以下に説明する図1乃至図14及び本明細書において本発明の原理を説明するために使用される様々な実施形態は、例示に過ぎず、本発明の範囲を限定するものであると解釈されてはならない。当業者であれば、本発明の原理が適切に配置された無線通信システムで実現することができるものであることは自明である。
本開示の実施形態は、中央集中スケジューラ又はタイトなスケジューラ協調が不可能であり、上記レイテンシー(latency)が重要でない非理想的バックホール(non-ideal backhaul)を使用するeNB間のCoMPジョイント送信(JT)方式に対する向上を提供する。
図1は、本開示による例題無線ネットワーク100を示している。図1に示された無線ネットワーク100の実施形態は、例示だけのためであり、無線ネットワーク100の他の実施形態は、本開示の範囲から外れることなく使用されることができる。
図1に示されているように、無線ネットワーク100は、eノードB(eNB)101、eNB102及びeNB103を含む。eNB101は、eNB102及びeNB103と通信している。また、eNB101は、上記インターネット、私有IPネットワーク、又は他のデータネットワークのような少なくとも一つのインターネットプロトコル(Internet Protocol:IP)ネットワーク130と通信している。
eNB102は、eNB102のカバレッジ領域120内で第1の複数のユーザ端末機(UE)に対して、ネットワーク130に対する無線広域アクセスを提供する。第1の複数のUEは、スモールビジネス(small business:SB)に位置し得るUE111、エンタープライズ(enterprise:E)に位置し得るUE112、WiFiホットスポット(HS)に位置し得るUE113、第1のレジデンス(residence:R)に位置し得るUE114、第2のレジデンス(R)に位置し得るUE115、セルラー電話機、無線ラップトップ、無線PDAなどのような移動デバイス(mobile device:M)であり得るUE116を含む。eNB103は、eNB103のカバレッジ領域125内で第2の複数のUEに対して、ネットワーク130に対する無線広域アクセスを提供する。第2の複数のUEは、UE115及びUE116を含む。一部実施形態で、eNB101−103のうち一つ又はそれ以上は、相互通信でき、5G、LTE、LTE−A、WiMAX、又は他のアドバンスト(advanced)無線通信技術を使用してUE111−116と通信できる。
ネットワークタイプによって、“基地局(base station)”又は“アクセスポイント(access point)”のような他の公知の用語が“eノードB(eノードB)”又は“eNB”の代わりに使用されることができる。便宜上、上記用語“eノードB”及び“eNB”が本特許明細書で使われて遠隔端末機に無線アクセスを提供するネットワークインフラストラクチャーコンポーネントを表す。また、上記ネットワークタイプによって、“移動端末機(mobile station)”、“加入者端末機(subscriber station)”、“遠隔端末機(remote terminal)”、“無線端末機(wireless terminal)”、又は“ユーザデバイス(user device)”のような他の公知の用語が“ユーザ端末機(user equipment)”又は“UE”の代わりに使用されることができる。便宜上、上記用語“ユーザ端末機”及び“UE”が本特許明細書で使われてeNBに無線でアクセスする遠隔無線端末機を示し、上記UEが移動デバイス(移動電話機又はスマートフォン)であるか又は固定デバイス(例えば、デスクトップ個人用コンピュータ、ベンディングマシン、など)としてノーマルに考慮されるべきであるかを表す。
点線は、カバレッジ領域120、125の概略的大きさを示し、これはただ例示及び説明の目的だけのために概略的に円形で示されている。カバレッジ領域120、125のようなeNBと関連されるカバレッジ領域は、上記eNBの構成及び自然的な、そして人為的な障害物と関連される上記無線環境での変更に基づいて不均一な形態を含む他の形態を有し得ることが明白に理解されるべきである。下記でより具体的に説明されるように、eNB101、eNB102及びeNB103のうち一つ又はそれ以上は、ここで説明されるeNB間のCoMP JT方式を遂行するか又はサポートするように構成される。
図1が無線ネットワーク100の一例を示しているとしても、多様な変更が図1に対してなされることができる。例えば、無線ネットワーク100は、適合した配列でいずれの個数のeNB及びいずれの個数のUEでも含み得る。また、eNB101は、いずれの個数のUEとも直接的に通信することができ、上記UEにネットワーク130に対する無線広域アクセスを提供することができる。これと類似に、各eNB102−103は、ネットワーク130と直接的に通信することができ、UEにネットワーク130に対する直接的な無線広域アクセスを提供することができる。また、eNB101、eNB102、及び/又はeNB103は、外部電話ネットワーク又は他のタイプのデータネットワークのような他の又は追加的な外部ネットワークに対するアクセスを提供することができる。
図2A及び図2Bは、本開示による例題無線送信及び受信経路を示している。下記の説明で、送信経路200は、eNB(eNB102のような)で具現されると説明され、これに対して受信経路250は、UE(UE116のような)で具現されると説明され得る。しかしながら、受信経路250は、eNBで具現されることができ、送信経路200は、UEで具現され得ることが分かる。一部実施形態で、送信経路200及び受信経路250は、ここで説明されるようなeNB間のCoMP JT方式を遂行するか又はサポートするように構成される。
送信経路200は、チャンネルコーディング及び変調ブロック205と、直列−並列(serial-to-parallel:S−to−P)ブロック210と、サイズN逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform:IFFT)ブロック215と、並列−直列(parallel-to-serial:P−to−S)ブロック220と、サイクリックプレフィックス追加ブロック225及びアップコンバータ(UC)230を含む。受信経路250は、ダウンコンバータ(DC)255と、サイクリックプレフィックス除去ブロック260と、直列−並列(S−to−P)ブロック265と、サイズN高速フーリエ変換(FFT)ブロック270と、並列−直列(P−to−S)ブロック275及びチャンネルデコーディング及び復調ブロック280を含む。
送信経路200において、チャンネルコーディング及び変調ブロック205は、情報ビットの集合を受信し、コーディング(例えば、低密度パリティ検査(low-density parity check:LDPC)コーディング)を入力ビットに適用し変調することにより(例えば、直交位相シフトキーイング(Quadrature Phase Shift Keying:QPSK)又は直交振幅変調(Quadrature Amplitude Modulation:QAM))周波数−ドメイン(frequency-domain)変調シンボルのシーケンスを生成する。
直列−並列ブロック210は、直列変調されたシンボルを並列データに変換することにより(すなわち、逆多重化(de-multiplex)することにより)N個の並列シンボルストリームを生成する。ここで、Nは、eNB102及びUE116で使用されるIFFT/FFTサイズである。その後に、サイズN IFFTブロック215は、N個の並列シンボルストリームに対してIFFT動作を実行することにより、時間−ドメイン(time-domain)出力信号を生成する。並列−直列ブロック220は、サイズN IFFTブロック215からの並列時間−ドメイン出力シンボルを変換することにより(すなわち、多重化することにより)直列時間ドメイン信号を生成する。その後に、サイクリックプレフィックス追加ブロック225は、時間−ドメイン信号にサイクリックプレフィックスを挿入する。アップコンバータ230は、サイクリックプレフィックス追加ブロック225の出力を無線チャンネルを通した送信のためのRF周波数に変調する(すなわち、アップコンバーティングする)。また、この信号は、RF周波数への変換の前に基底帯域でフィルタリングされ得る。
この送信されたRF信号は、無線チャンネルを通して通過した後にUE116に到着し、UE116では、eNB102での動作に対する逆動作が実行される。
ダウンコンバータ255は、受信された信号を基底帯域周波数にダウンコンバートし、サイクリックプレフィックス除去ブロック260は、サイクリックプレフィックスを除去することにより直列時間−ドメイン基底帯域信号を生成する。直列−並列ブロック265は、時間−ドメイン基底帯域信号を並列時間ドメイン信号に変換する。その後に、サイズN FFTブロック270は、FFTアルゴリズムを実行することによりN個の並列周波数−ドメイン信号を生成する。並列−直列ブロック275は、並列周波数−ドメイン信号を変調されたデータシンボルのシーケンスに変換する。チャンネルデコーディング及び復調ブロック280は、変調されたシンボルを復調した後にデコーディングすることにより元来の入力データストリームを復旧する。
基地局101−103の各々は、UE111−116に対するダウンリンクでの送信と類似した送信経路を具現でき、UE111−116からのアップリンクでの受信と類似した受信経路250を具現できる。同様に、UE111−116の各々は、基地局101−103に対するアップリンクでの送信のための送信経路200を具現でき、基地局101−103からのダウンリンクでの受信のための受信経路250を具現できる。
図2A及び図2Bに含まれているコンポーネントの各々は、ソフトウェアだけを使用して具現されるか、又はハードウェア及びソフトウェア/ファームウェアの組み合わせを使用して具現され得る。特別な例として、図2A及び図2Bに含まれているコンポーネントのうちの少なくとも一部は、ソフトウェアで具現されることができ、これとは異なり、他のコンポーネントは、構成可能なハードウェア又はソフトウェアと構成可能なハードウェアの組み合せにより具現されることができる。例えば、FFTブロック270及びIFFTブロック215は、構成可能ソフトウェアアルゴリズムとして具現されることができ、ここで、サイズNの値は、この具現に従って修正されることができる。
また、FFT及びIFFTを使用することが説明されているが、これは、図示だけのためのものであり、本開示の範囲を限定するものと解釈されてはいけない。離散フーリエ変換(Discrete Fourier Transform:DFT)及び逆離散フーリエ変換(Inverse Discrete Fourier Transform:IDFT)機能のような他のタイプの変換が使用されることができる。DFT及びIDFT機能に対して、変数Nの値は、任意の整数(即ち、1、2、3、4など)であり得、他方、FFT及びIFFT機能に対して、変数Nの値は、N変数の値は、2の冪(すなわち、1、2、4、8、16など)である任意の整数であり得る。
図2A及び図2Bが無線送信及び受信経路の例を示しているとしても、多様な変更が図2A及び図2Bに対してなされることができる。例えば、図2A及び図2Bでの多様なコンポーネントは、組合わされるか、追加的にサブ分割されるか、又は省略でき、他のコンポーネントが特別な必要に応じて追加されることができる。また、図2A及び図2Bは無線ネットワークで使用され得る送信及び受信経路のタイプの例を示している。いずれの他の適合したアーキテクチャでも無線ネットワークで無線通信をサポートするために使用されることができる。
図3は、本開示によるUE116の一例を示している。図3に示されたUE116の一実施形態は、図示だけのためのものであり、図1のUE111−115は、同一又は類似の構成を有することができる。しかしながら、UEには、多様な構成が導入され、したがって、図3は、本開示の範囲をUEの特定の具現で制限しない。
図3に示されているように、UE116は、アンテナ305、無線周波数(radio frequency:RF)送受信器310、送信(transmit:TX)処理回路315、マイクロフォン(microphone)320及び受信(receive:RX)処理回路325を含む。また、UE116は、スピーカ330、メインプロセッサ(main processor)340、入/出力(input/output:I/O)インターフェース(interface:IF)345、キーパッド(keypad)350、ディスプレイ(display)355及びメモリ360を含む。メモリ360は、オペレイティングシステム(operating system:OS)プログラム361及び一つ又はそれ以上のアプリケーション362を含む。
RF送受信器310は、アンテナ305からネットワーク100のeNBにより送信された入力RF信号を受信する。RF送受信器310は、上記入力RF信号をダウンコンバーティングして、中間周波数(intermediate frequency:IF)又は基底帯域信号を生成する。上記IF又は基底帯域信号は、RX処理回路325に送信され、RX処理回路325は、上記基底帯域又はIF信号をフィルタリング、デコーディング、及び/又はデジタル化を行うことによりプロセシングされた基底帯域信号を生成する。RX処理回路325は、追加的なプロセシングのために上記プロセシングされた基底帯域信号をスピーカ330(音声データのために)又はメインプロセッサ340(ウェブブラウジングデータ(webbrowsing data)のために)に送信する。
TX処理回路315は、マイクロフォン320からのアナログ又はデジタル音声データ又は他の出力基底帯域データ(ウェブデータ、電子メール、又は双方向ビデオゲームデータ(interactive video game data)のような)を受信する。TX処理回路315は、上記出力基底帯域データをエンコーディング、マルチプレキシング及び/又はデジタル化を行うことによりプロセシングされた基底帯域又はIF信号を生成する。RF送受信器310は、TX処理回路315から上記出力プロセシングされた基底帯域又はIF信号を受信して、上記基底帯域又はIF信号をアンテナ305を通して送信されるRF信号にアップコンバーティングする。
メインプロセッサ340は、一つ又はそれ以上のプロセッサ又は他のプロセシングデバイスを含むことができ、UE116の全般的な動作を制御するためにメモリ360に保存されている基本OSプログラム361を実行できる。例えば、メインプロセッサ340は、公知の原則によってRF送受信器310、RX処理回路325及びTX処理回路315による順方向チャンネル信号の受信及び逆方向チャンネル信号の送信を制御することができる。一部実施形態で、メインプロセッサ340は、少なくとも一つのマイクロプロセッサ又はマイクロ制御器を含む。
メインプロセッサ340は、またここで説明されるようなeNB間のCoMP JT通信のための動作のような、メモリ360に内在されている他のプロセス及びプログラムを実行することができる。メインプロセッサ340は、データを実行中であるプロセスにより要求される場合、メモリ360内へ又はメモリ360から移動させることができる。一部実施形態で、メインプロセッサ340は、OSプログラム361に基づいて又はeNB又は運営者から受信される信号に応答してアプリケーション362を実行するように構成される。また、メインプロセッサ340は、I/Oインターフェース345に連結され、I/Oインターフェース345は、UE116にラップトップコンピュータ及びハンドヘルド(handheld)コンピュータなどのような他のデバイスに対する連結能力を提供する。I/Oインターフェース345は、このようなアクセサリーとメイン制御器340との間の通信経路である。
また、メインプロセッサ340は、キーパッド350及びディスプレイユニット355に連結される。UE116の運営者は、キーパッド350を使用してUE166にデータを入力できる。ディスプレイ355は、例えばウェブサイトからのテキスト及び/又は少なくとも制限されたグラフィックをレンダリング(rendering)できる液晶クリスタルディスプレイ又は他のディスプレイであり得る。
メモリ360は、メインプロセッサ340に連結される。メモリ360の一部は、ランダムアクセスメモリ(random access memory:RAM)を含むことができ、メモリ360の残り部分は、フラッシュメモリ又は他のリードオンリメモリ(read-only memory:ROM)を含み得る。
図3がUE116の一例を示しているとしても、多様な変更が図3に対してなされることができる。例えば、図3での多様なコンポーネントは、組合わされるか、追加的にサブ分割されるか、又は省略でき、他のコンポーネントが特別な必要に応じて追加されることができる。また、特別な例として、メインプロセッサ340は、一つ又はそれ以上の中央プロセシングユニット(central processing unit:CPU)及び一つ又はそれ以上のグラフィックプロセシングユニット(graphicsprocessingunit:GPU)などのような複数のプロセッサに分割されることができる。また、図3では、UE116が移動電話機又はスマートフォンのように構成されているとしても、UEは他のタイプの移動又は固定デバイスとして動作するように構成され得る。
ロングタームエボリューション(LTE)Rel−11で、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project:3GPP)は、上記ユーザ端末機(user equipment:UE)がいくつかの配置シナリオ下で、複数個の送信ポイント(transmission point:TP)からの信号受信を許可する上記技術(協調マルチポイント(Coordinated MultiPoint)又は“CoMP”)を標準化した。
シナリオ1:図4に示されているような、サイト内のCoMPを使用する同種ネットワーク;
シナリオ2:図5に示されているような、高いTx電力遠隔無線ヘッド(remote radio head:RRH)を使用する同種ネットワーク;
シナリオ3:図6に示されているような、上記送/受信ポイントが上記マクロセルのセル識別子(identifier:ID)と異なるセルIDを有する遠隔無線ヘッド(remote radio head:RRH)により生成される上記マクロセルカバレッジ内の低い電力RRHを使用する異種ネットワーク;及び
シナリオ4:図6に示されているような、上記送/受信ポイントが上記マクロセルのセルIDと同一のセルIDを有するRRHにより生成される上記マクロセルカバレッジ内の低い電力RRHを使用する異種ネットワーク。
規格化に焦点を合せて識別された上記CoMP方式は:
ジョイント送信(Joint transmission:JT);
ダイナミックポイントブランキング(dynamic point blanking)を含む、ダイナミックポイント選択(Dynamic point selection:DPS);及び
ダイナミックポイントブランキングを含む協調スケジューリング/ビームフォーミング(Coordinated scheduling/beamforming)である。
Rel−11サイト間のCoMPは、理想的なバックホール(例えば、ファイバ)を仮定して設計され、上記理想的なバックホールでは、レイテンシーが無視可能な程度で、上記バックホール能力は、イッシューではなかった。上記理想的なバックホール仮定のもとでは、中央集中制御器/スケジューラがCoMPに参加している全てのTPの決定をスケジューリングする中央集中制御器/スケジューラアーキテクチャを具現することが実現可能であった。また、上記理想的なバックホールが異なるサイトのスケジューラ間の非常にタイトな協調を可能にする場合、分散スケジューラアーキテクチャを具現することも実現可能であった。2012年11月IEEE通信マガジン、Vo l50、Issue 11、44-50頁のJuho Leeなどの“LTE−アドバンストシステムでの協調マルチポイント送信及び受信(Juho Lee et al、“Coordinated Multipoint Transmission and Reception in LTE-Advanced Systems”、IEEECommunicationsMagazine、Vo l50、Issue 11、Page(s) 44-50、Nov 2012)で、3GPP LTE Rel−11CoMPの概要が検索される。
Rel−12に対しては、CoMPに対する追加的な向上が上記レイテンシーが重要な上記非理想的バックホール(例えば、マイクロウェーブ、銅)を考慮するために提案されたことがある。中央集中スケジューラ又はタイトなスケジューラ協調が不可能な非理想的バックホールを仮定する場合、上記eNB間のCoMPフレームワークは、上記CoMP送信でTPとして参加している各進化したノードB(evolved NodeB:eNB)がダウンリンク共有チャンネル(downlink shared channel:DL−SCH)データを独立的にスケジュールし、同一のキャリア周波数でUEに送信することができるeNB間のCoMP JP方式をサポートするために設計される。
理想的なバックホールを使用するRel−11CoMP DPSに対するランク統計のために、2種類意見を考慮することが有用であり得る。最初に、n番目のTPをn番目に大きい平均DL受信電力を有するTPとして示す。表1は、TP選択比率を示している。表1のように、第1の意見は、最初のTP(最大の受信電力)にDPSのための時間の大部分が選択され得るということである。これは、上記最初のTPからのチャンネル条件が大部分の時間の間に他のTPと比較する時、より良好であるということを暗示する。
<表1>:TP選択比率
表2は、フルバッファートラフィック(full buffer traffic)及び6dBのCoMP臨界値を仮定する場合、ターゲットUEに対して構成される各TPに対するランク統計を示し、表3は、リソース使用(Resource Utilization:RU)=0.5を使用するFTPトラフィック及び6dBのCoMP臨界値を仮定する場合、ターゲットUEに対して構成される各TPに対するランク統計を示している。表2及び表3のように、第2の意見は、上記UEは、最大の平均受信電力を有するTPからランク2割り当てを依然として有することができるとのことである。
<表2>:ターゲットUEに対して構成される各TPに対するランク統計(フルバッファートラフィック、CoMP臨界値=6dB)
<表3>:ターゲットUEに対して構成される各TPに対するランク統計(RU=0.5を使用するFTPトラフィック)
eNB間のCoMP JTは、多くのシナリオで有益であり得る。例えば、eNB間のCoMP JTは、上記UEのチャンネルが大部分の時間の間、上記最初のTPからのランク−1送信のみを持続させることができる場合で有益であり得る。この場合、第2のTPからの第2の送信を有するeNB間のCoMP JTは、平均セルエッジ処理量を改善させることができる。他の例で、eNB間のCoMP JTは、上記UEのチャンネルが大部分の時間の間に上記最初のTPからのランク−2送信をサポートできる場合(図6のHetNetシナリオ−CoMPシナリオ3で有益であり得る。この場合、オーバーラップされないリソースブロック(非フルバッファートラフィック(non-full buffer traffic)に対してのように)で追加的な物理ダウンリンク共有チャンネル(Physical Downlink Shared Channel:PDSCH)送信を有するeNB間のCoMP JTは、上記平均セル処理量を改善させることができる。少なくとも上記のようなシナリオに対しては、上記一般的なUEが最大ランク−2受信のみまでサポートできるということが仮定されなければならない。また、UEがより大きいPDCCH/EPDCCH能力を要求する複数個のPDCCH/EPDCCHの割り当てを受けた場合、媒体ネットワークに対する低いロード(load)がターゲットとなる。
UEは、一般的にLTEで一つのeNBに接続することができる。図7は、上記データが上記UEが接続している上記eノードBを通して上記S−GWから送信され上記UEに伝達される単一接続を示している。
eNB間のCoMP JTに対して、上記UEは、複数個のeノードBからデータを受信することができる。二つの上位階層アーキテクチャは、eノードB間のCoMP JTに対して具現され得る。一実施形態で、コアネットワーク(Core Network:CN)分割アーキテクチャが具現され得る。図8Aは、本開示によるCN分割アーキテクチャの一実施形態を示している。特に、図8Aは、上記eノードB各々が上記UEにデータを送信する場合、上記UEが上記S−GWから直接的にデータを受信し得るCN分割アーキテクチャの実施形態を示している。図8Aは、本開示による無線アクセスネットワーク(Radio Access Network:RAN)分割アーキテクチャの一実施形態を示している。RAN分割アーキテクチャを使用する場合、1個のeNBは、上記S−GWから直接的に上記UEに対するデータを受信することができ、上記UEに上記受信されるデータの一部を送信することができる。追加的に、RAN分割アーキテクチャを使用する場合、上記eNBは、送信のために一つ又はそれ以上のeNBに上記X2インターフェースを介して上記データの残り部分を転送することができる。
追加的な進行前に、物理チャンネルプロセシングの概要が開示される。上記Rel−8/9/10/11 PDSCHプロセシングに関するバックグラウンド情報は、3GPP TS36.211 V11.1.0(2012−12)及び3GPP TS36.212V11.1.0(2012−12)で検索可能である。上記物理チャンネルプロセシングの概要の実施形態は、3GPP TS36.211 V11.1.0(2012−12)だけでなく、本開示によって図9に示されているようである。
物理チャンネルプロセシングは、PDSCHスクランブリングを含む。PDSCHスクランブリングを使用して、各コードワードqに対しては、ビット
のブロックであり、ここで、
は、一つのサブフレームで上記物理チャンネルで送信されるコードワードqに含まれているビットの個数である。上記ビットのブロックは、下記のような数式によってスクランブリングされるビット
のブロックを発生させる変調前にスクランブリングされ得る。
ここで、上記スクランブリングシーケンスc(q)(i)は、3GPP TS36.211 V11.1.0(2012−12)のセクション7.2によって与えられる。上記スクランブリングシーケンス生成器は、各サブフレームの開始で初期化され、上記cinitの初期値は、下記の数式に従う上記トランスポートチャンネルタイプ(transport channel type)を基にする。
ここで、nRNTIは、3GPP TS36.321 V11.2.0(2012−12)のセクション7.1に説明されているような上記PDSCH送信と関連される上記無線ネットワーク臨時識別子(radio network temporary identifier:RNTI)に対応する。また、最大二つのコードワードが一つのサブフレームで送信されることができる(q∈{0,1}のように)。追加的に、上記単一コードワード送信の場合で、qは0と同一である。
送信モード9又は10を使用するRel−10/11 LTEダウンリンク電力割り当てに対して、UE−特定基準信号(reference signal:RS)が上記該当する物理ダウンリンク共有チャンネル(physical downlink shared channel:PDSCH)にマッピングされる上記物理リソースブロック(physical resource block:PRB)に存在できる場合、上記UEは、UE−特定RSを含む各OFDMシンボル内のリソースエレメント別PDSCHエネルギー(energy per resource element:EPRE)対UE−特定RS EPREの比を二つ以下の、複数の送信階層に対して0dBと仮定する。そうでない場合、上記UEは、UE−特定RSを含む各OFDMシンボル内のリソースエレメント別PDSCHエネルギー(energy per resource element:EPRE)対UE−特定RS EPREの比を−3dBと仮定する。
少なくとも本開示の目的のために、上記基本CoMP eNBは、UEが初期アクセス時に加入するeNBであり得る。また、上記補助CoMP eNBは、上記基本CoMP eNBを除外した上記eNB間のCoMP JT方式に関連する一つ又はそれ以上のeNBであり得る。上記eNB間のCoMP JT方式に参加している上記eNBは、上記CoMP eNBと称され、上記eNB間のCoMP JT方式に参加している上記UEは、上記CoMP UEと称される。ここでは、時々CoMP eNBをTPと称する。
図10は、本開示による上位レベルeNB間のCoMP JT方法の一実施形態を示している。一般的に、上記方法は、上記eNB間のCoMP JTに参加するのに適合するか又は上記eNB間のCoMP JTに参加するように構成されたeNBの集合を決定するか又は識別する上記ネットワーク(上記基本CoMP eNBのような)を含み得る。また、上記方法は、上記eNB間の必須な構成をセットアップし、UE移動又は上記チャンネル条件での変更に基づいて上記UEを構成又は再構成することを含み得る。
ステップ1005で、一実施形態で、上記基本CoMP eNBは、CoMPリソース管理(CoMP resource management:CRM)構成を具現し得る。上記基本CoMP eNBは、eNB間のCoMP JTに参加するのに適合したeNB(又はTP)の集合を決定するためにCRM構成を具現する。CRMを使用して、上記基本CoMP eNBは、上記eNBから送信される信号のUE測定報告に基づいてeNB間のCoMP JTに参加するのに適合したeNB(又はTP)の集合を決定する。一実施形態で、CRMのために上記UEにより測定される信号は、CSI−RS、CRS、探索信号(スモールセルに対してのように)などであり得る。便宜上、本開示内で、このような信号をCSI−RSと称するが、このような信号がCSI−RSのみに制限されるのではない。追加的に、上記隣接eNBがX2送信を介して又はOAM送信を介して上記各CSI−RSリソースに対する情報を予め交換できると仮定する。したがって、上記基本CoMP eNBは、上記CRMの目的のために上記UEに構成されるCSI−RSリソースの集合が分かる。
ステップ1010で、一実施形態で、上記UEは、上記CoMPリソース測定値(CoMP resource measurement:CRM)を測定でき、上記CRM測定値を上記基本CoMP eNBに報告することができる。上記UEによるCRM測定及び報告方法は、Rel−11(例えば、2012年11月IEEE通信マガジン、Vo l50、Issue 11、ページ44-50のJuho Leeなどの“LTE−アドバンストシステムでの協調マルチポイント送信及び受信”(Juho Lee et al,“Coordinated Multipoint Transmission and Reception in LTE-Advanced Systems”,IEEE Communications Magazine,Vo l50, Issue 11, Page(s)44-50, Nov 2012を参照)に開示されている上記CRM手順と類似である。
また、ステップ1005及びステップ1010が基本CoMP eNBがeNB間のCoMP JTに参加するのに適合したeNB(又はTP)の集合を決定するために使用され得る間、上記基本CoMP eNBは、またeNB間のCoMP JTに参加するのに適合したeNB(又はTP)の集合を決定するのに有用な他のいずれの手段でも使用することができる。例えば、上記CRM方法に対する代替方法は、上記基本CoMP eNBが上記サウンディング基準信号(sounding reference signals:SRS)のようなUL信号の測定値、又は上記GPS情報のような他の有用な位置情報、又は3GPP TS36.355V11.0.0(2012−09)に開示されている位置基準信号からの測定値を基盤とするようにすることができる。
ステップ1015で、一実施形態で、上記基本CoMP eNBは、eNB間のCoMP JT動作の開始を決定する。上記基本CoMP eNBは、上記UE測定報告に基づいてeNB間のCoMP JT動作の開始を決定することができる。また、上記基本CoMP eNBは、隣接eNBの集合を選択することができる。コアネットワーク(Core Network:CN)分割上位階層アーキテクチャの場合で、このような決定は、上記基本CoMP eNBにより選択されたeNBが上記サービングゲートウェイから上記UEに対するデータの受信を開始できるようにするために上記コアネットワークに伝達されることができる。
特定の実施形態で、eNB間のeNB間のCoMPリソース交渉が発生し得る。eNB間のCoMPリソース交渉は、上記基本CoMP eNBにより選択された又は選抜されたeNB(上記補助CoMP eNBのような)が上記選択された又は選抜されたeNBの各々に対するCoMPリソースの割り当てを決定することを許可することを含む。例えば、eNB間のCoMPリソース交渉メッセージは、X2インターフェースを介して上記選択された又は選抜されたeNB間で交換され得る。eNB間のeNB間のCoMPリソース交渉を使用して、上記基本CoMP eNBは、ステップ1020に示されているように、上記補助CoMP eNBに対するリソースを要求し、上記補助CoMP eNBは、ステップ1025に示されているように上記基本CoMP eNBに対するリソースを割り当てることができる。特定の実施形態で、CoMPリソースは、次のようなものうち一つ又はそれ以上を示すことができる:物理リソースブロック(physical resource block:PRB)、サブフレーム、DM−RSポート、仮想C−RNTI、など。
ステップ1030で、上記補助CoMP eNBからスケジュールされ送信されるデータは、上記基本CoMP eNBから上記一つ又はそれ以上の補助CoMP eNBに転送される。少なくともこの方式でデータ転送は、特に上記RAN分割上位階層アーキテクチャに対して関連される。
ステップ1035で、無線リソース制御(radio resource control:RRC)構成は、eNB間のCoMPに対して発生し得る。特定の実施形態で、eNB間のCoMPに対するRRC構成は、eNB間のCoMPに対するチャンネル状態情報−基準信号(channel state information-reference signal:CSI−RS)リソース構成を含み得る。eNB間のCoMPに対するCSI−RSリソースを構成するいくつの方法が存在する。例えば、各TPは、一般的にCSI−RSリソース構成と関連される。“N”個のTPがeNB間のCoMP送信に関連すると仮定する場合、“N”個のCSI−RSリソースが上記UEに対して構成され得る。各CSI−RSリソースに対する上記CSIフィードバックモード及び他のCSI測定仮定が各TPに対して別途に構成され得る。上記UEは、上記“N”個の構成されたCSI−RSリソースを測定し、CSIを各eNBにフィードバックすることができる。一般的に、上記eNBに対するCSI伝達方法は、このDOIの範囲外にある。しかしながら、少なくとも本開示に対しては、eNB間のCoMPに関連する各eNBが上記eNBとUE間のDLチャンネルに対応するCSIを受信できると仮定することが充分である。
特定の実施形態で、eNB間のCoMPに対するRRC構成は、eNB間のCoMPに対する準共存(quasico-location:QCL)構成を含み得る。3GPP TS36.213V11.1.0(2012−12)のセクション7.1.10に説明されているように、特定配置シナリオに対して、上記ネットワークが3GPP TS36.213V11.1.0(2012−12)のセクション7.1.10にも説明されているQCL動作Aを仮定することが可能であるとしても、Rel−11QLC動作Bは、一般的にeNB間のCoMPに対して適用可能である。
特定の実施形態で、eNB間のCoMPに対するRRC構成は、eNB間のCoMPに対するPDSCHレートマッチング(rate matching)構成を含み得る。Rel−11 CoMPと同様に、各PDSCHに対する上記セル−特定基準信号(cell-specific reference signal:CRS)レートマッチングパターン、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス単一周波数ネットワーク(multimedia broadcast multicast service single frequency network:MBSFN)サブフレーム構成、PDSCH開始シンボル及びゼロ電力(zero power:ZP)CSI−RSは、相異であり得る。
ステップ1040で、特定の実施形態で、上記基本CoMP eNB及び一つ又はそれ以上の補助CoMP eNBはスケジューリングを遂行することができ、事前交渉されたリソースを使用して送信を遂行することができる。例えば、上記基本CoMP eNBは、PDCCH/EPDCCH又はPDSCHを通して送信を遂行することができ、一つ又はそれ以上の補助CoMP eNBはEPDCCH又はPDSCHを通して送信を遂行することができる。ステップ1040は、少なくとも各eNBに対する独立的なダウンリンク(downlink:DL)割り当てに対してここで追加的に論議される。
ステップ1045で、特定の実施形態で、CoMP eNB間の(基本CoMP eNB及び補助CoMP eNB間、又は補助CoMP eNB間のような)追加的なリソース交渉又は再交渉が発生し得る。上記追加的なリソース交渉又は再交渉は、例えば、UE移動又はチャンネル条件変更によって発生し得る。また、特定の実施形態で、上記eNB間のCoMP動作は、終了され得る。
上述したように、上記基本CoMP eNB及び一つ又はそれ以上の補助CoMP eNBはスケジューリングを遂行することができ、事前交渉されたリソースを使用して送信を遂行することができる。このステップは、各eNBからの独立的なDL割り当てを使用して実行されることができる。各eNBからの独立的なDL割り当てに対するフレームワークの理解のために、UEに対してeNB間のCoMP JTを遂行するように構成されたN個のTPが存在すると仮定し、ここで、N=2、3、4、…である。特定の実施形態で、上記N個のTP各々は、同一のキャリアで上記UEに単一トランスポートブロック(Transport Block:TB)を送信することができる。この場合、各トランスポートブロックは、PDSCHにより伝達されることができる。特定の実施形態で、上記N個のTP各々は、同一のキャリアで上記UEに最大2個のTBまで送信することができる。例えば、一つ又はそれ以上のTBがPDSCHにより伝達されることができる。
上記N個のTP各々が同一のキャリアで上記UEに単一TBを送信し得る各eNBに対する独立的なDL割り当ての利点は、キャリア別に上記UEにより受信されるTBの個数が減少され得るということである。また、上記N個のTP各々が同一のキャリアで上記UEに最大2個のTBまで送信し得る各eNBに対する独立的なDL割り当ての利点は、3GPP LTE方法(3GPP LTE Rel−8方法のような)が各TPに対して再使用され得るということである。しかしながら、少なくとも一部の3GPP LTE方法を使用する場合、上記UEによりプロセシングされる必要があるTBの総個数は、キャリア周波数別に2より大きいことがある。
別途に、上記N個のTP各々が同一のキャリアで上記UEに単一TBを送信し、上記N個のTP各々が同一のキャリアで上記UEに最大2個までのTBを送信することができる各eNBに対する独立的なDL割り当てに対して、各TPは、PDSCHの独立的なスケジューリングを遂行することができる。結果的に、上記N個のTP各々は、上記N個のTPそれぞれのトランスポートブロックを伝達するPDSCHに対するスケジューリング情報を含むダイナミック制御情報(Dynamic Control Information:DCI)を独立的に構成し得る。最大N個のDCIが上記対応する個数のPDCCH/EPDCCHにより伝達される。上記eNB間のCoMP JTで構成されるUEは、同時にキャリアのサブフレームでDL割り当てに対する最大N個のPDCCH/EPDCCHをモニターすることが必要となる。その上、上記DL割り当てに対する上記HARQプロセスも独立的であり得る。
eNB間のCoMP JT動作を可能にするUE動作は、上記ネットワークからの上位階層シグナリングにより、一例で、RRCシグナリングを使用して開始されるか終了される。例えば、一実施形態で、eNB間のCoMP JTは、新たな送信モード(今後、送信モード11のような)の構成により開始され得る。同様に、上記eNB間のCoMP JT動作は、上記UEに対して構成されている送信モードがこれ以上上記新たな送信モードでない場合、終了され得る。特定の実施形態で、上記UEは、特定キャリアに対する複数の同時送信モードの構成を通して上記eNB間のCoMP JT動作の構成を認識することができる。言い換えれば、上記UEがキャリアに対して1個を超過する送信モードで構成される場合、上記UEは、eNB間のCoMP JTで構成されている。これとは反対に、上記UEがキャリアに対して1個を超過する送信モードで構成されない場合、上記UEは、eNB間のCoMP JTで構成されていない。
送信モードの個数は、上記eNB間のCoMP JT動作に関連するTPの個数及びこれに従う、上記UEにより期待され得るDL割り当ての最大個数を暗示するということが分かるべきである。eNB間のCoMP JT間に参加するTPの総個数Nは、UE複雑度に対する影響を制限するために限定される。一実施形態で、上記個数Nは、本詳細な説明で予め決定された個数(2又は3のような)であり得る。特定の実施形態で、サブフレームで上記UEによりハンドリングされるトランスポートブロックの総個数が3GPP LTE Rel−8乃至3GPP LTE Rel−811でのように2である場合、N=2である。特定の実施形態で、Nは、また上記UEの能力(特定UEは、N=2をハンドリングすることができ、異なるUEは、N=3をハンドリングすることができる)を基盤とすることができる。したがって、上記UEによりハンドリングされる個数Nは、上記ネットワークに上記UE能力シグナリングの一部としてシグナルされ得る。
特定の実施形態で、複数個のセルRNTI(C−RNTI)は、eNB間のCoMPに対して構成される。一般的に、同一のC−RNTIは、同一のセルに同時にRRC−接続されている二つのUEにより使用されることができない。上記補助CoMPeノードBがスタンドアローン(stand-alone)eノードB(したがって、自身のUEをハンドリングするスタンドアローンセルとして動作することが可能である)である場合、CoMP UEに対して、上記基本CoMPeノードBにより割り当てられるC−RNTIは、また他のUEに対する補助CoMPeノードBによっても使用され得るように発生され得る。また、上記補助CoMPeノードBが上記CoMP UEをサービスしている上記基本補助CoMPeノードBにより使用されるC−RNTIを使用する場合、同一のC−RNTIは、同一のキャリアで二つ又はそれ以上のUEにより使用され得る。しかしながら、上記同一のC−RNTIが同一のキャリアで二つ又はそれ以上のUEにより使用される場合、C−RNTI衝突問題が発生することがある。
上記C−RNTI衝突問題を防止するために、上記UEは、異なるTPに対して異なるC−RNTIで構成され得る。したがって、TPに対するC−RNTIの構成に基づいて、上記UEは、上記C−RNTIを使用してPDCCH/EPDCCHに対する上記UE−特定検索空間を決定することができる。例えば、上記UEは、上記TPに対するPDCCH/EPDCCH及びPDSCHの上記サイクリックリダンダンシーチェック(cyclic redundancy check:CRC)をスクランブリングするために上記PDCCH/EPDCCHに対する上記UE−特定検索空間を決定することができる。
補助CoMP eNBに対する上記C−RNTIが上記基本CoMP eNBにより構成される場合(例えば、eNB間のCoMPをセットアップするためのRRCメッセージの一部として)、上記基本CoMP eNBは、上記補助CoMP eNBの選択のC−RNTIを決定し、上記UEと関連されるC−RNTIを構成し得る。特定の実施形態で、上記eNB間のCoMPをセットアップするプロセスの間、上記補助CoMP eNBは、C−RNTIを選択し、上記選択されたC−RNTIを上記基本CoMP eNBに転送(forward)することが(X2インターフェースを介してのように)必要となる。これは、上記基本CoMP eNBが上記CoMP UEに対する上記eノードB間のCoMP上位階層構成メッセージに上記新たなC−RNTIを含めることを許可できる。
特定の実施形態で、eNB間のCoMPをセットアップするプロセスの間、上記基本CoMP eNBは、上記基本CoMP eNBが上記CoMP UEに対して使用する上記C−RNTI値を上記一つ又はそれ以上の補助CoMP eNBに転送することが(例えば、X2インターフェースを介して)必要となる。上記基本CoMP eNBから上記C−RNTIを受信する場合、上記補助CoMP eNBは、上記C−RNTIが上記補助CoMP eNBによりサービスされるUEのうち一つに対して既に使用されているかを検査又は確認することができる。上記転送されたC−RNTIが既に使用されている場合、上記補助CoMP eNBは、上記CoMP UEに対する新たなC−RNTIを選択し得る。上記補助CoMP eNBは、その次に上記基本CoMP eNBが上記新たなC−RNTIを上記CoMP UEに対する上記eNB間のCoMP上位階層構成メッセージに含めることができるように、上記新たなC−RNTIを上記基本CoMP eNBに転送する(例えば、X2インターフェースを介して)。これとは反対に、上記転送されたC−RNTIが上記補助CoMP eNBにより使用されていない場合、上記補助CoMP eNBは、但し上記基本CoMP eNBに対して転送されたC−RNTIの受信を認知できるだけである(例えば、X2インターフェースを介して)。上記認知(acknowledgement)を受信する場合、上記基本CoMP eNBは、より前に転送されたC−RNTIが上記補助CoMP eNBにより使用されることを仮定する。
上記UEに対する上記eノードB間のCoMP構成メッセージは、上記UEが上記補助CoMP eNBに対して仮定する上記C−RNTI値を含むということに留意すべきである。一般的に、多くの個数のRNTIがC−RNTIに対して予約されているので、C−RNTIの衝突は、まれである。したがって、補助CoMP eNBに対するC−RNTI値を上記UEにシグナリングすることは、常に存在しないことがある。上記C−RNTIのシグナリングが存在しない場合、上記CoMP UEは、上記基本CoMPeノードBに対するC−RNTIと同一の、上記補助CoMPeノードBに対するC−RNTIを仮定する。
C−RNTIが補助CoMP eNBにより選択される実施形態、又は上記CoMP UEに対して使用されるC−RNTI値が基本CoMP eNBにより補助CoMP eNBに転送される実施形態を使用する場合、上記補助CoMP eNBによる上記選択されたC−RNTIは、上記基本CoMP eNBに対して使用されるC−RNTIと同一であり得るという可能性が存在する。このような可能性によって、各サブ集合がeNB間のCoMPに参加しているeNBのうち一つに割り当てられるように上記eNB間の追加的な協調が上記C−RNTI集合をオーバーラップされないサブ集合に分割(partition)するために使用されることができる。上記追加的な協調は、異なるTPに対して使用される上記C−RNTIは異なることを保障し得る。
特定の実施形態で、eNB間のCoMP JTに対して、物理リソースブロック(physical resource block:PRB)は、一例で上記PDSCHに対するPRB割り当てがオーバーラップされないPRBになるように割り当てられることができる。少なくとも一部の場合に対して、TPにより割り当てられるPDSCHに対するPRBは、時間又は周波数でオーバーラップされることが許可されないことがある。したがって、上記周波数リソース分割又は上記時間リソース分割でのeNB間の協調は、上記PDSCHに対するPRBが時間又は周波数でオーバーラップされないことを保障することが必要となり得る。
また、上記基本CoMP eNBには、上記UEに対する上記基本CoMP eNB自身の選好される時間リソース又は選好される周波数リソースを決定する権限が与えられる。この場合、上記基本CoMP eNBは、上記一つ又はそれ以上の補助CoMP eNBに(X2インターフェースを介してのように)上記一つ又はそれ以上のCoMP eNBに上記一つ又はそれ以上の補助CoMP eNBが上記UEと使用を避けなければならない上記時間−周波数リソース、又は等価的に、上記一つ又はそれ以上の補助CoMP eNBが上記UE(上記CoMP UEのような)と使用しなければならない時間−周波数リソースを通知するメッセージを送信することができる。
例えば、PRB#1乃至PRB#50でラベルされた50個のPRBが存在すると仮定する場合、上記基本CoMP eNBは、例えば、PRB#1乃至PRB#10が上記CoMP UEに対するスケジューリングの目的のために、上記補助CoMP eNBによって避けなければならないことを指示するメッセージを上記補助CoMP eNBに提供することができる。しかしながら、上記基本CoMP eNBから上記補助CoMP eNBへの同一のメッセージは、上記補助CoMP eNBが同時にサービスしている他のUEに対してPRB#1乃至PRB#10を使用できるようにするために、PRB#1乃至PRB#10が上記CoMP UEに対するスケジューリングの目的のために、上記補助CoMP eNBにより避けなければならないという指示のみで制限され得る。上記基本CoMP eNBから補助CoMP eNBへのメッセージのこのような指示制限は、例えば、上記他のUEが上記CoMP UEから遠く離れてある場合、上記CoMP UEに対して過度でかつ所望しない干渉を生成しなく、上記補助CoMP eNBにより他のUEに対するPRBの再使用を考慮し得る。PRBの特定集合の制限を指示するメッセージは、全てのサブフレームに対して存在することもでき、又は上記全てのサブフレームのサブ集合のためにのみ存在することもできるということが分かるべきである。
以前に論議された通り、N個のTPがUEに対するeNB間のCoMP JTを遂行するために構成され得る。N=2である場合では、ただ1個の補助CoMP eNBのみが存在する。この場合、上記単一補助CoMP eNBは、上記基本CoMP eNBの決定のみを考慮すべき必要がある。しかしながら、N>2である場合には、二つ又はそれ以上の補助CoMP eNBが存在する。この場合、より高い平均受信信号電力を有するeNBは、相対的により低い平均受信信号電力を有する他のeNBに比べて、より高い平均受信信号電力を有するeNB自身の望ましい時間周波数リソースの指示に対する優先順位を獲得することができる。これによって、上記eNBn(n=1、…、N)は、n番目の優先順位(n番目に高い平均受信信号電力)を有するeNBとして表されることができ、したがって、eNB nは、eNB1乃至eNBn−1の決定を考慮すべき必要がある。
上記eNBの優先順位順序は、上記UEにより測定される上記eNBの上記基準信号受信電力(reference signal received power:RSRP)/チャンネル状態情報(channel state information:CSI)−RSRPに基づいて決定され得る。また上記平均受信信号強さ又はチャンネル品質に影響を与える他の信号測定メトリックが、RSRP/CSI−RSRPに追加的に又はRSRP/CSI−RSRPの代わりに使用され得るということが分かるべきである。また、上記RSRP/CSI−RSRP報告は、上記基本CoMP eNB又は上記一つ又はそれ以上の補助CoMP eNBに送信され得る。上記RSRP/CSI−RSRP測定報告が上記基本CoMP eNBに対してのみ送信される場合、上記基本CoMP eNBは、上記他の補助CoMP eNBに上記優先順位順序を知らせることができる。その上、上記RSRP/CSI−RSRP測定報告が全てのeNBに送信される場合、各eNBは、上記報告から上記各eNB自身の優先順位を決定することができる。
上記リソースが時間及び周波数でオーバーラップされないように協調されるために、復調−基準信号(demodulation-reference signal:DM−RS)ポート協調は、必要とならないことがある。したがって、各CoMP eNBは、上記CoMP UEに対して、上記DM−RSポートを割り当てることに自由であり得る。
PRB割り当ては、上記基本CoMP eNBが大部分の時間の間に、高いランクで送信することができる場合で有益であり得る。また、上記補助CoMP eNBからのオーバーラップされないリソースの追加的な割り当ては、上記UE処理量を増加させることができる。図11は、本開示によるPDSCHに対するオーバーラップされないPRB割り当ての一実施形態を示している。
以前に論議された通り、時間/周波数分割は、CoMP eNBの間で使用され得る。特定の実施形態で、CoMP eNBは、周波数−ドメイン−基盤リソース分割(partitioning)を使用することができる。また、セル間干渉協調(Inter-Cell Interference Coordination:ICIC)でも知られている、周波数−ドメイン−基盤リソース分割方法(LTE Rel.8/9に定義されている周波数−ドメイン−基盤リソース分割方法などのような)は、セルのPRBが一例で二つの集合に分割されるメカニズムを定義する。例えば、第1の集合のPRBが一般的に上記セルのエッジでのUEよりもセル間干渉により非常に少なく影響を受けるために、上記第1の集合のPRBは隣接セルで再使用され得、一般的に上記eNBに近いUEにスケジュールされ得る。追加的に、第2の集合のPRBは、全てのセルで再使用されることはできないが、R>1の再使用係数を有することができる。このようなPRBは、一般的に上記減少されるセル間干渉により増加される信号対干渉及び雑音比(signal to inference plus noise ratio:SINR)から利得を得るセル−エッジUEのために予約され得る。図12は、本開示による周波数−ドメイン−基盤ICICリソース割り当ての一実施形態を示している。特に、図12は、上記セル−エッジに対するR=3を使用するICIC分割を示している。
したがって、特定の実施形態で、上記CoMP eNB間のPRB分割は、隣接eNB間の上記X2インターフェースを介して交換され得る相対的狭帯域送信電力(relative narrow band transmit power:RNTP)指示子により定義され得る。上記RNTP指示子は、RBに対応する各ビットを有するビットマップであり得、上記セルが上記RBの送信電力を下位制限未満で維持するように計画中であるか否かを指示する。上記RNTPを受信する場合、CoMP eNBは、上記他のCoMP eNBにより使用されると指示されるRBで上記ターゲットUEに対するデータをスケジュールすることができない。
上記送信電力上位制限の値及び上記指示子により有効な周期は、構成可能であり、上記TPに対する期待送信電力及び上記eNB間のCoMP構成の推定された区間に関連する上記関連eNB間のCoMP JTパラメータに基づいて上記基本CoMP eNBにより設定され得る。
特定の実施形態で、周波数−ドメイン−基盤リソース分割を使用するCoMP eNBに追加的に又は周波数−ドメイン−基盤リソース分割を使用するCoMP eNBに対する代案として、CoMP eNBは時間−ドメイン−基盤リソース分割を使用することができる。向上したICIC(enhanced ICIC:eICIC)とも知られている上記CoMP eNB間の時間−ドメイン分割(LTE Rel−10時間−ドメイン−基盤リソース分割のような)は、サブフレームを2個の集合に分割することができる。例えば、第1の集合のサブフレームは、全てのセルにより使用されることができ、これに対して第2の集合のサブフレームは、ただ特定セル(スモールセルのような)からのデータ送信のために予約され得る。このような予約されたサブフレームは、ABS(Almost Blank Subframe)でデータ送信をスケジュールしないセルが一般的にマクロセルであり、依然として特定制御チャンネル及び基準信号を送信してUEと(Rel8/9UEのような)のバックワード互換性(backwards compatibility)を保障するができるので、ABSと称される。上記スモールセルは、上記マクロセル干渉が大部分除去されるために、上記スモールセルの処理量を改善させるために、低いSINRを有する(一般的に上記セル−エッジで)UEをスケジュールするために、上記ABSを使用することができる。上記パターンの周期性は、上記同期アップリンクHARQ動作に合せて調整されるように設計されることができる。例えば、FDDネットワークに対して、上記周期性は、40msの倍数である。図13は、本開示による時間−ドメイン−基盤eICICリソース割り当ての一実施形態を示している。特に、図13は、毎フレームに対して2個のABSを有するeICIC ABSパターンを示している。
上記ABS構成は、ABSパターンメッセージを使用して上記X2インターフェースを介してeNB間で交換され得る。上記周波数ドメインICIC接近方式と類似に、上記ABSパターンは、セルが上記送信電力を上位制限未満で維持するように計画中であるか否かを指示するビットマップであり得る。しかしながら、上記周波数ドメインICIC接近方式とは異なり、上記ABSパターンビットマップは、サブフレーム単位で送信電力を上位制限以下で維持されるように計画中であるか否かを指示することができる。したがって、上記ABSパターンを受信する場合、CoMP eNBは、上記送信又は受信CoMP eNBが上記ABSサブフレームで送信できるか否かに基づいて、上記ターゲットUEに対するデータを他のCoMP eNBにより非ABSサブフレーム又はABSサブフレームで各々指示されるサブフレームでスケジューリングすることを制限し得る。
上記送信電力上位制限の値及び上記ABSパターンの周期は、構成可能であり、上記TPに対する期待送信電力及び上記eNB間のCoMP構成の推定された区間に関連する上記関連eNB間のCoMP JTパラメータに基づいて上記基本CoMP eNBにより設定され得る。
特定の実施形態で、eNB間のCoMP JTに対して、物理リソースブロック(resource block:PRB)は、一例で上記PDSCHに対するPRB割り当てが独立的なPRB割り当てになるように割り当てられる。少なくとも一部の場合で、上記TPにより割り当てられるPDSCHに対するPRBは、独立的に割り当てられることができ、時間及び周波数でオーバーラップされることが許可され得る(空間多重化を使用するように)。上記オーバーラップは部分的であり、各TPの時間/周波数リソースの側面で上記スケジューリング制限を緩和させる。充分のチャンネル推定品質を保障するために、PDSCHのための上記オーバーラップされるリソースブロックに対して各TPにより使用されるDM−RSポートは、同一のポートインデックスを有することができない(したがって、二つの異なるTPに対するDM−RSポートは、直交的である)。特定の実施形態で、独立的なPRB割り当ての下で、PDSCHに対するDM−RSポート割り当ては、上記CoMP eNB間で予め協調され得る。したがって、各PRB割り当ては、例えば、上記基本CoMP eNBが劣悪なチャンネル条件により、大部分の時間の間に低いランクを使用して送信されることのみが可能な場合(上記UEが受信可能なランクよりもより低いランクのような)、有益であり得る。また、上記補助CoMP eNBからのオーバーラップされるリソースの追加的な割り当てを使用して、上記UE処理量が増加され得る。
PDSCHに対するDM−RSポート割り当て協調の一部例題を提供するために、N=2である場合(TPの個数が2と同一であるような)を仮定する。最初の例題で、DM−RSポート7(P7)は、第1のeNB(eNB1のような)に対して割り当てられることができ、DM−RSポート8(P8)は、第2のeNB(eNB2のような)に対して割り当てられることができる。この例題で、ただ1個の送信階層が各TPから送信され得る。したがって、PRB別送信階層の最大個数は、2である。また、割り当てられる全てのPRBペアに対して、上記UEにより仮定されるDM−RSオーバーヘッドは、12個のリソースエレメント(resource element:RE)であり得る。追加的に、上記PDSCHリソースエレメント別エネルギー(energy per resource element:EPRE)対DM−RSエネルギー比は、上記UEにより常に0dBとなると仮定され得る。上記DM−RSポートは、上記DCIで指示され得る(ここから追加的に論議されるDCIフォーマット2Bに対して使用されることと類似の)。各DCIは、上記トランスポートブロックのうち一つがデセイブル(disable)され得るということを指示し、上記新規データ指示子(new data indicator:NDI)は、下記表4に示したように上記DM−RSポートを指示する。
<表4>:単一−アンテナポート送信(1個のトランスポートブロックがデセイブルされた)に対するアンテナポート
DCIフォーマット2Bの再使用の代りに、新たなDCIフォーマット(DCIフォーマット2B’と称する)が修正でき、したがって上記第2のトランスポートブロックに対する上記変調及びコーディング方式(MCS)、NDI及びRV情報ビット(総8ビットに対する)は、下記表5に示されているように上記DM−RSポートを指示する1個のビットに代替され得る。
<表5>:単一−アンテナポート送信に対するアンテナポート
上記TPに対するPDSCHを受信する上記DM−RSは、また準固定的に上記UEにシグナルされ得る。例えば、上位階層構成は、上記UEにEPDCCH集合に含まれているEPDCCHからスケジュールされる上記PDSCHは、常にDM−RS P8を使用することを指示することができる。これは、上記特定のEPDCCH及びその対応するPDSCHが常にDM−RS P8が割り当てられた補助CoMP eNBから送信されるからである。他の例で、上記TPに対するPDSCHを受信するDM−RSポートは、CSI−RSリソースと関連されるように構成される上位階層であり得る。上記準共存CSI−RSの指示を通して、上記PDSCHを受信する上記DM−RSポートは、上記指示される準共存CSI−RSと関連されるDM−RSポートであり得る。
図14は、本開示によるPDSCHに対する少なくとも部分的にオーバーラップされるPRB割り当ての一実施形態を示している。この例題で、DM−RS P7/8は、第1のeNB(eNB1のような)に対して割り当てられることができ、DM−RS P9/10は、第2のeNB(eNB2のような)に対して割り当てられることができる。この例題で、各TPから送信される送信階層の最大個数は、1、2、又は4であり得、異なるTPに対しては、異なることができる。割り当てられる全てのPRBペアに対して、上記UEにより仮定され得るDM−RSオーバーヘッドは、24個のREであり得る。上記PDSCH EPRE対DM−RS EPRE比は、上記UEにより常に−3dBとなると仮定され得る。また、上記DM−RSポートは、DCI(DCIフォーマットXのような)で指示され得る。したがって、上記DCIのソース(eNB1又はeNB2)に基づいて、上記一つ又はそれ以上のアンテナポート、スクランブリング識別子及び指示される階層の個数に対するDCIビットは、相異なるように解析され得る。下記の表6は、上記一つ又はそれ以上のアンテナポート、スクランブリング識別子及び指示される階層の個数に対する上記DCIビットがeNB1(上記基本CoMP eNBのような)に対してどのように解析されるかを示しており、これに対して下記の表7は、上記一つ又はそれ以上のアンテナポート、スクランブリング識別子及び指示される階層の個数に対する上記DCIビットがeNB2(補助CoMP eNBのような)に対してどのように解析されるかを示している。表6及び表7の裏面の原則は、eNBに対する上記DM−RSポートを同一のコード分割多重化(code division multiplexing:CDM)グループにマッピングすることであり得る。
<表6>:eNB1(例えば、上記基本CoMP eNB)に対するアンテナポート、スクランブリング識別子及び階層の個数識別
<表7>:eNB2(例えば、補助CoMP eNB)に対するアンテナポート、スクランブリング識別子及び階層の個数識別
上記に示されている表6及び表7に対して、二つのシグナリング実施形態が考慮され得る。より高いランク(ランク>2のような)に対してだけでなく、上記二つの実施形態に対して、上記全てのDM−RSは、12個のREの一個のCDM集合内で送信され得る。これは、上記二つのeNBのDM−RSが別途のDCM集合から直交的に送信されるということを保障できる。第1の実施形態で、ランク2送信を使用して、nSCIDは、ランク−2受信に対する改善された信頼性を考慮して0に固定され得る。しかしながら、第2の実施形態で、上記nSCIDは、ランク2送信に対してでもMU−MIMOスケジューリングを使用する改善された柔軟性を考慮して0又は1で構成され得る。
<表6>又は<表7>が適用可能であるかは、上記スケジューリングDCIがどこで検出されるか又は上記物理ダウンリンク制御チャンネルのタイプに基づく。例えば、第1の実施形態で、上記スケジューリングDCIがPDCCHで検出される場合、上記UEは、表6が適用可能であると仮定する。これとは異なり、上記スケジューリングDCIがEPDCCHで検出される場合、上記UEは、表7が適用可能であると仮定する。第2の実施形態で、上記スケジューリングDCIが第1のEPDCCH集合で検出される場合、上記UEは、表6が適用可能であると仮定する。これとは異なり、上記スケジューリングDCIが第2のEPDCCHで検出される場合、上記UEは、表7が適用可能であると仮定する。少なくとも上記第2の実施形態で、2個のeNBは、上記2個のeNBの各集合に基づいて上記2個のeNBのPDSCHを独立的にスケジュールすることができる。例えば、上記2個のeNBのうち、第1のeNBは、上記第1のePDCCH集合を使用することができ、上記2個のeNBのうち、第2のeNBは、上記第2のePDCCH集合を使用することができる。第3実施形態で、TPに対する上記PDSCHを受信するDM−RSポートの集合(又は表6又は表7を仮定するかを決定する)は、CSI−RSリソースと関連されるように構成される上位階層であり得る。上記準共存CSI−RSの指示を通して、上記PDSCHを受信する上記DM−RSポートの集合は、上記指示される準共存CSI−RSと関連されるDM−RSポートであり得る。
少なくともDM−RS REオーバーヘッド及び上記PDSCH−EPRE対DM−RS−EPRE比に関して、上記CoMP eNBの各々が他のCoMP eNBスケジューリング決定を追跡不可能であると仮定される。したがって、各CoMP eNBが常に他のCoMP eNBに割り当てられたDM−RSポートがDM−RS送信に対して占有され、したがって、上記各CoMP eNBのPDSCHデータを上記他のCoMP eNBのREにマッピングすることを避けられると仮定することが有益であり得る。これは、上記UEが上記PDSCHを受信する場合、上記UEがいずれのPDSCHも全ての可能なDM−RS位置にマッピングできないことを仮定することを意味することができる。
また、例えば、DM−RS P7乃至DM−RS P10が上記CoMP eNBにより割り当てられる場合、上記PDSCHに対する総DM−RS REオーバーヘッドが上記UEにより24個のREであると仮定されるので、上記UEがPDSCHレートマッチング及び上記PDSCH−EPRE対DM−RS−EPRE比に対して正確な仮定をすることが重要である。追加的に、上記UEは、また上記特定のPRBに対して割り当てられている実際PDSCH DM−RSポートに関係なく、上記PDSCHがDM−RSに対してこのような24個のREの近くにレートマッチングされることを仮定することができる。上記PDSCH−EPRE対DM−RS−EPRE比(以下、上記“電力比”)は、上記送信階層の実際個数又は上記特定PRBに割り当てられているランクに関係なく、上記UEにより−3dBとなると仮定され得る。
上記CoMP eNB間の協調を通して、上記eNBはサブフレームで特定CoMP eNBにより割り当てられるDM−RSポートを予め決定することができる。したがって、上位階層シグナリング(例えば、上記基本CoMP eNBによる)は、上記UEに上記PDSCH DM−RSオーバーヘッド及び上記電力比に関する適合した仮定を知らせるためにプロビジョン(provision)され得る。例えば、上位階層シグナリング(RRCシグナリングのような)は、12個又は24個のREを上記PDSCH DM−RSオーバーヘッド仮定として指示し、0又は−3dBを上記電力比仮定として指示し得る。上記DM−RSオーバーヘッド及び電力比に対するシグナリングは、ジョイント(joint)するように遂行でき、したがって単一の、シグナルされる値は、DM−RSオーバーヘッド及び電力比の両方をジョイントするように指示され得る。一般的に、12個のRE又は24個のREのDM−RS REオーバーヘッドは、各々0dB及び−3dBの電力比と関連され得る。
時間/周波数分割の交換は、上記CoMP eNBが上記CoMP eNBの送信を調整するために使用され得る。例えば、二つのCoMP eNBが上記ターゲットUEに対して各々1個の空間階層を送信中である場合、同一のダウンリンクリソースが二つのeNBによりスケジュールされることが有益であり得る。上記TP間のタイトなスケジューリング協調が仮定され得るeNB内のCoMPとは異なり、上記eNB間のCoMPの場合では、上記バックホールのレート及びレイテンシー制限によって、広範囲なスケジューリング協調が実現不可能であることがある。したがって、充分のレベルの協調が、オーバーラップされないPRB割り当ての下で、上述したように上記交換される周波数又は時間リソース分割指示子を使用することによって獲得され得る。しかしながら、少なくともこの実施形態を使用して、上記CoMP eNBは、上記ターゲットUEに対して、上記CoMP eNBによりスケジュールされるリソースを、上記CoMP eNBの隣接eNBによる使用のために指示される上記RB又はサブフレームに合せて調整することができる。このような接近方式が黙示的(implicit)なレベルの協調を達成する間、上記スケジューラは独立的に維持され、したがって上記スケジューラの隣接eNBのリソース割り当ての実際的な認知を必要としないようになる。
特定の実施形態で、送信の調整の獲得は、eNB間CoMP協調メッセージと共に含まれるICIC又はeICIC指示子を上記CoMP eNBに送信することを含み得る。ICIC又はeICIC指示子は、またターゲットUE又はその時間又は周波数情報が関連のあるターゲットUEの集合を指示することができる。特定の実施形態で、上記CoMP eNBは、上記全てのUEに対するICIC又はeICIC分割を具現できる。これとは反対に、特定の実施形態で、上記CoMP eNBは、上記eNB間のCoMP動作によってサービスされている上記CoMP eNBのUEに対してのみ上記ICIC又はeICIC分割を具現し得る。
例えば、第1のCoMP eNB(CoMP eNB1のような)は、RNTPを介して第2のCoMP eNB(CoMP eNB2のような)に、CoMP eNB1とCoMP eNB2からのeNB間CoMP動作によりサービスされている第1のUE(UE1のような)に対する上記第1のCoMP eNBのスケジューリング時、次のいくつのサブフレームの間、RB1乃至RB20が使用されることを指示し得る。これに対する応答で、CoMP eNB2は、上記指示されないRBでUE1のスケジューリングを考慮する前に、まずRB1乃至RB20で上記UE1をスケジュールすることを選択する。
他の例題で、CoMP eNB1は、ABSパターンを介してCoMP eNB2に、全ての他のサブフレームが次の40ms間にABSとなることを指示し得る。これに対する応答で、CoMP eNB2は、上記非ABSサブフレームで上記ターゲットとなるユーザに対してリソースをスケジュールし、残りのサブフレームで非eNB間CoMPユーザに対するリソースをスケジュールすることを選択し得る。これは、上記CoMP eNBが上記スケジューリング決定が上記スケジューリング情報を直接的に交換しなくても調整される可能性を改善させることを許可する。
上記オーバーラップされないPRB割り当てに対して導入された分割と類似に、追加的なICIC及びeICIC技術が、CoMP eNBの各々が異なるUEに送信する場合、上記CoMP eNB間のリソース割り当ての部分的なオーバーラップにより発生し得る潜在的な干渉を緩和させるために導入され得る。しかしながら、時間又は周波数リソースのハード(hard)又は厳格な分割を使用するオーバーラップされないPRB割り当てとは異なり、“ソフト再使用(soft reuse)”戦略が使用されることができる。この場合、同一のRNTP又はABSパターンが上記X2インターフェースを介して交換され得るが、上記CoMP eNBは、選択基盤で上記CoMP eNBのRNTP又はABSパターンを使用することができる。
例えば、第1のCoMP eNB(CoMP eNB1のような)は、RNTPを介して第2のCoMP eNB(CoMP eNB2のような)に、次のいくつのサブフレーム間、RB1乃至RB20が使用されることを指示し得る。これに対する応答で、CoMP eNB2は、上記CoMP eNB2が上記残りの保護されないRBでスケジューリング機会を使い尽くしたので、上記CoMP eNB2のRBで上記ターゲットとなるユーザに対するRBのみを選択することができる。
他の例題で、CoMP eNB1は、ABSパターンを介してCoMP eNB2に、全ての他のサブフレームが次の40ms間にABSとなることを指示し得る。これに対する応答で、CoMP eNB2は、上記CoMP eNB2のABSサブフレームで上記ターゲットとなるユーザにリソースをスケジュールすることを選択することができるが、上記非ABSサブフレームに対する送信電力よりは、低い送信電力で上記スケジュールすることを選択することができる。したがって、上記CoMP eNB2は、上記CoMP eNB2のサブフレームに対してeNB間の干渉を全体的に除去することでなく、減少させることができる。
上記以前に論議された“ソフト再使用”動作具現に対する代案は、上記CoMP eNBがICIC重み付け係数(weighting factor)0≦β≦1を使用することである。β=0である場合、上記CoMP eNBは、他のeNBから受信される上記RNTP又はABSパターンを完全に無視し、独立的なリソース割り当てを具現し得る。β=1である場合、上記CoMP eNBは、厳格な方式で他のeNBから受信される上記RNTP又はABSパターンを使用することができ、オーバーラップされないPRB割り当てを具現し得る。0<β<1に対して、上記CoMP eNBは、上記CoMP eNB自身のスケジューリングメトリックを使用して上記他のeNBからの提案された分割に対する均衡を取ることができる。上記βの値は、上記ネットワークでの干渉及び混雑条件の調整に対する柔軟性を付与しながら、各eNBにより独立的に構成及び調整されるか、又は上記ネットワークにより設定され得る。
オーバーラップされないPRB割り当てと少なくとも部分的にオーバーラップされるPRB割り当ての両方は、異なるチャンネル条件に対する利点を提供し、特定の実施形態で、また上位階層シグナリング(RRCのような)がオーバーラップされないPRB割り当てと少なくとも部分的にオーバーラップされるPRB割り当てのうち少なくとも一つ又はオーバーラップされないPRB割り当てと少なくとも部分的にオーバーラップされるPRB割り当ての両方を使用してイネイブル(enable)されるCoMP eNBを構成するためにプロビジョンされ得る場合に有益であり得る。例えば、オーバーラップされないPRB割り当て又は少なくとも部分的にオーバーラップされるPRB割り当てを使用して、ICIC又はeICIC技術が上記eNB間CoMP動作に追加して上記ネットワークで具現され得る場合、上記周波数又は時間−ドメイン基盤分割情報は、黙示的に使用されることができ、CoMP eNB間で交換され得る。これは、上記‘ロード指示(Load Indication)’及び‘リソース状態報告開始(Resource Status Reporting Initiation)’X2インターフェース手順を使用して遂行され得る。これとは異なり、上記ネットワークで構成されているICIC又はeICICとは独立的に、上記RNTP、又は上記ABSパターンは、eNB間CoMP開始又は構成に特定の別途のX2協調メッセージを通して明示的に(explicitly)指示され交換され得る。
特定の実施形態で、TPにより送信される各TBは、一つ又はそれ以上の送信階層に対応する。各TP又はランクに対する送信階層の個数は相異であり得る。また、上記TPによりUEに割り当てられる送信階層の最大個数は、上記TPが使用可能な送信階層の最大個数と同一であるか又はその未満であり得る。したがって、リソースブロックに対してUEが受信可能な送信階層の総個数は、上記UE能力を超過することができない。したがって、上記eNB間CoMP JTに関連する全てのTPに対して、上記UE能力に対して知らされることが必須であり得る。
特定の実施形態で、TPがオーバーラップされないリソースブロック(オーバーラップされないPRB割り当ての使用のような)でPDSCHを送信する時、上記基本CoMP eNBは一例として、上記X2インターフェースを介して上記一つ又はそれ以上の補助CoMP eNBに、上記UEに割り当てられる送信階層の最大個数を知らせることができる。特定の実施形態で、TPが同一の集合のリソースブロック(少なくとも部分的にオーバーラップされるPRB割り当ての使用のような)でPDSCHを送信する時、上記リソースブロックに対する上記TPによる送信階層の和は、上記UE能力を超過できない。上記リソースブロックに対する上記TPによる送信階層の和が上記UE能力を超過しないことを保障するために、各TPへの送信が許可される送信階層の最大個数は、上記TP間に予め協調され得る。上記TP間の協調は、TPを連結するX2インターフェースを介して又は複数個のTPに接続している中央エンティティ(entity)を介したメッセージング(messaging)により遂行され得る。
上記基本CoMP eNBが最大の受信電力を有するTPと仮定し、上記UEが上記最大の受信電力を有する上記基本CoMP eNBからのランク2割り当てを使用すると仮定する場合、上記基本CoMP eNBが上記基本CoMP eNB自身の送信に対して、上記送信階層の最大個数決定に対する優先順位を有することを許可することが有益であり得る。オーバーラップされないPRB割り当てに対する上記時間/周波数リソース割り当て優先順位ハンドリングと類似であるように、二つ以上のeNBが存在する場合(N>2のように)、より高い受信信号電力を有するeNBは、相対的により低い受信信号電力を有する他のeNBよりも自身の選好される送信階層の個数を指示する優先順位を有することができる。したがって、eNBn(ここで、n=1、…、N)をn番目優先順位を有するeNBと示すことによって、eNBnは、eNB1乃至eNBn−1の決定を考慮することができる。上記eNBの優先順位順序は、上記eNBの上記UEにより測定されるRSRP/CSI−RSRPに基づいて決定され得る。上記受信信号強さ又はチャンネル品質を反映する他の信号測定メトリックは、排除されることができない。特定の実施形態で、上記RSRP/CSI−RSRP測定報告が上記基本CoMP eNBのみに送信される場合、上記基本CoMP eNBは、他の補助CoMP eNBに上記優先順位順序を知らせることができる。特定の実施形態で、上記RSRP/CSI−RSRP測定報告が全てのeNBに送信される場合、各eNBは、上記報告から上記各eNB自身の優先順位を決定することができる。
二つのTBがイネイブルされる場合、例えば、LTE Rel−8−11で、一般的に第1のTB(TB1のような)は、コードワード(codeword:CW)0にマッピングされ、第2のTB(TB2のような)は、CW1にマッピングされ得る。しかしながら、3GPP TS36.212 V11.1.0(2012−12)セクション5.3.3.1.5に開示されているようなコードワードマッピングに対するトランスポートブロックを交換するためには、DCIフォーマット2のコードワード交換フラッグ(codeword swap flag)に対するトランスポートブロックを使用することも可能である。この場合、TB1はデセイブルされ、TB2はイネイブルされ、TBは、またCW0にマッピングされ得る。上記コードワードインデックス(0又は1のような)(上記セルid及びC−RNTI以外の)は、上記トランスポートブロックビットをスクランブリングするために使用されるスクランブリングシーケンス(scrambling sequence)を開始するために使用され得る。
eNB間CoMPに対して、特定の実施形態で、上記各CoMP eNBからのTBはCWインデックスにマッピングされ得る。例えば、CoMP eNBからのTBは、TB−対−CWマッピングが各PDSCHに対してRel−8に開示されているように遂行されると仮定することによって、CWインデックスにマッピングされ得る。他の例題で、各CoMP eNBは、上記UEにただ1個のTBのみを送信することができる。また、N=2(二つのTBが存在し、そのうち一個は上記基本CoMP eNB(TB1)からであり、残りの一個は、上記補助CoMP eNB(TB2)であるように)を仮定する場合、上記各PDSCHに対するTBは、下記表8に示されているようにCW0にマッピングされ得る。もう一つの例題で、各CoMP eNBは、最大2個のTBを送信することができ、したがって、上記TB−対−CWマッピングは、表9に示されているように具現され得る。
<表8>:各eNBに対する独立的なTB−対−CWマッピング。各eNBに対する1個のTB。
<表9>:各eNBに対する独立的なTB−対−CWマッピング。各eNBに対して最大2個のTB。
上記コードワードインデックス(q)が与えられる場合、上記PDSCHは、次の3GPP TS26.211 V11.1.0(2012−12)のセクション6.3.1のように初期化されたスクランブリングシーケンスを使用してスクランブリングされ得る:
ここで、nRNTIは、上記構成されたRNTI値であり、qは、上記コードワードインデックスであり、nsは、上記サブフレームインデックスであり、
は上記セルidである。
一例で、複数のTPからの複数のTBは、同一のキャリアで同一のサブフレームで同一のコードワードにマッピングされ得る。結果的に、上記PDSCHスクランブリングは、与えられたサブフレームに対して異なるeNBに対して同一の方式で遂行され得る。異なるeNBに対する上記PDSCHを相異なるようにスクランブリングすることは(上記PDSCHを固有にスクランブリングすることのような)、干渉ランダム化を助けることができる。特定の実施形態で、上記異なるeNBに対するPDSCHを異なるようにスクランブリングすることは、UEに対する仮想C−RNTIを構成することを含み得る。少なくともこの実施形態で、上記UEは、仮想C−RNTIが一つ又はそれ以上の補助eNBのPDSCHをディスクランブル(descramble)すると仮定する。C−RNTI(Rel−8に説明されているC−RNTIのような)は、依然として上記基本CoMP eNBのPDSCHをディスクランブルするために使用され得る。特に、3GPP TS36.211 V11.1.0(2012−12)のセクション6.3.1に明示されているように、上記PDSCHに対するスクランブリングシーケンスの初期化は、次のようになるように修正され得る:
ここで、nRNTIは、上記基本CoMP eNB(eNB1)からのPDSCH送信と関連されるC−RNTIに対応し、nVRNTIは、上記補助CoMP eNB(eNB2)からのPDSCHと関連される上記仮想C−RNTIに対応する。上記CoMP eNBからの単一TBが表8示されているようにコードワード0にマッピングされる場合、qは0と同一であり得る(q=0のように)ことに留意すべきである。
また、特定の実施形態で、上記仮想C−RNTIは、上記PDSCHをスクランブリングするためにのみ使用されることができる。追加的に、特定の実施形態で、上記仮想C−RNTIは、上記TPに対して構成されるC−RNTIと同一であり、したがって上記仮想C−RNTIは、PDCCH/EPDCCHに対する上記UE−特定検索空間を決定するために上記C−RNTIを代替するために使用されるか、又は上記補助CoMP eNBに対する上記PDCCH/EPDCCHのCRCのスクランブリングのためのC−RNTIを代替するために使用されることができる。
特定の実施形態で、上記異なるeNBに対するPDSCHをスクランブリングすることは、UEに対する仮想セルidを構成することを含み得る。少なくともこの実施形態で、上記UEは、仮想C−RNTIが上記一つ又はそれ以上の補助eNBのPDSCHをディスクランブルすると仮定する。上記サービングセルid(Rel−8に開示されている上記サービングセルidのような)は、上記基本CoMP eNBのPDSCHをディスクランブリングするために依然として使用され得る。特に、TS36.211 V11.1.0(2012−12)のセクション6.3.1に明示されているような上記PDSCHに対するスクランブリングシーケンスの初期化は、次のようになるように修正され得る:
ここで、
は上記基本CoMP eNB(eNB1)に対するサービングセルidに対応し、
は上記補助CoMP eNB(eNB2)に対する仮想セルidに対応する(したがって、上記仮想セルidは、上記補助CoMP eNBのPCIになるように設定され得る)。上記CoMP eNBからの単一TBが表8示されているようにコードワード0にマッピングされる場合、qは0と同一であり得る(q=0のように)ことに留意すべきである。
特定の実施形態で、上記異なるeNBに対してPDSCHを異なるようにスクランブリングすることは、UEに対する仮想C−RNTI及び仮想セルidを構成することを含み得る。
特定の実施形態で、上記異なるeNBに対するPDSCHをスクランブリングすることは、上記異なるCoMP eNBからのTBを異なるコードワードインデックスにマッピングすることを含み得る。例えば、CoMP eNBから1個のTB送信が存在すると仮定する場合、二つのTBに対して、下記表10示されているように上記基本CoMP eNBからのTBは、CW0にマッピングされ、上記補助CoMP eNBからのTBは、CW1にマッピングされ得る。他の例題で、CoMP eNB別に最大二つのTBが存在できると仮定する場合、下記表11示されているように、上記基本CoMP eNBからのTBはCW0及びCW1にマッピングされ、これに対して上記補助CoMP eNBからのTBはCW2及びCW3にマッピングされ得る。特定の実施形態で、表8又は表9に示された上記TB−対−CWマッピング方法は、オーバーラップされないPRB割り当てに対して有益であり、これに対して表10又は表11に示された上記TB−対−CWマッピング方法は、少なくとも一部がオーバーラップされるPRB割り当てに対して有益であり得る。上位階層シグナリングは、表8又は表9及び表10又は表11間でUE仮定をスイッチするために使用され得る。
<表10>:2個のTPに対してTPからの1個のTBを仮定する場合のTB−対−CWマッピング。
<表11>:2個のTPに対してTPからの複数のTBを仮定する場合のTB−対−CWマッピング。
特定の実施形態で、上記UEがサブフレームで複数のPDSCHを受信することが期待できるために、上記UEは、また受信された各PDSCHがどのようにディスクランブルされるかを決定することができる。特定の実施形態で、上記UEは、PDCCH/EPDCCHでダイナミックシグナリング(dynamic signaling)を通して特定のディスクランブリング仮定を指示するPDSCHを受信することができる。例えば、上記UEは、上記仮想C−RNTI、上記仮想セルid、又はコードワードインデックスのうち少なくとも一つを使用してPDCCH/EPDCCHでダイナミックシグナリングを通した特定のディスクランブリング仮定を指示するPDSCHを受信することができる。特定の実施形態で、上記特定ディスクランブリング仮定を指示するPDSCHは、また黙示的に遂行され得る。例えば、上記仮想C−RNTIが上記PDCCH/EPDCCH CRCチェックサム(checksum)を確認するために使用された場合、上記PDSCHは、また上記仮想C−RNTIを仮定してディスクランブリングできる。特定の実施形態で、上記物理制御チャンネルのタイプは、上記PDSCHディスクランブリング仮定を差動化させるために使用され得る。例えば、上記PDSCHに対する制御情報がPDCCHで検出された場合、上記PDSCH(上記Rel.8PDSCHのような)ディスクランブリングが上記UEにより仮定され得る。これとは反対に、上記制御情報がEPDCCHで検出された場合、新たなPDSCHディスクランブリング(上記仮想C−RNTI、上記仮想セルid、又はコードワードインデックスのうち少なくとも一つを使用することのような)が上記UEによりその代わりに仮定され得る。特定の実施形態で、異なるPDSCHディスクランブリング仮定を指示され得る異なるEPDCCH集合は、上位階層シグナリングを通して構成され得る。
上記のような実施形態は、コードワードマッピング及びPDSCHスクランブリングに関するものであるが、類似の原則が上記UEにより基本及び補助CoMP eNBの差動化をイネイブルさせるために使用され得る。
特定の実施形態で、eNB間の物理制御チャンネル干渉を防止するために、上記物理制御チャンネルは、異なるCoMP eNBが時間及び周波数でオーバーラップされないようにするために上記UEによりモニターされ得る。特定の実施形態で、異なるCoMP eNBが時間及び周波数でオーバーラップされないように上記UEが物理制御チャンネルをモニターリングすることは、上記PDCCHで上記基本CoMP eNBからDCIを送信することとEPDCCH集合内のEPDCCHで補助CoMP eNBからDCIを送信することを含み得る。特定の実施形態で、異なるCoMP eNBが時間及び周波数でオーバーラップされないように上記UEが物理制御チャンネルをモニターリングすることは、第1のEPDCCH集合内のEPDCCHで上記基本CoMP eNBからDCIを送信することと第2のEPDCCH集合内のEPDCCHで補助CoMP eNBから上記DCIを送信することを含み得る。少なくとも、二つの異なるEPDCCH集合を含む実施形態で、上記二つのEPDCCH集合は、上記UEによって準共存されると仮定されることができない。上記CRSレートマッチング仮定は、また異なるEPDCCH集合に対して異なる。
特定の実施形態で、1個のコードワードのみがCoMP eNBから送信されることが許可されるが、CoMP eNBからのマルチ−階層送信がサポートされると仮定する場合、コードワード−対−階層マッピングは、単一コードワード−対−階層マッピング(Rel.11でのような)が再送信に対してのみ適用可能であるために、サポートされることができない。しかしながら、特定の実施形態で、ただ1個のコードワードのみがCoMP eNBから送信されることが許可され、これに対してCoMP eNBからのマルチ−階層送信は、eNB間のCoMP JTが構成されるために(新たな送信モードでのように)サポートでき、したがって上記単一コードワード−対−マルチ階層マッピングは、上記初期送信のために使用され得る。下記表12に示されているような3GPP TS36.211 V11.1.0(2012−12)で表6.3.3.2−1から修正される)空間マルチプレキシングに対する上記コードワード−対−階層マッピングは、初期送信及び再送信の両方に対するeNB間CoMP動作で各CoMP eNBに対して適用可能であり得る。
<表12>:eNB間CoMPに対する空間多重化のためのコードワード−対−階層マッピング
上述したように、DCIフォーマットは、特定CoMP eNBに対するDM−RSポートに対する指示として使用され得る。以前に論議されたように、新たなDCIフォーマット(DCIフォーマット2B’と称される)は、修正でき、したがって上記第2のトランスポートブロックに対する上記変調及びコーディング方式(modulation and coding scheme:MCS)、NDI及びRV情報ビット(総8ビットに対する)は、以前に表5で示されているように上記DM−RSポートを指示する1ビットに代替され得る。また、表13は、上記DCIフォーマット2B’を使用して送信することができる情報の一実施形態を示している。
DCIフォーマットXは、レガシーDCIフォーマット2Dの第2のトランスポートブロックに対する上記MCS、NDI及びRV情報ビット(総8ビット)を除去することによって、又は一つ又はそれ以上のアンテナポート、スクランブリング識別子及び階層の個数を上記レガシーDCIフォーマット1/1Aに追加させることによって構成され得る。アンテナポート、上記スクランブリング識別子及び上記送信階層の個数を指示する表は、以前に示されている表6又は表7に代替され得る。上記トランスポートブロックは、コードワード0にマッピングされ得る。上記コードワード−対−階層マッピングは、表12によって明示される。下記の表14は、上記DCIフォーマット1/2Dを修正することによって獲得されるDCIフォーマットX定義を示している。
特定の実施形態で、上述したような多様な機能(上記多様なeNB協調方法などのような)がコンピュータプログラムによって具現されるか又はサポートされ、上記コンピュータプログラムの各々は、コンピュータリ―ド可能プログラムコードから形成され、コンピュータリ―ド可能媒体で実施される。上記用語“コンピュータリ―ド可能プログラムコード”は、ソースコード(source code)、オブジェクトコード(objectcode)及び実行可能コードを含むいずれのタイプのコンピュータコードでも含み得る。上記用語“コンピュータリ―ド可能媒体”はリ―ドオンリメモリ(read only memory:ROM)、ランダムアクセスメモリ(random access memory:RAM)、ハードディスクドライブ、コンパクト・ディスク(compact disc:CD)、デジタルビデオディスク(digital video disc:DVD)、又は他のタイプのメモリのような、コンピュータによりアクセス可能ないずれのタイプの媒体でも含む。“非一時的な(non-transitory)”コンピュータリ―ド可能媒体は、 一時的な電気(transitory electrical)又は他の信号を電送する有線、無線、光、又は他の通信リンクを排除する。非一時的コンピュータリ―ド可能媒体は、データが永久的に保存され得るメディア、再記録可能光ディスク又は削除可能メモリデバイスのような、データが保存され得、上書きするメディアを含む。
本開示の詳細な説明において、いずれでも特定のエレメント、ステップ、又は機能が請求項の範囲に必ず含まれなければならない必須エレメントと解釈されてはならなく、特許される対象の範囲は、請求範囲のみによって定義される。