JP6530497B2 - 自動二輪車および自動二輪車のライト点灯装置 - Google Patents
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Description
また、ヘッドライトの上部に配置されるスクリーン23と一体に補助灯を配置した自動二輪車が提案されている(特許文献2)。
また特許文献2の補助灯は、スクリーンと一体に構成して最小の部品で補助灯を設けたことを特徴としており、やはりヘッドライトの補助としての役割しかないものであった。
このため、昼間であれば視界も広く、後方より走行してくる自動二輪車を視認することも容易であるが、夜間ともなると街灯や自動車のヘッドライトの明かりなど多数のあかりが視界に入るため、多くのライトの中から自動二輪車のライトであると認識することは困難であった。
本発明は、自動二輪車の事故を未然に防ぐためには、走行中の自動二輸車の運転者の安全を確保することができる自動二輪車のライト点灯装置及び自動二輪車を提供することを目的とする。
即ち、自動二輪車の前方を照射するヘッドライト及びウインカーライトとは異なる態様で発光する車種認識ライトを備えることを特徴とするライト点灯装置とする。
そして例えば、前記車種認識ライトは前記ヘッドライト及びウインカーライトと異なる色の光を照射することを特徴とする。また例えば、前記車種認識ライトは、走行時に前方を照射するほかに、後方にも照射可能な位置に配設され、前方への照射とともに後方にも照射することを特徴とする。
さらに例えば、前記認識ライトの発光形態を制御する表示制御手段を備え、該表示制御手段は、前記車種識別ライトを所定間隔で点滅表示することを特徴とする。
また例えば、前記認識ライトの発光形態を制御する表示制御手段を備え、該表示制御手段は、前記複数の車種認識ライトを、交互に点滅表示することを特徴とする。
また、以上に記載したいずれかの自動二輪車用ライト点灯装置を備えることを特徴とする自動二輪車とする。
〔第一の実施の形態例〕
まず、図1乃至図3を用いて、本発明に係る一発明の実施の形態例に係る自動二輪車のライト点灯装置100の構成について説明する。
図1は本実施の形態例に係る自動二輪車のライト点灯装置が装備された自動二輪車の全体を表す斜視図であり、図2は本実施の形態例に係る自動二輪車のライト点灯装置のヘッドライト、ウインカーランプ及び車種認識ライトの構成を模式的に示す図である。図3は本実施の形態例ライト点灯装置の制御装置の構成を示すブロック図である。図4は本実施の形態例のライト点灯装置の制御を説明するためのフローチャートである。
図1及び図2に示すように、ヘッドライト10は、全体が平面視円形状にて形成される。ヘッドライト10の内部には、LED基盤(図示略)に装着された例えば昼白色のLED(図示略)が設けられるとともに、前面(表面)には、例えば発光部の発光色をそのまま透過する透明レンズ11が取り付けられている。
図1及び図2に示すように、ウインカーランプ20、20は、全体が平面視円形状にて形成される。ウインカーランプ20、20の内部には、LED基盤(図示略)に装着された橙色のLED(図示略)が設けられるとともに、表面には、透明又は橙色からなるレンズ21が取り付けられている。ウインカーランプ20、20は、照射方向が自動二輪車200の前方となるよう、板状部材12の両側辺から横方向に延びる取付部材22、22に取り付けられる(ウインカーランプ20、20は、自動二輪車200の進行方向(右折又は左折)を、前方に示すため)。なお、ウインカーランプ20、20は以上の例に限定されるものではなく、公知のウインカーランプを用いることができることは勿論である。
図1及び図2に示すように、車種認識ライト30は、自動車及び自動二輪車等に通常備えられているライトの色と異なる色のライトとすることにより、容易に前方にいる者に自動二輪車の走行と認識させることが可能となる。
具体的には、本実施の形態例では、2つの車種認識ライト(30、30)から構成されており(車種認識ライト30が複数ある)、全体が平面視円形状にて形成される。車種認識ライト30、30の内部には、LED基盤(図示略)に装着された青色のLED(図示略)が設けられるとともに(すなわち、ヘッドライト10と車種認識ライト30、30の色は異なる)、表面には、透明又は発光色を透過するレンズ31が取り付けられている。
タイヤロック検知手段40は、自動二輪車200内の任意に位置に設けられ(図1及び図2において図示略)、自動二輪車200の前輪及び/又は後輪の回転がロックしたことを検知する検知センサーである。タイヤロック検知手段40は、自動二輪車200の前輪及び/又は後輪の回転がロックしたことを検知すると、制御部50に、タイヤロック検出信号を出力する(図3)。
図3に示すように、制御部50は、本実施の形態例のライトの点灯制御を行うもので、電源スイッチ60がONにされることによって起動し、ヘッドライト10及び車種認識ライト30、30の点灯を制御する。さらに、タイヤロック検知手段40、及びウインカーランプスイッチ70からの出力信号を受信し、ウインカーランプ20、20の点灯制御、及び詳細を後述する車種認識ライト30、30のタイヤロック検出時特有の点灯制御を行う。
次に、図4も参照して、制御部50による本実施の形態例に係る自動二輪車のライト点灯装置100の制御方法について説明する。
(ヘッドライト10の制御)電源スイッチ60がONの状態にされると、電気系統がONになり、制御部50が起動され、図4に示す制御に移行する。電源スイッチ60が「ON」となると図4のステップS1の処理に進み、ライト点灯装置100に電源が供給され、制御部50が起動される。
すると、制御部50はステップS2でヘッドライト10に電源を供給し、ヘッドライト10を点灯する。また、電源スイッチ60がOFFの状態にされると、電気系統はOFFになり、ヘッドライト10は消灯する。
制御部50は、ステップS2のヘッドライトを点灯させると、続くステップS3の処理に移行し、タイヤロック検出手段40が、タイヤロックを検出したか否かを調べる。自動二輪車200の走行中(車種認識ライト30、30が点灯中)に、制御部50が、タイヤロック検知手段40が自動二輪車200の前輪及び/又は後輪の回転がロックしたことを検知すると、制御部50の制御はステップS3からステップS4に進み、車種認識ライト30、30の点灯状態をタイヤロック状態での表示形態を示す点灯(非常時点灯)を行う。
制御部50はステップS3でタイヤロックを検出していない場合にはステップS6に進み、ウインカーランプスイッチ70が操作されたか否かを調べる。自動二輪車が左折ある以下右折しようとすると運転者は曲がる方向のウインカーランプスイッチ70を操作する。ステップS6でウインカーランプスイッチ70が操作されるとステップS7に進み、指示されたスイッチ方向に対応するウインカーランプ20に電源を供給し、ウインカーランプ20を点灯する。
ステップS10では電源スイッチ60がオン状態のままであるか否かを調べ、オン状態のままであればステップS2に進む。電源スイッチ60がオフであればステップS11で電源をオフし、ヘッドライト10及び車種認識ライト30、30も消灯する。
まず、運転者は、電源スイッチ60をオンにした後、スタータースイッチ等をオンにして、自動二輪車200のエンジンを起動させる。なお、電源スイッチ60をオンにしないで走行して、ヘッドライトの点灯が必要となった時に電源スイッチ60をオンにしてヘッドライト10、車種認識ライト30を点灯させてもよい。
上記した第一の実施の形態例では、車種認識ライト30を、2つの車種認識ライトから構成するものとしているが、本発明は以上の構成に限定されるものではなく、車種認識ライト30を、単一の車種認識ライトにて構成するようにしてもよい。車種認識ライト30を一つとした本発明に係る第二の実施の形態例を図5を参照して説明する。図5は本発明に係る第二の発明の実施の形態例を説明するための図である。なお、制御部50の構成は上記した第一の実施の形態例と同様であるため、詳細説明を省略する。以下の実施の形態例も同様である。
第一および第二の実施の形態例では、車種認識ライト30を通常走行時には常時点灯させていた。しかながら、本発明は以上の例に限定されるものではなく、例えば、通常時の車種の識別ライトの点灯制御を、常時点灯から点滅点灯するように制御してもよい。
そしてステップS4の非常点灯制御では、通常状態での点滅点灯間隔よりも短い間隔、例えば、1分間に150回〜200回程度、あるいはさらに点滅回数を多くし点滅させるようにするとよい。このように、1つの車種認識ライト30であても、注意を喚起しやすい点滅制御を行うことで「通常状態での点灯」から、より短い間隔で点滅することで(異常状態での点灯)、周囲に、自動二輪車200が異常事態に陥っていることを明確かつ的確に知らせることができる。
以上の実施の形態例では、車種認識ライト30が1つあるいは2つの例を説明した。しかし本実施の形態は以上の例に限定されるものではなく、3つ、または4つあるいはそれ以上の車種認識ライト30を備えてもよい。
多数の車種認識ライト30を備えることにより、自動二輪車の前方を走行する車両や歩行者等に対し、より自動二輪車の存在を、明確に認識・把握させることが可能となる。この場合、複数の車種認識ライト30は、板状部材12のヘッドライト10が取り付けられていない箇所又は上述した取付部材等に、適宜、取り付けるようにすればよい。
以上の説明は車種認識ライト30が青色灯である場合を例に説明した。しかしながら本実施の形態は以上の例に限定されるものではない。特に一般の車両に使用されている可能性が低い色のライト、たとえは黄色を車種認識ライトの発光色とすることにより、周囲のものに自動二輪車が走行中であることを容易に認識させることが出来る。
なお、第5の実施の形態例においても、車種認識ライト30の照射色以外の構成は、上記した第一乃至第四の実施の形態例のいずれの構成であってもよい。
〔第六の実施の形態例〕
以上の実施の形態の例では、車種認識ライト30、30の色を青色、あるいは黄色である例について述べているが、例えば、この色を紫色、緑色、桃色等の他の車種の例えば自動車のライトが通常備えていないような色で構成することも可能である。この場合車種認識ライト30、30の内部に、青色、黄色、紫色、緑色、桃色等のLED等を設けてもよい。
以上の各実施の形態例での車種認識ライト30、30の色は、ライト自体の発光色を、所望の色を発光する発光素子で構成する例を説明した。しかし、本願発明は以上の例に限定されるものではなく、車種認識ライト30、30の発光色を変えるのではなく、ライトの出射前面に配置されているレンズ31を、透過する光を制限するレンズとし、レンズ31を透過した時に出射される光が所望の色の光となるように構成してもよい。このように構成した第八の実施の形態の例を説明する。
この場合でも、通常走行時には上記同様に周囲の者に自動二輪の走行中であることをヘッドライト10及びウインカーランプ20、20の出射する光と異なる点灯状態の車種認識ライト30、30の照射光となるので、例えば、自動二輪車200の前方の車両や歩行者等に対して、十分に自動二輪車200の走行を認識させることが出来、事故を効果的に防止することが可能である(その結果、運転者の安全は十分に確保される)。
以上の実施の形態例における2つの車種認識ライト30、30を備える実施の形態の例では、ライトの発光色は、同じ色である前提で説明した。しかし、本願発明は以上の例に限定されるものではなく、車種認識ライト30、30の発光色をそれぞれで異なる色としてもよい。このように、構成した第九の実施の形態の例を説明する。
なお、車種認識ライト30を、3つ以上設ける場合には、例えば、1つ目を青色に、2つ目を黄色に、3つ目を緑色にする等、それぞれの車種認識ライト30の色を異なるように構成してもよい。
、さらに、これらの者の注意が促される。
以上の実施の形態の例では、通常点灯時2つ、あるいはそれ以上の車種認識ライト30、30が、同時に点灯制御される例を説明した。しかし本発明は以上の例に限定されるものではなく、車種識別ライト30が複数配置されている場合には、各ランプを同一タイミングで点灯制御する必要はなく、それぞれが異なったタイミングで点灯される状態であってもよい。例えば、各車種認識ライト30を、すべて同時に点灯させるのではなく、一方が点灯時には他方は消灯しているなど異なるタイミングで点滅させ、1分間に50回〜100回程度、点滅するよう構成する通常状態での点灯としてもよい。
以上の説明は、通常走行と非常走行(異常走行)の2つの走行状態における車種識別ランプの点灯制御を説明した。しかし、本発明は以上の例に限定されるものではなく、以上の走行状態に加え、速度超過の可能性が高まる走行状態か、あるいは通常速度での走行状態かを周囲に識別可能に車種認識ライト30を点灯させて、周囲のみならず運転者にも走行状態を認識させることができる用に制御しても良い。
そして、速度検出センサ80の検出速度が速度設定部90に設定された速度に達したことを検知すると、制御部50は、車種識別ライトの表示形態を通常点灯制御から変更して運転者に注意を喚起して運転者の安全を確保するための速度注意表示形態に変更する制御を行っている。
即ち、ステップS7またはステップS8の処理に続き、ステップS15の処理に移行し、表示形態を変更したい速度に達したか否か判断する。あらかじめ設定された速度に達していない場合にはステップS10に移行する。
以上の各実施の形態例では、車種識別ライトを自動二輪の前面に照射する例を説明した。自動二輪の前方に位置しているものに自動二輪の走行を認識させる効果は大きなものがある。これは、例えば、自動二輪車の後方から走行している者は、ヘッドライトが自動二輪車を照らすため、容易に認識することができることから、認識しにくいと思われる自動二輪車より前方に位置する者に自動二輪の走行を認識させることを図ったものである。
例えば、第十二の実施の形態例では、識別ライトを前方照射用のLEDと、後方照射用のLEDとを背中合わせに配置した構成とすることで、前方と後方を同じように照射する構成とすることが考えられる。
しかし、構成が複雑化するとともに重量もかさむため、背中合わせに2つのLEDを配置することが望ましい。具体的な識別ライトの発光仕様、発光形態は上述した実施の形態例と同様でよい。
また、以上に説明した実施の形態例では、通常状態での点灯時と異常状態での点灯時における車種認識ライト30の色について、特段、区別を付けていないが、より、自動二輪車200の前輪及び/又は後輪の回転がロックされたという異常事態を、明確かつ的確に、周囲に知らせたいのであれば、異常状態での点灯時における車種認識ライト30の色を、通常状態での点灯時における車種認識ライト30の色と異なるようにすることもできる。
11 レンズ
12 板状部材
13 メーター
20 ウインカーランプ
21 レンズ
22 取付部材
30 車種認識ライト
31 レンズ
40 タイヤロック検知手段
50 制御部
60 電源スイッチ
70 ウインカーランプスイッチ
80 速度検出センサ
90 速度設定部
100 自動二輪車のライト点灯装置
200 自動二輪車
80 速度検出センサ
90 速度設定部
Claims (8)
- 自動二輪車の前方を照射するヘッドライト及びウインカーライトとは異なる態様で視認可能に発光する少なくとも二つの車種認識ライトと、
前記車種認識ライトの発光形態を制御する表示制御手段と、
自動二輪車の走行速度値を設定可能な速度設定手段と、
自動二輪車の走行速度が前記速度設定手段の設定速度を超えた走行であるか否かを検知する速度検知手段とを備え、
前記表示制御手段は、前記車種認識ライトを前記速度検知手段が前記速度設定手段の設定速度以下か設定速度を超えた走行であるかで異なる発光形態で発光制御することを特徴とする自動二輪車のライト点灯装置。 - 前記車種認識ライトは前記ヘッドライト及びウインカーライトと異なる色の光を照射することを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のライト点灯装置。
- 前記車種認識ライトは、走行時に前方を照射するほかに、後方にも照射可能な位置に配設され、前方の照射とともに後方にも照射されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動二輪車のライト点灯装置。
- 前記複数の車種認識ライトが互いに異なる色であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の自動二輪車のライト点灯装置。
- 前記表示制御手段は、前記速度検知手段が第1の設定速度を超えた走行であると検知した場合に前記複数の車種認識ライトを同じタイミングで点滅表示し、より高速の第2の設定速度を超えた走行であると検知した場合に前記車種認識ライトをより短い間隔で点滅表示することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の自動二輪車のライト点灯装置。
- さらに自動二輪車の前輪及び/又は後輪の回転がロックしたことを検知するタイヤロック検知手段を備え、
前記タイヤロック検知手段が、前輪及び/又は後輪の回転がロックしたことを検知すると、前記表示制御手段は前記車種認識ライトを非ロック時とは異なる態様で点滅表示させることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の自動二輪車のライト点灯装置。 - 前記車種認識ライトの非ロック時とは異なる態様は、前記車種認識ライトを早い間隔で点滅させるものであることを特徴とする請求項6に記載の自動二輪車のライト点灯装置。
- 前記請求項1乃至請求項7のいずれかの自動二輪車のライト点灯装置を備えることを特徴とする自動二輪車。
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