Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP6547680B2 - 車両側部構造 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP6547680B2 - 車両側部構造 - Google Patents

車両側部構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6547680B2
JP6547680B2 JP2016103564A JP2016103564A JP6547680B2 JP 6547680 B2 JP6547680 B2 JP 6547680B2 JP 2016103564 A JP2016103564 A JP 2016103564A JP 2016103564 A JP2016103564 A JP 2016103564A JP 6547680 B2 JP6547680 B2 JP 6547680B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
rocker
load transfer
door
width direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2016103564A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017210065A (ja
Inventor
英輔 池野
英輔 池野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2016103564A priority Critical patent/JP6547680B2/ja
Publication of JP2017210065A publication Critical patent/JP2017210065A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6547680B2 publication Critical patent/JP6547680B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、車両側部構造に関する。
下記特許文献1には、車両ボデー側の被取付部(ロッカ)の車両外側に、ロッカモールが設けられた技術が開示されている。このロッカモールは、当該ロッカの車両外側へ向かって突出した形状とされている。また、ロッカモールの上端部には取付座が設けられており、当該取付座に設けられたクリップを介して、ロッカモールはロッカに取付けられるようになっている。
この先行技術では、ロッカモールは、ロッカに取付けられた状態でサイドドアの下方側に配置される。当該サイドドアは、ロッカの車両外側に配置されているため、ロッカモールの取付座は、サイドドアの下方側に配置されるロッカモール本体の車両幅方向の内側に配置される。つまり、ロッカモールの取付座は、ロッカとサイドドアの下端部の間に配置されることになる。
特開2011−196395号公報
以上のように、ロッカとサイドドアの下端部の間にロッカモールの取付座を配置させるとなると、車両幅方向において、ロッカとサイドドアの下端部の間には、予め空間部を設ける必要がある。この場合、車両の側面衝突時(車両の側突時)に、当該空間部をサイドドアが空走すると、衝突荷重の進入方向が安定しない可能性がある。すなわち、上記先行技術では、車両の側突時に、衝突荷重の進入方向を安定させ当該衝突荷重を効果的にロッカに伝達させるという観点では改善の余地がある。
本発明は、上記事実を考慮して、車両の側突時の衝突荷重を効果的にロッカに伝達させることができる車両側部構造を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明に係る車両側部構造は、車両幅方向の両外側において車両前後方向にそれぞれ延在された一対のロッカと、前記ロッカの車両幅方向の外側に設けられ、車両側部に設けられたサイドドアの下端部とで車両幅方向に空間部を形成し、前記空間部内に前記ロッカ側に固定された固定部が配置されたロッカモールと、前記ロッカモール又は前記サイドドアに設けられ、車両幅方向において前記固定部当該サイドドアの下端部との間に配置され、車両側方から入力される衝突荷重を前記ロッカへ伝達する荷重伝達部材と、を有している。
請求項1に記載の発明に係る車両側部構造では、車両幅方向の両外側に一対のロッカが車両前後方向にそれぞれ延在されている。ロッカの車両幅方向の外側には、ロッカモールが設けられており、当該ロッカモールとサイドドアの下端部とで車両幅方向に設けられた空間部内に、ロッカ側に固定されたロッカモールの固定部が配置されている。さらに、ロッカモール又はサイドドアには、車両幅方向において当該固定部当該サイドドアの下端部との間に荷重伝達部材が設けられている。
つまり、ロッカモールとサイドドアの下端部との間に設けられた空間部内には、ロッカモールの固定部及び荷重伝達部材が設けられている。このため、その分、当該空間部において、車両幅方向に沿った寸法を小さくすることができ、車両の側突時において車両側方から衝突荷重が入力された際、サイドドアの空走を抑制することができる。
また、側突時において、サイドドアへ入力された衝突荷重は、当該空間部内に配置された荷重伝達部材を介してロッカ側へ伝達されるため、当該荷重伝達部材が配置されていない場合と比較して、荷重伝達ロスを小さくすることができる。
なお、ここでの「ロッカ側に固定され」は、ロッカに直接固定された場合以外にロッカに対してロッカモールが間接的に固定された場合も含む意味である。
請求項2に記載の発明に係る車両側部構造は、請求項1に記載の発明に係る車両側部構造において、前記荷重伝達部材は、車両前後方向に沿って所定の間隔で設けられている。
以上説明したように、本発明の車両側部構造によれば、車両の側突時の衝突荷重を効果的にロッカに伝達させることができる、という優れた効果を有する。
第1実施形態に係る車両側部構造を示す車両上下方向かつ車両幅方向に沿って切断したときの断面図である。 第1実施形態に係る車両側部構造の一部を構成するロッカモールを車両前方側かつ車両幅方向の内側から見た斜視図である。 第1実施形態に係る車両側部構造の一部を構成するロッカモールを車両前方側かつ車両幅方向の外側から見た斜視図である。 図1に対応する比較例を示す断面図である。 第2実施形態に係る車両側部構造を示す図1に対応する断面図である。 第2実施形態に係る車両側部構造の一部を構成するロッカモールを示す、(A)は、車両前方側かつ車両幅方向の外側から見た分解斜視図であり、(B)は、車両前方側かつ車両幅方向の内側から見た斜視図である。 第3実施形態に係る車両側部構造を示す図1に対応する断面図である。 第3実施形態に係る車両側部構造の一部を構成するロッカモールを示す、(A)は、車両前方側かつ車両幅方向の外側から見た分解斜視図であり、(B)は、ロッカモールの荷重伝達部材の一部が拡大された部分拡大図である。 第4実施形態に係る車両側部構造を示す図1に対応する断面図である。 第4実施形態に係る車両側部構造の要部が拡大された要部拡大斜視図である。
本発明の一実施形態に係る車両側部構造について図面に基づいて説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印OUTは、それぞれ本発明の一実施形態に係る車両側部構造が適用された車両の前方向、上方向、車両幅方向の外側を示している。以下、単に前後、上下、左右の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下、前方向を向いた場合の左右を示すものとする。
<第1実施形態>
(車両側部構造の構成)
まず、本実施の形態に係る車両側部構造の構成について説明する。
図1には、車両10の左側部におけるフロント側のサイドドア22を含んで車両上下方向かつ車両幅方向に沿って切断したときの断面図が示されており、後述するロッカモール34において図2に示すX−X線に沿って切断している。なお、ここでは、車両10の右側部と左側部の車両側部構造は略同じ構成を成しているため、両者を代表して車両10の左側部における車両側部構造12について説明する。
図1に示されるように、車両10の下部において、車両幅方向の外側には、いわゆる骨格部材としてのロッカ14が配置されている。このロッカ14は、車両前後方向に沿って延在されており、車両幅方向の内側に配置され図示しないフロアパネルに接合されたロッカインナパネル16と、車両幅方向の外側に配置され当該ロッカインナパネル16に接合されたロッカアウタパネル18と、を含んで構成されている。
ロッカインナパネル16は、車両上下方向かつ車両幅方向に沿って切断したときの断面形状が、車両幅方向の内側へ突出する断面ハット型形状とされている。具体的には、ロッカインナパネル16は、当該ロッカインナパネル16を構成するロッカインナパネル本体16Aを備えている。当該ロッカインナパネル本体16Aの上端部には、上方へ向かって延出された上フランジ部16Bが設けられており、ロッカインナパネル本体16Aの下端部には、下方へ向かって延出された下フランジ部16Cが設けられている。
一方、ロッカアウタパネル18は、車両上下方向かつ車両幅方向に沿って切断したときの断面形状が、車両幅方向の外側へ突出する断面ハット型形状とされている。具体的には、ロッカアウタパネル18は、当該ロッカアウタパネル18を構成するロッカアウタパネル本体18Aを備えている。当該ロッカアウタパネル本体18Aの上端部には、上方へ向かって延出された上フランジ部18Bが設けられており、ロッカアウタパネル本体18Aの下端部には、下方へ向かって延出された下フランジ部18Cが設けられている。
以上のような構成により、ロッカインナパネル16の上フランジ部16Bとロッカアウタパネル18の上フランジ部18Bとが接合され、ロッカインナパネル16の下フランジ部16Cとロッカアウタパネル18の下フランジ部18Cとが接合されている。そして、これにより、ロッカインナパネル16とロッカアウタパネル18とで構成されたロッカ14には、閉断面部20が形成される。なお、ここでの接合では、スポット溶接等による溶接の場合が挙げられる。また、以下の説明において、スポット溶接等による溶接の場合は、単に「接合」と記載する。
図示はしないが、一般に、ロッカの前部には、車両上下方向に沿って配置されるフロントピラーの下端部が接合されており、ロッカの車両前後方向の略中央部には、車両上下方向に沿って配置されるセンタピラーが接合されている。また、ロッカの後部には、車両上下方向に沿って配置されるリヤピラーが接合されており、フロントピラーの上端部、センタピラーの上端部及びリヤピラーの上端部には、車両前後方向に沿って配置されるルーフサイドレールが接合されている。
これらの部材(ルーフサイドレール、フロントピラー、センタピラー、リヤピラー及びロッカ)は、いわゆる骨格部材とされており、これらの骨格部材を車両外側から覆うようにして1枚からなる板金製のサイメンアウタパネルが接合されている。なお、サイメンアウタパネルの前部側及び後部側には、フロント側、リヤ側のサイドドアによってそれぞれ開口されるドア開口部が形成されている。
ここで、図1には、フロント側のサイドドア22によって開口されるサイメンアウタパネル24のドア開口部26の周辺部26Aの下方側が図示されている。サイメンアウタパネル24の下部25は、ロッカアウタパネル18の上部19側の間で閉断面部28を構成している。当該サイメンアウタパネル24の下部25は、車両上下方向かつ車両幅方向に沿って切断したときの断面形状が略逆L字状を成しており、ドア開口部26から車両幅方向の外側へ向かって延出された横壁部25Aを含んで構成されている。
つまり、サイメンアウタパネル24のドア開口部26の周辺部26Aは、サイメンアウタパネル24の一般部24Aに対して車室内15側へ凹んだ状態となっている。サイメンアウタパネル24の横壁部25Aのドア開口部26側には、上方へ向かって延出された上フランジ部24Bが設けられており、当該上フランジ部24Bは、ロッカアウタパネル18の上フランジ部18Bに接合されている。
また、サイメンアウタパネル24は、当該横壁部25Aの外端から下方側へ向かって屈曲された縦壁部25Bをさらに含んで構成されている。当該縦壁部25Bの下端には、下方へ向かって延出された下フランジ部24Cが設けられており、当該下フランジ部24Cは、ロッカアウタパネル本体18Aの上下方向の略中央部に接合されている。
そして、サイメンアウタパネル24の縦壁部25Bの車両外側には、サイドドア22の下端部22Aが配置されており、サイメンアウタパネル24の縦壁部25Bとサイドドア22の下端部22Aの間には、ハッチングで示す空間部30が設けられている。
なお、サイメンアウタパネル24の横壁部25Aと縦壁部25Bとが交差する角部25Cには、サイドドア22の外端側に設けられたスポンジゴム等の弾性体により形成されたウェザーストリップ32が圧縮された状態で接触されるようになっており、サイドドア22と後述するロッカモール34との間に設けられた見切り部(隙間)36からの風雨、挨、騒音の浸入を防いでいる。
一方、サイドドア22は、車室内15側に配置されてドア内板を構成する板金製のドアインナパネル38と、このドアインナパネル38の車室外17側に配置されてドア外板を構成する板金製のドアアウタパネル40と、を含んで構成されている。ドアインナパネル38の端末部38Aとドアアウタパネル40の端末部40Aは、ヘミング加工により結合(ヘミング加工部42)されている。
そして、ドアインナパネル38とドアアウタパネル40との間には、閉断面部44が設けられている。この閉断面部44の下部には、サイドドア22を補強する補強部材として円筒状のインパクトビーム46が車両前後方向に沿って配置されており、当該インパクトビーム46は、車両後方側へ向かうにつれて車両下方側に向かって傾斜して配置されている。
また、サイドドア22の下方側には、ロッカ14の車両幅方向の外側において、ロッカ14の延在方向に沿ってロッカモール34が設けられている。このロッカモール34は、合成樹脂で形成されており、ロッカ14の延在方向に沿って設けられサイメンアウタパネル24の車両幅方向の外側に固定される固定壁48と、ロッカ14の延在方向に沿って設けられロッカアウタパネル18の下方側に固定される固定壁50と、を含んで構成されている。
図1及び図2に示されるように、ロッカモール34の固定壁48の車両前後方向(長手方向)の前端48A及び後端48Bからは、車両幅方向の内側へ向かって屈曲する前壁52、後壁54がそれぞれ延出されている。当該前壁52、後壁54は、図示はしないが、それぞれタッピンスクリューやクリップ等を介して車両ボデー56側に固定されるようになっている。
また、当該固定壁48は、サイドドア22の意匠面40Bと車両前後方向及び車両上下方向に沿って連続的に繋がる意匠面58Aを有すると共に、当該固定壁48には、意匠面58Aを構成する一般部58から車両幅方向の内側へ向かって凹む収容部60が車両前後方向に沿って設けられている。
この収容部60は、意匠面58Aから車両幅方向の内側へ屈曲する横壁部62と、横壁部62に対して略直交した状態で起立する縦壁部64と、を含んで構成されている。また、収容部60は、サイドドア22が閉止された状態でサイドドア22の下端部22Aが収まるように形成されており、当該サイドドア22が閉止された状態で、サイドドア22の意匠面40Bとロッカモール34の意匠面58Aが連続的に繋がるようになっている。
また、収容部60において、縦壁部64における車両内側の面(内面)64Aの上端側には、車両前後方向(長手方向)の両端側に、クリップ66が装着可能な取付座(固定部、荷重伝達部材)68がそれぞれ設けられている。そして、取付座68と取付座68の間には、クリップ66が装着可能な取付座(固定部、荷重伝達部材)72が複数設けられている(後述する)。なお、ロッカモール34の長手方向(車両前後方向)の前端48A側及び後端48B側における一般部58の内面58Bには、クリップ66が装着可能な取付座(固定部、荷重伝達部材)76がそれぞれ設けられている。
図1に示されるように、取付座72に装着されたクリップ66は、サイメンアウタパネル24の縦壁部25Bに形成された取付穴24Dに装着されるようになっている。そして、クリップ66が取付穴24Dに装着された状態で、当該クリップ66を介してロッカモール34はサイメンアウタパネル24に固定される(ロッカ側に固定される)。なお、図2に示す取付座68、76に装着されたクリップ66も取付座72に装着されたクリップ66と略同じ機能を有する。
また、図2に示されるように、縦壁部64には、隣り合って配置された取付座68と取付座72の間に固定穴78がそれぞれ形成されており、当該固定穴78には図示しないタッピンスクリューが挿入可能とされている。このタッピンスクリューがサイメンアウタパネル24(図1参照)に螺合されることによってもロッカモール34はサイメンアウタパネル24に対して固定されることとなる。
一方、ロッカモール34の固定壁50には、車両前後方向(長手方向)の前部50A及び後部50Bよりも中央部50Cが下方側となるように一対の段部51が設けられている。そして、固定壁50の前部50Aには複数の取付座80が形成され、中央部50Cには取付座82、後部50Bには取付座84がそれぞれ形成されている。これらの取付座80、82、84には、図示しないクリップがそれぞれ装着可能とされており、このクリップを介して、固定壁50が車両ボデー56(図1参照)側に固定されるようになっている。
なお、ここでは、固定壁50が固定される被固定部材がロッカアウタパネル18(図1参照)や他の板金等であるため、被固定部材の高さ方向の位置によって、取付座80、82、84の形状が異なる。但し、当該取付座80、82、84の形状は略同じであってもよいし、取付座80、82、84によって、クリップやスクリュー等装着する部材を変えてもよい。
ここで、ロッカモール34の固定壁48側の取付座72について説明する。
図2に示される取付座68、72、76は、それぞれサイメンアウタパネル24に固定される。そして、取付座68と取付座76は略同じ大きさとなるように形成されており、取付座72は、取付座68、76よりも大きくなるように形成されている。
取付座72は、クリップ66が装着される座部(固定部)86と、当該座部86より車両幅方向の外側(サイドドア22の下端部22A側)に配置され座部86と縦壁部64の内面64Aとを繋ぐ脚部(荷重伝達部材)88と、を含んで構成されている。そして、座部86は、取付座68、76の座部(固定部)89よりも面積が大きくなるように形成されており、脚部88は、取付座68、76の脚部(荷重伝達部材)90よりも長くなるように形成されている。
当該座部86の上下方向の中央部には、座部86の前端から中央部へ向かって略U字状に形成された切欠き部92が形成されており、当該切欠き部92を介してクリップ66が座部86に装着可能とされている。
一方、脚部88は、座部86及び縦壁部64と繋がり車両前後方向に沿って配置された複数(ここでは4本)の脚片94と、座部86及び縦壁部64と繋がり当該脚片94の車両前後方向の中央部を貫通して複数の脚片94を互いに繋げる連設片96と、を含んで構成されている。なお、図2では、連設片96の上部側のみかくれ線で図示されている。
本実施形態では、取付座68の脚部90は、取付座72の脚部88よりも短くなっているが、これはサイメンアウタパネル24(図1参照)の形状に伴うものである。つまり、ここでは、サイメンアウタパネル24の縦壁部25B(図1参照)において、車両前後方向で車両幅方向の位置が異なっている。
したがって、当該サイメンアウタパネル24において、取付座68の座部89の位置は、取付座72の座部86の位置よりも車両幅方向の外側に配置されることとなる。このため、取付座68は、その分、ロッカアウタパネル18から離間し、取付座72と比較すると、サイドドア22からロッカ14側への荷重伝達力は小さくなるといえる。
しかしながら、当該取付座68は、図示しないフロントピラー、センタピラー側に配置され、当該フロントピラー、センタピラーは荷重伝達機能を有するため、取付座68自体の荷重伝達力が取付座72よりも小さい場合であっても車両側部において必要な荷重伝達力を得ることができればよいため問題は生じない。
なお、車種によっては、サイメンアウタパネル24の縦壁部25B(図1参照)が車両前後方向で車両幅方向の位置が略同じ場合もある。この場合、取付座68の座部89の位置が取付座72の座部86の位置と略同じになるため、取付座68の荷重伝達力は、取付座72と略同じになる。
(車両側部構造の作用及び効果)
次に、本実施の形態に係る車両側部構造の作用及び効果について説明する。
例えば、図4には、ロッカモール100の座部102のみが形成された場合が示されている。つまり、座部102の車両幅方向の外側には荷重伝達部材が設けられていない。このため、その分、ロッカモール100の縦壁部106とドアインナパネル38とで形成される空間部110(隙間t2)は大きくなる。なお、図4において、図1と同じ部材については同じ符号を用いている。
上述の場合、車両108の側突により、バリアBがサイドドア22に衝突し、当該サイドドア22が、ロッカモール100の縦壁部106に衝突するまでの間、隙間t2分、サイドドア22の下端部22Aは空走することとなる。これにより、バリアBの進入方向が矢印A方向へ回転する。この影響でロッカ14が矢印A方向へ回転すると、当該ロッカ14において確保したい車両幅方向の荷重が不十分となってしまう可能性がある。
これに対して、本実施形態では、図1に示されるように、サイメンアウタパネル24の縦壁部25Bとサイドドア22の下端部22Aの間に設けられた空間部30内に、ロッカモール34の座部86及び脚部(荷重伝達部材)88を備えた取付座72が設けられている。当該空間部30の大きさは予め決まっており、ロッカモール34の縦壁部64とドアインナパネル38との隙間を小さくするべく空間部30内にロッカモール34の取付座72は配置される。
本実施形態では、当該脚部88を備えた取付座72を設けることにより、図3に示されるように、ロッカモール34の縦壁部64の位置を車両外側(点線の位置から実線の位置)へずらすことができ、図1に示されるように、当該隙間をt1(<t2;図4参照)とすることができる。
これにより、車両10の側突時において、バリアBの進入方向の回転を抑制することができる。すなわち、本実施形態によれば、バリアBの進入量を低減することができ、サイドドア22の変形量を抑えることができる。その結果、ロッカ14の回転を防止することができる。
また、車両10の側突によりサイドドア22へ入力された衝突荷重Fは、当該サイドドア22からロッカ14へ伝達される。このため、ロッカ14側(サイメンアウタパネル24)に固定されたロッカモール34とサイドドア22の下端部22Aとで設けられた空間部30内に、固定部及び荷重伝達部材を兼ね備えた取付座72が配置されることにより、当該荷重伝達部材が配置されていない場合と比較して、荷重伝達ロスを小さくすることができる。換言すると、本実施形態によれば、ロッカモール34の取付座72を介して、当該衝突荷重Fをサイドドア22からロッカ14へ効果的に伝達させることができる。
このように、ロッカモール34において、ロッカ14側に固定される取付座72を荷重伝達部材として機能させることによって、当該取付座72を介して、サイドドア22の下端部22Aからロッカ14への荷重伝達経路を確保することができる。
ところで、図1に示されるように、サイドドア22とサイメンアウタパネル24との間には、サイドドア22とロッカモール34との間に設けられた見切り部36からの音の進入を防ぐウェザーストリップ32が設けられており、当該ウェザーストリップ32により遮音効果が得られるようになっている。
例えば、図4に示されるように、見切り部36からウェザーストリップ32までの間に隙間t2を有する空間部110が設けられた場合、当該空間部110内において気柱共鳴が発生し、これにより、特定の周波数帯において音圧レベルが上がり、その分、ウェザーストリップ32による遮音効果は充分に得られない。
一方、気柱共鳴における一次モードの理論値計算は、fn=(2n−1)×C/4×Lで示される。なお、nは振動の次数、Lは管の長さ(m)である。このため、ここでは空間部110における隙間t2を小さくすることによって、当該空間部110における固有振動数を高くすることができると考えられる。したがって、当該隙間t2を小さくする(図1で示す隙間t1)ことにより、車両下部における音圧を下げることができ、共鳴及び発音を抑制して騒音を低減することができる。
また、本実施形態では、図2に示されるように、取付座72が大きくなるように形成されている。このため、その分ロッカモール34の成形性が向上し、また、サイメンアウタパネル24(図1参照)への取付点数を減らすことができる。
さらに、本実施形態では、取付座72の脚部88において、複数の脚片94を設けると共に、これらの脚片94を互いに連設させる連設片96を設けている。これにより、取付座72において、強度、剛性を向上させることができる。その結果、取付座72による荷重伝達性能を向上させることができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態に係る車両側部構造について説明する。なお、第1実施形態と略同じ構成については同じ符号を用いて説明を割愛する。
前述のように、図1に示す第1実施形態では、荷重伝達部材としての取付座72は、ロッカモール34を構成するロッカモール本体35に対して一体に形成されている。
これに対して、本実施形態では、図5及び図6(A)、(B)に示されるように、ロッカモール200を構成するロッカモール本体202とは別に、座部204を備えた取付部材206が設けられている。そして、当該取付部材206は、ロッカモール本体202に対して溶着や接着等により固定される。
例えば、取付部材206は角筒状を成しており、中空部208内には取付部材206の長手方向に沿って補強リブ210が設けられている。この補強リブ210は、車両幅方向に沿って配置されるようになっており、中空部208の変形を抑制する。
このように、ロッカモール200を二部品で構成することによって、ロッカモール本体202と取付部材206とで材料を変えることができる。例えば、取付部材206をアルミニウム合金等の金属で形成することができる。この場合、ロッカモール200自体の強度、剛性を上げることができ、荷重伝達効率をさらに向上させることができる。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態に係る車両側部構造について説明する。なお、第1実施形態と略同じ構成については同じ符号を用いて説明を割愛する。
前述のように、図1に示す第1実施形態では、荷重伝達部材として、ロッカモール34を構成するロッカモール本体35に設けられた取付座72を利用している。つまり、当該荷重伝達部材は、荷重伝達機能を有すると共にロッカモール34をロッカ14側に固定するという固定機能を兼ね備えた構造となっているが、これに限るものではなく、荷重伝達機能のみを有する構造であってもよい。
例えば、図7及び図8(A)に示されるように、ロッカモール300の収容部302側に荷重伝達部材304を設けてもよい。すなわち、図4に示されるように、ロッカモール100の縦壁部106とドアインナパネル38とで形成される空間(隙間t2)内に、図7に示す荷重伝達部材304を配置する構成である。
ここでは、図8(B)に示されるように、荷重伝達部材304は、車両上下方向かつ車両幅方向に沿って切断したときの断面形状がクランク状を成している。そして、当該荷重伝達部材304には、正面視で略L字状を成す板状の補強リブ306が、車両前後方向に沿って所定の間隔で配列されている。この補強リブ306によって、荷重伝達部材304の車両幅方向に沿った強度、剛性を向上させることができる。なお、本実施形態では、座部308と荷重伝達部材304とは別部材で構成されているため、図4に示す既存のロッカモール100であっても適用可能となる。
<第4実施形態>
次に、第4実施形態に係る車両側部構造について説明する。なお、第1実施形態、第3実施形態と略同じ構成については同じ符号を用いて説明を割愛する。
以上の実施形態では、例えば、図1に示されるように、ロッカモール34側に荷重伝達部材(取付座72)が設けられた構造となっている。しかし、図4に示されるように、ロッカモール100の縦壁部106とドアインナパネル38とで形成される空間(隙間t2)を小さくすることができればよいため、これに限るものではない。
例えば、図9及び図10に示されるように、ドアインナパネル400側に荷重伝達部材402を設けてもよい。ドアインナパネル400の下端部404には、ロッカモール406との干渉を回避するため段部408が形成されている。この段部408の形状に合わせて荷重伝達部材402は形成される。
ここでは、図10に示されるように、荷重伝達部材402は、車両上下方向かつ車両幅方向に沿って切断したときの断面形状が、車両幅方向の外側を開口とする略U字状を成しており、荷重伝達部材402の内部410には、正面視で略台形状を成す板状の補強リブ412が、車両前後方向に沿って所定の間隔で配列されている。
また、補強リブ412と補強リブ412の間には、略円柱状を成すボス414が設けられており、当該ボス414にはクリップ416が挿入可能とされている。一方、ドアインナパネル400の段部408を構成する縦壁408Aには、車両前後方向に沿って所定の間隔で装着穴418が形成されている。この装着穴418にクリップ416が装着されるようになっている。
本実施形態では、ドアインナパネル400側に荷重伝達部材402が設けられているため、第3実施形態と同様、図4に示す既存のロッカモール100であっても適用可能となる。また、本実施形態では、荷重伝達部材402において、ボス414が形成されているため、荷重伝達効率を向上させることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものでなく、一実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10 車両
12 車両側部構造
14 ロッカ
22 サイドドア
22A 下端部(サイドドアの下端部)
30 空間部
34 ロッカモール
35 ロッカモール本体
68 取付座(固定部、荷重伝達部材)
72 取付座(固定部、荷重伝達部材)
76 取付座(固定部、荷重伝達部材)
86 座部(固定部)
88 脚部(荷重伝達部材)
89 座部(固定部)
90 脚部(荷重伝達部材)
200 ロッカモール
202 ロッカモール本体
204 座部(固定部)
206 取付部材(固定部、荷重伝達部材)
210 補強リブ(荷重伝達部材)
300 ロッカモール
304 荷重伝達部材
306 補強リブ(荷重伝達部材)
308 座部(固定部)
400 ドアインナパネル
402 荷重伝達部材
404 下端部(サイドドアの下端部)
406 ロッカモール

Claims (2)

  1. 車両幅方向の両外側において車両前後方向にそれぞれ延在された一対のロッカと、
    前記ロッカの車両幅方向の外側に設けられ、車両側部に設けられたサイドドアの下端部とで車両幅方向に空間部を形成し、前記空間部内に前記ロッカ側に固定された固定部が配置されたロッカモールと、
    前記ロッカモール又は前記サイドドアに設けられ、車両幅方向において前記固定部当該サイドドアの下端部との間に配置され、車両側方から入力される衝突荷重を前記ロッカへ伝達する荷重伝達部材と、
    を有する車両側部構造。
  2. 前記荷重伝達部材は、車両前後方向に沿って所定の間隔で設けられている請求項1に記載の車両側部構造。
JP2016103564A 2016-05-24 2016-05-24 車両側部構造 Expired - Fee Related JP6547680B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016103564A JP6547680B2 (ja) 2016-05-24 2016-05-24 車両側部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016103564A JP6547680B2 (ja) 2016-05-24 2016-05-24 車両側部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017210065A JP2017210065A (ja) 2017-11-30
JP6547680B2 true JP6547680B2 (ja) 2019-07-24

Family

ID=60476590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016103564A Expired - Fee Related JP6547680B2 (ja) 2016-05-24 2016-05-24 車両側部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6547680B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6483192B2 (ja) * 2017-06-05 2019-03-13 本田技研工業株式会社 車両側部構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008254702A (ja) * 2007-04-09 2008-10-23 Toyota Motor Corp ロッカ構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017210065A (ja) 2017-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9545952B2 (en) Vehicle lower part structure
JP5915622B2 (ja) サスペンションタワー及び車両前部構造
JP5768838B2 (ja) 車両の骨格構造
JP5487194B2 (ja) 車両用ドア
CN102862535B (zh) 车辆用保险杠构造
JP6649794B2 (ja) 車体構造
US9623820B2 (en) Vehicle end section structure
JP2013023177A (ja) 自動車のカウルグリル構造
KR101046171B1 (ko) 사이드 실 유닛용 벌크 헤드
JP2007237987A (ja) 車両の後部ドア構造
JP6137225B2 (ja) バンパアブソーバ取付構造
JP6331120B2 (ja) 車体側部構造
JP6547680B2 (ja) 車両側部構造
KR101402023B1 (ko) 차량용 범퍼 빔 유닛
JP2022179010A (ja) 車両用バックドア構造
JP6232987B2 (ja) 車体樹脂パネル構造
JP2014058224A (ja) 車両の上部車体構造
CN203366731U (zh) 车辆用吸声板
JP2012166766A (ja) 車両前部構造
JP6525243B2 (ja) 車両のハイルーフ取付構造
KR101272051B1 (ko) 차량용 범퍼 빔 유닛
JP2016094115A (ja) サイドシル構造
JP2019172082A (ja) 車両の車体後側部構造
JP7040341B2 (ja) 車両用フェンダ構造
JP4752395B2 (ja) キャブマウント構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190326

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190528

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190610

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6547680

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees