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JP6538875B2 - 可動の家具構成部材用の同期装置を備えた駆動装置 - Google Patents
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JP6538875B2 - 可動の家具構成部材用の同期装置を備えた駆動装置 - Google Patents

可動の家具構成部材用の同期装置を備えた駆動装置 Download PDF

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Description

本発明は、可動の家具構成部材を動かすための第1の駆動装置と、同じ前記可動の家具構成部材を動かすための第2の駆動装置と、前記両駆動装置を同期させるための同期装置とを備えた装置であって、前記可動の家具構成部材の移動中に前記両駆動装置が異なる位置をとることがある装置に関する。さらに本発明は、このような装置を備えた家具に関する。
家具用金具産業界では既に何年も前から、可動の家具構成部材(例えば引出しまたは家具扉、フラップ等)の移動もしくは放出のための駆動装置、いわゆるタッチ・ラッチ機構が公知である。これにより開放運動は自動的に行われ、使用者は、可動の家具構成部材を押すだけで放出機構を作動させることができる。
幅広の引出しの場合には特に、しばしば2つの駆動装置が引出しもしくは家具本体の対向する側面領域に設けられていて、引出しへの押圧を任意の各個所で確実に検出するようになっている。しかしながら、引出しへのこのような押圧により、これら両駆動装置のうちの1つしか作動されなかった場合に、引出しの傾斜位置または引っかかりもしくは食い込みといった問題が生じる恐れがある。
この問題を解決するために、従来技術により既に、両駆動装置を同期させる同期装置による様々な方法が公知である。これにより、互いに間隔を置いて位置する両駆動装置の動きが同調されて、換言すればすなわち同期化される。同期化では両側での同様の動きの経過を保証すべきである。
このような同期される駆動装置もしくは放出装置の例は、欧州特許第2429339号明細書(EP 2 429 339 B1)、国際公開第2009/114884号(WO 2009/114884 A1)、欧州特許第1314842号明細書(EP 1 314 842 B1)、およびオーストリア国実用新案第008882号明細書(AT 008 882 U1)に開示されている。これらの装置では、ロック解除過程全体および放出過程の一部も同期される。
同期の別の例は、国際公開第2013/059847号明細書(WO 2013/059847 A1)に示されている。この明細書にはとりわけ、確実かつ妨げられない閉鎖を保証するために、両側で同期されてロックが行われることが記載されているが、ロック解除は記載されていない。
さらに独国実用新案第202009005255号明細書(DE 20 2009 005 255 U1)が参照される。この明細書には上述した明細書とは異なり、同期部材としての放出装置の独立した構成部品は記載されていない。むしろこの明細書においては引出し自体がいわゆる同期部材を成している。というのも、まさにロック解除されている一方の係止金具の力は、引出しを介して他方の係止金具に伝えられ、これにより両放出力蓄え器の力が、他方の係止金具のロック解除を行わせるからである。
さらに国際公開第2012/159136号明細書(WO 2012/159136 A1)により、可動に支持された家具構成部材用の同期装置が公知である。この場合、同期ロッドが2つのシャフト部分を有しており、これらシャフト部分の間に過負荷装置が配置されている。所定の保持トルクを越えたとき、両シャフト部分の間の回転運動が可能にされる。これにより同期ロッドは運転位置から過負荷位置へと移動する。この過負荷位置では、運動の伝達もしくは同期化は不可能である。過負荷の際にはずされたバネ付勢ラッチ部分がシャフト部分の一方に再び正しく係合し、両シャフト部分のもともとの相対位置が再び得られて初めて、運動の伝達もしくは同期化が再び可能になる。
冒頭で述べた形式の装置は、未公開のオーストリア特許出願AT514865号明細書(AT 514 865)(出願番号A 785/2013)に記載されている。駆動装置の構成部品(放出スライダ、伝達エレメント、制御レバー等)の全ての運動が常に同期されているわけではないので、装置の両駆動装置が互いに異なる位置にあるということが生じ得る。これにより、両駆動装置が一緒に(同期されて)運動を行わないという事態にもなり得る。したがって、確実なロックおよび一緒に行われる放出は不可能である。引出しはこれにより、もはや規定通りには機能することはできない。
本発明の課題は、先行技術に対して改善された装置を提供することにある。特に機能確実性を改善したい。
この課題は請求項1に記載の特徴を備えた装置により達成される。請求項1によると、本発明により、両駆動装置を同じ位置にもたらす補正装置が設けられている。換言すると、この補正装置により、両駆動装置は駆動装置の運動過程において同じ位置にあり、もしくは再び同じ位置に到る。
両駆動装置の異なる位置とは例えば、緊張区分における位置、ロック区分における位置、過圧区分における位置、および/または放出区分における位置である。例として、駆動装置の一方が緊張区分の始点位置に接続するとき、他方の駆動装置は、例えば誤操作により、ロック区分の終端位置にあることが挙げられる。可動の家具構成部材の能動的な閉鎖運動が行われるとき、第1の駆動装置はまだロック区分の終端位置には全く達していないのに、第2の駆動装置の誤発動が行われることがある。このようなことは補正装置により阻止される。補正装置は、例えば第2の駆動装置が発動される前に両駆動装置を同じ位置にもたらす。
原則的に、補正装置は、誤差状態を相応の電子検出装置によって検出し、相応の信号に基づき、駆動装置のうちの一方の補正運動を行わせるように形成されている。これは、可動の家具構成部材のその都度の位置に関係なく行うことができる。すなわち、補正装置は自動的に、装置内に誤差状態が生じているかどうかを検知して、相応の補正運動を発動する。好適には、可動の家具構成部材の運動中、補正装置による両駆動装置を同じ位置にもたらすことができる。特に好適には、補正装置の発動は可動の家具構成部材の運動により行われる。
補正装置により両駆動装置がどの同じ位置にもたらされるかということ自体は任意である。好適には、駆動装置は補正装置によりロック区分の端部のロック位置にもたらすことができる。
補正装置は原則的に駆動装置の部分であってよい。例えば位置センサにより位置の監視が行われてよい。相応の信号に基づき、駆動装置の一方の運動は、第2の駆動装置が同じ位置に達するまで阻止される。しかしながら好適には純粋に機械的な補正装置が設けられている。
特に好適な実施例によれば、補正装置は同期装置の構成部分である。この場合、機能的に単純な実施態様では、前記同期装置は、第1のロッド部分と、該第1のロッド部分に対して回動可能な第2のロッド部分とを備えた同期ロッドを有しており、両ロッド部分は補正装置を共に形成する。したがってロッド部分の相対的な回動可能性を介して、駆動装置の誤差位置が修正される。
これは特に、両ロッド部分が互いに、両ロッド部分の間に所定の保持トルクが生じる第1の作動位置を有していて、かつ両ロッド部分が互いに、前記第1の作動位置に対して回動させられた第2の作動位置を有していることにより行うことができる。この場合、機能性を同じにするために特に好適には、第2の作動位置では両ロッド部分の間の保持トルクが、第1の作動位置における保持トルクとほぼ同じ大きさであるようになっている。したがって、後に再度誤差状態が続く場合でも再び補正装置は同じ形式で有効となり得る。
同期装置が直接、各駆動装置の一部(例えば、放出スライダ)に接続されていてもよい。しかしながら好適な実施態様では、同期装置は、当該同期装置を第1の駆動装置に接続する第1の連結エレメントと、当該同期装置を第2の駆動装置に接続する第2の連結エレメントとを有しており、これら連結エレメントは同期ロッドを介して運動を伝達するように接続されている。この運動の伝達はこの場合好適には、連結エレメントと同期ロッドとがそれぞれ、各連結エレメントに形成されたラックと、同期ロッドの部分を形成する歯車とを介して、このラックと歯車とが互いに噛み合うように、接続されていることにより行われる。
駆動装置位置、もしくは駆動装置の部分の位置を検知するために、好適な機械的態様が設けられており、この場合、連結エレメントはそれぞれ、好適には可撓性の当接部により制限されて移動可能である。 この場合、当接部はハウジングの部分であってよい。連結エレメントはさらに好適には、このハウジングに移動可能に、特に回動可能に支持されている。
誤差状態修正のために、好適な実施例によれば、第1の連結エレメントが当接部に当接していて、同時に第2の連結エレメントが運動している際に、同期ロッドのロッド部分は、これらロッド部分が互いに回動することにより、第2の連結エレメントから第1の連結エレメントへの運動伝達を阻止する。したがって、第1の連結エレメントは動くことができず、これに所属の駆動装置が別の位置に不都合にもさらに動くことは阻止される。特に補正装置による回動、したがって補正は、両ロッド部分の間の保持トルクとしての力が、当接部が連結エレメントの動きに対抗する力よりも小さいときに第1のロッド部分と第2のロッド部分との間の回動運動が行われることにより発動される。このことは、当接部が可撓的に、例えば板ばねもしくは弾性的なアームとして形成されている場合に特にあてはまる。したがって特に好適には、両連結エレメントと、該連結エレメントの当接部と、互いに回動可能なロッド部分とが、補正装置を形成する。
補正装置のできるだけ同じ機能性を保証するために好適には、第1のロッド部分は第2のロッド部分内に差し込み可能であって、ロッド部分間の保持トルクは、第2のロッド部分への第1のロッド部分の差し込み深さに関係なくほぼ同じ大きさのままである。
駆動装置の構成のためにまずは、これら駆動装置が同じ構造に、または機能的に同様に構成される必要はないことを挙げる。しかしながら簡単な大量生産のために好適には、駆動装置は互いにほぼ鏡像対称的に形成されている。
具体的には好適には、駆動装置は、可動の家具構成部材を閉鎖位置から開放位置へと放出するロック可能なそれぞれ1つの放出装置と、該放出装置をロック位置にロックするロック装置とを有しており、可動の家具構成部材を、閉鎖位置の後方に位置する過圧位置へと過圧運動させることにより、放出装置はロック位置からロック解除可能である。
以下に詳しく説明する好適な実施例は、具体的な記述が常に第1の駆動装置とその構成要素についてのみ行われているとしても、常に両駆動装置のために読まれてよい。したがって記載全体は、第2の駆動装置にもあてはまる。
具体的には本発明の好適な実施例では、第1の放出装置が、ハウジングと、ハウジングに沿って移動可能な放出スライダと、放出スライダを付勢する放出力蓄え器と、放出スライダに可動に、好適には回動可能に支持された制御レバーとを有しており、第1のロック装置が、制御レバーに配置された係止エレメントと、この係止エレメントがロック位置で当接するロックエレメントとを有している。
さらに好適には、係止エレメントは過圧運動時にロック位置から過圧区分へと移動可能であり、開放運動時には放出力蓄え器により放出区分を通って移動可能であり、ロックエレメントは、放出区分において開放方向に移動された係止エレメントにより移動可能である。すなわち、係止エレメントがもはやロック位置にないとき、係止エレメントはロックエレメントを動かすことができる。
基本的に、ロックは公知のタッチ・ラッチ機構を介して行うことができる。しかしながら好適には、第1の駆動装置は係止エレメントのために心臓形曲線状のリンク軌道を有しており、このリンク軌道は、ハウジングに形成された、放出力蓄え器を緊張させるための緊張区分と、ロックエレメントと共に形成するロック区分と、ハウジングに形成された過圧区分と、ハウジングに形成された放出区分と、を含む。
さらに好適には、ロックエレメントは同期装置に接続されている。ロックエレメントが同期装置に、もしくは同期装置の少なくとも一部に一体に形成されているならば、少ない構成部品による特に簡単な装置が得られる。この場合、ロックエレメントはハウジングに可動に、好適には回動可能に支持されていることも可能である。
ロックエレメントが、係止エレメントがロック位置で当接するロック面と、係止エレメントが放出区分を通って開放方向に移動する際に当接する同期面とを有しているならばとりわけ、簡単な構成形式の特別な利点が得られる。この場合、ロック面は、ロックエレメントの回転方向に対してほぼ接線方向に向けられていて、同期面はロックエレメントの回転軸に関してほぼ半径方向に向けられている。すなわち、ロック面に力を加えることによっては、ロックエレメントの回動、ひいては同期化は発動され得ない。同期面に力を加えることによってのみ、回動運動、したがって同期運動を行うことができる。
好適にはロックエレメントは連結エレメントの部分である。特に好適には、ロックエレメントは同期装置の連結エレメントに一体に形成されている。
家具本体、この家具本体に可動に支持された家具構成部材、および本発明による装置を備えた家具に対しても権利保護が請求される。
本発明のさらなる詳細および利点を、図示した実施例を参照して図面を説明しながら以下に詳しく説明する。
可動の家具構成部材を備えた家具を、駆動装置と同期装置と共に示す部分的に破断された斜視図である。 駆動装置の分解図である。 組み立てられた駆動装置の斜視図である。 同期装置の一部を示す図である。 2つの駆動装置および同期装置を備えた装置を部分的に分解して示す図である。 組み立てられた装置を示す図である。 同期装置の選択的な態様を示す図である。 装置の動きの経過を示す平面図である。 装置の動きの経過を示す平面図である。 装置の動きの経過を示す平面図である。 装置の動きの経過を示す平面図である。 装置の動きの経過を示す平面図である。 装置の動きの経過を示す平面図である。 装置の動きの経過を示す平面図である。 装置の動きの経過を示す平面図である。 装置の動きの経過を示す平面図である。 装置の動きの経過を示す平面図である。 装置の動きの経過を示す平面図である。 装置の選択的な態様を示す分解図である。 図19の装置の動きの経過を示す平面図および斜視図である。 図19の装置の動きの経過を示す平面図および斜視図である。 図19の装置の動きの経過を示す平面図および斜視図である。 図19の装置の動きの経過を示す平面図および斜視図である。 補正装置を有していない装置の誤差を含む動きの経過を示す図である。 補正装置を有していない装置の誤差を含む動きの経過を示す図である。 補正装置を有していない装置の誤差を含む動きの経過を示す図である。 補正装置を有していない装置の誤差を含む動きの経過を示す図である。 本発明による同期装置の1つの実施例の構成要素を様々な視点および断面図で示す図である。 本発明による同期装置の1つの実施例の構成要素を様々な視点および断面図で示す図である。 本発明による同期装置の1つの実施例の構成要素を様々な視点および断面図で示す図である。 本発明による同期装置の1つの実施例の構成要素を様々な視点および断面図で示す図である。 本発明による同期装置の1つの実施例の構成要素を様々な視点および断面図で示す図である。 本発明による同期装置の1つの実施例の構成要素を様々な視点および断面図で示す図である。 本発明による同期装置の1つの実施例の構成要素を様々な視点および断面図で示す図である。 本発明による同期装置の1つの実施例の構成要素を様々な視点および断面図で示す図である。 補正装置によって修正された装置の動きの経過を示す図である。 補正装置によって修正された装置の動きの経過を示す図である。 補正装置によって修正された装置の動きの経過を示す図である。 補正装置によって修正された装置の動きの経過を示す図である。 補正装置によって修正された装置の動きの経過を示す図である。
図1〜図23aには、未公開のAT514865号明細書(AT 514 865)に記載されているような装置1が示されている。本発明の好適な実施例も、この基本的な構造から同様に構成されている。相違点はとりわけ同期装置6の領域であり、これについては図24以降の図面につき後述する。
図1には、家具本体19を備えた家具18と、家具本体に対して相対的に可動な、引出しの形態の家具構成部材3とが、部分的に破断された斜視図で示されている。この引出しは引出ガイド36を介して家具本体19に可動に支持されている。可動の家具構成部材3の下面には、引出し底面63の側方にもしくは引出しレール64に取り付けられた2つの駆動装置7および2(特に図5参照)と、同期装置6とを有した装置1が取り付けられている。
図2には、装置1の一部が、第1の駆動装置2のとりわけ主要な構成部分と共に分解図で示されている。ハウジング8を介して第1の駆動装置2は可動の家具構成部材3に取り付けられている。引張りばねとして形成された放出力蓄え器10が、一方ではハウジング8に、他方では放出スライダ9に保持されている。放出スライダ9は、ハウジング8に設けられたガイド軌道32に沿って移動可能である。ハウジング8、放出力蓄え器10、放出スライダ9、および制御レバー23は一緒に、第1の放出装置4の主要な構成部分を形成している。しかしながらさらに、第1の放出装置には伝達エレメント20も配設することができる。伝達エレメント20は、伝達当接部25を介して、制御レバー23に形成された当接部33に当接する。伝達エレメント20は、ハウジング8に形成された制御軌道24に沿って移動可能である。この制御軌道24は、屈曲された端部区分34を有している。伝達エレメント20に枢着結合されたキャッチレバー22がこの屈曲された端部区分34に到達すると、このキャッチレバー22は旋回して、これにより駆動装置2は家具本体に固定された連行体21から解放される。キャッチレバー22が逆にこの屈曲された端部区分34を離れると、連行体21はキャッチレバー22と伝達エレメント20との間に捕捉される、もしくは保持される。さらにハウジング8には、同期装置6の連結エレメント16が回転軸Dを中心として回転可能に支持されている。この連結エレメント16に一体に、ロックエレメント12も形成されていて、このロックエレメントは制御レバー23に配置された係止エレメント11と一緒に、第1の放出装置4用のロック装置5を形成する。さらに、ハウジング8に形成された心臓形曲線状のリンク軌道13が示されている。このリンク軌道は、緊張区分Sと、押込み区分DRと、ロック区分Vと、過圧区分UEと、放出区分Aとを有している。ロック区分Vは付加的にロックエレメント12と共に形成される。
図3には装置1の主要な部分が組み立てられた状態で示されている。放出力蓄え器10は張力をかけられていて、係止エレメント11はロック区分Vに位置している。これにより第1の放出装置4はロック位置VSに位置している。連行体21はキャッチレバー22によって捕捉されているので、可動の家具構成部材3(図示せず)は閉鎖位置SSに位置している。
本発明によるものではない同期装置6の構成要素の例が図4に示されている。この場合、ラック27と歯車28とがベースプレート26に沿って移動可能に支持されている。図5には、装置1の個々の構成部品が、同期ロッド17を介した接続がまだ形成されていないために完全には組み立てられていない状態で示されている。しかしながら、完全に組み立てられた状態は図6に示されている。図6によると同期ロッド17は一方では連結エレメント16a,16bに他方ではラック27にそれぞれ回転枢着結合されている。
同じく本発明によるものではない同期装置6の、図6に対して選択的な構成が図7に示されている。この場合、同期ロッド17は長孔接続部を介して直線的に互いに沿って強制ガイドされている。
図8〜図23aにつき駆動装置2および7と同期装置6の基本的な運動の経過を以下に説明する。符号17,26,27,28で示した構成部分は本発明により形成されたものではないが、説明する機能的経過は本発明による装置1の好適な実施例に関しても合理的にあてはまる。
図8には、第1の駆動装置2、第2の駆動装置7、同期装置6を備えた装置1の平面図が示されている。左側および右側に示した部分詳細図により、それぞれ係止エレメント11が、心臓形曲線状のリンク軌道13のロック区分Vに位置していることが判る。この場合、係止エレメント11はロックエレメント12のロック面14に当接している。このロック面14は回転軸Dの回転方向に対して接線方向に向けられている。したがって、係止エレメント11に作用する放出力蓄え器10の力は連結エレメント16a,16bに回転運動をさせることはできないので、放出装置4はそれぞれそのロック位置VSに留まる。可動の家具構成部材3は閉鎖位置SSにある。
図8から出発して閉鎖方向SRで、片側で可動の家具構成部材3の左領域が押されると、ハウジング8が制御レバー23、伝達エレメント20、連行体21に対して相対的に閉鎖方向で移動するので(図9参照)、第1の駆動装置2の係止エレメント11は過圧区分UEへと移動する。この場合、係止エレメント11は後退傾斜部35によりロック区分Vから過圧区分UEへと移動させられる。この過圧運動は、第1の駆動装置2と同期装置6との間の運動伝達とは無関係に開始される。したがって第2の駆動装置7は左側のこの過圧運動の影響を受けることなく留まる。これにより過圧運動は、放出装置4の放出力蓄え器10の力に抗してのみ行われる。可動の家具構成部材3はしたがって、少なくとも片側で過圧位置UESに位置する。
可動の家具構成部材3が解放されると、第1の放出装置4の放出力蓄え器10は弛緩することができる。これによりハウジング8は、このハウジング8が取り付けられている可動の家具構成部材3と共に、連行体21に対して相対的に開放方向ORで放出されて(図10参照)、これにより係止エレメント11は、心臓形曲線状のリンク軌道13の放出区分Aにも到る。したがって第1の放出装置4は、実際に家具本体19から、特に連行体21からの突き離しをする。ここまでは、同期装置6への運動伝達はまだ行われていない。しかしながら係止エレメント11は、図10では既に、ロックエレメント12の同期面15に当接している。この同期面15は、連結エレメント16a,16bの回転軸Dに対して半径方向に延びている。
同期面15のこのような方向付けにより最終的には、放出力蓄え器10が係止エレメント11をさらに放出区分Aを通して開放方向で図11に示した位置へと動かすときに、第1の駆動装置2から同期装置6への、ひいては第2の駆動装置7への運動伝達が行われる。同期により、第2の駆動装置7のロックエレメント12が旋回され、これにより係止エレメント11はもはやそのロック面14でロックされていない。したがって、この係止エレメント11はロック区分Vから直接放出区分Aに到る。すなわち、第2の放出装置4の放出力蓄え器10も弛緩することができ、可動の家具構成部材3は両放出装置4によって同期されて開放位置OSへと放出される。
両連結エレメント16a,16bが図12に示した位置にさらに回転した後は、係止エレメント11とロックエレメント12とはもはや互いに当接しない。両放出装置4の放出力蓄え器10はさらに弛緩することができる。図10と比較すると、連結エレメント16a,16bは回転軸Dを中心として約50°回転されたこともよく判る。この回転運動は一方では、ハウジング8とロックエレメント12との当接により、他方では同じくハウジング8と僅かに弾性のばねエレメント30との当接により制限されている。一般的にこの回転範囲は、構成に応じて30°〜90°の間にあってよい。比較的大きな回転運動は、とりわけ同期装置6の遊び全体が、同期に対して殆ど影響を与えないという利点をもたらす。
最終的には図13のように、両放出力蓄え器10は完全に弛緩されて、放出過程は終了する。
可動の家具構成部材3の振動または能動的な引張りにより、駆動装置2および7は図14に示す位置に到る。この場合、制御レバー23と伝達エレメント20とはもはや互いに接触していない。しかしながらキャッチレバー22は、制御軌道24の屈曲された端部区分34に位置し、これにより連行体21は解放される。したがって、可動の家具構成部材3は自由に移動可能である。
可動の家具構成部材3の閉鎖過程は図15以降に示されている。この場合、連行体21は再び捕捉され、伝達エレメント20を介して制御レバー23と、この制御レバー23と共に係止エレメント11とが緊張区分Sに移動し、これにより放出力蓄え器10は手動で閉鎖される際に緊張する。
この閉鎖・緊張運動の際には、両係止エレメント11も図16に示したように、連結エレメント16a,16bの戻しレバー29に当接する。これにより、連結エレメント16a,16bはそれぞれ回転軸Dを中心として回転されて、これにより図17にも示したように、ロックエレメント12は、ロック区分Vの方向にますます近づくように移動する。
最後に図18では、連結エレメント16a,16bは再び出発位置にあるので、ロックエレメント12のロック面14は再び係止エレメント11のロックのために機能する。連結エレメント16a,16bの僅かに弾性のエレメント30は、ロックエレメント12の正確な位置決め(ゼロ位置)のために機能するので、ロックエレメント12は係止凹部もしくはロック区分Vを共に形成する。放出力蓄え器10の緊張状態では両放出装置4のロック位置VSが再び達成されている。可動の家具構成部材3は再び閉鎖位置SSに位置する。係止エレメント11がロックエレメント12に再び当接する前は係止エレメント11が戻しレバー29にもはや接触しない位置に、連結エレメント16a,16bが留まることを保証するために、ハウジング8には小さな係止突起が形成されていてよく、この係止突起は連結エレメント16a,16bと、好適には連結エレメント16a,16bのロックエレメント12と協働する。
図19には同期装置6の選択的な実施例が分解図で示されている。これによると、連結エレメント16には直接ラック27が形成されている。ハウジング8にはホルダ31が取り付けられていて、ホルダには同期ロッド17の端部に形成された歯車28が回転可能に支持されている。歯車28はラック27に噛み合うので、連結エレメント16の回転運動が同期ロッド17の回転運動へと伝達され、同期ロッド17の回転運動も連結エレメント16の回転運動へと伝達される。図19に示した装置1のその他の構成要素は第1実施例と同じである。
図20〜図23aには、図19に合わせて、駆動装置2もしくは7と同期装置6の移動の過程の重要な位置が示されている。同期ロッド17の回転運動は図23aに最も明瞭に示されている。
図24〜図27につき、2つの駆動装置2および7と1つの同期装置6とを備えたこれまでの装置1で度々生じていた問題について詳しく説明する。
誤操作により、または互いに異なる位置にある駆動装置2,7の組み付けにより、図24に例として示したように、第1の駆動装置2が緊張区分Sの始点位置にあり、第2の駆動装置7がロック区分Vの終端位置にあるということが生じる場合がある。換言すれば、両駆動装置2,7は異なる位置にある。各位置が、心臓形曲線状のリンク軌道13における各係止エレメント11の位置によるものであることは明らかである。具体的には、第1の駆動装置2の係止エレメント11は、同時に緊張区分Sの始点を成す(左下方の詳細参照)放出区分Aの端部に位置している。第2の駆動装置7の係止エレメント11は、ロック区分Vの端部(右下方の詳細参照)に位置していて、したがってすなわち、心臓形曲線状のリンク軌道13の係止凹部に位置している。
今、この誤作動位置から出発して閉鎖方向SRで、まだ開かれている可動の家具構成部材3を押すと、駆動装置2では、連行体21が固定されていることにより、伝達エレメント20と、この伝達エレメント20と共に係止エレメント11を含む制御レバー23とがハウジング8に対して相対的に動かされる。これにより図25の位置に到達する。 この場合、係止エレメント11は既に、緊張区分Sの一部を進んでいる。係止エレメント11もしくはその制御レバー23はこれにより既に、第1の連結エレメント16aに当接する(特に左下方の詳細図参照)。第2の駆動装置7の係止エレメント11はまだ、ロック区分Vの係止凹部に位置している(特に右下方の詳細図参照)。
閉鎖方向SRでさらに動かされて、第1の駆動装置2の第1の連結エレメント16aが、制御レバー23の運動により回転を開始するとすぐに、同期装置6を介して、第2の駆動装置7の第2の連結エレメント16bへの運動伝達が行われ、第2の連結エレメント16bはこれにより時計回りに回転する。これにより、第2の連結エレメント16bに一体に構成されたロックエレメント12の運動も行われ、これにより係止凹部は開かれてロック位置VSは解消される。その結果、第2の駆動装置7の放出力蓄え器10は弛緩することができ、これにより放出スライダ9を放出区分Aを通して動かす。したがって、第2の駆動装置7が図26に示したように放出区分Aの端部の位置に位置していて、このとき第1の駆動装置2はロック区分Vの始点位置にある。
図27では最終的に、第1の駆動装置2の係止エレメント11がロック区分Vの端部に到達している。
このような望ましくない誤同期は本発明により解消される。本発明については、以下に図28〜図40につき好適な実施例により詳しく説明する。
図28には、同期装置6の構成要素が示されている。特に、異形成形材もしくは押出成形材としての第3のロッド部分17cに差し込まれた第1のロッド部分17aが示されている。
図29により判るように、この両ロッド部分17a,17cは、第2のロッド部分17bと共に同期ロッド17を形成している。第3のロッド部分17cの他方の端部には、同じ構成の別の2つのロッド部分17a,17bが設けられている。連結エレメント16a,16bと共に、同期ロッド17は同期装置6を形成している。拡大して示した図29aには、第1の連結エレメント16aに形成されたラック27と、第2のロッド部分17bに形成された歯車28とが示されている。
図30および図30aに示した組み立て状態では、ラック27と歯車28とは噛み合っている。第1のロッド部分17aはその前方領域で、第2のロッド部分17bに差し込まれている。
図31では、同期装置6が第1の駆動装置2に取り付けられている。図示されたi−i線に沿った断面図が図31aに示されている。図31bは、図31aの細部を示している。この断面図では、第1のロッド部分17aが正確にぴったりと、これにより摩擦接続的に第3のロッド部分17cに固定されている、もしくは差し込まれていることが判る。同様の形式で、第1のロッド部分17aは第2のロッド部分17bにも差し込まれている。この場合、摩擦接続は接触面37を介して達成される。しかしながら同時に、第1のロッド部分17aと第2のロッド部分17bとの間に部分的に自由空間39も残されている。図31bにより、第1の駆動装置2のハウジング8も部分的に示されていて、この駆動装置2は組み付けプレート38を介して可動の家具構成部材3(図示せず)に取り付けられている。ハウジング8にはさらに、第1の連結エレメント16aが回転可能に支持されていて、この第1の連結エレメント16aはラック27を介して、第2のロッド部分17bの歯車28に噛み合う。ホルダ31はハウジング8に取り付けられていて、同期ロッド17用の回転軸受を形成する。
図32にはii−ii線が記載されていて、その断面は図32aに示されている。図32bには、図32aの詳細が示されており、第1のロッド部分17aの前方領域は断面が、丸み付けられた角隅を有する四角形に構成されていることが判る。第2のロッド部分17bは、横断面で見て3つの突出部42を有している。これにより第1のロッド部分17aは第2のロッド部分17bの全周には当接しない。むしろ、接触面37の側方には自由空間39も生じている。この一点鎖線で示した断面はこの場合、図31bに示し、同じく接触面37と自由空間39とを示しているi−i線に沿った断面にほぼ対応している。この図32bでは、ロッド部分17aと17bとは互いに第1の作動位置B1を有している。この第1の作動位置B1では、ロッド部分17aと17bとの間に、接触面37の領域における摩擦による所定の保持トルクHが生じている。
図33にはiii−iii線が記載されていて、その断面は図33aに示されている。図33bには図33aの詳細が示されており、第1のロッド部分17aと第2のロッド部分17bとは一緒に補正装置50を形成しており、このために第1のロッド部分17aは第2のロッド部分17bに対して回動可能になっている。具体的には、図33bでは、図32bに対して第1のロッド部分17aは第2のロッド部分17bに相対的に回動されている(断面を示す斜線が別の方向に向いていることにより明らかである)。すなわち、第1のロッド部分は、接触面37の領域における保持トルクHを克服し、第2のロッド部分17bに対して相対的に(この場合約90°だけ)第2の作動位置B2へと回転している。この第2の作動位置B2では、接触面37の領域における保持トルクHは第1の作動位置B1の場合と再び同じ大きさとなる。
図32cと図33cとの比較からも、同期装置6の作動位置B1およびB2が異なっていることが判る。とりわけ、書き込まれたマークMにより、第1のロッド部分17aと第2のロッド部分17bとの間の相対的な回動運動が明らかである。これにより誤作動位置が補償され、第2の作動位置B2でも再びほぼ同じ大きさの保持トルクHが得られるならば、回動の程度は任意である。
図34および図35を参照する際にまず、家具産業においては、家具構造用の木材板もしくはパーティクルボードの最も流通している板厚さは16mmと19mmであることを述べておく。この異なる板厚さを有した家具に同じ構造の装置1を装着することができるように、たいていは同期ロッド17の長さ合わせが行われる。しかしながら、この異なる長さの同期ロッド17においても補正装置50の同様の機能性を保証することができるように、好適には、ロッド部分17aと17bとの間の保持トルクHは、第2のロッド部分17bへの第1のロッド部分17aの差し込み深さに関係なくほぼ同じ大きさのままとされる。これに合わせて、図34および図34aには比較的小さい差し込み深さが示されている(16mmの板厚さに合わせている)。この場合、第1のロッド部分17aの前方領域は、第2のロッド部分17bの剛性が切欠41の領域よりも低くなっている舌片40の領域に配置されている。これにより、ロッド部分17aと17bとの間の接触面37全体は比較的大きいが、舌片40の剛性は比較的小さくなる。したがって、接触面37の弾性と大きさとが相互作用して保持トルクHが生じる。これに対して図35および図35aでは、第1のロッド部分17aは第2のロッド部分17bにより深く差し込まれている(19mmの板厚さに合わせている)。接触面37の大きさはこの場合、切欠41により小さくなっている。しかしながら歯車近くの領域において第2のロッド部分17bの剛性が比較的高いことにより全体としては、差し込み深さが僅かである場合と同じ保持トルクHが生じる。一定の保持トルクHは、関わる構成要素の差し込み深さが異なり、剛性が同じ場合にのみ、同じ大きさの接触面37により保証することができる。このことは図34bと図35bの比較により明らかである。
図36〜図40を参照して、以下に、本発明による補正装置50を備えた装置1の動きの経過もしくは機能形式を説明する。
図36には、図24と同じ装置1の出発状態が示されているが、この場合、逆に、第2の駆動装置7が緊張区分Sの始点位置にあり、第1の駆動装置2がロック区分Vの終端位置にある。
今、この位置から出発して閉鎖方向SRで、開かれている可動の家具構成部材3を押すと、第2の駆動装置7では、連行体21と伝達エレメント20とを介して制御レバー23が係止エレメント11と共に緊張区分Sに沿って動く。これにより制御レバー23は、図37の右下に詳しく示されているように、第2の連結エレメント16bと接触する。この図37により既に判るように、両駆動装置2および7はそれぞれ1つの弾性的なアーム44を有している。
図37aに詳しく示されているように、個々の構成要素の互いに対する遊びは、ロックエレメント12がロック位置にあるときに、連結エレメント16a,16bと、弾性的なアーム44により形成された当接部43との間に僅かなギャップが残るように調整されている。弾性的なアーム44はその剛性(ばね硬度)により、当接部43を介して、各連結エレメント16aもしくは16bの相応の運動に対して所定の力Kで反作用する。
図37から出発して、可動の家具構成部材3をさらに閉鎖方向SRで動かすとすぐに、第2の駆動装置7の第2の連結エレメント16bが時計回りで回転を開始する(図38参照)。この動きは、ラック27と歯車28とを介して同期ロッド17に伝達される。これにより左側の歯車28と相応にラック27とを介して、第1の連結エレメント16aは、当接部43に当接するまで反時計回りで動く。押圧により第2の連結エレメント16bの動きを続けると、第1のロッド部分17aと第2のロッド部分17bとの間の回転運動が行われることにより補正装置50が操作される。何故ならば、両ロッド部分17aと17bの間の保持トルクHとしての力が、当接部43(もしくは弾性的なアーム44の弾性)が第1の連結エレメント16aの動きに対抗させている力Kよりも小さいからである。換言すると、当接部43によって第1の連結エレメント16aの反時計回りのさらなる動きが阻止される。これにより、左側のラック27はそれ以上動かず、左側の第2のロッド部分17bの歯車28も同様にそれ以上回転できない。しかしながら左側の第1のロッド部分17aはさらに、第2の連結エレメント16bから運動トルクを受けるので、両ロッド部分17aと17bの間の保持トルクHは克服され、ロッド部分17aと17bは互いに相対的に第1の作動位置B1から第2の作動位置B2へと回転する。第2の駆動装置7は図38で既にロック区分Vの始点に達していて、ここから制御レバー23と第2の連結エレメント16bとの間の接触は再び解消される。図38によれば、当接部43と、第1の連結エレメント16aと、第1のロッド部分17aと、第2のロッド部分17bと(、これらの間に作用する力KとHと)が、補正装置50を形成していることが判る。同様に、同じ構成の構成部品も他方の側で補正装置50を形成している。
図39では最終的に、両駆動装置2および7が再び同じ位置に到達していて、この位置では各係止エレメント11がロック区分Vの端部に位置している。
図40にはさらに、続きの同期されたロック解除もしくは過圧運動が示されている。これによりこの場合、両係止エレメント11は心臓形曲線状のリンク軌道13の過圧区分UEに到る。
最後にさらに、当接部43が可撓的ではないように構成されてもよいことを説明する。すなわち当接部43は例えば、ハウジング8の堅固な表面によって形成されてもよい。しかしながら当接部43が可撓性であることには、誤操作の場合に利点をもたらす。すなわち、駆動装置2もしくは7がロック解除後すぐに、放出区分Aの始点に保持されると、連結エレメント16が、放出区分Aから来る、ロックエレメント12に当接する係止エレメント11により、弾性的なアーム44の力Kに抗して回転されることにより、係止エレメント11は「正しくない」側から再び係止凹部に入ることができる。
弾性的なアーム44が連結エレメント16に取り付けられていて、この場合、堅固な好適にはハウジング8から成る当接部43に当接するということも排除すべきではない。この場合も、当接部43と連結エレメント16との間の力Kが、保持トルクHよりも大きいことが重要である。
本発明は、この明細書ではとりわけ、回転する同期ロッド17に関して説明されている。しかしながら有利には、(本発明によるものではない)図1〜図23aに示した実施例につき説明され示されたような同期装置6でも、補正装置50が使用されることも考えられる。さらに、補正装置50は、同期装置6の領域にではなく、駆動装置2および7の領域に組み込まれてもよい。
1 装置
2 第1の駆動装置
3 可動の家具構成部材
4 第1の放出装置
5 第1のロック装置
6 同期装置
7 第2の駆動装置
8 ハウジング
9 放出スライダ
10 放出力蓄え器
11 係止エレメント
12 ロックエレメント
13 心臓形曲線状のリンク軌道
14 ロック面
15 同期面
16 連結エレメント
16a 第1の連結エレメント
16b 第2の連結エレメント
17 同期ロッド
17a 第1のロッド部分
17b 第2のロッド部分
17c 第3の異形成形材状ロッド部分
18 家具
19 家具本体
20 伝達エレメント
21 連行体
22 キャッチレバー
23 制御レバー
24 制御軌道
25 伝達当接部
26 ベースプレート
27 ラック
28 歯車
29 戻しレバー
30 弾性エレメント
31 ホルダ
32 ガイド軌道
33 当接部
34 屈曲された端部区分
35 後退傾斜路
36 引出しガイド
37 接触面
38 組み付けプレート
39 自由空間
40 舌片
41 切欠
42 突出部
43 当接部
44 弾性的なアーム
50 補正装置
63 引出し底面
64 引出しレール
SS 閉鎖位置
OS 開放位置
VS ロック位置
UES 過圧位置
OR 開放方向
UE 過圧区分
A 放出区分
V ロック区分
DR 押込み区分
S 緊張区分
D 回転軸
M マーク
B1 第1の作動位置
B2 第2の作動位置
H 保持トルク
K 力

Claims (17)

  1. 可動の家具構成部材(3)を動かすための第1の駆動装置(2)と、同じ前記可動の家具構成部材(3)を動かすための第2の駆動装置(7)と、前記両駆動装置(2,7)を同期させるための同期装置(6)とを備えた装置(1)であって、前記可動の家具構成部材(3)の移動中に前記両駆動装置(2,7)が異なる位置をとることがある装置(1)において、
    前記両駆動装置(2,7)を同じ位置にもたらすことができる補正装置(50)が設けられており、前記同期装置(6)は、当該同期装置(6)を前記第1の駆動装置(2)に接続する第1の連結エレメント(16a)と、当該同期装置(6)を前記第2の駆動装置(7)に接続する第2の連結エレメント(16b)とを有しており、前記連結エレメント(16a,16b)は前記同期ロッド(17)を介して運動を伝達するように接続されており、前記連結エレメント(16a,16b)はそれぞれ、当接部(43)によって制限されて移動可能であることを特徴とする装置(1)。
  2. 前記両駆動装置(2,7)の前記異なる位置は、緊張区分(S)における位置、ロック区分(V)における位置、過圧区分(UE)における位置、放出区分(A)における位置を含む、請求項1記載の装置。
  3. 前記補正装置(50)は前記両駆動装置(2,7)を、前記可動の家具構成部材(3)の運動中に同じ位置にもたらすことができる、請求項1または2記載の装置。
  4. 前記補正装置(50)は前記同期装置(6)の構成部分である、請求項1から3までのいずれか1項記載の装置。
  5. 前記同期装置(6)は、第1のロッド部分(17a)と、該第1のロッド部分(17a)に対して回動可能な第2のロッド部分(17b)とを備えた同期ロッド(17)を有しており、前記両ロッド部分(17a,17b)は前記補正装置(50)を共に形成する、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
  6. 前記両ロッド部分(17a,17b)は互いに、該両ロッド部分(17a,17b)の間に所定の保持トルク(H)が生じる第1の作動位置(B1)を有している、請求項5記載の装置。
  7. 前記両ロッド部分(17a,17b)は互いに、該両ロッド部分(17a,17b)の間に、前記第1の作動位置(B1)における前記保持トルク(H)とほぼ同じ大きさの保持トルク(H)が生じる、前記第1の作動位置(B1)に対して回転してずらされた第2の作動位置(B2)を有している、請求項6記載の装置。
  8. 前記連結エレメント(16a,16b)と前記同期ロッド(17)とはそれぞれ、前記各連結エレメント(16a,16b)に形成されたラック(27)と、前記同期ロッド(17)の部分を形成する歯車(28)とを介して運動を伝達するように互いに接続されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の装置。
  9. 前記第1の連結エレメント(16a)が前記当接部(43)に当接していて、同時に前記第2の連結エレメント(16b)が運動している際に、前記同期ロッド(17)の前記ロッド部分(17a,17b)は、これらロッド部分(17a,17b)が互いに回動することにより、前記第2の連結エレメント(16b)から前記第1の連結エレメント(16a)への運動伝達を阻止する、請求項1から8までのいずれか1項記載の装置。
  10. 前記当接部(43)は可撓性に成されており、前記第1のロッド部分(17a)と前記第2のロッド部分(17b)との間の回動運動は、前記両ロッド部分(17a,17b)の間の前記保持トルク(H)としての力が、前記当接部(43)が前記各連結エレメント(16a,16b)の動きに対抗させている力(K)よりも小さいときに行われる、請求項1から9までのいずれか1項記載の装置。
  11. 前記両連結エレメント(16a,16b)と、該連結エレメント(16a,16b)のための前記当接部(43)と、互いに回動可能な前記ロッド部分(17a,17b)とが、前記補正装置(50)を形成する、請求項から10までのいずれか1項記載の装置。
  12. 前記第1のロッド部分(17a)は前記第2のロッド部分(17b)内に差し込み可能であって、前記ロッド部分(17a,17b)間の前記保持トルク(H)は、前記第2のロッド部分(17b)への前記第1のロッド部分(17a)の差し込み深さに関係なくほぼ同じ大きさのままである、請求項5から11までのいずれか1項記載の装置。
  13. 前記駆動装置(2,7)は、前記可動の家具構成部材(3)を閉鎖位置(SS)から開放位置(OS)へと放出するロック可能なそれぞれ1つの放出装置(4)と、該放出装置(4)をロック位置(VS)にロックするロック装置(5)とを有しており、前記可動の家具構成部材(3)を、前記閉鎖位置(SS)の後方に位置する過圧位置(UES)へと過圧運動させることにより、前記放出装置(4)は前記ロック位置(VS)からロック解除可能である、請求項1から12までのいずれか1項記載の装置。
  14. 前記駆動装置(2,7)は互いにほぼ鏡像対称的に形成されている、請求項1から13までのいずれか1項記載の装置。
  15. 家具本体(19)と、該家具本体(19)において可動の家具構成部材(3)と、請求項1から14までのいずれか1項記載の装置(1)とを備えた家具(18)。
  16. 前記装置(1)の前記駆動装置(2,7)が、前記可動の家具構成部材(3)の対向する側に配置されている、請求項15記載の家具。
  17. 前記駆動装置(2,7)は、前記可動の家具構成部材(3)もしくは引出しレール(64)に取り付けられている、請求項15または16記載の家具。
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