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JP6584056B2 - 布片折畳み装置、および布片折畳み装置の制御方法 - Google Patents
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JP6584056B2 - 布片折畳み装置、および布片折畳み装置の制御方法 - Google Patents

布片折畳み装置、および布片折畳み装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、布片折畳み装置、および布片折畳み装置の制御方法に関する。ランドリー工場などにおいては、シーツやタオル等の布片を、洗濯・アイロン掛け後に小さく折畳み、所定枚数ずつ積層させた状態でホテルや病院などに出荷するようにしている。本発明は、このような、布片を折畳む布片折畳み装置、および布片折畳み装置の制御方法に関する。
一般に布片折畳み装置は、布片を搬送する複数のコンベアと、コンベアで搬送されている布片を所定の折り位置で折畳む折装置とを備えている(例えば、特許文献1)。折装置は、折板と、折板を駆動させるアクチュエータとからなり、折板を2つのコンベアの接続部に向かって進退させるように構成されている。布片の折り位置がコンベアの接続部に達したタイミングで折板を駆動させ、布片の折り位置をコンベアの接続部に向かって突き込み、折畳まれた状態の布片をコンベアの接続部に進入させることで布片を折畳む。
従来の布片折畳み装置は、布片を折り畳む際に、折板をコンベアの接続部に突き込んだ状態で停止させていた。そのため、布片が折板を通過すると、折板とコンベアベルトとが直接接触し、コンベアベルトが擦れて劣化が早くなるという問題がある。
特開2007−105067号公報
本発明は上記事情に鑑み、折板との接触によるコンベアベルトの劣化を防止できる布片折畳み装置、および布片折畳み装置の制御方法を提供することを目的とする。または、本発明は、折り精度を向上できる布片折畳み装置、および布片折畳み装置の制御方法を提供することを目的とする。
第1発明の布片折畳み装置は、接続部に突き込まれた布片をそれらの間に移動させる2つのコンベアと、前記布片と接触する折板を前記接続部に向かって進退させる折装置と、前記折装置の動作を制御する制御装置と、を備え、前記折装置は、前記折板が、前記布片を前記接続部に突き込む突き込み位置と該接続部から最も離間する引き戻し位置との間の待機位置で、一時停止可能であり、前記制御装置は、前記折板を前記突き込み位置に移動させて、前記布片の折り位置を前記接続部に突き込み、前記布片の全体が2つの前記コンベアの間に移動する前に、前記折板を前記待機位置まで移動させて一時停止させることを特徴とする。
第2発明の布片折畳み装置は、接続部に突き込まれた布片をそれらの間に移動させる2つのコンベアと、前記布片と接触する折板を前記接続部に向かって進退させる折装置と、前記接続部から最も離間する引き戻し位置における前記折板と接触する位置に設けられた押さえ部材と、前記折装置の動作を制御する制御装置と、を備え、前記折装置は、前記折板が、前記布片を前記接続部に突き込む突き込み位置と前記引き戻し位置との間の待機位置で、一時停止可能であり、前記制御装置は、前記折板を前記待機位置で一時停止させ、前記折板を前記引き戻し位置に移動させて、前記布片の折り位置を該折板と前記押さえ部材とで押さえることを特徴とする。
第3発明の布片折畳み装置は、接続部に突き込まれた布片をそれらの間に移動させる2つのコンベアと、前記布片と接触する折板を前記接続部に向かって進退させる折装置と、前記折装置の動作を制御する制御装置と、を備え、前記折装置は、前記折板が、前記布片を前記接続部に突き込む突き込み位置と該接続部から最も離間する引き戻し位置との間の待機位置で、一時停止可能であり、前記制御装置は、前記折板を前記待機位置で一時停止させ、前記折板を前記突き込み位置に移動させて、前記布片の折り位置を前記接続部に突き込むことを特徴とする。
第4発明の布片折畳み装置は、第1、第2または第3発明において、前記折板を駆動させるアクチュエータがサーボアクチュエータであることを特徴とする。
第5発明の布片折畳み装置の制御方法は、布片折畳み装置の制御方法であって、前記布片折畳み装置は、接続部に突き込まれた布片をそれらの間に移動させる2つのコンベアと、前記布片と接触する折板を前記接続部に向かって進退させる折装置と、を備え、前記折板を、前記布片を前記接続部に突き込む突き込み位置に移動させて、前記布片の折り位置を前記接続部に突き込み、前記布片の全体が2つの前記コンベアの間に移動する前に、前記折板を前記突き込み位置と前記接続部から最も離間する引き戻し位置との間の待機位置まで移動させて一時停止させることを特徴とする。
第6発明の布片折畳み装置の制御方法は、布片折畳み装置の制御方法であって、前記布片折畳み装置は、接続部に突き込まれた布片をそれらの間に移動させる2つのコンベアと、前記布片と接触する折板を前記接続部に向かって進退させる折装置と、前記接続部から最も離間する引き戻し位置における前記折板と接触する位置に設けられた押さえ部材と、を備え、前記折板を、前記布片を前記接続部に突き込む突き込み位置と前記引き戻し位置との間の待機位置で一時停止させ、前記折板を前記引き戻し位置に移動させて、前記布片の折り位置を該折板と前記押さえ部材とで押さえることを特徴とする。
第7発明の布片折畳み装置の制御方法は、布片折畳み装置の制御方法であって、前記布片折畳み装置は、接続部に突き込まれた布片をそれらの間に移動させる2つのコンベアと、前記布片と接触する折板を前記接続部に向かって進退させる折装置と、を備え、前記折板を、前記布片を前記接続部に突き込む突き込み位置と該接続部から最も離間する引き戻し位置との間の待機位置で一時停止させ、前記折板を前記突き込み位置に移動させて、前記布片の折り位置を前記接続部に突き込むことを特徴とする。
第1発明によれば、布片を突き込んだ後の折板をコンベアから離れた待機位置で待機させるので、折板とコンベアベルトとが直接接触することがなく、折板との接触によるコンベアベルトの劣化を防止できる。
第2発明によれば、折板を待機位置から移動させて布片を押さえるので、突き込み位置から移動させる場合に比べて起動から布片との接触までの移動距離が短くなり、折り位置を精度よく押さえることができる。しかも、布片と接触するまでの折板の煽りが小さくなるので、折板の移動により生じる風が弱くなり布片の揺れを低減できる。その結果、折り精度を向上できる。
第3発明によれば、折板を待機位置から移動させて布片を突き込むので、引き戻し位置から移動させる場合に比べて起動から布片との接触までの移動距離が短くなり、折り位置を精度よく突き込むことができる。しかも、布片と接触するまでの折板の煽りが小さくなるので、折板の移動により生じる風が弱くなり布片の揺れを低減できる。その結果、折り精度を向上できる。
第4発明によれば、折板がサーボアクチュエータで駆動されるので、折板の位置制御が容易である。
第5発明によれば、布片を突き込んだ後の折板をコンベアから離れた待機位置で待機させるので、折板とコンベアベルトとが直接接触することがなく、折板との接触によるコンベアベルトの劣化を防止できる。
第6発明によれば、折板を待機位置から移動させて布片を押さえるので、突き込み位置から移動させる場合に比べて起動から布片との接触までの移動距離が短くなり、折り位置を精度よく押さえることができる。しかも、布片と接触するまでの折板の煽りが小さくなるので、折板の移動により生じる風が弱くなり布片の揺れを低減できる。その結果、折り精度を向上できる。
第7発明によれば、折板を待機位置から移動させて布片を突き込むので、引き戻し位置から移動させる場合に比べて起動から布片との接触までの移動距離が短くなり、折り位置を精度よく突き込むことができる。しかも、布片と接触するまでの折板の煽りが小さくなるので、折板の移動により生じる風が弱くなり布片の揺れを低減できる。その結果、折り精度を向上できる。
本発明の一実施形態に係る布片折畳み装置の前段部の側面図である。 同布片折畳み装置の後段部の正面図である。 本実施形態の第2折装置の説明図である。 表折における第2折装置の動作説明図(工程(1)、(2)、(3))である。 表折における第2折装置の動作説明図(工程(4)、(5)、(6))である。 表折における第2折装置の動作説明図(工程(7))である。 裏折における第2折装置の動作説明図(工程(1)、(2)、(3))である。 裏折における第2折装置の動作説明図(工程(4))である。 布片の折畳み方の説明図である。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
(布片)
本発明の一実施形態に係る布片折畳み装置Fは、シーツやタオル等の布片Yを図9に示すように折畳む。(A)まず、展張状態の布片Y0を長手方向に平行な3つの折り位置a、b、cでそれぞれ折畳んで4つ折り状にした後、(B)4つ折り状の布片Y1を長手方向の中央の折り位置dで2つ折りして8つ折り状にし、(C)8つ折り状の布片Y2を長手方向の中央の折り位置eで2つ折りして16折り状にし、(D)さらに16折り状の布片Y3を長手方向の中央の折り位置fで2つ折りして、(E)32折り状の布片Y4とする。
(布片折畳み装置)
布片折畳み装置Fは、展張状態の布片Y0を4つ折りする前段部1(図1参照)と、4つ折り状の布片Y1を32折り状の布片Y4にまで折畳む後段部2とからなる(図2参照)。
(前段部)
図1に示すように、前段部1には、布片Yを搬送する3つコンベア11〜13が備えられている。具体的には、ロールアイロナーなどから展張状態の布片Y0を受け取って後送させる第1コンベア11、第1コンベア11の下側搬送面に接触状態で設けられた第2コンベア12、第2コンベア12の下側搬送面に接触状態で設けられた第3コンベア13が備えられている。第3コンベア13は後段部2の第4コンベア14に接続されている。
また、前段部1には、上記コンベア11〜13のうちの2つのコンベアの接続部に布片Yを突き込む折装置31、32が備えられている。具体的には、第1コンベア11の終端と第2コンベア12の始端の接続部近傍に設けられた第1折装置31と、第2コンベア12の終端と第3コンベア13の始端の接続部近傍に設けられた第2折装置32とが備えられている。折装置31、32は、それぞれ折板31a、32aと、折板31a、32aを駆動させるアクチュエータとからなる。また、第2コンベア12の終端と第3コンベア13の始端の接続部と対向する位置には、第2折装置32の折板32aと協働して布片Y0を挟む押さえ部材36が設けられている。
第2折装置32のアクチュエータとしては、サーボモータやサーボシリンダなどのサーボアクチュエータが用いられる。
本実施形態の第2折装置32は、折板32aがアーム32bの先端に固定されている。アーム32bの基端部は軸支されており、折板32aが2つのコンベア12、13の接続部と押さえ部材36との間で揺動可能となっている。また、第2折装置32は、サーボモータ32cを備えており、その回転軸にアーム32dが固定されている。アーム32dの先端とアーム32bの中間位置はロッド32eで連結されている。そのため、サーボモータ32cを正逆回転させることで折板32aを揺動させ、折板32aを2つのコンベア12、13の接続部に向かって進退させることができる。
他の実施形態として、ロッド32eに代えて、タイミングベルトを用いてもよい。この場合、アーム32bの基端部およびサーボモータ32cの回転軸にはそれぞれプーリーが設けられ、それらプーリーにタイミングベルトが掛け回される。なお、プーリーをスプロケットに代えて、タイミングベルトを無端ローラチェーンとしてもよい。
サーボモータ32cに代えて、他のサーボアクチュエータ、例えばサーボシリンダを用いてもよい。この場合、サーボシリンダのピストンロッドがアーム32bの中間位置にピン連結されている。サーボシリンダを伸縮することで折板32aを揺動させ、折板32aを2つのコンベア12、13の接続部に向かって進退させることができる。
サーボアクチュエータは位置制御が容易である。以上のように第2折装置32のアクチュエータをサーボアクチュエータとすることで、折板32aがサーボアクチュエータで駆動されるので、折板32aの位置制御が容易である。
(後段部)
図2に示すように、後段部2には、布片Yを搬送する8つコンベア14〜21が備えられている。具体的には、前段部1の第3コンベア13に接続された第4コンベア14、第4コンベア14の中央下方に互いの搬送面が対向するように設けられた第5コンベア15および第6コンベア16、それら第5、第6コンベア15、16の下方に設けられた第7コンベア17および第8コンベア18、第7コンベア17に接続し第8コンベア18の下方に設けられた第9コンベア19、第9コンベア19の終端上方に互いの搬送面が対向するように設けられた第10コンベア20および第11コンベア21が備えられている。
また、後段部2には、上記コンベア14〜21のうちの2つのコンベアの接続部に布片Yを突き込む折装置33〜35が備えられている。具体的には、第5コンベア15の始端と第6コンベア16の始端の接続部近傍に設けられた第3折装置33と、第7コンベア17と第8コンベア18の接続部近傍に設けられた第4折装置34と、第10コンベア20の始端と第11コンベア21の始端の接続部近傍に設けられた第5折装置35とが備えられている。折装置33、34、35は、それぞれ折板33a、34a、35aと、折板33a、34a、35aを駆動させるアクチュエータとからなる。
第7コンベア17と第8コンベア18の接続部には隙間が開いており、その隙間を開閉する乗継板37が設けられている。この乗継板37はサーボアクチュエータやエアシリンダなどのアクチュエータによって進退され、第7コンベア17と第8コンベア18の接続部の隙間を開閉できるようになっている。
第10コンベア20と第11コンベア21の終端には、一対のゲート板41、41と、両ゲート板41、41を開閉する開閉装置42と、両ゲート板41、41上に折畳み布片Y4を送込むための送込コンベア43とが備えられている。
図1に示すように、布片折畳み装置Fは制御装置50を備えている。制御装置50は、CPUやメモリなどで構成されており、コンベア11〜21や折装置31〜35の動作を制御するものである。
図3に示すように、第2折装置32は、そのサーボモータ32cの動作が制御装置50で制御されることにより、折板32aが突き込み位置Iと引き戻し位置IIとの間の待機位置IIIで一時停止可能となっている。ここで、突き込み位置Iとは、折板32aが第2コンベア12の終端と第3コンベア13の始端の接続部に最も接近する位置である。また、引き戻し位置IIとは、折板32aが第2コンベア12の終端と第3コンベア13の始端の接続部から最も離間する位置である。引き戻し位置IIでは、折板32aの裏面と押さえ部材36とが接触する。換言すれば、押さえ部材36は、引き戻し位置IIにおける折板32aと接触する位置に設けられている。
(布片の折畳み方法)
つぎに、布片折畳み装置Fによる布片Yの折畳み方法について説明する。
まず、展張状態の布片Y0は一枚ずつ前段部1の第1コンベア11に供給される。そして、第1から第3コンベア11〜13で搬送される途中で第1折装置31および第2折装置32によって4つ折り状の布片Y1にされ、後段部2の第4コンベア14に搬送される。この前段部1による折畳み方法の詳細は後述する。
つぎに、4つ折り状の布片Y1は、後段部2において第4から第11コンベア14〜21で搬送される途中で第3、第4、第5折装置33、34、35によって32折り状の布片Y4にまで折畳まれる。
そして、所定小面積に折畳まれた布片Y4はゲート板41、41から排出され、所定枚数ずつ積層される。
つぎに、前段部1による布片Yの折畳み方法の詳細について説明する。前段部1の動作は、「表折」と「裏折」の2種類の動作がある。ここで、「表折」とは、布片Yを32折り状とした場合に、布片Yの表面が外側に現れる折畳み方である。また、「裏折」とは、布片Yを32折り状とした場合に、布片Yの裏面が外側に現れる折畳み方である。
(表折)
まず、表折の場合を説明する。
図1に示すように、第1折装置31は、常に折板31aを第1コンベア11と第2コンベア12の接続部に突き込んだ状態としている。そのため、第1コンベア11上を搬送された展張状態の布片Y0は、そのままの状態で搬送方向が変えられ、第1コンベア11と第2コンベア12の間を通り第2折装置32の位置まで搬送される。
図4から図6に示すように、制御装置50は第2折装置32を以下ように動作させる。
(1)第1コンベア11と第2コンベア12の間を通った展開状態の布片Y0は、その前部が第2コンベア12の終端から垂れ下がるように排出される。このとき、折板32aは待機位置IIIで待機(一時停止)しており、折板32aの裏面側(図4における左側)に布片Y0が垂れ下がる。すなわち、待機位置IIIは、次ステップにおける折板32aの移動方向に布片Y0が存在する位置であり、表折動作においては布片Y0の排出位置と突き込み位置Iと間の位置である。
(2)所定のタイミングで折板32aを引き戻し位置IIに向かって移動させる。そうすると、移動の途中で折板32aの裏面と布片Y0とが接触する。折板32aを待機位置IIIから移動させて布片Y0と接触させるので、従来のように突き込み位置Iから移動させる場合に比べて、折板32aの起動から布片Y0との接触までの移動距離が短くなる。
(3)折板32aが引き戻し位置IIに達すると、布片Y0の前縁から1/4の折り位置(図9(A)における折り位置a)が折板32aと押さえ部材36とで押さえられる。
このように、折板32aを待機位置IIIから移動させて布片Y0を押さえるので、折板32aの起動(1)から布片Y0との接触(2)までの移動距離が短くなる。そのため、折板32aの移動時間の変動が少なくなり、折り位置を精度よく押さえることができる。しかも、布片Y0と接触するまでの折板32aの煽りが小さくなるので、折板32aの移動により生じる風が弱くなり布片Y0の揺れを低減できる。その結果、折り精度を向上できる。
(4)折板32aと押さえ部材36とで布片Y0が押さえられた状態で、布片Y0がさらに排出されると、布片Y0の中間部分が折板32aの正面側(図5における右側)にU字状に垂れ下がる。
(5)所定のタイミングで折板32aを突き込み位置Iに向かって移動させる。そうすると、移動の途中で折板32aの先端と布片Y0とが接触する。
(6)折板32aが突き込み位置Iに達すると、布片Y0の前縁から3/4の位置(図9(A)における折り位置c)が第2コンベア12と第3コンベア13の接続部に突き込まれる。これにより、布片Y0が4つ折りされ、4つ折り状の布片Y1となる。
(7)布片Y0の突き込みが完了した後、折板32aを待機位置IIIまで移動させて一時停止させる。ここで、折板32aを待機位置IIIに移動させるタイミングは、折板32aが布片Y1と接触している間とする。すなわち、布片Y1の全体が第2コンベア12と第3コンベア13の間に移動する前のタイミングである。
このように、布片Y1を突き込んだ後の折板32aをコンベア12、13から離れた待機位置IIIで待機させるので、折板32aとコンベアベルトとが直接接触することがない。そのため、折板32aとの接触によるコンベアベルトの劣化を防止できる。
(裏折)
つぎに、裏折の場合を説明する。
第1コンベア11上を搬送された展張状態の布片Y0は、第1折装置31により中央の折り位置(図9(A)における折り位置b)で2つ折り状にされた後、第1コンベア11と第2コンベア12の間を通り第2折装置32の位置まで搬送される。
図7および図8に示すように、制御装置50は第2折装置32を以下ように動作させる。
(1)第1コンベア11と第2コンベア12の間を通った2つ折状の布片Y0’は、その前部が第2コンベア12の終端から垂れ下がるように排出される。このとき、折板32aは待機位置IIIで待機(一時停止)しており、折板32aの表面側(図7における右側)に布片Y0’が垂れ下がる。すなわち、待機位置IIIは、次ステップにおける折板32aの移動方向に布片Y0’が存在する位置であり、裏折動作においては布片Y0の排出位置と引き戻し位置IIと間の位置である。
(2)所定のタイミングで折板32aを突き込み位置Iに向かって移動させる。そうすると、移動の途中で折板32aの先端と布片Y0’とが接触する。折板32aを待機位置IIIから移動させて布片Y0と接触させるので、従来のように引き戻し位置IIから移動させる場合に比べて、折板32aの起動から布片Y0との接触までの移動距離が短くなる。
(3)折板32aが突き込み位置Iに達すると、布片Y0’の前縁から1/2の位置(図9(A)における折り位置aおよびc)が第2コンベア12と第3コンベア13の接続部に突き込まれる。これにより、布片Y0’が2つ折りされ、4つ折り状の布片Y1となる。
このように、折板32aを待機位置IIIから移動させて布片Y0’を突き込むので、折板32aの起動(1)から布片Y0’との接触(2)までの移動距離が短くなる。そのため、折板32aの移動時間の変動が少なくなり、折り位置を精度よく突き込むことができる。しかも、布片Y0’と接触するまでの折板32aの煽りが小さくなるので、折板32aの移動により生じる風が弱くなり布片Y0’の揺れを低減できる。その結果、折り精度を向上できる。
(4)布片Y0の突き込みが完了した後、折板32aを待機位置IIIまで移動させて一時停止させる。ここで、折板32aを待機位置IIIに移動させるタイミングは、折板32aが布片Y1と接触している間とする。すなわち、布片Y1の全体が第2コンベア12と第3コンベア13の間に移動する前のタイミングである。
このように、布片Y1を突き込んだ後の折板32aをコンベア12、13から離れた待機位置IIIで待機させるので、折板32aとコンベアベルトとが直接接触することがない。そのため、折板32aとの接触によるコンベアベルトの劣化を防止できる。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、サーボアクチュエータ32cを制御装置50で制御することにより、折板32aを待機位置IIIで一時停止可能としたが、他の構成により折板32aを待機位置IIIで一時停止可能としてもよい。例えば、ステッピングモータを制御装置で制御する構成としてもよい。また、エアシリンダや水圧シリンダ、油圧シリンダを制御装置で制御する構成としてもよい。ただし、サーボアクチュエータやステッピングモータの方が、折板32aの位置制御が容易である。また、テレスコピック形シリンダを用いるなど、機構により待機位置IIIでの一時停止を可能としてもよい。
F 布片折畳み装置
1 前段部
2 後段部
11〜21 コンベア
31〜35 折装置
31a〜35a 折板
32b アーム
32c サーボモータ
32d アーム
32e ロッド
36 押さえ部材
50 制御装置

Claims (7)

  1. 接続部に突き込まれた布片をそれらの間に移動させる2つのコンベアと、
    前記布片と接触する折板を前記接続部に向かって進退させる折装置と、
    前記折装置の動作を制御する制御装置と、を備え、
    前記折装置は、前記折板が、前記布片を前記接続部に突き込む突き込み位置と該接続部から最も離間する引き戻し位置との間の待機位置で、一時停止可能であり、
    前記制御装置は、
    前記折板を前記突き込み位置に移動させて、前記布片の折り位置を前記接続部に突き込み、
    前記布片の全体が2つの前記コンベアの間に移動する前に、前記折板を前記待機位置まで移動させて一時停止させる
    ことを特徴とする布片折畳み装置。
  2. 接続部に突き込まれた布片をそれらの間に移動させる2つのコンベアと、
    前記布片と接触する折板を前記接続部に向かって進退させる折装置と、
    前記接続部から最も離間する引き戻し位置における前記折板と接触する位置に設けられた押さえ部材と、
    前記折装置の動作を制御する制御装置と、を備え、
    前記折装置は、前記折板が、前記布片を前記接続部に突き込む突き込み位置と前記引き戻し位置との間の待機位置で、一時停止可能であり、
    前記制御装置は、
    前記折板を前記待機位置で一時停止させ、
    前記折板を前記引き戻し位置に移動させて、前記布片の折り位置を該折板と前記押さえ部材とで押さえる
    ことを特徴とする布片折畳み装置。
  3. 接続部に突き込まれた布片をそれらの間に移動させる2つのコンベアと、
    前記布片と接触する折板を前記接続部に向かって進退させる折装置と、
    前記折装置の動作を制御する制御装置と、を備え、
    前記折装置は、前記折板が、前記布片を前記接続部に突き込む突き込み位置と該接続部から最も離間する引き戻し位置との間の待機位置で、一時停止可能であり、
    前記制御装置は、
    前記折板を前記待機位置で一時停止させ、
    前記折板を前記突き込み位置に移動させて、前記布片の折り位置を前記接続部に突き込む
    ことを特徴とする布片折畳み装置。
  4. 前記折板を駆動させるアクチュエータがサーボアクチュエータである
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の布片折畳み装置。
  5. 布片折畳み装置の制御方法であって、
    前記布片折畳み装置は、
    接続部に突き込まれた布片をそれらの間に移動させる2つのコンベアと、
    前記布片と接触する折板を前記接続部に向かって進退させる折装置と、を備え、
    前記折板を、前記布片を前記接続部に突き込む突き込み位置に移動させて、前記布片の折り位置を前記接続部に突き込み、
    前記布片の全体が2つの前記コンベアの間に移動する前に、前記折板を前記突き込み位置と前記接続部から最も離間する引き戻し位置との間の待機位置まで移動させて一時停止させる
    ことを特徴とする布片折畳み装置の制御方法。
  6. 布片折畳み装置の制御方法であって、
    前記布片折畳み装置は、
    接続部に突き込まれた布片をそれらの間に移動させる2つのコンベアと、
    前記布片と接触する折板を前記接続部に向かって進退させる折装置と、
    前記接続部から最も離間する引き戻し位置における前記折板と接触する位置に設けられた押さえ部材と、を備え、
    前記折板を、前記布片を前記接続部に突き込む突き込み位置と前記引き戻し位置との間の待機位置で一時停止させ、
    前記折板を前記引き戻し位置に移動させて、前記布片の折り位置を該折板と前記押さえ部材とで押さえる
    ことを特徴とする布片折畳み装置の制御方法。
  7. 布片折畳み装置の制御方法であって、
    前記布片折畳み装置は、
    接続部に突き込まれた布片をそれらの間に移動させる2つのコンベアと、
    前記布片と接触する折板を前記接続部に向かって進退させる折装置と、を備え、
    前記折板を、前記布片を前記接続部に突き込む突き込み位置と該接続部から最も離間する引き戻し位置との間の待機位置で一時停止させ、
    前記折板を前記突き込み位置に移動させて、前記布片の折り位置を前記接続部に突き込む
    ことを特徴とする布片折畳み装置の制御方法。
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