図1は、パチンコ機50の構成を示す正面図である。パチンコ機50は、弾球遊技機の一種である。パチンコ機50は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠51にて各部を保持する構造である。外枠51の左側上下には、ヒンジ53が設けられており、このヒンジ53の他方側には図3に記載する内枠70が取り付けられており、内枠70は外枠51に対して開閉可能な構成になっている。前枠52には、板ガラス61が取り外し自在に設けられており、板ガラス61の奥には図2に記載する遊技盤1が内枠70に取り付けられている。
前枠52の上側左右には、スピーカ66が設けられており、パチンコ機50から発生する遊技音が出力され、遊技者の趣向性を向上させる。また、遊技者の趣向性を向上させるために前枠52に遊技状態に応じて発光する枠側装飾ランプ65も複数設けられている。前枠52の下方には、上皿55と下皿63が一体に形成されている。下皿63の右側には発射ハンドル64が取り付けられており、この発射ハンドル64を時計回りに回動操作することによって発射装置(図示省略)が可動して、上皿55から供給された遊技球が遊技盤1に向けて発射される。
パチンコ機50は、演出ボタン110と、演出ボタン120と、演出ボタン130とを備える。演出ボタン110は、遊技者の操作による入力を受け付ける第1の操作入力部である。演出ボタン110は、発射ハンドル64から離れた位置に設けられ、本実施形態では、上皿55の上側中央に配置されている。
演出ボタン120は、遊技者の操作による入力を受け付ける第2の操作入力部である。演出ボタン120は、演出ボタン110より発射ハンドル64に近い位置に設けられている。演出ボタン120は、遊技者が発射ハンドル64を握る一方の手で発射ハンドル64を握ったまま操作可能な位置に設けられている。本実施形態では、演出ボタン120は、発射ハンドル64に設けられている。
演出ボタン130は、遊技者の操作による入力を受け付ける第3の操作入力部である。演出ボタン130は、演出ボタン110より発射ハンドル64に近い位置に設けられている。演出ボタン130は、演出ボタン110より演出ボタン120に近い位置に設けられている。本実施形態では、演出ボタン130は、上皿55より右下方、かつ、発射ハンドル64より上方に配置されている。
本実施形態では、演出ボタン130は、遊技者の操作による入力を受け付ける第4の操作入力部でもある。演出ボタン130は、演出ボタン110および演出ボタン120より大きな表面積を有する。ここで、演出ボタンの表面積とは、遊技者に対して露出している部分のうち、遊技者の操作によって可動する部分の表面積を意味する。
このパチンコ機50はいわゆるCR機であって、プリペイドカードの読み書き等を行うためのプリペイドカードユニット(CRユニット)56が付属しており、パチンコ機50は、貸出ボタン57、精算ボタン58及び残高表示器59を有するCR精算表示装置を備えている。また、本機は機外に賞球を払出す構成となっているが、所定数の遊技球を機内に封入し、発射した遊技球を遊技機内で回収して循環的に使用することで遊技を行う封入式遊技機としても何ら問題なく本発明の効果を発揮する。
図2は、遊技盤1の構成を示す正面図である。遊技盤1には、公知のガイドレール2a、2bによって囲まれた略円形の遊技領域3が設けられている。この遊技領域3には多数の遊技釘4が植設されている。
遊技領域3のほぼ中央部には、センターケース5が配されている。センターケース5は、公知のものと同様に、ワープ入口、ワープ通路、ステージ、演出図柄表示装置6の画面を臨ませる窓等を備えている。本実施形態では、演出図柄表示装置6は、液晶表示装置である。演出図柄表示装置6は、擬似演出として演出図柄を表示する演出表示部であり、擬似演出に応じた補足演出を表示する補足演出手段としても機能する。センターケース5の下には、第1始動口11と第2始動口12とが配置され、センターケース5の左方には、普通図柄作動ゲート17が配置されている。第2始動口12は開閉可能な翼片を供えた普通電動役物を備えており、この翼片が開放しないと遊技球は第2始動口12に入球できない構成となっている。
遊技領域3の右下部には、普通図柄表示装置7と、普通図柄保留数表示装置8と、第1特別図柄保留数表示装置18と、第2特別図柄保留数表示装置19と、第1特別図柄表示装置9と、第2特別図柄表示装置10とが配置されている。本実施形態では、普通図柄表示装置7、普通図柄保留数表示装置8、第1特別図柄保留数表示装置18および第2特別図柄保留数表示装置19は、複数個のLEDによって構成される。第1特別図柄表示装置9および第2特別図柄表示装置10は、特別図柄表示部であり、本実施形態では、7セグメントディスプレイである。
第2始動口12の下方にはアタッカー式の大入賞口14が配置されている。また、第1始動口11の左方には、第1左入賞口31、第2左入賞口32、第3左入賞口33及び第4左入賞口34が設けられている。なお、この第1左入賞口31、第2左入賞口32、第3左入賞口33、第4左入賞口34は、入球率が変化しない普通入賞口である。
上記のように遊技盤1を構成することによって、普通図柄作動ゲート17に遊技球が入球(普通図柄作動スイッチ17a(図4参照)が遊技球を検出)すると、普通図柄表示装置で普通図柄が変動表示を開始し、所定時間後に停止した普通図柄の態様に応じて、後述する普通電役ソレノイド12b(図4参照)を駆動させる。普通電役ソレノイド12bが駆動すると、ほぼ同期して普通電動役物の羽根部材が開放して、第2始動口12への入球(第2始動口スイッチ12a(図4参照)の検出)が可能となるように構成されている。尚、本実施形態におけるパチンコ機では、普通電動役物の羽根部材が駆動する開放時間は、通常時は0.2秒(1回)、時短状態(開放延長状態)では1.8秒(2回)である。また、第2始動口12は、普通電動役物の羽根部材が駆動しなければ遊技球が入球不可能な構成となっている。
第1始動口11に遊技球が入球(第1始動口スイッチ11a(図4参照)が遊技球を検出)すると、第1特別図柄表示装置9において第1特別図柄が変動を開始し、所定時間後に停止する。また、第2始動口12である普通電動役物に遊技球が入球(第2始動口スイッチ12a(図4参照)が遊技球を検出)すると、第2特別図柄表示装置10において第2特別図柄が変動表示を開始し、所定時間後に停止する。
第1特別図柄及び第2特別図柄の変動中は、演出図柄表示装置6において各々の特別図柄の変動に連動した演出態様を表示する。また、第1特別図柄と第2特別図柄は、第1始動口と第2始動口への入球順に関係なく、第2特別図柄の変動停止を優先して実施する。具体的には、第1特別図柄の保留記憶がある場合、第2特別図柄の変動が停止し且つ第2特別図柄保留記憶が無い状態となって、第1特別図柄保留記憶分の変動を開始する。
第1特別図柄及び第2特別図柄の確定表示した態様に応じて後述する大入賞口ソレノイド14b(図4参照)が駆動する。大入賞口ソレノイド14bが駆動すると、ほぼ同期して大入賞口14の扉部材が開放し、大入賞口14への遊技球の入球(カウントスイッチ14a(図4参照)が遊技球を検出)が可能となるように構成されている。
また、第1始動口11、第2始動口12に遊技球が入球したとき、又は普通図柄作動ゲート17を遊技球が通過したときに取得する当否乱数等の種々の乱数を、保留記憶として主制御装置80に格納(記憶)するとともに、第1始動口11及び第2始動口12への入球に起因する各種コマンドをサブ統合制御装置83(図4参照)に送信する処理を行う。以後、第1始動口11に遊技球が入球したときに格納される保留記憶を第1保留記憶、第2始動口12に遊技球が入球したときに格納される保留記憶を第2保留記憶、普通図柄作動ゲート17を遊技球が通過したときに格納される保留記憶を普図保留記憶として説明する。
本実施形態においては、普通図柄保留数表示装置8、第1特別図柄保留数表示装置18、第2特別図柄保留数表示装置19による各々の点灯数の最大個数は4個(最大保留記憶数が4個)となっている。また、それぞれの保留記憶数が0であっても、第1始動口11、第2始動口12に遊技球が入球したとき、又は普通図柄作動ゲート17を遊技球が通過したときに取得される当否乱数等の種々の乱数は、最大値未満の記憶数がある場合と同様に主制御装置80に格納される。
第1特図始動スイッチ11a又は第2特図始動スイッチ12aが遊技球を検出し、その場合の第1保留記憶又は第2保留記憶の数が4個未満であれば、抽出した大当り判定用乱数、大当り図柄決定用乱数1、大当り図柄決定用乱数2、小当り図柄判定用乱数、リーチ決定用乱数、変動パターン決定用乱数を第1又は第2保留記憶として記憶領域に格納する。
保留記憶された各種乱数は、後述する当否判定処理によって予め設定されている値との比較判定が行われ、大当り判定用乱数の当否判定結果が大当り図柄決定用乱数の値に基づいて第1特別図柄表示装置9、第2特別図柄表示装置10、演出図柄表示装置6に表示される。
尚、本実施形態におけるパチンコ機は確率変動機として構成されている。具体的に説明すると、本実施形態のパチンコ機による遊技は、大入賞口14を閉鎖した遊技と大入賞口14を開放する大当り遊技とに大別され、大入賞口14を閉鎖した遊技には、大きく分類して、通常確率状態(以下、通常状態)と、該通常状態に比べて遊技者にとって有利な状態(大当りとなる確率が高く、大当りし易い)となる高確率状態(以下、確率変動状態とも記載)とが存在する。
特別図柄は、確率変動図柄及び非確率変動図柄とからなり、確率変動状態は確率変動図柄での大当り遊技終了後に移行可能に設定され、通常状態、確率変動状態のうち、いずれの遊技状態でも確率変動図柄で大当りすれば、大当り遊技終了後、確率変動状態に移行する。同様に通常状態は、非確率変動図柄での大当り遊技終了後に移行可能に設定され、通常状態、確率変動状態のうち、いずれの遊技状態でも非確率変動図柄で大当りすれば、大当り遊技終了後、通常状態に移行する。
通常状態に移行後は、規定回数(例えば、100回)だけ特別図柄及び普通図柄の変動時間が短縮され、かつ普通電動役物の開放延長機能が作動する時短状態となる。特別図柄及び普通図柄の変動時間(変動開始から結果が表示されるまでの時間)が短縮されると、一定時間内に変動表示が行なわれる回数が増大される。
具体的には、本実施形態の時短状態では、特別図柄の変動時間の短縮とともに、普通図柄表示装置に表示される普通図柄の時間短縮も行われるが、この普通図柄の変動表示を短縮させることで、一定時間内で多数回普通図柄の確定表示を行う。従って、一定時間内での普通図柄が当りとなる回数が増大し、これにより普通電動役物の作動回数も増大する。また、普通電動役物の開放時間が長くなるように設定されている(開放延長機能)ので、多数の遊技球が入賞し易くなる。このように多数の遊技球が入賞し易くなることにより、特別図柄の変動表示回数が更に増大されるとともに、普通電動役物入賞で得る賞球により、遊技者の持ち玉が減り難くなり、有利な遊技を行うことができる。
尚、確率変動状態では、時短状態と同様に特別図柄及び普通図柄の変動時間が短縮され、普通電動役物の開放延長機能が作動する。各種図柄の短縮と普通電動役物開放延長機能に関わる設定は時短状態と同一であるが、確率変動状態は時短状態に加えて特別図柄の大当り確率が高くなる(大当りし易い状態)ため、更に遊技者に有利な遊技状態となる。
図3は、パチンコ機50の構成を示す裏面図である。図3に示すように、パチンコ機50の外枠51には、遊技盤1を脱着可能に取り付ける内枠70が収納されている。この内枠70には、上方から、球タンク71、タンクレール72及び払出装置73が設けられている。この構成により、遊技盤1上の入賞口に遊技球が入球すれば球タンク71からタンクレール72を介して所定個数の遊技球を払出装置73により前述した上皿55に排出することができる。また、パチンコ機50の裏側には、主制御装置80、払出制御装置81、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83、発射制御装置、電源基板85が設けられている。
主制御装置80、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83は遊技盤1に設けられており、払出制御装置81、発射制御装置、電源基板85が内枠70に設けられている。なお、図3では、発射制御装置が図示されていないが、発射制御装置は払出制御装置81の下(裏側)に設けられている。また、球タンク71の右側には、外部接続端子78が設けられており、この外部接続端子78より、遊技状態や遊技結果を示す信号がホールコンピュータ900に送られる。なお、従来はホールコンピュータ900へ信号を送信するための外部接続端子78には、盤用(遊技盤側から出力される信号をホールコンピュータ900へ出力するための端子)と枠用(枠側(前枠52、内枠70、外枠51)から出力される信号をホールコンピュータ900へ出力するための端子)の2種類を用いているが、本実施例では、一つの外部接続端子78を介してホールコンピュータ900へ遊技状態や遊技結果を示す信号を送信している。
図4は、パチンコ機50の電気的構成を示すブロック図である。図4では、単に信号を中継する中継基板及び電源回路などの図示を省略する。また、詳細な図示は省略するが、主制御装置80、払出制御装置81、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83のいずれもCPU、ROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備えているが、本実施例では発射制御装置84にはCPU、ROM、RAMは設けられていない。しかし、これに限るわけではなく、発射制御装置84にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
主制御装置80には、第1始動口11に入球した遊技球を検出する第1始動口スイッチ11a、第2始動口12に入球した遊技球を検出する第2始動口スイッチ12a、普通図柄を作動させる普通図柄作動ゲート17に進入した遊技球を検出する普通図柄作動スイッチ17a、大入賞口14に入球した遊技球を計数するためのカウントスイッチ14a、第1左入賞口31、第2左入賞口32、第3左入賞口33、第4左入賞口34に入球した遊技球を検出する左入賞口スイッチ31a等の検出信号が入力される。
主制御装置80は搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号などに基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成して払出制御装置81及びサブ統合制御装置83に出力する。また主制御装置80は、図柄表示装置中継端子板90を介して接続されている第1特別図柄表示装置9(図では第1特図表示装置)、第2特別図柄表示装置10(図では第2特図表示装置)及び普通図柄表示装置7の表示、第1特別図柄保留数表示装置18(図では第1特図保留数表示装置)、第2特別図柄保留数表示装置19(図では第2特図保留数表示装置)、普通図柄保留数表示装置8(図では普図保留数表示装置)の点灯を制御する。
更に、主制御装置80は、大入賞口ソレノイド14bを制御することで大入賞口14の開閉を制御し、普通電動役物ソレノイド(図4では普電役物ソレノイドと表記)12bを制御することで第2始動口12となる普通電動役物の開閉動作を制御する。主制御装置80からの出力信号は試験信号端子にも出力される他、図柄変動や大当り(特別遊技ともいう)等の管理用の信号が外部接続端子78に出力されてホールコンピュータ900に送られる。
主制御装置80と払出制御装置81とは双方向通信が行われ、払出制御装置81は、主制御装置80から送られてくるコマンドに応じて払出モータ20を制御して賞球を払い出す。本実施例においては、賞球として払い出される遊技球を計数するための払出スイッチ21の検出信号は払出制御装置81に入力され、払出制御装置81で賞球の計数が行われる構成を用いる。この他にも主制御装置80と払出制御装置81に払出スイッチ21の検出信号が入力され、主制御装置80と払出制御装置81の双方で賞球の計数を行う構成を用いることも考えられる。
なお、払出制御装置81はガラス枠開放スイッチ35、内枠開放スイッチ36、満杯スイッチ22、球切れスイッチ23からの信号が入力され、満杯スイッチ22により下皿63が満タンであることを示す信号が入力された場合及び球切れスイッチ23により球タンクに遊技球が少ないあるいは無いことを示す信号が入力されると払出モータ20を停止させ、賞球の払出動作を停止させる。なお、満杯スイッチ22、球切れスイッチ23も、その状態が解消されるまで信号を出力し続ける構成になっており、払出制御装置81は、その信号が出力されなくなることに起因して払出モータ20の駆動を再開させる。
また、払出制御装置81はCRユニット端子板24を介してプリペイドカードユニットと交信することで払出モータ20を作動させ、貸し球を排出する。払出された貸し球は払出スイッチ21に検出され、検出信号は払出制御装置81に入力される。なお、CRユニット端子板24は精算表示基板25とも双方向通信可能に接続されており、精算表示基板25には、遊技球の貸出しを要求するための球貸ボタン、精算を要求するための返却ボタン、残高表示器が接続されている。
また、払出制御装置81は、外部接続端子78を介して賞球に関する情報、枠(内枠、前枠)の開閉状態を示す情報などをホールコンピュータ900に送信するほか、発射制御装置84に対して発射停止信号を送信する。なお本実施例では遊技球を払い出す構成であるが、入賞等に応じて発生した遊技球を払い出さずに記憶する封入式の構成にしても良い。
発射制御装置84は発射モータ30を制御して、遊技領域3に遊技球を発射させる。なお、発射制御装置84には払出制御装置81以外に発射ハンドルからの回動量信号、タッチスイッチ28からのタッチ信号、発射停止スイッチ29から発射停止信号が入力される。回動量信号は、遊技者が発射ハンドルを操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドルを触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止スイッチ29を押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置84に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドルを触っていても遊技球は発射できないようになっている。
サブ統合制御装置83は、主制御装置80から送信されてくるデータ及びコマンドを受信し、それらを演出表示制御用、音制御用及びランプ制御用のデータに振り分けて、演出表示制御用のコマンド等は演出図柄制御装置82に送信し、音制御用及びランプ制御用は自身に含まれている各制御部位(音声制御装置及びランプ制御装置としての機能部)に分配する。そして、音声制御装置としての機能部は、音声制御用のデータに基づいて音LSIを作動させることによってスピーカからの音声出力を制御し、ランプ制御装置としての機能部はランプ制御用のデータに基づいてランプドライバを作動させることによって各種LED、ランプ26を制御する。
サブ統合制御装置83には、ボタンスイッチ113と、ボタンスイッチ123と、ボタンスイッチ133とが接続されている。ボタンスイッチ113は、演出ボタン110に設けられている。遊技者が演出ボタン110を操作した場合、ボタンスイッチ113は、演出ボタン110に対する操作入力を示す信号をサブ統合制御装置83へと出力する。ボタンスイッチ123は、演出ボタン120に設けられている。遊技者が演出ボタン120を操作した場合、ボタンスイッチ123は、演出ボタン120に対する操作入力を示す信号をサブ統合制御装置83へと出力する。ボタンスイッチ133は、演出ボタン130に設けられている。遊技者が演出ボタン130を操作した場合、ボタンスイッチ133は、演出ボタン130に対する操作入力を示す信号をサブ統合制御装置83へと出力する。
サブ統合制御装置83には、振動デバイス115と、振動デバイス135とが接続されている。振動デバイス115および振動デバイス135は、サブ統合制御装置83からの信号に基づいて動作する。本実施形態では、振動デバイス115および振動デバイス135は、振動モータである。
振動デバイス115は、演出ボタン110に設けられ、演出ボタン110を振動可能に構成された第1の振動デバイスである。振動デバイス135は、振動デバイス115とは異なる第2の振動デバイスである。振動デバイス135は、演出ボタン130に設けられ、演出ボタン130を振動可能に構成された第3の振動デバイスおよび第4の振動デバイスでもある。
演出図柄制御装置82は、サブ統合制御装置83から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置80から送信されてきたものとサブ統合制御装置83が主制御装置80からの入力及び演出ボタン110,120,130の入力に基づいて生成したものとがある)に基づく制御を行い、擬似図柄等の演出画像を演出図柄表示装置6に表示させる。尚、サブ統合制御装置83と主制御装置80とは間に演出中継端子板87を介した主制御装置80からサブ統合制御装置83への一方向通信回路として構成され、サブ統合制御装置83と演出図柄制御装置82とはサブ統合制御装置83から演出図柄制御装置82への一方向通信回路として構成されている。
図5Aは、演出ボタン110の詳細構成を示す拡大図である。演出ボタン110は、操作面111を有する。図5Aでは、操作面111にハッチングが施されている。操作面111は、遊技者が手で押すことが可能に構成されている。操作面111は、上方を向いている。本実施形態では、演出ボタン110の操作面111は、演出ボタン130の操作面より小さい。遊技者が操作面111を押した場合、操作面111が沈み込むとともに、演出ボタン110に設けられたボタンスイッチ113が遊技者の操作入力を検出する。
図5Bは、発射ハンドル64の詳細構成を示す拡大図である。発射ハンドル64は、指を掛ける3つの凸部を有し、演出ボタン120は、左側の凸部と中央の凸部との間における中央の凸部寄りに配置されている。これによって、遊技者は、発射ハンドル64を握ったまま、その発射ハンドル64を握る一方の手の人差し指で演出ボタン120を操作可能である。演出ボタン120の位置は、図5Bに示す位置に限られず、遊技者が発射ハンドル64を握ったまま操作可能な位置であればよく、発射ハンドル64とは異なる部位であってもよい。本実施形態では、演出ボタン120の操作面は、演出ボタン130の操作面より小さい。遊技者が演出ボタン120を押した場合、演出ボタン120が沈み込むとともに、演出ボタン120に設けられたボタンスイッチ123が遊技者の操作入力を検出する。
図6は、主制御装置80が実行するメインルーチンを示すフローチャートである。メインルーチンは、約2ms毎のハード割り込みにより定期的に実行される。本実施形態では、S10〜S65までの1回だけ実行される処理を「本処理」と称し、この本処理を実行して余った時間内に時間の許す限り繰り返し実行されるS70の処理を「残余処理」と称する。「本処理」は上記割り込みにより定期的に実行されることになる。
マイコンによるハード割り込みが実行されると、まず正常割り込みであるか否かが判断される(S10)。この判断処理は、メモリとしてのRAMの所定領域の値が所定値であるか否かを判断することにより行われ、マイコンにより実行される処理が本処理に移行したとき、通常の処理を実行して良いのか否かを判断するためのものである。正常割り込みでない場合としては、電源投入時又はノイズ等によるマイコンの暴走等が考えられるが、マイコンの暴走は近年の技術の向上によりほとんど無いものと考えて良いので、ほとんどが電源投入時である。電源投入時にはRAMの所定領域の値が所定値と異なる値となっている。
S10が否定判定、即ち、正常割り込みでないと判断されると(S10:no)、初期設定(例えば前記メモリの所定領域への所定値を書き込み、特別図柄及び普通図柄を初期図柄とする等のメモリの作業領域への各初期値の書き込み等)が為され(S15)、残余処理(S70)に移行する。
正常割り込みとの肯定判断がなされると(S10:yes)、初期値乱数更新処理が実行される(S20)。この処理は、初期値乱数の値についてこの処理を実行する毎に+1するインクリメント処理であり、この処理実行前の初期値乱数の値に+1するが、この処理を実行する前の乱数値が最大値である「3966」のときには次回の処理で初めの値である「0」に戻り、「0」〜「3966」までの3967個の整数を繰り返し昇順に作成する。
S20に続く大当り決定用乱数更新処理(S25)は、初期値乱数更新処理と同様に処理を実行する毎に+1するインクリメント処理であり、最大値である「3966」のときは次回の処理で初めの値である「0」に戻り、「0」〜「3966」までの3967個の整数を繰り返し昇順に作成する。なお、大当り決定用乱数の最初の値は、初期値乱数設定処理で設定された値となる。例えば、この値が250であったとすると、大当り決定用乱数は「250」「251」「252」・・・「3966」「0」「1」・・・と更新されていく。
なお、大当り決定用乱数が1巡(3967回、更新されること)すると、そのときの前記初期値乱数の値を大当り決定用乱数の初期値にし、大当り決定用乱数は、その初期値から+1するインクリメント処理を行う。そして、再び大当り決定用乱数が1巡すると、その時の初期値乱数の値を大当り決定用乱数の初期値にする動作を行なう。つまり、この一連の動作を繰り返し続けることになる。前述の例では大当り決定用乱数が「249」になると1巡であるから、「249」の次は前記初期値乱数の値となる。仮に初期値乱数の値が「87」だったとすると、「249」「87」「88」・・・「3966」「0」「1」・・・「86」と変化していき、「86」の次は新たな前記初期値乱数の値となる。
大当り図柄決定用乱数1更新処理(S30)は「0」〜「99」の100個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎に+1され最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。大当り図柄決定用乱数2更新処理(S31)は「0」〜「49」の50個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎に+1され最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。小当り図柄判定用乱数更新処理(S33)は「0」〜「149」の150個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎に+1され最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。
S33に続く当り決定用乱数更新処理(S35)は、「0」〜「996」の997個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎で+1され最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。なお、当選することとなる値は通常確率状態では31〜40、高確率状態では31〜996である。なお、この当り決定用乱数更新処理は普通図柄の抽選に使用し、その他の初期値乱数、大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数1、大当り図柄決定用乱数2、小当り図柄判定用乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数は特別図柄の抽選に使用する。
リーチ判定用乱数更新処理(S40)は、「0」〜「228」の229個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎で+1され最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。なお、通常確率状態時で変動時間短縮機能未作動時にリーチとなる値の数は21で、値は「0」〜「20」であり、通常確率状態時で変動時間短縮機能作動時にリーチとなる値の数は5で、値は「0」〜「4」であり、高確率状態時にリーチとなる値の数は6で、値は「0」〜「5」である。
変動パターン決定用乱数更新処理(S45)は、「0」〜「1020」の1021個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎で+1され最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。
続く入賞確認処理(S50)では、第1始動口11、第2始動口12の入賞の確認及びパチンコ機50に設けられ主制御装置80に接続された各スイッチ類の入力処理が実行される。本実施例では、遊技球が第1始動口11、第2始動口12に入賞すると大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数1、大当り図柄決定用乱数2、変動パターン決定用乱数、リーチ判定用乱数など複数の乱数を取得されるのだが、保留記憶できる数を第1始動口11と第2始動口12でそれぞれ4個までとしており、保留記憶が満タンである4個のときに遊技球が第1始動口11又は第2始動口12に入賞しても賞球が払出されるだけで、前記複数の乱数は保留記憶されない構成になっている。
続いて、大当りか否かを判定する条件成立判定手段としての当否判定処理(S55)を行う。この当否判定処理(S55)が終了すると、続いて画像出力処理等の各出力処理(S60)が実行される。各出力処理(S60)では、遊技の進行に応じて主制御装置80は演出図柄制御装置82、払出制御装置81、発射制御装置84、サブ統合制御装置83、大入賞口ソレノイド14b等に対して各々出力処理を実行する。即ち、入賞確認処理(S50)により遊技盤1上の各入賞口に遊技球の入賞があることが検知されたときには、賞球としての遊技球を払い出すべく払出制御装置81に賞球データを出力する処理を、遊技状態に対応したサウンドデータをサブ統合制御装置83に出力する処理を、パチンコ機50に異常があるときにはエラー中であることを報知すべく演出図柄制御装置82にエラー信号を出力する処理を各々実行する。
続く不正監視処理(S65)は、普通入賞口(第1左入賞口31、第2左入賞口32、第3左入賞口33、第4左入賞口34)に対する不正が行われていないか監視する処理であり、所定時間内における入賞口への遊技球の入球が予め決定された規定数よりも多いか否かを判断して、多かった場合には不正と判断され、その旨を報知する処理である。つまり、不正判断手段は、主制御装置80に設けている。
本処理に続く前述の残余処理は、初期値乱数更新処理(S70)から構成されるが、前述したS20と全く同じ処理である。この処理は無限ループを形成し、次の割り込みが実行されるまで時間の許される限り繰り返し実行される。前述したS10〜S65までの本処理を実行するのに必要とされる時間は、大当り処理を実行するか否か、特別図柄の表示態様の相違等により割り込み毎に異なる。この結果、残余処理を実行する回数も割り込み毎に異なり、図6に示された割り込み処理が1回実行されることにより初期値乱数に更新される値も一律ではなくなる。これにより、初期値乱数が大当り決定用乱数と同期する可能性は極めて小さくなる。大当り決定用乱数が1巡したときの、初期値乱数の値(0〜3966の3967通り)が、同程度に発生するとすれば、同期する確率はわずか1/3967である。また、前述した当り決定用乱数更新処理(S35)も残余処理内において実行するよう構成しても良い。
図7は、主制御装置80が実行する始動入賞処理を示すフローチャートである。図7の始動入賞処理は、図6の入賞確認処理(S50)に相当し、第1始動口11、第2始動口12に遊技球が入球したとき、又は普通図柄作動ゲート17を遊技球が通過したときに取得する当否乱数等の種々の乱数を、保留記憶として主制御装置80に格納(記憶)するとともに、記憶した乱数が予め設定された値か否かを後述する当否判定処理を実施する以前に確認する処理を行い、第1始動口11及び第2始動口12への入球に起因する各種コマンドをサブ統合制御装置83に送信する処理となる。以後、第1始動口11に遊技球が入球したときに格納される保留記憶を第1保留記憶、第2始動口12に遊技球が入球したときに格納される保留記憶を第2保留記憶、普通図柄作動ゲート17を遊技球が通過したときに格納される保留記憶を普図保留記憶として説明する。
本実施例では、普通図柄保留数表示装置8、第1特別図柄保留数表示装置18、第2特別図柄保留数表示装置19による各々の点灯数の最大個数は4個(最大保留記憶数が4個)となっているが、これに限るわけではなく、例えばそれぞれの最大記憶個数が8個であってもよい。また、それぞれの保留記憶数が0であっても、第1始動口11、第2始動口12に遊技球が入球したとき、又は普通図柄作動ゲート17を遊技球が通過したときに取得される当否乱数等の種々の乱数は、最大値未満の記憶数がある場合と同様に主制御装置80に格納される。
始動入賞処理を開始すると、第1始動口スイッチ11aが遊技球を検出したか否か判定する(S100)。否定判定なら(S100:no)S130に進み、肯定判定なら(S100:yes)、主制御装置80に格納されている第1保留記憶の数が上限値(=4個)未満か否か判定する(S105)。否定判定なら(S105:no)S130に進み、肯定判定であれば(S105:yes)、抽出した大当り判定用乱数、大当り図柄決定用乱数1、大当り図柄決定用乱数2、小当り図柄判定用乱数、リーチ決定用乱数、変動パターン決定用乱数を第1保留記憶として記憶し第1保留記憶の数を示す第1保留記憶カウンタに1を加算する(S110)。
S110に続いては、記憶した第1保留記憶の先読判定を行う(S115)。具体的には、大当り判定用乱数の値が大当りを生起する値か否かを確認し、大当り値なら大当り図柄の種類を確認する。大当り判定がハズレなら、小当りを生起する値か否かを確認し、ハズレならリーチ決定用乱数がスーパーリーチとなる値か否かを確認する。スーパーリーチでなければ、リーチとなる値か否かを確認し、変動パターン決定用乱数の値から変動時間を確認する。上記判定を行うことによって、記憶した乱数値が、遊技者が大当りの期待が持てる特定の値か否か(はずれでも大当りを期待させる演出が可能な否か)を判定する。
続いて、S115の判定結果から第1先読判定コマンドを生成してサブ統合制御装置83に送信し(S120)、S110で加算した第1保留記憶カウンタの値を示す第1保留数指示コマンドをサブ統合制御装置83に送信する(S125)。
S125の処理、又はS100、S105の否定判定(S100:no、S105:no)に続いては、第2始動口スイッチ12aが遊技球を検出したか否か判定する(S130)。否定判定なら(S130:no)S160に進み、肯定判定なら(S130:yes)、主制御装置80に格納されている第2保留記憶の数が上限値(=4個)未満か否か判定する(S135)。否定判定なら(S135:no)S160に進み、肯定判定であれば(S135:yes)、抽出した大当り判定用乱数、大当り図柄決定用乱数1、大当り図柄決定用乱数2、小当り図柄判定用乱数、リーチ決定用乱数、変動パターン決定用乱数を第2保留記憶として記憶し第2保留記憶数を示す第2保留記憶カウンタに1を加算し(S140)、S110と同様に記憶した第2保留記憶の先読判定を行う(S145)。
続いて、S145の判定結果から第2先読判定コマンドを生成しサブ統合制御装置83に送信し(S150)、S140で加算した第2保留記憶カウンタの値を示す第2保留数指示コマンドをサブ統合制御装置83に送信して(S155)、S160に進む。
S160では、普通図柄作動スイッチ17aが遊技球を検出したか否か判定する(S160)。否定判定なら(S160:no)リターンに抜け、肯定判定なら(S160:yes)、主制御装置80に格納されている普図保留記憶数が上限値(=4個)未満か否か判定する(S165)。否定判定なら(S165:no)リターンに抜け、肯定判定であれば(S165:yes)、抽出した当り判定用乱数と当り図柄決定用乱数とを普図保留記憶として記憶し、普図保留記憶数を示す普図保留記憶カウンタに1を加算し(S170)、加算した普図保留記憶カウンタの値を示す普図保留記憶数指示コマンドをサブ統合制御装置83に送信し(S175)、リターンする。
サブ統合制御装置83は第1及び第2保留記憶数指示コマンドを受信すると、受信したコマンドが示す保留記憶数に応じて演出図柄表示装置6上で表示する各保留記憶数を変化させる指示信号を演出図柄制御装置82に送信する。また、本実施例では、演出図柄表示装置6上では普通図柄の保留記憶数表示は行わないが、普図保留記憶数指示コマンドの受信に応じて表示する構成としてもよいし、普図保留記憶数指示コマンド自体を送信しない構成としてもよい。また、普図の先読判定を実施し判定結果をサブ統合制御装置に送信する構成も考えられる。これにより、普通電動役物(第2始動口12)の開放を期待させる先読予告の実施が可能となる。
図8は、主制御装置80が実行する当否判定処理を示すフローチャートである。図8の当否判定処理は、図6の当否判定処理(S55)に相当し、第1始動口スイッチ11a又は第2始動口スイッチ12aでの遊技球の検出に起因して抽出された乱数値に基づいて特別遊技を実行するか否かを判定する処理となる。主制御装置80は、特定遊技判定手段として動作することによって、図8の当否判定処理を実行する。
当否判定処理を開始すると、特図の始動条件が成立しているか否か判定する(S200)。この判定処理では、大当り遊技中でないこと、第1特別図柄及び第2特別図柄が変動中又は確定表示中でないことを確認する。否定判定なら(S200:no)リターンに抜け、肯定判定なら(S200:yes)、第2保留記憶が有るか否か判定する(S205)。肯定判定なら(S205:yes)、S215に進み、否定判定なら(S205:no)、第1保留記憶が有るか否か判定する(S210)。否定判定なら(S210:no)、主制御装置80からサブ統合制御装置83へと待機指示コマンドが送信され(S211)、リターンとなる。肯定判定なら(S210:yes)、S215に進む。S205とS210の判定順により、第2保留記憶の当否判定を優先して実施する構成となっている。尚、本実施例では、特別図柄が複数(第1特別図柄と第2特別図柄)の構成となっているが、特別図柄を1つとした構成であっても発明の効果に何ら変わりはない。
S215では確変フラグの値が0か否か判定する(S215)。確変フラグは、主制御装置80が記憶する値であり、値が「0」のときは、大当り確率が通常遊技状態中(通常確率)であることを、値が「1」のときは、確変遊技状態中(高確率)であることを主制御装置80が判断するための値である。肯定判定なら(S215:yes)S220に進み、否定判定なら(S215:no)高確率中の処理に進む。高確率中の処理は、大当り確率のみが異なる処理となるため説明は割愛する。
S220では、保留記憶のシフト処理を行い(S220)、これにより最も古い保留記憶を当否判定の対象とするとともに、保留記憶数を示す保留記憶カウンタから1を減算する。
続く、大当り判定用乱数比較処理(S225)では、当否判定の対象とした保留記憶の大当り判定用乱数値と予め設定された当否判定テーブルとを比較して、判定対象の乱数値が当否判定テーブル内の判定値と一致するか比較する。当否判定テーブルは通常確率(低確率1/300)用と高確率(1/30)用の2種類のテーブルが設定してあり、当否判定時の遊技状態が通常遊技(確変フラグ「0」)であれば通常確率用の当否判定テーブルを用いて比較し、高確率の遊技状態(確変フラグ「1」)であれば高確率用の当否判定テーブルを用いて比較する。
続くS230の処理では、大当り判定用乱数の比較処理(S225)の結果が大当り(判定値と同一)であるか否か判定する(本実施例では1/300)。肯定判定なら(S230:yes)、図柄モード設定処理を行う(S235)。図柄モード設定処理では、当否判定の対象とした保留記憶の種類(第1保留記憶又は第2保留記憶)と、判定対象となる保留記憶の大当り図柄決定用乱数1に基づいて、大当り遊技の内容と大当り遊技終了後の遊技状態を決定する図柄モードを設定する(S235)。続いて、設定した図柄モードの種類と判定対象となる保留記憶の大当り図柄決定用乱数2に基づいて大当り図柄選択処理を行う(S240)。これは、図柄モードの設定によって決定した大当りの種類(大当り遊技の内容と大当り遊技終了後の遊技状態)を大当り図柄によって報知するために、図柄モードの種類毎に設定された図柄郡の中から表示する図柄を決定する処理となる。
次にS235で設定した図柄モードに基づいてモードバッファ設定処理を行う(S245)。モードバッファは当否判定時に決定した大当り遊技終了後の遊技状態の内容を、該遊技状態を設定する大当り遊技終了時まで記憶する装置である(大当り遊技中は遊技状態を設定する確変フラグ及び時短フラグをクリアする必要があるため)。モードバッファとしては、具体的な遊技内容(確変機能および開放延長機能(時短機能)の作動とその作動回数)は記憶せず、複数種類の具体的な遊技内容のそれぞれに対応した値を記憶する構成となっている。
次に、S235で設定した図柄モードに基づいて大当り遊技の内容となる大入賞口の開放パターン設定処理を行い(S250)、当否判定の対象とした保留記憶のリーチ決定用乱数および変動パターン決定用乱数に基づいて、第1特別図柄表示装置9又は第2特別図柄表示装置10、及び演出図柄表示装置6に表示する図柄の変動時間となる変動パターンを、変動パターン選択テーブルから選択する(S255)。
次に、選択した大当り図柄および変動パターンの情報を、変動指示信号(変動指示コマンド)としてサブ統合制御装置83へ送信する(S260)。この情報を受信したサブ統合制御装置83からの指示に基づいて、演出図柄制御装置82は演出図柄表示装置6を制御し、大当り図柄および変動パターンの情報に対応する図柄の変動表示を開始する。サブ統合制御装置83への送信とほぼ同時に、主制御装置80は、第1特別図柄表示装置9又は第2特別図柄表示装置10を直接制御して特別図柄の変動を開始する。
S230が否定判定、即ちハズレなら(S230:no)、大当り判定用乱数の比較処理(S225)の結果が小当りであるか否か判定し(1/150)(S265)、肯定判定なら(S265:yes)、小当り図柄を選択し(S270)、続いて小当り遊技の開放パターン設定処理を行い(S250)、小当り図柄に対応する変動パターン選択処理を行い(S255)、小当り図柄および変動パターンの情報となる変動指示信号(変動指示コマンド)をサブ統合制御装置83へ送信する(S260)。この情報を受信したサブ統合制御装置83からの指示に基づき演出図柄制御装置82は演出図柄表示装置6を制御し、小当り図柄および変動パターンの情報に対応する図柄の変動表示を開始する。サブ統合制御装置83への送信とほぼ同時に、主制御装置80は、第1特別図柄表示装置9又は第2特別図柄表示装置10を直接制御して特別図柄の変動を開始する。
S265が否定判定なら(S265:no)、ハズレ図柄を選択し(S275)、続いてハズレ図柄に対応する変動パターン設定処理を行い(S255)、ハズレに関する図柄及び変動パターンの情報となる変動指示信号(変動指示コマンド)をサブ統合制御装置83へ送信する(S260)。この情報を受信したサブ統合制御装置83からの指示に基づき演出図柄制御装置82は演出図柄表示装置6を制御し、ハズレ図柄および変動パターンの情報に対応する図柄の変動表示を開始する。サブ統合制御装置83への送信とほぼ同時に主制御装置80は、第1特別図柄表示装置9又は第2特別図柄表示装置10を直接制御して特別図柄の変動を開始する。
以上が当否判定処理の説明となる。本実施例では、図8に示したように、始動入賞処理時に当否判定結果を報知する図柄の種類と変動パターンを選択する乱数(大当り図柄決定用乱数1、大当り図柄決定用乱数2、小当り図柄判定用乱数、リーチ決定用乱数、変動パターン決定用乱数)を取得したが、これらの乱数を当否判定処理時に取得する構成であってもよい。
図9は、サブ統合制御装置83が実行する待機コマンド受信処理を示すフローチャートである。次図9の待機コマンド受信処理は、主制御装置80から受信した待機指示コマンドを取り扱う処理である。先ず、サブ統合制御装置83は、主制御装置80から送信された待機指示コマンドを受信したか否かを判定する(S300)。肯定判定の場合には(S300:yes)、待機指示コマンドを受信してから15秒を経過したか否かを判定する(S305)。肯定判定の場合には(S305:yes)、待機フラグを1にセットする(S310)。なお、待機フラグを1にセットすることで、パチンコ機50が待機状態となる。待機指示コマンドを受信していない場合(S300:no)又は待機指示コマンドを受信してから15秒を経過していない場合には(S305:no)、そのまま終了となる。
図10は、サブ統合制御装置83が実行する表示切替処理を示すフローチャートである。図10の表示切替処理は、演出図柄表示装置6における表示を切り替える処理である。S350の処理において待機フラグが1であるか否かを判定し、待機フラグが1であれば(S350:yes)、S355の処理において待機状態に移行してから15秒以上経過したか否かを判定する。15秒以上経過していれば(S355:yes)、S360の処理において、デモフラグが1であるか否かを判定し、デモフラグが1でなければ(S360:no)、続くS365の処理においてデモ画面を表示するように制御し、S370の処理でデモフラグに1をセットする。これにより、演出図柄表示装置6にてデモ画面の表示を開始させる。なお、前記S350の処理で前記待機フラグが1でないとき(S350:no)又は前記S355の処理で前記待機状態に移行してから15秒以上経過していないとき(S355:no)は、リターンとなる。
前記S360の処理でデモフラグが1であれば(S360:yes)、S375の処理においてデモ画面を表示中であるか否かを確認する。デモ画面を表示中であれば(S375:yes)、S380の処理でデモ画面を表示してから30秒以上経過したか否かを確認する。30秒以上経過していれば(S380:yes)、S385の処理において図柄待機画面を表示するように制御する。これにより演出図柄表示装置6の表示態様をデモ画面から図柄待機画面へ切替える。なお、30秒を経過していなければ(S380:no)、そのまま終了となる。
前記S375の処理でデモ画面を表示中でなければ(S375:no)、S390の処理において図柄待機画面を表示してから30秒以上経過したか否かを確認する。30秒以上経過していれば(S390:yes)、S395の処理においてデモ画面を表示するように制御する。これにより演出図柄表示装置6の表示態様を図柄待機画面からデモ画面へと切替える。なお、30秒を経過していなければ(S390:no)、そのまま終了となる。
このようにパチンコ機50が待機状態では演出図柄表示装置6においてデモ画面と図柄待機画面とが交互に表示される。
図11,図12および図13は、主制御装置80が実行する大当り遊技処理を示すフローチャートである。図11,図12および図13の大当り遊技処理は、図8のメインルーチンにおける各出力処理(S60)に含まれる処理の1つである。S400では、役物連続作動装置の作動中、すなわち、大当り遊技の実行中であるか否かを判定する。そして、肯定判定の場合(S400:yes)は、S405に処理を移行し、否定判定の場合(S400:no)は、本処理を終了する。
S405では、大入賞口14の開放中であるか否かを判定し、肯定判定の場合(S405:yes)は、図12のS450に処理を移行し、否定判定の場合(S405:no)は、S410に処理を移行する。S410では、大当り遊技における各ラウンドのインターバル中であるか否かを判定し、肯定判定の場合は(S410:yes)、図12のS470に処理を移行し、否定判定の場合(S410:no)は、S415に処理を移行する。
S415では、大当り遊技の終了演出中であるか否かを判定し、肯定判定の場合(S415:yes)は、図13のS500に処理を移行し、否定判定の場合(S415:no)は、S420に処理を移行する。S420では、大当り遊技における開始演出時間が経過したか否かを判定し、肯定判定の場合(S420:yes)は、S425に処理を移行し、否定判定の場合(S420:no)は、本処理を終了する。
S425では、大入賞口14を開放させる大入賞口開放処理を実行し、本処理を終了する。続いて図12に関して、大入賞口14の開放中に移行するS450では、主制御装置80は、大入賞口14に入賞した遊技球の数が10個となったか否かを判定する。そして、肯定判定の場合(S450:yes)は、S460に処理を移行し、否定判定の場合(S450:no)は、S455に処理を移行する。
S455では、主制御装置80は、大入賞口14の開放時間が終了したか否かを判定し、肯定判定の場合(S455:yes)は、S460に処理を移行し、否定判定の場合(S455:no)は、本処理を終了する。
S460では、主制御装置80は、大入賞口14を閉鎖させる大入賞口閉鎖処理を実行し、S465に処理を移行する。S465では、主制御装置80は、大当り遊技の各ラウンドのインターバルを設定する大当りインターバル処理を実行し、本処理を終了する。
一方、各ラウンドのインターバル中に移行するS470では、大当り遊技のインターバル時間が経過したか否かを判定し、肯定判定の場合(S470:yes)は、S475に処理を移行し、否定判定の場合(S470:no)は、本処理を終了する。
S475では、大当り遊技の最終ラウンドか否かを判定し、肯定判定の場合(S475:yes)は、S480に処理を移行し、否定判定の場合(S475:no)は、S485に処理を移行する。
S480では、大当り遊技を終了させる際の演出を行う大当り終了演出処理を実行し、本処理を終了する。一方、S485では、主制御装置80は、大入賞口14を開放させる大入賞口開放処理を実行し、本処理を終了する。
続いて図13に関して、大当り遊技の終了演出中に移行するS500では、該終了演出の時間が終了したか否かを判定し、肯定判定の場合(S500:yes)は、S505に処理を移行し、否定判定の場合(S500:no)は、本処理を終了する。
続くS505,S510では、役物連続作動装置と条件装置とを停止させ、S515に処理を移行する。S515では、主制御装置80は、大当り遊技後に確変状態に移行するか否かを判定し、肯定判定の場合(S515:yes)は、確変状態中に実行可能な大当り抽選の回数(確変回数)を設定すると共に(S520)、確変フラグをセットし(S525)、S530に処理を移行する。
S530では、大当り遊技後に時短状態に移行するか否かを判定し、肯定判定の場合(S530:yes)は、時短状態中に実行可能な大当り抽選の回数(時短回数)を設定すると共に(S535)、時短フラグをセットし(S540)、S545に処理を移行する。
S545,S550では、主制御装置80は、サブ統合制御装置83に対し、大当り遊技に関する演出を終了させる大当り終了コマンドを送信する処理と、大当り遊技終了後の遊技状態を通知する状態指定コマンドを送信する状態指定コマンド送信処理とを実行し、本処理を終了する。
図14は、特別図柄に対応する演出図柄の演出態様の一例を示す説明図である。演出図柄表示装置6には、特別図柄に対応する演出図柄が表示される。図14(a)は、それぞれ変動中の左演出図柄91、中演出図柄92および右演出図柄93が表示されている演出図柄表示装置6を示す。図14(b)は、図14(a)の状態から、左演出図柄91が演出図柄「6」で停止した演出図柄表示装置6を示す。図14(c)は、図14(b)の状態から、中演出図柄92が演出図柄「8」で停止するとともに右演出図柄93が演出図柄「7」で停止した演出図柄表示装置6を示す。
図15は、演出図柄表示装置6で表示される予告演出(補足演出)の一例を示す説明図である。予告演出(補足演出)は、演出ボタン110、演出ボタン120および演出ボタン130の操作が可能となる有効期間に、いずれかの演出ボタンが操作された場合、変動中の特別図柄が大当りとなる期待度を示す演出である。本実施形態では、演出ボタン110および演出ボタン120の操作が有効である場合、演出ボタン130の操作は無効であり、演出ボタン130の操作が有効である場合、演出ボタン110および演出ボタン120の操作は無効である。ここで、大当りとなる期待度とは、特定の演出(本実施形態では、予告演出で表示される予告演出表示態様)が、演出図柄表示装置6に表示されたときに、大当り遊技が実行される確率を意味する。変動中の特別図柄が大当り図柄で確定表示される場合、予告演出で表示される予告演出表示態様の選択率が異なる。
図15(a)に示すように、演出図柄表示装置6に表示されている特別図柄に対応する左演出図柄91が「2」で停止し、中演出図柄92と右演出図柄93の変動中となっている。演出図柄表示装置6の中央には、演出キャラクタ98「熊の達吉」が表示されている。演出図柄表示装置6の右には、擬似演出ボタン95が表示され、遊技者に演出ボタン110および演出ボタン120の操作が有効であることを報知している。擬似演出ボタン95の下には、遊技者に有効期間が開始されてから、有効期間を経過して有効期間が終了するまでの所定時間を示す時間メータ96となっている。なお、本実施形態では、時間メータ96は、演出ボタン110および演出ボタン120の操作が有効な有効期間を示す。図15(a)に示す例では、時間メータ96の約1/3が満たさせている。よって、演出ボタン110および演出ボタン120の操作が有効な有効期間の約1/3の時間を経過したことを遊技者に報知している。遊技者により演出ボタン110および演出ボタン120のうち、いずれかの演出ボタンを操作すると、変動中の演出図柄が大当りになるか否かを示唆する予告演出(補足演出)が実行される。本実施形態では、演出ボタン110および演出ボタン120の操作が有効となる有効期間中に、振動デバイス115が作動して演出ボタン110が振動する場合と、振動デバイス135が作動して演出ボタン130が振動する場合と、振動デバイス115および振動デバイス135が作動せず演出ボタン110および演出ボタン130のいずれもが振動しない場合がある。本実施形態では、演出ボタン130が有効である場合の予告演出は、演出ボタン110および演出ボタン120が有効である場合とは異なる態様で擬似演出ボタン95が表示される点を除き、図15(a)の予告演出と同様である。本実施形態では、演出ボタン130の操作が有効となる有効期間中に演出ボタン130が操作された場合、振動デバイス135が作動して演出ボタン130が振動する。
図15(b)から図15(e)の演出表示は、遊技者により演出ボタン110、演出ボタン120および演出ボタン130のうち、いずれかの有効な演出ボタンを操作されて、演出図柄表示装置6に表示される変動中の演出図柄が大当りになるか否かを示唆する予告演出の一例である。なお、図15(b)から図15(e)に示す演出図柄表示装置6の画面に表示されている文字列表示部97が示す表示は、予告演出で表示される各予告演出表示態様に対応した大当り期待度を示唆するものである。
例えば、図15(a)に示す演出ボタン110の操作を示唆する演出態様に応じて、演出ボタン110および演出ボタン120のいずれかを操作した場合、図15(b)に示す演出表示へと移行する予告演出がある。図15(b)に示すように、演出図柄表示装置6の演出図柄の上には、予告演出表示態様の第1表示態様94aからなる演出キャラクタ94「困った顔の熊の達吉」が表示される。そして、第1表示態様94aからなる演出キャラクタ94の右には、文字列表示部97が示す表示が表示されている。文字列表示部97が示す表示は、予告演出で表示されている第1表示態様94aに対応した期待度を示唆するもので、「ハズレかも!?」と表示されている。本実施形態では、演出ボタン110または演出ボタン130が振動して、図15(b)に示す予告演出が表示される場合、変動中の特別図柄が大当りとなる。本実施形態では、演出ボタン130の有効期間に演出ボタン130を操作した場合における予告演出の一態様としても、図15(b)の予告演出が実施される。
例えば、図15(a)に示す演出ボタン110の操作を示唆する演出態様に応じて、演出ボタン110および演出ボタン120のいずれかを操作した場合、図15(c)に示す演出表示へと移行する予告演出がある。図15(c)に示すように、演出図柄表示装置6の演出図柄の上には、予告演出表示の第2表示態様94bからなる演出キャラクタ94「通常の熊の達吉」が表示される。そして、演出キャラクタ94の右には、文字列表示部97が示す表示が表示されている。文字列表示部97が示す表示は、予告演出で表示されている第2表示態様94bに対応した期待度を示唆するもので、「期待できるかもよ!?」と表示されている。演出ボタン110または演出ボタン130が振動して、図15(c)に示す予告演出が表示される場合の方が、振動しない場合と比較して、変動中の特別図柄が大当りとなる期待度が高い。本実施形態では、演出ボタン130の有効期間に演出ボタン130を操作した場合における予告演出の一態様としても、図15(c)の予告演出が実施される。
例えば、図15(a)に示す演出ボタン110の操作を示唆する演出態様に応じて、演出ボタン110および演出ボタン120のいずれかを操作した場合、図15(d)に示す演出表示へと移行する予告演出がある。図15(d)に示すように、演出図柄表示装置6の演出図柄の上には、予告演出表示の第3表示態様94cからなる演出キャラクタ94「笑顔の熊の達吉」が表示される。そして、演出キャラクタ94の右には、文字列表示部97が示す表示が表示されている。文字列表示部97が示す表示は、予告演出で表示されている第3表示態様94cに対応した期待度を示唆するもので、「激熱かもよ!?」と表示されている。演出ボタン110または演出ボタン130が振動して、図15(d)に示す予告演出が表示される場合の方が、振動しない場合と比較して、変動中の特別図柄が大当りとなる期待度が高い。本実施形態では、演出ボタン130の有効期間に演出ボタン130を操作した場合における予告演出の一態様としても、図15(d)の予告演出が実施される。
例えば、図15(a)に示す演出ボタン110の操作を示唆する演出態様に応じて、演出ボタン110および演出ボタン120のいずれかを操作した場合、変動中の特別図柄が大当り図柄で確定表示される場合には、図15(e)に示す演出表示へと移行する予告演出がある。図15(e)に示すように、演出図柄表示装置6の演出図柄の上には、予告演出表示の第4表示態様94dからなる演出キャラクタ94「リアル顔の熊の達吉」が表示される。そして、演出キャラクタ94の右には、文字列表示部97が示す表示が表示されている。文字列97が示す表示は、予告演出で表示されている第4表示態様94dに対応した期待度を示唆するもので、「激熱!!」と表示されている。本実施形態では、図15(e)に示す予告演出に際し、演出ボタン110または演出ボタン130が振動する場合と、演出ボタン110および演出ボタン130のいずれもが振動しない場合とがある。本実施形態では、演出ボタン130の有効期間に演出ボタン130を操作した場合における予告演出の一態様としても、図15(e)の予告演出が実施される。本実施形態では、図15(e)に示す第4表示態様94dは、変動中の特別図柄が大当りとなることを報知しており、演出ボタン110または演出ボタン130の振動の有無による大当りへの期待度の違いはない。他の実施形態では、演出ボタン110または演出ボタン130が振動して、図15(e)に示す予告演出が表示される場合の方が、振動しない場合と比較して、変動中の特別図柄が大当りとなる期待度が高くなるように構成してもよい。なお、第4表示態様94dに限らず、第1表示態様94a、第2表示態様94bおよび第3表示態様94cの少なくとも1つにおいて、演出ボタン110または演出ボタン130が振動して予告演出が表示される場合の方が、振動しない場合と比較して、変動中の特別図柄が大当りの場合において大当り遊技後に確変状態に移行する可能性が高くなるように構成してもよい。
図16は、予告演出表示態様の種類を示す表である。図16の表は、予告演出表示態様の種類と、変動中の特別図柄が大当りとなる期待度と、演出ボタン110の操作による予告演出の実行の有無と、振動デバイス115の作動状態との関係性を示す。本実施形態では、演出ボタン110が操作されれば振動デバイス115を作動させる遊技状態において、演出ボタン120が操作された場合、振動デバイス135を作動させる演出制御が実行される。
本実施形態の予告演出表示態様は、4種類の表示態様から構成されており、テーブルの左側から第1表示態様94a、第2表示態様94b、第3表示態様94c、第4表示態様94dとなっている。なお、演出ボタン110を操作して実行される予告演出表示態様が表示される予告演出は、同じ予告演出であっても、演出ボタン110の操作が有効となる有効期間に、振動デバイス115が作動して演出ボタン110が振動したか否かによって、変動中の特別図柄が大当りとなる期待度が異なる構成となっている。本実施形態では、図16の表における振動を実施する予告演出には、演出ボタン110に代えて、演出ボタン130が有効となり、演出ボタン130が操作された場合に振動デバイス135を作動させる演出を含む。本実施例の予告演出では演出ボタン130が有効である場合に操作されると必ず振動デバイス135が作動し振動することになるが、演出ボタン130が有効である場合に操作しても振動を実施しないことがあるものでもよい。
なお、演出ボタン130が有効となる場合のほうが演出ボタン110が有効となるよりも大当りとなる期待度が高い演出が実行される可能性が高い。こうすることで擬似演出ボタン95で演出ボタン130の有効を示すものが表示されると演出ボタン130を操作する前に遊技者の期待感を高めさせることができる。
有効期間中に演出ボタン110が操作されることによって、振動デバイス115が作動せずに第1表示態様94aが表示される場合、この予告演出がハズレ時に表示される確率は40%であり、大当り時に表示される確率は9%である。有効期間中に演出ボタン110が操作されることによって、振動デバイス115が作動して第1表示態様94aが表示される場合、この予告演出がハズレ時に表示される確率は0%であり、大当り時に表示される確率は1%である。
有効期間中に演出ボタン110が操作されることによって、振動デバイス115が作動せずに第2表示態様94bが表示される場合、この予告演出がハズレ時に表示される確率は20%であり、大当り時に表示される確率は7%である。有効期間中に演出ボタン110が操作されることによって、振動デバイス115が作動して第2表示態様94bが表示される場合、この予告演出がハズレ時に表示される確率は15%であり、大当り時に表示される確率は13%である。
有効期間中に演出ボタン110が操作されることによって、振動デバイス115が作動せずに第3表示態様94cが表示される場合、この予告演出がハズレ時に表示される確率は10%であり、大当り時に表示される確率は15%である。有効期間中に演出ボタン110が操作されることによって、振動デバイス115が作動して第3表示態様94cが表示される場合、この予告演出がハズレ時に表示される確率は5%であり、大当り時に表示される確率は15%である。
有効期間中に演出ボタン110が操作されることによって、振動デバイス115が作動せずに第4表示態様94dが表示される場合、この予告演出がハズレ時に表示される確率は0%であり、大当り時に表示される確率は20%である。有効期間中に演出ボタン110が操作されることによって、振動デバイス115が作動して第4表示態様94dが表示される場合、この予告演出がハズレ時に表示される確率は0%であり、大当り時に表示される確率は20%である。
図17は、サブ統合制御装置83が実行する変動コマンド受信処理を示すフローチャートである。サブ統合制御装置83は、図17の変動コマンド受信処理を定期的に実行する。図17の変動コマンド受信処理は、主制御装置80から受信した変動指示コマンドに基づいて擬似演出および補足演出を制御する処理である。補足演出は、演出の種類に応じて、特定遊技状態(大当り遊技状態)に移行するか否かを示唆する演出(予告演出)である。
図17の変動コマンド受信処理を開始した後、サブ統合制御装置83は、主制御装置80から変動コマンドを受信したか否かを判断する(ステップS610)。変動コマンドを受信していない場合(ステップS610:「NO」)、サブ統合制御装置83は、図17の変動コマンド受信処理を終了する。
変動コマンドを受信している場合(ステップS610:「YES」)、サブ統合制御装置83は、擬似演出の態様を選択するための乱数テーブルから振分乱数を抽出する(ステップS620)。その後、サブ統合制御装置83は、擬似演出の態様を選定する演出態様選択処理(ステップS630)を実行する。演出態様選択処理(ステップS630)において、サブ統合制御装置83は、主制御装置80から受信した変動指示コマンドの値と、乱数テーブルから抽出した振分乱数とに応じて、擬似演出の態様と、確定表示する演出図柄(擬似図柄)とを選択する。本実施形態では、サブ統合制御装置83は、擬似演出の態様を選択する際、擬似演出において補足演出(予告演出)を実行可能とするか否かを選択し、補足演出を実行する場合には、図16の表に基づく振分けで補足演出の態様を選定する。
演出態様選択処理(ステップS630)を実行した後、サブ統合制御装置83は、演出態様選択処理(ステップS630)で選定した擬似演出が補足演出を伴うか否か、言い換えると、演出ボタン110の操作に基づく操作演出である補足演出があるか否かを判断する(ステップS640)。演出態様選択処理(ステップS630)で選定した擬似演出が補足演出を伴わない場合(ステップS640:「NO」)、サブ統合制御装置83は、補足演出を制御するための演出ボタンフラグFbに値「0」を設定する(ステップS644)。
演出態様選択処理(ステップS630)で選定した擬似演出が補足演出を伴う場合(ステップS640:「YES」)、サブ統合制御装置83は、補足演出を制御するための演出ボタンフラグFbに値「1」を設定する(ステップS642)。その後、サブ統合制御装置83は、演出態様選択処理(ステップS630)で選定した補足演出が演出ボタンを振動させる振動演出を伴うか否かを判断する(ステップS650)。演出態様選択処理(ステップS630)で選定した補足演出が振動演出を伴う場合(ステップS650:「YES」)、サブ統合制御装置83は、振動演出を制御するための振動演出フラグFvに値「1」を設定する(ステップS652)。演出態様選択処理(ステップS630)で選定した補足演出が振動演出を伴わない場合(ステップS650:「NO」)、サブ統合制御装置83は、振動演出を制御するための振動演出フラグFvに値「0」を設定する(ステップS654)。
振動演出フラグFvを設定した後(ステップS652,S654)、サブ統合制御装置83は、補足演出を実行するために演出ボタン110の操作を有効とするボタン有効期間を設定する(ステップS660)。本実施形態では、演出ボタン110および演出ボタン120の操作を有効とするとともに演出ボタン130の操作を無効とする場合、サブ統合制御装置83は、演出ボタン110および演出ボタン120の操作を有効とするボタン有効期間を設定する。一方、演出ボタン110および演出ボタン120の操作を無効とするとともに演出ボタン130の操作を有効にする場合、サブ統合制御装置83は、演出ボタン130の操作を有効とするボタン有効期間を設定する。本実施形態では、演出ボタン110および演出ボタン120の操作を有効にする場合、演出ボタン120の操作を有効とするボタン有効期間は、演出ボタン110の操作を有効とするボタン有効期間と同様である。他の実施形態では、演出ボタン110および演出ボタン120のそれぞれについて、個別にボタン有効期間を設定してもよい。
ボタン有効期間を設定した後(ステップS660)、または、演出ボタンフラグFbに値「0」を設定した後(ステップS644)、サブ統合制御装置83は、待機フラグおよびデモフラグをそれぞれ値「0」に設定する(ステップS670)。その後、サブ統合制御装置83は、演出態様選択処理(ステップS630)で選定した擬似演出の態様および確定図柄を示す指示信号を演出図柄制御装置82に送信することによって、演出図柄制御装置82に擬似図柄の変動表示を指示する(ステップS680)。その後、サブ統合制御装置83は、図17の変動コマンド受信処理を終了する。
図18および図19は、サブ統合制御装置83が実行するボタン演出処理を示すフローチャートである。サブ統合制御装置83は、図18および図19のボタン演出処理を定期的に実行する。図18および図19のボタン演出処理は、演出ボタン110、演出ボタン120および演出ボタン130のいずれかの演出ボタンに対する遊技者による操作に基づく補足演出を制御する処理である。
図18および図19のボタン演出処理を開始した後、サブ統合制御装置83は、演出ボタンフラグFbが値「1」であるか否か、言い換えると、擬似演出において補足演出を実施するか否かを判断する(ステップS710)。演出ボタンフラグFbが値「1」ではなく値「0」である場合(ステップS710:「NO」)、サブ統合制御装置83は、図18および図19のボタン演出処理を終了する。
演出ボタンフラグFbが値「1」である場合(ステップS710:「YES」)、サブ統合制御装置83は、演出ボタン110および演出ボタン120において、または演出ボタン130において、遊技者による操作を受け付けている有効期間中であるか否かを判断する(ステップS720)。いずれの演出ボタンの有効期間中でない場合(ステップS720:「NO」)、サブ統合制御装置83は、演出ボタンの有効期間中である旨を示唆する有効示唆の終了を指示する(ステップS770)。本実施形態では、サブ統合制御装置83は、擬似演出ボタン95、時間メータ96および演出キャラクタ98の表示による有効示唆の終了を、示唆手段として機能する演出図柄制御装置82に指示する。有効示唆の終了を指示した後(ステップS770)、サブ統合制御装置83は、演出ボタンフラグFbおよび振動演出フラグFvにそれぞれ値「0」を設定する。その後、サブ統合制御装置83は、図18および図19のボタン演出処理を終了する。
演出ボタンの有効期間中である場合(ステップS720:「YES」)、サブ統合制御装置83は、演出ボタンの有効期間中である旨を示唆する有効示唆を実施中であるか否かを判断する(ステップS730)。有効示唆を実施中でない場合(ステップS730:「NO」)、サブ統合制御装置83は、有効示唆の開始を指示する(ステップS740)。本実施形態では、サブ統合制御装置83は、有効期間中にある演出ボタンの種類に応じた有効示唆の実施を指示する。本実施形態では、サブ統合制御装置83は、擬似演出ボタン95、時間メータ96および演出キャラクタ98の表示による有効示唆の開始を演出図柄制御装置82に指示する。
図19の説明に移り、有効示唆を実施中である場合(ステップS730:「YES)、または、有効示唆の開始を指示した後(ステップS740)、サブ統合制御装置83は、有効期間中にある第1の演出ボタンである演出ボタン110において遊技者による操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS810)。本実施形態では、サブ統合制御装置83は、ボタンスイッチ113からの出力信号に基づいて、演出ボタン110に対する操作の有無を判断する。有効期間中の演出ボタン110に操作があった場合(ステップS810:「YES」)、サブ統合制御装置83は、有効示唆の終了を演出図柄制御装置82に指示する(ステップS812)。その後、サブ統合制御装置83は、振動演出フラグFvが値「1」であるか否か、言い換えると、補助演出に伴う振動演出を実行するか否かを判断する(ステップS814)。振動演出フラグFvが値「1」である場合(ステップS814:「YES」)、サブ統合制御装置83は、第1の演出制御部として動作することによって、演出ボタン110を振動させる振動演出である第1振動演出を指示する(ステップS816)。本実施形態では、サブ統合制御装置83は、振動デバイス115を作動させる制御信号を振動デバイス115に対して出力することによって第1振動演出を指示する。第1振動演出を指示した後(ステップS816)、または、振動演出フラグFvが値「1」ではなく値「0」である場合(ステップS814:「NO」)、サブ統合制御装置83は、補足演出の実施を演出図柄制御装置82に指示する(ステップS850)。
演出ボタン110の操作が有効でない場合、または、演出ボタン110に操作がない場合(ステップS810:「NO」)、サブ統合制御装置83は、有効期間中にある第2の演出ボタンである演出ボタン120において遊技者による操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS820)。本実施形態では、サブ統合制御装置83は、ボタンスイッチ123からの出力信号に基づいて、演出ボタン120に対する操作の有無を判断する。有効期間中の演出ボタン120に操作があった場合(ステップS820:「YES」)、有効示唆の終了を演出図柄制御装置82に指示する(ステップS822)。その後、サブ統合制御装置83は、振動演出フラグFvが値「1」であるか否か、言い換えると、補助演出に伴う振動演出を実行するか否かを判断する(ステップS824)。振動演出フラグFvが値「1」である場合(ステップS824:「YES」)、サブ統合制御装置83は、第2の演出制御部、第3の演出制御部および第4の演出制御部として動作することによって、演出ボタン130を振動させる振動演出である第2振動演出を指示する(ステップS826)。本実施形態では、サブ統合制御装置83は、振動デバイス135を作動させる制御信号を振動デバイス135に対して出力することによって第2振動演出を指示する。第2振動演出を指示した後(ステップS826)、または、振動演出フラグFvが値「1」ではなく値「0」である場合(ステップS824:「NO」)、サブ統合制御装置83は、補足演出の実施を演出図柄制御装置82に指示する(ステップS850)。
演出ボタン120の操作が有効でない場合、または、演出ボタン120に操作がない場合(ステップS820:「NO」)、サブ統合制御装置83は、有効期間中にある第3の演出ボタンである演出ボタン130において遊技者による操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS830)。本実施形態では、サブ統合制御装置83は、ボタンスイッチ133からの出力信号に基づいて、演出ボタン130に対する操作の有無を判断する。有効期間中の演出ボタン130に操作があった場合(ステップS830:「YES」)、有効示唆の終了を演出図柄制御装置82に指示する(ステップS832)。その後、サブ統合制御装置83は、振動演出フラグFvが値「1」であるか否か、言い換えると、補助演出に伴う振動演出を実行するか否かを判断する(ステップS834)。振動演出フラグFvが値「1」である場合(ステップS834:「YES」)、サブ統合制御装置83は、演出ボタン130を振動させる振動演出である第2振動演出を指示する(ステップS836)。本実施形態では、サブ統合制御装置83は、振動デバイス135を作動させる制御信号を振動デバイス135に対して出力することによって第2振動演出を指示する。第2振動演出を指示した後(ステップS836)、または、振動演出フラグFvが値「1」ではなく値「0」である場合(ステップS834:「NO」)、サブ統合制御装置83は、補足演出の実施を演出図柄制御装置82に指示する(ステップS850)。
図18の説明に戻り、演出ボタン130の操作が有効でない場合、または、演出ボタン130に操作がない場合(ステップS830:「NO」)、サブ統合制御装置83は、図18および図19のボタン演出処理を終了する。また、補足演出を指示した後(ステップS850)、サブ統合制御装置83は、演出ボタンフラグFbおよび振動演出フラグFvにそれぞれ値「0」を設定する。本実施形態では、振動演出フラグFvに値「0」を設定した後であっても、サブ統合制御装置83は、所定期間において演出ボタン110または演出ボタン130を振動させる。演出ボタンフラグFbおよび振動演出フラグFvにそれぞれ値「0」を設定した後、サブ統合制御装置83は、図18および図19のボタン演出処理を終了する。
以上説明した実施形態によれば、演出ボタン110が操作されれば振動デバイス115による第1振動演出を実行可能な遊技状態において(演出ボタンフラグFb=1、かつ、振動演出フラグFv=1)、演出ボタン120が操作された場合(図19のステップS820:「YES」)、振動デバイス135による第2振動演出を実行させる第2の演出制御(図19のステップS824)を実行する。これによって、遊技者が発射ハンドル64を操作する一方の手を用いて演出ボタン110より操作しやすい位置にある演出ボタン120に対する操作を契機として、第1の演出制御(図19のステップS814)が実行される予定であった遊技状態であることを、第2の演出制御(図19のステップS824)によって遊技者に示唆できる。そのため、第1の演出制御(図19のステップS814)が実行されるか否かを確認する遊技者の負担を軽減しつつ、演出ボタン120に対する操作を契機とする第2の演出制御(図19のステップS824)によって新たな興趣を遊技者に提供できる。
また、演出ボタン120は、遊技者が発射ハンドル64を握る一方の手で発射ハンドル64を握ったまま操作可能な位置に設けられている。これによって、遊技者が発射ハンドル64を握ったまま演出ボタン120を操作できるため、演出ボタン120を操作する遊技者の負担を軽減できる。
また、演出ボタン120は、発射ハンドル64に設けられている。これによって、遊技者が発射ハンドル64を握ったまま演出ボタン120を操作できるため、演出ボタン120を操作する遊技者の負担を軽減できる。
また、第2の演出制御(図19のステップS824)として、振動デバイス135による演出ボタン130の振動を利用できる。また、第2の演出制御(図19のステップS824)において、演出ボタン120に対して振動デバイス115より近い位置にある振動デバイス135による振動を利用することによって、振動デバイス115による振動を利用する場合と比較して、演出ボタン120を容易に振動させることができる。その結果、遊技者に対して第2の演出制御(図19のステップS824)を効果的に認識させることができる。
また、第2の演出制御(図19のステップS824)において、比較的に大きな表面積を有する演出ボタン130を振動させる振動デバイス135による振動を利用することによって、振動デバイス115による振動を利用する場合と比較して、演出ボタン120を容易に振動させることができる。その結果、遊技者に対して第2の演出制御(図19のステップS824)を効果的に認識させることができる。
また、擬似演出の表示中における有効期間に、演出ボタン120に対する操作を契機として、第1の演出制御(図19のステップS814)が実行される予定であった遊技状態であることを、第2の演出制御(図19のステップS824)によって遊技者に示唆できる。
本明細書に開示する技術は、上述した実施形態、実施例および変形例に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現できる。例えば、上述した実施形態、実施例および変形例における技術的特徴のうち、発明の概要の欄に記載した各形態における技術的特徴に対応するものは、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部または全部を達成するために、適宜、差し替えおよび組み合わせることができる。また、本明細書中に必須なものとして説明されていない技術的特徴については、適宜、削除できる。
第2の演出制御(図19のステップS824)は、振動デバイス135によって演出ボタン130を振動させる演出に限らず、振動デバイス115および演出ボタン130とは異なる他の振動デバイスを作動させる演出であってもよいし、遊技者によって認識可能に発光する発光デバイス(例えば、各種LED、ランプ26、枠側装飾ランプ65など)を作動させる演出であってもよいし、遊技者によって認識可能に動く可動部を駆動する駆動デバイスを作動させる演出であってもよい。この場合、パチンコ機50は、演出ボタン130および振動デバイス135を備えていなくてもよい。
上述の実施形態では、演出ボタンの有効期間は、擬似演出の序盤に設定されているが、他の実施形態では、擬似演出の中盤に設定されてもよいし、擬似演出の終盤(大当りかハズレを示すタイミング)に設定されてもよい。この場合、大当りを示す擬似演出において、補足演出として特別な表示によって大当りであることを示唆してもよいし、遊技者によって認識可能に動く可動部(可動役物)を作動させてもよい。