本出願は、2013年10月7日に出願された米国仮特許出願第61/887,679号の利益を米国特許法第119条(e)に基づいて主張するものであり、その開示内容全体を本願明細書に参照により明示的に援用する。
本願で開示および/またはクレームされる発明概念の少なくとも1つの実施形態を詳細に説明する前に、本願で開示および/またはクレームされる発明概念は、その適用が、以下の発明の詳細な説明で説明されるか図面で図示される構成要素、ステップまたは方法の構成および配置の詳細に限定されるものではないことを理解されたい。本願で開示および/またはクレームされる発明概念は、他の実施形態が可能、つまり、様々な方法で実践ないし実施することができる。また、本願明細書で使用する表現および用語は、説明を目的とするものであり、限定的とみなされるべきではないことを理解されたい。
本願明細書で特段定義されない限り、本願で開示および/またはクレームされる発明概念と関連して使用される技術用語は、当業者に通常理解される意味と同じ意味を有する。さらに、文脈により特段要求されない限り、単数形の用語は複数を含み、複数形の用語は単数形を含む。
本願明細書に記載する全ての特許、特許出願公報および非特許出版物は、本願で開示および/またはクレームされる発明概念に関する当該技術分野の当業者の水準を示すものである。本願明細書の任意の箇所で参照される全ての特許、特許出願公報および非特許出版物は、それらが参照により援用されることが具体的かつ個別に示されているかのように、本願明細書に参照によりその全体を明示的に援用する。
本願明細書で開示する全ての組成物および/または方法は、本開示を参酌することにより過度の実験をせずに製造および実行することができる。本願で開示および/またはクレームされる発明概念の組成物および/方法の好適な実施形態を説明するが、本願明細書に記載の組成物および/または方法、ならびに、本願明細書に記載の方法のステップまたはステップの順序は、本願で開示および/またはクレームされる発明概念の概念、精神および範囲を逸脱しない範囲で変更され得ることが当業者に理解されよう。当業者に自明な上記と同様の置換および改変は、本願で開示および/またはクレームされる発明概念の精神、範囲および概念の範囲内であるとみなされる。
本開示に従って使用されるとおり、下記の用語は、特段断わりのない限り、それぞれ下記の意味を有すると理解されるものである。
「1つ(「a」または「an」)」の使用は、用語「含む(comprising)」と共に使用される場合「1つ」を意味し得るが、「1つ以上」、「少なくとも1つ」、および、「1またはそれ以上」とも意味は同じである。用語「または、あるいは、もしくは(or)」の使用は、選択肢のみまたは「および/または」に言及するという定義のサポートが明細書にあるものの、選択肢同士が互いに排他的であり当該選択肢のみを示すことが特段明示されていない限り「および/または」を意味する。本出願を通して、用語「約」は、値が、定量装置、値の測定方法、または、研究対象間に存在するばらつきに対して、内在的な誤差のばらつきを含むことを示す。例えば、限定するものではないが、用語「約」が使用された場合、示された値は±12%、±11%、±10%、±9%、±8%、±7%、±6%、±5%、±4%、±3%、±2%、または、±1%変動し得る。用語「少なくとも1つ」の使用は、1だけではなく、2以上の任意の量、限定するものではないが、1、2、3、4、5、10、15、20、30、40、50、100などを含むものと理解される。用語「少なくとも1つ」は、それが使用されている用語に応じて、100以上または1000以上に拡張され得る。さらに、100/1000の量は、上限値または下限値も満足な結果をもたらし得るため、限定的に解釈されるものではない。また、用語「X、Y、および、Zの少なくとも1つ」の使用は、X単独、Y単独、および、Z単独、ならびに、X、Y、および、Zの任意の組み合わせを含むものとして理解される。序数語(すなわち、「第1」、「第2」、「第3」、「第4」など)の使用は、単に2以上の項目を差別化する目的で使用され、特段示されていない限り、如何なる順番、順序、1つの項目の他の項目と比較した重要性、添加順序を示唆する意図はない。
本願明細書において、語句「含む(comprising)」(および、「comprise」、「comprises」などの任意のその派生形)」、語句「有する(having)」(および、「have」、「has」などの任意のその派生形)、語句「含む(including)」(および、「includes」、「include」などの任意のその派生形)、または、語句「含む(containing)」(および、「contains」、「contain」などの任意のその派生形)は、包含的、つまりオープンエンドであり、追加の記載されていない構成要素または方法ステップを排除するものではない。本願明細書において、用語「またはそれらの組み合わせ」は、当該用語の前に列挙された項目の全ての順列・組み合わせを言及する。例えば、「A、B、C、または、それらの組み合わせ」との記載は、A、B、C、AB、AC、BC、または、ABCの少なくとも1つを含むことを意図し、また、特定の文脈において順序が重要な場合は、BA、CA、CB、CBA、BCA、ACB、BAC、または、CABの少なくとも1つを含むことを意図する。上記例に続いて、BB、AAA、MB、BBC、AAABCCCC、CBBAAA、CABABBなど、1つ以上の項目または用語の繰り返しを含む組み合わせが明示的に含まれる。当業者は、特段文脈から明らかではない限り、全ての組み合わせにおいて項目または用語の数は一般的には限定されないことを理解するであろう。
本願明細書において、用語「ガラクトマンナン」、「ガラクトマンナンポリマー」および「ポリガラクトマンナン」は交換可能に使用可能であり、これには、マンノースおよびガラクトースの構成単位から構成され、かつ、付随的な程度の他の糖構成単位を有する全ての多糖を含む、水と接触して膨潤する任意のガラクトマンナンおよび/または任意のポリガラクトマンナンが含まれる。
本願で開示および/またはクレームされる発明概念の一実施形態によれば、少なくとも1つのジヒドロキシアルキル部分により置換されたポリガラクトマンナンを含む組成物であって、未置換マンノース、置換マンノース、未置換ガラクトース、および、置換ガラクトースを含み、上記未置換ガラクトースおよび上記置換ガラクトースの組み合わせに対する上記未置換マンノースおよび上記置換マンノースの組み合わせのモル比は少なくとも約2.0:1である組成物が提供される。
上記ジヒドロキシアルキル部分は炭素数2〜12のアルキル基を含む。上記ジヒドロキシアルキル部分は、ジヒドロキシエチル、ジヒドロキシプロピル、ジヒドロキシブチル、ジヒドロキシペンチル、および、ジヒドロキシヘキシルからなる群から選択される。非限定的な一実施形態では、上記ジヒドロキシアルキル部分はジヒドロキシプロピルである。
本願で開示および/またはクレームされる発明概念の一実施形態によれば、上記置換ガラクトマンナンポリマーは少なくとも1つのカチオン性部分で更に置換される。
本願で開示および/またはクレームされる発明概念の一実施形態によれば、上記置換ガラクトマンナンポリマーは少なくとも1つの疎水性部分で更に置換される。
本願で開示および/またはクレームされる発明概念の一実施形態によれば、上記ポリガラクトマンナンは、カッシア・トーラ、エビスグサ、および、それらの組み合わせの種の胚乳から単離される。
上記ポリガラクトマンナンの重量平均分子量(Mw)は200,000〜5,000,000ダルトンの範囲であり得る。多くの場合、上記ポリガラクトマンナンの重量平均分子量は300,000〜2,000,000ダルトンの範囲であり得る。一般的には、上記ポリガラクトマンナンの重量平均分子量(Mw)は400,000〜1,500,000ダルトンの範囲である。上記ポリガラクトマンナンの分子量は、当該技術分野で知られている制御分解手順により変えることができる。
さらに、上記ポリガラクトマンナンの数平均分子量(Mn)は100,000〜1,500,000ダルトンの範囲であり得る。多くの場合、上記ポリガラクトマンナンの数平均分子量は200,000〜1,000,000ダルトンの範囲であり得る。一般的には、上記ポリガラクトマンナンの数平均分子量は300,000〜900,000ダルトンの範囲である。本願明細書の重量平均分子量および数平均分子量は、屈折率検出器および低角度光散乱検出器または他の利用可能な検出器を用いたゲルろ過クロマトグラフィー(GPC)またはサイズ排除クロマトグラフィー(SEC)で測定することができる。
本願で開示および/またはクレームされる発明概念の一実施形態によれば、組成物は、少なくとも1つのジヒドロキシアルキル部分により置換されたポリガラクトマンナンを含むか、当該ポリガラクトマンナンからなるか、または、当該ポリガラクトマンナンから実質的になる。上記組成物は、未置換マンノース、置換マンノース、未置換ガラクトース、および、置換ガラクトースを含むか、これらからなるか、または、これらから実質的になる。また、未置換ガラクトースおよび置換ガラクトースの組み合わせに対する未置換マンノースおよび置換マンノースの組み合わせのモル比は、少なくとも約2.0:1、少なくとも約4.0:1、または、少なくとも約7.0:1であり得る。未置換ガラクトースポリマーに対する未置換マンノースのモル比は、約2.0〜約7.0、または、約3.0〜約5.0であり得る。さらに、上記ポリガラクトマンナンは、カッシア・トーラ、エビスグサ、および、それらの組み合わせの種の胚乳から単離することができる。
上記少なくとも1つのジヒドロキシアルキル部分は、上記ポリガラクトマンナンにエーテルの形態で置換することができ、上記ポリガラクトマンナンの、上記少なくとも1つのジヒドロキシアルキル部分による平均分子置換度は、約0.05〜約5.0、または、約0.1〜約4.0であり得る。上記組成物の数平均分子量(Mn)は、約50,000〜約1,000,000、または、約100,000〜約700,000、重量平均分子量(Mw)は約70,000〜約1,200,000、または、約100,000〜約1,000,000であり得る。また、Mw/Mn比は約1.2〜約5.0、または、約1.5〜約3.0であり得る。
他の一実施形態によれば、上記少なくとも1つのジヒドロキシアルキル部分により置換された上記組成物のポリガラクトマンナンを、少なくとも1つの疎水性部分で更に置換することができる。上記少なくとも1つの疎水性部分は、上記少なくとも1つのジヒドロキシアルキル部分の末端水酸基または上記ポリガラクトマンナンの水酸基に、あるいは、上記少なくとも1つのジヒドロキシアルキル部分の末端水酸基および上記ポリガラクトマンナンの水酸基に置換することができる。上記少なくとも1つの疎水性部分は炭素数4〜22のアルキル基から選択することができる。上記疎水性部分は、直鎖または分岐ドデシル基、直鎖または分岐ヘキサデシル基、および、直鎖または分岐ドコシル基からなる群から選択されるアルキル基であり得る。特に、上記アルキル基は、直鎖または分岐ドデシルハライド、直鎖または分岐ドデシルグリシジルエーテル、直鎖または分岐ヘキサデシルハライド、直鎖または分岐ヘキサドシルグリシジルエーテル、直鎖または分岐ドコシルハライド、および、直鎖または分岐ドコシルグリシジルエーテルからなる群から選択することができる。
他の一実施形態によれば、上記少なくとも1つのジヒドロキシアルキル部分により置換された上記組成物のポリガラクトマンナンを、少なくとも1つのカチオン性部分で更に置換することができる。上記少なくとも1つのカチオン性部分は、上記少なくとも1つのジヒドロキシアルキル部分の末端水酸基または上記ポリガラクトマンナンの水酸基に、あるいは、上記少なくとも1つのジヒドロキシアルキル部分の末端水酸基および上記ポリガラクトマンナンの水酸基に置換することができる。
上記少なくとも1つのカチオン性部分は、水酸基への置換に好適な任意のカチオン性部分であり得る。特に、上記少なくとも1つのカチオン性部分は、式AB(式中、Aは、独立して、置換または未置換の炭素数1〜6の直鎖または分岐アルキル基から選択され、Bは、独立して、S+R1R2X−、N+R1R2R3X−、P+R1R2R3X−(式中、R1、R2、R3は、独立して、水素、および、炭素数1〜24の直鎖および分岐アルキルからなる群から選択され、X−はアニオンである)から選択される)で表される化合物から選択することができる。
また、Aは、3−ハロ−2−ヒドロキシプロピル基、2,3−エポキシプロピル基、および、それらの組み合わせからなる群から選択される化合物を含み得る。
他の一実施形態によれば、上記少なくとも1つのジヒドロキシアルキル部分および上記少なくとも1つのカチオン性部分により置換された上記組成物のポリガラクトマンナンを、少なくとも1つの疎水性部分で更に置換することができる。上記少なくとも1つの疎水性部分は、上記少なくとも1つのジヒドロキシアルキル部分の末端水酸基、上記ポリガラクトマンナンの水酸基、および、少なくとも1つのカチオン性部分のうちの少なくとも1つに置換することができる。上記疎水性部分は、前述のものと同じである。
他の一実施形態によれば、上記組成物は、上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンと;界面活性剤、脂肪酸石鹸、毛髪・皮膚コンディショニング剤、懸濁助剤、皮膚軟化剤、乳化剤、レオロジー調整剤、増粘剤、ビタミン、毛髪成長促進剤、セルフタンニング剤、サンスクリーン、スキンライトナー、老化防止化合物、しわ防止化合物、脂肪沈着防止化合物、ニキビ防止化合物、フケ防止剤、抗炎症化合物、鎮痛剤、制汗剤、消臭剤、毛髪固定剤、微粒子、研磨剤、保湿剤、酸化防止剤、角質溶解剤、帯電防止剤、起泡力増進剤、ヒドロトロープ剤、可溶化剤、キレート剤、抗菌剤、抗真菌剤、pH調整剤、キレート剤、緩衝剤、植物性物質、毛髪着色剤、毛染め剤、酸化剤、還元剤、毛髪・皮膚ブリーチ剤、顔料、虫歯防止剤、歯石防止剤、プラーク防止剤、溶媒、レオロジー調整剤、および、それらの組み合わせから選択される少なくとも1つの成分とを含むか、当該ポリガラクトマンナンと当該成分とからなるか、または、当該ポリガラクトマンナンと当該成分とから実質的になり得る。
上記界面活性剤は、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、および、それらの組み合わせから選択することができる。上記コンディショニング剤は、シリコーン、有機コンディショニングオイル、天然ワックス、合成ワックス、カチオン性ポリマー、脂肪アルコール、カチオン性界面活性剤、および、それらの組み合わせから選択することができる。上記シリコーンは、シリコーン流体、シリコーンオイル、カチオン性シリコーン、シリコーンガム、高屈折率シリコーン、シリコーン樹脂、乳化シリコーン、ジメチコンコポリオール、アモジメチコン、および、それらの組み合わせから選択することができる。上記カチオン修飾ポリマーは、ポリクオタニウム、カチオン修飾ポリガラクトマンナン、および、それらの組み合わせから選択することができる。
他の一実施形態によれば、毛髪固定組成物は、a)上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンと、b)レオロジー調整剤、界面活性剤、固定助剤、溶媒、水、コンディショナー、噴射剤、中和剤、香料、香料可溶化剤、増粘剤、保存剤、乳化剤、皮膚軟化剤、湿潤剤、着色剤、ワックス、および、それらの混合物から選択される成分とを含むか、a)成分およびb)成分からなるか、または、成分a)および成分b)から実質的になり得る。
上記コンディショナーは、シリコーン、有機コンディショニングオイル、天然ワックス、合成ワックス、カチオン性ポリマー、および、それらの組み合わせから選択することができる。上記噴射剤は、プロパン、ブタン、イソブテン、ジメチルエーテル、1,1−ジフルオロエタン、二酸化炭素、および、それらの混合物から選択することができる。
他の一実施形態によれば、スキンケア組成物は、a)上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンと、b)レオロジー調整剤、界面活性剤、溶媒、水、コンディショナー、噴射剤、中和剤、香料、香料可溶化剤、増粘剤、保存剤、乳化剤、皮膚軟化剤、湿潤剤、サンスクリーン剤、紫外線遮断剤、着色剤、ワックス、および、それらの混合物から選択される成分とを含むか、成分a)および成分b)からなるか、または、成分a)および成分b)から実質的になり得る。
上記コンディショナーは、シリコーン、カチオン性ポリマー、天然オイル、合成オイル、天然ワックス、合成ワックス、および、それらの組み合わせから選択することができる。上記溶媒は、炭素数1〜6のアルコール、ケトン、エーテル、および、それらの組み合わせから選択することができる。上記カチオン性ポリマーは、ポリクオタニウム化合物、カチオン修飾ポリガラクトマンナン、および、それらの組み合わせから選択することができる。
上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物は、限定されないが、シャンプー(「ツーインワン」コンディショニング・シャンプーなどのコンビネーションシャンプーを含む)などのヘアケア製品を含む、パーソナルケア(化粧品、トイレタリー、薬用化粧品)製品、局所用ヘルスケア製品;シャンプー後のリンス;ジェル、スプレーなどの毛髪セット助剤、ポマードなどの手入れ助剤、コンディショナー、パーマ、縮毛矯正剤、および、毛髪平滑剤などを含む、毛髪セット・スタイルメンテナンス剤;クリーム、ローション、コンディショナー、および、クレンジング製品などのスキンケア製品(顔、ボディ、手、頭皮、足);ニキビ防止製品;老化防止製品(剥離剤、角質溶解薬、脂肪沈着防止剤、しわ防止剤など);サンスクリーン、サンブロック、バリアクリーム、オイル、シリコーンなどの皮膚保護剤;スキンカラー製品(美白剤、ライトナー、サンレス日焼け促進剤など);毛髪着色剤(毛染剤、ヘアカラ―リンス、ハイライター、ブリーチなど);有色皮膚着色剤(フェイシャル・ボディメイクアップ、ファンデーションクリーム、マスカラ、口紅、リップ製品など);バス・シャワー製品(ボディクレンザー、ボディウォッシュ、シャワージェル、液体石鹸、固形石鹸、固形合成洗剤、コンディショニング液体バスオイル、気泡剤、バスパウダーなど);ネイルケア製品(マニキュア液、除光液、ストレンスナー、レンスナー、ハードナー、キューティクルリムーバー、ソフトナーなど);および、酸性〜実質的に中性〜塩基性の任意の水性組成物であって、その保存中および/または使用中に有益なまたは望ましい物理的または化学的効果を達成するために効果的な量の上述の様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物を組み込むことが可能な水性組成物、の調製に好適である。
上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物を含むトイレタリーおよびヘルス・アンド・ビューティーエイズ(「HBAs」と一般的に称される)には、限定されないが、脱毛製品(シェービング・クリームおよびローション、脱毛剤、シェービング後のスキン・コンディショナーなど);消臭剤、発汗抑制剤;マウスウォッシュ、練り歯磨き、歯磨き粉、トゥース・ポリッシュ、ホワイトニング剤などの歯磨剤、息清涼剤、入れ歯接着剤などの口腔(口、歯、歯肉)ケア製品;および、顔髭・体毛ブリーチ剤などを含むことができる。上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物を含むことができる他のヘルス・アンド・ビューティーエイズとしては、限定されないが、ヒドロキシアセトン(DHA)、チロシン、チロシンエステルなどの人工日焼け促進剤を含むサンレス日焼け剤;コウジ酸、ハイドロキノン、アルブチン、果物抽出物、野菜抽出物または植物抽出物(レモン皮抽出物、カモミール、緑茶、カジノキ抽出物など)、アスコルビン酸誘導体(パルミチン酸アスコルビル、ステアリン酸アスコルビル、リン酸アスコルビルマグネシウムなど)などを有効成分として含む皮膚脱色・美白製剤;魚の目・タコ除去剤、足浴剤、フットパウダー(アスリート用抗菌フットパウダー、軟膏、スプレーなどの医療用、および、制汗パウダー、または、非医療用水分吸収パウダー)、液体フットスプレー(冷却スプレー、消臭スプレーなどの非医療用、および、医療用の抗菌スプレー、制汗スプレーなど)、足・足爪用コンディショナー(ローションおよびクリーム、爪軟化剤など)などのフットケア製品が含まれる。
上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物を含むことが可能な局所用ヘルス・アンド・ビューティーエイズ(分散助剤およびフィルム形成剤などとして)は、限定されないが、皮膚保護用のスプレー製品、クリーム製品、ローション製品、ゲル製品、スティック製品および粉末製品(例えば、虫除け、かゆみ止め、防腐剤、殺菌剤、サンブロック、サンスクリーン、スキンタイトニング・スキントーニング乳液およびローション、ならびに、イボ除去組成物などが含まれる。
所定の組成物または用途において、上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物は、必ずではないが、2以上の機能(例えば、固定剤、増粘剤、スキン・ヘアコンディショナー、フィルム形成剤および担体または沈着助剤)を担うことができる。パーソナルケア組成物では、使用することが可能な上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物の量は、これを配合する配合物の目的によって異なり、配合の当業者により決定することができる。よって、所望の物理化学的・機能的性質が得られる限り、組成物の全重量に対する上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物の有効量は、本願で開示および/またはクレームされる発明概念の一態様において、典型的には、約0.01wt%〜約30wt%であり、他の一態様では、約0.05wt%〜約20wt%であり、更なる一態様では、約0.1wt%〜約15wt%であり、さらに更なる態様では1wt%〜約10wt%であり得るが、これらに限定されない。
上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物は、毛髪固定剤組成物およびスタイリングシャンプー組成物のコンディショナーおよび/または沈着助剤として使用することができる。さらに、上記組成物は、毛髪固定剤組成物の固定剤として使用することができる。上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物は、シャンプーおよびコンディショナーに使用してコーミング性を向上させることができる。正電荷を持つ原子は負の電荷を持つ毛髪繊維と相互作用してフィルムを形成することができる。また、コーミングした際に余分な毛髪が櫛に積み上がらず、毛髪の感触を軟らかく、かつ、滑らかにする。上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物は、毛髪に対してクレンジング性、ウェットほぐし性、ドライほぐし性、扱いやすさを付与するだけでなく、比較的非刺激性でもあるコンディショニング洗剤配合物中のコンディショナー・パッケージの一部として用いることができる。よって、かかる組成物は皮膚や眼が敏感な子供や大人が使用するのに好適である。さらに、上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物は、毛髪にコンディショニング剤および薬剤を沈着させる沈着助剤として使用することができる。
本願明細書で考察するように、上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物は、パーソナルケア、ホームケア、ヘルスケア、および、施設用の配合物に利用される1つ以上の有効成分の送達、沈着および/または活性を可能とし、促進し、かつ/または向上させ、また、当該組成物を配合した局所用配合物の精神感覚特性および審美的特性を改善するものである。上記有効成分の例としては、カフェイン、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、抗ストレッチマーク化合物、収斂剤(ミョウバン、オートミール、ノコゴリソウ、マンサク、ヤマモモ、イソプロピルアルコールなど)、脱水化合物、毛髪成長促進化合物(モノキシジルなど)、皮膚・毛髪栄養化合物、皮膚・毛髪保護化合物、セルフタンニング化合物(イサチン、アロキサン、ニンヒドリン、グリセルアルデヒド、メソ酒石酸アルデヒド、グルタルアルデヒド、エリトルロース、チロシン、チロシンエステル、および、ジヒドロキシアセトンなどのモノカルボニル化合物またはポリカルボニル化合物)、サンスクリーン(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、オクチノキサート、オクチサレート、オキシベンゾンなど)、皮膚美白剤(コウジ酸、ハイドロキノン、アルブチン、果物抽出物、野菜抽出物または植物抽出物(レモン皮抽出物、カモミール、緑茶、カジノキ抽出物など)、アスコルビン酸誘導体(パルミチン酸アスコルビル、ステアリン酸アスコルビル、リン酸アスコルビルマグネシウムなど)、リッププランパー化合物、老化防止化合物、脂肪沈着防止化合物、ニキビ防止化合物(α−ヒドロキシ酸(AHA)、β−ヒドロキシ酸(BHA)、α−アミノ酸、α−ケト酸(AKA)、酢酸、アゼライン酸、および、その混合液などの酸性薬剤など)、フケ防止化合物(亜鉛ピリオチン、亜鉛オマジン、硝酸ミコナゾール、硫化セレン、ピロクトンオラミン、クリンバゾールなど)、抗炎症化合物(アスピリン、イブプロフェン、ナプロキセンなど)、鎮痛剤(アセトアミノフェンなど)、酸化防止化合物、制汗化合物(アルミニウムハライド、アルミニウムヒドロキシハライド、硫酸アルミニウム、ジルコニウム(ジルコニル)オキシハライド、ジルコニウム(ジルコニル)ヒドロキシハライド、および、それらの混合物又は複合体など)、消臭剤化合物(2−アミノ―2−メチル−1−プロパノール(AMP)、フェノスルホン酸アンモニウム;塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、ブロモクロロフェン、臭化セチルトリメチルアンモニウム、塩化セチルピリジニウム、クロロフィル銅複合体、クロロチモール、クロロキシレノール、クロフルカルバン、塩化デカリニウム、ジクロロフェン、ジクロロ−m−キシレノール、ジナトリウムジヒドロキシエチルスルホスクシニルウンデシレネート、臭化ドミフェン、ヘキサクロロフェン、塩化ラウリルピリジニウム、塩化メチルベンゼトニウム、フェノール、重炭酸ナトリウム、フェノールスルホン酸ナトリウム、トリクロカルバン、トリクロサン、フェノールスルホン酸亜鉛、リシノール酸亜鉛、および、それらの混合物)、毛髪固定ポリマー(天然ポリマーおよび合成ポリマー、例えばポリアクリレート、ポリビニル、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド、修飾セルロース、デンプン、およびこれらの混合物など)、毛髪・皮膚コンディショナー(合成オイル、天然オイル、例えば、野菜オイル、植物オイル、動物オイル、鉱油、天然ワックス、合成ワックス、カチオン性ポリマー、モノマー性およびポリマー性の四級化アンモニウム塩化合物、シリコーン(例えば、シリコーンオイル、シリコーン樹脂、シリコーンガム)、タンパク質、加水分解タンパク質、脂肪酸、脂肪アミン;および、それらの混合物など);ならびに、上記のうちの2つ以上の好適な混合物が含まれる。
上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物は、例えば、雲母、パール化剤、ビーズなどの微粒子のための沈着助剤として特に有用であり、そのため、微粒子、微小研磨剤、および研磨剤を含む皮膚用製品、例えば、剥離剤を含むシャワージェル、マスクおよびスキンクレンザーなどに好適である。化粧品として有用な多くの微粒子剥離剤が当該技術分野で知られており、その選択および量は、化粧品技術分野の当業者に理解されているように、組成物の使用に望まれる剥離効果によって決定される。有用な剥離剤には、限定されないが、生物系研磨剤、無機研磨剤、合成ポリマー、および、それらの混合物が含まれる。生物系研磨剤には、限定されないが、ナッツ、例えば、クルミ(Juglans regia)シェル、アーモンド、ペカンなど;果実原料、例えば、アンズ、アボカド、ココナッツ、オリーブ、モモなど;野菜原料、例えば、トウモロコシ穂軸、オートブラン、イネ、バラ臀部種、ホホバ(ワックス、種粉末)、微結晶性セルロース、粉砕したヘチマ、粉砕した海藻など;動物原料、例えば、カキの殻、絹、微結晶性コラーゲンなどから得られる、殻、種、およびカーネルまたは石の顆粒または粉末が含まれる。無機研磨剤には、限定されないが、酸化第二スズ、タルク、シリカ(水和シリカ、コロイド状シリカなど)、カオリン、沈降炭酸石灰、塩(塩化ナトリウム、死海の塩など)、粉砕した軽石などが含まれる。合成ポリマーには、限定されないが、微結晶性ポリアミド(ナイロン)、微結晶性ポリエステル(ポリカーボネート)などが含まれる。
上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物は、乾燥、光ダメージ、老化、ニキビなどにより引き起こされる皮膚の病態を局所的に改善するために使用される様々な皮膚科学組成物および薬用化粧品組成物において、増粘剤および膜形成剤として有用であり、これらは、コンディショナー、保湿剤、抗酸化剤、角質溶解剤、ビタミンなどを含有し、典型的には酸性の有効成分を含み、pHは約0.5〜約5である。
1つの薬用化粧品態様では、上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物は、酸性の老化防止剤、脂肪沈着防止剤およびニキビ防止剤、ヒドロキシカルボン酸(例えば、α−ヒドロキシ酸(AHA)、β−ヒドロキシ酸(BHA)、α−アミノ酸、α−ケト酸(AKA))、および、これらの混合物などを有効成分として含む、活性のあるスキントリートメントローションおよびクリームのための増粘剤または沈着助剤として使用することができる。このような薬用化粧品では、AHAは、限定されないが、乳酸、グリコール酸、果実酸(例えば、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸など)、AHAを含む天然化合物の抽出物(例えば、リンゴ抽出物、アンズ抽出物など)、ハチミツ抽出物、2−ヒドロキシオクタン酸、グリセロール酸(ジヒドロキシプロピオン酸)、タルトロン酸(ヒドロキシプロパン二酸)、グルコン酸、マンデル酸、ベンジル酸、アゼライン酸、α−リポ酸、サリチル酸、AHA塩および誘導体(例えば、グリコール酸アルギニン、グリコール酸アンモニウム、グリコール酸ナトリウム、乳酸アルギニン、乳酸アンモニウム、乳酸ナトリウム、α−ヒドロキシ酪酸、α−ヒドロキシイソ酪酸、α−ヒドロキシイソカプロン酸、α−ヒドロキシイソ吉草酸、アトロラクチン酸など)などを含み得る。BHAには、限定されないが、3−ヒドロキシプロパン酸、β−ヒドロキシ酪酸、β−フェニル乳酸、β−フェニルピルビン酸などが含まれる。α−アミノ酸には、限定されないが、α−アミノジカルボン酸(例えばアスパラギン酸、グルタミン酸)、および、それらの混合物が含まれ、果実酸と組み合わせて使用されることもある。AKAにはピルビン酸が含まれる。一部のアンチエイジング組成物では、酸性の活性物質は、レチノイン酸、ハロカルボン酸(例えば、トリクロロ酢酸)、酸性の抗酸化剤(例えば、アスコルビン酸(ビタミンC))、鉱酸、フィチン酸、リゾホスファチジン酸などであり得る。一部の酸性の抗にきび活性剤には、例えば、サリチル酸、サリチル酸の誘導体(例えば、5−オクタノイルサリチル酸)、レチノイン酸、および、それらの誘導体などが含まれ得る。
S+R1R2X−、N+R1R2R3X−、P+R1R2R3X
活性のあるスキントリートメント組成物の使用および配合については、本願明細書に参照により援用する、Cosmetics & Toiletries(R)、C&T Ingredient Resource Series、「AHAs & Cellulite Products How They Work」、1995年出版、および、「Cosmeceuticals」、1998年出版、(両方ともAllured Publishing Corporationより入手可能)で考察されている。アスコルビン酸で酸性化したα−アミノ酸を含む組成物は、米国特許第6,197,317号明細書に記載されており、アンチエイジング・スキンケアレジメンにおいてこれらの酸を利用した市販の薬用化粧品配合物は、商品名AFAでexCel Cosmeceuticals(Bloomfield Hills、MI)から販売されている。用語「AFA」は、供給元の営業用文献に記載されているように、アミノ酸およびビタミンCの組み合わせをアミノ果実酸(Amino Fruit Acids)として記載するために、また、「アミノ酸フィラグリンベースの抗酸化剤(Amino acid Fillagrin based Antioxidants」の頭文字として開発者が造語したものである。
上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物を含むことができる他のヘルスケア製品は、局所用医薬品および非局所用医薬品などの医薬品や、装置である。医薬品の配合において、上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物は、増粘剤および/または潤滑剤として、限定されないが、クリーム剤、ポマード剤、ゲル剤、ペースト剤、軟膏、錠剤、ゲルカプセル剤、下剤液(浣腸、催吐薬、結腸洗浄剤など)、坐剤、抗真菌泡剤、眼用製品(眼科用製品、例えば、点眼剤、人工涙液、緑内障ドラッグデリバリードロップ剤、コンタクトレンズ・クリーナーなど)、耳製品(耳垢軟化剤、耳垢除去剤、耳炎薬物送達ドロップ剤など)、鼻用製品(ドロップ剤、軟膏、スプレー剤など)、および、外傷ケア(液状絆創膏、外傷用包帯、抗生剤クリーム剤、軟膏など)などに使用することができる。
フィルム形成性の上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物は、局所医薬組成物用のビヒクルとして、皮膚へのまたは皮膚を介した有効成分の経皮的送達を促進および強化するために、ニキビ防止製剤および局所的鎮痛剤の効能を強化するために、また、例えば、低pH下、例えば胃などでの錠剤またはシロップ剤からの制酸剤などの薬物の放出を制御するために特に好適であり;また、口内の弱酸性環境において、錠剤、ロゼンジ剤、チュアブル剤などからの薬物放出を制御し、あるいは、膣内の弱酸性の環境において坐剤、軟膏、クリーム剤などからの薬物放出を制御して、シャンプー、軟膏などからのフケ制御剤の沈着を促進し、また、有色化粧品からの着色剤の皮膚への沈着を強化し(メイクアップ、リップスティック、口紅など)、また、毛髪染料からの毛髪上への沈着を強化するために、特に好適である。
上記に加えて、カチオン修飾された上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物は、そのカチオン性およびカチオン性の適合性のため、様々なパーソナルケア用途、ヘルスケア用途、I&I用途、医療用途において、帯電防止組成物、殺菌組成物、抗菌組成物などの保存組成物用の増粘剤または沈着助剤として有用である。例えば、上記ポリマーは、カチオン性殺生物剤を通常含むOTCヘルスケア製品や医薬品、例えばプラークおよび歯石を抑制するための口腔ケア組成物や、薬剤を含む液体ビヒクル(例えば、シロップ剤、ゲル剤)において増粘剤として使用することができる。特定の制御pH条件下で、カチオン修飾された上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物のカチオン性は、それ自体が、帯電防止活性または殺菌性、抗菌性などの保存活性も付与し得る。
上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物は、限定されないが、医療機器(例えば、軟組織の移植片、手術用手袋、カテーテル、カニューレ)のための潤滑性コーティングとして;医療用器具、外傷用包帯などのための取り外し可能な保護フィルムコーティングとして;粘膜接着剤、特に胃の酸性環境における粘膜接着剤として;医療用途用に配合された製品の担体および増粘剤として、例えば消毒用ハンドクリーム、抗ウイルス性製品(アニオン性ウイルス用)、抗生剤軟膏、スプレー剤およびクリーム剤、病院用のノンドリップ式噴霧消毒剤、日常保守に適用される硬表面抗菌仕上げなどとして、使用することができる。
上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物は、レオロジー調整剤、布柔軟剤、帯電防止剤などとしてホームケア用途やI&I用途に使用して、特に、その「表面付着性」により配合物の効率を改善したり、消毒剤や殺菌配合物の効力を改善することができ、また、従来の布柔軟剤と組み合わせて布柔軟効果を相乗的に改善することができる。本発明のポリマーを含有し得る典型的な家庭用およびI&I製品には、限定されないが、洗濯・布ケア製品(例えば、洗剤、布柔軟剤(液体またはシート)、アイロン仕上げスプレー、ドライクリーニング助剤、しわ取りスプレー、しみ除去剤);台所、浴室、および、台所や浴室に採用・設置される設備および器具のための硬表面クレンザー(例えば、便器用ゲル、浴槽およびシャワークリーナー、硬い水垢の除去剤、床用・タイル用クレンザー、壁用クレンザー、床・クロム製備品用ポリッシュ、アルカリ可剥性ビニール床用クリーナー、大理石・セラミック用クリーナー、エアーフレッシュナージェル、皿用液体クレンザー);消毒用クリーナー(例えば、便器・ビデ用クリーナー、消毒用ハンドソープ、部屋用消臭剤)が含まれる。
上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物は、レオロジー調整剤、分散剤、安定剤、促進剤、抗菌剤などとして、工業製品用途、例えば、限定されないが、布地(加工、最終加工、印刷、および染色助剤、洗浄可能な保護表面コーティング、不織布の飽和による合成皮革の製造など、織布、不織布、天然繊維および合成繊維の製造など);水処理(排水、冷却水、飲料水精製など);化学物質流出の封じ込め(酸流出吸収剤など);皮革および皮加工(加工助剤、仕上げ、コーティング、エンボス加工など);紙および製紙(表面コーティング、例えば、顔料コーティング、帯電防止コーティングなど、パルプ結合剤、表面サイジング加工、乾燥強度強化剤および湿潤強度強化剤、ウェットレイドフェルトの製造など);印刷(インク、ウィッキング防止インクジェットプリンターインク、アクリル系布を印刷するためのカチオン性染料を含むインク配合用増粘剤など);塗料(顔料および研磨添加剤);工場廃水処理(製紙工場廃水中のフェノールの凝集剤など);金属加工(酸エッチクリーナー、低pH金属コーティング、冷間圧延鋼加工における酸洗い剤など);接着剤(透明接着剤、金属、プラスチック、木材用接着促進剤など、非織フロック接着剤結合コーティング、ボンドなど);木材保存;ならびに建物および道路用の工業用構造製品(セメント可塑剤、低pHでのアスファルトエマルジョン安定剤、セメント用酸エッチ、コンクリート、モルタル、パテの粘調度調整剤など)において使用できる。上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物は、錆取り剤、酸性トラッククリーナー、鱗落としのための増粘剤などとして、また、様々な前述の工業用途および泥水掘削に採用される、微粒子、例えば、粘土、顔料(二酸化チタン、炭酸カルシウム、および他の鉱物)、研磨剤などを含む製品の分散安定剤として、特に有用である。
上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物を含む製品は、当該技術分野で知られている様々な従来の添加剤および補助剤を含むことができ、その一部は、2以上の機能を発揮することができる。使用量は、製品の目的および特徴によって変動し、配合技術分野の当業者によって、または文献から、容易に決定することができる。用語「化粧品補助剤」には、上記組成物の有効保存可能期間中に、その物理的安定性、目に見える審美的外観および市場アピールを維持する美容的・薬学的に許容可能な製品安定剤および製品仕上げ剤が含まれる。
ポリマーに適用される用語「固定剤」は、フィルム形成性、接着性、または、ポリマーが適用される表面上に沈着するコーティングの性質を包含する。ヘアケア技術において一般的に理解され、また本願明細書で使用される用語「ヘアスタイリング、および毛髪固定剤」は、毛髪固定剤およびフィルム形成剤であるヘアセット剤であって、局所的に毛髪に適用されることによって、スタイリングの容易性および/またはヘアセット維持に積極的に寄与し、また、ヘアセットの再スタイリング性を維持させるものの総称である。よって、ヘアセット組成物には、(1)ゲル、リンス、エマルジョン(水中油型、油中水型または多相)、例えば、ローション、クリーム、ポマード、スプレー(加圧型または非加圧型)、スピリッツ、フォーム(例えばムース)、シャンプー、固体(例えばスティック)、半固体などの態様で従来から毛髪(ウェットまたはドライ)に適用されるか、または、(2)水洗いなどで除去されるまでのある期間、ヘアセット剤を毛髪につけたままの状態にするためにヘアセット組成物を含浸またはコーティングしたヘアセット助剤から適用される、ヘアスタイリング製品、毛髪固定製品、および、毛髪手入れ製品が含まれる。
スキンケアおよびヘアケア用の組成物に関する用語「コンディショニング剤」およびその文法的変化形は、湿潤剤、保湿剤、および皮膚軟化剤として機能することができる、美容的・薬学的に有用な材料を含む。一部のコンディショニング剤は、組成物において、乳化剤、潤滑剤および/または溶媒など、2つ以上の機能を発揮することができることが認められている。コンディショニング剤には、毛髪および/または皮膚に特定のコンディショニング上の利益を付与するために使用される任意の材料が含まれる。ヘアトリートメント組成物において、好適なコンディショニング剤とは、光沢、柔軟性、コーミング性、帯電防止性、ウェット・ハンドリング性、ダメージ修復、扱い容易性、もつれ解消性、コシ、および、潤滑性に関する1つ以上の利益を提供するものである。パーソナルクレンジング組成物での使用に好適なコンディショニング剤は、シリコーン(例えば、シリコーン流体、シリコーンオイル、カチオン性シリコーン、シリコーンガム、高屈折率シリコーン、シリコーン樹脂、乳化シリコーン、および、ジメチコンコポリオール)、有機コンディショニングオイル(例えば、炭化水素オイル、天然オイル、ポリオレフィン、および、脂肪酸エステル)、天然ワックス、合成ワックス、脂肪酸エステル、カチオン性ポリマー(ポリクオタニウムポリマーを含む)、モノマー性第四級アンモニウム化合物、および、これらの組合せとして一般的に特徴づけられるコンディショニング剤である。
好ましいヘアケア組成物の一実施形態は、上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物を、毛髪固特性、毛髪コンディショニング性、粘着性(増粘性、レオロジー調整)、または、これらの組合せなどの特性を当該ヘアケア組成物に付与するのに効果的な量で含む。任意で、上記ヘアケア組成物は、1つ以上のフィルム形成助剤、毛髪固定助剤、毛髪コンディショニング助剤、レオロジー調整助剤、噴射剤、および、それらの組合せを含むことができる。
好ましいスキンケア組成物の一実施形態は、上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物を、スキンコンディショニング性、粘着性(増粘性、レオロジー調整)、または、これらの組合せなどの特性を当該スキンケア組成物に付与するのに効果的な量で含む。任意で、上記スキンケア組成物は、1つ以上のスキンコンディショニング助剤、レオロジー調整助剤、または、それらの混合物を含むことができる。
上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物を含む製品配合物は、パーソナルケア、ハウスホールドケア、施設用ケア、および、工業用ケア製品、ならびに、工業プロセスに慣例的にまたは広く一般に含まれている様々な添加剤および化粧品補助剤を含むことができ、これらは、限定されないが、酸化またはアルカリ化pH調整剤(中和剤)および緩衝剤;固定助剤およびフィルム形成助剤(例えば、合成または天然の由来の、非イオン性、アニオン性、カチオン性または両性ポリマー);レオロジー調整助剤(例えば、粘度を増加させるポリマー、ガムまたは樹脂からなる増粘剤またはゲル化剤);添加剤(例えば、乳化剤、エマルジョン安定剤、ワックス、分散剤)、および、粘度制御剤(例えば、溶媒、電解液);コンディショニング助剤(例えば、帯電防止剤、合成オイル、植物オイル、動物オイル、シリコーンオイル、モノマー性またはポリマー性の四級化アンモニウム化合物およびその誘導体、光沢強化剤、保湿剤、皮膚軟化剤、湿潤剤、潤滑剤、サンスクリーン剤);酸化剤;還元剤;界面活性剤(例えば、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、両性イオン界面活性剤、および、それらのシリコーン誘導体);ポリマーフィルム修飾剤(例えば、可塑剤、粘着付与剤、粘着性消失剤、加湿剤);製品安定剤および仕上げ剤(例えばキレート剤、乳白剤、真珠光沢化剤、タンパク性物質およびその誘導体、ビタミンおよびその誘導体、保存剤、芳香剤、可溶化剤、顔料および染料などの着色剤(一時または永久的)、UV吸収剤);(水混和性または水不混和性の)噴射剤(例えば、フッ化炭化水素、揮発性液体炭化水素、圧縮ガス);および、それらの混合物を含む。
上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物と共に使用され得る添加剤および補助剤成分、製品または物質は、International Cosmetic Ingredient Dictionary、出版元:Personal Care Products Council(正式には、Cosmetic, Toiletry, and Fragrance Association)、WashingtonD.C.(以下、INCI辞書と称す)に記載されている、一般的にINCIと呼ばれる国際命名法による名称(これらは、例えば、任意の版において、例えば、第1巻および第2巻、第6版、(1995年)または第1〜3巻、第7および第8版、(1997年、2000年)に見出すことができる)、または、これらの一般的に使用されている化学名で呼ぶことができる。INCI名、商標名または両方で列挙した物質の多数の供給会社は、INCI辞書および多数の商業的な業界誌において見出すことができる。これらは、限定されないが、以下が含まれる:2001 McCutcheon’s Directories、第1巻:Emulsifiers & Detergents and Volume2:Functional Materials、出版元:McCutcheon’s Division、The Manufacturing Confectioner Publishing Co.、Glen Rock、NJ(2001年);および、2001 Cosmetic Bench Reference、edition of Cosmetics & Toiletries(R)、第115巻(13号)、出版元:Allured Publishing Corporation、Carol Stream、IL(2001年)。各文献の関連部分を本願明細書に参照により援用する。このような成分および組成物の配合はまた、例えば、以下の周知の文献に詳細に記述されている:Cosmetics Science and Technology、第1版(Sagarin(編))、1957年出版、および第2版(Balsamら、(編))、1972〜74年出版;およびThe ChemistryandManufacture of Cosmetics、第2版(deNavarre(編))、1975年出版、および第3版(Schlossman(編))、2000年出版、両方ともAllured Publishing Corporationより入手可能;Rieger(編)、Harry’s Cosmeticology、第8版、Chemical Publishing、Co.,Inc.、New York、NY(2000年);ならびに、医薬品技術の当業者に利用できる様々な処方集(例えば、Remington’s Pharmaceutical Sciences、第14版、MackPublishing Company、Easton、PA(1970年))。各文献の関連部分を本願明細書に参照により援用する。
パーソナルケアおよび局所・皮膚科用ヘルスケアのために配合された組成物は、クレンジングや柔軟化を目的に皮膚や粘膜に適用されるが、これらの組成物は同一または類似の生理学的に許容される成分の多くと混合され、選択成分の純度のグレード、薬物または薬学的に許容される化合物の有無、および、製造され得る制御された条件が主に異なる同一のまたは類似の製品形態に配合されることが知られている。同様に、ハウスホールド用製品、I&I用製品に採用される成分の多くは、前述のものと同一または類似であり、使用量および材料のグレードが主に異なる。また、成分の選択および許される量も国、地域、地方、および国際レベルで、政府規制の対象となり得ることも知られている。よって、パーソナルケア製品およびヘルスケア製品のための様々な有用成分に関する本願明細書の考察は、ハウスホールド製品およびI&I製品、ならびに、工業用途に適用され得る。
上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物を含む配合物組成物中の成分の選択および量は、配合技術の当業者には周知であるように、製品およびその機能に応じて変動する。パーソナルケア製品および局所ヘルスケア製品のための配合成分は、通常、本願明細書中に記載されていない場合もある上述の成分に加えて、限定されないが、溶媒、界面活性剤(クレンジング剤、乳化剤、起泡力増進剤、ヒドロトロープ剤、可溶化剤、および懸濁剤)、非界面活性懸濁剤、乳化剤、スキンコンディショニング剤(皮膚軟化剤、湿潤剤、保湿剤など)、ヘアコンディショニング剤、毛髪固定剤、フィルム形成剤、皮膚保護剤、結合剤、キレート剤、抗菌剤、抗真菌剤、フケ防止剤、研磨剤、接着剤、吸収剤、染料、消臭剤、制汗剤、乳白剤および真珠光沢化剤、抗酸化剤、保存剤、促進剤、拡散助剤、サンスクリーン剤、サンレス皮膚日焼け促進剤、紫外線吸収剤、pH調整剤、植物性物質、毛染め剤、酸化剤、還元剤、毛髪・皮膚ブリーチ剤、顔料、生理学的活性物質、抗炎症剤、局所麻酔薬、芳香剤および芳香溶解剤などを含み得る。口腔ケア製品は、例えば、界面活性剤、研磨剤、湿潤剤、および着香剤に加えて、虫歯予防剤、歯石防止剤および/または抗プラーク剤を含むことができる。物質およびこれらの従来機能および製品カテゴリーの広範なリストは、INCI辞書に一般的には記載されており、特には、本願明細書に参照により援用する第2巻、セクション4および5、第7版に記載されている。
上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物は、水系製剤溶媒系配合物、ハイドロアルコール系合物および混合溶媒系合物、ならびに、水混和性補助溶媒を含む合物に特に有用であるが、これらに限定されない。一般的に採用される有用な溶媒は、典型艇には、水(脱イオン水、蒸留水、または精製水)、ポリオール、および、これらの混合液などの液体である。非水性または疎水性の補助溶媒は、実質的に水を含まない製品、例えば爪ラッカー、エアゾール噴霧スプレーで一般的に使用されたり、特定の機能、例えば、油性の土壌、皮脂、メイクアップの除去、または染料、芳香剤などを溶解するために使用されたり、あるいは、エマルジョンの油相に組み込まれる。水以外の補助溶媒の非限定的な例には、直鎖および分枝の炭素数1〜6のアルコール(例えば、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、ヘキサノール、および、それらの混合物);芳香族アルコール(例えば、ベンジルアルコール)、脂環式アルコール(例えば、シクロヘキサノール);炭素数12〜30の飽和脂肪アルコール(例えば、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール)が含まれる。ポリオールの非限定的な例には、ポリヒドロキシアルコール(例えばグリセリン、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、炭素数2〜4のアルコキシ化アルコールおよび炭素数2〜4のアルコキシ化ポリオール(例えば、約2〜約30個の炭素原子および1〜約40個のアルコキシ単位を有する、アルコール、ジオールおよびポリオールのエトキシ化エーテル、プロポキシ化エーテルおよびブトキシ化エーテル)、ポリプロピレングリコール、ポリブチレングリコール)などが含まれる。非水性補助溶媒の非限定的な例には、シリコーンおよびシリコーン誘導体(例えば、シクロメチコン);脂肪族溶媒(例えば、シクロヘキサンおよびヘプタン);ケトン(例えば、アセトンおよびメチルエチルケトン、および、それらの混合物);エーテル(例えば、ジメチルエーテル、ジメトキシメタン、および、それらの混合物);天然オイル、合成オイルおよびワックス(例えば、野菜油、植物油、動物性油、エッセンシャルオイル、鉱油、炭素数7〜40のイソパラフィン、アルキルカルボン酸エステル(例えば、酢酸エチル、酢酸アミル、乳酸エチル)、ホホバオイル、サメ肝油)が含まれる。前述の溶媒の混合物はまた、上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物と併用することができる。前述の非水性補助溶媒の一部は、コンディショナーおよび乳化剤として機能し得る。
界面活性剤は、一般的に、クレンジング剤、乳化剤、起泡力増進剤、ヒドロトロープ剤および懸濁剤として使用される。上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物は、全てのクラスの界面活性剤(すなわち、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤)を含む配合物に使用され得る。本願明細書で使用する用語「両性界面活性剤」は、両性イオン界面活性剤を含む。前述の文献に加えて、界面活性剤のクラスの考察は、Cosmetics & Toiletries(R) C&T Ingredient Resource Series、「Surfactant Encyclopedia」、第2版、Rieger(編)、Allured Publishing Corporation(1996年);Schwartzら、Surface Active Agents、Their Chemistry and Technology、1949年出版;およびSurface Active Agents and Detergents、第II巻、1958年出版、Interscience Publishersに記載されており、それぞれ本願明細書に参照により援用する。
驚くべきことに、上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物は、比較的高濃度(約6〜40重量パーセント)のアニオン性界面活性剤を含む組成物、例えば、シャンプー、ヘア・ボディー(浴室)製品用ツーインワンタイプの液体コンディショニング/クレンザーの増粘剤および沈着助剤として有用である。
アニオン性界面活性剤は、アシルアミノ酸およびその塩、例えば、アシルグルタメート、アシルペプチド、サルコシネート、および、タウレート;カルボン酸およびその塩、例えば、アルカン酸およびアルカノエート、エステルカルボン酸およびエーテルカルボン酸;リン酸エステルおよびその塩;スルホン酸およびその塩、例えば、イセチオン酸アシル、スルホン酸アルキルアリール、スルホン酸アルキル、およびスルホスクシネート;硫酸エステル、例えば硫酸アルキルエーテルおよびアルキルスルフェートなどの、負の電荷をもつ疎水性物質を有する物質またはpHが中性以上に上昇した場合に負電荷を有する物質を含む。
アニオン性界面活性剤の非限定的な例には、水溶液中でわずかに酸性のアシルグルタメートの一塩基塩、例えばアシルグルタミン酸ナトリウムおよびナトリウム水素化タロウグルタメート;アシル−加水分解タンパク質の塩、例えばカリウムパルミトイル加水分解ミルクタンパク質、ナトリウムココイル加水分解ダイズタンパク質、およびTEA−アビエトイル加水分解コラーゲン;アシルサルコシネートの塩、例えば、ミリストイルサルコシンアンモニウム、ココイルサルコシネートナトリウム、およびTEA−ラウロイルサルコシネート;アシルタウリン酸メチルナトリウムの塩、例えば、タウリン酸ラウロイルナトリウムおよびタウリン酸メチルココイルナトリウム;アルカン酸およびアルカノエート、例えば、水溶性セッケンおよび水不溶性乳化セッケンを形成する動物および植物グリセリド由来の脂肪酸(ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸アルミニウム、およびウンデシル酸亜鉛を含む);エステルカルボン酸、例えばジノノキシノール−9−シトレート;アシルラクチレートの塩、例えば、ステアロイルラクチレートカルシウムおよびラウレス−6シトレート;異なる長さのポリオキシエチレン鎖を有するエトキシ化アルコールまたはフェノール由来のエーテルカルボン酸、例えばノノキシノール−8カルボン酸、およびナトリウムトリデセス−13カルボキシレート;リン酸のモノエステルおよびジエステルならびにそれらの塩、例えば、リン脂質、ジラウレス−4−ホスフェート、DEA−オレス−10ホスフェートおよびトリエタノールアミンラウリルホスフェート;アシルイセチオネートの塩、例えば、イセチオン酸ココイルナトリウム;アルキルアリールベンゼンスルホネート、例えば、α−オレフィンスルホネート(AOS)およびそのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、およびアルカノールアミン塩、ならびにドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム;スルホン酸アルキル、例えば、炭素数12〜14のオレフィンスルホン酸ナトリウム、スルホン酸ココモノグリセリドナトリウム、炭素数12〜15のパレス−15スルホン酸ナトリウム、およびラウリルスルホ酢酸ナトリウム;スルホスクシネート、例えば、スルホコハク酸のモノエステルおよびジエステル、それらの塩ならびにアルコキシ化アルキル誘導体およびアルキルアミド誘導体、例えば、ジ−アルキル(炭素数12〜15)スルホコハク酸ナトリウム、ラウレススルホコハク酸二ナトリウム、オレアミドMEA−スルホコハク酸二ナトリウム、および炭素数12〜15のパレススルホコハク酸二ナトリウム;硫酸アルキルエーテル、例えば、ナトリウムラウリルエーテルスルフェートおよびアンモニウムラウリルエーテルスルフェート(約1〜約12モルのエチレンオキシドを有する);アルキルスルフェート、例えば炭素数12〜18のアルキルスルフェートのナトリウム塩、アンモニウム塩およびトリエタノールアミン塩、炭素数12〜14のオレフィン硫酸ナトリウム、ラウレス−6カルボン酸ナトリウム、炭素数12〜18のパレス硫酸ナトリウムなどが含まれる。
カチオン性界面活性剤は、正の電荷を運ぶか、または中性に近いかそれよも低いpH値で帯電しない疎水性物質を有することができ、例えば、アルキルアミン、アルキルイミダゾリン、エトキシ化アミン、および、第四級アンモニウム化合物である。化粧品に使用されるカチオン性界面活性剤は、好ましくはN−誘導体であり、中和アニオンは、無機でも有機でもよい。本願明細書で有用なカチオン性界面活性物質は、以下の一般式に相当する第四級アンモニウムである:(R10R11R12R13N+)E−(式中、R10、R11、R12、およびR13は、それぞれは、独立して、炭素数1〜約22の脂肪族基、またはアルキル鎖内の炭素数が1〜約22である、芳香族、アルコキシ、ポリオキシアルキレン、アルキルアミド、ヒドロキシアルキル、アリールまたはアルキルアリール基から選択され;Eは、塩形成性アニオンであり、例えば、ハロゲン(例えば塩化物、臭化物)、酢酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、グリコール酸塩、リン酸塩、硝酸塩、硫酸塩、および、アルキル硫酸塩から選択されるものである)。上記脂肪族基は、炭素原子および水素原子に加えて、エーテル結合、エステル結合、および、アミノ基など他の基を含むことができる。鎖がより長い脂肪族基、例えば、炭素数が約12以上のものなどは、飽和または不飽和であり得る。
アルキルアミンは、置換または未置換の、第一級、第二級および第三級の炭素数12〜22の脂肪族アルキルアミンの塩であり得、「アミドアミン」と称されることもある物質であり得る。アルキルアミンおよびその塩の非限定的な例には、ジメチルコカミン、ジメチルパルミタミン、ジオクチルアミン、ジメチルステアラミン、ジメチルソイアミン、ソイアミン、ミリスチルアミン、トリデシルアミン、エチルステアリルアミン、N−タロウプロパンジアミン、エトキシ化ステアリルアミン、ジヒドロキシエチルステアリルアミン、アラキジルベヘニルアミン、ジメチルラウラミン、ステアリルアミン塩酸塩、塩化ソイアミン、ギ酸ステアリルアミン、N−タロウプロパンジアミンジクロリド、および、アモジメチコン(アミノエチルアミノプロピルシロキサンなどのアミノ官能基でブロックされたシリコーンポリマーのINCI名)が含まれる。アミドアミンおよびその塩の非限定的な例には、ステアラミドプロピルジメチルアミン、ステアラミドプロピルジメチルアミンシトレート、パルミタミドプロピルジエチルアミン、および、コカミドプロピルジメチルアミンラクテートなどが含まれる。他のカチオン性の界面活性剤には、ジステアリルジモニウムクロリド、ジセチルジモニウムクロリド、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドなどが含まれる。低pHでは、アミンオキシドは、プロトン化されてN−アルキルアミンと同様の挙動を示し得る。
アルキルイミダゾリンの非限定的な例には、アルキルヒドロキシエチルイミダゾリン、例えば、ステアリルヒドロキシエチルイミダゾリン、ココヒドロキシエチルイミダゾリン、エチルヒドロキシメチルオレイルオキサゾリンなどが含まれる。エトキシ化アミンの非限定的な例には、PEG−ココポリアミン、PEG−15タロウアミン、クオタニウム−52などが含まれる。
第四級アンモニウム化合物は、4つのアルキルおよび/またはアリール置換基と共有結合で連結している少なくとも1個の窒素原子を含むモノマー物質またはポリマー物質から選択することができ、窒素原子は周囲のpHに関わらず正に帯電した状態である。第四級アンモニウム化合物は、界面活性剤、コンディショナー、帯電防止剤、および抗菌剤として広く使用されている多数の物質を含み、アルキルベンジルジメチルアンモニウム塩、アルキルベタイン、ヘテロ環式アンモニウム塩、および、テトラアルキルアンモニウム塩を含む。長鎖(脂肪)アルキルベンジルジメチルアンモニウム塩は、以下により詳細に論じるコンディショナー、帯電防止剤および布柔軟剤として好ましい。他の第四級アンモニウム化合物には、第四級アンモニウムシリコーンが含まれる。様々な第四級アンモニウム化合物を特定の目的のために列挙したが、当業者であれば、本願明細書全体で説明した第四級アンモニウム化合物は、2以上の機能を発揮することができることが理解されよう。
アルキルベンジルジメチルアンモニウム塩の非限定的な例には、ステアラルコニウムクロリド、ベンザルコニウムクロリド、クオタニウム−63、オレアルコニウムクロリド、および、ジデシルジモニウムクロリドなどが含まれる。アルキルベタイン化合物には、アルキルアミドプロピルベタイン、アルキルアミドプロピルヒドロキシスルタイン、および、ナトリウムアルキルアミドプロピルヒドロキシホスタインなどが含まれる。アルキルベタイン化合物の非限定的な例には、オレイルベタイン、ココ−ベタイン、ココアミドプロピルベタイン、ココ−ヒドロキシスルテイン、ココ/オレアミドプロピルベタイン、ココ−スルタイン、ココアミドプロピルヒドロキシスルテイン、および、ナトリウムラウラミドプロピルヒドロキシホスタインなどが含まれる。ヘテロ環式アンモニウム塩には、アルキルエチルモルホリニウムエトスルフェート、イソステアリルエチルイミドニウムエトスルフェート、および、アルキルピリジニウムクロリドが含まれ、一般的に乳化剤として使用されている。ヘテロ環式アンモニウム塩の非限定的な例には、セチルピリジニウムクロリド、イソステアリルエチルイミドニウムエトスルフェートなどが含まれる。テトラアルキルアンモニウム塩の非限定的な例には、コカミドプロピルエチルジモニウムエトスルフェート、ヒドロキシエチルセチルジモニウムクロリド、クオタニウム−18、および、ココジモニウムヒドロキシプロピル加水分解タンパク質、例えばヘアケラチンなどが含まれる。
上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物は、驚くべきことに、帯電防止剤として好適なカチオン性界面活性剤および他のカチオン性化合物、例えば、ヘアケアおよび布ケア製品に採用されているものなどと適合する。本願明細書において用語「帯電防止剤」は、化粧品原料、人体の表面(皮膚、毛髪など)および布地などの電荷獲得傾向を減少させることによりこれらの電気的特性を変化させ、毛髪、皮膚および布をコンディショニングすることができる成分をいう。上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物はカチオン性に対して適合するため、ヘアケア組成物(例えば、シャンプー、シャンプー後のコンディショニングリンス、ヘアスプレー、ヘアドレッシング)に通常使用されている帯電防止剤を含む配合物へ適切に組み込むことができる。上記帯電防止剤は、最終組成物の最大約30重量パーセントの量で使用することができるが、これに限定されない。
帯電防止剤には、これらに限定されないが、第四級アンモニウム化合物、タンパク質誘導体、合成第四級アンモニウムポリマー、アミン、プロトン化アミンオキシド、および、ベタインなどが含まれ、これらは、自身により付与される任意の界面活性剤特性に加えて、特定の配合物中、制御されたpH条件下で帯電防止剤として作用し得る。上述の帯電防止剤の他に、帯電防止剤として有用な第四級アンモニウム化合物の非限定的な例には、アセトアミドプロピルトリモニウムクロリド、ベヘナミドプロピルジメチルアミン、ベヘナミドプロピルエチルジモニウムエトスルフェート、ベヘントリモニウムクロリド、セテチルモルホリニウムエトスルフェート、セトリモニウムクロリド、ココアミドプロピルエチルジモニウムエトスルフェート、ジセチルジモニウムクロリド、ジメチコンヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ヒドロキシエチルベヘナミドプロピルジモニウムクロリド、クオタニウム−26、クオタニウム−27、クオタニウム−53、クオタニウム−63、クオタニウム−70、クオタニウム−72、クオタニウム−76加水分解コラーゲン、PPG−9ジエチルモニウムクロリド、PPG−25ジエチルモニウムクロリド、PPG−40ジエチルモニウムクロリド、ステアラルコニウムクロリド、ステアラミドプロピルエチルジモニウムエトスルフェート、ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解小麦タンパク質、ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解コラーゲン、小麦胚アミドプロパルコニウムクロリド、および、小麦胚アミドプロピルエチルジモニウムエトスルフェートなどが含まれる。
合成第四級アンモニウムポリマーは、限定されないが、フィルム形成ポリマーおよびコンディショニングポリマーを含む。合成第四級アンモニウムポリマーの非限定的な例には、ジメチルジアリルアンモニウムクロリドのポリマーおよびコポリマー、例えば、ポリクオタニウム−4、ポリクオタニウム−6、ポリクオタニウム−7、ポリクオタニウム−22、ポリクオタニウム−10、ポリクオタニウム−11、ポリクオタニウム−15、ポリクオタニウム−16、ポリクオタニウム−24、ポリクオタニウム−28、ポリクオタニウム−32、ポリクオタニウム−33、ポリクオタニウム−35、ポリクオタニウム−37、ポリクオタニウム−39、ポリクオタニウム−44、ポリクオタニウム−55、ポリクオタニウム−56、ポリクオタニウム−67、ポリクオタニウム−68、ポリクオタニウム−69、ポリクオタニウム−70、ポリクオタニウム−71、ポリクオタニウム−72、ポリクオタニウム−73、ポリクオタニウム−74、ポリクオタニウム−75、ポリクオタニウム−76、ポリクオタニウム−83、ポリクオタニウム−84、ポリクオタニウム−85、ポリクオタニウム−86、ポリクオタニウム−87、ポリクオタニウム−88、ポリクオタニウム−89、ポリクオタニウム−91、ポリクオタニウム−98、PEG−2−ココモニウムクロリド、および、クオタニウム−52などが含まれる。
用語「ヘアセット組成物」は、本発明の少なくとも1つのポリマーをヘアセット剤として含む製品であって、製品形態は限定されずに、毛髪を所望の形(カールまたはストレート)にセットする前、セットしている間またはセットした後に、毛髪(ウェットまたはドライ)に適用されるものを包含する。
上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物は、驚くべきことに、単独のフィルム形成性・レオロジー調整性・コンディショニング固定剤として、ヘアセット組成物およびヘアスタイリング組成物において有用である。上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物はまた、市販の毛髪固定助剤ポリマー、例えば非イオン性、カチオン性および両性のヘアセットポリマー、カチオン性コンディショニングポリマー、および、それらの組合せなどとの併用に有用である。当該技術分野で周知の、従来のポリマー毛髪固定剤およびヘアスタイリングポリマーには、天然ガムおよび天然樹脂、ならびに、中性またはアニオン性の合成ポリマーが含まれる。市販の毛髪固定剤およびコンディショニング固定剤ポリマーのリストは、INCI辞書、供給元のウェブサイト、および、営業用文献に容易に見出すことができる。例えば、Cosmetics & Toiletries(R)において出版された「Polymer Encyclopedia」、117巻(12号)、2002年12月(Allured Publishing Corporation,Caro Stream,IL)を参照されたい。関連部分を本願明細書に参照により援用する。
ヘアスタイリングまたは固定剤ポリマーとして使用される好適な市販の非イオン性(すなわち、中性)ポリマーには、限定されないが、ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリビニルピロリドン/酢酸ビニルコポリマー(PVP/VA)などが含まれる。市販のカチオン性固定剤ポリマーとしては、限定されないが、INCI名でポリクオタニウムと称されるポリマー、例えば、ポリクオタニウム−4(ジモニウムクロリド/ヒドロキシエチルセルロースコポリマー、例えば、CELQUAT(R) H−100、Akzo Nobel);ポリクオタニウム−11(四級化ビニルピロリドン/ジメチルアミノエチルメタクリレートコポリマー、例えば、GAFQUAT(R) 734、755、755N、ISP;ポリクオタニウム−16(四級化ビニルピロリドン/ビニルイミダゾリウムクロリドコポリマー、例えば、LUVIQUAT(R) FC−370、BASF);ポリクオタニウム−28(ビニルピロリドン/メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリドコポリマー、例えば、GAFQUAT(R) HS−100、ISP);ポリクオタニウム−46(四級化ビニルカプロラクタム/ビニルピロリドン/メチルビニルイミダゾリウムメトスルフェートコポリマー);および、ポリクオタニウム−55(四級化ビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピルメチルアクリルアミド/ラウリルジメチルプロピルメタクリルアミドアンモニウムクロリドコポリマー、例えば、STYLEZETM W、ISP);ならびに、酸性のpH条件下でカチオン性であるアミノ置換ポリマー、例えば、ビニルカプロラクタム/PVP/ジメチルアミノエチルメタクリレートコポリマー(例えば、GAFFIX(R) VC−713、ISP);PVP/ジメチルアミノエチルメタクリレートコポリマー(例えば、コポリマー845、ISP)、PVP/DMAPAアクリレートコポリマー(例えば、STYLEZETM CC−10、ISP)、INCI名でキトサン塩と称される、キトサンのピロリドンカルボン酸塩(すなわち、キトサンPCA−KYTAMER(R) PC、Amerchol)などが含まれる。
好適な両性固定剤ポリマーには、限定されないが、オクチルアクリルアミド/アクリレート/ブチルアミノエチルメタクリレートコポリマー(例えば、AMPHOMER(R)ポリマー、Akzo Nobel)、アクリレート/ラウリルアクリレート/ステアリルアクリレート/エチルアミンオキシドメタクリレートコポリマー(例えば、DIAFORMER(R)ポリマー、Clariant Corp.)などが含まれる。
好適な市販のコンディショニングポリマーには、ポリマーの第四級アンモニウム塩、例えば、限定されないが、アクリルアミドおよびジメチルジアリルアンモニウムクロリドモノマーのポリマー性第四級アンモニウム塩であるポリクオタニウム−7(例えば、MACKERNIUMTM−007、McIntyre Group,Ltd.);トリメチルアンモニウム置換エポキサイドと反応させたヒドロキシエチルセルロースのポリマーの第四級アンモニウム塩であるポリクオタニウム−10(例えば、UCARE(R)ポリマーJR、LK、LR、SRシリーズ、AmercholおよびCELQUAT(R) SCシリーズ、Akzo Nobel);アクリル酸、ジアリルジメチルアンモニウムクロリドおよびアクリルアミドのポリマー性第四級アンモニウム塩であるポリクオタニウム−39(例えば、MERQUAT(R)ポリマーおよびMERQUAT(R) Plusポリマー、Ondeo Nalco),天然ガムの四級化誘導体、例えば、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド(例えば、N−HANCE(R)ポリマーおよびSupercol(R)ポリマー、Ashland,Inc.)などが含まれる。
数多くの第四級アンモニウム化合物が、一般的に布柔軟剤と称され、布コンディショニングおよび布ケアに使用されており、通常、配合物の総重量の約20重量パーセントまでの量で使用されるが、これに限定されない。上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物との併用に有用な布柔軟剤には、一般的に、長鎖アルキル化第四級アンモニウム化合物(例えば、ジアルキルジメチル第四級アンモニウム化合物)、イミダゾリン第四級化合物、アミドアミン第四級化合物、ジヒドロキシプロピルアンモニウム化合物のジアルキルエステル第四級誘導体;メチルトリエタノールアンモニウム化合物のジアルキルエステル第四級誘導体、エステルアミドアミン化合物、および、ジメチルジエタノールアンモニウムクロリドのジエステル第四級誘導体などが含まれ、これらは、本願明細書に参照により援用するWhalleyによる総説文献「Fabric Conditioning Agents」、HAPPI、55〜58頁(1995年2月)に記載されている。
上述の帯電防止剤に加えて、ジアルキルジメチル第四級アンモニウム化合物の非限定的な例には、N,N−ジオレイル−N,N−ジメチルアンモニウムクロリド、N,N−ジタロウイル−N,N−ジメチルアンモニウムエトスルフェート、および、N,N−ジ(水素化タロウイル)−N,N−ジメチルアンモニウムクロリドなどが含まれる。イミダゾリン第四級化合物の非限定的な例には、1−N−メチル−3−N−タロウアミドエチルイミダゾリウムクロリド、3−メチル−1−タロウイルアミドエチル−2−タロウイルイミダゾリニウムメチルスルフェートなどが含まれ、これらは、Witco Chemical Companyから商品名VARISOFT(R) 475で市販されている。アミドアミン第四級化合物の非限定的な例には、N−アルキル−N−メチル−N,N−ビス(2−タロウアミドエチル)アンモニウム塩が含まれ、当該アルキル基は、メチル、エチル、ヒドロキシエチルなどであり得る。ジヒドロキシプロピルアンモニウム化合物のジアルキルエステル第四級誘導体の非限定的な例には、1,2−ジタロウイルオキシ−3−N,N,N−トリメチルアンモニオプロパンクロリド、1,2−ジカノロイルオキシ−3−N,N,N−トリメチルアンモニオプロパンクロリドなどが含まれる。
さらに、他のタイプの長鎖(例えば天然オイルおよび脂肪酸由来)のアルキル化第四級アンモニウム化合物が好適な布柔軟剤であり、その例は、限定されないが、N,N−ジ(アルキルオキシエチル)−N,N−ジメチルアンモニウム塩、例えば、N,N−ジ(タロウイルオキシエチル)−N,N−ジメチルアンモニウムクロリド、N,N−ジ(カノリルオキシエチル)−N,N−ジメチルアンモニウムクロリドなど;N,N−ジ(アルキルオキシエチル)−N−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)アンモニウム塩、例えば、N,N−ジ(タロウイルオキシエチル)−N−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)アンモニウムクロリド、N,N−ジ(カノリルオキシエチル)−N−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)アンモニウムクロリドなど;N,N−ジ(2−アルキルオキシ−2−オキソエチル)−N,N−ジメチルアンモニウム塩、例えば、N,N−ジ(2−タロウイルオキシ−2−オキソエチル)−N,N−ジメチルアンモニウムクロリド、N,N−ジ(2−カノリルオキシ−2−オキソエチル)−N,N−ジメチルアンモニウムクロリドなど;N,N−ジ(2−アルキルオキシエチルカルボニルオキシエチル)−N,N−ジメチルアンモニウム塩、例えばN,N−ジ(2−タロウイルオキシエチルカルボニルオキシエチル)−N,N−ジメチルアンモニウムクロリド、N,N−ジ(2−カノリルオキシエチルカルボニルオキシエチル)−N,N−ジメチルアンモニウムクロリドなど;N−(2−アルカノイルオキシ−2−エチル)−N−(2−アルキルオキシ−2−オキソエチル)−N,N−ジメチルアンモニウム塩、例えば、N−(2−タロウイルオキシ−2−エチル)−N−(2−タロウイルオキシ−2−オキソエチル)−N,N−ジメチルアンモニウムクロリド、N−(2−カノロイルオキシ−2−エチル)−N−(2−カノリルオキシ−2−オキソエチル)−N,N−ジメチルアンモニウムクロリドなど;N,N,N−トリ(アルキルオキシエチル)−N−メチルアンモニウム塩、例えば、N,N,N−トリ(タロウイルオキシエチル)−N−メチルアンモニウムクロリド、N,N,N−トリ(カノリルオキシエチル)−N−メチルアンモニウムクロリドなど;N−(2−アルキルオキシ−2−オキソエチル)−N−アルキル−N,N−ジメチルアンモニウム塩、例えば、N−(2−タロウイルオキシ−2−オキソエチル)−N−タロウイル−N,N−ジメチルアンモニウムクロリド、N−(2−カノリルオキシ−2−オキソエチル)−N−カノリル−N,N−ジメチルアンモニウムクロリドなどである。
好ましくは、長鎖アルキル基は、タロウ、カノーラ油またはパーム油由来であるが、例えばダイズ油およびココナッツ油由来の他のアルキル基もまた、ラウリル基、オレイル基、リシノレイル基、ステアリル基、パルミチル基などの脂肪アルキル基と同様に好適である。第四級アンモニウム塩化合物は、対イオンとして任意のアニオン性基、例えば、クロリド、ブロミド、メトスルフェート(すなわちメチルスルフェート)、アセテート、ホルメート、スルフェート、ニトレートなどを有することができる。
好ましい第四級アンモニウム布軟化化合物の例には、N−メチル−N,N−ビス(タロウアミドエチル)−N−(2−ヒドロキシエチル)アンモニウムメチルスルフェートおよびN−メチル−N,N−ビス(水素化タロウアミドエチル)−N−(2−ヒドロキシエチル)アンモニウムメチルスルフェート(それぞれ、Witco Chemical Companyから、商品名VARISOFT(R) 222、VARISOFT(R) 110として入手可能)、メチルトリエタノールアンモニウム塩のジアルキルエステルクワット誘導体(例えば、ビス(アシルオキシエチル)ヒドロキシエチルメチルアンモニウムメトスルフェートエステルクワットのDEHYQUART(R) AUシリーズ、Cognisから入手可能、例えばDEHYQUART(R) AU35、AU46、AU56);および、N,N−ジ(タロウイルオキシエチル)−N,N−ジメチルアンモニウムクロリド(タロウ鎖は少なくとも部分的に不飽和)が含まれる。他の好ましい布柔軟剤には、周知のジアルキルジメチルアンモニウム塩、例えばN,N−ジタロウイル−N,N−ジメチルアンモニウムメチルスルフェート、N,N−ジ(水素化−タロウイル)−N,N−ジメチルアンモニウムクロリド、N,N−ジステアリル−N,N−ジメチルアンモニウムクロリド、N,N−ジベヘニル−N,N−ジメチルアンモニウムクロリド、N,N−ジ(水素化タロウ)−N,N−ジメチルアンモニウムクロリド(商品名ADOGEN(R) 442)、N,N−ジタロウイル−N,N−ジメチルアンモニウムクロリド(商品名ADOGEN(R) 470、PRAEPAGEN(R) 3445)、N,N−ジステアリル−N,N−ジメチルアンモニウムクロリド(商品名AROSURF(R) TA−100)(すべて、Witco Chemical Companyから入手可能;N,N−ジベヘニル−N,N−ジメチルアンモニウムクロリド(商品名KEMAMINE(R) Q−2802CでHumko Chemical Division of Witco Chemical Corporationより販売);および、N,N−ジメチル−N−ステアリル−N−ベンジルアンモニウムクロリド(商品名VARISOFT(R) SDCでWitco Chemical Companyより販売、また、商品名AMMONYX(R) 490でOnyxChemical Companyより販売)が含まれる。
前述の布柔軟剤およびそれらの混合物のいずれも、上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物と組み合わせて、特に洗濯および布ケア製品において利用することができる。エステル含有布柔軟剤の場合、組成物のpHは、特に長期保存状態において布柔軟剤の安定性に影響を及ぼし得る。本発明の文脈で定義されるpHは、純正組成物中において約20℃で測定される。好ましくは、組成物のpHは、約6未満である。これらの組成物の最適な加水分解安定性のため、pHは、好ましくは約2〜約5、より好ましくは約2.5〜約3.5の範囲である。
タンパク質誘導体の非限定的な例には、ココジモニウムヒドロキシプロピル加水分解カゼイン、ココジモニウムヒドロキシプロピル加水分解コラーゲン、ココジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ヘアケラチン、ココジモニウムヒドロキシプロピル加水分解イネタンパク質、ココジモニウムヒドロキシプロピル加水分解絹、ココジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ダイズタンパク質、ココジモニウムヒドロキシプロピル加水分解小麦タンパク質、ココジモニウムヒドロキシプロピル加水分解絹アミノ酸、ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解コラーゲン、ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン、ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解絹、ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解米ぬか、ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ダイズタンパク質、ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解植物タンパク質、ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解小麦タンパク質、加水分解小麦タンパク質、加水分解スウィートアーモンドタンパク質、加水分解イネタンパク質、加水分解ダイズタンパク質、加水分解ミルクタンパク質、加水分解植物タンパク質、加水分解ケラチン、加水分解コラーゲン、加水分解小麦グルテン、カリウムココイル加水分解コラーゲン、ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解コラーゲン、ココジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ミルクタンパク質、ラウリルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解小麦タンパク質、ラウリルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解コラーゲン、ケラチンアミノ酸、コラーゲンアミノ酸、大豆エチルジモニウムエトスルフェート、および、大豆エチルモルホリニウムエトスルフェートなどが含まれる。
非イオン性界面活性剤は、一般的に、帯電していない両親媒性試薬であり、通常は様々な程度でアルコキシ化されている。非イオン性界面活性剤のクラスには、アルコール、アルカノールアミド、アミンオキシド、エステル、および、エーテルが含まれる。非イオン性アルコールは通常、炭素数8〜18の長鎖アルカン炭化水素のヒドロキシ誘導体、例えば、セテアリルアルコール、水素化タロウアルコール、ラノリンアルコール、アルカノールアミドなどである。アルカノールアミドは、少なくとも1つのアルコキシルまたは1つのポリオキシエチレン基を含有し、アルカノール由来のアミド(例えば、アシルアミドDEA、N−アルキルピロリドン、パームアミドMEA、ピーナッツアミドMIPAなど)、および、エトキシ化アミド(例えばPEG−50タロウアミド)などが含まれる。アミンオキシドには、アルキルアミンオキシド(例えば、ラウラミンオキシド)、および、アシルアミドプロピルモルホリンオキシド(例えば、コカミドプロピルアミンオキシド)などが含まれる。エステルには、エトキシ化カルボン酸(例えば、PEG−8ジラウレート、PEG−8ラウレートなど);エトキシ化グリセリド(例えば、PEG−4ヒマシ油、PEG−120ステアリン酸グリセリル、トリオレインPEG−6エステルなど);グリコールエステルおよびその誘導体(例えば、ステアリン酸グリコールSE、リシノール酸プロピレングリコールなど);モノグリセリド(例えばミリステアリン酸グリセリル、パルミチン酸グリセリル乳酸塩など);ポリグリセリルエステル(例えば、ポリグリセリル−6−ジステアレート、ポリグリセリル−4オレイルエーテルなど);多価アルコールエステルおよびエーテル(例えば、グルセス−20セスキステアリン酸メチル、ジステアリン酸スクロースなど);ソルビタン/ソルビトールエステル(例えば、ポリソルベート−60、セキイソステアリン酸ソルビタンなど);および、リン酸のトリエステル(例えば、トリデセス−3ホスフェート、トリオレス−8ホスフェートなど)が含まれる。エーテルには、エトキシ化アルコール(例えば、セテアレス−10、ノノキシノール−9など);エトキシ化ラノリン(例えば、PEG−20ラノリン、PPG−12−PEG−65ラノリン油など);エトキシ化ポリシロキサン(例えば、ジメチコンコポリオールなど);プロポキシ化POEエーテル(例えば、メロキサポール314、ポロキサマー122、PPG−5−セテス−20など);および、アルキルポリグリコシド(例えば、ラウリルグルコースなど)が含まれる。
非イオン界面活性剤は、乳化剤、懸濁剤、可溶化剤、起泡力増進剤として、また場合によっては、ヒドロトロープ剤として使用することができる。一般的に好ましい非イオン性界面活性剤の非限定的な例には、直鎖または分枝のアルコールエトキシレート、炭素数8〜12のアルキルフェノールアルコキシレート(例えば、オクチルフェノールエトキシレート、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックコポリマーなど);ポリオキシエチレングリコールモノグリセリドおよびジグリセリドの炭素数8〜22の脂肪酸エステル;ソルビタンエステルおよびエトキシ化ソルビタンエステル;炭素数8〜22の脂肪酸グリコールエステル;エチレンオキシドとプロピレンオキシドのブロックコポリマーなどが含まれる。界面活性剤起泡力増進剤またはヒドロトロープ剤の非限定的な例には、アルカノールアミド(例えば、アセトアミドMEA、モノエタノールアミド、ジエタノールアミド、コカミドDEA、イソプロパノールアミドなど);アミンオキシド(例えば、水素化タロウアミンオキシド);短鎖アルキルアリールスルホネート(例えば、トルエンスルホン酸ナトリウム);スルホスクシネート(例えば、ステアリン酸二ナトリウムスルホスクシネート)などが含まれる。
両性および両性イオン性界面活性剤は、強酸媒体中では正電荷を保有することによって、強塩基性媒体中では負電荷を保有することによって酸または塩基のいずれかとして挙動する能力を有し、中間のpHでは両性イオン種を形成する化合物である。両性界面活性剤の主要なクラスは、アシル/ジアルキルエチレンジアミンおよびその誘導体(例えば、ココアンフォカルボキシメチルヒドロキシ−プロピルスルフェート二ナトリウム、コカンホジプロピオナート二ナトリウム、ココアンフォ酢酸ナトリウム、ラウロアンフォPG−アセテートフォスフェートナトリウム、タロウアンフォプロピオネートナトリウム、ウンデシルエノアンフォプロピオネートナトリウムなど);および、N−アルキルアミノ酸(例えば、アミノプロピルラウリルグルタミド、ジヒドロキシエチルダイズグリシネート、ラウルアミノプロピオン酸など)である。
一部の好適な両性イオン界面活性剤には、脂肪族第四級アンモニウム、ホスホニウム、および、スルホニウム化合物の誘導体として幅広く記述されているものが含まれ、その脂肪族基は、直鎖または分枝であってよく、また、脂肪族置換基のうちの1つは炭素数約8〜18であり、他の一置換基は、アニオン性水溶性基、例えば、カルボキシ、スルホネート、スルフェート、ホスフェート、ホスホナートなどを含む。両性イオンのクラスには、アルキルアミノスルホネート、アルキルベタインおよび、アルキルアミドベタイン(例えば、ステアラミドプロピルジメチルアミン、ジエチルアミノエチルステアラミド、ジメチルステアロアミン、ジメチルソイアミン、ソイアミン、ミリスチルアミン、トリデシルアミン、エチルステアリルアミン、N−タロウプロパンジアミン、エトキシ化(5モルエチレンオキシド)ステアリルアミン、ジヒドロキシエチルステアリルアミン、アラキジルベヘニルアミンなど)が含まれる。一部の好適なベタイン系界面活性剤には、限定されないが、アルキルベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン、アルキルスルホベタイン、アルキルグリシネート、アルキルカルボキシグリシネート、アルキルアンフォプロピオネート、アルキルアミドプロピルヒドロキシスルテイン、アシルタウレート、および、アシルグルタメートが含まれ、そのアルキルおよびアシル基の炭素数は8〜18である。好ましい両性界面活性剤の非限定的な例には、ココアミドプロピルベタイン、ココアンフォ酢酸ナトリウム、ココアミドプロピルヒドロキシスルテイン、および、ココアンフォプロピオン酸ナトリウムが含まれ、これらは、皮膚および毛髪に対してマイルドなタイプのクレンザーとして特に適している。
乳化剤の例には、限定されないが、炭素数12〜18の脂肪アルコール、炭素数12〜18のアルコキシ化脂肪アルコール、炭素数12〜18脂肪酸、および、炭素数12〜18のアルコキシ化脂肪酸であって、各アルコキシレートが、5〜40単位のエチレンオキシド、プロピレンオキシド、および、エチレンオキシド/プロピレンオキシドの組合せ;炭素数8〜22のアルキルモノ−およびオリゴグリコシド;エトキシ化ステロール;ポリグリセロールの部分エステル;炭素数2〜6のポリオールと炭素数12〜30の飽和および不飽和脂肪酸のエステルおよび部分エステル;ポリグリセロールの部分エステル;オルガノシロキサン;および、それらの組合せを有するものが含まれる。
上記の脂肪アルコール、脂肪酸、アルコキシ化脂肪アルコールおよびアルコキシ化脂肪酸は、上述の皮膚軟化剤の記載で述べたとおりである。本発明の一態様では、上記の脂肪アルコールおよび脂肪酸はそれぞれ、10〜30単位のエチレンオキシドでエトキシ化されている。
炭素数8〜22のアルキルモノ−およびオリゴグリコシド乳化剤は、グルコースまたはオリゴ糖と炭素数8〜22の第一級脂肪アルコールとを反応させることによって調製される。商標Plantacare(R)で入手可能な製品は、平均オリゴマー化度が1〜2である、オリゴグルコシド残基上にグリコシド結合した炭素数8〜16のアルキル基を含む。例示的アルキルグルコシドおよびオリゴグリコシドは、オクチルグルコシド、デシルグルコシド、ラウリルグルコシド、パルミチルグルコシド、イソステアリルグルコシド、ステアリルグルコシド、アラキジルグルコシドおよびベヘニルグルコシド、および、それらの混合物から選択される。
エトキシ化ステロールの例には、エトキシ化植物性油脂ステロール、例えばダイズステロールなどが含まれる。エトキシ化度は、一態様では約5よりも大きく、他の一態様では少なくとも約10である。好適なエトキシ化ステロールは、PEG−10ダイズステロール、PEG−16ダイズステロール、および、PEG−25ダイズステロールである。
ポリグリセロールの部分エステルは、2〜10個のグリセロール単位を有し、また、1〜4つの飽和または不飽和である直鎖または分枝のヒドロキシル化されていてもよい炭素数8〜30の脂肪酸残基でエステル化されている。代表的なポリグリセロールの部分エステルには、モノカプリル酸ジグリセロール、モノカプリン酸ジグリセロール、モノラウリン酸ジグリセロール、モノカプリル酸トリグリセロール、モノカプリン酸トリグリセロール、モノラウリン酸トリグリセロール、モノカプリル酸テトラグリセロール、モノカプリン酸テトラグリセロール、モノラウリン酸テトラグリセロール、モノカプリル酸ペンタグリセロール、モノカプリン酸ペンタグリセロール、モノラウリン酸ペンタグリセロール、モノカプリル酸ヘキサグリセロール、モノカプリン酸ヘキサグリセロール、モノラウリン酸ヘキサグリセロール、モノミリスチン酸ヘキサグリセロール、モノステアリン酸ヘキサグリセロール、モノカプリル酸デカグリセロール、モノカプリン酸デカグリセロール、モノラウリン酸デカグリセロール、モノミリスチン酸デカグリセロール、モノイソステアリン酸デカグリセロール、モノステアリン酸デカグリセロール、モノオレイン酸デカグリセロール、モノヒドロキシステアリン酸デカグリセロール、ジカプリル酸デカグリセロール、ジカプリン酸デカグリセロール、ジラウリン酸デカグリセロール、ジミリスチン酸デカグリセロール、ジイソステアリン酸デカグリセロール、ジステアリン酸デカグリセロール、ジオレイン酸デカグリセロール、ジヒドロキシステアリン酸デカグリセロール、トリカプリル酸デカグリセロール、トリカプリン酸デカグリセロール、トリラウリン酸デカグリセロール、トリミリスチン酸デカグリセロール、トリイソステアリン酸デカグリセロール、トリステアリン酸デカグリセロール、トリオレイン酸デカグリセロール、トリヒドロキシステアリン酸デカグリセロール、および、これらの混合物が含まれる。
炭素数12〜30の飽和脂肪アルコール乳化剤は、上述の皮膚軟化剤についての記載のとおりである。本発明の一態様では、脂肪アルコール乳化剤は、限定されないが、セチルアルコール、ステアリルアルコール、アラキジルアルコール、ベヘニルアルコール、ラノリンアルコール、および、これらのアルコールの混合物から選択され、不飽和の植物油および動物脂肪酸の水素添加で得ることができる。
炭素数2〜6のポリオールと、炭素数12〜30の直鎖の飽和および不飽和の脂肪酸とのエステルおよび部分エステルをベースとした乳化剤は、例えば、炭素数12〜30の飽和および不飽和の脂肪酸とグリセロールもしくはエチレングリコールのモノエステルおよびジエステルであるか、または炭素数12〜30の飽和および不飽和の脂肪酸とプロピレングリコールのモノエステルである。
部分エステル化ポリグリセロール乳化剤は、2〜10個のグリセロール単位を有し、また、1〜5つの飽和または不飽和である直鎖または分枝のヒドロキシル化されていてもよい炭素数8〜30の脂肪酸残基でエステル化されている。
本発明の一態様では、乳化剤は、これらが含まれている、パーソナルケア、ホームケア、ヘルスケア、および、施設用のケア組成物の総重量ベースで、約0.1重量%〜約12重量%で存在し得、別の態様では、約0.5重量%〜約15重量%で存在し得、更なる一態様では、約1.0重量%〜約10重量%範囲の量で存在し得る。
好適な皮膚軟化剤には、限定されないが、シリコーン流体(例えば、後述の揮発性シリコーンオイルおよび不揮発性シリコーンオイル);鉱油;ワセリン;植物油;魚油;脂肪アルコール;脂肪酸;脂肪酸および脂肪アルコールエステル;アルコキシ化脂肪アルコール;アルコキシ化脂肪酸エステル;ベンゾエートエステル;Guerbetエステル;ポリエチレングリコールのアルキルエーテル誘導体(例えば、メトキシポリエチレングリコール(MPEG));ポリアルキレングリコール;および、ラノリンおよびラノリン誘導体などから選択される皮膚軟化剤が含まれる。
鉱油およびワセリンには、化粧品、USPおよびNFグレードのものが含み、PenrecoからDrakeol(R)およびPenreco(R)などの商品名で市販されている。鉱油には、ヘキサデカンおよびパラフィン油が含まれる。
好適な脂肪アルコール皮膚軟化剤には、限定されないが、炭素数8〜30の脂肪アルコールが含まれる。脂肪アルコールの例には、カプリルアルコール、ペラルゴンアルコール、カプリックアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、イソセチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、セテアリルアルコール、オレイルアルコール、リシノレイルアルコール、アラキジルアルコール、イコセニルアルコール、ベヘニルアルコール、および、それらの混合物が含まれる。
好適な脂肪酸皮膚軟化剤には、限定されないが、炭素数10〜30の脂肪酸が含まれる。脂肪酸の例は、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、アラキジン酸、ベヘン酸、および、それらの混合物から選択される。
脂肪酸および脂肪アルコールエステル皮膚軟化剤の例には、限定されないが、ラウリン酸ヘキシル、オレイン酸デシル、ステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸オクチル、ステアリン酸セチル、ミリスチン酸ミリスチル、ステアロイルステアリン酸オクチルドデシル、ヒドロキシステアリン酸オクチル、アジピン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸エチルヘキシル、オレイン酸イソデシル、ネオペンタン酸イソデシル、セバシン酸ジイソプロピル、乳酸イソステアリル、乳酸ラウリル、マレイン酸ジエチルヘキシル、PPG−14ブチルエーテルおよびプロピオン酸PPG−2ミリスチルエーテル、オクタン酸セテアリール、および、それらの混合物が含まれる。
アルコキシ化脂肪アルコール皮膚軟化剤は、脂肪アルコールとアルキレンオキシド、一般的にはエチレンオキシドまたはプロピレンオキシドとの反応から形成されるエーテルである。好適なエトキシ化脂肪アルコールは、脂肪アルコールとポリエチレンオキシドの付加物である。本発明の一実施形態において、エトキシ化脂肪アルコールは、式R’−(OCH2CH2)n’−OH、(式中、R’は、親脂肪アルコールの脂肪族残基を表し、nは、エチレンオキシドの分子数を表す)で表すことができる。本発明の他の一実施形態では、R’は、炭素数8〜30の脂肪アルコールに由来する。一態様では、n’は、2〜50の整数、別の態様では3〜25の整数、さらなる態様では3〜10の整数である。さらなる態様では、R’は、上述の脂肪アルコール皮膚軟化剤に由来する。エトキシ化脂肪アルコールの例は、限定されないが、カプリルアルコールエトキシレート、ラウリルアルコールエトキシレート、ミリスチルアルコールエトキシレート、セチルアルコールエトキシレート、ステアリルアルコールエトキシレート、セテアリルアルコールエトキシレート、オレイルアルコールエトキシレート、および、ベヘニルアルコールエトキシレートであり、各エトキシレートのエチレンオキシド単位数は、一態様では、2以上、別の態様では、2〜約150の範囲であり得る。なお、上述の脂肪アルコールのプロポキシ化付加物および上述の脂肪アルコールの混合エトキシ化/プロポキシ化付加物もまた、本発明の範囲内であることが想定されていることを認識されたい。エトキシ化/プロポキシ化脂肪アルコールのエチレンオキシド単位およびプロピレンオキシド単位の配置は、ランダムまたはブロックとされ得る。
エトキシ化アルコールのより具体的な例は、限定されないが、ベヘネス5−30(「5−30」は、エチレンオキシド繰返し単位の範囲を意味する)、セテアレス2−100、セテス1−45、セトレス24−25、コレス10−24、コセス3−10、C9−11パレス3−8、C11−15パレス5−40、C11−21パレス3−10、C12−13パレス3−15、デセス4−6、ドドキシノール5−12、グリセレス7−26、イソセテス10−30、イソデセス4−6、イソラウレス3−6、イソステアレス3−50、ラネス5−75、ラウレス1−40、ノノキシノール1−120、ノニルノノキシノール5−150、オクトキシノール3−70、オレス2−50、PEG4−350、ステアレス2−100、および、トリデセス2−10である。
プロポキシ化アルコールの具体例は、限定されないが、PPG−10セチルエーテル、PPG−20セチルエーテル、PPG−28セチルエーテル、PPG−30セチルエーテル、PPG−50セチルエーテル、PPG−2ラノリンアルコールエーテル、PPG−5ラノリンアルコールエーテル、PPG−10ラノリンアルコールエーテル、PPG−20ラノリンアルコールエーテル、PPG−30ラノリンアルコールエーテル、PPG−4ラウリルエーテル、PPG−7ラウリルエーテル、PPG−10オレイルエーテル、PPG−20オレイルエーテル、PPG−23オレイルエーテル、PPG−30オレイルエーテル、PPG−37オレイルエーテル、PPG−50オレイルエーテル、PPG−11ステアリルエーテル、PPG−15ステアリルエーテル、PPG−2ラノリンエーテル、PPG−5ラノリンエーテル、PPG−10ラノリンエーテル、PPG−20ラノリンエーテル、PPG−30ラノリンエーテル、および、PPG−1ミリスチルエーテルである。
エトキシ化/プロポキシ化アルコールの具体例は、限定されないが、PPG−1ベヘネス−15、PPG−12カプリレス−18、PPG−2−セテアレス−9、PPG−4−セテアレス−12、PPG−10−セテアレス−20、PPG−1−セテス−1、PPG−1−セテス−5、PPG−1−セテス−10、PPG−1−セテス−20、PPG−2−セテス−1、PPG−2−セテス−5、PPG−2−セテス−10、PPG−2−セテス−20、PPG−4−セテス−1、PPG−4−セテス−5、PPG−4−セテス−10、PPG−4−セテス−20、PPG−5−セテス−20、PPG−8−セテス−1、PPG−8−セテス−2、PPG−8−セテス−5、PPG−8−セテス−10、PPG−8−セテス−20、PPG−2C12−13パレス−8、PPG−2C12−15パレス−6、PPG−4C13−15パレス−15、PPG−5C9−15パレス−6、PPG−6C9−11パレス−5、PPG−6C12−15パレス−12、PPG−6C12−18パレス−11、PPG−3C12−14Sec−パレス−7、PPG−4C12−14Sec−パレス−5、PPG−5C12−14Sec−パレス−7、PPG−5C12−14Sec−パレス−9、PPG−1−デセス−6、PPG−2−デセス−3、PPG−2−デセス−5、PPG−2−デセス−7、PPG−2−デセス−10、PPG−2−デセス−12、PPG−2−デセス−15、PPG−2−デセス−20、PPG−2−デセス−30、PPG−2−デセス−40、PPG−2−デセス−50、PPG−2−デセス−60、PPG−4−デセス−4、PPG−4−デセス−6、PPG−6−デセス−4、PPG−6−デセス−9、PPG−8−デセス−6、PPG−14−デセス−6、PPG−6−デシルテトラデセス−12、PPG−6−デシルテトラデセス−20、PPG−6−デシルテトラデセス−30、PPG−13−デシルテトラデセス−24、PPG−20−デシルテトラデセス−10、PPG−2−イソデセス−4、PPG−2−イソデセス−6、PPG−2−イソデセス−8、PPG−2−イソデセス−9、PPG−2−イソデセス−10、PPG−2−イソデセス−12、PPG−2−イソデセス−18、PPG−2−イソデセス−25、PPG−4−イソデセス−10、PPG−12−ラネス−50、PPG−2−ラウレス−5、PPG−2−ラウレス−8、PPG−2−ラウレス−12、PPG−3−ラウレス−8、PPG−3−ラウレス−9、PPG−3−ラウレス−10、PPG−3−ラウレス−12、PPG−4ラウレス−2、PPG−4ラウレス−5、PPG−4ラウレス−7、PPG−4−ラウレス−15、PPG−5−ラウレス−5、PPG−6−ラウレス−3、PPG−25−ラウレス−25、PPG−7ラウリルエーテル、PPG−3−ミレス−3、PPG−3−ミレス−11、PPG−20−PEG−20水素添加ラノリン、PPG−2−PEG−11水素添加ラウリルアルコールエーテル、PPG−12−PEG−50ラノリン、PPG−12−PEG−65ラノリンオイル、PPG−40−PEG−60ラノリンオイル、PPG−1−PEG−9ラウリルグリコールエーテル、PPG−3−PEG−6オレイルエーテル、PPG−23−ステアレス−34、PPG−30ステアレス−4、PPG−34−ステアレス−3、PPG−38ステアレス−6、PPG−1トリデセス−6、PPG−4トリデセス−6、および、PPG−6トリデセス−8である。
アルコキシ化脂肪酸皮膚軟化剤は、脂肪酸がアルキレンオキシドまたは予め形成されたポリマー状エーテルと反応した際に形成される。生成物は、モノエステル、ジエステル、または、それらの混合物であり得る。使用に好適なエトキシ化脂肪酸エステル皮膚軟化剤は、脂肪酸にエチレンオキシドを付加したものである。かかる生成物は、脂肪酸のポリエチレンオキシドエステルである。一態様では、エトキシ化脂肪酸エステルは、式R’’−C(O)O(CH2CH2O)n’’−H(式中、R’’は、脂肪酸の脂肪族残基を表し、nは、エチレンオキシドの分子数を表す)で表すことができる。他の一態様では、n’’は、2〜50の整数、他の一態様では、3〜25の整数、更なる一態様では、3〜10の整数である。さらに他の態様では、R’’は、炭素数8〜24の脂肪酸に由来する。さらなる態様では、R’’は、上述の脂肪アルコール皮膚軟化剤に由来する。上述の脂肪アルコールのプロポキシ化付加物およびエトキシ化/プロポキシ化付加物も本発明の範囲内であることが想定されていることを認識されたい。アルコキシ化脂肪酸エステルの例には、限定されないが、カプリン酸エトキシレート、ラウリン酸エトキシレート、ミリスチン酸エトキシレート、ステアリン酸エトキシレート、オレイン酸エトキシレート、ココナッツ脂肪酸エトキシレート、および、ポリエチレングリコール400プロポキシ化モノラウレートが含まれ、各エトキシレートのエチレンオキシド単位数は、一態様では、2以上、別の態様では、2〜約50の範囲であり得る。エトキシ化脂肪酸のより具体的な例は、PEG−8ジステアレート(「8」は、エチレンオキシド繰返し単位数を意味する)、PEG−8ベヘネート、PEG−8カプレート、PEG−8カプリレート、PEG−8カプリレート/カプレート、PEGココエート(数の指定がないPEGは、エチレンオキシド単位数が2〜50の範囲であることを意味する)、PEG−15ジココエート、PEG−2ジイソノナノエート、PEG−8ジイソステアレート、PEG−ジラウレート、PEG−ジオレアート、PEG−ジステアレート、PEG−ジタレート、PEG−イソステアレート、PEG−ホホバ酸、PEG−ラウレート、PEG−リノレネート、PEG−ミリステート、PEG−オレアート、PEG−パルミテート、PEG−リシンオレアート、PEG−ステアレート、および、PEG−タレートなどである。
Guerbetエステル皮膚軟化剤は、Guerbetアルコールとカルボン酸とのエステル化反応から形成される。Guerbetエステル皮膚軟化剤は、Noveon Consumer Specialties Division of Lubrizol Advanced Materials,Inc.から、G−20、G−36、G−38、および、G−66の製品表示で市販されている。
ラノリンおよびラノリン誘導体は、ラノリン、ラノリンワックス、ラノリンオイル、ラノリンアルコール、ラノリン脂肪酸、アルコキシ化ラノリン、イソプロピルラノレート、アセチル化ラノリンアルコール、および、それらの組合せから選択される。ラノリンおよびラノリン誘導体は、Noveon Consumer Specialties Division o Lubrizol Advanced Materials,Inc.から、Lanolin LP 108 USP、Lanolin USP AAA、AcetulanTM、CeralanTM、LanocerinTM、LanogelTM(製品表示:21、41)、LanogeneTM、ModulanTM、OhlanTM、SolulanTM(製品表示:16、75、L−575、98、C−24)、VilvanolinTM(製品表示:C、CAB、L−101、、P)などの商品名で市販されている。
1つ以上の皮膚軟化剤を、パーソナルケア組成物全体の重量ベースで、一態様では、約0.5重量%〜約30重量%、他の一態様では、0.1重量%〜25重量%、更なる一態様では、5重量%〜20重量%の範囲の量で使用することができる。皮膚軟化剤は、一般的にパーソナルケア組成物で使用されているが、ホームケア、ヘルスケア、および施設用のケア組成物において皮膚軟化剤が所望の物理的特質(例えば、湿潤特性)に影響を与える限り、パーソナルケア組成物と同じ重量比で皮膚軟化剤をこれらの組成物に使用することができる。
好適な湿潤剤には、アラントイン、ピロリドンカルボン酸およびその塩、ヒアルロン酸およびその塩、ソルビン酸およびその塩、ウレア、リジン、アルギニン、シスチン、グアニジンおよび他のアミノ酸、ポリヒドロキシアルコール(例えば、グリセリン、プロピレングリコール、ヘキシレングリコール、ヘキサントリオール、エトキシジグリコール、ジメチコンコポリオール、および、ソルビトール)ならびにそれらのエステル、ポリエチレングリコール、グリコール酸およびグリコール酸塩(例えばアンモニウムおよび第四級アルキルアンモニウムの塩)、乳酸および乳酸塩(例えばアンモニウムおよび第四級アルキルアンモニウムの塩)、糖およびデンプン、糖およびデンプンの誘導体(例えばアルコキシ化グルコース)、パンテノール(例えば、dl−パンテノール)、ラクトアミドモノエタノールアミン、アセトアミドモノエタノールアミンなど、および、それらの混合物が含まれる。一実施形態では、湿潤剤には、炭素数3〜6のジオールおよびトリオール、例えば、グリセリン、プロピレングリコール、ヘキシレングリコール、ヘキサントリオールなど、および、それらの混合物などが含まれる。かかる好適な湿潤剤は、典型的には、本願明細書に開示のパーソナルケア組成物の総重量の約0.1重量%〜約25重量%、好ましくは、約0.5重量%〜約20重量%、更に好ましくは、約1.0重量%〜約15重量%を構成する。
pH調整剤または中和剤を、上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物を含む配合物に添加することができる。よって、pH調整剤は、最終組成物において所望のpH値を得るのに必要な任意の量で利用することができる。アルカリ性pH調整剤の非限定的な例には、アルカリ金属水酸化物(例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム);水酸化アンモニウム;有機塩基(例えば、トリエタノールアミン、ジイソプロピルアミン、ドデシルアミン、ジイソプロパノールアミン、アミノメチルプロパノール、コカミン、オレアミン、モルホリン、トリアミルアミン、トリエチルアミン、トロメタミン(2−アミノ−2−ヒドロキシメチル)−1,3−プロパンジオール)、および、テトラキス(ヒドロキシプロピル)エチレンジアミン);および、無機酸のアルカリ金属塩(例えば、ホウ酸ナトリウム(ホウ砂)、リン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム)など、および、それらの混合物が含まれる。酸性pH調整剤は、アミノ酸を含む有機酸や、無機鉱酸であり得る。酸性pH調整剤の非限定的な例には、酢酸、クエン酸、フマル酸、グルタミン酸、グリコール酸、塩酸、乳酸、硝酸、リン酸、硫酸水素ナトリウム、硫酸、酒石酸など、および、それらの混合物が含まれる。
好適な緩衝剤には、限定されないが、アルカリまたはアルカリ土類の炭酸塩、リン酸塩、重炭酸塩、クエン酸塩、ホウ酸塩、酢酸塩、酸無水物、コハク酸塩など、例えばリン酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ホウ酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、および、炭酸ナトリウムが含まれる。
pH調整剤および/または緩衝剤は、組成物のpHを所望の値とし、かつ/または、維持するのに必要な任意の量で使用される。一態様では、本発明の一実施形態に係る組成物は、少なくとも1つのアルカリ化剤(アルカリ性pH調整剤)または酸性化剤(酸性pH調整剤)を、組成物の総重量の0.01〜30重量%の量で含むことができる。
上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物は、毛髪および皮膚上への着色剤の沈着を促進するための増粘剤、フィルム形成剤、および、沈着助剤として使用することができる。毛髪用の着色剤は、一時的、半永久的または永久的な毛髪染料、または毛髪を徐々に着色するカラー回復剤であり得る。一時的および半永久的な毛髪染料は、通常、リンス、ジェル、スプレー、シャンプー、スティックなどであり、ヘアカラー回復剤は、通常、ヘアドレッシングまたはエマルジョンの形態である。永久的毛髪染料および長持ちする半永久的な毛髪染料は、一般的に二剤式製品であり、一方は、酸化的染料中間体および染料発色剤を含有し、他方は安定化させた酸化剤であって、通常、過酸化水素を約pH3〜4で含有し、両者は使用直前に混合される。このような二剤式毛髪染料製品には、染料混合物を調製する場合に増粘させるために、界面活性剤成分の組合せ(通常、非イオン性界面活性剤またはアニオン性界面活性剤)が配合されることが知られている。前述の文献に加えて、毛染めの化学反応および組成物の一般的な考察は、本願明細書に参照により援用する、Brown et al., SCC Monograph、「Permanent Hair Dyes」、Society of Cosmetic Chemists(1996年)に記載されている。本発明のポリマーは、酸性の安定化した酸化部分に対する増粘剤、または、酸性部分との混合の際に非酸化部分を増粘させるための増粘剤のいずれかとして、このような毛染めシステムの二剤のうちの一方または両方に組み込まれ得る。
上記に論じた成分に加えて、ニキビ防止製品、顔およびボディー用ブリーチ、および防腐作用製品に対して一般的に使用されている他の成分には、酸化剤、例えば過酸化水素、過酸化ベンゾイル、および、水溶性無機過硫酸塩化合物(例えば過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、および過硫酸ナトリウムなど)が含まれる。
上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物は、リンスオフヘアコンディショナー製品およびシャンプー製品、例えば、いわゆる「ツーインワン」コンビネーションのクレンジング/コンディショニングシャンプーにおいて一般的に使用されているシリコーンコンディショニング剤に対して驚くほど有用な安定剤および/または沈着助剤である。コンディショニング剤は、好ましくは不溶性のシリコーンコンディショニング剤である。通常、コンディショニング剤は、シャンプー組成物と混合されて不溶性分散粒子(液滴とも称される)の不連続相を形成する。シリコーンヘアコンディショニング剤の相は、シリコーン流体であり得、また、他の成分、例えばシリコーン樹脂などを含むことによって、シリコーン流体沈着効率を改善するか、あるいは、特に高屈折率(例えば約1.46超)シリコーンコンディショニング剤を使用した場合に、毛髪の光沢を増加することもできる。任意のシリコーン毛髪コンディショニング剤の相は、揮発性シリコーン、不揮発性シリコーン、または、それらの組合せを含み得る。シリコーン液滴は、通常、任意の懸濁剤を用いて懸濁される。シリコーンコンディショニング剤の粒子は、揮発性シリコーン、不揮発性シリコーン、または、それらの組合せを含み得る。不揮発性シリコーンコンディショニング剤が好ましい。揮発性シリコーンが存在する場合、これらは通常、市販の不揮発性シリコーン物質成分、例えばシリコーンガムおよびシリコーン樹脂用の溶媒または担体として使用する場合に付随するものである。本発明で使用するためのシリコーン毛髪コンディショニング剤の25℃で測定した粘度は、一態様では、約20〜約2,000,000センチストーク(1センチストークは、1×10−6m2/sに等しい)、別の態様では、約1,000〜約1,800,000センチストーク、更なる一態様では、約50,000〜約1,500,000、さらに更なる一態様では、約100,000〜約1,500,000センチストークである。
シリコーンコンディショニング剤の濃度は、これを含む組成物の約0.01重量%〜約10重量%の範囲であり得る。シリコーンコンディショニング剤の量は、組成物の総重量ベースで、他の一態様では約0.1重量%〜約8重量%、更に他の一態様では、約0.1重量%〜約5重量%、更なる一態様では、約0.2重量%〜約3重量%の範囲である。
一実施形態では、シリコーンコンディショニング剤の分散粒子の体積平均粒径は、約5μm〜約125μmであり得る。毛髪へ小粒子を適用する場合、体積平均粒径は、一態様では、約0.01μm〜約4μm、他の一態様では、約0.01μm〜約2μm、更に他の一態様では、約0.01μm〜約0.5μmの範囲である。大粒子を毛髪へ適用する場合、体積平均粒径は、通常、一態様では、約5μm〜約125μm、他の一態様では、約10μm〜約90μm、更なる他の一態様では、約15μm〜約70μm、更なる一態様では、約20μm〜約50μmの範囲である。
シリコーン流体、シリコーンガムおよびシリコーン樹脂、ならびに、シリコーンの製造について考察しているセクションを含むシリコーンについての背景資料は、本願明細書に参照により援用するEncyclopedia of Polymer Science and Engineering、第15巻、第2版、204〜308頁、John Wiley & Sons,Inc.(1989年)に見出される。シリコーン流体は、一般的にアルキルシロキサンポリマーとして記述されている。好適なシリコーンコンディショニング剤、および、シリコーンのための任意の懸濁剤の非限定的な例は、米国再発行特許第34,584号明細書、米国特許第5,104,646号明細書、および、米国特許第5,106,609号明細書に記載されており、それらの記載内容を本願明細書に参照により援用する。
シリコーン流体にはシリコーンオイルが含まれ、これらは、25℃における粘度が1,000,000cSt未満、通常約5cSt〜約1,000,000cStである流動性シリコーン物質である。好適なシリコーンオイルには、ポリアルキルシロキサン、ポリアリールシロキサン、ポリアルキルアリールシロキサン、ポリエーテルシロキサンコポリマー、および、それらの混合物が含まれる。ヘアコンディショニング特性を有する他の不溶性・不揮発性シリコーン流体も使用され得る。
シリコーンオイルには、
(式中、R20は、アルキル、アルケニル、および、アリールから独立して選択される脂肪族であり、R20は、置換または未置換であってよく、wは、1〜約8,000の整数である)に準ずるポリアルキルシロキサン、ポリアリールシロキサン、または、ポリアルキルアリールシロキサンが含まれる。本願明細書に記載のパーソナルクレンジング組成物への使用に好適な未置換のR20基には、限定されないが、アルコキシ、アリールオキシ、アルカリール、アリールアルキル、アリールアルケニル、アルカミノ、ならびに、エーテル置換、ヒドロキシル置換およびハロゲン置換された脂肪族基およびアリール基が含まれる。好適なR20基にはまた、カチオン性アミンおよび第四級アンモニウム基が含まれる。
本発明の一実施形態では、R20アルキル置換基およびアルケニル置換基の例は、炭素数1〜5のアルキルおよびアルケニル、他の一態様では炭素数1〜4のアルキルおよびアルケニル、更なる一態様では炭素数1〜2のアルキルおよびアルケニルの範囲である。他のアルキル含有基、アルケニル含有基またはアルキニル含有基(例えばアルコキシ、アルカリール、およびアルカミノなど)の脂肪族部分は、直鎖または分枝鎖であり得、一態様では、炭素数1〜5、他の一態様では、炭素数1〜4、更なる一態様では、炭素数1〜2の範囲であり得る。上で論じたように、上記R20置換基はまた、アミノ官能基(例えばアルカミノ基)を含むことができ、かかるアミノ官能基は、第一級、第二級または第三級アミンまたは第四級アンモニウムであり得る。これらには、モノ−、ジ−およびトリ−アルキルアミノおよびアルコキシアミノ基が含まれ、その脂肪族部分の鎖長は上述のとおりである。
シロキサンの例は、ポリジメチルシロキサン、ポリジエチルシロキサン、および、ポリメチルフェニルシロキサンである。これらのシロキサンは、例えば、General Electric CompanyのViscasil RおよびSF 96シリーズとして、また、Dow Corningから販売されているDow Corning 200シリーズとして入手可能である。使用され得るポリアルキルアリールシロキサン流体の例には、例えば、ポリメチルフェニルシロキサンが含まれる。これらシロキサンは、例えば、General Electric CompanyからSF 1075メチルフェニル流体として、あるいは、Dow Corningから556 Cosmetic Grade Fluidとして入手可能である。
カチオン性シリコーン流体も、上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物との併用に好適である。カチオン性シリコーン流体は、一般式:
(R21)eG3−f−Si−(OSiG2)g−(OSiGf(R1)(2−f)h−O−SiG3−e(R21)f
(式中、Gは、水素、フェニル、ヒドロキシ、または炭素数1〜8のアルキル(好ましくは、メチル)であり、eは0または1〜3の整数であり、fは0または1であり、gは、0〜1,999の数であり、hは、1〜2,000、好ましくは1〜10の整数であり、gとhの合計は、一態様では1〜2,000、他の一態様では50〜500の数であり、R21は、一般式CqH2qL(式中、qは、2〜8の値を有する整数であり、Lは、以下の基:
a)−N(R22)CH2CH2N(R22)2
b)−N(R22)
c)−N(R22)3CA−
d)−N(R22)CH2CH2N(R22)2H2CA−
(式中、R22は、独立して、水素、炭素数1〜20のアルキル、フェニル、ベンジルから選択され、A−は、塩化物イオン、臭化物イオン、フッ化物イオン、および、ヨウ化物イオンから選択されるハライドイオンである)から選択される)に準ずる一価の基である)で表すことができるが、これに限定されない。
上に定義した前記式に相当する例示のカチオン性シリコーンは、「トリメチルシリルアモジメチコン」として知られている下記のポリマーである:
(CH3)3−Si−[O−Si(CH3)2)]g−[O−(CH3)Si((CH2)3−NH−(CH2)2−NH2)]h−O−Si(CH3)3
上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物との併用に有用な他のカチオン性シリコーンは、以下の式で表すことができる:
(式中、R22は、炭素数1〜18のアルキル基および炭素数1〜18アルケニル基から選択される基を表し、R23は、独立して、炭素数1〜18アルキレン基または炭素数1〜18アルキレンオキシ基から選択される基を表し、Qは、ハライドイオンであり、rは、一態様では2〜20の平均統計値、他の一態様では2〜8の平均統計値を意味し、sは、一態様では20〜200の平均統計値、他の一態様では20〜50の平均統計値を意味する)。一態様では、R22はメチルである。他の一態様では、Qはクロリドである。
他の任意のシリコーン流体は、不溶性シリコーンガムである。これらのガムは、25℃における粘度が1,000,000センチストーク以上のポリシロキサン物質である。シリコーンガムは、米国特許第4,152,416号明細書;Noll and Walter、Chemistry and Technology of Silicones、New York:Academic Press 1968;および、General Electric Silicone Rubber Product Data Sheets SE 30、SE 33、SE 54、SE 76において記載されており、すべて本願明細書中に参照により援用する。上記シリコーンガムは通常、質量分子量が約200,000ダルトンを超え、一般的には約200,000〜約1,000,000ダルトンの間である。具体例には、ポリジメチルシロキサン、ポリジメチルシロキサン/メチルビニルシロキサン・コポリマー、ポリジメチルシロキサン/ジフェニルシロキサン/メチルビニルシロキサン・コポリマー、および、それらの混合物が含まれる。
不揮発性・不溶性シリコーン流体コンディショニング剤の他のカテゴリーは、屈折率が一態様では少なくとも約1.46、他の一態様では少なくとも約1.48、更なる一態様では少なくとも約1.52、さらに更なる態様では少なくとも約1.55である高屈折率ポリシロキサンである。上記ポリシロキサン流体の屈折率は、一般的に約1.70未満、通常約1.60未満である。かかる文脈において、ポリシロキサン「流体」には、油だけでなくガムが含まれる。
上記高屈折率ポリシロキサン流体には、上述のポリアルキルシロキサン、ポリアリールシロキサン、および、ポリアルキルアリールシロキサンの一般式で表されるもの、ならびに、下記式で表される環状ポリシロキサン(シクロメチコン)が含まれる。
(式中、置換基R20は、上で定義されたとおりであり、繰返し単位数kは、一態様では約3〜約7、他の一態様では3〜5の範囲である)。上記高屈折率ポリシロキサン流体は、屈折率を上述の所望のレベルに上昇させるのに十分な量のアリール含有R20置換基を含むことができる。さらに、R20およびkは、当該物質が不揮発性となるように選択されなければならない。アリール含有置換基には、環式脂肪族およびヘテロ環式の5員および6員のアリール環を含むもの、および、縮合した5または6員環を含むものが含まれる。上記アリール環は、置換でも未置換でもよい。置換基には、脂肪族置換基が含まれ、また、アルコキシ置換基、アシル置換基、ケトン、ハロゲン(ClおよびBrなど)、アミンなども含まれ得る。アリール含有基の例には、置換および未置換のアレーンが含まれ、例えば、フェニル、および、フェニル誘導体(例えば、炭素数1〜5のアルキル置換基またはアルケニル置換基を有するフェニル、例えば、アリルフェニル、メチルフェニルおよびエチルフェニル、ビニルフェニル(例えばスチレニル)、および、フェニルアルキン(フェニルC2〜C4アルキンなど))が含まれる。ヘテロ環式アリール基には、フラン、イミダゾール、ピロール、ピリジンなどに由来する置換基が含まれる。縮合アリール環置換基には、例えば、ナフタレン、クマリン、および、プリンが含まれる。
上記高屈折率ポリシロキサン流体のアリール含有置換基の置換度は、ポリシロキサン流体の重量ベースで、一態様では、少なくとも約15重量%、他の一態様では、少なくとも約20重量%、更なる一態様では、少なくとも約25重量%、さらに更なる一態様では、少なくとも約35重量%、追加の一態様では、少なくとも約50重量%となる。通常、アリール置換度は、約90重量%未満となり、更に通常、約85重量%未満となり、一般的に、ポリシロキサン流体の約55重量%〜約80重量%の範囲であり得る。
他の一態様では、上記高屈折率ポリシロキサン流体は、フェニルまたは置換フェニル誘導体の組合せを有する。上記置換基は、炭素数1〜4のアルキル(例えば、メチル)、ヒドロキシ、および炭素数1〜4のアルキルアミノ(例えば,−R24NHR25NH2(式中、各R24およびR25基は、独立して、炭素数1〜3のアルキル、アルケニル、および/またはアルコキシである))から選択することができる。
本発明の組成物に高屈折率シリコーンを使用する場合、これらは、表面張力を十分低減して拡散を向上させて、かかる組成物で処理した毛髪の(乾燥後の)光沢を向上させるために、任意でシリコーン樹脂または界面活性剤などの拡散剤と共に溶液で使用することができる。使用に好適なシリコーン流体は、米国特許第2,826,551号明細書、米国特許第3,964,500号明細書、米国特許第4,364,837号明細書、英国特許第849,433号明細書、および、Silicon Compounds、Petrarch Systems,Inc.(1984)において開示されており、すべて本願明細書に参照により援用する。高屈折率ポリシロキサンは、Dow Corning Corporation(Midland、Mich.)Huls America(Piscataway、N.J.)、および、General Electric Silicones(Waterford、N.Y.)から入手可能である。
シリコーン樹脂は、上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物との併用に好適なシリコーンコンディショニング剤中に含まれ得る。これらの樹脂は、架橋ポリシロキサンである。架橋は、シリコーン樹脂の製造中に、三官能性および四官能性のシランに、単官能性または二官能性のシラン(または両方)を組み込むことで導入される。
当業者にはよく理解されているように、シリコーン樹脂を得るために必要な架橋度は、シリコーン樹脂中に組み込まれる特定のシラン単位によって変動する。一般的に、乾燥して剛性な(または硬い)膜となるように、十分なレベルの三官能性および四官能性のシロキサンモノマー単位(よって、十分なレベルの架橋)を有するシリコーン物質は、シリコーン樹脂と考えられる。ケイ素原子に対する酸素原子の比は、特定のシリコーン物質における架橋レベルの指標である。1個のケイ素原子につき、少なくとも約1.1個の酸素原子を有するシリコーン物質は、一般的に、本願明細書におけるシリコーン樹脂となる。一態様では、酸素:ケイ素原子の比は、少なくとも約1.2:1.0である。シリコーン樹脂の製造に使用されるシランには、モノメチル−、ジメチル−、トリメチル−、モノフェニル−、ジフェニル−、メチルフェニル−、モノビニル−、メチルビニル−クロロシラン、および、四塩化シランが含まれ、メチル置換シランが最も一般的に利用されている。シリコーン樹脂は、General Electricにより、GE SS4230およびSS4267として提供されている。
シリコーン物質およびシリコーン樹脂は、特に、当該技術分野の技術者に「MDTQ」命名法として知られている簡単な命名システムに従って特定される。かかるシステムでは、シリコーンは、当該シリコーンを構成する様々なシロキサンモノマー単位の有無に従って記述される。簡単に説明すると、記号Mは、単官能性の単位(CH3)3SiO0.5を、Dは二官能性の単位(CH3)2SiOを、Tは三官能性の単位(CH3)SiO1.5を、Qは四官能性の単位SiO2を、それぞれ意味する。単位記号のダッシュ記号(例えばM’、D’、T’、およびQ’)は、メチル以外の置換基を意味し、出現毎に具体的に定義されなければならない。交互に現れる典型的な置換基には、ビニル、フェニル、アミン、ヒドロキシルなどの基が含まれる。様々な単位のモル比を、シリコーン中の各タイプの単位の総数(またはその平均)を示す添字を記号に記載するか、あるいは分子量と組み合わせて具体的に示された比で示すことにより、MDTQシステムに基づくシリコーン物質の記述が完了する。シリコーン樹脂中、D、D’、Mおよび/またはM’に対してT、Q、T’および/またはQ’のモル量が比較的高いことが、架橋レベルがより高いことの指標である。しかしながら、上述したとおり、全体の架橋レベルは、酸素:ケイ素比により示すこともできる。
シリコーン樹脂の例には、限定されないが、MQ樹脂、MT樹脂、MTQ樹脂、MDT樹脂、および、MDTQ樹脂が含まれる。一態様では、メチルがシリコーン樹脂の置換基である。別の一態様では、シリコーン樹脂は、MQ樹脂であって、M:Q比が約0.5:1.0〜約1.5:1.0であり、シリコーン樹脂の平均分子量が約1000〜約10,000ダルトンであるものから選択される。
屈折率が1.46未満の不揮発性シリコーン流体と共に使用する場合、不揮発性シリコーン流体とシリコーン樹脂構成成分の重量比は、特にシリコーン流体の構成成分が、上述のとおり、ポリジメチルシロキサン流体、またはポリジメチルシロキサン流体とポリジメチルシロキサンガムの混合物の場合、一態様では、約4:1〜約400:1、他の一態様では、約9:1〜約200:1、更なる一態様では、約19:1〜約100:1の範囲である。シリコーン樹脂が、その組成物においてシリコーン流体と同じ相の一部分を形成する限り、すなわちコンディショニング活性である限り、組成物中のシリコーンコンディショニング剤の量を決定する際に、当該流体と当該樹脂の合計が含まれるべきである。
上述の揮発性シリコーンには、環状および直鎖のポリジメチルシロキサンなどが含まれる。環状揮発性シリコーン(シクロメチコン)は、通常、酸素原子と交互に約3〜約7個のケイ素原子を非揮発性環状シリコーンに関して上述したような環状環構造内に含む。しかしながら、式中の各R20置換基および繰返し単位kは、当該物質が不揮発性となるように選択しなければならない。通常、R20は、2つのアルキル基(例えば、メチル基)により置換されている。直鎖の揮発性シリコーンは、上述したとおりシリコーン流体であり、粘度は約25mPa・s以下である。「揮発性」とは、シリコーンが、測定可能な気体圧、または20℃で少なくとも2mm Hgの気体圧を有することを意味する。不揮発性シリコーンは、20℃で、2mm Hg未満の気体圧を有する。環状および直鎖の揮発性シリコーンの記述は、Todd and Byers、「Volatile Silicone Fluids for Cosmetics」、Cosmetics and Toiletries、第91巻(1号)、27〜32頁(1976年)、および、Kasprzak、「Volatile Silicones」、Soap/Cosmetics/Chemical Specialities、40〜43頁(1986年12月)において見出され、それぞれ本願明細書に参照により援用する。
揮発性シクロメチコンの例は、D4シクロメチコン(オクタメチルシクロテトラシロキサン)、D5シクロメチコン(デカメチルシクロペンタシロキサン)、D6シクロメチコン、および、それらのブレンド(例えば、D4/D5およびD5/D6)である。揮発性シクロメチコンおよびシクロメチコンブレンドは、G.E.Siliconesから、SF1173、SF1202、SF1256、および、SF1258として、Dow Corning Corporationから、Dow Corning(R) 244、245、246、345、1401、および、1501 Fluidとして市販されている。揮発性シクロメチコンと揮発性直鎖ジメチコンのブレンドもまた想定される。
揮発性直鎖ジメチコンの例には、ヘキサメチルジシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、ドデカメチルペンタシロキサン、および、それらのブレンドが含まれる。揮発性直鎖ジメチコンおよびジメチコンブレンドは、Dow Corning Corporationから、Dow Corning 200(R) Fluid(例えば、製品表示、0.65 CST、1 CST、1.5 CST、2 CST)、および、Dow Corning(R) 2−1184 Fluidとして市販されている。
乳化シリコーンも上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物との併用に好適である。通常、組成物中のシリコーンエマルジョンの平均シリコーン粒径は、一態様では30μm未満、他の一態様では20μm未満、更なる一態様では10μm未満である。本発明の一実施形態では、組成物中の乳化シリコーンの平均シリコーン粒径は、2μm未満であり、理想的には、0.01〜1μmの範囲である。平均シリコーン粒径が<0.15μmであるシリコーンエマルジョンは、一般的にマイクロエマルジョンと呼ばれる。粒径は、Malvern Instruments製の2600D Particle Sizerを使用してレーザー光散乱技法を用いて測定することができる。本発明での使用に好適なシリコーンエマルジョンはまた、予め乳化した形態でも市販されている。好適なプレ形成エマルジョンの例には、エマルジョンDC2−1766、DC2−1784、マイクロエマルジョンDC2−1865、DC2−1870が含まれ、すべてDow Corningから入手可能である。これらはすべて、ジメチコノールのエマルジョン/マイクロエマルジョンである。架橋シリコーンガムも予め乳化した形態で入手可能であり、配合の容易化に有利である。例示物質は、Dow CorningからDCX2−1787として入手可能であり、これは架橋ジメチコノールガムのエマルジョンである。他の例示物質は、Dow CorningからDCX2−1391として入手可能であり、これは、架橋ジメチコノールガムのマイクロエマルジョンである。アミノ官能基シリコーンのプレ形成エマルジョンはまた、シリコーンオイルの製造会社、例えば、Dow Corning、および、General Electricから入手可能である。特に好適なものは、非イオン性および/またはカチオン性界面活性剤を有するアミノ官能シリコーンオイルのエマルジョンである。具体例には、DC929 Cationic Emulsion、DC939 Cationic Emulsion、DC949 Cationic emulsion、および、非イオン性エマルジョンであるDC2−7224、DC2−8467、DC2−8177、DC2−8154(すべてDow Corningから入手可能)が含まれる。上記タイプのシリコーンのいずれの混合物も使用され得る。好適なアミノ官能シリコーンの具体例は、アミノシリコーンオイルであるDC2−8220、DC2−8166、DC2−8466、DC2−8950−114(すべてDow Corningから入手可能)、および、GE1149−75(かつてのGeneral Electric Siliconesから販売)である。本発明において有用な第四級シリコーンポリマーの例は、物質K3474であり、Goldschmidt、Germanyから入手可能である。
他の好適なシリコーンオイルには、ジメチコンコポリオールが含まれ、これは、アルキレンオキシド単位で修飾したジメチルシロキサン(ジメチコン)の直鎖または分枝コポリマーである。アルキレンオキシド単位は、ランダムまたはブロックコポリマーとして配置することができる。ジメチコンポリオールの一般的に有用なクラスは、ポリジメチルシロキサンの末端および/またはペンダントブロックと、ポリアルキレンオキシド(例えば、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシド、または両方)のブロックとを有するブロックコポリマーである。ジメチコンコポリオールは、ジメチコンポリマー中に存在するポリアルキレンオキシドの量に応じて水溶性または水不溶性となることができ、アニオン性、カチオン性、または非イオン性となり得る。
上述の水溶性または水分散性シリコーンを上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物と併用することもできる。このような水溶性シリコーンは、好適なアニオン官能基、カチオン官能基、および/または非イオン官能基を含むことによって、シリコーンを水溶性または水分散性とする。一実施形態では、水溶性のシリコーンは、少なくとも1つのアニオン性部分がグラフトしているポリシロキサン主鎖を含む。上記アニオン性部分は、ポリシロキサン骨格の末端にグラフトすることができるか、ペンダント側鎖基としてグラフトすることができるか、あるいは、両方が可能である。アニオン性基とは、少なくとも1つのアニオン性基、または、塩基による中和に続いてアニオン性基へとイオン化することができる少なくとも1つの基を含む任意の炭化水素部分を意味する。上述のとおり、シリコーン鎖にグラフトしたアニオン性の炭化水素基の量は、イオン化可能な基の塩基による中和後に、対応するシリコーン誘導体が水溶性または水分散性となるように選択する。アニオン性シリコーン誘導体は、既存の商品から選択することもできるし、あるいは当該技術分野で公知の任意の手段により合成することができる。非イオン性シリコーンは、アルキレンオキシド末端および/またはペンダント側鎖単位(例えば、ジメチコンコポリオール)を含む。
アニオン性基を有するシリコーンは、(i)シラン性水素を含むポリシロキサンと、(ii)アニオン性官能基をも含むオレフィン不飽和を含む化合物との反応により合成することができる。このような反応の例は、1つ以上のSi−H基を含むポリ(ジメチルシロキサン)と、オレフィンCH2=CHR26(式中、R26は、アニオン性基を含む部分を表す)とのヒドロシリル化反応である。上記オレフィンは、モノマー、オリゴマーまたはポリマーであり得る。1つ以上のペンダント反応性チオ(−SH)基を含むポリシロキサン化合物もまた、不飽和アニオン性基含有化合物をポリ(シロキサン)骨格へグラフトするのに好適である。
本発明の一態様によれば、上記エチレン性不飽和を含むアニオン性モノマーは単独でまたは2種以上を組み合わせて使用され、直鎖または分枝の不飽和カルボン酸から選択される。不飽和カルボン酸の例は、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸、フマル酸、および、クロトン酸である。任意で、上記モノマーを塩基で部分的にまたは完全に中和することによって、アルカリ塩、アルカリ土類金属塩、および、アンモニウム塩とすることができる。好適な塩基には、限定されないが、アルカリ金属およびアルカリ土類金属(例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム)の水酸化物、ならびに、水酸化アンモニウムが含まれる。なお、同様に、前述のモノマーから形成されたオリゴマーおよびポリマーのグラフトセグメントも後に塩基(水酸化ナトリウム、アンモニア水など)で中和して塩とすることができる。使用に好適なシリコーン誘導体の例は、欧州特許出願公開第第0582,152号明細書および国際公開第93/23009号に記述されている。シリコーンポリマーの例示的なクラスは、
(式中、G1は、水素、炭素数1〜10のアルキルおよびフェニル基を表し、G2は、炭素数1〜10のアルキレンを表し、G3は、エチレン不飽和を含む少なくとも1つのアニオン性モノマーを重合して得られるアニオン性ポリマー残基を表し、jは、0または1であり、tは、1〜50の範囲の整数であり、uは、10〜350の整数である)で表される繰返し単位を含むポリシロキサンである。本発明の一実施形態では、G1はメチルであり、jは1であり、G2はプロピレン基であり、G3は、カルボン酸基を含む少なくとも1つの不飽和モノマー(例えば、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、フマル酸、クロトン酸、マレイン酸、アコニット酸など)を重合して得られるポリマー基を表す。
最終ポリマー中のカルボキシレート基含有量は、ポリマー200gあたりカルボキシレート1モルから、ポリマー5000gあたりカルボキシレート1モルの範囲である。上記シリコーンポリマーの数分子量は、好ましくは10,000〜1,000,000、より好ましくは10,000〜100,000である。カルボン酸基含有不飽和モノマーの例は、アクリル酸およびメタクリル酸である。カルボン酸基含有モノマーの他に、アクリル酸およびメタクリル酸の炭素数1〜20のアルキルエステルをポリマー骨格に共重合できる。エステルの例は、限定されないが、アクリル酸およびメタクリル酸のエチルエステルおよびブチルエステルが含まれる。市販のシリコーン−アクリレートポリマーは、3M Companyから商標Silicones「Plus」Polymer 9857C(VS80 Dry)で販売されている。これらのポリマーはポリジメチルシロキサン(PDMS)骨格を含み、当該骨格にポリ(メタ)アクリル酸およびポリ(メタ)アクリレートのブチルエステルのランダムな繰返し単位が(チオプロピレン基を介して)グラフトされている。これらの製品は、従来、チオプロピル官能基化ポリジメチルシロキサンと、(メタ)アクリル酸およびブチル(メタ)アクリレート含有モノマーの混合物とのラジカル共重合により得られている。
他の一実施形態では、上記水溶性のシリコーンコポリオールは、以下の式で表されるシリコーンコポリオールカルボキシレートで表すことができる。
(式中、R27およびR28は、独立して、炭素数1〜30のアルキル、炭素数6〜14のアリール、炭素数7〜15のアラルキル、炭素数1〜15のアルカリール、または、炭素数1〜40のアルケニル基、ヒドロキシル基、−R31−G’または−(CH2)3O(EO)a(PO)b(EO)c−G’から選択され(ただし、R27およびR28は両方ともメチルでない)、R29は、炭素数1〜5のアルキルまたはフェニルから選択され、a、b、cは、独立して、0〜100の範囲の整数であり、EOは、エチレンオキシド−(CH2CH2O)−であり、POは、プロピレンオキシド−(CH2CH(CH3)O)−であり、oは、1〜200の範囲の整数であり、pは、0〜200の範囲の整数であり、qは、0〜1000の範囲の整数であり、R30は、水素、炭素数1〜30のアルキル、アリール、炭素数7〜15のアラルキル、炭素数7〜15のアルカリール、または炭素数1〜40のアルケニル基、または−C(O)−X(式中、Xは、炭素数1〜30のアルキル、炭素数6〜14のアリール、炭素数7〜15のアラルキル、炭素数1〜15のアルカリール、または炭素数1〜40のアルケニル基、またはこれらの混合物である)であり、R31は、炭素数6〜18のアリーレン基が介在していてもよい炭素数1〜40のアルキレン基または炭素数2〜8の不飽和を含むアルキレン基から選択される二価の基であり、G’は、独立して、以下から選択される。
(式中、R32は、炭素数1〜40のアルキレン、炭素数2〜5の不飽和基、または、炭素数6〜12のアリーレン基から選択される二価の基であり、Mは、Na、K、Li、NH4、または、炭素数1〜10のアルキル、炭素数6〜14のアリール(例えば、フェニル、ナフチル)、炭素数2〜10のアルケニル、炭素数1〜10のヒドロキシアルキル、炭素数7〜24のアリールアルキルまたは炭素数7〜24のアルカリール基を含むアミンから選択されるカチオンである))。代表的なR32基は、−CH2CH2−、−CH=CH−、−CH=CHCH2−、および、フェニレンである。
他の一実施形態では、本発明の実施において有用な上記水溶性シリコーンは、以下の式で表される、アニオン性シリコーンコポリオールで表すことができる。
(式中、R33は、メチルまたはヒドロキシルであり、R34は、炭素数1〜8のアルキルまたはフェニルから選択され、R35は、−(CH2)3O(EO)x(PO)y(EO)z−SO3 −M+(式中、Mは、Na、K、Li、またはNH4から選択されるカチオンであり、x、y、zは、独立して、0〜100の範囲の整数である)を表し、R36は、−(CH2)3O(EO)x(PO)y(EO)z−Hを表し、a、cは、独立して0〜50の範囲の整数であり、bは、1〜50の範囲の整数であり、EOは、エチレンオキシド、例えば、−(CH2CH2O)−であり、POは、プロピレンオキシド、例えば、−(CH2CH(CH3)O)−である)。
更なる一実施形態では、本発明の実施において有用な上記水溶性シリコーンは、以下の式で表されるアニオン性シリコーンコポリオールで表すことができる。
(式中、R37およびR38は、独立して、−CH3であるか、あるいは、−(CH2)3O(EO)a(PO)b(EO)c−C(O)−R40−C(O)OHで表される基であり(ただし、R37およびR38は両方とも同時に−CH3ではない)、R40は、二価の基−CH2CH2、−CH=CH−、およびフェニレンから選択され、R39は、炭素数1〜5のアルキルまたはフェニルから選択され、a、b、cは、独立して0〜20の範囲の整数であり、EOは、エチレンオキシド残基、例えば、−(CH2CH2O)−であり、POは、プロピレンオキシド残基、例えば,−(CH2CH(CH3)O)−であり、oは1〜200の範囲の整数であり、qは0〜500の範囲の整数である)。
本発明で有用な他の水溶性シリコーンは、四級化シリコーンコポリオールポリマーである。これらのポリマーは、ペンダント第四級窒素官能基を有し、以下の式で表される。
(式中、R41は、第四級置換基−N+R3R4R5X−(式中、R3、R4、R5は、独立して、水素、ならびに直鎖および分枝の炭素数1〜24のアルキルから選択され、X−は、窒素原子上のカチオン性電荷を均衡させるのに好適なアニオンを表す)を表し、R42は、炭素数1〜10のアルキルおよびフェニルから選択され、R43は、−(CH2)3O(EO)x(PO)y(EO)z−H(式中、EOは、エチレンオキシド残基、例えば、−(CH2CH2O)−であり、POは、プロピレンオキシド残基、例えば、−(CH2CH(CH3)O)−である)であり、aは、0〜200の整数であり、bは0〜200の整数であり、cは1〜200の整数であり、x、y、zは整数であり、独立して0〜20から選択される)。一態様では、アニオンX−は、クロリド、ブロミド、ヨージド、スルフェート、メチルスルフェート、スルホネート、ニトレート、ホスフェート、およびアセテートから選択されるアニオンを表す)
他の好適な水溶性シリコーンは、以下の式で表される、アミン置換シリコーンコポリオールである。
(式中、R44は、−NH(CH2)nNH2または−(CH2)nNH2、(nは、2〜6の整数である)から選択され、xは、0〜20の整数nであり、EOは、エチレンオキシド残基、例えば、−(CH2CH2O)−であり、POは、プロピレンオキシド残基、例えば、−(CH2CH(CH3)O)−であり、aは0〜200の整数であり、bは、0〜200の整数であり、cは1〜200の整数であり、x、y、zは、整数であり、独立して0〜20から選択される)。
更なる他の水溶性シリコーンは、以下の式で表される非イオン性シリコーンコポリオール(ジメチコンコポリオール)から選択することができる。
(式中、R45は、独立して、炭素数1〜30のアルキル、炭素数6〜14のアリール、および、炭素数2〜20のアルケニルから選択される基を表し、R46は、炭素数1〜30のアルキル、炭素数6〜14のアリール、および、炭素数2〜20のアルケニルから選択される基を表し、EOは、エチレンオキシド残基、例えば、−(CH2CH2O)−であり、POは、プロピレンオキシド残基、例えば、−(CH2CH(CH3)O)−であり、a、b、cは、独立して、0〜100であり、xは、0〜200であり、yは、1〜200である)。
他の一実施形態では、水溶性シリコーンは、以下の式で表される非イオン性シリコーンコポリオールから選択することができる。
(式中、R48およびR49は、独立して、炭素数1〜30のアルキル、炭素数6〜14のアリール、および、炭素数2〜20のアルケニルから選択される基を表し、EOは、エチレンオキシド残基、例えば、−(CH2CH2O)−であり、POは、プロピレンオキシド残基、例えば、−(CH2CH(CH3)O)−であり、a、b、cは、独立して、0〜100であり、nは0〜200である)。
上記コポリオールの実施形態において、EO残基およびPO残基は、ランダム配列、非ランダム配列、またはブロック配列で配置することができる。
ジメチコンコポリオールは、米国特許第5,136,063号明細書および米国特許第5,180,843号明細書において開示されており、それらの開示は本願明細書に参照により援用する。さらに、ジメチコンコポリオールは、General Electric Company(GE−OSi)から、商品名Silsoft(R)およびSilwet(R)で市販されている。具体的な製品表示には、限定されないが、Silsoft 305、430、475、810、895、Silwet L 7604(GE−OSi);Dow Corning(R) 5103、5329(Dow Corning Corporation);Abil(R) ジメチコンコポリオール、例えば、WE 09、WS 08、EM 90およびEM 97(Evonik Goldschmidt Corporation);SilsenseTMジメチコンコポリオール、例えば、Silsense Copolyol−1およびSilsense Copolyol−7(Lubrizol Advanced Materials,Inc.)などが含まれる。
本発明のコンディショナーおよびシャンプー組成物のコンディショニング成分はまた、コンディショニング剤として、組成物に対して、一態様では約0.05重量%〜約3重量%、他の一態様では、約0.08重量%〜約1.5重量%、更なる一態様では、約0.1重量%〜約1重量%の少なくとも1つのコンディショニングオイルを単独でまたは他のコンディショニング剤、例えば、シリコーン(上述したもの)および以下に記載する他のコンディショニング剤などと組み合わせて含むことができる。
好適なコンディショニングオイルには、限定されないが、炭素数が少なくとも10である炭化水素オイル、例えば、環状炭化水素、直鎖脂肪族炭化水素(飽和または不飽和)、および、分枝鎖脂肪族炭化水素(飽和または不飽和)(それらのポリマーおよび混合物を含む)が含まれる。直鎖炭化水素オイルの炭素数は通常約12〜19である。炭化水素ポリマーを含む、分枝鎖炭化水素オイルの炭素数は、通常、19よりも大きい。
これら炭化水素オイルの非限定的な具体例には、パラフィンオイル、ミネラルオイル、飽和および不飽和ドデカン、飽和および不飽和トリデカン、飽和および不飽和テトラデカン、飽和および不飽和ペンタデカン、飽和および不飽和ヘキサデカン、ポリブテン、ポリデセン、および、それらの混合物が含まれる。これらの化合物の分枝鎖異性体や、より長鎖の炭化水素も使用できる。それらの例には、高度に分岐した飽和または不飽和アルカン、例えば、パーメチル置換異性体、例えば、ヘキサデカンおよびエイコサンのパーメチル−置換異性体、例えば2,2,4,4,6,6,8,8−ジメチル−10−メチルウンデカンおよび2,2,4,4,6,6−ジメチル−8−メチルノナン(Permethyl Corporationから入手可能)が含まれる。炭化水素ポリマー、例えば、ポリブテンおよびポリデセン。好ましい炭化水素ポリマーは、ポリブテン、例えば、イソブチレンとブテンとのコポリマーである。かかるタイプの市販品には、BP Chemical CompanyのL−14ポリブテンがある。
天然オイルのコンディショナーも本発明の一実施形態に従って有用であり、これには、限定されないが、ピーナッツ、ゴマ、アボカド、ココナッツ、ココアバター、アーモンド、ベニバナ、コーン、綿実、ゴマ種子、クルミ油、ヒマシ、オリーブ、ホホバ、パーム、パーム核、ダイズ、小麦胚芽、亜麻仁、ヒマワリ種子、ユーカリ、ラベンダー、ベチベル、リトセア、キュベバ、レモン、ビャクダン、ローズマリー、カモミール、セイボリー、ナツメグ、シナモン、ヒソップ、キャラウェー、オレンジ、ゼラニウム、カデ、ベルガモットオイル、魚油、グリセロールトリカプロカプリレート、および、それらの混合物が含まれる。これらの天然オイルは、皮膚軟化剤としても利用できる。
天然および合成のワックスコンディショニング剤を本発明の組成物に使用することができ、これらには、限定されないが、カルナバワックス、キャンデリラワックス、アルファワックス、パラフィンワックス、オゾケライトワックス、オリーブワックス、ライスワックス、水素化ホホバワックス、フラワーワックス、フルーツワックス(すなわち、リンゴ皮ワックス、オレンジ皮ワックス)、ミツロウ、変性ミツロウ(例えば、セラベリナワックス)、海産ワックス、ポリオレフィンワックス(例えば、ポリエチレンワックス)、および、それらの混合物が含まれる。
液体ポリオレフィンコンディショニングオイルを本発明の組成物に使用することができる。この液体ポリオレフィンコンディショニング剤は、通常、水素化したポリ−α−オレフィンである。本発明で使用するためのポリオレフィンは、炭素数4〜約14のオレフィンモノマーを重合することにより調製できる。本発明で使用される上記ポリオレフィン液体の調製に使用するオレフィンモノマーの非限定的な例には、エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセン、1−テトラデセン、分枝鎖異性体(例えば、4−メチル−1−ペンテン)、および、それらの混合物が含まれる。本発明の一態様では、水素化α−オレフィンモノマーには、限定されないが、1−ヘキセンから1−ヘキサデセン、1−オクテンから1−テトラデセン、および、それらの混合物が含まれる。
フッ化またはパーフルオロ化オイルも本発明の一実施形態に従って使用することが想定される。フッ化オイルには、欧州特許第0486135号明細書に記載されているパーフルオロポリエーテルおよび国際公開第93/11103号公報に記載されているフルオロ炭化水素化合物が含まれる。上記フッ素添加オイルはまた、フルオロカーボン、例えばフルオラミン(ペルフルオロトリブチルアミンなど)、フッ素添加炭化水素(例えば、ペルフルオロデカヒドロナフタレン)、フルオロエステル、および、フルオロエーテルなどであり得る。
本発明の組成物のコンディショニング剤としての使用に好適な他の有機コンディショナーには、限定されないが、炭素数が少なくとも10である脂肪酸エステルが含まれる。これらの脂肪酸エステルには、脂肪酸またはアルコール由来のエステル(例えば、モノエステル、多価アルコールエステル、ジカルボン酸エステル、および、トリカルボン酸エステル)が含まれる。上記脂肪酸エステルは、共有結合した他の適合官能基、例えばアミドおよびアルコキシ部分(エトキシ結合またはエーテル結合など)を含むかまたは有し得る。
脂肪酸エステルの例には、限定されないが、イソステアリン酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、ラウリン酸イソヘキシル、パルミチン酸イソヘキシル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸デシル、オレイン酸イソデシル、ステアリン酸ヘキサデシル、ステアリン酸デシル、イソステアリン酸イソプロピル、アジピン酸ジヘキシルデシル、乳酸ラウリル、乳酸ミリスチル、乳酸セチル、ステアリン酸オレイル、オレイン酸オレイル、ミリスチン酸オレイル、酢酸ラウリル、プロピオン酸セチル、および、アジピン酸オレイルが含まれる。
本発明の組成物の使用に好適な他の脂肪酸エステルは、一般式R50C(O)OR51(式中、R50およびR51は、アルキルまたはアルケニル基であり、R50およびR51中の炭素数の合計は、一態様では少なくとも10であり、本発明の他の一実施形態では少なくとも22である)のモノカルボン酸エステルである。
本発明の組成物の使用に好適な更に他の脂肪酸エステルは、カルボン酸のジアルキルエステルおよびトリアルキルエステル、ならびに、カルボン酸のジアルケニルおよびトリアルケニルエステルであり、例えば、炭素数4〜8のジカルボン酸のエステル(例えば、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸の炭素数1〜22のエステル、好ましくは、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸の炭素数1〜6のエステル)である。カルボン酸のジアルキルエステルおよびトリアルキルエステル、ならびに、カルボン酸のジアルケニルエステルおよびトリアルケニルエステルの非限定的な具体例には、ステアロイルステアリン酸イソセチル、アジピン酸ジイソプロピル、および、クエン酸トリステアリルが含まれる。
本発明の組成物の使用に好適な他の脂肪酸エステルは、多価アルコールエステルとして知られているものである。このような多価アルコールエステルには、アルキレングリコールエステル、例えば、エチレングリコールモノ脂肪酸エステルおよびエチレングリコールジ脂肪酸エステル、ジエチレングリコールモノ脂肪酸エステルおよびジエチレングリコールジ脂肪酸エステル、ポリエチレングリコールモノ脂肪酸エステルおよびポリエチレングリコールジ脂肪酸エステル、プロピレングリコールモノ脂肪酸エステルおよびプロピレングリコールジ脂肪酸エステル、ポリプロピレングリコールモノオレアート、ポリプロピレングリコール2000モノステアレート、エトキシ化プロピレングリコールモノステアレート、グリセリルモノ脂肪酸エステルおよびジ脂肪酸エステル、ポリグリセリンポリ脂肪酸エステル、エトキシ化モノステアリン酸グリセリル、1,3−ブチレングリコールモノステアレート、1,3−ブチレングリコールジステアレート、ポリオキシエチレンポリオール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、および、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルが含まれる。
本発明のパーソナルクレンジング組成物での使用に好適な合成脂肪酸エステルの非限定的な具体例には、P−43(トリメチロールプロパンの炭素数8〜10のトリエステル)、MCP−684(3,3ジエタノール−1,5ペンタジオールのテトラエステル)、MCP121(アジピン酸の炭素数8〜10のジエステル)が含まれ、これはすべてExxonMobil Chemical Companyから入手できる。
上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物との併用に有用な他の油性物質のコンディショニング剤には、アセチル化ラノリンアルコール;ラノリンアルコール濃縮物;ラノリン脂肪酸のエステル、例えば、ラノリン脂肪酸のイソプロピルエステル;ポリオール脂肪酸;エトキシ化アルコール、例えば、エトキシレートおよびヒマシ油;ステロール;ステロールエステル;ステロールエトキシレートなどの物質が含まれる。
カチオン性ポリマーもまた、単独でまたは本願明細書に記載の他のコンディショニング剤と組み合わせてコンディショニング剤として有用である。好適なカチオン性ポリマーは、合成由来ポリマー、または、カチオン修飾多糖などの修飾天然ポリマーであり得る。好適なコンディショニング剤として本願明細書中に列挙したカチオン性ポリマーのいくつかは、他の用途で使用する上述したものと重複するが、当業者であれば、多くのポリマーが複数の機能を発揮することを理解するであろう。
代表的なカチオン性ポリマーコンディショナーには、限定されないが、フリーラジカル重合性のアクリルエステルもしくはメタクリルエステルまたはアミドモノマー由来のホモポリマーおよびコポリマーが含まれる。これらのコポリマーは、アクリルアミド、メタクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、アクリル酸もしくはメタクリル酸もしくはそれらのエステル、ビニルラクタム(例えば、ビニルピロリドンもしくはビニルカプロラクタム)、および、ビニルエステルに由来する1つ以上の単位を含むことができる。ポリマーの例には、ジメチルスルフェートまたはアルキルハロゲン化物で四級化されたアクリルアミドおよびジメチルアミノエチルメタクリレートのコポリマー;アクリルアミドおよびメタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリドのコポリマー;アクリルアミドおよびメタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムメトスルフェートのコポリマー;任意で四級化されているビニルピロリドン/ジアルキルアミノアルキルアクリレートまたはメタクリレートのコポリマー(例えば、International Specialty ProductsからGAFQUATTMの名称で販売されている製品);ジメチルアミノエチルメタクリレート/ビニルカプロラクタム/ビニルピロリドンターポリマー(例えば、International Specialty ProductsからGAFFIXTM VC 713の名称で販売されている製品);ビニルピロリドン/メタクリルアミドプロピルジメチルアミンコポリマー(例えば、International Specialty ProductsからSTYLEZETM CC 10の名称で販売されている製品);ビニルピロリドン/四級化ジメチルアミノプロピルメタクリルアミドコポリマー(例えば、International Specialty ProductsからGAFQUATTM HS 100の名称で販売されている製品)が含まれる。
カチオン性コンディショナー剤はまた、ビニルピロリドンおよびビニルイミダゾールの第四級ポリマー(例えば、商品名Luviquat(R)(製品表示FC 905、FC 550、FC370)でBASFより販売されている製品)から選択することもできる。本発明の組成物中で使用することができる他のカチオン性ポリマーコンディショナーには、ポリアルキレンイミン(例えば、ポリエチレンイミン)、ビニルピリジンまたはビニルピリジニウム単位を含むポリマー、ポリアミンとエピクロロヒドリンの縮合物、第四級多糖、第四級ポリウレタン、および、キチンの第四級誘導体が含まれる。
本発明の一実施形態に従ってカチオン性コンディショナーとして有用な第四級アンモニウム化合物の他の非限定的な例には、塩化トリモニウムアセトアミドプロピル、ベヘナミドプロピルジメチルアミン、ベヘナミドプロピルエチルジモニウムエトスルフェート、ベヘントリモニウムクロリド、セテチルモルホリニウムエトスルフェート、セトリモニウムクロリド、ココアミドプロピルエチルジモニウムエトスルフェート、ジセチルジモニウムクロリド、ジメチコンヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ヒドロキシエチルベヘナミドピロピルジモニウムクロリド、クオタニウム−26、クオタニウム−27、クオタニウム−53、クオタニウム−63、クオタニウム−70、クオタニウム−72、クオタニウム−76加水分解コラーゲン、PPG−9ジエチルモニウムクロリド、PPG−25ジエチルモニウムクロリド、PPG−40ジエチルモニウムクロリド、ステアラルコニウムクロリド、ステアラミドプロピルエチルジモニウムエトスルフェート、ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解小麦タンパク質、ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解コラーゲン、小麦胚アミドプロパルコニウムクロリド、小麦胚アミドプロピルエチルジモニウムエトスルフェート、および、ジメチルジアリルアンモニウムクロリドのポリマーおよびコポリマー(例えば、ポリクオタニウム−4、ポリクオタニウム−6、ポリクオタニウム−7、ポリクオタニウム−10、ポリクオタニウム−11、ポリクオタニウム−16、ポリクオタニウム−22、ポリクオタニウム−24、ポリクオタニウム−28、ポリクオタニウム−29、ポリクオタニウム−32、ポリクオタニウム−33、ポリクオタニウム−35、ポリクオタニウム−37、ポリクオタニウム−39、ポリクオタニウム−44、ポリクオタニウム−46、ポリクオタニウム−47、ポリクオタニウム−52、ポリクオタニウム−53、ポリクオタニウム−55、ポリクオタニウム−59、ポリクオタニウム−61、ポリクオタニウム−64、ポリクオタニウム−65、ポリクオタニウム−67、ポリクオタニウム−69、ポリクオタニウム−70、ポリクオタニウム−71、ポリクオタニウム−72、ポリクオタニウム−73、ポリクオタニウム−74、ポリクオタニウム−76、ポリクオタニウム−77、ポリクオタニウム−78、ポリクオタニウム−79、ポリクオタニウム−80、ポリクオタニウム−81、ポリクオタニウム−82、ポリクオタニウム−84、ポリクオタニウム−85、ポリクオタニウム−86、ポリクオタニウム−87、ポリクオタニウム−88、ポリクオタニウム−89、ポリクオタニウム−91、ポリクオタニウム−98、PEG−2−ココモニウムクロリド)が含まれる。
上で論じたように、多くの成分が毛髪または皮膚のためのコンディショニング剤として当該技術分野で知られている。上で論じたものに加えて、他の非限定的な例には、PCA(DL−ピロリドンカルボン酸)およびその塩、例えばリジンPCA、アルミニウムPCA、銅PCA、キトサンPCAなど;アラントイン;ウレア;ヒアルロン酸およびその塩;セラミド;ソルビン酸およびその塩;糖およびデンプンならびにそれらの誘導体;ラクトアミドMEAなどが含まれる。
本発明の他の一実施形態では、上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物は1つ以上の補助のレオロジー調整剤および増粘剤と組み合わせて配合することができる。好適なレオロジー調整剤および増粘剤には、合成および半合成のレオロジー調整剤が含まれる。合成レオロジー調整剤の例には、アクリル酸ベースのポリマーおよびコポリマーが含まれる。アクリル酸ベースのレオロジー調整剤は1つのクラスは、アクリル酸単独でまたは他のエチレン性不飽和モノマーと組み合わせてフリーラジカル重合により生成されるカルボキシル官能性のアルカリ膨潤性・アルカリ可溶性増粘剤(AST)である。これらのポリマーは、溶媒重合法/沈殿重合法はもちろん、エマルジョン重合法で合成することができる。かかるクラスの合成レオロジー調整剤の例には、アクリル酸またはメタクリル酸のホモポリマー、ならびに、アクリル酸、置換アクリル酸、アクリル酸および置換アクリル酸の塩および炭素数1〜30のアルキルエステルのうちの1つ以上のモノマーから重合されたコポリマーが含まれる。本願明細書で定義されるとおり、上記置換アクリル酸は、分子のα炭素および/またはβ炭素上に置換基を有し、当該置換基は、好ましくは、独立して、炭素数1〜4のアルキル、−CN、および、−COOHから選択される。任意で、他のエチレン性不飽和モノマー(例えば、スチレン、酢酸ビニル、エチレン、ブタジエン、アクリロニトリル、および、それらの混合物など)を主鎖に共重合することができる。上記ポリマーは、任意で、エチレン不飽和を含む2つ以上の部分を含むモノマーで架橋される。一態様では、架橋剤は、1分子につき少なくとも2つのアルケニルエーテル基を含む多価アルコールのポリアルケニルポリエーテルから選択される。他の例示の架橋剤は、ショ糖のアリルエーテルおよびペンタエリトリトールのアリルエーテル、ならびに、それらの混合物から選択される。これらのポリマーは、本願明細書に参照により援用する米国特許第5,087,445号明細書、米国特許第4,509,949号明細書および米国特許第2,798,053号明細書に十分に記載されている。
一実施形態では、上記ASTレオロジー調整剤または増粘剤は、アクリル酸またはメタクリル酸から重合された架橋ホモポリマーであり、一般的にカルボマーのINCI名で呼ばれる。市販のカルボマーには、Lubrizol Advanced Materials,Inc.から入手可能な、Carbopol(R)ポリマー934、940、941、956、980、996が含まれる。他の一実施形態では、上記ASTレオロジー調整剤は、(メタ)アクリル酸、置換アクリル酸、ならびに、(メタ)アクリル酸および置換アクリル酸の塩のうちの1つ以上のモノマーから選択される第1のモノマーと、(メタ)アクリル酸の炭素数1〜5のアクリル酸アルキルエステルの1つ以上から選択される第2のモノマーとから重合される架橋コポリマーから選択される。これらのポリマーは、INCI名でアクリレートコポリマーと命名されている。アクリレートコポリマーは、Rohm and HaasからAculyn(R) 33の商品名で市販され、また、Lubrizol Advanced Materials,Inc.からCarbopol(R) Aqua SF−1の商品名で市販されている。さらなる一態様では、上記レオロジー調整剤は、アクリル酸、置換アクリル酸、アクリル酸の塩、および、置換アクリル酸の塩のうちの1つ以上のモノマーから選択される第1のモノマーと、アクリル酸またはメタクリル酸の炭素数10〜30のアクリル酸アルキルエステルのうちの1つから選択される第2のモノマーとから重合される架橋コポリマーから選択される。一態様では、上記モノマーは、本願明細書中に参照により援用する米国特許第5,288,814号明細書などに開示されている立体安定剤の存在下で重合することができる。前述のポリマーの一部は、INCI命名法で、アクリレート/アクリル酸アルキル(C10〜30)クロスポリマーと命名されており、Lubrizol Advanced Materials,Inc.からCarbopol(R) 1342、1382;Carbopol(R) Ultrez 20、21;Carbopol(R) ETD 2020;Pemulen(R) TR−1、TR−2の商品名で市販されている。任意のビニルまたはアクリルベースのレオロジー調整剤が好適である。
本発明の一実施形態に従った使用に好適な合成のレオロジー調整剤および増粘剤の他のクラスには、疎水修飾されたアルカリ膨潤性・アルカリ可溶性エマルジョン(HASE)ポリマーと一般的に呼ばれる、疎水修飾ASTが含まれる。典型的なHASEポリマーは、pH感受性モノマーまたは親水性モノマー(例えば、アクリル酸および/またはメタクリル酸)、疎水性モノマー(例えば、アクリル酸および/またはメタクリル酸の炭素数1〜30のアルキルエステル、アクリロニトリル、スチレン)、「会合性(associative)モノマー」、および、任意の架橋モノマーから重合されたフリーラジカル付加ポリマーである。上記会合性モノマーは、エチレン性不飽和重合性末端基、末端が疎水性末端基である非イオン性の親水性中央部を含む。上記非イオン性親水性中央部は、ポリオキシアルキレン基(例えば、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシド)、または、ポリエチレンオキシドセグメント/ポリプロピレンオキシドセグメントの混合物を含む。上記末端疎水性末端基は、通常、炭素数8〜40の脂肪族部分である。例示の脂肪族部分は、直鎖および分枝のアルキル置換基、直鎖および分枝のアルケニル置換基、炭素環式置換基、アリール置換基、アラルキル置換基、アリールアルキル置換基、および、アルキルアリール置換基から選択される。一態様では、会合性モノマーは、ポリエトキシ化および/またはポリプロポキシル化脂肪族アルコール(通常、分枝または非分枝の炭素数8〜40の脂肪族部分を含む)と、カルボン酸基含有エチレン性不飽和モノマー(例えば、アクリル酸、メタクリル酸)、不飽和環状無水物モノマー(例えば、無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水シトラコン酸)、モノエチレン性不飽和モノイソシアネート(例えば、α、α−ジメチル−m−イソプロペニルベンジルイソシアネート)またはヒドロキシル基含有エチレン性不飽和モノマー(例えば、ビニルアルコール、アリルアルコール)との縮合(例えば、エステル化またはエーテル化)により調製することができる。ポリエトキシ化および/またはポリプロポキシル化脂肪族アルコールは、炭素数8〜40の脂肪族部分を含むモノアルコールのエチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシド付加物である。炭素数8〜40の脂肪族部分を含むアルコールの非限定的な例は、カプリルアルコール、イソ−オクチルアルコール(2−エチルヘキサノール)、ペラルゴンアルコール(1−ノナノール)、デシルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、セテアリルアルコール(炭素数16〜18のモノアルコールの混合物)、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、エライジルアルコール、オレイルアルコール、アラキジルアルコール、ベヘニルアルコール、リグノセリルアルコール、セリルアルコール、モンタニルアルコール、メリシル、ラセリルアルコール、ゲジルアルコール、および、炭素数2〜20のアルキル置換フェノール(例えば、ノニルフェノール)などである。
HASEポリマーの例は、本願明細書に参照により援用する米国特許第3,657,175号明細書、米国特許第4,384,096号明細書、米国特許第4,464,524号明細書、米国特許第4,801,671号明細書、および、米国特許第5,292,843号明細書に開示されている。さらに、HASEポリマーの広範な総説は、Gregory D.Shay、第25章、「Alkali−Swellable and Alkali−Soluble Thickener Technology A Review」、Polymers in Aqueous Media−Performance Through Association、Advances in Chemistry Series 223、J.Edward Glass(編)、ACS、第457〜494頁、Division Polymeric Materials、Washington、DC(1989年)において見出され、関連部分を本願明細書に参照により援用する。上記HASEポリマーは、Rohm&Haasより、Aculyn(R) 22(INCI名:アクリレート/ステアレス−20メタクリレートコポリマー)、Aculyn(R) 44(INCI名:PEG−150/デシルアルコール/SMDIコポリマー)、Aculyn46 (R)(INCI名:PEG−150/ステアリルアルコール/SMDIコポリマー)、および、Aculyn(R) 88(INCI名:アクリレート/ステアレス−20メタクリレートクロスポリマー)の商品表示で市販されている。
本発明の一実施形態に従った使用に好適な合成および半合成のレオロジー調整剤および増粘剤の他のクラスには、カチオン修飾アクリル酸ポリマーおよびコポリマー、および、カチオン修飾セルロースエーテルが含まれる。上記アクリル酸ポリマーおよびコポリマーならびにセルロースエーテルは、四級化を介してカチオン修飾される。アクリル酸ポリマーおよびコポリマーの場合、四級化モノマーをアクリル酸ポリマー骨格に重合化することによって、または、四級化剤を用いてアクリル酸ポリマーを後に官能基化することによって、四級化をすることができる。例示の第四級アクリル酸ポリマーは、INCI命名法によりポリクオタニウム−37と命名され、3V Incから、商品名Synthalen CR21、Synthalen CNで市販されている。上記四級化セルロースは、所望のセルロース系材料骨格(例えば、ヒドロキシエチルセルロース)を、四級化剤、例えば、第四級アンモニウム塩(例えば、ジアリルジメチルアンモニウムクロリド、トリメチルアンモニウムクロリド置換エポキサイド)を用いて後に官能基化することによって調製される。例示の第四級セルロース系材料ポリマーは、INCI名により、ポリクオタニウム−4、ポリクオタニウム−10、および、ポリクオタニウム−67と命名されている。
他の一実施形態では、酸膨潤性会合性ポリマーを上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物と併用することができる。このようなポリマーは、一般的にカチオン性および会合性を有する。これらのポリマーは、酸感受性アミノ置換親水性モノマー(例えば、ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレートまたは(メタ)アクリルアミド);会合性モノマー(上記定義のとおり);低級アルキル(メタ)アクリレート;または、(メタ)アクリル酸のヒドロキシアルキルエステル、ポリエチレングリコールのビニルおよび/またはアリルエーテル、ポリプロピレングリコールのビニルおよび/またはアリルエーテル、ポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコールのビニルおよび/またはアリルエーテル、(メタ)アクリル酸のポリエチレングリコールエステル、(メタ)アクリル酸のポリプロピレングリコールエステル、(メタ)アクリル酸のポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコールエステル、および、それらの組合せから選択される他のフリーラジカル重合性コモノマーを含むモノマー混合物から重合されたフリーラジカル付加ポリマーである。これらのポリマーは、任意で架橋することができる。酸感受性とは、低pH値、通常約0.5〜約6.5の範囲においてアミノ置換基がカチオン性となることを意味する。例示の酸膨潤性会合性ポリマーは、AkzoNobelから商品名Structure(R) Plus(INCI名:アクリレート/アミノアクリレート/C10〜C30アルキルPEG−20イタコネート)として、また、Lubrizol Advanced Materials,Inc.からCarbopol(R) Aqua CC(INCI名:ポリアクリレート−1クロスポリマー)として市販されている。一態様では、上記酸膨潤性ポリマーは、エチレングリコールジメタクリレートで架橋された、(メタ)アクリル酸、C1〜C4ジアルキルアミノC1〜C6アルキルメタクリレート、PEG/PPG−30/5アリルエーテル、PEG20−25C10〜C30アルキルエーテルメタクリレート、ヒドロキシC2〜C6アルキルメタクリレートの1つ以上のC1〜C5アルキルエステルのコポリマーである。他の有用な酸膨潤性会合性ポリマーは、その開示を本願明細書中に参照により援用する米国特許第7,378,479号明細書に開示されている。
また、疎水修飾アルコキシ化メチルグルコシド(例えば、Lubrizol Advanced Materials,Inc.からGlucamate(R) DOE−120、GlucamateTM LT、GlucamateTM SSE−20の商品名でそれぞれ市販されている、PEG−120メチルグルコースジオレアート、PEG−120メチルグルコーストリオレエート、PEG−20メチルグルコースセスキステアレート)も好適なレオロジー調整剤である。
樹木および低木浸出液から得られる多糖(例えばアラビアガム、ガッティガム、およびトラガカントガム、ならびにペクチン);海藻抽出物(例えば、アルギネートおよびカラゲナン);藻抽出物(例えば寒天);微生物の多糖(例えば、キサンタン、ゲラン、およびウェラン);セルロースエーテル(例えば、エチルヘキシルエチルセルロース、ヒドロキシブチルメチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、およびヒドロキシプロピルセルロース);ポリガラクトマンナン(例えば、フェヌグリークガム、カシアガム、ローカストビーンガム、タラガム、およびグアーガム);デンプン(例えば、コーンスターチ、タピオカデンプン、ライスデンプン、小麦デンプン、バレイショデンプンおよびソルガムデンプン)なども、好適な増粘剤およびレオロジー調整剤として本発明の組成物に使用することができる。
本発明のパーソナルケア組成物での使用に好適な他のレオロジー調整剤は、その開示を本願明細書に参照により援用する米国特許第7,205,271号明細書に開示されている。
上述のレオロジー調整剤は、使用する場合、単独でまたは2種以上を組み合わせて使用することができ、通常、本発明のパーソナルケア組成物の総重量ベースで、一態様では、約0.05重量%〜約5重量%、他の一態様では、約0.1重量%〜約3重量%、更なる一態様では、約0.2重量%〜約2重量%の範囲の量で使用される。
適用可能な場合、任意の公知のエアゾール噴射剤を利用することによって、上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物を、1つ以上の上記有効成分および/または1つ以上の上記添加剤および/または補助剤であって上で論じたパーソナルケア、ヘルスケア、ホームケア、および施設用のケア製品に慣例的にまたは一般的に含まれているものと組み合わせて含んでなる、パーソナルケア、ホームケア、ヘルスケアおよび施設用のケア組成物を送達することができる。例示の噴射剤には、限定されないが、低沸点炭化水素例えば、炭素数3〜6の直鎖および分枝鎖の炭化水素が含まれる。例示の炭化水素噴射剤には、プロパン、ブタン、イソブテン、および、それらの混合物が含まれる。他の好適な噴射剤には、エーテル(例えば、ジメチルエーテル)、ハイドロフルオロカーボン(例えば、1,1−ジフルオロエタン、HFO−1234ze(テトラフルオロプロピレン))、および、圧縮ガス(例えば、空気、二酸化炭素)が含まれる。これらの組成物は、組成物の総重量ベースで、一実施形態において、約0.5〜約60重量%、他の一実施形態では、約0.5〜約35重量%の噴射剤を含むことができる。
本発明の組成物が含むことのできる様々な成分についての重複する重量範囲は、本発明の選択された実施形態および態様に対して表したものであるが、開示したパーソナルケア、ホームケア、ヘルスケア、および施設用のケア組成物中の各成分の具体的な量は、組成物中の全成分の合計が100重量%となるように各成分の量が調整されるように、当該開示された範囲から選択されることは容易に明らかであろう。採用する量は、所望の製品の目的および特徴によって変動し、配合技術の分野の当業者によって、また文献から、容易に求めることができる。
また、上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの組成物を含むパーソナルケア、ホームケア、ヘルスケアおよび施設用のケア組成物における成分の選択および量は、配合技術の分野の当業者には周知であるように、意図する製品およびその機能に応じて変動し得ることが理解される。成分ならびにこれら従来の機能および製品カテゴリーの広範なリストが開示され、文献から容易に確かめることができ、これらのうちの一部は、複数の機能を発揮することができる。
他の一実施形態によれば、破砕流体組成物は、a)上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンと、b)酸、塩、摩擦低減剤、エチレングリコール、ホウ酸塩、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、架橋剤、グルタルアルデヒド、水溶性ゲル化剤、プロパント、イソプロパノール、メタノール、2−ブトキシエタノール、従来の線形ゲル、ホウ酸塩架橋流体、有機金属架橋流体、リン酸アルミニウム−エステルオイルゲル、粘度低減剤、酵素、pH調整剤、および、それらの組み合わせから選択される成分とを含むか、成分a)および成分b)からなるか、あるいは、成分a)および成分b)から実質的になる。
上記酸は、塩酸、酢酸、クエン酸、および、それらの組み合わせから選択され、上記摩擦低減剤はポリアクリルアミドを含むことができる。上記水溶性ゲル化剤はグアーガムを含むことができ、前記プロパントは、粒状物質を含むことできる。上記粒状物質は砂を含むことができ、上記従来の線形ゲルは、1)カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロール、カルボキシメチルヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルヒドロキシエチルセルロース、および、それらの組み合わせから選択されるセルロース誘導体、2)ヒドロキシプロピルグアー、カルボキシメチルヒドロキシプロピルグアー、および、それらの組み合わせから選択されるグアー誘導体、および、3)それらの組み合わせから選択できる。
上記ホウ酸塩架橋流体は、ホウ素イオンで架橋されたグアー系流体を含むことができ、上記有機金属架橋流体は、ジルコニウム、クロム、アンチモン、チタン、および、それらの組み合わせから選択される金属を含むことができる。上記粘度低減剤は、酸化剤、酵素分解剤、および、それらの組み合わせから選択することができる。
他の一実施形態によれば、クリーニング組成物は、a)上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンと、b)ビルダー、界面活性剤、ブリーチ剤、酵素、粘度調整剤、可溶化剤、腐食防止剤、移染防止剤、再付着防止剤、光学的光沢剤、布柔軟剤、着色剤、香料、および、それらの混合物から選択される成分とを含むか、成分a)および成分b)からなるか、あるいは、成分a)および成分b)から実質的になる。
上記再付着防止剤はカルボキシメチルセルロースを含むことができ、上記界面活性剤はアルキルベンゼンスルフォネート界面活性剤を含むことができる。上記ビルダーは、炭酸ナトリウム、錯化剤、石鹸、ゼオライト、および、三リン酸ナトリウムからなる群から選択される硬水軟化剤とすることができる。上記ブリーチ剤は植物由来とすることができ、上記酵素はプロテアーゼ、リパーゼ、および、アミラーゼからなる群から選択することができる。
他の一実施形態によれば、布の洗濯方法は上記クリーニング組成物を洗剤として使用するステップを含む。また、表面のクリーニング方法は上記クリーニング組成物を使用するステップを含む。
他の一実施形態によれば、上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの製造方法は、
(a)マンノースおよびガラクトースを、少なくとも約2.0:1、4.0:1または7.0:1のマンノース:ガラクトース比(モル)で含むポリガラクトマンナンを苛性水溶液と組み合わせて、少なくとも一部がアルカリ化された上記ポリガラクトマンナンを含む第1の混合液を形成するステップと、
(b)3−クロロ−1,2−プロパンジオール、3−ブロモ―1,2−ジヒドロキシプロパンジオール、3−イオド−1,2−ジヒドロキシプロパンジオール、3−トシル−1,2−ジヒドロキシプロパンジオール、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルアルキル/フェニルエーテル、2,3−エポキシプロピルフェニルエーテル、グリシドール、および、それらの組み合わせからなる群から選択される化合物を上記第1の混合液に添加して、第2の混合液を形成するステップと、
(c)上記第2の混合液を約40℃〜約140℃の温度、または、約70℃〜約90℃の温度に約1時間〜約4時間、または、約2時間〜約3時間加熱して少なくとも1つのジヒドロキシプロピル部分を上記ポリガラクトマンナンに置換して、ジヒドロキシプロピル置換ポリガラクトマンナンを形成するステップと、
(d)上記第2の混合液を約10℃〜約60℃の温度、または、約20℃〜約50℃の温度に冷却し、かつ、上記第2の混合液のpHを約6.0〜8.5、または、約7.0〜約8.0に調整するステップと、
(e)上記第2の混合液から上記ジヒドロキシプロピル置換ポリガラクトマンナンを回収するステップとを含むか、ステップ(a)〜(e)からなるか、あるいは、ステップ(a)〜(e)から実質的になり得る。
他の一実施形態によれば、上記方法は、
(f)上記ジヒドロキシプロピル置換ポリガラクトマンナンを第2の苛性水溶液と組み合わせて、少なくとも一部がアルカリ化された上記ジヒドロキシプロピル置換ポリガラクトマンナンを含む第3の混合液を形成するステップと、
(g)上記第3の混合液に、上述のとおり、カチオン性化合物を添加して第4の混合液を形成するステップと、
(h)上記第4の混合液を約30℃〜約100℃の温度、または、約40℃〜約60℃の温度に約1時間〜約4時間、または、約2時間〜約3時間加熱して少なくとも1つのカチオン性部分を上記ジヒドロキシプロピル置換ポリガラクトマンナンに置換して、カチオン・ジヒドロキシプロピル置換ポリガラクトマンナンを形成するステップと、
(i)上記第4の混合液を約10℃〜約50℃の温度、または、約20℃〜約40℃の温度に冷却し、かつ、上記第4の混合液のpHを約6.0〜8.5、または、約7〜約8に調整するステップと、
(j)上記第4の混合液から上記カチオン・ジヒドロキシプロピル置換ポリガラクトマンナンを回収するステップとを更に含むか、ステップ(f)〜(j)から更になるか、あるいは、ステップ(f)〜(j)から更に実質的になり得る。
他の一実施形態によれば、上記方法は、
(k)上記カチオン・ジヒドロキシプロピル置換ポリガラクトマンナンを第3の苛性水溶液と組み合わせて、少なくとも一部がアルカリ化された上記カチオン・ジヒドロキシプロピル置換ポリガラクトマンナンを含む第5の混合液を形成するステップと、
(l)上記第5の混合液に疎水性化合物を添加して第6の混合液を形成するステップと、
(m)上記第6の混合液を約30℃〜約140℃の温度、または、約80℃〜約120℃の温度に約1時間〜約4時間、または、約1時間〜約2時間加熱して少なくとも1つの疎水性部分を上記カチオン・ジヒドロキシプロピル置換ポリガラクトマンナンに置換して、疎水性カチオン・ジヒドロキシプロピル置換ポリガラクトマンナンを形成するステップと、
(n)上記第6の混合液を約10℃〜約50℃の温度、または、約20℃〜約30℃の温度に冷却し、かつ、上記第6の混合液のpHを約6.0〜8.5、または、約7〜約8に調整するステップと、
(o)上記第6の混合液から上記疎水性カチオン・ジヒドロキシプロピル置換ポリガラクトマンナンを回収するステップとを更に含むか、ステップ(k)〜(o)から更になるか、あるいは、ステップ(k)〜(o)から更に実質的になり得る。
他の一実施形態によれば、ステップa)〜e)に従った上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの製造方法は、
(f)上記ジヒドロキシプロピル置換ポリガラクトマンナンを第2の苛性水溶液と組み合わせて、少なくとも一部がアルカリ化された上記ジヒドロキシプロピル置換ポリガラクトマンナンを含む第3の混合液を形成するステップと、
(g)上記第3の混合液に疎水性化合物を添加して第4の混合液を形成するステップと、
(h)上記第4の混合液を約30℃〜約140℃の温度、または、約80℃〜約120℃の温度に約1時間〜約4時間、または、約1時間〜約2時間加熱して少なくとも1つの疎水性部分を上記ジヒドロキシプロピル置換ポリガラクトマンナンに置換して、疎水性ジヒドロキシプロピル置換ポリガラクトマンナンを形成するステップと、
(i)記第4の混合液を約10℃〜約50℃の温度、または、約20℃〜約30℃の温度に冷却し、かつ、上記第4の混合液のpHを約6.0〜8.5、または、約7.0〜約8.0に調整するステップと、
(j)上記第4の混合液から上記疎水性ジヒドロキシプロピル置換ポリガラクトマンナンを回収するステップとを更に含むか、ステップ(f)〜(j)から更になるか、あるいは、ステップ(f)〜(j)から更に実質的になり得る。
他の一実施形態によれば、上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの製造方法は、
(i)マンノースおよびガラクトースを、少なくとも約2.0:1、4.0:1または7.0:1のマンノース:ガラクトース比(モル)で含むポリガラクトマンナンを苛性水溶液と組み合わせて、少なくとも一部がアルカリ化された上記ポリガラクトマンナンを含む第1の混合液を形成するステップと、
(ii)3−クロロ−1,2−プロパンジオール、3−ブロモ―1,2−ジヒドロキシプロパンジオール、3−イオド−1,2−ジヒドロキシプロパンジオール、3−トシル−1,2−ジヒドロキシプロパンジオール、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルフェニル/アルキルエーテル、2,3−エポキシプロピルフェニルエーテル、グリシドール、および、それらの組み合わせからなる群から選択される化合物を上記第1の混合液に添加して、第2の混合液を形成するステップと、
(iii)上記第2の混合液を約40℃〜約140℃の温度、または、約70℃〜約90℃の温度に約1時間〜約4時間、または、約2時間〜約3時間加熱して少なくとも1つのジヒドロキシプロピル部分を上記ポリガラクトマンナンに置換して、ジヒドロキシプロピル置換ポリガラクトマンナンを形成するステップと、
(iv)上記第2の混合液に第2の苛性水溶液を添加して、少なくとも一部がアルカリ化された上記ジヒドロキシプロピル置換ポリガラクトマンナンを含む第3の混合液を形成するステップと、
(v)上記第3の混合液にカチオン性化合物を添加して第4の混合液を形成するステップと、
(vi)上記第4の混合液を約30℃〜約100℃の温度、または、約40℃〜約60℃の温度に約1時間〜約4時間、または、約2時間〜約3時間加熱して少なくとも1つのカチオン性部分を上記ジヒドロキシプロピル置換ポリガラクトマンナンに置換して、カチオン・ジヒドロキシプロピル置換ポリガラクトマンナンを形成するステップとを含むか、ステップ(i)〜(vi)からなるか、あるいは、ステップ(i)〜(vi)から実質的になり得る。
他の一実施形態によれば、ステップi)〜vi)に従った上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの製造方法は、
(vii)上記第4の混合液を約10℃〜約50℃の温度、または、約20℃〜約40℃の温度に冷却し、かつ、上記第4の混合液のpHを約6.0〜約8.5、または、約7〜約8に調整するステップと、
(viii)上記第4の混合液から上記カチオン・ジヒドロキシプロピル置換ポリガラクトマンナンを回収するステップとを更に含むか、ステップ(vii)および(viii)から更になるか、あるいは、ステップ(vii)および(viii)から更に実質的になり得る。
他の一実施形態によれば、ステップi)〜vi)に従った上述のように様々に置換されたポリガラクトマンナンの製造方法は、
(ix)ステップvi)の後、上記第4の混合液に第3の苛性水溶液を添加して、少なくとも一部がアルカリ化された上記カチオン・ジヒドロキシプロピル置換ポリガラクトマンナンを含む第5の混合液を形成するステップと、
(x)上記第5の混合液に疎水性化合物を添加して第6の混合液を形成するステップと、
(xi)上記第6の混合液を約30℃〜約140℃の温度、または、約80℃〜約120℃の温度に約1時間〜約4時間、または、約1時間〜約2時間加熱して少なくとも1つの疎水性部分を上記カチオン・ジヒドロキシプロピル置換ポリガラクトマンナンに置換して、疎水性カチオン・ジヒドロキシプロピル置換ポリガラクトマンナンを形成するステップと、
(xii)上記第6の混合液を約10℃〜約50℃の温度、または、約20℃〜約30℃の温度に冷却し、かつ、上記第6の混合液のpHを約6.0〜8.5、または、約7〜約8に調整するステップと、
(xiii)上記第6の混合液から上記疎水性カチオン・ジヒドロキシプロピル置換ポリガラクトマンナンを回収するステップとを更に含むか、ステップ(ix)〜(xiii)から更になるか、あるいは、ステップ(ix)〜(xiii)から更に実質的になり得る。
上述の置換ポリガラクトマンナンの製造方法は、通常スラリープロセス、高固体スラリープロセス、または、半溶液プロセスを使用する工程を含むことができる。
ポリマーの調製
実施例1:ジヒドロキシプロピル置換カシアガム(DHP−CGポリマーA)の調製
窒素雰囲気下、カシアガム40g,イソプロパノール150g、水65g、および、50%NaOH溶液30gを混合してスラリーを形成した。スラリーを室温で約1時間撹拌し、カシアガムのポリガラクトマンナンをアルカリ化した。3−クロロ−1,2プロパンジオール(CPD)26gをスラリーに添加し、約80℃に加熱した。スラリーの温度を、約80℃に約3時間維持した。スラリーを硝酸でpH値7〜8程度に中和し、次いでろ過した後、80%アセトン溶液、84%アセトン溶液、88%アセトン溶液、および、98%アセトン溶液で精製した。得られた生成物を換気オーブン内で約1時間、約60℃で乾燥し、DHP−CGポリマーA粉体を得た。
実施例2:ジヒドロキシプロピル置換カシアガム(DHP−CGポリマーE)の調製
窒素雰囲気下、カシアガム(CG)40g,イソプロパノール150g、水73g、および、50%NaOH溶液14gを混合してスラリーを形成した。スラリーを室温で約1時間撹拌し、カシアガムのポリガラクトマンナンをアルカリ化した。3−クロロ−1,2プロパンジオール12gをスラリーに添加し、約80℃に加熱した。スラリーの温度を、約80℃に約3時間維持した。スラリーを硝酸でpH値7〜8程度に中和し、次いでろ過した後、80%アセトン溶液、84%アセトン溶液、88%アセトン溶液、および、98%アセトン溶液で精製した。得られた生成物を換気オーブン内で約1時間、約60℃で乾燥し、DHP−CGポリマーE粉体を得た。
実施例3:カチオン性DHP置換カシアガム(Cat−DHP−CG)ポリマーの調製
Cat−DHP−CGポリマーB〜D、F〜Kを以下のプロセスで調製した。
(1)窒素下において、DHP−CGポリマーAまたはEの一部、イソプロパノール、水、および、NaOH溶液を混合してスラリーを形成した。
(2)スラリーを室温で約1時間撹拌し、DHP−CGポリマーをアルカリ化した。
(3)69%Quab(R) 188(Dow Chemicals Inc.USAから市販)をスラリーに添加し、55℃に加熱した。
(4)スラリーの温度を、約55℃に約3時間維持した。
(5)スラリーを中和し、次いでろ過した後、精製してCat−DHP−CGポリマーB〜D、F〜Kを得た。
ポリマーB〜D、F〜Kの調製に使用した試薬の量を下記表1に示す。
表1:Cat.DHP−カシアガムポリマーB〜D、F〜Kの合成
実施例4:DHP置換グアーガム(ポリマーL)の調製
窒素雰囲気下、グアーガム65g,イソプロパノール220g、水86g、および、50%NaOH溶液30gを混合してスラリーを形成した。スラリーを室温で約1時間撹拌し、グアーガムのポリガラクトマンナンをアルカリ化した。3−クロロ−1,2プロパンジオール(CPD)43gをスラリーに添加し、約80℃に加熱した。スラリーの温度を、約80℃に約3時間維持した。スラリーを硝酸でpH値7〜8程度に中和し、次いでろ過した後、80%アセトン溶液、84%アセトン溶液、88%アセトン溶液、および、98%アセトン溶液で精製した。得られた最終生成物を換気オーブン内で、約1時間約60℃で乾燥し、DHP−グアーポリマー粉体を得た。
実施例5:カチオン性DHP置換グアーガム(ポリマーMおよびN)の調製
DHP−CGポリマーAまたはEを実施例4で得られたDHP−グアーポリマーLに変えた以外は実施例3のプロセスと同じプロセスを使用して、ポリマーMおよびNを調製した。
表2:Cat.DHP−グアーポリマーMおよびNの合成
実施例6:ヒドロキシプロピル(HP)置換カシアガム(HP−CGポリマーO)の調製
窒素雰囲気下、カシアガム238g,イソプロパノール892g、水346g、および、50%NaOH溶液223gを混合してスラリーを形成した。スラリーを室温で約1時間撹拌し、カシアガムのポリガラクトマンナンをアルカリ化した。プロピレンオキシド57.2gをスラリーに添加し、約80℃に加熱した。スラリーの温度を、約80℃に約3時間維持した。スラリーを硝酸でpH値7〜8程度に中和し、次いでろ過した後、80%アセトン溶液、84%アセトン溶液、88%アセトン溶液、および、98%アセトン溶液で精製した。得られた生成物を換気オーブン内で、約1時間約60℃で乾燥し、HP−CGポリマーを得た。
実施例7:カチオン性HP置換グアーガム(ポリマーPおよびQ)の調製
DHP−CGポリマーAまたはEを実施例6で得られたHP−CGポリマーOに変え、かつ、60%Quab(R) 188を使用した以外は実施例3のプロセスと同じプロセスを使用して、ポリマーPおよびQを調製した。表3に調製に使用した試薬の量を示す。
表3:Cat.HPカシアガムポリマーPおよびQの合成
ポリマーの特性解析
サイズ排除クロマトグラフィー/多角度レーザー光散乱(SEC/MALLS)条件によるガラクトマンナン誘導体の分子量の決定方法
ポリマー30mgを移動相15mlに溶解し、一晩撹拌して分析用のポリマーサンプルを調製した。分析前に、分析物溶液を孔サイズ0.45μmのナイロン製メンブレンでろ過し、次いで、下記SEC/MALLS条件でクロマトグラフ分析した。ポリマーの溶出を屈折率および多角度レーザー光散乱を用いて検出した。データはWyatt ASTRA Vソフトウェアを用いて解析した。
検出器1:Wyatt DAWN DSP
検出器2:Wyatt Optilab rEX屈折計@40℃
カラム:直列に繋いだTSK Gel CPカラム
プレカラム+G6000PWXLCP+G3000PWXLCP
カラム温度:40℃
移動相:80% 0.1M NaNO3/20%アセトニトリル(v/v)
流速:0.8ml/分
ランタイム:60分
サンプル濃度:0.2%
注入量:50μl
dn/dc:0.126
ガラクトマンナン誘導体のHP MS値およびDHP MS値、ならびに、Cat.DS値を決定するためのNMR法
NMR分析を行う前に、ガラクトマンナン誘導体のサンプルを酸で加水分解した。
サンプルの加水分解:
サンプル25mgを2Mトリフルオロ酢酸(TFA)1.5gのD2O溶液に溶解した。溶液のバイアルを100℃に5時間保持した。0.2gのD2SO4を添加する前にサンプルバイアルを15分間冷却した。サンプル溶液を更に1時間100℃に保持した。サンプル溶液を放冷(約30分間)し、分析用のNMRチューブ(5mm)に移した。
NMR測定
Bruker 400MHz NMR分光計を使用して、定量1H NMRスペクトルを記録した。取得パラメータは、温度=300K、掃引幅=20ppm、パルス幅=45°、スキャン数=64、緩和遅延時間=30秒であった。加工パラメータはラインブロードニング=0.3Hzであった。
標準方法でスペクトルの相およびベースラインを補正した。未置換β−ガラクトースのダブレットピークのピークは、アノマー領域(4.51〜5.60ppm)の4.61ppmにリファレンスされた。
領域A(IA)=4.51〜5.60ppm(積分エリアを1.0の値に較正し、他の積分エリアはこの積分値に対して相対的なものである)
領域B(IB)=3.07〜4.51ppm
領域C(IC)=3.10〜3.30ppm(カチオン含有ガラクトマンナンについてのみ)
領域D(ID)=3.24〜3.30ppm(カチオン含有ガラクトマンナンについてのみ)
領域E(IE)=1.00〜1.40ppm(HP含有ガラクトマンナンについてのみ)
領域G(IF)=1.19〜1.33ppm(HP含有ガラクトマンナンについてのみ)
DSおよびMSは以下のとおり算出した。
DHPガラクトマンナンの場合:
DHP MS= (IB−(IA *6))/(IA)
Cat.DHPガラクトマンナンの場合:
DHP MS=(IB−(IA *6)−((IC−ID)*1.55)−(ID *1.22))/(IA)
Cat.DS=((IC−ID)/9)/(IA)
HPガラクトマンナンの場合:
HP MS=((IE−IF)/3)/(IA)
Cat.HPガラクトマンナンの場合:
HP MS = ((IE−IF)/3)/(IA)
Cat.DS=((IC−ID)/9)/(IA)
上記実施例で調製したポリマーの分析結果を表4に示す。ジヒドロキシプロピル基(DHP)によるカシアガムの分子置換(molecular substitution;MS)(DHP−MS)は核磁気共鳴法(NMR)により決定し;Quab(R) 188カチオン(Cat)によるDHP−CGの置換度(degree of substitution;DS)(Cat.−DS)もまたNMRで決定した。また、ポリマーの未反応マンノースおよび未反応ガラクトースのレベルもNMRで決定した。
ポリマーの試験
実施例8:ポリマーA〜Hのヘアケア性能試験
0.2wt%のポリマーA〜Hをそれぞれ含む水性配合物A〜Hを調製した。また、0.2wt%のN−HanceTM BF17(Ashland Inc.から市販)を含む比較の水性配合物(比較)を調製した。上記配合物はまた、それぞれ以下の成分を含む:
42.9wt% Texapon(R) NSO(活性な12%ラウレス硫酸ナトリウム(SLES)、BASFから市販);
6.25wt% Tego(R) Betain F KB 5(活性な2%ココアミドプロピルベタイン(CAPB))、Evonik Industries AG Personal Careから市販;
2wt% NaCl;
0.2wt% OptiphenTM MIT Plus(活性なメチルイソチアゾノン(MIT)、Ashland Inc.から市販);および
48.45wt% 水
また、ポリマーA〜Kおよび比較ポリマーのいずれも含まず、0.2wt%の水を追加で含むブランク配合物(ブランク)を調製した。上記配合物の性質を表5に示す。
ブリーチ処置した白人の毛髪を毛髪束(各毛髪束の重量:3g)に分けた。各試験について、毛髪束を水ですすぎ、次いで、毛髪束1gにつき0.2gの配合物の泡を、毛髪束を下方向に撫でて、30秒間塗布した。次いで、毛髪束を水で30秒間すすぎ、再度、毛髪束1gにつき0.2gの配合物を毛髪束に塗布し、毛髪束を下方向に撫でて泡を30秒間塗布した。次いで、毛髪束を再度30秒間水ですすぎ、人差し指と中指の間を通して余分な水を除去した。
インストロン・ウエットコーミング手順を用いてウエットコーミング全エネルギー(gf−mm)を測定した。インストロン・ウエットコーミング手順に従って、各毛髪束を蒸留水に15分間浸した。毛髪束を人差し指と中指の間を通して余分な水を除去した。手でコーミングして毛髪束をほぐした。次いで、毛髪束を蒸留水に3回ディップして、再度絡ませた。再度、毛髪束を人差し指と中指の間を通して余分な水を除去した。毛髪束をハンガーに掛け、ウエットヘアのコーミングに必要な全ての力を測定するために備えられたインストロン歪みゲージを使用したINSTRON装置でコームした。配合物が必要な力を低減できる能力に基づいて、配合物の性能を評価した。各配合物について、3回試験を行った。上記試験の結果を表5および図1に示す。
表5および図1のデータは、各配合物A〜Hのウエットコーミング性能は、市販のN−HanceTM BF 17カチオン性グアー配合物(比較)およびブランクのシャンプー配合物(ブランク)と同等であったことを示す。
実施例9
実施例8で記載したように配合物B,C,Fおよび比較配合物を別々に毛髪束に塗布し、毛髪束のコーミング性(目の粗い側および細かい側)、粘り、滑り、滑らかさ、および、被覆度合い(coatedeness)について官能試験を行った。試験は下記方法に従って行った。
官能評価
−ブリーチ処理した毛髪を使用
−サンプル1つあたり毛髪束を2つ使用
−1回あたり最大10個の毛髪束(つまり、1回あたり5個のサンプル)を使用
−毛髪束を4.5%ラウレス硫酸ナトリウム(SLS)溶液で洗浄
−毛髪束を上述のとおり洗髪する(つまり、シャンプー0.1g/毛髪1gまたはその他の処置)
−洗髪(処置)中、泡立ち速度、泡の構造(泡が大きいか、クリーミーかなど)、泡の量、および、毛髪を揉んでいる間の感覚を官能評価
−37℃のお湯で30秒間すすぎ、泡立ち速度、泡の構造(泡が大きいか、クリーミーかなど)、泡の量、および、毛髪を揉んでいる間の感覚を官能評価
−すすいだ後、ウエット感(粘り、滑り、滑らかさ、被覆度合いを含む)、および、ウエットコーム(目が粗い側および細かい側のコーミング性を含む)を官能評価
−毛髪束をT=23℃、RH=50%の条件の湿度チャンバーに入れ、一晩乾燥させる
−乾燥工程を行った後、ドライ感(滑らかさ、被覆度を含む)、および、ドライコーム(目が粗い側および細かい側のコーミング性を含む)を官能評価
−評価は最低5人で行った。
上記試験の結果を図2〜4に示す。図2〜4は、本発明に係る配合物B,C、Fが比較配合物よりも官能試験において優れた性能を示したことを示す。
実施例10:シャンプー組成物のウエットコーミング性
CPD修飾カチオン性ポリガラクトマンナン含有シャンプーで処置した毛髪束のコーミング測定をインストロン装置で行った。試験用のシャンプー配合物を表6に示す。全ての測定について、3つのブリーチ処置した毛髪束を使用し、それらの平均値を算出した。持続的なコンディショニング性を測定するために、毛髪束を最初にシャンプー(0.1g/毛髪1g)で処置し、すすいだ後、コームエネルギーを測定した。そして、毛髪束を更に2回洗い、再度コームエネルギーを測定した。様々なカチオン性DHPポリガラクトマンナン(CATDHPGM)を含むシャンプー組成物の1回洗浄後および3回洗浄後のウエットコームエネルギー測定結果を図5に示す。毛髪束をコームするのに要したエネルギーはgf−mmで表した。
CATDHPGMシャンプー組成物のウエットコーミング性の結果から、CATDHPGMシャンプーのコンディショニング性能は、全ての場合において最低でも既存のカチオン性グアーシャンプーと同等であり、また、カシアの場合は既存のカチオングアーよりも性能が優れていることがわかる。
表6:シャンプー処方
Jaguar
(R) C162:ヒドロキシプロピルグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド(Solvay Novecareから市販)
Jaguar
(R) Excel:グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド(Solvay Novecareから市販)
Ucare
TM JR 400:セルロース、2−(2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニウム)プロポキシ)エチルエーテルクロリド(Dow Chemical Companyから市販)
Sensomer CT
TM 250:カシアヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド(Lubrizol Advanced Materials Inc.から市販)
Sensomer CT
TM 400:カシアヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド(Lubrizol Advanced Materials Inc.から市販)
市販のカチオン性グアーを含むシャンプー配合物と比較すると、DHP修飾ポリガラクトマンナンを含むシャンプー配合物は、最低でも同等な性能を示した。ポリクオタニウム−10含有シャンプーと比較すると、DHP修飾ポリガラクトマンナンシャンプー配合物は沈着の向上を示さなかった。
シャンプー組成物の透明性:
シャンプー組成物の透明性は、波長600nmで分光光度計を用いて測定した。透明性を図6に示す。透過率が95%よりも高い場合に、通常「透明な」製品とされる。UcareTM JR 400のようなカチオン性セルロースは透明なシャンプー系を形成したが、SensomerTMポリマーのようなカチオン性カシアは、より濁った系を形成した。HPカシアであるOおよびNは、透明なシャンプーを形成しなかった。DHP修飾カチオン性ポリガラクトマンナンは、透明度の高いシャンプーを形成した。
コアセルベート曲線:
通常のコンディショニングシャンプーには、シャンプー配合物と相溶しているが水で希釈されると非相溶となるカチオン性ポリマーが配合されている。コアセルベートは、シリコーンオイル、オイル、または、フケ防止成分であるジンクピリチオンなどの固体といった、有益な成分の沈着を促進するシャンプ−中の輸送媒体である。
図7および図8に示すコアセルベート曲線は、シャンプー系を希釈したときにDHPカシアおよびDHPグアーがコアセルベートを形成・沈殿させ、希釈下でシャンプー溶液を濁す能力を示す。濁度が大きいほど、コアセルベート形成能が高い。
実施例11:シリコーン沈着
XRFでモニタリングしたシリコーン沈着試験では肯定的な沈着性が確認された。表7に試験サンプル用のシャンプー組成物を示す。傷んだ毛髪束をSLES系シャンプーで洗浄して、汚れや油を全て完全に除去した。次いで、毛髪を試験用シャンプーで洗浄し、すすいだ(シャンプー使用量:0.1g/毛髪1g、すすぎ:38〜40℃のお湯で30秒間)。乾燥後、毛髪をサンプルホルダに載せ、XRFによりシリコーンの量を測定した。毛髪表面にシリコーンの量が多いほど沈着が良好である。
図9は比較結果を示す。市販のカチオン性グアーのシャンプー配合物と比較すると、DHP修飾ポリガラクトマンナンシャンプー配合物は、最低でも同等な性能を示した。UCARETM JR 400含有シャンプーと比較すると、DHP修飾ポリガラクトマンナンシャンプー配合物は沈着の向上を示さなかった。
表7:シリコーン沈着研究用のシャンプー処方
Ashland
TM 980 Carbomer:アクリル酸の架橋ポリマー(Ashland Inc.から市販)
Xiameter
(R) MEM−1788:ジメチコノルTEA−ドデシルベンゼンスルフォネート(Dow Corningから市販)
さらに、特段断わりのない限り、「または」は包含的な「または」であり、排他的な「または」をいう。例えば、条件AまたはBは、以下のいずれか1つにより満たされる。Aは真(または存在)かつBは偽(または非存在)、Aは偽(または非存在)かつBは真(または存在)、および、AおよびBは両方とも真(または存在)。
本願明細書に記載した様々な成分、要素およびアセンブリの構成および作用は変更されうる。また、添付の特許請求の範囲に記載された発明の精神および範囲から逸脱しない範囲で、本願明細書に記載した方法のステップまたはステップの順番が変更されうる。