JP6537101B2 - 車両の荷室構造 - Google Patents
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Description
{荷室構造の全体構成}
図1〜図5を参照して、実施形態1に係る車両の荷室構造を説明する。図1に示す車両の荷室構造は、車室1の後方に設置されたリヤシート2と、リヤシート2の後方に設けられた荷室3とを備える。リヤシート2は、シートクッション21とシートバック22とを有し、車室1の床を構成するリヤフロアパネル11の上方に設置されている。このリヤシート2の前方にはフロントシート(図示せず)が設置されている。この例では、リヤフロアパネル11の上に嵩上げ材12が設けられ、この嵩上げ材12の上にリヤシート2(シートクッション21)が支持されており、嵩上げ材12とその前方部分のリヤフロアパネル11の上面にはカーペットなどの化粧シート(図示せず)が敷かれている。荷室3は、後部に開口が形成されており、荷室3の後部には開口を開閉可能に覆うバックドア(「リヤゲート」とも呼ばれる)5が設けられている。そして、この車両の荷室構造は、リヤシート2の後方に配置されるデッキボード4と、リヤシート2(シートバック22)と荷室3との間に設けられ、デッキボード4を前後に回動自在に支持するヒンジ部40とを備える。
リヤシート2は、シートバック22を前方に倒すことが可能な可倒式シートである。リヤシート2を座席として使用する場合(シートバック22が起こされた状態)は、図1に示すように、車室1と荷室3との間がリヤシート2(シートバック22)によって区切られている。そして、図2,図3に示すようにシートバック22を前方に倒すことで、シートバック22の背面23上を荷室空間として利用でき、荷室空間を拡張できる。この例では、リヤシート2は、図2に示すように、シートバック22を前方に倒してシートクッション21上に折り畳んだ状態でフロントシート(図示せず)との間の乗員の足元スペースに沈み込むように格納できるダイブダウン機構(「チルトダウン機構」とも呼ばれる)を備える。そして、シートバック22を前方に倒して折り畳んだとき、シートバック22の背面23が嵩上げ材12の上面とほぼフラットな状態となるように構成されている。リヤシート2は、シートバック22を前倒し可能なものであればよく、リヤシート2には、ダイブダウン機構に限らず、例えば、シートバック22だけを前方に倒すだけのシングルフォールディング機構(「シートバックフォールディング機構」とも呼ばれる)や、シートクッション21を前方に跳ね上げてからシートバック22を前方に倒すダブルフォールディング機構などを採用してもよい。ダイブダウン機構やダブルフォールディング機構などの機構は、公知の技術を適用できる。また、この例では、リヤシート2は、車幅方向に2つ並んで配置されており、個々のリヤシート2が独立して前倒し可能なセパレートシートである。リヤシート2は個々のシートが一連のベンチシートであってもよい。
荷室3は、リヤフロアパネル11の上方に床材31が配置され、この床材31によって床面32が構成されている。床材31は、荷室3の床面32をフラットにする部材であり、例えばポリプロピレン(PP)などの樹脂で形成されている。床材31によって構成された床面32は、図2、図3に示すように、前方に倒されたシートバック22の背面(嵩上げ材12の上面)よりも低い位置に形成されている。この例では、床材31の前端側に嵩上げ材12の上面に向かって傾斜するスロープ面33が形成されており、このスロープ面33を除いて床面32全体がほぼ水平面となるように形成されている。
バックドア5は、跳ね上げ式であり、ルーフ6の後端部に回動自在に支持されている。バックドア5が閉じられたとき、バックドア5の下端部がロアバックパネル51に接する。ロアバックパネル51には、バックドア5をロックするストライカ(図示せず)が取り付けられている。バックドア5は、跳ね上げ式に限らず、横開き式や観音開き式であってもよい。
デッキボード4は、シートバック22と荷室3との間に設けられたヒンジ部40によって前後に回動自在に支持されており、デッキボード4が前方に回動された前方回動状態(図3参照)と、デッキボード4が後方に回動された後方回動状態(図1,図2参照)とを有する。ここでは、デッキボード4がリヤシート2の後方に配置される後方回動状態をデッキボード4の基準状態とする。この例では、嵩上げ材12の上面後端部に対応する位置にヒンジ部40が設けられ、デッキボード4の前端部にヒンジ部40が取り付けられており、デッキボード4がヒンジ部40を支点として回動する。後方回動状態では、図1,図2に示すように、デッキボード4が床面32の上方に位置し、デッキボード4が床面32との間に間隔をあけて支持され、かつ、前方に倒されたシートバック22の背面23にほぼ沿う。具体的には、デッキボード4が後方回動状態にあるとき、デッキボード4の表面41が前方に倒されたシートバック22の背面(嵩上げ材12の上面)とほぼ同じ高さとなるように支持され、デッキボード4の表面41とシートバック22の背面23とがほぼフラットな状態となるように構成されている。また、デッキボード4と床面32との間に形成された空間は、荷物の収納スペースとして利用できる。一方、前方回動状態では、図3に示すように、デッキボード4が反転して、前方に倒されたシートバック22の背面23上に載せられる。この前方回動状態では、荷室3の前方にデッキボード4が移動することになるため、荷室3の床面32の上方が開放された状態となる。
上述した実施形態1の車両の荷室構造は、次の作用効果を奏する
11 リヤフロアパネル 12 嵩上げ材
2 リヤシート
21 シートクッション 22 シートバック
23 背面
3 荷室
31 床材 32 床面 33 スロープ面
35 側壁 36 突出部
4 デッキボード
40 ヒンジ部
41 表面 42 裏面
45 シート 46 留め具
5 バックドア
51 ロアバックパネル 52 リヤバンパ
6 ルーフ
Claims (1)
- シートバックを前方に倒すことが可能なリヤシートと、前記リヤシートの後方に設けられ、後部に掃き出し式の開口が形成された荷室と、を備える車両の荷室構造であって、
前記リヤシートの後方に配置されるデッキボードと、
前記リヤシートの前記シートバックと前記荷室との間に設けられ、前記デッキボードを前後に回動自在に支持するヒンジ部と、を備え、
前記デッキボードは、
前方に倒された前記シートバックの背面上に載せられる前方回動状態と、
前記荷室の床面との間に間隔をあけて支持され、かつ、前方に倒された前記シートバックの背面にほぼ沿う後方回動状態と、を有し、
前記前方回動状態において積載面となる前記デッキボードの裏面に取り付けられ、前記デッキボードが前記前方回動状態にあるとき、前記デッキボードで覆われない前記シートバックの残りの部分を覆うように被せることができるシートを備える車両の荷室構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015091701A JP6537101B2 (ja) | 2015-04-28 | 2015-04-28 | 車両の荷室構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015091701A JP6537101B2 (ja) | 2015-04-28 | 2015-04-28 | 車両の荷室構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2016203935A JP2016203935A (ja) | 2016-12-08 |
| JP6537101B2 true JP6537101B2 (ja) | 2019-07-03 |
Family
ID=57486589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2015091701A Active JP6537101B2 (ja) | 2015-04-28 | 2015-04-28 | 車両の荷室構造 |
Country Status (1)
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Families Citing this family (1)
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-
2015
- 2015-04-28 JP JP2015091701A patent/JP6537101B2/ja active Active
Also Published As
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| JP2016203935A (ja) | 2016-12-08 |
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