JP6540566B2 - ロックアップクラッチの制御装置 - Google Patents
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Description
エンジン1は、走行用の駆動力源であり、例えば多気筒ガソリンエンジンである。エンジン1の出力軸であるクランクシャフト11はトルクコンバータ2に連結されている。クランクシャフト11の回転数(エンジン回転数Ne)はエンジン回転数センサ201によって検出される。
トルクコンバータ2は、入力軸側のポンプインペラ21と、出力軸側のタービンランナ22と、トルク増幅機能を発現するステータ23と、ワンウェイクラッチ24とを備え、ポンプインペラ21とタービンランナ22との間で流体を介して動力伝達を行う。トルクコンバータ2には、当該トルクコンバータ2の入力側と出力側とを直結またはスリップ状態で連結する多板ロックアップクラッチ3が設けられている。トルクコンバータ2のタービンシャフト26の回転数(タービン回転数Nt)はタービン回転数センサ202によって検出される。
図2に示すように、多板ロックアップクラッチ3は、クラッチプレート(摩擦係合板)31,32、及び、それらクラッチプレート31とクラッチプレート32とを押圧可能なロックアップピストン33を備えている。クラッチプレート31はトルクコンバータ2のフロントカバー2aに固定されたクラッチハブに軸方向に摺動自在に支持されており、クラッチプレート32はタービンランナ22に接続されたクラッチハブに軸方向に摺動自在に支持されている。ロックアップピストン33は、トルクコンバータ2の内部に軸方向に摺動自在に設けられている。ロックアップピストン33の背面側(フロントカバー2aとは反対側)にロックアップ油室34が形成されている。ロックアップ油室34には、作動油を導入(油圧を導入)したり、作動油を排出したりするためのL/U入力ポート34aが設けられている。
自動変速機4は、有段式の変速機であり、複数の油圧式の摩擦係合要素及び遊星歯車装置を含んでいる。自動変速機4では、複数の摩擦係合要素が選択的に係合されることにより、複数のギヤ段(変速段)を選択的に成立させることが可能である。図1に示すように、自動変速機4の入力軸41はトルクコンバータ2のタービンシャフト26に連結されている。自動変速機4の出力ギヤ42はデファレンシャル装置5等を介して駆動輪6に連結されている。
次に、油圧制御回路100について図2を参照して説明する。なお、図2にはトルクコンバータ2及び多板ロックアップクラッチ3の油圧回路構成のみを示している。
ECU200は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及びバックアップRAMなどを備えている。
次に、ECU200が実行するロックアップクラッチ差回転制御について説明する。
以上説明したように、本実施形態によれば、エンジン吹き判定前に、実差回転が目標差回転に追従していない場合(変速中または目標差回転が一定でない場合)は、エンジン吹き判定に用いる判定閾値(目標差回転と実差回転との差に対する所定値及び実差回転の傾きに対する所定値)を、実差回転が目標差回転に追従している場合よりも大きい値に設定している。つまり、変速中または目標差回転が一定でない場合は、エンジン吹き判定前の目標差回転と実差回転との乖離などを考慮して判定閾値を大きくしているので、変速中または目標差回転が一定でない場合であっても、エンジン吹き上がりを適正に判定することが可能になる。これにより多板ロックアップクラッチ3の急係合を防止することができ、ショックの発生を抑制することができる。
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
2 トルクコンバータ
3 多板ロックアップクラッチ
4 自動変速機
100 油圧制御回路
200 ECU
201 エンジン回転数センサ
202 タービン回転数センサ
Claims (1)
- エンジンと変速機との間に設けられたトルクコンバータの差動状態を制御可能なロックアップクラッチに適用される制御装置であって、
前記変速機の変速を行う変速制御手段と、前記ロックアップクラッチの差回転を制御するロックアップクラッチ制御手段と、前記ロックアップクラッチの目標差回転と実差回転との差が所定回転数以上、かつ実差回転の傾きが所定値未満である場合にエンジン回転数が吹き上がっていると判定するエンジン吹き判定手段とを備え、
前記エンジン吹き判定手段にてエンジン回転数が吹き上がっていると判定された場合、前記ロックアップクラッチ制御手段は、実差回転の上昇が収まったときのその実差回転を目標差回転とした後に、目標差回転を最終的な目標差回転に至るまでスイープダウンさせる構成とされており、
前記エンジン吹き判定手段による判定前に、前記変速制御手段による前記変速機の変速中である場合、および、前記ロックアップクラッチ制御手段による差回転制御において目標差回転が一定でない場合は、変速中ではなくかつ目標差回転が一定である場合と比較して、前記所定回転数及び前記所定値を大きくするとともに、前記目標差回転のスイープダウン率を小さくするように構成されていることを特徴とするロックアップクラッチの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016057012A JP6540566B2 (ja) | 2016-03-22 | 2016-03-22 | ロックアップクラッチの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016057012A JP6540566B2 (ja) | 2016-03-22 | 2016-03-22 | ロックアップクラッチの制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017172628A JP2017172628A (ja) | 2017-09-28 |
| JP6540566B2 true JP6540566B2 (ja) | 2019-07-10 |
Family
ID=59971134
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016057012A Expired - Fee Related JP6540566B2 (ja) | 2016-03-22 | 2016-03-22 | ロックアップクラッチの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6540566B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3186442B2 (ja) * | 1994-07-13 | 2001-07-11 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用ロックアップクラッチのスリップ制御装置 |
| EP3187744B1 (en) * | 2014-08-29 | 2018-08-08 | Nissan Motor Co., Ltd. | Vehicle lockup clutch control device |
-
2016
- 2016-03-22 JP JP2016057012A patent/JP6540566B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2017172628A (ja) | 2017-09-28 |
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