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JP6537643B2 - ショーケース - Google Patents
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Description

本発明は、上面が開口したショーケースに関する。
従来、上面が開口したショーケース本体を備え、ショーケース本体内の底面を平板状に形成し、その上方に任意の商品を収納するようにしたショーケースがある。この種のショーケースにおいて、ショーケース本体内の底面上に複数の商品載置部材を備えたものがある。このショーケースでは、商品載置部材をショーケース本体内の底面上の任意の位置に移動可能とし、商品の収納状況に応じて商品載置部材の配置を変えることで、商品の展示効果を高めるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1において、商品載置部材は中空の四角形の箱状に形成されている。そして、商品載置部材を適宜積み重ねることで、ショーケース本体の前方側から後方側に向かうにしたがって一段ずつ高くなるような商品載置面を形成したり、一部が高くなる商品載置面を形成したり、商品載置面の形状を任意に変えることを可能としている。
特開2002−333252号公報
特許文献1のショーケースにおいて、商品載置部材が中空の四角形の箱状に形成にされているため、商品載置部材を陳列部材として使用する場合、各商品載置部材の上面(商品載置面)は水平面となる。商品として例えばペットボトルを横に倒した状態で商品載置面上に陳列する場合、商品載置面が水平面であると、ショーケースの前面に立ったユーザからすると、商品載置面が前方側から後方側に向かうに連れて高くなる傾斜面の場合に比べて見づらいという問題があった。また、商品載置部材を複数組み合わせて商品載置面を形成した場合であっても、各商品載置部材の上面はどこも水平面となるため、商品載置面の形状としてバリエーションに乏しいものであった。
本発明はこのような点を鑑みなされたもので、商品の傾斜陳列を様々なバリエーションで行うことが可能なショーケースを提供することを目的とする。
本発明に係るショーケースは、上面を開口したショーケース本体と、ショーケース本体内に配置され、収納スペースを形成する内箱と、内箱の側面部に設けられた本体側係合部と、内箱内に移動可能に配置され、姿勢変更によって異なる傾斜の商品載置面を形成する1又は複数の商品載置部材とを備え、商品載置部材は、商品載置面となる平板状の載置部と、載置部から角度を持って延在する支持部と、係止部と、部材側係合部とを有し、載置部と支持部との間の角部が上に凸の姿勢で、係止部が本体側係合部又は他の商品載置部材の部材側係合部に引っ掛けられた状態で内箱内に配置されることで、内箱内に傾斜した商品載置面が形成されるものである。
本発明によれば、商品載置部材の係止部を内箱に設けられた本体側係合部に係止させたり、他の商品載置部材の部材側係合部に係止させて複数の商品載置部材を組み合わせて用いたりすることで、商品の傾斜陳列を様々なバリエーションで行うことが可能なショーケースを提供できる。
本発明の実施の形態1に係るショーケースの一例を示す図である。 図1のショーケースの商品載置部材を示す斜視図である。 図1のショーケースの商品載置部材を示す図である。 図1のショーケースの商品載置部材を用いた別の陳列例1を示す図である。 図1のショーケースの商品載置部材を複数組み合わせた陳列例2を示す図である。 図5の陳列例2において複数の商品載置部材を組み合わせた状態を示す図である。 図1のショーケースの商品載置部材を複数組み合わせた陳列例3を示す図である。 図1のショーケースの商品載置部材を複数組み合わせた陳列例4を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付して、その説明を適宜省略又は簡略化する。また、各図に記載の構成について、その形状、大きさ及び配置などは、本発明の範囲内で適宜変更することができる。また、以下の説明で用いる「上」「下」「左」「右」「前」「後」は、特に断らない限り、ショーケースを正面側から見た場合の方向を意味している。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るショーケースの一例を示す図である。図1において左側がショーケースの正面である。
ショーケース1は、例えば飲料物などの商品30を陳列した状態で冷却を行うものであって、上面が開口されたショーケース本体2と、ショーケース本体2内に配置された内箱3とを備え、ショーケース本体2と内箱3との間を循環風路空間4として確保している。そして、この循環風路空間4の一端を吸込口5、他の一端を送風口6とし形成して、ショーケース本体2の上面開放面に臨ませるものである。
内箱3は、いわゆるデッキパンと呼ばれる底面部3a、前面部3b、背面部3c、左側面部及び右側面部で構成されており、内箱3の内部が収納スペース7となっている。
また、循環風路空間4には、冷却装置10と送風ファン11とが配置されており、吸込口5から吸入した空気を冷却装置10で冷却し、送風口6から吐出するようになっている。
ショーケース本体2の下部は機械室12となっており、ここに圧縮機13、凝縮器14、凝縮器14に送風する凝縮器ファン15等が配置されている。
冷却装置10は、周知なように、冷却面積を大きくするためにフィンチューブ形の蒸発コイルが一般に採用されており、この蒸発コイルには高圧側冷媒配管から膨張弁を介して液冷媒を供給している。
そして、ショーケース1は、ショーケース本体2内に本実施の形態1の特徴部分である1又は複数の商品載置部材20を備えている。
図2は、図1のショーケースの商品載置部材を示す斜視図である。図3は、図1のショーケースの商品載置部材を示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図である。
商品載置部材20は、ショーケース本体2内の底面部3a上に移動可能に配置されて用いられるものであり、商品が載置される平板状の載置部21と、載置部21から角度を持って延在する支持部22とを備えている。載置部21及び支持部22は、例えばステンレス製のワイヤー等で構成された複数の線材を縦横に交差した状態で接合し、その接合体を折り曲げて形成されている。具体的には、間隔を空けて配置した複数の縦線材23aとこの縦線材23aに対して交差して互いに並行に配置された複数の横線材23bとで形成されている。
複数の縦線材23aのうちの一部(ここでは2つ)は、他の縦線材23aよりも延長され、その先端が折り曲げられて係止部23abを形成している。また、複数の横線材23bのうち、載置部21において支持部22側の端に設けられた横線材23bは他の商品載置部材20の係止部23abが係止される部材側係合部23cとして機能する。
商品載置部材20の左右方向の長さ(図1の紙面に直交する方向の長さ)は、特に限定するものではないが、例えば商品30として用いられる製品のサイズに応じて決めてればよい。例えば500mlのペットボトルを横置きして陳列する場合、商品載置部材20の左右方向の長さは例えば200〜270mmとされる。また、左右幅の異なるショーケースで共通に使用できる幅寸法としてもよいし、また、左右方向に商品載置部材20を複数並べて配置可能な幅寸法としてもよいし、左右方向に商品載置部材20を一つだけ並べることを想定して、内箱3の左右方向の幅よりわずかに小さい幅寸法としてもよい。
商品載置部材20は、載置部21と支持部22との間の角部24が上に凸の姿勢で用いられ、係止部23abを内箱3の背面部3cに設けた貫通孔で構成された本体側係合部3dに引っ掛けている。このように商品載置部材20を内箱3に引っ掛けた姿勢で用いることで、載置部21が内箱3の底面部3aよりも高い位置に位置し、ショーケース1本体の前方側から後方側に向かうに連れて高くなる商品載置面が形成される。
このように商品載置面を傾斜面として商品30を傾斜陳列すると、商品30が収納スペース7から取り出された場合に、後方に残った商品30を、後方から前方に自動的に前出しすることができ、陳列作業を簡略化することができる。
本実施の形態1は、商品載置部材20を用いて様々なバリエーションの傾斜陳列を行えることを特徴としたものであり、以下、別の陳列例として4つのバージョンを順次説明する。
(陳列例1)
図4は、図1のショーケースの商品載置部材を用いた別の陳列例1を示す図である。
上記図1では、商品載置部材20の係止部23abを背面部3cの本体側係合部3dに引っ掛けて使用した例を示したが、図4では、商品載置部材20を、角部24が上に凸の姿勢で単に内箱3の底面部3a上に置いた状態を示している。
商品載置部材20をこのように配置した場合、内箱3の底面部3aからなだらかに傾斜する商品載置面を形成でき、傾斜陳列を行うことができる。
上記の陳列例は、商品載置部材20を一つ用いて行うものであったが、以下では、商品載置部材20を複数組み合わせて陳列を行う陳列例について説明する。
(陳列例2)
図5は、図1のショーケースの商品載置部材を複数組み合わせた陳列例2を示す図である。図6は、図5の陳列例2において複数の商品載置部材を組み合わせた状態を示す図である。
図5及び図6では、二つの商品載置部材20のうちの一方の商品載置部材20の係止部23abを他方の商品載置部材20の部材側係合部23cに係止させて組み合わせ、他方の商品載置部材20の係止部23abを内箱3の背面部3cに設けた本体側係合部3dに引っ掛けている。このように複数の商品載置部材20を組み合わせ、そのうちの一つの商品載置部材20を内箱3の背面部3cに引っ掛けることで、内箱3の底面部3aよりも高い位置に各載置部21が位置し、内箱3内に前方側から後方側に向かうに連れて高くなる商品載置面を図1よりも広範囲に形成することができる。
(陳列例3)
図7は、図1のショーケースの商品載置部材を複数組み合わせた陳列例3を示す図である。
図7では、図6に示したように組み合わせた2つの商品載置部材20を、図5の配置とは前後逆とし、また、内箱3の本体側係合部3dへの係止は行わず単に底面部3a上に置いた状態としたものである。このように配置することで、内箱3の底面部3aからなだらかに傾斜する商品載置面を図4よりも広範囲に形成することができる。
(陳列例4)
図8は、図1のショーケースの商品載置部材を複数組み合わせた陳列例4を示す図である。
図8では、複数(ここでは2つ)の商品載置部材20を、角部24が上に凸の姿勢で底面部3a上で前後に配置したものである。このように配置することで、同じ角度に傾斜する商品載置面を収納スペース7内において前後に複数(ここでは2つ)形成することができる。
以上説明したように、本実施の形態1によれば、商品載置部材20を、平板状の載置部21と、載置部21から角度を持って延在する支持部22と、内箱3に設けられた本体側係合部3d又は他の商品載置部材20の部材側係合部23cに係止する係止部23abと、部材側係合部23cとを備えた構成とした。これにより商品載置部材20の係止部23abを内箱3に設けられた本体側係合部3dに係止させたり、他の商品載置部材20の部材側係合部23cに係止させて複数の商品載置部材20を組み合わせて用いたり、また、単に底面部3a上に直接、単数又は複数、配置したり等とすることで、様々なバリエーションの商品載置面を形成できる。
また、図1及び図5に示したような底上げ陳列を行うようにすると、商品30が少ないときもボリュームアップ陳列を演出することができる。
また、商品載置面を傾斜面としたため、商品30の傾斜陳列が可能となる。よって、商品30が収納スペース7から取り出された場合に、後方に残った商品30を、後方から前方に自動的に前出しすることができ、陳列作業を簡略化することができる。
なお、商品を自動的に前出しする観点から、本体側係合部3dを内箱3の背面部3cに設けた構成を例示したが、背面部3cに限定するものではない。様々なバリエーションの商品載置面を形成する観点から、本体側係合部3dを左側面部又は右側面部に設けてもよい。この場合、左側面部又は右側面部から中央部に向かって下方に傾斜する商品載置面が形成されることになる。要するに、商品載置部材20の係止部23abが引っ掛けられる本体側係合部3dは、内箱の側面部(前面部3b、背面部3c、左側面部及び右側面部)の何れかに設けられていればよい。
また、上記では、商品載置部材20を複数の線材で構成した例を説明したが、この構成に限られたものではない。例えば、載置部21及び支持部22をそれぞれ板状部材で構成してもよく、また、係止部23abが係止される部材側係合部23cを、係止部23abを係止可能な貫通孔で形成するなど、商品載置部材20を本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、本体側係合部3dについても、背面部3cに設けた貫通孔に限定するものではなく、商品載置部材20の係止部23abが係止可能な構成であればよい。
1 ショーケース、2 ショーケース本体、3 内箱、3a 底面部、3b 前面部、3c 背面部、3d 本体側係合部、4 循環風路空間、5 吸込口、6 送風口、7 収納スペース、10 冷却装置、11 送風ファン、12 機械室、13 圧縮機、14
凝縮器、15 凝縮器ファン、20 商品載置部材、21 載置部、22 支持部、23a 縦線材、23ab 係止部、23b 横線材、23c 部材側係合部、24 角部、30 商品。

Claims (2)

  1. 上面を開口したショーケース本体と、
    前記ショーケース本体内に配置され、収納スペースを形成する内箱と、
    前記内箱の側面部に設けられた本体側係合部と、
    前記内箱内に移動可能に配置され、姿勢変更によって異なる傾斜の商品載置面を形成する1又は複数の商品載置部材とを備え、
    前記商品載置部材は、前記商品載置面となる平板状の載置部と、前記載置部から角度を持って延在する支持部と、係止部と、部材側係合部とを有し、前記載置部と前記支持部との間の角部が上に凸の姿勢で、前記係止部が前記本体側係合部又は他の前記商品載置部材の前記部材側係合部に引っ掛けられた状態で前記内箱内に配置されることで、前記内箱内に傾斜した前記商品載置面が形成されるショーケース。
  2. 前記商品載置部材は、適宜間隔で配置した複数の縦線材と前記縦線材に対して交差して互いに並行に配置された複数の横線材とを接合した接合体を折り曲げて前記載置部と前記支持部とが形成され、前記複数の縦線材のうちの一部が、他の前記縦線材よりも延長され、その先端が折り曲げられて前記係止部を形成しており、また、前記複数の横線材のうち、前記載置部において前記支持部側の端に設けられた前記横線材が前記部材側係合部となる請求項1記載のショーケース。
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