JP6540100B2 - 生体検知結果活用システム - Google Patents
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Description
<概要>
図1に示すように、本実施形態に係る生体検知結果活用システム(10)は、主として、互いにネットワーク(11)を介して接続された空気調和機(20)及び外部装置(40)を備える。空気調和機(20)は、人または動物である生体が室内(RM)に居るか否かを検知する生体検知部(24)を有する。
主に図2を用いて、生体検知結果活用システム(10)における空気調和機(20)、サーバ(50)及び情報端末(61,64,67)の各構成について説明する。
空気調和機(20)は、室内(RM)に設けられており、図2に示すように、主として、空気調和機本体(21)と、温度検知部(22)と、湿度検知部(23)と、生体検知部(24)と、制御部(25)と、通信部(26)とを有する。
空気調和機本体(21)は、室内(RM)の空調運転を行う。図示してはいないが、空気調和機本体(21)は、室内(RM)の天井または壁面に設置されており室内空気の吸い込み口及び吹き出し口が形成された室内ケーシング、室内空気を吸い込み口から室内ケーシング内に導入する室内ファン、導入された空気を熱交換させる室内熱交換器等を有する。
温度検知部(22)は、室内(RM)の温度を検知するセンサである。湿度検知部(23)は、室内(RM)の湿度を検知するセンサである。温度検知部(22)及び湿度検知部(23)は、例えば吸い込み口付近に設けられている。
生体検知部(24)は、既に述べたように、室内(RM)における生体(人または動物)の存在の有無を検知するセンサである。具体的に、生体検知部(24)は、空気調和機本体(21)における室内ケーシングの外表面に設けられており、例えば赤外線等を用いて、その時々の室内(RM)における生体の在及び不在を検知する赤外線センサである。生体検知部(24)の検知結果を示す生体検知情報は、制御部(25)及び通信部(26)に出力される。
制御部(25)は、CPU及びワークメモリ等で構成され、空気調和機本体(21)が行う空調運転の制御を行う。具体的には、制御部(25)は、空調運転のオン及びオフの制御、室内ファンの回転数制御等を行う。
通信部(26)は、空気調和機(20)がサーバ(50)と通信を行うための通信インターフェースである。通信部(26)がサーバ(50)に送信する情報としては、空気調和機(20)の識別情報である空気調和機ID、各種検知部(22,23)の検知結果、特に生体検知部(24)の検知結果である生体検知情報等が挙げられる。通信部(26)がサーバ(50)から受信する情報としては、例えば電力会社からの電力削減要請に伴う省エネルギー運転要求等が挙げられる。
図示していないが、空気調和機(20)は記憶部を有する。記憶部には、空気調和機ID、各種検知部(22,23,24)の検知結果、空調運転に関する設定(設定温度、室内ファンの回転数、運転モード等)が記憶されている。
サーバ(50)は、空気調和機(20)に関する各種情報を管理する。特に、本実施形態に係るサーバ(50)は、空気調和機(20)から取得した生体検知情報を用いて空調運転とは無関係である所定処理を実行することで、当該生体検知情報を空調運転の制御以外の目的でも有効活用する。
記憶部(51)は、例えばハードディスクやフラッシュメモリで構成されており、各種プログラムを記憶している。記憶部(51)は、プログラムの格納領域とは別の領域に、空気調和機IDと室内(RM)のユーザ1の識別情報であるユーザIDとを関連づけて記憶し、温度検知部(22)及び湿度検知部(23)それぞれの検知結果等も記憶する。
顧客情報管理部(52)は、空気調和機(20)が設置された室内(RM)に居住するユーザ1に関する各種情報を管理する。例えば、顧客情報管理部(52)は、1の室内(RM)にて共通する事項として、空気調和機(20)の空気調和機IDとユーザ1のユーザIDとを関連づけて記憶部(51)に記憶させる。故に、例えば新たにサーバ(50)の管理対象となるべき空気調和機が室内(RM)に設置された場合、顧客情報管理部(52)は、上記空気調和機(20)の空気調和機IDが関連づけられたユーザ1のユーザIDに、新たに設置された空気調和機の空気調和機IDを更に関連づけた情報を記憶部(51)に上書きする。また、空気調和機(20)を利用するユーザが変化した場合、顧客情報管理部(52)は、新たなユーザのユーザIDを空気調和機(20)の空気調和機IDと関連づけて記憶部(51)に上書きする。
在室予測部(53)は、記憶部(51)に記憶された生体検知情報に基づいて、室内(RM)にユーザ1が居る時間帯を予測する所定処理を行う。一例としては、在室予測部(53)は、これまでに記憶部(51)に蓄積された生体検知情報から、ユーザ1が室内(RM)に在室していた時間帯を曜日毎に集計し、集計結果である曜日毎の時間帯を在室の確率の高い順に並べ、並べた結果から予測を行う。
熱中症指標演算部(54)は、室内(RM)にユーザ1が在室していることを示す生体検知情報をサーバ(50)が受信した場合の、温度検知部(22)の検知結果及び湿度検知部(23)の検知結果の少なくとも1つ基づいて、室内(RM)の熱中症指標を演算する所定処理を行う。熱中症指標とは、熱中症のかかりやすさを表す情報である。例えば、室内(RM)の温度が25度未満且つ湿度が60%未満であれば、熱中症の危険性「低」、室内(RM)の温度が25度以上30度未満且つ湿度が60%以上80%未満であれば、熱中症の危険性「中」、室内(RM)の温度が30度以上且つ湿度が60%以上80%未満であれば、熱中症の危険性「大」を表す各熱中症指標が演算される。また、室内(RM)の温度に関係なく湿度が80%以上であっても、熱中症の危険性「大」を表す熱中症指標が演算される。
生体情報判断部(55)は、室内(RM)のユーザ1の身に例えば生死に関わるような問題が生じているか否かの判断指標となる生体情報を出力する。具体的に、生体情報判断部(55)は、室内(RM)にユーザ1が居ることを示す生体検知情報が第1所定時間以上継続して空気調和機(20)から送信されたか否か、または、室内(RM)にユーザ1が居ないことを示す生体検知情報が第2所定時間以上継続して空気調和機(20)から送信されたか否かを判断する所定処理を行う。
通信部(56)は、空気調和機(20)と通信及び複数台の情報端末(61,64,67)それぞれと通信を行うための通信インターフェースである。
情報端末(61,64,67)は、サーバ(50)から所定処理の実行結果を受信し、該実行結果に関する情報を報知する。
次に、生体検知結果活用システム(10)の動作について説明する。以下では、説明の便宜上、情報端末(61,64,67)毎に分けて、動作の説明を行う。
サーバ(50)の在室予測部(53)は、記憶部(51)内に蓄積されている生体検知情報に基づいて、ユーザ1が室内(RM)に居る時間帯を予め予測し、記憶部(51)内に格納する。
上記と同様、ユーザ1が室内(RM)に居る時間帯は、予め予測され、サーバ(50)の記憶部(51)内に格納される。
空気調和機(20)からサーバ(50)へは、生体検知情報と共に、温度検知部(22)及び湿度検知部(23)の各検知結果が所定時間間隔(例えば、1分)毎に送られてくるとする。これらの情報が送られてくるたびに、サーバ(50)の熱中症指標演算部(54)は、温度検知部(22)及び湿度検知部(23)の検知結果を用いて室内(RM)の熱中症指標を演算し、生体情報判断部(55)は、室内(RM)のユーザ1の身に何らかの問題が生じているか否かの判断指標となる生体情報を生成する。
本実施形態では、空気調和機(20)に設けられた生体検知部(24)の検知結果である生体検知情報は、ネットワーク(11)を介して外部装置(40)に送信され、空調運転とは無関係である所定処理にて用いられる。このように、生体検知情報は、空調運転の制御以外の目的においても利用されるため、生体検知部(24)の検知結果をより有効に活用することができる。
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
11 ネットワーク
20 空気調和機
21 空気調和機本体
22 温度検知部
23 湿度検知部
24 生体検知部
25 制御部
40 外部装置
50 サーバ
61,64,67 情報端末
Claims (4)
- 空気調和機(20)と、
上記空気調和機(20)とネットワーク(11)を介して接続された外部装置(40)と、
を備え、
上記空気調和機(20)は、
室内(RM)の空調運転を行う空気調和機本体(21)と、
上記空調運転の制御を行う制御部(25)と、
上記室内(RM)における生体の存在の有無を検知し、その検知結果を示す生体検知情報を上記制御部(25)に出力する生体検知部(24)と、
を有し、
上記空気調和機(20)は、上記生体検知情報を上記外部装置(40)に送信し、
上記外部装置(40)に送信された上記生体検知情報は、上記空調運転とは無関係である所定処理にて用いられ、
上記所定処理は、上記室内(RM)に生体が存在することを示す上記生体検知情報が第1所定時間以上継続して上記空気調和機(20)から送信されたか否か、または、上記室内(RM)に生体が存在しないことを示す上記生体検知情報が第2所定時間以上継続して上記空気調和機(20)から送信されたか否か、を判断する処理である
ことを特徴とする生体検知結果活用システム。 - 請求項1において、
上記外部装置(40)は、
上記空気調和機(20)から上記生体検知情報を受信し、該生体検知情報を用いて上記所定処理を実行するサーバ(50)と、
上記サーバ(50)から上記所定処理の実行結果を受信し、該実行結果に関する情報を報知する情報端末(61,64,67)と、
を含む
ことを特徴とする生体検知結果活用システム。 - 請求項1または請求項2において、
上記所定処理は、上記生体検知情報に基づいて、上記室内(RM)に生体が存在する時間帯を予測する処理である
ことを特徴とする生体検知結果活用システム。 - 請求項1または請求項2において、
上記室内(RM)の温度を検知する温度検知部(22)と、
上記室内(RM)の湿度を検知する湿度検知部(23)と、
を更に備え、
上記所定処理は、上記生体検知情報が上記室内(RM)に生体が存在することを示す場合の、上記温度検知部(22)の検知結果及び上記湿度検知部(23)の検知結果の少なくとも1つに基づいて、上記室内(RM)の熱中症指数を演算する処理である
ことを特徴とする生体検知結果活用システム。
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