以下、図面を用いて、本発明の実施形態に係る遊技台(ぱちんこ機100)について詳細に説明する。
<全体構成>
まず、図1を用いて、本発明の実施形態に係るぱちんこ機100の全体構成について説明する。なお、同図はぱちんこ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
ぱちんこ機100は、外部的構造として、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、球貯留皿付扉108と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面に備える。外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状から成る木製の枠部材である。本体104は、内枠と呼ばれ、外枠102の内部に備えられ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。また、本体104が開放された場合、本体104の開放を検出する不図示の内枠開放センサを備える。
前面枠扉106は、ロック機能付きで且つ開閉自在となるようにぱちんこ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部とした扉部材である。なお、この前面枠扉106には、開口部にガラス製又は樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120や枠ランプ122が取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域124を区画形成する。また、前面枠扉106が開放された場合、前面枠扉106の開放を検出する前面枠扉開放センサ109を備える。
球貯留皿付扉108は、ぱちんこ機100の前面において本体104の下側に対して、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。球貯留皿付扉108は、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能で、且つ発射装置へと遊技球を案内する扉側球通路ユニットが設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤200の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置206の演出態様に変化を与えるチャンスボタン136と、チャンスボタン136を発光させるチャンスボタンランプ138と、を備える。また、下皿128が満タンであることを検出する不図示の下皿満タンセンサを備える。
発射装置110は、本体104の下方に取り付けられ、球発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆146と、遊技球を発射杆146の先端で打突する発射槌148と、を備える。遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。なお、遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部から観察することができる。
<背面>
図2は、図1のぱちんこ機100を背面側から見た外観図である。ぱちんこ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、この球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を背面右側に位置する払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。
払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154を通過して払出装置152内に流下した遊技球を一時的に滞留させると共に、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。
払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローの何れか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローの何れか他方の信号を、後述する払出制御部600(図4参照)へ出力する。なお、この払出センサを通過した遊技球は、不図示の球レールを通過してぱちんこ機100の表側に配設した上皿126に到達するように構成しており、ぱちんこ機100は、この構成により遊技者に対して球の払い出しを行う。
払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部300(図4参照)を構成する主基板156を収納する主基板ケース158、主制御部300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部400(図4参照)を構成する第1副基板160を収納する第1副基板ケース162、第1副制御部400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部500(図4参照)を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166、遊技球の払出に関する制御処理を行う払出制御部600(図4参照)を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部630(図4参照)を構成する発射基板174を収納する発射基板ケース176、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源制御部660(図4参照)を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRWMクリア信号を主制御部300に出力するRWMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、および払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインターフェース部186を配設している。
図3は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。
詳細は後述するが、遊技領域124の略中央には、装飾図柄表示装置208と、人間の腕を模した演出可動体224を有する演出装置206を配設している。また、遊技領域124の右下には、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄保留ランプ216と、第1特別図柄保留ランプ218と、第2特別図柄保留ランプ220と、高確中ランプ222を配設している。なお、以下、普通図柄を「普図」、特別図柄を「特図」と称する場合がある。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための表示装置であり、本実施形態では液晶表示装置(Liquid Crystal Display)によって構成する。なお、装飾図柄表示装置208は、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
また、装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208c、演出表示領域208dを有して構成されている。左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、および右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像などを表示する。なお、各表示領域208a〜208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では7セグメントLEDによって構成する。第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では7セグメントLEDによって構成する。
普図保留ランプ216は、保留している普図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、普図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。第1特図保留ランプ218および第2特図保留ランプ220は、保留している特図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。高確中ランプ222は、遊技状態が大当りが発生し易い高確率状態であること、または高確率状態になることを示すためのランプであり、遊技状態を大当りが発生し難い低確率状態から高確率状態にする場合に点灯し、高確率状態から低確率状態にする場合に消灯する。
また、遊技領域124の下方領域には、所定の球進入口、例えば、一般入賞口226と、第1特図始動口230と、第2特図始動口232と、第1可変入賞口234と、第2可変入賞口235を配設し、遊技領域124の右方領域には、普図始動口228とを配設している。
一般入賞口226は、本実施形態では遊技盤200に複数配設しており、この一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、10個)の球を賞球として上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。なお、一般入賞口226に入球した球は、ぱちんこ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施形態では、入賞の対価として遊技者に払い出す球を「賞球」、遊技者に貸し出す球を「貸球」と区別して呼ぶ場合があり、「賞球」と「貸球」を総称して「球(遊技球)」と呼ぶ。
普図始動口228は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施形態では遊技盤200の右側に1つ配設している。普図始動口228を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口228を通過したことを所定の球検出センサが検出した場合、ぱちんこ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。
第1特図始動口230は、本実施形態では遊技盤200の中央に1つだけ配設している。この第1特図始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、後述する払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第1特図表示装置212による特図変動遊技を開始する。なお、第1特図始動口230に入球した球は、ぱちんこ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
第2特図始動口232は、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれ、本実施形態では遊技盤200の右下に1つだけ配設している。この第2特図始動口232は、左右に開閉自在な羽根部材232aを備え、羽根部材232aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、普図変動遊技に当選し、普図表示装置210が当たり図柄を停止表示した場合に羽根部材232aが所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。第2特図始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第2特図表示装置214による特図変動遊技を開始する。なお、第2特図始動口232に入球した球は、ぱちんこ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
第1可変入賞口234と第2可変入賞口235は、大入賞口またはアタッカーと呼ばれ、本実施形態では遊技盤200の中央部下方と右下にそれぞれ1つずつ配設している。これらの第1可変入賞口234と第2可変入賞口235は同一構造からなり、開閉自在な扉部材234a、235aを備え、扉部材234a、235aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、特図変動遊技に当選して特図表示装置が大当たり図柄を停止表示した場合に扉部材234a、235aが所定の時間間隔(例えば、開放時間29秒、閉鎖時間1.5秒)、所定の回数(例えば15回)で開閉する。
本実施形態では、特図1変動遊技に当選した場合には、第1可変入賞口234の扉部材234aを所定の時間間隔、所定の回数で開閉し、特図2変動遊技に当選した場合には、第2可変入賞口235の扉部材235aを所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。また、第1可変入賞口234または第2可変入賞口235への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として上皿126に排出する。なお、第1可変入賞口234と第2可変入賞口235に入球した球は、ぱちんこ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
さらに、これらの入賞口や始動口の近傍には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘238を複数個、配設していると共に、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をぱちんこ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。
このぱちんこ機100は、遊技者が上皿126に貯留している球を発射レールの発射位置に供給し、遊技者の球発射ハンドル134の操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆146および発射槌148によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘238等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口226、第1可変入賞口234、第2可変入賞口235)や始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口240に到達する。
<演出装置206>
次に、ぱちんこ機100の演出装置206について説明する。この演出装置206の前面側には、遊技球の転動可能な領域にワープ装置242およびステージ244を配設し、遊技球の転動不可能な領域に演出可動体224を配設している。また、演出装置206の背面側には、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246(以下、扉と称する場合がある)を配設している。すなわち、演出装置206において、装飾図柄表示装置208および遮蔽手段は、ワープ装置242、ステージ244、演出可動体224の後方に位置することとなる。
ワープ装置242は、演出装置206の左上方に設けたワープ入口242aに入った遊技球を演出装置206の前面下方のステージ244にワープ出口242bから排出する。ステージ244は、ワープ出口242bから排出された球や遊技盤200の釘などによって乗り上げた球などが転動可能であり、ステージ244の中央部には、通過した球が第1特図始動口230へ入球し易くなるスペシャルルート244aを設けている。
演出可動体224は、本実施形態では人間の右腕の上腕と前腕を模した上腕部224aと前腕部224bとからなり、肩の位置に上腕部224aを回動させる不図示の上腕モータと肘の位置に前腕部224bを回動させる不図示の前腕モータを備える。演出可動体224は、上腕モータと前腕モータによって装飾図柄表示装置208の前方を円弧を描いて移動する。
遮蔽装置246は、格子状の左扉246aおよび右扉246bからなり、装飾図柄表示装置208および前面ステージ244の間に配設する。左扉246aおよび右扉246bの上部には、不図示の2つのプーリに巻き回したベルトをそれぞれ固定している。すなわち、左扉246aおよび右扉246bは、モータによりプーリを介して駆動するベルトの動作に伴って左右にそれぞれ移動する。遮蔽手段は、左扉246aおよび右扉246bを閉じた状態ではそれぞれの内側端部が重なり、遊技者が装飾図柄表示装置208を視認し難いように遮蔽する。左扉246aおよび右扉246bを開いた状態ではそれぞれの内側端部が装飾図柄表示装置208の表示画面の外側端部と若干重なるが、遊技者は装飾図柄表示装置208の表示の全てを視認可能である。また、左扉246aおよび右扉246bは、それぞれ任意の位置で停止可能であり、例えば、表示した装飾図柄がどの装飾図柄であるかを遊技者が識別可能な程度に、装飾図柄の一部だけを遮蔽するようなことができる。なお、左扉246aおよび右扉246bは、格子の孔から後方の装飾図柄表示装置208の一部を視認可能にしてもよいし、格子の孔の障子部分を半透明のレンズ体で塞ぎ、後方の装飾図柄表示装置208による表示を漠然と遊技者に視認させるようにしてもよいし、格子の孔の障子部分を完全に塞ぎ(遮蔽し)、後方の装飾図柄表示装置208を全く視認不可にしてもよい。
次に、図4を用いて、ぱちんこ機100の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、同図は制御部の回路ブロック図を示したものである。ぱちんこ機100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」と呼ぶ)に応じて主に演出の制御を行う第1副制御部400と、第1副制御部400より送信されたコマンドに基づいて各種機器を制御する第2副制御部500と、主制御部300が送信するコマンドに応じて主に遊技球の払い出しに関する制御を行う払出制御部600と、遊技球の発射制御を行う発射制御部630と、ぱちんこ機100に供給される電源を制御する電源制御部660と、によって構成している。
まず、ぱちんこ機100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御する基本回路302を備えており、基本回路302には、CPU304と、制御プログラムや各種データを記憶するためのROM306と、一時的にデータを記憶するためのRAM308と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O310と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ312と、プログラム処理の異常を監視するWDT314を搭載している。なお、ROM306やRAM308については他の記憶装置を用いてもよく、この点は後述する第1副制御部400についても同様である。基本回路302のCPU304は、水晶発振器316bが出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。
また、基本回路302には、水晶発振器316aが出力するクロック信号を受信する度に0〜65535の範囲で数値を変動させるハードウェア乱数カウンタとして使用している乱数値生成回路318(この回路には2つのカウンタを内蔵しているものとする)と、所定の球検出センサ、例えば各始動口、入賞口、可変入賞口A(第1可変入賞口234および/又は第2可変入賞口235)を通過する遊技球を検出するセンサ、磁気センサ(広範囲磁気センサ)、別途記載の前面枠扉開放センサ109、内枠開放センサ、下皿満タンセンサをなど含む各種センサ320が出力する信号を受信し、増幅結果や基準電圧との比較結果を乱数値生成回路318および基本回路302に出力するためのセンサ回路322と、所定の図柄表示装置、例えば特図1表示装置212や特図2表示装置214の表示制御を行うための駆動回路324と、所定の図柄表示装置、例えば普図表示装置210の表示制御を行うための駆動回路326と、各種状態表示部328(例えば、普図保留ランプ216、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、高確中ランプ222等)の表示制御を行うための駆動回路330と、所定の可動部材、例えば特図2始動口232の羽根部材232aやアタッカーAの扉部材234a等を開閉駆動する各種ソレノイド332を制御するための駆動回路334を接続している。
なお、特図1始動口230に球が入賞したことを球検出センサ320が検出した場合には、センサ回路322は球を検出したことを示す信号を乱数値生成回路318に出力する。この信号を受信した乱数値生成回路318は、特図1始動口230に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、特図1始動口230に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。また、乱数値生成回路318は、特図2始動口232に球が入賞したことを示す信号を受信した場合も同様に、特図2始動口232に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、特図2始動口232に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。
さらに、基本回路302には、情報出力回路336を接続しており、主制御部300は、情報出力回路336を介して、外部のホールコンピュータ(図示省略)等が備える情報入力回路350にぱちんこ機100の遊技情報(例えば、遊技状態)を出力する。
また、主制御部300には、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値を監視する電圧監視回路338を設けており、電圧監視回路338は、電源の電圧値が所定の値(本実施例では9V)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を基本回路302に出力する。
また、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けており、CPU304は、起動信号出力回路340から起動信号を入力した場合に、遊技制御を開始する(後述する主制御部メイン処理を開始する)。
また、主制御部300は、第1副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェースと、払出制御部600にコマンドを送信するための出力インタフェースをそれぞれ備えており、この構成により、第1副制御部400および払出制御部600との通信を可能としている。なお、主制御部300と第1副制御部400との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300は第1副制御部400にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、第1副制御部400からは主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成している。また、主制御部300と払出制御部600との情報通信は双方向の通信であり、主制御部300は払出制御部600にコマンド等の信号を送信できるように構成し、払出制御部600からも主制御部300にコマンド等の信号を送信できるように構成している。
また、主制御部300は、情報出力回路336と外部端子板349を介して、外部装置(例えば、不図示のホールコンピュータやデータ表示器など)が備える情報入力回路350に、ぱちんこ機100の遊技情報などを示す外部端子板信号(詳細は後述)を出力する。なお、符号349を付した「外部端子板」は、スロットマシンにおいては「外部集中端子板」と称される場合があり、「外部端子板」の名称に限定されるものではない。
また、払出制御部600も、外部端子板349を介して、情報入力回路350に、外部端子板信号を出力する。
次に、ぱちんこ機100の第1副制御部400について説明する。第1副制御部400は、主に主制御部300が送信したコマンド等に基づいて第1副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えており、基本回路402には、CPU404と、一時的にデータを記憶するためのRAM408と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O410と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ412を搭載している。基本回路402のCPU404は、水晶発振器414が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。
また、基本回路402には、スピーカ120(およびアンプ)の制御を行うための音源IC416と、各種ランプ418(例えば、チャンスボタンランプ138)の制御を行うための駆動回路420と、遮蔽装置246の駆動制御を行うための駆動回路432と、遮蔽装置246の現在位置を検出する遮蔽装置センサ430と、チャンスボタン136の押下を検出するチャンスボタン検出センサ426と、遮蔽装置センサ430やチャンスボタンの検出部724からの検出信号を基本回路402に出力するセンサ回路428と、制御プログラムや各種演出データを記憶するためのROM406と、CPU404からの信号に基づいてROM406に記憶された画像データ等を読み出してVRAM436のワークエリアを使用して表示画像を生成して装飾図柄表示装置208に画像を表示するVDP434(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサー)と、を接続している。なお、ROM406は、制御プログラムと各種演出データとを別々のROMに記憶させてもよい。
次に、ぱちんこ機100の第2副制御部500について説明する。第2副制御部500は、第1副制御部400が送信した制御コマンドを入力インタフェースを介して受信し、この制御コマンドに基づいて第2副制御部500の全体を制御する基本回路502を備えており、基本回路502は、CPU504と、一時的にデータを記憶するためのRAM508と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O510と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ512を搭載している。基本回路502のCPU504は、水晶発振器514が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作し、第2副制御部500の全体を制御するための制御プログラムおよびデータ、画像表示用のデータ等が記憶されたROM506が設けられている。
また、基本回路502には、演出可動体224の駆動制御を行うための駆動回路516と、チャンスボタンの駆動部708の駆動制御を行うための駆動回路517と、演出可動体224の現在位置を検出する可動体センサ424と、可動体センサ424からの検出信号を基本回路502に出力するセンサ回路518と、遊技盤用ランプ532の制御を行うための遊技盤用ランプ駆動回路530と、遊技台枠用ランプ542の制御を行うための遊技台枠用ランプ駆動回路540と、遊技盤用ランプ駆動回路530と遊技台枠用ランプ駆動回路540との間でシリアル通信による点灯制御を行うシリアル通信制御回路520と、を接続している。
次に、ぱちんこ機100の払出制御部600、発射制御部630、電源制御部660について説明する。払出制御部600は、主に主制御部300が送信したコマンド等の信号に基づいて払出装置152の払出モータ602を制御すると共に、払出センサ604が出力する制御信号に基づいて賞球または貸球の払い出しが完了したか否かを検出すると共に、インタフェース部606を介して、ぱちんこ機100とは別体で設けられたカードユニット608との通信を行う。また、払出制御部600は、前面枠扉106の開放を検出する前面枠扉開放センサ109の検出結果を受け取り、受け取った結果を主制御部300に出力する。また、払出制御部600は、内枠(本体104)の開放を検出する不図示の内枠開放センサの検出結果を受け取り、受け取った結果を主制御部300に出力する。
発射制御部630は、払出制御部600が出力する、発射許可または停止を指示する制御信号や、球発射ハンドル134内に設けた発射強度出力回路が出力する、遊技者による球発射ハンドル134の操作量に応じた発射強度を指示する制御信号に基づいて、発射杆146および発射槌148を駆動する発射モータ(不図示)の制御や、上皿126から発射装置110に球を供給する球送り装置(不図示)の制御を行う。
電源制御部660は、ぱちんこ機100に外部から供給される交流電源を直流化し、所定の電圧に変換して主制御部300、第1副制御部400等の各制御部や払出装置152等の各装置に供給する。さらに、電源制御部660は、外部からの電源が断たれた後も所定の部品(例えば主制御部300のRAM308等)に所定の期間(例えば10日間)電源を供給するための蓄電回路(例えば、コンデンサ)を備えている。なお、本実施形態では、電源制御部660から払出制御部600と第2副制御部500に所定電圧を供給し、払出制御部600から主制御部300と第1副制御部400と発射制御部630に所定電圧を供給しているが、各制御部や各装置に他の電源経路で所定電圧を供給してもよい。
<図柄の種類>
次に、図5(a)〜(d)を用いて、ぱちんこ機100の第1特別図柄表示装置212、第2特別図柄表示装置214、装飾図柄表示装置208、普通図柄表示装置210が停止表示する特図および普図の種類について説明する。同図(a)は特図1の停止図柄態様の一例を示したものであり、同図(b)は特図2の停止図柄態様の一例を示したものである。
第1特図始動口230に球が入球したことを第1始動口センサが検出したことを条件として特図1変動遊技が開始され、第2特図始動口232に球が入球したことを第2始動口センサが検出したことを条件として特図2変動遊技が開始される。特図1変動遊技が開始されると、第1特別図柄表示装置212は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図1の変動表示」を行う。また、特図2変動遊技が開始されると、第2特別図柄表示装置214は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図2の変動表示」を行う。これらの「特図1の変動表示」および「特図2の変動表示」が本発明にいう図柄の変動表示の一例に相当する。
そして、特図1の変動開始前に決定した変動時間(本発明にいう変動時間が相当)が経過すると、第1特別図柄表示装置212は特図1の停止図柄態様を停止表示し、特図2の変動開始前に決定した変動時間(これも本発明にいう変動時間が相当)が経過すると、第2特別図柄表示装置214は特図2の停止図柄態様を停止表示する。したがって、「特図1の変動表示」を開始してから特図1の停止図柄態様を停止表示するまで、あるいは「特図2の変動表示」を開始してから特図2の停止図柄態様を停止表示するまでが本発明にいう図柄変動停止表示の一例に相当し、以下、この「特図1又は2の変動表示」を開始してから特図1又は2の停止図柄態様を停止表示するまでの一連の表示を図柄変動停止表示と称する。後述するように、図柄変動停止表示は複数回、連続して行われることがある。
図5(a)には、図柄変動停止表示における特図1の停止図柄態様として「特図A」から「特図E」までの5種類が示されており、同図(b)には、図柄変動停止表示における特図2の停止図柄態様として「特図a」から「特図d」までの4種類が示されている。なお、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
特図1の停止図柄態様のうち、「特図A」は15ラウンド(15R)特別大当たり図柄であり、「特図B」は15R大当たり図柄である。本実施形態のぱちんこ機100では、後述するように、特図変動遊技における大当りか否かの決定はハードウェア乱数の抽選によって行い、特別大当りか否かの決定はソフトウェア乱数の抽選によって行う。大当りと特別大当りの違いは、次回の特図変動遊技で、大当りに当選する確率が高い(特別大当り)か低い(大当り)かの違いである。以下、この大当りに当選する確率が高い状態のことを特図高確率状態と称し、その確率が低い状態のことを特図低確率状態と称する。
また、15R特別大当たり遊技終了後および15R大当たり遊技終了後はいずれも時短状態に移行する。時短については詳しくは後述するが、時短状態に移行する状態のことを普図高確率状態と称し、時短状態に移行しない状態のことを普図低確率状態と称する。15R特別大当たり図柄である「特図A」は、特図高確率普図高確率状態であり、15R大当たり図柄である「特図B」は、特図低確率普図高確率状態である。これらの「特図A」および「特図B」は、遊技者に付与する利益量が相対的に大きな利益量になる図柄である。
他の特図1の停止図柄態様について説明すると、「特図C」は突然確変と称される2R大当たり図柄であり、特図高確率普図高確率状態である。すなわち、15Rである「特図A」と比べて、「特図C」は2Rである点が異なる。「特図D」は小当たり図柄であり、特図低確率普図低確率状態である。ここにいう小当たりは、2R時短無し大当たりと同じものに相当する。「特図E」は、はずれ図柄であり、遊技者に付与する利益量が相対的に小さな利益量になる図柄である。
また、特図2の停止図柄態様について説明すると、「特図a」は16R特別大当たり図柄であり、「特図b」は8R特別大当たり図柄であり、「特図c」は8R大当たり図柄であり、「特図d」は、はずれ図柄である。
図5(c)は装飾図柄の一例を示したものである。本実施形態の装飾図柄には、「装飾1」〜「装飾10」の10種類がある。第1特図始動口230または第2特図始動口232に球が入賞したこと、すなわち、第1特図始動口230に球が入球したことを第1始動口センサが検出したこと、あるいは第2特図始動口232に球が入球したことを第2始動口センサが検出したことを条件にして、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cの各図柄表示領域に、「装飾1」→「装飾2」→「装飾3」→・・・・「装飾9」→「装飾10」→「装飾1」→・・・の順番で表示を切り替える「装飾図柄の変動表示」を行う。
そして、「特図B」の15R大当たり、「特図c」の8R大当りを報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに同じ装飾図柄が3つ並んだ図柄組合せ(例えば「装飾1−装飾1−装飾1」や「装飾2−装飾2−装飾2」等)を停止表示する。また、「特図A」の15R特別大当たり、「特図a」の16R特別大当たり、「特図b」の8R特別大当たりを報知する場合には、同じ奇数の装飾図柄が3つ並んだ図柄組合せ(例えば「装飾3−装飾3−装飾3」や「装飾7−装飾7−装飾7」等)を停止表示する。
また、「特図D」の小当たりを報知する場合には、「装飾1−装飾2−装飾3」を停止表示し、「特図C」の突然確変と称される2R大当たりを報知する場合には、「装飾1−装飾3−装飾5」を停止表示する。一方、「特図E」や「特図d」のはずれを報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに同図(c)に示す図柄組合せ以外の図柄組合せを停止表示する。
図5(d)は普図の停止表示図柄の一例を示したものである。本実施形態の普図の停止表示態様には、当たり図柄である「普図A」と、はずれ図柄である「普図B」の2種類がある。普図始動口228を球が通過したことを上述のゲートセンサが検出したことに基づいて、普通図柄表示装置210は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「普図の変動表示」を行う。そして、普図変動遊技の当選を報知する場合には「普図A」を停止表示し、普図変動遊技の外れを報知する場合には「普図B」を停止表示する。この同図(d)においても、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
<遊技中の表示の一例>
図6〜図8は、一遊技中の装飾図柄表示装置208における表示の一例を時系列に示した図である。
図6(a)、(b)を参照して、本実施形態の装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cの下方の表示領域に、特図1の保留数を示唆する特図1保留アイコン表示領域900および変動アイコン表示領域800が設けられる。本実施例では、1つの特図1保留アイコン表示領域(保留アイコン表示領域)900に、特図1変動遊技の最大保留数である4個の保留アイコンを表示可能であり、当該表示領域900を第1領域900a、第2領域900b、第3領域900c、第4領域900dの4つの領域に大まかに分けている。第1領域900a〜第4領域900dは、それぞれ、特図1変動遊技の1番目〜4番目の保留順位に対応している。すなわち、第1領域900aには最先の(最も過去に記憶された)保留に対応する保留アイコンが表示可能となっており、同様に第2〜第4領域900b〜900dには2〜4個目の保留に対応する保留アイコンがそれぞれ表示可能となっている。
また、本実施形態では、一例として右図柄表示領域208cの右側の表示領域に、特図2の保留数を示唆する特図2保留アイコン表示領域902が設けられる。特図2保留アイコン表示領域902は、特図1保留アイコン表示領域900と同様に、特図2変動遊技の最大保留数である4個の保留アイコンを表示可能である。特図2保留アイコン表示領域902は、特図2の保留数が0の場合には非表示であり、特図2の保留が増加した場合に表示される。本実施形態の以下の説明においては、主に特図1の保留の増減に伴う各構成の状態の変化例(例えば、特図1保留アイコン表示領域900の表示変化の一例)について説明するが、特図2の保留の増減があった場合も同様に表示させることができる。また、説明の便宜上、特図1保留アイコン表示領域900を単に、保留アイコン表示領域900と称する場合がある。
また、本実施形態では、一例として特図2保留アイコン表示領域902上方の表示領域に、特図1変動遊技中(特図1の変動中)であることを示唆するための特図1用第四図柄表示領域208eと、特図2変動遊技中(特図2の変動中)であることを示唆するための特図2用第四図柄表示領域208fと、普図変動遊技中(普図の変動中)であることを示唆するための普図用第四図柄表示領域208gと、を有している。特図1用第四図柄表示領域208eは、特図1変動遊技中は○の画像を消灯(または点滅表示)し、特図1変動遊技が停止した場合は、○の画像を点灯表示する。同様に、特図2用第四図柄表示領域208fは△の画像を、普図用第四図柄表示領域208gは◇の画像を、それぞれの変動遊技中は消灯(または点滅表示)し、変動遊技が停止した場合は点灯表示する。
また、装飾図柄表示装置208の下方には、特図1表示装置212、特図2表示装置214および、普図表示装置210が設けられている。これらの表示装置の上方にはそれぞれ、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、普図保留ランプ216が設けられている。
これらの構成は、別の構成であることを特に言及しない限り、以下の全ての実施形態(実施例)において同様である。
図6(a)に示すタイミングは、第1特図表示装置212の図柄変動表示が終了し、停止図柄が表示されている。また、特図1保留ランプ218は2個のLEDを点灯し、特図1の保留が2個であることを報知している。特図2保留ランプ220と普図保留ランプ216のLEDの点灯数はいずれも0であり、特図2および普図の保留がいずれも0であることを報知している。
特図1用第四図柄表示領域208e(および特図2用第四図柄表示領域208f、普図用第四図柄表示領域208g)は画像を点灯表示し、変動遊技が停止したことを報知している。装飾図柄表示装置208の図柄表示領域208a〜208cでははずれの装飾図柄の組み合わせである「装飾4−装飾1−装飾7」が停止表示されている。また、保留アイコン表示領域900(第1領域900aおよび第2領域900b)には、それぞれ特図1の保留アイコンPI1、PI2が示されている。
同図(a)に示すタイミングは、保留アイコン表示領域900の第1領域900aに、円形(球体)の保留アイコンPI1が表示される。また、第2領域900bに、円形の保留アイコンPI2が表示される。
次いで、同図(b)に示すタイミングは、特図1の保留が1つ消化されて、特図1変動遊技の保留が2から1に減少し、第1特図表示装置212では図柄変動表示が開始され、特図1保留ランプ218は2個のLEDのうち1個のLEDを消灯、1個のLEDを点灯し、特図1用第四図柄表示領域208eは、特図1変動遊技中は○の画像を消灯(または点滅表示)している状態を示している。
同図(c)に示すタイミングは、保留アイコン表示領域900では、消化された保留に対応する第1領域900aの保留アイコンPI1が変動アイコン表示領域800に移動する保留・変動アイコン間の移動アニメーション(または、保留アイコンの消去アニメーション)と、第2領域900bの保留アイコンPI2が第1領域900aに移動する保留アイコンの移動アニメーションが実行されている状態を示している。具体的には、保留アイコンPI1,PI2が右側に移動するアニメーションを実行している。
同図(d)に示すタイミングは、引き続き、保留・変動アイコン間の移動アニメーションと、保留アイコンの移動アニメーションが実行されている状態を示している。
同図(e)に示すタイミングは、保留・変動アイコン間の移動アニメーション、保留アイコンの移動アニメーションが完了した状態を示している。すなわち、変動アイコン表示領域800において変動アイコンCIが表示され、保留アイコン表示領域900の第1領域900aにおいて保留アイコンPI1が表示され、第2領域900bの保留アイコンPI2が消去されている。
同図(f)に示すタイミングは、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、特図1の装飾図柄の変動表示が開始されている状態を示している。同図(b)〜同図(f)に示すように、本実施例では保留が消化された場合、先ず第1特図表示装置212では図柄変動表示が開始され、特図1保留ランプ218が消灯した後、特図1用第四図柄表示領域208eが、○の画像を消灯(または点滅表示)する。その後、保留アイコンPIが移動、変化、消去の各アニメーションを実行し、その後、図柄表示領域208a〜208cにおいて装飾図柄の図柄変動表示が開始される。しかしこの例に限らず、これらの状態変化は、順次実行される場合にはいずれが先であってもよく、どの順で実行されても(順序が入れ替わっても)よい。また少なくとも一部が同時に実行されてもよい。
同図(g)に示すタイミングは、チャンスボタン136の操作の受付期間が開始した状態を示しており、チャンスボタン136の操作に対応する第1の操作手段画像BG1(この例では、チャンスボタンを模した画像)を表示している。
また、この第1の操作手段画像BG1の表示とほぼ同じタイミングで、チャンスボタン136の操作の受付期間の経過時間を報知するための第1の経過時間報知画像TG1を、第1の色(この例では、青色)で第1の操作手段画像BG1の下方に表示している。このタイミングは、チャンスボタン136の操作の受付期間開始時点であって、第1の経過時間報知画像TG1の全て(左端部から右端部まで)が第1の色で塗り潰されている。また、キャラクタ(殿)の画像も合わせて表示している。
同図(h)に示すタイミングは、チャンスボタン136の操作の受付期間開始から時間(例えば、受付期間である6秒より短い時間)が経過した状態を示しており、第1の経過時間報知画像TG1は、チャンスボタン136の操作の受付期間の経過時間に合わせてメーターの目盛りが徐々に少なくなっていく画像を表示する(第1の経過時間報知画像TG1の減少表示を実行する)。
同図(i)に示すタイミングは、チャンスボタン136の操作の受付期間の開始タイミングからさらに時間が経過する前(例えば、受付期間である6秒が経過する前)の状態において(同図(h)のタイミングの後に)、チャンスボタン136の操作が行われた状態を示している。このタイミングでは、チャンスボタン136の操作が行われたことに基づき、第1の操作手段画像BG1と第1の経過時間報知画像TG1を消去した後に、予告演出に対応する画像730(この例では、「チャンスだ!」という文字表示と、キャラクタ画像(殿))を装飾図柄表示装置208の表示領域に表示している。なお、この予告演出は、チャンスボタン136の操作が行われずに操作の受付期間の開始タイミングから所定時間(6秒)が経過した場合に表示してもよい。また、本実施形態では予告演出を表示する場合を例に説明するが、他の演出表示であってもよい。
同図(j)、(k)に示すタイミングは、チャンスボタン136の操作が行われたことを契機として、当否判定結果、変動時間および当選した予告演出に応じた演出を開始している状態であり、同図(j)、(k)では装飾図柄の変動表示におけるリーチ表示の一例を示している。
同図(l)に示すタイミングは、スーパーリーチの演出開始状態であり、装飾図柄表示装置208の表示領域全体を白色に変色させ(ホワイトバック)、装飾図柄の変動表示を装飾図柄表示装置208の表示領域の例えば右下方に小さく表示(装飾図柄の縮小表示)する。また、保留アイコン表示領域900、変動アイコン表示領域800、保留アイコンPI、変動アイコンCIを非表示に(消去)している。なお、保留アイコン表示領域900、変動アイコン表示領域800、保留アイコンPI、変動アイコンCIの消去タイミング、ホワイトバックになるタイミングおよび装飾図柄の縮小表示のタイミングは、順次実行される場合にはいずれが先であってもよく、どの順で実行されても(順序が入れ替わっても)よい。また少なくとも一部が同時に実行されてもよい。また、スーパーリーチ演出中も保留アイコン表示領域900、変動アイコン表示領域800、保留アイコンPI、変動アイコンCIが表示されていてもよく、一部が非表示となっていてもよい。
同図(m)、同図(n)、図7(o)〜図7(q)に示すタイミングは、スーパーリーチの演出として、例えば、剣豪キャラクタと剣で対決する剣豪リーチ演出を実行開始している状態である。ここでは一例として剣豪キャラクタと「VS剣豪」の文字を表示した後(図6(m))、キャラクタ(殿)と剣豪キャラクタの対決シーンを表示している(図6(n)〜図7(q))。
図7(q)に示すタイミングは、キャラクタ(殿)が剣豪キャラクタに勝利したシーンを表示しており、同図(r)では、装飾図柄の縮小表示で大当り(確変大当り)の図柄組合せ(例えば「装飾7−装飾7−装飾7」)の揺れ変動表示を行っている。
同図(s)に示すタイミングは、装飾図柄表示装置208の表示領域全体を白色に変色させ、同図(t)に示すタイミングは、装飾図柄表示装置208の図柄表示領域208a〜208cに大当り(確変大当り)の図柄組合せ(例えば「装飾7−装飾7−装飾7」)を揺れ変動表示させた後、同図(u)に示すタイミングで装飾図柄の停止表示を行っている。さらに、同図(v)に示すタイミングでは、図柄表示領域208a〜208cの装飾図柄の停止表示を消去し、大当りの開始を報知する「確変大当り」の文字を表示している。
図7(t)´〜同図(v)´に示すタイミングは、図6(k)において、大当りのリーチ演出(装飾6のリーチ演出)が開始された場合の、図7(s)に続くタイミングである。このタイミングは、装飾図柄表示装置208の図柄表示領域208a〜208cに大当りの図柄組合せ(例えば「装飾6−装飾6−装飾6」)を揺れ変動表示させた後(同図(t)´)、装飾図柄の停止表示を行い(同図(u)´)、図柄表示領域208a〜208cの装飾図柄の停止表示を消去し、大当りの開始を報知する「大当り」の文字を表示している(同図(v)´)。
図8は、剣豪リーチ演出ではずれとなった場合の表示例を示している。
図8(a)に示すタイミングは、図7(p)に続くタイミングであり、キャラクタ(殿)が剣豪キャラクタに負けたシーンを表示している。また、図8(b)では、装飾図柄の縮小表示ではずれの図柄組合せ(例えば「装飾7−装飾6−装飾7」)の揺れ変動表示を行い、同図(c)に示すタイミングは、装飾図柄表示装置208の表示領域全体を白色に変色させている。
同図(d)に示すタイミングは、装飾図柄表示装置208の図柄表示領域208a〜208cにはずれの図柄組合せ(例えば「装飾7−装飾6−装飾7」)を揺れ変動表示させるとともに、保留アイコン表示領域900に保留アイコンPI1を再表示し、変動アイコン表示領域800に変動アイコンCIを再表示した状態を示している。また、同図(e)では、図柄表示領域208a〜208cにおいて装飾図柄の停止表示を行い、特図1用第四図柄表示領域208eにおいて○の画像を点灯表示する。
同図(f)、同図(g)に示すタイミングは、変動アイコン表示領域800において、当該特図変動遊技が終了して変動アイコンCIが消去されるときに実行される変動アイコンの消去アニメーションが実行された状態を示し、同図(h)に示すタイミングは、変動アイコンの消去アニメーションが完了した状態を示している。
なお、上記の例では、特別図柄の変動停止後に変動アイコンCIが消去されているが、変動アイコンCIの消去タイミングは、他のタイミング(例えば、装飾図柄の停止表示後や装飾図柄の変動中など)であってもよい。また、変動アイコンCIは、変動アイコンの消去アニメーションではなく、1フレームで消去されるものであってもよい。
<回数付き構造物確変機>
図9から図11を参照して、本実施形態の他の例に係る、回数付き構造物確変機(ぱちんこ機100)について説明する。なお、本実施形態の各実施例(変形例)および他の実施形態の各実施例(変形例)は互いに組み合わせて適用することができる。
回数付き構造物確変機は、構造物の動作(第1のアタッカー802、および不図示の第2のアタッカーの開閉動作)によって特定領域(確変作動領域、確変領域、V領域)への進入の可否が振り分けられる、ぱちんこ機100である。
図9は、本実施形態の他の例に係る遊技盤200を示す正面図である。遊技盤200は、この例では、図3に示す遊技盤200の第1可変入賞口(第1アタッカー)234、第2可変入賞口(第2アタッカー)235に替えて、アタッカーユニット810を設ける構成である。それ以外の同一構成要素は同一符号で示し、説明は省略する。
遊技盤200は、そのほぼ中央付近に装飾図柄表示装置208が配置され、その下方に第1特図始動口230およびアウト口240が配置され、装飾図柄表示装置208の下方右側に普図始動口228および第2特図始動口232が配置され、装飾図柄表示装置208の下方右側(第2特図始動口232の下方)にアタッカーユニット810が配置される。
このアタッカーユニット810は、構造物の動作(第2のアタッカー804の開閉動作)によって特定領域(確変作動領域808)への進入の可否が振り分けられる。
アタッカーユニット810は前面上方に設けられて遊技者に視認可能に開閉する扉部材802aを備えたアタッカー(第1のアタッカー)802と、第1のアタッカー802の下方内部で遊技者には視認不可に設けられシャッター式の扉部材を有するアタッカー(第2のアタッカー804)とを有している。
このアタッカーユニット810は、特図表示装置(特図1表示装置212、特図2表示装置214)に予め定められた図柄の組合せが表示されると大当りが開始される。そして、予め定められた「第2のアタッカー804が開放し、かつ、不図示の第2のアタッカー804の内部に設けられたVシャッタが開放する」ラウンドにおいて、遊技球が第2のアタッカー804内の遊技者に視認不可のV通過スイッチ(確変作動領域808、確変領域、V領域あるいはV入賞領域ともいう)に進入した場合に、大当り終了後の遊技状態として確変(特図高確普図高確)状態が付与される。なお、Vシャッタが閉鎖中であっても、確変作動領域が有効状態である場合にV通過スイッチを遊技球が通過すると、確変状態が付与される。このように、構造物確変機(V(入賞)確変機ともいう)は、第2のアタッカー804の開放パターンで確変作動領域808への遊技球の進入の可否を分けている。
つまり、本実施形態のぱちんこ機(V入賞確変機)100では、特図によって確変作動領域(V入賞領域)808に入賞しやすい第2のアタッカー804の開放パターンを行うラウンドを含む大当り遊技を開始するか、入賞困難となる第2のアタッカー804の開放パターンを行うラウンドを含む大当り遊技を開始するかが決定され、図柄毎に、第1のアタッカー802および第2のアタッカー804の開放パターンが決定されている。そして、大当り中の予め決められたラウンド(例えば、4R)で第2のアタッカー804が開放し、さらにその奥にあるシャッター(不図示)が開放して遊技球が確変作動領域808へ進入することで、大当り遊技の終了後から確変機能の作動が開始(確変状態に移行)する。
次に図10を参照して、本実施形態のぱちんこ機100(図9に示す回数付き構造物確変機、V入賞確変機)における第1特別図柄表示装置212、第2特別図柄表示装置214、装飾図柄表示装置208、普通図柄表示装置210が停止表示する特図および普図の種類について説明する。同図(a)は特図1の停止図柄態様の一例を示したものであり、同図(b)は特図2の停止図柄態様の一例を示したものである。
図10(a)には、図柄変動停止表示における特図1の停止図柄態様として「特図A」から「特図C」までの3種類が示されており、同図(b)には、図柄変動停止表示における特図2の停止図柄態様として「特図a」および「特図b」の2種類が示されている。なお、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
特図1の停止図柄態様のうち、「特図A」は12ラウンド(12R)大当り図柄(実質8R確変大当り図柄)であり、「特図B」は12R大当り図柄(実質8R通常大当り図柄)であり、「特図C」は、はずれ図柄である。「特図A」、「特図B」のいずれも、特図高確率普図高確率状態であるが、「特図A」は、アタッカーユニット810の確変作動領域(V領域)808に遊技球が進入しやすい第2のアタッカー804の開放パターン(例えば、100ms開放→3400ms閉鎖→28000ms開放)の大当りであるのに対し、「特図B」は、確変作動領域(V領域)808に遊技球が進入しにくい第2のアタッカー804の開放パターン(例えば、100ms開放)の大当りである。ここで、本実施例における第2のアタッカー804内に設けられたシャッター(Vシャッタ)は、図柄に依らず一定の開放パターン(例えば、50ms開放→2950ms閉鎖→28500ms開放)で動作しているが、図柄毎に第2のアタッカー内に設けられたシャッター(Vシャッタ)の開放パターンを決定するようにしてもよい。また、「特図A」は、規定のラウンド数は12Rであるが、9R〜12Rは、大入賞口(第2のアタッカー804)の開放時間が1R〜8R(例えば、1〜3R、5〜8Rの開放パターンが29000ms開放)に比べて大幅に短く(例えば、100ms)、実質開放しないといえることから、「実質8R確変大当り図柄」ともいう。同様に、「特図B」は、規定のラウンド数は12Rであるが、9R〜12Rは、大入賞口の開放時間が1R〜3R、5〜8R(例えば、1〜3R、5〜8Rの開放パターンが29000ms開放)に比べて大幅に短く(例えば、100ms)、実質開放しないといえることから、「実質8R通常大当り図柄」ともいう。なお、本実施例では、特図Aと特図Bの9〜12Rの開放パターンを同じにしているが、特図Bの開放パターンを実質12R通常用の開放パターン(例えば、9R〜12Rが1〜3R、5〜8Rと同じ開放パターンなどのアタッカー内に遊技球が進入容易となる開放パターン。1〜3R、5〜8Rと異なる開放パターンであってもよい)にしてもよいし、逆に特図Aの開放パターンを実質12R確変用の開放パターンにしてもよい。
また、特図2の停止図柄態様について説明すると、「特図a」は16R特別大当たり図柄(実質16R確変大当り図柄)であり、「特図b」、はずれ図柄である。「特図a」は、特図高確率普図高確率状態であり、確変作動領域(V領域)808に遊技球が進入しやすいシャッター開放パターンの大当りである。また、「特図a」の場合、大当り遊技の終了後は電サポ(確変)状態に移行するため、「実質16R確変大当り図柄」ともいう。
なお、「特図A」、「特図B」、「特図a」のいずれも、確変作動領域808への遊技球の進入の有無に問わず、大当り遊技の終了後は電サポ状態(普図高確状態)に移行する。
図10(c)は装飾図柄の一例を示したものである。本実施形態の装飾図柄は、遊技状態(通常状態(非電サポ状態)あるいは電サポ(確変・時短)状態)によって異なる装飾図柄が表示される。同図(c)(1)に示すように、通常状態では、「装飾1」〜「装飾10」の10種類がある。また、同図(c)(2)に示すように、電サポ状態では、通常状態とは異なる図柄の「装飾1」〜「装飾7」の7種類がある。
そして、同図(c)(3)に示すように、特図1の停止図柄態様において、「特図A」の実質8R確変大当りまたは、「特図B」の実質8R通常大当りを報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに、同図(c)(1)の装飾図柄であって、例えば「装飾7」以外の、同じ装飾図柄が3つ並んだ図柄組合せ(例えば「装飾1−装飾1−装飾1」や「装飾2−装飾2−装飾2」等)を停止表示する。また、「特図A」の実質8R確変大当りを報知する場合には、例えば同図(c)(1)の装飾図柄の「装飾7」が3つ並んだ図柄組合せ(「装飾7−装飾7−装飾7」)を停止表示する。
また、特図2の停止図柄態様において、電サポ状態で「特図a」の実質16R確変大当りを報知する場合には、同図(c)(2)の装飾図柄の「装飾7」が3つ並んだ図柄組合せ(例えば「装飾7−装飾7−装飾7」)を停止表示する。また、通常状態で「特図a」の実質16R確変大当りを報知する場合には、同図(c)(1)の装飾図柄の「装飾7」が3つ並んだ図柄組合せ(「装飾7−装飾7−装飾7」)を停止表示する。
なお、電サポ状態で「特図A」または「特図B」の大当りを報知する場合には、同図(c)(2)の装飾図柄であって、例えば「装飾7」以外の、同じ装飾図柄が3つ並んだ図柄組合せ(例えば「装飾1−装飾1−装飾1」や「装飾2−装飾2−装飾2」等)を停止表示する。また、この場合、同図(c)(2)の装飾図柄の「装飾7」が3つ並んだ図柄組合せ(例えば「装飾7−装飾7−装飾7」)以外であれば、同じ装飾図柄が3つ並ばないばらけ目の図柄組合せ(例えば「装飾1−装飾3−装飾5」)を停止表示してもよい。
一方、「特図C」や「特図b」のはずれを報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに同図(c)に示す図柄組合せ以外の図柄組合せを停止表示する。なお、電サポ中に「特図A」または「特図B」の大当りを同じ装飾図柄が3つ並ばないばらけ目の図柄組合せ(例えば「装飾1−装飾3−装飾5」)で報知する場合、「特図C」や「特図b」のはずれでは、「特図A」または「特図B」の大当りを報知するばらけ目の図柄組合せを表示しないが、表示するようにしてもよい。また、電サポ中の「特図C」や「特図b」のはずれを報知する場合、特定の図柄組合せ(例えば「装飾2−装飾4−装飾6」)のみが表示されてもよいし、複数種類の図柄組合せのうちのいずれかが表示されるようにしてもよい。
図10(d)は普図の停止表示図柄の一例を示したものである。本実施形態の普図の停止表示態様には、当たり図柄である「普図A」と、はずれ図柄である「普図B」の2種類がある。普図始動口228を球が通過したことを上述のゲートセンサが検出したことに基づいて、普通図柄表示装置210は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「普図の変動表示」を行う。そして、普図変動遊技の当選を報知する場合には「普図A」を停止表示し、普図変動遊技の外れを報知する場合には「普図B」を停止表示する。この同図(d)においても、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
図10(e)は、第四図柄の報知の一例を示したものである。本実施形態では、特図1変動遊技中(特図1の変動中)であることを示唆するための特図1用第四図柄表示手段と、特図2変動遊技中(特図2の変動中)であることを示唆するための特図1用第四図柄表示手段を備えている。特図1用第四図柄表示手段と特図1用第四図柄表示手段は、それぞれLEDであり、当該LEDの点灯と消灯によってその示唆を行う。この例では、特図1用第四図柄と、特図2用第四図柄の報知態様はいずれも同じであり、変動遊技中にはLEDの点灯と消灯を繰り返し、大当りの場合は点灯表示し、はずれの場合は消灯する。
<演出表示の一例>
図11は、図9及び図10に示すぱちんこ機(回数付き構造物確変機)100における、演出表示の一例を時系列に示す図である。
図11(1)に示すタイミングは、通常状態(非電サポ状態)中の特図1の変動遊技の1回転目(初回)において、「特図A」(実質8R確変大当り図柄)に当選し、大当り演出が開始された状態である。
このタイミングでは、装飾図柄表示装置208の表示領域において、大当り開始演出を実行している。ここでは一例として「バトルボーナス」という文字の表示で、当該演出が実行中であることを示している。
また、本実施形態では、特図1変動遊技中(特図1の変動中)であることを示唆するための特図1用第四図柄表示手段(特図1用LED812)と、特図2変動遊技中(特図2の変動中)であることを示唆するための特図2用第四図柄表示手段(特図2用LED814)と、を有している。特図1用LED812は、特図1変動遊技中は点灯と消灯を繰り返し、特図1変動遊技が停止して大当りに当選した場合は点灯し、はずれの場合は消灯する。同様に、特図2用LED814は、特図2変動遊技中は点灯と消灯を繰り返し、特図2変動遊技が停止して大当りに当選した場合は点灯し、はずれの場合は消灯する(図10(e)参照)。このタイミングでは、特図1用LED812が点灯し、特図1変動遊技が停止するとともに大当りに当選したことを報知している。特図2用LED814は消灯している。
また、装飾図柄表示装置208の下方には、特図1表示装置212、特図2表示装置214および、普図表示装置210が設けられている。これらの表示装置の上方にはそれぞれ、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、普図保留ランプ216が設けられている。このタイミングでは、特図1表示装置212が「特図A」を停止表示している。
同図(2)に示すタイミングは、装飾図柄表示装置208の表示領域の右方に遊技盤200を模した画像を表示するとともに、装飾図柄表示装置208の表示領域において打ち方示唆表示を行っている。打ち方示唆表示は、遊技者に右打ちすべき期間または左打ちすべき期間が開始したことを報知する表示である。ここでは、右打ち示唆表示(例えば、表示領域の中央付近に設けられた第一打ち方示唆表示領域710における「右打ちだ!」の文字の表示と、遊技盤200に右打ちを示す矢印の表示)を行って、右打ちすべき期間が開始したことを報知している。なお、打ち方示唆表示は、大当り開始演出に含まれる演出表示であってもよいが、大当り開始演出とは別の演出であってもよい。また、遊技盤200や枠(前面枠扉106)に設けられたランプ(LED)やスピーカー120等の他の演出手段によって打ち方示唆演出(例えば遊技盤200の右側の遊技領域124のランプの点灯や、スピーカー120から「右打ちだ!」という音声(右打ち報知音)を出力するなど)を打ち方示唆表示が行われている際に行うようにしてもよい。
同図(3)に示すタイミングは、大当り遊技の1R目が開始した状態を示している。ここでは、装飾図柄表示装置208の第一打ち方示唆表示領域710における右打ち示唆表示(第一の右打ち示唆表示)を消去し(非表示とし)、表示領域においてバトル演出を実行している。この例では、表示領域に「バトル演出」の文字を表示し、当該演出が実行中であることを示している。また、表示領域の右上方に獲得球数(ここでは「0pt」)を表示し、表示領域の左上方の第二打ち方示唆表示領域712に、小さく右打ち示唆表示(ここでは、「右打ち」という文字と右向き矢印の表示)を行い、引き続き右打ちすべき期間中であることを報知している。
同図(4)に示すタイミングは、大当り遊技の3R目が開始した状態を示している。このタイミングでは、一例として、「特図A」の当選によって、遊技球が確変作動領域808へ進入しやすくなる状態であること(大当り遊技の終了後から確変状態に移行すること)を示唆する演出(V入賞示唆演出)を開始している。ここでは、「バトル勝利演出」の文字の表示で当該演出が実行中であることを示している。獲得球数は累積値(この例では、「252pt」)で表示され、第二打ち方示唆表示領域712においても右打ち示唆表示(第二の右打ち示唆表示)を継続している。
同図(5)に示すタイミングは、大当り遊技の4R目が開始した状態を示している。このタイミングでは、引き続きV入賞示唆演出(ここでは、「Vアタッカーを狙え!!」という文字と、アタッカーユニット810の位置を示す右下向きの矢印の表示))を行っている。また、第二打ち方示唆表示領域712においても右打ち示唆表示を継続している。なお、遊技盤200や枠(前面枠扉106)に設けられたランプ(LED)やスピーカー120等の他の演出手段によってV入賞示唆演出(例えばアタッカー周囲のランプの点滅や、スピーカー120から「Vアタッカーを狙え!!」等の音声(右打ち報知音)を出力するなど)を行ってもよい。
同図(6)に示すタイミングは、大当り遊技の4R目において、遊技球が確変作動領域808へ進入した状態(V入賞した状態)を示している。このタイミングでは、V入賞したことを報知する演出(ここでは、「V」という文字の表示)を行い、大当り遊技の終了後に確変状態となることを示唆している。また、第二打ち方示唆表示領域712においても右打ち示唆表示を継続している。
同図(7)に示すタイミングは、大当り遊技の6R目が開始した状態を示している。このタイミングでは、V入賞後のラウンド演出(残りのラウンド回数(規定の12R、実質8R)が終了するまでの演出)を実行している。ここでは一例として「バトル勝利後ラウンド演出」という文字の表示で、当該演出が実行中であることを示している。また、第二打ち方示唆表示領域712においても右打ち示唆表示を継続している。
同図(8)に示すタイミングは、大当り遊技の8R目が終了した状態を示している。このタイミングでは、V入賞後のラウンド演出を引き続き実行している。また、第二打ち方示唆表示領域712においても右打ち示唆表示を継続している。
同図(9)は、大当り遊技の9R目〜12R目に実行される演出を示している。この期間は、V入賞後のラウンド演出を引き続き実行している。また、第二打ち方示唆表示領域712においても右打ち示唆表示を継続している。「特図A」は規定のラウンド数は12Rの大当り図柄であるが、9R〜12Rはアタッカーユニット810の開放時間が著しく短く設定されており、実質8Rで大当り遊技は終了するため、獲得球数も8R以降は増加しない。第二打ち方示唆表示領域712では、右打ち示唆表示を継続している。
同図(10)に示すタイミングは、大当り遊技の終了を報知する演出(この例では、「吉宗RUSH突入!!」の文字の表示)を実行し、第二打ち方示唆表示領域712では、右打ち示唆表示を継続している。
なお、図11において、5R目(図11(6)と同図(7)の間)の期間も、4R目と同様のV入賞したことを報知する演出を引き続き実行している。
また、同図(6)の4R目においてV入賞しなかった場合は、5R目(図11(6)と同図(7)の間)では、V入賞しなかったことを報知する演出(例えば、表示領域の全体をグレーで表示するなど)を実行してもよい。
また、「特図B」(実質8R通常大当り)に当選した場合には、同図(4)に示すタイミングで、バトル失敗演出が実行され、同図(5)に示すタイミングでV入賞示唆演出は実行されない。また、その場合、同図(5)以降で、通常のラウンド演出(バトル勝利後のラウンド演出とは異なる演出で、残りのラウンド回数(規定の12R、実質8R)が終了するまでの演出)を実行するようにしてもよい。
<主制御部メインループ処理>
次に、本実施形態のぱちんこ機100の制御部が実行する処理について説明する。まず、図12を用いて、本実施形態の主制御部300のCPU304が実行する主制御部メインループ処理について説明する。図12は、主制御部メインループ処理のフローチャートである。
主制御部300は、主制御部メインループ処理の実行を開始する主制御部メインループ処理のステップS101では、割込禁止の設定を行った後、ステップS103では、WDT314のカウンタの値をクリアし、WDT314による時間計測を再始動(リスタート)する。ステップS105では、基本乱数初期値更新処理を行う。この基本乱数初期値更新処理では、特図決定用乱数カウンタの初期値や普図決定用乱数カウンタの初期値を生成するための初期値生成用乱数カウンタを更新する処理等を行う。初期値生成用乱数カウンタの更新は、例えば、基本乱数値として取り得る数値範囲が0〜20とすると、RAM308に設けた乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が21であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。
ステップS107では、割込許可の設定を行った後、ステップS109では、サブコマンド送信処理を行う)。このサブコマンド送信処理では、第1副制御部400に送信すべきコマンドがあるか否かを確認し、送信すべきコマンドがある場合には当該コマンドを送信する処理等を行う(詳細については後述する)。ステップS111では、その他判定乱数更新処理を行った後、ステップS113に進む。その他判定乱数更新処理では、特図変動時間判定用乱数と普図変動時間判定用乱数の更新等の処理を行う。
ステップS113では、電源制御部660から主制御部300に供給されている電源の電圧値が所定値(例えば、9V)以上であるか否かを判定し、所定値以上の場合には(ステップS113:Yes)、ステップS101に戻って主制御部メインループ処理を継続し、所定値未満の場合には(ステップS113:No)、ステップS115に進む。ステップS115では、電断処理を行う。この電断処理では、割込禁止に設定した後、電源ステータス情報を「サスペンド」に設定する。また、RAM308の所定の領域(例えば全ての領域)に記憶している1バイトデータを初期値が0である1バイト構成のレジスタに全て加算することによりチェックサムを算出してRAM308の所定の記憶領域に記憶する。その後、RAM308へのアクセスを禁止する設定を行った後に、HALT状態となる。
<サブコマンド送信処理>
次に、図13および図14を参照して、主制御部メインループ処理で実行されるサブコマンド送信処理(ステップS109)について説明する。図13および図14(a)は、サブコマンド送信処理のフローチャートである。また、図14(b)は、サブコマンド送信のタイミングチャートである。
主制御部300から第1副制御部400に送信されるコマンド(サブコマンド)は、所定のバッファに記憶される。本実施形態のサブコマンド送信処理では、バッファのポインタが示すあるコマンドを3回(同じコマンドを3回)送信した後、ポインタが次に移動し、次のコマンドを送信する。このため、サブコマンドが記憶されているバッファは、次に送信(設定)するコマンドの記憶領域を示すサブコマンド設定ポインタと、既に送信済み(同じコマンドを3回送信した)コマンドの記憶領域を示すサブコマンド送信ポインタを有している。そして、サブコマンド設定ポインタがサブコマンド送信ポインタと一致している場合に、サブコマンド設定ポインタで示されるコマンドが送信済みとなる。
ステップS201では、サブコマンド設定ポインタを取得し、ステップS203に進む。ステップS203では、サブコマンド設定ポインタと、サブコマンド送信ポインタを比較し、ステップS205に進む。
ステップS205では、送信するサブコマンドの有無を判定する。すなわち、サブコマンド設定ポインタとサブコマンド送信ポインタが一致している場合は、次に送信するサブコマンドはないが、サブコマンド設定ポインタとサブコマンド送信ポインタが不一致の場合(例えば、サブコマンド設定ポインタの方が大きいアドレスの場合)には、バッファには次に送信するサブコマンドが設定されていることになる。本ステップにおいて、送信するサブコマンドがない場合はステップS245に進み、送信するサブコマンドが有る場合はステップS207に進む。
ステップS207では、次に送信するサブコマンドに移動するため、サブコマンド送信ポインタを取得して1を加算して更新し、ステップS209に進む。ステップS209では、サブコマンド連続送信カウンタから1を減算して更新する。サブコマンド連続送信カウンタには0〜3の数値が設定されており、サブコマンドを最初に送信する場合には「3」が設定されている。つまり、サブコマンドを最初に送信する場合(1回目の送信の場合)には、本ステップによってサブコマンド連続送信カウンタは「2」となる。また、サブコマンドの2回目の送信の場合には、本ステップによってサブコマンド連続送信カウンタは「1」となり、サブコマンドの2回目の送信の場合には、本ステップによってサブコマンド連続送信カウンタは「0」となる。
ステップS211では、同じサブコマンドの3回目の送信に該当するか(サブコマンド連続送信カウンタが「0」であるか)否かを判定し、同じサブコマンドの3回目の送信に該当する(「0」の場合)はステップS213に進み、そうでない場合はステップS219に進む。
ステップS213では、サブコマンド連続送信カウンタに初期値「3」を設定し、ステップS215に進む。ステップS215では、現在のサブコマンド送信ポインタ(ステップS207で取得したサブコマンド送信ポインタ)に対応するバッファのサブコマンド送信データをクリアし、ステップS217に進む。ステップS217では、サブコマンド送信ポインタを更新する(ステップS207において1を加算して更新したポインタに移動する)。
ステップS219では、ストローブ出力前ウエイトループ回数(期間)とコマンド送信回数を設定する。ここで、ストローブ出力前ウエイトループ回数(期間)には、図14(b)に示す、(1)の期間(例えば、ポートにデータをセットするために必要な時間(一例として60μs))が設定され、コマンド送信回数はこのタイミングでストローブ信号がオフとなり次にオンとなる回数(図14(b)に示す(1)と(2)のストローブ信号がオン、オフする回数)である「2」が設定される。
ステップS219に続くステップS221では、割込禁止の処理を行い、ステップS2223に進む。ステップS223では、サブコマンド連続送信カウンタを取得し、図14(a)に示すステップS225に進む。
図14(a)のステップS225では、サブコマンドの連続送信回数が1回目(サブコマンド連続カウンタが「3」)であるか否かを判定し、1回目の場合はステップS227に進み、1回目ではない場合はステップS231に進む。
ステップS227では、サブコマンドデータを出力し、ステップS229に進む。ステップS229では、設定されたループ回数(ステップS219で設定されたストローブ出力前ウエイトループ回数(期間)、またはステップS237で設定されるデータ保持ウエイトループ回数(期間))が0であるか(図14(b)に示す(1)の期間(t1からt2の期間)、または図14(b)に示す(2)の期間(t2からt3の期間)、(4)の期間(t4からt5の期間)、(6)の期間(t6からt7の期間)のそれぞれの期間が経過したか)否かを判定し、0であればステップS231に進み、そうでなければステップS227に戻る。ステップS227およびステップS229では、図14(b)に示す(1)、(3)の期間(t3からt4の期間)、(5)の期間(t5からt6の期間)の期間、または図14(b)に示す(2)、(4)、(6)のそれぞれの期間中、サブコマンドデータを出力し続ける。
ステップS231では、ステップS219で設定されたコマンド送信回数を1減算して更新し、ステップS233に進む。ステップS233では、コマンド送信回数が0であるか否かを判定し、0でない場合はステップS235に進み、0の場合はステップS239に進む。
ステップS235ではストローブ信号をオンに設定し、ステップS237に進む。ステップS237では、データ保持ウエイトループ回数(期間)を設定する。データ保持ウエイトループ回数(期間)は、図14(b)に示す(2)、(4)、(6)のそれぞれの期間である。ステップS237の後は、ステップS227に進む。
例えば、ステップS227およびS229において、ストローブ出力前ウエイトループ回数の期間(図14(b)に示す(1)の期間)中、サブコマンドデータを出力し続け(コマンド送信回数は「2」)、当該ループ回数が0になった場合(図14(b)に示す(1)の期間が経過した場合)には、ステップS231においてコマンド送信回数は「1」となり、ステップS237ではデータ保持ウエイトループの1回目の回数(図14(b)に示す(2)の期間)が設定され、ステップS227でサブコマンドデータが出力される。なお、この例において、ストローブ出力前ウエイトループ回数の期間(図14(b)に示す(1)の期間)中もサブコマンドデータは出力され続けるが、第1副制御部400が受信できるのは、ストローブ信号がオンになった以降の、データ保持ウエイトループの1回目の回数(図14(b)に示す(2)の期間)中に出力されるサブコマンドデータである。
ステップS239ではストローブ信号をオフに設定し、ステップS241に進む。ステップS241では、ステップS209において1を減算して更新したサブコマンド連続送信カウンタを設定し、ステップS243に進む。ステップS241は、ステップS233の判定においてコマンド送信回数が0の場合、すなわち、例えばデータ保持ウエイトループの1回目の回数(図14(b)に示す(2)の期間)が経過した後に進むステップであり、このステップにおいてサブコマンド連続送信カウンタに−1更新した値が設定される。つまり、サブコマンド連続送信の「1回目」は、ストローブ出力前ウエイトループ回数(期間)と、データ保持ウエイトループの1回目の回数(図14(b)に示す(1)と(2)の期間)で構成される。また、サブコマンド連続送信の「2回目」は、データ保持ウエイトループの1回目の回数(期間)後にストローブ信号がオフになる期間と、データ保持ウエイトループの2回目の回数(図14(b)に示す(3)と(4)の期間)で構成される。また、サブコマンド連続送信の「3回目」は、データ保持ウエイトループの2回目の回数(期間)後にストローブ信号がオフになる期間と、データ保持ウエイトループの3回目の回数(図14(b)に示す(5)と(6)の期間)で構成される。また、ステップS219で設定されるコマンド送信回数は、サブコマンド連続送信回数の1回目から3回目のそれぞれにおいてストローブ信号がオフとオンになる回数である「2」となる。
ステップS241の後はステップS243に進む。ステップS243ではS241で設定されたサブコマンド送信カウンタによってサブコマンドの連続送信回数が3回目である(すなわち、データ保持ウエイトループの3回目が終了した)か否かを判定し、サブコマンドの連続送信回数が3回目である場合はステップS245に進み、サブコマンドの連続送信回数が3回目でない場合はステップS247に進む。
ステップS245ではポートに設定されたサブコマンドデータをクリアし、ステップS247に進む。ステップS247では、サブコマンドデータを出力し、ステップS249に進む。ステップS249では割込許可の処理を行い、処理を終了する。なお、ステップS247で出力されるサブコマンドデータは、ステップS243の判定で「No」の場合(データ保持ウエイトループの1回目から3回目)に進むステップS247ではポートに設定されたサブコマンドデータであり、ステップS243の判定で「Yes」の場合にステップS245から進むステップS247では、S245にてサブコマンドデータがクリアされたため、ポートにデータが設定されていないことを示す信号(クリア信号)が出力される(図14(b)のt7以降)。
なお、この例では、データ保持ウエイトループの1回目の後のストローブ信号がオフの期間(図14(b)に示す(3)の期間)、およびデータ保持ウエイトループの2回目の後のストローブ信号がオフの期間(図14(b)に示す(5)の期間)は、サブコマンド送信処理を終了して図12に示す主制御部メインループ処理の次のステップ(その他判定乱数更新処理(ステップS111)に復帰し、主制御部メインループ処理内で再びサブコマンド送信処理(ステップS109)が実行されるまでの期間(例えば、90μs)となっている。図13および図14に示すフローでは、データ保持ウエイトループの1回目の前にポートにデータをセットする時間(一例として60μs)が必要となるため、サブコマンドの連続送信回数が1回目の場合にステップS225からステップS229の処理を実行するようにして、ポートにデータをセットする時間を確保している。一方、サブコマンドの連続送信回数が2回目および3回目の場合は、サブコマンド送信処理が終了すると主制御部メイン処理のループに復帰するため、サブコマンドの連続送信回数が1回目の場合の処理(ステップS227およびステップS229)は不要となる。
なお、本例では、同じサブコマンドを3回送信しているが、1回のみ送信する構成となっていてもよい。その場合、S209〜S217、S223〜S225、S241〜S243の処理が不要となる。また、同じサブコマンドを3以外の複数回送信するように構成されていてもよい。
<主制御部タイマ割込処理>
次に、図15を参照して、主制御部300のCPU304が実行する主制御部タイマ割込処理について説明する。図15は、主制御部タイマ割込処理のフローチャートである。
主制御部300は、所定の周期(本実施形態では約2msに1回)でタイマ割込信号を発生するタイマ回路312を備えており、このタイマ割込信号を契機として主制御部タイマ割込処理を所定の周期で開始する。ステップS301では、タイマ割込開始処理を行う。このタイマ割込処理では、CPU304の各レジスタの値をスタック領域に一時的に退避する処理等を行う。
ステップS303及びステップS305では、基本乱数初期値更新処理及び基本乱数更新処理を行う。これらの基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理では、上記ステップS105で行った初期値生成用乱数カウンタの値の更新を行い、次に主制御部300で使用する、特図決定用乱数カウンタ、特図変動時間決定用乱数カウンタ、および普図変動期間決定用乱数カウンタを更新する。例えば、ある乱数値として取り得る数値範囲が0〜100とすると、RAM308に設けたその乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が101であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。また、取得した値に1を加算した結果、乱数カウンタが一周していると判定した場合にはそれぞれの乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタの値を取得し、乱数カウンタの記憶領域にセットする。例えば、0〜100の数値範囲で変動する乱数カウンタから値を取得し、取得した値に1を加算した結果が、RAM308に設けた所定の初期値記憶領域に記憶している前回設定した初期値と等しい値(例えば7)である場合に、その乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタから値を初期値として取得し、その乱数カウンタにセットすると共に、その乱数カウンタが次に1周したことを判定するために、今回設定した初期値を上述の初期値記憶領域に記憶しておく。なお、本実施形態において、特図1の乱数値を取得するためのカウンタと特図2の乱数値を取得するためのカウンタとを別に設けるようにしてもよい。
ステップS307では、割込機能限定中か否か(第1副制御部400が起動しているか否か)を判定し、割込機能限定中の場合(第1副制御部400が起動していない場合)には(ステップS307:Yes)、ステップS341に進み、割込機能限定中ではない場合(第1副制御部400が起動している場合)には(ステップS307:No)、ステップS309に進む。ここで、割込機能限定中とは、主制御部300の電源投入時に設定された第1副制御部400の起動待ちカウンタが0になっていないことであり、すなわち、ステップS307において、第1副制御部400の起動待ちカウンタが0になっていると判定した場合には、第1副制御部400が起動したと判断して、ステップS309に進む。なお、第1副制御部400と双方向通信可能に構成されている場合には、第1副制御部400に起動しているか否かを確認するためのコマンドを送信し、第1副制御部400から確認コマンドの返信があれば第1副制御部400が起動したと判断するようにしてもよい。ステップS309では、特定のエラー(本実施形態では、磁気検知エラー)の発生中であるか否かを判定し、特定のエラーの発生中の場合には(ステップS309:Yes)、ステップS339に進み、特定のエラーの発生中ではない場合には(ステップS309:No)、ステップS311に進む。
ステップS311では、タイマ更新処理を行う。このタイマ更新処理では、普図表示装置210に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための普図表示図柄更新タイマ、第1特図表示装置212に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図1表示図柄更新タイマ、第2特図表示装置214に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図2表示図柄更新タイマ、所定の入賞演出時間、所定の開放期間、所定の閉鎖時間、所定の終了演出期間などを計時するためのタイマなどを含む各種タイマを更新する。
ステップS313では、入力ポート状態更新等処理を行う。この入力ポート状態更新等処理では、I/O310の入力ポートを介して、特図始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232)、普図始動口228、アウト口240、第1可変入賞口(第1アタッカ)234、第2可変入賞口(第2アタッカ)235、入賞口(一般入賞口226)などのスイッチに関する信号の入力の有無を監視し、RAM308に設けた信号状態記憶領域に記憶する。
球検出センサの検出信号を例にして説明すれば、前々回のタイマ割込処理(約4ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前回検出信号記憶領域から読み出し、この情報をRAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前々回検出信号記憶領域に記憶し、前回のタイマ割込処理(約2ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた今回検出信号記憶領域から読み出し、この情報を上述の前回検出信号記憶領域に記憶する。また、今回検出した各々の球検出センサの検出信号を、上述の今回検出信号記憶領域に記憶する。また、始動口、入賞口への入賞が異常であると判定した場合には、当該入賞は無効であるとして信号状態記憶領域に記憶した情報を消去する。
また、ステップS315では、入賞口入賞処理を行う。この入賞口入賞処理では、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域の各記憶領域に記憶した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を比較し、各々の球検出センサにおける過去3回分の検出信号の有無の情報が入賞判定パターン情報と一致するか否かを判定する。
一個の遊技球が一つの球検出センサを通過する間に、約2msという非常に短い間隔で起動を繰り返すこの主制御部タイマ割込処理は何回か起動する。このため、主制御部タイマ割込処理が起動する度に、上述のステップS313では、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号を確認することになる。この結果、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域それぞれに、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号が記憶される。すなわち、遊技球が球検出センサを通過し始めたときには、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りになる。本実施形態では、球検出センサの誤検出やノイズを考慮して、検出信号が入力されてから所定時間(例えば100μs)継続して検出ありとなった場合には、入賞があったと判定する。なお、検出信号無しの後に検出信号が連続して2回記憶されている場合には、入賞があったと判定するようにしてもよい。
主制御部300のROM306には、入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)が記憶されている。このステップS315では、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、予め定めた入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)と一致した場合に、一般入賞口226、可変入賞口234、第1特図始動口230、および第2特図始動口232への入球、または普図始動口228の通過があったと判定する。すなわち、これらの入賞口226、234やこれらの始動口230、232、228への入賞があったと判定する。
例えば、一般入賞口226への入球を検出する一般入賞口センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致した場合には、一般入賞口226へ入賞があったと判定し、以降の一般入賞口226への入賞に伴う処理を行うが、過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致しなかった場合には、以降の一般入賞口226への入賞に伴う処理を行わずに後続の処理に分岐する。
なお、主制御部300のROM306には、入賞判定クリアパターン情報(本実施形態では、前々回検出信号有り、前回検出信号無し、今回検出信号無しであることを示す情報)が記憶されている。入賞が一度あったと判定した後は、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、その入賞判定クリアパターン情報に一致するまで入賞があったとは判定せず、入賞判定クリアパターン情報に一致すれば、次からは上記入賞判定パターン情報に一致するか否かの判定を行う。
また、ステップS315の入賞口入賞処理では、入賞口カウンタ更新処理も行う。この入賞口カウンタ更新処理では、入賞口226、第1可変入賞口234、第2可変入賞口235、特図1始動口230、特図2始動口232への入賞があった場合に、RAM308に各入賞口ごと、あるいは各始動口ごとに設けた賞球数記憶領域の値を読み出し、1を加算して、元の賞球数記憶領域に設定する。
また、ステップS315の入賞口入賞処理では、入賞受付処理も行う。この入賞受付処理では、第1特図始動口230、第2特図始動口232、普図始動口228および第1可変入賞口234、第2可変入賞口235への入賞があったか否かを、入賞判定パターン情報と一致するか否かの判定結果を用いて判定する。第1特図始動口230へ入賞があった場合且つRAM308に設けた対応する保留数記憶領域が満タンでない場合、カウンタ回路318の当選用カウンタ値記憶用レジスタから値を特図1当選乱数値として取得するとともに特図1乱数値生成用の乱数カウンタから値を特図1乱数値として取得して対応する乱数値記憶領域に格納する。
また、第2特図始動口232へ入賞があった場合且つRAM308に設けた対応する保留数記憶領域が満タンでない場合、カウンタ回路318の当選用カウンタ値記憶用レジスタから値を特図2当選乱数値として取得するとともに特図2乱数値生成用の乱数カウンタから値を特図2乱数値として取得して対応する乱数値記憶領域に格納する。普図始動口228へ入賞があった場合且つRAM308に設けた対応する保留数記憶領域が満タンでない場合、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタから値を普図当選乱数値として取得して対応する乱数値記憶領域に格納する。第1可変入賞口234へ入賞があった場合には、第1可変入賞口用の入賞記憶領域に、第1可変入賞口234に球が入球したことを示す情報を格納する。第2可変入賞口235についても同様である。なお、特図の乱数が取得された場合は、特図先読み処理(当否判定、図柄、変動時間の先読み抽選)も行う。特図先読み処理については、後述する。
ステップS317では、入賞関連エラーチェック処理を行う。この入賞関連エラーチェック処理では、入賞関連の異常を確認・監視し、処理の結果に応じて異常を設定する処理などを行う。なお、スイッチによっては、異常を検出しないものもあってもよい。ステップS319では、アウトスイッチ入力更新処理を行う。このアウトスイッチ入力更新処理では、アウト口240に設けられたセンサを通過した遊技球の数(排出数)を検出し、更新する処理などを行う。このアウトスイッチの入力結果は、主に演出に使用される。
ステップS321では、確変領域関連設定処理を行う。確変領域関連設定処理については後述する。
ステップS323では、シリアルコマンド管理処理を行う。このシリアルコマンド管理処理では、払出制御部600からのコマンドを受信する処理や、払出制御部600にコマンドを送信する処理などを行う。なお、主制御部300が払出制御部600に送信するコマンドとしては、電源投入後の第1副制御部400の起動待ち時間の経過後に送信される通信確認コマンド(払出制御部600との通信状態の確認、主制御部300の起動方法(初期起動、復帰起動)を通知するコマンド)や、指定賞球分の遊技球の払出しを指示する賞球数コマンドなどがある。
また、主制御部300が払出制御部600から受信するコマンドとしては、通信確認戻りコマンド(主制御部300からのコマンドを払出制御部600が受信したことを示す応答用コマンド)や、試射試験信号用のコマンド(賞球信号出力要求)や、払出系エラーの発生状況(エラーなしを含む)の情報を含むコマンドや、賞球払出動作状態コマンド(賞球の払出の動作中/非動作中を示すコマンドや、払出中であることを示す表示(LEDなど点灯・非点灯)を第1副制御部400に指示する)がある。
次いで、ステップS325では、特図1および特図2についての特図状態更新処理を行う。特図状態更新処理は、特図の処理状態に応じて複数の処理のうちの1つの処理を実行する。特図状態更新処理については、図21を参照して後述する。
ステップS327では、普図状態更新処理を行う。この普図状態更新処理は、普図の状態に対応する複数の処理のうちの1つの処理を行う。例えば、普図変動表示の途中(上述する普図表示図柄更新タイマの値が1以上)における普図状態更新処理では、普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は普図の変動表示(普図変動遊技)を行う。
また、普図変動表示時間が経過したタイミング(普図表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、当りフラグがオンの場合には、当たり図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、当りフラグがオフの場合には、外れ図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行う。
また、主制御部300のRAM308には、普図状態更新処理に限らず各種の処理において各種の設定を行う設定領域が用意されている。ここでは、上記点灯・消灯駆動制御を行うとともに、その設定領域に普図停止表示中であることを示す設定を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は、当り図柄および外れ図柄のうちいずれか一方の図柄の確定表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500msの間)、その表示を維持するためにRAM308に設けた普図停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された図柄が所定期間停止表示され、普図変動遊技の結果が遊技者に報知される。
また、普図変動遊技の結果が当りであれば、後述するように、普図当りフラグがオンされる。この普図当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図作動中を設定するとともに、所定の開放期間(例えば2秒間)、第2特図始動口232のベロ部材2321の開閉駆動用のソレノイド(332)に、ベロ部材2321を開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(羽根開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば500m秒間)、ベロ部材2321の開閉駆動用のソレノイド332に、ベロ部材2321を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。
また、所定の閉鎖期間が終了したタイミング(羽根閉鎖時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。さらに、普図変動遊技の結果が外れであれば、後述するように、普図外れフラグがオンされる。この普図外れフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理でも、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。普図非作動中の場合における普図状態更新処理では、何もせずに次のステップS329に移行するようにしている。
また、ステップS327では、普図関連抽選処理も行う。この普図関連抽選処理では、普図変動遊技および第2特図始動口232の開閉制御を行っておらず(普図の状態が非作動中)、且つ、保留している普図変動遊技の数が1以上である場合に、上述の乱数値記憶領域に記憶している普図当選乱数値に基づいた乱数抽選により普図変動遊技の結果を当選とするか、不当選とするかを決定する当り判定をおこない、当選とする場合にはRAM308に設けた当りフラグにオンを設定する。不当選の場合には、当りフラグにオフを設定する。また、当り判定の結果に関わらず、次に上述の普図タイマ乱数値生成用の乱数カウンタの値を普図タイマ乱数値として取得し、取得した普図タイマ乱数値に基づいて複数の変動時間のうちから普図表示装置210に普図を変動表示する時間を1つ選択し、この変動表示時間を、普図変動表示時間として、RAM308に設けた普図変動時間記憶領域に記憶する。なお、保留している普図変動遊技の数は、RAM308に設けた普図保留数記憶領域に記憶するようにしており、当り判定をするたびに、保留している普図変動遊技の数から1を減算した値を、この普図保留数記憶領域に記憶し直すようにしている。また当り判定に使用した乱数値を消去する。
ステップS329では、デバイス監視処理を行う。このデバイス監視処理では、ステップS313において信号状態記憶領域に記憶した各種センサの信号状態を読み出して、所定のエラーの有無を監視し、所定のエラーを検出した場合に、第1副制御部400に送信すべき送信情報に、エラーの有無を示すデバイス情報を設定する。また、各種ソレノイド332を駆動して第2特図始動口232や、可変入賞口234,235の開閉を制御したり、表示回路324、326、330を介して普通図柄表示装置210、第1特別図柄表示装置212、第2特別図柄表示装置214、各種状態表示部328などに出力する表示データを、I/O310の出力ポートに設定する。デバイス監視処理の詳細については後述する。
ステップS331では、外部出力信号管理処理を行う。この外部出力信号管理処理では、外部端子板信号を送信する準備を行う処理などを行う。外部出力信号管理処理の詳細については後述する。ステップS333では、サブコマンド管理処理を行う。このサブコマンド管理処理では、各種処理にて送信要求があったコマンド(サブコマンド)を送信用バッファに設定し、第1副制御部400に送信する準備を行う。サブコマンド管理処理では、タイマ割込処理内の各処理にてサブコマンドの送信要求フラグが設定されている場合に、各処理に対応したコマンド種別に対応するサブコマンド(例えば、デバイス監視処理にてサブコマンドの送信要求フラグがオンとなった場合は、エラーコマンド。また、入賞口入賞処理内の特図乱数取得処理にてサブコマンド(特図1または2先読み情報コマンド)の送信要求がオンとなった場合は、対応する特図の先読みコマンド)をバッファへ設定し、サブコマンド設定ポインタを設定する処理を行う。
なお、第1副制御部400に送信する出力予定情報(サブコマンド)は、例えば16ビットで構成しており、ビット15はストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット11〜14はコマンド種別(本実施形態では、基本コマンド、図柄変動開始コマンド、図柄変動停止コマンド、入賞演出開始コマンド、終了演出開始コマンド、大当り開始コマンド、大当りラウンド数指定コマンド、復電コマンド、RAMクリアコマンドなどコマンドの種類を特定可能な情報)、ビット0〜10はコマンドデータ(コマンド種別に対応する所定の情報)で構成している。
具体的には、ストローブ情報は上述のサブコマンド送信処理でオン、オフするようにしている。また、コマンド種別が図柄変動開始コマンドの場合であればコマンドデータに、15R大当りフラグの値、特図確率変動フラグの値、特図関連抽選処理で選択したタイマ番号などを示す情報を含み、図柄変動停止コマンドの場合であれば、15R大当りフラグの値、特図確率変動フラグの値などを含み、入賞演出コマンドおよび終了演出開始コマンドの場合であれば、特図確率変動フラグの値などを含み、大当りラウンド数指定コマンドの場合であれば特図確率変動フラグの値、大当りラウンド数などを含むようにしている。コマンド種別が基本コマンドを示す場合は、コマンドデータにデバイス情報、第1特図始動口230への入賞の有無、第2特図始動口232への入賞の有無、可変入賞口234,235への入賞の有無などを含む。本実施形態では、第1可変入賞口234及び第2可変入賞口235への入賞があった場合には、入賞口入賞処理内で大入賞口入賞コマンドの送信要求フラグがオンとなり、サブコマンド管理処理にて大入賞口入賞コマンドがバッファに設定される。
また、特図状態更新処理にて特図処理状態が変動待ち状態に更新された場合にサブコマンド(遊技状態コマンド)の送信要求フラグがオンとなり、コマンドデータにRAM308に記憶している、普図ステータス(普図の確変状態、時短状態および普通電動役物の開放延長状態(電チューの開放時間が延長された状態))の値、特図ステータス(特図確率変動フラグ、特図時短状態)の値、設定されている変動パターンテーブル、特図変動時間短縮変動回数(時短回数、本件では電サポ付確変状態が継続する回数(例えば、150回)と電サポ状態が継続する回数(例えば、100回))、特図処理状態などを示す情報を設定する。
特図当り抽選処理にてサブコマンド(特図変動開始コマンド)の送信要求フラグがオンに設定された場合、サブコマンド管理処理にて、コマンドデータにRAM308に記憶している、変動パターンテーブル、特図当り種別(例えば、図5の15R特別大当り図柄(特図A)、図10の12R大当り図柄(特図A)など)、特図種別(特図1または特図2)、特図1関連抽選処理および特図2関連抽選処理で選択したタイマ番号、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。
図柄変動中処理にてサブコマンド(特図変動停止コマンド)の送信要求フラグがオンに設定された場合、コマンドデータにRAM308に記憶している、特図当り種別、特図種別などを示す情報を設定する。
入賞口入賞処理にて、サブコマンド(入賞口入賞コマンド)の送信要求フラグがオンに設定された場合、コマンドデータに、RAM308に記憶している、スイッチ(センサ)がオンとなった入賞口またはゲートを示す情報を設定する。
また、特図表示確定ウエイト処理にてサブコマンド(当り開始コマンド)の送信要求フラグがオンとなった場合、コマンドデータに、RAM308に記憶している、特図当り種別などを示す情報を設定する。
特電役作動終了処理にてサブコマンド(当り終了コマンド)の送信要求フラグがオンとなった場合、コマンドデータに、RAM308に記憶している、特図当り種別などを示す情報を設定する。
特電役開放処理にてサブコマンド(大入賞口開放コマンド)の送信要求フラグがオンとなった場合、コマンドデータにRAM308に記憶している大当りラウンド数(特電役作動回数)、特図当り種別などを示す情報を設定する。
特電役作動処理にてサブコマンド(大入賞口閉鎖コマンド)の送信要求フラグがオンとなった場合、コマンドデータにRAM308に記憶している大当りラウンド数、特図当り種別などを示す情報を設定する。
また、入賞口入賞処理内の特図乱数取得処理にてサブコマンド(特図1先読み情報コマンドまたは特図2先読み情報コマンド)の送信要求がオンとなった場合は、先読み対象となる特図に応じて、コマンドデータにRAM308に記憶している特図1および特図2の先読み保留球数、先読み当り判定結果、先読み当り種別、先読みタイマ番号などを設定する。
なお、サブコマンド管理処理にて、回転開始設定送信処理、回転停止設定送信処理、入賞演出設定送信処理、大入賞口開放設定送信処理、大入賞口閉鎖設定送信処理、終了演出設定送信処理等を行うようにしてもよい。例えば、上述の回転開始設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している、15R大当りフラグの値、特図確率変動フラグの値、特図1関連抽選処理および特図2関連抽選処理で選択したタイマ番号、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の回転停止設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している、15R大当りフラグの値、特図確率変動フラグの値などを示す情報を設定する。上述の入賞演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、入賞演出期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。また、上述の終了演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、演出待機期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口開放設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口閉鎖設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。また、サブコマンド管理処理にて、一般コマンド特図保留増加処理も行われるようにしてもよい。この一般コマンド特図保留増加処理では、コマンドデータにRAM308の送信用情報記憶領域に記憶している特図識別情報(特図1または特図2を示す情報)、予告情報(事前予告情報、偽事前予告情報、または事前予告無情報のいずれか)を設定する。
第1副制御部400では、受信した出力予定情報に含まれるコマンド種別により、主制御部300における遊技制御の変化に応じた演出制御の決定が可能になるとともに、出力予定情報に含まれているコマンドデータの情報に基づいて、演出制御内容を決定することができるようになる。
ステップS335では、表示器表示設定処理を行う。この表示器表示設定処理では、普図および特図の「保留球数、図柄組合せ」、状態(電サポ中、または非電サポ中)、右打ち状態などの表示(LEDの点灯パターン)について、出力するデータを設定する処理などを行う。ステップS337では、出力管理処理を行う。この出力管理処理では、各処理で設定された制御信号をソレノイドやLEDに出力する処理や、準備されたコマンドを第1副制御部400や払出制御部600に向けて送信する処理などを行う。
ステップS339では、タイマ割込終了処理を行う。このタイマ割込終了処理では、ステップS301で一時的に退避した各レジスタの値を元の各レジスタに設定したり、割込許可の設定などを行い、その後、主制御部メインループ処理に復帰する。
また、ステップS341では、サブ制御起動待ちウエイト処理を行う。このサブ制御起動待ちウエイト処理では、第1副制御部400が起動して通信可能状態になるのを待つために、サブ制御の起動待ちカウンタを1つ減算し、この起動待ちカウンタが0になった場合は、所定のコマンドを送信する準備を行う。なお、所定のコマンドとしては、電源投入コマンドや、払出制御部600に関するコマンドのうちのいずれか1以上のコマンド(例えば、全エラー解除状態であることを示すコマンド、磁界(電波)検知エラーが発生状態であることを示すコマンド、磁気(磁石)検知エラーが発生状態であることを示すコマンド、下皿満タンエラーが発生状態であることを示すコマンド、払出球数不足エラーが発生状態であることを示すエラー、主制御通信エラーコマンド(払出制御部600との通信が異常状態であることを示すコマンド)、CRユニット未接続エラーが発生状態であることを示すコマンド、発射位置コマンド(状態に応じて発射位置を報知するためのコマンド)などがある。
<特図先読み処理>
図16は、主制御部タイマ割込処理の入賞口入賞処理(ステップS315)で実行される特図先読み処理の流れの一例を示すフローチャートである。特図先読み処理では、主制御部300は、特図1および特図2のそれぞれにおいて増加した始動情報を先読みして、当否判定処理よりも前に停止図柄を事前判定し、事前判定結果(特図先読み結果)をRAM308内の先読み結果記憶部(図17(a)〜(c)、図18(a)〜(c)参照)に記憶する。なお、図17(a)〜(c)は、図3に示す遊技盤200および図5に示す停止図柄態様を有するぱちんこ機100の先読み結果記憶部の一例であり、図18(a)〜(c)は、図9に示す遊技盤200および図10に示す停止図柄態様を有するぱちんこ機100(回数付き構造物確変機)の先読み結果記憶部の一例である。
ここで、図17および図18に示すようにRAM308内には、特図1の先読み結果を記憶する特図1用先読み結果記憶部と、特図1用先読み結果記憶部に記憶されている特図1先読み結果の数を特図1先読み数として記憶する特図1先読み数記憶領域とが設けられている。特図1用先読み結果記憶部は、本例では4個まで先読み結果を格納できるようになっている。特図1用先読み結果記憶部では、特図1先読み数が1つ減るごとに順位が最上位(最先)の特図1先読み結果のデータが消去されるとともに、残余の特図1先読み結果のデータの順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、特図1先読み数が1つ増えるごとに、順位が最下位(最後)の特図1先読み結果のデータの次の順位に新たな特図1先読み結果のデータが書き込まれる。
また、RAM308内には、特図2の先読み結果を記憶する特図2用先読み結果記憶部と、特図2用先読み結果記憶部に記憶されている特図2先読み結果の数を特図2先読み数として記憶する特図2先読み数記憶領域とが設けられている。特図2用先読み結果記憶部は、本例では4個まで先読み結果を格納できるようになっている。特図2用先読み結果記憶部では、特図2先読み数が1つ減るごとに順位が最上位の特図2先読み結果のデータが消去されるとともに、残余の特図2先読み結果のデータの順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、特図2先読み数が1つ増えるごとに、順位が最下位の特図2先読み結果のデータの次の順位に新たな特図2先読み結果のデータが書き込まれる。
図16に示すように、特図先読み処理において、まず主制御部300は、特図2の始動情報が増加しているか否かを判定する(ステップS501)。特図2の始動情報が増加しているか否かの判定は、例えば、特図2保留数記憶領域に記憶されている特図2保留数と、特図2先読み数記憶領域に記憶されている特図2先読み数とを比較して行う。主制御部300は、特図2保留数が特図2先読み数よりも大きい場合には特図2の始動情報が増加していると判定し、特図2保留数が特図2先読み数と等しい場合には特図2の始動情報は増加していないと判定する。特図2の始動情報が増加していると判定した場合にはステップS503に進み、特図2の始動情報が増加していないと判定した場合にはステップS507に進む。
ステップS503では、増加した特図2始動情報(特図2当選乱数値および特図2乱数値の組)を、主制御部タイマ割込処理(図15)の特図状態更新処理(ステップS325)で行う特図2関連抽選処理での当否判定処理よりも前に、特図2乱数値記憶領域から先読みする。そして、先読みした特図2始動情報と、例えば当否判定時に用いる当否判定用テーブルおよび特図決定用テーブルを用いて、当該始動情報に係る特図2変動遊技の停止図柄を、特図2関連抽選処理での当否判定処理よりも前に事前判定する。なお、この事前判定処理は、当否判定時に用いるテーブルではなく事前判定用の特別のテーブルを用いて行ってもよい。
ステップS503の次のステップS505では、事前判定で得られた特図2先読み結果としての停止図柄情報をRAM308内の特図2用先読み結果記憶部の最先の空き領域に記憶する。その後、ステップS507に移行する。
ステップS507では、主制御部300は、特図1の始動情報が増加しているか否かを判定する。特図1の始動情報が増加しているか否かの判定は、例えば特図2と同様に、特図1保留数記憶領域に記憶されている特図1保留数と、特図1先読み数記憶領域に記憶されている特図1先読み数とを比較して行う。特図1の始動情報が増加していると判定した場合にはステップS509に進み、特図1の始動情報が増加していないと判定した場合には特図先読み処理を終了し、主制御部メイン処理に復帰する。
ステップS509では、RAM308内の各種フラグに基づいて、非電サポ中であるか否かを判定する。非電サポ中であると判定した場合にはステップS511に進み、非電サポ中でない(電サポ中(普図高確率状態)である)と判定した場合にはステップS515に進む。なお、本例では非電サポ中であるか否かを判定しているが、特図1先読み予告報知の実行条件を満たしているか否かを判定するようにしてもよい。例えば特図1先読み予告報知の実行条件としては、非電サポ中であること以外に、大当り遊技中でないこと等の条件が含まれる。
ステップS511では、増加した特図1始動情報(特図1当選乱数値および特図1乱数値の組)を、図15に示す主制御部タイマ割込処理の特図状態更新処理(ステップS325)で行う特図1関連抽選処理での当否判定処理よりも前に、特図1乱数値記憶領域から先読みする。そして、先読みした特図1始動情報と、例えば当否判定時に用いる当否判定用テーブルおよび特図決定用テーブルを用いて、当該始動情報に係る特図1変動遊技の停止図柄を、特図1関連抽選処理での当否判定処理よりも前に事前判定する。なお、この事前判定処理は、当否判定時に用いるテーブルではなく事前判定用の特別のテーブルを用いて行ってもよい。
ステップS511の次のステップS513では、事前判定で得られた特図1先読み結果としての停止図柄情報をRAM308内の特図1用先読み結果記憶部の最先の空き領域に記憶する。その後、特図先読み処理を終了して主制御部メイン処理に復帰する。
ステップS515では、増加した特図1始動情報を先読みせずに、始動情報を先読みしていないことを示す「未判定」情報を、停止図柄情報に代えてRAM308内の特図1用先読み結果記憶部の最先の空き領域に記憶する。その後、特図先読み処理を終了して主制御部メイン割込処理に復帰する。
本実施の形態では、増加した始動情報のみを先読みして事前判定しているが、全ての始動情報を先読みして事前判定するようにしてもよい。また、上述のサブコマンド送信処理において、増加分の始動情報の先読み結果のみを第1副制御部400に送信してもよいし、特図1用および特図2用先読み結果記憶部内の全ての先読み結果を第1副制御部400に送信してもよい。
また、増加した特図2の始動情報については必ず先読みを実行し、増加した特図1の始動情報については電サポ中を除き必ず先読みを実行するようになっているが、増加した特図1および特図2の始動情報を先読みするか否かを抽選で決定するようにしてもよい。あるいは、主制御部300から先読み結果を受信した第1副制御部400において、例えば保留毎に先読み報知を実行するか否かを抽選で決定するようにしてもよい。また、遊技状態(例えば、非電サポ中であるか否か)等に関わらず、始動情報が増加した場合には必ず先読みを実行して先読み結果を先読み結果記憶部に記憶するとともに、該先読み結果を第1副制御部400に送信するように構成し、該第1副制御部400が該先読み結果を用いた抽選および演出を実行するか否かを判断するように構成してもよい。さらに、特図毎に始動情報および先読み結果を記憶する領域を設けずに、一の始動情報および先読み結果記憶部にそれぞれの特図の始動情報および先読み結果を記憶するように構成していても良い。
<先読み結果情報>
図17は、図3に示す遊技盤200および図5に示す停止図柄態様を有するぱちんこ機100において、図16に示した特図先読み処理の実行によりRAM308内の先読み結果記憶部に先読み結果情報等が記憶された状態を例示している。同図(a)は、特図1用先読み結果記憶部に特図1先読み結果情報が記憶された状態の一例を示している。同図(a)に示すように、特図1用先読み結果記憶部は、例えば特図1変動遊技の保留可能数と同数(本実施の形態では、4つ)の記憶領域を有している。各記憶領域は、特図1乱数値記憶領域の保留順序(保留1〜保留4)に対応付けられている。各記憶領域のそれぞれには、特図1の停止図柄情報が記憶されるようになっている。同図(a)に示す例において、記憶領域「保留1」には停止図柄情報として「特図E」(はずれ)が記憶され、記憶領域「保留2」には停止図柄情報として「特図E」(はずれ)が記憶され、記憶領域「保留3」には停止図柄情報として「特図D」(小当り)が記憶され、記憶領域「保留4」には停止図柄情報として「特図A」(15R特別大当り)が記憶されている。
同図(b)は、特図2用先読み結果記憶部に特図2先読み結果情報が記憶された状態の一例を示している。同図(b)に示すように、特図2用先読み結果記憶部は、例えば特図2変動遊技の保留可能数と同数(本実施の形態では、4つ)の記憶領域を有している。各記憶領域は、特図2乱数値記憶領域の保留順序(保留1〜保留4)に対応付けられている。各記憶領域のそれぞれには、特図2の停止図柄情報が記憶されるようになっている。同図(b)に示す例において、記憶領域「保留1」には停止図柄情報として「特図d」(はずれ)が記憶され、記憶領域「保留2」〜「保留4」には、停止図柄情報が記憶されていない。なお、同図(b)において、停止図柄情報が記憶領域に記憶されていない状態を「なし」と表記している。
同図(c)は、電サポ中における特図1用先読み結果記憶部の例を示している。同図(c)に示すように、記憶領域「保留1」には、停止図柄情報に代えて「未判定」情報が記憶されている。記憶領域「保留2」〜「保留4」には、停止図柄情報も「未判定」情報も記憶されていない。
図18は、図9に示す遊技盤200および図10に示す停止図柄態様を有するぱちんこ機100(回数付き構造物確変機)において、図16に示した特図先読み処理の実行によりRAM308内の先読み結果記憶部に先読み結果情報等が記憶された状態を例示している。図18(a)は、特図1用先読み結果記憶部に特図1先読み結果情報が記憶された状態の一例を示している。図18(a)に示すように、特図1用先読み結果記憶部は、例えば特図1変動遊技の保留可能数と同数(本実施の形態では、4つ)の記憶領域を有している。各記憶領域は、特図1乱数値記憶領域の保留順序(保留1〜保留4)に対応付けられている。各記憶領域のそれぞれには、特図1の停止図柄情報が記憶されるようになっている。図18(a)に示す例において、記憶領域「保留1」には停止図柄情報として「特図C」(はずれ)が記憶され、記憶領域「保留2」には停止図柄情報として「特図C」(はずれ)が記憶され、記憶領域「保留3」には停止図柄情報として「特図A」(実質8R確変大当り)が記憶され、記憶領域「保留4」には停止図柄情報として「特図C」(はずれ)が記憶されている。
図18(b)は、特図2用先読み結果記憶部に特図2先読み結果情報が記憶された状態の一例を示している。図18(b)に示すように、特図2用先読み結果記憶部は、例えば特図2変動遊技の保留可能数と同数(本実施の形態では、4つ)の記憶領域を有している。各記憶領域は、特図2乱数値記憶領域の保留順序(保留1〜保留4)に対応付けられている。各記憶領域のそれぞれには、特図2の停止図柄情報が記憶されるようになっている。図18(b)に示す例において、記憶領域「保留1」には停止図柄情報として「特図b」(はずれ)が記憶され、記憶領域「保留2」〜「保留4」には、停止図柄情報が記憶されていない。なお、図18(b)では、停止図柄情報が記憶領域に記憶されていない状態を「なし」と表記している。
図18(c)は、電サポ中における特図1用先読み結果記憶部の例を示している。図18(c)に示すように、記憶領域「保留1」には、停止図柄情報に代えて「未判定」情報が記憶されている。記憶領域「保留2」〜「保留4」には、停止図柄情報も「未判定」情報も記憶されていない。
以上の説明では、停止図柄のみを事前判定し、停止図柄情報のみを先読み結果記憶部に記憶する例を挙げたが、当否判定結果や変動時間等を事前判定し、それらの情報を先読み結果記憶部に記憶するとともに、先読み結果情報として第1副制御部400に送信するようにしてもよい。
<確変領域関連設定処理>
次に、図19から図20を参照して、主制御部タイマ割込処理における確変領域関連設定処理(ステップS321)について説明する。図20および図20は、確変領域関連設定処理のフローチャートである。なお、確変領域とは、図9に示す遊技盤200の第2のアタッカー804内の、遊技者に視認不可に設けられた確変作動領域808(V領域あるいはV入賞領域)をいう。
ステップS601では、大入賞口排出超過異常フラグおよびソレノイド異常フラグをクリアする。大入賞口排出超過異常フラグは、遊技領域124から排出される遊技球の数(排出数)が、大入賞口(例えば、図9に示す遊技盤200の第2のアタッカー804)に入賞した遊技球の数(入球数)よりも多い場合に設定される(オンとなる)フラグである。入球数は、ここでは、第2のアタッカー804に設けられた球検出センサ320(カウントスイッチSW)によって検出され、カウントされる。また、排出数は、第2のアタッカー804内の遊技者に視認不可に設けられたV通過スイッチ(確変作動領域(確変領域)808)に設けられた球検出センサ320(アウトスイッチSO1)、およびアウト口240に設けられた球検出センサ320(アウトスイッチSO2)によって検出され、カウントされる。入球数(カウントスイッチSW)の値と、排出数(アウトスイッチSO1、アウトスイッチSO2の合計)の値が等しいとき(両者の差が0のとき)が正常な状態である。
なお、この例では1つのカウントスイッチを有する場合を例に説明するが、複数のカウントスイッチ(カウントスイッチSW1、カウントスイッチSW2・・・)設けられていても良い。また、この例では、2つのアウトスイッチSO1,SO2を有する場合を例に説明するが、1つのアウトスイッチSOが設けられるものであってもよい。
また、ソレノイド異常フラグは、第1可変入賞口234および第2可変入賞口235、あるいはアタッカーユニット810のソレノイドが異常動作をした場合に設定される(オンとなる)フラグである。
ステップS603では、確変領域関連通過数(入球数から排出数を減算した数)を取得し、ステップS605に進む。ステップS605では、判定対象のスイッチ(例えば、第2可変入賞口235(大入賞口2)が有効の場合はカウントスイッチSW2、およびアウトスイッチSOのいずれか)のエッジ(スイッチのオン、オフの変化)が検出されたか否かを判定し、検出された場合はステップS607に進み、検出されない場合はステップS611に進む。
ステップS607では、エッジが検出されたスイッチが、この例では大入賞口2のカウントスイッチ(カウントスイッチSW2)であるか否かを判定し、カウントスイッチSW2である場合はステップS609に進み、そうでない場合はステップS615に進む。
ステップS609では、入球数(IN数)に1を加算して更新し、ステップS611に進む。ステップS611では更新結果を保存し、ステップS613に進む。ステップS613では、エッジが検出された判定対象のスイッチのうち未判定のスイッチがあるか否かを判定し、未判定のスイッチが有る場合はステップS605に進み、未判定のスイッチがない場合は、ステップS621に進む。
ステップS615では、エッジが検出されたスイッチがアウトスイッチであるため、入球数から1を減算して更新し、ステップS617に進む。ステップS617では、確変領域関連通過数が負であるか否かを判定し、負でない場合はステップS611に進み、負の場合は、ステップS619に進む。ステップS619では、大入賞口排出超過異常フラグをオンに設定し、ステップS621に進む。
ステップS621では、大入賞口入賞超過異常監視タイマが0であるか(エラーでないか)否かを判定し、0の場合(エラーでない場合)は、ステップS623に進み、そうでない場合はステップS625に進む。
ステップS623では、大入賞口入賞超過異常監視タイマを設定し、図20に示すステップS633に進む。
ステップS625では、これまでに更新した確変領域関連通過数を設定し、ステップS627に進む。ステップS627では、確変領域関連通過数が正であるか否かを判定し、正でない場合はステップS633に進み、正の場合は、入賞超過異常であるため、ステップS629に進む。ステップS629では、大入賞口入賞超過異常フラグをオンに設定し、図20に示すステップS633に進む。
図20を参照して、ステップS633では、確変領域の有効期間状態を取得し、ステップS635に進む。ステップS635では、確変領域の状態が有効に設定されているか否かを判定し、有効に設定されている場合はステップS637に進み、そうでない場合は処理を終了する。
ステップS637では、第2可変入賞口(第2のアタッカー)235に係る特別電動役物(特電役2)の試験信号出力タイマ(情報出力タイマ)を取得する。特電役2の試験信号出力タイマ(情報出力タイマ)は、第2可変入賞口(第2のアタッカー)235が閉鎖した後に所定の期間、遊技機の型式試験用の試験用信号を出力する(特電役2作動中信号に試験用信号を上乗せして出力する)ための情報出力タイマ(ここでは、例えば2秒)である。
ステップS639では、特電役2の信号出力タイマが0であるか(特電役2の有効が続いているか)否かを判定し、0の場合(有効が続いている場合)はステップS641に進み、そうでない場合はステップS643に進む。
ステップS641では、確変領域の開放回数および開放タイマをクリアし、確変領域の状態を無効に設定して処理を終了する。
ステップS643では、確変領域スイッチのエッジが検出されたか否かを判定し、検出された場合はステップS645に進み、検出されない場合は処理を終了する。
ステップS645では、当り中種別情報に応じて当り終了後設定データ(時短や確変の回数など)を設定する。本ステップでは図5または図10に示す当り中種別情報(当り図柄(例えば、特図A,特図B等))に応じてステータスを設定する。例えば、ステータスは、ステータス0(設定無し)、ステータス1(時短100回)、ステータス2(時短50回)、ステータス3(確変100回)、ステータス4(確変50回)などであり、確変領域を通過した場合には、当り図柄に応じて例えば、確変50回に対応するステータス4を設定する。
ステップS647では、サブコマンドの送信要求を設定し、ステップS649に進む。ステップS649では、当り中種別情報に応じて短開放時通過フラグを設定し、処理を終了する。短開放時通過フラグは、例えば、遊技球が入賞しにくいパターンでありながら入賞した場合などに、店員に遊技球の通過を報知するためのフラグである。
なお、図3に示す遊技盤200のでは、例えば、第1可変入賞口234と第2可変入賞口235とにそれぞれ入球数を検知するカウントスイッチSWと、排出数を検知するアウトスイッチSOがそれぞれ1つずつ設けられており、確変領域を有していない。このように、確変領域を有さない機種の場合は、確変領域に関する処理(確変領域関連設定処理(図19および図20)、確変領域制御処理(図22)が不要となる。この場合、大入賞口排出超過エラーおよび大入賞口入賞超過エラーを検出する処理が別途必要となる。大入賞口排出超過エラーおよび大入賞口入賞超過エラーを検出する処理の一例としては、図19に示す一連の処理において、ステップS623の後は処理を終了し、またステップS629の後は処理を終了するように構成するとよい(図20に示すステップS623以降の処理を実行しない処理にする)。なお、図19に示す「確変領域関連通過数」は既述の如く、入球数(カウントスイッチSWの値)から排出数(アウトスイッチSOの値)を減算した数でよい。また、図12以降の各処理において、ソレノイドに関する処理(ステップ)も不要となる。
<特図状態更新処理>
次に、図21を参照して、図15に示す主制御部タイマ割込処理における特図状態更新処理(ステップS325)について説明する。図21は、特図状態更新処理のフローチャートである。
ステップS701では、特図処理状態アドレスの取得・保存を行い、ステップS703に進む。ステップS703では特図処理状態が「変動待ち状態」であるか否かを判定し、「変動待ち状態」で有る場合にはステップS705に進み、そうでない場合には、ステップS707に進む。
ステップS705では、大入賞口入賞超過異常フラグがオンであるか否かを判定し、オンの場合には処理を終了し、オンでない場合にはステップS707に進む。このように、本実施形態では、特図処理状態が「変動待ち状態」の場合、すなわち、大当り終了後の図柄停止後のみ、大入賞口入賞超過異常フラグを判定する。そして、本ステップS705において大入賞口入賞超過異常フラグがオンの場合には、以降の処理が中断される。
ステップS707では、特図処理状態に応じた処理の実行前の特図処理状態をバッファへ保存し、ステップS709に進む。
次のステップS709では、RAM308に記憶している特図処理状態が示す値に応じた処理を実行する。具体的には、ここでは、特図処理状態が示す値に基づいて、後述する、図23(a)に示す特図関連抽選処理、図26に示す図柄変動中処理、図27に示す特図表示確定ウエイト処理、図28に示す当り開始表示ウエイト処理、図30に示す特電役作動処理、図33に示す特電役残存球検出処理、図34に示す特電役作動終了処理、図35に示す当り終了表示ウエイト処理、のいずれかの処理を実行する。
次のステップS711では、確変領域制御処理を実行し、ステップS713に進む。確変領域制御処理については後述する。ステップS713では、特図高確率ステータス(確変状態)及び、図柄停止時の特図変動時間短縮ステータス(特図変動遊技の状態(本実施形態では、通常遊技状態、確変遊技状態、時短遊技状態および潜伏確変遊技状態のいずれかの遊技状態)を示すステータス)に応じて特図ステータスを設定する。
ステップS715では、入賞容易ステータスをONに設定する。本ステップでは、開放延長ステータス、普図変動時間短縮ステータス及び普図高確率ステータスに応じて入賞容易ステータスを設定する。また、ステップS717では、特図処理状態に応じた処理の実行前と実行後の特図処理状態を比較し、次のステップS719では、特図処理状態の状態変化(特図処理状態が示す値の変化)の有無を判定し、特図処理状態の状態変化が無かった場合(特図処理状態が示す値が変化していない場合)には(ステップS719:No)、特図状態更新処理を終了し、特図処理状態の状態変化があった場合(特図処理状態が示す値が変化している場合)には(ステップS719:Yes)、ステップS721に進む。
ステップS721では、特図関連タイマの初期値を設定し、ステップS723に進む。ステップS721は、例えば、20ms(4ms×「5」)毎に更新するタイマ(例えば、図柄の変動時間タイマ、特図表示確定タイマ、当り開始表示タイマ、特電役作動遅延タイマ、特電役作動間隔タイマ、大当り終了表示タイマ…など)がある場合、アタッカーの開放時間が不定のため、特図のステータスの状態が変わる毎に初期値「5」を設定し直す。なお、全てのタイマについて4msごとに更新する構成の場合は、ステップS721は不要な処理である。
ステップS723では、特図処理状態が「変動待ち状態」に更新されたか否かを判定し、該当する場合には(ステップS723:Yes)、ステップS725に進み、該当しない場合には(ステップS723:No)、ステップS727に進む。特図処理状態は、一例として「当り開始表示ウエイト状態」が「7」、「残存球検出状態」が「3」、「変動待ち状態」が「0」などというように数値に対応して管理されており、本ステップでは当該数値が変更されたか否かを判定する。なお、特図処理状態は数値に対応して管理されていなくてもよい。ステップS725では、遊技状態と変動回数に応じて変動パターンテーブルを設定し、ステップS729に進む。
ステップS727では、特図処理状態が「当り開始表示ウエイト状態」に設定されているか否かを判定し、該当する場合には(ステップS727:Yes)、ステップS729に進み、該当しない場合には(ステップS727:No)、特図状態更新処理を終了する。
ステップS729では、サブコマンドの送信要求を設定(本実施形態では、特図および普図の遊技状態を含む遊技状態コマンドの送信要求を設定した後に、右打ち状態か否かの情報を含む発射位置コマンドの送信要求を設定)した後に特図状態更新処理を終了する。なお、サブコマンドの送信要求の順番は、本例に限定されず、送信要求の順番を逆にしてもよいし、一の処理で複数のコマンドの送信要求を一度にまとめて行ってもよく、他の処理フローにおけるサブコマンド送信要求についても同様である。
<確変領域制御処理>
続いて、図22を参照して確変領域制御処理について説明する。図22は、図21に示す特図状態更新処理において実行される確変領域制御処理のフローチャートである。
ステップS801では、確変領域の状態(有効か無効か)を取得し、ステップS803に進む。ステップS803では確変領域の状態が無効であるか否かを判定し、無効である場合はステップS825に進み、無効でない場合(有効の場合)ステップS805に進む。
ステップS805では、確変領域ソレノイド開閉タイマを取得し、ステップS807に進む。ステップS807では、確変領域ソレノイド開閉タイマが作動中であるか否かを判定し、確変領域ソレノイド開閉タイマ作動中の場合は処理を終了し、確変領域ソレノイド開閉タイマが非作動中の場合はステップS809に進む。一例として、大入賞口の開閉パターンが例えば、開放時間500msで開放後、閉鎖時間2000msで閉鎖し、開放時間27000msで開放する場合、確変領域ソレノイド開閉タイマの値は、500ms、2000ms、27000msであり、開放から閉鎖への切り替えのタイミング、及び閉鎖から開放への切り替えのタイミングが確変領域ソレノイド開閉タイマの非作動中のタイミングとなる。
ステップS809では確変ソレノイド信号をオフに設定し、ステップS811に進む。ステップS811では確変作動回数を取得し、ステップS813に進む。上記の例では確変作動回数は3回(500msの開放、2000msの閉鎖、27000msの開放)である。ステップS813では、確変領域の作動回数が特定回数(例えば、3回)であるか否かを判定し、特定回数である場合はステップS825に進み、そうでない場合は、ステップS815に進む。
ステップS815では、確変領域の作動回数に応じて確変領域開閉タイマを取得する。例えば、上記の例において確変領域の作動回数が「2」の場合、取得される確変領域開閉タイマは閉鎖状態となる2000msとなる。
次のステップS817では、取得したタイマが開放タイマ(開放情報が含まれるタイマ、例えば、27000ms)か否かを判定し、開放タイマである場合はステップS819に進み、そうでない場合(閉鎖タイマの場合)はステップS821に進む。ステップS819では確変ソレノイド信号をオンに設定し、ステップS821に進む。
ステップS821では取得した確変領域開閉タイマを設定し、ステップS823に進む。ステップS823では確変領域作動回数に1を加算して更新し、処理を終了する。またステップS825では、確変領域ソレノイド信号をオフに設定し、処理を終了する。
<特図関連抽選処理>
続いて、図23(a)を参照して特図関連抽選処理について説明する。図23(a)は、図21の特図状態更新処理において実行される特図関連抽選処理のフローチャートである。
この特図関連抽選処理は、図21の特図状態更新処理のステップS709において、特図処理状態に設定されている情報が「変動待ち状態」を示している場合に呼び出されて実行される処理である。
特図関連抽選処理のステップS901では、RAM308に記憶している特図2保留球数を取得し、次のステップS903では、取得した特図2保留球数が0か否かを判定し、0の場合(特図2変動遊技の保留が無い場合)には(ステップS903:Yes)、ステップS905に進み、0以外の場合(特図2変動遊技の保留が有る場合)には(ステップS903:No)、特図2に関する処理を実行すべく、ステップS909に進む。
ステップS905では、RAM308に記憶している特図1保留球数を取得し、次のステップS907では、取得した特図1保留球数が0か否かを判定し、0の場合(特図1変動遊技の保留が無い場合)には(ステップS907:Yes)、特図関連抽選処理を終了し、0以外の場合(特図1変動遊技の保留が有る場合)には(ステップS907:No)、特図1に関する処理を実行すべく、ステップS909に進む。
ステップS909では、特図2に関する処理を実行する場合には、RAM308に記憶している特図2保留球数の値を1つ減算し、特図1に関する処理を実行する場合には、RAM308に記憶している特図1保留球数の値を1つ減算する。ステップS911では、特図乱数移行処理を実行する。この特図乱数移行処理では、特図2に関する処理を実行する場合には、特図2の保留2〜4に対応する乱数記憶領域に記憶している乱数値を、特図2の保留1〜3に対応する乱数記憶領域にシフトするとともに、特図2の保留4に対応する乱数記憶領域をクリアし、特図1に関する処理を実行する場合には、特図1の保留2〜4に対応する乱数記憶領域に記憶している乱数値を、特図1の保留1〜3に対応する乱数記憶領域にシフトするとともに、特図1の保留4に対応する乱数記憶領域をクリアする。このように、本実施形態における遊技台(ぱちんこ機)は、特図2優先変動機である。また、特図2及び特図1はそれぞれ4つまで保留を記憶することができる。
ステップS913では、特図当り抽選処理を行う。詳細は後述するが、この特図当り抽選処理では、特図2変動遊技(または、特図1変動遊技)の当否判定などを行う。ステップS915では、表示図柄抽選処理を行う。この表示図柄抽選処理では、特図2図柄決定用テーブル(または、特図1図柄決定用テーブル)を参照し、ステップS913の特図当り抽選処理の結果と乱数値に基づいて、第2特図表示装置214(または、第1特図表示装置212)に停止表示する特図表示図柄データの抽選を行う。
図25(a)は特図1図柄決定用テーブルの一例を示した図であり、図25(b)は特図2図柄決定用テーブルの一例を示した図である。ステップS915の表示図柄抽選処理において特図1の表示図柄データを決定する場合には、図25(a)に示す特図1図柄決定用テーブルを参照し、ステップS913の特図当り抽選処理による特図1の当否結果と、乱数値の数値範囲に基づいて、特図1の表示図柄データを選択する。本実施形態では、特図1の当否結果が大当りの場合には、特図A、特図Bのうちからいずれか一つが選択され、特図1の当否結果がハズレの場合には、特図Cが選択される。
また、ステップS915の表示図柄抽選処理において特図2の表示図柄データを決定する場合には、図25(b)に示す特図2図柄決定用テーブルを参照し、ステップS913の特図当り抽選処理による特図2の当否結果と、乱数値の数値範囲に基づいて、特図2の表示図柄データを抽選する。本実施形態では、特図2の当否結果が大当りの場合には、特図aが選択され、特図2の当否結果がハズレの場合には、特図bが選択される。表示される図柄が決定された後、特図表示装置に表示される図柄データを設定する。ここで設定された図柄データは、図15に示す主制御部タイマ割込処理内の表示器表示設定処理(ステップS335)にて再度取得され、特図表示装置へ表示させる制御が行われる。図柄データが設定された後、決定した図柄(図柄種別情報)を判定し、ハズレであれば本処理は終了する。
決定した図柄(図柄種別情報)が大当りまたは小当りの図柄の場合、当り終了に設定されるデータを設定する処理(当り終了後データ設定処理)が行われる。当り終了後データ設定処理は、抽選によって決定された図柄に応じて、当り後に設定される遊技状態を設定する処理である。
図23(a)に戻って、ステップS917では、特図変動時間抽選処理を行う。この特図変動時間抽選処理では、不図示の変動時間テーブルを参照し、ステップS913の特図当り抽選処理による特図2(または、特図1)の当否結果と、乱数値の数値範囲に基づいて、特図変動時間のタイマを選択した後、特図関連抽選処理を終了する。
<特図当り抽選処理>
次に、図23(b)を参照して、特図当り抽選処理(ステップS913)について説明する。図23(b)は、同図(a)の特図関連抽選処理における特図当り抽選処理(ステップS913)のフローチャートである。
この特図当り抽選処理のステップS1001では、当否判定用テーブルを参照し、特図当り抽選を行う。本実施形態では、特図1及び特図2のいずれも同じ当否判定用テーブルを用いて特図当り抽選を行う例を説明するが、特図1と特図2とで別々の当否判定用テーブルを用意するようにしてもよい。
図24(a)は、当否判定用高確率テーブルの一例を示した図であり、図24(b)は、当否判定用低確率テーブルの一例を示した図である。ステップS1001の特図当り抽選処理において特図1の当否判定を行う場合には、特図高確率状態である場合には、図24(a)に示す当否判定用高確率テーブルを参照し、特図低確率状態である場合には、図24(b)に示す当否判定用低確率テーブルを参照する。そして、参照した当否判定用テーブルの示す数値範囲と取得した乱数値とに基づいて、特図1変動遊技の当否判定結果を選択する。本実施形態では、特図1変動遊技の場合には、当否判定結果として大当り、小当り又はハズレが選択される。
また、ステップS1001の特図当り抽選処理において特図2の当否判定を行う場合も同様に、特図高確率状態である場合には、図24(a)に示す当否判定用高確率テーブルを参照し、特図低確率状態である場合には、図24(b)に示す当否判定用低確率テーブルを参照する。そして、参照した当否判定用テーブルの示す数値範囲と取得した乱数値とに基づいて、特図2変動遊技の当否判定結果を選択する。本実施形態では、特図2変動遊技の場合には、当否判定結果として大当り又はハズレが選択される。
図23(b)に戻って、ステップS1003では、ステップS1001の特図当り抽選の当否判定結果(抽選結果)が「大当り」以外かどうかを判定し、「大当り」以外の場合には(ステップS1003:Yes)、ステップS1005に進み、「大当り」の場合には(ステップS1003:No)、ステップS1007に進む。ステップS1005では、小当り判定用テーブルを用いて、特図小当り抽選処理を行う。
図24(c)は、小当り判定用テーブルの一例を示した図である。ステップS1005の特図小当り抽選処理では、図24(c)に示す小当り判定用テーブルを参照し、参照した小当り判定用テーブルの示す数値範囲と取得した乱数値とに基づいて、特図小当り抽選の当否判定結果を選択する。本実施形態では、特図当り抽選の当否判定結果(抽選結果)が特図1の場合には、当否判定結果として2000/65536の確率で小当りが選択され、63536/65536の確率でハズレが選択されるが、特図当り抽選の当否判定結果(抽選結果)が特図2の場合には、小当りが選択されることはない。
図23(b)に戻って、ステップS1007では、ステップS1001の特図当り抽選の当否判定結果(抽選結果)やステップS1005の特図小当り抽選の当否判定結果(抽選結果)に基づいて、RAM308に記憶している当否判定種別に、「大当り」、「小当り」及び「ハズレ」のうちのいずれかの情報を設定する。次のステップS1009では、特図処理状態に「特図変動中」を示す情報を設定する。これにより、次回の特図状態更新処理(図21)のステップS709では、図26に示す図柄変動中処理が呼び出されて実行される。
ステップS1011では、RAM308に記憶している特図判定乱数の値をクリアし、次のステップS1013では、サブコマンド(特図変動開始コマンド)の送信要求を設定し、次のステップS1015では、特図2(または特図1)の変動中であることを示す基本信号情報(試験用)を設定した後に、特図当り抽選処理を終了する。
なお、上記の特図関連抽選処理において、小当りがない場合は、ステップS1003およびステップS1005の処理は不要となる。
次に、本実施形態のぱちんこ機100で用いられる当否判定用テーブルおよび特図の図柄決定用テーブルについて図24および図25を用いて説明する。図24および図25に示すテーブルは、例えば主制御部300のROM306に記憶されている。図24(a)〜(b)は、主制御部タイマ割込処理の特図1または特図2関連抽選処理(ステップS229、S231)における特図1または特図2の当否判定処理で用いられる当否判定用テーブルの一例を示している。図24(a)は、特図高確率状態で用いられる当否判定用高確率テーブルを示し、図24(b)は、特図低確率状態で用いられる当否判定用低確率テーブルを示している。
図24(a)および図24(b)に示す当否判定用テーブルは、左から1列目に「特図確率」、2列目に「当否判定結果」、3列目に「乱数範囲」の項目で構成されている。図24(a)に示す1列目の「特図確率」での「高確率」は当否判定時の遊技状態が特図高確率状態であることを表している。2列目の「当否判定結果」は「大当り」と「はずれ」に区分されている。3列目の「乱数範囲」は、取得した特図当選乱数値と比較する乱数の数値範囲(0〜65535)を示している。「高確率」かつ「大当り」には、数値10001〜11638が割り当てられている。「高確率」かつ「はずれ」には、数値0〜10000と数値11639〜65535が割り当てられている。
図24(b)に示す1列目の「特図確率」での「低確率」は当否判定時の遊技状態が特図低確率状態であることを表している。2列目の「当否判定結果」は「大当り」と「はずれ」に区分されている。3列目の「乱数範囲」は、取得した特図当選乱数値と比較する乱数の数値範囲(0〜65535)を示している。「低確率」かつ「大当り」には、数値10001〜10162が割り当てられている。「低確率」かつ「はずれ」には、数値0〜10000と数値10163〜65535が割り当てられている。
主制御部300の基本回路302は、特図1または特図2の変動遊技の結果を当選(大当り)とするか、不当選(はずれ)とするかを決定するために、取得した特図当選乱数値に対して当否判定用テーブルを用いて当否判定を行う。例えば、基本回路302は、当否判定時の遊技状態が特図高確率状態である場合には図24(a)に示す当否判定用高確率テーブルをROM306から読み出し、当否判定時の遊技状態が特図低確率状態である場合には図24(b)に示す当否判定用低確率テーブルをROM306から読み出して、それぞれ参照するようになっている。
図24(c)は、小当り判定用テーブルの一例を示した図である。図23(b)に示す特図当り抽選処理の特図小当り抽選処理(ステップS1005)では、図24(c)に示す小当り判定用テーブルを参照し、参照した小当り判定用テーブルの示す数値範囲と取得した乱数値とに基づいて、特図小当り抽選の当否判定結果を選択する。本実施形態では、特図当り抽選の当否判定結果(抽選結果)が特図1の場合には、当否判定結果として2000/65536の確率で小当りが選択され、63536/65536の確率でハズレが選択されるが、特図当り抽選の当否判定結果(抽選結果)が特図2の場合には、小当りが選択されることはない。
図25は、図柄変動終了後に停止表示される図柄を決定するために用いられる特図の図柄決定用テーブルを示している。図25(a)は、特図1図柄決定用テーブルを示している。図25(b)は特図2図柄決定用テーブルを示している。図25(a)において、特図1図柄決定用テーブルは、左列から「当否判定結果」、「停止図柄」、「乱数範囲」の項目で構成されている。左列の「当否判定結果」は「大当り」および「はずれ」に区分されている。「大当り」は図24(a)または図24(b)に示す当否判定用テーブルを用いた当否判定の結果、「大当り」と判定された場合を示し、「はずれ」は図24(a)または図24(b)に示す当否判定用テーブルを用いた当否判定の結果、「はずれ」と判定された場合を示している。
図25(a)に示すテーブルの中列の項目「停止図柄」は、特図1変動遊技における停止図柄を表している。当否判定結果が「大当り」に対して「特図A」、「特図B」の2つの停止図柄態様が対応している。また、「はずれ」には「特図C」の停止図柄態様が対応している。
図25(a)に示すテーブルの右列の項目「乱数範囲」は、取得した特図1乱数値と比較する乱数の数値範囲(0〜99)を示している。当否判定結果が「大当り」に関し、停止図柄「特図A」に数値0〜59、「特図B」に数値60〜99がそれぞれ割り当てられている。当否判定結果が「はずれ」の停止図柄「特図C」には乱数の全範囲の数値0〜99が割り当てられている。
このように、主制御部300の基本回路302は、特図1始動口230への入球に基づく当否判定結果が大当りの場合、特図1表示装置212に「特図A」か「特図B」のいずれの停止図柄態様を停止表示させるかを、取得した特図1乱数値に対して特図1図柄決定用テーブルを参照して決定する。また、主制御部300の基本回路302は、特図1始動口230への入賞に基づく当否判定結果がはずれの場合、特図1表示装置212に「特図C」の停止図柄態様を停止表示させることを決定する。
図25(b)において、特図2図柄決定用テーブルは、左列から「当否判定結果」、「停止図柄」、「乱数範囲」の項目で構成されている。左列の「当否判定結果」は「大当り」と「はずれ」に区分されている。「大当り」は図24(a)または図24(b)に示す当否判定用テーブルを用いた当否判定の結果、「大当り」と判定された場合を示しており、「はずれ」は図24(a)または図24(b)に示す当否判定用テーブルを用いた当否判定の結果、「はずれ」と判定された場合を示している。
図25(b)に示すテーブルの中列の項目「停止図柄」は、特図2変動遊技における停止図柄を表している。当否判定結果が「大当り」に対しては「特図a」の停止図柄態様が対応している。また、「はずれ」には「特図b」の停止図柄態様が対応している。
図25(b)に示すテーブルの右列の項目「乱数範囲」は、取得した特図2乱数値と比較する乱数の数値範囲(0〜99)を示している。当否判定結果が「大当り」に関し、停止図柄「特図a」に数値0〜99が割り当てられている。当否判定結果が「はずれ」の停止図柄「特図b」にも乱数の全範囲の数値0〜99が割り当てられている。
このように、主制御部300の基本回路302は、特図2始動口232への入球に基づく当否判定結果が大当りの場合、特図2表示装置214に「特図a」の停止図柄態様を停止表示させることを決定する。また、主制御部300の基本回路302は、特図2始動口232への入賞に基づく当否判定結果がはずれの場合、特図2表示装置214に「特図b」の停止図柄態様を停止表示させることを決定する。
例えば、特図2の関連抽選処理(図23(a))の場合には、主制御部300は、特図2乱数値記憶領域内の最先の(最も過去に記憶された)保留位置から特図2始動情報を取得し、取得した特図2始動情報内の特図2当選乱数値およびRAM308内の特図確率変動フラグの値などに基づいて、ROM306に記憶された図24に示す当否判定用テーブルを用いて大当りとするか否かの決定、はずれとするか否かの決定を行う。次いで、主制御部300は、ROM306に記憶された図25(b)に示す特図2図柄決定用テーブルを用いて特図2の変動表示後に停止表示する図柄(停止図柄)の決定を行い、ROM306に記憶された特図変動パターン抽選テーブル(図25.図26参照)およびタイマテーブル(図27参照)を用いて特図2変動遊技の変動時間を決定する。
主制御部300は、特図2乱数値記憶領域から最先の特図2始動情報を取り出した後、当該最先の特図2始動情報を特図2乱数値記憶領域から消去するとともに、特図2保留数記憶領域の特図2保留数を1減算する。このとき、特図2乱数値記憶領域から取り出した特図2始動情報をRAM308に設けた一時領域に記憶し、この一時領域に記憶している特図2始動情報に基づいて上述の決定を行うようにしてもよい。
また、特図2の関連抽選処理(図23(a))の後に、特図1の関連抽選処理(図23(a))が同様にして行われる。
以上の説明では、有利度の高い特図2変動遊技が有利度の低い特図1変動遊技よりも優先して開始され、特図2の保留が特図1の保留よりも優先して消化される特図2優先変動を例に挙げたが、有利度の低い特図1変動遊技が有利度の高い特図2変動遊技よりも優先して開始され、特図1の保留が特図2の保留よりも優先して消化される特図1優先変動であってもよい。また、特図2変動遊技および特図1変動遊技のいずれを優先することもなく、特図1および特図2それぞれの保留に係る特図変動遊技を始動口に入賞した順に開始する始動口入賞順変動であってもよい。始動口入賞順変動では、保留の上限数が特図1および特図2に関わらず8つになるため、特図1および特図2のそれぞれにおいて保留の上限数が4つとなる優先変動と比較して、保留数の実質的な上限を上げることができる場合がある。
<図柄変動中処理>
次に、図26を参照して、図21に示す特図状態更新処理において実行される図柄変動中処理について説明する。図26は、特図状態更新処理において実行される図柄変動中処理のフローチャートである。この図柄変動中処理は、図21に示す特図状態更新処理のステップ709において、特図処理状態に設定されている情報が「特図変動中」を示している場合に呼び出されて実行される処理である。
図柄変動中処理のステップS1101では、RAM308に記憶している特図作動種別(特図1又は特図2)を取得し、この特図作動種別に応じて、更新対象のRAMのアドレスを算出する。
ステップS1103では、ステップS1101で算出したアドレス先を参照することで、図23(a)に示す特図関連抽選処理のステップS917で設定した特図変動時間のタイマを取得し、この特図変動時間のタイマが0であるか否かを判定する。判定の結果、特図変動時間のタイマが0の場合(設定した特図変動時間が経過した場合)には(ステップS1103:Yes)、ステップS1109に進み、0でない場合(設定した特図変動時間が経過していない場合)には(ステップS1103:No)、ステップS1105に進む。ステップS1105では、特図表示図柄の更新タイミングでないかどうかを判定し、更新タイミングでない場合には(ステップS1105:Yes)、図柄変動中処理を終了し、更新タイミングの場合には(ステップS1105:No)、ステップS1107に進む。ステップS1107では、特図表示図柄データの更新を行った後に、図柄変動中処理を終了する。
この特図表示図柄データの更新処理により、特図1の場合には、第1特図表示装置212を用いて、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図1の変動表示」が行われ、特図2の場合には、第2特別図柄表示装置214を用いて、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図2の変動表示」が行われる。
ステップS1109では、図23(a)に示す特図関連抽選処理のステップS915で選択した特図表示図柄データを取得して設定し、次のステップS1111では、特図処理状態に「特図表示ウエイト状態」を示す情報を設定する。これにより、次回の特図状態更新処理(図21)のステップS709では、図27に示す特図表示確定ウエイト処理が呼び出されて実行される。
ステップS1113では、表示図柄更新データをクリアし、次のステップS1115では、特図2(または特図1)の変動停止中であることを示す基本信号情報(試験用)を設定し、次のステップS1117では、RAM308に記憶している図柄確定回数情報信号をONに設定することで、外部端子板349から図柄確定回数情報信号を出力する。
ステップS1119では、サブコマンド(特図変動停止コマンド)の送信要求を設定する。本ステップでは、サブコマンド(特図変動停止コマンド)の送信要求フラグがオンに設定された場合、例えば、コマンドデータにRAM308に記憶している、特図当り種別、特図種別などを示す情報を設定する。次のステップS1121では、RAM308に記憶している図柄種別情報(図3に示す遊技盤200を有するぱちんこ機100の場合は、図5(a)に示す特図1の図柄、または図5(b)に示す特図2の図柄のいずれか、図9に示す遊技盤200を有するぱちんこ機100の場合は図10(a)に示す特図1の図柄、または図10(b)に示す特図2の図柄のいずれか)を取得し、この図柄種別情報に基づいて、特図の停止表示を維持する時間を示す特図表示確定タイマを設定した後に、図柄変動中処理を終了する。
<特図表示確定ウエイト処理>
次に、図27を参照して、図21に示す特図状態更新処理において実行される特図表示確定ウエイト処理について説明する。図27は、特図状態更新処理において実行される特図表示確定ウエイト処理のフローチャートである。この特図表示確定ウエイト処理は、図21に示す特図状態更新処理のステップS709において、特図処理状態に設定されている情報が「特図表示ウエイト状態」を示している場合に呼び出されて実行される処理である。
特図表示確定ウエイト処理のステップS1201では、図柄変動中処理のステップS1121で設定した特図表示確定タイマが0よりも大きいか否かを判定し、0よりも大きい場合(特図表示確定時間が経過していない場合)には(ステップS1201:Yes)、特図表示確定ウエイト処理を終了し、そうでない場合(特図表示確定時間が経過した場合)には(ステップS1201:No)、ステップS1203に進む。
ステップS1203では、図26に示す図柄変動中処理のステップS1117で設定した図柄確定回数情報信号をクリアし(OFFに設定し)、次のステップS1205では、図柄停止時の特図変動時間短縮ステータス(特図変動遊技の状態(本実施形態では、通常遊技状態、確変遊技状態及び時短遊技状態のいずれかの遊技状態)を示すステータス)を、後述する保存特図変動時間短縮ステータスとしてRAM308に保存する。
ステップS1207では、図23(a)に示す特図関連抽選処理のステップS1007で設定した当否判定種別を取得し、次のステップS1209では、取得した当否判定種別が「大当り」であるか否かを判定する。この判定の結果、当否判定種別が「大当り」の場合には(ステップS1209:Yes)、ステップS1219に進み、当否判定種別が「大当り」以外の場合には(ステップS1209:No)、ステップS1211に進み、RAM308に記憶している特図の時短回数を更新(時短回数を1つ減算)する。
ステップS1213では、図23(a)に示す特図関連抽選処理のステップS1007で設定した当否判定種別を取得し、次のステップS1215では、取得した当否判定種別が「小当り」であるか否かを判定する。この判定の結果、当否判定種別が「小当り」の場合には(ステップS1215:Yes)、ステップS1219に進み、当否判定種別が「小当り」以外の場合には(ステップS1215:No)、ステップS1217に進み、特図処理状態に「変動待ち状態」を示す情報を設定する。これにより、次回の特図状態更新処理(図21)のステップS709では、図23(a)に示す特図関連抽選処理が呼び出されて実行される。
ステップS1219では、特図当否種別や図柄種別を示す基本信号情報(試験用)を設定し、次のステップS1221では、指定された範囲のRAMクリアを実行する。ここでは、当否種別、特電役の作動回数、大入賞口(第1可変入賞口234、第2可変入賞口235)の入賞数、特電役の動作パターン、特電役作動状態、当りトータル入賞数、大入賞口の入賞異常に関するフラグ、当り終了表示タイマ種別などの情報をクリアするとともに、大当り時には、さらに入賞容易ステータス、特図普図ステータスをクリアする。
ステップS1223では、特図処理状態に「当り開始表示ウエイト状態」を示す情報を設定する。これにより、次回の特図状態更新処理(図21)のステップS709では、図28に示す当り開始表示ウエイト処理が呼び出されて実行される。ステップS1225では、当りトータル入賞数を0に設定し、次のステップS1227では、サブコマンド(当り開始コマンド)の送信要求を設定する。本ステップでは、サブコマンド(当り開始コマンド)の送信要求フラグがオンに設定された場合、例えば、コマンドデータに、RAM308に記憶している、特図当り種別などを示す情報を設定する。
ステップS1229では、図柄種別情報を設定し、ステップS1231では、ステップS1229で設定した図柄種別情報に応じた当り開始表示タイマを設定し、ステップS1233では、ステップS1229で設定した図柄種別情報に応じた、その他の情報信号設定種別を設定した後に、特図表示確定ウエイト処理を終了する。
<当り開始表示ウエイト処理>
次に、図28を参照して図21に示す特図状態更新処理において実行される当り開始表示ウエイト処理について説明する。図28は、特図状態更新処理において実行される当り開始表示ウエイト処理のフローチャートである。この当り開始表示ウエイト処理は、特図状態更新処理(図21)のステップS709において、特図処理状態に設定されている情報が「当り開始表示ウエイト状態」を示している場合に呼び出されて実行される処理である。
当り開始表示ウエイト処理のステップS1301では、特図表示確定ウエイト処理のステップS1231で設定した当り開始表示タイマが0よりも大きいか否かを判定し、0よりも大きい場合(特図表示確定時間が経過していない場合)には(ステップS1301:Yes)、当り開始表示ウエイト処理を終了し、そうでない場合(特図表示確定時間が経過した場合)には(ステップS1301:No)、ステップS1303に進む。
ステップS1303では、後述する特電役開放処理を実行した後、当り開始表示ウエイト処理を終了する。
<特電役開放処理>
次に、図29を参照しながら、図28に示す当り開始表示ウエイト処理における特電役開放処理(ステップS1303)について説明する。図29は、当り開始表示ウエイト処理における特電役開放処理(ステップS1303)のフローチャートである。
この特電役開放処理のステップS1401では、特図処理状態に「特電役作動状態」を示す情報を設定する。これにより、次回の特図状態更新処理(図21)のステップS709では、図30に示す特電役作動処理が呼び出されて実行される。
ステップS1403では、RAM308における大入賞口の入賞数(以下、「主制御部入賞カウンタ」ということがある。)の値と特電役の作動状態をクリアし、次のステップS1405では、確変領域ソレノイドのエッジ検出回数をクリアする。次のステップS1407では、サブコマンド(特電役開放コマンド)の送信要求を設定する。これにより、第1副制御部400では、ラウンドが開始されたことを認識することができる。また、本ステップでサブコマンド(大入賞口開放コマンド)の送信要求フラグがオンとなった場合、例えば、コマンドデータにRAM308に記憶している大当りラウンド数(特電役作動回数)、特図当り種別などを示す情報を設定する。
なお、ステップS1403においてクリアされる主制御部入賞カウンタは、第1可変入賞口234及び第2可変入賞口235のうちの開放する可変入賞口に対応する主制御部入賞カウンタの値のみがクリアされ、開放しない可変入賞口に対応する主制御部入賞カウンタの値は維持されたままとなる。なお、いずれの主制御部入賞カウンタの値もクリアするようにしてもよい。ステップS1409では、図27に示す特図表示確定ウエイト処理のステップS1229で設定した図柄種別情報を取得し、次のステップS1411では、取得した図柄種別情報に基づいて、特電役動作パターンデータテーブルを設定する。
図32を参照して特電役動作パターンデータテーブルについて説明する。特電役動作パターンデータテーブルは、例えば、図32(a−1)〜同図(a−3)に示すように、大当り及び小当りとなる特図の種類の数だけ用意されている。なお、図32はそのうちの一部だけ例示的に示している。特電役動作パターンデータテーブルは、ラウンド毎の第1可変入賞口234及び第2可変入賞口235の開閉パターンを示す特電役作動データが格納されている。特電役作動データは、図32(b−1)〜同図(b−3)に示すように、第1可変入賞口234又は第2可変入賞口235の開閉状態を示す情報(開放タイマパターン、閉鎖タイマパターン)と、開放状態又は閉鎖状態を維持する時間の情報(特電役開閉タイマ)とからなるタイマパターンデータが1又は複数格納されて構成されている。これにより、1ラウンド中における第1可変入賞口234および第2可変入賞口235の開閉動作にさまざまなバリエーションを与えることができるようになる。
例えば、特図Aで大当りした場合の大当り遊技では、図32(a−1)に示すように、1R目〜15R目では、図32(b−1)に示される特電役作動データ1が参照され、開放タイマパターン2によって第1可変入賞口234(第2可変入賞口235)が29500ms開放した後、閉鎖タイマパターン3によって、第1可変入賞口234が閉鎖して動作が終了するように制御される。なお、本実施形態では、第1可変入賞口234と第2可変入賞口235とがラウンド毎に交互に開放されるように構成されている。
また、特図Cで大当りした場合の大当り遊技では、図32(a−2)に示すように、1R目〜4R目、6R目〜8R目、10R目〜15R目では、上述した特電役作動データ1が参照されて上述したような動作を行う一方、5R目、9R目では、図32(b−3)に示される特電役作動データ4が参照されて、第1可変入賞口234の開閉動作が制御される。すなわち、5R目及び9R目では、最初に開放タイマパターン1によって第1可変入賞口234が180msだけ開放した後、閉鎖タイマパターン1によって第1可変入賞口234が2820msだけ閉鎖状態が維持される動作を4回実行した後、開放タイマパターン3によって第1可変入賞口234が17500msだけ開放し、その後、閉鎖タイマパターン3によって、第1可変入賞口234が閉鎖して動作が終了するように制御される。
また、特図Eで大当りした場合の大当り遊技では、図32(a−3)に示すように、1R目〜4R目では、上述した特電役作動データ1が参照されて上述したような動作を行う一方、5R目〜15R目では、図32(b−2)に示される特電役作動データ2が参照されて、第1可変入賞口234あるいは第2可変入賞口235の開閉動作が制御される。すなわち、5R目〜15R目では、最初に開放タイマパターン1によって第1可変入賞口234(第2可変入賞口235)が180msだけ開放した後、閉鎖タイマパターン1によって第1可変入賞口234(第2可変入賞口235)が2820msだけ閉鎖状態が維持され、その後、閉鎖タイマパターン3によって、第1可変入賞口234(第2可変入賞口235)がそのまま閉鎖状態を維持されて動作が終了するように制御される。なお、閉鎖パターンタイマ3が設定される前に、他の閉鎖パターンタイマ(例えば、閉鎖パターンタイマ1等)を設定してもよい。
ステップS1413では、特電役の作動回数(ラウンド回数)を取得し、次のステップS1415では、取得した特電役の作動回数(ラウンド回数)を更新する。続いて、ステップS1417では、更新後の特電役の作動回数(ラウンド回数)に対応する特電役作動データを読み出して特電役の動作パターンを設定する。そして、ステップS1419では、特電役制御処理(詳細は後述)を行い、次のステップS1421では試験用の信号出力タイマ(試験信号出力タイマ)をクリアし、ステップS1423に進む。試験信号出力タイマはラウンド途中に0になる場合があるが、試験信号出力タイマが0になると試験信号がオフになってしまい、そのまま信号が出力されなくなってしまう場合がある。例えば、試験信号出力タイマ内に同じアタッカーが2回開放してしまう場合があると、アタッカーが開放しているのに出力信号がオフになってしまう。このような事象を防ぐため、ステップS1421において試験信号出力タイマを0にしている。なお、試験信号出力タイマは、図15に示す主制御部タイマ割込処理のタイマ更新処理(ステップS311)内で、0(1→0)になった場合、試験信号をオフにする処理を行っている。つまり、本ステップS1421で試験信号出力タイマをクリアすることにより、タイマ更新処理(ステップS311)内で、試験信号がオフにされることがなくなる。
ステップS1423では、特電役の入賞検出タイマをクリアした後に、ステップS1425に進む。ステップS1425では、特電役作動回数(ラウンド数)を取得し、ステップS1427に進む。ステップS1427では、確変領域が開放するラウンドであるか否かを判定し、そうで有る場合はステップS1429に進み、そうでない場合(確変領域が開放するラウンドでない場合)は処理を終了する。
ステップS1429では、確変領域ソレノイドが開放状態であるか否かを判定し、開放状態の場合にはステップS1431に進み、そうでない場合は処理を終了する。ステップS1429において、ラウンドが開始している時点(特電役開放処理が開始した時点)で既に確変領域ソレノイドが開放状態となっている場合は異常と判断する。
ステップS1431では、確変領域ソレノイド異常フラグを設定し、特電役開放処理を終了する。なお、上記の特電役開放処理のフローにおいて、アタッカーが1つの場合には、ステップS1421及びステップS1423は不要となる。
<特電役作動処理>
次に、図30を参照して、図21に示す特図状態更新処理において実行される特電役作動処理について説明する。図30は、特図状態更新処理において実行される特電役作動処理のフローチャートである。この特電役作動処理は、図21に示す特図状態更新処理のステップS709において、特図処理状態に設定されている情報が「特電役作動状態」を示している場合に呼び出されて実行される処理である。
特電役作動処理のステップS1501では、RAM308に記憶している今回開放するアタッカーの最大入賞数を取得し、ステップS1503では、RAM308に記憶している今回開放するアタッカーの入賞数を取得する。ステップS1505では、取得した最大入賞数と入賞数とを比較し、入賞数が最大入賞数よりも小さいか否かを判定し、小さい場合(入賞数<最大入賞数の場合)には(ステップS1505:Yes)、ステップS1507に進み、そうでない場合(入賞数>=最大入賞数の場合)には(ステップS1505:No)、ステップS1513に進む。
ステップS1507では、大入賞口が開放中であるか否か、すなわち、図29に示す特電役開放処理のステップS1417で設定された、実行中の特電役動作パターン(開放タイマパターンあるいは閉鎖タイマパターン)に対応する特電役開閉タイマが0以外であるか否かを判定し、0以外の場合(特電役開閉タイマが経過していない場合)には(ステップS1507:Yes)、特電役作動処理を終了し、そうでない場合(特電役開閉タイマが経過した場合)には(ステップS1507:No)、ステップS1509に進む。ステップS1509では、特電役制御処理(詳細は後述)を行い、次のステップS1511では、特電役開閉タイマパターンを取得し、取得した特電役開閉タイマパターンのうちの閉鎖タイマパターンを参照し、特電役作動中であるか否か(閉鎖タイマパターンが動作終了を示す情報(閉鎖タイマパターン3)に設定されていないかどうか)を判定する。
判定の結果、特電役作動中の場合(閉鎖タイマパターンが動作終了を示す情報(閉鎖タイマパターン3)に設定されていない場合)には(ステップS1511:Yes)、特電役作動処理を終了し、特電役作動中でない場合(閉鎖タイマパターンが動作終了を示す情報(閉鎖タイマパターン3)に設定されている場合)には(ステップS1511:No)、ステップS1513に進む。ステップS1513では、特図処理状態に「残存球検出状態」を示す情報を設定する。これにより、次回の特図状態更新処理(図21)のステップS709では、図33に示す特電役残存球検出処理が呼び出されて実行される。
ステップS1515では、RAM308に記憶している特電役作動間隔タイマを設定する。特電役作動間隔タイマは、あるラウンドにおいてアタッカーが最後に閉鎖(大入賞口ソレノイドが駆動を停止)してから当該ラウンドが終了するまで(当該アタッカーに係る特電役が作動を終了するまで)の間隔(例えば、100ms、20ms等)を決定するタイマであるり、アタッカーによらず予め定められた一のタイマである。なお、アタッカーの開放パターンに応じてタイマが異なるようにしても良いし、開放するアタッカーによって異なるようにしても良いし、大当り図柄によって異なるようにしてもよい。
ステップS1515に続くステップS1517では、サブコマンド(大入賞口閉鎖コマンド)の送信要求を設定する。本ステップでは、サブコマンド(大入賞口閉鎖コマンド)の送信要求フラグがオンとなった場合、例えば、コマンドデータにRAM308に記憶している大当りラウンド数、特図当り種別などを示す情報を設定する。
次のステップS1519では、特電役情報信号(試験用信号)の情報出力タイマ(例えば、2秒)を設定し、ステップS1521に進む。
ステップS1521では、RAM308に記憶している特電役入賞検出タイマを設定する。ここで、特電役入賞検出タイマとは、大入賞口(第1可変入賞口234及び第2可変入賞口235)の閉鎖後に、大入賞口(第1可変入賞口234及び第2可変入賞口235)の内部に残存する遊技球を有効に検出するためのタイマのことである。ステップS1523では、大入賞口(第1可変入賞口234及び第2可変入賞口235)のソレノイド(332)を駆動するための駆動信号(大入賞口ソレノイド信号)をOFFに設定した後に、特電役作動処理を終了する。
このように、本実施形態では、第1可変入賞口234及び第2可変入賞口235は、入球容易状態となった後で、通過領域への最大入賞数の遊技球の通過があった場合に、入球困難状態に変化する可変入賞手段の一例として機能している。
<特電役制御処理>
次に、図31を参照しながら、特電役開放処理(図29)及び特電役作動処理(図30)において実行される特電役制御処理(図29のステップS1419,図30のステップS1509)について説明する。図31は、特電役開放処理及び特電役作動処理において実行される特電役制御処理のフローチャートである。
ステップS1601では、ROM306に記憶している特電役制御データを取得する。具体的には、特電役開放処理(図29)のステップS1417において特電役作動データが読み出されて設定された、実行される特電役の動作パターンのうち、今回実行する対象となる動作パターンの制御データを取得する。例えば、特電役作動データ1に示される特電役の動作パターンが設定されており、ラウンドの開始時であれば、図32(b−1)の「(1)」に示される「開放タイマパターン2」の制御データが取得されることとなる。また、図32(b−1)の「(1)」に示される制御データに示される動作パターンが終了した後では、図32(b−1)の「(2)」に示される「閉鎖タイマパターン3」の制御データが取得されることとなる。
続いて、ステップS1603では、取得した特電役の動作パターンの制御データに基づいて、可変入賞口(第1可変入賞口234,第2可変入賞口235)を開放させるか閉鎖させるかを示す開閉情報を取得する。例えば、「開放タイマパターン」であれば、第1可変入賞口234又は第2可変入賞口235を開放するためのデータ(開放情報)を取得し、「閉鎖タイマパターン」であれば、第1可変入賞口234又は第2可変入賞口235を閉鎖するためのデータ(閉鎖情報)を取得する。なお、本実施形態では、奇数ラウンドでは第1可変入賞口234が開放可能なラウンドとなっており、偶数ラウンドでは第2可変入賞口235が開放可能なラウンドとなっている。
そして、ステップS1605では、ステップS1601で取得した特電役の動作パターンの制御データと、ステップS1603で取得した開閉情報とに基づいて、特電役の開閉タイマを取得する。例えば、「開放タイマパターン2」が取得され、開閉情報が「開放情報」である場合には、29500msの開放タイマが取得される。また、「閉鎖タイマパターン1」が取得され、開閉情報が「閉鎖情報」である場合には、2820msの閉鎖タイマが取得される。
ステップS1607では、RAM308に記憶している特電役入賞可否状態に受付可能を示す情報を設定する。特電役入賞可否状態が受付可能を示す情報が設定されている場合に、遊技球が可変入賞口内に設けられた球検出センサ(第1可変入賞口234のカウントスイッチSW1や第2可変入賞口235のカウントスイッチSW2)を通過したことを受付可能であり、受付不可を示す情報が設定されている場合は、遊技球が可変入賞口内に設けられた球検出センサ(カウントスイッチSW1やカウントスイッチSW2)を通過しても無効となる。ここでは、第1可変入賞口234及び第2可変入賞口235のうちの開放する可変入賞口に対応するカウントスイッチだけが受付可能に設定される。ステップS1609では、特電役情報信号(試験用信号)を設定し、ステップS1611では特電役作動回数(ラウンド数)を取得し、ステップS1613に進む。ステップS1613では、確変領域が開放するラウンドであるか否かを判定し、開放するラウンドの場合には、ステップS1615に進み、そうでない場合にはステップS1617に進む。ステップS1615では、確変領域の状態を有効に設定し、ステップS1617に進む。
ステップS1617では、大入賞口ソレノイド信号の更新準備を行う。具体的には、第1可変入賞口234及び第2可変入賞口235に対応する大入賞口ソレノイドのbitのみをクリアし、駆動する大入賞口ソレノイドのbitに対して駆動データを設定する。この処理で、大入賞口ソレノイドの駆動に対する準備を行い、上述した図15に示す主制御部タイマ割込処理における出力管理処理(ステップS337)で駆動信号が出力されることとなる。ステップS1619では、特電役開閉タイマのうちの特電役開放タイマまたは特電役閉鎖タイマを設定した後、特電役制御処理を終了する。すなわち、この処理では、ステップS1605で取得された開放タイマ又は閉鎖タイマがセットされる。
<特電役残存球検出処理>
次に、図33を参照して、図21に示す特図状態更新処理において実行される特電役残存球検出処理について説明する。図33は、特図状態更新処理において実行される特電役残存球検出処理のフローチャートである。この特電役残存球検出処理は、特図状態更新処理(図21)のステップS709において、特図処理状態に設定されている情報が「残存球検出状態」を示している場合に呼び出されて実行される処理である。
特電役残存球検出処理のステップS1701では、図30に示す特電役作動処理のステップS1515で設定した特電役作動間隔タイマが作動中であるか否かを判定し、作動中の場合(特電役作動間隔時間が経過していない場合)には(ステップS1701:Yes)、特電役残存球検出処理を終了し、そうでない場合(特電役作動間隔時間が経過した場合)には(ステップS1701:No)、ステップS1703に進む。
ステップS1703では、RAM308に記憶している特電役作動遅延タイマを設定し、ステップS1705では、特図処理状態に「特電役作動終了状態」を示す情報を設定する。これにより、次回の特図状態更新処理(図21)のステップS709では、図34に示す特電役作動終了処理が呼び出されて実行される。すなわち、ラウンド間インターバルの状態となる。
本実施形態では、特電役作動遅延タイマにより設定された期間がラウンド間インターバルの期間となる。特電役作動遅延タイマにより設定された期間とは、1つのアタッカー(可変入賞口234)を有する場合、可変入賞口234に係る特別電動役物(特電役)が作動状態から未作動状態となってから次のラウンドで特電役が未作動状態から作動状態となるまでの期間である。
また、例えば、第1可変入賞口234と第2可変入賞口235があり、ラウンド毎に交互に両者が開閉動作する場合、第1可変入賞口234に係る特別電動役物(特電役1)が作動状態から未作動状態となってから次のラウンドで第2可変入賞口235に係る特別電動役物(特電役2)が未作動状態から作動状態となるまでの期間である。
ステップS1707では、特電役情報信号(試験用信号)をクリアした後に、特電役残存球検出処理を終了する。なお、特電役情報信号をクリアした後にサブコマンドの送信要求(例えば、ラウンド間インターバル開始コマンド)を設定してもよい。
<特電役作動終了処理>
次に、図34を参照して、図21に示す特図状態更新処理において実行される特電役作動終了処理について説明する。図34は、特図状態更新処理において実行される特電役作動終了処理のフローチャートである。この特電役作動終了処理は、特図状態更新処理(図21)のステップS709において、特図処理状態に設定されている情報が「特電役作動終了状態」を示している場合に呼び出されて実行される処理である。
特電役作動終了処理のステップS1801では、図33に示す特電役残存球検出処理のステップS1703で設定した特電役作動遅延タイマが作動中であるか否かを判定し、作動中の場合には(ステップS1801:Yes)、特電役作動終了処理を終了し、そうでない場合(特電役作動遅延タイマが0の場合)には(ステップS1801:No)、ステップS1803に進む。ステップS1803では特電役作動回数(ラウンド数)を取得し、ステップS1805に進む。ステップS1805では、確変領域が開放するラウンドであるか否かを判定し、開放するラウンドである場合はステップS1807に進み、そうでない場合はステップS1811に進む。ステップS1807では、確変領域ソレノイドの開放が1回も検知されていないか否かを判定し、1回も検知されていない場合はステップS1809に進み、そうでない場合はステップS1811に進む。ステップS1809では確変領域ソレノイド異常フラグを設定し、ステップS1811に進む。
ステップS1811では、図柄種別情報を取得して、特図当否種別が小当りであるか否かを判定し、小当りである場合には(ステップS1811:Yes)、ステップS1813で小当りに対応する当り終了表示タイマを取得した後、ステップS1823に進む。一方、特図当否種別が小当りでない場合には(ステップS1811:No)、ステップS1815に進み、RAM308に記憶している大入賞口最大開放回数に所定回数(例えば、8Rの場合「8」,16Rの場合「16」など)を設定する。ステップS1817では、大入賞口最大開放回数と特電役開放回数を比較し、特電役開放回数が大入賞口最大開放回数よりも少ない回数であるか、すなわち、当りが終了でないか否かを判定する。当りが終了していない場合には(ステップS1817:Yes)、ステップS1819に進んで上述した特電役開放処理(図29)を実行し、特電役作動終了処理を終了する。すなわち、次のラウンドを開始させるための処理が行われる。一方、当りが終了した場合には(ステップS1817:No)、ステップS1821に進む。
ステップS1821では、図柄種別情報に応じた当り終了表示タイマを取得し、ステップS1823では、ステップS1813またはステップS1821で取得した当り終了表示タイマを設定する。ステップS1825では、特図処理状態に「当り終了表示ウエイト状態」を示す情報を設定する。これにより、次回の特図状態更新処理のステップS709では、図35に示す当り終了表示ウエイト処理が呼び出されて実行される。ステップS1827では、サブコマンド(当り終了コマンド)の送信要求を設定する。本ステップでは、サブコマンド(当り終了コマンド)の送信要求フラグがオンとなった場合、例えば、コマンドデータに、RAM308に記憶している、特図当り種別などを示す情報を設定する。
例えば、第1可変入賞口234と第2可変入賞口235を有するぱちんこ機(例えば図3に示すぱちんこ機100)の場合、15ラウンド(15R)大当りの場合は、14Rにおいてアタッカー(例えば、第1可変入賞口234)が最後に閉鎖(第1可変入賞口234用のソレノイドが駆動を停止)してから特電役作動間隔タイマで設定された時間(例えば、20ms)が経過すると、当該アタッカーに係る特別電動役物(例えば特電役1)が未作動となり14Rが終了する。そして14Rが終了した後、特電役作動遅延タイマで設定された時間(例えば、1s等)が経過すると、15Rのアタッカー(例えば、第2可変入賞口235)に係る特別電動役物(例えば特電役2)が作動状態となり、当該アタッカーが開放(開閉動作が開始)するとともに15Rが開始する。そして、15Rにおいてアタッカー(例えば、第2可変入賞口235)が最後に閉鎖してから特電役作動間隔タイマで設定された時間が経過すると当該アタッカーに係る特別電動役物(例えば特電役2)が未作動となり15Rが終了し、その後、特電役作動遅延タイマで設定された時間が経過すると、上記のステップS1823で設定された当り終了表示タイマの時間が経過した後、次の処理(図35に示す特電役作動終了処理)が実行される。
また、16ラウンド(16R)の大当りの場合は、例えば、15Rにおいてアタッカー(例えば、第1可変入賞口234)が最後に閉鎖(第1可変入賞口234用のソレノイドが駆動を停止)してから特電役作動間隔タイマで設定された時間(例えば、20ms)が経過すると、当該アタッカーに係る特別電動役物(例えば特電役1)が未作動となり15Rが終了する。そして15Rが終了した後、特電役作動遅延タイマで設定された時間(例えば、1s等)が経過すると、16Rのアタッカー(例えば、第2可変入賞口235)に係る特別電動役物(例えば特電役2)が作動状態となり、当該アタッカーが開放(開閉動作が開始)するとともに16Rが開始する。そして、16Rにおいてアタッカー(例えば、第2可変入賞口235)が最後に閉鎖してから特電役作動間隔タイマで設定された時間が経過すると当該アタッカーに係る特別電動役物(例えば特電役2)が未作動となり16Rが終了し、その後、特電役作動遅延タイマで設定された時間が経過すると、上記のステップS1823で設定された当り終了表示タイマの時間が経過した後、次の処理(図35に示す特電役作動終了処理)が実行される。
なお、小当りがない場合は、上記のステップS1811およびステップS1813の処理は実行しない。
<当り終了表示ウエイト処理>
次に、図35を参照しながら、図21に示す特図状態更新処理において実行される当り終了表示ウエイト処理について説明する。図35は、特図状態更新処理において実行される当り終了表示ウエイト処理のフローチャートである。この当り終了表示ウエイト処理は、特図状態更新処理(図21)のステップS709において、特図処理状態に設定されている情報が「当り終了表示ウエイト状態」を示している場合に呼び出されて実行される処理である。
当り終了表示ウエイト処理のステップS1901では、図34に示す特電役動作終了処理のステップS1823で設定した当り終了表示タイマが作動中であるか否かを判定し、作動中の場合には(ステップS1901:Yes)、当り終了表示ウエイト処理を終了し、そうでない場合には(ステップS1901:No)、ステップS1903に進む。ステップS1903では、RAM308の所定の領域に記憶されている図柄種別情報をスタックエリアに退避し、ステップS1905では、基本信号情報(試験用)をクリアし、ステップS1907では、特図処理状態に「変動待ち状態」を示す情報を設定する。これにより、次回の特図状態更新処理のステップS709では、図23(a)に示す特図関連抽選処理が呼び出されて実行される。
ステップS1909〜ステップS1913では、表示図柄データ、図柄種別情報、当りトータル入賞数を、それぞれクリアする。ステップS1915では、退避した図柄種別情報を再設定し、ステップS1917では、小当りで終了したかどうかを判定し、小当りで終了した場合には(ステップS1917:Yes)、当り終了表示ウエイト処理を終了し、小当り以外で終了した場合(大当りで終了した場合)には(ステップS1917:No)、ステップS1919に進む。
ステップS1919では、当り終了後設定データ(確変、時短、隠れ確変)を取得し、ステップS1921では、当り終了後設定データに応じたデータ(確変ステータス(特図確率状態ステータス、普図確率状態ステータス)、時短回数(特図変動時間短縮変動回数、変動時間補正変動回数、入賞容易状態変動回数)、時短ステータス(特図変動時間短縮ステータス、普図変動時間短縮ステータス、開放延長ステータス)、変動時間抽選状態(変動時間抽選テーブルを決定するための情報等)を設定するとともに、当り終了後設定データをクリアした後に、当り終了表示ウエイト処理を終了する。なお、当り終了表示ウエイト処理において、サブコマンドの送信要求フラグをオンにしてもよい。この場合のサブコマンドは、当り終了コマンド(本実施形態では、特電役作動終了処理にて送信要求フラグをオンにしている)であってもよいし、当り終了演出が終了したことを示すサブコマンドであってもよい。
このように、本実施形態では、主制御部300のCPU304は、大当り遊技を実行可能な遊技制御手段の一例として機能している。
<デバイス監視処理>
次に、図36を参照しながら、図15に示す主制御部タイマ割り込み処理において実行されるデバイス監視処理(ステップS329)について説明する。図36は、デバイス監視処理のフローチャートである。
まず、ステップS2001では、大入賞口入賞超過異常フラグを取得してエラー情報に設定し、ステップS2003に進む。ステップS2003では、確変領域ソレノイド異常フラグを取得してエラー情報に設定する。
ステップS2005では、確変領域の状態が有効中に衝撃を検知したか否かを判定し、衝撃を検知した場合はステップS2007に進み、そうでない場合はステップS2009に進む。ステップS2007では、衝撃異常フラグを設定し、ステップS2010に進む。ステップS2009では、衝撃異常フラグをクリアし、ステップS2010に進む。このように、図柄変動中に衝撃を検知してもエラーとして出力せず(衝撃異常フラグをクリア)、確変領域が有効の場合のみ衝撃を検知した場合にエラーを出力(衝撃異常フラグを設定)する。
ステップS2010では、衝撃異常フラグを取得して衝撃異常エラー情報を「今回エラー情報」に設定し、次のステップS2011では、磁気検知異常フラグを取得して磁気検知エラー情報を「今回エラー情報」に設定し、次のステップS2012では、磁界検知異常フラグを取得して磁界検知エラー情報を「今回エラー情報」に設定し、次のステップS2013では、その他のエラーフラグを取得してその他のエラー情報を「今回エラー情報」に設定し、ステップS2014に進む。
ステップS2014では、エラーコマンド送信タイマが0である(送信周期タイミングになった)か否かを判定し、0の場合(送信周期タイミングである場合)は、ステップS2015に進み、そうでない場合(送信周期タイミング出ない場合)は、ステップS2017に進む。
ステップS2015では、「エラー情報」を初期化し、ステップS2016に進む。ここで「エラー情報」には、送信周期の1周期分(例えば100ms(25割込))の期間に上記のステップS2010〜ステップS2013で設定された「今回エラー情報」が蓄積(累積)されており(後述するステップS2018)、本ステップでは「エラー情報」に蓄積された「今回エラー情報」を全て初期化(クリア)する。
ステップS2016では、エラーコマンド送信タイマに初期値を設定する。一例として、送信周期が100msで4ms毎に主制御部タイマ割込処理が実行される場合、初期値として「25(=100/4)」が設定される。ステップS2017では、セキュリティ信号用のエラー情報を「今回エラー情報」に設定し、ステップS2018に進む。
ステップS2018では、「今回エラー情報」を「エラー情報」に設定する。ステップS2018では、送信周期の1周期分(例えば100ms(25割込))の期間、上記のステップS2010〜ステップS2013で検出されたエラー情報に対応するエラー情報が蓄積(累積)される。具体的には、ステップS2010〜ステップS2013で設定されるそれぞれの「今回エラー情報」には、エラー未検知の場合(エラーが解除された場合)「0」、エラーが検知された場合「1」が随時設定(更新)されており、ステップS2018ではこれらの「今回エラー情報」と「エラー情報」の論理和を「エラー情報」として設定(更新)する。
ステップS2019では、磁気検知異常フラグがオンであるか(設定されているか)否かを判定し、オンの場合はステップS2021に進み、オンでない場合はステップS2023に進む。ステップS2021ではサブコマンドの送信要求を設定し、処理を終了する。
ステップS2023では、エラーコマンドの送信タイミングであるか否かを判定し、送信タイミングである場合はステップS2025に進み、送信タイミングでない場合は処理を終了する。このように本実施形態では、磁気検知エラーについてはエラーコマンドの送信タイミングを判定せずに出力するが、磁気検知エラー以外は、エラーコマンドの送信タイミング毎に出力する。
ステップS2025では、前回記憶した「エラー情報」と今回、ステップS2018で設定された「エラー情報」とが一致するか否かを判定し、一致する場合は処理を終了し、一致しない場合はステップS2027に進む。ステップS2027では今回の「エラー情報」を前回の「エラー情報」バッファに記憶し、ステップS2029に進む。ステップS2029では、サブコマンドの送信要求を設定し、処理を終了する。
なお、上記の処理フローでは、ステップS2018において「今回エラー情報」と「エラー情報」の論理和を「エラー情報」として設定(更新)するため、ステップS2010〜ステップS2013のいずれかでエラーが検知され、その後各エラーが解除された場合には、各エラーの「今回エラー情報」は、随時「1」→「0」に更新されるが、「エラー情報」は一旦「1」が設定されると、その後に当該エラーが解除されても「1」が残ったままとなる。この場合、エラーコマンドの送信タイミングによらずサブコマンド(エラーコマンド)を送信する場合(磁気検知エラーなどの場合)はエラーの解除のサブコマンドが送信されるが、送信周期のタイミング毎にサブコマンド(エラーコマンド)を送信する場合(衝撃異常エラーなどの場合)には、エラーの解除のサブコマンドが送信されない。
そこで、ステップS2014において、送信周期のタイミングとなった場合(判定結果が「Yes」となった場合)に、ステップS2015において「エラー情報」を初期化し、送信周期のタイミングでエラーの解除となっていた場合には、当該エラー解除のサブコマンドを送信するようにしている。
<外部出力信号管理処理>
次に、図37を用いて、図15に示す主制御部タイマ割込処理における外部出力信号管理処理(ステップS331)について説明する。図37は、外部出力信号管理処理の流れを示すフローチャートである。
外部出力信号管理処理では、外部端子板信号1〜12(図38参照。詳細は後述)の設定、出力処理を行う。ぱちんこ機100から送信される外部端子板信号は、データ表示器など(不図示)を介して外部装置(例えば、ホールコンピュータ)へ伝達され、外部装置で収集・管理される。
ステップS2101では、セキュリティ情報信号出力設定処理を行う。このセキュリティ情報信号出力設定処理では、電源投入時または不正行為(例えば、磁気検知エラー、電波(磁界)検知エラー、デカ玉ゴトエラー)を検出した場合に、外部端子板信号10(セキュリティ情報信号)を出力するための設定を行う。
例えば、電波(磁界)検知エラーの発生中の場合(すなわち、図36のステップS2012のデバイス監視処理において、電波(磁界)検知エラーが検出されてエラーフラグがセットされている場合)、図15に示す主制御部タイマ割り込み処理を実行する毎にステップS331の外部出力信号管理処理において本ステップを実行する流れとなっており、電波(磁界)検知エラーを検出したことを示す外部端子板信号10(セキュリティ情報信号)を所定時間(例えば、30秒間)出力し続ける。
一方、磁気検知エラーの発生中の場合(すなわち、図36のステップS2011のデバイス監視処理において、磁気検知エラーが検出されてエラーフラグがセットされている場合)には、磁界検知エラーの検出直後の主制御部タイマ割り込み処理(図15)ではステップS331の外部出力信号管理処理において本ステップを実行し、磁気検知エラーを検出したことを示す外部端子板信号10(セキュリティ情報信号)を出力するが、次の主制御部タイマ割り込み処理では、ステップS309の判定でYesとなり、ステップS311からステップS337の処理はスキップされる。つまり、磁気検知エラーの発生中の場合には、磁気検知エラーを検出したことを示す外部端子板信号10(セキュリティ情報信号)は、例えば電断状態となるまで出力し続ける。
次のステップS2103では、図柄確定回数情報信号出力設定処理を行う。この図柄確定回数情報信号出力設定処理では、特図の変動が停止した場合に、外部端子板信号3(図柄確定回数情報信号)を出力するための設定を行う。
次のステップS2105では、アウト球情報信号出力設定処理を行う。このアウト球情報信号出力設定処理では、アウト口240への通過合計数が10個以上になった場合に、外部端子板信号11(アウト球情報信号)を出力するための設定を行う。次のステップS2107では、発射位置設定処理を行う。この発射位置設定処理では、電サポ中であるか否か、または右打ち状態であるか否かを判定し、いずれかの場合は右打ち(そうでない場合は、左打ち)の状態であること示す情報を設定し、試射試験信号や第1副制御部400に送信するコマンドに当該情報を送信するための処理などを行う。
次のステップS2109では、試射試験信号設定処理を行う。この試射試験設定処理では、試験機関用の機器に出力する信号(大当り中信号や、役物連続作動信号など)の設定を行う。
次のステップS2111では、大当り情報信号出力設定処理を行う。この大当り情報信号出力設定処理では、大当り情報信号(外部端子板信号4(大当り1情報信号)、外部端子板信号5(大当り2情報信号)、外部端子板信号6(大当り3情報信号))をクリア(初期化)し、大当り情報信号の設定を行う。この大当り情報信号の設定では、大当り図柄による大当りの場合には、外部端子板信号4(大当り1情報信号)を出力するための設定を行い、大当り図柄による大当り中、または時短中の場合には、外部端子板信号5(大当り2情報信号)を出力するための設定を行い、小当り図柄により特別電動役物が作動中の場合には、外部端子板信号6(大当り3情報信号)を出力するための設定を行う。
また、本ステップでは、その他情報信号の設定を行う。その他情報信号とは例えば、払出制御部600が出力する賞球情報信号(外部端子板信号1)や、扉開放情報信号(外部端子板信号2)、あるいは、その他情報信号(外部端子板信号12)を設定する。そして、ステップS2113では、外部出力信号設定処理を行い、ここまでの処理において設定された外部端子板信号を、情報出力回路336と外部端子板349(図4参照)を介して外部に出力した後、外部出力信号管理処理を終了する。
<外部部端子板信号>
次に、図38を用いて、ぱちんこ機100が外部端子板を介して外部に出力する外部端子板信号について説明する。図38は、外部端子板信号の信号番号、信号名、および出力条件を示した図である。
外部端子板349(図4参照)は、ぱちんこ機100の主制御部300や払出制御部600から出力される外部端子板信号を入力可能な複数(本例では、12個)の入力ポート(入力端子)と、ぱちんこ機100の外部装置(例えば、ホールコンピュータ)に外部端子板信号を出力可能な複数(本例では、12個)の出力ポート(出力端子)と、を備えている。
なお、本例では、外部端子板349は、外部装置へ信号を中継する基板であるが、外部端子板信号の受信(入力)により、外部装置へ信号を送信(出力)することを制御する制御手段であってもよい。また、外部端子板349の入力ポート(入力端子)や出力ポート(出力端子)は、入出力ポート(入出力端子)であってもよい。
ぱちんこ機100は、この外部端子板349を介して、1〜12の番号が付与された12種類の外部端子板信号を出力することが可能である。例えば、外部端子板信号1は、払出制御部600が出力する信号であり、賞球時に遊技球10個の払い出しが検知されたときに、外部端子板349の入力ポート(入力端子)に入力され、当該外部端子板349の出力ポート(出力端子)から外部装置に向けて出力される。また、外部端子板信号2は、払出制御部600が出力する信号であり、内枠または前面枠扉106の開放が検知されたときに、外部端子板349の入力ポート(入力端子)に入力され、当該外部端子板349の出力ポート(出力端子)から外部装置に向けて出力される。
一方、外部端子板信号3〜11は、主制御部300が出力する信号であり、図38に示す出力条件が成立したときに、外部端子板349の入力ポート(入力端子)に入力され、当該外部端子板349の出力ポート(出力端子)から外部装置に向けて出力される。例えば、外部端子板信号3は、特図の変動が停止したときに出力され、外部端子板信号4は、大当り図柄による大当り中であるときに出力される。また、外部端子番号10は、セキュリティ情報信号であり、電源投入時または不正行為を検出したとき(例えば、主制御部300が広範囲磁気センサ700から磁気検出信号を受信したとき)に出力される。その他の外部端子板信号は図に示した通りである。
また、外部端子板信号12は、主制御部300が必要に応じて出力する信号であり、上記以外の条件(その他の条件)が成立したときに、上記以外の情報が外部端子板349の入力ポート(入力端子)に入力され、当該外部端子板349の出力ポート(出力端子)から外部に出力される。また、外部端子板信号12は、外部端子番号3〜11のいずれかと同じ信号(出力条件も同じ)であってもよい。
<エラー報知/主制御部が検出可能なエラー>
次に、図39を用いて、ぱちんこ機100の主制御部300が検出可能なエラーについて説明する。図39は、ぱちんこ機100の主制御部300が検出可能なエラーの一例を示した図である。
本例のぱちんこ機100の主制御部300が検出可能なエラーとしては、磁気(磁石)検知エラー、スイッチ(センサ)未接続エラー、磁界(電波)検知エラー、スイッチ(センサ)レベル異常エラー、入賞率(一般入賞口、始動口2(電チュー)、大入賞口(アタッカー))異常エラー、大入賞口排出超過エラー、大入賞口入賞超過エラー、衝撃異常エラー、ソレノイド異常エラーなどが挙げられる。
磁気(磁石)検知エラーは、電源投入状態(PW_WATCH信号がオン)で磁気検知信号がオフからオンに変化し、その状態が所定期間(例えば、10ms)継続した場合に発生し、電源を再投入した場合に復帰するエラーである。スイッチ(センサ)未接続エラーは、電源投入状態(PW_WATCH信号がオン)で特図1・2始動口、普図始動口(ゲート)、アタッカーのいずれかが未接続(ハーネスが断線またはコネクタ抜け)の状態が所定期間(例えば、4ms)継続した場合に発生し、電源投入状態(PW_WATCH信号がオン)で未接続の装置(特図1・2始動口、普図始動口、アタッカー)が接続状態であることが検知された場合に復帰するエラーである。磁界(電波)検知エラーは、磁界(電波)検知センサにより、磁界(電波)を検知した際に発生するエラーである。
スイッチ(センサ)レベル異常エラーは、デカ玉ゴトが疑われる場合に発生するエラーである。入賞率異常エラーのうち、一般入賞口のエラーは、一般入賞口(例えば、図3に示す一般入賞口226)への入賞数が異常値だった場合に発生するエラーであり、始動口2のエラーは、普通電動役物(例えば、図3に示す第2特図始動口232)が未作動のときに、遊技球が所定数検知された場合に発生するエラーであり、大入賞口のエラーは、大入賞口(例えば、図3に示す第1可変入賞口234、第2可変入賞口235)への入賞数が異常値だった場合に発生するエラーである。
大入賞口排出超過エラーは、確変領域有効期間中および確変領域有効期間外において、排出数>入球数となった場合に発生し、大入賞口排出超過エラーが発生した次の主制御部タイマ割り込み処理が発生した場合に復帰するエラーである。
大入賞口入賞超過エラーは、残存球検出時間の経過後(特電役作動間隔タイマが0の場合)に、入球数>排出数となった場合に発生し、入球数=排出数となった場合、あるいは電源再投入をした場合に復帰するエラーである。大入賞口入賞超過エラーの復帰処理では、確変領域関連通過数を0に設定する。
衝撃異常エラーは、スイッチ電源確認信号がOFF(=電源がON)の間、かつ確変領域(特定領域)有効期間中に、衝撃センサのレベルがOFFからONに変化し、ONである状態が所定時間(例えば、12ms)継続した場合に発生し、衝撃センサのレベルがONからOFFに変化した場合、もしくは確変領域有効期間中から確変領域有効期間外に変化した場合に復帰するエラーである。
ソレノイド異常エラーは、確変領域有効期間中に、フォトセンサが1回もOFFからONに変化する動作あるいはONからOFFに変化する動作を行わなかった場合に発生し、ソレノイド異常エラーが発生した次のタイマ割り込み処理が発生した場合に復帰するエラーである。
本例では、図39の最上段(磁気(磁石)検知エラー)は、主制御部300が動作禁止(遊技不可)となるため最優先エラーであり、以下、最下段に向かって順次エラーの優先度が低くなるが、他のエラーが最優先エラーであってもよい。また、各エラーの発生条件、復帰条件、主制御部300における検出時動作、主制御部300における復帰時動作の詳細は、同図に示す通りである。なお、大入賞口(アタッカー)の入賞率異常エラーの復帰条件の「当り終了表示期間が終了したとき」とは、大当りまたは小当りの終了表示期間が終了したときのことである。
<エラー報知/払出制御部が検出可能なエラー>
次に、図40を用いて、ぱちんこ機100の払出制御部600が検出可能なエラーについて説明する。図40は、ぱちんこ機100の払出制御部600が検出可能なエラーの一例を示した図である。
本例のぱちんこ機100の払出制御部600が検出可能なエラーとしては、下受け皿満タンエラー(下皿満タンエラー、皿満タンエラー)、払出数不足エラー、払出個数スイッチエラー、不正払出エラー、払出超過エラー、CRユニット通信エラー、主制御通信エラー(主制御部300からの通信確認コマンドが所定時間(本例では1000ms)、受信できなかった場合のエラー)、CRユニット未接続エラー、ガラス枠開放エラー、内枠開放エラー、扉開放エラーのほか、図示しない、磁気異常エラー、外部クロック異常エラー、磁界異常エラー、スイッチレベル異常エラー、スイッチ未接続エラー、衝撃センサエラーなどが挙げられる。
また、各エラーの発生条件、復帰条件、払出装置152における払出動作、発射装置110における発射動作は、図40(a)に示す通りである。なお、同図に示す項目「発射停止」に記載の「停止する。」とは、発射許可信号をオフにすることと同義である。
図40(b)は、扉開放エラーの発生条件であるガラス枠開放エラーと内枠開放エラーの組み合わせを示した図である。扉開放エラーは、ガラス枠開放エラーおよび内枠開放エラーの少なくとも一方が発生状態の場合に、発生状態となり、ガラス枠開放エラーおよび内枠開放エラーの両方が解除状態の場合に、解除状態となるエラーである。
<エラー報知/その他の例>
なお、上述の磁気(磁石)検知エラーは、他のエラー(例えば、磁界(電波)検知エラー、スイッチ未接続エラー(主制御部が制御する装置のコネクタ抜けや断線に関するエラー)、衝撃異常エラー、払出制御通信エラー、スイッチレベル異常エラー、入賞率異常エラー…、扉開放エラー、上皿満タンエラー)よりも優先度が高いエラーであってもよいが、優先度が同じであってもよい。
また、磁気(磁石)検知エラーと、例えば磁界(電波)検知エラーが同時に発生した場合において、出力条件を先に磁界(電波)検知エラーが満たす場合は、磁界(電波)検知エラー用の動作を実行した後に、磁気(磁石)検知エラーの動作を実行するようにしてもよい。その場合、装飾図柄表示装置208や、ランプ418、532,542、スピーカ120による報知が、磁界(電波)検知エラー用から磁気(磁石)検知エラー用に報知を行う全ての装置(装飾図柄表示装置208、ランプ418、532,542、およびスピーカ120など)が切り替わる(データを上書きする)ように構成してもよく、一または複数の一部の装置のみ(例えば、スピーカ120)が上書きされ、他の一または複数の装置が磁界(電波)検知エラー用の報知を継続するようにしてもよい。
<エラー報知/報知態様の具体例>
次に、図41を用いて、エラー報知の報知態様の具体例について説明する。図41は、ぱちんこ機100によるエラー報知の報知態様の一例を示した図である。
本例のぱちんこ機100が検出可能なエラーは、(1)払出(払出制御部600)に関するエラー、(2)電源(電源制御部660)に関するエラー、(3)主制御(主制御部300)等に関するエラー、(4)サブ制御(第1副制御部400、第2副制御部500)に関する警告、の4つに大別することができる。以下、各々について説明する。
<エラー報知/報知態様の具体例/払出に関するエラー>
最初に、払出に関するエラーについて説明する。本例の「払出(払出制御部600)に関するエラー」としては、下受け皿満タンエラー(以下、皿満タンエラーともいう。)、ガラス枠開放エラー、払出数不足エラー、払出超過エラー、不正払出エラー、払出個数スイッチエラー、主制御通信エラー、CRユニット未接続エラー、CRユニット通信エラー、扉開放エラーが挙げられる。
本例では、下受け皿満タンエラーが発生した場合には、発光手段(本例では、払出制御基板(払出基板170)に設けられた払出エラー表示用7セグメントLED)に、数字の「2」を表示することで発光手段による報知を行うとともに、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、下受け皿満タンエラーが発生した旨の文字の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、下受け皿満タンエラーが発生した旨の効果音の出音)を行う。なお、この例では、上皿126と下皿128とを有するぱちんこ機100において、下皿128が満タンの場合に、下受け皿満タンエラーが発生する場合を説明している。しかしこれに限らず、上皿126のみを有する(貯留皿が1つの)ぱちんこ機100の場合は、上皿126が満タンの場合にこのエラー(皿満タンエラー)が発生するようにしてもよい。
また、ガラス枠開放エラーが発生した場合には、第一の発光手段(本例では、払出制御基板(払出基板170)に設けられた払出エラー表示用7セグメントLED)に、数字の「1」を表示することで第一の発光手段による報知を行うとともに、第二の発光手段(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ))による報知(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ)の点滅)と、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、ガラス枠開放エラーが発生した旨の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、ガラス枠開放エラーが発生した旨の効果音の出音)を行う。
また、扉開放エラーが発生した場合には、第一の発光手段(本例では、払出制御基板(払出基板170)に設けられた払出エラー表示用7セグメントLED)に、数字の「1」を表示することで第一の発光手段による報知を行うとともに、第二の発光手段(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ))による報知(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ)の点滅)と、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、扉開放エラーが発生した旨の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、扉開放エラーが発生した旨の効果音の出音)を行う。
また、扉開放エラーの報知とは、ガラス枠開放エラーの報知のことであってもよく、ガラス枠開放エラーと内枠開放エラーの一部の報知態様(例えば、表示手段による報知)を異ならせ、他の報知を同じにしてもよく、全ての報知態様を異ならせるようにしてもよい。また、前面枠扉106を開放した場合には、遊技球の払い出しを中断するようにし、内枠を開放したときに遊技球の払い出しを継続するようにしていてもよい。
また、払出数不足エラーが発生した場合には、第一の発光手段(本例では、払出制御基板(払出基板170)に設けられた払出エラー表示用7セグメントLED)に、数字の「3」を表示することで第一の発光手段による報知を行うとともに、第三の発光手段(本例では、払出照明用のLED)による報知(本例では、払出照明用のLEDの点灯)を行う。なお、払出に関するその他のエラー報知の報知態様と、各エラーの原因、エラー中の遊技機(ぱちんこ機100)の状態、および、措置は、図41に示す通りである。
<エラー報知/報知態様の具体例/電源に関するエラー>
次に、電源に関するエラーについて説明する。本例の「電源(電源制御部660)に関するエラー」としては、ヒューズ切れ1、ヒューズ切れ2、ヒューズ切れ3が挙げられる。本例では、電源に関するエラーが発生した場合には、エラー報知を行わないようにしている。なお、各エラーの原因、エラー中の遊技機(ぱちんこ機100)の状態、および、措置は、図41に示す通りである。
<エラー報知/報知態様の具体例/主制御等に関するエラー>
次に、主制御等に関するエラーについて説明する。本例の「主制御(主制御部300)等に関するエラー」としては、磁気(磁石)検知エラー、外部クロック異常エラー、磁界(電波)検知エラー、スイッチレベル異常エラー、スイッチ未接続エラー、衝撃異常エラー、入賞率異常エラー、大入賞口入賞超過エラー、大入賞口排出超過エラー、ソレノイド異常エラー(大入賞口異常エラー)が挙げられる。
本例では、磁気(磁石)検知エラーが発生した場合には、発光手段(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ))による報知(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ)の点滅)と、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、磁気(磁石)検知エラーが発生した旨の文字の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、磁気(磁石)検知エラーが発生した旨の効果音の出音)を行う。
また、磁界(電波)検知エラーが発生した場合には、発光手段(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ))による報知(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ)の点滅)と、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、磁界(電波)検知エラーが発生した旨の文字の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、磁界(電波)検知エラーが発生した旨の効果音の出音)を行う。また、異常が解消した場合は、30秒経過後にエラーを自動で解除する。
また、衝撃異常エラーが発生した場合には、発光手段(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ))による報知(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ)の点滅)と、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、衝撃異常エラーが発生した旨の文字の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、衝撃異常エラーが発生した旨の効果音の出音)を行う。また、異常が解消した場合は、30秒経過後にエラーを自動で解除する。
また、大入賞口入賞超過エラーが発生した場合には、発光手段(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ))による報知(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ)の点滅)と、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、大入賞口入賞超過エラーが発生した旨の文字の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、大入賞口入賞超過エラーが発生した旨の効果音の出音)を行う。
また、大入賞口排出超過エラーが発生した場合には、エラー報知を行わないようにしている。なお、エラー報知(発光手段(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ))による報知(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ)の点滅)と、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、大入賞口排出超過エラーが発生した旨の文字の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、大入賞口排出超過エラーが発生した旨の効果音の出音))を行うようにしてもよい。
また、ソレノイド異常エラー(大入賞口異常エラー)が発生した場合には、発光手段(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ))による報知(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ)の点滅)と、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、ソレノイド異常エラーが発生した旨の文字の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、ソレノイド異常エラーが発生した旨の効果音の出音)を行う。また、異常が解消した場合は、30秒経過後にエラーを自動で解除する。
なお、主制御等に関するエラーに、扉開放エラーが含まれても良い。その場合、扉開放エラーが発生した場合には、発光手段(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ))による報知(本例では、装飾用のLED(枠ランプや盤ランプ)の点滅)と、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、扉開放エラーが発生した旨の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、扉開放エラーが発生した旨の効果音の出音)を行う。なお、主制御等に関するその他のエラー報知の報知態様と、各エラーの原因、エラー中の遊技機(ぱちんこ機100)の状態、および、措置は、図41に示す通りである。
<エラー報知/報知態様の具体例/サブ制御に関するエラー>
次に、サブ制御に関するエラーについて説明する。本例の「サブ制御(第1副制御部400、第2副制御部500)に関するエラー」としては、衝撃警告、打ち方警告が挙げられる。本例では、衝撃警告が発生した場合には、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、衝撃警告が発生した旨の文字の表示)を行うが、発光手段による報知は行わない。
また、打ち方警告が発生した場合には、表示手段(本例では、装飾図柄表示装置208)による報知(本例では、打ち方警告が発生した旨の文字の表示)と、音出力手段(本例では、スピーカ120)による報知(本例では、打ち方警告が発生した旨の効果音の出音)を行うが、発光手段による報知は行わない。
<磁界(電波)エラーに関連する信号等のタイミングチャートおよび演出表示の一例>
次に、本実施形態におけるエラーに関連する信号等のタイミングチャートおよび演出表示の一例について説明する。
まず、図42は、主制御部300等に関する第一のエラー(磁界(電波)検知エラー)に関連し、送信周期T、第一のエラー(磁界検知エラー)フラグ、セキュリティ情報信号および第1副制御部400における第一のエラー(磁界検知エラー)の報知のタイミングチャートの一例である。セキュリティ情報信号は、既述の如く、外部端子板349の入力ポート(入力端子)に入力され、当該外部端子板349の出力ポート(外部端子番号10)から外部装置に向けて出力される信号であって、電源投入時または不正行為を検出したとき(例えば、主制御部300が磁気検知センサから磁気検出信号を受信したとき)に出力される信号である。
この例では、図36に示す電源投入後1回目のデバイス監視処理の1回目において、デバイスコマンド送信タイマ(送信周期T)が設定されてから周期が開始される場合を示す。なお、周期が開始されるタイミングは他のタイミングであってもよく、例えば、電源投入後1回目のタイマ更新処理から開始されてもよく、サブ制御起動待ちウエイト処理を抜けた次のタイマ割込処理の開始時から開始されてもよい。また、図15に示す主制御部タイマ割込処理のサブ制御起動待ちウエイト処理(ステップS341)の途中から周期が開始してもよく、例えば、サブ制御起動待ちウエイト処理では、第1副制御部400が起動して通信可能状態になるのを待つために、サブ制御の起動待ちカウンタを1つ減算し、この起動待ちカウンタが0になった場合は、所定のコマンドを送信する準備を行うが、ここでは一例として、電源投入から1回目の主制御部タイマ割込処理で、サブ制御の起動待ちカウンタを1つ減算してもよい。また、電源投入後1回目のサブコマンド管理処理から開始してもよい。なお、送信周期Tの1周期は、例えば100ms(25割込)である。
同図において、タイミングa、c、e、gはそれぞれ、主制御部300におけるサブコマンドの送信周期Tの終了/開始のタイミングである。まず同図に示す最初の送信周期Tの途中のタイミングにおいて主制御部300が磁界検知エラー(第一のエラー)を検出すると、タイミングbにおいて磁界検知エラーフラグおよびセキュリティ情報信号はオンとなる。磁界検知エラーフラグがオンとなると、図15に示す主制御部タイマ割込処理のデバイス監視処理(ステップS329)においてエラー検知のサブコマンドの送信要求(フラグ)が設定され(図36に示したデバイス監視処理のステップS2029)、主制御部タイマ割込処理のサブコマンド管理処理(ステップS333)において送信用バッファに磁界検知エラーのサブコマンドが設定されて、第1副制御部400に送信される。なお、各エラー検出用スイッチ(各種センサ320)の検出から主制御部300においてエラーと判定するまでにはタイムラグが発生している。
このように、磁界検知エラーフラグおよびセキュリティ情報信号は磁界検知エラーを検出した送信周期T内(同一の割込処理内)で、オンとなる。
そしてタイミングaを経過した次の送信周期T(割込処理)のタイミングdにおいて、第1副制御部400によるエラー報知が開始される。第1副制御部400によるエラー報知は、磁界検知エラーフラグを立てた割込処理が終了した後に行われる第1副制御部400のメイン処理において随時実行される。なお、主制御部300が第1副制御部400にエラーコマンドを送信するまでのタイムラグおよび第1副制御部400がコマンドを送信してから装飾図柄表示装置208やスピーカー120で表示・出力されるまでのタイムラグが発生している。
タイミングfは、磁界検知エラーがオフとなるタイミングである。なお、主制御部300においてエラーが解除されたと判定するまでのタイムラグが発生している。タイミングhは、第1副制御部400がエラー解除コマンドを受信したタイミングである。
タイミングfにおいて磁界検知エラーがオフとなると、主制御部タイマ割込処理のサブコマンド管理処理(ステップS333)において送信用バッファにエラー解除のサブコマンド(エラー解除コマンド)が設定されて、第1副制御部400に送信される。このように、磁界検知エラーがオフとなった送信周期T(割込処理)の次の送信周期T(割込処理)において、第1副制御部400がエラー解除コマンドを受信する。
タイミングiは、セキュリティ情報信号がオフとなるタイミングである。セキュリティ情報信号は、セキュリティ情報信号は、タイミングfにおいて磁界検知エラーフラグがオフとなってから一定期間(例えば、30秒、7500割込)が経過するとオフになる。なお、セキュリティ情報信号は、出力開始(タイミングb)から一定期間経過した場合にオフになるようにしてもよい。また、磁界検知エラーフラグがオフになった同一割込内でセキュリティ情報信号をオフにするようにしてもよい。
タイミングjは、第1副制御部400による磁界検知エラー報知が終了するタイミングである。磁界検知のエラー報知は、磁界検知エラーの解除(タイミングf)から一定期間(例えば、33秒)経過した後に終了する。なお、これに限らず、磁界検知エラーのエラー解除コマンドを主制御部300から第1副制御部400へ送信するまでのタイムラグおよび第1副制御部400における処理上のタイムラグを除いて、磁界検知エラーが解除(タイミングf)になった場合、エラー報知が即時に終了するようにしてもよい。また、装飾図柄表示装置208,スピーカー120、枠ランプ122等によって、エラー報知の終了タイミングを異ならせてもよく、全て同じでもよい。
図43は、図42に示したタイミングチャートに対応して装飾図柄表示装置208において磁界検知エラーを報知する演出表示の一例を時系列に示した図である。
同図(1)に示すタイミングは、特図(例えば、特図1)の変動遊技が停止した状態である。第1特図表示装置212の図柄変動表示が終了してはずれの停止図柄が表示されている。また、特図1保留ランプ218は3個のLEDを点灯し、特図1の保留が3個であることを報知している。特図2保留ランプ220と普図保留ランプ216のLEDの点灯数はいずれも0であり、特図2および普図の保留がいずれも0であることを報知している。また、特図変動遊技中(特図の変動中)であることを示唆する第四図柄表示手段2081、2082はいずれもLEDを消灯している。また、装飾図柄表示装置208の図柄表示領域208a〜208cでははずれの装飾図柄の組み合わせである「装飾4−装飾1−装飾7」が停止表示され、装飾図柄表示装置208の表示領域の右下の縮小装飾図柄表示領域208hにおいて、図柄表示領域208a〜208cと同じ装飾図柄(例えば、「装飾4−装飾1−装飾7」)が停止表示されている。また、保留アイコン表示領域900には、特図1の保留アイコンPI1、PI2、PI3が表示されている。
同図(2)に示すタイミングは、特図1の保留が1つ消化され、主制御部300による特図表示装置(例えば、特図1表示装置212)を用いた特図変動遊技が開始している状態である。また、装飾図柄表示装置208の右下において、特図変動遊技中(特図の変動中)であることを示唆する第四図柄表示手段2081、2082のいずれか(この例では、特図1変動遊技中(特図1の変動中)であることを示唆する特図1用第四図柄表示手段2081)がLEDの点滅を開始している)。また、装飾図柄表示装置208では装飾図柄の停止表示が行われているが、縮小表示領域208hにおいては、装飾図柄の変動表示が開始している。
同図(3)〜(4)に示すタイミングは、装飾図柄表示装置208の図柄表示領域208a〜208cにおいて、装飾図柄の変動表示が開始している状態である。また、装飾図柄の変動表示の前面において、遊技状態に対応した演出表示(ここでは、キャラクタ(殿)と「越後屋らんど?」の表示)が表示を開始している。
同図(5)に示すタイミングは、主制御部300において磁界検知エラーを検出し、磁界検知エラーフラグおよびセキュリティ情報信号がオンとなったタイミング(図42のタイミングb)である。このタイミングでも、特図1表示装置212における特図1変動遊技と、装飾図柄表示装置208における装飾図柄の変動表示および、遊技状態に対応した演出表示(ここでは、キャラクタ(殿)と「越後屋らんど?」の表示)が継続して実行されている。
同図(6)に示すタイミングは、磁界検知エラーを検知した次の送信周期T(割込処理)中に、第1副制御部400によるエラー報知が開始された状態((図42のタイミングd)である。このタイミングでは、装飾図柄表示装置208の表示領域の最前面にエラー表示E1(ここでは「電波を検知しました」の文字の表示)を行い、磁気検知エラーを報知している。このタイミングでも、特図1表示装置212における特図1変動遊技と、装飾図柄表示装置208における装飾図柄の変動表示および、遊技状態に対応した演出表示(ここでは、キャラクタ(殿)と「越後屋らんど?」の表示)が継続して実行されている。
同図(7)に示すタイミングは、引き続き第1副制御部400によるエラー報知(エラ表示E1)を行っている状態である。このタイミングでも、特図1表示装置212における特図1変動遊技と、装飾図柄表示装置208における装飾図柄の変動表示および、遊技状態に対応した演出表示(ここでは、キャラクタ(殿)によるガイド表示)が継続して実行されている。
同図(8)に示すタイミングは、引き続き第1副制御部400によるエラー報知(エラー表示E1)を行っている状態であるが、磁界検知エラーがオフとなるタイミング(図42のタイミングf)である。このタイミングでも、特図1表示装置212における特図1変動遊技と、装飾図柄表示装置208における装飾図柄の変動表示および、遊技状態に対応した演出表示(ここでは、キャラクタ(殿)によるガイド表示)が継続して実行されている。
同図(9)に示すタイミングは、例えば保留が更に消化され、次の変動遊技が行われている状態で、第1副制御部400による磁界検知エラー報知が終了する直前(図42のタイミングjの直前)のタイミングである。このタイミングでは、引き続き第1副制御部400によるエラー報知(エラー表示E1)を行い、特図1表示装置212における特図1変動遊技と、装飾図柄表示装置208における装飾図柄の変動表示および、遊技状態に対応した演出表示(ここでは、キャラクタ(姫)の表示)が実行されている。
同図(10)に示すタイミングは、第1副制御部400によるエラー報知(エラー表示E1)が終了したタイミング(図42のタイミングj以降)である。このタイミングは、磁界検知エラーの解除(図42のタイミングf)から一定期間(例えば、33秒)経過した後であり、エラー表示E1を非表示としている。なお、このタイミングでも特図1表示装置212における特図1変動遊技と、装飾図柄表示装置208における装飾図柄の変動表示および、遊技状態に対応した演出表示(ここでは、キャラクタ(姫)の表示)は継続している。
図44は、図42に示すタイミングチャートの他の例であり、図44(a)が送信周期Tの途中でエラー解除となる場合のタイミングチャートの一例であり、図44(b)が磁気検知エラーと、それ以外の主制御部300等に関するエラーとが重複して発生した場合のタイミングチャートの一例である。
まず、図44(a)を参照して、ある送信周期Tの途中のタイミングにおいて主制御部300が磁界検知エラーを検出すると、次の送信周期Tのタイミングbにおいて磁界検知エラーフラグおよびセキュリティ情報信号がオンとなる。そしてこの例では、磁界検知エラーフラグおよびセキュリティ情報信号がオンとなった同じ送信周期T内のタイミングfにおいて、磁界検知エラーがオフとなる。
このように、同じ(1つの)送信周期T内において磁界検知エラーフラグがオンとオフに変化する場合には、次の送信周期Tに到達したタイミングcにおいて、磁気検知エラーフラグがオンとなったこと基づいたコマンド送信準備(磁気検知エラーのエラー報知のコマンド送信準備)を行い、当該送信周期T内のタイミングdで第1副制御部400によるエラー報知を開始する。そして、次の送信周期Tに到達したタイミングgにおいて、磁気検知エラーフラグがオフとなったこと基づいたコマンド送信準備(磁気検知エラーのエラー解除のコマンド送信準備)を行い、当該送信周期T内のタイミングhで第1副制御部400によるエラー報知を終了する。
なお、同一の送信周期T内において、磁界検知エラーフラグがオン→オフ→オンと変化した場合、次の送信周期Tに到達すると磁界検知エラーフラグがオンとなったことに基づくコマンド送信準備(磁気検知エラーのエラー報知のコマンド送信準備)を行うが、その次の送信周期Tに到達しても磁界検知エラーフラグがオフとなったこと基づくコマンド送信準備(磁気検知エラーのエラー解除のコマンド送信準備)を行なわず、磁界検知エラーフラグがオンの状態が継続しているものとみなす。
また、同一の送信周期T内において、磁界検知エラーフラグがオン→オフ→オン→オフと変化した場合には、同図(a)の場合と同様の処理を行う。
なお、同一の送信周期T内において、磁界検知エラーフラグがオン→オフ→オンと変化した場合、同図(a)の場合と同様に、磁界検知エラーフラグのオン/オフの状況に基づいてコマンド送信準備を行っても良い。
図44(b)を参照して、磁気検知エラー(第一のエラー)と、それ以外の主制御部300等に関するエラー(第三のエラー、例えば、大入賞口入賞超過エラーや、大入賞口排出超過エラーなど)とが重複して発生した場合の、第一のエラーフラグ、第一のエラー報知、第三のエラーフラグ、第三のエラー報知、セキュリティ情報信号のタイミングチャートの一例について説明する。
ある送信周期Tの途中のタイミングbにおいて、第一のエラー(磁気検知エラー)の検知に基づいて第一のエラーのエラーフラグ(磁界検知エラーフラグ)およびセキュリティ情報信号がオンとなると、次の送信周期Tのタイミングdにおいて、第1副制御部400による第一のエラーのエラー報知が開始される。
タイミングfにおいて第一のエラーのエラーフラグがオフとなると、第一のエラーの解除(タイミングf)から一定期間(例えば、33秒)経過後のタイミングiにおいて、第一のエラーのエラー報知が終了する。
一方、ある送信周期Tの途中のタイミングkにおいて、第三のエラーの検知に基づいて第三のエラーのエラーフラグがオンとなると、その次の送信周期Tのタイミングmにおいて、第1副制御部400による第三のエラーのエラー報知が開始される。
そしてタイミングnにおいて第三のエラーのエラーフラグがオフとなると、第三のエラーの解除(タイミングn)から一定期間(例えば、33秒)経過後のタイミングrにおいて、第三のエラーのエラー報知が終了する。
この例では、セキュリティ情報信号は、タイミングb(第一のエラーフラグがオンとなったタイミング)でオンとなり、タイミングqでオフとなるまでオンの状態が継続する。セキュリティ情報信号は1つしかないため、エラー毎に(第一のエラーと第三のエラーとで)対応させて出力させることができない。このように、主制御部300等に関するエラー(第一のエラーと第三のエラー)が重複して検知される場合、セキュリティ情報信号は最初にエラーが検出されたタイミングでオンとなり、最後に解除されるエラーの当該解除のタイミング(エラーフラグがオフとなったタイミング)から一定期間(例えば、30秒、7500割込)が経過したタイミングでオフになる。つまり、同図(b)に示す例では、セキュリティ情報信号は、最後に解除されるエラー(第三のエラー)のエラーフラグがオフとなったタイミングnから一定期間(例えば、30秒、7500割込)が経過したタイミングqでオフになる。なおセキュリティ情報信号は、第一のエラーのエラーフラグがオンとなったタイミング(タイミングb)で同時にオンとなり、オンから30秒が経過した時点でセキュリティ情報信号をオフにするようにしてもよい。
図45は、磁気検知エラーと、それ以外の払出に関するエラー(例えば、下受け皿満タンエラー、ガラス枠開放エラー、払出超過エラーなど)とが重複して発生した場合のタイミングチャートの一例である。
図45を参照して、磁気検知エラー(第一のエラー)と、それ以外の払出に関するエラー(第三のエラー、例えば、ガラス枠開放エラー)とが重複して発生した場合の、主制御部300におけるサブコマンドの送信周期T1、第一のエラーフラグ、第一のエラー報知、セキュリティ情報信号、前面枠扉開放センサ109(扉SW)、払出制御部600における払出コマンドの送信周期T2、第三のエラーフラグ(ガラス開放エラーフラグ)、第三のエラー報知(扉開放エラー報知)、扉開放情報信号のタイミングチャートの一例である。
タイミングa、c、g、l、v、oはそれぞれ、主制御部300におけるサブコマンドの送信周期T1の終了/開始のタイミングであり、タイミングA、B、k、C、n、D、Eはそれぞれ、払出制御部600における払出コマンドの送信周期T2の終了/開始のタイミングである。
ある送信周期T1の途中のタイミングbにおいて、第一のエラー(磁気検知エラー)の検知に基づいて第一のエラーのエラーフラグ(磁界検知エラーフラグ)およびセキュリティ情報信号がオンとなると、次の送信周期T1のタイミングdにおいて、第1副制御部400による第一のエラーのエラー報知が開始される。
タイミングfにおいて第一のエラーのエラーフラグがオフとなると、第一のエラーの解除(タイミングf)から一定期間(例えば、33秒)経過後のタイミングiにおいて、第一のエラーのエラー報知が終了する。
一方、ある送信周期T2の途中のタイミングsにおいて、前面枠扉開放センサ109が前面枠扉106の開放を検出するか、あるいは内枠開放センサが内枠の開放を検出するとと(扉SW 開放)、その次の送信周期T2のタイミングuにおいて、扉開放情報信号(外部端子板信号2)が出力(オン)される。扉開放情報信号は既述の如く、内枠または前面枠扉106の開放が検知されたときに払出制御部600が出力する信号であり、外部端子板349の入力ポート(入力端子)に入力され、当該外部端子板349の出力ポート(出力端子)から外部装置に向けて出力される。
扉開放情報信号がオンになると、次の送信周期T2のタイミングkで第三のエラーフラグ(扉開放エラーフラグ)がオンとなる。そして、第三のエラーフラグがオンとなった次のサブコマンドの送信周期T1のタイミングmで第三のエラー報知(扉開放エラー報知)が開始される。このように、第三のエラーフラグは払出コマンドの送信周期T2のタイミング(タイミングk)で出力されるが、第三のエラー報知は、第三のエラーフラグがオンとなった次のサブコマンドの送信周期T1のタイミング(タイミングm)でオンとなる。
そして、タイミングvにおいて前面枠扉開放センサ109が前面枠扉106の閉鎖を検出すると(扉SW 閉鎖)、タイミングwにおいて扉開放情報信号の出力が終了(オフ)し、扉開放情報信号がオフとなった次の払出コマンドの送信周期T2のタイミングnにおいて第三のエラーのエラーフラグがオフとなると、その送信周期T2内のタイミングrにおいて、第三のエラーのエラー報知が終了する。
また、この例では、セキュリティ情報信号は、タイミングb(第一のエラーフラグがオンとなったタイミング)でオンとなり、タイミングqでオフとなるまでオンの状態が継続する。扉開放エラーフラグがオンとなることにより、扉開放情報信号が出力される。このため、セキュリティ情報信号は第一のエラーフラグがオフとなった(エラー解除の)タイミングfから30秒経過した後のタイミングqでオフとなる。
なお、セキュリティ情報信号は1つしかないため、エラー毎に(第一のエラーと第三のエラーとで)対応させて出力させることができない。つまり、本例のように、主制御部300等に関するエラー(第一のエラー)と払出に関するエラー(第三のエラー)とが重複して検知される場合においても、セキュリティ情報信号は最初にエラーが検出されたタイミングでオンとなり、最後に解除されるエラーの当該解除のタイミング(エラーフラグがオフとなったタイミング)から一定期間(例えば、30秒、7500割込)が経過したタイミングでオフになるようにしてもよい。つまり、同図に示す例では、セキュリティ情報信号は、最後に解除されるエラー(第三のエラー)のエラーフラグがオフとなったタイミングnから一定期間(例えば、30秒、7500割込)が経過したタイミングqでオフになる。なおセキュリティ情報信号は、第一のエラーのエラーフラグがオンとなったタイミング(タイミングb)で同時にオンとなり、オンから30秒が経過した時点でセキュリティ情報信号をオフにするようにしてもよい。
また、上記の例では、扉開放情報信号は、前面枠扉開放センサ109が前面枠扉106の開放を検知すると即時に(送信周期T1,T2によらず)出力され、閉鎖を検知すると即時に(送信周期T1,T2によらず)出力が終了する例を説明したが、扉開放情報信号(払出に関するエラーの情報信号)については、払出コマンドの送信周期T2毎に出力するようにしてもよい。
図46は、図45に示したタイミングチャートに対応して装飾図柄表示装置208において磁界検知エラー及び扉開放エラーを報知する演出表示の一例を時系列に示した図である。
同図(1)〜(8)に示すタイミングは、図43(1)〜(8)に示すタイミングと同様であるので、説明は省略する。
同図(9)に示すタイミングは、前面枠扉開放センサ109が前面枠扉106の開放を検出するか、あるいは内枠開放センサが内枠の開放を検出し、扉SWが開放となったタイミング(図45のタイミングs)であり、同図(10)は、扉SWの開放に基づき、第三のエラーフラグがオンとなった次のサブコマンドの送信周期T1のタイミング(図45のタイミングm)において第三のエラー報知(扉開放エラー報知)が開始された状態である。このタイミングでは、装飾図柄表示装置208において、第一のエラー報知(磁界検知エラーのエラー表示E1)が引き続き実行されており、これと同時に、第三のエラー報知(扉開放エラーのエラー表示E2、ここでは「扉が開いています」の文字)が実行を開始している。このように、複数のエラー報知(エラー表示E1、E2)が同時に行われる場合は、先に表示されていたエラー報知(ここでは、磁気検知エラーに関するエラー表示E1)が上方に移動し、その下方に、後から報知されるエラー報知(ここでは、扉開放エラーに関するエラー表示E2)が表示される。なお、複数のエラー報知(エラー表示E1、E2)は、少なくとも一部が重畳して表示されてもよく、その場合、後から報知されるエラー表示が先のエラー表示の少なくとも一部を覆うようにしてもよいし、その逆でもよい。また、報知するエラーが増えた場合であってもエラー表示の表示位置を移動させないようにするために、予めエラーごとに表示位置が異なるように表示されていてもよいし、ランダムに表示されるものでもよい。
同図(11)に示すタイミングは、第三のエラーフラグがオフとなったタイミング(図45のタイミングn)である。このタイミングでは、第一のエラーフラグもオフとなっているが、第一のエラー報知(エラー表示E1)および第三のエラー報知(エラー表示E2)は、継続している。
同図(12)に示すタイミングは、第三のエラーフラグがオフとなったことに基づき、第三のエラー報知(エラー表示E2)が終了したタイミング(図45のタイミングr)である。このタイミングでは、第一のエラーフラグもオフとなっているが、第一のエラー報知(エラー表示E1)は、継続している。
同図(13)に示すタイミングは、第一のエラーフラグがオフ(図45のタイミングf)となったことに基づき、当該エラー解除のタイミングfから一定期間(例えば、33秒)経過した後に、第一のエラー報知(エラー表示E1)が終了したタイミングである。
<磁気(磁石)エラーに関連する信号等のタイミングチャートおよび演出表示の一例>
次に、主制御部300等に関する第二のエラー(磁気(磁石)検知エラー)が発生した場合について説明する。図47(a)は、主制御部300等に関する第二のエラー(磁気(磁石)検知エラー)に関連し、電源、電源投入状態(PW_WATCH)、送信周期T、第二のエラー(磁気検知エラー)フラグ、セキュリティ情報信号および第1副制御部400における第二のエラー(磁気検知エラー)の報知のタイミングチャートの一例であり、同図(b)は、同図(a)に対応した演出表示の一例を時系列に示す図である。
同図(a)を参照して、タイミングa、c、ζはそれぞれ、主制御部300におけるサブコマンドの送信周期Tの終了/開始のタイミングである。
電源投入状態(PW_WATCH信号がオン)で磁気検知信号がオフからオンに変化し、その状態が所定期間(例えば、10ms)継続した場合、主制御部300は磁気(磁石)検知エラー(第二のエラー)を検出する。これにより、ある送信周期Tのタイミングαにおいて磁気検知エラーフラグ(第二のエラーフラグ)およびセキュリティ情報信号はオンとなる。
そして、磁気検知エラーフラグおよびセキュリティ情報信号がオンになったことに基づき、即時に(例えば、当該同一の送信周期T内のタイミングβ)、磁気検知エラーのエラーコマンドが第1副制御部400に送信されて磁気検知エラー(第二のエラー)の報知が実行を開始する。このように、主制御部300等に関する第二のエラー(例えば、磁気検知エラー)の場合には、エラーが発生すると即時に第二のエラーの報知が開始される。
磁気検知エラーは、電源を再投入した場合に復帰(解除される)するエラーであり、タイミングγの直前のタイミングで電源が遮断され、主制御部300が電源遮断状態(PW_WATCH信号がオフ)を検出したタイミングγにおいて、磁気検知エラーフラグおよびセキュリティ情報信号がオフとなる。そして、磁気検知エラーフラグおよびセキュリティ情報信号がオフとなると即時に(タイミングδ)磁気検知エラーのエラー解除コマンドが第1副制御部400に送信されて、磁気検知エラーの報知が終了する。
磁気検知エラーの発生中は、図15に示す主制御部タイマ割り込み処理において、ステップS309の判定でYesとなり、ステップS311からステップS337の処理はスキップされる。つまり、磁気検知エラーは発生すると即時に当該磁気検知エラーの報知が開始され、また、タイマ更新処理(ステップS311)が実行されないため、セキュリティ情報信号はエラーフラグがオフになった後の所定期間(30秒、7500割込)がカウントされず、電断状態となるまで出力が継続する。
タイミングεにおいて、主制御部300が電源投入状態(PW_WATCH信号がオン)を検出すると、電源再投入後最初(1回目)のデバイス管理処理が開始されるタイミングζから、送信周期Tが再開する。なお、電源投入後の送信周期Tの開始タイミングは、電源再投入後1回目の主制御部タイマ割込処理から開始してもよいし、電源再投入後1回目の主制御部メイン処理において、主制御部タイマ割込処理の割込制限が終了した次の割込から開始してもよい。
同図(b)を参照して、同図(a)に対応した装飾図柄表示装置208における磁気検知エラーを報知する演出表示の一例を説明する。
同図(1)に示すタイミングは、図43(4)に示すタイミングと同様であるので、説明は省略する。
同図(2)に示すタイミングは、電源投入状態(PW_WATCH信号がオン)で磁気検知信号がオフからオンに変化し、その状態が所定期間(例えば、10ms)継続したことによって主制御部300が磁気(磁石)検知エラー(第二のエラー)を検出し、これに基づき磁気検知エラーフラグ(第二のエラーフラグ)およびセキュリティ情報信号がオンとなったタイミング(同図(a)のタイミングα)である。
磁気検知エラーフラグがオンとなると、主制御部300は、普通図柄表示装置210、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普通図柄保留ランプ216、第1特別図柄保留ランプ218および第2特別図柄保留ランプ220を全て消灯する(以下の実施例において、同様である)。
同図(3)に示すタイミングは、磁気検知エラーフラグがオンとなったことに基づき、即時に(同図(a)のタイミングβ)磁気検知エラー(第二のエラー)が報知を開始している状態である。磁気検知エラーの報知は、装飾図柄表示装置208の表示領域の全面において実行される。ここでは一例として、装飾図柄表示装置208の表示領域の全面をグレーの塗り潰しで表示すると共に、「磁石を検知しました」という文字を表示している。
同図(4)に示すタイミングは、電源遮断後のタイミング(同図(a)のタイミングδ)であり、同図(5)に示すタイミングは、電源再投入後のタイミング(同図(a)のタイミングε)であり、同図(6)のタイミングは、同図(a)のタイミングεからタイミングζの間のタイミングであり、同図(7)〜(9)は、同図(a)のタイミングζ以降のタイミングである。なお、同図(7)に示すタイミングは、磁気検知エラーが解除された状態である。磁気検知エラーの解除に伴い、主制御部300は、磁気検知エラーを検出したタイミングから消灯していた、普通図柄表示装置210、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普通図柄保留ランプ216、第1特別図柄保留ランプ218および第2特別図柄保留ランプ220を全て磁気検知エラーの検出前の状態に復帰させる。また、第四図柄表示手段2081(または、第四図柄表示手段2082)は点滅を開始させる(以下の実施例において、同様である)。
図48を参照して、主制御部300等に関する第一のエラー(磁界(電波)検知エラー)と第二のエラー(磁気(磁石)検知エラー)とが重複して発生した場合について説明する。
図48(a)は、主制御部300等に関する第一のエラー(磁界(電波)検知エラー)および第二のエラー(磁気(磁石)検知エラー)に関連し、送信周期T、第一のエラー(磁界検知エラー)フラグ、第一のエラー(磁界検知エラー)報知、第二のエラー(磁気検知エラー)フラグ、第二のエラー(磁気検知エラー)報知、およびセキュリティ情報信号のタイミングチャートの一例であり、同図(b)は、同図(a)に対応した演出表示の一例を時系列に示す図である。
同図(a)を参照して、タイミングa、cはそれぞれ、主制御部300におけるサブコマンドの送信周期Tの終了/開始のタイミングである。
ある送信周期Tの途中のタイミングbにおいて、磁界検知エラーフラグがオンとなると、同時にセキュリティ情報信号がオンとなる。そして、磁界検知エラーフラグがオンとなった後の(例えば、同一送信周期T内の)タイミングαにおいて磁気検知エラーフラグがオンとなると、即時に(タイミングβにおいて)磁界検知エラーのエラーコマンドが第1副制御部400に送信されて磁気検知エラーのエラー報知が実行を開始する。つまり、磁気検知エラーは、磁気検知エラーフラグがオンした後、次の送信周期Tを待たず即時に(例えば同一の送信周期T内で)報知を開始するが、磁界検知エラーは、磁界検知エラーがオンとなった送信周期Tの次の送信周期T(タイミングc後の送信周期T)で磁界検知エラーのエラーコマンドを第1副制御部400に送信し、その後磁界検知エラーのエラー報知が実行を開始する。
同図(b)を参照して、同図(a)に対応した装飾図柄表示装置208における磁界検知エラーおよび磁気検知エラーを報知する演出表示の一例を説明する。
同図(1)に示すタイミングは、図43(4)に示すタイミングと同様であるので、説明は省略する。
同図(2)に示すタイミングは、磁界検知エラーフラグがオンとなったタイミング(同図(a)のタイミングb)であり、同図(3)に示すタイミングは、磁気検知エラーフラグがオンとなったタイミング(同図(a)のタイミングα)である。
そして同図(4)に示すタイミングは、磁気検知エラーフラグがオンとなったことに基づき、即時に磁界検知エラーのエラーコマンドが第1副制御部400に送信されて磁気検知エラー(第二のエラー)が報知を開始している状態である(同図(a)のタイミングβ)。磁気検知エラーの報知は、装飾図柄表示装置208の表示領域の全面において実行される。ここでは一例として、装飾図柄表示装置208の表示領域の全面をグレーの塗り潰しで表示すると共に、「磁石を検知しました」という文字を表示している。
このように、磁界検知エラー(主制御部300等に関する第一のエラー)と磁気検知エラー(主制御部300等に関する第二のエラー)が重複して検知された場合、同図(b)(3)、(4)に示すタイミングでは磁界検知エラーフラグと磁気検知エラーフラグの両方がオンとなっているが、報知されるエラーは、磁気検知エラーのエラー報知(エラー表示E2)のみとなる。
図49を参照して、主制御部300等に関する第一のエラー(磁界(電波)検知エラー)と第二のエラー(磁気(磁石)検知エラー)とが重複して発生した場合の他の例について説明する。
図49(a)は、主制御部300等に関する第一のエラー(磁界(電波)検知エラー)および第二のエラー(磁気(磁石)検知エラー)に関連し、送信周期T、第一のエラー(磁界検知エラー)フラグ、第一のエラー(磁界検知エラー)報知、第二のエラー(磁気検知エラー)フラグ、第二のエラー(磁気検知エラー)報知、およびセキュリティ情報信号のタイミングチャートの他の一例であり、同図(b)は、同図(a)に対応した演出表示の他の一例を時系列に示す図である。
同図(a)を参照して、タイミングa、cはそれぞれ、主制御部300におけるサブコマンドの送信周期Tの終了/開始のタイミングである。
この例では、ある送信周期Tの途中のタイミングbにおいて、磁界検知エラーフラグがオンとなると、同時にセキュリティ情報信号がオンとなる。そして、磁界検知エラーフラグがオンとなった送信周期Tの次の送信周期Tのタイミングdにおいて、磁界検知エラーを報知するためのサブコマンドが主制御部300から第1副制御部400に送信され、磁界検知エラーのエラー報知(エラー表示E1)が開始する。
そして、磁界検知エラーのエラー報知(エラー表示E1)が開始された後のタイミングαにおいて、磁気検知エラーフラグがオンとなり、その後のタイミングβにおいて磁気検知エラーのエラー報知(エラー表示E2)が開始する。
同図(b)を参照して、同図(a)に対応した装飾図柄表示装置208における磁界検知エラーおよび磁気検知エラーを報知する演出表示の一例を説明する。
同図(1)に示すタイミングは、図43(4)に示すタイミングと同様であるので、説明は省略する。
同図(2)に示すタイミングは、磁界検知エラーフラグがオンとなったタイミング(同図(a)のタイミングb)であり、同図(3)に示すタイミングは、磁界検知エラーフラグがオンとなったことに基づき、磁界検知エラーのエラー報知(エラー表示E1)が開始されている状態((同図(a)のタイミングd)である。
そして、同図(4)に示すタイミングは、磁界検知エラーのエラー報知(エラー表示E1)が開始された後に、磁気検知エラーフラグがオンとなったタイミング(同図(a)のタイミングα)である。磁気検知エラーフラグがオンとなり、同図(5)に示すタイミングは、磁気検知エラーフラグがオンとなったことに基づき、磁気検知エラーのエラー報知(エラー表示E2)が開始されている状態((同図(a)のタイミングβ)である。
このように、磁界検知エラーのエラー報知(エラー表示E1)が開始された後に、磁気検知エラーフラグがオンとなった場合には、磁界検知エラーのエラー報知(エラー表示E1)を覆うように(磁界検知エラーのエラー報知(エラー表示E1)が非表示となるように)磁気検知エラーのエラー報知(エラー表示E2)を行う。
なお、同図(5´)に示すように、磁界検知エラーのエラー報知(エラー表示E1)が開始された後に、磁気検知エラーフラグがオンとなった場合には、磁界検知エラーのエラー報知(エラー表示E1)に重ねて(磁界検知エラーのエラー報知(エラー表示E1)も表示したまま)磁気検知エラーのエラー報知(エラー表示E2)を行う。この場合、同図(5´)に示すように磁界検知エラーのエラー報知(エラー表示E1)によって磁気検知エラーのエラー報知(エラー表示E2)の少なくとも一部を遊技者に視認困難にするようにしてもよいし、両者を遊技者に視認可能にするようにしてもよい。
<大入賞口入賞異常エラーに関連する信号等のタイミングチャートおよび演出表示の一例>
次に、主制御部300等に関するエラー(大入賞口入賞異常エラー)が発生した場合について説明する。以降の説明において、大入賞口入賞異常エラーとは、大入賞口入賞超過エラーをいう。大入賞口入賞超過エラーは、残存球検出時間の経過後(特電役作動間隔タイマが0の場合)に、入球数>排出数となった場合に発生し、入球数=排出数となった場合、あるいは電源再投入をした場合に復帰するエラーである。また、図50〜図52は例えば、図3に示すような遊技盤200を有するぱちんこ機100の一例であり、図56〜図50は、図9に示す遊技盤200を有するぱちんこ機(V入賞確変機)100の一例である。
図50は、大当り遊技中の例えば15ラウンド目に大入賞口入賞超過エラーが発生した場合の、特図の変動/停止の状態、役物連続作動装置および条件装置の作動/未作動の状態、大入賞口ソレノイドの駆動(開放)/停止(閉鎖)の状態、特別電動役物(特電役)の作動/未作動の状態、可変入賞口234に設けられた球検出センサ320(カウントスイッチSW)の有効/無効の状態、大入賞口入賞超過エラーフラグ、セキュリティ情報信号および第1副制御部400における大入賞口入賞超過エラー報知のタイミングチャートの一例である。
なお、この例では、大入賞口(アタッカー、可変入賞口234)が遊技盤200に1つだけ設けられている場合について、説明する。
タイミングAにおいて、特図表示装置(第1特図表示装置212および第2特図表示装置214のいずれか、以下同様)による図柄変動が停止し、例えば、15R確変大当りとなる図柄(例えば、「特図A」)が停止表示されると、特図表示確定タイマにより設定された期間が経過した後、タイミングBにおいて、条件装置及び役物連続作動装置が未作動状態から作動状態となる。ここで、役物連続作動装置とは、特別電動役物(この例では、可変入賞口234)を連続して作動させることができる特別の装置をいい、条件装置とは、その作動が役物連続作動装置の作動に必要な条件とされている装置で、特定の図柄の組合せが表示され、又は遊技球(役物連続作動装置が作動している時にその入口が開き、又は拡大した大入賞口に入賞したものを除く。)が大入賞口内の特定の領域を通過した場合に作動するものをいう。本実施形態では、役物連続作動装置も条件装置も作動が開始するタイミングと終了するタイミングが一致するので、同一のタイミングチャートにて表している。
すなわち、タイミングBで大当り遊技が開始される。そして、大当り開始演出が行われ、大当り開始演出が終了したタイミングCにおいて、大当り遊技1ラウンド目が開始され、特別電動役物が未作動状態から作動状態となる。そして、可変入賞口234は、1ラウンド目の開始から開放されるため、大入賞口ソレノイドもこのタイミングから駆動(開放)して可変入賞口234が開放状態となる。また、カウントスイッチSWは、特別電動役物が未作動状態から作動状態となるこのタイミングで無効状態から有効状態となる。これにより、可変入賞口234に入球した遊技球がカウントスイッチSWを通過したときにこれを有効に検出し、可変入賞口234へ有効に入賞したものと取り扱うことができるようになる。なお、カウントスイッチSWは、ラウンドが開始して最初に可変入賞口234が開放状態となるタイミングで無効状態から有効状態になるようにしてもよい。
その後、可変入賞口234への上述した最大入賞数の遊技球の入賞、又は、設定された特電役作動データ(例えば、「特図A」で大当りした場合の1ラウンド目に設定される「特電役作動データ1」)によって設定される開放タイマが経過すると、タイミングDにおいて大入賞口ソレノイドが駆動を停止(閉鎖)して可変入賞口234が閉鎖状態となる。このとき、特電役作動間隔タイマが設定されるとともに、可変入賞口234に係る特電役入賞検出タイマに所定時間(例えば、3秒)が設定される。なお、特別電動役物は、可変入賞口234が閉鎖状態となった後も、当該ラウンドが終了するまで、すなわち、特電役作動間隔タイマによって設定された期間が経過するまでは作動状態が継続する。そして、特電役作動間隔タイマによって設定された期間が経過したタイミングEにおいて、特別電動役物が作動状態から未作動状態となり、1ラウンド目が終了する。
1ラウンド目が終了すると(特別電動役物が作動状態から未作動状態になると)、特電役作動遅延タイマによって設定された期間の経過後のタイミングFにおいて再び特別電動役物が未作動状態から作動状態となり、2ラウンド目が開始され、大入賞口ソレノイドもこのタイミングにおいて駆動して可変入賞口234が開放状態となる。また、カウントスイッチSWは、特別電動役物が作動状態となるタイミングで無効状態から有効状態となる。以降、最終ラウンドの1つ前のラウンドである14ラウンドが終了するまで、上述した動作が繰り返し行われる。
この例において、14ラウンド目の途中において主制御部300が大入賞口入賞超過エラーを検出したとする。本実施形態では、この場合であっても、可変入賞口234の開放中は、大入賞口入賞超過エラーフラグはオンにならない。14ラウンド目では、可変入賞口234への上述した最大入賞数の遊技球の入賞、又は、設定された特電役作動データ(例えば、「特図A」で大当りした場合の14ラウンド目に設定される「特電役作動データ1」)によって設定される開放タイマが経過すると、タイミングGにおいて大入賞口ソレノイドが駆動を停止(閉鎖)し、可変入賞口234が閉鎖状態となる。このとき、特電役作動間隔タイマが設定されるとともに、可変入賞口234に係る特電役入賞検出タイマに所定時間(例えば、3秒)が設定される。そして、特電役作動間隔タイマによって設定された期間が経過したタイミングHにおいて、特別電動役物が作動状態から未作動状態となり、15ラウンド目が終了する。そして、このタイミングHにおいて、大入賞口入賞超過エラーフラグをオンにする。また同じタイミングHでセキュリティ情報信号がオンとなり、タイミングIにおいて主制御部300から第1副制御部400にエラー報知のサブコマンドが送信され、第1副制御部400による大入賞口入賞超過エラーの報知が開始する。
このように、本実施形態では、大当り遊技中(可変入賞口の開放中)に大入賞口入賞超過エラーを検知した場合であっても、即時に大入賞口入賞超過エラーフラグをオンにせず、当該ラウンドの終了時、より詳細には、特電役作動間隔タイマによって設定された期間が経過して特別電動役物が作動状態から未作動状態となったタイミング(同図のタイミングH)で、大入賞口入賞超過エラーフラグがオンに設定される。
14ラウンド目が終了すると、所定期間の経過後のタイミングJにおいて15ラウンド目が開始され、再び特別電動役物が未作動状態から作動状態となり、大入賞口ソレノイドもこのタイミングにおいて駆動して可変入賞口234が開放状態となる。また、カウントスイッチSWは、特別電動役物が作動状態となるタイミングで無効状態から有効状態となる。
その後、可変入賞口234への上述した最大入賞数の遊技球の入賞、又は、設定された特電役作動データによって設定される開放タイマが経過すると、タイミングKにおいて大入賞口ソレノイドの駆動が停止して可変入賞口234が閉鎖状態となる。このとき、上述した特電役作動間隔タイマが設定されるとともに、可変入賞口234に係る特電役入賞検出タイマに所定時間(例えば、3秒)が設定される。そして、特別電動役物は、可変入賞口234が閉鎖状態となった後も、ラウンドが終了するまで、すなわち、特電役作動間隔タイマによって設定された期間が経過するまで作動状態となっている。
特電役作動間隔タイマによって設定された期間が経過したタイミングLにおいて、特別電動役物が作動状態から未作動状態になり、カウントスイッチSWも有効から無効となった15ラウンド目が終了する。その後、特電役作動遅延タイマにより設定された期間が経過すると、大当り終了演出が開始され、当り終了表示タイマにより設定された期間が経過するまでこの大当り終了演出が行われる。
大当り終了演出が終了するタイミングMにおいて、役物連続作動装置及び条件装置が作動状態から未作動状態となり、大当り遊技が終了する。
大当り遊技が終了すると、一般的にはタイミングQ(大当り遊技終了のタイミングMから1割込後のタイミング)から、保留されている特図(特図1または特図2)の図柄変動が開始される。しかし、この例では、このタイミングにおいて大入賞口入賞超過エラーは解消されておらず(大入賞口入賞超過エラーフラグがオンの状態であるため)、第1副制御部400による大入賞口入賞超過エラーの報知が継続しており、保留されている特図(特図1または特図2)の図柄変動は待機状態となる。
そして、タイミングNにおいて、大入賞口入賞超過エラーフラグがオフとなり、大入賞口入賞超過エラーが解消されると、1割込後のタイミングOにおいて、保留されている特図(特図1または特図2)の図柄変動が開始される。そして、タイミングPにおいて、大入賞口入賞超過エラーのエラー解除コマンドが主制御部300から第1副制御部400に送信され、エラー解除(タイミングN)から一定期間(例えば、33秒)経過後に、第1副制御部400による大入賞口入賞超過エラーのエラー報知が終了する。
このように、本実施形態では、大当り遊技の途中で大入賞口入賞超過エラーが発生した場合には、エラーが発生したラウンドの終了時に大入賞口入賞超過エラーの表示(エラー表示E3)を行う。そして、所定のラウンド回数の大当り遊技が終了した場合であっても、大入賞口入賞超過エラーが発生している場合(大入賞口入賞超過エラーフラグがオンの状態であり、大入賞口入賞超過エラーが解消されていない場合)には、エラー表示E3を継続し、保留されている特図(特図1または特図2)があっても、その図柄変動が開始されず、待機状態とする。そして、大入賞口入賞超過エラーフラグがオフとなり、大入賞口入賞超過エラーが解消されると、次の割込で、保留されている特図(特図1または特図2)の図柄変動が開始される。エラー表示E3は、エラー解除(タイミングN)から一定期間(例えば、33秒)経過するまで、表示が継続される。
図51は、図50に示したタイミングチャートに対応して装飾図柄表示装置208において大入賞口入賞超過エラーを報知する演出表示の一例を時系列に示した図である。
同図(1)に示すタイミングは、特図表示装置(第1特図表示装置212および第2特図表示装置214のいずれか、以下同様)による図柄変動が停止し、例えば、15R確変大当りとなる図柄が停止表示され、装飾図柄表示装置208の表示領域において、この例では「確変大当り」の文字を表示して大当り遊技を開始している状態(図50のタイミングB)である。また、同図(2)に示すタイミングは、大当り開始演出(この例では、遊技者に右打ちであることを報知する「右打ちだ!」の文字の表示)が行われている状態である。
同図(3)に示すタイミングは、大当り開始演出が終了し、大当り遊技の1ラウンド目が開始された状態(図50のタイミングC)であり、特別電動役物が未作動状態から作動状態となる。そして、可変入賞口234は、1ラウンド目の開始から開放されるため、大入賞口ソレノイドもこのタイミングから駆動(開放)して可変入賞口234が開放状態となる。また、カウントスイッチSWは、特別電動役物が未作動状態から作動状態となるこのタイミングで無効状態から有効状態となる。また、装飾図柄表示装置208の表示領域では、大当り遊技の1ラウンド目のラウンド演出が実行されている。
同図(4)に示すタイミングは、最終ラウンドの1ラウンド前である14ラウンド目が開始した状態であり、装飾図柄表示装置208の表示領域において、14ラウンド目のラウンド演出が実行されている。
同図(5)に示すタイミングは、14ラウンド目が終了した(特別電動役物が作動状態から未作動状態となった)状態(図50のタイミングH)である。また、この例では、同図(4)から同図(5)までの期間において、主制御部300が大入賞口入賞超過エラーを検出している。しかし、上述したように本実施形態では、可変入賞口の開放中に主制御部300が大入賞口入賞超過エラーを検出した場合であっても、即時に大入賞口入賞超過エラーフラグをオンにせず、当該ラウンドの終了時、すなわち同図(5)に示すタイミング((図50のタイミングH)において、大入賞口入賞超過エラーフラグをオンにする。
同図(6)に示すタイミングは、主制御部300から第1副制御部400にエラー報知のサブコマンドが送信され、第1副制御部400による大入賞口入賞超過エラーの報知(この例では、「大入賞口入賞超過エラー」という文字によるエラー表示E3が開始されている状態(図50のタイミングI)である。なお、エラー表示E3は、装飾図柄表示装置208の表示領域におけるラウンド演出に重ねて(その前面に)表示される。
同図(7)に示すタイミングは、15ラウンド目が開始され、再び特別電動役物が未作動状態から作動状態となり、大入賞口ソレノイドもこのタイミングにおいて駆動して可変入賞口234が開放状態となり、カウントスイッチSWが、無効状態から有効状態となったタイミング(図50のタイミングJ)である。大入賞口入賞超過エラーは解消されておらず、装飾図柄表示装置208の表示領域においてラウンド演出と、これに重ねて大入賞口入賞超過エラーのエラー表示E3が継続している。
同図(8)は、大入賞口ソレノイドの駆動が停止して可変入賞口234が閉鎖状態となったタイミング(図50のタイミングK)であり、同図(9)は、特電役作動間隔タイマによって設定された期間が経過し、特別電動役物が作動状態から未作動状態になり、カウントスイッチSWも有効から無効となって15ラウンド目が終了した状態(図50のタイミングL)である。これらの期間においても、大入賞口入賞超過エラーは解消されておらず、装飾図柄表示装置208の表示領域においてラウンド演出と、これに重ねて大入賞口入賞超過エラーのエラー表示E3が継続している。
同図(10)に示すタイミングは、15ラウンド目が終了し、特電役作動遅延タイマにより設定された期間が経過して、大当り終了演出が開始された状態である。大当り終了演出はこの例では、装飾図柄表示装置208の表示領域において、確変状態に移行したことを示唆する表示(この例では「確変突入」)やプリペイドカードの取り忘れの注意喚起の報知(この例では、「プリペイドカードの取り忘れにご注意ください。」などの文字の表示)を含んでいる。また、このタイミングにおいても、大入賞口入賞超過エラーは解消されておらず、装飾図柄表示装置208の表示領域において大当り終了演出に重ねて大入賞口入賞超過エラーのエラー表示E3が継続している。大当り終了演出は、当り終了表示タイマにより設定された期間が経過するまで継続して行われる。なお、同図(10)に示す大当り終了演出において右打ち状態であること報知する右打ち報知(「右打ち」の文字と右矢印)は表示されていなくてもよい(以降の実施例においても同様である)。
同図(11)に示すタイミングは、当り終了表示タイマにより設定された期間が経過し、大当り終了演出が終了したタイミングである。この例では、このタイミングにおいて大入賞口入賞超過エラーは解消されておらず(大入賞口入賞超過エラーフラグがオンの状態であるため)、第1副制御部400による大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)が継続しており、保留されている特図(特図1または特図2)の図柄変動は待機状態となっている(主制御部300は、図柄変動制御を行っていない)。このため、大当たり終了演出の終了後は、装飾図柄表示装置208の表示領域において、デモ画面(図柄デモ、メーカーロゴなど)が表示されている。
同図(12)に示すタイミングは、役物連続作動装置及び条件装置が作動状態から未作動状態となり、大当り遊技が終了した状態(図50のタイミングM)である。このタイミングにおいても大入賞口入賞超過エラーは解消されておらず、第1副制御部400による大入賞口入賞超過エラーの報知が継続しており、保留されている特図(特図1または特図2)の図柄変動は待機状態となっているため、装飾図柄表示装置208の表示領域において、ロゴ(メーカーロゴ)画面(またはデモ画面等)が表示されている。
同図(13)に示すタイミングは、大入賞口入賞超過エラーフラグがオフとなり、大入賞口入賞超過エラーが解消されたタイミング(図50のタイミングN)である。また、同図(14)に示すタイミングは、大入賞口入賞超過エラーフラグがオフとなったタイミングの1割込後のタイミング(図50のタイミングO)であり、保留されている特図(例えば、特図1)の図柄変動が開始された状態である。このタイミングでは、大入賞口入賞超過エラーのエラー解除コマンドが主制御部300から第1副制御部400に送信されていないため、引き続きロゴ画面と、大入賞口入賞超過エラーのエラー表示E3が表示を継続している。なお、本例では、図柄変動が開始された状態においてロゴ画面が表示された状態であるが、装飾図柄の停止表示が表示された状態で図柄変動が開始されるように構成されていてもよい。
同図(15)に示すタイミングは、保留されている特図(例えば、特図1)の図柄変動の開始に伴い、(ロゴ表示に替えて)装飾図柄表示装置208の表示領域(図柄表示領域208a〜208c)において装飾図柄の停止表示が表示されている。なお、この例では、図柄デモは、前回の大当りの図柄組合せ(例えば、「装飾7−装飾7−装飾7」)の装飾図柄の停止表示と同じ表示を行っている。本実施形態では、同図(15)に示すように図柄デモを表示する場合には、図柄デモに替えて、装飾図柄の停止表示(例えば、前回の大当りの図柄組合せ(例えば、「装飾7−装飾7−装飾7」))を行っても良く、これは以下の実施例においても同様である。
また、装飾図柄の停止表示の状態が、第一のエラー(例えば、大入賞口入賞超過エラー)が発生している状態と当該エラーが発生していない状態(デモ中および/または図柄停止中)とで同じであってもよいし、異なるものであってもよい。例えば、第一のエラーが発生中の装飾図柄の停止表示の状態が静止画で、第一のエラーが発生していない状態の装飾図柄の停止表示の状態がアニメーションであってもよい。また、装飾図柄表示が「キャラクタ等の画像」と「数字または文字」から構成されている場合、第一のエラーが発生中の装飾図柄の停止表示の状態が「キャラクタ等の画像」と「数字または文字の画像」から構成され、第一のエラーが発生していない状態の装飾図柄の停止表示の状態が「キャラクタ等の画像」から構成されていてもよい。ここで「キャラクタ等の画像」や「数字または文字の画像」は、動画像であってもよく、静止画像であってもよい。また、デモ中と図柄停止中とでは、装飾図柄の停止表示の状態が異なってもよい。例えば、デモ中は装飾図柄の一部または全部がアニメーションを行い、図柄停止中は装飾図柄が静止画で表示されていてもよく、その逆であってもよい。ここで、第一のエラー中の装飾図柄の停止表示の態様が図柄停止中と同じであるが、デモ中と同じであってもよい。
また、第一のエラー(例えば、大入賞口入賞超過エラー)中は、装飾図柄が停止表示と同じ表示(装飾図柄が停止している)であってもよい。
また、第一のエラー(例えば、大入賞口入賞超過エラー)中は、装飾図柄が停止表示と異なる表示であってもよく、例えば、図柄デモ中の装飾図柄がアニメーションをしているような表示と同じであったり、第一のエラー(例えば、大入賞口入賞超過エラー)専用の装飾図柄表示パターンであってもよい。
同図(16)に示すタイミングは、大入賞口入賞超過エラーのエラー解除コマンドが主制御部300から第1副制御部400に送信され、エラー解除(タイミングN)から一定期間(例えば、33秒)経過後に、第1副制御部400による大入賞口入賞超過エラーのエラー報知が終了した状態(図50のタイミングP)である。装飾図柄表示装置208の表示領域(図柄表示領域208a〜208c)では装飾図柄の停止表示が表示されている。そして、このタイミング以降、装飾図柄表示装置208の表示領域(図柄表示領域208a〜208c)において、装飾図柄の変動表示が開始される。なお、同図(15)または同図(16)に示すタイミングから、装飾図柄表示装置208の表示領域(図柄表示領域208a〜208c)において、装飾図柄の変動表示が開始されるようにしてもよい。
このように、本実施形態では、大当り遊技の途中で大入賞口入賞超過エラーが発生した場合には、エラーが発生したラウンドの終了時に大入賞口入賞超過エラーの表示(エラー表示E3)を行う。そして、所定のラウンド回数の大当り遊技が終了した場合であっても、大入賞口入賞超過エラーが発生している場合(大入賞口入賞超過エラーフラグがオンの状態であり、大入賞口入賞超過エラーが解消されていない場合)には、エラー表示E3を継続し、保留されている特図(特図1または特図2)があっても、その図柄変動を待機する。そして、次の図柄変動を待機している期間に大当り終了演出が終了すると、ロゴ画面やデモ画面などを表示し、そのまま表示が停止する。大入賞口入賞超過エラーフラグがオフとなり、大入賞口入賞超過エラーが解消されると、次の割込で、保留されている特図(特図1または特図2)の図柄変動が開始される。エラー表示E3は、エラー解除(タイミングN)から一定期間(例えば、33秒)経過するまで、表示が継続される。
なお、仮に通常大当り用の装飾図柄の図柄組合せが揃った場合、大入賞口入賞超過エラーフラグがオンの期間中も、大当りラウンド中に確変昇格演出を行っても良い。
図52は、図51の演出表示の変形例を示す図である。図52(9a)〜同図(16a)は、それぞれ図51(9)〜同図(16)に対応する変形例である。
図52(9a)に示すタイミングは、15ラウンド目が終了した状態であり(図50のタイミングL)、ラウンド演出に重ねて大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)が行われている。また、同図(10a)は大当り終了演出が開始された状態であり、大当り終了演出に重ねて大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)が行われている。同図(10a)に示すように、大当り終了演出では、プリペイドカードの取り忘れの注意喚起の報知(例えば、「プリペイドカードの取り忘れにご注意ください。」などの文字の表示)を行わなくても良い。なお、初回大当りの大当り終了演出でプリペイドカードの取り忘れの注意喚起の報知を行い、2連荘目以降の大当りの大当り終了演出ではプリペイドカードの取り忘れの注意喚起の報知を行わないようにしてもよい。また、大当り終了演出でプリペイドカードの取り忘れの注意喚起の報知を行わず、大当り終了後、最初の図柄変動表示が開始された後にプリペイドカードの取り忘れの注意喚起の報知を行うようにしてもよい。なお、注意喚起の報知はプリペイドカードの取り忘れに限らず、他の注意喚起の報知(例えば、打ち方報知(右打ち、左打ち)など)であってもよい。
同図(11a)に示すタイミングは、大当り終了演出が終了した状態である。同図(11)に示すように、大当り終了演出後であっても大入賞口入賞超過エラーは解消されておらず、大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)が継続しており、保留されている特図(特図1または特図2)の図柄変動は待機状態となっている場合に、装飾図柄表示装置208の表示領域において保留内連荘を示唆する先読み予告(この例では、キャラクタ(殿)の表示と、「大盤振舞じゃ!」という文字の表示)を実行してもよい。ここで、本実施形態における「保留内連荘」とは、特図先読み処理の結果、現時点で保留されている特図変動遊技に対する先読み結果に大当りがある場合をいう。
なお、先読み予告が第一のエラー(例えば、大入賞口入賞超過エラー)が発生している状態と当該エラーが発生していない状態とで同じであってもよいし、異なるものであってもよい。
また、先読み予告が先読み対象となる変動まで表示されている場合において、先読み予告のアニメーションを行わなず、静止画的に先読み予告を行うものであってもよい。この場合の先読み予告は、高確率状態における先読み演出抽選によって選ばれた予告であってもよいが、低確率状態における先読み演出抽選によって選ばれた予告であってもよい。ここで、高確率状態、低確率状態は特図ステータスの状態に対応するが、特図ステータスが高確率状態であっても、第一のエラー(例えば、大入賞口入賞超過エラー)が解除され図柄の変動が開始するまでは低確率状態における先読み演出抽選が行われるようにしてもよい。
同図(12a)に示すタイミングは、大当り遊技が終了した状態(図50のタイミングM)である。このタイミングにおいても大入賞口入賞超過エラーは解消されておらず、第1副制御部400による大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)が継続しており、保留されている特図(特図1または特図2)の図柄変動は待機状態となっているため、装飾図柄表示装置208の表示領域において、保留内連荘を示唆する先読み予告が継続して表示されている。
同図(15a)に示すタイミングは、保留されている特図(例えば、特図1)の図柄変動の開始に伴い、装飾図柄表示装置208の表示領域(図柄表示領域208a〜208c)において大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)の背後で図柄デモ(この例では、前回の大当りの図柄組合せ(例えば、「装飾7−装飾7−装飾7」)の装飾図柄の停止表示)が行われている状態である。この場合、同図(15a)に示すように、装飾図柄表示装置208の表示領域において保留アイコンPIを表示してもよい。
同図(16a)に示すタイミングは、大入賞口入賞超過エラーのエラー解除に伴い、第1副制御部400による大入賞口入賞超過エラーのエラー報知が終了した状態(図50のタイミングP)であり、装飾図柄表示装置208の表示領域(図柄表示領域208a〜208c)において装飾図柄の変動表示が開始している。
この例においても、同図(9a)から同図(15a)に示す期間(大入賞口入賞超過エラーが解除されていない期間)、大入賞口入賞超過エラーのエラー表示E3は表示を継続している。
図52(12b)〜同図(b3−1α)は、図51(12)以降の変形例である。図52(12b)に示すタイミングは、図51(12)に示すタイミングと同様であり、大当り遊技が終了した状態(図50のタイミングM)である。
図52(b1)は、同図(12b)に続く状態である。このタイミングにおいても大入賞口入賞超過エラーは解消されておらず、第1副制御部400による大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)が継続しており、保留されている特図(特図1または特図2)の図柄変動は待機状態となっているため、装飾図柄表示装置208の表示領域において、ロゴ画面が表示され、そのまま表示が停止している。そして、図52(b1)に示すように、ロゴ画面に加えて、装飾図柄表示装置208の表示領域において、一斉演出を示す演出(この例では、「姫LIVE開催中というテロップ画像(アニメーション)(カットイン画像であってもよい)や、「一斉演出まで○秒」というカウントダウン表示(アニメーション)など)が表示されてもよい。
図52(b1´)は、同図(12b)に続く状態である。このタイミングにおいても大入賞口入賞超過エラーは解消されておらず、第1副制御部400による大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)が継続しており、保留されている特図(特図1または特図2)の図柄変動は待機状態となっているため、装飾図柄表示装置208の表示領域において、ロゴ画面が表示されている。そして、図52(b1´)に示すように、ロゴ画面に加えて、装飾図柄表示装置208の表示領域において、一斉演出を示す演出(この例では、キャラクタ(姫)のワイプ画像(アニメーション)や、「一斉演出まで○秒」というカウントダウン表示(アニメーション)など)が表示されてもよい。
図52(b2−1)は、同図(12b)に続く状態であり、図52(b2−2)は図52(b2−1)に続く状態である。図52(b2−1)、(b2−2)に示すように、大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)とロゴ画面に加えて、装飾図柄表示装置208の表示領域において、ユーザ設定画面(この例では、音量設定画面)が表示されてもよい。ここでは、図52(b2−1)において「2」であった音量(ユーザ設定値)を、同図(b2−2)において「3」に変更している状態を示している。なお、両図に示すように、ユーザによる音量設定(ユーザ設定値)の変更は可能であるが、実設定値は「5」のままである。なお、ユーザ設定値の変更に伴い、実設定値が変更されても良い。また、この例では、音量設定画面を例に示したが輝度設定画面であってもよい。なお、本例では、音量設定画面は左キーを操作すると音量を低くする調整を行えて、右キーの操作で音量が高くする調整が行えるように構成され、他のキー(上キー、下キー、チャンスボタン、決定ボタン)の操作では音量調整ができないようになっているが、音量調整画面において左キーまたは下キーの操作で音量を低くする調整が行えて、右キーまたは上キーの操作で音量を高くする調整が行えるように構成されていてもよい。
図52(b3−1)は、同図(12b)に続く状態である。図52(b3−1)に示すように、大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)とロゴ画面(図柄デモ画面)に加えて(すなわちデモ状態において)、図柄表示装置208の表示領域において音量設定や輝度設定等の設定変更アイコンおよびメニュー表示が表示されてもよい
図52(b3−2)、(b3−3)は、図52(b3−1)に続く状態であり、大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)と図柄デモ画面が表示されて所定時間が経過した後は、図柄デモ画面がアニメデモ画面に変更(図柄デモ状態がアニメデモ状態に変更)され(図52(b3−2))、更に所定時間が経過した後は、アニメデモ画面が図柄デモ画面に変更(アニメデモ状態が図柄デモ状態に変更)され(図52(b3−3))てもよい。この場合も、大入賞口入賞超過エラーが解除されていない場合は、大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)が継続する。
また、図52(b3−3´)は、図52(b3−2)に続く状態であり、大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)とアニメデモ画面が表示され(図52(b3−2))、所定時間が経過した後は、アニメデモ画面に替えて図柄デモ(装飾図柄の停止表示)が行われても良い(図52(b3−3´))。この場合も、大入賞口入賞超過エラーが解除されていない場合は、大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)が継続する。なお、この例では、音量設定や輝度設定等の設定変更アイコンおよびメニュー表示(実機カスタマイズメニューが表示可能であることを示す表示)を表示しているが、電サポ中は、音量設定や輝度設定等の設定変更アイコンおよびメニュー表示が表示されないようにしても良い。
また、図52(b3−1α)は、図52(b3−1)に続く状態であり、図52(b3−1)の状態においてメニュー表示に基づき操作手段を操作した場合、図52(b3−1α)に示すように実機カスタマイズメニューが表示されてもよいし、実機カスタマイズメニューが表示されなくてもよい。また、音量設定や輝度設定等の設定変更アイコンに基づき操作手段を操作した場合、図52(b2−1)に示すように音量設定画面や輝度設定画面が表示されるようにされていてもよいが、音量設定画面や輝度設定画面が表示されなくてもよい。また、1回の操作手段の操作で音量設定画面と輝度設定画面の両方が表示されるように構成されていてもよいし、対応する操作手段の操作があった場合のみ(例えば、音量設定画面は右キーまたは左キー、光量設定画面は上キーまたは下キー)、音量設定画面または輝度設定画面が表示されるように構成されていてもよい。
図53は、図51および図52に示す大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)期間中の演出表示の変形例を示す図である。図53(b3−2α)は、図52(b3−2)に続く状態であり、大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)とアニメデモ画面が表示されている場合、演出可動体224が動作をしても良い。この場合の演出可動体224は、同図に示すように多段階で可動範囲の全体を動くようにしてもよい。また、演出可動体224は、多段階で可動範囲の一部を動くようにしてもよいし、連続して(スムーズに)可動範囲の全体または一部を動くようにしてもよい。また、この例では、アニメデモ画面を表示しているが、図柄デモ画面を表示している場合に演出可動体224が動作をするようにしてもよい。
図53(b3−1β)は、図52(b3−1)に続く状態であり、大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)と図柄デモ画面が表示されている場合にチャンスボタン136を操作すると、裏ボタン操作による演出(ここでは、キャラクタ(ハニ)が装飾図柄表示装置208の表示領域の一方から登場するアニメーション)が実行されても良い。
図53(b4−1)、(b4−2)は、図52(12b)に続く状態であり、大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)と図柄デモ画面が表示されている場合、普図の演出(例えば、電チューのロング開放を期待させる演出(この例では、あみだくじ画像の表示(図53(b4−1))およびその当否判定結果(図53(b4−2)))を行っても良い。すなわち、大入賞口入賞超過エラーが解除されていない状態で待機させるのは、特図の変動遊技のみであり、普図の入賞およびそれに伴う普図の変動遊技(装飾図柄表示装置208やランプ(LED)による装飾図柄変動表示)は待機せず、実行されてもよい。
なお、普図の演出(例えば、上記のあみだくじ画像)は、普図低確状態でのみ行われる演出であり、普図高確状態では表示されないが、普図高確状態でも表示するようにしてもよい。
なお、普図の変動遊技は、第一のエラー(例えば、大入賞口入賞超過エラー)発生の有無にかかわらず行われても良いが、第一のエラー(例えば、大入賞口入賞超過エラー)中は行わないようにしてもよい。
図53(b4−1´)は同図(b4−1)の変形例であり、電チューのロング開放を期待させる演出(この例では、あみだくじ画像の表示)において、当否判定に係る予告や先読み予告(この例では「熱」の文字など)を表示してもよい。なお、この状態において、増加した保留についての先読み予告を行っても良い。
図53(12c)は図51(12)の変形例であり、大当り遊技終了演出後は、ロゴ画面を表示せず、大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)と大当り遊技終了演出の表示が継続されてもよい。また、このタイミング(図50のタイミングM)において、右打ち報知は表示を終了していても良い。
図53(10d)〜図53(12d)は、大当り遊技終了演出後(図50のタイミングM)に対応する図51(10)〜(12)の変形例であり、大当り遊技終了演出後のタイミング(図50のタイミングM)では、その後に開始される確変モードをユーザが選択できる演出が実行されてもよい。例えば、図53(10d)に示すように、装飾図柄表示装置208の表示領域において、殿モードと姫モードを示す画像と、操作ボタン(例えば、チャンスボタン136)の操作を促す操作手段画像BG(この例では、チャンスボタン136を模した画像)および操作ボタンの受付期間の経過時間(有効期間)を報知する経過時間報知画像(メータ表示)TGなどが表示され、殿モードを選択した場合には殿モードに突入したことを報知する画像を表示し(同図(d1))、当該表示が継続するようにしてもよい(同図(12d))。なお、この期間中、大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)も継続している。また、同図(12d)に示すタイミングで、プリペイドカードの取り忘れの注意喚起の報知(この例では「プリペイドカードの取り忘れにご注意ください。」の文字の表示)を行っても良いし、当該注意喚起の報知を行わなくても良い。
図53(15e)〜図53(16e)は、図51(15)〜図51(16)に対応する変形例である。大入賞口入賞超過エラーが解除された後(大入賞口入賞超過エラーフラグがオフとなった後)は、保留されている特図(例えば、特図1)の図柄変動の開始に伴い、装飾図柄表示装置208の表示領域(図柄表示領域208a〜208c)において大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)の背後で、図柄デモ(この例では、前回の大当りの図柄組合せ(例えば、「装飾7−装飾7−装飾7」)の装飾図柄の停止表示)が行われ(図53(15e))、図柄表示領域208a〜208cにおいて当該変動の装飾図柄の変動表示が開始された場合に、大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)および装飾図柄の変動表示に重ねて右打ち報知(この例では「右打ち→」の文字を大きく表示してもよい(図53(e1))。当該右打ち報知は、例えば、初回大当り時などに表示するものであってもよい。そして、大入賞口入賞超過エラーのエラー解除コマンドが主制御部300から第1副制御部400に送信され、エラー解除(タイミングN)から一定期間(例えば、33秒)経過後に、第1副制御部400による大入賞口入賞超過エラーのエラー報知は終了するが、装飾図柄の変動表示と右打ち報知は継続して表示される(図53(16e))。なお、大入賞口入賞超過エラーのエラー解除時も右打ち報知を表示してもよいが、エラー解除後は、右打ち報知を表示しないようにしてもよい。
図54は、図51(10)〜図51(14)に対応する大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)期間中の演出表示の変形例を示す図である。図54(10f)および同図(11f)は、はそれぞれ、図51(10)及び図51(11)と同様であるので説明は省略する。
図54(12f)から図54(14f)は、図51(12)から図51(14)に対応するタイミングである。まず、図54(12f)に示すように、大当り遊技が終了したタイミング(図50のタイミングM)において、大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)と図柄デモ(前回の大当りの図柄組合せ(例えば、「装飾7−装飾7−装飾7」)の装飾図柄の停止表示)を行っても良い。
また、図54(f1−1)、(f1−2)は、図54(12f)に続く状態であり、大当り遊技が終了したタイミング(図50のタイミングM)以降において、保留されている特図(例えば、特図1)の図柄変動が開始されてもよい。この場合、図柄デモは継続するが、保留が増加した場合には、保留アイコンPI(保留アイコンの増加アニメーション)を表示するようにしてもよい。この場合、保留アイコンの増加アニメ−ションが第一のエラー(例えば、大入賞口入賞超過エラー)が発生している状態と、当該エラーが発生していない状態とで同じでもよいし、異なっていても良い。
また、第一のエラー(例えば、大入賞口入賞超過エラー)が発生している状態の時、保留アイコンの増加アニメーションを行わないようにしてもよい。
また、特図1と特図2とで保留が同時に増加した場合、保留アイコンの増加アニメーションは、同時並行に行われてもよく、先に消化される保留に対応するアイコンの表示が開始された後に後に消化される保留アイコンの表示が開始されてもよい。また、特図2(または特図1)の保留を優先的に消化する機種(以下、優先消化機という。)の場合において、優先的に消化されない特図に対応する保留がある場合に、電サポ中において優先的に消化される特図に対応する保留(特図2優先消化機の場合は、特図2に対応する保留)の保留アイコンのみを表示するように構成されていてもよいし、優先的に消化されない保留も表示されるように構成されていてもよい。また、特図2(または特図1)優先消化機の場合において、優先的に消化されない特図に対応する保留がある場合に、通常中(特図低確普図低確)に優先的に消化される特図(特図2優先消化機の場合は、特図2に対応する保留)に対応する保留の保留アイコンと優先的に消化されない特図(特図2優先消化機の場合は、特図1に対応する保留)の両方を表示してもよいが、優先的に消化される特図に対応する保留の保留アイコンを表示しないように構成されていてもよい。なお、特図種別を問わず入賞した順番で保留を消化する機種(以下、入賞順消化機という。)である場合、特図種別を問わず全ての保留に対応する保留アイコンが表示されていてもよい。また、電サポ中(確変および/または時短)に全ての保留に対応する保留アイコンが表示されないように構成されていてもよい。
図54(13f)に示すタイミングは、大入賞口入賞超過エラーフラグがオフとなり、大入賞口入賞超過エラーが解消されたタイミング(図50のタイミングN)である。また、同図(14)に示すタイミングは、大入賞口入賞超過エラーフラグがオフとなったタイミングの1割込後のタイミング(図50のタイミングO)である。このタイミングでは、大入賞口入賞超過エラーのエラー解除コマンドが主制御部300から第1副制御部400に送信されていないため、引き続き装飾図柄の停止表示と、大入賞口入賞超過エラーのエラー表示E3が表示を継続している。
図54(f2)は、同図(12f)に続く状態である。同図に示すように、保留されている特図(例えば、特図1)の図柄変動が開始されて保留が増加した場合には、先読み予告の保留アイコンPIを表示するようにしてもよい。
図54(f3−1)、(f3−2)は、同図(12f)に続く状態である。同図に示すように、保留されている特図(例えば、特図1)の図柄変動が開始されて保留が増加した場合には、保留アイコンの待機アニメーション(この例では、キャラクタ(ハニ)による保留アイコンの待機アニメーション)を表示するようにしてもよい。この場合の保留アイコンPIは、通常の保留アイコンでもよいし、先読み予告を行う保留アイコンであってもよい。また、保留アイコンの待機アニメーションが第一のエラー(例えば、大入賞口入賞超過エラー)が発生している状態と当該エラーが発生していない状態とで同じであってもよいし、異なるものであってもよい。また、第一のエラー(例えば、大入賞口入賞超過エラー)が発生している状態の時、保留アイコンの待機アニメーションを行わないようにしてもよい(例えば、静止画像で表示されていてもよい)。
図54(f4)は、同図(12f)に続く状態である。同図に示すように、保留されている特図(例えば、特図1)の図柄変動が開始されて保留が増加した場合には、先読み予告として、導光板によって模様が表示されてもよい。なお、この例に示すような導光板による模様の表示発光は、デモ(図柄デモ、アニメデモ)中や、大当り終了演出中に行っても良い。例えば、大入賞口入賞超過エラーの発生中であっても、導光板が発光して模様を表示する→表示しない、を繰り返すようにしてもよい。また、導光板に限らず、各種演出用ランプが先読み用発光パターン(デモ用発光パターン)で発光するようにしてもよいし、大入賞口入賞超過エラーの発生中は、エラー用発光パターンで発光するようにしてもよい。なお、ユーザーによる輝度設定により、導光板に光を照射するLEDの輝度を調整できるように構成されていてもよい。
図54(f5−1)、(f5−2)は、同図(12f)に続く状態である。同図に示すように、保留されている特図(例えば、特図1)の図柄変動が開始されて保留が増加した場合には、先読み予告として、演出可動体224が動作を行うようにしてもよい。この場合、演出可動体224の可動範囲の一部の範囲を多段階で移動する動作(煽り動作)をするものであってもよく、可動範囲の全部の範囲を多段階出移動する動作をするものであってもよい。また、多段階動作ではなく、スムーズな移動をするものであってもよい。
図54(f6−1)、(f6−2)は、同図(12f)に続く状態である。同図に示すように、保留されている特図(例えば、特図1)の図柄変動が開始された場合には、曲の変更が可能となってもよい。この場合、操作手段(操作ボタン、キー)の操作によって曲名が表示され、所定時間経過後に曲名が消去されるようにしてもよいし、(例えば操作手段の操作をしない限り)曲名が消去されないようにしてもよい。また、各種演出設定(曲、演出モード等)が行えてもよい。また、演出モードの設定によって背景が変更されてもよい。なお、大入賞口入賞超過エラーの報知中は、操作手段の操作によって選択された楽曲がスピーカー120から出力されないように構成されていてもよい。ここで、大入賞口入賞超過エラーのスピーカー120による報知は、エラーが解除されてから30秒間まで継続されるように構成されていてもよいが、エラーが開始されてから一定期間(例えば、30秒間)が経過したら、スピーカー120による報知を終了し、操作手段の操作によって選択された楽曲(なお、操作手段の操作によって選択された楽曲に限らず、背景表示や各種演出(例えば、大当りラウンド等)に対応した楽曲)が出力されるように構成されていてもよいし、エラーが解除されるまで無音状態となるように構成されていてもよい。ここで、表示手段による表示やランプなどの発光手段による表示はエラーが解除されるまで継続されるように構成されているが、スピーカー120による報知と同様であってもよい。また、エラー状態ではないときよりも低い音量で楽曲が出力されるように構成されていてもよい。なお、上記に記載したスピーカー120によるエラー報知は、大入賞口入賞超過エラーに限らず、スピーカー120による報知を行う他のエラーにも適用可能であってもよい。
図54(12f´)は、同図(12f)に示すタイミングの変形例である。同図に示すように、大当り遊技が終了したタイミング(図50のタイミングM)において、図柄デモを行う場合、演出に関する操作手段画像BGを常に表示するようにしてもよい。また、このタイミング(図50のタイミングM)などにおいて、操作ボタン(例えば、チャンスボタン136)の操作が不可状態の場合には、操作手段画像BGをグレーなどで表示するとともに、操作ボタンの受付期間の経過時間を報知する経過時間報知画像(メータ表示)TGを非表示として操作ボタンの操作が不可状態であることを示唆するようにしてもよい。
図55は、大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)期間中の他の演出例を示す図である。まず、図55(f7−1)、(f7−2)は、図54(12f)に続く状態であり、大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)と図柄デモが表示されている場合に、裏ボタン演出を実行してもよい。この場合例えば、図55(f7−1)に示すように、操作手段画像BGと経過時間報知画像(メータ表示)TGを表示するが、メータ表示は時間が経過してもメータが減らず、裏ボタン(操作手段、チャンスボタン136)の操作によって、図55(f7−2)に示すように裏ボタン演出(この例では、キャラクタ(ハニ)が登場するアニメーション)が実行されるようにしてもよい。
また、図55(f8)は、図54(12f)に続く状態であり、大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)と図柄デモが表示されている場合に、保留されている特図(例えば、特図1)の図柄変動が開始されて保留が増加した場合には、表示(アニメーション)よる先読み予告(この例では、「激熱接近中」の文字が移動するアニメーション)を行っても良い。
また、図55(f9)は、図54(12f)に続く状態であり、大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)と図柄デモが表示されている場合に、保留されている特図(例えば、特図1)の図柄変動が開始されて保留が増加した場合には、先読み予告を複合して行っても良い。例えば、同図に示すように、表示(アニメーション)よる先読み予告(この例では、「激熱接近中」の文字が移動するアニメーション)と、保留アイコンによる先読み予告を行っても良い。
また、図55(11g)から同図(12g)は、図51(11)から図5(12)に対応する状態である。図55(11g)に示すタイミングは、大当り遊技が終了した状態(図50のタイミングM)であり、装飾図柄表示装置208の表示領域において、デモ画面(ロゴ画面)に重ねて大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)が行われている状態である。また、この例では、装飾図柄表示装置208に加えて、他の表示装置(例えば、液晶表示装置(サブ液晶表示装置)D)を備えている。液晶表示装置Dは、その外形を区画する枠部D1(ハッチングで示す)と、枠部D1の内側の表示領域D2とを備え、表示領域D2において各種演出(表示)を行う。液晶表示装置Dは移動可能に構成された可動装飾ユニットであってもよいし、移動不可に構成されたものであってもよい。
図55(g−1)は、同図(11g)の変形例であり、装飾図柄表示装置208と他の液晶表示装置Dの2つの表示領域を用いて一つのあるいは関連する画像を表示するようにしてもよい。この場合、大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)は、装飾図柄表示装置208にて行っても良く、液晶表示装置Dで行っても良く、両者で行っても良い。
また、図55(12g)は、同図(g−1)に続く状態(大当り遊技が終了したタイミング(図50のタイミングM))であり、装飾図柄表示装置208と他の液晶表示装置Dの2つの表示領域のそれぞれで別の画像を表示するようにしてもよい。ここでは、装飾図柄表示装置208において図柄デモを表示し、他の液晶表示装置Dにおいて保留アイコンを表示する例を示している。この場合、大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)は、装飾図柄表示装置208にて行っても良く、液晶表示装置Dで行っても良く、両者で行っても良い。
図55(g−1)の装飾図柄表示装置208および他の液晶表示装置Dの各表示領域における表示(ここでは襖が閉じている画像)は、同図(11g)から同図(12g)に移行する途中の表示である。このように、大入賞口入賞超過エラーの報知(エラー表示E3)の実行中に、その背後の表示が変更される場合(ここでは、同図(11g)に示すロゴ画像から同図12(g)に示す装飾図柄の停止表示に変更される場合、両者の間に移行用の表示(図55(g−1)の、例えば襖が閉じている画像)を表示しても良い。また、この移行用の表示(例えば、図55(g−1)の装飾図柄表示装置208の表示領域における表示)は、液晶表示装置Dを有していない構成の場合にも適用可能である。
図56は、例えば、図9に示すような2つの大入賞口(第1のアタッカー802および第2のアタッカー804)を有するぱちんこ機100において、大入賞口入賞超過エラーが発生した場合の、特図の変動/停止の状態、役物連続作動装置および条件装置の作動/未作動の状態、大入賞口2ソレノイドの駆動(開放)/停止(閉鎖)の状態、特別電動役物(特電役2)の作動/未作動の状態、特電役2の作動中信号(試験用)の作動/未作動の状態、特電役2入賞検出タイマの設定/未設定の状態、第2のアタッカー804に設けられた球検出センサ320(カウントスイッチSW2)の有効/無効の状態、確変領域ソレノイドの駆動(開放)/停止(閉鎖)の状態、確変領域の有効/無効の状態、大入賞口1ソレノイドの駆動(開放)/停止(閉鎖)の状態、特別電動役物(特電役1)の作動/未作動の状態、特電役1の作動中信号(試験用)の作動/未作動の状態、特電役1入賞検出タイマの設定/未設定の状態、第1のアタッカー802に設けられた球検出センサ320(カウントスイッチSW1)の有効/無効の状態、大入賞口入賞超過エラーフラグ、セキュリティ情報信号および第1副制御部400における大入賞口入賞超過エラー報知のタイミングチャートの一例である。この例では、大当り遊技中のあるラウンド(タイミング(2)からタイミング(4)の間)において、大入賞口入賞超過エラーが検出されるものとする。
同図に示すように、例えば、あるタイミング(1)において、役物連続作動装置及び条件装置及びが未作動状態から作動状態となり、大当り遊技が開始される。
そして、大当り遊技中のタイミング(2)において、特電役2が未作動状態から作動状態となる。なお、本実施形態では、特電役1と特電役2とが同時に作動することはない。そして、このタイミングで、大入賞口2ソレノイドも駆動(開放)して第2のアタッカー804が開放状態となる。また、カウントスイッチSW2は、特電役2が作動状態となるタイミングで無効状態から有効状態となる。これにより、、第2のアタッカー804に入球した遊技球がカウントスイッチSW2を通過したときにこれを有効に検出し、、第2のアタッカー804へ有効に入賞したものと取り扱うことができるようになる。
また、このタイミング(2)において特電役2作動中信号(試験用)も作動状態となり、確変領域ソレノイドが駆動(開放)して確変領域が無効状態から有効状態となる。
第2のアタッカー804が開放状態となった後のタイミング(3)において、特電役1入賞検出タイマが設定状態から未設定状態となり、カウントスイッチSW1が有効状態から無効状態となる。このように、本実施形態では、第2のアタッカー804が開放状態となった後において特電役1入賞検出タイマによって設定された期間(タイミング(3))が経過するまではカウントスイッチSW1が有効状態となっているので、第2のアタッカー804が開放状態となっているときに前のラウンドで第1のアタッカー802に入球した遊技球がカウントスイッチSW1を通過して入賞と検出される場合がある。なお、カウントスイッチSW2は、ラウンドが開始して最初に第2のアタッカー804が開放状態となるタイミングで無効状態から有効状態になるようにしてもよい。
その後、第2のアタッカー804への上述した最大入賞数の遊技球の入賞、又は、設定された特電役作動データによって設定される開放タイマが経過すると、タイミング(4)で大入賞口2ソレノイドの駆動が停止(閉鎖)して第2のアタッカー804が閉鎖状態となる。このとき、特電役作動間隔タイマ(残存球を検出するための期間を設定するタイマ、例えば100ms)が設定されるとともに、第2のアタッカー804に係る特電役入賞検出タイマ(特電役2入賞検出タイマ)に所定時間(例えば、3秒)が設定される。本実施形態では、この特電役2入賞検出タイマが設定されている状態では、特電役2が非作動状態となった後もカウントスイッチSW2が有効な状態に維持される。なお、特電役2は、第2のアタッカー804が閉鎖状態となった後も、ラウンドが終了するまで、すなわち、特電役作動間隔タイマによって設定された期間(例えば100ms)が経過するまでは作動状態となっている。
タイミング(5)は、特電役作動間隔タイマによって設定された期間が経過して特電役2が作動状態から未作動状態になり、当該ラウンドが終了するタイミングである。このタイミングで特電役作動遅延タイマが設定され、特電役2作動中信号(試験用)も作動状態から未作動状態となり、確変領域ソレノイドが駆動を停止し(閉鎖)、確変領域が有効状態から無効状態となる。なお、この例では、確変領域ソレノイドは、タイミング(2)から例えばタイミング(3)の間において開放状態(例えば、100ms間の開放)→閉鎖状態(例えば、1400ms間の閉鎖)→開放状態(例えば、28000ms間の開放)となっており、この間、確変領域は、有効状態が継続している。
また、この例では、タイミング(2)からタイミング(3)の間において、大入賞口入賞超過エラーが検出されており、タイミング(5)において大入賞口入賞超過エラーフラグがオンとなり、同時にセキュリティ情報信号がオンとなる。
タイミング(6)は、第1副制御部400による大入賞口入賞超過エラーのエラー報知が開始されたタイミングである。
タイミング(7)は、タイミング(5)において設定された特電役作動遅延タイマの期間が経過して次のラウンドが開始され、特電役1が未作動状態から作動状態となったタイミングである。このタイミングで、大入賞口1ソレノイドも駆動して第1のアタッカー802が開放状態となり、特電役1作動中信号(試験用)も未作動状態から作動状態となり、カウントスイッチSW1は、特電役1が作動状態となるタイミングで無効状態から有効状態となる。
第1のアタッカー802が開放状態となった後のタイミング(8)において、特電役2入賞検出タイマが設定状態から未設定状態となり、カウントスイッチSW2が有効状態から無効状態となる。このように、本実施形態では、第1のアタッカー802が開放状態となった後において特電役2入賞検出タイマによって設定された期間(タイミング(8))が経過するまではカウントスイッチSW1が有効状態となっているので、第1のアタッカー802が開放状態となっているときに前のラウンドで第2のアタッカー804に入球した遊技球がカウントスイッチSW2を通過して入賞と検出される場合がある。
なお、第1のアタッカー802と第2のアタッカー804とで同じ特電役作動データ(「特電役作動データ1」)を使用すると、第1のアタッカー802の開放時間と第2のアタッカー804の開放時間とが同じ時間となる。また、第1のアタッカー802と第2のアタッカー804とでそれぞれ異なる特電役作動データを設定するようにして、それぞれの開放時間を異ならせても良いし、第1のアタッカー802及び第2のアタッカー804のうち、いずれか一方でのみ使用される特電役作動データが用意されていてもよい。
その後、第1のアタッカー802への上述した最大入賞数の遊技球の入賞、又は、設定された特電役作動データによって設定される開放タイマが経過すると、タイミング(9)で大入賞口1ソレノイドの駆動が停止(閉鎖)して第1のアタッカー802が閉鎖状態となる。このとき、特電役作動間隔タイマ(例えば100ms)が設定されるとともに、第1のアタッカー802に係る特電役入賞検出タイマ(特電役1入賞検出タイマ)に所定時間(例えば、3秒)が設定される。本実施形態では、この特電役1入賞検出タイマが設定されている状態では、特電役1が非作動状態となった後もカウントスイッチSW1が有効な状態に維持される。なお、特電役1は、第1のアタッカー802が閉鎖状態となった後も、ラウンドが終了するまで、すなわち、特電役作動間隔タイマによって設定された期間(例えば100ms)が経過するまでは作動状態となっている。
タイミング(10)は、特電役作動間隔タイマによって設定された期間が経過して特電役1が作動状態から未作動状態になり、当該ラウンドが終了するタイミングである。このタイミングで特電役作動遅延タイマが設定され、特電役1作動中信号(試験用)も作動状態から未作動状態となる。
タイミング(11)は、タイミング(10)において設定された特電役作動遅延タイマの期間が経過して次のラウンドが開始され、特電役2が未作動状態から作動状態となったタイミングである。このタイミングで、大入賞口2ソレノイドも駆動して第2可変入賞口234が開放状態となり、カウントスイッチSW2は、特電役2が作動状態となるタイミングで無効状態から有効状態となる。
第2のアタッカー804が開放状態となった後のタイミング(12)において、特電役1入賞検出タイマが設定状態から未設定状態となり、カウントスイッチSW1が有効状態から無効状態となる。
その後、第2のアタッカー804への上述した最大入賞数の遊技球の入賞、又は、設定された特電役作動データによって設定される開放タイマが経過すると、タイミング(13)において大入賞口2ソレノイドの駆動が停止(閉鎖)して第2のアタッカー804が閉鎖状態となる。このとき、特電役作動間隔タイマ(例えば100ms)が設定されるとともに、第2のアタッカー804に係る特電役入賞検出タイマ(特電役2入賞検出タイマ)に所定時間(例えば、3秒)が設定される。
タイミング(14)は、特電役作動間隔タイマによって設定された期間が経過して特電役2が作動状態から未作動状態になり、当該ラウンドが終了するタイミングである。このタイミングで特電役作動遅延タイマが設定され、特電役2作動中信号(試験用)も作動状態から未作動状態となる。
タイミング(15)は、タイミング(14)において設定された特電役作動遅延タイマの期間が経過して次のラウンドが開始され、特電役1が未作動状態から作動状態となったタイミングである。このタイミングで、大入賞口1ソレノイドも駆動して第1のアタッカー802が開放状態となり、特電役1作動中信号(試験用)も未作動状態から作動状態となり、カウントスイッチSW1は、特電役1が作動状態となるタイミングで無効状態から有効状態となる。
タイミング(16)は最終ラウンドにおいて第2のアタッカー804への上述した最大入賞数の遊技球の入賞、又は、設定された特電役作動データによって設定される開放タイマが経過したことにより、大入賞口2ソレノイドの駆動が停止(閉鎖)して第2のアタッカー804が閉鎖状態となったタイミングである。このとき、特電役作動間隔タイマ(例えば100ms)が設定されるとともに、第2のアタッカー804に係る特電役入賞検出タイマ(特電役2入賞検出タイマ)に所定時間(例えば、3秒)が設定される。
タイミング(17)は、特電役作動間隔タイマによって設定された期間が経過して特電役2が作動状態から未作動状態になり、最終ラウンドが終了するタイミングである。このタイミングで特電役作動遅延タイマが設定され、特電役2作動中信号(試験用)も作動状態から未作動状態となる。
タイミング(18)は、役物連続作動装置および条件装置が作動状態から未作動状態となり、大当り遊技が終了したタイミングである。
タイミング(19)は、従来のぱちんこ機によれば破線で示すように、大当り遊技の終了に伴って次の特図の図柄変動が開始されるタイミングであるが、本実施形態では、このタイミングにおいて大入賞口入賞超過エラーフラグがオンのままであるため、タイミング(19)において特図の図柄変動は停止したままとなっている。
図57〜図59は、図11に示した演出表示例において、大入賞口入賞超過エラーが発生した場合の、装飾図柄表示装置208における演出表示の一例を時系列に示す図である。なお、図57〜図59に示すぱちんこ機100は、一例として、図9に示すように、第1のアタッカー802と第2のアタッカー804および確変領域(確変作動領域808)を有し、図10に示すような停止図柄態様で図柄(例えば「特図A」)が停止する。
図57(5a)〜図57(7a)に示すタイミングは、図11(5)〜図11(7)に示すタイミングに対応している。また、この例では、大当り遊技の4ラウンド目に大入賞口入賞超過エラーが発生したものとする。
同図(5a)に示すタイミングは、大当り遊技の4R目が開始した状態を示している。このタイミングでは、引き続きV入賞示唆演出(ここでは、「Vアタッカーを狙え!!」という文字と、アタッカーユニット810の位置を示す右下向きの矢印の表示))を行っている。
同図(6a)に示すタイミングは、大当り遊技の4R目において、遊技球が確変作動領域808へ進入した状態(V入賞した状態)を示している。このタイミングでは、V入賞したことを報知する演出(ここでは、「V」という文字の表示)を行い、大当り遊技の終了後に確変状態となることを示唆している。
同図(a0)に示すタイミングは、大当り遊技の4R目が終了した状態を示しており、V入賞したことを報知する演出を引き続き行っている。
同図(a1)に示すタイミングは、大当り遊技の4R目の終了後に、装飾図柄表示装置208の表示領域において、大入賞口入賞超過エラーを報知するエラー表示E3を行っている。このタイミングでは、V入賞したことを報知する演出に重ねて、大入賞口入賞超過エラーを報知するエラー表示E3を表示している。
同図(a2)に示すタイミングは、大当り遊技の5R目が開始した状態を示しており、V入賞したことを報知する演出に重ねて、大入賞口入賞超過エラーを報知するエラー表示E3を引き続き表示している。
同図(7a)に示すタイミングは、大当り遊技の6R目が開始した状態を示しており、V入賞後のラウンド演出に重ねて、大入賞口入賞超過エラーを報知するエラー表示E3を引き続き表示している。
同図(10a)に示すタイミングは、大当り遊技が終了する状態を示しており、大当り遊技の終了を報知する演出として大当り終了表示(この例では、「吉宗RUSH突入!!」の文字の表示)に重ねて、大入賞口入賞超過エラーを報知するエラー表示E3を引き続き表示している。同図(a3)に示すタイミングは、同図(10)に示すタイミングに続く状態であり、大入賞口入賞超過エラーが解除されていない状態を示ている。このように、大入賞口入賞超過エラーが解除されない場合は、大当り終了表示とエラー表示E3を表示したまま停止し、次の特図の図柄変動等は開始されない。
図58は、図11に示す演出表示例の2連チャン目以降の例えば4ラウンド目において、大入賞口入賞超過エラーが発生した場合の演出表示の一例を時系列に示す図である。
同図(1b)は、当り演出を開始した状態を示し、この例では、装飾図柄表示装置208の表示領域において「スーパー吉宗ボーナス」の文字を表示している。
同図(2b)に示すタイミングは、ラウンド演出の実行を開始した状態である。このラウンド演出は、例えば、その演出中にキャラクタ紹介演出表示を実行する演出である。この例では、装飾図柄表示装置208の表示領域の中央付近でラウンド演出を行い、表示領域の上方では大当り回数(連荘回数)の表示(ここでは「BONUS×1」の表示)と、獲得球数の表示と、ラウンド表示(ここでは「1R」の表示)を行っている。
同図(b1)に示すタイミングは、3ラウンド目が終了したラウンド演出の実行中の状態である。このタイミングでは、次のラウンド(4R)からアタッカーユニット810が開放することを示唆する表示(この例では「次のラウンドでVアタッカーを狙え」の文字と右下向きの矢印の表示)を行っている。
同図(5b)に示すタイミングは、4ラウンド目が開始したラウンド演出の実行中の状態である。このタイミングでは、アタッカーユニット810が開放中であることを報知する表示(この例では「Vアタッカーを狙え!!」の文字と右下向きの矢印の表示)を行っている。
同図(b2)に示すタイミングは、4ラウンド目が終了した状態を示しており、V入賞したことを報知する演出(ここでは、装飾図柄表示装置208の表示領域における「V」の文字の表示)を行っている。
同図(b3)に示すタイミングは、4ラウンド目の終了後に、装飾図柄表示装置208の表示領域において、大入賞口入賞超過エラーを報知するエラー表示E3を行っている。このタイミングでは、V入賞したことを報知する演出に重ねて、大入賞口入賞超過エラーを報知するエラー表示E3を表示している。
同図(b4)に示すタイミングは、5ラウンド目が開始した状態を示しており、V入賞したことを報知する演出に重ねて、大入賞口入賞超過エラーを報知するエラー表示E3を引き続き表示している。
同図(7b)に示すタイミングは、6ラウンド目が開始した状態を示しており、そうさボタンや曲名などを表示して遊技者に選曲が可能であることを報知する曲セレクト演出が実行されている。この状態でも曲セレクト演出に重ねて、大入賞口入賞超過エラーを報知するエラー表示E3を引き続き表示している。
同図(7b)に示す曲セレクト演出が行われている状態で同図(b5)に示すように、遊技者が操作ボタン(キー)を操作すると、同図(b6)に示すように表示される(選択可能な)曲が変化する。すなわち、同図(7b)に示す例では、選択可能な曲名として上段に「キセキの宇宙」、下段に「君のカケラ」と表示されているが、キー操作(同図(b5)によって同図(b6)に示すように、選択可能な曲名として上段に「君のカケラ」が移動し、下段に「そこにあるかもしれない」が表示される。また、同図(b6)において決定ボタンを操作すると操作したタイミングから選択された曲が再生されるように構成されていてもよく、次のラウンドから選択された曲が再生されるようにしてもよい。また、決定ボタンを操作しなくても曲を選択可能なラウンドが終了するとラウンドが終了する時点で選択されている曲が次のラウンドから開始されるように構成されていてもよい。また、曲を選択可能なラウンドが終了したときのみ、次のラウンドから再生される曲が決定されるように構成されていてもよい。
なお、大入賞口入賞超過エラーの報知中は、操作手段の操作によって選択された曲(楽曲)がスピーカー120から出力されないように構成されていてもよい。ここで、大入賞口入賞超過エラーのスピーカー120による報知は、エラーが解除されてから30秒間まで継続されるように構成されていてもよいが、エラーが開始されてから一定期間(例えば、30秒間)が経過したら、スピーカー120による報知を終了し、操作手段の操作によって選択された楽曲(なお、操作手段の操作によって選択された楽曲に限らず、背景表示や各種演出(例えば、大当りラウンド等)に対応した楽曲)が出力されるように構成されていてもよいし、エラーが解除されるまで無音状態となるように構成されていてもよい。ここで、表示手段による表示やランプなどの発光手段による表示はエラーが解除されるまで継続されるように構成されているが、スピーカー120による報知と同様であってもよい。また、エラー状態ではないときよりも低い音量で楽曲が出力されるように構成されていてもよい。なお、大入賞口入賞異常エラーの報知時に限らず、図柄変動中や大当り中においても、同図(7b)から同図(b6)に示すような曲セレクト演出が実行できるものであってもよい。
同図(b7)に示すタイミングは、7ラウンド目が開始した状態を示しており、装飾図柄表示装置208の表示領域において、キャラクタ紹介演出(キャラクタ紹介のための切り替え表示(例えば、本を開いた状態の画像と、「キャラクタ紹介」の文字の表示)が開始している。また、この状態でもキャラクタ紹介演出に重ねて、大入賞口入賞超過エラーを報知するエラー表示E3を引き続き表示している。
同図(b8)に示すタイミングは、最終ラウンドである16ラウンド目が終了した状態を示しており、装飾図柄表示装置208の表示領域において、キャラクタ紹介演出(この例では、キャラクタ「吉宗」の紹介演出)が開始している。また、この状態でもキャラクタ紹介演出に重ねて、大入賞口入賞超過エラーを報知するエラー表示E3を引き続き表示している。なお、大入賞口入賞超過エラー中にキャラクタ紹介演出が実行されなくてもよい。なお、ラウンド中における演出はキャラクタ紹介演出に限らず、再生されている曲に対応するアニメーションや動画等であってもよい。
このように、入賞口入賞超過エラーが解除されない場合は、複数のラウンド間に亘って大入賞口入賞超過エラーを報知するエラー表示E3が表示される。
同図(10b)に示すタイミングは、大当り遊技が終了した状態を示しており、大当り終了表示(ここでは、「吉宗RUSH継続!!」という文字)を表示し、これに重ねて大入賞口入賞超過エラーを報知するエラー表示E3を引き続き表示している。なお、大当り中に選択された曲が、大当り終了後にそのまま再生されるように構成されていてもよい。
このように、本実施形態のぱちんこ機100は、各ラウンド毎に大入賞口入賞超過エラーを検出し、当該エラーが発生し、当該エラーが解除されない場合には、主制御部300は、大当り(大当り遊技)が終了しても図柄変動制御を開始しないように構成している。そして図58に示す例では、最終ラウンドである16ラウンドでも大入賞口入賞超過エラーを検出した場合(16ラウンドでも大入賞口入賞超過エラーが解除されていなかった場合)、同図(b8)の状態で表示が停止し、主制御部300は図柄変動制御を開始しない(主制御部300は、保留されている特図(特図1または特図2)の図柄変動の制御を開始しない)。
ここで、「大当り遊技が終了した状態」について、図56のタイミングチャートを参照して更に説明すると、タイミング(17)において大入賞口入賞超過エラーの判定を行い、入球数と排出数が一致しない場合(入球数>排出数の場合)、大入賞口入賞超過エラーである(当該エラーが継続している)と判定し、特電役2が作動状態から未作動状態に立ち下がり、大当り遊技が終了した状態が図58(b8)に対応する。つまりこの状態では、特図の変動が停止した状態が継続しており、主制御部300は図柄変動制御を行っていない。
このように、本実施形態の図12〜図38を用いて説明した処理フローにおいて「大当り遊技が終了した状態」とは、主制御部300側において、大当り遊技が終了した状態であるといえる。
なお、図56のタイミングチャートのタイミング(17)で特電役2が作動状態から未作動状態に立ち下がった場合であっても、主制御部300における大当り遊技が終了していないとすることもできる。例えば、図33に示す残存球検出処理のステップS1701の判定で「No」の場合、図56のタイミングチャートではタイミング(17)で特電役2が作動状態から未作動状態に立ち下がった状態となるが、ステップS1703の前に、大入賞口入賞超過エラー中であるか否かを判定し、大入賞口入賞超過エラーが発生していた場合には、処理を終了するようにすると、大入賞口入賞超過エラーが発生していた場合には、特電役作動終了状態にならず、残存球検出状態のままとなる。また、ステップS1705の後に大入賞口入賞超過エラー中であるか否かを判定し、大入賞口入賞超過エラーが発生していた場合には、処理を終了するようにした場合であっても、大入賞口入賞超過エラーが発生していた場合には処理を終了する。一方、図21に示す特図状態更新処理のステップS705においても大入賞口入賞超過エラーを判定しているため、特図状態更新処理において、大入賞口入賞超過エラーと判定された場合も、主制御部300は大当り遊技の終了で図柄変動制御を行わないようにすることができる。つまり、図35の当り終了表示ウエイト処理のステップS1907の前に大入賞口入賞超過エラー中であるか否かを判定し、大入賞口入賞超過エラーが発生していた場合には、処理を終了するようにすることで、特図処理状態が「変動待ち状態」に設定されないため、主制御部300として大当り遊技が終了していない状態とすることができる。一方で、例えば、当り終了表示ウエイト処理のステップS1907の後に大入賞口入賞超過エラーを判定することで、特図処理状態は「変動待ち状態」に設定されるため、大当りが終了した状態とすることができる。
また、本実施形態における「大当りが終了する」とは、大当り中に出力される外部端子板信号がオフとなったとき、または、役物連続作動装置がオフになったときであってもよい。また、本実施形態における「大当りが終了する」とは、大当り終了後が時短または確変の場合には、普図低確率状態(大当り中)が普図高確率状態となった場合であってもよく、特図低確率状態(大当り中)が特図高確率状態となった場合であってもよい。また、大当り終了後に左打ちとなる機種の場合は、右打ちを報知する報知手段が右打ちの報知を終了した場合(例えば、右打ちランプが点灯状態から消灯状態となった場合)であってもよい。
図59は、図58の変形例を示す図である。図59(b7−2)は、図58(b7)に続くタイミングを示しており、例えば、7ラウンド目において、キャラクタ紹介演出(キャラクタ紹介のための切り替え表示)に重ねて大入賞口入賞超過エラーを報知するエラー表示E3が表示されている場合において、大入賞口入賞超過エラーが解除された場合には、大入賞口入賞超過エラーを報知するエラー表示E3は非表示となる。この場合、キャラクタ紹介演出(キャラクタ紹介のための切り替え表示)は引き続き表示され、以降は通常の演出表示が実行される。すなわち、同図(10b)に示すように、大当りが終了した場合に大当り終了表示(ここでは、「吉宗RUSH継続!!」という文字)が表示され、次回の装飾図柄の変動表示が実行される。
また、図59(b7−3)は、図58(b7)に続くタイミングを示しており、例えば、7ラウンド目において、キャラクタ紹介演出(キャラクタ紹介のための切り替え表示)に重ねて大入賞口入賞超過エラーを報知するエラー表示E3が表示されている場合において、QRコード(登録商標)を表示可能としても良い。この例では、図59(b7−3)に示すようにQRコード(登録商標)の表示を示唆する報知(この例では、装飾図柄表示装置208の表示領域の下方に「チャンスボタンを操作で、QRコード(登録商標)の表示コードを表示」の文字の表示)を行い、遊技者がチャンスボタン136を操作すると、装飾図柄表示装置208の表示領域の右下方にQRコード(登録商標)を表示する。この場合も、大入賞口入賞超過エラーが発生している(解除されていない)場合は、大入賞口入賞超過エラーを報知するエラー表示E3の表示を継続する。なお、この場合、他の操作(例えば、音量調整、輝度調整、曲変更、選択演出用画像の変更の設定操作など)ができるようにしてもよく、当該設定操作ができないようにしてもよい。
図60は、2つの大入賞口(第1のアタッカー802、第2のアタッカー804)を有するぱちんこ機100において、大入賞口入賞超過エラーが発生した場合の、特図の変動/停止の状態、役物連続作動装置および条件装置の作動/未作動の状態、大入賞口2ソレノイドの駆動(開放)/停止(閉鎖)の状態、特別電動役物(特電役2)の作動/未作動の状態、特電役2の作動中信号(試験用)の作動/未作動の状態、特電役2入賞検出タイマの設定/未設定の状態、第2のアタッカー804に設けられた球検出センサ320(カウントスイッチSW2)の有効/無効の状態、確変領域ソレノイドの駆動(開放)/停止(閉鎖)の状態、確変領域の有効/無効の状態、大入賞口1ソレノイドの駆動(開放)/停止(閉鎖)の状態、特別電動役物(特電役1)の作動/未作動の状態、特電役1の作動中信号(試験用)の作動/未作動の状態、特電役1入賞検出タイマの設定/未設定の状態、第1のアタッカー802に設けられた球検出センサ320(カウントスイッチSW1)の有効/無効の状態、大入賞口入賞超過エラーフラグ、セキュリティ情報信号および第1副制御部400における大入賞口入賞超過エラー報知のタイミングチャートの他の一例である。この例では、大当り遊技中のあるラウンド(タイミング(2)からタイミング(4)の間)において、大入賞口入賞超過エラーが検出されるものとする。
同図に示すように、例えば、あるタイミング(1)において、役物連続作動装置及び条件装置及びが未作動状態から作動状態となり、大当り遊技が開始される。
そして、大当り遊技中のタイミング(2)において、特電役2が未作動状態から作動状態となる。なお、本実施形態では、特電役1と特電役2とが同時に作動することはない。そして、このタイミングで、大入賞口2ソレノイドも駆動(開放)して第2のアタッカー804が開放状態となる。また、カウントスイッチSW2は、特電役2が作動状態となるタイミングで無効状態から有効状態となる。これにより、第2のアタッカー804に入球した遊技球がカウントスイッチSW2を通過したときにこれを有効に検出し、第2のアタッカー804へ有効に入賞したものと取り扱うことができるようになる。
また、このタイミング(2)において特電役2作動中信号(試験用)も作動状態となり、確変領域ソレノイドが駆動(開放)して確変領域が無効状態から有効状態となる。
第2のアタッカー804が開放状態となった後のタイミング(3)において、特電役1入賞検出タイマが設定状態から未設定状態となり、カウントスイッチSW1が有効状態から無効状態となる。このように、本実施形態では、第2のアタッカー804が開放状態となった後において特電役1入賞検出タイマによって設定された期間(タイミング(3))が経過するまではカウントスイッチSW1が有効状態となっているので、第2のアタッカー804が開放状態となっているときに前のラウンドで第1のアタッカー802に入球した遊技球がカウントスイッチSW1を通過して入賞と検出される場合がある。なお、カウントスイッチSW2は、ラウンドが開始して最初に第2のアタッカー804が開放状態となるタイミングで無効状態から有効状態になるようにしてもよい。
その後、第2のアタッカー804への上述した最大入賞数の遊技球の入賞、又は、設定された特電役作動データによって設定される開放タイマが経過すると、タイミング(4)で大入賞口2ソレノイドの駆動が停止(閉鎖)して第2のアタッカー804が閉鎖状態となる。このとき、特電役作動間隔タイマ(例えば20ms)が設定されるとともに、第2のアタッカー804に係る特電役入賞検出タイマ(特電役2入賞検出タイマ)に所定時間(例えば、3秒)が設定される。本実施形態では、この特電役2入賞検出タイマが設定されている状態では、特電役2が非作動状態となった後もカウントスイッチSW2が有効な状態に維持される。なお、特電役2は、第2のアタッカー804が閉鎖状態となった後も、ラウンドが終了するまで、すなわち、特電役作動間隔タイマによって設定された期間(例えば100ms)が経過するまでは作動状態となっている。
タイミング(5)は、特電役作動間隔タイマによって設定された期間が経過して特電役2が作動状態から未作動状態になり、当該ラウンドが終了するタイミングである。このタイミングで特電役作動遅延タイマが設定され、確変領域ソレノイドが駆動を停止(閉鎖)する。なお、この例では、確変領域ソレノイドは、タイミング(2)から例えばタイミング(3)の間において開放状態→閉鎖状態→開放状態となっており、この間、確変領域は、有効状態が継続している。
また、この例では、タイミング(2)からタイミング(3)の間において、大入賞口入賞超過エラーが検出されており、タイミング(5)において大入賞口入賞超過エラーフラグがオンとなり、同時にセキュリティ情報信号がオンとなる。
タイミング(6)は、第1副制御部400による大入賞口入賞超過エラーのエラー報知が開始されたタイミングである。
タイミング(7)は、タイミング(5)において設定された特電役作動遅延タイマの期間が経過して次のラウンドが開始され、特電役1が未作動状態から作動状態となったタイミングである。このタイミングで、大入賞口1ソレノイドも駆動して第1のアタッカー802が開放状態となり、カウントスイッチSW1は、特電役1が作動状態となるタイミングで無効状態から有効状態となる。また、この例ではこのタイミング(7)において、特電役1作動中信号(試験用)も未作動状態から作動状態となる。
タイミング(a)は、タイミング(5)において特電役2が未作動状態となった後に、特電役2作動中信号(試験用)が作動状態から未作動状態となるタイミングである。この例では、タイミング(4)にて設定される特電役作動間隔タイマが例えば20msと短いため(図56に示すタイミングチャートにおける特電役作動間隔タイマは例えば100ms)、信号の取りこぼしを防ぐために、第2可変入賞口(第2のアタッカー)235が閉鎖した後に所定の期間(例えば2秒)、特電役2作動中信号に試験用信号を上乗せして出力する(図19および図20に示す確変領域関連設定処理のステップS637参照)。
これにより、特電役2が未作動となるタイミング(5)に遅れて、タイミング(a)において特電役2作動中信号(試験用)が未作動状態となり、これに合わせて確変領域が有効状態から無効状態となる。
第1のアタッカー802が開放状態となった後のタイミング(8)において、特電役2入賞検出タイマが設定状態から未設定状態となり、カウントスイッチSW2が有効状態から無効状態となる。このように、本実施形態では、第1のアタッカー802が開放状態となった後において特電役2入賞検出タイマによって設定された期間(タイミング(8))が経過するまではカウントスイッチSW1が有効状態となっているので、第1のアタッカー802が開放状態となっているときに前のラウンドで第2のアタッカー804に入球した遊技球がカウントスイッチSW2を通過して入賞と検出される場合がある。
なお、第1のアタッカー802と第2のアタッカー804とで同じ特電役作動データ(「特電役作動データ1」)を使用すると、第1のアタッカー802の開放時間と第2のアタッカー804の開放時間とが同じ時間となる。また、第1のアタッカー802と第2のアタッカー804とでそれぞれ異なる特電役作動データを設定するようにして、それぞれの開放時間を異ならせても良いし、第1のアタッカー802及び第2のアタッカー804のうち、いずれか一方でのみ使用される特電役作動データが用意されていてもよい。
その後、第1のアタッカー802への上述した最大入賞数の遊技球の入賞、又は、設定された特電役作動データによって設定される開放タイマが経過すると、タイミング(9)で大入賞口1ソレノイドの駆動が停止(閉鎖)して第1のアタッカー802が閉鎖状態となる。このとき、特電役作動間隔タイマ(例えば20ms)が設定されるとともに、第1のアタッカー802に係る特電役入賞検出タイマ(特電役1入賞検出タイマ)に所定時間(例えば、3秒)が設定される。本実施形態では、この特電役1入賞検出タイマが設定されている状態では、特電役1が非作動状態となった後もカウントスイッチSW1が有効な状態に維持される。なお、特電役1は、第1のアタッカー802が閉鎖状態となった後も、ラウンドが終了するまで、すなわち、特電役作動間隔タイマによって設定された期間(例えば20ms)が経過するまでは作動状態となっている。
タイミング(10)は、特電役作動間隔タイマによって設定された期間が経過して特電役1が作動状態から未作動状態になり、当該ラウンドが終了するタイミングである。このタイミングで特電役作動遅延タイマが設定される。
タイミング(11)は、タイミング(10)において設定された特電役作動遅延タイマの期間が経過して次のラウンドが開始され、特電役2が未作動状態から作動状態となったタイミングである。このタイミングで、大入賞口2ソレノイドも駆動して第2可変入賞口234が開放状態となり、特電役2作動中信号(試験用)も未作動状態から作動状態となり、カウントスイッチSW2は、無効状態から有効状態となる。
タイミング(b)は、タイミング(10)において特電役1が未作動状態となった後に、特電役1作動中信号(試験用)が作動状態から未作動状態となるタイミングである。この例では、タイミング(9)にて設定される特電役作動間隔タイマが例えば20msと短いため(図56に示すタイミングチャートにおける特電役作動間隔タイマは例えば100ms)、信号の取りこぼしを防ぐために、第1可変入賞口(第1のアタッカー)234が閉鎖した後に所定の期間(例えば2秒)、特電役1作動中信号に試験用信号を上乗せして出力する(図19および図20に示す確変領域関連設定処理のステップS637参照)。
これにより、特電役1が未作動となるタイミング(10)に遅れて、タイミング(b)において特電役1作動中信号(試験用)が未作動状態となる。
第2のアタッカー804が開放状態となった後のタイミング(12)において、特電役1入賞検出タイマが設定状態から未設定状態となり、カウントスイッチSW1が有効状態から無効状態となる。
その後、第2のアタッカー804への上述した最大入賞数の遊技球の入賞、又は、設定された特電役作動データによって設定される開放タイマが経過すると、タイミング(13)において大入賞口2ソレノイドの駆動が停止(閉鎖)して第2のアタッカー804が閉鎖状態となる。このとき、特電役作動間隔タイマ(例え20ms)が設定されるとともに、第2のアタッカー804に係る特電役入賞検出タイマ(特電役2入賞検出タイマ)に所定時間(例えば、3秒)が設定される。
タイミング(14)は、特電役作動間隔タイマによって設定された期間が経過して特電役2が作動状態から未作動状態になり、当該ラウンドが終了するタイミングである。このタイミングで特電役作動遅延タイマが設定される。
タイミング(15)は、タイミング(14)において設定された特電役作動遅延タイマの期間が経過して次のラウンドが開始され、特電役1が未作動状態から作動状態となったタイミングである。このタイミングで、大入賞口1ソレノイドも駆動して第1のアタッカー802が開放状態となり、カウントスイッチSW1は、特電役1が作動状態となるタイミングで無効状態から有効状態となる。また、特電役1作動中信号(試験用)もこのタイミングで未作動状態から作動状態となる。
図61は、2つの大入賞口(第1のアタッカー802、第2のアタッカー804を有するぱちんこ機100において、大入賞口入賞超過エラーが発生した場合の、特図の変動/停止の状態、役物連続作動装置および条件装置の作動/未作動の状態、大入賞口2ソレノイドの駆動(開放)/停止(閉鎖)の状態、特別電動役物(特電役2)の作動/未作動の状態、特電役2の作動中信号(試験用)の作動/未作動の状態、特電役2入賞検出タイマの設定/未設定の状態、第2のアタッカー804に設けられた球検出センサ320(カウントスイッチSW2)の有効/無効の状態、確変領域ソレノイドの駆動(開放)/停止(閉鎖)の状態、確変領域の有効/無効の状態、大入賞口1ソレノイドの駆動(開放)/停止(閉鎖)の状態、特別電動役物(特電役1)の作動/未作動の状態、特電役1の作動中信号(試験用)の作動/未作動の状態、特電役1入賞検出タイマの設定/未設定の状態、第1のアタッカー802に設けられた球検出センサ320(カウントスイッチSW1)の有効/無効の状態、大入賞口入賞超過エラーフラグ、セキュリティ情報信号および第1副制御部400における大入賞口入賞超過エラー報知のタイミングチャートの他の一例である。ここでは、同じアタッカー(例えば、第2のアタッカー804)が開放されるタイミングが短い場合について説明する。また、この例では、大当り遊技中のあるラウンド(タイミング(2)からタイミング(4)の間)において、大入賞口入賞超過エラーが検出されるものとする。
同図に示すように、例えば、あるタイミング(1)において、役物連続作動装置及び条件装置及びが未作動状態から作動状態となり、大当り遊技が開始される。
そして、大当り遊技中のタイミング(2)において、特電役2が未作動状態から作動状態となる。なお、本実施形態では、特電役1と特電役2とが同時に作動することはない。そして、このタイミングで、大入賞口2ソレノイドも駆動(開放)して第2のアタッカー804が開放状態となる。また、カウントスイッチSW2は、特電役2が作動状態となるタイミングで無効状態から有効状態となる。これにより、第2のアタッカー804に入球した遊技球がカウントスイッチSW2を通過したときにこれを有効に検出し、第2のアタッカー804へ有効に入賞したものと取り扱うことができるようになる。
また、このタイミング(2)において特電役2作動中信号(試験用)も作動状態となり、確変領域ソレノイドが駆動(開放)して確変領域が無効状態から有効状態となる。
第2のアタッカー804が開放状態となった後のタイミング(3)において、特電役1入賞検出タイマが設定状態から未設定状態となり、カウントスイッチSW1が有効状態から無効状態となる。このように、本実施形態では、第2のアタッカー804が開放状態となった後において特電役1入賞検出タイマによって設定された期間(タイミング(3))が経過するまではカウントスイッチSW1が有効状態となっているので、第2のアタッカー804が開放状態となっているときに前のラウンドで第1のアタッカー802に入球した遊技球がカウントスイッチSW1を通過して入賞と検出される場合がある。なお、カウントスイッチSW2は、ラウンドが開始して最初に第2のアタッカー804が開放状態となるタイミングで無効状態から有効状態になるようにしてもよい。
その後、第2のアタッカー804への上述した最大入賞数の遊技球の入賞、又は、設定された特電役作動データによって設定される開放タイマが経過すると、タイミング(4)で大入賞口2ソレノイドの駆動が停止(閉鎖)して第2のアタッカー804が閉鎖状態となる。このとき、特電役作動間隔タイマ(残存球を検出するための期間を設定するタイマ、例えば20ms)が設定されるとともに、第2のアタッカー804に係る特電役入賞検出タイマ(特電役2入賞検出タイマ)に所定時間(例えば、3秒)が設定される。本実施形態では、この特電役2入賞検出タイマが設定されている状態では、特電役2が非作動状態となった後もカウントスイッチSW2が有効な状態に維持される。なお、特電役2は、第2のアタッカー804が閉鎖状態となった後も、ラウンドが終了するまで、すなわち、特電役作動間隔タイマによって設定された期間(例えば20ms)が経過するまでは作動状態となっている。
タイミング(5)は、特電役作動間隔タイマによって設定された期間が経過して特電役2が作動状態から未作動状態になり、当該ラウンドが終了するタイミングである。このタイミングで特電役作動遅延タイマが設定され、確変領域ソレノイドが駆動を停止する。なお、この例では、確変領域ソレノイドは、タイミング(2)から例えばタイミング(3)の間において開放状態→閉鎖状態→開放状態となっており、この間、確変領域は、有効状態が継続している。
また、この例では、タイミング(2)からタイミング(3)の間において、大入賞口入賞超過エラーが検出されており、タイミング(5)において大入賞口入賞超過エラーフラグがオンとなり、同時にセキュリティ情報信号がオンとなる。
タイミング(6)は、第1副制御部400による大入賞口入賞超過エラーのエラー報知が開始されたタイミングである。
タイミング(7)は、タイミング(5)において設定された特電役作動遅延タイマの期間が経過して次のラウンドが開始され、特電役1が未作動状態から作動状態となったタイミングである。このタイミングで、大入賞口1ソレノイドも駆動して第1のアタッカー802が開放状態となり、特電役1作動中信号(試験用)も未作動状態から作動状態となり、カウントスイッチSW1は、特電役1が作動状態となるタイミングで無効状態から有効状態となる。
その後、第1のアタッカー802への上述した最大入賞数の遊技球の入賞、又は、設定された特電役作動データによって設定される開放タイマが経過すると、タイミング(9)で大入賞口1ソレノイドの駆動が停止(閉鎖)して第1のアタッカー802が閉鎖状態となる。このとき、特電役作動間隔タイマ(例えば20ms)が設定されるとともに、第1のアタッカー802に係る特電役入賞検出タイマ(特電役1入賞検出タイマ)に所定時間(例えば、3秒)が設定される。本実施形態では、この特電役1入賞検出タイマが設定されている状態では、特電役1が非作動状態となった後もカウントスイッチSW1が有効な状態に維持される。なお、特電役1は、第1のアタッカー802が閉鎖状態となった後も、ラウンドが終了するまで、すなわち、特電役作動間隔タイマによって設定された期間(例えば20ms)が経過するまでは作動状態となっている。
タイミング(10)は、特電役作動間隔タイマによって設定された期間が経過して特電役1が作動状態から未作動状態になり、当該ラウンドが終了するタイミングである。このタイミングで特電役作動遅延タイマが設定される。
タイミング(11)は、タイミング(10)において設定された特電役作動遅延タイマの期間が経過して次のラウンドが開始され、特電役2が未作動状態から作動状態となったタイミングである。このタイミングで、大入賞口2ソレノイドも駆動して第2可変入賞口234が開放状態となる。
この例では、大入賞口1ソレノイドの開放時間(タイミング(7)〜タイミング(9)の期間)が短く、同じアタッカー(第2のアタッカー804)のラウンドインターバル(タイミング(5)〜タイミング(11)の期間)が短い。
このような場合において、図60のタイミングチャートで説明したように特電役2作動中信号に試験用信号を上乗せして出力するようにすると、不具合が生じる場合がある。つまり、タイミング(4)にて設定される特電役作動間隔タイマが例えば20msと短い場合は、信号の取りこぼしを防ぐために、第2可変入賞口(第2のアタッカー)235が閉鎖した後に所定の期間、特電役2作動中信号に試験用信号を上乗せして出力することが望ましいが、同じアタッカー(第2のアタッカー804)のラウンドインターバル(タイミング(5)〜タイミング(11)の期間)が短いと、後から開放される第2のアタッカー804の開放中に、特電役2作動中信号が非作動状態となってしまう場合がある。具体的には、本来、特電役2が未作動となるタイミング(5)で同時に未作動となる特電役2作動中信号(図56参照)に試験用信号を、図60にて説明したように例えば2秒間上乗せしたと仮定すると、特電役作業中信号(試験用)は、図61のタイミング(a)にて作動状態から未作動状態となる。つまり、タイミング(11)から開放される第2のアタッカー804が開放されているにもかかわらず、特電役作業中信号(試験用)は未作動状態となってしまう。これを防ぐために、図29のステップS1421において試験信号出力タイマを0とし、特電役2作動中信号(試験用)の出力期間を延長させて、第2のアタッカー804の開放中に、特電役2作動中信号が非作動状態とならないようにしている。
またこの例では、タイミング(11)において、特電役2入賞検出タイマは設定された時間が経過し、終了する。これは、タイミング(11)において第2のアタッカー804が開放するラウンドが開始する(特電役2が未作動状態から作動状態になる)ため、強制的に0を設定し、終了させているものである(図29のステップS1423参照)。
タイミング(b)は、タイミング(10)において特電役1が未作動状態となった後に、特電役1作動中信号(試験用)が作動状態から未作動状態となるタイミングである。この例では、タイミング(9)にて設定される特電役作動間隔タイマが例えば20msと短いため、信号の取りこぼしを防ぐために、第1可変入賞口(第1のアタッカー)234が閉鎖した後に所定の期間(例えば2秒)、特電役1作動中信号に試験用信号を上乗せして出力する(図19および図20に示す確変領域関連設定処理のステップS637参照)。
これにより、特電役1が未作動となるタイミング(10)に遅れて、タイミング(b)において特電役1作動中信号(試験用)が未作動状態となる。第2のアタッカー804が開放状態となった後のタイミング(12)において、特電役1入賞検出タイマが設定状態から未設定状態となり、カウントスイッチSW1が有効状態から無効状態となる。
その後、第2のアタッカー804への上述した最大入賞数の遊技球の入賞、又は、設定された特電役作動データによって設定される開放タイマが経過すると、タイミング(13)において大入賞口2ソレノイドの駆動が停止(閉鎖)して第2のアタッカー804が閉鎖状態となる。このとき、特電役作動間隔タイマ(例えば20ms)が設定されるとともに、第2のアタッカー804に係る特電役入賞検出タイマ(特電役2入賞検出タイマ)に所定時間(例えば、3秒)が設定される。
タイミング(14)は、特電役作動間隔タイマによって設定された期間が経過して特電役2が作動状態から未作動状態になり、当該ラウンドが終了するタイミングである。このタイミングで特電役作動遅延タイマが設定される。
タイミング(15)は、タイミング(14)において設定された特電役作動遅延タイマの期間が経過して次のラウンドが開始され、特電役1が未作動状態から作動状態となったタイミングである。このタイミングで、大入賞口1ソレノイドも駆動して第1のアタッカー802が開放状態となり、特電役1作動中信号(試験用)も未作動状態から作動状態となり、カウントスイッチSW1は、特電役1が作動状態となるタイミングで無効状態から有効状態となる。
タイミング(20)は、タイミング(13)で設定された特電役2信号出力タイマが0となり、特電役2作動中信号(試験用)が作動状態から未作動状態となるタイミングである。また、このタイミングで確変領域も有効状態から無効状態となる。この例では、タイミング(13)〜タイミング(20)の期間は、大入賞口2ソレノイドが閉鎖状態(第2のアタッカー804が閉鎖状態)であるにもかかわらず、確変領域は有効状態となっている期間である。また、この場合の確変領域は、タイミング(2)からタイミング(20)の期間において、3つのラウンドに亘って有効状態が継続している。
タイミング(21)では、特電役2入賞検出タイマは設定された時間が経過して終了し、カウントスイッチSW2が有効状態から無効状態となる。タイミング(22)では、大入賞口1ソレノイドの駆動が停止(閉鎖)して第1のアタッカー802が閉鎖状態となる。このとき、特電役作動間隔タイマ(例えば20ms)が設定されるとともに、第1のアタッカー802に係る特電役入賞検出タイマ(特電役1入賞検出タイマ)に所定時間(例えば、3秒)が設定される。
タイミング(23)は、特電役作動間隔タイマによって設定された期間が経過して特電役1が作動状態から未作動状態になり、当該ラウンドが終了するタイミングである。このタイミングで特電役作動遅延タイマが設定される。
なお、図51〜図61に示す実施形態において、主制御部300が第二のエラー(例えば、大入賞口排出超過エラー)が発生したと検出した場合であっても、大当り遊技が終了した後には、特図の変動制御(特図1または特図2の変動遊技)を開始する。なお、主制御部300が第二のエラー(例えば、大入賞口排出超過エラー)が発生したと検出した場合であって、大当り遊技が終了した後には、特図の変動制御(特図1または特図2の変動遊技)を開始しない場合があってもよい。
また、ぱちんこ機100は、第1可変入賞口234と第2可変入賞口235にそれぞれカウントスイッチSWおよびアウトスイッチSOを備え、第1可変入賞口234と第2可変入賞口235が交互に開放、閉鎖の動作を行うものであって、第1可変入賞口234及び第2可変入賞口235のうちの開放する可変入賞口に対応するカウントスイッチ(いずれか一方)だけが受付可能に設定されるものであってもよい。
また、本実施形態には、以下の変形例も適用可能である。例えば、図54(f4)で示したように、導光板によって模様が表示される場合、その模様が複数であってもよい。例えば、導光板に向かって発光する照射手段(例えば、LED)の位置で異なる模様が表示されるようにしてもよい。具体的には、例えば、上に配置されたLEDからの照射で模様Aが表示され、左に配置されたLEDからの発光で模様Bが表示されるなどである。
また、装飾図柄表示装置208および/または液晶表示装置Dは、回転、振動、移動などの動作を行うものであってもよい。また、装飾図柄表示装置208は、上記の実施形態において説明した各エラー中に動作するものであってもよく、その場合例えば、図53(b3−2α)の演出可動体224と同様に、例えば大入賞口入賞超過エラーの報知を行う際に、演出可動手段として装飾図柄表示装置208を動作させるようにしてもよい。また、液晶表示装置Dは、複数(例えば、2個、3個…)設けられていてもよい。ここで、液晶表示装置Dが複数設けられている場合、複数の液晶表示装置Dのうちの一の液晶表示装置のみが動作可能に構成され、複数の液晶表示装置Dのうちの他の一または複数の液晶表示装置は動作不能(固定されている)に構成されていてもよいし、複数の液晶表示装置Dのうちの一または複数の液晶表示装置Dが動作可能に構成され、複数の液晶表示装置Dのうちの他の一部の液晶表示装置が動作不能(固定されている)に構成されていてもよい。なお、装飾図柄表示装置208および/または液晶表示装置Dは、動作不能に構成されていてもよい。
また、本実施形態の演出可動手段(例えば、演出可動体224)は、演出可動手段の動作中にエラーが発生した場合も当該演出可動手段の動作を継続してもよいが、動作を中断して初期位置に戻るようにしてもよい。また、エラーの種類によって、エラーの発生時に演出可動手段が初期位置に戻るエラーと、エラーの発生時に演出可動手段が初期位置に戻らないエラーがあってもよい。初期位置に戻るエラーの例としては、磁気(磁石)検知エラーなどの遊技制御を停止するエラーがあり、初期位置に戻らないエラーの例として、は皿満タンエラーが挙げられるが、それに限らない。ここで、「遊技制御を停止する」とは、例えば、主制御部300が入賞や当否に関連する処理を実行していないことをいい、具体例として、図15に示す主制御部タイマ割り込み処理のタイマ更新処理(ステップS311)から出力管理処理(ステップS337)をスキップしている場合をいう。
また、初期位置に戻るエラーの他の例としては、磁界(電波)検知エラー、大入賞口排出超過エラー、大入賞口入賞超過エラー、デカ玉ゴトエラー、スイッチ(センサ)未接続エラー、スイッチ(センサ)レベル異常エラー、入賞率(一般入賞口、始動口2(電チュー)、大入賞口(アタッカー))異常エラー、衝撃異常エラー、ソレノイド異常エラー、皿満タンエラー(下受け皿満タンエラー、下皿満タンエラー、上皿満タンエラー)、払出数不足エラー、払出個数スイッチエラー、不正払出エラー、払出超過エラー、CRユニット通信エラー、主制御通信エラー(主制御部300からの通信確認コマンドが所定時間(本例では1000ms)、受信できなかった場合のエラー)、CRユニット未接続エラー、ガラス枠開放エラー、内枠開放エラー、扉開放エラー、外部クロック異常エラー、衝撃センサエラー、衝撃警告、打ち方警告などのいずれかであってもよい。
また、初期位置に戻らないエラーの他の例としては、磁気(磁石)検知エラー、磁界(電波)検知エラー、大入賞口排出超過エラー、大入賞口入賞超過エラー、デカ玉ゴトエラー、スイッチ(センサ)未接続エラー、スイッチ(センサ)レベル異常エラー、入賞率(一般入賞口、始動口2(電チュー)、大入賞口(アタッカー))異常エラー、衝撃異常エラー、ソレノイド異常エラー、払出数不足エラー、払出個数スイッチエラー、不正払出エラー、払出超過エラー、CRユニット通信エラー、主制御通信エラー(主制御部300からの通信確認コマンドが所定時間(本例では1000ms)、受信できなかった場合のエラー)、CRユニット未接続エラー、ガラス枠開放エラー、内枠開放エラー、扉開放エラー、外部クロック異常エラー、衝撃センサエラー、衝撃警告、打ち方警告などのいずれかであってもよい。
また遊技盤200に設けられる演出可動手段(例えば、演出可動体224)の変形例として、枠側(前面枠扉106)に設けた演出可動手段であってもよく、その演出可動手段により、先読み予告や当該変動の予告を行うように構成されていてもよい。演出可動手段は、操作手段ユニットの一部であってもよい。その場合、演出可動手段は、操作を行う部分(例えば、ボタンやレバー)であってもよく、上述のエラー報知時の演出可動手段の動作(例えば、図53(b3−2α)の演出可動体224の動作)の変形例として、ボタンやレバーが振動したり、突出したり、凹んだり、回転したり等の動作をしてもよい。これらの動作は、先読み予告やと当該変動の予告、一斉演出(RTC演出)やデモ演出などの各種演出で行ってもよい。
また、上記の実施形態では、保留アイコンによって保留の数を表示したがこれに限らず、LED等の発光手段の点灯により保留が表示されるように構成されていてもよい。その場合、発光手段の色により先読み予告を行ったり、特図種別(特図1、2)を分けて表示するように構成されていてもよい。
また、上記の実施形態に記載したエラー中も一般入賞口、始動口、アタッカーへの入球に応じた演出(例えば、入賞音の出力、ランプの点灯、液晶による表示)を行ってもよいが、エラー中は、一般入賞口、始動口、アタッカーへの入球に応じた演出の一部または全部を行わないように構成していてもよい。ここで、「一般入賞口、始動口、アタッカーへの入球に応じた演出」とは、大当り中の場合は、払出数表示(例えば、図51(4)のポイント(pt)表示)、装飾図柄表示装置208その他の表示装置による演出、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214および普図表示装置210やその他の7セグメント表示装置による演出、普通図柄保留ランプ216、第1特別図柄保留ランプ218および第2特別図柄保留ランプ220やその他のランプ(LED)の色や発光パターンなどによる演出や、オーバー入賞報知(音やランプ、装飾図柄表示装置208その他の表示装置による表示)などである。なお、オーバー入賞報知演出の場合は、音を出力しないようにしてもよいし、エラー用の音や発光パターンを出力するようにしてもよい。また「一般入賞口、始動口、アタッカーへの入球に応じた演出」とは、大当り終了後であれば、始動口や一般入賞口の入賞に応じた報知((音やランプ、装飾図柄表示装置208その他の表示装置による表示)などである。なお、上記の演出の全てを搭載していてもよく、いずれか一部を搭載していてもよい。
以上説明したように、本発明の実施形態にかかる遊技台(例えば、ぱちんこ機100)は、アタッカー(例えば、第1のアタッカー802、第2のアタッカー804、第1可変入賞口234、第2可変入賞口235)と、主制御手段(例えば、主制御部300)とを備えた遊技台であって、前記アタッカーは、入球センサ(例えば、球検出センサ320、カウントスイッチSW1、カウントスイッチSW2)が設けられたアタッカーであり、前記入球センサとは、遊技球の入球に応じて入球信号を出力可能なセンサであり、前記アタッカーは、排出センサ(例えば、球検出センサ320、アウトスイッチSO,SO1、SO2・・・)が設けられたアタッカーであり、前記排出センサとは、遊技球の排出に応じて排出信号を出力可能なセンサであり、前記主制御手段は、複数種類のエラーを判定する制御を実行可能な手段であり、前記複数種類のエラーのうちの一の種類のエラーは、第一のエラー(例えば、大入賞口入賞超過エラー)であり、前記第一のエラーとは、前記アタッカーに入球した遊技球の数(以下、「入球数」という。)が、該アタッカーから排出された遊技球の数(以下、「排出数」)よりも多いことを示すエラーのことであり、前記主制御手段は、図柄の変動制御(以下、「図柄変動制御(例えば、図26に示す図柄変動中処理、または図23(a)に示す特図関連抽選処理と図26に示す図柄変動中処理および図27に示す特図表示確定ウエイト処理)」という。)を実行可能な手段であり、前記図柄変動制御とは、図柄表示手段(例えば、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214)において、図柄の変動表示を行わせる制御のことであり、前記主制御手段は、大当りが終了した場合に、前記図柄変動制御を開始する手段であり、前記主制御手段は、前記第一のエラーの発生中に前記図柄変動制御を開始しない手段である、ことを特徴とする遊技台である。
本発明によれば、主制御手段に特徴を持った遊技台を実現できる。
すなわち、第一のエラー(例えば、大入賞口入賞超過エラー)が発生していることを店員や遊技者が気づきやすくすることができる場合がある。
また、第一のエラー(例えば、大入賞口入賞超過エラー)の発生中は図柄変動制御が開始されず、遊技者が遊技できない状態となるので、第一のエラー(例えば、大入賞口入賞超過エラー)の解除を店員が確実に行うことができ、メンテナンス性を向上させることができる場合がある。
なお、上記の実施形態における「大入賞口入賞超過エラー」の記載は、「大入賞口入出球不一致エラー」と読み替えることもできる。
また、表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208、液晶表示装置D)を備え、前記表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、大当り終了表示(例えば、図51(10)の表示、図52(10a)〜図52(12a)の表示など)であり、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、装飾図柄の変動表示(以下、「図柄変動表示(例えば、図53(16a)で下向き矢印で示す表示)」という。)であり、前記大当り終了表示が表示された後に、前記図柄変動表示が表示される場合があり、前記第一のエラーの発生中に大当りが終了しても、前記図柄変動表示を開始せず、前記大当り終了表示を継続して表示するように構成されている、ものであってもよい。
このような構成によれば、大当りが終了しても大当り終了表示(画面)がそのまま表示されるので、第一のエラー(例えば、大入賞口入賞超過エラー)が発生していることに気づきやすくすることができる場合がある。
ここで、本実施形態における装飾図柄の変動表示(図柄変動表示)の開始タイミングは、第1副制御部400が、主制御部300から図柄変動開始コマンドを受信したタイミング、または装飾図柄表示装置208の図柄表示領域208a〜208cの少なくともいずれかにおいて装飾図柄が変動を開始した(表示上、動き出した)タイミング、または装飾図柄表示装置208の図柄表示領域208a〜208cの全てにおいて装飾図柄が変動を開始した(表示上、動き出した)タイミングをいう。また、装飾図柄の変動表示(図柄変動表示)の終了タイミングは、第1副制御部400が、主制御部300から図柄変動停止コマンドを受信したタイミング、または装飾図柄表示装置208の図柄表示領域208a〜208cの少なくともいずれかにおいて装飾図柄が変動を停止した(表示上、停止した)タイミング、または装飾図柄表示装置208の図柄表示領域208a〜208cの全てにおいて装飾図柄が変動を停止した(表示上、停止した)タイミングをいう。
なお、大当り終了表示を行っている場合に、音量や光量(輝度)の設定変更ができるようにしてもよく、設定変更ができないようにしてもよい。
また、大当り終了表示を行っている場合に、演出モードの選択ができるようにしてもよく、演出モードの選択ができないようにしてもよい。
また、大当り終了表示を行っている場合に、ワイプなどによって一斉演出やRTC演出を実行してもよいし、一斉演出やRTC演出を実行しなくてもよい。なお、第一のエラー(例えば、大入賞口入賞超過エラー)発生中に一斉演出が開始された場合、一斉演出を全面やワイプで表示してもよいが、スピーカー120からは一斉演出音が出力されないようにしてもよい(一斉演出でBGMや効果音が出力されない機種は除く)。
また、大当り終了表示を行っている場合に、普図に関する演出を実行してもよいし、実行しなくてもよい。
また、ユーザーモードが設定可能な場合において、大当り終了表示を行っている場合に、特典の付与に関する演出を行ってもよい。ここで、ユーザーモードとは、遊技者が任意に設定可能なモードであり、ユーザーモードの設定が開始されてから終了するまでの間に行われた遊技の情報(変動回数、大当り回数、予め設定されたミッション(例えば、ミッション達成条件として連荘回数、大当り回数、変動回数等や特定のスーパーリーチや特定の予告の発生、特定の時間帯に遊技することなどが挙げられる))を達成すると、特典の付与(特典の付与に関する演出の例として、ユーザーレベルを上げるための経験値の付与や、遊技者によって選択(カスタマイズ)可能な演出(例えば、遊技のナビゲーションや予告を行うキャラクタ、各種演出表示(保留アイコン、背景表示、保留アイコンを表示する保留枠)や図柄変動中や大当り中に出力される楽曲やゲーム性(例えば、大当り確定の演出報知(一発告知やプレミア演出)や特定の演出(例えば、操作手段の動作や演出可動手段の動作、当該変動および/または先読み予告として発生すると大当りとなる可能性が高い予告演出)を発生しやすくするモードなど))がされるモードのことである。なお、ユーザーレベルの上昇に対応して、特典の付与がされるように構成されていてもよい。
また、前記第一のエラーの発生中に先読み予告(例えば、図52(11a)の「大盤振舞じゃ!」の文字などによる先読み予告)が行われる場合があるように構成されている、ものであってもよい。
このような構成によれば、先読み予告が行われているにも関わらず、大当り終了表示が継続して表示されているので、第一のエラー(例えば、大入賞口入賞超過エラー)を解除しなければ、次の遊技に進めないことを遊技者に気づきやすくさせることができる場合がある。
また、第一のエラー(例えば、大入賞口入賞超過エラー)が発生している場合には、先読み予告が表示されている画面で停止してもよく、それ以外の画面(例えば、プリペイドカードの取り忘れの注意喚起の報知を表示している画面や、ロゴ(メーカーロゴ)画面など)で停止してもよい。なお、注意喚起の報知(以下、「注意喚起報知」という。)は、「プリペイドカードの取り忘れ」に関するものに限らない。
ここで注意喚起報知とは、遊技の利益には直接的には無関係な事項について遊技者に注意を喚起する報知のことである。遊技の利益には遊技者に利益として付与される賞球およびそれに関する情報が含まれる。注意喚起報知の内容は遊技の利益に直結しないため、遊技者が注意喚起報知を無視したり注意喚起報知に従わない場合でも遊技の利益に影響はない。但し、注意喚起報知は、遊技の利益以外の遊技者の利益に影響を及ぼす可能性のある、例えば身体的、精神的、あるいは金銭的なものを含む。
なお、遊技者に利益として付与されるものは上述の賞球(所謂ぱちんこ球)に限るものではなく、例えばメダル等であってもよい。また、必ずしも賞球やメダル等の実物が遊技者に付与される必要は無く、例えば先ず電子的に利益が遊技者に付与され、当該電子的な利益を遊技者が遊技に用いたり、実物の賞球に変換できてもよい。もちろん遊技者に実物が付与されず、遊技者が電子的な利益を景品に交換できてもよい。また、遊技に関係する利益としては、当該利益を用いて、遊技台で再度遊技を行うことができるものと規定してもよい。逆に言えば、遊技に関係しない利益とは、当該利益を用いても遊技台で再度遊技を行うことができないものと規定してもよい。
注意喚起報知の例として、「年齢制限」、「攻略法」、「遊技時間」、「演出」、「二次利用制限」、「投資抑止」、「取り忘れ防止」、「破損防止」、「撮り忘れ防止(保存し忘れ防止)」などが挙げられる。
名称が「年齢制限」の注意喚起報知は、報知内容が「18歳未満の遊技および遊技場への入場は、法律で規制されております。」であり、報知タイミングは「デモ中」である。つまり、報知タイミングは、特図変動遊技が非作動中であること、およびアタッカが非作動中であることを前提としている。「年齢制限」の注意喚起報知に従わなかった場合に生じる遊技者の不利益として、遊技利益を得られたとしても、景品への交換が認められないという金銭的不利益がある。名称が「攻略法」の注意喚起報知は、報知内容が「悪質な攻略法販売にご注意ください。」であり、報知タイミングは「デモ中」である。「攻略法」の注意喚起報知に従わなかった場合に生じる遊技者の不利益として、無為な情報に金銭を支払う恐れがある金銭的不利益がある。
名称が「遊技時間」の注意喚起報知は、報知内容が「長時間遊技される場合には、適度に休憩を挟んでください。」であり、報知タイミングは「デモ中/遊技開始後2時間経過」である。「遊技時間」の注意喚起報知に従わなかった場合に生じる遊技者の不利益として、長時間の遊技による遊技者の身体機能の低下、疲労などの身体的不利益がある。
名称が「演出」の注意喚起報知は、報知内容が「光源を長時間直視しないようにしてください。演出装置に指など挟まないよう注意してください。適切な音量、光量で遊技をお楽しみください。」であり、報知タイミングは「デモ中/音量、光量調整中/音量、光量調整画面の表示中/音量、光量の設定変更アイコンの表示中など」である。「演出」の注意喚起報知に従わなかった場合に生じる遊技者の不利益として、大音量での遊技による聴力低下、高輝度のランプの点灯や点滅による光過敏性発作等の身体的不利益がある。
名称が「二次利用制限」の注意喚起報知は、報知内容が「本遊技機における写真や動画等のインターネットへのアップロードを禁止します。」であり、報知タイミングは「デモ中/演出実行時」である。「二次利用制限」の注意喚起報知に従わなかった場合に生じる遊技者の不利益として、法令違反による罰金や禁固刑等の金銭・社会地位的不利益がある。
名称が「投資抑止」の注意喚起報知は、報知内容が「過度の投資にご注意ください。パチンコ・パチスロは、適度に楽しむ遊びです。」であり、報知タイミングは「デモ中/前回の大当りから所定の回転数経過」である。「投資抑止」の注意喚起報知に従わなかった場合に生じる遊技者の不利益としては投資失敗による金銭的不利益がある。
名称が「取り忘れ防止」の注意喚起報知は、報知内容が「プリペイドカードの取り忘れにご注意ください」または「プリペイドカードの取り忘れや盗難にご注意ください。」であり、報知タイミングは「大当り終了時/電サポ状態終了時」である。「取り忘れ防止」の注意喚起報知に従わなかった場合に生じる遊技者の不利益として、取り忘れたプリペイドカード内の残金の逸失による金銭的不利益がある。なお、当該「取り忘れ防止」の注意喚起報知を上述のタイミング以外のタイミングで行ってもよい。例えば、通常遊技状態において発生した大当り(所謂「初当たり」)の終了時に「取り忘れ防止」注意喚起報知を報知し、当該大当りを契機として発生した連荘中の大当りの終了時には「取り忘れ防止」注意喚起報知を報知しなくてもよい。また、大当りが発生した場合であっても、当該大当りによって遊技者が得られる利益が他の大当りよりも小さかったり、利益が得られない大当りの場合には「取り忘れ防止」注意喚起報知が報知されなくてもよい。そもそも遊技者によるプリペイドカードの取り忘れは、プリペイドカードに残金が残った状態で、利益が付与された場合に、当該利益に遊技者の意識がいってしまい、残金が残っているプリペイドカードの存在を忘れてしまうことで発生するため、遊技者に利益が付与された直後に当該「取り忘れ防止」注意喚起が報知されることが望ましく、また、遊技者がプリペイドカードの存在を忘れてしまう程度の利益が付与された後で報知されることが望ましい。さらに、「取り忘れ防止」注意喚起報知が最も奏功する契機としては、遊技者が遊技をやめるタイミングであるため、連荘終了時(例えば、時短付与なしの通常大当りを引いた場合や、ST機におけるSTの終了時等の遊技者にとって有利な状態が終了するタイミング)に当該「取り忘れ防止」注意喚起報知が報知されることが望ましい。また、特図高確率状態(確変)に突入してから最初の大当りに基づく大当り遊技終了時(例えば、大当り終了演出中や大当り終了後1回転目の変動開始時)に「取り忘れ防止」注意喚起報知を報知してもよい。また、特図高確率状態(確変)でその後の遊技状態が特図低確率状態に移行する大当り(15R大当り、突然時短の大当り、突然通常の大当り)に基づく大当り遊技終了時に「取り忘れ防止」注意喚起報知を報知してもよい。また、特図低確率状態でその後の遊技状態が特図低確率状態に維持される大当り(15R大当り、突然時短の大当り、突然通常の大当り)に当選したことに基づく大当り遊技終了時に「取り忘れ防止」注意喚起報知を報知してなくてもよい。また、特図低確率状態でその後の遊技状態が特図低確率状態に維持される大当り(15R大当り、突然時短の大当り、突然通常の大当り)に当選したことに基づく大当り遊技終了時に「取り忘れ防止」注意喚起報知を報知してなくてもよい。また、小当りに当選したことに基づく小当り遊技終了時に「取り忘れ防止」注意喚起を報知しなくてもよい。
名称が「破損防止」の注意喚起報知は、報知内容が「破損の恐れがありますので、強い力で操作手段を操作しないでください。」であり、報知タイミングは「デモ中/演出実行時」である。「破損防止」の注意喚起報知に従わなかった場合に生じる遊技者の不利益として、操作手段の破損により怪我をするという身体的不利益がある。
名称が「撮り忘れ防止(保存し忘れ防止)」の注意喚起報知は、報知内容が「ユーザーモード設定中です。遊技終了時の2次元バーコードの撮り忘れにご注意ください。」であり、報知タイミングは「デモ中/ユーザーモード設定中(常時)」である。「撮り忘れ防止」の注意喚起報知に従わなかった場合に生じる遊技者の不利益として、設定したユーザーモードの内容が消えてしまうという遊技的不利益がある。ただし、金銭に関わる遊技不利益ではない。なお、上記の注意喚起報知の報知タイミングは、上述のタイミングで必ず実行されなくてもよい。
また、上述の報知タイミング以外のタイミングで実行される場合があってもよい。また、上記の注意喚起報知は例示であって、上記以外の注意喚起報知を実行してももちろんよい。
また、注意喚起報知(遊技の利益に少なくとも関係しない報知)は、例示したものに限らず、報知された内容に遊技者が従わなかった場合に、当該遊技者に遊技利益とは異なる不利益が発生するものであればよい。
また、表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備え、前記表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、装飾図柄の変動表示(以下、「図柄変動表示」という。)であり、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、前記装飾図柄の停止表示(以下、「図柄停止表示(例えば、図54(12f)に示す図柄停止表示)」という。)であり、大当りが終了した際に、保留がある場合に、前記図柄停止表示が表示された後に前記図柄変動表示が開始されるように構成されており、大当りが終了した後の前記図柄停止表示の表示中において、前記第一のエラーが発生している場合に、前記保留があっても前記図柄変動表示の表示が開始されず、前記図柄停止表示の表示が継続するように構成されている、ものであってもよい。
また、保留がない場合は、大当り終了表示が表示された後、図柄の変動表示が開始されないように構成されていてもよい。また、保留がない場合には、図柄デモが表示されるように構成されていてもよい。
このような構成によれば、保留があっても図柄停止表示が表示されたままにするので、第一のエラー(例えば、大入賞口入賞超過エラー)が発生していることに気づきやすくすることができる場合がある。
なお、本実施形態における「保留」とは、始動情報に基づく各種判定処理(抽選処理等)の開始を保留することを意味する。
また、大当りが終了した際に保留がある場合に、該保留の数に応じた保留アイコンが表示される場合があるように構成されている、ものであってもよい。
このような構成によれば、先読み予告が行われているにも関わらず、大当り終了表示が継続して表示されているので、第一のエラー(例えば、大入賞口入賞超過エラー)を解除しなければ、次の遊技に進めないことを遊技者に気づきやすくさせることができる場合がある。
なお、本実施形態における「保留アイコン」は、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。
また、大当りが終了した後、遊技状態(確変/時短/通常)および特図の種別によって保留が表示されない場合があってもよい。例えば、遊技状態(確変/時短/通常)によって、特図2の保留は表示されるが、特図1の保留は表示されない(あるいはその逆)場合があってもよい。
また、大当りが終了した後、遊技状態(確変/時短/通常)および特図の種別によらず、保留を表示するようにしてもよい。
また、前記第一のエラーの発生中における前記図柄停止表示の表示中に、前記保留アイコンとして先読み保留アイコン(例えば、図54(f2)に示す先読み保留アイコン)が表示される場合がある、ものであってもよい。
このような構成によれば、第一のエラー(例えば、大入賞口入賞超過エラー)の発生中も、先読み保留アイコンを表示される場合があるので、店員によって第一のエラーが解除されるまでの期間の間を持たせることができる場合がある。
また、先読み保留アイコンが表示されるので、第一のエラー(例えば、大入賞口入賞超過エラー)の解除を促すことができる場合がある。
なお、第一のエラー(例えば、大入賞口入賞超過エラー)の発生中における前記図柄停止表示の表示中に、先読み予告表示を行う場合があってもよい。この場合先読み予告表示は、増加した保留に対応する先読み予告表示であってもよい。また他の入賞時先読み予告の先読み予告表示であってもよい。
また、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、エラー表示であり、
前記表示手段は、前記エラー表示として第一のエラー表示(例えば、図51(6)に示すエラー表示E1)を表示する場合がある手段であり、前記第一のエラー表示とは、前記第一のエラーの発生中に表示される表示であってもよい。
また、前記主制御手段は、前記大当りにおける或るラウンドが終了した後において、前記入球数が前記排出数よりも多い場合に、前記第一のエラーと判定する手段であってもよい。
また、前記主制御手段は、前記第一のエラーを解消したと判定した場合に、前記図柄変動制御を開始する制御を行うように構成された手段であってもよい。
また、前記排出センサは、複数のセンサから構成された手段であり、前記複数のセンサのうちの一のセンサは、第一の排出センサ(例えば、アウトスイッチSO1)であり、前記複数のセンサのうちの一のセンサは、第二の排出センサ(例えば、アウトスイッチSO2)であり、前記排出数とは、前記第一の排出センサが検知した遊技球の数と、前記第二の排出センサが検知した遊技球の数とを加算した数のことであってもよい。
なお、排出センサの数は1個であってもよいし、2個であってもよいし、3個以上であってもよい。
また、前記入球センサは、一のセンサから構成された手段であってもよい。
なお、入球センサの数は、1個であってもよいし、2個であってもよいし、3個以上であってもよい。
また、前記複数種類のエラーのうちの一の種類のエラーは、第二のエラー(例えば、大入賞口排出超過エラー)であり、前記第二のエラーとは、前記排出数が、前記入球数よりも多いことを示すエラーのことであり、前記主制御手段は、前記第二のエラーであると判定した場合であっても、大当りが終了した後に前記図柄変動制御を開始する場合がある手段であってもよい。
例えば、主制御手段は、第二のエラーであると判定した場合であっても、大当りが終了した後、保留が有る場合には、図柄変動制御を開始するようにしてもよい。
また、前記遊技台は、ぱちんこ機であってもよい。
また、大当りにおいて前記第一のエラーが発生しても、該大当りが継続するように構成されている、ものであってもよい。
例えば、大当りの或るラウンドで第一のエラーが発生しても、次のラウンド演出(最終ラウンドの場合は大当り終了演出)に進むものであってもよい。また、主制御手段は、大当りの或るラウンドにおいて第一のエラーが発生した場合に、該大当りが終了するまで大当り制御を継続する手段であってもよい。
また、前記主制御手段は、大当りが終了した際に保留がない場合に、前記図柄変動制御を開始しない手段であってもよい。
なお、上記実施形態において、第一のエラー(例えば、大入賞口入賞超過エラー)が発生しても、遊技状態は変化しなくてもよい(遊技制御を行わない、あるいは特図変動動作の中断をしなくてもよい)。
また、第一のエラー(例えば、大入賞口入賞超過エラー)の解除は、当該第一のエラーの検出から一定期間経過後に自動的に解除するものであってもよい。
また、上記の実施形態において、一定数保留があると開始される演出が行われてもよい。この演出は例えば、特図1と特図2を交互に振り分ける振分装置を含む始動口ユニット(エイトチャッカー)を備える入賞順消化の機種において、保留が8個溜まった場合に保留アイコンの表示態様が変化するような演出や、スピーカー120や装飾図柄表示装置208において、保留が8個溜まったことを報知する演出や、次変動から保留が8個溜まったことによる演出を行うことを報知する演出などがある。
また、上記の実施形態において、大当り中に出力されている楽曲がそのまま大当り終了後の図柄変動でも出力される場合、第一のエラー(例えば、大入賞口入賞超過エラー)中もそのまま継続して当該楽曲を出力してもよい。ここで、第一のエラー(例えば、大入賞口入賞超過エラー)中は、大当り中の楽曲の音量が0になった状態で制御上そのまま出力してもよいが、音量を小さくしてそのまま出力してもよい。また、第一のエラー(例えば、大入賞口入賞超過エラー)解除後に、楽曲の先頭から開始されるように構成されていてもよい。
また、以上説明したように、本発明の実施形態にかかる遊技台(例えば、ぱちんこ機100)は、第一の制御手段(例えば、主制御部300)と、第二の制御手段(例えば、第1副制御部400)と、を備えた遊技台であって、前記第一の制御手段は、前記第二の制御手段に複数種類のコマンドを送信する制御を実行可能な手段であり、前記複数種類のコマンドのうちの一の種類のコマンドは、エラー関連コマンドであり、前記第一の制御手段は、複数種類のエラーを判定可能な手段であり、前記複数種類のエラーのうちの一の種類のエラーは、第一のエラー(例えば、磁界(電波)検知エラー、振動エラー、スイッチ未接続エラー等の主制御部300の動作が停止しないエラー)であり、前記第一の制御手段は、前記第一のエラーと判定した場合に、第一のエラーフラグを設定する手段であり、前記第一の制御手段は、前記エラー関連コマンドを前記第二の制御手段へ送信する準備を行う処理(以下、「送信準備処理(例えば、図15の主制御部タイマ割込処理のデバイス監視処理(ステップS329)」という。)を第一の周期ごとに行う場合があるように構成された手段であり、前記第一の制御手段は、前記第一のエラーフラグが設定されている状態において、前記第一の周期に到達した場合に、前記エラー関連コマンドとして第一のエラーコマンドの前記送信準備処理を実行する手段である、ことを特徴とする遊技台である。
このような構成によれば、制御手段に特徴を持った遊技台を実現できる。
すなわち、第一のエラーコマンド(例えば、磁界(電波)検知エラーのエラーコマンド)を周期的に送信することができるので、第一の制御手段の送信負担を軽減することが出来る場合がある。
また、前記複数種類のエラーのうちの一の種類のエラーは、第二のエラー(例えば、磁気(磁石)検知エラー等、主制御動作が停止するエラー)であり、前記第一の制御手段は、前記第二のエラーと判定した場合に、第二のエラーフラグを設定する手段であり、前記第一の制御手段は、前記第二のエラーフラグが設定された場合に、前記エラー関連コマンドとして第二のエラーコマンドの前記送信準備処理を実行する手段であってもよい。
また、前記第一の制御手段は、前記第二のエラーコマンドの前記送信準備処理を前記第一の周期の到達を待たずに実行するように構成された手段であってもよい。
このような構成によれば、エラーの種類によってエラーコマンドの送信周期を待つものと待たないものを設定可能に構成されているので、第二の制御手段へすぐにエラーコマンドを送信すべきエラーが発生した場合にも対応しつつも、第一の制御手段の送信負担を軽減することができる場合がある。
また、前記第一の制御手段は、前記遊技台の外部へ出力する信号(以下、「外部信号(例えば、セキュリティ情報信号)」という。)を出力する制御を実行可能な手段であり、前記第一の制御手段は、前記第一のエラーフラグが設定された場合に、前記外部信号を出力する制御を実行する手段であってもよい。
なお、第一の制御手段は、前記第一のエラーフラグが設定された場合に、セキュリティ情報信号は出力するが、他の信号(他の外部端子板信号)は出力しないようにしてもよい。また、第一の周期(主制御部300におけるサブコマンドの送信周期)の期間がセキュリティ情報信号が出力される期間(例えば、30秒)よりも短くても良く、長くても良く、同じであってもよい。
また、前記第一の制御手段は、前記外部信号を出力する制御を前記第一の周期の到達を待たずに実行するように構成された手段であってもよい。
このような構成によれば、外部信号は第一の周期(主制御部300におけるサブコマンドの送信周期)を待たずに送信されるので、店舗側が遊技台の異常が発生していることに気づきやすくすることができる場合がある。
また、前記第一の制御手段は、第二の周期で割込処理(例えば、主制御部タイマ割込処理)が実行される場合がある手段であり、前記割込処理とは、遊技の進行に関する処理を含む処理のことであり、前記第二の周期がN回繰り返されることで、前記第一の周期となるように構成されている、ものであってもよい。
また、表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備え、前記表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、前記複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、エラー表示(例えば、エラー表示E1)であり、前記第二の制御手段は、前記第一のエラーコマンドを受信した場合に、前記表示手段に前記エラー表示として第一のエラー表示(例えば、図43(6)に示す「電波を検知しました」という文字によるエラー表示E1)を表示する場合がある手段であってもよい。
このような構成によれば、エラーが発生していることに気づきやすくすることができる場合がある。
なお、エラー表示を表示するエラーと表示しないエラーがあってもよい。
また、前記第一の制御手段は、前記第一のエラーが解除されたと判定された状態において、前記第一の周期に到達した場合に、前記エラー関連コマンドとしてエラー解除コマンドを送信する制御を実行する手段であってもよい。
また、前記遊技台は、ぱちんこ機であってもよい。
また、本発明の実施形態にかかる遊技台(例えば、ぱちんこ機100)は、第一の制御手段(例えば、主制御部300)と、第二の制御手段(例えば、第1副制御部400)と、を備えた遊技台であって、前記第一の制御手段は、前記第二の制御手段に複数種類のコマンドを送信する制御を実行可能な手段であり、前記複数種類のコマンドのうちの一の種類のコマンドは、エラー関連コマンドであり、前記第一の制御手段は、複数種類のエラーを判定可能な手段であり、前記複数種類のエラーのうちの一の種類のエラーは、第一のエラー(例えば、磁界(電波)検知エラー、振動エラー、スイッチ未接続エラー等の主制御部300の動作が停止しないエラー)であり、前記第一の制御手段は、前記第一のエラーと判定した場合に、第一のエラーフラグを設定する手段であり、前記第一の制御手段は、前記エラー関連コマンドを前記第二の制御手段へ送信する準備を行う処理(以下、「送信準備処理(例えば、図15の主制御部タイマ割込処理のデバイス監視処理(ステップS329)」という。)を第一の周期ごとに行う場合があるように構成された手段であり、前記第一の制御手段は、前記第一のエラーフラグが設定されている状態において、前記第一の周期に到達した場合に、前記エラー関連コマンドとして第一のエラーコマンドの前記送信準備処理を実行する手段であり、前記第一の制御手段は、前記遊技台の外部へ出力する信号(以下、「外部信号(例えば、セキュリティ情報信号)」という。)を出力する制御を実行可能な手段であり、前記第一の制御手段は、前記第一のエラーフラグが設定された場合に、前記外部信号を出力する制御を実行する手段であり、前記第一の制御手段は、前記外部信号を出力する制御を前記第一の周期の到達を待たずに実行するように構成された手段である、ことを特徴とする遊技台である。
また、第1副制御部400と液晶制御部700とは、それぞれ別基板として構成さているものであってもよいし、第1副制御部400を構成する基板(第1副基板160)にVRAM436や、VDP434等が搭載され、一つの第1副制御部400のCPU404によって演出制御も液晶制御も実行されるような構成であってもよい。
なお、これまでに説明した実施の形態および各種実施例(変形例)は、それぞれの構成の全部または構成の一部を相互に組み合わせ、あるいは入れ替えて実施可能である。
また、本発明に係る遊技台は、ぱちんこ機に限定されるものではなく、例えば、複数種類の図柄が施された複数のリールと、リールの回転を指示するためのスタートレバーと、各々のリールに対応して設けられ、リールの回転を個別に停止させるための停止ボタンと、複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、抽選手段の抽選結果に基づいてリールの回転の停止に関する停止制御を行うリール停止制御手段と、抽選手段の抽選結果に基づいて停止されたリールによって表示される図柄組合せが、内部当選した役に対応して予め定めた図柄組合せであるか否かの判定をする判定手段と、図柄の停止態様が所定の入賞態様である場合、所定の入賞態様に対応する遊技媒体を払出す遊技媒体払出処理を行う払出制御手段と、を備えたスロットマシンなどにも好適である。
また、本発明に係る遊技台は、封入式遊技機に適用することもできる。ここで、「封入式遊技機」は、遊技機内に封入された遊技球を循環使用するものである。すなわち、ぱちんこ機は、球を封入し、封入した球をぱちんこ機内で循環させて使用する封入式ぱちんこ機であってもよく、この封入式ぱちんこ機は、封入した球を発射球として使用し、球の払出はクレジットによって実行されるものであってもよい。
また、主制御部、第1副制御部、および第2副制御部をワンチップで構成してもよいし、主制御部と第1副制御部で双方向の通信が可能に構成してもよい。また、主制御部と第1副制御部で双方向の通信を可能とする一方で、第1副制御部から第2副制御部への通信は一方向の通信としてもよい。
また、本発明の実施の形態に記載された作用および効果は、本発明から生じる最も好適な作用および効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用および効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。また、実施例に記載した複数の構成のうち、1つの構成に記載している内容を、他の構成に適用することでより遊技の幅を広げられる場合がある。