JP6582709B2 - 印刷装置 - Google Patents
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Description
また、制御部は、次に用紙を搬送する距離である搬送距離を決定し、用紙が検知器により検知されている第一の場合、指定された用紙サイズに基づいて用紙の次の搬送距離が、用紙が挟持体からはずれる距離であるか否かを判定し、用紙が検知器により検知されていない第二の場合、用紙が検知されなくなったタイミングに基づいて推定した用紙サイズに基づいて用紙の次の搬送距離が、用紙が挟持体からはずれる距離であるか否かを判定する。そして、制御部は、搬送距離を挟持体から用紙が外れない距離であると判定した場合、キャリッジが搬送領域内に位置する状態で用紙を搬送距離だけ移動させ、搬送距離を挟持体から用紙が外れる距離であると判定した場合、キャリッジを搬送領域外に移動させた後、用紙を搬送距離だけ移動させる。
「用紙サイズ」とは、用紙の種類に応じた長さ以外にも、キャリッジの位置の基準となる原点から用紙後端(搬送経路における上流側の端)までの距離を示すオーバーライド量を含む概念である。
「搬送領域」とは、搬送機構によって搬送される用紙が通過する印刷装置内の空間を意味する。
「搬送領域外」とは、印刷装置内において上記の搬送領域以外の空間を意味する。
「挟持体」は、用紙を挟持するものであればどのようなものであってもよく、ローラーにより用紙を上下から挟むものや、他の機構を用いて挟持するものであってもよい。
「取得部」は、印刷データを取得する機能を備えるものであれどのようなものであってもよく、着脱可能な外部メモリと接続してこの外部メモリに記憶された印刷データを取得するものや、外部の端末やサーバーと有線または無線を介して接続し、この端末やサーバーが記憶する印刷データを取得するものであってもよい。
制御部が搬送距離を決定する手法は、印刷データに含まれる情報や、印刷データのを解析した結果に基づいて決定するものの他、画像が形成される用紙の位置に応じて決定されるものであってもよい。
1.第1の実施形態:
(1)印刷装置の構成
(2)印刷処理
(3)作用・効果
2.第2の実施形態:
3.第3の実施形態:
4.その他の実施形態:
(1)印刷装置の構成
図1は、印刷装置の構成を説明する図である。図2は、印刷装置の内部構成を示す斜視図である。
メモリアダプター12は、メインコントローラ20に接続されており、外部メモリ200に記憶された印刷データをメインコントローラ20に出力することができる。この第1の実施形態では、メモリアダプター12とメインコントローラ20とで、本発明の取得部が実現される。
この実施形態において搬送経路と記載するときは、給紙部51、搬送機構60、および排紙ローラー対81、82の順序で用紙が搬送される経路を意味するものとする。
なお、搬送機構60が第一搬搬送ローラー対61、62と第二搬送ローラー対63、64とを備えることは一例に過ぎず、搬送機構60が第二搬送ローラー対63、64のみを備える構成であってもよい。
次に、印刷装置100により実施される印刷処理を説明する。図3は、印刷処理においてメインコントローラ20が実行する処理を説明するフローチャートである。図4は、搬送機構60により搬送される用紙Pとキャリッジ70の移動とを説明する図である。図3において、メインコントローラ20はステップS4で用紙Pの有無を判定し、ステップS4の結果に応じてステップS5またはS6のいずれかの退避判定を選択する。
判定対象値DV1=用紙長さPL−Smap/原点間距離SO−累積送り量CR1
… (1)
Smap/原点間距離SOは、搬送方向D2でのニップ位置NPからキャリッジ70の原点SPまでの距離。累積送り量CR1は、印刷処理が開始されてから前回の搬送処理までの送り量Rの総和を示す。また、この累積送り量CR1には、頭出し処理における送り量を加えるものであってもよい。そのため、判定対象値DV1は、用紙サイズで示される用紙の搬送方向D2での長さから、用紙先端が検知器で検知されてから現在までの用紙の累積の搬送距離を引いた値を基に算出される第一の長さに相当する。
判定対象値DV2=センサー/Smap間距離SS−累積送り量CR2
… (2)
ここで、センサー/Smap間距離SSは、搬送方向D2における用紙センサー90からニップ位置NPまでの距離を示す。累積送り量CR2は、用紙センサー90が用紙Pを検知しなくなったタイミングからの送り量Rの総和を示す。そのため、判定対象値DV2は、用紙が検知されなくなったタイミングに基づいて推定した用紙サイズで示される用紙の搬送方向の長さから、用紙が検知されなくなったタイミングから現在までの用紙の累積の搬送距離を引いた値を基に算出される第二の長さに対応する。センサー/Smap間距離SSを用いる以外にも、用紙センサー90が用紙Pを検知しなくなったタイミングで、メインコントローラ20がオーバーライド量OVを取得し、このオーバーライド量を使用するものであってもよい。
以上説明したようにこの第一の実施形態では、挟持体の上流側に配置された用紙センサー90による用紙Pの検知結果に応じて、キャリッジを退避させる判定手法を切り替えるため、キャリッジ70の退避動作をより適切に行うことが可能となる。特に、はがきの宛名面の印刷において、用紙Pの先端PF側と用紙の後端PE側の間に画像が形成されない領域が多く、ホワイトスキップにより用紙Pの送り量Rの変化が顕著となる。このような場合でも、用紙Pの後端PE側が検知されているか否かに応じて、次の送り量Rが用紙Pをニップから外す距離であるか否かの判定を適切に行うことが可能となる。
この第2の実施形態では、メインコントローラ20は、用紙センサー90が用紙Pを検知する第一の場合では、印刷データに含まれる退避情報EIに基づいて用紙Pの送り量Rが、用紙がニップからはずれる距離であるか否かを判定する構成が第1の実施形態と異なる。この第2の実施形態においても、用紙センサー90が用紙を検知しない第二の場合では、退避情報EIを用いることなく、用紙Pが検知されなくなったタイミングに基づいて用紙の送り量Rが用紙Pをニップから外す距離であるか否かを判定する。
メインコントローラ20は、キャリッジ70を搬送領域外AOに移動させて用紙Pを搬送させた後に、再度、第二搬送ローラー対63、64から用紙が外れたか否かを判定するものであってもよい。そして、第二搬送ローラー対63、64から用紙Pが外れている場合、メインコントローラ20は、用紙Pの次の送り量Rがニップから外れる距離であるか否かの判断を行わず、第二搬送ローラー対63、64から用紙が外れていない場合、用紙Pの次の送り量Rが第二搬送ローラー対63、64から用紙Pが外れる距離であるか否かの判断を行う構成としてもよい。
本発明は様々な実施形態が存在する。
搬送機構60としてローラー対を用いたことは一例に過ぎず、用紙Pを挟持できる機構であれば、ローラー対以外にもどのようなものを用いてもよい。
また、用紙Pの浮き上がりが生じやすい両面印刷においてのみ、本実施形態にかかる退避処理を実行するものであってもよい。
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
Claims (6)
- 画像形成ヘッドを搭載したキャリッジと、
用紙を搬送する搬送機構と、
搬送中の用紙の有無を検知する検知器と、
前記キャリッジを前記用紙の搬送領域内と搬送領域外とに移動させるキャリッジ移動機構と、
印刷データを取得する取得部と、
用紙サイズの指定を受け付ける制御部と、を備え、
前記搬送機構は、前記キャリッジの上流側かつ前記検知器の下流側で用紙を挟持する挟持体を有し、
前記制御部は、次に用紙を搬送する距離である搬送距離を決定し、
前記用紙が前記検知器により検知されている第一の場合、指定された前記用紙サイズに基づいて用紙の次の搬送距離が、前記用紙が前記挟持体からはずれる距離であるか否かを判定し、
前記用紙が前記検知器により検知されていない第二の場合、前記用紙が検知されなくなったタイミングに基づいて推定した用紙サイズに基づいて用紙の次の搬送距離が、前記用紙が前記挟持体からはずれる距離であるか否かを判定し、
前記搬送距離を前記挟持体から前記用紙が外れない距離であると判定した場合、前記キャリッジが前記搬送領域内に位置する状態で前記用紙を前記搬送距離だけ移動させ、
前記搬送距離を前記挟持体から用紙が外れる距離であると判定した場合、前記キャリッジを前記搬送領域外に移動させた後、前記用紙を前記搬送距離だけ移動させる、ことを特徴とする印刷装置。 - 前記第一の場合、前記制御部は、前記指定された用紙サイズで示される用紙の搬送方向の長さから、用紙先端が前記検知器で検知されてから現在までの用紙の累積の搬送距離を引いた値を基に算出される第一の長さが、前記用紙の次の搬送距離よりも長ければ、前記用紙の次の搬送距離が前記挟持体から前記用紙が外れない距離であると判断し、
前記算出される第一の長さが次に用紙を搬送する搬送距離よりも短ければ、前記用紙の次の搬送距離が前記挟持体から用紙が外れる距離であると判断する、ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。 - 前記第二の場合、前記制御部は、前記用紙が検知されなくなったタイミングに基づいて推定した前記用紙サイズで示される用紙の搬送方向の長さから、前記用紙が検知されなくなったタイミングから現在までの用紙の累積の搬送距離を引いた値を基に算出される第二の長さが、前記用紙の次の搬送距離よりも長ければ、前記用紙の次の搬送距離が前記挟持体から前記用紙が外れない距離であると判断し、
前記算出される第二の長さが次に用紙を搬送する搬送距離よりも短ければ、前記用紙の次の搬送距離が前記挟持体から用紙が外れる距離であると判断する、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷装置。 - 前記取得部が取得する前記印刷データには、前記キャリッジを退避させるタイミングを示す退避情報が含まれており、
前記制御部は、前記第一の場合では、前記退避情報に基づいて、前記用紙の次の搬送距離が前記用紙が前記挟持体からはずれる距離であるか否かを判定し、
前記第二の場合では、前記退避情報を用いることなく、前記用紙の次の搬送距離が前記用紙が前記挟持体からはずれる距離であるか否かを判定する、ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。 - 前記制御部は、前記キャリッジを前記搬送領域外に移動させて前記用紙を搬送させた後は、前記挟持体から前記用紙がはずれる距離であるか否かの判定を行わない、ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の印刷装置。
- 前記制御部は、前記キャリッジを前記搬送領域外に移動させて前記用紙を搬送させた後に、前記挟持体から前記用紙が外れたか否かを判定し、
前記挟持体から前記用紙が外れている場合、前記用紙の次の搬送距離が前記挟持体から用紙が外れる距離であるか否かの判定を行わず、
前記挟持体から前記用紙が外れていない場合、前記用紙の次の搬送距離が前記挟持体から用紙が外れる距離であるか否かの判断を行う、ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の印刷装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2015158643A JP6582709B2 (ja) | 2015-08-11 | 2015-08-11 | 印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015158643A JP6582709B2 (ja) | 2015-08-11 | 2015-08-11 | 印刷装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017035833A JP2017035833A (ja) | 2017-02-16 |
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Family
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2015158643A Active JP6582709B2 (ja) | 2015-08-11 | 2015-08-11 | 印刷装置 |
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-
2015
- 2015-08-11 JP JP2015158643A patent/JP6582709B2/ja active Active
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