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JP6533738B2 - 放射線防護用品 - Google Patents
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Description

本発明は、人体に装着されて、人体を放射線から防護する放射線防護用品に関するものである。
従来から、放射線防護用品において、人体の胴体部分を放射線(X線、α線、β線、ガンマ線等)から防護するものが知られている(例えば特許文献1参照)。この放射線防護用品は、放射線遮蔽シートと、放射線遮蔽シートを保護する塩化ビニル樹脂等のシート材から成る最内層及び最外層とによって構成されている。放射線防護用品の周縁部は、逢着されている。また、人体の手を放射線から防護する放射線防護用品も知られている(例えば特許文献2参照)。この放射線防護用品は、X線遮断シートによって構成されており、X線遮断シートは、ビニールシートの基材層と、基材層の裏面に設けられた銅層と、基材層の表面に設けられたスズ層と、銅層の裏面に設けられたビニールシートの裏面層と、スズ層の表面に設けられたビニールシートの表面層とによって構成されている。X線遮断シートの周縁部は、熱溶着されている。また、放射線防護用品の上に着用して使用する使い捨ての滅菌衣が知られている(例えば特許文献3参照)。この滅菌衣は、放射線防護用品の上に重ね着するものであり、耐水性、撥水性、及び気密性を有する樹脂製シート又は樹脂によりラミネートされたシートによって構成されている。
特開2012−132127号公報 特開2007−285971号公報 特開2004−187913号公報
ところで、特許文献1、2に記載のような放射線防護用品は、放射性物質が飛散する環境下で使用すると、放射線防護用品が汚染(放射線防護用品に放射性物質が付着)し、使用を続けると、放射線防護用品の汚染が進んでいく。そこで、放射線防護用品の使用後に放射線防護用品を洗濯して除染する(付着した放射性物質を洗い落とす)ことが考えられる。しかしながら、放射線防護用品を洗濯すると、過度に湾曲したり折れ曲がるなどして、放射線防護用品が破損する虞がある。このため、放射線防護用品は、ある程度の回数を使用すると、廃棄処分されていた。また、特許文献3に記載のような滅菌衣は、単に、放射線防護用品の上に着用するだけであるので、滅菌衣と放射線防護用品との間に放射性物質が侵入して、放射線防護用品が汚染される虞がある。このため、この滅菌衣を用いたとしても、放射線防護用品は、ある程度の回数を使用すると、廃棄処分する必要がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、放射線防護用品を汚染されていない状態に保ち、放射線防護用品を長期に亘って使用可能とすることができる放射線防護用品を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の放射線防護用品は、人体に装着されて、人体を放射線から防護する放射線防護用品において、放射線を遮蔽する遮蔽部材と、前記遮蔽部材を包囲する防水性シートで成る内カバーと、前記内カバーを覆い、かつ、該内カバーに対して着脱自在な外カバーと、を備え、前記外カバーは、放射線防護用品を人体に脱着するために用いられる係止用治具と、外カバーを内カバーに着脱するために用いられる開閉用治具とを有し、前記遮蔽部材は、人体の胴体の前を覆う第1覆い部と、胴体の後を覆う第2覆い部と、を有し、前記第1覆い部は、人体の胴体の左前を覆う覆い部と、胴体の右前を覆う覆い部とに分かれており、体の胴体の左前を覆う覆い部と胴体の右前を覆う覆い部は、それぞれ、人体の肩の部分に対応する部分で前記第2覆い部に繋がっていて、肩に対応する部分で前記第2覆い部から分かれており、前記外カバーは、人体の胴体の左前及び右前に対応する部分と、胴体の背中に対応する部分と、を有し、前記左前及び右前に対応する部分は、肩に対応する部分で繋がり、かつ、前記背中に対応する部分の左横腹及び右横腹の部分で繋がっており、前記開閉用治具は、前記外カバーの胴体の背中に対応する部分に設けられており、前記遮蔽部材を包囲している内カバーは、前記開閉用治具を開いた箇所から前記外カバー内に挿入され、このとき、前記第1覆い部の胴体の左前及び右前を覆う覆い部の各先端側から前記外カバーの胴体の左前及び右前に各対応する部分に入れ込み、前記第2覆い部を前記外カバーの胴体の背中に対応する部分に入れ込んで成る、ものである。
本発明によれば、遮蔽部材を包囲する内カバーが外カバーにより覆われているので、遮蔽部材及び内カバーが放射性物質により汚染されるのを防止することができる。しかも、外カバーが内カバーに対して着脱自在であるので、外カバーを取外して洗濯することにより、外カバーを除染(付着した放射性物質を洗い落とす)することができ、又は、外カバーを使い捨てにして新しいものと交換することができる。これにより、放射線防護用品を汚染されていない状態に保つことができ、放射線防護用品を長期に亘って使用することが可能となる。
また、遮蔽部材の左前及び右前を覆う覆い部が、肩に対応する部分で胴体の後を覆う覆い部から分かれており、胴体の後を覆う覆い部の横腹に対応する部分で繋がっていないので、遮蔽部材を長尺の遮蔽材料から切取って作製する場合、左前及び右前を覆う覆い部が、胴体の後を覆う覆い部の横腹に対応する部分で繋がっている構成と比較して、幅の狭い遮蔽材料を用いることができる。これにより、幅の狭い比較的安価な遮蔽材料を使用することができ、安価に放射線防護用品を提供することができる。
(a)は本発明の前提となる放射線防護用品の人体に装着された状態の側面図、(b)は同正面図。 (a)は同放射線防護用品の外カバーを防護本体に取付けた状態の正面図、(b)は同外カバーを防護本体から取外した状態の正面図、(c)は(b)のA−A線断面図。 (a)は同放射線防護用品の変形例の人体に装着された状態の正面図、(b)は同背面図。 同放射線防護用品の防護本体の展開図。 (a)は本発明の一実施形態に係る放射線防護用品の人体に装着された状態の正面図、(b)は同背面図。 同放射線防護用品の防護本体の展開図。 同放射線防護用品の外カバーの防護本体への装着方法を示す図。 (a)は同放射線防護用品のさらに別の変形例の人体に装着された状態の正面図、(b)は同背面図。 同放射線防護用品の防護本体の展開図。 (a)は同放射線防護用品のさらに別の変形例の人体に装着された状態の正面図、(b)は同背面図。 同放射線防護用品の防護本体の展開図。
以下、本発明の前提となる放射線防護用品について図面を参照して説明する。図1(a)(b)、図2(a)(b)(c)は、放射線防護用品の構成を示す。放射線防護用品1は、人体に装着されて、人体を放射線(X線、α線、β線、ガンマ線等)から防護するものである。この放射線防護用品1は、人体の首に巻き付けて使用するタイプの防護用品であり、人体の喉(甲状腺)を放射線から防護するものである。放射線防護用品1は、人体を放射線から防護するための防護本体2と、防護本体2を放射性物質による汚染(放射性物質の付着)から保護するための外カバー3と、を備える。外カバー3は、防護本体2に着脱自在であり、放射線防護用品1は、防護本体2に外カバー3を装着した状態で使用される。
防護本体2は、図2(b)(c)に示すように、放射線を遮蔽する遮蔽部材21と、遮蔽部材21を包囲する防水性シートで成る内カバー22と、を有する。遮蔽部材21は、重金属をポリ塩化ビニルやポリエステル等の合成樹脂に含有させた部材により形成されており、柔軟性を有するシート状をしている。遮蔽部材21は、複数枚の部材を繋ぎ合せたものでなく、1枚の部材で形成されている。遮蔽部材21は、重金属を含有していることにより、放射線を遮蔽する能力を有している。内カバー22は、塩化ビニル等の合成樹脂により形成されており、柔軟性を有するシート状をしている。内カバー22は、塩化ビニル等の合成樹脂により形成されていることにより、防水性を有している。
防護本体2は、内カバー22の裏側シート22aと表側シート22bとの間に遮蔽部材21が設けられたシート状をしており、柔軟性を有している。また、防護本体2は、周縁部23において、裏側シート22aと表側シート22bとを全周囲に亘って超音波で溶着した構造となっている。すなわち、防護本体2は、遮蔽部材21の全体を内カバー22で包囲して密封した構造となっており、遮蔽部材21が内カバー22によって外部の水から保護されている。防護本体2は、人体の胸元から首の部分を覆う覆い部24と、人体の首に巻き付けて首の全周を覆う一対のベルト部25と、を有する。遮蔽部材21は、覆い部24及びベルト部25の全体に亘って設けられている。
外カバー3は、図2(a)(b)に示すように、内カバー22(防護本体2)を覆い、かつ、内カバー22に対して着脱自在になっている。すなわち、外カバー3は、防護本体2の全体を収納し得る袋状になっており、防護本体2の覆い部24を収納する覆いカバー部31と、防護本体2のベルト部25を収納する一対のベルトカバー部32と、を有する。また、外カバー3は、放射線防護用品1を人体に脱着するために用いられる係止用治具33と、外カバー3を内カバー22に対して着脱するために用いられる開閉用治具34とを有している。係止用治具33は、一対のベルトカバー部32の先端側を互いに係止、係止解除するためのものであり、本実施形態では、例えばマジックテープ(登録商標)である。係止用治具33は、ベルトカバー部32の先端側に設けられている。開閉用治具34は、外カバー3を開閉するためのものであり、本実施形態では例えばマジックテープ(登録商標)である。開閉用治具34は、覆いカバー部31の裏側に設けられている。すなわち、覆いカバー部31は、その裏側に、開口3aを開閉するための蓋部3bを有しており、開閉用治具34は、蓋部3bによって開口3aを開閉するためのものである。
外カバー3は、ナイロン生地又はポリエステルから成り、その表面に超撥水加工が施され、洗濯して再使用可能なものである。また、外カバー3は、柔軟性を有している。外カバー3の防護本体2への着脱は、外カバー3の開閉用治具34により外カバー3を開いて行われ、ベルト部25の先端側から防護本体2を外カバー3内に挿入して、ベルト部25をベルトカバー部32に入れ込み、覆い部24を覆いカバー部31に入れ込む。防護本体2及び外カバー3が柔軟性を有しているため、防護本体2及び外カバー3を湾曲させて、外カバー3を防護本体2に着脱することができる。外カバー3を防護本体2に装着した状態では、防護本体2の全体が外カバー3によって覆われる。
このような構成の放射線防護用品1は、防護本体2に外カバー3を装着した状態で、人体に装着して使用される。放射線防護用品1の人体への装着は、外カバー3の覆いカバー部31を人体の前側にして、一対のベルトカバー部32を首に巻き付け、係止用治具33を係合することにより行われる。放射線防護用品1を装着した状態において、外カバー3の覆いカバー部31は、人体の胸元から首の前面部分を覆い、一対のベルトカバー部32は、首の全周を覆う。従って、外カバー3内に収納されている防護本体2の覆い部24は、人体の胸元から首の前面部分を覆い、一対のベルト部25は、首の全周を覆う。これにより、防護本体2によって(遮蔽部材21によって)、人体の喉が放射線から防護される。放射線防護用品1の使用後は、外カバー3を防護本体2から取外し、外カバー3を洗濯して除染し(外カバー3に付着した放射性物質を洗い落とし)、防護本体2の表面を濡れた布などで拭く。これにより、外カバー3及び防護本体2を汚染されていない状態に保つことができ、放射線防護用品1が再使用可能になる。
図3(a)(b)、図4は、放射線防護用品1の変形例を示す。この放射線防護用品1は、スカートタイプの防護用品であり、人体の腰から膝上に亘る部分の全周を放射線から防護するものである。この放射線防護用品1では、防護本体2は、人体の腰から膝上に亘る部分の全周を覆う形状となっており、外カバー3は、このような形状の防護本体2の全体を覆うようになっている。開閉用治具34は、本変形例では例えばチャック(登録商標)である。他の構成については、上記実施形態と同様である。なお、開閉用治具34は、マジックテープ(登録商標)であってもよい。
図5(a)(b)、図6、図7は、本発明の一実施形態に係る放射線防護用品1を示す。この放射線防護用品1は、上着タイプの防護用品であり、人体の胸から腰に亘る部分の全周を放射線から防護するものである。この放射線防護用品1では、防護本体2は、人体の胸から腰に亘る部分の全周を覆う形状となっており、外カバー3は、このような形状の防護本体2の全体を覆うようになっている。遮蔽部材21は、人体の胴体の前を覆う第1覆い部41と、胴体の後を覆う第2覆い部42と、を有し、第1覆い部41及び第2覆い部42は、人体の肩の部分に対応する部分で繋がっている。第1覆い部41は、人体の胴体の左前を覆う覆い部41aと、胴体の右前を覆う覆い部41bとに分かれている。開閉用治具34は、外カバー3の人体の背中に対応する部分に設けられている。開閉用治具34は、本変形例では例えばチャック(登録商標)である。他の構成については、上記説明と同様である。
外カバー3の防護本体2への着脱は、開閉用治具34により外カバー3を開き、外カバー3を開いた箇所から防護本体2を外カバー3内に挿入することにより行われる。このとき、覆い部41a、41bを各々湾曲させた状態で、覆い部41a、41bの先端側から防護本体2を外カバー3内に挿入する。そして、覆い部41a、41bを外カバー3の人体の胴体の左前、右前に対応する部分に入れ込み、また、第2覆い部42を胴体の後に対応する部分に入れ込む。最後に、覆い部41a、41bを外カバー3内で広げる。このとき、覆い部41aと第2覆い部42は、胴体の左横腹に対応する部分で互いに一部重なり合い、覆い部41bと第2覆い部42は、胴体の右横腹に対応する部分で互いに一部重なり合う。本変形例によれば、覆い部41a、41b、及び第2覆い部42が一体的な構成において、覆い部41a、41bが肩に対応する部分で第2覆い部42と繋がっているため、外カバー3の背中に開閉用治具34を設けることにより、容易に外カバー3を防護本体2に装着することができる。また、遮蔽部材2を原部材(一枚の長尺の遮蔽部材)から切取って作製する場合、覆い部41a、41bが脇に対応する部分で第2覆い部42と繋がっている構成と比較して、幅の狭い原部材を用いることができる。これにより、幅の狭い比較的安価な市販の原部材を使用することができ、安価に放射線防護用品1を提供することができる。なお、開閉用治具34は、マジックテープ(登録商標)であってもよい。また、外カバー3は、胴体の前に対応する部分と後ろに対応する部分とが胴体の左横腹及び右横腹に対応する部分で互いに一部重なり合うようにチャック(登録商標)又はマジックテープ(登録商標)で係合されるものであってもよい。このような構成によっても、覆い部41aと第2覆い部42は、胴体の左横腹に対応する部分で互いに一部重なり合い、覆い部41bと第2覆い部42は、胴体の右横腹に対応する部分で互いに一部重なり合う。
図8(a)(b)、図9は、放射線防護用品1のさらに別の変形例を示す。この放射線防護用品1は、コートタイプの防護用品であり、人体の胸から膝上に亘る部分の全周を放射線から防護するものである。この放射線防護用品1では、防護本体2は、人体の肩から膝上に亘る部分の全周を覆う形状となっており、外カバー3は、このような形状の防護本体2の全体を覆うようになっている。外カバー3を防護本体2へ装着した状態において、遮蔽部材21の覆い部41aと第2覆い部42は、胴体の左横腹に対応する部分で互いに一部重なり合い、覆い部41bと第2覆い部42は、胴体の右横腹に対応する部分で互いに一部重なり合う。他の構成については、上記変形例の上着タイプの防護用品と同様である。なお、開閉用治具34は、マジックテープ(登録商標)であってもよい。また、外カバー3は、胴体の前に対応する部分と後ろに対応する部分とが胴体の左横腹及び右横腹に対応する部分で互いに一部重なり合うようにチャック(登録商標)又はマジックテープ(登録商標)で係合されるものであってもよい。このような構成によっても、覆い部41aと第2覆い部42は、胴体の左横腹に対応する部分で互いに一部重なり合い、覆い部41bと第2覆い部42は、胴体の右横腹に対応する部分で互いに一部重なり合う。
図10(a)(b)、図11は、放射線防護用品1のさらに別の変形例を示す。この放射線防護用品1は、エプロンタイプの防護用品であり、人体の胸から膝上に亘る部分の前面を放射線から防護するものである。この放射線防護用品1では、防護本体2は、人体の肩から膝上に亘る部分の全面を覆う形状となっており、外カバー3は、このような形状の防護本体2の全体を覆うようになっている。開閉用治具34は、本変形例では例えばチャック(登録商標)である。他の構成については、上記実施形態と同様である。なお、開閉用治具34は、マジックテープ(登録商標)であってもよい。
本実施形態の放射線防護用品1によれば、防護本体2(遮蔽部材21を包囲する内カバー22)が外カバー3により覆われているので、防護本体2が放射性物質により汚染されるのを防止することができる。しかも、外カバー3は、防護本体2に対して着脱自在であり、洗濯して再使用可能なものであるので、外カバー3を取外して洗濯することにより、外カバー3を除染(付着した放射性物質を洗い落とす)して再使用することができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、種々の変形が可能である。例えば、外カバー3は、ナイロン、ポリエステル、又は不織布から成り、使い捨て可能なものであってもよい。このような構成によっても、上記実施形態と同様に、防護本体2が放射性物質により汚染されるのを防止することができる。また、このような構成によれば、外カバー3を使い捨てにして新しいものと交換することにより、放射線防護用品1を汚染されていない状態に保つことができ、放射線防護用品1を長期に亘って使用することが可能となる。また、防護本体2は、ベルト部25を有していなくてもよい。この場合、外カバー3のベルトカバー部32は、袋状にする必要がない。また、係止用治具33は、一対のベルトカバー部32の先端側を互いに係止、係止解除できるものであれば、どのようなものであってもよい。また、開閉用治具34は、外カバー3を開閉できるものであれば、どのようなものであってもよい。また、遮蔽部材21は、1枚の部材で形成されているのでなく、複数枚の部材を繋ぎ合せたものであってもよい。遮蔽部材は、複数の部分に分離していてもよい。
1 放射線防護用品
2 防護本体
3 外カバー
21 遮蔽部材
22、22a、22b 内カバー
23 周縁部
24 覆い部
25 ベルト部
31 覆いカバー部
32 ベルトカバー部
33 係止用治具
34 開閉用治具
41、41a、41b 第1覆い部
42 第2覆い部

Claims (1)

  1. 人体に装着されて、人体を放射線から防護する放射線防護用品において、
    放射線を遮蔽する遮蔽部材と、
    前記遮蔽部材を包囲する防水性シートで成る内カバーと、
    前記内カバーを覆い、かつ、該内カバーに対して着脱自在な外カバーと、
    を備え、
    前記外カバーは、放射線防護用品を人体に脱着するために用いられる係止用治具と、外カバーを内カバーに着脱するために用いられる開閉用治具とを有し、
    前記遮蔽部材は、人体の胴体の前を覆う第1覆い部と、胴体の後を覆う第2覆い部と、を有し、
    前記第1覆い部は、人体の胴体の左前を覆う覆い部と、胴体の右前を覆う覆い部とに分かれており、
    体の胴体の左前を覆う覆い部と胴体の右前を覆う覆い部は、それぞれ、人体の肩の部分に対応する部分で前記第2覆い部に繋がっていて、肩に対応する部分で前記第2覆い部から分かれており、
    前記外カバーは、人体の胴体の左前及び右前に対応する部分と、胴体の背中に対応する部分と、を有し、前記左前及び右前に対応する部分は、肩に対応する部分で繋がり、かつ、前記背中に対応する部分の左横腹及び右横腹の部分で繋がっており、前記開閉用治具は、前記外カバーの胴体の背中に対応する部分に設けられており、
    前記遮蔽部材を包囲している内カバーは、前記開閉用治具を開いた箇所から前記外カバー内に挿入され、このとき、前記第1覆い部の胴体の左前及び右前を覆う覆い部の各先端側から前記外カバーの胴体の左前及び右前に各対応する部分に入れ込み、前記第2覆い部を前記外カバーの胴体の背中に対応する部分に入れ込んで成る、放射線防護用品。
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