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JP6536370B2 - 情報処理装置、機器、情報処理システム、プログラム、情報処理方法 - Google Patents
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情報処理装置、機器、情報処理システム、プログラム、情報処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、プログラム及び情報処理方法に関する。
情報処理装置などの機器は消費電力を低減可能な省エネモードという動作モードを備えていることが多い。ユーザが機器を使用しない間は機器が省エネモードに移行することで、エネルギー消費を抑制できる。また、ユーザが機器を使用する際は、ユーザの操作などを機器が検知して省エネモードから通常モードに復帰することができる。
夜間などはユーザが機器を使用しないことが多いため、このような省エネモードになる期間の設定を支援する技術が考案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、複数の機器がある場合に、各機器が省エネモードになっている時間を重複しないように設定するサーバが考案されている。
しかしながら、特許文献1に記載されたサーバは、各画像形成装置が省エネモードになるタイミングを個別に設定することができないという問題がある。以下、説明する。
まず、機器は、ユーザによるスケジュール設定だけでなく、使用されていない状態が続くと自動的に省エネモードに移行する機能を備える。使用完了から省エネモードに移行するまでの時間をスタンバイ時間といい、ユーザが各機器に設定することができる。
したがって、使用されていない状態が続くと各機器は自動的に省エネモードに移行するが、省エネモードへの移行による省エネ効果を高めるには適切なスタンバイ時間が設定されている必要がある。例えば、使用されない時間が長い場合には、スタンバイ時間が短い方が早期に省エネモードに移行するので省エネ効果が高くなるが、スタンバイ時間が長いと無駄に待機電力を消費してしまう。
一方、使用されない時間が短い場合、スタンバイ時間が長いと省エネモードに移行しにくくなり、復帰のための電力消費が少なくて済むので省エネ効果が高くなる。しかし、スタンバイ時間が短いと早期に省エネモードに移行してもすぐに復帰のために電力が消費されてしまうため省エネ効果が低下する。
このように、省エネモードへの移行による省エネ効果を高めるには適切なスタンバイ時間を設定することが好ましいが、従来、機器ごとに適切なスタンバイ時間を設定することは困難であった。
本発明は、上記課題に鑑み、機器が省エネモードに移行するタイミングを個別に設定可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明は、第一動作モードと、前記第一動作モードよりも消費電力の低い第二動作モードとでそれぞれ動作する機器と、ネットワークを介して通信可能な情報処理装置であって、前記機器から前記機器が使用されるごとに生成される使用時刻を含むデータを取得するデータ取得手段と、前記機器ごとに前記データの前記使用時刻の差を集計することで、前記第一動作モードから前記第二動作モードに移行する時間情報を作成する時間情報作成手段と、ネットワークを介して接続された端末装置又は前記機器から、前記時間情報の算出に用いられる前記データを抽出するための抽出情報を取得する抽出情報取得手段と、前記機器の機器識別情報及び前記機器の使用者の識別情報に対応づけて、前記機器の使用者の規模情報、業種情報又は機器1台当たりのユーザ数の少なくとも1つが登録されている使用者情報記憶部から、前記抽出情報取得手段が前記端末装置又は前記機器から取得した前記機器識別情報に対応づけられた前記使用者の識別情報を読み出す読出手段と、を有し、前記抽出情報取得手段は、前記抽出情報として、前記機器の前記使用者の規模情報、前記業種情報又は機器1台当たりのユーザ数の少なくとも1つを取得し、前記読出手段は、前記抽出情報に含まれる前記規模情報、前記業種情報又は前記ユーザ数に応じて、前記使用者の識別情報に対応づけられている前記規模情報、前記業種情報又は前記ユーザ数を前記使用者情報記憶部から読み出し、前記規模情報、前記業種情報又は前記ユーザ数と同程度の前記規模情報、前記業種情報又は前記ユーザ数が対応づけられている前記使用者の識別情報を前記使用者情報記憶部から読み出し、前記時間情報作成手段は、前記読出手段が読み出した前記識別情報の前記使用者が使用する前記機器が送信した前記データを用いて前記時間情報を作成する
機器が省エネモードに移行するタイミングを個別に設定可能な情報処理装置を提供することができる。
機器システムの概略的な動作を説明する図の一例である。 機器システムの構成図の一例である。 サーバのハードウェア構成図の一例である。 画像形成装置のハードウェア構成図の一例である。 機器システムの機能ブロック図の一例である。 管理者が管理者PCを操作して顧客の画像形成装置にスタンバイ時間を設定する手順を示すシーケンス図の一例である。 管理者が操作している画像形成装置にスタンバイ時間を設定する手順を示すシーケンス図の一例である。 中間データテーブルの作成方法について説明する図の一例である。 管理者PCのディスプレイに表示される算出条件設定画面の一例を示す図である。 サーバがスタンバイ時間を算出する手順を示すフローチャート図の一例である。 リサイズ部が中間データテーブルをリサイズする手順を示すフローチャート図の一例である。 カレンダーを用いたスタンバイ時間の算出を説明する図の一例である。 カレンダーを利用して時間算出部がログデータを取得する手順を示すフローチャート図の一例である。 算出されたスタンバイ時間に基づく算出方法の検証を説明する図の一例である。 選択部がスタンバイ時間を選択する手順を示すフローチャート図の一例である。 機器システムの概略的な動作を説明する図の一例である(実施例2)。 機器システムの機能ブロック図の一例である(実施例2)。 管理者PCのディスプレイに表示される算出条件設定画面の一例を示す図である(実施例2)。 日時消費電力テーブルの作成を模式的に説明する図の一例である。 消費電力算出部が消費電力を算出し、日時消費電力テーブルに登録する手順を示すフローチャート図の一例である。 顧客に最適なスタンバイ時間をサーバが設定する手順を示すフローチャート図の一例である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施例の機器システム100の概略的な動作を説明する図の一例である。ネットワークNを介してサーバ40と複数の画像形成装置20A〜20C(複数の画像形成装置を区別しない場合、画像形成装置20と称する)が通信可能に接続されている。説明の便宜上、顧客Aの画像形成装置20A,顧客Bの画像形成装置20Bは以前から顧客A,Bに設置されており、顧客Cの画像形成装置20Cはこれから顧客Cに設置されるか又は最近、設置されたものとする。
(1)画像形成装置20A,20Bは主に定期的にログデータ11をサーバ40に送信する。ログデータ11には少なくとも画像形成装置20A、20Bの印刷日時(使用時刻)が含まれている。
(2)サーバ40はログデータ11に含まれる印刷日時の間隔を統計的に処理して、最適なスタンバイ時間(時間情報の一例)を算出する。
(3)サーバ40がこのスタンバイ時間12を画像形成装置20Cに送信することで、画像形成装置20Cには適切なスタンバイ時間が設定される。
適切なスタンバイ時間は顧客規模や業種によって傾向があることが知られており、サーバ40は、顧客Cの顧客規模や業種に応じてログデータ11を分類してスタンバイ時間を算出する。したがって、画像形成装置20Cは設置された当初から、顧客規模や業種に最適化されたスタンバイ時間で省エネモードに移行することができる。
<用語について>
本実施例で使用される用語について説明する。
スタンバイ時間とは、画像形成装置20が使用されなくなってから省エネモードに移行するまでの時間である。
画像形成装置20は、ユーザが使用するために通常の消費電力を消費する通常モード(第一動作モード)と、ユーザが使用していないため通常モードよりも消費電力が低減された状態の省エネモード(第二動作モード)の少なくとも2つの動作モードを有している。
顧客とは、画像形成装置の使用者であり、購入したかレンタル(リース)したかは問わない。
使用時刻とは画像形成装置がユーザに使用された時刻であり、具体的には印刷日時が挙げられる。画像形成装置のスキャナが使用された場合はスキャン時刻が使用時刻となってもよいし、画像形成装置のFAX機能が使用された場合はFAXの送信時刻又は受信時刻が使用時刻となってもよい。
ログデータとは、機器の利用状況が記録されたデータである。どのような情報が含まれるかは機器によって様々である。画像形成装置20の場合は、ジョブの実行時刻、ジョブの種類、部数、使用量(累積の印刷数)、消耗品残量、ジョブ条件などであるが、画像形成装置20で取得可能な情報であればログデータに含まれうる。本実施例では、印刷ジョブの実行時刻として記録される印刷日時を使用時刻とし、該印刷日時が含まれているものとして説明する。
<システム構成例>
図2は、機器システム100の構成図の一例を示す。機器システム100は情報処理システムの一例である。機器システム100が行う情報処理の方法を情報処理方法という。
ネットワークNを介してサーバ40、管理者PC60及び顧客が使用する画像形成装置20又はローカルサーバ70が接続されている。
サーバ40は情報処理装置の一種であるが、サーバ40にはクラウドコンピューティングが適用されていることが好ましい。クラウドコンピューティングの物理的な構成に厳密な定義はないが、情報処理装置を構成するCPU、RAM、ストレージなどのリソースが負荷に応じて動的に接続・切断されることで情報処理装置の構成や設置場所が柔軟に変更されてよい。また、クラウドコンピューティングでは、サーバ40が仮想化されることが一般的である。1台の情報処理装置が仮想化によって複数のサーバ40としての機能を提供することや、複数の情報処理装置が仮想化によって一台のサーバ40としての機能を提供することができる。なお、サーバ40がクラウドコンピューティングとしてではなく単独の情報処理装置により提供されることも可能である。
顧客A〜Cは、画像形成装置20を使用する法人、自然人、団体又は個人等である。サーバ40のリソースを借りるという意味で顧客をテナントと称する場合がある。顧客としては、例えば企業、役所、社団法人、財団法人、学校法人、宗教法人、事務所、NPO(Nonprofit Organization)などがあるがこれらに限られない。例えば、企業が顧客の場合、どのような業種かは様々である。
また、1つの顧客が複数の拠点(事業所、工場、出張所など)を有する場合がある。例えば大きな事業所が顧客として扱われる場合がある。事業所が顧客と見なされるか拠点とみなされるかは、テナントとの契約などによって機器システム100の管理者等が設定できる。
画像形成装置20は顧客で使用される省エネモードと通常モードを備えた機器の一例である。画像形成装置20は購入されていてもレンタル(又はリース)されていてもよい。画像形成装置20は、主に印刷を行うプリンターとしての機能を有していればよいが、スキャナ機能、コピー機能又はFAX機能の1つ以上を有していてよい。このような画像形成装置20は複合機やMFP(Multi-Function Peripheral)と呼ばれる。省エネモードによる省エネ効果が高いのは、定着器が使用されるプリンター機能、コピー機能、又は、FAX機能のうちの受信機能である。本実施例では、主にプリンター機能又はコピー機能が使用された際に作成されるログデータを用いて説明する。しかし、スキャナ機能又はFAX機能についても省エネモードと通常モードへの移行が行われてよい。この場合、スキャナ機能又はFAX機能についてもログデータに基づくスタンバイ時間の算出が行われる。
機器としては画像形成装置20の他、プロジェクタ、テレビ会議端末、電子ホワイトボード、PC(Personal Computer)、スマートフォン、タブレット装置、ウェアラブルPC(例えば、Head Up Display、腕時計など)など、が挙げられるがこれらには限られない。
また、顧客Cでは、複数の画像形成装置20C1、20C2、20C3がローカルサーバ70と通信可能に接続されている。通信にはLAN、USB接続又はBluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、赤外線通信などが用いられるがこれらに限定されない。ローカルサーバ70は予め定められたスケジュールにしたがって画像形成装置20からログデータを収集し、サーバ40に送信する。なお、ローカルサーバ70はなくてもよい。この場合、各画像形成装置20が、予め定められたスケジュールにしたがって各画像形成装置20が生成するログデータをサーバ40に送信する。また、ローカルサーバ70が画像形成装置20のいずれかにより代用されてよい。この場合、独立したローカルサーバ70は不要であり、ローカルサーバ70を代用した画像形成装置20がローカルサーバ70の機能を担う。
また、ネットワークNに接続された管理者PC60は、顧客又は機器システム100の管理者が使用する端末である(端末装置の一例)。顧客の管理者は管理者PC60を使用してこの管理者が属する顧客に設置された画像形成装置20にスタンバイ時間を設定する。機器システム100の管理者は任意の顧客に設置された画像形成装置20にスタンバイ時間を設定する。以下では、主に、顧客の管理者が管理者PC60を使用するものとして説明する。
管理者PC60はサーバ40と通信して、顧客の画像形成装置20に設定するスタンバイ時間の算出を要求する。サーバ40は顧客の画像形成装置20にスタンバイ時間を設定する。また、管理者は、管理者PC60を使用する他、画像形成装置20を使用してスタンバイ時間の算出を要求できる。この場合、使用された画像形成装置20はサーバ40からスタンバイ時間の設定を受ける。
なお、ネットワークNは、顧客の社内など施設内のLAN、LANをインターネットに接続するプロバイダのプロバイダネットワーク、及び、回線事業者が提供する回線等の少なくとも1つを含んで構築されている。画像形成装置20が直接、回線電話網や携帯電話網に接続する場合は、LANを介さずにプロバイダネットワークに接続することができる。クラウドコンピューティングが利用される場合、ネットワークNにはインターネットが含まれていてよい。ネットワークNは有線又は無線のどちらで構築されてもよく、また、有線と無線が組み合わされていてもよい。
≪ハードウェア構成≫
(サーバ40のハードウェア構成)
続いて、図3を用いてサーバ40、管理者PC60、及び、ローカルサーバ70のハードウェア構成について説明する。図3はサーバ40のハードウェア構成図の一例である。サーバ40は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203及び補助記憶装置204を備える。更に、サーバ40は、入力部205、表示制御部206、ネットワークI/F207及び外部機器I/F208を備える。なお、サーバ40の各部は、バスBを介して相互に接続されている。したがって、サーバ40は情報処理装置としての機能を有する。
CPU201は、補助記憶装置204に格納された各種プログラム、OS(Operating System))等を実行する。ROM202は不揮発性メモリである。ROM202は、補助記憶装置204に格納された各種プログラムを、CPU201が実行するために必要なプログラム、データ等を格納する。
RAM203は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の主記憶装置である。CPU201によって実行される際に補助記憶装置204に格納された各種プログラムがRAM203に展開され、RAM203はCPU201の作業領域となる。
補助記憶装置204は、CPU201により実行される各種プログラム(例えば、次述するサーバプログラム4010)及び各種プログラムがCPU201により実行される際に利用される各種データベースを記憶する。補助記憶装置204は例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などの不揮発性メモリである。なお、各種データベースについては後述する。
入力部205は、オペレータがサーバ40に各種指示を入力するためのインタフェースである。例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、音声入力装置などである。
表示制御部206は、CPU201からの要求により、サーバ40が有する各種情報をカーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの形態でディスプレイ210に表示する。表示制御部206は、例えばグラフィックチップやディスプレイI/Fである。
ネットワークI/F207は、ネットワークNを介して、画像形成装置20及び管理者PC60と通信を行う通信装置である。ネットワークI/F207は例えばイーサネット(登録商標)カードであるがこれに限られない。
外部機器I/F208は、USBケーブル、又は、USBメモリ等の各種の記憶媒体220などを接続するためのインタフェースである。
図示したサーバ40のハードウェア構成は、1つの筐体に収納されていたり一まとまりの装置として備えられていたりする必要はなく、サーバ40が備えていることが好ましいハード的な要素を示す。
なお、管理者PC60及びローカルサーバ70も、サーバ40と同様のハードウェア構成を有しているものとする。完全に同一である必要はないが、差異があっても本実施例の説明には支障がないものとする。
(画像形成装置のハードウェア構成)
図4は、画像形成装置20のハードウェア構成図の一例である。画像形成装置20も情報処理装置としての機能を有している(第二情報処理装置に相当)。画像形成装置20はコントローラ320を有する。コントローラ320は、CPU301、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)305、SDRAM302、フラッシュメモリ303、HDD304、及び、NIC(Network Interface Card)306を有する。
ASIC305は、CPUインタフェース、SDRAMインタフェース、ローカルバスインタフェース、PCIバスインタフェース、MAC(Media Access Controller)、及び、HDDインタフェースなどを備える多機能デバイスボードである。
CPU301は、ASIC305を介して各種プログラム(例えば、利用管理プログラム等)をHDD304から読み取り実行する。
SDRAM302は、各種プログラムを記憶するプログラムメモリや、CPU301が各種プログラムを実行する際に使用するワークメモリ等として機能する。なお、SDRAM302の代わりに、DRAMやSRAMを用いてもよい。
フラッシュメモリ303は不揮発性メモリであり、画像形成装置20を起動させるブートローダ(ブートプログラム)やOSを記憶する。また、各プログラムを記憶するアプリケーションメモリとして機能する。また、フラッシュメモリ303は、各サービス(コピーサービス、プリントサービス、ファクシミリサービス)のソフトウェアを記憶するサービスメモリとして機能する。更に、フラッシュメモリ303は、ファームウェアを記憶するファームメモリ、ネットワークアドレスや機種情報等を記憶するデータメモリとして機能する。
なお、フラッシュメモリ303の代わりに、RAMと電池を利用したバックアップ回路を集積した不揮発性RAMや、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等の他の不揮発性メモリを使用してもよい。
HDD304は、画像形成装置20の電源のオン、オフに関わりなくデータを記憶する不揮発性の記憶媒体である。HDD304は、フラッシュメモリ303内に記憶されたプログラム及びデータ以外のプログラム及びデータを記録する。なお、HDD304は、ファームメモリとして使用してもよい。
NIC306は、ネットワークNを介してサーバ40と通信を行うためのインタフェースである(例えばイーサネット(登録商標)カード)。
コントローラ320には、操作部307が接続されている。操作部307は、各種の操作キー、表示装置としてのLCD(Liquid crystal display)又はCRTの文字表示器及びタッチパネルを有し、ユーザ9が画像形成装置20に各種指示を入力する際に用いられる。
更に、コントローラ320には、PCIバス330を介して、ファックス制御ユニット308、記憶媒体340が脱着可能なUSB I/F309、IEEE1394(310)、プロッタエンジン311、スキャナエンジン312及びBLEモジュール313が接続されている。これにより、画像形成装置20では、コピーサービス、プリントサービス、ファクシミリサービス等の各サービスを提供することができる。プロッタエンジン311は電子写真方式又はインクジェット方式のいずれの方式を採用していてもよい。なお、BLEモジュール313はBluetooth(登録商標)を用いた通信を行う。
なお、図示する構成は一例に過ぎず、画像形成装置20のハードウェア構成は図4の構成には限られない。例えば、NIC306はPCIバス330に接続されていてもよい。また、NIC306は有線でネットワークNに接続される他、無線LANなど無線で接続されてもよい。
更に、NIC306に代えて又はNIC306と共に、電話回線網に接続するDSU(Digital Service Unit)又はモデムを有していてもよい。携帯電話網に接続する通信装置を有していてもよい。
<機能について>
図5は、機器システム100の機能ブロック図の一例である。以下、サーバ40、及び、画像形成装置20について説明する。なお、本実施例のローカルサーバ70はログデータを中継するものなのでローカルサーバ70の機能は必要に応じて説明するものとする。
<<画像形成装置>>
画像形成装置20は、通信部21、操作入力受付部22、ログデータ作成部23、ログデータ送信部24、スタンバイ時間設定部25、電力制御部26、及び、記憶・読出部29を有している。これら各機能部は、図4に示される各構成要素のいずれかが、HDD304やSDRAM302に格納されている機器用プログラム2010に従ったCPU301からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。
また、画像形成装置20は、図4に示されるHDD304、フラッシュメモリ303又はSDRAM302のいずれか1つ以上により構築される記憶部2000を有している。記憶部2000には、スタンバイ時間DB2001、収集ログDB2002、機器機番2003、及び、機器用プログラム2010が記憶されている。
機器機番2003は、機器システム100において画像形成装置20を一意に識別するための識別情報である。機器機番は、言語、文字、記号、又は各種のしるし等により構成される。また、上記言語、文字、記号、及び各種のしるしのうち、少なくとも2つが組み合わされていてもよい。
機器機番2003は、型番を含むか又は型番と対応づけられている。型番とは画像形成装置20の機種の区分などと相関しており、型番により画像形成装置20のおよその機能が判明する。例えば、プリンター機能、スキャナ機能、コピー機能及びFAX機能のうちどれを有しているか等が分かる。本実施形態では機器機番2003が冗長になることを避けるため機器機番2003が型番を含まないとして説明する。すなわち、機器機番2003は型番と対応づけられており、機器機番2003から型番が分かり、型番2003から機器機番2003が分かる。
機器用プログラム2010は、記憶媒体340に記憶された状態で配布されたり、プログラムを配信するサーバからダウンロードされたりすることで配信される。
以下、記憶部2000に記憶されている各種のデータベースについて説明する。
Figure 0006536370
記憶部2000には、表1に示されるようなスタンバイ時間テーブルが記憶されたスタンバイ時間DB2001が構築されている。スタンバイ時間テーブルは、「時間帯」に「スタンバイ時間」が対応づけられている。時間帯ごとに異なるスタンバイ時間が設定可能なので、省エネ効果を高めやすい。なお、スタンバイ時間であるT分〜T分はそれぞれが異なることを意味するのでなく、同じスタンバイ時間が登録されていてもよい。また、アルファベット順とスタンバイ時間の大小には関係がないものとする。
Figure 0006536370
記憶部2000には、表2に示されるような収集ログデータテーブルが記憶された収集ログDB2002が構築されている。収集ログデータテーブルは、「印刷日時」という項目を有している。印刷日時(上記のジョブの実行時刻に相当)は画像形成装置20のユーザが印刷ジョブを実行した(実行開始又は実行終了)日時である。上記のように印刷日時以外に部数等が含まれうるが、説明の便宜上、ログデータとして印刷日時を例にして説明する。収集ログDB2002はデータ蓄積手段の一例である。
(MFPの機能)
通信部21は、図4に示されるCPU301及びNIC306等によって実現され、サーバ40にログデータを送信したり、サーバ40からスタンバイ時間を受信するなど、各種の通信を行う。通信部21が通信する情報はこれらに限られない。通信部21は送信手段の一例である。
操作入力受付部22は、図4に示されるCPU301及び操作部307等によって実現され、ユーザからの操作を受け付ける。また、操作入力受付部22は、操作部307にGUI(Graphical User Interface)を表示してGUIに含まれるソフトキーの押下を受け付ける。
ログデータ作成部23は、図4に示されるCPU301等により実現され、画像形成装置20のユーザが画像形成装置20のプリンター機能を使用するごとにログデータを作成する。作成されたログデータは収集ログDB2002に記憶される。
ログデータ送信部24は、図4に示されるCPU301等により実現され、画像形成装置20に設定された時刻や負荷が低い状態になったことを契機にログデータをサーバ40に送信する。ログデータには機器機番2003が添付される。画像形成装置20にログデータの送信時刻が設定される場合、送信時刻はサーバ40へのログデータの送信が集中しないように調整されていることが好ましい。あるいは、サーバ40から送信要求を受けてログデータを送信してもよい。なお、どのような通信プロトコルが使用されてもよいが、例えば、HTTPやSNMP(Simple Network Management Protocol)などのプロトコルで送信される。
スタンバイ時間設定部25は、図4に示されるCPU301等により実現され、サーバ40から送信されたスタンバイ時間をスタンバイ時間DB2001に設定する。
電力制御部26は、図4に示されるCPU301等により実現され、画像形成装置20がジョブに関する処理を行っていない状態がスタンバイ時間継続した場合、画像形成装置20を通常モードから省エネモードに移行させる。また、電力制御部26は、画像形成装置20がジョブの実行要求を受けた場合(PCからのプリントジョブの受信、操作部307の操作、コピー用の原稿のセットなど)、画像形成装置20を省エネモードから通常モードに状態遷移させる。省エネモードにおいても電力制御部26は動作している。
記憶・読出部29は、図4に示されるHDD304、フラッシュメモリ303、及び、SDRAM302等により実現され、記憶部2000に各種データを記憶したり、記憶部2000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。
<<サーバ40>>
サーバ40は、通信部41、ログデータ取得部42、認証処理部43、サーバ部44、算出条件受付部45、時間算出部46、リサイズ部47、選択部48、及び、記憶・読出部49を有している。これら各機能部は、図3に示される各構成要素のいずれかが、補助記憶装置204やRAM203に格納されているサーバプログラム4010に従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。
また、サーバ40は、図3に示される補助記憶装置204、RAM203又はROM202のいずれか1つ以上により構築される記憶部4000を有している。記憶部4000には、ログデータDB4001、顧客データDB4002、初期値DB4003、認証データDB4004、中間データDB4005、及び、サーバプログラム4010が記憶されている。なお、サーバプログラム4010は、記憶媒体220に記憶された状態で配布されたり、プログラムを配信するサーバからダウンロードされたりすることで配信される。
以下、記憶部4000に記憶されている各種のデータベースについて説明する。
Figure 0006536370
記憶部4000には、表3に示されるようなログテーブルが記憶されたログデータDB4001が構築されている。ログテーブルは、「機器機番」と「印刷日時」という項目を有している。印刷日時は上記の収集ログテーブルに記憶されていたものである。また、機器機番は、画像形成装置20がログデータに添付したものであり、これによりサーバ40は画像形成装置20を識別可能になる。
Figure 0006536370
記憶部4000には、表4に示されるような顧客データテーブルが記憶された顧客データDB4002が構築されている。顧客データテーブルは、「顧客ID」、「顧客規模」、「業種」、「MFP1台当たりの社員数」、「機器機番」という項目を有している。顧客データDB4002は使用者情報記憶部の一例である。
顧客ID…顧客を一意に識別するための識別情報である。
顧客規模…従業員数、資本金、売上高などから見た顧客の規模をS(小)、M(中)、L(大)、LL(極大)などで示す(規模情報の一例)。
業種…顧客が属する業種(飲食、金融、建設など)を01〜99のコード(業種情報)で示す。
MFP1台当たりの社員数…顧客の従業員数を使用している画像形成装置20の数で割った数である(ユーザ数)。例えばG1〜G5の五段階で表示される。
G1:1〜5人、G2:6〜10人、G3:11〜15人、G4:16〜20人、G5:21人以上
このように顧客規模、業種、及び、MFP1台当たりの社員数が顧客データDB4002に登録されていることで、新たに設置される画像形成装置20を使用する顧客の顧客規模、業種、又は、MFP1台当たりの社員数に応じたスタンバイ時間をサーバ40が算出できる。
機器機番…顧客が使用している画像形成装置20を示す(機器識別情報の一例)。したがって、機器機番は1つとは限らず複数の場合がある。機器機番のかっこ内の文字は画像形成装置20の名称を示し、管理者は名称により顧客内のどの画像形成装置20かを判定できる。したがって、名称は別の顧客と重複してもよい。
Figure 0006536370
記憶部4000には、表5に示されるような初期値データテーブルが記憶された初期値DB4003が構築されている。初期値データテーブルは、「機器機番」、「時間帯」、「スタンバイ時間」という項目を有している。つまり、画像形成装置20(機器機番)に対しサーバ40が算出した時間帯ごとのスタンバイ時間が記憶されている。
このスタンバイ時間は顧客の画像形成装置20に送信されるので、サーバ40がスタンバイ時間を保持していなくてもよい。しかし、サーバ40がスタンバイ時間を保持していることで、再度の算出なしに画像形成装置20はサーバ40からスタンバイ時間を取得できる。
Figure 0006536370
記憶部4000には、表6に示されるような認証データテーブルが記憶された認証データDB4004が構築されている。認証データテーブルは、「顧客ID」、「管理者ID」、「パスワード」という項目を有している。管理者は管理者PC60を操作して管理者IDとパスワードを入力する。これによりサーバ40は、管理者が所属する顧客の顧客IDを特定できる。
Figure 0006536370
記憶部4000には、表7に示されるような中間データテーブルが記憶された中間データDB4005が構築されている。中間データテーブルは「顧客ID」、「代表時間」、「印刷間隔」という項目を有している。中間データテーブルは、スタンバイ時間の算出を容易にするために作成されるテーブルであり、各顧客の全てのログデータの印刷日時の差が印刷間隔として登録される。したがって、中間データテーブルのサイズは大きくなる傾向があり、後述するように適宜、リサイズされる。また、それぞれに代表時間(印刷日時が10:35なら「10時台」など)が記録されるが、印刷日時がそのまま記録されてもよい。中間データDB4005はデータ記憶部の一例である。
(サーバ40の機能)
通信部41は、図3に示されるCPU201及びネットワークI/F207等によって実現され、画像形成装置20からログデータを受信したり、画像形成装置20にスタンバイ時間を送信したりするなど、各種の通信を行う。通信部41が通信する情報はこれらに限られない。
ログデータ取得部42は、図3に示されるCPU301等によって実現され、画像形成装置20から取得したログデータをログデータDB4001に記憶させる。ログデータ取得部42は、データ取得手段の一例である。
認証処理部43は、図3に示されるCPU301等によって実現され、管理者PC60又は画像形成装置20から送信された管理者IDとパスワードが認証データDB4004に登録されているか否かによって、管理者を認証する。認証処理部43はこのような認証を認証サーバに依頼してもよい。また、管理者IDとパスワードを使用する認証は一例であって、ICカードなどを画像形成装置20が読み取って送信したPIN番号や生体認証情報により認証してもよい。
サーバ部44は、図3に示されるCPU201等により実現され、管理者PC60に対しWebサーバ又はWebアプリとして動作する。すなわち、サーバ機能を提供し、管理者PC60のHTTP/HTTPsリクエストに対し、HTMLデータを生成して送信する。HTMLデータにより表示される算出条件設定画面について図9にて説明する。
算出条件受付部45は、図3に示されるCPU201等により実現され、管理者PC60又は画像形成装置20から送信されたスタンバイ時間の算出条件を受け付ける。算出条件の詳細は図9にて説明する。算出条件受付部45は抽出情報取得手段の一例であり、算出条件は抽出情報の一例である。
時間算出部46は、図3に示されるCPU201等により実現され、スタンバイ時間の算出条件にしたがってスタンバイ時間を算出する。また、時間算出部46はログデータが送信されると中間データテーブルに顧客ID、代表時間及び印刷間隔を登録しておく。この印刷間隔を集計してスタンバイ時間を算出する。「集計する」とは後述する算出方法にしたがって複数の印刷間隔から消費電力を低減すると考えられるスタンバイ時間を算出することをいう。時間算出部46は時間情報作成手段の一例である。
リサイズ部47は、図3に示されるCPU201等により実現され、中間データテーブルをリサイズする。リサイズ部47は、削除手段の一例である。
選択部48は、図3に示されるCPU201等により実現され、異なる算出方法で算出されたスタンバイ時間のうち消費電力の低減に好ましいスタンバイ時間を選択する。選択部48は消費電力算出手段の一例である。
記憶・読出部49は、図3に示されるROM202、RAM203、及び、補助記憶装置204等により実現され、記憶部4000に各種データを記憶したり、記憶部4000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。記憶・読出部49は読出手段の一例である。
<<管理者PC60>>
管理者PC60は、通信部61、GUI表示部62、操作入力受付部63、及び、記憶・読出部69を有している。これら各機能部は、図3に示される各構成要素のいずれかが、補助記憶装置204やRAM203に格納されているブラウザソフトウェア6010に従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。
また、サーバ40は、図3に示される補助記憶装置204、RAM203又はROM202のいずれか1つ以上により構築される記憶部6000を有している。記憶部6000には、ブラウザソフトウェア6010が記憶されている。なお、ブラウザソフトウェア6010は、記憶媒体220に記憶された状態で配布されたり、プログラムを配信するサーバからダウンロードされたりすることで配信される。
(管理者PC60の機能)
通信部61は、図3に示されるCPU201及びネットワークI/F207等によって実現され、サーバ40からHTMLデータを受信したり、管理者が図9の算出条件設定画面から入力した算出条件をサーバ40に送信したりする。
GUI表示部62は、図3に示されるCPU201及び表示制御部206等により実現され、HTMLデータを解釈してディスプレイ210に算出条件設定画面等を表示する。
操作入力受付部63は、図3に示されるCPU201及び入力部205等によって実現され、GUI等に対するユーザからの操作を受け付ける。
記憶・読出部69は、図3に示されるROM202、RAM203、及び、補助記憶装置204等により実現され、記憶部6000に各種データを記憶したり、記憶部6000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。
<スタンバイ時間の設定>
本実施例では、管理者が管理者PC60を操作して、管理者が属する顧客の画像形成装置20にスタンバイ時間を設定する場合と、管理者が画像形成装置20を操作して、操作している画像形成装置20にスタンバイ時間を設定する場合がある。
図6は管理者が管理者PC60を操作して顧客の画像形成装置20にスタンバイ時間を設定する手順を示すシーケンス図の一例である。
S1:管理者は管理者PC60を操作してログイン操作を行う。ログイン操作により、管理者IDとパスワード又はPIN番号等が入力される。
S2:管理者PC60の操作入力受付部63はログイン操作を受け付けて、通信部61がログイン要求をサーバ40に送信する。
S3:サーバ40の通信部41はログイン要求を受信して、サーバ40の認証処理部43が管理者を認証する。認証が成立することにより管理者が所属する顧客の顧客IDを特定できる。
S4:サーバ40のサーバ部44は顧客IDに紐付く機器機番を顧客データDB4002から読み出す。
S5:サーバ部44の通信部41は機器機番等を含む算出条件設定画面が表示されるHTMLデータを生成し管理者PC60に送信する。
S6:管理者PC60のGUI表示部62はHTMLデータを解釈して算出条件設定画面を表示するので、管理者が機器機番に基づき画像形成装置20を選択したり算出条件を入力したりする。なお、算出条件には後述する算出方法が含まれる。
S7:管理者PC60の操作入力受付部63は機器機番と算出条件を受け付けて、通信部61が機器機番と算出条件をサーバ40に送信する。
S8:サーバ40の算出条件受付部45は機器機番と算出条件を受け付け、時間算出部46がスタンバイ時間を算出する。詳細は図10にて説明される。
S9:サーバ40の通信部41は確認のためスタンバイ時間を管理者PC60に送信する。
S10:管理者PC60はスタンバイ時間をGUIに表示するので、管理者は妥当かどうかを判断して設定OKを入力する。
S11:管理者PC60の操作入力受付部63は設定OKを受け付けて、管理者PC60の通信部61が設定要求をサーバ40に送信する。
S12:サーバ40はステップS6で選択された画像形成装置20にスタンバイ時間を送信する。画像形成装置20のIPアドレスは予めサーバ40に登録されていてよいし、画像形成装置20がログデータ等を送信したことに対する応答としてスタンバイ時間を送信してもよい。
S13:画像形成装置20の通信部21はスタンバイ時間を受信し、スタンバイ時間設定部25がスタンバイ時間を記憶部2000に記憶させる。
したがって、管理者が管理者PC60からサーバ40にアクセスする場合、管理者は顧客の任意の画像形成装置20に対しスタンバイ時間を設定できる。複数の画像形成装置20を選択して、一度にスタンバイ時間を設定することも可能である。
図7は管理者が操作している画像形成装置20にスタンバイ時間を設定する手順を示すシーケンス図の一例である。
S1:管理者は画像形成装置20を操作して算出条件を入力する。スタンバイ時間が設定される画像形成装置20は、管理者が操作している画像形成装置20であるため、サーバ40へのログインによる顧客IDの特定は必要ない。しかし、スタンバイ時間を設定する権限の認証のため、管理者が画像形成装置20又はサーバ40にログインする手順が要求されてよい。
S2:画像形成装置20の操作入力受付部22は算出条件の入力を受け付け、通信部21が算出条件及び機器機番をサーバ40に送信する。機器機番は画像形成装置20の記憶部2000に記憶されている。
S3:サーバ40の通信部41は算出条件及び機器機番を受信して、サーバ40の時間算出部46がスタンバイ時間を算出する。詳細は図10にて説明される。なお、機器機番が送信されるためサーバ40は顧客データテーブルから顧客IDを特定できる。
S4:サーバ40の通信部41はスタンバイ時間を画像形成装置20に送信する。
S5:画像形成装置20の操作入力受付部22はスタンバイ時間を操作部307に表示するので、管理者は妥当かどうかを判断して設定OKを入力する。
S6:画像形成装置20の操作入力受付部22は設定OKを受け付けて、スタンバイ時間設定部25はスタンバイ時間を画像形成装置20に設定する。
したがって、管理者が画像形成装置20からサーバ40にアクセスする場合、管理者は画像形成装置20を選択するが必要なく、操作している画像形成装置20に対しスタンバイ時間を設定できる。
なお、管理者が画像形成装置20からサーバ40にログインしたり、画像形成装置20がHTMLデータを解釈することは可能なので、管理者は画像形成装置20を操作して顧客の任意の画像形成装置20にスタンバイ時間を設定することもできる。したがって、図6,7の説明は便宜上のものであり、管理者が管理者PC60を使用するか画像形成装置20を使用するかで大きな制限は生じない。
<中間データテーブルの作成>
図8を用いて中間データテーブルの作成方法について説明する。中間データテーブルは、顧客IDが同じ時系列のログデータの印刷日時の差が登録されたものである。時系列とは印刷日時でログデータがソートされていることをいう。ログデータが印刷日時の順番で、画像形成装置20からサーバ40に送信されるという前提では、サーバ40にログデータが送信されればサーバ40の時間算出部46が算出することができる。時刻t1<時刻t2<…<時刻tn−1<時刻tnであるとすると、時間算出部46は「t2−t1」、「t3-t2」、「t4-t3」、「tn-tn-1」を算出し、顧客IDに対応づけて中間データテーブルに登録する。なお、分未満の算出結果は四捨五入又は切り捨てられてよい。
また、時間算出部46は、代表時間を記録するため時刻t2〜tnの時間部分(○時△分の○時)を取り出して、印刷間隔に対応づける。これにより、サーバ40は時間帯ごとにスタンバイ時間を算出できる。なお、スタンバイ時間が時間帯ごとに算出されない場合、時間帯を記録しなくてもよい。
このような算出を顧客IDごとに行うことで、顧客において画像形成装置20が使用される時間間隔を記録することができる。
なお、中間データテーブルはスタンバイ時間の算出時間を短縮するためのテーブルなので、必ずしも作成しなくてよい。
<算出条件設定画面>
図9は、管理者PC60のディスプレイ210に表示される算出条件設定画面500の一例を示す図である。この算出条件設定画面500は図6のステップS5又は図7のステップS1で表示される。管理者PC60のディスプレイ210と画像形成装置20の操作部307とで同じ算出条件設定画面500が表示される必要はないが、同等の情報が表示されたり同等の情報の入力を受け付けられたりすることができる。
算出条件設定画面500は画像形成装置選択欄501、分類欄502、集計オプション欄503及びボタン欄504を有する。以下、これらについて順番に説明する。
画像形成装置選択欄501には、サーバ40が顧客データDB4002から読み出した顧客IDに紐付いている機器機番と名称の少なくとも一方が表示される。図9では名称が表示されている。ユーザはマウスや指などでスタンバイ時間を設定する画像形成装置20を選択する。管理者PC60のGUI表示部62は、管理者が選択した画像形成装置20の名称を反転させるなどして明示する。
分類欄502は、サーバ40がスタンバイ時間を算出する際に参照するログデータのフィルタリング条件が入力される欄である。分類欄502には、「顧客規模」という文字に対応づけられたチェックボックス502a、「業種」という文字に対応づけられたチェックボックス502b、「MFP1台当たりの社員数」という文字に対応づけられたチェックボックス502c、が表示されている。チェックボックス502aがチェックされた場合、管理者が所属する顧客と同じ顧客規模の顧客のログデータがスタンバイ時間の算出に使用される。チェックボックス502bがチェックされた場合、管理者が所属する顧客の業種と同じ業種の顧客のログデータがスタンバイ時間の算出に使用される。チェックボックス502cがチェックされた場合、管理者が所属する顧客のMFP1台当たりの社員数が同じ顧客のログデータがスタンバイ時間の算出に使用される。これらはいずれも顧客データテーブルに登録されている。
管理者はチェックボックス502a〜502cのうち複数をチェックすることも可能である。この場合、フィルタリング条件は論理積(AND)として扱われる。例えば、チェックボックス502a〜502cが全てチェックされた場合、管理者が所属する顧客と同じ顧客規模の顧客のログデータ、かつ、管理者が所属する顧客の業種と同じ業種の顧客のログデータ、かつ、管理者が所属する顧客のMFP1台当たりの社員数が同じ顧客のログデータ、の全てを満たすログデータが使用される。
このように、管理者は自社の画像形成装置20のスタンバイ時間を算出する際に好ましいフィルタリング条件を設定できる。例えば、顧客規模が同じであれば社員が画像形成装置20を使用する頻度が同程度となる場合があるため、スタンバイ時間の算出に同程度の顧客規模のログデータを使用することが有効と考えられる。また、業種が同じであれば社員が近い業務形態を取る場合があるため画像形成装置20を使用する頻度が同程度となる場合がある。また、例えば、MFP1台当たりの社員数が同じであれば社員が画像形成装置20を使用する頻度が同程度となることも想定できる。したがって、これらのフィルタリング条件を組み合わせることで、管理者は適切なスタンバイ時間を算出できる。
集計オプション欄503は、サーバ40がスタンバイ時間を算出する際に参照するログデータのフィルタリング条件の一種であるが、オプションのフィルタリング条件が入力される欄である。オプションであるので、管理者が集計オプション欄503をチェックするかどうかは任意である。集計オプション欄503には、「自社の利用状況のみを利用する」という文字に対応づけられたチェックボックス503a、「MFPに絞って集計する」という文字に対応づけられたチェックボックス503b、「LPに絞って集計する」という文字に対応づけられたチェックボックス503c、が表示されている。
チェックボックス503aがチェックされた場合、管理者が所属する顧客のログデータだけがスタンバイ時間の算出に使用される。チェックボックス503bの"MFP"は複合機(プリンター機能以外の機能を有する画像形成装置)を意味しており、チェックボックス503bがチェックされた場合、複合機のログデータだけがスタンバイ時間の算出に使用される。チェックボックス503cの"LP"はプリンター(プリンター機能のみを有する画像形成装置)を意味しており、チェックボックス503cがチェックされた場合、プリンター機能だけを持つ画像形成装置20のログデータだけがスタンバイ時間の算出に使用される。なお、画像形成装置20がMFPからLPかは、機器機番に含まれる型番などにより判別される。
このように、管理者はオプションで自社の画像形成装置20のスタンバイ時間を算出する際に好ましいフィルタリング条件を設定できる。例えば、自社のログデータのみを使用して算出されたスタンバイ時間は、画像形成装置20が自社で実際に使用された際の印刷間隔が反映されたスタンバイ時間となる。したがって、画像形成装置20がすでにある程度の期間、使用されている場合には有効なオプションとなる。また、自社に新しい画像形成装置20が設置される場合、すでに設置されている画像形成装置20のログデータから算出されたスタンバイ時間を設定できる。
また、例えば、MFPとLPではユーザの使用の仕方に違いがあることが知られている。例えば、ユーザは多機能なMFPを選択する傾向にありMFPの使用頻度の方がLPよりも高くなる。このため、スタンバイ時間を設定する予定の画像形成装置20がMFPの場合、管理者がチェックボックス503bを選択することが有効な場合がある。また、スタンバイ時間を設定する予定の画像形成装置20がLPの場合、管理者がチェックボックス503cを選択することが有効な場合がある。
管理者はチェックボックス503a〜503cのうち複数をチェックすることも可能である。この場合、フィルタリング条件は論理積(AND)として扱われる。例えば、チェックボックス503aと503bがチェックされた場合、管理者が所属する顧客の画像形成装置20のうちMFPのログデータのみがスタンバイ時間の算出に使用される。
ボタン欄504は、スタンバイ時間の算出に際し算出方法を指定する欄である。ボタン欄504は、平均値取得ボタン504a、中央値取得ボタン504b、最頻値取得ボタン504c及びキャンセルボタン504dを有している。算出方法は、例えば平均値、中央値又は最頻値を算出することである。平均値取得ボタン504aはスタンバイ時間をログデータの印刷間隔の平均値として算出することを指定する。中央値取得ボタン504bはログデータの印刷間隔の中央値としてスタンバイ時間を算出することを指定する。最頻値取得ボタン504cはログデータの印刷間隔の最頻値としてスタンバイ時間を算出することを指定する。
<スタンバイ情報の算出処理>
図10は、サーバ40がスタンバイ時間を算出する手順を示すフローチャート図の一例である。図10の処理は図6のステップS8又は図7のステップS3で実行される。なお、すでに中間データテーブルが作成されているものとする。
サーバ40の通信部41が機器機番と算出条件を受信すると、算出条件受付部45は顧客データテーブルにおいて機器機番に対応づけられている顧客IDを特定する(S10)。これにより、顧客の顧客規模、業種、及び、MFP1台当たりの社員数を特定できる。なお、顧客IDそのものを管理者PC60や画像形成装置20から取得してもよい。あるいは、図6のステップS3で特定された顧客IDを使用してよい。
また、算出条件受付部45は、画像形成装置20から送信された算出条件を解析し、算出条件設定画面500の分類欄の設定、及び、集計オプション欄503の設定を取得する(S20)。
次に、時間算出部46は、分類欄の設定に基づき顧客IDを抽出する(S30)。具体的には、管理者が「顧客規模」を選択した場合は、ステップS10で特定した顧客規模と同じ顧客規模の顧客IDを顧客データテーブルから読み出す。管理者が「業種」を選択した場合は、ステップS10で特定した業種と同じ業種の顧客IDを顧客データテーブルから読み出す。管理者が「MFP1台当たりの社員数」を選択した場合は、ステップS10で特定したMFP1台当たりの社員数が同じ顧客IDを顧客データテーブルから読み出す。
例えば、管理者が「顧客規模」を選択し、管理者の所属する顧客の顧客規模が中である場合、顧客データテーブルから顧客規模が中の顧客IDを取得する。管理者が「MFP1台当たりの社員数」を選択し、管理者の所属する顧客のMFP1台当たりの社員数がG1である場合、顧客管理テーブルからMFP1台当たりの社員数がG1の顧客IDを取得する。
次に、時間算出部46は集計オプション欄503が選択されているか否かを判定する(S40)。
ステップS40の判定がYesの場合、時間算出部46は集計オプション欄503の設定にしたがって、ステップS30で抽出した顧客IDを更に絞り込む(S50)。例えば、「自社の利用状況のみ利用する」が選択されている場合、ステップS30で抽出した顧客IDのうち自社の顧客IDのみを抽出する。「MFPに絞って集計する」又は「LPに絞って集計する」が選択されている場合、MFPのみ又はLPのみを有している顧客IDを顧客データテーブルから取得することで、ステップS30で抽出した顧客IDを絞り込む。
次に、時間算出部46は中間データテーブルからステップS30又はS40で抽出した顧客IDに対応づけられている印刷間隔と代表時間を中間データテーブルから取得する(S60)。
次に、時間算出部46はステップS60で取得した印刷間隔から、算出方法に基づいてスタンバイ時間を算出する(S70)。具体的には、予め定められている8時〜12時、12時〜13時、13時〜17時、17時〜21時、21時〜8時等の時間帯に代表時間を区分して、それぞれの時間帯ごとに印刷間隔を統計処理することでスタンバイ時間を算出する。
<<算出方法ごとのスタンバイ時間の算出>>
ボタン欄504にて平均値取得ボタン504aが選択された場合、時間算出部46は印刷間隔の単純平均を算出する。そしてこれがスタンバイ時間となる。表7の中間データテーブルを例にして説明する。なお、上記のように実際は中間データテーブルから顧客規模、業種、又はMFP1台当たりの社員数の1つ以上、及び、集計オプション欄503の設定に基づき抽出された印刷間隔だけがスタンバイ時間の算出に用いられる。
表7の顧客ID=001の顧客では「(2+3+4)/3=3分」がスタンバイ時間となる。
ボタン欄504にて中央値取得ボタン504bが選択された場合、時間算出部46は印刷間隔の中央値を求める。時間算出部46は、時間帯ごとに印刷間隔をソートする。そして、各時間帯のデータ数(印刷間隔の数)をnとして以下のように中央値を求める。
・(n+1)が偶数の場合、中央値=(n+1)/2 番目の印刷間隔
・(n+1)が奇数の場合、中央値={n+1)/2の商をkとしてk番目の印刷間隔と(k+1)番目の印刷間隔の平均
表7の中間データテーブルを例にすると顧客ID=001の顧客は、データ数nが3なので、n+1=3+1=4は偶数である。よって、(3+1)/2=2番目の印刷間隔である3分がスタンバイ時間となる。
顧客ID=002の顧客は、データ数nが4なので、n+1=4+1=5は奇数である。(4+1)/2=2余り1、により商kは2となる。よって、2番目の印刷間隔である7分と3番目の印刷間隔である10分の平均として、8.5分がスタンバイ時間となる。
ボタン欄504にて最頻値取得ボタン504cが選択された場合、時間算出部46は印刷間隔の最頻値を求める。印刷間隔は1分単位で求められているので、時間算出部46は、印刷間隔が1分のデータが何個あるか、印刷間隔が2分のデータが何個あるか、印刷間隔が3分のデータが何個あるか等を、印刷間隔がMax分のデータが何個あるか、までそれぞれカウントする。「Max分」は抽出された印刷間隔のうち最大の印刷間隔である。カウント値が最も大きい印刷間隔がスタンバイ時間である。
表7の中間データテーブルを例にすると顧客ID=003の顧客の印刷間隔は5分が最も多いので、5分がスタンバイ時間になる。
<中間データテーブルのリサイズ>
中間データテーブルには、機器システム100の画像形成装置20がログデータを送信するごとに1つのレコードが登録されるので、中間データテーブルのサイズは時間が経つにつれて大きくなる。そこで、定期的にリサイズすることが好ましい。これによりスタンバイ時間の算出に要する時間が増大することを防げる。
サーバ40のリサイズ部47は、削除対象の条件にしたがって、中間データテーブルの中間データを削除する。削除対象の条件としては、例えば一定以上の過去(例えば2年以上前、1年以上前、90日以上前など)の印刷間隔を削除するという条件が挙げられる。このためには、中間データテーブルが代表時間でなく印刷日時をそのまま有していればよい。リサイズ部47は、中間データテーブルで印刷日時が一定以上過去の中間データを削除する。
なお、古い情報であっても削除しない方が好ましい場合がある。例えば、ある顧客のログデータの数が少ない場合、集計オプション欄503で「自社の利用状況のみ利用する」が選択されても、統計的にスタンバイ時間を算出するにはログデータの数が足りない状況が生じるおそれがある。このため、リサイズ部47は例えば、所定数を残して(所定数以下にならないように)古い中間データを削除する。
図11は、リサイズ部47が中間データテーブルをリサイズする手順を示すフローチャート図の一例である。図11は、例えばサーバ40の処理負荷が低下する時間になると1日1回を上限に実行される。
リサイズ部47は、中間データテーブルを同じ顧客IDに区分して、顧客IDごとに印刷日時でソートする(S10)。
次に、リサイズ部47は顧客IDを1つ選択する(S20)。昇順や降順に選択しても不作為に選択してもよい。
次に、リサイズ部47は選択した顧客IDの中間データが最低限残すべき数よりも多いか否かを判定する(S30)。ステップS30の判定がNoの場合、中間データを削除すべきでないので処理はステップS50に進む。
ステップS30の判定がYesの場合、リサイズ部47は一定以上古い中間データを削除する(S40)。
リサイズ部47は未処理の顧客IDがある間、ステップS20〜S40の処理を繰り返す(S50)。
<カレンダーを利用したスタンバイ時間の算出>
ところで、一般的な企業では印刷間隔は平日か休日かによって大きく異なると考えられる。また、平日であっても、月初め、月末などでは他の平日と業務内容が異なる場合もある。しかし、上記の算出例では1日のうちの時間帯でしかスタンバイ時間の算出を区分しておらず、平日や休日などが区別されていない。
そこで、以下では、カレンダーを利用して、曜日等に応じて算出されるスタンバイ時間について説明する。具体的には以下のようなルールを使用する。
(a)平日のスタンバイ時間は前年以前の同じ日以降で最も近い平日のログデータを用いてスタンバイ時間を算出する。
(b)一日以降で最初の平日のスタンバイ時間は、前年以前の同月の一日以降で最初の平日のログデータを用いてスタンバイ時間を算出する。
(c)31日以前で最後の平日のスタンバイ時間は、前年以前の同月の31日以前で最後の平日のログデータを用いてスタンバイ時間を算出する。
(d)土曜又は日曜のスタンバイ時間は前年以前の同じ日以降で最も近い土曜又は日曜のログデータを用いてスタンバイ時間を算出する。
(e)祝日のスタンバイ時間は前年以前の同じ祝日のログデータを用いてスタンバイ時間を算出する。
図12を用いて説明する。図12はカレンダーを用いたスタンバイ時間の算出を説明する図の一例であり、図12(a)は2014年の7,8月のカレンダーを、図12(b)は2015年の7,8月のカレンダーをそれぞれ示す。
例えば、2015年7月1日は一日以降で最初の平日なので、2015年7月1日のスタンバイ時間は、同じく平日の2014年7月1日のログデータを用いて算出される。
また、2015年7月4日は土曜日だが、2014年7月4日は平日になっている。このため、2015年7月4日のスタンバイ時間は、2014年7月4日以降で最初の土曜日の2014年7月5日のログデータを用いて算出される。
また、2015年7月20日は祝日なので、2015年7月20日のスタンバイ時間は、同じ祝日である2014年7月21日のログデータを用いて算出される。
また、2015年8月3日は一日以降で最初の平日なので、2015年8月3日のスタンバイ時間は、同月の一日以降で最初の平日である2014年8月1日のログデータを用いて算出される。
2015年8月31日は31日以前で最後の平日のスタンバイ時間なので、2015年8月31日のスタンバイ時間は、同月の31日以前で最後の平日である2014年8月29日のログデータを用いて算出される。
図13は、カレンダーを利用して時間算出部46がログデータを取得する手順を示すフローチャート図の一例である。図13の処理は、スタンバイ時間を決定する日にちの前日以前に実行されればよい。また、企業規模、業種、MFP1台当たりの社員数及び集計オプション欄503の設定に基づく顧客IDの抽出はすでに行われているものとする。
まず、時間算出部46はスタンバイ時間を決定する日を決定する(S10)。例えば、図13の処理を行う日の翌日などである。
次に、ステップS10で決定した日が一日以降で最初の平日か否かを判定する(S20)。
ステップS20の判定がYesの場合、時間算出部46は前年以前の同月の一日以降で最初の平日の中間データを取得する(S30)。すなわち、時間算出部46は前年以前の同月のカレンダーを参照して一日以降で最初の平日の日にちを特定する。そして特定した日にちを印刷日時とする中間データを取得する。
ステップS20の判定がNoの場合、ステップS10で決定した日が31日以前で最後の平日か否かを判定する(S40)。
ステップS40の判定がYesの場合、時間算出部46は前年以前の同月の31日以前で最後の平日の中間データを取得する(S50)。すなわち、時間算出部46は前年以前の同月のカレンダーを参照して、31日以前で最後の平日の日にちを特定する。そして特定した日にちを印刷日時とする中間データを取得する。
ステップS40の判定がNoの場合、ステップS10で決定した日が祝日か否かを判定する(S60)。
ステップS60の判定がYesの場合、時間算出部46は前年以前の同じ祝日の中間データを取得する(S70)。すなわち、時間算出部46は前年以前の同月のカレンダーを参照して、同じ祝日の日にちを特定する。そして特定した日にちを印刷日時とする中間データを取得する。
ステップS60の判定がNoの場合、時間算出部46は前年以前の同じ日以降で最も近い平日、土曜日、又は日曜日の中間データを取得する(80)。すなわち、時間算出部46は前年以前の同月のカレンダーを参照して、ステップS10で決定した日と同じ日以降で最も近い平日、土曜日、又は日曜日の日にちを特定する。そして特定した日にちを印刷日時とする中間データを取得する。なお、前年以前の同じ日以降に該当する日がない場合、前年以前の同月の最後の平日、土曜日、又は日曜日の中間データを取得すればよい。
このようにカレンダーを利用することで、月初め、月末、祝日、平日又は休日かどうかを反映させたスタンバイ時間を算出できる。したがって、企業などの業務形態を反映させたスタンバイ時間を算出しやすくなる。
<最適な算出方法の決定>
図9の算出条件設定画面500では管理者が1つの算出方法を選択していたが、サーバ40が最適な算出方法を提案してもよい。管理者が所属する顧客の画像形成装置20がすでに十分なログデータをサーバ40に送信している場合、サーバ40は自社のログデータで算出したスタンバイ時間を検証することができる。
図14は、算出されたスタンバイ時間に基づく算出方法の検証を説明する図の一例である。図14では2つの印刷日時tp、tqとスタンバイ時間Tsを模式的に示すと共に、斜線部で消費電力を模式的に示している。
図14(a)はtq−tp>Tsの場合を示している。このため、スタンバイ時間Tsにより電力Eeが消費される。また、通常モードへの復帰のために開始電力Esが消費される。しかし、待機時間Txの電力Exが節約される。以上から、tq−tp>Tsの場合の消費電力は以下のようにして算出される。
消費電力A=Ee+Es−Ex
なお、EeとEsは簡単には一定値としてよく、ExはTxに比例するためTxに比例定数を乗じることで求められる。
図14(b)はtq−tp≦Tsの場合を示している。このため、tq−tpの間、電力Erが消費されるが、開始電力Esは消費されない。
消費電力B=Er
なお、Erはtq−tpに比例するためtq−tpに比例定数を乗じることで求められる。
したがって、tq−tp>Tsであるかtq−tp≦Tsであるかに場合分けして、消費電力を算出することで、算出されたスタンバイ時間がどの程度の電力を消費するかを推定できる。3つの算出方法でそれぞれ消費電力を算出すれば最適な算出方法を決定できる。
図15は、選択部48がスタンバイ時間を選択する手順を示すフローチャート図の一例である。図15の処理は、図6のステップS8又は図7のステップS3で実行される。この場合、管理者がボタン欄504で「最適な統計処理を選択」などのボタンを選択したものとする。
時間算出部46は3つの算出方法のそれぞれで、管理者が所属する顧客のスタンバイ時間を算出する(S10)。
次に、選択部48は中間データテーブルから管理者が所属する顧客の中間データを取得する(S20)。
そして、以下のステップS30〜S60を3つのスタンバイ時間、及び、自社の中間データに対し繰り返す。
まず、選択部48は印刷間隔よりもスタンバイ時間の方が小さいか否かを判定する(S30)。
ステップS30の判定がYesの場合、選択部48は上記の消費電力Aを算出する(S40)。
ステップS30の判定がNoの場合、選択部48は上記の消費電力Bを算出する(S50)。
選択部48は、消費電力A及び消費電力Bを累積する(S60)。
3つのスタンバイ時間でそれぞれ消費電力を算出すると、選択部48は3つのうち最も少ない消費電力が算出された算出方法とスタンバイ時間を決定する(S70)。
このようにして決定されたスタンバイ時間は管理者PC60に送信され、管理者が設定OKを入力することで自社の画像形成装置20に設定される。したがって、最も消費電力が少なくなるスタンバイ時間を自社の画像形成装置20に設定できる。
以上説明したように、本実施例の画像形成装置20Cは設置された当初からフィルタリング条件で最適化されたスタンバイ時間で省エネモードに移行することができる。また、画像形成装置20がある程度の期間使用されると、使用態様に最適なスタンバイ時間で省エネモードに移行することができる。
実施例1では、画像形成装置20がスタンバイ時間をサーバ40から設定された後、顧客が画像形成装置20を利用し続けることによりスタンバイ時間の最適値が変化しても、スタンバイ時間を最適化していない。また、原則的に顧客の管理者が平均値、中央値又は最頻値から画像形成装置に設定する値を選択する必要があったが、管理者はどの値が最も最適なのかを知ることができなかった。
そこで、本実施例では、顧客の画像形成装置20の各印刷日時と顧客が使用する機種の消費電力から、サーバ40が平均値、中央値及び最頻値それぞれで一日の消費電力を算出して記録しておく。そして、例えば毎月1回、平均値、中央値及び最頻値のうち消費電力の最小値が一月で最も多くなった値を顧客の画像形成装置20にサーバ40が設定する。
図16は、本実施例の機器システム100の概略的な動作を説明する図の一例である。本明細書において同一の符号を付した構成要素については、同様の機能を果たすので、一度説明した構成要素の説明を省略あるいは相違点についてのみ説明する場合がある。
(1)画像形成装置20A,20Bは主に定期的にログデータ11をサーバ40に送信する。ログデータ11には少なくとも画像形成装置20A、20Bの印刷日時(使用時刻)が含まれている。
(2)サーバ40はログデータ11に含まれる印刷日時の間隔を統計的に処理して、平均値、中央値、及び、最頻値を算出する。
(3)サーバ40が平均値、中央値又は最頻値のいずれかをスタンバイ時間12として画像形成装置20Cに送信することで、画像形成装置20Cには適切なスタンバイ時間が設定される。これが初回のスタンバイ時間の設定である。なお、説明の便宜上、本実施例では初回の設定で平均値が画像形成装置20Cに送信されるものとして説明する。
(4)画像形成装置20Cは主に定期的にログデータ11をサーバ40に送信する。ログデータ11には少なくとも画像形成装置20Cの印刷日時が含まれている。
(5)サーバ40は、顧客Cの印刷日時を元に(2)で算出した平均値、中央値又は最頻値のそれぞれが画像形成装置に設定された場合の1日の消費電力を算出する。詳細は後述される。
(6)サーバ40は例えば一月のうちで消費電力が最小となる回数が最も多い平均値、中央値又は最頻値のいずれかをスタンバイ時間12として画像形成装置20Cに設定する。
したがって、本実施例の機器システム100によれば、顧客の個別の利用実績に基づいて消費電力を1日単位で計算しておき、過去の一月で最も多く消費電力が最小となった算出方法で算出されたスタンバイ時間を画像形成装置20に設定できる。
<機能について>
図17は、本実施例の機器システム100の機能ブロック図の一例である。図17において、図5と同一の符号を付した構成要素は同様の機能を果たすので、主に本実施例の主要な構成要素についてのみ説明する場合がある。
本実施例のサーバ40は、新たに消費電力算出部51を有している。また、記憶部4000に日時消費電力DB4006及び機種消費電力DB4007を有している。
Figure 0006536370
記憶部4000には、表8に示されるような機種消費電力テーブルが記憶された機種消費電力DB4007が構築されている。機種消費電力テーブルは「型番」、「種別」、「消費電力」という項目を有している。種別は、消費電力が異なる動作モードの区別を示す。消費電力のうち、起動時の消費電力は1回の起動に消費される電力を示し、起動中と待機中の消費電力は単位時間に消費される電力を示す。
Figure 0006536370
記憶部4000には、表9に示されるような日時消費電力テーブルが記憶された日時消費電力DB4006が構築されている。日時消費電力テーブルは「機器機番」、「日付」、「1日の消費電力が最小となるスタンバイ時間」という項目を有している。日時消費電力テーブルにより、例えばある一月の毎日ごとに消費電力が最小となるスタンバイ時間が分かるため、次の月に設定すべきスタンバイ時間を決定できる。このスタンバイ時間は、平均値、中央値又は最頻値のいずれかである。日時消費電力テーブルの作成方法は後述される。
(サーバの機能について)
サーバ40が有する消費電力算出部51は、図3に示されるCPU301等によって実現され、画像形成装置20から収集した印刷日時を元に、平均値、中央値又は最頻値のそれぞれが画像形成装置20に設定された場合の1日の消費電力を算出する。
<初期値データテーブル>
実施例1にて説明したように、サーバ40は中間データテーブルを作成し、中間データテーブルから初期値データテーブルが得られた。本実施例では、中間データテーブルから平均値、中央値及び最頻値のそれぞれが算出され、それぞれが初期値データテーブルに記録される。
Figure 0006536370
表10(a)は本実施例の初期値データテーブルの一例を示す。上記のように、初期値データテーブルには、「機器機番」及び「時間帯」ごとに、印刷間隔の「平均値」「中央値」「最頻値」が登録されている。なお、本実施例では説明を簡単にするため、以下では「時間帯」を省略して説明する場合がある。
表10(b)は本実施例の中間データテーブルの一例を示す。中間データテーブルには、「顧客ID」及び「印刷日時」ごとに、「印刷間隔」、起動フラグ(平均値)、起動フラグ(中央値)、及び、起動フラグ(最頻値)が登録されている。印刷日時は実施例1のように代表時間でもよい。起動フラグ(平均値)、起動フラグ(中央値)、起動フラグ(最頻値)は、中間データテーブルの印刷間隔が生じた場合に、画像形成装置20が起動したか否かを示すフラグである。例えば、印刷間隔が11分の場合、スタンバイ時間が平均値(10分)であると仮定すると、画像形成装置20が起動する(Sが設定されている)。スタンバイ時間が中央値(7分)であると仮定した場合も画像形成装置20が起動する(Sが設定されている)。一方、スタンバイ時間が最頻値(15分)であると仮定すると、画像形成装置20は起動しない。印刷間隔>スタンバイ時間の場合に、画像形成装置20が起動するので、起動フラグSが設定されるかどうかは、「印刷間隔−平均値」「印刷間隔−中央値」「印刷間隔−最頻値」が正かどうかにより判定される。起動フラグは、後述する日時消費電力の算出に用いられる。
<算出条件設定画面>
図18は、本実施例において管理者PC60のディスプレイ210に表示される算出条件設定画面500の一例を示す図である。なお、図18において、図9と同一の符号を付した構成要素は同様の機能を果たすので、主に本実施例の主要な構成要素についてのみ説明する場合がある。
図18の算出条件設定画面500は、ボタン欄504に設定ボタン504eとキャンセルボタン504dを有している。つまり、平均値取得ボタン504a、中央値取得ボタン504b、及び、最頻値取得ボタン504cを有していない。これは、本実施例では、顧客が平均値、中央値又は最頻値を選択するのでなく、サーバ40が最も消費電力が小さくなると推測されるスタンバイ時間を画像形成装置20に設定するためである。初回の設定時のみ、サーバ40は平均値を設定する。このように顧客がスタンバイ時間の算出方法を選択しなくても、最も消費電力が小さくなると推測されるスタンバイ時間を設定できる。
<日時消費電力テーブルの作成>
図19は、日時消費電力テーブルの作成を模式的に説明する図の一例である。図19では、a.起動、b.印刷日時、c.スタンバイ時間、d.起動時間、e.待機時間が時系列に示されている。a.起動には、画像形成装置20が起動したタイミングに「S」が記載されている。b.印刷日時には、顧客が印刷したタイミングで縦線が記載されている。c.スタンバイ時間は、画像形成装置20に設定されているスタンバイ時間である。d.起動時間は画像形成装置20が起動している時間である。e.待機時間は画像形成装置20が待機している時間である。
電力が消費されるのは、起動時、起動時間及び待機時間である。したがって、1日の消費電力は以下のようにして算出される。
1日の消費電力=起動時の消費電力×1日の起動回数+起動中の消費電力×1日の起動時間+待機中の消費電力×(24時間−起動時間) …(1)
起動時間について説明する。起動時間には画像形成装置20が起動しなかった印刷日時と直前の印刷日時の差が含まれる(図19(a)の符号601)。これだけでは、待機状態になる直前の印刷から待機状態になるまでの起動時間が含まれない。このため、画像形成装置20が起動した場合には直前にスタンバイ時間が経過したことに着目して、起動回数とスタンバイ時間の積から、待機状態になる直前の印刷から待機状態になるまでの起動時間を求める(図19(a)の符号602)。このように、サーバ40は中間データテーブルから起動時間を算出することができる。
図19(a)のスタンバイ時間が平均値であり、図19(b)のスタンバイ時間が最頻値であるとする(平均値<最頻値)。図19(b)に示すように、2つの印刷間隔603を除いて、スタンバイ時間の方が印刷間隔より長くなるので、画像形成装置20が2回しか待機状態に入らない。このため、起動回数が低減されることが分かる。このように、スタンバイ時間が変わることで、画像形成装置20の消費電力が大きく変わることが裏付けられる。
図20は、消費電力算出部51が消費電力を算出し、日時消費電力テーブルに登録する手順を示すフローチャート図の一例である。図20のフローチャート図は、例えば1日1回、実行される。
サーバ40の消費電力算出部51は、画像形成装置20ごとに前日の印刷間隔を抽出する(S10)。すなわち、中間データテーブルから取り出した前日のレコードの印刷間隔を読み出す。
次に、消費電力算出部51は、初期値が印刷間隔より小さいか否かをレコードごとに判定する(S20)。この初期値は、初期値データテーブルの平均値、中央値及び最頻値をいう。したがって、消費電力算出部51は3回の比較を行う。
初期値が印刷間隔より小さい場合(S20のYes)、画像形成装置20が起動すると推定されるので、消費電力算出部51は中間データテーブルに起動フラグを設定する(S30)。比較は、印刷間隔と平均値、印刷間隔と中央値、及び、印刷間隔と最頻値のそれぞれで行われるので、ステップS20の関係を満たす組み合わせの全てに起動フラグを設定する。
次に、消費電力算出部51は機種消費電力DB4007から、型番に対応づけられている画像形成装置20の消費電力を読み出す(S40)。画像形成装置20の型番は機器機番に含まれている。
消費電力算出部51は、式(1)を用いて画像形成装置20の前日の消費電力を算出する(S50)。中間データテーブルには、平均値、中央値及び最頻値のそれぞれに起動フラグが設定されている。消費電力算出部51は平均値、中央値及び最頻値のそれぞれで前日の消費電力を算出する。表10(b)の中間データテーブルを例にスタンバイ時間として平均値が選択された場合の算出方法を説明する。まず、平均値の場合の起動回数は2回である。起動時間は、「8分+1分+5分」、及び、「起動フラグが設定されているレコードの数2×平均値(10分)の合計により34分である。したがって、スタンバイ時間が平均値の場合の前日の消費電力は、
前日の消費電力(平均値)=10Wh×起動回数(2回)+5W×34分+2W×(24時間−34分)
となる。この計算を、中央値と最頻値についても行う。
消費電力算出部51は、平均値で算出した消費電力、中央値で算出した消費電力、及び、最頻値で算出した消費電力のうち最も小さい値を決定し、消費電力が最も小さくなるスタンバイ時間を日時消費電力テーブルの「1日の消費電力が最小となるスタンバイ時間」として登録する(S60)。
このような1日の消費電力の算出を毎日行うことで、毎日、「1日の消費電力が最小となるスタンバイ時間」が得られる。したがって、「1日の消費電力が最小となるスタンバイ時間」には、平均値、中央値又は最頻値のいずれかが設定される。
<<スタンバイ時間の設定>>
図21を用いて、日時消費電力テーブルを用いたスタンバイ時間の設定について説明する。図21は、顧客に最適なスタンバイ時間をサーバ40が設定する手順を示すフローチャート図の一例である。図21は、サーバ40がスタンバイ時間の算出を管理者PC60又は画像形成装置20から要求されるとスタートする。
サーバ40の時間算出部46はスタンバイ時間の算出がこの画像形成装置20にとって初めてか否かを判定する(S10)。初めてか否かは初期値データテーブルに機器機番と平均値、中央値及び最頻値が登録されているか否かによって判定できる。
ステップS10の判定がYesの場合、サーバ40が実施例1と同様に、図18の算出条件設定画面500でユーザが設定した算出条件に基づいて、スタンバイ時間の初期値を算出する(S20)。すなわち、中間データテーブルを参照して、平均値、中央値、及び、最頻値を算出する。
次に、時間算出部は初期値(平均値、中央値、及び、最頻値)を初期値データテーブルに登録する(S30)。
サーバ40の通信部41は平均値を管理者PC60又は画像形成装置20に送信する(S40)。これにより、画像形成装置20にはスタンバイ時間として初期値が設定される。なお、サーバ40の通信部41は中央値又は最頻値を送信してもよい。
一方、ステップS10の判定がNoの場合、サーバ40の記憶・読出部49が日時消費電力テーブルから機器機番に対応づけられている「1日の消費電力が最小となるスタンバイ時間」を読み出し、最も多く現れる値を通信部41が管理者PC60又は画像形成装置20に送信する(S50)。表9を例にすれば、7分、10分又は15分のいずれかが設定されているので、最も頻度が多い値を決定する。なお、「1日の消費電力が最小となるスタンバイ時間」の平均値又は中央値を決定してもよい。
したがって、本実施例の機器システム100によれば、管理者が平均値、中央値又は最頻値から画像形成装置20に設定する値を選択しなくても、顧客の印刷間隔に最適なスタンバイ時間を設定できる。
<その他の適用例>
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、図5などの構成例は、サーバ40及び画像形成装置20による処理の理解を容易にするために、主な機能に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって本願発明が制限されることはない。サーバ40及び画像形成装置20の処理は、処理内容に応じて更に多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割することもできる。
また、図5の記憶部4000に記憶される各種のデータベース、及び、記憶部2000に記憶される各種のデータベースはネットワークN上に存在していてもよい。
また、機器システム100が複数のサーバ40を有していてもよく、サーバ40の機能が複数のサーバに分散して配置されていてもよい。
また、本実施形態ではサーバ40がスタンバイ時間を算出したが、画像形成装置20がスタンバイ時間を算出してもよい。この場合、画像形成装置20が自機のログデータを蓄積しておけばスタンバイ時間を算出できる。
20 画像形成装置
40 サーバ
42 ログデータ取得部
42 データ取得手段
46 時間算出部
47 リサイズ部
48 選択部
60 管理者PC
100 機器システム
特開2014−78269号公報

Claims (15)

  1. 第一動作モードと、前記第一動作モードよりも消費電力の低い第二動作モードとでそれぞれ動作する機器と、ネットワークを介して通信可能な情報処理装置であって、
    前記機器から前記機器が使用されるごとに生成される使用時刻を含むデータを取得するデータ取得手段と、
    前記機器ごとに前記データの前記使用時刻の差を集計することで、前記第一動作モードから前記第二動作モードに移行する時間情報を作成する時間情報作成手段と、
    ネットワークを介して接続された端末装置又は前記機器から、前記時間情報の算出に用いられる前記データを抽出するための抽出情報を取得する抽出情報取得手段と、
    前記機器の機器識別情報及び前記機器の使用者の識別情報に対応づけて、前記機器の使用者の規模情報、業種情報又は機器1台当たりのユーザ数の少なくとも1つが登録されている使用者情報記憶部から、前記抽出情報取得手段が前記端末装置又は前記機器から取得した前記機器識別情報に対応づけられた前記使用者の識別情報を読み出す読出手段と、を有し、
    前記抽出情報取得手段は、前記抽出情報として、前記機器の前記使用者の規模情報、前記業種情報又は機器1台当たりのユーザ数の少なくとも1つを取得し、
    前記読出手段は、前記抽出情報に含まれる前記規模情報、前記業種情報又は前記ユーザ数に応じて、前記使用者の識別情報に対応づけられている前記規模情報、前記業種情報又は前記ユーザ数を前記使用者情報記憶部から読み出し、
    前記規模情報、前記業種情報又は前記ユーザ数と同程度の前記規模情報、前記業種情報又は前記ユーザ数が対応づけられている前記使用者の識別情報を前記使用者情報記憶部から読み出し、
    前記時間情報作成手段は、前記読出手段が読み出した前記識別情報の前記使用者が使用する前記機器が送信した前記データを用いて前記時間情報を作成する情報処理装置。
  2. 前記時間情報作成手段が作成した前記時間情報を、前記データを送信した前記機器とは異なる前記機器に送信するか、又は、前記データを送信した前記機器に送信する送信手段を有する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 記抽出情報取得手段が取得した前記抽出情報により抽出された前記データを用いて前記時間情報作成手段が前記時間情報を作成する請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記抽出情報に、前記使用者の前記データのみ使用するという指示が含まれている場合、
    前記時間情報作成手段は、前記抽出情報取得手段が前記端末装置又は前記機器から取得した前記機器識別情報に対応づけられている前記使用者の前記識別情報を前記使用者情報記憶部から読み出し、該使用者が使用する前記機器が送信した前記データのみを用いて前記時間情報を作成する請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記抽出情報には、前記時間情報の算出方法として、平均、中央値、又は、最頻値が含まれており、
    前記時間情報作成手段は、前記算出方法にしたがって、前記使用時刻の差の平均、中央値、又は、最頻値を算出することで前記時間情報を算出する請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記読出手段は、前記データに添付された前記機器識別情報に対応づけられた前記使用者の前記識別情報を前記使用者情報記憶部から読み出し、
    前記時間情報作成手段は、前記読出手段が読み出した前記使用者の前記識別情報と前記使用時刻の前記差を対応づけてデータ記憶部に記憶させる請求項4又は5に記載の情報処理装置。
  7. 前記データ記憶部には、前記使用者の前記識別情報と前記使用時刻の前記差に加え前記使用時刻が対応づけられており、
    同じ前記使用者の前記識別情報に対応づけられた前記使用時刻の前記差の数が所定数以下にならない範囲で、前記使用時刻が一定以上古い前記データを削除する削除手段を有する請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記時間情報作成手段は、日ごとに前記時間情報を作成するものであり、
    前記時間情報を作成する日が平日、土曜日、日曜日、又は、祝日である場合、それぞれ平日、土曜日、日曜日、又は、祝日に生成された前記データを用いて前記時間情報を作成する請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記使用時刻の差の平均、中央値、及び、最頻値に基づいてそれぞれ算出された前記時間情報で、前記機器が前記第一動作モードから前記第二動作モードに移行した場合の前記消費電力をそれぞれ算出する消費電力算出手段を有し、
    前記送信手段は、それぞれ算出された前記消費電力のうち最も小さい前記消費電力が算出された前記時間情報を前記端末装置又は前記機器に送信する請求項5〜8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記時間情報作成手段は、1日がいくつかに区分された時間帯ごとに前記時間情報を作成する請求項3〜9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記抽出情報取得手段は、前記端末装置又は前記機器から前記データと共に前記機器を識別するための前記機器の機器識別情報を取得し、
    前記送信手段は、前記端末装置から送信された前記機器識別情報の前記機器に前記時間情報を送信するか、又は、前記抽出情報を前記機器識別情報と共に送信した前記機器に前記時間情報を送信する請求項3〜10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 第一動作モードと、前記第一動作モードよりも消費電力の低い第二動作モードとでそれぞれ動作する機器であって、
    前記機器が使用された使用時刻を含むデータを蓄積するデータ蓄積手段と、
    前記データ蓄積手段に蓄積された前記データの前記使用時刻の差を集計することで、前記第一動作モードから前記第二動作モードに移行する時間情報を作成する時間情報作成手段と、
    ネットワークを介して接続された端末装置又は前記機器から、前記時間情報の算出に用いられる前記データを抽出するための抽出情報を取得する抽出情報取得手段と、
    前記機器の機器識別情報及び前記機器の使用者の識別情報に対応づけて、前記機器の使用者の規模情報、業種情報又は機器1台当たりのユーザ数の少なくとも1つが登録されている使用者情報記憶部から、前記抽出情報取得手段が前記端末装置又は前記機器から取得した前記機器識別情報に対応づけられた前記使用者の識別情報を読み出す読出手段と、を有し、
    前記抽出情報取得手段は、前記抽出情報として、前記機器の前記使用者の規模情報、前記業種情報又は機器1台当たりのユーザ数の少なくとも1つを取得し、
    前記読出手段は、前記抽出情報に含まれる前記規模情報、前記業種情報又は前記ユーザ数に応じて、前記使用者の識別情報に対応づけられている前記規模情報、前記業種情報又は前記ユーザ数を前記使用者情報記憶部から読み出し、
    前記規模情報、前記業種情報又は前記ユーザ数と同程度の前記規模情報、前記業種情報又は前記ユーザ数が対応づけられている前記使用者の識別情報を前記使用者情報記憶部から読み出し、
    前記時間情報作成手段は、前記読出手段が読み出した前記識別情報の前記使用者が使用する前記機器が送信した前記データを用いて前記時間情報を作成する機器。
  13. 第一動作モードと、前記第一動作モードよりも消費電力の低い第二動作モードとでそれぞれ動作する機器と、情報処理装置とがネットワークを介して通信可能な情報処理システムであって、
    前記機器ごとに前記機器が使用されるごとに生成される使用時刻を含むデータを送信する送信手段と、
    前記データを取得するデータ取得手段と、
    前記データの前記使用時刻の差を集計することで、前記第一動作モードから前記第二動作モードに移行する時間情報を作成する時間情報作成手段と、
    ネットワークを介して接続された端末装置又は前記機器から、前記時間情報の算出に用いられる前記データを抽出するための抽出情報を取得する抽出情報取得手段と、
    前記機器の機器識別情報及び前記機器の使用者の識別情報に対応づけて、前記機器の使用者の規模情報、業種情報又は機器1台当たりのユーザ数の少なくとも1つが登録されている使用者情報記憶部から、前記抽出情報取得手段が前記端末装置又は前記機器から取得した前記機器識別情報に対応づけられた前記使用者の識別情報を読み出す読出手段と、を有し、
    前記抽出情報取得手段は、前記抽出情報として、前記機器の前記使用者の規模情報、前記業種情報又は機器1台当たりのユーザ数の少なくとも1つを取得し、
    前記読出手段は、前記抽出情報に含まれる前記規模情報、前記業種情報又は前記ユーザ数に応じて、前記使用者の識別情報に対応づけられている前記規模情報、前記業種情報又は前記ユーザ数を前記使用者情報記憶部から読み出し、
    前記規模情報、前記業種情報又は前記ユーザ数と同程度の前記規模情報、前記業種情報又は前記ユーザ数が対応づけられている前記使用者の識別情報を前記使用者情報記憶部から読み出し、
    前記時間情報作成手段は、前記読出手段が読み出した前記識別情報の前記使用者が使用する前記機器が送信した前記データを用いて前記時間情報を作成する情報処理システム。
  14. 第一動作モードと、前記第一動作モードよりも消費電力の低い第二動作モードとでそれぞれ動作する機器と、ネットワークを介して通信可能な情報処理装置を、
    前記機器から前記機器が使用されるごとに生成される使用時刻を含むデータを取得するデータ取得手段と、
    前記機器ごとに前記データの前記使用時刻の差を集計することで、前記第一動作モードから前記第二動作モードに移行する時間情報を作成する時間情報作成手段と、
    ネットワークを介して接続された端末装置又は前記機器から、前記時間情報の算出に用いられる前記データを抽出するための抽出情報を取得する抽出情報取得手段と、
    前記機器の機器識別情報及び前記機器の使用者の識別情報に対応づけて、前記機器の使用者の規模情報、業種情報又は機器1台当たりのユーザ数の少なくとも1つが登録されている使用者情報記憶部から、前記抽出情報取得手段が前記端末装置又は前記機器から取得した前記機器識別情報に対応づけられた前記使用者の識別情報を読み出す読出手段、として機能させ、
    前記抽出情報取得手段は、前記抽出情報として、前記機器の前記使用者の規模情報、前記業種情報又は機器1台当たりのユーザ数の少なくとも1つを取得し、
    前記読出手段は、前記抽出情報に含まれる前記規模情報、前記業種情報又は前記ユーザ数に応じて、前記使用者の識別情報に対応づけられている前記規模情報、前記業種情報又は前記ユーザ数を前記使用者情報記憶部から読み出し、
    前記規模情報、前記業種情報又は前記ユーザ数と同程度の前記規模情報、前記業種情報又は前記ユーザ数が対応づけられている前記使用者の識別情報を前記使用者情報記憶部から読み出し、
    前記時間情報作成手段は、前記読出手段が読み出した前記識別情報の前記使用者が使用する前記機器が送信した前記データを用いて前記時間情報を作成するプログラム。
  15. 第一動作モードと、前記第一動作モードよりも消費電力の低い第二動作モードとでそれぞれ動作する機器と、情報処理装置とがネットワークを介して通信可能な情報処理システムが行う情報処理方法であって、
    送信手段が、前記機器が使用されるごとに生成される使用時刻を含むデータを送信するステップと、
    データ取得手段が、前記データを取得するステップと、
    時間情報作成手段が、前記機器ごとに前記データの前記使用時刻の差を集計することで、前記第一動作モードから前記第二動作モードに移行する時間情報を作成するステップと、
    抽出情報取得手段が、ネットワークを介して接続された端末装置又は前記機器から、前記時間情報の算出に用いられる前記データを抽出するための抽出情報を取得するステップと、
    読出手段が、前記機器の機器識別情報及び前記機器の使用者の識別情報に対応づけて、前記機器の使用者の規模情報、業種情報又は機器1台当たりのユーザ数の少なくとも1つが登録されている使用者情報記憶部から、前記抽出情報取得手段が前記端末装置又は前記機器から取得した前記機器識別情報に対応づけられた前記使用者の識別情報を読み出すステップと、
    前記抽出情報取得手段が、前記抽出情報として、前記機器の前記使用者の規模情報、前記業種情報又は機器1台当たりのユーザ数の少なくとも1つを取得するステップと、
    前記読出手段が、前記抽出情報に含まれる前記規模情報、前記業種情報又は前記ユーザ数に応じて、前記使用者の識別情報に対応づけられている前記規模情報、前記業種情報又は前記ユーザ数を前記使用者情報記憶部から読み出すステップと、
    前記規模情報、前記業種情報又は前記ユーザ数と同程度の前記規模情報、前記業種情報又は前記ユーザ数が対応づけられている前記使用者の識別情報を前記使用者情報記憶部から読み出すステップと、
    前記時間情報作成手段が、前記読出手段が読み出した前記識別情報の前記使用者が使用する前記機器が送信した前記データを用いて前記時間情報を作成するステップと、
    を有する情報処理方法。
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