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JP6566840B2 - 空間区画装置 - Google Patents
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JP6566840B2 - 空間区画装置 - Google Patents

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Description

本発明は、オフィス空間、居住空間等を適宜空間に区画し、使用者が様々な目的で多用途に利用することができる空間区画装置に関する。
従来、オフィス空間、居住空間等を使用目的に沿って有効に利用するために、オフィス空間、居住空間等を適宜空間に区画することが行われている。その場合、通常、オフィス空間、居住空間等に仕切壁を構築したり、床面から天井面にかけて固定式のパーティションを設置したり、床面に可動式のパーティションを配置したりして、適宜空間に区画している。
しかし、近年にあっては、オフィス空間、居住空間内に支柱と横杆とから成る区画枠体を構成し、この支柱と横杆に適宜仕切りパネルを設置して、オフィス空間、居住空間等の使用目的が変更になった場合に、容易に区画形態を変更できるようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1乃至4参照)。
特開2011−104416号公報 特開2004−084222号公報 特開2003−206587号公報 特開2003−180454号公報
上記特許文献1乃至4に記載された空間区画装置は、支柱と横杆とを組み合わせて区画枠体を構成し、これに仕切りパネルを適宜設置することによって、オフィス空間等を適宜形態に区画することができる。一方、仕切りパネルを取り外し、区画枠体を分解することによって、区画変更を容易にすることができる。
しかし、上記の空間区画装置は、何れも、支柱及び横杆として、アルミニウム等の金属材料を成形したものを使用しており、無機質な材料で空間が区画されるから、使用者にとって暖かみが感じられにくい空間であった。
又、区画変更を容易にすることができるとは言え、支柱と横杆とはボルトによって連結されると共に、仕切りパネルも区画枠体にボルト等によって固定されるので、やはり、区画枠体を構成し、これを分解する作業には時間と労力を要した。
さらに、上記の空間区画装置は、区画枠体に仕切りパネルを設置できるだけであって、区画枠体の配置を変えて区画変更をしたとしても、区画された空間の雰囲気を大幅に変えることはできず、多用途に使用することができにくかった。
本発明は、かかる問題点を解決するために為されたものであって、その目的とするところは、区画された空間に使用者が暖かみを感じて、神経を休めることができ、又、区画枠体を構成し、分解する作業の時間と労力を大幅に低減し、区画された空間の雰囲気を大幅に変えることができて、区画された空間を多用途に使用することができる空間区画装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の空間区画装置は、複数の支柱と、これら支柱を縦横に連結する複数の横杆と、前記支柱と前記横杆とを連結する連結金具と、から構成される区画枠体と、この区画枠体に設置される仕切りパネルと、から構成される空間区画装置であって、
前記支柱は、木材を成形したものであって、その正面部、背面部、左右側面部に、長さ方向に溝部を形成してあり、
前記横杆は、木材を成形したものであって、その底面部に、長さ方向に溝部を形成し、この溝部の底面に溝部の全長に亘って金属製薄板材を固着してあり、
前記仕切りパネルは、木製又は厚紙製であって、その上面部に、長さ方向に薄板状磁性体を固着してあり、
前記連結金具は、U字状に折曲した薄肉金属製板材であって、その正面部及び背面部には、先端部の上端部に嵌合用切欠部を、先端部の中間部に挿通孔を穿設してあり、
前記支柱の上端部の側面に前記連結金具の側面部を固着し、
前記横杆の一端部に、前記連結金具の正面部及び背面部を挿入できる狭幅の挿入溝部を形成し、前記連結金具の嵌合用切欠部及び挿通孔に対応する位置に挿通孔を形成し、
前記連結金具の正面部及び背面部を前記横杆の挿入溝部に挿入させ、前記横杆の一の挿通孔に挿通させた挿通ピンを前記連結金具の嵌合用切欠部に嵌合させると共に、前記横杆の他の挿通孔に挿通させた挿通ピンを前記連結金具の挿通孔に挿通させて、前記支柱と前記横杆とを連結する
ことを特徴とするものである。
前記区画枠体は、4本の支柱と、これら支柱を連結する4本の横杆とによって、区画枠体の基本単位が構成され、この基本単位を縦横に連結して種々形態の区画枠体が構成されるものであることを特徴とする。
前記区画枠体に設置される構成要素として、前記仕切りパネル以外に、カーテン、吊棚又はハンモックを備えてもよい。
前記仕切りパネルは、木製又は厚紙製であって、正面板と背面板とを上面板、下面板及び左右側面板によって連結し、内部を空洞としたものであってもよい。
前記カーテンは、木製の横杆に帯状体を垂下させたものであって、前記横杆の上面部には、上面部の全長に亘って薄板状磁性体を固着したものであるのが好ましい。
前記吊棚は、木製の略H型を呈する複数の棚体を上下方向に配置し、ワイヤーによって吊下したものであって、前記ワイヤーには可動金具を配設し、この可動金具をワイヤーに沿って上下動させることによって、各棚体の上下方向位置を設定することができ、前記ワイヤーの上端部には円盤状磁性体をフックによって固定したものであるのが好ましい。
前記ハンモックは、両側部の紐状体に長尺幅広の布状体の両端部を垂下させたものであるのが好ましい。
本発明の空間区画装置によれば、区画枠体を構成する支柱、横杆、仕切りパネル、カーテン等の構成部材として、木製材料という有機材料を使用したから、区画された空間内で使用者は暖かみや癒しを感じることができる。
又、横杆の溝部に金属製薄板材を固着し、仕切りパネル、カーテンの上面部に薄板状磁性体を固着して、横杆の金属製薄板材に仕切りパネルの薄板状磁性体を吸着させて設置するようにしたから、区画枠体を構成し、分解する作業の時間と労力を大幅に軽減することができる。
又、挿通ピンを横杆の挿通孔及び連結金具の挿通孔に挿通させ、支柱と横杆を連結させれば、区画枠体を容易に構成できると共に、その逆の手順で、区画枠体を容易に分解することができるから、区画枠体を構成し、分解する作業の時間と労力を大幅に軽減することができる。
さらに、本発明の空間区画装置は、仕切りパネルのみならず、カーテン、吊棚、ハンモックも設置できるようにしたから、区画された空間の雰囲気を種々変えて、面白みを与えることができると共に、区画された空間を多用途に使用することができる。
本発明の空間区画装置の構成要素である区画枠体の斜視図である。 図1に示す区画枠体を構成する支柱の(A)は平面図、(B)は正面図である。 図1に示す区画枠体を構成する横杆の(A)は側面図、(B)は底面図である。 基本単位から成る区画枠体の斜視図である。 基本単位を縦方向に3単位連結して成る区画枠体の斜視図である。 基本単位を縦横方向に3単位連結して成る区画枠体の斜視図である。 基本単位を縦横方向に4単位連結して成る区画枠体の斜視図である。 本発明の空間区画装置の構成要素である仕切りパネルの斜視図である。 本発明の空間区画装置の構成要素であるカーテンの斜視図である。 本発明の空間区画装置の構成要素である吊棚の(A)は一実施例の斜視図、(B)は他実施例の斜視図である。 本発明の空間区画装置の構成要素であるハンモックの斜視図である。 支柱と横杆の連結部における(A)は支柱の上端部の斜視図、(B)は横杆の一端部の斜視図である。 連結金具の(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は正面図である。 連結ピンの正面図である。 支柱と横杆の連結部における(A)は平面図、(B)は正面図である。 支柱と横杆の連結部における(A)は支柱の上端部の斜視図、(B)は横杆の正面部の斜視図、(C)は横杆の背面部の斜視図である。 連結部材の(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図である。 支柱と横杆の連結部における斜視図である。 支柱、横杆及び仕切りパネルの連結部における(A)は一部切欠平面図、(B)は一部切欠正面図である。 区画枠体に複数の仕切りパネルを設置した状態の空間区画装置の斜視図である。 区画枠体に仕切りパネル、カーテン、吊棚及びハンモックを設置した状態の空間区画装置の斜視図である。 支柱及び横杆を自由に組み合せ、自由なレイアウトを採用した区画枠体の斜視図である。
以下、本発明の空間区画装置の好適な実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
本発明の空間区画装置は、支柱2及び横杆3を連結して構成される区画枠体12、この区画枠体12に設置される仕切りパネル4、カーテン5、吊棚6、ハンモック7から構成される。
区画枠体12は、図1に示すように、オフィス空間、居住空間等の床面に立設した複数の支柱2と、これら支柱2の上端部において、支柱2,2間を縦横に連結する複数の横杆3,3とから構成してある。
支柱2は、木材を成形したものであって、図2に示すように、正方形状断面を呈すると共に、正面部、背面部、左右側面部に、長さ方向に溝部2aを形成してある。
横杆3は、木材を成形したものであって、図3に示すように、長方形状断面を呈すると共に、底面部に、長さ方向に溝部3aを形成してある。
又、この溝部3aの底面には、溝部3aの全長に亘って金属製薄板材31を固着してある。
区画枠体12は、以上のような構成であって、図4に示すように、4本の支柱2と、これら支柱2,2の上端部間を連結する4本の横杆3とによって、区画枠体12の基本単位1が構成される。図4に示すものは、基本単位1の1単位から構成される区画枠体11である。
そして、この基本単位1を縦方向に2単位連結すれば、図1に示すように、基本単位1の2単位から構成される区画枠体12が構成される。
又、この基本単位1を縦方向に3単位連結すれば、図5に示すように、基本単位1の3単位から構成される区画枠体13Aが構成され、この基本単位1を縦横方向に3単位連結すれば、図6に示すように、基本単位1の3単位から構成される区画枠体13Bが構成される。
さらに、基本単位1を縦横方向に4単位連結すれば、図7に示すように、基本単位1の4単位から構成される区画枠体14が構成される。
仕切りパネル4は、図8に示すように、木製の板材を成形したものであるが、木製又は厚紙製として、正面板と背面板とを上面板、下面板及び左右側面板によって連結し、内部を空洞としたものであってもよい。これによれば、より軽量化が図れる。
又、仕切りパネル4の上面部4aには、上面部4aの全長に亘って薄板状磁性体41を固着してある。
カーテン5は、図9に示すように、木製の横杆51に布製又は合成樹脂製の帯状体52を垂下させたものである。
又、横杆51の上面部51aには、上面部51aの全長に亘って薄板状磁性体53を固着してある。
吊棚6は、図10(A)に示すように、複数の木製の棚体61,61,・・・を上下方向に配置し、ワイヤー62,62によって吊下したものである。
棚体61は、木製の正面板61a、背面板61b及び連結板61cを連結して、略H型に形成したものである。
ワイヤー62,62には可動金具63,63を配設してあり、この可動金具63,63をワイヤー62,62に沿って上下動させることによって、各棚体61,61,・・・の上下方向位置を設定することができる。
又、ワイヤー62の上端部は、円盤状磁性体64に連結したフック65に掛止し、下端部には錘体66を固着してある。
そして、棚体61に植物67を載置したり、上下の棚体61,61間に表示パネル68等を配置したりして、観賞用、展示用等、多用途に利用することができる。
尚、棚体61に代えて、棚板を使用してもよい。さらに、フック65を設けず、ワイヤー62の上端部に直接、円盤状磁性体64を固着するようにしてもよい。
そして、棚体61として、図10(B)に示すように、異なる長さのものを使用してもよい。この場合にも、棚体61に代えて、棚板を使用してもよい。
ハンモック7は、図11に示すように、両側部の紐状体71,71に長尺幅広の布状体72の両端部を垂下させたものである。
次に、図12乃至図15を参照して、支柱2と横杆3との連結部の構造及び連結方法について説明する。
支柱2の上端部の側面には、図12(A)に示すように、連結金具8をボルトによって固着してある。
連結金具8は、ステンレス鋼板等の金属製板材からなり、図13に示すように、U字状に折曲した略矩形状を呈する薄肉板材である。
そして、連結金具8の側面部81には、バーリング加工をしてネジ孔81a,81aを形成してある。又、連結金具8の正面部82及び背面部83には、先端部の上端部に嵌合用切欠部82a,83aを、先端部の中間部に少なくとも2個の挿通孔82b,82b,83b,83bを穿設してある。
一方、横杆3の一端部には、図12(B)に示すように、上面から下面に亘って、狭幅の挿入溝部32,32を形成してあり、この挿入溝部32,32に前記連結金具8の正面部82及び背面部83が挿入できるようになっている。
又、横杆3の一端部には、正面から背面に亘って、挿通孔33a,33b,33bを穿設してあり、この挿通孔33aは、前記嵌合用切欠部82a,83aと、挿通孔33b,33bは、前記挿通孔82b,82b,83b,83bと、各々位置が対応するように形成してある。
そして、挿通孔33aには、予め、挿通ピン9を挿通し、固定してある。この挿通ピン9としては、図14に示すように、先端部9aが漸次縮径するドリフトピンを採用するのが好ましい。
先ず、支柱2の上端部の側面に横杆3の一端部の端面を近付けて、図15(A)に示すように、連結金具8の正面部82及び背面部83を横杆3の挿入溝部32,32に挿入させ、図15(B)に示すように、横杆3の挿通孔33aに挿通、固定した挿通ピン9を連結金具8の嵌合用切欠部82a,83aに嵌合させれば、支柱2の上端部の側面に横杆3の一端部の端面を当接させることができる。
次に、横杆3の正面側から挿通孔33b,33bに挿通ピン9,9の先端部9a,9aを挿入させ、連結金具8の挿通孔82b,82bを、次いで、連結金具8の挿通孔83b,83bを挿通させ、挿通ピン9,9の先端部9a,9aを横杆3の挿通孔33b,33bの背面側まで到達させれば、図15に示すように、支柱2の上端部の側面に横杆3の一端部の端面を連結させることができる。
一方、適宜工具を使用して、挿通ピン9,9を横杆3の挿通孔33b,33b及び連結金具8の挿通孔82b,82b,83b,83bから脱出させれば、上記と逆の手順によって、支柱2の上端部の側面と横杆3の一端部の端面を容易に離反させることができる。
次に、図16乃至図18を参照して、支柱2と横杆3との連結部の構造及び連結方法の他実施形態について説明する。
この連結構造及び連結方法は、支柱2の上面に横杆3の底面を載置する形態、横杆3の側面に横杆3の端面を当接する形態において採用される。
支柱2の上端部には、図16(A)に示すように、上面の中央部から長さ方向に適宜深さD1の内径φ1の嵌挿孔21を穿設してあると共に、側面の中央部から幅方向に、かつ前記嵌挿孔21と直交するように、挿通孔22を穿設してある。又、挿通孔22は、支柱2の上端から距離L1の位置に形成してある。
一方、横杆3の連結部には、図16(B)に示すように、底面の中央部から高さ方向に適宜深さD2の内径φ1の嵌挿孔34を穿設してあると共に、正面から背面に亘って、かつ前記嵌挿孔34と直交するように、挿通孔35,36を穿設してある。又、挿通孔36は、横杆3の下端から距離L2の位置に形成してある。
そして、横杆3の挿通孔35にボルト101を挿通させ、ボルト101のネジ部を前記連結金具8のネジ孔81aに螺合させることによって、図16(C)に示すように、横杆3の連結部の背面に連結金具8を仮固定してある。尚、102はワッシャーである。
又、横杆3の一端部には、図16(B)及び(C)に示すように、上面から下面に亘って、狭幅の挿入溝部32,32を形成してあり、この挿入溝部32,32に前記連結金具8の正面部82及び背面部83が挿入できるようになっている。
又、横杆3の一端部には、正面から背面に亘って、挿通孔33a,33b,33bを穿設してあり、この挿通孔33aは、前記嵌合用切欠部82a,83aと、挿通孔33b,33bは、前記挿通孔82b,82b,83b,83bと、各々位置が対応するように形成してある。
そして、挿通孔33aには、予め、前記挿通ピン9を挿通し、固定してある。この挿通ピン9としては、図14に示すように、先端部9aが漸次縮径するドリフトピンを採用するのが好ましい。
さらに、本実施形態の連結構造では、図17に示すような、中空管状の連結部材10を使用する。
連結部材10は、図17に示すように、その長さDpを前記嵌挿孔21の深さD1と前記嵌挿孔34の深さD2との和よりも若干短くしてあり、その外径φpを前記嵌挿孔21及び前記嵌挿孔34の内径φ1より若干小さくしてある。
又、連結部材10の周面には、軸心に対して直交方向に、挿通孔10a,10b,10b,10cを穿設してある。ここで、挿通孔10cは基準点を示すものであって、挿通孔10aと挿通孔10cとの距離Laを前記距離L2と略同一、挿通孔10cと下側の挿通孔10bとの距離Lbを前記距離L1と略同一としてある。
先ず、図18に示すように、横杆3の底面から前記嵌挿孔34に前記連結部材10の上側部を挿入させた状態で、横杆3の正面からボルト101を前記挿通孔36に挿通させ、次いで、連結部材10の挿通孔10aに挿通させ、ボルト101のネジ部を背面に仮固定した前記連結金具8のネジ孔81aに螺合させ、横杆3の背面に連結金具8を固定すると共に、連結部材10を固定する。
次に、支柱2の上面に横杆3の底面を近付けて、図18に示すように、連結部材10の下側部を支柱2の上面から前記嵌挿孔21に挿入させ、支柱2の上面に横杆3の底面を当接させる。
そして、図18に示すように、支柱2の側面から挿通ピン9を前記挿通孔22に挿通させ、次いで、前記連結部材10の挿通孔10aに挿通させ、さらに、挿通孔22に挿通させれば、支柱2の上面に横杆3の底面を載置させ、連結することができる。
次に、横杆3の背面に別の横杆3の一端部の端面を近付け、図18に示すように、連結金具8の正面部82及び背面部83を別の横杆3の挿入溝部32,32に挿入させ、別の横杆3の挿通孔33aに挿通、固定した挿通ピン9を連結金具8の嵌合用切欠部82a,83aに嵌合させれば、図18に示すように、横杆3の背面に別の横杆3の一端部の端面を当接させることができる。
次に、別の横杆3の正面側から挿通孔33b,33bに挿通ピン9,9の先端部9a,9aを挿入させ、連結金具8の挿通孔82b,82bを、次いで、連結金具8の挿通孔83b,83bを挿通させ、挿通ピン9,9の先端部9a,9aを横杆3の挿通孔33b,33bの背面側まで到達させれば、図18に示すように、横杆3の背面に別の横杆3の一端部の端面を連結させることができる。
一方、適宜工具を使用して、挿通ピン9,9を横杆3の挿通孔33b,33b及び連結金具8の挿通孔82b,82bから脱出させ、挿通ピン9を支柱2の挿通孔22及び連結部材10の挿通孔10bから脱出させれば、上記と逆の手順によって、支柱2の上面と横杆3の底面、横杆3の背面と別の横杆3の端面を容易に離反させることができる。
本発明の空間区画装置は、以上のような構成であって、以下のようにして、支柱2及び横杆3を連結して区画枠体12を構成し、この区画枠体12に仕切りパネル4、カーテン5、吊棚6、ハンモック7を設置することができる。
先ず、図1に示すように、オフィス空間又は居住空間等の床面に支柱2,2,・・・を立設し、支柱2,2間に横杆3を連結するが、その際、図15に示すように、支柱2の上端部の側面に横杆3の端面を当接し、挿通ピン9,9を挿通させて連結する。又、図18に示すように、支柱2の上端面に横杆3の底面を当接し、横杆3の背面に別の横杆3の端面を当接し、挿通ピン9,9,9を挿通させて連結する。
以下同様にして、図1に示すように、支柱2,2,・・・の縦横に横杆3,3,・・・を連結して、区画枠体12を構成する。
次に、図19に示すように、仕切りパネル4を支柱2と横杆3との連結部の近傍に配置させ、仕切りパネル4を手前に傾斜させた状態としつつ、仕切りパネル4の上面部を横杆3の溝部3aに挿嵌する。
これによって、仕切りパネル4の上面部に固着した薄板状磁性体41が、横杆3の溝部3aに固着した金属製薄板材31に吸着して、仕切りパネル4を横杆3に設置することができる。
以下同様にして、複数の仕切りパネル4,4,・・・を横杆3に設置すれば、図20に示すように、区画枠体12に仕切りパネル4,4,・・・を設置して、仕切りパネル4,4,・・・で区画した空間を画成することができる。
次に、カーテン5を支柱2と横杆3との連結部の近傍に配置させ、カーテン5の横杆51の上面部51aを横杆3の溝部3aに挿嵌する。
これによって、カーテン5の横杆51の上面部51aに固着した薄板状磁性体53が、横杆3の溝部3aに固着した金属製薄板材31に吸着し、カーテン5を横杆3に設置することができる。
以下同様にして、複数のカーテン5,5,・・・を横杆3に設置すれば、図21に示すように、区画枠体12にカーテン5,5,・・・を設置して、カーテン5,5,・・・で区画した空間を画成することができる。
さらに、上記のようにして、区画枠体12に仕切りパネル4,4,・・・を設置し、区画枠体12の適宜部所において、横杆3の溝部3aに固着した金属製薄板材31に吊棚6の円盤状磁性体64,64を吸着させ、区画枠体12の適宜部所にハンモック7の紐状体71,71を縛着すれば、図21に示すように、仕切りパネル4,4,・・・、カーテン5,5,・・・で区画すると共に、吊棚6及びハンモック7を設置した空間を画成することができる。
一方、仕切りパネル4の側面部を把持し、前方にやや強く引いて傾斜させれば、仕切りパネル4の上面部に固着した薄板状磁性体41が、横杆3の溝部3aに固着した金属製薄板材31から離反し、仕切りパネル4を横杆3から容易に脱出させることができる。
さらに、挿通ピン9,9を横杆3の挿通孔33b,33b及び連結金具8の挿通孔82b,82bから脱出させ、支柱2,2,・・・と横杆3,3,・・・を離反させれば、区画枠体12を容易に分解することができる。
以上のように、本発明の空間区画装置は、区画枠体12を構成する支柱2、横杆3、仕切りパネル4、カーテン5、吊棚6等の構成部材として、木製材料という有機材料を使用したから、区画された空間内で使用者は暖かみや癒しを感じることができる。
又、横杆3の溝部3aに金属製薄板材31を固着し、仕切りパネル4、カーテン5の上面部に薄板状磁性体41,53を固着して、横杆3の金属製薄板材31に仕切りパネル4の薄板状磁性体41、カーテン5の薄板状磁性体53を吸着させて設置するようにしたから、区画枠体12を構成し、分解する作業の時間と労力を大幅に軽減することができる。
又、挿通ピン9,9を横杆3の挿通孔33b,33b及び連結金具8の挿通孔82b,82bに挿通させ、支柱2,2,・・・と横杆3,3,・・・を連結させれば、区画枠体11,12,・・・を容易に構成でき、その逆の手順で、区画枠体11,12,・・・を容易に分解することができるから、区画枠体11,12,・・・を構成し、分解する作業の時間及び労力を大幅に軽減することができる。
さらに、本発明の空間区画装置は、仕切りパネル4のみならず、カーテン5、吊棚6、ハンモック7も設置できるようにしたから、区画された空間の雰囲気を種々変えて、面白みを与えることができると共に、区画された空間を多用途に使用することができる。
尚、上記実施形態においては、4本の支柱2と4本の横杆3とを連結した区画枠体の基本単位1を縦横に連結して種々形態の区画枠体11,12,・・・を構成する場合について説明したが、図22に示すように、必ずしも、この基本単位1に捕らわれることなく、支柱2と横杆3とを適宜自由に連結して区画枠体を構成してもよい。
図22に示すように、支柱2を適宜間引くと共に、支柱2A,横杆3Aとして長さ寸法の異なるものを使用してもよく、横杆3A,3A同士を長さ方向に直接連結するものとしてもよい。
又、連結部Iを図15に示す連結構造とし、連結部IIを図18に示す連結構造とするというように、適宜連結構造を採用してもよい。又、一部において、支柱2よりも横杆3を突設させる、いわゆる片持ち梁構造を採用してもよい。
又、支柱2の溝部2a、横杆3の溝部3a内に電気配線等を敷設すれば、電気配線等が溝部2a、溝部3a内に隠れて、使用者に殆ど見えないため、極めて見栄えがよいものとなる。又、電気配線等が使用者、設備品等に触れないため、安全であると共に、断線等を防止することもできる。
又、横杆3の溝部3aに金属製薄板材31を固着し、仕切りパネル4、カーテン5、吊棚6に薄板状磁性体41,53,円盤状磁性体64を装備したが、その逆に、横杆3の溝部3aに薄板状磁性体を固着し、仕切りパネル4、カーテン5、吊棚6に金属製薄板材を装備してもよい。又、両者を吸着する極性の磁性体を使用してもよい。
さらに、本発明の空間区画装置は、固定的に設置される建築物の一部ではなく、可搬性を有する家具又は装置と見做され、建築基準法の適用外のものとなることから、使用者が設置、撤去、レイアウト変更等、自由に、かつ、便利に使用することができる。
1 区画枠体の基本単位
11,12,13A,13B,14 区画枠体
2 支柱
3 横杆
2a 溝部
3a 溝部
31 金属製薄板材
32 挿入溝部
33a 挿通孔
33b 挿通孔
4 仕切りパネル
41 薄板状磁性体
5 カーテン
51 横杆
52 帯状体
53 薄板状磁性体
6 吊棚
61 棚体
62 ワイヤー
63 可動金具
64 円盤状磁性体
7 ハンモック
8 連結金具
82a 嵌合用切欠部
82b 挿通孔
9 挿通ピン

Claims (7)

  1. 複数の支柱と、これら支柱を縦横に連結する複数の横杆と、前記支柱と前記横杆とを連結する連結金具と、から構成される区画枠体と、この区画枠体に設置される仕切りパネルと、から構成される空間区画装置であって、
    前記支柱は、木材を成形したものであって、その正面部、背面部、左右側面部に、長さ方向に溝部を形成してあり、
    前記横杆は、木材を成形したものであって、その底面部に、長さ方向に溝部を形成し、この溝部の底面に溝部の全長に亘って金属製薄板材を固着してあり、
    前記仕切りパネルは、木製又は厚紙製であって、その上面部に、長さ方向に薄板状磁性体を固着してあり、
    前記連結金具は、U字状に折曲した薄肉金属製板材であって、その正面部及び背面部には、先端部の上端部に嵌合用切欠部を、先端部の中間部に挿通孔を穿設してあり、
    前記支柱の上端部の側面に前記連結金具の側面部を固着し、
    前記横杆の一端部に、前記連結金具の正面部及び背面部を挿入できる狭幅の挿入溝部を形成し、前記連結金具の嵌合用切欠部及び挿通孔に対応する位置に挿通孔を形成し、
    前記連結金具の正面部及び背面部を前記横杆の挿入溝部に挿入させ、前記横杆の一の挿通孔に挿通させた挿通ピンを前記連結金具の嵌合用切欠部に嵌合させると共に、前記横杆の他の挿通孔に挿通させた挿通ピンを前記連結金具の挿通孔に挿通させて、前記支柱と前記横杆とを連結する
    ことを特徴とする空間区画装置。
  2. 前記区画枠体は、4本の支柱と、これら支柱を連結する4本の横杆とによって、区画枠体の基本単位が構成され、この基本単位を縦横に連結して種々形態の区画枠体が構成されるものであることを特徴とする請求項1に記載の空間区画装置。
  3. 前記区画枠体に設置される構成要素として、前記仕切りパネル以外に、カーテン、吊棚又はハンモックを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の空間区画装置。
  4. 前記仕切りパネルは、木製又は厚紙製であって、正面板と背面板とを上面板、下面板及び左右側面板によって連結し、内部を空洞としたものであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の空間区画装置。
  5. 前記カーテンは、木製の横杆に帯状体を垂下させたものであって、前記横杆の上面部には、上面部の全長に亘って薄板状磁性体を固着したものであることを特徴とする請求項3又は4に記載の空間区画装置。
  6. 前記吊棚は、木製の略H型を呈する複数の棚体を上下方向に配置し、ワイヤーによって吊下したものであって、前記ワイヤーには可動金具を配設し、この可動金具をワイヤーに沿って上下動させることによって、各棚体の上下方向位置を設定することができ、前記ワイヤーの上端部には円盤状磁性体をフックによって固定したものであることを特徴とする請求項3乃至5の何れか1項に記載の空間区画装置。
  7. 前記ハンモックは、両側部の紐状体に長尺幅広の布状体の両端部を垂下させたものであることを特徴とする請求項3乃至6の何れか1項に記載の空間区画装置。
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