを生成して出力する。
また、スイング状態検出部12及びインパクト検出部14から出力されるスイングの状態に関するデータとインパクトに関するデータは、記憶部30のスイング基礎情報350に記憶される。
なお、スイング状態検出部12及びインパクト検出部14にそれぞれ接続された慣性センサー(加速度センサー及び角速度センサー)は、アナログ信号を出力するものであってもよく、この場合は、スイング検出部20が、各慣性センサーの出力信号をそれぞれA/D変換してセンシングデータを生成すればよい。
記憶部30は、例えば、ROM(Read Only Memory)やフラッシュROM、RAM(Random Access Memory)等の各種ICメモリーやハードディスクやメモリーカードなどの記録媒体等により構成される。
記憶部30には、スイング検出部20によって読みだされ、スイングデータ生成部16によるスイングデータ算出処理を実行するためのスイングデータ算出プログラム300が記憶されている。
この他に、記憶部30には、上述したスイング基礎情報350等が記憶される。
スイング検出部20は、スイングデータ生成部16が生成したスイングデータを表示装置50に出力し、表示装置50は受信したスイングデータに基づく情報をテキスト、画像、音、振動等の形態で出力する。
通信部40は、リスト機器3の通信部140との間でのデータ通信を行うものであり、スイング検出部20が生成したスイングデータに基づく情報を受け取ってリスト機器3に送信する処理、および、リスト機器3から送信された慣性計測ユニット110によるプレーヤーのスイング状態やインパクトに関するデータ、及び第1検出装置2Aによる処理の開始や終了等のコマンドを受信してスイング検出部20に送る処理等を行う。
表示装置50は、処理部120、記憶部130、操作部150、計時部160、表示部170、音出力部180、振動部190、及び、慣性センサーを備えた慣性計測ユニット110を含んで構成されている。ただし、本実施形態のリスト機器3は、これらの構成要素の一部を削除又は変更し、あるいは、他の構成要素を追加した構成であってもよい。
処理部120は、各種の演算処理や制御処理を行う。例えば、処理部120は、操作部150から受け取った操作データに応じた各種処理情報を受け取り、それらの出力情報に応じたテキストデータや画像データを表示部170に送る処理、出力情報に応じた音データを音出力部180に送る処理、出力情報に応じた振動データを振動部190に送る処理を行う。また、処理部120は、計時部160から受け取った時刻情報に応じた時刻画像データを生成して表示部170に送る処理等を行う。
記憶部130は、例えば、処理部120が各種処理を行うためのプログラムやデータが記憶されるROMや処理部120の作業領域となるRAM等の各種ICメモリーにより構成される。
操作部150は、プレーヤーからの操作データを取得し、処理部120に送る処理を行う。操作部150は、例えば、タッチパネル型ディスプレイ、ボタン、キー、マイクなどであってもよい。
なお、本実施形態のパッティング検出システム1では、後述するように、操作部150が、判定基準23のパッティングモード25とショットモード26とを切り替える切り替え手段として機能することもできる。
計時部160は、年、月、日、時、分、秒等の時刻情報を生成する処理を行う。計時部160は、例えば、リアルタイムクロック(RTC:Real Time Clock)ICなどで実現される。
表示部170は、処理部120から送られてきた画像データやテキストデータを、文字、グラフ、表、アニメーション、その他の画像として表示するものである。表示部170は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ、EPD(Electrophoretic Display)等のディスプレイで実現され、タッチパネル型ディスプレイであってもよい。なお、1つのタッチパネル型ディスプレイで操作部150と表示部170の機能を実現するようにしてもよい。
音出力部180は、処理部120から送られてきた音データを、音声やブザー音等の音として出力するものである。音出力部180は、例えば、スピーカーやブザーなどで実現される。
振動部190は、処理部120から送られてきた振動データに応じて振動する。この振動がリスト機器3に伝わり、リスト機器3を装着したプレーヤーが振動を感じることができる。振動部190は、例えば、振動モーターなどで実現される。
第2検出装置2Bは、上述したとおり、後述する種々の操作部や部材などにより、これから第1検出装置2Aが行うスイング検出が、パッティングであるか否かの検出を行う。そして、第2検出装置2Bは、パッティングであるか否かの検出結果に基づいて、切り替え手段21により判定基準23をパッティングモード25またはショットモード26に切り替える。例えば、第2検出装置2Bが、これから第1検出装置2Aが行うスイング検出がパッティングであることを検出した場合は、切り替え手段21を介して判定基準23をパッティングモード25に切り替え、また、これから第1検出装置2Aが行うスイング検出がパッティングとは異なるショットであることを検出した場合には、判定基準23をショットモード26に切り替える。
3.第2検出装置の具体例
次に、パッティング検出システム1における第2検出装置2Bの具体例の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。図3(a)は、パッティング検出システム1に係る第2検出装置の一実施形態の概要について説明するための図であり、図3(b),(c)は、(a)のa−a線断面を説明する断面図である。
パッティング検出システム1において、これから第1検出装置2Aが行うスイング検出がパッティングであるか否か(「否」は「ショット」)の検出を行う第2検出装置2Bは、取り付け部と、その取り付け部に取り付け・取り外し自在の所定の部材とを含んだ構成とすることができる。図3に示すように、本実施形態の第2検出装置としてのボールマーカーセット200は、取り付け部202と、その取り付け部202に取り付け可能なボールマーカー201とにより構成されている。本実施形態では、取り付け部202がクリップなどにより、ゴルフキャップ210の鍔211に取り付けて使用する例を示しているが、ゴルフキャップ210の鍔211自体に取り付け部を設ける構成としてもよい。また、ボールマーカーセット200は、ゴルフキャップ210の鍔211に取り付けるものに限らず、例えば、リスト機器3に取り付け部202を設けてもよいし、また、上衣の胸ポケットや襟などに取り付け部202を取り付けるワッペン型のボールマーカーセットとしてもよいし、あるいは、取り付け部202をペンダントトップとしたペンダント型のボールマーカーセットとしてもよい。
ボールマーカーセット200において、取り付け部202に取り付けられたボールマーカー201が取り付け部202から取り外されたことを検出すると、その検出結果を図示しない通信手段を介して第1検出装置2Aの切り替え手段21に出力する。図3に示すボールマーカーセット200では、取り付け部202に設けられた凹部203に、ボールマーカー201の接地面側に設けられた凸部201aを挿入した取り付け状態において、凹部203の側壁に凸部201aを両側から挟むように設けられた導電性の板ばね205の弾性により、凹部203に凸部201aが保持される(図3(b))。そして、ボールマーカー201が取り付け部202から外されると、取り付け部202の凹部203内で凸部201aを両側から挟んでいた板ばね205同士が接触して導通し(図3(c))、取り付け部202からボールマーカー201が取り外されたことを電気的に検出して、その検出結果を切り替え手段21に出力する。
なお、取り付け部202からボールマーカー201が取り外されたことを検出可能な取り付け機構は、図3(b),(c)に示した構成に限らず、種々の取り付け機構を用いることができる。例えば、取り付け部202とボールマーカー201とを磁石の磁力により取り付ける取り付け機構を用いて、取り付け部202からボールマーカー201が取り外されたことを磁力の変化によって検出する構成としてもよい。
ボールマーカーセット200は、プレーヤーのラウンド中においてグリーン(パッティンググリーン)に載るまでのプレー中は、ボールマーカー201が取り付け部202に取り付けられた状態でプレーヤーに携帯される。そして、プレーヤーのボールがグリーンに載ると、ボールマーカー201は、パッティング直前までにボールの位置をマークするために、必ずグリーン上に置かれることになる。したがって、プレーヤーがボールマーカー201によりボールの位置をマークするために、取り付け部202からボールマーカー201を取り外すことにより、その後のプレーヤーによる打撃(プレー)がパッティングであることを検出することができる。
以上述べたように、本実施形態に係るパッティング検出システム1によれば、第2検出装置2Bとしてのボールマーカーセット200の取り付け部202に取り付けられたボールマーカー201が取り付け部202から取り外されたことを検出することにより、その後のプレーヤーの打撃がパッティングであることを検出することができる。すると、その検出結果を受信した切り替え手段21が、第1検出装置2Aの判定基準23をパッティングモード25に切り替える構成となっている。したがって、プレーヤーが何らかの操作を行うことなくパッティングを検出し、グリーン上でパッティングを行うときに、パッティングに適したスイング検出の判定基準であるパッティングモード25により、パッティングのスイング検出を精度よく行うことができる。
また、プレーヤーによるスイングがパッティングとは異なるショットのスイング検出を行う場合においても、ショットに適したスイング検出の判定基準であるショットモード26を参照することにより、ショット時のスイング検出を精度よく行うことができる。
なお、本発明は、上述したように、第2検出装置2Bにより、プレーヤーが次に行うスイングがパッティングであるか否かを検出するパッティング検出を、パッティング検出システム1に実行させるプログラムを含む。このプログラムによれば、パッティング検出システム1により、パッティングに切り替わったことを確実に検出して判定基準23をパッティングに適したパッティングモード25に切り替え、パッティングのスイング検出を精度よく行うことができる。
(実施形態2)
次に、第2検出装置の実施形態2について、図面を参照して説明する。図4は、実施形態2に係る第2検出装置の構成例を示すブロック図である。
なお、実施形態1と同一の構成部位については、同一の番号を使用し、重複する説明は省略する。
図4に示す実施形態2のパッティング検出システム1Aにおいて、第2検出装置302Bは、撮像装置311を有する撮像部310を含んで構成されている。撮像部310は、グリーン上で行うパッティングに用いられる物や場所、あるいはそれらを含むパッティング時の特徴的な状態を撮像できるように配置される。例えば、撮像部310は、プレーヤーが用いる打撃用具としてのパター、ボールマーカー、ボール、カップ、カートなどに配置してパッティング検出システム1を構成することができる。または、撮像部310をプレーヤーが身に着ける構成としてもよい。たとえば、キャップや着衣などのゴルフプレー中に身に着けている衣料品、あるいはアクセサリーなどに撮像部310を取り付けて用いる構成としてもよい。
また、HMD(Head Mounted Display)や、スマートコンタクトなどの、ウェアラブル型の撮像装置311を備えた撮像部310を用いる構成としてもよい。
上述した撮像部310の撮像装置311が、パッティングに用いられる物、場所、あるいはそれらの特徴的な状態を撮像したときに、第2検出装置302Bはその後のプレーヤーによる打撃がパッティングであることを検出し、その検出結果を通信部40を介して第1検出装置2Aにデータ出力する。すると、第1検出装置2Aは、切り替え手段21を介して判定基準23をパッティングモード25に切り替える。
パッティング検出をするために、撮像装置311により撮像されるパッティングに用いられる物、場所、あるいはそれらを含むパッティング時の特徴的な状態としては、次に示す物や状態が挙げられる。例えば、プレーヤーが打撃に用いる打撃用具がパターであること、グリーン上にボールマーカーが置かれていること、グリーン上にボールが置かれていること、あるいは旗竿(ピンフラッグ)がホールに立てられた状態とは異なること、即ち、旗竿がホールから抜かれている状態や、旗竿がホール抜かれてホール近傍に人が手で支えて建てられている状態、などである。このような物、場所、あるいはそれらを含む状態は、パッティングが行われるときの特徴的なものなので、これらの物、場所、あるいはそれらを含む状態が撮像装置311により撮像されたとき、その後のプレーヤーによる打撃がパッティングであることを検出することができる。
本実施形態によれば、撮像装置311により撮像される対象が、いずれも、パッティング直前までに必ず用いられる物や場所、またはパッティング時に取り外されるなどの状態の変化がある物や場所であるため、これらの物や場所、あるいは状態の変化が撮像装置により撮像されたことによりパッティングを検出して、判定基準をパッティングモード25に切り替えることができる。
(実施形態3)
次に、第2検出装置の実施形態3について、図面を参照して説明する。図5は、実施形態3に係る第2検出装置を説明するブロック図である。
なお、実施形態1と同一の構成部位については、同一の番号を使用し、重複する説明は省略する。
図5に示すパッティング検出システム1Bの実施形態3における第2検出装置402Bは、第1検出装置2Aとの通信(送受信)に供する通信部40を含む通信手段370を有して構成されている。通信手段370は、グリーン上で行うパッティングに用いられる物や場所などに配置される。
例えば、通信手段370を、パター、ボールマーカー、ボール、カップなどに配置してパッティング検出システム1を構成することができる。そして、通信手段370と、第1検出装置2Aとの間で、所定の通信がなされたときに、その後のプレーヤーによる打撃がパッティングであることを検出し、切り替え手段21を介してスイング検出部20によるスイング検出の判定基準23をパッティングモード25に切り替えることができる。
なお、第2検出装置402Bは、通信手段370により、その後のプレーヤーによる打撃がパッティングであることを検出するパッティング検出手段を構成して、その検出結果を、通信部40により第1検出装置2Aにデータ出力する構成としてもよい。
パッティング検出をするために、通信手段370と第1検出装置2Aとの間でなされる所定の通信としては、通信手段370が配置される物や場所に応じて、次のようなことが挙げられる。
例えば、通信手段370がパターに配置された構成では、プレーヤーがパターのグリップをパッティングする際のグリップ位置で所定時間保持したときに、プレーヤーの次の打撃はパッティングであると検出して、その検出結果を通信手段370により第1検出装置2Aに出力する通信を行う。
この他には、パターに配置された通信手段370と第1検出装置2Aとの通信により、パターと第1検出装置2Aとの距離を計測して、その距離が所定距離内にあったときに、プレーヤーの次の打撃はパッティングであると検出することができる。
また、通信手段370がボールマーカーに配置された構成では、ボールマーカーの位置がグリーン上にあることや、ボールマーカーが取り付けられていた取り付け部から外されたことを通信手段370による通信により確認したとき、あるいは、ボールマーカーに配置された通信手段370と第1検出装置2Aとの通信により、ボールマーカーと第1検出装置2Aとの距離を計測し、その距離が所定範囲内にあることが確認されたとき、プレーヤーの次の打撃がパッティングであると検出することができる。
また、通信手段370がボールに内蔵された構成や、カップに配置された構成では、カップとボール、カップとボールマーカー、あるいはカップとパターの間の距離を通信手段370の通信により計測し、計測された距離が所定範囲内であった場合などに、その後のプレーヤーによる打撃がパッティングであることを検出することができる。
以上述べたように、第2検出装置402Bにおいて、通信手段370は、プレーヤーの次の打撃がパッティングか否かを検出するパッティング検出手段と、パッティング検出の結果を第1検出装置2Aや切り替え手段21に信号として出力する通信手段として用いられる。
本実施形態の通信手段370を有する第2検出装置402Bを備えたパッティング検出システム1Bによれば、プレーヤーの次の打撃がパッティングか否かを検出し、パッティングであると判定された場合に第1検出装置2Aが実行するスイング検出において参照する判定基準をパッティングモード25に切り替えるパッティング検出装置を、多様なバリエーションにて構成し、提供することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良などを加えることが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)
図6は、変形例1に係る所定の部材のバリエーションを示す説明図である。
上記実施形態1では、図3のように、第2検出装置2Bの具体例として、取り付け部202と、その取り付け部202に取り付け・取り外し自在な所定の部材としてのボールマーカー201を有している構成を説明したが、この構成に限定するものではない。
以下、変形例1に係る第2検出装置としてのボールセット410について説明する。なお、変形例1の以下の説明において、実施形態1と同一の構成部位については、同一の番号を附し、重複する説明は省略する。
図6において、第2検出装置の変形例としてのボールセット410は、所定の部材としてのボール401と、そのボール401を収納してプレーヤーが携帯できる取り付け部としてのボールケース402とを有している。本変形例のボール401は、パッティング専用のボールとして用いられるものであり、プレーヤーのラウンドにおいて、グリーンに初めて載ったボール(ボール401とは異なるボール)をボールマーカーでマークした後のパッティング開始時に、マーカーでマークした位置に置かれ、以降のパッティングに用いられる。したがって、本変形例のボールセット410のボール401は、競技として行う正式なラウンドで使用するものではなく、練習ラウンドや近親者によって行われるゴルフコンペなどの際に、一緒にプレーするプレーヤーに周知したうえで、パッティングのみに用いられるものである。
パッティング検出システム1において、これから第1検出装置2Aが行うスイング検出がパッティングであるか否かの検出は、ボールケース402に収容されていたパッティング専用のボール401が、ボールケース402から取り出された(取り外された)ことにより検出する。即ち、ボールケース402からボール401が取り出されたときに、次にプレーヤーが行う打撃はパッティングでことを検出して、その検出結果は図示を省略した通信部を介して信号として切り替え手段21に出力される。なお、ボールケース402からボール401が取り出されたことを検出可能な取り付け機構としては、ボールケース402内にボール401が収容されているときには接点同士が接触せず、ボールケース402からボール401が取り出されたときに接点同士が接触して導通したことを電気的に検出する機構など、様々な機構を適用することができる。
ボールセット410により、その後のプレーヤーの打撃がパッティングであることを検出して、その検出結果が切り替え手段21に出力さると、切り替え手段21は、第1検出装置2Aのスイング検出部20によるスイング検出の判定基準23をパッティングモード25に切り替える(図2を参照)。そして、第1検出装置2Aのスイング検出部20は、スイング状態検出部12及びインパクト検出部14からスイングの状態およびインパクトに関するデータを受け取り、判定基準23のパッティング用の判定基準であるパッティングモード25を参照し、スイングデータを生成して出力する。
変形例1のボールセット410によれば、プレーヤーがパッティング時にパッティング用のボール401を用いることにより、プレーヤーがパッティングを開始することを検出して判定基準をパッティングモード25に切り替え、パッティングに適したスイング検出の判定基準であるパッティングモード25により、パッティングのスイング検出の誤検出を抑制して精度のよいスイング検出を行うことができる。
(変形例2)
上記実施形態および変形例1では、プレーヤーがパッティングを始めるパッティング検出を、グリーン上で行うパッティングに用いられる物や場所、あるいはそれらを含むパッティング時の特徴的な状態を検出したり、撮像したりすることにより行う構成としたが、これらに限定されない。
以下、変形例2に係る第2検出装置のバリエーションについて説明する。図7は、変形例2に係る第2検出装置の基本構成を説明する図である。
パッティング検出システム1Cにおける変形例2の第2検出装置は、プレーヤーがパッティングを始める際に、プレーヤーが操作部を自ら操作して、判定基準をパッティングモード25に切り替える構成となっている。図7において、パッティング検出システム1Cにおける第2検出装置502Bは、操作部440を有している。第2検出装置502Bの操作部440は、プレーヤーがパッティングを始めるときに、プレーヤーにより操作され、その操作によって、切り替え手段21が、第1検出装置2Aのスイング検出部20によるスイング検出の判定基準をパッティングモード25に切り替える。なお、操作部440の操作は、プレーヤー本人だけでなく、プレーヤーに付き添うキャティーなどの関係者であってもよい。
操作部440としては、プレーヤーが操作できる種々の形態を適用することができる。例えば、押しボタン、切り替えつまみ、スナップスイッチ、などを操作部440として、それを操作することによりパッティング検出を行う。また、第2検出装置502Bがタッチパネルを有している構成である場合は、そのタッチパネルを操作部440としてタップ、フリック、ドラッグなどのタッチパネルの基本操作を行うことにより、パッティング検出を行う。
また、変形例2の別の形態は、図2に示すパッティング検出システム1の第2検出装置2Bを除き、表示装置50を第2検出装置として用いる構成にして、プレーヤーがパッティングを始めるときに、表示装置50の操作部150を操作して、切り替え手段21により判定基準23をパッティングモード25に切り替える。
また、プレーヤーがパッティングを始めるときに操作する操作部は、上記した表示装置50の操作部150に限らず、例えば、表示装置50を回転ベゼル付きの腕時計型の表示装置50として、回転ベゼルを操作部とし、その回転ベゼルを所定の位置まで回す操作をすることによりパッティング検出を行う構成としてもよい。回転ベゼルを操作部とすれば、パッティング検出をするための操作部の表示が、例えば液晶表示などに比べると晴天の日中においても視認しやすいという利点がある。
変形例2の第2検出装置502Bを有するパッティング検出システム1Cによれば、これから行うスイングがパッティングであると認識したプレーヤー自身が、操作部440を操作することによってパッティングモードに切り替えることができる。
4.パッティング検出装置
上記実施形態および変形例では、プレーヤーのスイング検出を行う際に、これから行うスイングがパッティングであるか否かを検出し、パッティングであることを検出した場合に、スイング検出における判定基準をパッティングモード25に切り替えるパッティング検出システム1,1A,1B,1Cについて説明した。上述した実施形態および変形例のパッティング検出システムの構成のうち、例えば、図1および図2に示すスイング検出部20、パッティングモード25およびショットモード26を有する判定基準23、および切り替え手段21を少なくとも有することにより、判定基準23に基づいてスイングの物理量の検出を行う際に、検出精度を向上させる効果を奏するパッティング検出装置を構成して提供することができる。
この構成によるパッティング検出装置において、切り替え手段21には、上記実施形態および変形例で説明した第2検出装置における種々のパッティング検出手段が適用され、そのパッティング検出手段がパッティングを検出したときに、判定基準23をショットモード26からパッティングモード25に切り替える手段として機能する。
例えば、パッティング検出装置における切り替え手段21は、実施形態1のボールマーカーセット200のように、取り付け部202に取り付けられた所定の部材としてのボールマーカー201を取り外すことであってもよい。
この構成によれば、パッティングに切り替わる際に取り付け部202から取り外すボールマーカー201を所定の部材として適用しているので、取り付け部202からボールマーカー201を取り外す操作によってショットからパッティングに切り替わったことを検出し、判定基準23のパッティングモード25への切り替えを自動で確実に行うことができる。ここで、所定の部材は、ボールマーカー201のほかに、旗竿、ゴルフボールであってもよい。旗竿が所定の部材の場合は、取り付け部はホールの旗竿を立てるための取り付け部となり、ゴルフボールが所定の部材の場合は、取り付け部は、変形例1のボールケース402になる。
また、パッティング検出装置における切り替え手段21は、実施形態2で説明した第2検出装置302Bに含まれる、撮像装置311を有する撮像部310であってもよい。
この構成によれば、グリーン上で行うパッティングに用いられる物や場所、あるいはそれらの特徴的な状態を撮像装置311により撮像したときにパッティングを検出し、判定基準23をパッティングモード25に切り替えることができる。
また、パッティング検出装置における切り替え手段21は、変形例2の第2検出装置502Bにおいて、プレーヤーがパッティングを始める際に、プレーヤーが操作して、判定基準をパッティングモード25に切り替える操作部440であってもよい。
この構成によれば、これから行うスイングがパッティングであることを認識したプレーヤー自身が、操作部440を操作することによってパッティングモードに切り替えることができる。
また、パッティング検出装置における切り替え手段21は、上記操作部440や上記した所定の部材との通信であってもよい。
この構成によれば、操作部440、または、パッティングになったことを検出させることが可能な上記種々の所定の部材との通信によりパッティングを検出して、判定基準23をパッティングモード25へ切り替えるパッティング検出装置を、多様なバリエーションにて構成することができる。
以上、述べたパッティング検出装置によれば、パッティングモード25およびショットモード26を有する判定基準23に基づいて打撃用具(ゴルフクラブ、パター)のスイングに係る物理量をスイング検出部20により検出する際に、打撃用具によるスイングがパッティングであることを検出すると判定基準23をパッティングモード25に切り替える切り替え手段21を有している。これにより、プレーヤーのスイングがパッティングである場合に、スイング検出の判定基準23をショットモード26からパッティングに適したパッティングモードに切り替えるので、パッティングのスイング検出を精度よく行うことができる。
以上、発明者によってなされた本発明の実施の形態について具体的に説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、パッティング検出システム1,1A,1B,1Cの第1検出装置2Aが、慣性計測ユニット110や表示装置50とともにリスト機器3に内蔵された構成を説明した。これに限らず、第1検出装置2Aをリスト機器3とは別体として、例えば双方に通信部をそれぞれ設けてデータ通信する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、第2検出装置によるパッティング検出結果や、第1検出装置によるスイング検出結果を、リスト機器3の表示装置50やその他の音や振動などの通知手段により通知できる構成を説明した。
これに限らず、パッティング検出システム1と、スマートフォンなどの携帯通信機器やパーソナルコンピューターなどの外部機器とをペアリングして、パッティング検出システム1が検出した検出結果をその外部機器を介してプレーヤーに通知する構成としてもよい。
また、外部機器を切り替え手段21や操作部440として用いる構成としてもよい。
1,1A,1B,1C…パッティング検出システム、2A…第1検出装置、2B,302B,402B,502B…第2検出装置、3…リスト機器、12…スイング状態検出部、14…インパクト検出部、16…スイングデータ生成部、20…スイング検出部、21…切り替え手段、23…判定基準、25…パッティングモード、26…ショットモード、30…記憶部、40…通信部、50…表示装置、90…打撃用具としてのゴルフクラブ、93…シャフト、98…グローブ、110…慣性計測ユニット、120…処理部、130…記憶部、140…通信部、150…操作部、160…計時部、170…表示部、180…音出力部、190…振動部、200…ボールマーカーセット、201…ボールマーカー、201a…凸部、202…取り付け部、203…凹部、300…スイングデータ算出プログラム、310…撮像部、311…撮像装置、350…スイング基礎情報、370…通信手段、401…ボール、402…ボールケース、410…ボールセット、440…操作部。

Claims (7)

  1. プレーヤーがこれから行うスイングがパッティングであるか否かの検出結果を受信する第1通信部と、
    前記プレーヤーの前記スイングに係るデータを出力する慣性計測ユニットと、
    前記慣性計測ユニットからの前記データを解析するための、パッティングモードとショットモードの2つの判定基準と、
    前記判定基準を、前記検出結果に基づいて、前記パッティングモードおよび前記ショットモードのいずれかに切り替える切り替え手段と、
    前記慣性計測ユニットの出力から前記プレーヤーのスイングのスイング状態インパクトの強さを検出し、前記切り替え手段によって切り替えられた前記判定基準を参照して前記スイング状態と前記インパクトの強さとからスイングデータを生成するスイング検出部と、を有する第1検出装置と、
    前記プレーヤーがこれから行うスイングがパッティングであるか否かを検出し、前記検出結果を前記第1通信部へ送信する第2通信部を有する第2検出装置と、を備える、スイングデータ生成システム。
  2. プレーヤーがこれから行うスイングがパッティングであるか否かの検出結果を受信する受信部と、
    前記プレーヤーの前記スイングに係るデータを出力する慣性計測ユニットと、
    前記慣性計測ユニットからの前記データを解析するための、パッティングモードとショットモードの2つの判定基準と
    前記判定基準を、前記検出結果に基づいて、前記パッティングモードおよび前記ショットモードのいずれかに切り替える切り替え手段と、
    前記慣性計測ユニットの出力から前記プレーヤーのスイングのスイング状態インパクトの強さを検出し、前記切り替え手段によって切り替えられた前記判定基準を参照して前記スイング状態と前記インパクトの強さとからスイングデータを生成するスイング検出部と、
    を備えるリスト機器。
  3. 前記受信部は、プレーヤーが操作部を操作して生成される検出結果を受信する、請求項2に記載のリスト機器。
  4. 前記受信部が、取り付け部において取り付けられた所定の部材が取り外された場合に生成される前記検出結果を受信した場合、前記判定基準は前記パッティングモードに切り替えられる、請求項2に記載のリスト機器。
  5. 前記所定の部材は、ボールマーカー、およびゴルフボールのうちのいずれかである、請求項4に記載のリスト機器。
  6. 前記受信部は、撮像装置を有する撮像部が所定の部材を撮像したときに生成される前記検出結果を受信する、請求項2に記載のリスト機器。
  7. 前記所定の部材は、パター、グリーン上のボールマーカー、グリーン上のボールまたはホールから抜かれたピンフラッグである、請求項6に記載のリスト機器。
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