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JP6548225B2 - 無線通信システム及びその通信方法 - Google Patents
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Description

本発明は、無線通信システムに関する。
モバイル通信は近年急速に普及しており、3GやLTE(Long Term Evolution)と呼ばれる3GPP(Third Generation Partnership Project)が策定した標準規格のセルラー無線通信システムが広く使用されている。セルラー無線通信システムによって提供されるモバイル通信サービスはライセンスバンドで運用されるのが一般的であり、周波数を使用する免許を受けた事業者が、その周波数帯を用いてモバイル通信サービスを行なう。一方で、無線通信の周波数帯にはアンライセンスバンドと呼ばれる周波数帯が用意されている。アンライセンスバンドの周波数帯は、機器が基準を満たす必要はあるが、誰でも使用可能な周波数帯という特徴がある。例えば2.4GHz帯や5GHz帯のアンライセンスバンドではIEEE802.11規格の無線LAN等が広く使用されている。
モバイル通信トラフィックはスマートフォン等の普及により急速に増加し続けており、将来的にはモバイル事業者が割り当てられたライセンスバンドだけでは周波数が不足する可能性がある。このためモバイル通信において、アンライセンスバンドでもLTEを運用する方式が検討されている。例えば3GPPで検討されているLAA(Licensed Assisted Access)(先行技術文献1)がその一例である。LAAはライセンスバンドと5GHz帯のアンライセンスバンドをUE(端末、User Equipment)と基地局(eNodeB)間で同時に使用する技術であり、ライセンスバンドでの通信経路があることが前提で、その帯域に追加する形で、アンライセンスバンドをLTEによる下り方向の通信に利用する技術である。この技術をベースとして、MulteFireと呼ばれる技術がMulteFire Alliance(http://www.multefire.org/)で提案されており、アンライセンスバンド単独でLTEサービスを行なうことができるようにする技術となる予定である。LAAがライセンスバンドとの統合利用を必須としているのに対し、MulteFireはアンライセンスバンド単独で利用でき、また、下り方向だけでなく、上り/下り方向の両方で利用することができる。このため、例えばライセンスバンドの免許を持たない通信事業者がLTEに準拠したモバイル通信サービスを提供できる等のメリットがあり、今後の実用化が期待されている。
MulteFireはアンライセンスバンドでモバイル通信を提供可能であり、誰でも設備を準備すればモバイル通信を実現できる。しかしながら、MulteFireは基本的にはLTEの規格に準拠しアンライセンスバンドで使用するものであるため、MulteFireのネットワーク側の設備としては、基地局以外にモバイルコアネットワークの装置が必要である。LTEではこれらの装置はEPC(Enhanced Packet Core)(先行技術文献2)と呼ばれる。EPCは複数の機能群から構成され、UEの認証や移動管理、ポリシー制御等の機能を提供するものである。EPCの構成要素として、HSS(Home Subscriber Server)はLTEのUEの認証を行なうための加入者情報を格納する。MME(Mobility Management Entity)はUEの移動管理の制御を行なう。S−GW(Serving Gateway), P−GW(PDN Gateway)は連携して動作することでUEが移動した際のトラフィックのハンドオーバの機能を担う。またPCRF(Policy and Charging Rules Function)はQoS等のポリシー制御の機能を提供する。
MulteFireの基地局はコアネットワークとしてEPCの機能が存在する前提で動作するため、使用するためにはEPCを用意する必要がある。従って、例えば無線LANのように基地局単体で動作することができない。EPCは比較的大規模にLTEのモバイルサービスを提供することが前提のものであり、その設備を準備するにはコストが課題となる。また、EPCは基本的に単一の事業者ネットワーク内で使用することが想定されたものであり、その事業者のネットワーク内でUEの移動管理等の機能を提供し、インターネットへのアクセスはP−GWに集約された構成を取る。しかしMulteFireのユースケースとしては、自由に設置できる利点を活かし、様々ネットワーク回線を使用して自由に設置することが考えられる。このようなユースケースでモバイルサービスの提供を行なう場合、EPC機能をインターネット上のクラウドサーバ上に配備し、あらゆる回線に接続された基地局を収容することが考えられる。
3GPP, TR 36.889 V13.0.0 (2015-06), Technical Specification Group Radio Access Network; Study on Licensed-Assisted Access to Unlicensed Spectrum; (Release 13) 3GPP, TS 23.401 V13.6.1 (2016-03), Technical Specification Group Services and System Aspects; General Packet Radio Service (GPRS) enhancements for Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN) access (Release 13)
EPC機能をクラウド上に配備した場合、EPCのP−GWがユーザデータのアンカーポイントとなり、通信トラフィックが集約されるため、輻輳等のボトルネックが生じる問題や、アンカーポイント経由でインターネットアクセスを行なうため遅延も増大するという課題がある。これに対して、P−GWの機能を基地局側に配備し、分散させることが考えられるが、この場合、LTEではP−GWをアンカーポイントとしてUEの移動を管理しハンドオーバを実現することから、分散したP−GWではハンドオーバを行なうことができない課題がある。
このように、様々なネットワークに接続され、ユーザが自由に設置するMulteFireの基地局を収容するEPCをネットワーク上に配備する場合に、EPCをクラウドサーバ上に配備することが考えられるが、通常のEPCではトラフィックの集中により、ボトルネックが生じる可能性があり、また、EPCが高コストとなる課題がある。これに対して、P−GWの機能を基地局側に配備し、分散させることが考えられるが、この場合、LTEではP−GWをアンカーポイントとしてUEの移動を管理しハンドオーバを実現することから、分散したP−GWではハンドオーバを行なうことができない課題がある。
上記目的を達成するために、本願発明は、無線アクセス区間を形成する無線アクセス機能部を有する無線基地局と複数の無線基地局を収容するコアネットワークとを備えた無線通信システムであって、前記コアネットワークを形成する機能部のうちユーザデータの伝送を行うとともにインターネットを含む外部ネットワークへの接続機能を有するゲートウェイ機能部を前記無線基地局に配備し、前記コアネットワークを形成する機能部のうちコントロールプレーンに係るコントロールプレーン機能部の少なくとも一部をインターネット上に配備し、前記無線基地局は、自身に帰属するユーザ端末が他の無線基地局にハンドオーバするかを判断するハンドオーバ判断部と、ハンドオーバする場合には自身のゲートウェイ機能部とハンドオーバ先の他の無線基地局のゲートウェイ機能部との間にベアラを設定するベアラ設定部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、無線基地局によりモバイル通信サービスを提供する際のネットワーク側のコアネットワーク機能の配備を簡易かつ低コストで実現でき、また、コアネットワークにトラフィックを集中させることなく、自律分散的に移動管理の機能を提供することが可能となる。また、本発明ではユーザ端末への機能変更は必要無く、ネットワーク側装置により機能を提供することができる。
本発明に係る無線通信システムのトポロジを示す図 LTEのトポロジを示す図 本発明の一実施形態に係る無線基地局の構成図 本発明の一実施形態に係る無線基地局のP−GW機能部の構成図 本発明の一実施形態に係る無線基地局のS−GW機能部の構成図 本発明の一実施形態に係るMMEの構成図 本発明の一実施形態に係るHSSの構成図 本発明の一実施形態に係るHSSにおけるUEの帰属先P−GW管理DBの管理情報の一例 本発明の一実施形態に係るHSSにおける無線基地局間接続管理DBの管理情報の一例 ハンドオーバ時のトラフィックの流れを示す図 複数端末のハンドオーバ時のトラフィックの流れを示す図 複数回数のハンドオーバ時のトラフィックの流れを示す図 自律的な基地局間接続の形成を説明する図 LTEでの標準的なハンドオーバ手順を説明するシーケンス図 本発明の一実施形態におけるハンドオーバ手順を説明するシーケンス図(1/2) 本発明の一形態におけるハンドオーバ手順を説明するシーケンス図(2/2) 本発明の一実施形態におけるハンドオーバの実施判断処理を説明するフローチャート 本発明の一実施形態におけるベアラの開放処理を説明するフローチャート 本発明の一実施形態における暗号化通信経路の開放処理を説明するフローチャート
本発明の一実施の形態に係る無線通信システムについて図面を参照して説明する。本実施の形態に係る無線通信システムは、LTEやそれに類する無線通信システムであって、クラウドサーバ上にEPCのC−Plane(Control Plane)の処理機能である(HSS,MME,PCRF)を配備するとともに、基地局内にEPCのS−GW/P−GWのU−Plane(User Plane)機能を配備する。
図1に本発明に係る無線通信システムのトポロジを示す。図1の各無線基地局100は、LTE規格の基地局であるeNodeBの機能と、P−GW,S−GWが統合された機能配備となっている。本発明では、各基地局100内にP−GW,S−GWの機能を配備することで、一つの基地局100が一つのP−GW,S−GW相当の機能を持つ。全ての基地局100は、インターネット300のクラウドサーバ上に設置されたEPC200と接続し、C−Planeの信号を送受信する。全ての基地局100がP−GWを持つことにより、全体としてはマルチP−GW構成となる点が特徴である。ここで、クラウドサーバに配備された、すなわちインターネット300上に配備されたEPC200の機能部としては、少なくともMME210とHSS220を含む。
一方、比較対象として、図2に標準的なLTEシステムのトポロジを示す。基本的にLTE規格ではP−GWはPDN(Packet Data Network)への接続点に対して1箇所設けられるため、P−GWが配下のモバイルネットワークに対してインターネットへのアクセスの経路を提供する。従ってP−GWは1つの管理されたモバイルネットワークに対して、1箇所等、ごく少数の配備がなされることが一般的である。
図3に本実施の形態における無線基地局の機能構成図を示す。無線基地局100は、LTEのP−GW機能に相当するP−GW機能部121、およびS−GW機能に相当するS−GW機能部122を具備し、また標準のLTEのeNodeB機能に相当するeNodeB機能部110を具備する。更に、無線基地局100は、暗号化経路設定機能部130を備える。
図4に無線基地局のP−GW機能部の機能構成図を示す。図4に示すように、前記P−GW機能部121は、LTEの標準的なP−GWの機能部121−1に加えて、基地局間ベアラ設定機能部121−2を備える。
図5に無線基地局のS−GW機能部の機能構成図を示す。図5に示すように、前記S−GW機能部122は、LTEの標準的なS−GWの機能部122−1に加えて、基地局間ベアラ設定機能部122−2を備える。
図6に本技術におおけるMMEの機能構成を示す。MME210は、LTEの標準的なMMEの機能部211に加えて、UEの帰属先P−GW管理部212と、基地局接続実施判断部213と、基地局間接続管理部214とを備える。
図7にHSSの機能構成を示す。本発明のHSS220はLTEの標準的なHSSの機能部221に加えて、UEの帰属先P−GW管理DB(Data Base)222、および無線基地局間接続管理DB223を備える。
図8にUEの帰属先P−GW管理DBの構成例を示す。図6に示すように、UEは、帰属先の無線基地局100を識別する基地局IDと、帰属先の無線基地局100からベアラ設定がされている無線基地局100を識別する基地局IDと、当該ベアラ設定先基地局のIPアドレスとにより、現在の帰属先をデータベースで管理される。
図9に無線基地局間接続管理DBにおける管理情報の例を示す。図9に示すように、無線基地局100は、他の基地局100との間の暗号化経路の設定状況を管理するデータベースにより管理される。
図10〜図13にいくつかのパターンで本発明におけるハンドオーバのトラフィックの流れを説明する。図10は1台のUE10がハンドオーバを実施する例を示す。なお、以下の説明では、複数の無線基地局及びその機能部などをそれぞれ区別する場合は符号の後ろに添字「a」「b」等を付すものとする。
UE10はハンドオーバ前に接続していた無線基地局100a配下では、その無線基地局100aのP−GW機能部121aから割り当てられるIPアドレスを使用し、そのP−GW機能部121a経由でインターネット300にアクセスする。ハンドオーバ後は、ハンドオーバを行なう基地局100a・基地局100b間で設定された暗号化された通信経路を用いて、ハンドオーバ後の無線基地局100bのS−GW機能部122bからハンドオーバ前の無線基地局100aのP−GW機能部121aにトンネリング接続を形成し、ハンドオーバ前の基地局100a経由でインターネットアクセスを行なう。
ここで、トンネリング接続とは、通常のLTEにおいてS−GWとP−GW間で使用されるGTP(GPRS Tunneling Protocol)等トンネリングプロトコルであり、IPパケットに特定の識別子を用いたヘッダでカプセリングすることで透過的に伝送させる技術である。これらのトンネリングの接続により形成される通信路はベアラとも呼ばれる。また、無線基地局間の暗号化された通信経路は、例えばIPsecやPPTP(Point to Point Tunneling Protocol)、SSL(Secure Socket Layer)技術等の機能によるインターネットVPN機能を想定している。
図11は複数のUE10の例を示す。ハンドオーバ元の基地局100はUE10毎に異なる可能性があるため、それぞれのUE10に対して、ハンドオーバ元の基地局100は独立に管理され、それぞれ暗号化された通信経路、ベアラが設定される。また、ハンドオーバではない新規接続のUE10cは通常の手順により接続した無線基地局100bのP−GW機能部121b経由でインターネット300にアクセスする。
図12は複数段階でのハンドオーバの例を示す。複数段階であっても、すなわちハンドオーバを複数回重ねても、ハンドオーバを開始した最初の基地局100aまで暗号化された通信経路およびベアラの設定を行い、最初の無線基地局100aのP−GW機能部121a経由でインターネット300へアクセスする。
図13に本発明での基地局100間の暗号化された通信経路とベアラの自律的な形成の例について示す。移動するUE10から複数の接続可能な基地局100a・基地局100bが同時に見えている領域が存在する場合、UE10による電波の観測状況からハンドオーバが求められるため、基地局100a・基地局100b間の暗号化された通信経路が形成され、ハンドオーバの要求に応じて、両基地局のP−GW、S−GW間でトラフィックを運ぶベアラが設定される。このような基地局のサービスエリアの重複領域が発生しない基地局100cとの間では、基地局間の暗号化された通信経路およびベアラは形成されない。これらの接続の形成は、UE10による電波の観測状況からハンドオーバが必要な基地局100の関係かどうかによって、自律的に判断される。
上記システム構成において、UE10は、通常のLTEシステムと同様基地局100にアタッチを行い接続し、S/P−GWとeNodeB機能において通信のためのベアラを設定し、インターネット300への通信を行なう。この際のUE10のIPアドレスはP−GW機能部121より割り当てられる。UE10はハンドオーバのための無線基地局100のチャネルスキャンを定期的に行い、基地局100に対して発見した他の基地局100から放置される電波の受信電力等の情報を報告する。この報告に基づき、eNodeB機能部110はUE10がハンドオーバを実施すべきかどうかを判断し、ハンドオーバ手順を開始する。
ここで比較対象として、図14に通常のLTE規格でのハンドオーバ手順を示す。これはLTEにおけるS1ハンドオーバと呼ばれる方式である。図14に示すように、ハンドオーバ実施を判断した基地局1aは、MME2に対してハンドオーバ要求を送信し、MME2はハンドオーバ先のターゲット基地局1bに対してハンドオーバを行なうことを通知し、了解を得る手続きを取る。その後、実際のハンドオーバをS−GW3b,eNodeB1b,UE10が連携する形で進行し、Tracking Updateと呼ばれる端末の位置登録動作を行い、ハンドオーバ元のeNodeB1a,S−GW3aのベアラ設定を解除することでハンドオーバが完了する。
一方で本実施の形態におけるハンドオーバの手順を図15及び図16に示す。本実施の形態では基本的には図14の標準手順に従うが、eNodeB110aがハンドオーバの実施を判断(図15の(A))した後、MME210にハンドオーバ開始を通知し、MME210において、ハンドオーバの実行の判断が行われる点が異なる。
この基地局の判断は、UE10がハンドオーバを行おうとする両基地局100a・100b間で、暗号化された通信路が形成されているかどうかを、MME210の基地局間接続実施判断部213で判断し、形成されていなければ暗号化された通信路の形成を実行し、接続の可否を判断するものである。この処理のフローを図17に示す。
暗号化された通信路が利用可能と判断した場合、ハンドオーバ処理を実行する。この際、MME210は、ハンドオーバ先の基地局100bのS−GW機能部122b及びハンドオーバ元の基地局100aのP−GW機能部121aに対し、ハンドオーバ先のS−GW機能部122bからハンドオーバ元のP−GW機能部121aへのベアラの設定(図15の(B))を指示する。この指示において、ハンドオーバ元のP−GW機能部121aへのトンネリング接続のための情報をハンドオーバ先のS−GW機能部122bに通知する必要があるため、MME210は基地局間接続管理部214において、HSS220に格納されるUEの帰属先P−GW管理DB222を参照し、ハンドオーバ元の無線基地局100aのP−GW機能部121aの接続先情報を通知する。また、MME210は、ハンドオーバ先の無線基地局100bのS−GW機能部122bの接続元情報を、ハンドオーバ元のP−GW機能部121aに対して通知する。接続先情報及び接続元情報とは例えばIPアドレスである。ベアラ設定後、ハンドオーバ元基地局100aからハンドオーバ先基地局100bへのデータ転送が開始される。
UE10は通常と同様にTracking Area Update手順を実施する。この際、MME210では、UE10のハンドオーバ先のeNodeB情報とともに、ベアラを設定しているP−GW機能を有するハンドオーバ元の基地局100aの情報を、UEの帰属先P−GW管理部212において把握し、HSS220のUEの帰属先P−GW管理DB222に格納する。
このようにして、UE10が必要に応じて基地局間でのハンドオーバのネットワーク側の暗号化された通信経路とベアラを自律的に形成することにより、モビリティの機能を実現する。
上記のようにハンドオーバを実施した場合、通信の継続性は実現できるが、遠方の無線基地局のP−GW経由での通信となるため、遅延が増大するという問題も生じる。そこで、本発明の特徴として、上記ハンドオーバのために設定したベアラの利用が一定時間無い場合、ベアラを開放するとともに、基地局主導でUEに対してデタッチ処理を行い、再接続を促す。図18にそのフローを示す。
また、上記ハンドオーバ動作のために形成した基地局間の暗号化された通信経路の接続は一定時間利用がない場合は開放することを特徴とする。これにより、使用しない暗号化された通信経路が増加することを防止する。図19にそのフローを示す。
以上、本発明の一実施の形態について詳述したが本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上記実施の形態ではMME210及びHSS220をクラウドサーバに配備する形態としたが、インターネット300に設置するのであればその配備形態は不問である。
また、上記実施の形態では、無線基地局100内においてP−GW機能部121とS−GW機能部122をそれぞれ個別に実装したが、両機能部を1つのP/S−GW機能部として一体に実装するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、ハンドオーバ先のS−GW機能部122からハンドオーバ元のP−GW機能部121に設定するベアラ(トンネリング接続)は、ハンドオーバ元の無線基地局100とハンドオーバ先の無線基地局100に形成された暗号化通信経路上に形成していたが、例えば両機能部121・122がインターネットリーチャブルな環境の場合など両機能部121・122が直接通信可能な場合には、無線基地局間に暗号化通信経路を形成することなく両機能部121・122間に直接ベアラを設定するようにしてもよい。なお、この場合には、図15の(A)及び図17に示す「ハンドオーバ許可判断」の処理では暗号化通信経路の存在有無の確認処理や暗号化通信経路の形成処理は不要となる。
また、上記実施の形態では、MulteFireのようなアンライセンスバンドのLTE基地局について詳述したが、ライセンスバンドを使用する無線基地局でも本発明を実施することできる。
100…無線基地局
110…eNodeB機能部
121…P−GW機能部
121−1…標準P−GW機能部
121−2…基地局間ベアラ設定機能部
122…S−GW機能部
122−1…標準S−GW機能部
122−2…基地局間ベアラ設定機能部
130…暗号化経路設定機能部
200…EPC
210…MME
211…標準MME機能部
212…UEの帰属先P−GW管理部
213…基地局間接続実施判断部
214…基地局間接続管理部
220…HSS
221…標準HSS機能部
222…UEの帰属先P−GW管理DB
223…無線基地局間接続管理DB
300…インターネット

Claims (7)

  1. 無線アクセス区間を形成する無線アクセス機能部を有する無線基地局と複数の無線基地局を収容するコアネットワークとを備えた無線通信システムであって、
    前記コアネットワークを形成する機能部のうちユーザデータの伝送を行うとともにインターネットを含む外部ネットワークへの接続機能を有するゲートウェイ機能部を前記無線基地局に配備し、
    前記コアネットワークを形成する機能部のうちコントロールプレーンに係るコントロールプレーン機能部の少なくとも一部をインターネット上に配備し、
    前記無線基地局は、自身に帰属するユーザ端末が他の無線基地局にハンドオーバするかを判断するハンドオーバ判断部と、ハンドオーバする場合には自身のゲートウェイ機能部とハンドオーバ先の他の無線基地局のゲートウェイ機能部との間にベアラを設定するベアラ設定部とを備える
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記無線基地局は、ハンドオーバする場合には自身の無線基地局とハンドオーバ先の他の無線基地局との間にインターネットを介した暗号化通信経路を形成する暗号化通信経路設定機能部を備え、
    前記ベアラ設定部は、暗号化通信経路設定機能部により形成された暗号化通信経路上にベアラを設定する
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  3. 前記暗号化通信経路設定機能部は、暗号化通信経路が一定時間利用されていない場合には該暗号化通信経路を開放する
    ことを特徴とする請求項2記載の無線通信システム。
  4. 前記ベアラ設定部は、ハンドオーバのために設定したベアラが一定時間利用されていない場合該ベアラを開放するとともに、無線アクセス機能部に対してユーザ端末との間でデタッチ処理を行うよう指示する
    ことを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の無線通信システム。
  5. 前記無線通信システム内の各機能部はLTE(Long Term Evolution)で規定された機能及びインタフェースを有する
    ことを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の無線通信システム。
  6. 前記無線アクセス機能部は、無線アクセス機能を提供するeNodeBの機能及びインタフェースを有し、
    前記ゲートウェイ機能部は、少なくともServing−Gateway及びPDN(Packet Data Network)−Gatewayの機能及びインタフェースを有し、
    インターネット上に配備した前記コントロールプレーン機能部は、少なくとも、MME(Mobility Management Entity)の機能及びインタフェースと、HSS(Home Subscriber Server)の機能及びインタフェースを有し、
    前記ハンドオーバのためのベアラは、ハンドオーバ先の無線基地局のServing−Gatewayの機能部からハンドオーバ元の無線基地局のPDN−Gatewayの間に形成される
    ことを特徴とする請求項5記載の無線通信システム。
  7. 無線アクセス区間を形成する無線アクセス機能部を有する無線基地局と複数の無線基地局を収容するコアネットワークとを備えた無線通信システムにおける通信方法であって、
    前記コアネットワークを形成する機能部のうちユーザデータの伝送を行うとともにインターネットを含む外部ネットワークへの接続機能を有するゲートウェイ機能部を前記無線基地局に配備し、
    前記コアネットワークを形成する機能部のうちコントロールプレーンに係るコントロールプレーン機能部の少なくとも一部をインターネット上に配備し、
    前記無線基地局は、自身に帰属するユーザ端末が他の無線基地局にハンドオーバするかを判断し、ハンドオーバする場合には自身のゲートウェイ機能部とハンドオーバ先の他の無線基地局のゲートウェイ機能部との間に暗号化通信経路を介したベアラを設定する
    ことを特徴とする無線通信システムにおける通信方法。
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