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JP6537101B2 - 車両の荷室構造 - Google Patents
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本発明は、シートバックを前方に倒すことが可能なリヤシートと、リヤシートの後方に設けられ、後部に掃き出し式の開口が形成された荷室と、を備える車両の荷室構造に関する。特に、リヤシートのシートバックを前方に倒して荷室空間を拡張したとき、フラットな積載面が形成された荷室と、荷室の床面までの高さが低く、掃き出し式の開口が形成された荷室とを実現できる車両の荷室構造に関する。
自動車などの車両において、車両の後部(リヤシートの後方)に荷室を備える車両が知られている。このような車両にあっては、荷物の積載スペースを確保するため、リヤシートのシートバックを前倒し可能とし、リヤシートのシートバックを前方に倒してリヤシートを折り畳み、荷室空間を拡張することが可能な構造が採用されていることが多い(例えば、特許文献1参照)。
例えば特許文献1(図1,図2参照)には、リヤシートの後方にデッキボードが配置され、荷室の床部分がデッキボードで構成された荷室構造が記載されている。特許文献1に記載の荷室構造は、リヤシートのシートバックを前方に倒したとき、シートバックの背面とデッキボードの表面とがほぼ同じ高さとなるようにデッキボードが支持されており、シートバックの背面とデッキボードの表面とがフラットな状態になるように構成されている。また、デッキボードの下の空間に物入れボックスが配置され、デッキボードは物入れボックスの蓋として機能する。このように、前方に倒したリヤシートのシートバックの背面の高さに合致するようにデッキボードを配置することで、シートバックの背面とデッキボードの表面とでフラットな積載面を形成でき、シートバックの背面からデッキボードの後端部までフラットな積載面が形成された荷室を実現している。このような荷室は、長尺な荷物であっても、荷室の後部開口から荷物を積載面に滑らせて押し入れたり、引き出したりでき、荷物の出し入れをスムーズに行うことができる。また、特許文献1に記載の荷室構造では、荷室の開口下端が荷室の床面(デッキボード)と面一になっており、荷室の床面と開口との間に段差のない掃き出し式の開口が形成されている。
特開2001−328570号公報
近年、自動車に対する要求として、より使い勝手の良い荷室が求められている。例えば、自転車をそのまま荷室に積み込みたい要求があり、積み降ろしを容易にするため、荷室の床面を低くすると共に、荷室の床面と開口との段差をなくした掃き出し式とすることが望まれる。
特許文献1に記載の荷室構造では、荷室の床部分をデッキボードで構成し、前方に倒したリヤシートのシートバックの背面の高さに合致するようにデッキボードが配置されている。そのため、デッキボードの位置を下げて、荷室の床面を低くした場合、前方に倒したシートバックの背面と荷室の床面(デッキボード)との間に段差が形成され、フラットな積載面が形成されなくなる。そこで、デッキボードの位置を下げると共に、折り畳んだときのシートバックの背面の高さを低くするためにリヤシート自体の位置を下げる、例えばリヤシートが設置されるリヤフロアパネルの位置を下げることが考えられる。しかし、この場合であっても、リヤフロアパネルが低くなる分、最低地上高を十分に確保できなくなるため、折り畳んだシートバックの位置を下げるにも限度がある。つまり、特許文献1に記載の荷室構造において、荷室の床面を低くすると、前方に倒したシートバックの背面が荷室の床面とフラットな状態にならず、特許文献1の構造では、シートバックの背面と荷室の床面とをフラットに保ちながら、荷室の床面を低くすることは困難である。したがって、特許文献1に記載の荷室構造は、シートバックの背面と荷室の床面とをフラットにして、フラットな積載面を有する荷室を形成することを前提としており、荷室の床面を低くして、低床で掃き出し式の開口を有する荷室を形成することは困難である。
本発明の目的の一つは、リヤシートのシートバックを前方に倒して荷室空間を拡張したとき、フラットな積載面が形成された荷室と、荷室の床面までの高さが低く、掃き出し式の開口が形成された荷室とを実現できる車両の荷室構造を提供することにある。
(1)本発明の一態様に係る車両の荷室構造は、シートバックを前方に倒すことが可能なリヤシートと、前記リヤシートの後方に設けられ、後部に掃き出し式の開口が形成された荷室と、を備える。この車両の荷室構造は、前記リヤシートの後方に配置されるデッキボードと、前記リヤシートの前記シートバックと前記荷室との間に設けられ、前記デッキボードを前後に回動自在に支持するヒンジ部と、を備える。そして、前記デッキボードは、前方に倒された前記シートバックの背面上に載せられる前方回動状態と、前記荷室の床面との間に間隔をあけて支持され、かつ、前方に倒された前記シートバックの背面にほぼ沿う後方回動状態と、を有する。
上記車両の荷室構造によれば、デッキボードがリヤシートのシートバックと荷室との間に設けられたヒンジ部によって前後に回動自在に支持されており、デッキボードは前方回動状態と後方回動状態とを有する。前方回動状態は、前方に倒されたシートバックの背面上にデッキボードが載せられるように、デッキボードが前方に回動された状態であり、後方回動状態は、前方に倒されたシートバックの背面にほぼ沿うように、デッキボードが後方に回動された状態である。つまり、前方回動状態では、デッキボードが反転して、前方に倒されたシートバックの背面上にデッキボードが載せられた状態となる。また、この状態では、荷室の前方に位置するシートバックの背面上にデッキボードが載置され、荷室の床面が開放された状態となる。一方、後方回動状態では、デッキボードが荷室の床面の上方に位置し、デッキボードが前方に倒されたシートバックの背面にほぼ沿うように支持された状態となる。したがって、リヤシートのシートバックを前方に倒して荷室空間を拡張したとき、デッキボードを後方回動状態とすることで、シートバックの背面とデッキボードの表面とでフラットな積載面が形成された荷室を実現できる。一方、デッキボードを前方回動状態とすることで、荷室の床面が開放され、荷室の床面までの高さが低くて掃き出し式の開口が形成された荷室を実現できる。よって、上記車両の荷室構造は、デッキボードを前後に回動自在に支持し、デッキボードを前後に回動することで、フラットな積載面を有する荷室と低床で掃き出し式の開口を有する荷室の2つのタイプの荷室を形成できる。
実施形態1に係る車両の荷室構造を左側方から見た概略縦断面図である。 図1に示す車両の荷室構造において、デッキボードが後方回動状態にあるときの概略縦断面図である。 図1に示す車両の荷室構造において、デッキボードが前方回動状態にあるときの概略縦断面図である。 図1に示す車両の荷室構造において、デッキボードが上方回動状態にあるときの概略縦断面図である。 図1に示す車両の荷室構造を後方から見た概略図である。
以下、本発明の実施形態に係る車両の荷室構造の具体例を、図面を参照しつつ説明する。図中の同一符号は同一名称物を示す。なお、以下の説明において、「前」とは車両の前側(図1〜図3の紙面左側)、「後」とは車両の後側(図1〜図3の紙面右側)をいう。
[実施形態1]
{荷室構造の全体構成}
図1〜図5を参照して、実施形態1に係る車両の荷室構造を説明する。図1に示す車両の荷室構造は、車室1の後方に設置されたリヤシート2と、リヤシート2の後方に設けられた荷室3とを備える。リヤシート2は、シートクッション21とシートバック22とを有し、車室1の床を構成するリヤフロアパネル11の上方に設置されている。このリヤシート2の前方にはフロントシート(図示せず)が設置されている。この例では、リヤフロアパネル11の上に嵩上げ材12が設けられ、この嵩上げ材12の上にリヤシート2(シートクッション21)が支持されており、嵩上げ材12とその前方部分のリヤフロアパネル11の上面にはカーペットなどの化粧シート(図示せず)が敷かれている。荷室3は、後部に開口が形成されており、荷室3の後部には開口を開閉可能に覆うバックドア(「リヤゲート」とも呼ばれる)5が設けられている。そして、この車両の荷室構造は、リヤシート2の後方に配置されるデッキボード4と、リヤシート2(シートバック22)と荷室3との間に設けられ、デッキボード4を前後に回動自在に支持するヒンジ部40とを備える。
(リヤシート)
リヤシート2は、シートバック22を前方に倒すことが可能な可倒式シートである。リヤシート2を座席として使用する場合(シートバック22が起こされた状態)は、図1に示すように、車室1と荷室3との間がリヤシート2(シートバック22)によって区切られている。そして、図2,図3に示すようにシートバック22を前方に倒すことで、シートバック22の背面23上を荷室空間として利用でき、荷室空間を拡張できる。この例では、リヤシート2は、図2に示すように、シートバック22を前方に倒してシートクッション21上に折り畳んだ状態でフロントシート(図示せず)との間の乗員の足元スペースに沈み込むように格納できるダイブダウン機構(「チルトダウン機構」とも呼ばれる)を備える。そして、シートバック22を前方に倒して折り畳んだとき、シートバック22の背面23が嵩上げ材12の上面とほぼフラットな状態となるように構成されている。リヤシート2は、シートバック22を前倒し可能なものであればよく、リヤシート2には、ダイブダウン機構に限らず、例えば、シートバック22だけを前方に倒すだけのシングルフォールディング機構(「シートバックフォールディング機構」とも呼ばれる)や、シートクッション21を前方に跳ね上げてからシートバック22を前方に倒すダブルフォールディング機構などを採用してもよい。ダイブダウン機構やダブルフォールディング機構などの機構は、公知の技術を適用できる。また、この例では、リヤシート2は、車幅方向に2つ並んで配置されており、個々のリヤシート2が独立して前倒し可能なセパレートシートである。リヤシート2は個々のシートが一連のベンチシートであってもよい。
(荷室)
荷室3は、リヤフロアパネル11の上方に床材31が配置され、この床材31によって床面32が構成されている。床材31は、荷室3の床面32をフラットにする部材であり、例えばポリプロピレン(PP)などの樹脂で形成されている。床材31によって構成された床面32は、図2、図3に示すように、前方に倒されたシートバック22の背面(嵩上げ材12の上面)よりも低い位置に形成されている。この例では、床材31の前端側に嵩上げ材12の上面に向かって傾斜するスロープ面33が形成されており、このスロープ面33を除いて床面32全体がほぼ水平面となるように形成されている。
リヤフロアパネル11(床材31)の後端部には、ロアバックパネル51が配置され、このロアバックパネル51にリヤバンパ52が取り付けられている。ロアバックパネル51の上端が床面32とほぼ同じ高さに形成されており、これによって、荷室3の開口下端が床面32と面一になっており、掃き出し式の開口が形成されている。
(バックドア)
バックドア5は、跳ね上げ式であり、ルーフ6の後端部に回動自在に支持されている。バックドア5が閉じられたとき、バックドア5の下端部がロアバックパネル51に接する。ロアバックパネル51には、バックドア5をロックするストライカ(図示せず)が取り付けられている。バックドア5は、跳ね上げ式に限らず、横開き式や観音開き式であってもよい。
(デッキボード)
デッキボード4は、シートバック22と荷室3との間に設けられたヒンジ部40によって前後に回動自在に支持されており、デッキボード4が前方に回動された前方回動状態(図3参照)と、デッキボード4が後方に回動された後方回動状態(図1,図2参照)とを有する。ここでは、デッキボード4がリヤシート2の後方に配置される後方回動状態をデッキボード4の基準状態とする。この例では、嵩上げ材12の上面後端部に対応する位置にヒンジ部40が設けられ、デッキボード4の前端部にヒンジ部40が取り付けられており、デッキボード4がヒンジ部40を支点として回動する。後方回動状態では、図1,図2に示すように、デッキボード4が床面32の上方に位置し、デッキボード4が床面32との間に間隔をあけて支持され、かつ、前方に倒されたシートバック22の背面23にほぼ沿う。具体的には、デッキボード4が後方回動状態にあるとき、デッキボード4の表面41が前方に倒されたシートバック22の背面(嵩上げ材12の上面)とほぼ同じ高さとなるように支持され、デッキボード4の表面41とシートバック22の背面23とがほぼフラットな状態となるように構成されている。また、デッキボード4と床面32との間に形成された空間は、荷物の収納スペースとして利用できる。一方、前方回動状態では、図3に示すように、デッキボード4が反転して、前方に倒されたシートバック22の背面23上に載せられる。この前方回動状態では、荷室3の前方にデッキボード4が移動することになるため、荷室3の床面32の上方が開放された状態となる。
更に、デッキボード4は、図4に示すように、上方に回動された上方回動状態とすることもでき、リヤシート2を座席として使用する場合はデッキボード4をシートバック22に立て掛けられることも可能である。この上方回動状態であっても、荷室3の床面32の上方が開放された状態となる。
デッキボード4は、平板状の部材であり、例えばポリプロピレン(PP)などの樹脂で形成されている。そして、この例では、デッキボード4が後方回動状態にあるとき、デッキボード4はほぼ水平となるように支持されている。具体的には、図5に示すように、荷室3(図1も参照)を構成する左右の側壁35から室内側に張り出した突出部36が形成されており、この段部36にデッキボード4の側縁部が載置されることによって、デッキボード4が支持されている。突出部36は、デッキボード4が載置されたとき、デッキボード4の表面がシートバック22の背面23とほぼ同じ高さとなるように形成されている。そして、デッキボード4が後方回動状態にあるとき、図5に示すように、荷室3はデッキボード4によって上下に2分割された状態となり、デッキボード4と床面32との間に形成された空間は後部が開口している。なお、図5では、分かり易くするために適宜ハッチングを付している。
また、デッキボード4の裏面42には、シート45が取り付けられている(図1〜図4参照)。この例では、デッキボード4の前後方向に沿ってシート45が取り付けられており、デッキボード4の前端側にシート45の一端が固定され、デッキボード4の後端側にシート45の他端が留め具46によって着脱自在に貼り付けられている。留め具46としては、例えば面ファスナーなどが挙げられる。シート45は、防水・防汚機能を有しており、例えば塩化ビニル(PVC)などの樹脂やゴムで形成されている。その他、ナイロンやポリエステルなどの生地表面にPVCをコーティングしたものでもよい。このシート45は、例えばデッキボード4が前方回動状態にあるとき、図3に示すように、デッキボード4からシート45の他端を取り外して、前方に延ばすことができる。これにより、デッキボード4で覆われないシートバック22の残りの部分を覆うようにシート45を被せることができる。
{作用効果}
上述した実施形態1の車両の荷室構造は、次の作用効果を奏する
リヤシート2を座席として使用する場合において、デッキボード4が後方回動状態にあるときは、図1に示すように、デッキボード4と床面32との間に形成された空間を荷物の収納スペースとして利用できる。また、この空間は、後部が開口しているため、デッキボード4を持ち上げなくても、荷室3の後部開口から荷物を出し入れできる。この空間には、例えば、ウエスや工具、背の低い荷物などを収納することが挙げられる。
デッキボード4が後方回動状態で、リヤシート2のシートバック22を前方に倒して荷室空間を拡張したときは、図2に示すように、前方に倒されたリヤシート22の背面23と、嵩上げ材12の上面と、デッキボード4の表面41とでフラットな積載面が構成され、フラットな積載面が形成された荷室3を実現できる。図2に示すフラットな荷室3は、長尺な荷物を積み込む場合に、荷室3の後部開口から荷物を積載面に滑らせて押し入れたり、引き出したりでき、荷物の出し入れをスムーズに行うことができる。
デッキボード4を前方に回動(反転)させ、デッキボード4を後方回動状態から前方回動状態に変更したときは、図3に示すように、前方に倒されたリヤシート22の背面23上にデッキボード4が載せられる。また、デッキボード4を前方回動状態とすることで、荷室3の床面32の上方が開放された状態となる。この前方回動状態では、デッキボード4が反転して、デッキボード4の裏面が積載面となり、積載面は、リヤシート22の背面23と、デッキボード4の裏面42と、床面32とで構成される。
特許文献1に記載の従来の荷室構造では、荷室の床をデッキボードで構成しており、デッキボードは、前方に倒されたシートバックの背面の高さに合致するように配置されていた。これに対し、実施形態1の荷室構造では、デッキボード4よりも低い位置に床面32が形成されているので、従来の荷室構造に比較して荷室3の床面32までの高さが低くなる。また、実施形態1の荷室構造では、荷室3の床面32と開口との間に段差のない掃き出し式の開口となる。
デッキボード4が前方回動状態にあるときは、図3に示すように、荷室3の床面32までの高さが低くて掃き出し式の開口が形成された荷室3を実現できる。図3に示す低床で掃き出し式の荷室3は、荷室の開口までの高さ(ローディングハイト)が低く、例えば自転車や重たい荷物の積み下ろしを容易に行うことができる。また、前方回動状態では、デッキボード4の裏面42と床面32とが積載面となるため、汚れた荷物を積み込む場合、デッキボード4の表面41を汚すことがない。加えて、シート45を前方に延ばし、デッキボード4で覆われないシートバック22の残りの部分をシート45で覆うことで、自転車などの長尺の荷物を積み込んでも、リヤシート2が汚れることを抑制できる。したがって、デッキボード4を前方回動状態から後方回動状態に戻した場合に、デッキボード4の表面41によって構成される積載面を清潔に保つことができると共に、室内を快適に保つことができる。
前方回動状態では、床面32とシートバック22の背面23上に載置されたデッキボード4の裏面41との間に段差が形成され、フラットな積載面とならないが、実施形態1の荷室構造では、床面32の前端側にスロープ面33が形成されている。このスロープ面33によって、例えば自転車などを積み込む際に、床面32とデッキボード4の裏面41との間に形成された段差を容易に乗り越えることができ、自転車などの積み込みを容易に行うことができる。
その他、リヤシート2を座席として使用する場合において、図4に示すように、デッキボード4を上方に回動させることでも、低床で掃き出し式の開口が形成された荷室3を実現でき、荷物の積み下ろしを容易に行うことができる。
シート45の別の使用方法としては、例えば、デッキボード4が後方回動状態にあるときに、シート45を荷室3の後部開口から室外に引き出してもよい。これにより、リヤバンパ52などの部材をシート45で覆うことができ、荷物を積み込む際に、リヤバンパ52などの部材が傷つくことを抑制できる。
更に、実施形態1の車両の荷室構造において、デッキボード4は、個々のリヤシート2の幅に合わせて、車幅方向に2分割されていてもよい。これにより、リヤシート2の左右一方のシートバック22のみを前方に倒して荷室空間を拡張すると共に、左右に分割されたデッキボードを個々に回動することができ、荷室の左右でデッキボードの回動状態を異ならせることができる。つまり、荷室の左右でタイプが異なる荷室を形成できる。
本発明は、これらの例示に限定されず、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の車両の荷室構造は、リヤシートの後方に荷室を備える自動車に好適に利用できる。
1 車室
11 リヤフロアパネル 12 嵩上げ材
2 リヤシート
21 シートクッション 22 シートバック
23 背面
3 荷室
31 床材 32 床面 33 スロープ面
35 側壁 36 突出部
4 デッキボード
40 ヒンジ部
41 表面 42 裏面
45 シート 46 留め具
5 バックドア
51 ロアバックパネル 52 リヤバンパ
6 ルーフ

Claims (1)

  1. シートバックを前方に倒すことが可能なリヤシートと、前記リヤシートの後方に設けられ、後部に掃き出し式の開口が形成された荷室と、を備える車両の荷室構造であって、
    前記リヤシートの後方に配置されるデッキボードと、
    前記リヤシートの前記シートバックと前記荷室との間に設けられ、前記デッキボードを前後に回動自在に支持するヒンジ部と、を備え、
    前記デッキボードは、
    前方に倒された前記シートバックの背面上に載せられる前方回動状態と、
    前記荷室の床面との間に間隔をあけて支持され、かつ、前方に倒された前記シートバックの背面にほぼ沿う後方回動状態と、を有し、
    前記前方回動状態において積載面となる前記デッキボードの裏面に取り付けられ、前記デッキボードが前記前方回動状態にあるとき、前記デッキボードで覆われない前記シートバックの残りの部分を覆うように被せることができるシートを備える車両の荷室構造。
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