JP6538411B2 - 洗浄装置用のラック - Google Patents
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Description
内視鏡処置具として、内視鏡下手術用のロボット外科手術システムであるda Vinci(登録商標)Surgical Systemに用いられるものが知られている。
特許文献1には、ロボット外科手術システムと、それに用いられる内視鏡処置具とが開示されている。
特許文献2及び特許文献3の洗浄装置は、洗浄槽内に、中空部を有する医療用器具の一端を把持して中空部に洗浄液を流す把持部材を複数備えている。
この構成によれば、ハウジングを位置決め部材に配置した後、注入口に接続ポートを挿入させるべく保持部材を移動させてロックさせればよいので、セッティングがきわめて容易である。また、ロック機構で保持部材の位置を固定することで、高い水圧をかけてもハウジングの注入口から接続ポートが外れないようにできる。
また、アーム部を回動軸を中心に回動させることにより、保持部材が回動軸を中心にしてハウジングの一方面に対して接離動させることができる。また、保持部材の大きさを複数のハウジングに一度に当接可能な大きさにすることで、1回のアクションで複数のハウジングに対して保持部材を当接させることができる。
この構成によれば、アーム部を回動させて保持部材をハウジングの一方面に当接させた後に、固定用端部と第1基部との間で固定するので、保持部材はハウジングに当接した位置でロックされる。このため、保持部材のロックが容易かつ確実に行われる。
この構成によれば、シャフトが凹部内に配置できるので、洗浄中にシャフトの保持が確実に行われる。
この構成によれば、処置用器具の洗浄も確実に行われる。
この構成によれば、金属製の処置用器具を筒状体に挿入してノズルから洗浄液を噴射させることにより、洗浄液に処置用器具を浸漬させることと同様の効果が得られ、特に処置用器具の洗浄がより確実なものとなる。
以下、図面に基づいて本実施形態にかかる洗浄装置用のラックを説明する。
本実施形態における洗浄装置用のラック(以下、単にラックと称する場合がある)は、洗浄槽の上面に洗浄槽を開口する蓋体が設けられた洗浄装置に収納される構成を想定したものである。
この内視鏡処置具60は、ほぼ直方体状のハウジング62と、ハウジング62から直線的に延出される中空のシャフト63と、シャフト63の先端部に金属製の鋏や鉗子等の処置用器具64が設けられている。内視鏡処置具60は、処置用器具64がステンレスなどの金属製であり、ハウジング62及びシャフト63は樹脂製である。そしてハウジング62内及びシャフト63内には、アルミ合金や銅合金などを使用した部品が収納されている。
注入口から注入された洗浄液は、ハウジング62内の洗浄を行うとともに、シャフト63内のチューブ(図示せず)に流入し、シャフト63の先端部側に向かう。シャフト63の先端部付近に到達した洗浄液は、シャフト63の先端部からわずかに流出し、残りの多くはチューブとシャフト63の内壁面との間の隙間を通ってハウジング62に戻り、ハウジング62の隙間から外部に流出する。
ラック30は、第1基部32と、第1基部32に対して平行であって内視鏡処置具60の先端部側に配置された第2基部34と、第1基部32の端部と第2基部34の端部をそれぞれ連結するように配置された2枚の側面フレーム36a、36bとを有している。このように、ラック30は、第1基部32、第2基部34、2枚の側面フレーム36a、36bが、互いに連結された長方形状をなしている。
第1基部32は、内部が中空のパイプ状であり中空の内部に洗浄液が流通することができる。また、第1基部32には、ハウジング62の他方面62bの注入口(図示せず)に挿入される接続ポート38が、配置される内視鏡処置具60の数だけ複数設けられている。
側面フレーム36a、第1基部32及び第2基部34は、内部の中空部分が連通するように互いに連結されている。このため、導入口40から導入された洗浄液は、第1基部32と第2基部34に流通する。そして、第1基部32の各接続ポート38から洗浄液が吐出し、第2基部34の複数のノズル42(後述する)からも洗浄液が吐出される。
位置決め部材44は、側面フレーム36aと36bとの間に架け渡された連結部材45の上面に設けられている。
また、保持部材46は、複数のハウジング62の配置方向(第1基部32及び第2基部34の延出方向)に沿って長尺に構成されており、複数のハウジング62の一方面62aに当接可能である。
また、第2アーム部52bの両端部から第1基部32に向けて延びる、2本の支持部52cが設けられている。各支持部52cの形状はどのようなものであってもよいが、先端部が第1基部32に至る長さが必要である。
ただし、固定具の例としては、このようなものに限定することはなく、例えば、固定用端部52dと第1基部32には、互いに係合しあう金属片を設けて金属片どうしを係合させることで固定具としてもよい。
アーム部52が第2基部34方向に回動している状態(図6の状態)では、位置決め部材44の上方が開いているので内視鏡処置具60を位置決め部材44に収納し、配置できる。
内視鏡処置具60を位置決め部材44に配置(図7の状態)したのち、アーム部52を第1基部32方向に回動させると(図8の状態)、アーム部52に取り付けられている保持部材46が、ハウジング62の一方面62a側に向かって移動してくる。保持部材46の第1基部32側の表面がハウジング62の一方面62aに当接したところで、アーム部52の回動を終了する。
第2の実施形態を図9〜図13に示す。
本実施形態におけるラック80は、洗浄槽の側面に洗浄槽を開口する蓋体が設けられた洗浄装置に収納される構成を想定したものである。また、第1の実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付し、説明を省略する場合もある。
このため、第1基部32内には、第1支柱82から洗浄液が導入される。
また、各フレーム87の一方側(第2基部34方向側)端部には、各フレーム87を連結する連結部材88が設けられている。
位置決め部材44は、側面フレーム36aと36bとの間に架け渡された連結部材45の上面に設けられている。位置決め部材44の形状は、第1の実施形態と同様に、ハウジング62の一方の側面62cに当接する側面当接部44aと、ハウジング62の底面62dに当接する底面当接部44bとを有している。
すなわち、本実施形態では、3つの保持部材46に対して、それぞれの保持部材46を取り付けている3つのアーム部90,92,94を有しており、3つのアーム部90,92,94は互いに独立して動作可能に設けられている。
また、固定用端部90cには、固定用端部90cと第1基部32とを固定する固定具54が設けられている。
つまり、中央のアーム部92は、フレーム87cと87dの間で回動軸91と中心として回動可能であって、保持部材46が設けられている。この保持部材46は、6つのハウジング62の一方面62aに当接する大きさとなっている。また、中央のアーム部92の固定用端部92cには、固定用端部92cと第1基部32とを固定する固定具54が設けられている。
しかも、アーム部を複数互いに独立して動作できるようにしたので、配置した内視鏡処置具のロックをそれぞれ(本実施形態では3か所であるが)に別個で行うことができる。
第2支柱84は、内部が中空のパイプ状であり、内部が中空の連結管85によって第1支柱82と連結している。外部から第1支柱82に導入された洗浄液は、第1基部32の接続ポート38へ導入されるとともに、連結管85を経由して第2支柱84へも流入する。
そして、第2支柱84に導入された洗浄液は、第2基部34のノズル42から吐出可能となる。
第3の実施形態について図13に基づいて説明する。
なお、上述してきた実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付し、説明を省略する場合もある。
本実施形態の特徴は、第2の実施形態における内視鏡処置具の上下方向の向きを逆にし、ハウジングを下方にし、処置用器具を上方に向けて配置可能としたところにある。
第4の実施形態について図14に基づいて説明する。
なお、上述してきた実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付し、説明を省略する場合もある。
本実施形態の特徴は、第2の実施形態における第1基部を第1支柱82だけでなく、第2支柱84にも設け、洗浄できる内視鏡処置具の数を増加させた点にある。
第1支柱82の第1基部32は、内視鏡処置具60の先端部が第2支柱84の下部に向くように斜め下向きに配置され、第2支柱84の下部に設けられた第2基部34のノズル42からの洗浄液の噴出を受ける。
洗浄対象物である内視鏡処置具の他の例を図15に示す。
図15に示す内視鏡処置具も、内視鏡下手術用のロボット外科手術システムであるda Vinci(登録商標)Surgical Systemに用いられる外科用器具である。この内視鏡処置具100は、ほぼ直方体状のハウジング102と、ハウジング102から直線的に延出される中空のシャフト103と、シャフト103の先端部に金属製の鋏や鉗子等の処置用器具104が設けられている点は、上述した実施形態の内視鏡処置具60と同じである。さらに、内視鏡処置具100は、処置用器具104がステンレスなどの金属製であり、ハウジング102及びシャフト103は樹脂製であって、ハウジング102内及びシャフト103内には、アルミ合金や銅合金などを使用した部品が収納されている点も、上述した実施形態の内視鏡処置具60と同じである。
本実施形態の内視鏡処置具100は、注入口101が、ハウジング102のシャフト103の取付面である一方面102aとは直交する方向に位置する下面102cに形成されている。図面上では、注入口101は、ハウジング102の下面に形成されている。
内視鏡処置具配置部111には、第1基部112と、第1基部112の両端部から前方に向けて延びる2本の側面フレーム118a、118bと、側面フレーム118a、118bの先端部を連結するように第1基部112と平行に配置された先端フレーム118cとを有している。このように、ラック110の内視鏡処置具100を配置する箇所は、第1基部112と、2枚の側面フレーム118a、118bと、先端フレーム118cとが、互いに連結された長方形状をなしている。ただし、2枚の側面フレーム118a、118b、先端フレーム118cは1枚のフレームを折り曲げて構成してもよい。
なお、本実施形態では、第1基部112の延出方向に沿って3つのアーム部134が設けられているが、全体として1つのアーム部を設けてもよい。
アーム部134が位置決め部材122の上方から離れており、シャフト支持部117方向に回動している状態(図示せず)では、位置決め部材122の上方が開いているので内視鏡処置具100を位置決め部材122に収納し、配置できる。
内視鏡処置具100を位置決め部材122に配置したのち、アーム部134を第1基部112方向に回動させると、回動基部132と共に保持部材126が、ハウジング102の一方面102a及び上面102dに向かって移動してくる。保持部材126の一方面保持部126aと上面保持部126bが、ハウジング102の一方面102aと上面102dにそれぞれ当接したところで、アーム部134の回動を終了する。
本実施形態におけるラック110は、洗浄槽の側面に洗浄槽を開口する蓋体が設けられた洗浄装置に収納される構成を想定したものであって、全体としては第2の実施形態と同様の構成である。
また、第1支柱152には、外部から洗浄液を第1支柱152の内部に導入する導入口が形成されている(図示せず)。
このため、第1基部112内には、第1支柱152から洗浄液が導入される。
第2支柱154は、内部が中空のパイプ状であり、内部が中空の連結管155によって第1支柱152と連結している。外部から第1支柱152に導入された洗浄液は、第1基部112の接続ポート120へ導入されるとともに、連結管155を経由して第2支柱154へも流入する。
そして、第2支柱154に導入された洗浄液は、第2基部114のノズル116から吐出可能となる。
この場合、第1基部112を第2支柱154の下部に配置し、第2基部114は連結管155の第1支柱152よりに設けられる。
この場合、第1基部112を第2支柱154の下部に配置し、第2基部114は連結管155の第1支柱152よりに設けられる。
なお、第2の実施形態から第5の実施形態において、第1支柱82、152と、第2支柱84、154と、連結管85、155からの、第1基部32、112及び第2基部34、114の着脱を自在に行えるようにするとよい。このようにすれば、第2の実施形態から第5の実施形態までいずれかの形態の変更を容易に行うことができる。
また、図21に示すように、第2基部34,114に設けられているノズル42,116の周囲には、金属製の処置用器具64,104を収納する筒状体160を設けてもよい。
この構成によれば、金属製の処置用器具64,104を筒状体160の中央に形成されている収納穴162に挿入してノズルから洗浄液を噴射させることにより、洗浄液に処置用器具64,104を浸漬させることと同様の効果が得られる。このため、特に処置用器具64,104の洗浄が
より確実に行える。
例えば、図21の例では第2基部42,114の左端に設けられている筒状体160については、その収納穴162の径を他の筒状体の収納穴の径よりも大径としている。このため、左端には、他の内視鏡処置具よりも大きい処置用器具64,104を有する内視鏡処置具又は他の内視鏡処置具よりも太いシャフト63,103を有する内視鏡処置具を配置することができる。
32 第1基部
34 第2基部
36a,36b 側面フレーム
37 凹部
38 接続ポート
40 導入口
42 ノズル
44 位置決め部材
44a 側面当接部
44b 底面当接部
44c 凹部
45 連結部材
46 保持部材
50 回動軸
52 アーム部
52a 第1アーム部
52b 第2アーム部
52c 支持部
52d 固定用端部
54 固定具
56 フック
58 リング部
59 牽引部
60 内視鏡処置具
62 ハウジング
62a 一方面
62b 他方面
63 シャフト
64 処置用器具
70 シャフト支持部
72 凹部
80 ラック
81 基台
81a フレーム
81b 梁
82 第1支柱
83 取っ手
84 第2支柱
85 連結管
86 バスケット
87 フレーム
88 連結部材
90,92,94 アーム部
91 回動軸
100 内視鏡処置具
101 注入口
102 ハウジング
102a 一方面
102c 下面
102d 上面
103 シャフト
104 処置用器具
110 ラック
111 内視鏡処置具配置部
112 第1基部
114 第2基部
116 ノズル
117 シャフト支持部
118a,118b 側面フレーム
118c 先端フレーム
119 凹部
120 接続ポート
122 位置決め部材
125 連結部材
126 保持部材
126a 一方面保持部
126b 上面保持部
130 回動軸
132 回動基部
134 アーム部
134a 第1アーム部
134b 第2アーム部
134c 第3アーム部
134d 固定用端部
136 固定具
138 フック
140 リング部
142 牽引部
144 固定用部材
147 凹部
151 基台
151a フレーム
151b 梁
152 第1支柱
153 取っ手
154 第2支柱
155 連結管
156 バスケット
160 筒状体
162 収納穴
Claims (5)
- 洗浄対象物である内視鏡処置具が、直方体状のハウジングと、ハウジングの一方面から直線的に延出される中空のシャフトと、シャフトの先端部に金属製の処置用器具と、ハウジングの一方面以外のいずれかの面に形成された洗浄液の注入口とを有するものであり、洗浄装置の洗浄槽内に収納されて、前記内視鏡処置具を複数配置するラックであって、
ハウジングの前記一方面以外のいずれかの面側に配置され、配置する内視鏡処置具のシャフトの軸線方向に対して直交する方向であって、且つ水平方向に延びる中空の第1基部が設けられ、
該第1基部において、配置する内視鏡処置具のハウジングの注入口に挿入される接続ポートが、内視鏡処置具の数だけ複数設けられ、
ハウジングの一方面と他方面以外の少なくとも2面に当接する位置決め部材が設けられ、
各ハウジングの前記注入口が形成されている面と反対側の面に当接し、前記注入口を前記接続ポート側に押圧する方向に移動可能な、1又は複数の保持部材が設けられ、
1又は複数の前記保持部材を、各ハウジングの前記注入口に前記接続ポートが挿入完了する位置まで移動させた後に保持部材の位置をロック可能な、ロック機構が1又は複数設けられ、
シャフトの軸線方向に沿って延びる複数のフレームが設けられ、
複数のフレームに跨って配置され、前記第1基部の軸線方向に沿った回動軸を中心に各フレームに回動自在に取り付けられたアーム部が設けられ、
該アーム部に1又は複数の前記保持部材が取り付けられていることを特徴とする洗浄装置用のラック。 - 前記アーム部は、
シャフトの軸線方向に沿って前記第1基部方向に延びる2本の支持部と、該支持部の端部どうしを連結して第1基部と平行に延びる固定用端部とを有しており、
該固定用端部と前記第1基部とを固定する固定具が設けられ、
該固定具が、前記ロック機構であることを特徴とする請求項1記載の洗浄装置用のラック。 - 前記保持部材は、シャフトを配置できる凹部が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の洗浄装置用のラック。
- ハウジングの一方面側のシャフトの先端部近傍に配置され、且つ水平方向に延びる中空の第2基部が設けられ、
該第2基部には、シャフトの先端部に金属製の処置用器具に向けて洗浄液を噴射可能なノズルが設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のうちのいずれか1項記載の洗浄装置用のラック。 - 前記ノズルの周囲には、前記金属製の処置用器具を収納する筒状体が形成されていることを特徴とする請求項4記載の洗浄装置用のラック。
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