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JP6545019B2 - シート搬送装置および画像形成装置 - Google Patents
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シート搬送装置および画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、シートを搬送するシート搬送装置、及びシート搬送装置を備えた画像形成装置に関する。
プリンタや複写機などのシートに画像形成を行う画像形成装置は、シートを搬送するシート搬送装置を備える。シート搬送装置は、シートを搬送する搬送ローラを有するが、この搬送ローラに紙粉などの異物が付着すると搬送ローラの外周面の摩擦係数が低下して、シート搬送を円滑に行えない場合がある。
このため、搬送ローラの外周面に接触して外周面を清掃する清掃部材を備えた構成が従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。ここで、清掃部材による清掃能力を確保するためには、搬送ローラの外周面と清掃部材との位置関係を精度良く保つことが好ましい。特許文献1に記載された構成の場合、フレームに支持された清掃部材を搬送ローラの外周面に加圧バネで加圧することで、搬送ローラの外周面と清掃部材との位置関係を精度良く保つようにしている。
特開2008−156095号公報
ここで、清掃部材の清掃能力を維持するためには、定期的に清掃部材をメンテナンスすることが好ましい。清掃部材のメンテナンスでは、例えば、清掃部材を装置から取り外して交換、或いは、異物を取り除いて再度装着したりする。このような清掃部材のメンテナンスを行うためには、少なくとも清掃部材を装置から容易に取り外せることが好ましい。しかしながら、清掃部材を搬送ローラに向けて加圧する構成の場合、清掃部材を取り外すようにすると構成が複雑になってしまう。
一方で、清掃部材を加圧せずにフレームに支持した場合、搬送ローラの軸部が撓んだりして搬送ローラの位置が変動するような場合に、搬送ローラの外周面と清掃部材との位置関係を精度良く保つことが難しい。搬送ローラは、例えば厚紙などの剛性の高いシートを搬送した場合に、シートが搬送ガイドに当接し、その反力を受けて軸部が撓む可能性がある。或いは、搬送ローラは、シートを搬送するために対向ローラとの間でニップ部を形成するが、この場合に、対向ローラが搬送ローラに対して付勢されており、その付勢力により搬送ローラの軸部が撓む可能性がある。
このような搬送ローラの軸部の撓みを抑制するために、例えば、軸部の径を大きくしたり、フレームの板厚を大きくしたりして、搬送ローラの支持剛性を高くすることが考えられる。しかし、この場合、装置の製造コストが高くなってしまう。
本発明は、このような事情に鑑み、低コスト且つ簡単な構成で、搬送ローラの外周面と清掃部材との位置関係を精度良く保つことを目的とする。
本発明は、シートを搬送する搬送ローラと、前記搬送ローラの外周面に接触して前記外周面を清掃する清掃部材と、前記清掃部材を保持すると共に、前記搬送ローラの軸部に対して相対回転可能に設けられ、着脱可能な保持部材と、前記保持部材が前記軸部を中心に回転することを規制する回転規制部と、を備え、前記搬送ローラの軸部は、小径部と、前記小径部よりも外径が大きい大径部とを有し、前記保持部材は、前記搬送ローラの軸方向に直交する方向に前記小径部が通過可能で前記大径部が通過不能な開口が形成され、前記搬送ローラの軸方向に沿って移動させることで、前記大径部に対して位置決めされることを特徴とするシート搬送装置にある。
本発明によれば、低コスト且つ簡単な構成で、搬送ローラの外周面と清掃部材との位置関係を精度良く保つことができる。
第1の実施形態に係る画像形成装置の概略構成断面図。 第1の実施形態に係るシート搬送装置の概略構成断面図。 第1の実施形態に係るシート搬送装置で、(a)揺動ガイドが揺動する様子を、(b)第1外ガイドが開閉する様子をそれぞれ示す概略構成断面図。 (a)第1の実施形態に係る搬送ローラの周辺の断面図。(b)同じく清掃部材を保持したホルダの斜視図。(c)同じくホルダを外した搬送ローラの斜視図。(d)同じくホルダを搬送ローラに組み付ける第1段階の斜視図。(e)同じく第2段階の斜視図。(f)同じく第3段階の斜視図。(g)一部を切断して(a)の斜め下方から見た図。 (a)第2の実施形態に係る搬送ローラの周辺の断面図。(b)同じく清掃部材を保持したホルダの斜視図。(c)同じくホルダを外した搬送ローラの斜視図。(d)同じくホルダを搬送ローラに組み付ける状態を示す斜視図。(e)一部を切断して(a)の斜め下方から見た図。
<第1の実施形態>
第1の実施形態について、図1ないし図4を用いて説明する。まず、本実施形態の画像形成装置の概略構成について、図1を用いて説明する。
[画像形成装置]
画像形成装置100は、装置本体101と、シート給送装置(ペーパーデッキ)102とから構成される。装置本体101の上部には、原稿の画像を読み取るための走査光学系を有するリーダー部21が設けられており、その下側には読み取った画像をシートに形成するための画像形成部1Y、1M、1C、1Kが設けられている。また、装置本体101の下側にはシートを収容すると共に、装置の正面側から出し入れ可能に装着されるフロントローディング形式の複数段のカセット61〜64が設けられている。また、装置本体101の図中右側には、大容量のシートを積載し給送可能なシート給送装置102が接続されている。
装置本体101の各色の画像形成部1Y、1M、1C、1Kでは、パーソナルコンピュータなどの外部端末から送られた画像情報、又は、リーダー部21で読み取った画像情報に基づいて画像形成を行う。例えば、イエローのトナー像を形成する画像形成部1Yでは、画像情報に基づいてスキャナ部13Yにより、帯電装置12Yにより表面が帯電された感光ドラム11Yに静電潜像を形成する。感光ドラム11Yに形成された静電潜像は、現像装置14Yによりイエローのトナーで現像され、感光ドラム11Y上にイエローのトナー像が形成される。このように形成されたイエローのトナー像は、一次転写部35Yにより中間転写ベルト31に転写される。転写後に感光ドラム11Y上に残ったトナーは、クリーニング装置15Yにより除去される。
このような画像形成プロセスは、マゼンタのトナー像を形成する画像形成部1M、シアンのトナー像を形成する画像形成部1C、ブラックのトナー像を形成する画像形成部1Kでも同様に行う。そして、各色のトナー像が、中間転写ベルト31上に重ねて転写され、中間転写ベルト31上にフルカラーのトナー像が形成される。
中間転写ベルト31上のトナー像は、中間転写ベルト31が回転することで二次転写部41に搬送される。二次転写部41にてトナー像は、カセット61〜64又はシート給送装置102から送られてくるシートSに転写される。トナー像が転写されたシートSは、搬送ベルト42により定着装置5に搬送され、定着装置5にて熱及び圧力が印加されてトナー像がシートSに融着される。
その後、ユーザの指定が片面画像形成モードであれば、排出口50よりシートSは装置外へ排出される。一方、ユーザの指定が両面画像形成モードであれば、シートSは反転パス51で反転され、両面パス52を通って、再度、二次転写部41に搬送され、裏面に同様のプロセスでトナー像が形成される。
シート給送装置102は、複数のカセット201〜203からそれぞれシート搬送路200を介して装置本体101にシートSを給送可能である。シート搬送路200の搬送方向下流側には、シートSを搬送するシート搬送装置300が設けられ、シート搬送装置300が装置本体101に接続されて、シートSを装置本体101の本体入口ローラ91に受け渡す。そして、本体入口ローラ91に受け渡されたシートSは、上述のように二次転写部41に搬送される。
[シート搬送装置]
次に、シート搬送装置300について、図2ないし図4を用いて説明する。まず、図2及び図3を用いてシート搬送装置300の概略構成について説明する。図2は、シート搬送装置300の搬送方向に直交する断面図であり、図1の装置本体101の本体入口ローラ91にシート給送装置102から給送されたシートSを受け渡す搬送路を示している。
シート搬送路200から搬送されたシートSは、第1搬送ローラ対301により湾曲下ガイド331と湾曲上ガイド332とからなる湾曲ガイド対330を介してシート搬送装置300に搬送される。シート搬送装置300は、第2搬送ローラ対302と、搬送ガイド対310と、揺動ガイド対320とを備えている。第2搬送ローラ対302は、詳しくは後述するが、搬送ローラ302Aと、搬送ローラ302Aとの間でシートを挟持搬送するニップ部302Cを形成する対向ローラ302Bとを備える。そして、第2搬送ローラ対302は、湾曲ガイド対330から搬送されたシートを、搬送ガイド対310及び揺動ガイド対320に向けて搬送する。揺動ガイド対320は、搬送ガイド対310に対して角度α傾斜した状態で配置されている。これにより、シートの搬送経路が屈曲した屈曲搬送路を形成している。
揺動ガイド対320は、図3(a)に示すように回動軸341を中心に回動可能である。即ち、搬送ガイド対310に対する角度α(図2)を変更可能である。これにより、装置本体101とシート給送装置102の設置時の高低差に応じて揺動ガイド対320が回動し、揺動ガイド対320の搬送方向下流端の位置を装置本体101の受入れ口の位置に合わせて、シートSの滑らかな受け渡しを可能としている。例えば、装置本体101の受入れ口の高さが低い場合には、揺動ガイド対320を図3(a)の矢印C方向に揺動させて、高さを合わせる。
また、搬送ガイド対310は、外ガイド311と内ガイド312とを備え、揺動ガイド対320は、揺動外ガイド321と揺動内ガイド322とを備えている。なお、本実施形態の各ガイドの材質は、ステンレス製とするが、他の材料性であっても良い。図3(b)に示すように、外ガイド311、対向ローラ302B、湾曲下ガイド331を含む扉部340は、回動軸342を中心に回動可能である。そして、搬送路内でシート詰まりなどが生じた場合、ユーザが扉部340を図3(b)の矢印D方向に回動させることで、シートを取り除くことが可能である。
ここで、第1搬送ローラ対301及び第2搬送ローラ対302により搬送されるシートSは、搬送ガイド対310と揺動ガイド対320により形成される屈曲搬送路へ送られる。そして、シートSの搬送方向後端(上流端)が第1搬送ローラ対301のニップ部を抜けると、第2搬送ローラ対302のみで装置本体101へシートSを送りこむ。この時、シートSの剛性が高いと屈曲搬送路からの搬送抵抗により、第2搬送ローラ対302の搬送ローラ302Aの外周面(表面)に炭酸カルシウム等を主成分とする紙粉などの異物が付着し易い。そこで、本実施形態のシート搬送装置300は、次述するように、搬送ローラ302Aの外周面を清掃する清掃部材としての除去ブラシ402を有する異物除去装置400を備えている。
[異物除去装置]
異物除去装置400について、図4(a)ないし(g)を用いて説明する。上述したように、第2搬送ローラ対302は、搬送ローラ302Aと対向ローラ302Bとを有する。搬送ローラ302Aは、不図示の駆動源としてのモータにより駆動され、搬送ローラ302Aと当接する対向ローラ302Bは、搬送ローラ302Aに従動して回転する。搬送ローラ302Aは、軸部としての搬送ローラ軸303Aに固定され、対向ローラ302Bは、対向ローラ軸303Bに固定されている。
対向ローラ302Bは、図4(g)に示すように、外ガイド311に固定された外ガイドステイ317に設けられた付勢部材としての加圧バネ315により搬送ローラ302Aに向けて付勢されている。これにより、対向ローラ302Bを搬送ローラ302Aに当接させて、シートを挟持搬送するニップ部302Cを形成している。搬送ローラ302A及び対向ローラ302Bは、図4(g)に示すように、それぞれ軸方向に複数(本実施形態では2個)設けられ、それぞれが互いに対向してニップ部302Cを形成している。
図4(a)に示すように、搬送ローラ302Aの外周面の対向ローラ302Bと反対側には、清掃部材としての除去ブラシ402が搬送ローラ302Aの外周面に接触するように配置されている。除去ブラシ402は、例えば、アクリル製で長さ10mm程度の繊維を植えたブラシであり、保持部材としての除去ホルダ401に保持されている。
除去ホルダ401は、図4(b)に示すように、除去ブラシ402を保持する保持部410と、着脱部411と、案内部412と、揺動支持部413とを有する。なお、除去ホルダ401には、搬送ローラ302Aの上流側からニップ部302Cに向けて延出されたローラ前ガイド404を設けている。ローラ前ガイド404は、上流側から第2搬送ローラ対302に搬送されたシートを、第2搬送ローラ対302のニップ部302Cに案内する。
着脱部411は、保持部410の両側にそれぞれ一体に形成されており、それぞれ周方向に異なる3個所の位置決め部411Aないし411Cを有する。位置決め部411A、411Cは互いに対向して設けられ、位置決め部411Bは、位置決め部411A、411Cよりも設置状態で上方に設けられている。これら位置決め部411A〜411Cは、図4(a)に示すように、略円筒面の仮想面上にそれぞれ独立して設けられている。言い換えれば、位置決め部411A〜411Cを繋げると、略円筒面になる。
また、着脱部411は、搬送ローラ軸303Aの軸方向に直交する方向に、搬送ローラ軸303Aが通過可能で後述する軸受405が通過不能な開口411Dが形成されている。開口411Dは、互いに対向する位置決め部411A、411Cの先端同士の間に形成されている。したがって、位置決め部411A、411Cの先端同士の間隔は、搬送ローラ軸303Aの外径よりも大きく、軸受405の外径よりも小さい。
このように保持部410の両側にそれぞれ設けられた1対の着脱部411の間隔は、搬送ローラ302Aの軸方向の長さ(幅)よりも、後述する除去ホルダ401の所定のスライド量分以上大きい。また、位置決め部411A〜411Cの内接円の径は、搬送ローラ軸303Aの外径よりも大きい。
案内部412は、1対の着脱部411よりも保持部410の外側にそれぞれ一体に形成されており、内周面を略円筒状としている。内周面の断面形状は、半円よりも小さく、且つ、その内径は、搬送ローラ軸303Aの外径と同じかこの外径よりも若干大きく、着脱部411の位置決め部411A〜411Cの内接円の径よりも小さい。除去ホルダ401は、案内部412が搬送ローラ軸303Aに接触することで軸方向に案内される。
揺動支持部413は、図4(a)に示すように、保持部410よりもシート搬送方向上流側に一体に形成されている。揺動支持部413は、図4(b)の上方に開口するように折れ曲がって形成され、その内部に、後述する回転規制軸403を挟むように設けられ、互いに略平行な支持面413A、413Bが設けられている。揺動支持部413の両側面は、図4(b)に示すように、後述する1対の位置決め板部316A内に揺動支持部413が進入して、1対の位置決め板部316Aの内側面とそれぞれ係合する係合部413Cとしている。
このように除去ブラシ402を保持する除去ホルダ401は、搬送ローラ302Aの搬送ローラ軸303Aに対して相対回転可能に固定される。このために、図4(c)に示すように、搬送ローラ軸303Aの搬送ローラ302Aに隣接した位置には、大径部としての軸受405が設けられている。軸受405は、スペーサ406を介して搬送ローラ302Aに対して軸方向に位置決めされた状態で、搬送ローラ軸303Aに外嵌固定されている。
また、軸受405は、外周面を円筒状としており、外径は、小径部としての搬送ローラ軸303Aの外径よりも大きく、且つ、着脱部411の位置決め部411A〜411Cの内接円の径と同じか、この径よりも若干大きくしている。なお、互いに対向する位置決め部411A、411Cの先端部は、図4(a)に示すように、軸受405の中心よりも除去ブラシ402と反対側に位置し、先端部の間隔は、軸受405の外径よりも小さくしている。
これにより、着脱部411が、軸受405の外周面に対して少なくとも位置決め部411A〜411Cの3点で接触することで搬送ローラ軸303Aに対して固定されると共に、軸受405により搬送ローラ軸303Aに対して相対回転可能となる。また、上述したように、位置決め部411A〜411Cの内接円の径は、搬送ローラ軸303Aの外径よりも大きい。このため、着脱部411は、後述するように、軸受405から外れた位置と軸受405との間で除去ホルダ401を軸方向に沿って移動させることで、軸受405を介して搬送ローラ軸303Aに対して着脱可能である。
なお、軸受405は、図4(g)に示すように、2個の搬送ローラ302Aのそれぞれ外側に1個ずつ設けられ、内側には設けられていない。図4(c)及び後述する図4(d)〜(f)は、図4(g)の右側の搬送ローラ302Aについて示している。
また、搬送ガイド対310の搬送ローラ302A側の内ガイド312(ガイド部材)には、図4(c)に示すように、フレームとしての内ガイドステイ316が、搬送ローラ302Aを搬送方向に跨ぐように設けられている。そして、内ガイドステイ316の搬送ローラ302Aよりも上流側には、位置決め部材としての1対の位置決め板部316Aが、搬送ローラ302Aの軸方向と平行な方向に対して直交するように設けられている。
1対の位置決め板部316Aは、その間隔を除去ホルダ401の揺動支持部413の幅よりも若干大きくして、揺動支持部413が進入可能としている。また、1対の位置決め板部316Aには、回転規制部としての回転規制軸403を挿通可能な挿通孔316Bがそれぞれ形成されている。そして、回転規制軸403を1対の位置決め板部316Aに対して着脱自在としている。揺動支持部413の支持面413A、413Bは、係合部413Cが位置決め板部316Aに隣接した状態で、位置決め板部316Aに装着された回転規制軸403と接触する。
これにより、除去ホルダ401が搬送ローラ軸303Aを中心に回転することが規制される。即ち、搬送ローラ302Aが回転駆動されると、搬送ローラ302Aと除去ブラシ402との摺擦により除去ホルダ401が図4(f)の矢印G方向に回転しようとする。また、除去ホルダ401は、上述のように着脱部411により軸受405を介して搬送ローラ軸303Aに固定されている。このため、搬送ローラ軸303Aが搬送ローラ302Aと共に回転した場合に、除去ホルダ401が連れ回って回転しようとする。本実施形態では、揺動支持部413の支持面413A、413Bが回転規制軸403と接触することで、このような回転を規制している。
また、本実施形態の場合、支持面413A、413Bと回転規制軸403との接触により、除去ホルダ401がフレームとしての内ガイドステイ316に対して揺動自在に支持される。また、支持面413A、413Bは、搬送ローラ対302によるシートの搬送方向と略平行に形成されている。このため、支持面413A、413Bと回転規制軸403との接触により、除去ホルダ401がシートの搬送方向と略平行に移動自在に案内される。
[除去ホルダの着脱]
次に、除去ホルダ401の着脱について説明する。まず、図4(d)に示すように、除去ホルダ401を、着脱部411が軸受405から搬送ローラ302Aと反対側の軸方向に所定のスライド量ずれた位置で矢印E方向(軸方向に直交する方向)に組み付ける。この際、着脱部411内に開口411Dを通じて搬送ローラ軸303Aが進入すると共に、案内部412の内周面が搬送ローラ軸303Aの外周面に接触する。なお、図4(d)では搬送ローラ302Aの右側に軸受405が設けられているため、除去ホルダ401を右側にずれた状態で組み付ける。この際、左側に軸受が存在しないため、左側の案内部412も搬送ローラ軸303Aの外周面に接触する。したがって、搬送ローラ302Aの両側の案内部412が搬送ローラ軸303Aの外周面に接触し、除去ホルダ401が搬送ローラ軸303Aに沿って移動自在となる。
次に、除去ホルダ401を、図4(e)の矢印F方向に軸方向に沿って移動させると、着脱部411の位置決め部411A〜Cが軸受405に外嵌され、除去ホルダ401が搬送ローラ軸303Aに対して相対回転可能に固定される。
次に、除去ホルダ401を搬送ローラ軸303Aを中心に、図4(f)の矢印G方向に回転させると、除去ホルダ401の揺動支持部413が1対の位置決め板部316Aの間に進入する。そして、揺動支持部413の係合部413Cと位置決め板部316Aとの係合により、除去ホルダ401の軸方向の移動が規制される。
更にこの状態で、位置決め板部316Aの挿通孔316Bに回転規制軸403を挿入する。これにより、回転規制軸403が揺動支持部413の支持面413A、413Bの間に進入して、除去ホルダ401が搬送ローラ軸303Aを中心に回転することが規制される。これと共に、除去ホルダ401が内ガイドステイ316に対して揺動自在に支持され、シートの搬送方向と略平行に移動自在となる。
除去ホルダ401を取り外す場合には、上述の動作を逆に行えば良い。即ち、回転規制軸403を位置決め板部316Aから取り外し、除去ホルダ401を図4(f)の矢印G方向と逆方向に回動させる。次いで、除去ホルダ401を図4(e)の矢印F方向と逆方向に移動させて、着脱部411を軸受405から外す。これにより、除去ホルダ401を取り外すことができる。
なお、図4(g)に示すように、異物除去装置400は、2個の搬送ローラ302Aに対して対称に取り付け可能になっている。したがって、図4(g)の左側の搬送ローラ302Aに対する除去ホルダ401の着脱は、上述の説明で右と左を入れ替えることで可能となる。
また、2つの案内部412は搬送ローラ軸303Aの軸径よりも芯ズレ分(数10μm程度)だけ内径が大きくなっている。そして、除去ホルダ401がねじる傾向となった場合でも、着脱部411と軸受け405と固定部を中心に2つの案内部412が搬送ローラ軸303Aと接触することで、このねじれを規制する。
このような本実施形態の場合、除去ブラシ402を保持した除去ホルダ401を搬送ローラ軸303Aに対して相対回転可能に固定しているため、搬送ローラ302Aの外周面と除去ブラシ402との位置関係を精度良く保つことができる。即ち、搬送ローラ302Aが撓んで搬送ローラ302Aの位置が変動しても、除去ホルダ401が搬送ローラ軸303Aに固定されているため、除去ブラシ402と搬送ローラ302Aとの位置関係がずれることを抑制できる。
また、本実施形態の場合、回転規制軸403を揺動支持部413と接触させて、除去ホルダ401が回転することを規制している。また、回転規制軸403は支持面413A、413Bと接触しているため、除去ホルダ401が内ガイドステイ316に対して揺動自在に支持され、シートの搬送方向と略平行に移動自在である。
ここで、搬送ローラ302Aは、対向ローラ302Bにより付勢されているため、搬送ローラ軸303Aが付勢方向に撓みが生じる。また、本実施形態のシート搬送装置300は、上述したように、搬送ローラ対302の下流側に屈曲搬送路を形成している。このため、例えば厚紙などの剛性の高いシートを搬送した場合に、シートが屈曲搬送路の搬送ガイドに当接し、その反力を受けて搬送ローラ軸303Aが撓む可能性がある。
本実施形態の場合、除去ホルダ401が内ガイドステイ316に対して揺動自在に支持されている。このため、対向ローラ302Bの付勢により搬送ローラ軸303Aが撓んで搬送ローラ302Aが移動しても、除去ホルダ401が揺動して除去ブラシ402と搬送ローラ302Aとの位置関係を保持できる。また、除去ホルダ401がシートの搬送方向と略平行に移動自在である。このため、シートが搬送ガイドに当接することによる反力で搬送ローラ軸303Aが撓んで搬送ローラ302Aが移動しても、除去ホルダ401がシートの搬送方向に移動して除去ブラシ402と搬送ローラ302Aとの位置関係を保持できる。このように本実施形態の場合、搬送ローラ軸303Aが撓んでも除去ブラシ402を搬送ローラ302Aに追従させることができ、除去ブラシ402と搬送ローラ302Aの外周面との位置関係を高精度に維持できる。
この結果、除去ブラシ402により搬送ローラ302Aの外周面の清掃をより確実に行える。また、搬送ローラ302Aを支持するフレームや搬送ローラ軸303Aの剛性を高くすることなく、低コストで除去ブラシ402と搬送ローラ302Aの外周面との位置関係を高精度に維持できる。
また、本実施形態の場合、上述のように、除去ホルダ401を搬送ローラ軸303Aに固定すると言う簡単な構成であり、除去ホルダ401とこの除去ホルダ401を支持する部分に除去ブラシ402を加圧するような構成を設けていない。このため、上述のように、除去ホルダ401の着脱を容易に行える。除去ホルダ401の着脱を容易に行えれば、除去ブラシ402の交換などのメンテナンス性を向上させられる。
このように本実施形態の場合、低コスト且つ簡単な構成で、搬送ローラ302Aの外周面と清掃部材との位置関係を精度良く保つことができる。また、除去ブラシ402のメンテナンス性も向上させられる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態について、図5を用いて説明する。上述の第1の実施形態では、軸受405を介して除去ホルダ401を搬送ローラ軸303Aに固定した。これにより、異物除去装置400の耐久性を高くできるが、異物除去装置を定期的に交換するなど耐久性がそれほど要求されない場合には、軸受405を省略しても良い。このため、本実施形態では、異物除去装置400Aを軸受を介さずに搬送ローラ軸303Aに直接固定している。その他の構成及び作用は、第1の実施形態と同様であるため、同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略又は簡略にし、以下、第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
本実施形態の除去ホルダ401Aは、図5(a)、(b)に示すように、保持部410と、着脱部411aと、案内部412と、揺動支持部413aとを有する。着脱部411aは、保持部410の両側にそれぞれ一体に形成されており、それぞれ周方向に異なる3個所の位置決め部411aAないし411aCを有する。位置決め部411aA、411aCは互いに対向して設けられ、位置決め部411aBは、位置決め部411aA、411aCよりも設置状態で上方に設けられている。これら位置決め部411aA〜411aCは、図5(a)、(b)に示すように、略円筒面の仮想面上にそれぞれ独立して設けられている。言い換えれば、位置決め部411aA〜411aCを繋げると、略円筒面になる。
また、着脱部411aは、搬送ローラ軸303Aの軸方向に直交する方向に、後述する溝部304が通過可能で搬送ローラ302Aの軸部としての搬送ローラ軸303Aaが通過不能な開口411aDが形成されている。開口411aDは、互いに対向する位置決め部411aA、411aCの先端同士の間に形成されている。したがって、位置決め部411aA、411aCの先端同士の間隔は、搬送ローラ軸303Aaの外径よりも小さく、溝部304の外径よりも大きい。また、位置決め部411aA〜411aCの内接円の径は、溝部304の外径よりも大きい。
揺動支持部413aは、図5(a)に示すように、保持部410よりもシート搬送方向上流側に一体に形成されている。揺動支持部413aの図5(b)の下面には、後述する突出部材316Cに突き当たるように支持面413bが設けられている。揺動支持部413aの両側面は、図5(b)に示すように、1対の位置決め板部316A内に揺動支持部413aが進入して、1対の位置決め板部316Aの内側面とそれぞれ係合する係合部413Cとしている。
このように除去ブラシ402を保持する除去ホルダ401Aは、搬送ローラ302Aの搬送ローラ軸303Aaに対して相対回転可能に固定される。このために、図5(c)に示すように、搬送ローラ軸303Aaには、搬送ローラ302Aから軸方向に所定距離離れた位置に、外周面の外径が他の部分よりも小さい、小径部としての溝部304が形成されている。
搬送ローラ軸303Aaの搬送ローラ302Aと溝部304との間部分305(大径部)を含む搬送ローラ軸303Aaの外径は、着脱部411aの位置決め部411aA〜411aCの内接円の径と同じか、この径よりも若干大きくしている。なお、互いに対向する位置決め部411aA、411aCの先端部は、図5(a)、(b)に示すように、搬送ローラ軸303Aaの中心よりも除去ブラシ402と反対側に位置し、先端部の間隔は、搬送ローラ軸303Aaの外径よりも小さくしている。
これにより、着脱部411aが、搬送ローラ軸303Aaの間部分305の外周面に対して少なくとも位置決め部411aA〜411aCの3点で接触する。そして、着脱部411aが搬送ローラ軸303Aaに対して固定されると共に、摺擦により搬送ローラ軸303Aaに対して相対回転可能となる。また、上述したように、位置決め部411aA〜411aCの内接円の径は、溝部304の外径よりも大きい。このため、着脱部411aは、後述するように、溝部304と間部分305との間で除去ホルダ401を軸方向に沿って移動させることで、搬送ローラ軸303Aaに対して着脱可能である。
また、図5(c)に示すように、内ガイドステイ316の搬送ローラ302Aよりも上流側には、位置決め部材としての1対の位置決め板部316Aが、搬送ローラ302Aの軸方向と平行な方向に対して直交するように設けられている。また、内ガイドステイ316の1対の位置決め板部316Aの間部分から突出するように、回転規制部としての板状の突出部材316Cが設けられている。揺動支持部413aの支持面413bは、係合部413Cが位置決め板部316Aに隣接した状態で、突出部材316Cの先端部と接触する。これにより、除去ホルダ401が搬送ローラ軸303Aaを中心に回転することが規制される。
また、本実施形態の場合、支持面413bと突出部材316Cの先端部との接触により、除去ホルダ401がフレームとしての内ガイドステイ316に対して揺動自在に支持される。また、支持面413bは、搬送ローラ対302によるシートの搬送方向と略平行に形成されている。このため、支持面413bと突出部材316Cの先端部との接触により、除去ホルダ401がシートの搬送方向と略平行に移動自在に案内される。
除去ホルダ401の着脱について説明する。まず、図5(d)に示すように、除去ホルダ401を、着脱部411aが間部分305から搬送ローラ302Aと反対側の軸方向に所定のスライド量ずれた溝部304と整合する位置で矢印E方向(軸方向に直交する方向)に組み付ける。この際、着脱部411a内に開口411aDを通じて溝部304が進入すると共に、案内部412の内周面が搬送ローラ軸303Aaの外周面に接触する。
次に、除去ホルダ401を、矢印F方向に軸方向に沿って移動させると、着脱部411aの位置決め部411aA〜aCが間部分305に外嵌され、除去ホルダ401が搬送ローラ軸303Aaに対して相対回転可能に固定される。
次に、除去ホルダ401を搬送ローラ軸303Aaを中心に、矢印G方向に回転させると、除去ホルダ401の揺動支持部413aが1対の位置決め板部316Aの間に進入する。そして、揺動支持部413aの係合部413Cと位置決め板部316Aとの係合により、除去ホルダ401の軸方向の移動が規制される。
更にこの状態で、揺動支持部413aの支持面413bが突出部材316Cの先端部に突き当たる。ここで、搬送ローラ302Aが回転駆動されると、除去ホルダ401Aが図5(d)の矢印G方向に回転しようとする。このため、支持面413bが突出部材316Cの先端部に突き当たることで、除去ホルダ401が搬送ローラ軸303Aaを中心に回転することが規制される。これと共に、除去ホルダ401が内ガイドステイ316に対して揺動自在に支持され、シートの搬送方向と略平行に移動自在となる。
このような本実施形態の場合も、搬送ローラ軸303Aaが撓んでも除去ブラシ402を搬送ローラ302Aに追従させることができ、除去ブラシ402と搬送ローラ302Aの外周面との位置関係を高精度に維持できる。また、上述のように、除去ホルダ401の着脱を容易に行える。除去ホルダ401の着脱を容易に行えれば、除去ブラシ402の交換などのメンテナンス性を向上させられる。
<他の実施形態>
上述の各実施形態では、清掃部材としては、アクリル製のブラシを使用しているがそれに限定されるものではなく、紙粉などの異物が除去可能なものであればネット状の繊維や発砲材でもかまわない。
また、着脱部は、3点で搬送ローラ軸に直接又は軸受に接触して固定されるが、接触点は3点以上であれば良く、例えば、着脱部の内周を円筒面としても良い。
1Y、1M、1C、1K・・・画像形成部/300・・・シート搬送装置/302A・・・搬送ローラ/302B・・・対向ローラ/302C・・・ニップ部/303A・・・搬送ローラ軸(軸部、小径部)/303Aa・・・搬送ローラ軸(軸部)/304・・・溝部(小径部)/305・・・間部分(大径部)/312・・・内ガイド(ガイド部材)/315・・・加圧バネ(付勢部材)/316・・・内ガイドステイ(フレーム)/316A・・・位置決め板部(位置決め部材)/316C・・・突出部材/400、400A・・・異物除去装置/401、401A・・・除去ホルダ(保持部材)/402・・・除去ブラシ(清掃部材)/403・・・回転規制軸(回転規制部、規制軸)/405・・・軸受(大径部)/410・・・保持部/411、411a・・・着脱部/411D、411aD・・・開口/412・・・案内部/413、413a・・・揺動支持部/413C・・・係合部/S・・・シート

Claims (12)

  1. シートを搬送する搬送ローラと、
    前記搬送ローラの外周面に接触して前記外周面を清掃する清掃部材と、
    前記清掃部材を保持すると共に、前記搬送ローラの軸部に対して相対回転可能に設けられ、着脱可能な保持部材と、
    前記保持部材が前記軸部を中心に回転することを規制する回転規制部と、を備え、
    前記搬送ローラの軸部は、小径部と、前記小径部よりも外径が大きい大径部とを有し、
    前記保持部材は、前記搬送ローラの軸方向に直交する方向に前記小径部が通過可能で前記大径部が通過不能な開口が形成され、前記搬送ローラの軸方向に沿って移動させることで、前記大径部に対して位置決めされる、
    ことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記保持部材は、前記大径部に対して位置決めされる着脱部をさらに有し、
    前記小径部は、前記搬送ローラの軸部であり、
    前記大径部は、前記搬送ローラの軸部の前記搬送ローラに隣接した位置に設けられた軸受であり、
    前記着脱部は、前記軸受の外周面に対して少なくとも周方向に異なる3点で接触することで前記軸受に位置決めされる、
    ことを特徴とする、請求項に記載のシート搬送装置。
  3. 前記保持部材は、前記大径部に対して位置決めされる着脱部をさらに有し、
    前記小径部は、前記搬送ローラの軸部のうち、外周面の外径が他の部分よりも小さい溝部であり、
    前記大径部は、前記搬送ローラの軸部のうちの前記搬送ローラと前記溝部との間部分であり、
    前記着脱部は、前記間部分の外周面に対して少なくとも周方向に異なる3点で接触することで前記間部分に位置決めされる、
    ことを特徴とする、請求項に記載のシート搬送装置。
  4. 前記保持部材は、前記搬送ローラの軸部に接触して、前記保持部材を前記搬送ローラの軸方向に案内する案内部を有する、
    ことを特徴とする、請求項ないしのうちの何れか1項に記載のシート搬送装置。
  5. 前記回転規制部が設けられたフレームを有し、
    前記保持部材は、前記回転規制部と接触して前記フレームに対して前記保持部材を揺動自在に支持する揺動支持部を有する、
    ことを特徴とする、請求項1ないしのうちの何れか1項に記載のシート搬送装置。
  6. 前記揺動支持部は、前記回転規制部と接触して前記保持部材をシートの搬送方向と略平行に移動自在に案内する、
    ことを特徴とする、請求項に記載のシート搬送装置。
  7. 前記フレームは、前記搬送ローラの軸方向と平行な方向に対して直交するように設けられた位置決め部材を有し、
    前記保持部材は、前記位置決め部材と係合して前記保持部材が前記搬送ローラの軸方向と平行に移動することを規制する係合部を有する、
    ことを特徴とする、請求項又はに記載のシート搬送装置。
  8. 前記回転規制部は、前記位置決め部材に対して着脱自在な規制軸であり、
    前記揺動支持部は、前記係合部が前記位置決め部材に隣接した状態で前記位置決め部材に装着された規制軸と接触する、
    ことを特徴とする、請求項に記載のシート搬送装置。
  9. 前記回転規制部は、前記フレームから突出すように設けられた突出部材であり、
    前記揺動支持部は、前記係合部が前記位置決め部材に隣接した状態で前記突出部材と接触する、
    ことを特徴とする、請求項に記載のシート搬送装置。
  10. 前記搬送ローラにより搬送されるシートをガイドするガイド部材を備え、
    前記フレームは、前記ガイド部材に設けられている、
    ことを特徴とする、請求項ないしのうちの何れか1項に記載のシート搬送装置。
  11. 前記搬送ローラとの間でシートを挟持搬送するニップ部を形成する対向ローラと、
    前記対向ローラを前記搬送ローラに向けて付勢する付勢部材と、を備えた、
    ことを特徴とする、請求項1ないし1のうちの何れか1項に記載のシート搬送装置。
  12. 請求項1ないし1のうちの何れか1項に記載のシート搬送装置と、
    前記シート搬送装置により搬送されたシートに対して画像を形成する画像形成部と、を備えた、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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