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JP6585945B2 - カーテンフック - Google Patents
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JP6585945B2 - カーテンフック - Google Patents

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本発明は、カーテンランナーに係止するフックを有し、カーテンの止着部に挿入して取り付ける挿入杆と略U字状湾曲部を介して連設してなる主杆を有するカーテンフックに関するもので、特にカーテンに取り付けた状態において、カーテン上部の見栄え等を改善するカーテンフックに関するものである。
従来、カーテンランナーにカーテンを吊り下げる場合には、例えば特許文献1に示す様なカーテンフックを利用していた。このカーテンフックは、ヘッドレールに案内されて移動自在に吊り下げられるランナーにカーテン生布を連結するものであり、カーテン生布を係止可能な係止部と、上下方向にわたって複数形成される第1係合部と、を有する本体と、前記本体の前記第1係合部と係合可能な第2係合部と、前記ランナーに掛止め可能な略逆「U」字状の掛止部と、を有しており、前記本体に沿って上下方向に移動可能であるフック体と、を有し、前記本体には、前記本体に前記フック体を固定するとともに、前記フック体の前記掛止部の開放側端部を覆うように構成されているフックカバーが、着脱可能に設けられている、ことを特徴としている。
特開平8−266393号公報
しかし、従来のカーテンフック400を使用すると、図5に示すように、カーテン上部がカーテン本体に対して前傾になってしまう問題があった。これは、カーテンの止着部にカーテンフック400を挿入した場合に、カーテンランナー310に係止しているフック451の部分と、カーテン止着部端面を支えている略U字状湾曲部420との鉛直方向にずれが発生してしまい、略U字状湾曲部420がフック451の鉛直下方向にもぐり込むようにカーテンフック400が回転してしまうためである。
このため、従来のカーテンフック400を使用すると、カーテン上部の見栄えが悪くなると共に、カーテンレール300とカーテン上部の間に隙間が広がることから、防音・遮光・室内保温の観点からも好ましくなかった。本発明に係るカーテンフックはこれらの課題を解決するものである。
本発明に係るカーテンフックは、カーテンの止着部に挿入して取り付ける挿入杆と、
前記挿入杆と略U字状湾曲部を介して連設してなる主杆と、
上部にはカーテンランナーに係止するフックと下部には爪部を有し、前記主杆と連設してなるフック体と、
を有するカーテンフックにおいて、
前記主杆は、第1主杆と第2主杆からなり、
前記第1主杆は、前記挿入杆と略U字状湾曲部を介して連設しており、
前記第2主杆は、前記第1主杆に対して角度をなして前記第1主杆に連設されており、
前記第2主杆の紙面鉛直方向に対向する面に形成された係合突起に対して、前記フック体の爪部を係合することができるラチェット構造である。
好ましくは、前記第1主杆は、該第1主杆の前面及び/又は背面に形成された係合突起に対して、前記フック体の爪部が係合することができるラチェット構造である。
また好ましくは、前記第1主杆は、前記挿入杆に対向し、かつ前記第1主杆から前記第2主杆及び略U字状湾曲部に沿って形成されたひれ部を有しており、前記ひれ部は前記第1主杆より断面が小さいことである。
また好ましくは、前記ひれ部の上部及び/又は前記第1主杆の上部から、前記挿入杆方向に突設された鉤状の十手部を有することである。
また好ましくは、前記第1主杆と、前記第2主杆との角度が、35〜65度である。
また好ましくは、前記第1主杆と、前記第2主杆との角度が、40〜50度である。
本発明に係るカーテンフックは、主杆が第1主杆と第2主杆からなり、第1主杆は、挿入杆と略U字状湾曲部を介して連設しており、第2主杆は、第1主杆に対して角度をなして第1主杆に連設されている。そのため、フックがカーテン止着部端面を支えている略U字状湾曲部の上方に位置することができる。よって、カーテンランナーに係止しているフックの部分と、略U字状湾曲部との鉛直方向のずれが軽減されることから、カーテンフックが回転しにくくなり、カーテン上部の前傾を抑えることができる。
カーテン上部の前傾を抑えると、カーテン上部はより鉛直に近くなるため、見栄えを良くすることができる。また、カーテン上部とカーテンレールとの隙間が狭くなることにより、遮光効果が向上する。同様に、カーテン上部とカーテンレールとの隙間が狭くなることにより、外部の空気が直接流入する面積が狭くなることになり、室内の保温効果が向上する。同様に、カーテン上部とカーテンレールとの隙間が狭くなることにより、外部の音が空気伝播される面積が狭くなることになることから、室内の防音効果が向上する。
さらに、前記第1主杆が、フック体の爪部と係合できることにより、第1主杆にフック体を係合すれば、いわゆるB吊りに対しても本発明に係るカーテンフックを使用することができる。
なお、一般に、カーテンのランナーに対する吊り方は、A吊りとB吊りの2通りがある。A吊りは、カーテン上縁の高さをランナー下端の高さと略一致させる吊り方であり、B吊りはカーテン上縁の高さをランナー下端の高さよりもカーテンフックの上下幅の略半分だけ高くする吊り方である。
さらに、ひれ部があることにより、挿入杆とひれ部でカーテンの止着部を挟み込むことができ、安定してカーテンを支持することができる。また、ひれ部を第1主杆より板厚を薄くすることにより、カーテンの止着部を挿入杆に差し込みやすくすることができる。また、ひれ部の板厚を薄くすることで、挿入杆を差し込んだ後も、カーテンにしっかりと食い込むため、カーテンとカーテンフックがずれにくくなる。さらに、板厚が薄いことにより、樹脂材料の削減をすることができコストを抑えることができる。
図7に示すように、従来のカーテンフックにおいて、カーテンランナーにカーテンフックを吊り下げた自然状態ではカーテンフックの鉛直方向の傾きは10.16度である。そのため、少なくとも10.16度以上の傾きを修正する必要がある。
本発明に係るカーテンフックでは、第1主杆と第2主杆との角度(図8に示す)によりこの傾きを修正している。第1主杆と第2主杆との角度が10.16度未満では、カーテンフック自体が前傾姿勢になるために効果を実感しにくい。また、第1主杆と第2主杆との角度が90度より大きくなるとフックがカーテンランナーに係止することが難しくなることがあり、カーテンフックの機能を損ねる可能性がある。
そのため、第1主杆と第2主杆との角度が10.16〜90度であれば、カーテンフックの鉛直方向の傾きを修正することがすることができると共に、フックがカーテンランナーに適切に係止することができる。また、アジャスターフックの形状や寸法がある程度変化しても、アジャスターによる上下方向の調整幅の確保や、カーテン上部の傾きを抑えるためには、第1主杆と第2主杆との角度は35〜65度が好ましい。
さらに、第1主杆と第2主杆との角度が40〜50度であれば、アジャスターによる上下方向の調整幅を確保しつつも、フックがカーテン止着部端面の略上方に位置することが容易になるため、カーテン上部の傾きをより抑えることができる。
本発明の第一の実施例におけるカーテンフックを示す正面図である。 図1におけるカーテンフックのA―A’線切断部端面図である。 図1におけるカーテンフックのB―B’線切断部端面図である。 図1におけるC方向から見た第2主杆の矢視図である。 従来のカーテンフックの使用状態を示す図である。 本発明の第一の実施例におけるカーテンフックの使用状態を示す図である。 従来のカーテンフックの鉛直方向の傾きを示す図である。 図1におけるカーテンフックの第1主杆と第2主杆との角度を示す図である。 本発明の第二の実施例におけるカーテンフックを示す正面図である。 本発明の第三の実施例におけるカーテンフックを示す正面図である。
本発明の第一の実施例におけるカーテンフックの構成を以下に説明する。
図1は、本発明の第一の実施例におけるカーテンフックの正面図を示す。図2は、図1におけるカーテンフックのA―A’線切断部端面図を示す。図3は、図1におけるカーテンフックのB―B’線切断部端面図を示す。図4は、図1におけるC方向から見た第2主杆の矢視図を示す。
図1のカーテンフック100は、挿入杆10と、その挿入杆10と略U字状湾曲部20を介して連設してなる第1主杆31と、その第1主杆31において略U字状湾曲部20と連設している他端側で連設してなる第2主杆32と、第2主杆32に係合しているフック体50からなる。
挿入杆10はカーテン200の止着部に挿入することを目的とし、カーテン200の止着部に挿入後は主に挿入杆内面11によってカーテン200を支持する。また、挿入杆10の自由端12を第1主杆31と反対側に反り返えらせておけば、カーテン200の止着部に対する挿入杆10の挿入が容易となる。
主杆30は、第1主杆31と第2主杆32からなる。第2主杆32は、図4に示すように、前後に鍔部32a、32bを有する断面略H字状であり、前方鍔部32aの背面に複数の下向き突起32cが連続的に形成されている。爪部52は前方鍔部32aを抱え込むように装着され、下向き突起32cとラチェット式に係合する爪を有しており、下方にのみ摺動可能に装着される。なお、この構成はアジャスター式フックとして公知である。
ひれ部40は、第1主杆31と挿入杆10の間に配設され、カーテン200の止着部に挿入杆10を挿入した際にカーテン200を支持する。具体的には、挿入杆10に対向し、かつ第1主杆31から第2主杆32及び略U字状湾曲部20に沿って形成される。ひれ部内面41と挿入杆内面11との角度の絶対値が、0°〜10°になるようにひれ部内面41が形成されていれば、挿入杆10にカーテン200の止着部を挿入しやすく、かつ、挿入後もカーテン200を支持することが容易となる。
また、図2に示すように、ひれ部40の板厚は、第1主杆31の板厚より薄く形成されている。ひれ部40を第1主杆31より板厚を薄くすることにより、カーテン200の止着部を挿入杆10に差し込みやすくすることができる。また、ひれ部40の板厚を薄くすることで、挿入杆10を差し込んだ後も、カーテン200にしっかりと食い込むため、カーテン200とカーテンフック100がずれにくくなる。さらに、板厚が薄いことにより、樹脂材料の削減をすることができコストを抑えることができる。カーテン200の止着部に対しての挿入杆10への差し込みやすさや、ひれ部40の強度を考慮すると、ひれ部40の板厚は1mm〜5mmが好ましい。さらに好ましくは2mm〜4mmである。
フック体50は、カーテンランナー310に係止するフック51と爪部52からなる。爪部52は前述の通り、下向き突起32cとラチェット式に係合する。
次に、本発明の第二の実施例におけるカーテンフックについて説明する。図9は、本発明の第二の実施例におけるカーテンフックを示す。
図9に示す通り、第二の実施例のカーテンフック101は、第一の実施例のカーテンフック100にさらに十手部60が形成されたカーテンフックである。十手部60は、ひれ部40の上部から、挿入杆10方向に突設された鉤状に形成されている。十手部60は、カーテン200の止着部に挿入されることにより、挿入杆10と同様にカーテン200を支持することができる。カーテン200を挿入杆10と十手部60により支持することができるため、カーテンの重みで挿入杆10が主杆30と逆方向に弾性変形してしまうことを防ぐことができる。挿入杆10が弾性変形してしまえば、それに伴いカーテンフック101の重心が変わりカーテンフック101が前傾姿勢になる。十手部60があることにより、挿入杆10の弾性変形を防ぐと共に、カーテンフック101の前傾姿勢を防ぐことができる。なお、十手部60は、ひれ部40の上部のみならず、第1主杆31の上部や、ひれ部40及び第1主杆31の上部から挿入杆10方向に突設して形成してもよい。また、十手部60の鉤状の先端を第1主杆31と反対側に反り返らせることにより、カーテン止着部に挿入する際の作業性を良くすることができる。十手部60が形成されたカーテンフック101を使用する場合は、十手部60を挿入する挿入口をカーテン200の止着部に別途形成する必要がある。
次に、本発明の第三の実施例におけるカーテンフックについて説明する。図10は、本発明の第三の実施例におけるカーテンフックを示す。
図10に示す通り、第三の実施例のカーテンフック102は、第二の実施例のカーテンフック101にさらに第1主杆31がフック体50の爪部52と係合できるように、第1主杆31の紙面鉛直方向に対向する面に係合突起が形成されている。第1主杆31にも係合突起があることにより、ラチェット構造になることで、いわゆるB吊りに対しても本発明のカーテンフックを使用することができる。
また、第1主杆31の係合突起にフック体50を挿入させる際に、第1主杆のフック体挿入部31aの板厚を薄くすることにより、スムーズにフック体50を挿入し、第1主杆31に係合させることができる。
次に、本発明の第一の実施例におけるカーテンフックの使用方法を説明する。図6は、本発明の第一の実施例におけるカーテンフックの使用状態を示す。
本発明の第一の実施例におけるカーテンフック100の使用方法は、従来のカーテンフック400の使用方法と共通している。具体的には、カーテン200の止着部に挿入杆10を挿入し、フック51をカーテンランナー310に係止させることで、カーテン200を支持することができる。また、カーテンフック100の高さの調節を行う際には、ラチェット式のフック体50を下方向に摺動させることで可能となる。
本発明の第二の実施例におけるカーテンフック101の使用方法は、挿入杆10と共に十手部60をカーテン止着部に挿入する必要があるが、その他は第一の実施例におけるカーテンフック100の使用方法と共通している。
本発明の第三の実施例におけるカーテンフック102の使用方法は、A吊りの場合は、第2主杆32にフック体50を係合させる必要がある。B吊りの場合は、第1主杆31にフック体50を係合させる必要がある。それぞれの目的にあわせて、フック体50を第1主杆31又は第2主杆フック32に係合させた後は、第二の実施例におけるカーテンフック101の使用方法と共通している。
本発明の第一の実施例におけるカーテンフック又は第二の実施例におけるカーテンフックを使用することで、カーテン上部は、図6のように垂直に近づくため、見栄えが良くなり、防音・遮光・室内保温などの効果も向上する。
本発明のカーテンフックは、従来のカーテンフックに比べ、見栄え・防音・遮光・室内保温を改善させるものであるにもかかわらず、樹脂材料費などの製造コストはほとんど変わらない。また、使用方法も従来のカーテンフックと共通しているため、使用者が使用方法を迷うこともほとんどない。これらの点においても、本発明のカーテンフックは非常に優れている。

10 挿入杆
11 挿入杆内面
12 自由端
20 略U字状湾曲部
30 主杆
31 第1主杆
32 第2主杆
32a,32b 鍔部
32c 下向き突起
40 ひれ部
41 ひれ部内面
50 フック体
51 フック
52 爪部
60 十手部
100 第一の実施例におけるカーテンフック
101 第二の実施例におけるカーテンフック
102 第三の実施例におけるカーテンフック
200 カーテン
300 カーテンレール
310 カーテンランナー
400 従来のカーテンフック
420 従来のカーテンフックの略U字状湾曲部
451 従来のカーテンフックのフック


Claims (6)

  1. カーテンの止着部に挿入して取り付ける挿入杆と、
    前記挿入杆と略U字状湾曲部を介して連設してなる主杆と、
    上部にはカーテンランナーに係止するフックと下部には爪部を有し、前記主杆と連設してなるフック体と、
    を有するカーテンフックにおいて、
    前記主杆は、第1主杆と第2主杆からなり、
    前記第1主杆は、前記挿入杆と略U字状湾曲部を介して連設しており、
    前記第2主杆は、前記第1主杆に対して角度をなして前記第1主杆に連設されており、
    前記第2主杆の紙面鉛直方向に対向する面に形成された係合突起に対して、前記フック体の爪部を係合することができるラチェット構造であることを特徴とするカーテンフック。
  2. 前記第1主杆は、該第1主杆の紙面鉛直方向に対向する面に形成された係合突起に対して、前記フック体の爪部が係合することができるラチェット構造であることを特徴とする請求項1記載のカーテンフック。
  3. 前記第1主杆は、前記挿入杆に対向し、かつ前記第1主杆から前記第2主杆及び略U字状湾曲部に沿って形成されたひれ部を有しており、前記ひれ部は前記第1主杆より断面が小さいことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のカーテンフック。
  4. 前記ひれ部の上部及び/又は前記第1主杆の上部から、前記挿入杆方向に突設された鉤状の十手部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のカーテンフック。
  5. 前記第1主杆と、前記第2主杆との角度が、35〜65度であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のカーテンフック。
  6. 前記第1主杆と、前記第2主杆との角度が、40〜50度であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のカーテンフック。


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