実施の形態1
以下実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は情報処理システムの概要を示すブロック図である。情報処理システムは第1コンピュータ1、情報処理装置2及び第2コンピュータ3等を含む。第1コンピュータ1、情報処理装置2及び第2コンピュータ3は、インターネット、公衆電話網、LAN(Local Area Network)等の通信網Nを介して相互に接続されている。第2コンピュータ3は例えば病院、薬局等の医療施設に設けられるサーバコンピュータ、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、またはスマートフォン等である。以下第2コンピュータ3を医師用コンピュータ3という。
第1コンピュータ1は上記の医師用コンピュータ3との間で情報を送受信するサーバコンピュータまたはパーソナルコンピュータ等である。以下、第1コンピュータ1をサーバコンピュータ1という。なお、本実施形態では、第1コンピュータ1と第2コンピュータ3とを別体としているが、いずれか一つに統合しても良い。情報処理装置2は、パーソナルコンピュータ、携帯電話、PDA、スマートフォン、カメラ、またはゲーム機等である。以下では、情報処理装置2を携帯端末2であるものとして説明する。患者に薬剤を処方した場合、医者は医師用コンピュータ3に薬剤の服薬に伴う効果の確認を行うタイミングのための情報(以下、場合によりタイミング値という)を入力する。
医師用コンピュータ3は、利用者である医者から入力されたタイミング値をサーバコンピュータ1へ出力する。サーバコンピュータ1は、医師用コンピュータ3から出力されたタイミング値を取得する。またサーバコンピュータ1は、後述するカルテDBにより、患者の服薬状況を参照し、医師用コンピュータ3から取得したタイミング値を用いて、服薬の効果を問い合わせるメッセージを患者の携帯端末2へ送信する。携帯端末2には、「熱は下がりましたか?」等の服薬の効果があったか否かを問うメッセージが表示される。ここで、サーバコンピュータ1は、効果がない、具体的には服薬により熱が下がらない旨の回答を受信した場合、診察予約に関する情報を、携帯端末2へ出力する。以下詳細を説明する。
図2は医師用コンピュータ3のハードウェア群を示すブロック図である。医師用コンピュータ3は制御部としてのCPU(Central Processing Unit)31、RAM(Random Access Memory)32、入力部33、表示部34、記憶部35、及び、通信部36等を含む。CPU31は、バス37を介してハードウェア各部と接続されている。CPU31は記憶部35に記憶された制御プログラム35Pに従いハードウェア各部を制御する。RAM32は例えばSRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)、フラッシュメモリ等である。RAM32は、記憶部としても機能し、CPU31による各種プログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
入力部33はマウスまたはキーボード、マウスまたはタッチパネル等の入力デバイスであり、受け付けた操作情報をCPU31へ出力する。表示部34は液晶ディスプレイまたは有機EL(electroluminescence)ディスプレイ等であり、CPU31の指示に従い各種情報を表示する。通信部36は通信モジュールであり、サーバコンピュータ1または携帯端末2等との間でインターネット等の通信網Nを介して、情報の送受信を行う。
記憶部35はハードディスクまたは大容量メモリであり、制御プログラム35P、患者データベース(以下、DBという)351、及び、カルテDB352等を含む。なお、実施形態では患者DB351等を記憶部35に記憶する例を挙げたがこれに限るものではない。RAM32に記憶するほか、図示しない他のDBサーバ内に記憶するようにしても良い。
図3は患者DB351のレコードレイアウトを示す説明図である。患者DB351は、患者IDフィールド、患者名フィールド、及び、患者端末IDフィールド等を含む。患者IDフィールドには、診察に訪れた患者を特定するための固有の識別情報(以下、患者IDという)が記憶されている。患者名フィールドには、患者IDに対応する患者名が記憶されている。患者端末IDフィールドには、患者の携帯端末2を特定するための固有の識別情報(以下、患者端末IDという)が、患者IDに対応付けて記憶されている。患者端末IDは例えば、電子メールアドレス、IP(Internet Protocol)アドレス、またはMAC(Media Access Control)アドレス等である。
図4はカルテDB352のレコードレイアウトを示す説明図である。カルテDB352は、患者IDフィールド、診察日フィールド、病名フィールド、処方薬フィールド、処方フィールド、タイミングフィールド、メッセージフィールド及び返信フィールド等を含む。診察日フィールドには患者を診察した日時が患者IDに対応付けて記憶されている。なお、記載を簡略化するために、年月日だけを記載しているが、時、分、秒をも記憶しておいても良い。病名フィールドには、患者IDに対応付けて病名が記憶されている。処方薬フィールドには、患者に処方した薬剤が患者IDに対応付けて記憶されている。
処方フィールドには、薬剤を処方する期間が記憶されている。図4の、患者IDが98374の例を示すと、薬剤「XXX」が3日分処方されている。なお実施形態では説明を容易にするために、処方として日数のみを記憶しているが、これに限るものではない。日数以外に毎食後、食前等の処方時期や、回数、錠数等、より具体的な処方内容を記憶する様にしても良い。医師は、医師用コンピュータ3の入力部33から病名、処方薬、処方内容等を入力する。CPU31は、入力されたデータをカルテDB352に記憶する。
タイミングフィールドには、患者宛に通知メッセージを送信するタイミングが、患者IDに対応付けて記憶されている。なお、複数の薬剤を処方した場合、患者ID及び薬剤に対応付けて複数のタイミングを記憶しておいてもよい。図4の患者IDが98374の例では、タイミングフィールドには4と記憶されており、この数字は服薬回数を示す。具体的には、患者ID98374の患者が4回、この薬剤を服用した場合に、メッセージが送信される。メッセージフィールドには、患者IDに対応付けて、メッセージが記憶されている。メッセージには、服薬の効果があったか否かを示すような内容であり、例えば「熱は下がりましたか?」等のテキスト文が記憶されている。医者は医師用コンピュータ3の入力部33から、患者にメッセージを送信するタイミング値及びメッセージを入力する。CPU31は、入力されたタイミング及びメッセージをカルテDB352に記憶する。
なお、実施形態ではタイミングとして、服薬回数をあげたがこれに限るものではない。3日後、24時間後などの診察から期間を、患者にメッセージを通知するタイミングとしても良いし、最初の服薬からの機関を患者にメッセージを通知するタイミングとしても良い。返信フィールドには患者IDに対応付けてメッセージに対する返信内容が記憶されている。図4の例では、あるタイミングにおいて、服薬の効果が無いことを示す「NO」が記憶されている。服薬の効果がある場合「YES」の情報が記憶される。なお、実施形態では説明を容易にするために返信内容を「YES」または「NO」で示しているがこれに限るものではない。「体調は良くないです」、「大変良くなりました」等のテキスト文を記憶するようにしても良い。
図5は携帯端末2のハードウェア群を示すブロック図である。携帯端末2は制御部としてのCPU21、入力部23、表示部24、記憶部25、通信部26、GPS(Global Positioning System)モジュール28、短距離通信モジュール29等を含む。CPU21は、バス27を介してハードウェア各部と接続されている。CPU21は記憶部25に記憶された制御プログラム25Pに従いハードウェア各部を制御する。記憶部25は例えばSRAM、DRAM、フラッシュメモリまたはハードディスク等である。記憶部25は、CPU21による各種プログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
入力部23はマウスまたはキーボード、またはタッチパネル等の入力デバイスであり、受け付けた操作情報をCPU21へ出力する。表示部24は液晶ディスプレイまたは有機EL(electroluminescence)ディスプレイ等であり、CPU21の指示に従い各種情報を表示する。通信部26は通信モジュールであり、サーバコンピュータ1または医師用コンピュータ3との間でインターネット等の通信網Nを介して、情報の送受信を行う。
GPSモジュール28は、衛星から緯度及び経度を含む位置情報を取得する。短距離通信モジュール29は、例えばBluetooth(登録商標)規格に基づく通信を行うモジュールまたは赤外線通信モジュールである。
図6は、サーバコンピュータ1のハードウェア群を示すブロック図である。サーバコンピュータ1は制御部としてのCPU11、RAM12、入力部13、表示部14、記憶部15、時計部18、及び、通信部16等を含む。CPU11は、バス17を介してハードウェア各部と接続されている。CPU11は記憶部15に記憶された制御プログラム15Pに従いハードウェア各部を制御する。RAM12は例えばSRAM、DRAM、フラッシュメモリ等である。RAM12は、記憶部としても機能し、CPU11による各種プログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
入力部13はマウスまたはキーボード、マウスまたはタッチパネル等の入力デバイスであり、受け付けた操作情報をCPU11へ出力する。表示部14は液晶ディスプレイまたは有機EL(electroluminescence)ディスプレイ等であり、CPU11の指示に従い各種情報を表示する。通信部16は通信モジュールであり、医師用コンピュータ3及び携帯端末2等との間でインターネット等の通信網Nを介して、情報の送受信を行う。時計部18は日時の情報をCPU11へ出力する。
記憶部15はハードディスクまたは大容量メモリであり、制御プログラム15P、患者DB151、カルテDB152及び服薬DB153等を含む。なお、実施形態では患者DB151等を記憶部15に記憶する例を挙げたがこれに限るものではない。RAM12に記憶するほか、図示しない他のDBサーバ内に記憶するようにしても良い。
図7は、サーバコンピュータ1の患者DB151のレコードレイアウトを示す説明図である。患者DB151には、各病院の医師用コンピュータ3から送信された患者ID、患者名及び患者端末ID等が病院に対応づけられた形で記憶されている。図7の例では病院A、病院B、病院Cの患者ID等が記憶されている。各レコードの内容は上述した医師用コンピュータ3に含まれる患者DB351のとおりであるので、詳細な説明は省略する。医師用コンピュータ3のCPU31は、患者DB351の内容が更新された場合、更新内容及び病院を特定するための識別情報(以下、病院IDという)をサーバコンピュータ1へ送信する。サーバコンピュータ1のCPU11は、医師用コンピュータ3から送信された更新内容及び病院IDに基づき、患者DB151の記憶内容を更新する。また逆にサーバコンピュータ1の患者DB151が更新された場合、当該更新内容に基づき、医師用コンピュータ3の患者DB351が更新される。結果的に、サーバコンピュータ1の患者DB151の病院Xに対応する患者DBは、病院Xに存在する医師用コンピュータ3の患者DB351と同一内容となる。なお、本実施例では、ネットワーク障害時等に備え、患者DBを医師用コンピュータ3でも有することにしているが、サーバコンピュータ1のみに持たせることでも実現可能である。
図8は、サーバコンピュータ1のカルテDB152のレコードレイアウトを示す説明図である。カルテDB152には、各病院の医師用コンピュータ3から送信された患者ID、診察日、タイミング、メッセージ及び返信の有無等が記憶されている。図8の例では病院A、病院B、病院Cの患者ID等が記憶されている。各レコードの内容は上述した医師用コンピュータ3に含まれるカルテDB352のとおりであるので、詳細な説明は省略する。医師用コンピュータ3のCPU31は、カルテDB352の内容が更新された場合、更新内容及び病院IDをサーバコンピュータ1へ送信する。サーバコンピュータ1のCPU11は、送信された更新内容及び病院IDに基づき、カルテDB152の記憶内容を更新する。また逆にサーバコンピュータ1のカルテDB152が更新された場合、当該更新内容に基づき、医師用コンピュータ3のカルテDB352が更新される。結果的に、サーバコンピュータ1のカルテDB152の病院Xに対応するカルテDBは、病院Xに存在する医師用コンピュータ3のカルテDB352と同一内容となる。なお、カルテDBをサーバコンピュータ1のみに持たせることでも実現可能である。
図9はサーバコンピュータ1が有する服薬DB153のレコードレイアウトを示す説明図である。服薬DB153は患者IDフィールド、服薬日時フィールド、及び延べ服薬回数フィールド等を含む。服薬日時フィールドには、患者が処方された薬剤を服用した日時が記憶されている。CPU11は、服薬が完了したことを示す完了情報を取得した場合、完了情報を取得した際の日時を、患者IDに対応付けて服薬DB153の服薬日時フィールドに記憶する。延べ服薬回数フィールドには、患者IDに対応付けて処方した薬剤を服薬した延べ回数が記憶されている。CPU11は、患者ID及び完了情報を取得する度に延べ回数をインクリメントする。
図10は服薬完了情報の入力イメージを示す説明図である。携帯端末2のCPU21は、記憶部25に記憶したアプリケーションを起動する。CPU21は、予めサーバコンピュータ1または医師用コンピュータ3から受信した処方に関する情報、具体的には処方薬、処方期間を図示しない記憶部25から読み出し、読み出した情報を表示部24に表示する。図10の例では、患者ID、処方薬、処方期間が表示されている。またCPU21は、現在の日時及び服薬の完了情報を確認する情報も表示部24に表示する。図10の例では、現在日時と共に「夕食後服用しましたか?」等の服用を確認するテキスト文を表示している。CPU21は、YESボタン241及びNOボタン242を表示部24に表示する。
CPU21は、入力部23を通じてYESボタン241かNOボタン242の入力を受け付ける。CPU21は、YESボタン241の入力を受け付けた場合、患者ID及び完了情報をサーバコンピュータ1へ送信する。なお、日時情報をも併せて送信するようにしても良い。サーバコンピュータ1のCPU11は、患者ID及び完了情報を受信する。CPU11は、患者ID、完了情報及び現在日時を服薬DB153に記憶する。なお、NOボタン242の入力を受け付けた場合には、所定期間(30分)経過後に、同様の処理を行い、完了情報を入力させるための情報を表示部24に表示する。なお、実施形態では、患者に完了情報を入力させる形態を挙げて説明するが、これに限るものではない。その他、薬剤が体内に取り込まれたことを検出するセンサを用いても良い。この場合、薬剤が溶け、センサが体内に取り込まれたことを検出した場合、患者ID及び完了情報をサーバコンピュータ1へ送信する。
CPU11は、患者ID及び完了情報を受信すると、延べ服薬回数が、カルテDB152のタイミングフィールドに記憶したタイミング値に達したか否かを判断する。CPU11は、達したと判断した場合、カルテDB152のメッセージフィールドから、薬剤の効果を問い合わせるメッセージを読み出す。CPU11は、患者DB151に記憶された患者端末IDを参照し、読み出したメッセージを携帯端末2へ送信する。
図11は、携帯端末2の表示部24に、メッセージが表示された表示イメージを示す説明図である。CPU21は、表示部24に受信したメッセージ、YESボタン241及びNOボタン242を表示する。図11の例では、メッセージとして「熱は下がりましたか?」と表示されている。患者は入力部23からYESボタン241またはNOボタン242のいずれかを選択する。CPU21は、入力部23を通じて、YESボタン241またはNOボタン242の入力を受け付ける。CPU21は、NOボタン242の入力を受け付けた場合、薬剤の服薬に伴う効果がない旨の回答情報(以下、無効果情報という)及び患者IDをサーバコンピュータ1へ送信する。一方、YESボタン241の入力を受け付けた場合、効果がある旨の回答情報(以下、効果情報)及び患者IDをサーバコンピュータ1へ送信する。
サーバコンピュータ1のCPU11は無効果情報または効果情報を受信する。CPU11は、無効果情報を受信した場合、患者IDに対応付けて、カルテDB152の返信フィールドにNOの情報を記憶する。また、効果情報を受信した場合、患者IDに対応付けて、カルテDB152の返信フィールドにYESの情報を記憶する。なお、本実施形態では説明を容易にするために、YESまたはNOの情報を受信する例を挙げたがこれに限るものではない。患者に文章を入力させるようにしても良い。この場合、サーバコンピュータ1のCPU11は、送信された文章に対し、形態素解析を行い、入力された文章が、効果が無いことを示すか、または、効果があることを示すかを判断するようにしても良い。CPU11は、無効果情報を受信した場合、記憶部15から診察予約に関する情報を読み出す。CPU11は、患者IDに対応する患者端末IDを参照し、携帯端末2へ診察予約に関する情報を送信する。
図12は、携帯端末2の表示部24に表示される、診察予約に関する情報の表示イメージを示す説明図である。CPU21は、診察予約に関する情報を受信した場合、表示部24に診察予約に関する情報を表示する。図12の例では「診察予約を行って下さい。」等の案内が表示される。なお、診察予約のWebページへジャンプするためのハイパーリンクを表示するようにしても良い。その他、ハイパーリンクのクリックにより、SNS(Social Networking Site)へアクセスさせるようにしても良い。この場合、患者と、医師がSNSを通じて会話するようにすればよい。
図13はタイミング値の登録手順を示すフローチャートである。医師用コンピュータ3のCPU31は、図示しない画面を表示部34に表示し、患者ID、病名、処方薬、処方、タイミング値及びメッセージを、入力部33を介して受け付ける(ステップS131)。CPU31は、受け付けた患者ID、診察日、病名、処方薬、処方、タイミング値及びメッセージをカルテDB352に記憶する(ステップS132)。CPU31は、患者ID、診察日、病名、処方薬、処方、タイミング値及びメッセージを、病院IDと共に、サーバコンピュータ1へ、通信部36を介して送信する(ステップS133)。
サーバコンピュータ1のCPU11は、患者ID、診察日、病名、処方薬、処方、タイミング値、メッセージ及び病院IDを、通信部16を介して受信する(ステップS134)。CPU11は、病院IDに対応付けて、患者ID、診察日、病名、処方薬、処方、タイミング値及びメッセージを、カルテDB152に記憶する(ステップS135)。
図14及び図15は診察予約に関する情報の出力処理手順を示すフローチャートである。携帯端末2のCPU21は、入力部23から服薬の完了情報の入力を受け付ける(ステップS141)。CPU21は、通信部26を介して完了情報及び患者IDをサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS142)。サーバコンピュータ1のCPU11は、通信部16を介して患者ID及び完了情報を受信する(ステップS143)。CPU11は、服薬DB153に、服薬日時を記録するとともに、過去の服薬回数から延べ回数を算出して記憶する(ステップS144)。
サーバコンピュータ1のCPU11は、患者IDを参照し、カルテDB152から、タイミング値を読み出す(ステップS145)。CPU11は、延べ回数が読み出したタイミング値に達したか否かを判断する(ステップS146)。CPU11は、延べ回数がタイミング値に達していないと判断した場合(ステップS146でNO)、処理をステップS143に戻す。CPU11は、延べ回数がタイミングに達したと判断した場合(ステップS146でYES)、ステップS147へ移行する。
延べ回数がタイミングに達したと判断した場合、CPU11は、患者IDを参照し、メッセージを、カルテDB152から読み出す(ステップS147)。CPU11は、患者端末IDを、患者DB151から読み出す(ステップS148)。CPU11は、患者端末IDを宛先として、携帯端末2へメッセージを送信する(ステップS149)。携帯端末2のCPU21は、サーバコンピュータ1からのメッセージを受信し、表示部24に、メッセージ、YESボタン241及びNOボタン232を表示する(ステップS151)。
携帯端末2のCPU21は、入力部23を介して、YESボタン241かNOボタン242の入力を受け付ける。次に、受け付けた入力がNOボタン242の入力であるか否かを判断する(ステップS152)。CPU21は、YESボタン241の入力を受け付けたと判断した場合(ステップS152でNO)、処理をステップS153へ移行させる。CPU21は、効果があったことを示す効果情報をサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS153)。CPU11は、効果情報を受信する(ステップS154)。
CPU11は、カルテDB152の返信フィールドに効果情報を示すYESを記憶し(ステップS155)、その後処理を終了する。CPU21は、無効果情報を受信した場合(ステップS152でYES)、処理をステップS156へ移行させる。CPU21は、無効果情報をサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS156)。CPU11は、無効果情報を受信する(ステップS157)。CPU11は、診察予約に関する情報を読み出す(ステップS158)。CPU11は、診察予約に関する情報を携帯端末2へ出力する(ステップS159)。
携帯端末2のCPU21は、サーバコンピュータ1から診察予約に関する情報を受信する(ステップS1510)。CPU21は、診察予約に関する情報を表示部24に表示する(ステップS1511)。サーバコンピュータ1のCPU11は、患者IDに対応付けて、カルテDB152の返信フィールドに無効果情報としてNOを記憶する(ステップS1512)。これにより、処方効果がない患者に対し迅速に診察を行う事が可能となる。また、医師の経験に基づき回数等の適切なタイミングを設定可能とすることで、より的確に患者の状況を把握することが可能となる。
実施の形態2
実施の形態2は無効果情報を入力するためのアプリケーションを配信する形態に関する。図16は実施の形態2に係る情報処理システムの概要を示すブロック図である。実施の形態1に加えビーコン4が設けられている。ビーコン4は例えばBluetooth規格に基づく通信モジュールであり、携帯端末2の短距離通信モジュール29との間で情報の送受信を行う。なお、実施形態ではBluetoothを用いた例を示すが、これに限るものではない。その他、RFID(Radio Frequency Identification)を用いて情報の送受信を行っても良い。
ビーコン4は例えば医師用コンピュータ3が備えられた病院のエントランス、会計窓口等に設置されている。サーバコンピュータ1は通知のタイミングを医師用コンピュータ3から取得し、カルテDB152に患者IDに対応付けてタイミング値を記憶した後に、通信網Nを介して、アプリケーションのインストール命令を出力する。アプリケーションは、効果情報または無効果情報を入力するためのものである。患者が病院のエントランスに近づいた場合、または、会計窓口に近づいた場合、携帯端末2にアプリケーションがインストールされる。また、携帯端末2のCPU21は、効果情報の入力を受け付けた場合、インストールしたアプリケーションをアンインストールする。
図17は、実施の形態2におけるサーバコンピュータ1のハードウェア群を示すブロック図である。記憶部15にはさらにビーコンDB154が設けられている。図18はビーコンDB154のレコードレイアウトを示す説明図である。ビーコンDB154は病院名フィールド及びビーコンIDフィールド等を含む。病院名に対応付けて、病院に設置されているビーコン4を特定するための識別情報(以下、ビーコンIDという)が記憶されている。
図19及び図20はインストール処理の手順を示すフローチャートである。医師は医師用コンピュータ3の入力部33から患者IDに対応付けてタイミング値及びメッセージを入力する。CPU31は、入力された患者ID、タイミング値及びメッセージ等をカルテDB352に記憶する。CPU31は、患者ID、タイミング値及びメッセージ等をサーバコンピュータ1へ送信する。サーバコンピュータ1のCPU11は、患者ID、タイミング値及びメッセージを受信する(ステップS191)。
CPU11は、受信した患者ID、タイミング値及びメッセージをカルテDB152に病院名に対応付けて記憶する(ステップS192)。携帯端末2のCPU21は、短距離通信モジュール29を介して、ビーコン4が発信しているビーコンIDを受信する。CPU21は、通信部26を介して、受信したビーコンID及び患者端末IDをサーバコンピュータ1へ送信する。なお、ビーコン4が携帯端末2の患者端末IDを取得し、ビーコンID及び患者端末IDをサーバコンピュータ1へ送信するようにしても良い。サーバコンピュータ1はビーコンID及び患者端末IDを、取得する(ステップS193)。
CPU11は、ビーコンDB154を参照し、ビーコンIDに対応する病院名を読み出す(ステップS194)。CPU11は、読み出した病院名に対応する患者DB151を参照し、患者端末IDに対応する患者IDを読み出す。CPU11は、カルテDB152から、病院名及び患者IDに対応する診察日時を読み出す(ステップS195)。CPU11は、時計部18から出力される現在時刻から診察日時を減じた差が、所定時間内(例えば2時間以内)であるか否かを判断する(ステップS196)。
CPU11は、所定時間内でないと判断した場合(ステップS196でNO)、処理を終了する。CPU11は、所定時間内であると判断した場合(ステップS196でYES)、ステップS197へ移行する。CPU11は、アプリケーションのインストール命令を出力する(ステップS197)。携帯端末2のCPU21は、アプリケーションのインストール命令を受信する(ステップS198)。CPU21は、アプリケーションのインストールを許可する旨の許可情報を、入力部23を介して受け付けたか否かを判断する(ステップS199)。
携帯端末2のCPU21は、表示部24を介して患者から許可情報を受け付けていない場合(ステップS199でNO)、許可情報を受け付けるまで待機する。CPU21は、許可情報を受け付けたと判断した場合(ステップS199でYES)、ステップS201へ移行する。CPU21は、許可情報をサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS201)。CPU11は、携帯端末2から許可情報を受信した場合、アプリケーションを記憶部15から読み出す(ステップS202)。CPU11は、読み出したアプリケーションを携帯端末2へ配信する(ステップS203)。
携帯端末2のCPU21は、配信されたアプリケーションを受信する(ステップS204)。CPU21は、アプリケーションを記憶部25にインストールする(ステップS205)。CPU21は、入力部23を介して効果情報が送信されたか否かを判断する(ステップS206)。具体的には、CPU21は、表示部24に表示された画面にて、YESボタン241がクリックされたか否かを判断する。
携帯端末2のCPU21は、効果情報が送信されたと判断した場合(ステップS206でYES)、記憶部25に記憶したアプリケーションをアンインストールする。(ステップS207)。CPU21は、効果情報が送信されていないと判断した場合(ステップS206でNO)、ステップS207の処理をスキップし、一連の処理を終了する。なお実施形態では、ビーコン4を使用する例を挙げたが、GPSモジュール28を用いても良い。この場合、GPS28モジュールにより取得した位置情報をサーバコンピュータ1へ送信する。サーバコンピュータ1は位置情報に対応する病院名を読み出す。これにより、アプリケーションがインストールされるため、ユーザの利便性を高めることができる。また、効果がある旨の回答を得た場合、不要となったアプリケーションを容易に削除することが可能となる。
本実施の形態2は以上の如きであり、その他は実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態3
実施の形態3は医師用コンピュータ3によりアプリケーションのインストール命令を出力する形態に関する。図21及び図22はインストール処理の手順を示すフローチャートである。医師は入力部33から患者IDに対応付けてタイミング値及びメッセージを入力する。CPU31は、入力された患者ID、タイミング値及びメッセージ等を受け付ける(ステップS211)。CPU31は、受け付けた患者ID、タイミング値及びメッセージ等をカルテDB352に記憶する(ステップS212)。
携帯端末2のCPU21は、短距離通信モジュール29を介して、ビーコン4が発信しているビーコンIDを受信する。CPU21は、通信部26を介して、受信したビーコンID及び患者端末IDを医師用コンピュータ3へ送信する。なお、ビーコン4が携帯端末2の患者端末IDを取得し、ビーコンID及び患者端末IDを医師用コンピュータ3へ送信するようにしても良い。医師用コンピュータ3のCPU31は、ビーコンID及び患者端末IDを、取得する(ステップS213)。
医師用コンピュータ3のCPU31は、患者DB351を参照し、患者端末IDに対応する患者IDを読み出す。CPU31は、カルテDB352から、患者IDに対応する診察日時を読み出す(ステップS214)。CPU31は、時計部(図示せず)から出力される現在時刻から診察日時を減じた差が、所定時間内(例えば2時間以内)であるか否かを判断する(ステップS215)。
CPU31は、所定時間内でないと判断した場合(ステップS215でNO)、処理を終了する。CPU31は、所定時間内であると判断した場合(ステップS215でYES)、ステップS216へ移行する。CPU31は、患者端末IDを参照し、携帯端末2へ、アプリケーションのインストール命令を出力する(ステップS216)。携帯端末2のCPU21は、アプリケーションのインストール命令を受信する(ステップS217)。CPU21は、アプリケーションのインストールを許可する旨の許可情報を、入力部23を介して受け付けたか否かを判断する(ステップS218)。
携帯端末2のCPU21は、許可情報を受け付けていない場合(ステップS218でNO)、許可情報を受け付けるまで待機する。CPU21は、許可情報を受け付けたと判断した場合(ステップS218でYES)、ステップS219へ移行する。CPU21は、許可情報を医師用コンピュータ3へ送信する(ステップS219)。CPU31は、許可情報を受信した場合、アプリケーションを記憶部35から読み出す(ステップS221)。CPU31は、読み出したアプリケーションを携帯端末2へ配信する(ステップS222)。
CPU21は、配信されたアプリケーションを受信する(ステップS223)。CPU21は、アプリケーションを記憶部25にインストールする(ステップS224)。CPU21は、入力部23を介して効果情報が送信されたか否かを判断する(ステップS225)。具体的には、CPU21は、YESボタン241がクリックされたか否かを判断する。
CPU21は、効果情報が送信されたと判断した場合(ステップS225でYES)、記憶部25に記憶したアプリケーションをアンインストールする(ステップS226)。CPU21は、効果情報が送信されていないと判断した場合(ステップS225でNO)、ステップS226の処理をスキップし、一連の処理を終了する。これにより、アプリケーションがインストールされるため、ユーザの利便性を高めることができる。また、効果がある旨の回答を得た場合、不要となったアプリケーションを容易に削除することが可能となる。
本実施の形態3は以上の如きであり、その他は実施の形態1及び2と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態4
実施の形態4は診察予約を行う形態に関する。図23は実施の形態4に係る医師用コンピュータ3のハードウェア群を示すブロック図であり、図24は実施の形態4に係るサーバコンピュータ1のハードウェア群を示すブロック図である。医師用コンピュータ3の記憶部35には予約DB355が設けられている。また、サーバコンピュータ1の記憶部15にも予約DB155が設けられている。
図25は医師用コンピュータ3の予約DB355のレコードレイアウトを示す説明図である。予約DB355は患者IDフィールド及び予約日時フィールド等を含む。患者IDに対応付けて次回の患者の予約日時が記憶されている。CPU31は、入力部33から患者ID及び予約日時を受け付け、予約DB355に記憶する。
図26はサーバコンピュータ1の予約DB155のレコードレイアウトを示す説明図である。病院(病院A、病院B、病院C・・・)毎に、患者IDに対応付けて予約日時が記憶されている。医師用コンピュータ3のCPU31は、予約DB355の内容が更新された場合、病院ID及び更新内容(患者ID及び予約日時)をサーバコンピュータ1に送信する。CPU11は、病院ID及び更新内容を受信する。CPU11は、受信した病院ID及び更新内容を、予約DB155に記憶する。同様に、予約DB155が更新された場合、CPU11は、病院IDに対応する医師用コンピュータ3宛へ、更新内容(患者ID及び予約日時)を送信する。
図27は、携帯端末2の表示部24に表示される予約受付画面のイメージを示す説明図である。図12に示した診療予約ページへのハイパーリンクがクリックされた場合、サーバコンピュータ1のCPU11は、予約DB155を参照し、患者IDに対応する予約日時(以下、前回予約日時という)を読み出す。CPU11は、記憶部15から予約受付画面を読み出す。CPU11は、患者ID及び読み出した予約日時を付加した予約受付画面を生成し、携帯端末2へ送信する。
図27に示すように、予約受付画面のテンプレートに、患者ID、及び、前回予約日時(図27の例では、2015年1月10日)が付加されている。ユーザは、前回予約日時よりも前の年月日を、次回の予約日時(以下、次回予約日時)として入力部23を通じて入力する。ユーザは、入力部23を通じて送信ボタン243をクリックする。CPU21は、送信ボタン243のクリックをトリガに、入力された次回予約希望日時をサーバコンピュータ1へ送信する。
サーバコンピュータ1のCPU11は、次回予約日時が前回予約日時よりも前であるか否かを判断する。CPU11は、前回予約日時よりも前であると判断した場合、次回予約日時を患者IDに対応付けて予約DB155に記憶する。またCPU11は、前回予約日時を予約DB155から削除する。なお、予約DB155の更新内容は、上述したとおり、医師用コンピュータ3の予約DB355に反映される。
図28及び図29は予約処理の手順を示すフローチャートである。サーバコンピュータ1のCPU11は、実施の形態1で述べた処理により、診察予約に関する情報を携帯端末2の表示部24へ出力する(ステップS281)。携帯端末2のCPU21は、診察予約に関する情報を受信し、図12に示した診察予約に関する情報を表示部24に表示する。患者は診察予約を行う場合、ハイパーリンクを、入力部23を通じてクリックする。CPU21は、ハイパーリンクのクリックをトリガに、患者ID及び診察予約要求をサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS282)。
サーバコンピュータ1のCPU11は、患者ID及び診察予約要求を受け付ける(ステップS283)。CPU11は、予約受付画面テンプレートを記憶部15から読み出す(ステップS284)。CPU11は、予約DB155を参照し、患者IDに対応する前回予約日時が存在するか否かを判断する(ステップS285)。CPU11は、前回予約日時が予約DB155に存在しないと判断した場合(ステップS285でNO)、処理をステップS286へ移行させる。CPU11は、予約受付画面テンプレートに、患者ID及び期限情報を付加した予約受付画面を生成する(ステップS286)。期限情報とは、診察予約日までの期限を示す情報であり、例えば「1週間以内の診察予約日を設定して下さい。」等のテキスト文である。なお、期限情報は入力部13から適宜変更することが可能である。
サーバコンピュータ1のCPU11は、生成した予約受付画面を携帯端末2へ送信する(ステップS287)。携帯端末2のCPU21は、予約受付画面を受信するとともに表示部24に表示する(ステップS288)。CPU21は、次回予約日時を、入力部23を介して受け付ける(ステップS289)。CPU21は、送信ボタン243がクリックされたか否かを判断する(ステップS291)。CPU21は、送信ボタン243がクリックされていないと判断した場合(ステップS291でNO)、送信ボタン243がクリックされるまで待機する。
携帯端末2のCPU21は、予約受付画面の送信ボタン243がクリックされたと判断した場合(ステップS291でYES)、受け付けた次回予約日時をサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS292)。サーバコンピュータ1のCPU11は、次回予約日時を受信する。CPU11は、受信した次回予約日時及び、現在の日時を参照し、次回予約日時が、ステップS286で付加した期限内(1週間以内)であるか否かを判断する(ステップS293)。CPU11は、期限内でないと判断した場合(ステップS293でNO)、処理をステップS286へ戻す。なお、この場合、「期限内で予約して下さい」等のテキスト文を表示しても良い。
サーバコンピュータ1のCPU11は、次回予約日時が期限内であると判断した場合(ステップS293でYES)、処理をステップS294へ移行させる。CPU11は、次回予約日時を患者IDに対応付けて、予約DB155に記憶する(ステップS294)。CPU11は、予約確認画面を携帯端末2へ送信する(ステップS295)。携帯端末2のCPU21は、予約確認画面を表示部24に表示する(ステップS296)。なお、ステップS293の処理は、携帯端末2側で実行するようにしても良い。
CPU11は、患者IDに対応する前回予約日時が存在すると判断した場合(ステップS285でYES)、処理をステップS297へ移行させる。CPU11は、予約DB155から前回予約日時を読み出す(ステップS297)。CPU11は、予約受付画面テンプレートに、患者ID及び前回予約日時を付加した予約画面を生成する(ステップS298)。CPU11は、生成した予約画面を携帯端末2へ送信する(ステップS299)。携帯端末2のCPU21は、予約画面を受信する(ステップS2911)。CPU21は、受信した予約画面を表示部24に表示する。CPU21は、入力部23を介して次回予約日時を受け付ける(ステップS2912)。
携帯端末2のCPU21は、予約画面の送信ボタン243がクリックされたか否かを判断する(ステップS2913)。CPU21は、送信ボタン243がクリックされていないと判断した場合(ステップS2913でNO)、クリックされるまで待機する。CPU21は、クリックされたと判断した場合(ステップS2913でYES)、処理をステップS2914へ移行させる。CPU21は、受け付けた次回予約日時を、サーバコンピュータ1へ送信する(ステップS2914)。
サーバコンピュータ1のCPU11は、携帯端末2から送信された次回予約日時が、前回予約日時より前であるか否かを判断する(ステップS2915)。CPU11は、前回予約日時より前でないと判断した場合(ステップS2915でNO)、処理をステップS298へ戻す。この場合、「前回予約日時より前の日時を指定して下さい」等のテキスト文をさらに付加するようにしても良い。CPU11は、送信された次回予約日時が前回予約日時より前と判断した場合(ステップS2915でYES)、ステップS2916へ処理を移行させる。なおステップS2915の処理は、携帯端末2側で実行するようにしても良い。
サーバコンピュータ1のCPU11は、次回予約日時が前回予約日時より前と判断した場合、予約DB155の前回予約日時を消去する(ステップS2916)。CPU11は、次回予約日時を患者IDに対応付けて予約DB155に記憶する(ステップS2917)。なお、上述したとおり予約DB155の更新内容は、医師用コンピュータ3の予約DB355にも反映される。CPU11は、予約確認画面を携帯端末2に送信する(ステップS2918)。予約確認画面は次回予約日時で予約が完了したことを示すテキスト文を含めるようにすればよい。CPU21は、予約確認画面を受信し、表示部24に表示する(ステップS2919)。これにより、服薬効果がみられない患者に対し早期に診察を行うことが可能となる。
本実施の形態4は以上の如きであり、その他は実施の形態1から3と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態5
実施の形態5は、医師用コンピュータ3側で予約処理を行う形態に関する。図30及び図31は予約処理の手順を示すフローチャートである。医師用コンピュータ3のCPU31は、実施の形態1で述べた処理により、診察予約に関する情報を携帯端末2へ出力する(ステップS301)。携帯端末2のCPU21は、診察予約に関する情報を受信し、図12に示した診察予約に関する情報を表示部24に表示する。患者は診察予約を行う場合、表示部24に表示された診療予約の処理が行えるハイパーリンクを、入力部23を通じてクリックする。CPU21は、ハイパーリンクのクリックをトリガに、患者ID及び診察予約要求を医師用コンピュータ3へ送信する(ステップS302)。
医師用コンピュータ3のCPU31は、患者ID及び診察予約要求を携帯端末2より受け付ける(ステップS303)。CPU31は、予約受付画面テンプレートを記憶部35から読み出す(ステップS304)。CPU31は、予約DB355を参照し、患者IDに対応する前回予約日時が存在するか否かを判断する(ステップS305)。CPU31は、前回予約日時が存在しないと判断した場合(ステップS305でNO)、処理をステップS306へ移行させる。CPU31は、予約受付画面テンプレートに、患者ID及び期限情報を付加した予約受付画面を生成する(ステップS306)。
医師用コンピュータ3のCPU31は、生成した予約受付画面を携帯端末2へ送信する(ステップS307)。携帯端末2のCPU21は、予約受付画面を受信する(ステップS308)。CPU21は、携帯端末2の表示部24に予約受付画面を表示した上で、次回予約日時を、入力部23を介して受け付ける(ステップS309)。CPU21は、送信ボタン243がクリックされたか否かを判断する(ステップS311)。CPU21は、送信ボタン243がクリックされていないと判断した場合(ステップS311でNO)、送信ボタン243がクリックされるまで待機する。
携帯端末2のCPU21は、送信ボタン243がクリックされたと判断した場合(ステップS311でYES)、受け付けた次回予約日時を医師用コンピュータ3へ送信する(ステップS312)。医師用コンピュータ3のCPU31は、次回予約日時を受信する。CPU31は、受信した次回予約日時及び、現在の日時を参照し、次回予約日時が、ステップS306で付加した期限内(1週間以内)であるか否かを判断する(ステップS313)。CPU31は、期限内でないと判断した場合(ステップS313でNO)、処理をステップS306へ戻す。
CPU31は、次回予約日時が期限内であると判断した場合(ステップS313でYES)、処理をステップS314へ移行させる。CPU31は、次回予約日時を患者IDに対応付けて、予約DB355に記憶する(ステップS314)。CPU31は、予約確認画面を携帯端末2へ送信する(ステップS315)。CPU21は、予約確認画面を表示部24に表示する(ステップS316)。
CPU31は、患者IDに対応する前回予約日時が存在すると判断した場合(ステップS305でYES)、処理をステップS317へ移行させる。CPU31は、予約DB355から前回予約日時を読み出す(ステップS317)。CPU31は、予約受付画面テンプレートに、患者ID及び前回予約日時を付加した予約画面を生成する(ステップS318)。CPU31は、生成した予約画面を携帯端末2へ送信する(ステップS319)。携帯端末2のCPU21は、予約画面を受信する(ステップS3111)。CPU21は、受信した予約画面を表示部24に表示する。CPU21は、入力部23を介して次回予約日時を受け付ける(ステップS3112)。
CPU21は、送信ボタン243がクリックされたか否かを判断する(ステップS3113)。CPU21は、送信ボタン243がクリックされていないと判断した場合(ステップS3113でNO)、クリックされるまで待機する。CPU21は、クリックされたと判断した場合(ステップS3113でYES)、処理をステップS3114へ移行させる。CPU21は、受け付けた次回予約日時を、医師用コンピュータ3へ送信する(ステップS3114)。
医師用コンピュータ3のCPU31は、次回予約日時は、前回予約日時より前であるか否かを判断する(ステップS3115)。CPU31は、前回予約日時より前でないと判断した場合(ステップS3115でNO)、処理をステップS318へ戻す。CPU31は、前回予約日時より前と判断した場合(ステップS3115でYES)、ステップS3116へ処理を移行させる。
CPU31は、予約DB355に記録されている前回の予約日時を消去する(ステップS3116)。CPU31は、次回予約日時を患者IDに対応付けて予約DB355に記憶する(ステップS3117)。なお、上述したとおり予約DB355の更新内容は、サーバコンピュータ1の予約DB155に反映させても良い。CPU31は、予約確認画面を送信する(ステップS3118)。予約確認画面は次回予約日時で予約が完了したことを示すテキスト文を含めるようにすればよい。携帯端末2のCPU21は、予約確認画面を受信し、表示部24に表示する(ステップS3119)。これにより、服薬効果がみられない患者に対し早期に診察を行うことが可能となる。
本実施の形態5は以上の如きであり、その他は実施の形態1から4と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態6
実施の形態6は、患者が所定領域内に属した場合に、携帯端末2にインストール済みのアプリケーションを削除する形態に関する。図32は予約DB355のレコードレイアウトを示す説明図である。予約DB355には、患者IDに対応付けて、さらにビーコンIDが記憶されている。ビーコンIDは病院の受付、入り口等に設けられているビーコン4を特定するための識別情報である。図33は、予約DB155のレコードレイアウトを示す説明図である。サーバコンピュータ1の記憶部15の予約DB355には、各病院の予約DB155の記憶内容が、記憶されている。
図34及び図35は削除処理の手順を示すフローチャートである。携帯端末2のCPU21は、実施の形態1で述べたように、効果情報を送信したか否かを判断する(ステップS341)。CPU21は、効果情報を送信したと判断した場合(ステップS341でYES)、処理をステップS342へ移行させる。CPU21は、ステップS205でインストールしたアプリケーションをアンインストールする(ステップS342)。CPU21は、効果情報を送信していないと判断した場合(ステップS341でNO)、すなわち無効果情報を送信した場合、処理をステップS343へ移行させる。
CPU21は、無効果情報をサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS343)。サーバコンピュータ1のCPU11は、無効果情報を受信する(ステップS344)。その後、患者は上述した予約処理を行い、病院に向かうこととなる。携帯端末2が例えば病院の受付付近に設けられたビーコン4の通信範囲内に属した場合、携帯端末2のCPU21は、患者ID及びビーコンIDをサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS345)。なお、ビーコン4が患者ID及びビーコンIDをサーバコンピュータ1へ送信するようにしても良い。
サーバコンピュータ1のCPU11は、患者ID及びビーコンIDを携帯端末2から受信する(ステップS346)。CPU11は、予約日時及びビーコンIDを予約DB155から読み出す(ステップS347)。CPU11は、本日が、予約日に一致するか否かを判断する(ステップS348)。CPU11は、一致しないと判断した場合(ステップS348でNO)、処理を終了する。CPU11は、一致すると判断した場合(ステップS348でYES)、処理をステップS349へ移行させる。
CPU11は、読み出したビーコンIDと受信したビーコンIDとが一致するか否かを判断し、一致しないと判断した場合(ステップS349でNO)、処理を終了する。CPU11は、一致すると判断した場合(ステップS349でYES)、処理をステップS351へ移行させる。なお、実施形態ではステップS348の処理をステップS349の処理よりも先に行うこととしたがこれに限るものではない。ステップS348の処理をステップS349よりも後にしても良い。またステップS348の処理を行わなくても良い。その他、本実施形態ではビーコン4の通信範囲を所定領域として判断する例を挙げたがこれに限るものではない。病院の緯度及び経度を記憶しておき、患者の携帯端末2のGPSモジュール28により取得した緯度及び経度が、記憶した緯度及び経度近辺に属した場合に、所定領域に属したと判断しても良い。
CPU11は、携帯端末2へインストールしたアプリケーションのアンインストール命令を出力する(ステップS351)。携帯端末2のCPU21は、アンインストール命令を受信する(ステップS352)。CPU21は、記憶部25に記憶したアプリケーションをアンインストールする(ステップS353)。これにより、来院した患者の携帯端末2のアプリケーションを削除することが可能となる。
本実施の形態6は以上の如きであり、その他は実施の形態1から5と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態7
実施の形態7は医師用コンピュータ3が、携帯端末2にインストールされたアプリケーションに対してのアンインストール命令を出力する形態に関する。図36及び図37は削除処理の手順を示すフローチャートである。携帯端末2のCPU21は、実施の形態1で述べたように、効果情報を送信したか否かを判断する(ステップS361)。CPU21は、効果情報を送信したと判断した場合(ステップS361でYES)、処理をステップS362へ移行させる。CPU21は、ステップS205でインストールしたアプリケーションをアンインストールする(ステップS362)。CPU21は、効果情報を送信していないと判断した場合(ステップS361でNO)、すなわち無効果情報を送信した場合、処理をステップS363へ移行させる。
CPU21は、無効果情報を医師用コンピュータ3へ送信する(ステップS363)。CPU31は、無効果情報を受信する(ステップS364)。その後、患者は上述した予約処理を行い、病院に向かうこととなる。携帯端末2が例えば病院の受付付近に設けられたビーコン4の通信範囲内に属した場合、CPU21は、患者ID及びビーコンIDを医師用コンピュータ3へ送信する(ステップS365)。なお、ビーコン4が患者ID及びビーコンIDを医師用コンピュータ3へ送信するようにしても良い。
医師用コンピュータ3のCPU31は、患者ID及びビーコンIDを受信する(ステップS366)。CPU31は、予約日時及びビーコンIDを予約DB155から読み出す(ステップS367)。CPU31は、本日が、予約日に一致するか否かを判断する(ステップS368)。CPU31は、一致しないと判断した場合(ステップS368でNO)、処理を終了する。CPU31は、一致すると判断した場合(ステップS368でYES)、処理をステップS369へ移行させる。
CPU31は、読み出したビーコンIDと受信したビーコンIDとが一致するか否かを判断する(ステップS369)。CPU31は、一致しないと判断した場合(ステップS369でNO)、処理を終了する。CPU31は、一致すると判断した場合(ステップS369でYES)、処理をステップS371へ移行させる。
CPU31は、携帯端末2へインストールされたアプリケーションのアンインストール命令を出力する(ステップS371)。CPU21は、アンインストール命令を受信する(ステップS372)。CPU21は、記憶部25に記憶したアプリケーションをアンインストールする(ステップS373)。これにより、来院した患者の携帯端末2のアプリケーションを削除することが可能となる。
本実施の形態7は以上の如きであり、その他は実施の形態1から6と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態8
図38は上述した形態のサーバコンピュータ1及び医師用コンピュータ3の動作を示す機能ブロック図である。CPU11が制御プログラム15Pを実行することにより、サーバコンピュータ1は以下のように動作する。受付部101は、患者に処方された薬剤の服薬に伴う効果の確認を行うタイミング値の設定を受け付ける。送信部102は、前記タイミング値にて、前記患者の端末宛に薬剤の効果を問い合わせるメッセージを送信する。出力部103は、前記患者の端末から薬剤の服薬に伴う効果がない旨の回答を受信した場合、前記患者の端末宛てに診察予約に関する情報を出力する。
CPU31が制御プログラム35Pを実行することにより、医師用コンピュータ3は以下のように動作する。判断部301は、前記患者の端末から薬剤の服薬に伴う効果がない旨の回答を受信した場合、前記患者の診察予約が存在するか否かを判断する。取消部302は、診察予約が存在すると判断した場合、該診察予約を取り消す。設定部303は、前記診察予約が存在すると判断した場合、該診察予約よりも先の診察予約日を設定する。
図39は実施の形態8に係るサーバコンピュータ1のハードウェア群を示すブロック図である。サーバコンピュータ1を動作させるためのプログラムは、ディスクドライブ等の読み取り部10AにCD-ROM、DVD(Digital Versatile Disc)ディスク、メモリーカード、またはUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体1Aを読み取らせて記憶部15に記憶しても良い。また当該プログラムを記憶したフラッシュメモリ等の半導体メモリ1Bをサーバコンピュータ1内に実装しても良い。さらに、当該プログラムは、インターネット等の通信網Nを介して接続される他のサーバコンピュータ(図示せず)からダウンロードすることも可能である。以下に、その内容を説明する。
図39に示すサーバコンピュータ1は、上述した各種ソフトウェア処理を実行するプログラムを、可搬型記録媒体1Aまたは半導体メモリ1Bから読み取り、或いは、通信網Nを介して他のサーバコンピュータ(図示せず)からダウンロードする。当該プログラムは、制御プログラム15Pとしてインストールされ、RAM12にロードして実行される。これにより、上述したサーバコンピュータ1として機能する。
本実施の形態8は以上の如きであり、その他は実施の形態1から7と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
以上の実施の形態1から8を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
コンピュータに、
患者に処方された薬剤の服薬に伴う効果の確認を行うタイミングの設定を受け付け、
前記タイミングにて、前記患者の端末宛に薬剤の効果を問い合わせるメッセージを送信し、
前記患者の端末から薬剤の服薬に伴う効果がない旨の回答を受信した場合、前記患者の端末宛てに診察予約に関する情報を出力する
処理を実行させるプログラム。
(付記2)
前記患者の端末から薬剤の服薬に伴う効果がない旨の回答を受信した場合、前記患者の診察予約が存在するか否かを判断し、
診察予約が存在すると判断した場合、該診察予約を取り消す
処理を実行させる付記1に記載のプログラム。
(付記3)
前記診察予約が存在すると判断した場合、該診察予約よりも先の診察予約日を設定する
処理を実行させる付記2に記載のプログラム。
(付記4)
設定された服薬回数を取得し、
服薬が完了したことを示す完了情報を取得し、
取得した完了情報の数が設定された服薬回数に達した場合に、前記患者の端末宛に薬剤の効果を問い合わせるメッセージを送信する
処理を実行させる付記1から3のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記5)
前記タイミングの設定を受け付けた後に、処方された薬剤の服薬に関するアプリケーションのインストール命令を出力する
処理を実行させる付記1から4のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記6)
前記患者の端末から薬剤の服薬に伴う効果がある旨の回答を受信した後に、前記端末宛へ前記アプリケーションの削除命令を出力する
処理を実行させる付記5に記載のプログラム。
(付記7)
前記患者の端末から薬剤の服薬に伴う効果がない旨の回答を受信し、かつ、前記端末が所定領域に属したと判断した場合に、前記端末宛へ前記アプリケーションの削除命令を出力する
処理を実行させる付記5または6に記載のプログラム。
(付記8)
患者に処方された薬剤の服薬に伴う効果の確認を行うタイミングの設定を受け付ける受付部と、
前記タイミングにて、前記患者の端末宛に薬剤の効果を問い合わせるメッセージを送信する送信部と、
前記患者の端末から薬剤の服薬に伴う効果がない旨の回答を受信した場合、前記患者の端末宛てに診察予約に関する情報を出力する出力部と
を備える情報処理装置。
(付記9)
患者に処方された薬剤の服薬に伴う効果の確認を行うタイミングの設定を受け付け、
前記タイミングにて、前記患者の端末宛に薬剤の効果を問い合わせるメッセージを送信し、
前記患者の端末から薬剤の服薬に伴う効果がない旨の回答を受信した場合、前記患者の端末宛てに診察予約に関する情報を前記端末宛に出力する
処理をコンピュータに実行させる情報処理方法。
(付記10)
第1情報処理装置及び第2情報処理装置が通信網を介して接続された情報処理システムにおいて、
前記第1情報処理装置は、
患者に処方された薬剤の服薬に伴う効果の確認を行うタイミングの設定を受け付ける受付部と、
前記タイミングにて、前記患者の端末宛に薬剤の効果を問い合わせるメッセージを送信する送信部と、
前記患者の端末から薬剤の服薬に伴う効果がない旨の回答を受信した場合、前記患者の端末宛てに診察予約に関する情報を出力する出力部と
を備え、
前記第2情報処置装置は、
前記患者の端末から薬剤の服薬に伴う効果がない旨の回答を受信した場合、前記患者の診察予約が存在するか否かを判断する判断部と、
診察予約が存在すると判断した場合、該診察予約を取り消す取消部と
を備える情報処理システム。
(付記11)
前記第2情報処置装置は、
前記診察予約が存在すると判断した場合、該診察予約よりも先の診察予約日を設定する設定部
を備える付記10に記載の情報処理システム。